JPH08201711A - レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法 - Google Patents
レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法Info
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- JPH08201711A JPH08201711A JP1168095A JP1168095A JPH08201711A JP H08201711 A JPH08201711 A JP H08201711A JP 1168095 A JP1168095 A JP 1168095A JP 1168095 A JP1168095 A JP 1168095A JP H08201711 A JPH08201711 A JP H08201711A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、レーザ走査装置の走査ピッチ制御
方法に関するものであり、その目的とするところは、マ
ルチビームを用いたレーザ走査装置において、走査ピッ
チムラのない印刷品質が得るべく、その走査ピッチの調
整を自動的に行って調整効率の点で優れ、また調整後の
環境変化や振動によって調整が狂った場合であっても、
その走査ピッチの調整は、既述のごとく、自動調整であ
るが故に、この点でも調整効率性の良い走査ピッチ制御
方法を提供する。 【構成】 マルチビーム光走査装置から発生する複数の
マルチビームの走査ピッチを検出し、その検出出力から
ビームの回転量を求め、この回転量に基づき複数のビー
ムを回転させて上記マルチビームの走査ピッチを自動制
御する。
方法に関するものであり、その目的とするところは、マ
ルチビームを用いたレーザ走査装置において、走査ピッ
チムラのない印刷品質が得るべく、その走査ピッチの調
整を自動的に行って調整効率の点で優れ、また調整後の
環境変化や振動によって調整が狂った場合であっても、
その走査ピッチの調整は、既述のごとく、自動調整であ
るが故に、この点でも調整効率性の良い走査ピッチ制御
方法を提供する。 【構成】 マルチビーム光走査装置から発生する複数の
マルチビームの走査ピッチを検出し、その検出出力から
ビームの回転量を求め、この回転量に基づき複数のビー
ムを回転させて上記マルチビームの走査ピッチを自動制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ走査装置の走査
ピッチ制御方法に係り、さらに詳細には、レーザビーム
プリンタ等に用いられるマルチビーム光走査装置の走査
ピッチを所定の値に制御して印刷ピッチムラをなくす、
レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法に関する。
ピッチ制御方法に係り、さらに詳細には、レーザビーム
プリンタ等に用いられるマルチビーム光走査装置の走査
ピッチを所定の値に制御して印刷ピッチムラをなくす、
レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタ等のレーザ走査装
置では、高速高精細化に伴いマルチビーム光走査装置が
必要となってきている。マルチビーム光走査とは、光源
が1つの場合はその光を何等かの方法で2つ以上に分割
して、また光源が2つ以上の場合はそれぞれの光を感光
体上に結像して走査させるというものであり、これによ
り、1回の走査で2本以上の走査が可能となり、回転多
面鏡の回転数を上げずに高速、高ドット密度化が実現可
能となる。
置では、高速高精細化に伴いマルチビーム光走査装置が
必要となってきている。マルチビーム光走査とは、光源
が1つの場合はその光を何等かの方法で2つ以上に分割
して、また光源が2つ以上の場合はそれぞれの光を感光
体上に結像して走査させるというものであり、これによ
り、1回の走査で2本以上の走査が可能となり、回転多
面鏡の回転数を上げずに高速、高ドット密度化が実現可
能となる。
【0003】従来のマルチビーム光走査装置を図1(本
発明を説明するための図)を参照して説明する。従来は
図1に記してあるセンサ13がビームディテクトセンサ
(以下BDセンサと略す)であり、印刷書出し位置のみ
を検知していた。また、計算機14や自動回転機構17
はなく、単なる回転調整機のみが配置されていた。光源
1から出た光は、グレーティング等のマルチビーム発生
素子2で2つ以上のビームに分けられ、レンズ3で音響
光学変調器4(以下AOMと略す)に絞り込まれる。こ
の後レンズ5で平行光にされ、ミラー6で反射し、ダブ
プリズム7を通り、シリンドリカルレンズ8を通り、回
転多面鏡9で走査され、Fθレンズ10で感光体11上
に2つ以上のビームが結像走査される。
発明を説明するための図)を参照して説明する。従来は
図1に記してあるセンサ13がビームディテクトセンサ
(以下BDセンサと略す)であり、印刷書出し位置のみ
を検知していた。また、計算機14や自動回転機構17
はなく、単なる回転調整機のみが配置されていた。光源
1から出た光は、グレーティング等のマルチビーム発生
素子2で2つ以上のビームに分けられ、レンズ3で音響
光学変調器4(以下AOMと略す)に絞り込まれる。こ
の後レンズ5で平行光にされ、ミラー6で反射し、ダブ
プリズム7を通り、シリンドリカルレンズ8を通り、回
転多面鏡9で走査され、Fθレンズ10で感光体11上
に2つ以上のビームが結像走査される。
【0004】ビーム数が2で、2つのビーム間隔が2m
mであったとする。実際に必要な走査ピッチは、例えば
印刷密度が240dpiの場合約0.106mmであ
る。なお、図13は2ビームではなく4ビームを示して
あるが、図13に示すように各ビームを斜めに配置して
走査を行えば、ビーム間隔よりも小さな値で走査するこ
とが可能である。つまり、ビーム間隔が2mmであって
も、ビームの並びを斜めにすれば0.106mmの走査
ピッチを実現できることになる。この斜めに回転調整す
る部品が図1のダブプリズム7である。
mであったとする。実際に必要な走査ピッチは、例えば
印刷密度が240dpiの場合約0.106mmであ
る。なお、図13は2ビームではなく4ビームを示して
あるが、図13に示すように各ビームを斜めに配置して
走査を行えば、ビーム間隔よりも小さな値で走査するこ
とが可能である。つまり、ビーム間隔が2mmであって
も、ビームの並びを斜めにすれば0.106mmの走査
ピッチを実現できることになる。この斜めに回転調整す
る部品が図1のダブプリズム7である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】印刷時にビーム走査ピ
ッチと印刷ピッチとが異なった場合は、印刷ピッチムラ
が生じ、印刷品質に重大な影響を及ぼす。このピッチム
ラをなくすため、従来から、マルチビームを発生する光
源を回転させたり、複数に分かれた光をダブプリズム等
で回転させて走査ピッチが均一になるように調整してい
る。そしてこれまでは、上記調整を試し刷りをしながら
目視で行っていた。そのため時間と費用がかかるので調
整効率が悪く、調整後の環境変化や振動によって調整が
狂った場合も、その走査ピッチの調整は、既述のごと
く、試し刷りをしながら目視で行うものであるため、こ
の点でも調整効率は悪いものとなっていた。
ッチと印刷ピッチとが異なった場合は、印刷ピッチムラ
が生じ、印刷品質に重大な影響を及ぼす。このピッチム
ラをなくすため、従来から、マルチビームを発生する光
源を回転させたり、複数に分かれた光をダブプリズム等
で回転させて走査ピッチが均一になるように調整してい
る。そしてこれまでは、上記調整を試し刷りをしながら
目視で行っていた。そのため時間と費用がかかるので調
整効率が悪く、調整後の環境変化や振動によって調整が
狂った場合も、その走査ピッチの調整は、既述のごと
く、試し刷りをしながら目視で行うものであるため、こ
の点でも調整効率は悪いものとなっていた。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、マルチビームを用いたレーザ走査装置におい
て、走査ピッチムラのない印刷品質が得るべく、その走
査ピッチの調整を自動的に行って調整効率の点で優れ、
また調整後の環境変化や振動によって調整が狂った場合
であっても、その走査ピッチの調整は、既述のごとく、
自動調整であるが故に、この点でも調整効率性の良い走
査ピッチ制御方法を提供することにある。
をなくし、マルチビームを用いたレーザ走査装置におい
て、走査ピッチムラのない印刷品質が得るべく、その走
査ピッチの調整を自動的に行って調整効率の点で優れ、
また調整後の環境変化や振動によって調整が狂った場合
であっても、その走査ピッチの調整は、既述のごとく、
自動調整であるが故に、この点でも調整効率性の良い走
査ピッチ制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マルチビー
ム光走査装置から発生する複数のマルチビームの走査ピ
ッチを検出し、その検出出力からビームの回転量を求
め、この回転量に基づき複数のビームを回転させて上記
マルチビームの走査ピッチを自動制御することによって
達成される。
ム光走査装置から発生する複数のマルチビームの走査ピ
ッチを検出し、その検出出力からビームの回転量を求
め、この回転量に基づき複数のビームを回転させて上記
マルチビームの走査ピッチを自動制御することによって
達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、マルチビーム光走査装置から
発生する複数のマルチビームの走査ピッチが検出される
と、その検出出力からビームの回転量が求められ、この
回転量に基づき複数のビームを回転させて上記マルチビ
ームの走査ピッチを自動制御するものであって、これに
よりビームピッチムラの発生をなくすことができる。
発生する複数のマルチビームの走査ピッチが検出される
と、その検出出力からビームの回転量が求められ、この
回転量に基づき複数のビームを回転させて上記マルチビ
ームの走査ピッチを自動制御するものであって、これに
よりビームピッチムラの発生をなくすことができる。
【0009】
【実施例】図1にマルチビーム光走査装置を示す。レー
ザー光源1から出た光は、グレーティングやウォラスト
ンプリズム等のマルチビーム発生素子2を通り、マルチ
ビームに分割される。その後それぞれの光がレンズ3に
よって絞られ、それぞれのAOM4を通る。このAOM
4で光は、印刷データ信号に応じてオンオフ制御され、
レンズ5を通って平行なビームに戻され、ミラー6で折
り返し、この後回転調整のためにダブプリズム7を通
る。ダブプリズム7には、後述するビームピッチセンサ
13からの信号に基づいて計算された動きをするステッ
ピングモータ等の回転調整機構17が配置されている。
そして、回転調整機構17を通過した光は、走査垂直方
向にのみ曲率を持っているシリンダレンズ8を通り、回
転多面鏡9に走査垂直方向のみ絞り込まれる。回転多面
鏡9から反射した光は、Fθレンズ10を通って等角走
査から等速走査に変換され、その後、感光体11上に光
が絞り込まれる。
ザー光源1から出た光は、グレーティングやウォラスト
ンプリズム等のマルチビーム発生素子2を通り、マルチ
ビームに分割される。その後それぞれの光がレンズ3に
よって絞られ、それぞれのAOM4を通る。このAOM
4で光は、印刷データ信号に応じてオンオフ制御され、
レンズ5を通って平行なビームに戻され、ミラー6で折
り返し、この後回転調整のためにダブプリズム7を通
る。ダブプリズム7には、後述するビームピッチセンサ
13からの信号に基づいて計算された動きをするステッ
ピングモータ等の回転調整機構17が配置されている。
そして、回転調整機構17を通過した光は、走査垂直方
向にのみ曲率を持っているシリンダレンズ8を通り、回
転多面鏡9に走査垂直方向のみ絞り込まれる。回転多面
鏡9から反射した光は、Fθレンズ10を通って等角走
査から等速走査に変換され、その後、感光体11上に光
が絞り込まれる。
【0010】一方、Fθレンズ10の走査開始端を通っ
た光15は、ミラー12で反射し、感光体11と同じ距
離のところでセンサ13に当たる。このセンサ13によ
り印刷開始位置とビームピッチとを検出する。センサ1
3には、BDセンサを外して新たにビームピッチセンサ
(以下BPセンサと略す)を取り付け、BDセンサの役
割とBPセンサの役割とを兼ね備えるものと、BDセン
サの他にBPセンサを配置する場合とがある。また、印
刷を行わないときに走査ピッチ調整をするようにすれ
ば、BPセンサ13で検知する走査光は走査端の光によ
らず走査中のどこの光をとっても良い。例えば図2のよ
うに、印刷中は倒れて走査光をさえぎらず、走査ピッチ
を調整するときだけ立って、センサ13への光を反射す
る可倒式ミラー16を用いて、印刷を行っていないとき
に走査中央部の光を検出して調整するようにしても良
い。この調整は常時行っても良いが、異常がでないかぎ
り行う必要がなく、定期的に例えば1時間もしくは1日
に1度程度行えば充分である。
た光15は、ミラー12で反射し、感光体11と同じ距
離のところでセンサ13に当たる。このセンサ13によ
り印刷開始位置とビームピッチとを検出する。センサ1
3には、BDセンサを外して新たにビームピッチセンサ
(以下BPセンサと略す)を取り付け、BDセンサの役
割とBPセンサの役割とを兼ね備えるものと、BDセン
サの他にBPセンサを配置する場合とがある。また、印
刷を行わないときに走査ピッチ調整をするようにすれ
ば、BPセンサ13で検知する走査光は走査端の光によ
らず走査中のどこの光をとっても良い。例えば図2のよ
うに、印刷中は倒れて走査光をさえぎらず、走査ピッチ
を調整するときだけ立って、センサ13への光を反射す
る可倒式ミラー16を用いて、印刷を行っていないとき
に走査中央部の光を検出して調整するようにしても良
い。この調整は常時行っても良いが、異常がでないかぎ
り行う必要がなく、定期的に例えば1時間もしくは1日
に1度程度行えば充分である。
【0011】次に、ダブプリズムやマルチビーム光源の
回転機構についての詳細を説明する。図3、図4はその
一例を示したものである。ダブプリズム7のホルダ20
もしくは回転可能な光源のホルダの回りにギヤ21を配
置し、ギヤ21をステッピングモータ22に付いている
ウォームギア23で回転する。ステッピングモータ22
には、BPセンサ13からの信号を計算機14により計
算した後の信号が送り込まれ、それに応じてダブプリズ
ム7もしくは光源を回転させ、走査ピッチを所定の大き
さにして印刷ピッチムラを防止する。
回転機構についての詳細を説明する。図3、図4はその
一例を示したものである。ダブプリズム7のホルダ20
もしくは回転可能な光源のホルダの回りにギヤ21を配
置し、ギヤ21をステッピングモータ22に付いている
ウォームギア23で回転する。ステッピングモータ22
には、BPセンサ13からの信号を計算機14により計
算した後の信号が送り込まれ、それに応じてダブプリズ
ム7もしくは光源を回転させ、走査ピッチを所定の大き
さにして印刷ピッチムラを防止する。
【0012】次に、マルチビームの走査ピッチを検出す
る第1の方法について説明する。センサは図5のように
なっており、30,31,32,33の4つの受光素子
に分かれている。矢印34は走査方向を示す。受光素子
30,31の境界と受光素子32,33の境界との距離
Xは、次の式(1) X=P×(M−1)・・・・(1) のように設定する。ただし、Pは走査ピッチ、Mはマル
チビームのビーム数を示す。
る第1の方法について説明する。センサは図5のように
なっており、30,31,32,33の4つの受光素子
に分かれている。矢印34は走査方向を示す。受光素子
30,31の境界と受光素子32,33の境界との距離
Xは、次の式(1) X=P×(M−1)・・・・(1) のように設定する。ただし、Pは走査ピッチ、Mはマル
チビームのビーム数を示す。
【0013】このセンサの目的は、マルチビーム光の両
端の位置を検出することである。まず上端のビームのみ
光らせる。このとき、センサ30,31,32,33の
出力を比較することによって上端のビームがどの位置に
来ているかが分かる。同様に下端のビームのみを光らせ
たときセンサ30,31,32,33の出力からビーム
位置が分かる。このデータを元にして、センサ30,3
1の差とセンサ32,33の差が0になり、所定の位置
にビームが来るかを計算機14で計算する。また上端と
下端の光を同時に点灯させ、センサ30,31に入る信
号とセンサ32,33に入る信号の時間順を検出すれ
ば、各ビームの上下関係が分かる。この結果を、ダブプ
リズム7や光源の回転機構に付いているステッピングモ
ータ22に伝達させれば、所定の大きさに走査ピッチを
正しく設定することができる。最初の組立時の調整はマ
ルチビームの両端を点灯させて走査したとき、センサ3
0,31の出力の和とセンサ32,33の出力の和の差
が0になるように調整するだけで良い。このようしてお
けば、これまで述べたように自動で所定の走査ピッチに
調整できる。その他、何等かの原因でピッチムラが出る
場合は、センサ30,31,32,33の出力値をピッ
チムラが出ないように補正すれば良い。
端の位置を検出することである。まず上端のビームのみ
光らせる。このとき、センサ30,31,32,33の
出力を比較することによって上端のビームがどの位置に
来ているかが分かる。同様に下端のビームのみを光らせ
たときセンサ30,31,32,33の出力からビーム
位置が分かる。このデータを元にして、センサ30,3
1の差とセンサ32,33の差が0になり、所定の位置
にビームが来るかを計算機14で計算する。また上端と
下端の光を同時に点灯させ、センサ30,31に入る信
号とセンサ32,33に入る信号の時間順を検出すれ
ば、各ビームの上下関係が分かる。この結果を、ダブプ
リズム7や光源の回転機構に付いているステッピングモ
ータ22に伝達させれば、所定の大きさに走査ピッチを
正しく設定することができる。最初の組立時の調整はマ
ルチビームの両端を点灯させて走査したとき、センサ3
0,31の出力の和とセンサ32,33の出力の和の差
が0になるように調整するだけで良い。このようしてお
けば、これまで述べたように自動で所定の走査ピッチに
調整できる。その他、何等かの原因でピッチムラが出る
場合は、センサ30,31,32,33の出力値をピッ
チムラが出ないように補正すれば良い。
【0014】次に、マルチビームの走査ピッチを検出す
る第2の方法について説明する。センサは図6もしくは
図7のようになっている。図6は1次元センサ、図7は
CCDである。どちらの場合も、マルチビームの走査ピ
ッチの10分の1以下の位置精度を検知できる程度に細
かな素子を持っているものを用いる。これを、走査光3
4が垂直に横切るように配置する。このセンサの目的
は、走査されているマルチビーム光の両端の走査垂直方
向の距離を検出することと、印刷の書出し位置を決める
ことである。まず、マルチビームの上端のビームのみを
光らせ、走査を行う。この走査の様子を図6の1次元セ
ンサもしくは図7のCCDでとらえ、その位置を検知す
る。次に、下端のビームのみを光らせ、同様にこの位置
を検知する。次に、上端のビームと下端のビームとを同
時に光らせ、その時間順を検知する。これらの値から、
両ビーム間の走査垂直方向の距離と上下端のビームの時
間順を求めることができる。これらの値からダブプリズ
ム7や光源をどれくらい回転させれば良いかを計算機1
4で計算し、回転機構に付いているステッピングモータ
22に信号を伝達させれば、走査ピッチを所定の大きさ
に正しく設定することができる。また、同時にそれぞれ
のマルチビーム信号をとらえ、印刷書出し位置を決める
ためのデータとしても良い。ただし、1次元センサやC
CDの立上りが遅い場合等、不都合な点がある場合は、
別の素子をBDセンサ用として取り付けると良い。
る第2の方法について説明する。センサは図6もしくは
図7のようになっている。図6は1次元センサ、図7は
CCDである。どちらの場合も、マルチビームの走査ピ
ッチの10分の1以下の位置精度を検知できる程度に細
かな素子を持っているものを用いる。これを、走査光3
4が垂直に横切るように配置する。このセンサの目的
は、走査されているマルチビーム光の両端の走査垂直方
向の距離を検出することと、印刷の書出し位置を決める
ことである。まず、マルチビームの上端のビームのみを
光らせ、走査を行う。この走査の様子を図6の1次元セ
ンサもしくは図7のCCDでとらえ、その位置を検知す
る。次に、下端のビームのみを光らせ、同様にこの位置
を検知する。次に、上端のビームと下端のビームとを同
時に光らせ、その時間順を検知する。これらの値から、
両ビーム間の走査垂直方向の距離と上下端のビームの時
間順を求めることができる。これらの値からダブプリズ
ム7や光源をどれくらい回転させれば良いかを計算機1
4で計算し、回転機構に付いているステッピングモータ
22に信号を伝達させれば、走査ピッチを所定の大きさ
に正しく設定することができる。また、同時にそれぞれ
のマルチビーム信号をとらえ、印刷書出し位置を決める
ためのデータとしても良い。ただし、1次元センサやC
CDの立上りが遅い場合等、不都合な点がある場合は、
別の素子をBDセンサ用として取り付けると良い。
【0015】次に、マルチビームの走査ピッチを検出す
る第3の方法について説明する。センサは図8もしくは
図9のようになっている。このセンサは35,36もし
くは37,38の2つの受光素子の組み合わせからなっ
ており、35および37は走査タイミングを検出するい
わゆるBDセンサで、36および38はBDセンサとあ
わせて走査ピッチを検出するBPセンサである。これら
は走査光の来るところに配置するが、同じ場所に配置し
ても良いし、別々の場所に配置しても良い。
る第3の方法について説明する。センサは図8もしくは
図9のようになっている。このセンサは35,36もし
くは37,38の2つの受光素子の組み合わせからなっ
ており、35および37は走査タイミングを検出するい
わゆるBDセンサで、36および38はBDセンサとあ
わせて走査ピッチを検出するBPセンサである。これら
は走査光の来るところに配置するが、同じ場所に配置し
ても良いし、別々の場所に配置しても良い。
【0016】まず、マルチビームの上下端のビームを同
時に光らせ、走査させる。このとき、センサ35もしく
は37によって2つのビームの時間差t1を検知する。
また、ある角度θで傾いているセンサ36もしくは38
で2つのビームの時間差t2を検知する。センサ36の
形は、図9のセンサ38ように三角形としても良い。こ
のt1,t2は図10のように図示できる。40は上端
のビームからの信号をセンサ35,37が受けたときの
信号で、41は下端ビームからの信号をセンサ35,3
7が受けたときの信号である。42は上端ビームからの
光をセンサ36,38が受けた信号を示す。43は下端
ビームの光をセンサ36,38が受けたときの信号を示
す。レンズ系により走査される光の移動速度をVとする
と、時間t1の間に動く距離X1はV×t1、時間t2
の間に動く距離X2はV×t2と計算できる。よって上
下端のビームの走査垂直方向の距離Xは、次の式(2) X=(X1−X2)tanθ・・・・(2) から求められる。
時に光らせ、走査させる。このとき、センサ35もしく
は37によって2つのビームの時間差t1を検知する。
また、ある角度θで傾いているセンサ36もしくは38
で2つのビームの時間差t2を検知する。センサ36の
形は、図9のセンサ38ように三角形としても良い。こ
のt1,t2は図10のように図示できる。40は上端
のビームからの信号をセンサ35,37が受けたときの
信号で、41は下端ビームからの信号をセンサ35,3
7が受けたときの信号である。42は上端ビームからの
光をセンサ36,38が受けた信号を示す。43は下端
ビームの光をセンサ36,38が受けたときの信号を示
す。レンズ系により走査される光の移動速度をVとする
と、時間t1の間に動く距離X1はV×t1、時間t2
の間に動く距離X2はV×t2と計算できる。よって上
下端のビームの走査垂直方向の距離Xは、次の式(2) X=(X1−X2)tanθ・・・・(2) から求められる。
【0017】また、立上り立下がりの良好な素子を使用
することにより、図9のセンサ38のような三角形の素
子1つだけでも精度良く検知できる。この場合の信号は
図11のようになる。44は上端のビームの信号、45
は下端のビームの信号である。図11の時間t1,t2
を求めれば、これまで述べてきたように式2から2つの
ビームの走査垂直方向の距離が求められる。
することにより、図9のセンサ38のような三角形の素
子1つだけでも精度良く検知できる。この場合の信号は
図11のようになる。44は上端のビームの信号、45
は下端のビームの信号である。図11の時間t1,t2
を求めれば、これまで述べてきたように式2から2つの
ビームの走査垂直方向の距離が求められる。
【0018】次に、マルチビームの走査ピッチを検出す
る第4の方法について説明する。センサは図12のよう
になっている。このセンサ上を走査光が通るように配置
する。センサ50は、ポジションセンサと呼ばれている
もので、光の通ったところ51,52と基準点55との
距離53,54に応じてセンサの抵抗値が変わるという
ものである。まず、マルチビーム走査光の上端のビーム
51のみを点灯させ、走査する。このときのセンサ50
の抵抗値R1を検知する。次に、走査光の下端部の光5
2のみ点灯させ、走査させる。このときのセンサ50の
抵抗値R2を検知する。センサ50の単位長さあたりの
抵抗をkとすると、次の式(3) X=(R1−R2)/k・・・・(3) により2つの光の走査垂直方向の距離Xが求められる。
ただし、この方式の場合、ビーム位置を1つ1つ別々に
検知する必要があるので、センサ50の他に従来のよう
にBDセンサを必要とする。
る第4の方法について説明する。センサは図12のよう
になっている。このセンサ上を走査光が通るように配置
する。センサ50は、ポジションセンサと呼ばれている
もので、光の通ったところ51,52と基準点55との
距離53,54に応じてセンサの抵抗値が変わるという
ものである。まず、マルチビーム走査光の上端のビーム
51のみを点灯させ、走査する。このときのセンサ50
の抵抗値R1を検知する。次に、走査光の下端部の光5
2のみ点灯させ、走査させる。このときのセンサ50の
抵抗値R2を検知する。センサ50の単位長さあたりの
抵抗をkとすると、次の式(3) X=(R1−R2)/k・・・・(3) により2つの光の走査垂直方向の距離Xが求められる。
ただし、この方式の場合、ビーム位置を1つ1つ別々に
検知する必要があるので、センサ50の他に従来のよう
にBDセンサを必要とする。
【0019】なおこれまでは、レーザー光源1とAOM
4とダブプリズム7とを用いる場合について説明してき
たが、図14のようにマルチビームLD29とダブプリ
ズム7とを用いる場合は、ダブプリズム7に回転機構を
つけ、図15のようにマルチビームLD29のみを用い
る場合は、マルチビームLD29に回転機構を付ければ
同じことである。
4とダブプリズム7とを用いる場合について説明してき
たが、図14のようにマルチビームLD29とダブプリ
ズム7とを用いる場合は、ダブプリズム7に回転機構を
つけ、図15のようにマルチビームLD29のみを用い
る場合は、マルチビームLD29に回転機構を付ければ
同じことである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、マルチビームを用いた
レーザ走査装置において、走査ピッチムラのない印刷品
質が得るべく、その走査ピッチの調整を自動的に行って
調整効率の点で優れ、また調整後の環境変化や振動によ
って調整が狂った場合であっても、その走査ピッチの調
整は、既述のごとく、自動調整であるが故に、この点で
も調整効率性の良い走査ピッチ制御方法を提供すること
ができる。
レーザ走査装置において、走査ピッチムラのない印刷品
質が得るべく、その走査ピッチの調整を自動的に行って
調整効率の点で優れ、また調整後の環境変化や振動によ
って調整が狂った場合であっても、その走査ピッチの調
整は、既述のごとく、自動調整であるが故に、この点で
も調整効率性の良い走査ピッチ制御方法を提供すること
ができる。
【図1】 本発明の第1の実施例を説明する図であり、
ガスレーザーとAOMとダブプリズムとを用いる場合の
図である。
ガスレーザーとAOMとダブプリズムとを用いる場合の
図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を説明する図であり、
図1の場合と同様、ガスレーザーとAOMとダブプリズ
ムとを用いる場合の図である。
図1の場合と同様、ガスレーザーとAOMとダブプリズ
ムとを用いる場合の図である。
【図3】 本発明で使用される回転機構の一具体例を光
軸方向から見た図である。
軸方向から見た図である。
【図4】 本発明で使用される回転機構の他の具体例を
光軸方向から見た図である。
光軸方向から見た図である。
【図5】 本発明で使用される第1のビームピッチセン
サを示す図である。
サを示す図である。
【図6】 本発明で使用される第2のビームピッチセン
サの一つである1次元センサを示す図である。
サの一つである1次元センサを示す図である。
【図7】 本発明で使用される第2のビームピッチセン
サの一つであるCCDを示す図である。
サの一つであるCCDを示す図である。
【図8】 本発明で使用される第3のビームピッチセン
サの一具体例を示す図である。
サの一具体例を示す図である。
【図9】 本発明で使用される第3のビームピッチセン
サの他の具体例を示す図である。
サの他の具体例を示す図である。
【図10】 図8からの出力を示す図である。
【図11】 図9からの出力を示す図である。
【図12】 本発明で使用される第4のビームピッチセ
ンサを示す図である。
ンサを示す図である。
【図13】 マルチビームとして4本ビームの走査の様
子を示す図である。
子を示す図である。
【図14】 本発明の第3の実施例を説明する図であ
り、マルチビームLDとダブプリズムとを用いる場合の
図である。
り、マルチビームLDとダブプリズムとを用いる場合の
図である。
【図15】 本発明の第4の実施例を説明する図であ
り、マルチビームLDのみを用いる場合の図である。
り、マルチビームLDのみを用いる場合の図である。
1…レーザ光源、2…マルチビーム発生素子、3…レン
ズ、4…音響光学変調器、5…レンズ、6…ミラー、7
…ダブプリズム、8…シリンドリカルレンズ、9…回転
多面鏡、10…Fθレンズ、11…感光体、12…ミラ
ー、13…ビームピッチセンサ、14…計算機、15…
印刷開始端の光線、16…可倒式ミラー、17…自動回
転調整機構、18…半導体レーザ光源、19…レンズ、
20…ダブプリズムホルダ、21…ギヤ、22…ステッ
ピングモータ、23…ウォームギア、28…半導体レー
ザホルダ、29…マルチビーム半導体レーザ、30,3
1,32,33…受光素子、34…ビーム走査方向、3
5,36,37,38…受光素子、40…上端ビームの
受光素子35もしくは37からの信号、41…下端ビー
ムの受光素子35もしくは37からの信号、42…上端
ビームの受光素子36もしくは38からの信号、43…
下端ビームの受光素子36もしくは38からの信号、4
4…上端ビームの受光素子38からの信号、45…下端
ビームの受光素子38からの信号、50…ポジションセ
ンサ、51…上端ビームの走査の様子、52…下端ビー
ムの走査の様子、53…上端ビームと基準との距離、5
4…下端ビームと基準との距離、55…基準位置。
ズ、4…音響光学変調器、5…レンズ、6…ミラー、7
…ダブプリズム、8…シリンドリカルレンズ、9…回転
多面鏡、10…Fθレンズ、11…感光体、12…ミラ
ー、13…ビームピッチセンサ、14…計算機、15…
印刷開始端の光線、16…可倒式ミラー、17…自動回
転調整機構、18…半導体レーザ光源、19…レンズ、
20…ダブプリズムホルダ、21…ギヤ、22…ステッ
ピングモータ、23…ウォームギア、28…半導体レー
ザホルダ、29…マルチビーム半導体レーザ、30,3
1,32,33…受光素子、34…ビーム走査方向、3
5,36,37,38…受光素子、40…上端ビームの
受光素子35もしくは37からの信号、41…下端ビー
ムの受光素子35もしくは37からの信号、42…上端
ビームの受光素子36もしくは38からの信号、43…
下端ビームの受光素子36もしくは38からの信号、4
4…上端ビームの受光素子38からの信号、45…下端
ビームの受光素子38からの信号、50…ポジションセ
ンサ、51…上端ビームの走査の様子、52…下端ビー
ムの走査の様子、53…上端ビームと基準との距離、5
4…下端ビームと基準との距離、55…基準位置。
Claims (5)
- 【請求項1】 マルチビーム光走査装置から発生する複
数のマルチビームの走査ピッチを検出し、その検出出力
からビームの回転量を求め、この回転量に基づき複数の
ビームを回転させて上記マルチビームの走査ピッチを自
動制御することを特徴とするレーザ走査装置の走査ピッ
チ制御方法。 - 【請求項2】 請求項1の走査ピッチを検出する手段と
して、走査垂直方向に4分割された光検出部を持ち、光
を走査したときのこの4つの検出部の出力差から走査ピ
ッチを求めることを特徴とするレーザ走査装置の走査ピ
ッチ制御方法。 - 【請求項3】 請求項1の走査ピッチを検出する手段と
して、走査垂直方向に多数の素子が並んでいる1次元セ
ンサもしくはCCDを用い、光を走査したときのこの出
力から走査ピッチを求めることを特徴とするレーザ走査
装置の走査ピッチ制御方法。 - 【請求項4】 請求項1の走査ピッチを検出する手段と
して、走査方向に対して斜め直線部を持つ光検知器を用
い、光を走査したときの光検出の時間差から走査ピッチ
を求めることを特徴とするレーザ走査装置の走査ピッチ
制御方法。 - 【請求項5】 請求項1の走査ピッチを検出する手段と
してポジションセンサを用い、光を走査したときの抵抗
値の差から走査ピッチを求めることを特徴とするレーザ
走査装置の走査ピッチ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168095A JPH08201711A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168095A JPH08201711A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08201711A true JPH08201711A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11784721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1168095A Pending JPH08201711A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | レーザ走査装置の走査ピッチ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08201711A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7532227B2 (en) * | 2002-07-02 | 2009-05-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanner and image forming apparatus |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP1168095A patent/JPH08201711A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7532227B2 (en) * | 2002-07-02 | 2009-05-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanner and image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020827 |