JPH08201305A - 半導体ウェーハスリップライン検査方法および半導体ウ ェーハの評価方法 - Google Patents

半導体ウェーハスリップライン検査方法および半導体ウ ェーハの評価方法

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JPH08201305A
JPH08201305A JP1314895A JP1314895A JPH08201305A JP H08201305 A JPH08201305 A JP H08201305A JP 1314895 A JP1314895 A JP 1314895A JP 1314895 A JP1314895 A JP 1314895A JP H08201305 A JPH08201305 A JP H08201305A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体ウェーハ内のスリップラインの状態をよ
り精密に算出し、かつ半導体ウェーハに形成される半導
体チップの収率を適切に推定する。 【構成】半導体ウェーハ10の主面に存在するスリップ
ライン11のスリップライン座標データに、半導体チッ
プ領域20の寸法より微細な寸法の微細チップ領域30
を形成する微細格子31のデータを重ねることにより半
導体ウェーハのスリップラインマップデータを得て、こ
のスリップラインマップデータにおいてスリップライン
が存在する微細チップ領域30の個数m,nをカウント
し、スリップラインの長さの総和Hを演算する。また、
スリップラインが存在する半導体チップ領域の個数
(N)をカウントし、半導体ウェーハ10に形成するこ
とができる半導体チップの個数(N0 )を入力して、N
/N0 を演算してスリップ率を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウェーハスリップ
ライン検査方法に係わり、特に半導体ウェーハの良否、
グレードを決定する検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエーハの良否、グレードを判別
する検査の一つに、半導体ウェーハのシリコン基体表面
もしくはシリコン基体上に成長されたエピタキシャル層
表面のスリップラインの検査がある。スリップラインと
は原子レベルの段ズレを起こした結晶欠陥なので、幅が
なく一定の方向に延びる直線となって表面にあらわれ
る。存在するスリップラインは少ない方が好ましいこと
は当然であり、従来は顕微鏡等を用いた作業者による目
視検査によりその状態を認識していた。しかしながら目
視検査では不確実要素が多く正確な検査が期待できな
い。
【0003】そこで、半導体ウェーハスリップライン目
視検査の不確実性を排除するために、本発明の発明者に
より、特開平4−42945号公報に自動的なスリップ
ラインの検査方法が提案された。その概要を図13およ
び図14を参照して説明する。
【0004】図13に示すように、レーザ発振器51か
ら放射された円偏向のレーザ光52を、X方向スキャン
制御部44により制御された走査ミラー53でX方向
(紙面に垂直方向)にラスタースキャンさせながら半導
体ウェーハ10の表面を照射する。一方、半導体ウェー
ハ10を真空チャックして搭載する載置台54は角度回
転可変アーム55に結合され、θ,γ,Yー制御部45
により制御されて所定の角度θおよび回転角度γに設定
されてY方向に移動され、これにより半導体ウェーハ1
0の表面全域がスキャンされてレーザ照射される。スリ
ップラインは結晶面方位とオリエンテーションフラット
方向により決定されるから、この両者からθおよびγの
値を定めて、スリップラインからの反射光をなるべく異
物からの散乱光等から区別して検出できるようにしてい
る。
【0005】半導体ウェーハ10の表面からの反射光5
6は対物レンズ57を通って光電素子58に受光されて
電圧に変換され、その電圧がコンパレータ部42に入力
される。コンパレータ部42ではこの電圧と基準電圧部
41からの基準電圧とを比較してその結果による情報信
号をメモリ部43に送って格納記憶する。
【0006】これと同時にメモリ部43にX方向スキャ
ン制御部44およびθ,γ,Yー制御部45から位置情
報が入力されるから、メモリ部43には、半導体ウェー
ハの位置座標に応じた状態が格納記憶される。
【0007】θおよびγの設定により反射光56にはス
リップラインからのデータが主として含まれるがその他
の表面状態のデータも入り込んでいる。
【0008】図14(A)はメモリ部43に格納された
データ例を図式したもので、半導体ウェーハ10内にス
リップライン11がY方向に直線状に伸びて主として存
在するが、その他のデータとして曲線で示すキズ12や
黒丸で示す異物13も存在することを示している。
【0009】スリップラインは上述したように結晶面方
位とオリエンテーションフラット方向により決定されか
ら、スリップラインは、A:面方位に依存した方向に直
線的にかつ長さを持って存在する。
【0010】またスリップラインは、B:連続性があ
る、C:点としては存在しない、D:スリップによる表
面段差であるから幅を持った直線や曲線ではない。
【0011】次に、スリップライン位置座標出力部46
において、メモリー部43から送られてきた図14
(A)の状態のデータから、上記A〜Dの論理により、
点または幅を持った直線、曲線や不定形として存在する
キズ12,異物13等を除去してスリップライン11の
みを抽出した図14(B)のデータを得る。
【0012】次に、スリップライン測定回路部47に図
14(B)のデータを入力し、また図14(C)に示す
半導体チップ(製品チップ)の寸法に合わせた半導体チ
ップ格子サイズLを入力する。すなわちX方向およびY
方向に間隔Lの格子21を入力し、この格子21に囲ま
れた各領域20が各半導体チップ領域20となり、この
格子21は実際の半導体ウェーハのスクライブ領域(切
断領域)の中心に位置していると考えることができる。
【0013】このように半導体チップ格子間間隔Lは、
この半導体ウェーハに配列形成される正四辺形の半導体
チップの一辺の長さであり、例えば半導体チップが0.
5mm×0.5mmの場合は、L=0.5mmである。
【0014】スリップライン測定回路47において、図
14(B)のスリップライン11の座標データに図14
(C)のチップ格子データを重ね合わせて、図14
(D)に示す、半導体チップ格子データによるスリップ
ラインマップデータを得る。
【0015】尚、図14(A)乃至(D)はデータを理
解しやすいように図式的に示したものである。しかし図
14(D)のスリップラインマップデータはスリップラ
イン測定回路部47から、半導体チップ格子サイズによ
るスリップラインマップとしてCRT表示もしくはプリ
ント表示により出力することができる。
【0016】さらにスリップライン測定回路部47にお
いて図14(D)のデータから、半導体ウェーハ内の全
スリップラインの長さの総和を算出して出力する。
【0017】この算出は、正四角形になっている半導体
チップ領域20にスリップライン11が存在する場合
は、どのような態様で存在していても長さ0.5mmの
スリップラインであるとしてカウントし、半導体ウェー
ハ10の周辺部で正四角形になっていないチップ20に
スリップラインが存在する場合には長さ0.25mmの
スリップラインであるとしてカウントしている。したが
って半導体ウェーハに、スリップライン11が存在する
正四角形の半導体チップ20がP個、スリップラインが
存在する正四角形となっていない半導体チップ領域がQ
個の場合に、この半導体ウェーハ内のスリップラインの
長さの総和は、0.5mm×P+0.25mm×Qであ
ると算定して出力していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では図15に示すように、形成される正四角形の半
導体チップ領域20に1本のスリップライン11が存在
している場合(A)も、2本以上のスリップライン11
が存在している場合(B)も、スリップライン11が途
中までしか存在しない場合(C)も、すべて0.5mm
の長さでカウントしているから半導体ウェーハ10内の
スリップラインの長さの総和が正確に算出できない。し
たがって半導体ウェーハの評価を十分に行なうことがで
きないという問題があった。
【0019】また従来はスリップラインと半導体チップ
の良品歩留率(収率)との関係についての認識が欠如し
ていたから、スリップラインの存在状態の評価からこの
半導体ウェーハを使用した場合の生産状況や半導体チッ
プのコスト等の予測ができない問題があった。
【0020】したがって本発明の目的は、半導体ウェー
ハ内のスリップラインの状態をより精密に算出すること
により、正確な半導体ウェーハの評価を可能にする半導
体ウェーハスリップライン検査方法を提供することであ
る。
【0021】本発明の他の目的は、半導体ウェーハ内の
スリップラインの状態から半導体チップの良品歩留等の
生産状況を予測して半導体ウェーハのグレードもしくは
良否を判別する半導体ウェーハの評価方法を提供するこ
とである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、所定の
大きさの半導体チップを配列形成する半導体ウェーハの
主面のスリップラインを検査する方法において、前記半
導体ウェーハの主面に存在するスリップラインのスリッ
プライン座標データに、前記半導体チップの寸法より微
細な寸法の微細チップ領域を形成する微細格子データを
重ねることにより前記半導体ウェーハのスリップライン
マップデータを得て、このスリップラインマップデータ
において前記スリップラインが存在する前記微細チップ
領域の個数をカウントすることにより前記半導体ウェー
ハ内のスリップラインの長さの総和を演算する半導体ウ
ェーハスリップライン検査方法にある。ここで、第1の
方向に配列する前記微細格子間の間隔と前記第1の方向
と直角の第2の方向に配列する前記微細格子間の間隔と
を同一の値にすることにより、前記半導体ウェーハの周
辺部を除いて前記微細チップ領域は正四角形となってい
ることが好ましい。この場合、前記微細格子間の間隔を
S、前記スリップラインが存在する正四角形の微細チッ
プ領域の個数をm、前記スリップラインが存在する正四
角形でない微細チップ領域の個数をnとした場合に、前
記半導体ウェーハ内のスリップラインの長さの総和H
を、H=S×m+(1/2)×S×nの式で演算するこ
とができる。
【0023】本発明の他の特徴は所定の大きさの半導体
チップを配列形成する半導体ウェーハの評価方法におい
て、前記半導体ウェーハの主面に存在するスリップライ
ンのスリップライン座標データに、前記半導体チップの
寸法に合わせた寸法の半導体チップ領域を形成する半導
体チップ格子データを重ねることにより半導体ウェーハ
のスリップラインマップデータを得て、前記スリップラ
インが存在する前記半導体チップ領域の個数(N)をカ
ウントし、前記半導体ウェーハに前記所定の大きさで形
成することができる半導体チップの個数(N0 )を入力
して、N/N0を演算してスリップ率を得る半導体ウェ
ーハの評価方法にある。ここで、前記半導体チップ格子
データによる半導体ウェーハのスリップラインマップデ
ータに、前記半導体チップ領域の寸法より微細な寸法の
微細チップ領域を形成する微細格子データを重ね合わせ
た微細格子および半導体チップ格子データによるスリッ
プラインマップデータを得て、このスリップラインマッ
プデータを用いて、前記スリップラインが存在するN個
の半導体チップ領域のうち、前記スリップラインが多く
存在する半導体チップ領域の個数(NP )を分類してカ
ウントし、これにより複数種類の前記スリップ率を演算
することが好ましい。この場合、スリップラインが多く
存在する前記NP 個のそれぞれの半導体チップ領域内に
は複数本のスリップラインが存在し、かつ該複数のスリ
ップラインの該半導体チップ領域内の長さの和は半導体
チップの一辺の長さの2倍以上であることができる。
【0024】
【作用】このように本発明では、半導体チップの寸法よ
り微細な寸法の微細チップ領域を形成する微細格子デー
タを用いて半導体ウェーハ内の複数のスリップラインの
長さの総和を演算するから、半導体ウェーハのグレード
を正確に評価することができる。
【0025】また本発明では、スリップ率を演算するか
ら、さらにそれぞれの半導体チップ領域に存在するスリ
ップラインの多少による分類により種々の観点からのス
リップ率を演算するから、半導体チップの良品歩留の実
際にそくした予測をすることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0027】本発明の半導体ウェーハスリップライン検
査方法および半導体ウェーハの評価方法は、上記図13
の検査装置のスリップライン測定回路部47に相当する
機能回路部おける処理方法に関するものである。
【0028】図1乃至図3は本発明の第1の実施例を示
すフローチャートである。
【0029】最初に図1の各ステップを図13および図
7を参照して説明すると、レーザ光52を半導体ウェー
ハ10の表面に照射するステップ110、反射光56に
よるスリップライン11、キズ12および異物13のデ
ータならびにX方向スキャン制御部44およびθ,γ,
Y−制御部45からの位置データをメモリー部43に入
力して、半導体ウェーハ10のウェーハマップのデータ
(図7(A))をメモリー部43に格納するステップ1
20、スリップライン位置座標出力回路部46で異物、
キズを除去してスリップライン11を抽出したウェーハ
マップのデータ(スリップライン座標データ)(図7
(B))を得るステップ130を有し、ここまでは従来
技術と同様である。
【0030】本発明では図2のステップ140におい
て、図13のスリップライン測定回路部47に相当する
機能回路部に、スリップライン長さ測定用の微細格子デ
ータS(微細格子間間隔S)を入力する。
【0031】微細格子データSは、配列形成される半導
体チップの寸法と同じ半導体チップ領域を囲む半導体チ
ップ格子データL(半導体チップ格子間間隔L)より微
細の寸法である。例えば、半導体チップ格子間の寸法L
が0.5mmの場合に微細格子間の寸法Sが0.1mm
である。図7(C)は微細格子31をY方向およびX方
向にそれぞれS=0.1mmの間隔で配列し、微細格子
31により囲まれて形成された0.1mm×0.1mm
の微細チップ領域30がマトリックス状に配列された微
細格子のデータマップを図式して示したものである。
【0032】次に図2のステップ150において、図7
(B)のスリップライン座標データに図7(C)の微細
格子データを重ね合わせて、微細格子による半導体ウェ
ーハのスリップマップを作成する。この状態を図示する
と図7(D)となる。
【0033】尚、図7(A)乃至(D)は、図14と同
様に、データを理解しやすいように図式的に示したもの
である。
【0034】ここで必要ならば、図7(D)のスリップ
ラインマップデータをスリップライン測定回路47もし
くはそれに相当する機能回路部から、半導体チップ格子
サイズによるスリップラインマップとしてCRT表示も
しくはプリント表示により出力することができる。
【0035】さらに図2のステップ150において、微
細格子31による微細チップ領域30であってスリップ
ライン11が存在しかつ正四角形の領域の個数(半導体
ウェーハ10の全域内の個数)mおよび微細格子31に
よる微細チップ領域30であってスリップライン11が
存在しかつ半導体ウェーハ10の周辺部に位置している
ので正四角形となっていないの領域の個数(半導体ウェ
ーハ10の全域内の個数)nをそれぞれカウントし、半
導体ウェーハ内の全てのスリップラインの長さの総和H
を、式H=S×m+(1/2)×S×nから演算する。
上記したようにS=0.1mmの場合は、H(mm)=
0.1×m+0.05×nとなる。この演算結果は図3
のステップ180において、上記機能回路部から出力さ
れる。
【0036】図14で示した従来技術では、半導体チッ
プ格子21に囲まれる0.5mm×0.5mmの半導体
チップ領域20に、1本のスリップライン11が存在す
る(A)の場合も、2本のスリップライン11が存在す
る(B)の場合も、半分しかスリップライン11が存在
しない(C)の場合も、すべてこの半導体チップ領域2
0におけるスリップライン長はトータル0.5mm長で
あるとして半導体ウェハ全体のスリップライン総和長を
演算していたから、実際の状態との誤差が大きくなり半
導体ウェーハの正しい評価ができなかった。
【0037】これに対して本実施例によれば図9に示す
ように、微細格子31のサイズS(0.1mm)による
0.1mm×0.1mmのそれぞれの微細チップ領域3
0にスリップライン11が存在するかどうかでスリップ
ライン長を演算するから、半導体チップ領域20にY方
向に貫通する1本のスリップライン11が存在する
(A)の場合はその半導体チップ領域20内のスリップ
ライン長は0.1mm×5=0.5mmであり、Y方向
に貫通する2本のスリップライン11が存在する(B)
の場合はその半導体チップ領域20内のスリップライン
長は0.1mm×10=1.0mmであり、半分しかス
リップライン11が存在しない(C)の場合はその半導
体チップ領域20内のスリップライン長は0.1mm×
3=0.3mmであるとして、半導体ウェーハ全体のス
リップライン総和長を演算するから、実際の状態にそく
した半導体ウェーハの正しい評価が可能となる。
【0038】このステップ150で演算した半導体ウェ
ーハのスリップラインの長さの総和Hをそのまま図3の
ステップ180で、スリップライン測定回路47(図1
3)もしくはそれに相当する機能回路部からCRT表示
もしくはプリント表示により出力することができる。
【0039】この実施例では、この後のステップ160
で半導体チップ(製品チップ)の寸法に合わせた半導体
チップ格子21の寸法データL(図8(A))を入力
し、ステップ170で半導体チップ格子21のウェーハ
マップデータをスリップラインデータに重ね合わせた半
導体チップ格子データによるスリップラインマップデー
タを作成し(図8(B))、ステップ180でこのスリ
ップラインマップデータを半導体チップ格子サイズによ
るスリップラインマップとしてCRT表示もしくはプリ
ント表示により出力しているが、このステップ160,
170自体は従来技術と同じである。
【0040】図4乃至図6は本発明の第2の実施例を示
すフローチャートである。
【0041】図1のステップ130の後、図4のステッ
プ240において、半導体チップ(製品チップ)サイズ
Lに合わせた半導体チップ格子データL、例えばL=
0.5mmを入力する。また微細格子データS、例えば
S=0.1mmを入力する。
【0042】次のステップ250において、スリップラ
インのウェーハマップ(スリップライン座標データ)
と、半導体チップ格子データと、微細格子データとを重
ね合わせて半導体ウェーハのスリップラインマップデー
タを作成する。
【0043】このデータの一部を図式して図10に示
す。図10において、実線で示す半導体チップ格子21
に囲まれたL×L(0.5mm×0.5mm)の半導体
チップ領域20が形成され、そのなかに点線で示す微細
格子31に囲まれたS×S(0.1mm×0.1mm)
の微細チップ領域30が形成され、スリップライン11
が示されている。
【0044】次に、図5のステップ260において、各
半導体チップ領域20内のスリップライン11の状態を
算定する。
【0045】まず半導体チップ格子21による正四角形
の半導体チップ領域20であってスリップライン11が
存在している個数Nをカウントする。
【0046】次に上記N個のうち、スリップライン11
が多く(トータル長が長く)存在している半導体チップ
領域20の個数NP をカウントする。それぞれの半導体
チップ領域20内のスリップライン11の長さの算定
は、それぞれの半導体チップ領域内の複数(この実施例
では5×5=25個)の微細チップ領域30のそれぞれ
におけるスリップライン11の存在の有無を判別するこ
とにより行なわれる。
【0047】そして例えば、半導体チップ領域20内に
複数のスリップライン11が存在しかつこの複数のスリ
ップライン11のトータルの長さ(この半導体チップ領
域内のトータルの長さ)が半導体チップ領域20の一辺
の長さL(0.5mm)の2倍(1.0mm)以上の半
導体チップ領域20は多くのスリップラインが存在する
としてその個数NP をカウントする。
【0048】そしてステップ270において、この半導
体ウェーハに形成することができる0.5mm×0.5
mmの大きさの半導体チップの個数(N0 )を入力す
る。
【0049】図11の例では、正四角形の半導体チップ
領域20のうち、スリップライン11が存在する半導体
チップ領域(E+F)の個数Nは6個(2個+4個)で
あり、このうちスリップライン11が多く存在する半導
体チップ領域(E)の個数NP は2個であり、スリップ
ライン11が存在しない半導体チップ領域Gの個数はは
22個であり、半導体ウェーハに正四角形に形成するこ
とができる半導体チップの個数N0 は28個(6個+2
2個)である。
【0050】次に図6のステップ280において、第1
のスリップ率および第2のスリップ率を演算する。
【0051】第1のスリップ率は、式(N/N0 )×1
00%により演算され、その長さ(半導体チップ領域内
のトータルの長さ)の長短にかかわらずスリップライン
が存在する半導体チップ領域の割合を示している。
【0052】第2のスリップ率は、式(NP /N0 )×
100%により演算され、その長さ(半導体チップ領域
内のトータルの長さ)が長い、すなわち多くのスリップ
ラインが存在する半導体チップ領域のみの割合を示して
いる。
【0053】次にステップ290において、第1および
第2のスリップ率をスリップライン測定回路47(図1
3)もしくはそれに相当する機能回路部からCRT表示
もしくはプリント表示により出力する。
【0054】図12はスリップ率と製品(半導体チッ
プ)の収率(歩留率もしくは良品率)との関係線60の
一例を示す図である。
【0055】この関係線60は品種ごとに異なり、図1
2の場合には、スリップ率が略零の半導体ウェーハにそ
の関係線に該当する品種の半導体装置(半導体チップ)
を形成した場合の収率(良品率もしくは歩留率)が82
%であるのに対して、同一の品種をスリップ率が15%
の半導体ウェーハに形成する場合の収率は70%である
と推定することができ、これにより生産状況や製造コス
トの予測が容易になり、生産管理を充実させることが出
来る。
【0056】ここでスリップ率として上記第1のスリッ
プ率を用いるか上記第2のスリップ率を用いるかは、品
種によって決定される。
【0057】例えば高集積度のメモリ装置では半導体チ
ップのシリコン基板の大部分を素子領域(活性領域)と
しているから、少しでもスリップラインが存在するとそ
れにより不良となる確率が大である。このような品種で
は図12の横軸のスリップ率に上記第1のスリップ率を
用いた方が実績に合致した関係線60となる。
【0058】これに対してデスクリートのトランジスタ
等を形成する半導体チップでは、そのシリコン基板の中
央の小部分のみを素子領域(活性領域)としその周囲の
大部分はボンディングパッドをその上に設けたフィール
ド領域であるから、少しのスリップラインが存在しても
それが素子領域に位置して不良となる確率は小である。
この場合は多くのスリップラインが存在する半導体ウェ
ーハ領域のみをカウントした上記第2のスリップ率を用
いた方が実績に合致した関係線60となる。
【0059】半導体ウェーハ内のスリップラインの長さ
の総和Hが小のものはスリップ率も小となり好ましい。
したがってスリップラインの長さの総和Hを正確に測定
して半導体ウェーハもしくはそのロットのグレード付
け、良否の判定を行なった管理が必要である。
【0060】しかしながらスリップラインの長さの総和
Hが小でも、存在するスリップラインの大部分が半導体
ウェーハの中央を横断して位置しているような場合に
は、スリップ率が大となり収率が低下する。したがって
各半導体ウェーハのスリップ率の適切な把握が必要とな
る。
【0061】本発明では、微細格子を用いることにより
スリップラインの長さの総和Hの精密な測定により正し
いマクロ的な管理、また微細格子を用いることにより品
種ごとのスリップ率の演算で適切なミクロ的な管理をそ
れぞれ可能にするから、両者を併用することにより現状
にそくした生産管理を行うことができる。
【0062】尚、上記実施例では半導体チップ領域20
すなわち半導体チップを0.5mm×0.5mmの正四
角形の場合で例示した。しかし本発明が長方形の半導体
チップ、例えば0.5mm×1.0mmの半導体チップ
の場合にも適用することができることは当然である。
【0063】一方、上記実施例では微細格子31による
微細チップ領域30が0.1mm×0.1mmの場合で
例示した。しかしながら要求される精度に応じて例え
ば、0.05mm×0.05mm(S=0.05)の微
細チップ領域や0.2mm×0.2mm(S=0.2)
の微細チップ領域に変更することが可能である。そして
この微細チップ領域は正方形である方が、微細格子デー
タSの入力をX軸およびY軸に共通に入力することがで
きるから好ましい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体チップの寸法より微細な寸法の微細チップ領域を形
成する微細格子データを用いて半導体ウェーハ内の複数
のスリップラインの長さの総和を演算しているからその
値を精密に算出することができ、これにより半導体ウェ
ーハの正確な評価を可能にする。
【0065】また本発明では、スリップ率を演算してい
るから、さらにそれぞれの半導体チップに存在するスリ
ップラインの多少による分類により種々の観点からのス
リップ率を演算しているからその半導体ウェーハを使用
した際の品種ごとの生産状況、良品歩留の好適な予測が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるステップを順に示す図
である。
【図2】図1の続きのステップであり、本発明の第1の
実施例をステップ順に示す図である。
【図3】図2の続きのステップを順に示す図である。
【図4】図1の続きのステップであり、本発明の第2の
実施例をステップ順に示す図である。
【図5】図4の続きのステップを順に示す図である。
【図6】図5の続きのステップを順に示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるスリップライン
と微細格子を説明する図である。
【図8】本発明の第1の実施例におけるスリップライン
と半導体チップ格子を説明する図である。
【図9】本発明の第1の実施例における半導体チップ領
域内のスリップラインの検査方法と微細格子を説明する
図である。
【図10】本発明の第2の実施例におけるスリップライ
ンと半導体チップ格子と微細格子とを説明する図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例における半導体ウェー
ハ内のスリップラインと半導体チップとの関係を示す図
である。
【図12】本発明の第2の実施例におけるスリップ率と
製品の収率との関係を示す図である。
【図13】本発明の実施例および従来技術が用いるスリ
ップライン測定装置を示す図である。
【図14】従来技術におけるスリップラインと半導体チ
ップ格子を説明する図である。
【図15】従来技術における半導体チップ領域内のスリ
ップラインの検査方法を説明する図である。
【符号の説明】
10 半導体ウェーハ 11 スリップライン 12 キズ 13 黒丸 20 半導体チップ領域 21 半導体チップ格子 30 微細チップ領域 31 微細格子 41 基準電圧部 42 コンパレータ部 43 メモリ部 44 X方向スキャン制御部 45 θ,γ,Yー制御部 46 スリップライン位置座標出力回路部 47 スリップライン測定回路部 51 レーザ発振器 52 円偏向のレーザ光 53 走査ミラー 54 載置台 55 角度回転可変アーム 56 反射光 57 対物レンズ 58 光電素子 60 スリップ率に対する製品の収率を示す線 110〜180,240〜290 各ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの半導体チップを配列形成
    する半導体ウェーハの主面のスリップラインを検査する
    方法において、前記半導体ウェーハの主面に存在するス
    リップラインのスリップライン座標データに、前記半導
    体チップの寸法より微細な寸法の微細チップ領域を形成
    する微細格子データを重ねることにより前記半導体ウェ
    ーハのスリップラインマップデータを得て、このスリッ
    プラインマップデータにおいて前記スリップラインが存
    在する前記微細チップ領域の個数をカウントすることに
    より前記半導体ウェーハ内のスリップラインの長さの総
    和を演算することを特徴とする半導体ウェーハスリップ
    ライン検査方法。
  2. 【請求項2】 第1の方向に配列する前記微細格子間の
    間隔と前記第1の方向と直角の第2の方向に配列する前
    記微細格子間の間隔とを同一の値にすることにより、前
    記半導体ウェーハの周辺部を除いて前記微細チップ領域
    は正四角形となっていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体ウェーハスリップライン検査方法。
  3. 【請求項3】 前記微細格子間の間隔をS、前記スリッ
    プラインが存在する正四角形の微細チップ領域の個数を
    m、前記スリップラインが存在する正四角形でない微細
    チップ領域の個数をnとした場合に、前記半導体ウェー
    ハ内のスリップラインの長さの総和Hを、 H=S×m+(1/2)×S×nの式で演算することを
    特徴とする請求項2記載の半導体ウェーハスリップライ
    ン検査方法。
  4. 【請求項4】 所定の大きさの半導体チップを配列形成
    する半導体ウェーハの評価方法において、前記半導体ウ
    ェーハの主面に存在するスリップラインのスリップライ
    ン座標データに、前記半導体チップの寸法に合わせた寸
    法の半導体チップ領域を形成する半導体チップ格子デー
    タを重ねることにより半導体ウェーハのスリップライン
    マップデータを得て、前記スリップラインが存在する前
    記半導体チップ領域の個数(N)をカウントし、前記半
    導体ウェーハに前記所定の大きさで形成することができ
    る半導体チップの個数(N0 )を入力して、N/N0
    演算してスリップ率を得ることを特徴とする半導体ウェ
    ーハの評価方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体チップ格子データによる半導
    体ウェーハのスリップラインマップデータに、前記半導
    体チップ領域の寸法より微細な寸法の微細チップ領域を
    形成する微細格子データを重ね合わせた微細格子および
    半導体チップ格子データによるスリップラインマップデ
    ータを得て、このスリップラインマップデータを用い
    て、前記スリップラインが存在するN個の半導体チップ
    領域のうち、前記スリップラインが多く存在する半導体
    チップ領域の個数(NP )を分類してカウントし、これ
    により複数種類の前記スリップ率を演算することを特徴
    とする請求項4記載の半導体ウェーハの評価方法。
  6. 【請求項6】 スリップラインが多く存在する前記NP
    個のそれぞれの半導体チップ領域内には複数本のスリッ
    プラインが存在し、かつ該複数のスリップラインの該半
    導体チップ領域内の長さの和は半導体チップの一辺の長
    さの2倍以上であることを特徴とする請求項5記載の半
    導体ウェーハの評価方法。
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