JPH082032A - プリンタの紙送り装置およびその制御方法 - Google Patents

プリンタの紙送り装置およびその制御方法

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JPH082032A
JPH082032A JP13529994A JP13529994A JPH082032A JP H082032 A JPH082032 A JP H082032A JP 13529994 A JP13529994 A JP 13529994A JP 13529994 A JP13529994 A JP 13529994A JP H082032 A JPH082032 A JP H082032A
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Masashi Ogasawara
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の頁の印字を行なう場合に、改行に要す
る時間を短縮でき、用紙の紙送り精度も高く維持するこ
とのできるプリンタの紙送り装置およびその制御方法を
提供する。 【構成】 用紙1の一部に接し、外周長Lを印字ヘッド
の1改行分の長さLO と同等の長さとするとともに温度
に対する寸法変化の小さい材質によって形成されている
回転自在の紙送り検出ローラ9と、この紙送り検出ロー
ラ9と同軸的に回転するとともに前記紙送り検出ローラ
9の回転量を検出するスリット12が形成されているデ
コード板11と、前記スリット12を検知するフォトセ
ンサ13と、このフォトセンサ13の検知信号に基づい
て用紙1の改行送り量を制御する制御部14と、この制
御部14に接続され各改行送りに要するステッピングモ
ータ2の回転量を記憶する記憶部16とを有しているこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの紙送り装置に
係り、特に高精度で、かつ、高速度の紙送り制御を行な
うことを可能としたプリンタの紙送り装置およびその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタの紙送り装置は、紙送
りモータの回転を駆動歯車群を介して紙送りローラに伝
達し、この紙送りローラと圧接ローラとにより挟持して
いる用紙を所定量だけ搬送するように形成されている。
そして、改行動作を行なう場合には、改行に必要な紙送
り量を計算し、紙送りローラの外周長、駆動歯車群の機
構に基づいて前記紙送りモータの回転量を求め、その回
転量だけ紙送りモータを回転させるようにしている。
【0003】そして、キャリッジ22を移動させながら
印字ヘッドを所望の印字信号に基づいて駆動することに
より、用紙に所望の印字を行なうようにしている。
【0004】しかしながら、前述した従来のプリンタに
おいては、前記紙送りローラと紙送りモータ間の駆動歯
車群を構成する各歯車の偏心や、紙送りローラの製作誤
差や温度変化等の原因により紙送り量にばらつきが生じ
てしまい、特に、グラフィック印字を行なう場合、この
紙送り精度のばらつきにより印字品質の低下を招来して
いた。
【0005】このような紙送り精度のばらつきを抑える
ものとして、特開平4−193563号公報に記載のも
のが知られている。この公報記載のものは、基準ローラ
を温度に対する寸法変化の小さい硬質材料により形成
し、この基準ローラを紙送りローラにより搬送される用
紙の一部に接するように配設し、用紙の送り速度と前記
基準ローラの回転周速度とを等しくするとともに、この
基準ローラにスリット円板を同軸に設け、フォトセンサ
により基準ローラの回転角を検出し、その検出結果をコ
ントローラにフィードバックして紙送りモータの動作を
制御することで紙送り量を正確に定めることができるよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例によると、前記基準ローラの製作精度や温度変
化による外周長のバラツキに対しては、スリット円板に
形成した多数のスリット間の各々の位置関係を正確に製
作し、寸法精度を向上させるとともに、製作誤差が存在
する場合には、フォトセンサ等を用いて前記スリット円
板のスリットのカウント数を増減させて紙送り量を補正
しなければならなかった。すなわち、前記スリット円板
の各々のスリット相互間の位置関係における寸法精度が
紙送り量に大きな影響を及ぼすこととなっていた。
【0007】したがって、従来例のような紙送り装置は
前記スリット円板を寸法精度の優れたものに仕上げなけ
ればならず、コストアップにつながってしまうし、しか
も、前記スリット円板の寸法精度を向上させただけでは
μm単位の紙送り精度を確保するのがかなり困難であっ
た。
【0008】また、同一内容の頁の印字を複数頁印字す
る場合に、各頁ごとに検出器により各行の改行幅を検出
していたため、時間のロスとなっていた。また、カラー
印字のように多数の色の印字を同一面に対して同一行の
所定の印字位置に施す場合に、各色ごとに検出器により
各行の改行幅を検出していたために、紙に凹凸が発生
し、検出器による検出精度が悪くなる。
【0009】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであり、基準ローラの製作精度や温度変化による寸法
のばらつきに基づく紙送り量のばらつきを抑えることが
でき、同一の改行内容により複数の頁の印字を行なう場
合に2回目に同一の改行内容の印字を施す際に、改行に
要する時間を短縮でき、用紙の紙送り精度も高く維持す
ることのできるプリンタの紙送り装置およびその制御方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明のプリンタの紙送り装置
は、紙送りモータを駆動することにより紙送りローラを
所定量回転させて用紙を紙送りするプリンタの紙送り装
置において、前記紙送りローラによって搬送される用紙
の一部に接し、外周長を印字ヘッドの1改行分の長さと
ほぼ同等の長さとするとともに少なくとも温度変化を受
ける部分が温度に対する寸法変化の小さい材質によって
形成されている回転自在の紙送り検出ローラと、この紙
送り検出ローラと同軸的に回転するとともに前記紙送り
検出ローラの回転量を検出するための測定点となる被検
出部が形成されている被検出部材と、この被検出部材に
形成した前記被検出部を検知する検出装置と、この検出
装置が前記被検出部を検知する信号に基づいて用紙の改
行送り量を制御する制御部と、この制御部に接続され前
記用紙の各改行送りに要する前記紙送りモータの回転量
を順次記憶する記憶部とを有していることを特徴として
いる。
【0011】また、請求項2に記載の本発明のプリンタ
の紙送り装置は、請求項1において、前記制御部は前記
記憶部に記憶された前記紙送りモータの1頁分の回転量
のデータに基づいて前記用紙を最初の行からあるいは最
終行から改行送りするように前記紙送りモータを正回転
駆動あるいは逆回転駆動させることを特徴としている。
【0012】また、請求項3に記載の本発明のプリンタ
の紙送り装置は、請求項1または請求項2において、前
記紙送りローラには紙送りを開始する基準位置としての
被検知部が形成され、この被検知部を検知し、その検知
信号を前記制御部に伝達する検知部を設けたことを特徴
としている。
【0013】また、請求項4に記載の本発明のプリンタ
の紙送り装置の制御方法は、請求項1乃至請求項3のい
ずれか1項に記載のプリンタの紙送り装置を用いて紙送
りを施すプリンタの紙送り装置の制御方法において、制
御部による紙送り制御は、カラー印字を行なう場合にお
いて、第1色目のインク部による最初の印字のときに
は、検出装置による被検出部の検出信号に基づいて紙送
りモータを駆動させ用紙の改行送りを行なうとともに、
この各改行に要する紙送りモータの回転量を順次記憶部
に記憶させておき、第1色目の印字が終了し、次の第2
色目を印字するときには、前記記憶部に記憶した合計の
紙送り量だけ前記紙送りモータを逆回転させて前記用紙
を最初の改行位置まで搬送し、前記記憶部に記憶された
各改行データに基づいて前記紙送りモータを駆動し改行
送りを行なうことを特徴としている。
【0014】また、請求項5に記載の本発明のプリンタ
の紙送り装置の制御方法は、請求項1乃至請求項3のい
ずれか1項に記載のプリンタの紙送り装置を用いて紙送
りを施すプリンタの紙送り装置の制御方法において、制
御部による紙送り制御は、カラー印字を行なう場合にお
いて、第1色目のインク部による最初の印字のときに
は、検出装置による被検出部の検出信号に基づいて紙送
りモータを駆動させ用紙の改行送りを行なうとともに、
この各改行に要する紙送りモータの回転量を順次記憶部
に記憶させておき、第1色目の印字が終了し、次の第2
色目を印字するときには、前記記憶部に記憶されたデー
タのうち最終行の改行に要した改行データから順次読出
し、前記用紙の最終行から印字するように前記紙送りモ
ータを逆回転駆動させ改行送りを行なうことを特徴とし
ている。
【0015】また、請求項6に記載の本発明のプリンタ
の紙送り装置の制御方法は、請求項3に記載のプリンタ
の紙送り装置を用いて紙送りを施すプリンタの紙送り装
置の制御方法において、制御部による紙送り制御は、印
字する頁が複数頁にわたる場合において、最初の頁の印
字は、紙送りローラに形成された紙送りの基準位置であ
る被検知部を検知部が検知したときに、検出装置による
前記被検出部の検出信号に基づいて前記紙送りモータを
駆動させ改行送りを開始するとともに、この各改行に要
する前記紙送りモータの回転量を順次記憶部に記憶させ
ておき、次の第2頁目以降の印字の際には、常に前記被
検知部から印字を開始するとともに前記記憶部に記憶さ
れたデータに基づく用紙の改行送りを行なうことを特徴
としている。
【0016】
【作用】本発明においては、用紙を紙送りローラと接合
する部分に挿入し、紙送りモータを駆動することによ
り、前記紙送りローラを回転させて前記用紙を所定量ず
つ搬送し改行を行なう。
【0017】このとき、前記紙送り検出ローラの回転周
速度および回転量は、前記用紙の送り速度および送り量
と等しくなる。したがって、前記紙送り検出ローラと同
軸的に回転する被検出部材も同等の回転角速度および回
転量で回転することとなる。そして、前記紙送り検出ロ
ーラが1回転したときに前記用紙は1改行分だけ紙送り
されることとなる。また、前記被検出部材に測定点とし
て形成した被検出部を検出器が検知し、この信号に基づ
いて制御部が前記用紙の送り量を検出し、前記紙送りモ
ータに指令を送って前記用紙の改行送りを制御するとと
もに、この改行に要する紙送りモータの回転量を順次前
記記憶部に記憶しておく。そして、この改行データと同
等の改行幅で印字可能な頁においては、前記検出器で再
度被検出部を検出することなく前記記憶部に記憶された
記憶データに基づいて用紙の改行送り制御を行なう。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。
【0019】図1は本発明に係るプリンタの紙送り装置
の一実施例を示したもので、まず、図示しないサーマル
ヘッド等の印字ヘッドにより印字を行なうために、微小
ステップ数で用紙1を搬送し駆動源となるステッピング
モータ2を配設しており、このステッピングモータ2の
動力伝達機構群として、前記ステッピングモータ2の回
転軸3に直結されている駆動ギア4と、この駆動ギア4
と噛合して動力を伝達する伝達ギア5、そして、この伝
達ギア5と噛合し紙送りローラ6の回転軸7と直結する
回転ギア8を設けている。また、前記紙送りローラ6は
その回転軸7を前記ステッピングモータ2の回転軸3と
平行に配設し、用紙1の挿入口(図示せず)から挿入さ
れた前記用紙1をプラテン(図示せず)の前方に送るよ
うになっている。
【0020】また、前記紙送りローラ6の回転軸7と平
行に紙送り検出ローラ9を配設しており、この紙送り検
出ローラ9は前記用紙1が送られてくる速度と等しい周
速度で回転するようにするため、前記用紙1の搬送方向
へ自由回転し、前記紙送りローラ6とともに用紙1を挟
持するように前記用紙1の一部と接しており、その外周
長Lは用紙1を改行する際の1改行分(例えばサーマル
ヘッドの発熱体1列分の範囲)の長さLO と同等か、あ
るいは、若干その長さよりも短い長さとしている。つま
り、L≦LO の寸法誤差の範囲になるように製作される
ことが望ましい。したがって、前記用紙1の1改行につ
き紙送り検出ローラ9が1回転することとなる。
【0021】さらに、前記紙送り検出ローラ9は、少な
くとも熱による影響を受け易い部分を温度に対する寸法
変化が小さく、かつ、耐摩耗性にも優れたセラミックス
材料もしくは金属材料等により製造され、温度変化に伴
う寸法のバラツキが生じるのを防止している。また、こ
の紙送り検出ローラ9が用紙1と接する外周面は、前記
用紙1に対する摩擦係数が大きくされるように約3μm
〜200μm程度の表面粗さに仕上られており、前記紙
送り検出ローラ9が前記用紙1との接触面でスリップし
改行幅の寸法を誤って検出してしまうのを防止してい
る。
【0022】そして、前記紙送り検出ローラ9の回転軸
10には、被検出部材であるデコード板11が前記紙送
り検出ローラ9と同軸的に回転するように連結されてい
る。このデコード板11の外周には被検出部としての複
数のスリット12が形成されており、この複数のスリッ
ト12を検出し、その信号を制御部14に伝達する検出
器であるフォトセンサ13が設けられている。
【0023】また、前記制御部14には、前記ステッピ
ングモータ2を駆動させるために前記制御部14の指令
に基づいて制御されるドライバ等の駆動制御部15が接
続されており、さらに、各改行送りを行なうためにこの
駆動制御部15に指令として伝達される駆動ステップ数
を最初の改行から最終改行までの1頁分を記憶する記憶
部16が接続されている。
【0024】この制御部14は、前記紙送り検出ローラ
9の個々の製作精度や温度変化による寸法のバラツキか
ら生ずる送り量の誤差を補正するために、図2に示すよ
うな前記複数のスリット12のうちから基準位置として
の基準測定点12Aを1点選定し、この基準測定点12
Aが1回転して再び前記フォトセンサ13により検出さ
れると、その検出位置までの回転量に、あらかじめ試験
・検査により決定してある当該装置固有の基準補正パル
ス数に基づく補正パルス数を加算して用紙1を送るよう
に前記駆動制御部15に指令を伝達しステッピングモー
タ2を制御する。
【0025】そして、この補正が繰り返し行なわれると
補正の累積により、ある時点で精度の悪化を招くことと
なる。そこで、この補正の精度悪化を防ぐため、その許
容範囲を超える前に前記複数のスリット12の中から選
定された前記基準測定点12Aの設定をキャンセルし、
改行時点で前記フォトセンサ13に対して最も近いスリ
ット12を再度新たな基準測定点12Bとして選定する
ようになっている。
【0026】一方、前記制御部14は、前述した用紙1
の各改行送りの制御を行うとともに、この改行の際に要
する前記ステッピングモータ2の駆動ステップ数を前記
記憶部16に記憶させている。つまり、1頁中の各改行
は、前記紙送り検出ローラ9の1回転を基準としている
が、前記紙送りローラ6は真円ではないため、前記紙送
り検出ローラ9の1回転に必要な前記ステッピングモー
タ2の駆動ステップ数は各改行によりそれぞれ異なって
いる。したがって、各改行ごとに前記基準スリット12
Aを検出しなければならない。そこで、この各改行ごと
の駆動ステップ数を最初の行から最終行まで前記記憶部
16に記憶させ、1頁分の改行データとすれば、この頁
と改行幅が同等であり各駆動ステップ数と同等の駆動ス
テップ数により改行を行い得る頁を印字する場合、例え
ば同一内容の頁の印字を複数頁行なう場合や内容は異な
るが同一行数である頁の印字を複数頁行なう場合、また
は、カラー印字を行なう場合等においては、再度前記フ
ォトセンサ13により基準測定点12Aを検出すること
なく、前記駆動ステップ数の記憶データに基づいて紙送
りを行うことが可能となる。
【0027】次に前述した実施例の制御方法について説
明する。
【0028】本実施例においては、前記用紙1を前記紙
送りローラ6と接合する部分に挿入し、前記ステッピン
グモータ2を駆動することにより、前記駆動ギア4、伝
達ギア5および回転ギア8等の伝達機構を介して、前記
紙送りローラ6を回転させて前記用紙1を所定量ずつ搬
送し改行を行なう。
【0029】このとき、前記紙送り検出ローラ9はその
ローラ部を前記用紙1の一部に接しているとともに、そ
の外周面を約3μm〜200μm程度の表面粗さに仕上
げられているため、前記用紙1に対してスリップするこ
ともなく、この紙送り検出ローラ9の回転周速度および
回転量は、前記紙送りローラ6の回転に正確に従属し、
前記用紙1の紙送り速度および送り量と等しくなる。さ
らに、前記デコード板11も前記紙送り検出ローラ9の
回転軸10と同軸に設けられているため、同様に前記紙
送り検出ローラ9と同等の回転角速度および回転量で回
転することとなる。そして、このデコード板11の外周
に形成された前記複数のスリット12の通過を前記フォ
トセンサ13が検知し、その信号を前記制御部14にフ
ィードバックすることにより、前記制御部14から前記
駆動制御部15へ必要な駆動ステップ数だけ前記ステッ
ピングモータ2を駆動する指令が伝達され、その指令に
基づいて前記駆動制御部15は前記ステッピングモータ
2を制御し、その結果、前記用紙1の紙送りがコントロ
ールされることとなる。
【0030】一方、前述したように前記紙送り検出ロー
ラ9の外周長Lは、前記用紙1の1改行分の長さLO
等しいか、あるいは若干その長さよりも短い長さとして
いるので、前記紙送り検出ローラ9が1回転した位置で
用紙1の紙送りを停止すれば、つまり、前記デコード板
11に形成された複数のスリット12のうちの1点を前
記フォトセンサ13により検知し、これを前記制御部1
4に前記基準測定点12Aとして設定しておいて、再び
この基準測定点12Aを検知したときに前記用紙1の紙
送りを停止するようにすれば、ちょうど1改行分の用紙
1の紙送りが完了したこととなり、容易に精度の良いμ
m単位の改行送りが可能となる。
【0031】そして、この基準測定点12Aを検知する
には、あらかじめ前記デコード板11が1回転するとき
に前記フォトセンサ13が前記複数のスリット12を検
出する回数を測定し、これを前記制御部14に記憶させ
ておけばよい。
【0032】以上のように用紙1の改行送りを制御して
いくとともに、その改行に要する前記ステッピングモー
タ2の駆動ステップ数を前記記憶部16に順次記憶して
おき、当該頁の最初の改行から最後の改行までの1頁分
の駆動ステップ数を改行データとして記憶しておく。そ
して、この頁の各駆動ステップ数と同等の駆動ステップ
数により改行を行い得る頁を印字する場合、例えば、同
一内容の頁や内容は異なるが同一行数の頁であって複数
枚にわたり連続的に印字を行なう場合、あるいは、途中
に異なる改行幅の頁の印字を行なった後、再び当初と同
一の改行幅により画一的に印字を行なう場合において
は、再度前記フォトセンサ13により基準測定点12A
を検出することなく、前記記憶部16に記憶されている
前記駆動ステップ数の記憶データに基づいて各改行を行
ないながら前記用紙1の送りを施すこととなる。
【0033】以上のような制御方法は、たとえばカラー
印字を行う場合に適用することができる。つまり、図3
に示すようなY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、B(ブラック)の順番で各色が長手方向に繰り
返され、前記用紙1の印字面積よりも広い面積を有する
ように形成されたカラーダンダラ方式のインクフィルム
を図示しないインクフィルムカセットの配置位置にセッ
トする。そして、まず最初に、第1色目としてYのイン
ク部を用いて1頁分の印字をするため、前述した制御方
法により順次改行を行っていくとともに、この改行に要
した前記ステッピングモータ2の駆動ステップ数を前記
記憶部16に記憶していく。そして、このYによる印字
が終了したとき、前記記憶部16には、最初の改行に必
要な駆動ステップ数から最後の改行に必要な駆動ステッ
プ数までの1頁分の改行データが順次記憶されている。
つぎに、このYでの印字終了後、第2色目のMのインク
部を用いて印字を行う場合には、まず、前述のYの印字
に要したトータルの駆動ステップ数分だけ前記ステッピ
ングモータ2を逆回転させて、前記用紙1を初期位置ま
で戻し、その後、前記制御部14が前記記憶部16に記
憶されている1頁分の改行データを読み出して、次々に
駆動制御部15に指令し前記ステッピングモータ2を回
転駆動させ、Mによる印字を行う。さらに、このMによ
る印字が終了したら、Cのインク部あるいはBのインク
部による印字も前記Mのインク部の印字と同様に、前記
Yの印字の際に記憶部16に記憶した駆動ステップ数に
基づく改行送りの制御を繰り返すこととなる。
【0034】そして、すべての色での印字を終了した
ら、前記用紙1を排出する。
【0035】以上のように本実施例によれば、1改行
(サーマルヘッドの発熱体1列分の範囲)につき前記紙
送り検出ローラ9が1回転するため、この紙送り検出ロ
ーラ9や前記歯車等の偏心、あるいは前記各駆動伝達系
のロスによる紙送り量のバラツキを無視することができ
高精度の改行送りが可能となる。
【0036】また、従来例によると前記フォトセンサ1
3は、改行するごとにそれぞれ異なるスリット12を検
知しており、用紙1の送り精度は、この複数のスリット
12相互間における各々の精度に非常に影響されてい
た。これに対して、本発明の実施例においては、前記紙
送り検出ローラ9の外周長Lが、前記用紙1のほぼ1改
行分の長さL0 であるため、前記フォトセンサ13は、
前記用紙1の紙送りの開始時と終了時において、同一の
スリット12を検知することとなる。そして、補正が必
要なときは、他のスリット12を検出するのではなく、
あらかじめ定めた基準補正パルス数に基づいてステッピ
ングモータ2を微小ステップ送りすることにより補正す
ることができる。
【0037】したがって、前記デコード板11に形成す
る前記スリット12の精度を高くする必要はなくコスト
ダウンにつながるとともに、安価なデコード板11でも
μm単位の用紙送りの精度を確保することができる。
【0038】さらに、同一内容の頁の印字を複数頁行な
う場合や内容は異なるが同一行数である頁の印字を複数
頁行なう場合、または、カラー印字を行なう場合等のよ
うに1頁分の各改行に要するステッピングモータ2の駆
動ステップ数が等しくなる頁における印字の場合には、
最初の印字の際に1頁分の各改行に要する駆動ステップ
数を記憶部16に記憶させることにより、再度各改行ご
とに前記フォトセンサ13で検出する必要がなく改行速
度が早まり印字スピードが格段にアップする。
【0039】また、従来例では第2色目以降の印字を行
なっていくと、複数色のインクが重なり凹凸を形成して
しまい、この用紙1の凹凸部分に接触して回転する前記
紙送り検出ローラ9の回転にばらつきが生じるため、複
数回のクローズドループによる紙送り精度は悪化してい
たが、本実施例によれば、最も正確に回転し改行幅を決
定している第1色目の改行データを基準として、第2色
目以降も印字を行なうことになるので、その精度は第1
色目と同様の高精度が得られることとなる。
【0040】次に、本発明のプリンタの紙送り制御方法
に関する他の実施例について説明する。
【0041】まず、本実施例の制御方法のうち、第1色
目の印字であるY(イエロー)のインク部の印字に対す
る紙送り制御方法およびこのときの1頁分の改行データ
を前記記憶部16に記憶させておく制御方法について
は、前述した実施例と同様である。そして、このYでの
印字を終了したならば、本実施例においては用紙1を逆
搬送せず、M(マゼンタ)のインク部の印字について
は、最終行から逆に印字を開始する。つまり、前記制御
部が前記記憶部16に記憶した駆動ステップ数を1行印
字するごとに最終行の方から順次読出し、前記駆動制御
部15を介して前記ステッピングモータ2を逆回転させ
ながら印字する。そして、最初の行まで印字し、Mでの
印字が終了したら、今度は、この最初の行からC(シア
ン)のインク部における印字を前記記憶部16に記憶さ
れた各駆動ステップ数に基づいて開始することとなる。
【0042】このような本実施例の制御方法によれば、
前記用紙1を最初の印字位置に戻すために前記ステッピ
ングモータ2を前記記憶部16に記憶されたトータルの
駆動ステップ数分逆回転させる必要がなく、より高速で
印字することが可能となる。したがって、前述した制御
方法と同様に、低コストでμm単位の用紙送りの精度を
確保することができるとともに、より高速度で印字する
ことができる。
【0043】また、前述のプリンタの紙送り制御方法に
関する実施例はカラーダンダラ方式によるカラー印字の
制御方法についてのものであったが、さらに、他の実施
例として、カセットチェンジャー方式によるカラー印字
の場合について説明する。
【0044】図4はカセットチェンジャー方式を採用し
ている熱転写プリンタ19を示しており、その構成につ
いて簡単に説明すると、まず、フレーム(図示せず)の
所望の位置に平板状のプラテン20がその印字面がほぼ
垂直となるように配設されているとともに、このプラテ
ン20の前側下方には、ガイドシャフト21が前記プラ
テン20と平行に配設されている。そして、前記ガイド
シャフト21の適宜な位置には、上下に分割されたキャ
リッジ22が取着されており、下方に示す一方は、ガイ
ドシャフト21に取着される下キャリッジ22aとさ
れ、上方に示す他方は、インクリボンを収納するための
リボンカセット23が取着され下キャリッジ22aに対
し上下方向に接離可能とされた上キャリッジ22bとさ
れている。このキャリッジ22は、ステッピングモータ
などの適宜な駆動手段(図示せず)により駆動させて、
前記ガイドシャフト21に沿って往復動自在に駆動され
るようになっている。前記キャリッジ22には、プラテ
ン20に対向した位置に記録媒体(用紙、図示せず)に
印字をなすサーマルヘッド24が配設されている。
【0045】また、上キャリッジ22bの中央部には、
相互に所定間隔を隔てて1対の回転可能なボビン25が
配設されており、このボビン25によりインクリボン2
6が所定の方向に走行可能とされている。キャリッジ2
2のプラテン20に対して遠方側の端縁上には、リボン
カセット23に収納されたインクリボン26の種類を検
出するセンサとして、反射型等の光センサ27が配設さ
れている。
【0046】前記光センサ27は、熱転写プリンタ19
の所望の位置に配設された熱転写プリンタ19の印字動
作等の制御をつかさどる制御器28に接続されている。
この制御器28は、図示しないメモリ、CPU等から形
成されており、少なくともキャリッジ22の移動に伴う
光センサ27からの出力信号に基づいて、リボンカセッ
ト23の有無およびリボンカセット23に収納されたイ
ンクリボン26の種類、ホームポジションに対するキャ
リッジ22の移動距離、後述するキャノピー29の開閉
状態、隣位あるいは離間した1対のリボンカセット23
間の距離等を判別または検出可能とされている。
【0047】また、前記キャリッジ22の上方には、図
示しないフレームに図5において両矢印Aにて示すよう
に開閉自在に支持されたほぼ板状のキャノピー29が配
設されている。このキャノピー29は、閉状態におい
て、紙送り機構(図示せず)の出口側の紙押えとして機
能するものであり、キャリッジ22と対向するようにし
て、キャリッジ22の移動領域とほぼ同一の長さとされ
ている。
【0048】前記キャノピー29のキャリッジ22と平
行に対峙する下面の所定位置には、リボンカセット23
を保持する複数のカセットホルダ(図示せず)が設けら
れており、このカセットホルダにより、複数、本実施例
においては多色印字を行うための4色のインクリボン2
6a,26b,26c,26dが収納されたリボンカセ
ット23a,23b,23c,23dがキャリッジ22
の移動方向に一列状に配設されるようになっている。そ
して、各リボンカセット23a,23b,23c,23
dは、図5に両矢印Bにて示すように、キャノピー29
と上キャリッジ22bとの間で選択的に受け渡しが行わ
れるようになっている。
【0049】本実施例の各リボンカセット23a,23
b,23c,23dは、インクリボン26の種類にかか
わらず、すべてが同一形状、同一寸法に形成されてお
り、上下1対とされた平面略矩形のケース本体30の図
示しない回転自在に支持された1対のリール間にインク
リボン26が巻回され、インクリボン26のリボン経路
の中間部が外部に導出されている。この1対のリール
は、前記上キャリッジ22bに搭載されると、その一方
は、印字に供した部分のインクリボン26を巻取る巻取
りリールとされ、他方は、インクリボン26を送出する
送出リールとされる。また、リボンカセット23のキャ
リッジ22に搭載された状態でプラテン20と対向する
面には、サーマルヘッド24が臨む凹部33が形成され
ており、この凹部33内においてインクリボン26の中
間部が導出されている。
【0050】また、リボンカセット23の凹部33が形
成された面と平行に延在する後面には、インクリボン2
6の種類を判別するための識別マーク31が配置されて
いる。本実施例の識別マーク31は、インクリボン26
の種類によって異なる数の縞状の非反射部32を有する
反射シール34により形成されている。
【0051】そして、この識別マーク31を前記光セン
サ27によって検出し、この検出信号をプリンタの制御
部25に出力し、この制御部25内において各リボンカ
セット23における識別マーク31の数を計数すること
によりリボンカセット23内に収納されているインクリ
ボン26の種類を判別するようになっている。
【0052】そして、使用に供する識別マーク31を光
センサ27が検出したときにキャリッジ22が停止可能
とされており、キャリッジ22が停止した状態で、前記
リボンカセット23が上キャリッジ22bへ受け渡され
るようになっている。
【0053】このカセットチェンジャー方式の熱転写プ
リンタの内部には、図1に示すような紙送り検出ローラ
9や制御部14、あるいは、記憶部16等が配設されて
いる。そして、このような構成によるカラー印字の制御
方法は、まず、第1色目の印字をする場合には前記光セ
ンサ27が前記識別マーク31を検出し、その信号のう
ちから前記制御器28が所要のインクリボン26に対応
する識別マーク31を判別したときに、前記キャリッジ
22の移動が停止され前記リボンカセット23が前記キ
ャノピー29から前記上キャリッジ22bへ受け渡され
る。そして、このリボンカセット23内に収納されてい
るインクリボン26が前記ボビン25の回転により送り
出しと巻取りがなされるとともに、前記サーマルヘッド
24の発熱により次々に記録媒体に熱転写され1頁分の
印字を終了する。この第1色目の印字では、各改行は前
記紙送り検出ローラ9の1回転分の回転量に相当する回
転幅に従って改行され、同時にこの各改行に要する前記
ステッピングモータのステップ数は随時前記記憶部16
に記憶される。つぎに、第2色目の印字をする場合に
は、まず、第1色目のリボンカセット23を前記キャノ
ピー29に戻し、前記光センサ27の検出する信号の中
から第2色目のインクリボン26に対応する識別マーク
31が前記制御器28により判別され、第2色目のリボ
ンカセット23は前記キャノピー29から前記上キャリ
ッジ22bへ受け渡される。この間に、前記ステッピン
グモータは前記記憶部16に記憶された1頁分のトータ
ルのステップ数分だけ逆回転され前記用紙は最初の位置
に戻されており、したがって、第2色目の印字の際は、
前記記憶部16の各改行データに基づいて改行されつつ
印字を進めることとなり、再度前記デコード板11のス
リット12をフォトセンサ13により検出することはな
い。そして、第2色目以降の印字についても、第2色目
と同様の方法により印字されることとなる。
【0054】このような実施例によれば、前記デコード
板11に形成する前記スリット12の精度を高くする必
要はなくコストダウンにつながるとともに、安価なデコ
ード板11でもμm単位の用紙送りの精度を確保するこ
とができるし、さらに、最初の印字の際に1頁分の各改
行に要する駆動ステップ数を記憶部16に記憶させるこ
とにより、再度各改行ごとに前記フォトセンサ13で検
出する必要がなく改行速度が早まり印字スピードが格段
にアップする。
【0055】また、複数色のインクが重なることで用紙
に形成される凹凸表面の影響により生じる紙送り精度の
悪化を防止でき、第2色目以降の印字の精度も第1色目
と同様の高精度が得られることとなる。
【0056】一方、前述の第2色目以降の印字は、1頁
分の印字が終了するごとに用紙を最初の位置まで逆搬送
してつぎの色による印字を開始したが、この用紙を逆搬
送せずに印字の終了した最終行の位置から順に改行デー
タを呼出し、前記ステッピングモータを逆回転させなが
ら改行送りすることも可能である。
【0057】このような本実施例の制御方法によれば、
前記用紙1を最初の印字位置に戻すために前記ステッピ
ングモータ2を前記記憶部16に記憶されたトータルの
駆動ステップ数分逆回転させる必要がなく、より高速で
印字することが可能となる。したがって、前述した制御
方法と同様に、低コストでμm単位の用紙送りの精度を
確保することができるとともに、より高速度で印字する
ことができることとなる。
【0058】次に、本発明のプリンタの紙送り装置に関
する他の実施例を図6に示す。
【0059】まず、駆動源としての前記ステッピングモ
ータ2を配設しており、このステッピングモータ2の動
力伝達機構群としての前記駆動ギア4、前記伝達ギア5
および前記回転ギア8を設けている。そして、前記紙送
りローラ6には印字の際に初期位置を検出するための基
準となるスリット12、あるいは、反射板等の被検知部
17が形成されており、さらに、この被検知部17を検
知して、その信号を前記制御部14に伝達するフォトセ
ンサ等の検知部18が設けられている。
【0060】また、前記紙送りローラ6の回転軸7と平
行で、かつ、前記紙送りローラ6とともに前記用紙1を
挟持するためにその一部を接するように前記紙送り検出
ローラ9が配設されており、前記紙送り検出ローラ9の
回転軸10には、被検出部材であるデコード板11が前
記紙送り検出ローラ9と同軸的に回転するように連結さ
れている。このデコード板11の外周には被検出部とし
ての複数のスリット12が形成されており、この複数の
スリット12を検出し、その信号を前記制御部14に伝
達する検出器であるフォトセンサ13が設けられてい
る。
【0061】また、前記制御部14には、前記ステッピ
ングモータ2の駆動させるために前記制御部14の指令
に基づいて制御する駆動制御部15と、各改行に要する
駆動ステップ数を記憶しておく前記記憶部16が接続さ
れている。
【0062】このような本実施例の紙送り装置は、特
に、印字する頁が複数頁にわたっている場合に適用され
る。
【0063】つぎに、本実施例の制御方法について説明
する。
【0064】なお、本実施例の制御方法のうち、各改行
およびこの改行に要した各駆動ステップ数を記憶部16
に記憶させることにに関する制御方法については、前述
した実施例の制御方法と同様の制御方法であるので、詳
細は省略する。
【0065】まず、印字に必要な頁数が複数頁にわたる
場合には、各ページごとに前記紙送りローラ6に対して
印字する位置は異なり、前述したようにこの紙送りロー
ラ6は真円ではないため、同等の改行位置であても、頁
が異なれば改行に要する前記ステッピングモータ2の駆
動ステップ数も異なる。したがって、このような場合に
も、前記記憶部16に記憶した駆動ステップ数の改行デ
ータを有効に利用するために、前記紙送りローラ6に初
期位置を示す基準となる被検知部17を形成し、この被
検知部17を前記検知部18で検出し、その信号に基づ
いて前記制御部で制御することにより、常に、各用紙1
の印字開始位置をこの基準位置から行うこととする。
【0066】このような実施例によれば、最初の頁の印
字の際に、各改行に必要な駆動ステップ数を検出し、前
記記憶部16に記憶しておくことで、2頁目以降の印字
についてはこの記憶されたデータに基づいて改行をする
ことができるので、前記紙送りローラ6の偏心等に関係
なく、高速かつ高精度な紙送りを行うことが可能とな
る。
【0067】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。例えば、本実施例において説明した印字に関して
は、カラープリンタのみ、あるいはモノクロプリンタの
みに限定するものではなく、両者に適用可能である。ま
た、カラー印字方法についても、いわゆるカラーダンダ
ラー方式、あるいは、カセットチェンジ方式の両方に適
用可能である。
【0068】また、本実施例では、プラテン20と紙送
りローラ6が別体のものとしているが、プラテン20と
紙送りローラ6を一体の構成として両者の機能を兼用す
るものとしてもよいし、紙送り検出ローラ9の配設位置
も、紙送りローラ6とともに用紙1を挟持する位置に限
る必要はなく、用紙1の回転に従属してその回転量を測
定できる位置であればよい。
【0069】さらに、本実施例においては、ステッピン
グモータ2と紙送りローラ6とを歯車群により連結した
機構について説明したが、タイミングベルト等の他の伝
達手段を用いて、伝達比を適性に調整するようにした機
構に適用してもよい。
【0070】
【効果】以上説明したように本発明に係るプリンタの紙
送り装置は、紙送り検出ローラの1回転につき1改行分
の用紙送りを行なうので、紙送り検出ローラの偏心や被
検出部材の精度に関わりなく、μm単位の用紙送りの精
度を確保することができる。
【0071】さらに、同一の改行内容により複数頁の印
字を行なう場合には最初の頁の各改行に要する駆動モー
タの回転量を1頁分記憶し、この記憶データに基づいて
2回目以降の印字を行ない、再度検出器により各改行ご
との改行幅を検出せずにすむため、印字スピードを格段
にアップすることができるし、また、紙送りローラに形
成した被検知部を基準として、常にこの位置から印字を
開始することもできるため、紙送りローラの偏心等に関
係なく高精度の印字が可能となる。
【0072】そして、カラー印字等の場合には、第1色
目の印字を行なった後、第2色目以降の印字は、記憶部
に記憶された改行データに基づいて最初の行から、ある
いは最終行から印字を行ない、再度検出器により各改行
幅を検出せずにすむため、検出に要する時間の無駄がな
いし、さらに、各色のインクが重なるために発生する凹
凸面により、検出ローラの検出精度の悪化に影響される
こともないため高精度のカラー印字が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの紙送り装置の一実施例
を示す要部の斜視図
【図2】本実施例におけるデコード板の拡大説明図
【図3】本実施例におけるカラーダンダラ方式に使用す
るカラーインクフィルムの説明図
【図4】本実施例におけるカセットチェンジ方式を用い
た熱転写プリンタの斜視図
【図5】図4の要部概略側面図
【図6】本発明に係るプリンタの紙送り装置の他の一実
施例を示す要部の斜視図
【符号の説明】
1 用紙 2 ステッピングモータ 4 駆動ギア 6 紙送りローラ 9 紙送り検出ローラ 11 デコード板 12 スリット 12A,12B 基準測定点 13 フォトセンサ 14 制御部 15 駆動制御部 16 記憶部 17 被検知部 18 検知部 22 キャリッジ 23 リボンカセット 26 インクリボン 27 光センサ 31 識別マーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送りモータを駆動することにより紙送
    りローラを所定量回転させて用紙を紙送りするプリンタ
    の紙送り装置において、 前記紙送りローラによって搬送される用紙の一部に接
    し、外周長を印字ヘッドの1改行分の長さとほぼ同等の
    長さとするとともに少なくとも温度変化を受ける部分が
    温度に対する寸法変化の小さい材質によって形成されて
    いる回転自在の紙送り検出ローラと、 この紙送り検出ローラと同軸的に回転するとともに前記
    紙送り検出ローラの回転量を検出するための測定点とな
    る被検出部が形成されている被検出部材と、 この被検出部材に形成した前記被検出部を検知する検出
    装置と、 この検出装置が前記被検出部を検知する信号に基づいて
    用紙の改行送り量を制御する制御部と、 この制御部に接続され前記用紙の各改行送りに要する前
    記紙送りモータの回転量を順次記憶する記憶部とを有し
    ていることを特徴とするプリンタの紙送り装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は前記記憶部に記憶された前
    記紙送りモータの1頁分の回転量のデータに基づいて前
    記用紙を最初の行からあるいは最終行から改行送りする
    ように前記紙送りモータを正回転駆動あるいは逆回転駆
    動させることを特徴とする請求項1に記載のプリンタの
    紙送り装置。
  3. 【請求項3】 前記紙送りローラには紙送りを開始する
    基準位置としての被検知部が形成され、この被検知部を
    検知し、その検知信号を前記制御部に伝達する検知部を
    設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のプリンタの紙送り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のプリンタの紙送り装置を用いて紙送りを施すプリ
    ンタの紙送り装置の制御方法において、制御部による紙
    送り制御は、カラー印字を行なう場合に、第1色目のイ
    ンク部による最初の印字のときには、検出装置による被
    検出部の検出信号に基づいて紙送りモータを駆動させ用
    紙の改行送りを行なうとともに、この各改行に要する前
    記紙送りモータの回転量を順次記憶部に記憶させてお
    き、第1色目の印字が終了し、次の第2色目を印字する
    ときには、前記記憶部に記憶した合計の紙送り量だけ前
    記紙送りモータを逆回転させて前記用紙を最初の改行位
    置まで搬送し、前記記憶部に記憶された各改行データに
    基づいて前記紙送りモータを駆動し改行送りを行なうこ
    とを特徴とするプリンタの紙送り装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のプリンタの紙送り装置を用いて紙送りを施すプリ
    ンタの紙送り装置の制御方法において、制御部による紙
    送り制御は、カラー印字を行なう場合に、第1色目のイ
    ンク部による最初の印字のときには、検出装置による被
    検出部の検出信号に基づいて紙送りモータを駆動させ用
    紙の改行送りを行なうとともに、この各改行に要する前
    記紙送りモータの回転量を順次記憶部に記憶させてお
    き、第1色目の印字が終了し、次の第2色目を印字する
    ときには、前記記憶部に記憶されたデータのうち最終行
    の改行に要した改行データから順次読出し、前記用紙の
    最終行から印字するように前記紙送りモータを逆回転駆
    動させ改行送りを行なうことを特徴とするプリンタの紙
    送り装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のプリンタの紙送り装置
    を用いて紙送りを施すプリンタの紙送り装置の制御方法
    において、制御部による紙送り制御は、印字する頁が複
    数頁にわたる場合において、最初の頁の印字は、紙送り
    ローラに形成された紙送りの基準位置である被検知部を
    検知部が検知したときに、検出装置による被検出部の検
    出信号に基づいて紙送りモータを駆動させ改行送りを開
    始するとともに、この各改行に要する前記紙送りモータ
    の回転量を順次記憶部に記憶させておき、次の第2頁目
    以降の印字の際には、常に前記被検知部から印字を開始
    するとともに前記記憶部に記憶されたデータに基づく用
    紙の改行送りを行なうことを特徴とするプリンタの紙送
    り装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0988986A3 (en) * 1998-09-21 2000-07-26 Alps Electric Co., Ltd. Paper feed control method
CN106881966A (zh) * 2017-03-06 2017-06-23 深圳西龙同辉技术股份有限公司 一种用于凹码打印的色带机构
CN106956521A (zh) * 2017-04-13 2017-07-18 深圳怡化电脑股份有限公司 一种打印机用走纸定位装置、打印机及银行自助终端

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