JPH08202174A - 転写装置 - Google Patents
転写装置Info
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- JPH08202174A JPH08202174A JP835795A JP835795A JPH08202174A JP H08202174 A JPH08202174 A JP H08202174A JP 835795 A JP835795 A JP 835795A JP 835795 A JP835795 A JP 835795A JP H08202174 A JPH08202174 A JP H08202174A
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- Japan
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- voltage
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】転写時の文字中抜け、転写ニップ近傍でのトナ
ーの飛び散り、剥離放電を防止する。 【構成】転写ドラム1を、ドラム11、弾性層12、電
極としての布部材13、抵抗層14等によって構成す
る。布部材13は、絶縁性の縦糸131と導電性の横糸
132との交織によって形成する。転写電圧を印加した
導電性のブラシ15を、転写ニップN1 に対応する部分
に接触させ、転写ニップN1 のみを帯電する。転写ニッ
プN1 の前後(上流側と下流側)とには不要な電圧は印
加されないので、上流側でのトナーの飛び散り、下流側
での剥離放電による画像の乱れを防止する。さらに、布
部材13が弾性を有するので、転写ニップN1 での当接
圧が良好となり、文字中抜けを防止できる。
ーの飛び散り、剥離放電を防止する。 【構成】転写ドラム1を、ドラム11、弾性層12、電
極としての布部材13、抵抗層14等によって構成す
る。布部材13は、絶縁性の縦糸131と導電性の横糸
132との交織によって形成する。転写電圧を印加した
導電性のブラシ15を、転写ニップN1 に対応する部分
に接触させ、転写ニップN1 のみを帯電する。転写ニッ
プN1 の前後(上流側と下流側)とには不要な電圧は印
加されないので、上流側でのトナーの飛び散り、下流側
での剥離放電による画像の乱れを防止する。さらに、布
部材13が弾性を有するので、転写ニップN1 での当接
圧が良好となり、文字中抜けを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に装着され
る転写装置に関する。
機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に装着され
る転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機、レーザビ
ームプリンタ等の画像形成装置における転写装置として
は、非接触のコロナ帯電器が一般的に用いられてきた。
しかし、コロナ帯電器は、高電圧を必要とする、オゾン
を発生する等の問題があり、近年は導電性ローラを用い
たローラ転写方式が用いられるようになってきた。
ームプリンタ等の画像形成装置における転写装置として
は、非接触のコロナ帯電器が一般的に用いられてきた。
しかし、コロナ帯電器は、高電圧を必要とする、オゾン
を発生する等の問題があり、近年は導電性ローラを用い
たローラ転写方式が用いられるようになってきた。
【0003】ローラ転写方式は、表面にトナー像が形成
される感光ドラム(像担持体)に、電圧を印加した転写
ローラを加圧当接させ、この転写ニップ内に転写材を通
過させる。転写ニップ内では転写ローラから転写材裏面
に注入された電荷によって生じる電界と、転写ローラと
感光ドラム間の転写電界とによってトナー像が転写材上
に移動する。
される感光ドラム(像担持体)に、電圧を印加した転写
ローラを加圧当接させ、この転写ニップ内に転写材を通
過させる。転写ニップ内では転写ローラから転写材裏面
に注入された電荷によって生じる電界と、転写ローラと
感光ドラム間の転写電界とによってトナー像が転写材上
に移動する。
【0004】また、多色カラー画像を得るために感光ド
ラム上のトナー像を転写ドラム(中間転写体)に転写す
る多重転写方式では、転写ドラムの導電基体に転写電圧
を印加することによって、感光ドラムと転写ドラムとで
形成される転写ニップ内でトナー像が転写される。
ラム上のトナー像を転写ドラム(中間転写体)に転写す
る多重転写方式では、転写ドラムの導電基体に転写電圧
を印加することによって、感光ドラムと転写ドラムとで
形成される転写ニップ内でトナー像が転写される。
【0005】いずれの方法もトナー像が、転写材もしく
は転写ドラムに適度な加圧を持って接触した状態で転写
されるため、転写時の画像ブレ、トナー飛び散り等が発
生しにくく、コロナ帯電器を用いた場合に比べ、高画質
の画像が得られる可能性が高い。
は転写ドラムに適度な加圧を持って接触した状態で転写
されるため、転写時の画像ブレ、トナー飛び散り等が発
生しにくく、コロナ帯電器を用いた場合に比べ、高画質
の画像が得られる可能性が高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すように、例えば、中間転写体としての転写ドラム
1と感光ドラム2とを当接させて転写ニップNを形成
し、それぞれ矢印R1方向、矢印R2方向に回転させた
場合、実際にはこれらの回転方向についての転写ニップ
Nの上流側においては、転写ニップNに入る以前にトナ
ーが電界によって感光ドラム2表面から飛翔してしま
い、トナー像の乱れを生じるという問題が存在し、接触
転写を行う利点を十分に活かすことができない。
に示すように、例えば、中間転写体としての転写ドラム
1と感光ドラム2とを当接させて転写ニップNを形成
し、それぞれ矢印R1方向、矢印R2方向に回転させた
場合、実際にはこれらの回転方向についての転写ニップ
Nの上流側においては、転写ニップNに入る以前にトナ
ーが電界によって感光ドラム2表面から飛翔してしま
い、トナー像の乱れを生じるという問題が存在し、接触
転写を行う利点を十分に活かすことができない。
【0007】また、転写ニップNの下流側においては転
写ドラム1と感光ドラム2との間で剥離時の電界の急激
な上昇により剥離放電が生じたり、転写材を突き抜けて
放電が発生してトナー像を乱したりする等の問題が発生
していた。
写ドラム1と感光ドラム2との間で剥離時の電界の急激
な上昇により剥離放電が生じたり、転写材を突き抜けて
放電が発生してトナー像を乱したりする等の問題が発生
していた。
【0008】このようなトナー像転写時の、転写ドラム
1と感光ドラム2との間の問題は、転写ドラム1と転写
ローラとの間、さらには転写ドラム(中間転写体)を有
しないものでは感光ドラム2と転写ローラとの間にも存
在する。
1と感光ドラム2との間の問題は、転写ドラム1と転写
ローラとの間、さらには転写ドラム(中間転写体)を有
しないものでは感光ドラム2と転写ローラとの間にも存
在する。
【0009】これらの問題は、転写ドラムや転写ローラ
等の転写部材の表面電位が、転写ニップN、その上流
側、およびその下流側において一定であるため、転写に
不必要な上流側および下流側の領域にまで電界が生じて
いるために生じる。
等の転写部材の表面電位が、転写ニップN、その上流
側、およびその下流側において一定であるため、転写に
不必要な上流側および下流側の領域にまで電界が生じて
いるために生じる。
【0010】そこで、転写ニップNの上流側の空隙にお
ける転写電界を制限するために、特開平173434号
公報では、転写ドラム(中間転写体)の表面の移動方向
に対して細分割された独立電極を転写部材の表面に設
け、感光ドラムと転写ドラムとの転写ニップNに存在す
る独立電極群にのみ転写バイアスを印加する方法が提案
されている。
ける転写電界を制限するために、特開平173434号
公報では、転写ドラム(中間転写体)の表面の移動方向
に対して細分割された独立電極を転写部材の表面に設
け、感光ドラムと転写ドラムとの転写ニップNに存在す
る独立電極群にのみ転写バイアスを印加する方法が提案
されている。
【0011】この方法では、50μm程度のシート上に
金属電極をエッチング、印刷することによって独立電極
を構成している。しかし、このような方法では転写ドラ
ムの硬度が上昇してしまい、転写の際にトナーへの接触
圧が高くなり、文字中抜けが発生してしまうという問題
が生じる。
金属電極をエッチング、印刷することによって独立電極
を構成している。しかし、このような方法では転写ドラ
ムの硬度が上昇してしまい、転写の際にトナーへの接触
圧が高くなり、文字中抜けが発生してしまうという問題
が生じる。
【0012】また、転写ニップNの下流側の電界を制限
していないため、転写ドラムと感光ドラムとの間の電界
によって放電が発生し、転写ドラム表面や転写されたト
ナー層が過剰に帯電され、このため、次の色の転写時
に、前の色と同じの転写電界を得るためには、次の色の
転写時に余分な転写電圧が必要になったり、トナー像の
転写材への二次転写の際に転写効率が低下したり、転写
材から感光ドラムへの逆転写が起きたりする等の問題点
も生じていた。
していないため、転写ドラムと感光ドラムとの間の電界
によって放電が発生し、転写ドラム表面や転写されたト
ナー層が過剰に帯電され、このため、次の色の転写時
に、前の色と同じの転写電界を得るためには、次の色の
転写時に余分な転写電圧が必要になったり、トナー像の
転写材への二次転写の際に転写効率が低下したり、転写
材から感光ドラムへの逆転写が起きたりする等の問題点
も生じていた。
【0013】そこで、本発明は、転写ニップ近傍の転写
電界を適宜に制御することにより、中抜け、転写電界の
上昇、転写効率の低下、逆転写等の不良を防止するよう
にした転写装置を提供することを目的とするものであ
る。
電界を適宜に制御することにより、中抜け、転写電界の
上昇、転写効率の低下、逆転写等の不良を防止するよう
にした転写装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、第1の像担持体上に形成さ
れたトナー像を、第2の像担持体に静電的に転写する転
写装置において、前記第1の像担持体と第2の像担持体
のうちの少なくとも一方が、これらの移動方向に電気的
に細分割された多数の独立電極と、前記移動に伴って所
定位置に配置された独立電極に対してそれぞれ電圧を印
加する電圧印加手段とを有し、前記多数の独立電極が、
導電性の糸状部材と絶縁性の糸状部材との交織によって
織られた布部材であることを特徴とする。
みてなされたものであって、第1の像担持体上に形成さ
れたトナー像を、第2の像担持体に静電的に転写する転
写装置において、前記第1の像担持体と第2の像担持体
のうちの少なくとも一方が、これらの移動方向に電気的
に細分割された多数の独立電極と、前記移動に伴って所
定位置に配置された独立電極に対してそれぞれ電圧を印
加する電圧印加手段とを有し、前記多数の独立電極が、
導電性の糸状部材と絶縁性の糸状部材との交織によって
織られた布部材であることを特徴とする。
【0015】この場合、前記第1の像担持体を感光体と
し、前記第2の像担持体を中間転写体とすることがで
き、また前記中間転写体を、転写ベルトまたは転写ドラ
ムとすることができる。
し、前記第2の像担持体を中間転写体とすることがで
き、また前記中間転写体を、転写ベルトまたは転写ドラ
ムとすることができる。
【0016】中間転写体上に形成されたトナー像を、転
写部材によって転写材上に静電的に転写する転写装置に
おいて、前記中間転写体と転写部材のうちの少なくとも
一方が、これらの移動方向に電気的に細分割された多数
の独立電極と、前記移動に伴って所定位置に配置された
独立電極に対してそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段
とを有し、前記多数の独立電極が、導電性の糸状部材と
絶縁性の糸状部材との交織によって織られた布部材であ
ることを特徴とする。
写部材によって転写材上に静電的に転写する転写装置に
おいて、前記中間転写体と転写部材のうちの少なくとも
一方が、これらの移動方向に電気的に細分割された多数
の独立電極と、前記移動に伴って所定位置に配置された
独立電極に対してそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段
とを有し、前記多数の独立電極が、導電性の糸状部材と
絶縁性の糸状部材との交織によって織られた布部材であ
ることを特徴とする。
【0017】感光体上に形成されたトナー像を、転写部
材によって転写材上に静電的に転写する転写装置におい
て、前記転写部材が、該転写部材の移動方向に電気的に
細分割された多数の独立電極と、前記移動に伴って所定
位置に配置された独立電極に対してそれぞれ電圧を印加
する電圧印加手段とを有し、前記多数の独立電極が、導
電性の糸状部材と絶縁性の糸状部材との交織によって織
られた布部材であることを特徴とする。
材によって転写材上に静電的に転写する転写装置におい
て、前記転写部材が、該転写部材の移動方向に電気的に
細分割された多数の独立電極と、前記移動に伴って所定
位置に配置された独立電極に対してそれぞれ電圧を印加
する電圧印加手段とを有し、前記多数の独立電極が、導
電性の糸状部材と絶縁性の糸状部材との交織によって織
られた布部材であることを特徴とする。
【0018】この場合、前記転写部材を転写ローラとす
ることができる。
ることができる。
【0019】上述のいずれの転写装置においても、前記
布部材に抵抗層を、積層するようにしてもよいし、前記
布部材の中にコート剤を染み込ませて形成するようにし
てもよい。
布部材に抵抗層を、積層するようにしてもよいし、前記
布部材の中にコート剤を染み込ませて形成するようにし
てもよい。
【0020】次に、第1の像担持体上に形成されたトナ
ー像を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置に
おいて、前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの
少なくとも一方が、電圧を印加することができる導電基
体と、抵抗層と、前記移動方向に電気的に細分割された
多数の独立電極と、前記移動に伴って所定位置に配置さ
れた独立電極に対してそれぞれ電圧を印加する電圧印加
手段とを有することを特徴とする。
ー像を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置に
おいて、前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの
少なくとも一方が、電圧を印加することができる導電基
体と、抵抗層と、前記移動方向に電気的に細分割された
多数の独立電極と、前記移動に伴って所定位置に配置さ
れた独立電極に対してそれぞれ電圧を印加する電圧印加
手段とを有することを特徴とする。
【0021】この場合、前記第1の像担持体を感光体と
し、前記第2の像担持体を中間転写体とすることができ
る。
し、前記第2の像担持体を中間転写体とすることができ
る。
【0022】次に、第1の像担持体上に形成されたトナ
ー像を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置に
おいて、前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの
少なくとも一方が、これらの移動方向に電気的に細分割
された多数の独立電極と、前記移動に伴って所定位置に
配置された独立電極に対してそれぞれ電圧を印加する電
圧印加手段とを有し、前記第1の像担持体と第2の像担
持体との転写ニップに存在する独立電極に転写電圧を印
加し、前記移動方向下流に存在する独立電極にこれとは
異なる電圧を印加することを特徴とする。
ー像を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置に
おいて、前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの
少なくとも一方が、これらの移動方向に電気的に細分割
された多数の独立電極と、前記移動に伴って所定位置に
配置された独立電極に対してそれぞれ電圧を印加する電
圧印加手段とを有し、前記第1の像担持体と第2の像担
持体との転写ニップに存在する独立電極に転写電圧を印
加し、前記移動方向下流に存在する独立電極にこれとは
異なる電圧を印加することを特徴とする。
【0023】この場合、前記第1の像担持体を感光体と
し、前記第2の像担持体を中間転写体としてもよい。
し、前記第2の像担持体を中間転写体としてもよい。
【0024】
【作用】以上構成に基づき、例えば、第1の像担持体と
しての感光体と、第2の像担持体としての中間転写体と
について、これらの移動方向に対して細分割された独立
電極を多数設け、感光体と中間転写体との間の転写ニッ
プに位置する独立電極群にのみ転写バイアスを印加する
ことによって、十分な転写効率を得つつ、転写ニップの
上流側及び下流側の領域の電界を制限することでトナー
像の飛び散り、剥離放電等を防止する。
しての感光体と、第2の像担持体としての中間転写体と
について、これらの移動方向に対して細分割された独立
電極を多数設け、感光体と中間転写体との間の転写ニッ
プに位置する独立電極群にのみ転写バイアスを印加する
ことによって、十分な転写効率を得つつ、転写ニップの
上流側及び下流側の領域の電界を制限することでトナー
像の飛び散り、剥離放電等を防止する。
【0025】この際、感光体とともに転写ニップを構成
する中間転写体が固いと接触圧が高くなり、中抜け等の
不良が発生する。そこで、中間転写体の弾性を損なわな
いようにするため、独立電極群は、例えば、縦糸に絶縁
性の糸状部材、また横糸に導電性の糸状部材を用いた異
方導電性の布部材を用いる。これにより、均一な転写ニ
ップを維持し、文字中抜けや感光体へのダメージを防止
することが可能になる。
する中間転写体が固いと接触圧が高くなり、中抜け等の
不良が発生する。そこで、中間転写体の弾性を損なわな
いようにするため、独立電極群は、例えば、縦糸に絶縁
性の糸状部材、また横糸に導電性の糸状部材を用いた異
方導電性の布部材を用いる。これにより、均一な転写ニ
ップを維持し、文字中抜けや感光体へのダメージを防止
することが可能になる。
【0026】転写部材の構成は、支持基体とその上に形
成する弾性層と、独立電極群の積層構造とし、独立電極
群への電圧印加は転写部材の表面でかつ転写部材の画像
形成域外から行う構成をとることで可能であるが、感光
体と転写部材の転写ニップ部材に相当する独立電極に正
確に電圧を印加するために感光体もしくはその支持体端
部表面の外周に転写電圧供給用の電極を設け、これと対
向する転写部材表面に独立電極を露出させ、感光体と転
写部材が接触している部分のみに電圧を加えられるよう
な構成とすることが可能である。
成する弾性層と、独立電極群の積層構造とし、独立電極
群への電圧印加は転写部材の表面でかつ転写部材の画像
形成域外から行う構成をとることで可能であるが、感光
体と転写部材の転写ニップ部材に相当する独立電極に正
確に電圧を印加するために感光体もしくはその支持体端
部表面の外周に転写電圧供給用の電極を設け、これと対
向する転写部材表面に独立電極を露出させ、感光体と転
写部材が接触している部分のみに電圧を加えられるよう
な構成とすることが可能である。
【0027】また、転写ニップ外の電界を制限するため
には、直接的に転写ニップ外の独立電極に転写電圧と異
なる電圧を印加することも可能であるが、反面、隣接近
接した独立電極同志のリークを起こし易い。本発明では
弾性層を中抵抗として支持基体からTr電圧と異なる電
圧を与えることによってこのような問題をおこすことな
く転写前後の空隙における電荷を制限することができ
る。
には、直接的に転写ニップ外の独立電極に転写電圧と異
なる電圧を印加することも可能であるが、反面、隣接近
接した独立電極同志のリークを起こし易い。本発明では
弾性層を中抵抗として支持基体からTr電圧と異なる電
圧を与えることによってこのような問題をおこすことな
く転写前後の空隙における電荷を制限することができ
る。
【0028】以上のような構成で、従来問題となってい
た転写ニップ前後の空隙に発生する電界に起因する弊害
を解消することが可能になる。
た転写ニップ前後の空隙に発生する電界に起因する弊害
を解消することが可能になる。
【0029】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図2に、本発明に係る転写装置を装着した
画像形成装置の一例として、カラープリンタの概略構成
を示す。本実施例では、第1の像担持体としてドラム状
の感光体(以下「感光ドラム」という。)2を、また第
2の像担持体として同じくドラム状の中間転写体(以下
「転写ドラム」という。)1を使用している。
て説明する。 〈実施例1〉図2に、本発明に係る転写装置を装着した
画像形成装置の一例として、カラープリンタの概略構成
を示す。本実施例では、第1の像担持体としてドラム状
の感光体(以下「感光ドラム」という。)2を、また第
2の像担持体として同じくドラム状の中間転写体(以下
「転写ドラム」という。)1を使用している。
【0030】感光ドラム2は、円筒状のドラム基体の表
面に感光層を設け、全体として直径60mmに構成され
ており、不図示の駆動手段によって矢印R2方向にプロ
セススピード(周速度)100mm/sec で回転駆動さ
れる。
面に感光層を設け、全体として直径60mmに構成され
ており、不図示の駆動手段によって矢印R2方向にプロ
セススピード(周速度)100mm/sec で回転駆動さ
れる。
【0031】感光ドラム2の周囲には、帯電ローラ4、
露光装置3、4色の現像器5、転写ドラム1、感光ドラ
ムクリーニング装置71等が、また転写ドラム1の周囲
には、転写ローラ6、転写ドラムクリーニング装置7等
が配設されている。
露光装置3、4色の現像器5、転写ドラム1、感光ドラ
ムクリーニング装置71等が、また転写ドラム1の周囲
には、転写ローラ6、転写ドラムクリーニング装置7等
が配設されている。
【0032】感光ドラム2は、帯電ローラ4によって−
700Vに均一帯電され、レーザ露光装置3によってイ
メージ露光され、静電潜像が形成される。その後、まず
1色目の現像器5によって反転現像を受けてトナー像が
形成される。現像方式は一成分非磁性トナーによるジャ
ンピング現像である。現像バイアスは−500VのDC
電圧と1600V、1800Hzの矩形波を重畳したも
のである。
700Vに均一帯電され、レーザ露光装置3によってイ
メージ露光され、静電潜像が形成される。その後、まず
1色目の現像器5によって反転現像を受けてトナー像が
形成される。現像方式は一成分非磁性トナーによるジャ
ンピング現像である。現像バイアスは−500VのDC
電圧と1600V、1800Hzの矩形波を重畳したも
のである。
【0033】感光ドラム2上に形成されたトナー像は、
電圧を印加された転写ドラム1との間の転写ニップN1
において転写ドラム1表面に転写される。一方、感光ド
ラム2上に残った転写残トナーはクリーニング装置71
のクリーニングブレードで掻き取られ、次の色の画像形
成に供される。このような一連の画像形成プロセスをイ
エローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBKの4色
について順次に行い、転写ドラム1上には4色のトナー
像が転写されてフルカラー画像が形成される。
電圧を印加された転写ドラム1との間の転写ニップN1
において転写ドラム1表面に転写される。一方、感光ド
ラム2上に残った転写残トナーはクリーニング装置71
のクリーニングブレードで掻き取られ、次の色の画像形
成に供される。このような一連の画像形成プロセスをイ
エローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBKの4色
について順次に行い、転写ドラム1上には4色のトナー
像が転写されてフルカラー画像が形成される。
【0034】その後、転写ドラム1上の4色のトナー像
は、バイアスが印加された転写ローラ6によって転写材
P上に二次転写され、二次転写後の転写材Pは、不図示
の定着器によって、表面のトナー像が定着された後、装
置本体外部に排出される。一方、二次転写後の転写ドラ
ム1は、転写ドラムクリーニング装置7によって、表面
の転写残トナーが除去される。
は、バイアスが印加された転写ローラ6によって転写材
P上に二次転写され、二次転写後の転写材Pは、不図示
の定着器によって、表面のトナー像が定着された後、装
置本体外部に排出される。一方、二次転写後の転写ドラ
ム1は、転写ドラムクリーニング装置7によって、表面
の転写残トナーが除去される。
【0035】このように、転写ドラム等の中間転写体1
を用いた方式は、多重転写を行う場合には各色の位置あ
わせ(レジストレーション)が容易であることや転写材
Pを転写ドラム1に吸着させる必要がないことから、使
用可能な転写材Pの種類が広がるという利点がある。
を用いた方式は、多重転写を行う場合には各色の位置あ
わせ(レジストレーション)が容易であることや転写材
Pを転写ドラム1に吸着させる必要がないことから、使
用可能な転写材Pの種類が広がるという利点がある。
【0036】しかしながら同時に、中間転写体1を用い
た場合には中間転写体1の表面電位が転写ニップN1 内
のみならず、中間転写体1の回転方向(矢印R1方向)
についての上流側及び下流側(以下適宜「転写ニップ前
後」という。)での感光体2とのギャップ位置でも等し
いため、トナー像の飛び散り、剥離放電が起きやすく、
画質が劣化しやすいという問題点を有していた。
た場合には中間転写体1の表面電位が転写ニップN1 内
のみならず、中間転写体1の回転方向(矢印R1方向)
についての上流側及び下流側(以下適宜「転写ニップ前
後」という。)での感光体2とのギャップ位置でも等し
いため、トナー像の飛び散り、剥離放電が起きやすく、
画質が劣化しやすいという問題点を有していた。
【0037】従来用いられてきた多重転写装置、特に転
写ドラム1に転写材Pを吸着させるものでは、図3に示
すように、転写ドラム92の内側に配置したコロナ放電
器91に電界制限手段93を設けることや、転写材Pを
感光ドラム2側から搬送させることによって、転写ニッ
プ前後の電界を制限してトナー像の飛び散り、剥離放電
を防止していたが、中間転写体1ではその構成上、電界
を制限する手段を設けることが難しく、さらに転写ニッ
プN1 の出口では感光体2と中間転写体1とが急速に離
れるため剥離放電、トナー像の飛び散りが起きやすくな
っていた。
写ドラム1に転写材Pを吸着させるものでは、図3に示
すように、転写ドラム92の内側に配置したコロナ放電
器91に電界制限手段93を設けることや、転写材Pを
感光ドラム2側から搬送させることによって、転写ニッ
プ前後の電界を制限してトナー像の飛び散り、剥離放電
を防止していたが、中間転写体1ではその構成上、電界
を制限する手段を設けることが難しく、さらに転写ニッ
プN1 の出口では感光体2と中間転写体1とが急速に離
れるため剥離放電、トナー像の飛び散りが起きやすくな
っていた。
【0038】本実施例では、この問題を解決するため
に、図1の斜視図に示すような構成の中間転写体1を用
いた。
に、図1の斜視図に示すような構成の中間転写体1を用
いた。
【0039】まず、直径150mmの円筒状のドラム1
1を支持基体とする。本発明では中間転写体表面の独立
電極群に直接電圧を印加するため、従来のように支持体
が導電性である必要はなく樹脂等を用いることが可能で
ある。
1を支持基体とする。本発明では中間転写体表面の独立
電極群に直接電圧を印加するため、従来のように支持体
が導電性である必要はなく樹脂等を用いることが可能で
ある。
【0040】次に、このドラム11上に弾性層12を設
ける。感光ドラム2と中間転写体1との接触圧が高い場
合には、トナー像の中央部が完全に転写されない、いわ
ゆる文字中抜けが発生するため、中間転写体1は弾性を
持っている必要がある。このため本実施例では弾性層1
2として厚さ5mmの絶縁性のウレタンフォームを用い
た。
ける。感光ドラム2と中間転写体1との接触圧が高い場
合には、トナー像の中央部が完全に転写されない、いわ
ゆる文字中抜けが発生するため、中間転写体1は弾性を
持っている必要がある。このため本実施例では弾性層1
2として厚さ5mmの絶縁性のウレタンフォームを用い
た。
【0041】この弾性層12上に独立電極を設ける。電
極に必要とされる特性は、中間転写体1の移動方向の各
電極が電気的に独立であることと、電極間のピッチが1
0〜500μmと適当に狭いことである。ピッチが狭す
ぎると電極間でリークを起こしやすくなり、広すぎると
電極のピッチ部分に相当するトナー像が転写不良となり
べた画像でムラを生じる。
極に必要とされる特性は、中間転写体1の移動方向の各
電極が電気的に独立であることと、電極間のピッチが1
0〜500μmと適当に狭いことである。ピッチが狭す
ぎると電極間でリークを起こしやすくなり、広すぎると
電極のピッチ部分に相当するトナー像が転写不良となり
べた画像でムラを生じる。
【0042】電極の構成としては絶縁性のシートの上に
電極パターンを形成したものが考えられ、特開平5−1
73434では厚さ50μmのポリエステルシート上に
500μm幅、250〜500μmピッチ、厚さ20μ
mの銅電極をエッチングし、さらにニッケルを被覆した
記述がある。
電極パターンを形成したものが考えられ、特開平5−1
73434では厚さ50μmのポリエステルシート上に
500μm幅、250〜500μmピッチ、厚さ20μ
mの銅電極をエッチングし、さらにニッケルを被覆した
記述がある。
【0043】しかし、先に述べたように中間転写体1は
適度な弾性を持つことが必要であり、エッチング、印刷
を施したシートを用いると中間転写体1の硬度、特に表
面硬度が上昇するという問題点が生じ、転写時の文字中
抜けを完全に防止することが難しい。また、加工上、ピ
ッチを小さくすることが難しく、さらにはシートの構成
が複雑になるという問題点があった。
適度な弾性を持つことが必要であり、エッチング、印刷
を施したシートを用いると中間転写体1の硬度、特に表
面硬度が上昇するという問題点が生じ、転写時の文字中
抜けを完全に防止することが難しい。また、加工上、ピ
ッチを小さくすることが難しく、さらにはシートの構成
が複雑になるという問題点があった。
【0044】そこで、本実施例では図4に示すような、
電極として、絶縁性の縦糸(糸状部材)131と、導電
性の横糸(糸状部材)132との交織によって織った布
部材13を用いた。縦糸131は絶縁性であるため、こ
の縦糸が中間転写体1の移動方向に平行に沿う向きに布
部材13を配置すれば、移動方向の電極相互は電気的に
絶縁、これと直交する方向には導電である異方導電性を
簡単に得ることができる。このようにして構成した布部
材13は適度な弾性、しなやかさを持っており、下層の
弾性層12の硬度を上昇させることなく本発明の独立電
極を構成することが可能になる。また、エッチング、印
刷をシートに行う必要がないためコストも安いという利
点がある。
電極として、絶縁性の縦糸(糸状部材)131と、導電
性の横糸(糸状部材)132との交織によって織った布
部材13を用いた。縦糸131は絶縁性であるため、こ
の縦糸が中間転写体1の移動方向に平行に沿う向きに布
部材13を配置すれば、移動方向の電極相互は電気的に
絶縁、これと直交する方向には導電である異方導電性を
簡単に得ることができる。このようにして構成した布部
材13は適度な弾性、しなやかさを持っており、下層の
弾性層12の硬度を上昇させることなく本発明の独立電
極を構成することが可能になる。また、エッチング、印
刷をシートに行う必要がないためコストも安いという利
点がある。
【0045】本実施例では、図4のような異方導電性の
布部材13として、縦糸が約35μmPETの繊維で、
横糸が約30μmのSUSの繊維の交繊であるNBC工
業(株)製の異方導電クロスを用いた。これは電極幅が
SUSの繊維の幅である35μmに相当し、ピッチは実
際には85μmである。
布部材13として、縦糸が約35μmPETの繊維で、
横糸が約30μmのSUSの繊維の交繊であるNBC工
業(株)製の異方導電クロスを用いた。これは電極幅が
SUSの繊維の幅である35μmに相当し、ピッチは実
際には85μmである。
【0046】この他にも絶縁性の糸としては通常の繊維
として用いられているナイロン、レーヨン、ポリエステ
ル、アクリル等の材料を用いることが可能であり、導電
性の糸としても金属を引き延ばして作ったもの、または
絶縁性の材料中にカーボン等の導電フィラーを分散して
作ったもの(例としてユニチカ(株)製REC等)、さ
らには絶縁性の糸の表面を導電化処理して作ったもの
(日本蚕毛(株)製サンダーロン等)等を用いることが
可能であり、本実施例で使用した材料が発明の主旨を限
定するものではない。
として用いられているナイロン、レーヨン、ポリエステ
ル、アクリル等の材料を用いることが可能であり、導電
性の糸としても金属を引き延ばして作ったもの、または
絶縁性の材料中にカーボン等の導電フィラーを分散して
作ったもの(例としてユニチカ(株)製REC等)、さ
らには絶縁性の糸の表面を導電化処理して作ったもの
(日本蚕毛(株)製サンダーロン等)等を用いることが
可能であり、本実施例で使用した材料が発明の主旨を限
定するものではない。
【0047】本実施例ではこの電極層としての布部材1
3の上に抵抗層14を設ける。中間転写体1の表面抵抗
が低すぎる場合には、異常放電や、感光ドラム2上の表
面電位との差によって、部分的に転写電荷量が不均一に
なるために転写ニップN1 後で画像の乱れが起きる。ま
た、表面抵抗が高すぎる場合には、各色の転写を重ねる
に従って中間転写体1上の電位がチャージアップしてし
まい、各色毎に同じ転写電界を得るために必要な転写電
圧が増加するという問題点が生じるため、中間転写体1
の表面抵抗値は105 〜1012Ω・cmに収まっている必
要がある。
3の上に抵抗層14を設ける。中間転写体1の表面抵抗
が低すぎる場合には、異常放電や、感光ドラム2上の表
面電位との差によって、部分的に転写電荷量が不均一に
なるために転写ニップN1 後で画像の乱れが起きる。ま
た、表面抵抗が高すぎる場合には、各色の転写を重ねる
に従って中間転写体1上の電位がチャージアップしてし
まい、各色毎に同じ転写電界を得るために必要な転写電
圧が増加するという問題点が生じるため、中間転写体1
の表面抵抗値は105 〜1012Ω・cmに収まっている必
要がある。
【0048】このため抵抗層14として105 〜1012
Ω・cmの中抵抗の材料をコートする。このような固有抵
抗を持つ材料としては材料固有抵抗としてのこの値を持
つPVDF、セルロール等を用いることが可能である
が、本実施例では絶縁性の樹脂中に導電材料を分散させ
て抵抗値を調整したコート剤を用い、具体的には樹脂と
してウレタン樹脂中に、導電材料として金属酸化物のS
nO2 を20%分散させてものを用いた。
Ω・cmの中抵抗の材料をコートする。このような固有抵
抗を持つ材料としては材料固有抵抗としてのこの値を持
つPVDF、セルロール等を用いることが可能である
が、本実施例では絶縁性の樹脂中に導電材料を分散させ
て抵抗値を調整したコート剤を用い、具体的には樹脂と
してウレタン樹脂中に、導電材料として金属酸化物のS
nO2 を20%分散させてものを用いた。
【0049】このように布部材13上にコートを行え
ば、糸の間にコート剤が染み込み、隣接した独立電極で
ある導電性の糸の間には抵抗体を設けることにもなり、
電極間のリークを大幅に低減させることができる。
ば、糸の間にコート剤が染み込み、隣接した独立電極で
ある導電性の糸の間には抵抗体を設けることにもなり、
電極間のリークを大幅に低減させることができる。
【0050】中間転写体1の製造方法としては、異方導
電性の布部材13の上にコート剤を厚さ50μmで塗工
し、コート後の布部材13を、表面に弾性層12を有す
るドラム11上に巻き付ける手法をとった。
電性の布部材13の上にコート剤を厚さ50μmで塗工
し、コート後の布部材13を、表面に弾性層12を有す
るドラム11上に巻き付ける手法をとった。
【0051】このような構成の中間転写体1を用いるこ
とで、感光ドラム2と中間転写体1との接触部のニップ
幅は8mmとなった。
とで、感光ドラム2と中間転写体1との接触部のニップ
幅は8mmとなった。
【0052】次に中間転写体1への転写バイアス印加方
法について述べる。
法について述べる。
【0053】従来の中間転写体1では支持体を導電性と
して、これに電圧を印加する方法をとっており、非常に
簡単な構成であるが、一方このことによって感光ドラム
2と中間転写体1との転写ニップN1 のみならずその前
後にまで不要な電界を形成してしまい、弊害を引き起こ
してしまう。
して、これに電圧を印加する方法をとっており、非常に
簡単な構成であるが、一方このことによって感光ドラム
2と中間転写体1との転写ニップN1 のみならずその前
後にまで不要な電界を形成してしまい、弊害を引き起こ
してしまう。
【0054】これを防止するためには、転写バイアスを
印加する電極を中間転写体1の移動方向に対して電気的
に分割し、転写ニップN1 内に存在する電極だけに電圧
を印加することが有効である。
印加する電極を中間転写体1の移動方向に対して電気的
に分割し、転写ニップN1 内に存在する電極だけに電圧
を印加することが有効である。
【0055】しかし、先に述べたように本発明の中間転
写体1では独立電極群を持つ層の下層には弾性層12が
あり、基体側から分割された電極に個別に電圧を供給す
ることが難しいため、中間転写体1表層側に直接電圧供
給手段を設けることとする。
写体1では独立電極群を持つ層の下層には弾性層12が
あり、基体側から分割された電極に個別に電圧を供給す
ることが難しいため、中間転写体1表層側に直接電圧供
給手段を設けることとする。
【0056】さらに、本発明では感光ドラム2との転写
ニップN1 に相当する部分の独立電極に転写電圧を印加
する必要があるため、図1に示すように、独立電極を中
間転写体1の長手方向の画像形成領域外にまで形成し、
電圧印加手段との摺動部には抵抗層14を設けないよう
な構成とした。電圧印加手段としては導電性のブラシ、
またはコロを用いることが可能であり、転写ニップN1
に相当する位置の独立電極群に画像形成領域外から電圧
を印加する。
ニップN1 に相当する部分の独立電極に転写電圧を印加
する必要があるため、図1に示すように、独立電極を中
間転写体1の長手方向の画像形成領域外にまで形成し、
電圧印加手段との摺動部には抵抗層14を設けないよう
な構成とした。電圧印加手段としては導電性のブラシ、
またはコロを用いることが可能であり、転写ニップN1
に相当する位置の独立電極群に画像形成領域外から電圧
を印加する。
【0057】本実施例では、電圧印加手段として導電性
のブラシ15を用いた。感光ドラム2と中間転写体1と
のニップ幅が8mmのため中間転写体1の移動方向のブ
ラシの幅は7mmとした。
のブラシ15を用いた。感光ドラム2と中間転写体1と
のニップ幅が8mmのため中間転写体1の移動方向のブ
ラシの幅は7mmとした。
【0058】このような構成をとることにより、従来、
中間転写体1を用いた場合に問題となっていた、転写ニ
ップN1 外にも電界が生じることによるトナーの飛び散
りや剥離放電による画像の乱れを防止することができる
ようになった。
中間転写体1を用いた場合に問題となっていた、転写ニ
ップN1 外にも電界が生じることによるトナーの飛び散
りや剥離放電による画像の乱れを防止することができる
ようになった。
【0059】実際に画像形成を行った例を示す。
【0060】感光ドラム2は、−700VのDC電圧
に、ピーク間電圧2000VのAC電圧が重畳された帯
電ローラ4によって均一帯電された後、レーザ光源によ
って1色目のイメージ露光される。これを一成分非磁性
イエロートナーを用いたジャンピング現像方式で反転現
像する。形成されたイエローのトナー像は中間転写体1
との転写ニップN1 に搬送され中間転写体1上に一次転
写される。このとき、中間転写体1上の独立電極には、
感光ドラム2との転写ニップN1 内に存在する電極群の
みに+1000VのDC電圧が印加されており、それ以
外の独立電極はフロート状態である。したがって、転写
ニップN1 の前後での不要な電界の発生を防止すること
ができるので、転写ニップN1 以前におけるトナーの飛
翔、また転写ニップN1 以降における剥離電に起因する
画像の乱れを有効に防止することができる。
に、ピーク間電圧2000VのAC電圧が重畳された帯
電ローラ4によって均一帯電された後、レーザ光源によ
って1色目のイメージ露光される。これを一成分非磁性
イエロートナーを用いたジャンピング現像方式で反転現
像する。形成されたイエローのトナー像は中間転写体1
との転写ニップN1 に搬送され中間転写体1上に一次転
写される。このとき、中間転写体1上の独立電極には、
感光ドラム2との転写ニップN1 内に存在する電極群の
みに+1000VのDC電圧が印加されており、それ以
外の独立電極はフロート状態である。したがって、転写
ニップN1 の前後での不要な電界の発生を防止すること
ができるので、転写ニップN1 以前におけるトナーの飛
翔、また転写ニップN1 以降における剥離電に起因する
画像の乱れを有効に防止することができる。
【0061】中間転写体1の周長はAサイズの転写材P
の長さよりも長く設定しているため、1画面分のトナー
像を一次転写した後、感光ドラム2では順次マゼンタ、
シアン、さらに画像コントラストを強調するためには適
宜ブラックの画像形成を行い、中間転写体1上に多重転
写を行う。
の長さよりも長く設定しているため、1画面分のトナー
像を一次転写した後、感光ドラム2では順次マゼンタ、
シアン、さらに画像コントラストを強調するためには適
宜ブラックの画像形成を行い、中間転写体1上に多重転
写を行う。
【0062】このとき、色を重ねるに従って中間転写体
1の表面がチャージアップして、同じ転写バイアスを印
加した場合に実質的な転写電界が低下する場合があるた
め、順次、一次転写バイアスを高くすることも可能であ
る。しかし、先に述べたように、従来の中間転写体1と
は異なり転写ニップN1 後の剥離放電等が生じにくいた
め、チャージアップの程度も軽微であり、本発明では4
色を重ねたときに最終的に必要となる一次転写バイアス
の絶対値が低くできるという利点も有している。
1の表面がチャージアップして、同じ転写バイアスを印
加した場合に実質的な転写電界が低下する場合があるた
め、順次、一次転写バイアスを高くすることも可能であ
る。しかし、先に述べたように、従来の中間転写体1と
は異なり転写ニップN1 後の剥離放電等が生じにくいた
め、チャージアップの程度も軽微であり、本発明では4
色を重ねたときに最終的に必要となる一次転写バイアス
の絶対値が低くできるという利点も有している。
【0063】このようにして中間転写体1上に形成され
たフルカラー画像は、二次転写用に転写ローラ6によっ
て転写材P上に二次転写される。
たフルカラー画像は、二次転写用に転写ローラ6によっ
て転写材P上に二次転写される。
【0064】二次転写を行う際にも、転写ニップN2 前
の空隙に電界が生じることによる画像飛び散りや転写材
Pへの剥離放電、転写電荷の突き抜けが発生する可能性
があり、これを防止するため二次転写ローラ6の転写ニ
ップN2 に相当する位置に存在する独立電極群のみに二
次転写バイアスを印加した。本実施例では印加バイアス
を2kV、二次転写ローラ6の抵抗値を108 Ω、二次
転写ローラ6の電位をアースとした。
の空隙に電界が生じることによる画像飛び散りや転写材
Pへの剥離放電、転写電荷の突き抜けが発生する可能性
があり、これを防止するため二次転写ローラ6の転写ニ
ップN2 に相当する位置に存在する独立電極群のみに二
次転写バイアスを印加した。本実施例では印加バイアス
を2kV、二次転写ローラ6の抵抗値を108 Ω、二次
転写ローラ6の電位をアースとした。
【0065】転写材P上に二次転写されたトナー像は定
着器(不図示)を通り、装置本体外部に排出されて最終
的な出力画像となる。
着器(不図示)を通り、装置本体外部に排出されて最終
的な出力画像となる。
【0066】一方、中間転写体1上の、二次転写時の転
写残トナーはファーブラシ7によってクリーニング、回
収される。
写残トナーはファーブラシ7によってクリーニング、回
収される。
【0067】以上述べたように、本実施例では中間転写
体1の一次、二次転写時に転写に寄与する転写ニップN
1 、N2 内のみに電圧を印加し、画像欠陥を引き起こす
転写ニップN1 、N2 前後の空隙の電界を制限すること
によって、従来の中間転写体が持っていた欠点を改善す
ることができた。 〈実施例2〉本実施例では、実施例1の中間転写体1を
用い、中間転写体1の独立電極群に対する電圧印加手段
として、感光ドラム2、もしくは転写ローラ6と同一周
上に形成された電極を用い、この電極と独立電極が画像
形成領域外で電気的に接触することによって、正確に転
写ニップN1 、N2 内の独立電極に電圧を印加すること
を特徴とする。
体1の一次、二次転写時に転写に寄与する転写ニップN
1 、N2 内のみに電圧を印加し、画像欠陥を引き起こす
転写ニップN1 、N2 前後の空隙の電界を制限すること
によって、従来の中間転写体が持っていた欠点を改善す
ることができた。 〈実施例2〉本実施例では、実施例1の中間転写体1を
用い、中間転写体1の独立電極群に対する電圧印加手段
として、感光ドラム2、もしくは転写ローラ6と同一周
上に形成された電極を用い、この電極と独立電極が画像
形成領域外で電気的に接触することによって、正確に転
写ニップN1 、N2 内の独立電極に電圧を印加すること
を特徴とする。
【0068】また、本発明の中間転写体1では、従来構
成のものとは異なり、中間転写体1上の電位が一定であ
る必要がないため、同じタイミングで中間転写体1上に
複数の異なった電位を存在させることができる。したが
って、感光ドラム2と中間転写体1との間で一次転写を
行っている最中に、同時に中間転写体1上のトナーを転
写材Pに転写する二次転写を行うことが可能になった。
成のものとは異なり、中間転写体1上の電位が一定であ
る必要がないため、同じタイミングで中間転写体1上に
複数の異なった電位を存在させることができる。したが
って、感光ドラム2と中間転写体1との間で一次転写を
行っている最中に、同時に中間転写体1上のトナーを転
写材Pに転写する二次転写を行うことが可能になった。
【0069】本実施例の構成を図5に示す。
【0070】実施例1では感光ドラム2と中間転写体1
との転写ニップN1 に相当する位置の独立電極群に電圧
を印加する手段として導電性のブラシ、コロを用いた
が、このような構成では転写ニップN1 と電極の位置と
を正確に合わせることが難しいため、転写ニップN1 外
の独立電極にも電圧が印加されてしまうおそれがあっ
た。
との転写ニップN1 に相当する位置の独立電極群に電圧
を印加する手段として導電性のブラシ、コロを用いた
が、このような構成では転写ニップN1 と電極の位置と
を正確に合わせることが難しいため、転写ニップN1 外
の独立電極にも電圧が印加されてしまうおそれがあっ
た。
【0071】また、画像形成領域外に電圧印加手段を別
に設ける必要があるため、装置、特に中間転写体1の長
手寸法が長くなってしまったり、感光ドラム2の支持に
工夫を要し装置の構成が複雑になるという問題点を有し
ていた。
に設ける必要があるため、装置、特に中間転写体1の長
手寸法が長くなってしまったり、感光ドラム2の支持に
工夫を要し装置の構成が複雑になるという問題点を有し
ていた。
【0072】そこで、図5に示すように、中間転写体1
への電圧印加手段を感光ドラム2と同一周上に設けるこ
とによって、転写ニップN1 内に存在する独立電極群に
正確に電圧を印加できるようになり、さらに装置を小型
化することが可能になった。
への電圧印加手段を感光ドラム2と同一周上に設けるこ
とによって、転写ニップN1 内に存在する独立電極群に
正確に電圧を印加できるようになり、さらに装置を小型
化することが可能になった。
【0073】中間転写体1は、図1に示す実施例1と同
じ物を用い、ドラム(支持体)11上に弾性層12、布
部材(独立電極層)13、抵抗層14を設け、長手方向
端部には電圧印加のために抵抗層14を形成していな
い。
じ物を用い、ドラム(支持体)11上に弾性層12、布
部材(独立電極層)13、抵抗層14を設け、長手方向
端部には電圧印加のために抵抗層14を形成していな
い。
【0074】感光ドラム2はアルミシリンダー上にOP
C感光層を塗工したものであるが、図5に示すように、
これを保持するための絶縁性のフランジ17Aに、中間
転写体1に電圧を供給するための電極16Aを形成す
る。具体的にはフランジ周上に、電極16Aとしての導
電性のリングを幅5mmで設ける。これと対向して接触
する位置の中間転写体1上には抵抗層14が形成されて
おらず、電極16Aと接触することによって、転写ニッ
プN1 内に存在する独立電極のみに正確に転写電圧を印
加することが可能である。
C感光層を塗工したものであるが、図5に示すように、
これを保持するための絶縁性のフランジ17Aに、中間
転写体1に電圧を供給するための電極16Aを形成す
る。具体的にはフランジ周上に、電極16Aとしての導
電性のリングを幅5mmで設ける。これと対向して接触
する位置の中間転写体1上には抵抗層14が形成されて
おらず、電極16Aと接触することによって、転写ニッ
プN1 内に存在する独立電極のみに正確に転写電圧を印
加することが可能である。
【0075】また装置内の二次転写ローラ6の端部にも
同様のフランジ17Bと電極16Bを形成してあり、感
光ドラム2と中間転写体1との間で一次転写を行ってい
る最中でも、転写ローラ6に別電圧を印加することで二
次転写を行うことができ画像形成に要する時間を短縮す
ることができるようになった。
同様のフランジ17Bと電極16Bを形成してあり、感
光ドラム2と中間転写体1との間で一次転写を行ってい
る最中でも、転写ローラ6に別電圧を印加することで二
次転写を行うことができ画像形成に要する時間を短縮す
ることができるようになった。
【0076】ここで、二次転写ローラ6の抵抗値は10
5 〜109 Ωの範囲であり、この抵抗値が低すぎる場合
には転写電荷の偏在に起因するトナー飛び散りが、また
高すぎる場合には転写不良を引き起こす。
5 〜109 Ωの範囲であり、この抵抗値が低すぎる場合
には転写電荷の偏在に起因するトナー飛び散りが、また
高すぎる場合には転写不良を引き起こす。
【0077】本実施例では二次転写ローラ6の電極16
Bをアースに接続し、二次転写ローラ6自体に+200
0Vの電圧を印加することで二次転写を行った。
Bをアースに接続し、二次転写ローラ6自体に+200
0Vの電圧を印加することで二次転写を行った。
【0078】実際に、実施例1と同じシーケンスで画像
形成を行ったところ、従来の中間転写体1を用いた装置
で発生していた画像飛び散りや剥離放電は発生せず、良
好な画像を得ることができた。
形成を行ったところ、従来の中間転写体1を用いた装置
で発生していた画像飛び散りや剥離放電は発生せず、良
好な画像を得ることができた。
【0079】また、中間転写体1の独立電極群への電圧
印加手段を感光ドラム2、二次転写ローラ6に一体に組
み込んだことで装置の小型化が図れ、さらにそれぞれの
転写ニップN1 、N2 内に簡単に、かつ正確に転写電圧
を印加することができるようになった。 〈実施例3〉本実施例では転写ニップN1 の前後の空隙
に発生する電界をさらに抑制するために中間転写体1を
導電基体、中抵抗弾性体、独立電極層、抵抗層の積層構
造とすることを特徴とする。
印加手段を感光ドラム2、二次転写ローラ6に一体に組
み込んだことで装置の小型化が図れ、さらにそれぞれの
転写ニップN1 、N2 内に簡単に、かつ正確に転写電圧
を印加することができるようになった。 〈実施例3〉本実施例では転写ニップN1 の前後の空隙
に発生する電界をさらに抑制するために中間転写体1を
導電基体、中抵抗弾性体、独立電極層、抵抗層の積層構
造とすることを特徴とする。
【0080】前述の実施例1、実施例2では、一次、二
次転写時の転写ニップN1 、N2 外の独立電極をフロー
ト状態にすることで、それぞれの転写ニップN1 、N2
前後の空隙の電界を抑制し、転写ニップN1 、N2 前で
のトナー飛翔、転写ニップN1 、N2 後での剥離放電を
防止した。
次転写時の転写ニップN1 、N2 外の独立電極をフロー
ト状態にすることで、それぞれの転写ニップN1 、N2
前後の空隙の電界を抑制し、転写ニップN1 、N2 前で
のトナー飛翔、転写ニップN1 、N2 後での剥離放電を
防止した。
【0081】しかし、フロート状態の独立電極群はその
電位を規定されていないため、ニップ外の空隙の電界は
弱まるものの放電を起こす可能性を有していた。
電位を規定されていないため、ニップ外の空隙の電界は
弱まるものの放電を起こす可能性を有していた。
【0082】そこで、本実施例では転写ニップN1 、N
1 以外の位置に存在する独立電極に積極的に電位を与え
ることでこれを防止する。
1 以外の位置に存在する独立電極に積極的に電位を与え
ることでこれを防止する。
【0083】図6に、本実施例の中間転写体1の具体的
な構成を示す。
な構成を示す。
【0084】実施例1、実施例2とは異なり、中間転写
体1の支持基体11を導電性とし、中抵抗弾性層16を
介して独立電極群13と接続することによって電位を与
える。
体1の支持基体11を導電性とし、中抵抗弾性層16を
介して独立電極群13と接続することによって電位を与
える。
【0085】具体的に、支持基体11に印加する電圧
は、感光ドラム2と放電を起こさない電位が好ましいた
め、感光ドラム2の暗部電位に相当する−700Vを本
実施例では用いたが、転写ニップN1 、N2 に印加する
転写電圧より低い値であれば効果があるため0V等の電
位にすることも可能である。
は、感光ドラム2と放電を起こさない電位が好ましいた
め、感光ドラム2の暗部電位に相当する−700Vを本
実施例では用いたが、転写ニップN1 、N2 に印加する
転写電圧より低い値であれば効果があるため0V等の電
位にすることも可能である。
【0086】中間転写体1と、感光ドラム2及び二次転
写ローラ6との転写ニップN1 、N2 内の独立電極群に
は中抵抗層を介さずに中間転写体1表面から直接電圧を
印加するため、転写ニップN1 、N2 内の転写電圧は維
持される。この等価回路を図7に示す。A点の電位は、
電源HV1から直接供給された+1000Vの電位を保
っており、転写に十分な電界を形成しているが、B点は
電源HV1と電源HV2との電位差を抵抗R1、R2で
抵抗分割した電位になっており、この実施例では−50
0Vとなっている。このためトナー飛び散りや剥離放電
を起こすことはない。
写ローラ6との転写ニップN1 、N2 内の独立電極群に
は中抵抗層を介さずに中間転写体1表面から直接電圧を
印加するため、転写ニップN1 、N2 内の転写電圧は維
持される。この等価回路を図7に示す。A点の電位は、
電源HV1から直接供給された+1000Vの電位を保
っており、転写に十分な電界を形成しているが、B点は
電源HV1と電源HV2との電位差を抵抗R1、R2で
抵抗分割した電位になっており、この実施例では−50
0Vとなっている。このためトナー飛び散りや剥離放電
を起こすことはない。
【0087】本実施例では中間転写体1の支持基体をア
ルミドラムとし、この上に105 〜1012Ωの体積抵抗
値を持つ中抵抗のスポンジ層を形成した。図7における
抵抗R1と抵抗R2の関係で転写ニップN1 、N2 前後
の空隙の電界分布を適宜変更させることができるため、
装置構成(ニップ幅、プロセススピード、感光ドラム
2、中間転写体の径)に従って中抵抗スポンジの抵抗値
を最適化する必要があるが、本実施例では109 Ωのも
のを使ったところ、図8(c)のような電界分布を得る
ことができた。従来の独立電極を持たない中間転写体で
の電界分布を図8(a)に、また実施例1、実施例2の
構成での電界分布を図8(b)に示すが、本実施例の構
成が最も効果が大きいことがわかる。
ルミドラムとし、この上に105 〜1012Ωの体積抵抗
値を持つ中抵抗のスポンジ層を形成した。図7における
抵抗R1と抵抗R2の関係で転写ニップN1 、N2 前後
の空隙の電界分布を適宜変更させることができるため、
装置構成(ニップ幅、プロセススピード、感光ドラム
2、中間転写体の径)に従って中抵抗スポンジの抵抗値
を最適化する必要があるが、本実施例では109 Ωのも
のを使ったところ、図8(c)のような電界分布を得る
ことができた。従来の独立電極を持たない中間転写体で
の電界分布を図8(a)に、また実施例1、実施例2の
構成での電界分布を図8(b)に示すが、本実施例の構
成が最も効果が大きいことがわかる。
【0088】以上のように、本実施例の構成では転写ニ
ップN1 、N2 前後の空隙における電界を規制すること
で、さらに画像飛び散り、剥離放電等の防止に効果を上
げることができるようになった。 〈実施例4〉本実施例では実施例3と同様、転写ニップ
N1 前後の空隙に生じる転写電界を制限するために、実
施例1の構成の中間転写体1において転写ニップ前後の
独立電極に電圧を印加することを特徴とする。
ップN1 、N2 前後の空隙における電界を規制すること
で、さらに画像飛び散り、剥離放電等の防止に効果を上
げることができるようになった。 〈実施例4〉本実施例では実施例3と同様、転写ニップ
N1 前後の空隙に生じる転写電界を制限するために、実
施例1の構成の中間転写体1において転写ニップ前後の
独立電極に電圧を印加することを特徴とする。
【0089】実施例では転写ニップN1 前後の独立電極
は電気的にフロートにしており、従来の構成の中間転写
体1と比較すると転写ニップN1 前後の空隙の電界は小
さくなっていた。この効果をさらに拡大するために本実
施例では転写ニップN1 外の独立電極群に強制的に電位
を与える。
は電気的にフロートにしており、従来の構成の中間転写
体1と比較すると転写ニップN1 前後の空隙の電界は小
さくなっていた。この効果をさらに拡大するために本実
施例では転写ニップN1 外の独立電極群に強制的に電位
を与える。
【0090】実施例1のようにフロートとした場合に特
に問題となるのが転写ニップN1 後の離間の行程におけ
る剥離放電の影響である。
に問題となるのが転写ニップN1 後の離間の行程におけ
る剥離放電の影響である。
【0091】転写ニップN1 前の空隙では中間転写体1
上の独立電極に電荷はなく、フロート電位にすることで
この部分の電位は放電を起こすような極端な値にはなら
ない。しかし、転写ニップN1 内を通過する際に感光ド
ラム2からの転写電荷の移動が生じ、中間転写体1表面
はプラスの電荷を持つ。
上の独立電極に電荷はなく、フロート電位にすることで
この部分の電位は放電を起こすような極端な値にはなら
ない。しかし、転写ニップN1 内を通過する際に感光ド
ラム2からの転写電荷の移動が生じ、中間転写体1表面
はプラスの電荷を持つ。
【0092】転写ニップ後の離間行程では感光体と中間
転写体1の距離が増加し、この部分の静電容量が小さく
なるにつれて、中間転写体1表面に帯電された電荷によ
って発生する電位は極端に上昇し、放電を引き起こして
しまう可能性がある。電極がフロートであるため従来の
構成で発生していたような激しい剥離放電は発生しない
が、転写ニップN1 後の空隙では特に電位を低い値に規
制することが好ましい。
転写体1の距離が増加し、この部分の静電容量が小さく
なるにつれて、中間転写体1表面に帯電された電荷によ
って発生する電位は極端に上昇し、放電を引き起こして
しまう可能性がある。電極がフロートであるため従来の
構成で発生していたような激しい剥離放電は発生しない
が、転写ニップN1 後の空隙では特に電位を低い値に規
制することが好ましい。
【0093】そこで、図9に示すように、実施例1に加
えて、中間転写体1端部の給電部において、転写ニップ
N1 前後の位置に存在する独立電極群に別の値の電圧を
印加する手段を設ける。
えて、中間転写体1端部の給電部において、転写ニップ
N1 前後の位置に存在する独立電極群に別の値の電圧を
印加する手段を設ける。
【0094】印加手段としては、本実施例では導電性の
ブラシを用いた。なお、本実施例の構成では隣接近接し
た位置に異なった値の高電圧を印加するため互いの電極
間でのリークの危険性があり電極相互の位置を正確に維
持できるブレード形状、コロ形状のものを電圧印加手段
として用いることも可能である。
ブラシを用いた。なお、本実施例の構成では隣接近接し
た位置に異なった値の高電圧を印加するため互いの電極
間でのリークの危険性があり電極相互の位置を正確に維
持できるブレード形状、コロ形状のものを電圧印加手段
として用いることも可能である。
【0095】本実施例では転写ニップN1 に相当する位
置の独立電極群には+1000V、転写ニップN1 前後
の空隙部に相当する独立電極群には0Vを印加した。
置の独立電極群には+1000V、転写ニップN1 前後
の空隙部に相当する独立電極群には0Vを印加した。
【0096】このような手段を用いることによって、本
実施例では転写ニップN1 前後の空隙に生じる電界を制
限し、特に転写ニップN1 後の剥離放電を防止すること
ができるようになった。 〈実施例5〉本実施例では、転写部材としての転写ロー
ラ6表面に独立電極層を設けることを特徴とする。通常
の電子写真装置において、感光ドラム2上のトナー像を
転写ローラ6を用いて紙等の転写材Pに転写する場合に
は、中間転写体1を例にして述べた先の実施例と同じよ
うに、転写ニップN2 前の転写材Pと感光ドラム2との
間でのトナー飛翔による画像飛び散りや、転写ニップN
2 後の剥離放電による画像乱れ、転写材Pを突き抜けて
電荷が感光ドラム2に移動することによる感光体のプラ
スメモリ等が問題になっていた。
実施例では転写ニップN1 前後の空隙に生じる電界を制
限し、特に転写ニップN1 後の剥離放電を防止すること
ができるようになった。 〈実施例5〉本実施例では、転写部材としての転写ロー
ラ6表面に独立電極層を設けることを特徴とする。通常
の電子写真装置において、感光ドラム2上のトナー像を
転写ローラ6を用いて紙等の転写材Pに転写する場合に
は、中間転写体1を例にして述べた先の実施例と同じよ
うに、転写ニップN2 前の転写材Pと感光ドラム2との
間でのトナー飛翔による画像飛び散りや、転写ニップN
2 後の剥離放電による画像乱れ、転写材Pを突き抜けて
電荷が感光ドラム2に移動することによる感光体のプラ
スメモリ等が問題になっていた。
【0097】これを防止するため、従来は、転写材Pと
感光ドラム2の間の電界を小さくするために、またはト
ナーの飛翔距離を短くするために転写材Pを感光ドラム
2に沿わせて転写ニップN2 に侵入させる手法等が用い
られてきた。また、転写ニップN2 後においても感光ド
ラム2側に沿わせて転写材Pを搬送することによって感
光ドラム2と転写材Pとの間の分圧を軽減させて、剥離
放電を防止してきた。
感光ドラム2の間の電界を小さくするために、またはト
ナーの飛翔距離を短くするために転写材Pを感光ドラム
2に沿わせて転写ニップN2 に侵入させる手法等が用い
られてきた。また、転写ニップN2 後においても感光ド
ラム2側に沿わせて転写材Pを搬送することによって感
光ドラム2と転写材Pとの間の分圧を軽減させて、剥離
放電を防止してきた。
【0098】しかしながらこのような手段は、転写材P
の搬送経路を限定してしまうため、装置構成の自由度が
失われること、また感光ドラム2に沿わせて転写ニップ
N2から転写材Pを搬送するため分離が難しいこと等の
問題点を有していた。
の搬送経路を限定してしまうため、装置構成の自由度が
失われること、また感光ドラム2に沿わせて転写ニップ
N2から転写材Pを搬送するため分離が難しいこと等の
問題点を有していた。
【0099】そこで、本実施例では転写ローラ6表面に
独立電極層を設けることによって転写電界を転写ニップ
N2 内だけに限定し、これらの問題点を防止することが
できるようになった。
独立電極層を設けることによって転写電界を転写ニップ
N2 内だけに限定し、これらの問題点を防止することが
できるようになった。
【0100】具体的な例を図10に示す。
【0101】転写ローラ6は、直径6mmの芯金上に絶
縁性のスポンジを被覆して直径16mmの弾性ローラに
形成されている。この上に、実施例1で説明した異方導
電性の布部材を巻き付け、さらに抵抗層をコートした。
これによって転写ローラ6の転写ニップN2 で測定した
ローラ抵抗値は108 Ωとなった。
縁性のスポンジを被覆して直径16mmの弾性ローラに
形成されている。この上に、実施例1で説明した異方導
電性の布部材を巻き付け、さらに抵抗層をコートした。
これによって転写ローラ6の転写ニップN2 で測定した
ローラ抵抗値は108 Ωとなった。
【0102】電圧印加手段は、実施例2で示したよう
に、感光ドラムのフランジにリング状の電極を形成し、
この電極と、転写ローラ6端部の、抵抗層の被覆されて
いない部分とを接触させて、電圧を転写ニップN2 内だ
け印加するような構成とした。なお、リングに対する給
電は導電ブラシを介して高圧電源からなされるようにな
っている。
に、感光ドラムのフランジにリング状の電極を形成し、
この電極と、転写ローラ6端部の、抵抗層の被覆されて
いない部分とを接触させて、電圧を転写ニップN2 内だ
け印加するような構成とした。なお、リングに対する給
電は導電ブラシを介して高圧電源からなされるようにな
っている。
【0103】なお、実施例3に述べたように、さらなる
効果を期待するために転写ローラ6の芯金をアース等の
別電圧とし、弾性層を中抵抗とすることによって転写ニ
ップN2 外の空隙の電界をさらに制限することも可能で
ある。
効果を期待するために転写ローラ6の芯金をアース等の
別電圧とし、弾性層を中抵抗とすることによって転写ニ
ップN2 外の空隙の電界をさらに制限することも可能で
ある。
【0104】このような転写ローラ6を用いて実際に画
像形成を行った例を示す。比較例として、中抵抗のスポ
ンジを芯金に被覆して作成した単相構成のローラを用い
た例を示す。
像形成を行った例を示す。比較例として、中抵抗のスポ
ンジを芯金に被覆して作成した単相構成のローラを用い
た例を示す。
【0105】相対湿度10%RHの低湿環境で画像出力
を行った。このような環境では転写材Pが乾燥してその
抵抗値が上昇することにより、剥離放電等の画像異常が
起きやすくなる。転写材Pは、感光ドラム2と転写ロー
ラ6との転写ニップN2 に対して10に示すように真っ
直ぐに搬送した。
を行った。このような環境では転写材Pが乾燥してその
抵抗値が上昇することにより、剥離放電等の画像異常が
起きやすくなる。転写材Pは、感光ドラム2と転写ロー
ラ6との転写ニップN2 に対して10に示すように真っ
直ぐに搬送した。
【0106】比較例のスポンジローラを用いて転写バイ
アスに+3kVを印加した場合、転写ニップN2 前の空
隙ではトナーが電界によって飛翔して画像の飛び散りが
発生した。また、転写ニップN2 前では剥離放電により
画像の乱れが生じ、転写材Pから感光ドラム2への再転
写による転写効率の低下が認められた。さらに転写材P
を突き抜けて放電が起こり、感光ドラム2上にプラスメ
モリが形成されてしまった。
アスに+3kVを印加した場合、転写ニップN2 前の空
隙ではトナーが電界によって飛翔して画像の飛び散りが
発生した。また、転写ニップN2 前では剥離放電により
画像の乱れが生じ、転写材Pから感光ドラム2への再転
写による転写効率の低下が認められた。さらに転写材P
を突き抜けて放電が起こり、感光ドラム2上にプラスメ
モリが形成されてしまった。
【0107】これに対して本実施例の構成の転写ローラ
6を用いた場合には、転写ニップN2 前後の空隙におけ
る電荷を抑制することができたため、同じバイアスを印
加してもこれらの問題は発生しなかった。また、独立電
極群として異方導電性の布部材を用いたため転写ローラ
6の硬度も低く維持することができ、転写中抜け等の画
像欠陥も発生しなかった。
6を用いた場合には、転写ニップN2 前後の空隙におけ
る電荷を抑制することができたため、同じバイアスを印
加してもこれらの問題は発生しなかった。また、独立電
極群として異方導電性の布部材を用いたため転写ローラ
6の硬度も低く維持することができ、転写中抜け等の画
像欠陥も発生しなかった。
【0108】以上述べたように、本実施例では転写ロー
ラ6表面に独立電極群を設け、転写ニップ内の独立電極
のみに転写バイアスを印加することによって従来の転写
ローラ6の問題点を克服することができるようになっ
た。
ラ6表面に独立電極群を設け、転写ニップ内の独立電極
のみに転写バイアスを印加することによって従来の転写
ローラ6の問題点を克服することができるようになっ
た。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
例えば第1の像担持体としての感光体と、第2の像担持
体としての中間転写体とについて、これらの移動方向に
対して細分割された独立電極を多数設け、感光体と中間
転写体との間の転写ニップに位置する独立電極群にのみ
転写バイアスを印加することにより、十分な転写効率を
得つつ、転写ニップの上流側及び下流側の領域の電界を
制御することで、トナーの飛び散りや、剥離放電等を防
止して良好な帯電を行うことができる。この際、独立電
極群を、例えば、縦糸に絶縁性の糸状部材、また横糸に
導電性の糸状部材を用いた異方導電性の布部材を用いる
ことにより、弾性を有する均一な転写ニップを形成する
ことができ、文字中抜けや感光体へのダメージを防止す
ることが可能となる。
例えば第1の像担持体としての感光体と、第2の像担持
体としての中間転写体とについて、これらの移動方向に
対して細分割された独立電極を多数設け、感光体と中間
転写体との間の転写ニップに位置する独立電極群にのみ
転写バイアスを印加することにより、十分な転写効率を
得つつ、転写ニップの上流側及び下流側の領域の電界を
制御することで、トナーの飛び散りや、剥離放電等を防
止して良好な帯電を行うことができる。この際、独立電
極群を、例えば、縦糸に絶縁性の糸状部材、また横糸に
導電性の糸状部材を用いた異方導電性の布部材を用いる
ことにより、弾性を有する均一な転写ニップを形成する
ことができ、文字中抜けや感光体へのダメージを防止す
ることが可能となる。
【図1】実施例1の中間転写体の構成を示す斜視図。
【図2】実施例1の中間転写体を装着した画像形成装置
(カラープリンタ)の概略構成図。
(カラープリンタ)の概略構成図。
【図3】従来の転写ドラム1で転写ニップ外の電界を制
限する手段を示す図。
限する手段を示す図。
【図4】実施例1の異方導電性の布部材の構成を示す
図。
図。
【図5】実施例2の転写装置の構成を示す斜視図。
【図6】実施例3の中間転写体の構成を示す斜視図。
【図7】実施例3の転写ニップ前後における中間転写体
の電位を表す等価回路図
の電位を表す等価回路図
【図8】(a)は、従来の独立電極をもたない中間転写
体の電界分布を示す図。(b)は、実施例1、実施例2
の構成での中間転写体の電界分布を示す図。(c)は、
実施例3での中間転写体の電界分布を示す図。
体の電界分布を示す図。(b)は、実施例1、実施例2
の構成での中間転写体の電界分布を示す図。(c)は、
実施例3での中間転写体の電界分布を示す図。
【図9】実施例4の転写装置の構成を示す縦断面図。
【図10】実施例5の転写ローラを装着した画像形成装
置の概略構成図。
置の概略構成図。
【図11】従来の転写装置の問題点を示す概念図。 〔図面の簡単な説明〕 1 中間転写体(転写ドラム) 2 第1の像担持体(感光ドラム) 3 露光装置 4 帯電装置 5 現像器 6 転写部材(転写ローラ) 7 転写ドラムクリーニング装置 11 支持基体(ドラム) 12 弾性層 13 布部材(独立電極) 14 抵抗層 15 電圧印加手段(導電性のブラシ) 16A、17Aフランジ 16B、17B電極 71 感光ドラムクリーニング装置 91 コロナ放電器 92 転写ドラム 93 電界制限手段 131 絶縁性の糸状部材 132 導電性の糸状部材 N1 、N2 転写ニップ P 転写材
Claims (12)
- 【請求項1】 第1の像担持体上に形成されたトナー像
を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置におい
て、 前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの少なくと
も一方が、これらの移動方向に電気的に細分割された多
数の独立電極と、 前記移動に伴って所定位置に配置された独立電極に対し
てそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段とを有し、 前記多数の独立電極が、導電性の糸状部材と絶縁性の糸
状部材との交織によって織られた布部材である、 ことを特徴とする転写装置。 - 【請求項2】 前記第1の像担持体が感光体であり、前
記第2の像担持体が中間転写体である、 ことを特徴とする請求項1記載の転写装置。 - 【請求項3】 前記中間転写体が、転写ベルトまたは転
写ドラムである、 ことを特徴とする請求項2記載の転写装置。 - 【請求項4】 中間転写体上に形成されたトナー像を、
転写部材によって転写材上に静電的に転写する転写装置
において、 前記中間転写体と転写部材のうちの少なくとも一方が、
これらの移動方向に電気的に細分割された多数の独立電
極と、 前記移動に伴って所定位置に配置された独立電極に対し
てそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段とを有し、 前記多数の独立電極が、導電性の糸状部材と絶縁性の糸
状部材との交織によって織られた布部材である、 ことを特徴とする転写装置。 - 【請求項5】 感光体上に形成されたトナー像を、転写
部材によって転写材上に静電的に転写する転写装置にお
いて、 前記転写部材が、該転写部材の移動方向に電気的に細分
割された多数の独立電極と、 前記移動に伴って所定位置に配置された独立電極に対し
てそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段とを有し、 前記多数の独立電極が、導電性の糸状部材と絶縁性の糸
状部材との交織によって織られた布部材である、 ことを特徴とする転写装置。 - 【請求項6】 前記転写部材が転写ローラである、 ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の転写装
置。 - 【請求項7】 前記布部材に抵抗層を積層する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記
載の転写装置。 - 【請求項8】 前記抵抗層を、前記布部材の中にコート
剤を染み込ませて形成する、 ことを特徴とする請求項7記載の転写装置。 - 【請求項9】 第1の像担持体上に形成されたトナー像
を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置におい
て、 前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの少なくと
も一方が、電圧を印加することができる導電基体と、 抵抗層と、 前記移動方向に電気的に細分割された多数の独立電極
と、 前記移動に伴って所定位置に配置された独立電極に対し
てそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段とを有する、 ことを特徴とする転写装置。 - 【請求項10】 前記第1の像担持体が感光体であり、
前記第2の像担持体が中間転写体である、 ことを特徴とする請求項9記載の転写装置。 - 【請求項11】 第1の像担持体上に形成されたトナー
像を、第2の像担持体に静電的に転写する転写装置にお
いて、 前記第1の像担持体と第2の像担持体のうちの少なくと
も一方が、これらの移動方向に電気的に細分割された多
数の独立電極と、 前記移動に伴って所定位置に配置された独立電極に対し
てそれぞれ電圧を印加する電圧印加手段とを有し、 前記第1の像担持体と第2の像担持体との転写ニップに
存在する独立電極に転写電圧を印加し、前記移動方向下
流に存在する独立電極にこれとは異なる電圧を印加す
る、 ことを特徴とする転写装置。 - 【請求項12】 前記第1の像担持体が感光体であり、
前記第2の像担持体が中間転写体である、 ことを特徴とする請求項11記載の転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP835795A JPH08202174A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP835795A JPH08202174A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 転写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202174A true JPH08202174A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11690988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP835795A Pending JPH08202174A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08202174A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006011455A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Xerox Corp | ポストニップ絶縁破壊により荷電均一性を改善する電極埋込型バイアスド荷電ローラ |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP835795A patent/JPH08202174A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006011455A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Xerox Corp | ポストニップ絶縁破壊により荷電均一性を改善する電極埋込型バイアスド荷電ローラ |
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