JPH0820325B2 - スリットノズル噴出圧測定装置 - Google Patents

スリットノズル噴出圧測定装置

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JPH0820325B2
JPH0820325B2 JP63081270A JP8127088A JPH0820325B2 JP H0820325 B2 JPH0820325 B2 JP H0820325B2 JP 63081270 A JP63081270 A JP 63081270A JP 8127088 A JP8127088 A JP 8127088A JP H0820325 B2 JPH0820325 B2 JP H0820325B2
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Inventor
貞夫 江端
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川崎製鉄株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、スリット状の開口部を有するノズルから噴
出する流体の噴出圧を測定する装置であって、特に帯状
薄鋼板の連続溶融亜鉛メッキあるいは連続化成処理設備
に用いられるワイピング用ノズルの性能検定あるいは鋼
板の連続冷却用ノズルの性能検定等に有利に使用できる
スリットノズルの噴出圧測定装置に関するものである。
なお、ノズルから噴出する流体の方向は、処理される鋼
帯等の進行方向に対応して水平の場合もあれば、上下に
垂直の場合、あるいはその中間の場合もあり得ることは
周知である。
〈従来の技術〉 従来、スリット状の開口部を有するノズルから噴出す
る流体の噴出圧を測定する場合は、例えば鋼帯が垂直方
向に移動する溶融亜鉛メッキのワイピング用ノズルの場
合について説明すると、ピトー管等のプローブを走行台
車機構上に積載し、プローブとノズルとの上下方向の位
置関係を手動で初期セットし、そのままの状態で台車を
スリットに沿って移動させ、ノズルの長手方向の噴出圧
を測定していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、スリット状のノズルの開口部からの噴
出流は厚みが0.5〜3mmと極めて薄いためにノズルの開口
部と測定装置のプローブとの位置関係を精度良く保たな
ければ正しい測定は出来ない。また、上記の従来技術に
おいては手動で位置設定を行っていたために、開口部と
プローブとの上下方向の相対的位置をノズル全長に亘っ
て完全に一致させることが繁雑かつ困難であり、また噴
出口の隙間が一定でないようなノズル、または最大圧点
が一直線上にないようなノズルの場合には正確な噴出圧
を測定するのは容易なことではなかった。
本発明は、上記のような従来技術の有する課題を解決
したスリットノズル噴出圧測定装置を提供することを目
的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、スリット状の開口部を有するノズルから噴
出する流体の噴出圧を測定する装置において、前記ノズ
ルからの噴出流の圧力を受けるためのプローブと、該プ
ローブを所定のストロークで噴流と直交する方向に揺動
させるための噴流直交方向揺動機構と、前記プローブお
よび噴流直交方向揺動機構を積載し前記ノズルに沿って
所定の速度で移動させるための走行台車機構と、前記プ
ローブで受けた圧力値を電気信号に変換するためのトラ
ンスデューサと、該トランスデューサの出力信号値を微
分することによって前記プローブの揺動に伴って圧力が
減少し始めるタイミングを求めて、そのタイミングで該
プローブの揺動方向を反転させるように前記噴流直交方
向揺動機構を制御する制御装置と、前記トランスデュー
サの出力信号を受けてこれを前記ノズルからの噴出圧の
測定値として出力する出力装置と、からなることを特徴
とするスリットノズル噴出圧測定装置である。
また、本発明は、スリット状の開口部を有するノズル
から噴出する流体の噴出圧を測定する装置において、前
記ノズルからの噴出流の圧力を受けるためのプローブ
と、該プローブを所定のストロークで噴流と直交する方
向に揺動させるための噴流直交方向揺動機構と、前記プ
ローブおよび噴流直交方向揺動機構を積載し前記ノズル
に沿って所定の速度で移動させるための走行台車機構
と、前記プローブで受けた圧力値を電気信号に変換する
ためのトランスデューサと、該トランスデューサの出力
信号値を微分することによって前記プローブの揺動に伴
って圧力が減少し始めるタイミングを求めて、そのタイ
ミングで該プローブの揺動方向を反転させるように前記
噴流直交方向揺動機構を制御する制御装置と、前記プロ
ーブが上下動する度に、その間で検知された前記トラン
スデューサの出力信号の最大値を保持および更新するピ
ーク値ホールド回路と、該ピーク値ホールド回路からの
出力を前記ノズルからの噴出圧の測定値として出力する
出力装置と、からなることを特徴とするスリットノズル
噴出圧測定装置である。
〈作用〉 スリット状のノズルからの噴出流に向けられたプロー
ブを噴流直交方向揺動機構によって自動的に繰返し揺動
運動させることにより、プローブの受圧口には揺動運動
に応じて変化する圧力をうける。この圧力は導圧用チュ
ーブを介してトランスデューサに導かれ、ここで電気信
号に変換される。圧力に対応した電気信号は噴出流の強
さの信号、すなわち測定値として出力装置から出力され
る。
この出力値はそのまま指示計や記録計に出力したりし
て使用してもよいが、プローブの揺動に応じた脈動など
の影響で変化が激しく実用上不都合がある場合は、ピー
ク値ホールド回路で最大値のみを取り出すようにするの
がよい。
また、圧力に対応した電気信号を制御装置内の微分回
路によって微分して、圧力が増加傾向にあるのか、また
は減少傾向にあるのかを判別することもできる。すなわ
ち、微分値が正であればプローブの受圧口がノズルから
の噴出流の最大圧点に近づきつつあり、負であれば遠ざ
かりつつあるということが判別される。この微分値が正
から負になった瞬間に制御装置内のフリップフロップ回
路の出力を反転して、噴流直交方向揺動機構の動く方向
を切り替える指令を出すので、最大圧点から遠ざかろう
としていたプローブを再び引き戻すことができる。この
ようにしてプローブを常に最大圧点の近くに、これを僅
かな振幅で繰返し横切りながら保持することができる。
したがって、初期セットの段階においてプローブの揺動
可能範囲内のどの高さに噴出流が位置されても、プロー
ブは噴出流の最大圧点をかならずとらえることができ、
その点の圧力を検知することが可能になる。
プローブおよび噴流直交方向揺動機構は走行台車機構
上に積載されてノズルに沿って移動させるので、ノズル
全長に亘って測定値を得ることができる。こうして得ら
れた測定値はノズルからの噴出流の揺動方向における最
大圧点を自動的に捜しながら検知されたものであり、プ
ローブとノズルとの揺動方向位置のセット誤差が加わら
ないために極めて精度が良い。
〈実施例〉 以下に、図面に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。第1図は本発明装置の概要を示す側面図であり、第
2図は第1図のB−B矢視断面図である。
スリット状のノズルの開口部にほぼ対向する位置にピ
トー管等のプローブ2が位置するようにセッティングさ
れる。プローブ2は圧力を圧力センサ3に伝える導出用
チューブ4に揺動可能に接続されている。プローブ2の
後端部はブラケット5−4に固定され、該ブラケット5
−4は支柱6に軸5−5を支点として回動自在に装着さ
れている。また、該ブラケット5−4の他端部には、動
輪5−3が回転自在に設けられている。5−1はプロー
ブ揺動用のステッピングモータであり、該ステッピング
モータ5−1の回転軸の端部に偏心カム5−2が取り付
けられている。したがって、ステッピングモータ5−1
の回転により、プローブ2は軸5−5を支点として、ノ
ズル1の開口部前面で上下方向に揺動することができ
る。
これら噴流直交方向揺動機構5および圧力センサ3は
走行台車7−1上に固定されている。この走行台車−1
は走行用モータ7−2によって、歯車7−3を介して車
輪7−5により、ノズル1のスリット方向に軌道支持部
材7−7上に敷設された軌道7−6の上を走行可能とさ
れる。このように、走行台車機構7は構成されている。
プローブ2と導圧用チューブ4を介して接続された圧
力センサ3によって検出された圧力は、圧力センサ3に
内蔵されたトランスデューサによって電気信号に変換さ
れ、第3図に示すように出力装置により圧力値として出
力される。
ところで、この例ではトランスデューサは走行台車機
構7上に設けられているが、導圧用チューブ4を延長さ
せることにより台車外に置くこともできる。
なお、圧力値は第4図に示す微分回路、あるいは第5
図に示すピーク値ホールド回路、あるいは第6図に示す
両者を備えた制御器で処理されてから出力する。
ピーク値ホールド回路では、プローブ2の上下方向の
揺動の一周期毎にその間の圧力値の最大値を保持し、次
の周期の最大値を保持するタイミングまでそれを圧力の
測定値として出力し続ける。
一方、微分回路では信号を微分することによって圧力
値が増加傾向にあるか、または減少傾向にあるかを見極
めている。すなわち、増加傾向にあれば例えば正の信号
を、反対に減少傾向にあれば負の信号を出力する。
また、微分回路の出力はフリップフロップ回路に入力
され、ここで微分回路の出力が負になる瞬間毎に正負に
反転する信号を出力する。フリップフロップ回路の出力
は噴流直交方向揺動機構5のステッピングモータ5−1
の回転方向を決めるためのスイッチを切り替える操作を
行い、この出力が例えば正の時にはモータが正転する側
にスイッチが切替わり、また反対に負の時には逆転する
側に切替わる。なお、ステッピングモータ5−1の回転
速度、すなわちプローブ2の上下方向の揺動速度はモー
タ駆動回路で制御されている。
〈発明の効果〉 上述したように、本発明によれば、測定装置のセット
が極めて容易であり、セット誤差が無く、精度の良い測
定がノズル全長に亘って迅速にできる。また測定装置が
コンパクトで持ち運びが簡単である。
さらい、ノズルの開口部の隙間が長手方向に一定でな
くても、常に最大圧点を自動的に捜しながら正確に測定
することができる。また、ノズルの開口部の隙間が長手
方向に一直線でなくても、常に最大圧点を自動的に捜し
ながら正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の構成を示す側面図、第2図は第1
図でのB−B矢視断面図、第3図ないし第6図は本発明
の圧力値信号処理の実施態様を示す回路図である。 1……ノズル、2……プローブ、3……圧力センサ、4
……導圧用チューブ、5……噴流直交方向揺動機構、5
−1……ステッピングモータ、5−2……偏心カム、5
−3……動輪、5−4……ブラケット、5−5……軸、
6……支柱、7……走行台車機構、7−1……走行台
車、7−2……走行用モータ、7−3……歯車、7−5
……車輪、7−6……軌道、7−7……軌道支持部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリット状の開口部を有するノズルから噴
    出する流体の噴出圧を測定する装置において、 前記ノズルからの噴出流の圧力を受けるためのプローブ
    と、該プローブを所定のストロークで噴流と直交する方
    向に揺動させるための噴流直交方向揺動機構と、前記プ
    ローブおよび噴流直交方向揺動機構を積載し前記ノズル
    に沿って所定の速度で移動させるための走行台車機構
    と、前記プローブで受けた圧力値を電気信号に変換する
    ためのトランスデューサと、該トランスデューサの出力
    信号値を微分することによって前記プローブの揺動に伴
    って圧力が減少し始めるタイミングを求めて、そのタイ
    ミングで該プローブの揺動方向を反転させるように前記
    噴流直交方向揺動機構を制御する制御装置と、前記トラ
    ンスデューサの出力信号を受けてこれを前記ノズルから
    の噴出圧の測定値として出力する出力装置と、からなる
    ことを特徴とするスリットノズル噴出圧測定装置。
  2. 【請求項2】スリット状の開口部を有するノズルから噴
    出する流体の噴出圧を測定する装置において、 前記ノズルからの噴出流の圧力を受けるためのプローブ
    と、該プローブを所定のストロークで噴流と直交する方
    向に揺動させるための噴流直交方向揺動機構と、前記プ
    ローブおよび噴流直交方向揺動機構を積載し前記ノズル
    に沿って所定の速度で移動させるための走行台車機構
    と、前記プローブで受けた圧力値を電気信号に変換する
    ためのトランスデューサと、該トランスデューサの出力
    信号値を微分することによって前記プローブの揺動に伴
    って圧力が減少し始めるタイミングを求めて、そのタイ
    ミングで該プローブの揺動方向を反転させるように前記
    噴流直交方向揺動機構を制御する制御装置と、前記プロ
    ーブが上下動する度に、その間で検知された前記トラン
    スデューサの出力信号の最大値を保持および更新するピ
    ーク値ホールド回路と、該ピーク値ホールド回路からの
    出力を前記ノズルからの噴出圧の測定値として出力する
    出力装置と、からなることを特徴とするスリットノズル
    噴出圧測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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IT1087764B (it) * 1976-10-13 1985-06-04 Lucas Industries Ltd Sistema di controllo di combustibile per un motore a turbina a gas
JPS5433938U (ja) * 1977-08-08 1979-03-06
JPS5826635U (ja) * 1981-08-13 1983-02-21 東洋電機製造株式会社 風圧測定装置

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