JPH08203840A - 半導体ウェハへのアルミニウムの拡散装置及び拡散方法 - Google Patents

半導体ウェハへのアルミニウムの拡散装置及び拡散方法

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JPH08203840A
JPH08203840A JP7007121A JP712195A JPH08203840A JP H08203840 A JPH08203840 A JP H08203840A JP 7007121 A JP7007121 A JP 7007121A JP 712195 A JP712195 A JP 712195A JP H08203840 A JPH08203840 A JP H08203840A
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aluminum
diffusion
container
gas
pipe
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JP7007121A
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Saigou Sai
宰豪 崔
Toru Ishikawa
透 石川
Takeshi Yokota
武司 横田
Tokuo Watanabe
篤雄 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半導体ウエハに深い拡散層を形成するための
Alの拡散装置およびその方法に関し、量産性および再
現性にすぐれたAl拡散を可能とする技術の提供。 【構成】 一方に半封止の開放端、他方にガス導入管1
6を備え複数枚の半導体ウエハ20を内蔵する石英製の
拡散容器18を、ガス排気管を有する気密のプロセス管
11中に格納する。拡散容器ガス導入管16は、プロセ
ス管を貫通してプロセス管外に設けられたアルミニウム
ガス供給容器17に接続されている。プロセス管のガス
排気管は真空排気系13,14に接続されており、最初
に拡散系を1×10-6mmHg以下の真空度まで強制排
気し、次にプロセス管を昇温し、さらに所定温度で加熱
されたアルミニウムガス供給源容器17からアルミニウ
ムガスフラックスを拡散容器に導入してAlの拡散を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハに深いp
型領域を形成するための半導体ウェハへのアルミニウム
の拡散装置及び拡散方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IV族半導体に対するアクセプタ不純物と
して、従来は気相からの熱拡散が制御しやすい硼素
(B)及びガリウム(Ga)が用いられてきた。しかる
に最近、電力用半導体素子の大容量化及び高耐圧化が進
み、低濃度で深いp型領域をn型基板に形成する必要が
高まってきた。低濃度化によって表面電界強度を低減化
することができ、深い接合によって高耐圧化がはかれる
のである。
【0003】アルミニウム(Al)は、拡散速度が他の
アクセプターBやGaより大きく、かつイオン半径がS
iに近いため、特にシリコンウェハに対しては拡散過程
で歪や欠陥の導入を少なくして均一な深い接合を得るに
適した不純物である。しかるに一方、Alは化学的に活
性であり、拡散過程で雰囲気の残存酸素や水分と結合し
たり、拡散容器であるSiO2管を透過したりするため
系内のAl蒸気圧が高まらず、安定に拡散しにくいとい
う性質をもっている。
【0004】従来、半導体ウェハへのAlの拡散方法と
しては、イオン注入法、閉管法及び開管法が用いられて
いる。イオン注入法は電界加速したAl原子を半導体ウ
ェハ内の所定位置まで打ち込み、その後高温でアニール
してp−n結合を形成する方法である。この方法による
Al拡散法は、たとえば特開昭54−101663号公
報や特開昭61−251130号公報に開示されてい
る。
【0005】閉管法、半導体ウェハとAlソースを同一
の真空封止した石英管内で所定温度に加熱してAlを拡
散する方法である。この方法は、たとえば特開昭54−
73557号公報や特開昭57−10229号公報に開
示されている。開管法は、半導体ウェハとAlソースと
を収納した石英管を不活性ガス雰囲気中または真空装置
で排気しながら加熱してAlを拡散する方法である。こ
のうちAlソースとしてAl2O3を用い、半導体ウェハ
に近接して配置しながら不活性ガス中で加熱拡散せしめ
る方法が特開昭54−112473号公報ら開示されて
いる。また、真空開管法は、半封止の内管にAlソース
と半導体ウェハを収納し、これを外管内に載置して外管
を真空排気しながら加熱する方法が特開昭57−368
30号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術は、
それぞれ長所を有するが以下のような問題点を有してい
る。すなわち、アルミニウムのイオン注入法は、比較的
浅い領域に急峻な不純物分布を形成するにはすぐれた技
術であるが、深い接合を形成するため加熱処理を伴うと
アウトディフュージョンが惹起する。たとえば、Siウ
ェハに深さ80μm,表面濃度1〜10×1016ato
ms/cm3のp領域を形成する場合、熱加熱を行う
が、アウト ディフュージョンによってウェハ表面から
失なわれるAl原子がかなり高濃度になるため、前記必
要量よりはるかに高い濃度でAlイオンを最初にドーズ
する必要がある。この結果、表面近傍に高濃度の結晶欠
陥が導入され、熱処理によってもアニールアウトされな
いという問題点がある。
【0007】一方、閉管法アンプル閉空間に一様に所定
のAl蒸気分圧を発生させて、複数枚の半導体ウェハに
均等なAl表面濃度を付与し拡散させるもので、均一
性、再現性にすぐれたAl拡散法であるが、半導体ウェ
ハとAlソースを同一石英管中に保持して真空封入する
ため作業性が悪く、また拡散後に石英アンプルを破壊し
て試料を取り出す必要があるためコストアップになり量
産性が低い問題点がある。
【0008】開管法のうちAl2O3ソースと不活性ガス
雰囲気を用いるAl拡散法はAl2O3ソースに含有され
る重金属などの不純物汚染の問題があり、少数キャリア
の寿命を短くするので好ましくない。一方、半封止の拡
散管を用いた二重石英管構造の真空開管法においては、
半封止の拡散管中にAlソースが半導体ウェハと共に保
持されるのでソース収納場所の占有率が無視できず、ウ
ェハ枚数が多くなると拡散管長がのびて管内温度分布が
悪くなる。この結果拡散後のウェハ面内及びロット間の
不純物濃度のバラつきが大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、量産性及び均一性にすぐれたAl拡散
を可能とする装置及び方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、一方に半封
止の開放端、他方にガス導入管を備え複数枚の半導体ウ
ェハを内蔵する石英管(拡散容器)と、この拡散容器を
内蔵しガス排気管を備えた気密のプロセス管と、このプ
ロセス管を貫通した前記ガス導入管とプロセス管外で接
続したアルミニウムガス発生源と、前記ガス排気管に接
続した排気装置と、前記プロセス管を加熱する抵抗加熱
装置と、前記アルミニウムガス発生源及び前記ガス導入
管を所定温度に保持する加熱装置と、を含んで成る真空
開管式の半導体ウェハへのアルミニウムの拡散装置を開
示する。
【0010】また本発明では、拡散容器に半導体ウェハ
を載置し、アルミニウムガス供給源容器にアルミニウム
ソースを収納後、前記拡散容器をプロセス管内の所定位
置に格納し、プロセス管のガス排気管に接続した排気装
置を駆動して前記プロセス管、拡散容器及びアルミニウ
ムガス供給源容器と拡散容器へのガス導入管を所定の真
空度まで強制排気する第一の工程と、前記プロセス管が
収納された抵抗加熱装置を駆動して、プロセス管及び拡
散容器を第一の所定温度まで昇温後、前記アルミニウム
ガス供給源容器及び前記ガス導入管を所定温度迄加熱し
て所定分圧のアルミニウムガスを前記拡散容器内へ導入
する第二の工程と、所定経過後前記プロセス及び拡散容
器の温度のみを前記第一の所定温度より高い第二の所定
温度まで昇温して半導体ウェハにアルミニウム拡散を行
う第三の工程と、所定時間経過後前記アルミニウムガス
供給源容器及び前記ガス導入管を降温し、次いで前記プ
ロセス管及び拡散容器を降温して拡散工程を終了する第
四の工程と、から成る半導体ウェハへのアルミニウムの
拡散方法を開示する。
【0011】前記所定の真空度は、1×10-6mmHg
以下であることが好ましい。また、前記第一の所定温度
は950〜1000℃の間の適当な温度であり、前記第
二の所定温度は1010〜1100℃の間の適当な温度
であることが好ましい。更に、前記アルミニウムガス供
給源容器が金属アルミニウムを内臓したシリコン製また
はタンタル製ボードを含む石英容器であってもよい。
【0012】
【作用】アルミニウムガス発生源を拡散容器から分離し
て、両者間を石英製のガス導入管で接続することによっ
て、多数枚の半導体ウェハを効率よく拡散容器内に収納
することが可能である。この結果、拡散容器長を短く
し、全ての半導体ウェハを均熱ゾーンにおいて拡散する
ことが容易になると共に、作業性を向上させることがで
きる。
【0013】高融点高純度のシリコン又はタンタルから
成るボートに収納した高純度金属アルミニウムを拡散源
とし、加熱によって発生したアルミニウムガスが残留ガ
スや水分が除去され且つ凝縮を避けるために1100℃
程度の高温に加熱された高純度石英管中を減圧下で半導
体ウェハに到達するので残留不純物の影響を受け難く、
少数キャリア寿命の長い深いp型領域を得ることができ
る。
【0014】アルミニウムガス供給源容器の加熱によっ
て発生したアルミニウムフラックスは減圧下のため長い
拡散長を有し、短時間に拡散容器に到達するが、比較的
低い第一の所定温度下で拡散装置容器の石英と選択的に
反応し、 4Al(g)+3SiO2(s)→2Al2O3(s)+
3Si(s) なる反応にしたがって、その表面にアルミナとシリコン
から成る褐色の被膜を生成する。この膜が完全に生成さ
れると、膜が石英とアルミニウムフラックスとの接触を
遮断するので反応はこれ以上進行せず、拡散容器内のア
ルミニウムのガス分圧が高まる。そこで比較的高い第二
の所定温度まで昇温することによって、準飽和蒸気圧の
下で安定してn型半導体ウェハに固溶限までの高濃度A
l拡散を行いうるのである。
【0015】減圧下における半導体ウェハ領域のアルミ
ニウムガス分圧(アルミニウムフラックス濃度)は、ア
ルミニウムガス発生源からのアルミニウムフラックス供
給速度と排気速度との均衡で決められる。そこで、拡散
容器の開放端の半封じ度(開口度)を開口面積の2〜1
0%程度に抑制すると共に、アルミニウムガス発生源の
温度や面積を制御することによって半導体ウェハへの拡
散濃度を調整することができる。
【0016】
【実施例】
(第1の実施例)以下本発明を、実施例に基づいてより
詳しく述べる。図1(A)は、実施例による横型Al拡
散装置の断面模式図を示す。図1(B)は拡散容器のK
側からみた図を示す。図1(A)において、10は円筒
型の抵抗加熱炉である。抵抗加熱炉10は、電気的に独
立した3ゾーンに分けられ、それぞれのゾーンの温度制
御をすることで、長手方向の均熱ゾーンを長くしてい
る。本実施例では±0.5℃範囲の均熱ゾーンが900
mmある。円筒型の抵抗加熱形加熱炉10の開口部に内
接してシリコンカーバイド製のライナー管12が設置さ
れている。均熱ゾーンが長くなる分、汚染や衝撃を防止
する必要があるためである。また、抵抗加熱炉10との
直接接触を防止するためライナー管12の外面はムライ
ト膜がコーティングされている。
【0017】11はプロセス管であり、通常は石英管で
ある。直径210mm、肉厚8mm、長さ2120mm
で、一端には、直径30mmのガス排気管がつけられ、
真空排気系13、14に接続されている。他端には石英
製の蓋15がフランジで密着されている。石英蓋15に
は12mmのガス導入管16が貫通しており、アルミニ
ウムガス供給源容器17と接続されている。アルミニウ
ムガス供給源の容器17は例えば石英製であるが、その
内側はアルミナでコーティングされ、外側には、120
0℃まで温度コントロールができるようにヒーター24
が巻かれている。ガス導入管16には、常に1100℃
に保温できるょうに前記石英蓋の外側でリボンヒーター
が巻かれている。
【0018】プロセス管11内には、一端にガス導入管
16が接続され、他端には石英製の容器蓋25が半封止
的に形成された拡散容器(アンプル管)18が設置され
ている。拡散容器18は透明石英製でその内部にはウェ
ハホルダ19及びこのホルダ19にならべられた直径1
50mmのシリコンウェハ20が設置されている。ウェ
ハホルダ19は多結晶シリコン製でCVD法によりシリ
コン窒化膜がコーティングされている。図1(B)は、
図1(A)のK方向から拡散容器18を見た図である。
図1(B)に示すように、拡散容器18と容器蓋25
は、拡散前真空引きによって拡散容器18内の酸素を取
り除く際に急激なガス流出を生じないように、また拡散
中アルミニウムガス分圧が真空排気によって低下して高
濃度拡散を妨げられないように隙間18aを設けてあ
り、半封止状態にある。
【0019】用いたシリコンウェハ20は、FZ、n型
導電性で抵抗率約300Ω−cm、直径150mm、厚
さ約1000μmである。アルミニウムガス発生源とし
て純度99.999%のアルミニウム線を使用した。ア
ルミニウム線は、SiまたはTaボートに収納され、ボ
ートはアルミニウム供給源容器17に格納されている。
アルミニウムは、酸素との親和力が大きいため、拡散系
内の残留酸素または水分などにより容易に酸化される。
それ故、アルミニウムガス供給源容器17とバルブ21
をガス導入管16に接続した後、バルブ21を開けアル
ミニウム線を収納したアルミニウムガス供給源容器17
とシリコンウェハ20を収納した拡散容器18をガス導
入管16及びプロセス管11と共に10-6mmHgの真
空まで排気して残留ガス成分を除去する。その後、バル
ブ21を閉じ、まずプロセス管11とアルミニウムガス
供給源容器17及びガス導入管16を加熱し、拡散容器
18が980℃に達した時バルブ21を開けアルミニウ
ムガスを導入する。980℃で3時間熱処理した後、そ
のまま1020℃の温度に上昇させ、10時間拡散処理
する。次にバルブ21を閉じ、降温した後真空排気系を
閉め、石英蓋15を開けて拡散容器18を炉から取り出
した。容器蓋25を開封してシリコンウェハ20を取り
出し、シリコンウェハ20の拡散層シート抵抗を四探針
法で測定した。その測定結果を図2に示す。ウェハ20
は本実施例によるアルミニウム拡散層のシート抵抗であ
る。また図3は従来の真空管法によるアルミニウム拡散
層のシート抵抗である。図2に示したように、本発明に
よるアルミニウム拡散によればロット内の各ウェハのシ
ート抵抗は平均値58±2Ω/□である。図3に示した
真空開管法による結果では60±5Ω/□である。図
2、3に示したシート抵抗の値は、直径150mmのシ
リコンウェハの中心及び周辺の計25点の測定値のバラ
ツキを各シリコンウェハについて示したものである。こ
の結果は、本発明のアルミニウム拡散法によれば従来の
アルミニウム拡散法より均一性のよい拡散が得られるこ
とを示している。
【0020】(第2の実施例)図4は、別の実施例によ
るシリコンウェハに対するAlの拡散装置の断面模式図
を示す。本実施例では金属アルミニウムを収納したアル
ミニウムガス供給源の数を増すことによって拡散濃度を
高める方法を開示する。図4の23は、前実施例のアル
ミニウムガス供給源容器17に直列接続した第2のアル
ミニウムガス供給源容器である。22は第一の容器17
と23とをつなぐバルブである。
【0021】拡散に用いたシリコンウェハ20は、F
Z、n型導電性で抵抗率約300Ω−cm、直径150
mm、厚さ約1000μmである。アルミニウムガス発
生源としては前実施例同様純度99.999%のアルミ
ニウム線を使用した。図示したような配置を行った後、
バルブ21、22を開け、アルミニウム線を収納したア
ルミニウムガス供給源容器17、23とシリコンウェハ
を収納した拡散容器18を1×10-6mmHgの真空度
まで排気する。次に、バルブ21を閉じ、プロセス管1
1とアルミニウムガス供給源容器17、23及びガス導
入管16を加熱し、プロセス管11が980℃に達した
時、バルブ21を開けて拡散容器18内にアルミニウム
ガスを導入し、980℃で1時間熱処理する。次に、さ
らにバルブ22を開け2時間熱処理した後、そのまま1
020℃の温度に上昇させ、10時間拡散処理した。し
かる後、バルブ21を閉じ、降温し真空排気系を閉め
る。この操作の後で、石英蓋15を開き拡散容器18を
取り出した。容器蓋25を取り除いてシリコンウェハ2
0を取り出し、シリコンウェハの拡散層シート抵抗を四
探針法で測定した。この方法によって得られたロット内
の全ウェハのシート抵抗の平均値は50±2Ω/□であ
った。この値は、前実施例の単一のアルミニウムガス供
給源の場合に比べて、拡散したAl濃度が高いことを示
している。さらに、アルミニウムガス供給源の容器に数
を増やすことによってシート抵抗の低下が可能である。
すなわち拡散時に融解した金属アルミニウムの表面積を
増やすことによって、拡散容器18内のアルミニウムガ
スフラックス密度を高め、以って半導体ウェハのAlの
拡散濃度を高めることが可能なことが示された。
【0022】(第3の実施例)図5は本発明のさらに別
の実施例によるAlの縦型拡散装置の断面模式図であ
る。図5において41は抵抗加熱炉、42、43はそれ
ぞれこの抵抗加熱炉41内に設けられた反応室を構成す
るプロセス管及び拡散容器で、固定されたフランジ44
上に密着固定されている。45は拡散容器43内に搬
入、搬送される石英管ボートで、多数のウェハ52が載
置されている。46は石英ボート支持台で昇降機構の昇
降ドア部47上に載せられている。48は反応ガスを拡
散容器43内に導入するガス導入口で、直径12mmの
石英のガス導入管49がつけられ、アルミニウムガス供
給源容器50と接続されている。アルミニウムガス供給
源容器50は石英製でその内側はアルミニウムでコーテ
ィングされ、1200℃まで温度コントロールが可能で
ある。ガス導入管49は常に1200℃に保温できるよ
うにリボンヒーターが巻いてある。アルミニウムガスは
拡散容器43内に充満後その上部に設けられた多数の子
孔(図示せず)から排出され、42と43の間を通って
真空排気系(図示せず)に接続されている排気口51か
ら強制排気される。
【0023】拡散に用いたシリコンウェハは、FZ、n
型導電性で抵抗率約300Ω−cm、直径150mm、
厚さ約1000μmである。アルミニウムガス発生源と
して純度99.999%のアルミニウム線を使用した。
各シリコンウェハ52を石英ボート45に収納した後、
昇降機構り昇降ドア部47を上昇させて石英ボート支持
台46上の石英ボート45を上昇させ、この石英管ボー
ト45に載置された多数のウェハ52を拡散容器43内
に搬入し、1×10-6mmHgの真空度まで強制排気し
たあと、抵抗加熱炉41を昇温する。プロセス管42が
980℃達した時ガス導入管49から拡散容器43内に
アルミニウムガスを導入し、980℃で3時間熱処理し
た後、そのまま1020℃の温度に上昇させ、10時間
拡散処理した。アルミニウムガス発生源の温度を105
0℃とした時、冷却後取り出して四探針法で測定した拡
散層のシート抵抗は、実施例その1とほぼ同様であっ
た。
【0024】以上述べた実施例では、Alの拡散をシリ
コンウェハに適用した場合のみについて述べた。しか
し、本発明はこれにとどまるものではない。たとえばn
型ゲルマニウムやSiC、或いはII−VI族化合物半導体
ウェハにも適用することができる。また、本発明のアル
ミニウムガス供給源は前記した金属アルミニウムにとど
まらない。たとえば、高純度(純度5N、6N)の有機
アルミニウムを用いることも可能である。これら有機ア
ルミニウムは液体であるため石英容器に充填し、その温
度管理を行いながら水素または不活性ガスをキャリアと
することで容易に所望密度のアルミニウムフラックを拡
散容器に供給することができる。
【0025】さらに、前記実施例ではプロセス管11を
石英製としたが、高純度アルミナ管や内壁をアルミナ
(Al2O3)又は窒化アルミニウム(AlN)や酸化タ
ンタル(Ta2O5)で被覆した石英管を用いることがで
きる。予めプロセス管の内壁がアルミニウム化合物やA
lと非反応性の化合物で形成されていれば、真空排気し
ながらの高温拡散中に、拡散容器の蓋から流出したアル
ミニウムフラックスによってプロセス管が侵食されるの
を防ぐことが出来る。この結果、プロセス管の寿命をの
ばし、また拡散容器内のアルミニウムフラックス密度を
定常化することに資することができる。
【0026】本発明では、アルミニウムガスの供給速度
と真空排気速度及び拡散容器の開口率によって拡散時半
導体ウェハに供給されるアルミニウムフラックス密度が
決まる。前記実施例では拡散系の真空度を1×10-6m
mHgとしたが、これ以下であればこれらの因子を適切
に選択することによって、拡散温度との組合せで比較的
低いキャリア濃度、深い接合位置を有する均一で平坦な
Alの拡散層が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、 (1)半封止の拡散容器は取扱い及び大容量化が容易で
あり、且つ拡散容器からアルミニウム拡散源を分離する
とができるため作業性及びウェハ収納性が大幅に向上す
る。従って量産性に優れたAlの拡散を行いうること。 (2)アルミニウム拡散源を単独で温度管理し、アルミ
ニウムガスフラックス密度を調整することが容易になっ
たため、拡散濃度のバラつきが小さくなり、再現性の高
いAlの拡散を行いうること。という点で従来のAlの
拡散方法よりすぐれている。本発明によって低いアルミ
ニウム濃度と深い接合位置を有する大電力用の半導体素
子が従来より安価に製造できるようになると考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による横型のAl拡散装置の構成を示す
模式図である。図1(A)は装置全体の断面図、図1
(B)は(A)のK方向から見た容器蓋を示す。
【図2】図1に示すAl拡散装置を用いたシリコンウェ
ハへのAl拡散結果を示すデータである。
【図3】従来の横型真空開管式Al拡散装置を用いたシ
リコンウェハへのAl拡散結果を示すデータである。
【図4】別の実施例による横型のAl拡散装置の構成を
示す模式図である。
【図5】さらに別の実施例による縦型のAl拡散装置の
構成を示す模式図である。
【符号の説明】
10、41 抵抗加熱炉 11、42 プロセス管 12 ライナー管 13、14 真空排気系 15 石英蓋 16、49 ガス導入管 17、50 アルミニウムガス供給源容器 18、43 拡散容器 19 ウェハホルダ 20、52 シリコンウェハ 21、22 バルブ 23 第二のアルミニウムガス供給源容器 24 ヒーター 25 容器蓋 44 フランジ 45 石英ボート 46 石英ボート支持台 47 昇降機構の昇降ドア部 48 ガス導入口 51 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 篤雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方に半封止の開放端、他方にガス導入
    管を備え、複数枚の半導体ウェハを内臓する石英管(以
    下拡散容器という)と、該拡散容器を内臓しガス排気管
    を備えた気密のプロセス管と、該プロセス管を貫通した
    前記ガス導入管と該プロセス管外で接続したアルミニウ
    ムガス発生源と、前記ガス排気管に接続した排気装置
    と、前記プロセス管を加熱する抵抗加熱装置と、前記ア
    ルミニウムガス発生源及び前記ガス導入感を所定温度に
    保持する加熱装置と、を含んで成る半導体ウェハへのア
    ルミニウムの拡散装置。
  2. 【請求項2】 前記アルミニウム発生源が金属アルミニ
    ウムを収納したSiまたはTaボートと該ボートを包含
    する石英容器から成る請求項1記載のアルミニウムの拡
    散装置。
  3. 【請求項3】 ガス導入管を有する石英から成る拡散容
    器に複数枚の半導体ウェハを載置してその開放端を半封
    止状態とし、また前記拡散容器外に設置され前記ガス導
    入管によって前記拡散容器と接続するアルミニウムガス
    供給源容器にアルミニウムソースを充填後、前記拡散容
    器をプロセス管内の所定位置に格納し、該プロセス管の
    ガス排気管に接続した排気装置を駆動して、前記プロセ
    ス管内、拡散容器内、アルミニウムガス供給源容器及び
    前記ガス導入管を所定の真空度まで強制排気する第一の
    工程と、 前記プロセス管が収納された抵抗加熱装置を駆動して、
    前記プロセス管及び拡散容器を第一の所定温度まで昇温
    後、前記アルミニウムガス供給源容器及びガス導入管を
    所定温度まで昇温して所定分圧のアルミニウムガスを前
    記拡散容器内への導入する第二の工程と、 所定時間経過後前記アルミニウムガス供給源容器及びガ
    ス導入管を降温し、次いで前記プロセス管及び拡散容器
    を降温して拡散終了する第四の工程とから成る半導体ウ
    ェハへのアルミニウムの拡散方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の真空度が1×10-6mmHg
    以下である請求項3記載の半導体ウェハへのアルミニウ
    ムの拡散方法。
  5. 【請求項5】 前記第一の所定温度が950〜1000
    ℃の間にある適当な温度であり、前記第二の所定温度が
    1010〜1100℃の間にある適当な温度である請求
    項3記載の半導体ウェハへのアルミニウムの拡散方法。
  6. 【請求項6】 前記アルミニウムガス供給源容器が、金
    属アルミニウムを内臓したシリコン製またはタンタル製
    ボートを含む石英容器である請求項3記載の半導体ウェ
    ハへのアルミニウムの拡散方法。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかのアルミニウム
    の拡散方法を利用して作られた半導体ウェハを持つ半導
    体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329676A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Shin Etsu Handotai Co Ltd アンチモン拡散方法

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