JPH08203722A - コイル装置 - Google Patents
コイル装置Info
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- JPH08203722A JPH08203722A JP1063795A JP1063795A JPH08203722A JP H08203722 A JPH08203722 A JP H08203722A JP 1063795 A JP1063795 A JP 1063795A JP 1063795 A JP1063795 A JP 1063795A JP H08203722 A JPH08203722 A JP H08203722A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/44—Magnetic coils or windings
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁耐圧性能が悪くならずにコイル巻回数を
増加できるようにする。 【構成】 鉄芯1 と、鉄芯1 の中間部1aに巻回貼付され
る絶縁テープ2 と、絶縁テープ2 上に巻回されるコイル
4 と、鉄芯1 の長手方向におけるコイル巻回スペースを
規制するよう鉄芯1 の両端部に形成されるコイル枠3
と、を備えてなるコイル装置において、コイル枠3 は、
絶縁テープ2 の巻回方向に沿った両端縁2dを覆って形成
された構成にしてある。従って、コイル4 は、成形体よ
りも薄肉にできる絶縁テープ2 を介して鉄芯に巻回され
るために、巻回数が増加するとともに、絶縁テープ2 の
巻回方向に沿った両端縁2dは、覆われているコイル枠3
の内部に埋設された状態となるため、コイル枠3 との境
界部分で剥がれる箇所が発生せず、しかもコイル4 と鉄
芯1 との間の絶縁距離もその内部に埋設された部分によ
り確保される。
増加できるようにする。 【構成】 鉄芯1 と、鉄芯1 の中間部1aに巻回貼付され
る絶縁テープ2 と、絶縁テープ2 上に巻回されるコイル
4 と、鉄芯1 の長手方向におけるコイル巻回スペースを
規制するよう鉄芯1 の両端部に形成されるコイル枠3
と、を備えてなるコイル装置において、コイル枠3 は、
絶縁テープ2 の巻回方向に沿った両端縁2dを覆って形成
された構成にしてある。従って、コイル4 は、成形体よ
りも薄肉にできる絶縁テープ2 を介して鉄芯に巻回され
るために、巻回数が増加するとともに、絶縁テープ2 の
巻回方向に沿った両端縁2dは、覆われているコイル枠3
の内部に埋設された状態となるため、コイル枠3 との境
界部分で剥がれる箇所が発生せず、しかもコイル4 と鉄
芯1 との間の絶縁距離もその内部に埋設された部分によ
り確保される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルが鉄芯の中間部
に巻回貼付された絶縁テープ上に巻回されるコイル装置
に関するものである。
に巻回貼付された絶縁テープ上に巻回されるコイル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコイル装置は、通常、図7及び図
8に示すように、鉄芯A の中間部A1にコイルB を巻回す
る場合、その中間部A1を覆って形成されたコイル枠C の
巻胴部C1を介して巻回される。
8に示すように、鉄芯A の中間部A1にコイルB を巻回す
る場合、その中間部A1を覆って形成されたコイル枠C の
巻胴部C1を介して巻回される。
【0003】この場合、コイル枠C は成形体であって、
そのために巻胴部C1は、成形樹脂が流れ得るよう、少な
くとも約0.3mm以上の肉厚が必要であり、その肉厚分
だけコイルB の巻回数が減少し、いわゆる磁気効率の悪
いものとなる。
そのために巻胴部C1は、成形樹脂が流れ得るよう、少な
くとも約0.3mm以上の肉厚が必要であり、その肉厚分
だけコイルB の巻回数が減少し、いわゆる磁気効率の悪
いものとなる。
【0004】そこで、図9及び図10に示すように、コイ
ル枠C は鉄芯A の長手方向におけるコイルB の巻回スペ
ースを規制するよう鉄芯A の両端部のそれぞれに一体成
形によりそれぞれ形成されるとともに、露出している鉄
芯A の中間部には約0.05mm程度の厚さを有する絶縁
テープD が巻回貼付され、コイルB はその絶縁テープD
上に巻回されてなる構成のものがある。
ル枠C は鉄芯A の長手方向におけるコイルB の巻回スペ
ースを規制するよう鉄芯A の両端部のそれぞれに一体成
形によりそれぞれ形成されるとともに、露出している鉄
芯A の中間部には約0.05mm程度の厚さを有する絶縁
テープD が巻回貼付され、コイルB はその絶縁テープD
上に巻回されてなる構成のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した図9及び図10
に示す従来のコイル装置にあっては、コイルB は、鉄芯
A の中間部に巻回貼付された約0.05mm程度の厚さを
有する絶縁テープD 上に巻回されるから、少なくとも約
0.3mm以上の肉厚を有する成形体のコイル枠Cの巻胴
部C1を介して巻回される図7及び図8に示す従来のもの
に比べて、その厚さの差である約0.25mm程度だけ巻
回数が増加し、いわゆる磁気効率がよくなる。
に示す従来のコイル装置にあっては、コイルB は、鉄芯
A の中間部に巻回貼付された約0.05mm程度の厚さを
有する絶縁テープD 上に巻回されるから、少なくとも約
0.3mm以上の肉厚を有する成形体のコイル枠Cの巻胴
部C1を介して巻回される図7及び図8に示す従来のもの
に比べて、その厚さの差である約0.25mm程度だけ巻
回数が増加し、いわゆる磁気効率がよくなる。
【0006】しかしながら、絶縁テープD は、露出して
いる鉄芯A の中間部に巻回貼付する際、露出部分が残ら
ないよう巻回方向に沿った両端縁D1をコイル枠C に重ね
て巻回しても、図9に示すように、両端縁D1がコイル枠
C との境界部分で剥がれる箇所が発生することによっ
て、絶縁テープD 上に巻回されたコイルB と鉄芯A との
間の絶縁距離が不十分となって絶縁耐圧性能が確保でき
ない場合がある。
いる鉄芯A の中間部に巻回貼付する際、露出部分が残ら
ないよう巻回方向に沿った両端縁D1をコイル枠C に重ね
て巻回しても、図9に示すように、両端縁D1がコイル枠
C との境界部分で剥がれる箇所が発生することによっ
て、絶縁テープD 上に巻回されたコイルB と鉄芯A との
間の絶縁距離が不十分となって絶縁耐圧性能が確保でき
ない場合がある。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的は、絶縁耐圧性能が悪くならずにコイル巻
回数を増加できるコイル装置を提供することにある。
で、その目的は、絶縁耐圧性能が悪くならずにコイル巻
回数を増加できるコイル装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、鉄芯と、鉄芯の中間部
に巻回貼付される絶縁テープと、絶縁テープ上に巻回さ
れるコイルと、鉄芯の長手方向におけるコイル巻回スペ
ースを規制するよう鉄芯の両端部にそれぞれ形成される
コイル枠と、を備えてなるコイル装置において、前記コ
イル枠は、前記絶縁テープの巻回方向に沿った両端縁を
覆って形成された構成にしてある。
ために、請求項1記載のものは、鉄芯と、鉄芯の中間部
に巻回貼付される絶縁テープと、絶縁テープ上に巻回さ
れるコイルと、鉄芯の長手方向におけるコイル巻回スペ
ースを規制するよう鉄芯の両端部にそれぞれ形成される
コイル枠と、を備えてなるコイル装置において、前記コ
イル枠は、前記絶縁テープの巻回方向に沿った両端縁を
覆って形成された構成にしてある。
【0009】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記鉄芯は、断面が略円形になって
いる構成にしてある。
載のものにおいて、前記鉄芯は、断面が略円形になって
いる構成にしてある。
【0010】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記コイルは、前記絶縁テープの巻
回方向と同方向に巻回されてなる構成にしてある。
載のものにおいて、前記コイルは、前記絶縁テープの巻
回方向と同方向に巻回されてなる構成にしてある。
【0011】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記コイル枠は、前記鉄芯に巻回貼
付された前記絶縁テープと共に一体成形により形成され
てなる構成にしてある。
載のものにおいて、前記コイル枠は、前記鉄芯に巻回貼
付された前記絶縁テープと共に一体成形により形成され
てなる構成にしてある。
【0012】また、請求項5記載のものは、請求項4記
載のものにおいて、前記コイル枠は、前記絶縁テープの
巻回終端縁における一体成形の樹脂流れ方向が前記絶縁
テープの巻回方向と同じである構成にしてある。
載のものにおいて、前記コイル枠は、前記絶縁テープの
巻回終端縁における一体成形の樹脂流れ方向が前記絶縁
テープの巻回方向と同じである構成にしてある。
【0013】
【作用】請求項1記載のものによれば、コイルは、成形
体よりも薄肉にできる絶縁テープを介して鉄芯に巻回さ
れるために、巻回数が増加するとともに、絶縁テープの
巻回方向に沿った両端縁は、覆われているコイル枠の内
部に埋設された状態となるため、コイル枠との境界部分
で剥がれる箇所が発生せず、しかもコイルと鉄芯との間
の絶縁距離もその内部に埋設された部分により確保され
る。
体よりも薄肉にできる絶縁テープを介して鉄芯に巻回さ
れるために、巻回数が増加するとともに、絶縁テープの
巻回方向に沿った両端縁は、覆われているコイル枠の内
部に埋設された状態となるため、コイル枠との境界部分
で剥がれる箇所が発生せず、しかもコイルと鉄芯との間
の絶縁距離もその内部に埋設された部分により確保され
る。
【0014】また、請求項2記載のものによれば、絶縁
テープは、巻回貼付される鉄芯外周面が互いに直交する
部分で急に変化する矩形断面のような場合と違って、断
面が略円形の外周面に沿った一定のゆるやかな変化で巻
回貼付されるため、巻回方向の途中で剥がれ難い。
テープは、巻回貼付される鉄芯外周面が互いに直交する
部分で急に変化する矩形断面のような場合と違って、断
面が略円形の外周面に沿った一定のゆるやかな変化で巻
回貼付されるため、巻回方向の途中で剥がれ難い。
【0015】また、請求項3記載のものによれば、絶縁
テープの巻回終端縁は、コイルの巻回張力に沿うように
なっているため剥がれない。
テープの巻回終端縁は、コイルの巻回張力に沿うように
なっているため剥がれない。
【0016】また、請求項4記載のものによれば、コイ
ル枠は、わざわざ別部材として製作することなく、一体
成形すると同時に絶縁テープの巻回方向に沿った両端縁
を覆うようになる。
ル枠は、わざわざ別部材として製作することなく、一体
成形すると同時に絶縁テープの巻回方向に沿った両端縁
を覆うようになる。
【0017】また、請求項5記載のものによれば、コイ
ル枠を一体成形する際、絶縁テープの巻回終端縁は、絶
縁テープの巻回方向と同方向である成形樹脂の流れに沿
うようになっているため剥がれない。
ル枠を一体成形する際、絶縁テープの巻回終端縁は、絶
縁テープの巻回方向と同方向である成形樹脂の流れに沿
うようになっているため剥がれない。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図6に基づいて
以下に説明する。この例におけるコイル装置10は、電磁
リレーに使用されるものであって、鉄芯1 、絶縁テープ
2、コイル枠3 、コイル4 を備えてなっている。
以下に説明する。この例におけるコイル装置10は、電磁
リレーに使用されるものであって、鉄芯1 、絶縁テープ
2、コイル枠3 、コイル4 を備えてなっている。
【0019】鉄芯1 は、磁性材料により、断面矩形の中
間部1a及び対向部1b,1c でコ字状に形成されている。
間部1a及び対向部1b,1c でコ字状に形成されている。
【0020】絶縁テープ2 は、図3に示すように、ポリ
エステル樹脂等の絶縁材料により長尺テープ状に形成さ
れた約0.025mmの板厚を有する絶縁シート2aと、そ
の絶縁シート2aの一方面側に約0.025mmの厚さで塗
布した接着層2bとからなり、図2に示すように、巻回終
端縁2cを巻回始端縁上に重合貼付して、鉄芯1 の中間部
1aに1ターン巻回貼付されており、その肉厚は重合貼付
した巻回終端縁2cを除いて絶縁シート2aと接着層2bとで
トータル約0.05mmになっている。
エステル樹脂等の絶縁材料により長尺テープ状に形成さ
れた約0.025mmの板厚を有する絶縁シート2aと、そ
の絶縁シート2aの一方面側に約0.025mmの厚さで塗
布した接着層2bとからなり、図2に示すように、巻回終
端縁2cを巻回始端縁上に重合貼付して、鉄芯1 の中間部
1aに1ターン巻回貼付されており、その肉厚は重合貼付
した巻回終端縁2cを除いて絶縁シート2aと接着層2bとで
トータル約0.05mmになっている。
【0021】コイル枠3 は、鉄芯に巻回貼付された絶縁
テープ2 と共に一体成形により形成され、詳しくは、絶
縁テープ2 の巻回方向に沿った両端縁2dを覆って埋設す
るとともに、鉄芯1 の対向部1b,1c の端部を露出して、
鉄芯1 の長手方向におけるコイル4 の巻回スペースを規
制するよう中間部1aの両端部のそれぞれに形成されてい
る。
テープ2 と共に一体成形により形成され、詳しくは、絶
縁テープ2 の巻回方向に沿った両端縁2dを覆って埋設す
るとともに、鉄芯1 の対向部1b,1c の端部を露出して、
鉄芯1 の長手方向におけるコイル4 の巻回スペースを規
制するよう中間部1aの両端部のそれぞれに形成されてい
る。
【0022】そして一体成形する際、図2に矢示するよ
うに、絶縁テープ2 の巻回終端縁2cにおける成形樹脂流
れ方向が絶縁テープ2 の巻回方向と同じとなるよう、鉄
芯1の中間部1aに対し巻回終端縁2cの反対側の樹脂流れ
路を細くするための金型を位置させる凹部3aが形成され
ており、これにより、絶縁テープ2 の巻回終端縁2cが樹
脂の射出圧で剥がれないようになっている。
うに、絶縁テープ2 の巻回終端縁2cにおける成形樹脂流
れ方向が絶縁テープ2 の巻回方向と同じとなるよう、鉄
芯1の中間部1aに対し巻回終端縁2cの反対側の樹脂流れ
路を細くするための金型を位置させる凹部3aが形成され
ており、これにより、絶縁テープ2 の巻回終端縁2cが樹
脂の射出圧で剥がれないようになっている。
【0023】コイル4 は、両コイル枠3,3 で規制された
巻回スペースにおいて、絶縁テープ2 上に巻回され、そ
の巻回方向は絶縁テープ2 の巻回方向と同じにしてあ
り、これにより、絶縁テープ2 は鉄芯1 の外周面への貼
付力がより強くなる。
巻回スペースにおいて、絶縁テープ2 上に巻回され、そ
の巻回方向は絶縁テープ2 の巻回方向と同じにしてあ
り、これにより、絶縁テープ2 は鉄芯1 の外周面への貼
付力がより強くなる。
【0024】上記したコイル装置10は、図5(a) に示す
ように、鉄芯1 の対向部1b,1c 間に直方体状の永久磁石
5 が取着され、さらに同図(b) に示すように、端子ブロ
ック6 と共に、コイル4 が合成樹脂製の成形体7 で覆わ
れるよう一体成形される。
ように、鉄芯1 の対向部1b,1c 間に直方体状の永久磁石
5 が取着され、さらに同図(b) に示すように、端子ブロ
ック6 と共に、コイル4 が合成樹脂製の成形体7 で覆わ
れるよう一体成形される。
【0025】端子ブロック6 は、基端に固定接点61a を
設けた固定接点端子61と、基端に後述する接点ばね9 の
ヒンジばね片9aを固着する固着片62a が形成された共通
接点端子62と、コイル4 に通電を行うコイル端子63とか
らなり、成形体7 の両側に、2本の固定接点端子61、1
本の共通接点端子62及び2本のコイル端子63がそれぞれ
植設される。このとき、固定接点61a 及び共通接点端子
62の固着片62a は、成形体7 から露出されている。そし
て、一体成形後に、それぞれの端子は成形体7から露出
している部分を成形体7 の側面に沿って折り曲げられ
る。
設けた固定接点端子61と、基端に後述する接点ばね9 の
ヒンジばね片9aを固着する固着片62a が形成された共通
接点端子62と、コイル4 に通電を行うコイル端子63とか
らなり、成形体7 の両側に、2本の固定接点端子61、1
本の共通接点端子62及び2本のコイル端子63がそれぞれ
植設される。このとき、固定接点61a 及び共通接点端子
62の固着片62a は、成形体7 から露出されている。そし
て、一体成形後に、それぞれの端子は成形体7から露出
している部分を成形体7 の側面に沿って折り曲げられ
る。
【0026】そして、図6に示すように、接極子ブロッ
ク11が配設される。この接極子ブロック11は、平板状の
接極子8 の両側に接点ばね9 がそれぞれ合成樹脂を介し
て一体成形により設けられている。接点ばね9 の両先端
には可動接点9bがそれぞれ固着され、中央部の一側部か
らヒンジばね片9aが突出されている。そして、接極子8
が、その下面の中央に形成された突条を支点として、永
久磁石5 上に揺動自在に載置され、両端部が鉄芯1 の対
向部1b,1c に吸引釈放されることにより、可動接点9bが
固定接点61a に接離するとともに、ヒンジばね片9aが前
記共通接点端子62の固着片62a に固着され、これにより
接点ばね9 が共通接点端子62と電気的に接続される。こ
のとき、上述したように、コイル4 は成形体7 で覆われ
ているので、接点ばね9 等の充電部に対してコイル4 の
絶縁性は十分に確保され、また接極子ブロック11を配設
するときにコイル4 に傷を付けて断線させることもな
い。そして、カバー12が被着されると電磁リレーができ
ることになる。
ク11が配設される。この接極子ブロック11は、平板状の
接極子8 の両側に接点ばね9 がそれぞれ合成樹脂を介し
て一体成形により設けられている。接点ばね9 の両先端
には可動接点9bがそれぞれ固着され、中央部の一側部か
らヒンジばね片9aが突出されている。そして、接極子8
が、その下面の中央に形成された突条を支点として、永
久磁石5 上に揺動自在に載置され、両端部が鉄芯1 の対
向部1b,1c に吸引釈放されることにより、可動接点9bが
固定接点61a に接離するとともに、ヒンジばね片9aが前
記共通接点端子62の固着片62a に固着され、これにより
接点ばね9 が共通接点端子62と電気的に接続される。こ
のとき、上述したように、コイル4 は成形体7 で覆われ
ているので、接点ばね9 等の充電部に対してコイル4 の
絶縁性は十分に確保され、また接極子ブロック11を配設
するときにコイル4 に傷を付けて断線させることもな
い。そして、カバー12が被着されると電磁リレーができ
ることになる。
【0027】かかるコイル装置10にあっては、上記した
ように、コイル4 は、少なくとも約0.3mm以上の肉厚
を有する成形体の場合よりも約0.25mm程度薄肉にで
きる絶縁テープ2 を介して鉄芯1 の中間部1aに巻回され
るために、巻回数が増加して、コイル4 に加わる単位消
費電力当たりの起磁力いわゆる磁気効率が良くなるとと
もに、絶縁テープ2 の巻回方向に沿った両端縁2dは、覆
われているコイル枠3の内部に埋設された状態となるた
め、コイル枠3 との境界部分で剥がれる箇所が発生せ
ず、しかもコイル4 と鉄芯1 との間の絶縁距離もその内
部に埋設された部分により確保され、絶縁耐圧性能は維
持できる。
ように、コイル4 は、少なくとも約0.3mm以上の肉厚
を有する成形体の場合よりも約0.25mm程度薄肉にで
きる絶縁テープ2 を介して鉄芯1 の中間部1aに巻回され
るために、巻回数が増加して、コイル4 に加わる単位消
費電力当たりの起磁力いわゆる磁気効率が良くなるとと
もに、絶縁テープ2 の巻回方向に沿った両端縁2dは、覆
われているコイル枠3の内部に埋設された状態となるた
め、コイル枠3 との境界部分で剥がれる箇所が発生せ
ず、しかもコイル4 と鉄芯1 との間の絶縁距離もその内
部に埋設された部分により確保され、絶縁耐圧性能は維
持できる。
【0028】また、コイル枠3 は、わざわざ別部材とし
て製作することなく、一体成形すると同時に絶縁テープ
2 の巻回方向に沿った両端縁2dを覆うようになる。
て製作することなく、一体成形すると同時に絶縁テープ
2 の巻回方向に沿った両端縁2dを覆うようになる。
【0029】また、コイル枠3 を一体成形する際の成形
樹脂の流れ方向及びコイル4 の巻回方向が絶縁テープ2
の巻回方向と同方向であるために、絶縁テープ2 の巻回
終端縁2cは、成形樹脂の流れ及びコイル4 の巻回張力に
沿うようになり、より剥がれ難くなっている。
樹脂の流れ方向及びコイル4 の巻回方向が絶縁テープ2
の巻回方向と同方向であるために、絶縁テープ2 の巻回
終端縁2cは、成形樹脂の流れ及びコイル4 の巻回張力に
沿うようになり、より剥がれ難くなっている。
【0030】なお、本実施例では、鉄芯1 の中間部1aの
断面は矩形であって、絶縁テープ2を巻回貼付したと
き、中間部1aの外周面が互いに直交する部分で急に変化
するが、中間部1aの断面が略円形であれば、外周面に沿
った一定のゆるやかな変化で巻回貼付されるため、巻回
方向の途中でさらに剥がれ難い。
断面は矩形であって、絶縁テープ2を巻回貼付したと
き、中間部1aの外周面が互いに直交する部分で急に変化
するが、中間部1aの断面が略円形であれば、外周面に沿
った一定のゆるやかな変化で巻回貼付されるため、巻回
方向の途中でさらに剥がれ難い。
【0031】また、本実施例では、コイル枠3 を一体成
形する際の成形樹脂の流れ方向及びコイル4 の巻回方向
が絶縁テープ2 の巻回方向と同方向になっているが、例
えば、コイル4 の巻回数に余裕があって絶縁テープ2 の
巻回数が2ターン以上で少し厚肉になってもよいような
場合は、絶縁テープ2 の巻回終端縁2cが多少剥がれ易く
なるが、絶縁テープ2 の巻回方向と逆方向でもよい。
形する際の成形樹脂の流れ方向及びコイル4 の巻回方向
が絶縁テープ2 の巻回方向と同方向になっているが、例
えば、コイル4 の巻回数に余裕があって絶縁テープ2 の
巻回数が2ターン以上で少し厚肉になってもよいような
場合は、絶縁テープ2 の巻回終端縁2cが多少剥がれ易く
なるが、絶縁テープ2 の巻回方向と逆方向でもよい。
【0032】また、本実施例では、コイル枠3 は、鉄芯
1 に巻回貼付された絶縁テープ2 と共に一体成形により
形成されているが、例えば、金型が複雑になるような場
合は、絶縁テープ2 を巻回貼付された鉄芯1 を板厚方向
の両側から挟んだ状態で互いに嵌合し、図1に示す状態
になる一対のコイル枠を別部材として単独で成形しても
よい。
1 に巻回貼付された絶縁テープ2 と共に一体成形により
形成されているが、例えば、金型が複雑になるような場
合は、絶縁テープ2 を巻回貼付された鉄芯1 を板厚方向
の両側から挟んだ状態で互いに嵌合し、図1に示す状態
になる一対のコイル枠を別部材として単独で成形しても
よい。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載のものは、コイルは、成形
体よりも薄肉にできる絶縁テープを介して鉄芯に巻回さ
れるために、巻回数が増加するとともに、絶縁テープの
巻回方向に沿った両端縁は、覆われているコイル枠の内
部に埋設された状態となるため、コイル枠との境界部分
で剥がれる箇所が発生せず、しかもコイルと鉄芯との間
の絶縁距離もその内部に埋設された部分により確保さ
れ、絶縁耐圧性能は維持できる。
体よりも薄肉にできる絶縁テープを介して鉄芯に巻回さ
れるために、巻回数が増加するとともに、絶縁テープの
巻回方向に沿った両端縁は、覆われているコイル枠の内
部に埋設された状態となるため、コイル枠との境界部分
で剥がれる箇所が発生せず、しかもコイルと鉄芯との間
の絶縁距離もその内部に埋設された部分により確保さ
れ、絶縁耐圧性能は維持できる。
【0034】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、絶縁テープは、巻回貼付され
る鉄芯外周面が互いに直交する部分で急に変化する矩形
断面のような場合と違って、断面が略円形の外周面に沿
った一定のゆるやかな変化で巻回貼付されるため、巻回
方向の途中で剥がれ難い。
載のものの効果に加えて、絶縁テープは、巻回貼付され
る鉄芯外周面が互いに直交する部分で急に変化する矩形
断面のような場合と違って、断面が略円形の外周面に沿
った一定のゆるやかな変化で巻回貼付されるため、巻回
方向の途中で剥がれ難い。
【0035】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、絶縁テープの巻回終端縁は、
コイルの巻回張力に沿うようになり、剥がれ難い。
載のものの効果に加えて、絶縁テープの巻回終端縁は、
コイルの巻回張力に沿うようになり、剥がれ難い。
【0036】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、コイル枠は、わざわざ別部材
として製作することなく、一体成形すると同時に絶縁テ
ープの巻回方向に沿った両端縁を覆うようになる。
載のものの効果に加えて、コイル枠は、わざわざ別部材
として製作することなく、一体成形すると同時に絶縁テ
ープの巻回方向に沿った両端縁を覆うようになる。
【0037】また、請求項5記載のものは、請求項4記
載のものの効果に加えて、コイル枠を一体成形する際、
絶縁テープの巻回終端縁は、絶縁テープの巻回方向と同
方向である成形樹脂の流れに沿うようになり、剥がれ難
い。
載のものの効果に加えて、コイル枠を一体成形する際、
絶縁テープの巻回終端縁は、絶縁テープの巻回方向と同
方向である成形樹脂の流れに沿うようになり、剥がれ難
い。
【図1】本発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】同上のX−X断面図である。
【図3】同上の要部拡大断面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上の電磁リレーへの組み立て途中のブロック
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図6】同上の電磁リレーの分解斜視図である。
【図7】従来例の要部断面図である。
【図8】同上の斜視図である。
【図9】他の従来例の要部断面図である。
【図10】同上の斜視図である。
1 鉄芯 1a 中間部 2 絶縁テープ 2c 巻回終端縁 2d 端縁 3 コイル枠 4 コイル
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄芯と、鉄芯の中間部に巻回貼付される
絶縁テープと、絶縁テープ上に巻回されるコイルと、鉄
芯の長手方向におけるコイル巻回スペースを規制するよ
う鉄芯の両端部にそれぞれ形成されるコイル枠と、を備
えてなるコイル装置において、前記コイル枠は、前記絶
縁テープの巻回方向に沿った両端縁を覆って形成されて
なることを特徴とするコイル装置。 - 【請求項2】 前記鉄芯は、断面が略円形になっている
ことを特徴とする請求項1記載のコイル装置。 - 【請求項3】 前記コイルは、前記絶縁テープの巻回方
向と同方向に巻回されてなることを特徴とする請求項1
記載のコイル装置。 - 【請求項4】 前記コイル枠は、前記鉄芯に巻回貼付さ
れた前記絶縁テープと共に一体成形により形成されてな
ることを特徴とする請求項1記載のコイル装置。 - 【請求項5】 前記コイル枠は、前記絶縁テープの巻回
終端縁における一体成形の樹脂流れ方向が前記絶縁テー
プの巻回方向と同じであることを特徴とする請求項4記
載のコイル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1063795A JPH08203722A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1063795A JPH08203722A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | コイル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08203722A true JPH08203722A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11755733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1063795A Withdrawn JPH08203722A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | コイル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08203722A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0932179A3 (en) * | 1998-01-27 | 2000-04-05 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electromagnetic relay |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1063795A patent/JPH08203722A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0932179A3 (en) * | 1998-01-27 | 2000-04-05 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electromagnetic relay |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |