JPH08203603A - コネクタのボルト保持機構 - Google Patents

コネクタのボルト保持機構

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JPH08203603A
JPH08203603A JP2620295A JP2620295A JPH08203603A JP H08203603 A JPH08203603 A JP H08203603A JP 2620295 A JP2620295 A JP 2620295A JP 2620295 A JP2620295 A JP 2620295A JP H08203603 A JPH08203603 A JP H08203603A
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勝次 島沢
Shinji Yamaguchi
真二 山口
Hiroshi Takeda
浩史 竹田
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジング同士の結合時に、ボルトを取り付
けて結合させる。 【構成】 ボルトホルダ12をホルダ取付孔33に押し
込み、その後にボルト18をボルトホルダ12に押し込
む。ボルトホルダ12の係止突起44a、45aが係止
部35b、36bに係止し、ストップリング16の係止
突片72、73が段部42bに係止して、ボルト18は
ボルトホルダ12を介してハウジング11に回動自在に
保持され、ボルト18の雄ねじ部81を雌型ハウジング
のねじ孔に螺合することにより、ハウジング同士の結合
がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス等に使
用されるコネクタ同士の結合及び解離を、ボルトにより
行うコネクタのボルト保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の電気配線に使用される
ワイヤハーネスには、相互に嵌合する雄コネクタと雌コ
ネクタが多用されており、極めて多数の接続端子を用い
ている場合には、手先の力だけではこれらの雄コネクタ
と雌コネクタの最終的な結合又は解離が困難のため、ボ
ルトにより行われる場合がある。
【0003】例えば、図5に示す従来例の断面図に示す
ように、雄コネクタ1のハウジング2にはボルトホルダ
3が一体に突設されており、このボルトホルダ3にはボ
ルト4が回転自在に挿通されている。ボルトホルダ3に
挿通されたボルト4にはリング5が嵌着され、ボルト4
はリング5によりハウジング2に対する軸方向への移動
が規制されている。
【0004】このように、ハウジング2にボルト4が常
設された雄コネクタ1は、雌コネクタ6のハウジング7
に形成された嵌合孔8に嵌合され、その後にボルト4の
雄ねじ部4bがハウジング7に固定されたナット9の雌
ねじ部9aに螺合される。そして、最終的にはボルト4
の右回転により雄コネクタ1と雌コネクタ6が結合方向
へ移動し、ボルト4の左回転によりそれらが解離方向へ
移動する。なお、雄コネクタ1、雌コネクタ6に内蔵す
る接続端子の図示は省略している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、ボルトホルダ3がハウジング2の端面に一
体に突設されている上に、ボルト4もボルトホルダ3に
常設されているため、ワイヤハーネスの梱包、搬送等の
際にボルト4のヘッド4aによってワイヤハーネスが損
傷したり、接続端子をハウジング2に挿入する際の作業
の自動化が困難になったり、ワイヤハーネスの組付けに
際して車体を傷付けたりする虞れがある。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、ハウジング同士の結合前にはボルトをハウジングか
ら分離しておき、運搬や保管に便利なコネクタのボルト
保持機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタのボルト保持機構は、接続端子
を収容したコネクタハウジング同士を結合及び解離する
ためのボルトを、一方のハウジングに筒状のボルトホル
ダを介して保持するためのコネクタのボルト保持機構で
あって、前記ハウジングには前記ボルトを挿通するため
のボルト挿通孔を設けると共に、前記ボルトホルダを取
り付けるためのホルダ取付孔を前記ボルト挿通孔に同心
に設け、前記ボルトには外方へ突出する係止片を有する
ストップリングを所定位置に回動自在に嵌着し、前記ボ
ルトホルダには前記ホルダ取付孔の周壁に設けた係止部
に係止する可撓アームを外周に設けると共に、前記スト
ップリングの係止片を係止する係止部を内周に設けたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有するコネクタのボルト保持機構
では、端子収容孔に接続端子を収容した状態のハウジン
グのホルダ取付孔にボルトホルダを取り付け、その後に
ストップリングを嵌着したボルトをボルトホルダに取り
付ける。ボルトホルダをホルダ取付孔に押し込むと、ボ
ルトホルダの可撓アームはホルダ取付孔の周壁に押圧さ
れて撓み、前進した後に復元してハウジングの係止部に
係止する。また、ボルトをボルトホルダに挿し込むと、
ストップリングの係止片はボルトホルダの内周面に押圧
されて撓み、前進した後に復元してボルトホルダの係止
部に係止する。この状態で、ボルトを相手側ハウジング
のボルト孔に螺合し、回転によりハウジング同士を結合
する。また、逆回転によりハウジング同士を解離する。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は雌型ハウジングにボルトによ
り結合する状態の雄型ハウジングの組立断面図であり、
図2は分解斜視図である。雄型ハウジング11にはボル
トホルダ12がOリング13を介して取り付けられると
共に、ワイヤカバー14を介してゴム製のグロメット1
5が取り付けられている。ボルトホルダ12には、スト
ップリング16及びワッシャ17が一体に嵌着されたボ
ルト18が取り付けられている。そして、グロメット1
5にはカバー19が取り付けられている。
【0010】雄型ハウジング11はワイヤハーネスに接
続した接続端子を収容するためのものであり、絶縁性を
有する合成樹脂材により形成されている。角筒状のハウ
ジング本体31の内部には、後述する雌コネクタの嵌合
突起を嵌合するための嵌合孔32と、ボルトホルダ12
を取り付けるためのホルダ取付孔33とが隔壁31aを
間にして設けられ、この隔壁31aにはボルト18を挿
通するためのボルト挿通孔34が設けられている。ホル
ダ取付孔33の左右両壁には案内溝35、36が設けら
れ、これらの案内溝35、36には溝35a、36aが
それぞれ形成されている。溝35a、36aの後壁は、
ボルトホルダ12を係止するための係止部35b、36
bとされている。
【0011】このように形成された嵌合孔32、ホルダ
取付孔33、ボルト挿通孔34の周囲には、図示しない
接続端子を収容するための複数の端子収容孔37が設け
られている。そして、ハウジング本体31の外周には、
グロメット15を係合するためのフランジ部38が形成
されている。
【0012】ボルトホルダ12はボルト18の取付時に
おいて、ハウジング本体11間にあってボルト18を保
持するためのものであり、合成樹脂材により形成されて
いる。円筒状のホルダ本体41の内部はボルト18を取
り付けるためのボルト取付孔42とされ、このボルト取
付孔42には大径部42a、段部42b、小径部42c
が設けられている。
【0013】ホルダ本体41の前部の外径はホルダ取付
孔33に嵌合される大きさとされ、その外周にはOリン
グ13を嵌着するための環状溝43と、両側にハウジン
グ本体31に係止するための可撓アーム44、45が設
けられている。これらの可撓アーム44、45には、ハ
ウジング本体31の溝35a、36aに嵌入して、係止
部35b、36bに係止するための係止突起44a、4
5aがそれぞれ外方へ向けて設けられている。
【0014】ワイヤカバー14は接続端子に接続された
図示しないワイヤハーネスを保護するためにグロメット
15の内側に取り付けるものであり、ボルト18を挿通
するためのボルト挿通孔51を有して合成樹脂から形成
されている。グロメット15はワイヤハーネスを保護す
るために、ワイヤハーネスに被せるものであり、ワイヤ
ハーネスを挿通するための管部61の一端部には、雄型
ハウジング11及びワイヤカバー14を被着するための
被着部62が設けられている。被着部62には、グロメ
ットカバー19を係止するための複数の係止突起63が
外周面に設けられ、外径の小さい薄肉部64が端面に設
けられ、雄型ハウジング11のフランジ部38を係合す
る係合溝65が内周面に形成され、ボルト挿通孔66が
奥部に形成されている。
【0015】ストップリング16はボルト18に嵌着さ
れるものであり、金属製とされている。ストップリング
16の筒状のリング本体71には、自由端が斜め後方に
向けられた係止片72、73が設けられている。ボルト
18には、後述する雌型ハウジングに螺合する雄ねじ部
81と、ワッシャ17を嵌着するための環状溝82と、
ストップリング16を嵌合するための小径軸部83と、
ボルトホルダ12のボルト取付孔42に嵌合する大径軸
部84と、ボルトホルダ12の内径よりも大径のヘッド
85とが順次に設けられている。
【0016】そして、グロメットカバー19はグロメッ
ト61の被着部62に被着されて雄型ハウジング11に
グロメット15を確実に結合するためのものであり、合
成樹脂材により形成されている。グロメットカバー19
の枠状のカバー本体91には、グロメット15の係止突
起63が嵌合する係止孔92が設けられ、カバー本体9
1の端面にはグロメット15の薄肉部64に当接する小
径枠部93が設けられている。
【0017】一方、上述したように構成された雄型ハウ
ジング11には、図3の組立断面図及び図4の分解斜視
図に示すような雌型ハウジング20が嵌合されるように
なっている。雌型ハウジング20は合成樹脂材により形
成され、そのハウジング本体101の前部には雄型ハウ
ジング11のハウジング本体31を嵌合するための嵌合
孔102が設けられている。嵌合孔102の奥部には雄
型ハウジング11の嵌合孔32に嵌合する嵌合突起10
3が設けられており、この嵌合突起103の外周にはシ
ール部材104が装着されている。嵌合突起103の内
部には、ボルト18の先端部を挿通するためのボルト挿
通孔105が設けられ、このボルト挿通孔105の周壁
には、ボルト18を螺合するための雌ねじ部106aを
有するナット106がインサートされている。そして、
ハウジング本体101の後部には、端子ホルダ107に
より保持された複数の接続端子108を収容するための
複数の端子収容室109が設けられている。なお、11
0は接続端子に接続されワイヤハーネスの一部となるフ
レキシブルフラット電線である。
【0018】このように構成された雄型ハウジング11
と雌型ハウジング20をボルト18により結合する際に
は、次のような工程が採用される。
【0019】(1) グロメット16の管部61及び被着部
62に挿通したワイヤハーネス付き接続端子を、雄型ハ
ウジング11の端子収容孔37に挿入する。この際に、
接続端子は自動機によって端子収容孔37に挿入するこ
とができる。
【0020】(2) Oリング13を嵌着したボルトホルダ
12を、その可撓アーム44、45を雄型ハウジング1
1の案内溝35、36にそれぞれ合わせてホルダ取付孔
33に押し込む。このとき、可撓アーム44、45は案
内溝35、36の低壁に押圧されて撓みながら前進し、
係止突起44a、45aが溝35a、36aに嵌入して
係止部35b、36bに係止する。これにより、ボルト
ホルダ12が雄型ハウジング11に取り付けられたこと
になる。
【0021】(3) グロメット15の被着部62の内部に
ワイヤカバー14を嵌着する。
【0022】(4) ボルトホルダ12をワイヤカバー14
のボルト挿通孔51とグロメット15のボルト挿通孔6
6に挿通しながら、雄型ハウジング11のフランジ部3
8をグロメット61の係合溝65に係合する。その後
に、グロメットカバー19を被着部62に外嵌し、グロ
メット61の係止突起63をグロメットカバー19の係
止孔92に嵌入する。
【0023】(5) 雄型ハウジング11と雌型ハウジング
20とを嵌合する。
【0024】(6) ボルトホルダ12にストップリング1
6、ワッシャ17を嵌着したボルト18を挿入する。こ
のとき、ストップリング16の係止突片72、73がボ
ルトホルダ12の内周面に押圧されながら前進し、ワッ
シャ17が隔壁31aに当接してボルト18の挿込方向
への移動が規制されると共に、係止突片72、73がボ
ルトホルダ12の段部42bに係止する。これにより、
ボルト18がボルトホルダ12に回動自在に取り付けら
れたことになり、このときボルト18の先端が雌型ハウ
ジング20のナット106に当接する。
【0025】(7) ボルト18を右回転することにより、
その雄ねじ部81がナット106の雌ねじ部106aに
螺合する。ボルト18を更に右回転すると、雄型ハウジ
ング11と雌型ハウジング20が結合する方向へ移動
し、ボルト18を左回転すると、それらが解離する方向
へ移動する。
【0026】このように実施例では、雄型ハウジング1
1に接続端子を収容する際には、雄型ハウジング11に
はボルトホルダ12、ワイヤカバー14、グロメット1
5を取り付けない状態で行い、接続端子を収容した後に
これらを取り付ける。また、雄型ハウジング11と雌型
ハウジング20とを嵌合した後にボルト18をボルトホ
ルダ12に取り付けるようにしため、コネクタハウジン
グ同士の仮止め状態以前における運搬時等には、ボルト
18を取り付けずに行うことができ、ワイヤハーネスの
梱包、搬送、組付け等の際に雄型ハウジング11の端面
を平坦に保持することができる。このため、接続端子を
端子収容孔37に挿入する際の接続端子の挿入作業を容
易に自動化することができ、更にはボルト18がワイヤ
ハーネスを損傷したり、車体を傷付けたりすることを防
止することができる。
【0027】また、雄型ハウジング11にボルトホルダ
12やボルト18を常設しないため、ワイヤハーネスの
重量を軽減することができ、ワイヤハーネスの梱包、搬
送、艤装等の作業の効率を向上させることができる。そ
して、ボルト18だけを別個に管理することができるた
め、ボルト18の銹止め等を容易に行うことができて、
ボルト18の品質を良好に保持することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タのボルト保持機構は、ハウジング同士の嵌合後にハウ
ジングのホルダ取付孔にボルトホルダを取り付け、その
後にボルトホルダにボルトを取り付けるため、ハウジン
グ同士を結合するときまでハウジングの端面を平坦に保
持することができる。従って、ハウジングによる他部材
の損傷を防止することができる上に、接続端子の挿入作
業を容易に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の雄型ハウジングの組立断面図である。
【図2】雄型ハウジングの分解斜視図である。
【図3】雌型ハウジングの組立断面図である。
【図4】雌型ハウジングの分解斜視図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
11 雄型ハウジング 12 ボルトホルダ 15 グロメット 16 ストップリング 18 ボルト 20 雌型ハウジング 22 ナット 33 ホルダ取付孔 35、36 案内溝 35b、36b 係止部 44、45 可撓アーム 44a、45a 係止突起 72、73 係止片 81 雄ねじ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 浩史 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子を収容したコネクタハウジング
    同士を結合及び解離するためのボルトを、一方のハウジ
    ングに筒状のボルトホルダを介して保持するためのコネ
    クタのボルト保持機構であって、前記ハウジングには前
    記ボルトを挿通するためのボルト挿通孔を設けると共
    に、前記ボルトホルダを取り付けるためのホルダ取付孔
    を前記ボルト挿通孔に同心に設け、前記ボルトには外方
    へ突出する係止片を有するストップリングを所定位置に
    回動自在に嵌着し、前記ボルトホルダには前記ホルダ取
    付孔の周壁に設けた係止部に係止する可撓アームを外周
    に設けると共に、前記ストップリングの係止片を係止す
    る係止部を内周に設けたことを特徴とするコネクタのボ
    ルト保持機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017162809A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 ジェージャン アンメイ テクノロジー カンパニー リミテッドZhejiang Anmei Technology Co., Ltd. クイックコネクタ

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