JPH0820124B2 - 熱媒体液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造体 - Google Patents
熱媒体液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造体Info
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- JPH0820124B2 JPH0820124B2 JP3229829A JP22982991A JPH0820124B2 JP H0820124 B2 JPH0820124 B2 JP H0820124B2 JP 3229829 A JP3229829 A JP 3229829A JP 22982991 A JP22982991 A JP 22982991A JP H0820124 B2 JPH0820124 B2 JP H0820124B2
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- heat
- heat exchange
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱媒体液の動きを拘束
して適正に流下させる目的で使用する、熱媒体液の流下
規正性能を備えた熱交換積層構造体に係る。
して適正に流下させる目的で使用する、熱媒体液の流下
規正性能を備えた熱交換積層構造体に係る。
【0002】
【従来の技術】本件出願の発明者は、長年にわたり流下
する熱媒体液の流下規正管理技術についての研究に携わ
り、数々の製品の試作を行ってきた。初期の管理技術に
は、熱媒体液を細かく葉脈状に分離した状態で熱交換面
に沿って流下させる方法が採用されている。流下する熱
媒体液を細かく分離して比較的少量の液体を熱交換面全
面に広げ効率のよい熱交換を行う技術として、代表的な
ものに、本件出願人と同一の名義人による特開昭58−
205056号(特公平5−41902号)がある。こ
の種の葉脈流下規正技術は工業的には成功を納め、その
原理は既に多くの製品に応用されている。しかしなが
ら、この分流方式は整流手段の操作に熟練を要し、維持
管理に難点があり、未だ改善の余地が残されている。
する熱媒体液の流下規正管理技術についての研究に携わ
り、数々の製品の試作を行ってきた。初期の管理技術に
は、熱媒体液を細かく葉脈状に分離した状態で熱交換面
に沿って流下させる方法が採用されている。流下する熱
媒体液を細かく分離して比較的少量の液体を熱交換面全
面に広げ効率のよい熱交換を行う技術として、代表的な
ものに、本件出願人と同一の名義人による特開昭58−
205056号(特公平5−41902号)がある。こ
の種の葉脈流下規正技術は工業的には成功を納め、その
原理は既に多くの製品に応用されている。しかしなが
ら、この分流方式は整流手段の操作に熟練を要し、維持
管理に難点があり、未だ改善の余地が残されている。
【0003】本件出願人と同一の名義人による特開昭6
3−297966号は、前述した葉脈流下方式に代わる
次世代の流下技術として本件出願人により提案され、研
究開発が進められている。この方式の特徴は、熱交換器
の熱媒体供給配管(伝熱管)を平面素材化し、フィンの
表面に接着して一体化したシンプルな構造原理にある。
平面素材は伝熱管を縦割りにしこれを平面状に展開した
ものに相当し、この平面素材に帯状の親水素材を使用
し、これを熱交換器のフィンに相当する熱交換板の表面
に間隔を置いて貼り付け、他方、従来の伝熱管の内壁に
接触していた熱媒体液のみを親水素材に沿って流下させ
て熱交換を行う方式のものである。このような斬新な構
造様式の出現により、膨大な熱交換面積を持つ低温熱交
換器であっても甚だしく低廉なコストで製作できること
になった。
3−297966号は、前述した葉脈流下方式に代わる
次世代の流下技術として本件出願人により提案され、研
究開発が進められている。この方式の特徴は、熱交換器
の熱媒体供給配管(伝熱管)を平面素材化し、フィンの
表面に接着して一体化したシンプルな構造原理にある。
平面素材は伝熱管を縦割りにしこれを平面状に展開した
ものに相当し、この平面素材に帯状の親水素材を使用
し、これを熱交換器のフィンに相当する熱交換板の表面
に間隔を置いて貼り付け、他方、従来の伝熱管の内壁に
接触していた熱媒体液のみを親水素材に沿って流下させ
て熱交換を行う方式のものである。このような斬新な構
造様式の出現により、膨大な熱交換面積を持つ低温熱交
換器であっても甚だしく低廉なコストで製作できること
になった。
【0004】本件出願人は前述した構造のシートを試作
し、量産技術を含めた総合的な評価を行った。特開昭6
3−297966号に記載の構造様式に則り、疎水性基
材の表面に親水性のストリップ状の親水素材を横に間隔
を置いて接着した構造のシートを試作し、これに検討が
加えられた。親水素材の接着には、液状接着剤を使用し
た場合と、熱溶着による方法が試みられた。その結果、
前述の構造によるシートには以下に指摘する課題のある
ことが判明した。
し、量産技術を含めた総合的な評価を行った。特開昭6
3−297966号に記載の構造様式に則り、疎水性基
材の表面に親水性のストリップ状の親水素材を横に間隔
を置いて接着した構造のシートを試作し、これに検討が
加えられた。親水素材の接着には、液状接着剤を使用し
た場合と、熱溶着による方法が試みられた。その結果、
前述の構造によるシートには以下に指摘する課題のある
ことが判明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】基材と親水素材の2種
類の材料を互いに接着して一体化する構造を採用してい
るため、厳しい使用環境の下では材料が相互に剥離を起
こす現象の発生が認められることである。剥離の原因を
検討した結果、この現象にはいくつかの要素が関与して
いることが判明した。接着された親水素材は熱媒体液を
含浸すると膨潤し、乾燥により収縮する傾向を示す。素
材の長さ方向の膨張・収縮による影響は深刻であり、接
着境界面の剪断剥離または素材破断の発生が認められ
る。剥離しにくくする方法として、基材に対する親水素
材の溶着代を大きく取ることも検討したが、ストリップ
の保水性に及ぼす影響が大きく、また温度、転圧力、養
生時間等の加工条件の設定管理が難しく打開策としては
具体性に欠ける。液状接着剤を用いる場合、接着剤の使
用量を増やしても問題の解決とはならず、溶着の場合と
同様に保水性が著しく低下し規正効果に悪影響が及ぶた
め採用が難しい。第2に、親水素材は長さ方向の膨張収
縮量が幅方向に比べて格段に大きいため、側部自由端側
の剥離が中央部に優先して発生する。すなわち、親水素
材の初期の剥離は素材中央部を残して素材両側の縁の長
さ方向に連続的に発生し、引き続いて中央部も剥離し、
素材の途中部分が基材表面から完全に離れ非拘束の状態
となる。
類の材料を互いに接着して一体化する構造を採用してい
るため、厳しい使用環境の下では材料が相互に剥離を起
こす現象の発生が認められることである。剥離の原因を
検討した結果、この現象にはいくつかの要素が関与して
いることが判明した。接着された親水素材は熱媒体液を
含浸すると膨潤し、乾燥により収縮する傾向を示す。素
材の長さ方向の膨張・収縮による影響は深刻であり、接
着境界面の剪断剥離または素材破断の発生が認められ
る。剥離しにくくする方法として、基材に対する親水素
材の溶着代を大きく取ることも検討したが、ストリップ
の保水性に及ぼす影響が大きく、また温度、転圧力、養
生時間等の加工条件の設定管理が難しく打開策としては
具体性に欠ける。液状接着剤を用いる場合、接着剤の使
用量を増やしても問題の解決とはならず、溶着の場合と
同様に保水性が著しく低下し規正効果に悪影響が及ぶた
め採用が難しい。第2に、親水素材は長さ方向の膨張収
縮量が幅方向に比べて格段に大きいため、側部自由端側
の剥離が中央部に優先して発生する。すなわち、親水素
材の初期の剥離は素材中央部を残して素材両側の縁の長
さ方向に連続的に発生し、引き続いて中央部も剥離し、
素材の途中部分が基材表面から完全に離れ非拘束の状態
となる。
【0006】なお、親水素材単独からなる基材に疎水性
の素材を帯状にコーティングするケースでも、前述した
のと同じ原理により剥離現象の発生が当然に予想され
る。剥離が生じた場合の影響についても同様である。
の素材を帯状にコーティングするケースでも、前述した
のと同じ原理により剥離現象の発生が当然に予想され
る。剥離が生じた場合の影響についても同様である。
【0007】親水材料と疎水性素材との間が剥離する
と、流下する液体は様々な挙動を示すようになる。基材
の上側表面に親水素材が配置されていれば、流下する液
体に対し親水素材自身が大きく浮上し、親水素材を定位
置に固定することができない。このような状況下では、
親水素材自身は保水性能を充分に発揮できず、親水素材
の下側を流れる疎水性基材に接触する液体は基材面を滑
って横移動し、規正作用に乱れが生じる。親水素材の浮
上に原因した流下液体の横移動により、隣接の流下経路
が影響を受け、この流下経路からさらに隣接の流下経路
へと伝播し、流下面全体に影響の及ぶこともあり得る。
甚だしい場合には規正作用は消失する。基材の裏側(下
側)表面に親水素材を設置している場合、表側(上側)
の場合とは異なり、親水素材は弛んで基材表面から垂れ
下がり、流下途中の熱媒体液はこの弛み箇所から脱落す
ることになる。このような液体の脱落が流下経路の一箇
所ででも発生すると、脱落箇所から下流側に移動する液
体は存在せず、大きな熱交換ロスが発生することにな
る。これら親水素材の剥離に対し、再接着により一時的
に補修することも可能ではあるが、一旦この種の剥離が
起きてしまうと、補修用のゲル状接着剤が親水素材に含
侵され補修箇所の保水力がその上下の位置に比べて低下
し流下性状が不安定となり易い。また、補修は一時的な
ものに過ぎず、長期間の使用には到底耐えられないか
ら、遅かれ早かれシートは交換しなくてはならない。実
際の維持管理に際しては、補修経費を考えれば、こうし
た剥離や分離の発生が認められれば速やかにシートを交
換した方が経費的に見て得策である。
と、流下する液体は様々な挙動を示すようになる。基材
の上側表面に親水素材が配置されていれば、流下する液
体に対し親水素材自身が大きく浮上し、親水素材を定位
置に固定することができない。このような状況下では、
親水素材自身は保水性能を充分に発揮できず、親水素材
の下側を流れる疎水性基材に接触する液体は基材面を滑
って横移動し、規正作用に乱れが生じる。親水素材の浮
上に原因した流下液体の横移動により、隣接の流下経路
が影響を受け、この流下経路からさらに隣接の流下経路
へと伝播し、流下面全体に影響の及ぶこともあり得る。
甚だしい場合には規正作用は消失する。基材の裏側(下
側)表面に親水素材を設置している場合、表側(上側)
の場合とは異なり、親水素材は弛んで基材表面から垂れ
下がり、流下途中の熱媒体液はこの弛み箇所から脱落す
ることになる。このような液体の脱落が流下経路の一箇
所ででも発生すると、脱落箇所から下流側に移動する液
体は存在せず、大きな熱交換ロスが発生することにな
る。これら親水素材の剥離に対し、再接着により一時的
に補修することも可能ではあるが、一旦この種の剥離が
起きてしまうと、補修用のゲル状接着剤が親水素材に含
侵され補修箇所の保水力がその上下の位置に比べて低下
し流下性状が不安定となり易い。また、補修は一時的な
ものに過ぎず、長期間の使用には到底耐えられないか
ら、遅かれ早かれシートは交換しなくてはならない。実
際の維持管理に際しては、補修経費を考えれば、こうし
た剥離や分離の発生が認められれば速やかにシートを交
換した方が経費的に見て得策である。
【0008】熱交換面を形成する基材には、接着性に劣
るものも含め様々なものがあり、また親水素材の材質も
熱媒体液の性質により適宜選択しなくてはならない事情
があり、こうした材質の組合わせに関する要望も参酌し
た上で、耐候性に優れた長期間使用可能な熱交換積層構
造体の量産技術を確立しなければならない。
るものも含め様々なものがあり、また親水素材の材質も
熱媒体液の性質により適宜選択しなくてはならない事情
があり、こうした材質の組合わせに関する要望も参酌し
た上で、耐候性に優れた長期間使用可能な熱交換積層構
造体の量産技術を確立しなければならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ため、本発明による熱交換積層構造体は、熱交換面を形
成する基材と、この基材の表面に積層される親液性また
は吸液性の中間素材と、この中間素材の表面を予定され
る熱媒体液の流下方向に帯状に被覆する、横に間隔を置
いて配置された疎液性のストリップ状コーティング層と
を用いて構成されている。基材、中間素材およびストリ
ップ状コーティング層は互いに積層され、中間素材は基
材の表面に接着されて保液性流下面を形成し、ストリッ
プ状コーティング層は、下側の保液性流下面を基材との
間に挟み、且つシート本体の厚さ方向に保液性流下面を
通して基材の表面に溶着されており、ストリップ状コー
ティング層に隣接する露出した保液性流下面が熱媒体液
の流下案内経路を形成すると共に、これら流下案内経路
の両側に位置する前記疎液性のストリップ状コーティン
グ層が、流下案内経路の剥離を阻止する帯状の押さえと
して働き、同時に、流下案内経路を外れて移動する熱媒
体液を元の経路に復帰させる流下規正のための境界域を
形成している。
ため、本発明による熱交換積層構造体は、熱交換面を形
成する基材と、この基材の表面に積層される親液性また
は吸液性の中間素材と、この中間素材の表面を予定され
る熱媒体液の流下方向に帯状に被覆する、横に間隔を置
いて配置された疎液性のストリップ状コーティング層と
を用いて構成されている。基材、中間素材およびストリ
ップ状コーティング層は互いに積層され、中間素材は基
材の表面に接着されて保液性流下面を形成し、ストリッ
プ状コーティング層は、下側の保液性流下面を基材との
間に挟み、且つシート本体の厚さ方向に保液性流下面を
通して基材の表面に溶着されており、ストリップ状コー
ティング層に隣接する露出した保液性流下面が熱媒体液
の流下案内経路を形成すると共に、これら流下案内経路
の両側に位置する前記疎液性のストリップ状コーティン
グ層が、流下案内経路の剥離を阻止する帯状の押さえと
して働き、同時に、流下案内経路を外れて移動する熱媒
体液を元の経路に復帰させる流下規正のための境界域を
形成している。
【0010】
【作用】熱交換積層構造体の基本材料である基材の表面
に親液性または吸液性の中間素材を面接着させているた
め、中間素材が収縮するとすれば接着面における剪断抵
抗は2軸方向に作用する。従って、発生する剥離の輪郭
形状は、剥離現象の初期段階では概ね円形である。スト
リップ状コーティング層は間に中間素材を挟んで基材表
面に溶着され、しかも露出した中間素材の左右両側に対
称的に配置されている。中間素材は両側を固定保持され
ているため、発生する剥離は局部的なものに限られ、流
下案内経路に沿った剥離の成長速度も緩慢である。素材
は、膨潤より収縮が優先すれば、剥離による弛みは消去
される。流下案内経路に平行して両側を固定保持してい
るため、剥離に原因した中間素材の弛みは縦横いずれの
方向も極く僅かであり、弛んだ素材が移動することはな
い。剥離した流下案内経路であっても、この箇所を通過
する熱媒体液の動きを乱すことはなく、未だ規正効果は
維持されている。長期間の使用により剥離が多数発生し
シートを交換する時期が到来しても、流下案内経路の流
下拘束性能は最小限必要な程度に維持されており、交換
時期の便宜的な選択が可能である。
に親液性または吸液性の中間素材を面接着させているた
め、中間素材が収縮するとすれば接着面における剪断抵
抗は2軸方向に作用する。従って、発生する剥離の輪郭
形状は、剥離現象の初期段階では概ね円形である。スト
リップ状コーティング層は間に中間素材を挟んで基材表
面に溶着され、しかも露出した中間素材の左右両側に対
称的に配置されている。中間素材は両側を固定保持され
ているため、発生する剥離は局部的なものに限られ、流
下案内経路に沿った剥離の成長速度も緩慢である。素材
は、膨潤より収縮が優先すれば、剥離による弛みは消去
される。流下案内経路に平行して両側を固定保持してい
るため、剥離に原因した中間素材の弛みは縦横いずれの
方向も極く僅かであり、弛んだ素材が移動することはな
い。剥離した流下案内経路であっても、この箇所を通過
する熱媒体液の動きを乱すことはなく、未だ規正効果は
維持されている。長期間の使用により剥離が多数発生し
シートを交換する時期が到来しても、流下案内経路の流
下拘束性能は最小限必要な程度に維持されており、交換
時期の便宜的な選択が可能である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の熱交換積層構造体につき、流
下式太陽集熱器を例にとり詳細に説明する。図示の構造
体は、基材である集熱体1の表面に親液性または吸液性
の中間素材を積層して熱媒体液のための保液性流下面2
を形成し、この保液性流下面2の表面の一部に疎液性の
ストリップ状コーティング層3を被覆し、ストリップ状
コーティング層3により覆われていない露出した保液性
流下面により流下案内経路4を形成している。
下式太陽集熱器を例にとり詳細に説明する。図示の構造
体は、基材である集熱体1の表面に親液性または吸液性
の中間素材を積層して熱媒体液のための保液性流下面2
を形成し、この保液性流下面2の表面の一部に疎液性の
ストリップ状コーティング層3を被覆し、ストリップ状
コーティング層3により覆われていない露出した保液性
流下面により流下案内経路4を形成している。
【0012】前記保液性流下面2は、ストリップ状コー
ティング層3を保液性流下面を含めて基材の表面に溶着
させて固定されており、保液性流下面の露出部分単独で
熱媒体液の流下案内経路を構成することになる。こうし
て形成される流下案内経路は、基材の表側表面または裏
側表面に取り付けられ、適当な間隔を設けて配置されて
いる。
ティング層3を保液性流下面を含めて基材の表面に溶着
させて固定されており、保液性流下面の露出部分単独で
熱媒体液の流下案内経路を構成することになる。こうし
て形成される流下案内経路は、基材の表側表面または裏
側表面に取り付けられ、適当な間隔を設けて配置されて
いる。
【0013】図1の例では、前記流下案内経路4は直線
状をしている。図3の例では、流下案内経路は側部に拡
張部5を形作っている。この拡張部5は、例えば図示の
ような枝状部分から構成することができる。拡張部は多
段状態に多数配置することができ、また隣接する流下案
内経路に対しそれぞれの拡張部の先端部が下段の拡張部
の先端部にオーバーラップするように配置しておくこと
もできる。
状をしている。図3の例では、流下案内経路は側部に拡
張部5を形作っている。この拡張部5は、例えば図示の
ような枝状部分から構成することができる。拡張部は多
段状態に多数配置することができ、また隣接する流下案
内経路に対しそれぞれの拡張部の先端部が下段の拡張部
の先端部にオーバーラップするように配置しておくこと
もできる。
【0014】流下案内経路は任意の方法を用いて基材に
形成することができる。例えば、シルクスクリーン印刷
法やローラー印刷法を用い、あるいはこれら印刷技術と
加熱プレス成形技術を併用して流下案内経路周囲の素材
を隆起させたり陥没させるプレス加工を加え、流下案内
経路をうね状にまたは溝状に成形加工しておくことも勿
論可能である。従って、本明細書中の記載において、用
語「流下案内経路」および/または「拡張部」はこうし
て形成されたうね状突起または溝状凹所の流下案内経路
および/または拡張部をも含む概念である。
形成することができる。例えば、シルクスクリーン印刷
法やローラー印刷法を用い、あるいはこれら印刷技術と
加熱プレス成形技術を併用して流下案内経路周囲の素材
を隆起させたり陥没させるプレス加工を加え、流下案内
経路をうね状にまたは溝状に成形加工しておくことも勿
論可能である。従って、本明細書中の記載において、用
語「流下案内経路」および/または「拡張部」はこうし
て形成されたうね状突起または溝状凹所の流下案内経路
および/または拡張部をも含む概念である。
【0015】原則として流下案内経路には親液性材料ま
たは吸液性材料が用いられるが、親液性若しくは吸液性
の判断基準となるものは基材表面の熱媒体液に対する物
性である。
たは吸液性材料が用いられるが、親液性若しくは吸液性
の判断基準となるものは基材表面の熱媒体液に対する物
性である。
【図1】本発明に係る熱媒体液の流下規正性能を備えた
熱交換積層構造体の一例を示す平面図。
熱交換積層構造体の一例を示す平面図。
【図2】図1の構造体のII−II線に沿った断面図。
【図3】本発明に係る熱交換積層構造体の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図4】図1の基材構造のIII−HII線に沿った断
面図。
面図。
1:基材、 2:保液性流下面、 3:ストリップ状コ
ーティング層、 4:流下案内経路、 5:拡張部
ーティング層、 4:流下案内経路、 5:拡張部
Claims (4)
- 【請求項1】 熱交換面を形成する基材と、この基材の
表面に積層される親液性または吸液性の中間素材と、こ
の中間素材の表面を予定される熱媒体液の流下方向に帯
状に被覆する、横に間隔を置いて配置された疎液性のス
トリップ状コーティング層とを有し、 これら基材、中間素材およびストリップ状コーティング
層は互いに積層され、中間素材は基材の表面に接着され
て保液性流下面を形成し、ストリップ状コーティング層
は、下側の保液性流下面を基材との間に挟み、且つシー
ト本体の厚さ方向に保液性流下面を通して基材の表面に
溶着されており、 ストリップ状コーティング層に隣接する露出した保液性
流下面が熱媒体液の流下案内経路を形成すると共に、こ
れら流下案内経路の両側に位置する前記疎液性のストリ
ップ状コーティング層が、流下案内経路の剥離を阻止す
る帯状の押さえとして働き、同時に、流下案内経路を外
れて移動する熱媒体液を元の経路に復帰させる流下規正
のための境界域を形成している、熱媒体液の流下規正性
能を備えた熱交換積層構造体。 - 【請求項2】請求項1に記載された熱媒体液の流下規正
性能を備えた熱交換積層構造体において、前記流下案内
経路は基材の一方の側の表面に形成されている、熱媒体
液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造体。 - 【請求項3】請求項1に記載された熱媒体液の流下規正
性能を備えた熱交換積層構造体において、前記流下案内
経路は基材の表側と裏側の両方の表面に形成されてい
る、熱媒体液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造
体。 - 【請求項4】請求項2または3に記載された熱媒体液の
流下規正性能を備えた熱交換積層構造体において、前記
流下案内経路は、これら流下案内経路の側部にあって横
に突き出た拡張部を備え、当該枝状の拡張部が流下案内
経路から外れて移動する熱媒体液を捕捉して流下案内経
路に戻す働きをする、熱媒体液の流下規正性能を備えた
熱交換積層構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3229829A JPH0820124B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 熱媒体液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3229829A JPH0820124B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 熱媒体液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造体 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7228534A Division JP2670765B2 (ja) | 1995-08-14 | 1995-08-14 | 熱交換積層構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185811A JPH06185811A (ja) | 1994-07-08 |
| JPH0820124B2 true JPH0820124B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=16898328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3229829A Expired - Fee Related JPH0820124B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 熱媒体液の流下規正性能を備えた熱交換積層構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820124B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5724479A (en) * | 1994-12-28 | 1998-03-03 | Takahashi; Kei | Fluid flow controlling member |
| US5954129A (en) * | 1996-02-14 | 1999-09-21 | Takahashi; Kei | Flow control unit |
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