JPH08204017A - 半導体装置およびその製法 - Google Patents
半導体装置およびその製法Info
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- JPH08204017A JPH08204017A JP846495A JP846495A JPH08204017A JP H08204017 A JPH08204017 A JP H08204017A JP 846495 A JP846495 A JP 846495A JP 846495 A JP846495 A JP 846495A JP H08204017 A JPH08204017 A JP H08204017A
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Landscapes
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
- Element Separation (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 拡散工程などの製造を容易化できるとともに
縦型素子部のオン抵抗を充分に低減し、IPDの素子特
性の優れた高信頼性の半導体装置を提供する。 【構成】 半導体基板に大電力用縦型素子と制御用小信
号素子とがモノリシックに形成されてなる半導体装置で
あって、前記半導体基板10は、第1導電型で高不純物
濃度のサブ基板11と該サブ基板上に設けられた第1導
電型で低不純物濃度のエピタキシャル層とからなり、該
エピタキシャル層は少なくとも第1層12および第2層
15の2層からなり前記縦型素子部30の前記サブ基板
側の第1層が第1導電型の高不純物濃度領域13とさ
れ、前記エピタキシャル層の前記小信号素子からなる制
御回路部20の周囲に第2導電型のアイソレーション1
6が形成されている。
縦型素子部のオン抵抗を充分に低減し、IPDの素子特
性の優れた高信頼性の半導体装置を提供する。 【構成】 半導体基板に大電力用縦型素子と制御用小信
号素子とがモノリシックに形成されてなる半導体装置で
あって、前記半導体基板10は、第1導電型で高不純物
濃度のサブ基板11と該サブ基板上に設けられた第1導
電型で低不純物濃度のエピタキシャル層とからなり、該
エピタキシャル層は少なくとも第1層12および第2層
15の2層からなり前記縦型素子部30の前記サブ基板
側の第1層が第1導電型の高不純物濃度領域13とさ
れ、前記エピタキシャル層の前記小信号素子からなる制
御回路部20の周囲に第2導電型のアイソレーション1
6が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
法に関する。さらに詳しくは、縦型MOSFETなどの
大電力用縦型素子と制御用小信号素子とが同一基板上に
形成された、いわゆるインテリジェントパワーデバイス
と呼ばれる半導体装置およびその製法に関する。
法に関する。さらに詳しくは、縦型MOSFETなどの
大電力用縦型素子と制御用小信号素子とが同一基板上に
形成された、いわゆるインテリジェントパワーデバイス
と呼ばれる半導体装置およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダブルディフュージョンMOSFET
(以下、D−MOSという)などの大電力用縦型素子を
リセットし、または過電流、過電圧、過熱などから保護
するため、論理素子、制御用小信号素子、抵抗、キャパ
シタなどからなる制御回路が大電力用縦型素子とともに
同一チップに集積化された、いわゆるインテリジェント
パワーデバイス(以下、IPDという)が、ハイサイド
スイッチ、ローサイドスイッチ、モータードライブ用な
どに用いられている。
(以下、D−MOSという)などの大電力用縦型素子を
リセットし、または過電流、過電圧、過熱などから保護
するため、論理素子、制御用小信号素子、抵抗、キャパ
シタなどからなる制御回路が大電力用縦型素子とともに
同一チップに集積化された、いわゆるインテリジェント
パワーデバイス(以下、IPDという)が、ハイサイド
スイッチ、ローサイドスイッチ、モータードライブ用な
どに用いられている。
【0003】このIPDは、たとえば図4〜5にそれぞ
れ斜視図と断面説明図が示されるように、1チップの半
導体基板10に制御回路部20とたとえばD−MOSな
どからなる大電力用縦型素子部30とが形成されて構成
されている。制御回路部20は縦型素子部30と電気的
に絶縁するため、アイソレーション16により分離され
た小信号素子の形成領域に論理素子、制御用小信号素
子、抵抗、キャパシタなどにより、制御回路が形成され
ている。図5では1個のnpnトランジスタ21のみが
示されている。トランジスタ21の下方にはコレクタ抵
抗を低減するための埋込層24が形成されている。
れ斜視図と断面説明図が示されるように、1チップの半
導体基板10に制御回路部20とたとえばD−MOSな
どからなる大電力用縦型素子部30とが形成されて構成
されている。制御回路部20は縦型素子部30と電気的
に絶縁するため、アイソレーション16により分離され
た小信号素子の形成領域に論理素子、制御用小信号素
子、抵抗、キャパシタなどにより、制御回路が形成され
ている。図5では1個のnpnトランジスタ21のみが
示されている。トランジスタ21の下方にはコレクタ抵
抗を低減するための埋込層24が形成されている。
【0004】縦型素子部30はバイポーラパワートラン
ジスタやパワーMOSFETなどが形成され、大電流を
うるため、基板10の上下方向である縦方向に電流が流
れるように素子が形成されている。図5ではD−MOS
の例が示されており、基板10の表面側にソース領域3
1およびp型領域32とその端部のチャネル領域33が
形成され、基板10のエピタキシャル層14をドレイン
領域とし、チャネル領域33上の図示しないゲート電極
に印加される信号によりチャネル領域33がONにな
り、ソース電極35(図4参照)と基板10の裏面側の
ドレイン電極36(図4参照)間に電流が流れる。縦型
素子部30にはこのソース領域31およびチャネル領域
33からなるFETセルが多数個形成され、それぞれの
電極が並列接続されてゲート電極37(図4参照)は制
御回路部20に接続されている。各セルを流れる電流の
和がD−MOSの電流として流れる。
ジスタやパワーMOSFETなどが形成され、大電流を
うるため、基板10の上下方向である縦方向に電流が流
れるように素子が形成されている。図5ではD−MOS
の例が示されており、基板10の表面側にソース領域3
1およびp型領域32とその端部のチャネル領域33が
形成され、基板10のエピタキシャル層14をドレイン
領域とし、チャネル領域33上の図示しないゲート電極
に印加される信号によりチャネル領域33がONにな
り、ソース電極35(図4参照)と基板10の裏面側の
ドレイン電極36(図4参照)間に電流が流れる。縦型
素子部30にはこのソース領域31およびチャネル領域
33からなるFETセルが多数個形成され、それぞれの
電極が並列接続されてゲート電極37(図4参照)は制
御回路部20に接続されている。各セルを流れる電流の
和がD−MOSの電流として流れる。
【0005】基板10は、前述の制御回路部20を縦型
素子部30と電気的に分離するためのアイソレーション
16を形成しなければならないため、たとえばn+型の
サブ基板11上にp-型のエピタキシャル層42を成長
させてアイソレーション16の下底部とする。また縦型
素子部30は前述のように基板10の縦方向に電流を流
す必要があり、n+型のサブ基板11上にp-型層が存在
すると電流が流れないため、n型不純物を導入してn+
型領域43にする。その上に制御用小信号素子および縦
型素子を形成するn-型のエピタキシャル層14を成長
する。そののち、制御回路部20の周囲にp型不純物を
導入してアイソレーション16の側壁部16cを形成し
て制御回路部20が島状領域に分離されるアイソレーシ
ョン16とする。
素子部30と電気的に分離するためのアイソレーション
16を形成しなければならないため、たとえばn+型の
サブ基板11上にp-型のエピタキシャル層42を成長
させてアイソレーション16の下底部とする。また縦型
素子部30は前述のように基板10の縦方向に電流を流
す必要があり、n+型のサブ基板11上にp-型層が存在
すると電流が流れないため、n型不純物を導入してn+
型領域43にする。その上に制御用小信号素子および縦
型素子を形成するn-型のエピタキシャル層14を成長
する。そののち、制御回路部20の周囲にp型不純物を
導入してアイソレーション16の側壁部16cを形成し
て制御回路部20が島状領域に分離されるアイソレーシ
ョン16とする。
【0006】この種のIPD用の半導体基板10として
は、縦型素子部30の電流が半導体基板10を縦方向に
貫通して流れるため、ドレイン領域(エピタキシャル層
14)の比抵抗が所望のD−MOS特性をうるために必
要な値を維持するとともに、n+型領域43の不純物濃
度を充分高くしてオン抵抗を小さくする必要がある。一
方において制御回路部20のアイソレーション16に伴
なうpn接合で耐圧が低下すると、IPDとしての耐圧
が低下し、電気特性が低下するため、p-型エピタキシ
ャル層42の厚さを、たとえば30μm以上と充分に厚
くしなければならない。そのため、縦型素子部30では
相当厚いp-型エピタキシャル層42にn型不純物を導
入してn+型領域43に変えなければならないが、拡散
係数の大きい不純物材料を導入するとドレイン領域に不
純物が這い上がり所望の不純物濃度にコントロールする
ことができず、拡散係数の小さい不純物材料を使用する
とp-型エピタキシャル層42を完全にn+型にするのに
1200℃程度の高温で20時間以上の長時間の熱処理
を必要とする。
は、縦型素子部30の電流が半導体基板10を縦方向に
貫通して流れるため、ドレイン領域(エピタキシャル層
14)の比抵抗が所望のD−MOS特性をうるために必
要な値を維持するとともに、n+型領域43の不純物濃
度を充分高くしてオン抵抗を小さくする必要がある。一
方において制御回路部20のアイソレーション16に伴
なうpn接合で耐圧が低下すると、IPDとしての耐圧
が低下し、電気特性が低下するため、p-型エピタキシ
ャル層42の厚さを、たとえば30μm以上と充分に厚
くしなければならない。そのため、縦型素子部30では
相当厚いp-型エピタキシャル層42にn型不純物を導
入してn+型領域43に変えなければならないが、拡散
係数の大きい不純物材料を導入するとドレイン領域に不
純物が這い上がり所望の不純物濃度にコントロールする
ことができず、拡散係数の小さい不純物材料を使用する
とp-型エピタキシャル層42を完全にn+型にするのに
1200℃程度の高温で20時間以上の長時間の熱処理
を必要とする。
【0007】このIPDの半導体基板の縦型素子部30
のn+型領域43を低抵抗にしてオン抵抗を小さくする
ため、たとえば特開平2−69974号公報ではp-型
エピタキシャル層42を2層または3層で形成して1層
ごとの薄い状態でn型不純物を導入して厚いp-型エピ
タキシャル層42の全厚にわたってn+型領域43とな
るようにしたり、特開昭64−8672号公報ではp-
型エピタキシャル層42の縦型素子部に凹部を設けて薄
くし、該凹部に拡散係数の大きいサブ基板と同一導電型
の拡散層をサブ基板に達するように設けることによりn
+型領域とする方法が開示されているが、いずれのばあ
いもn+型サブ基板上にp-型エピタキシャル層を成長す
ることにより形成している。
のn+型領域43を低抵抗にしてオン抵抗を小さくする
ため、たとえば特開平2−69974号公報ではp-型
エピタキシャル層42を2層または3層で形成して1層
ごとの薄い状態でn型不純物を導入して厚いp-型エピ
タキシャル層42の全厚にわたってn+型領域43とな
るようにしたり、特開昭64−8672号公報ではp-
型エピタキシャル層42の縦型素子部に凹部を設けて薄
くし、該凹部に拡散係数の大きいサブ基板と同一導電型
の拡散層をサブ基板に達するように設けることによりn
+型領域とする方法が開示されているが、いずれのばあ
いもn+型サブ基板上にp-型エピタキシャル層を成長す
ることにより形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のIPD用の半導
体基板としては、前述のように、n+型のサブ基板上に
p-型のエピタキシャル層を成長させ、縦型素子部では
そのp-型エピタキシャル層にn型不純物を導入してn+
型としている。そのため、p-型エピタキシャル層を何
層にも分けて薄い層ごとにn型不純物を拡散させたり、
縦型素子部のp-型エピタキシャル層にエッチングによ
り凹部を形成してp-型層を薄くしてからn+型領域と
しなければならず、製造工数を多く要し、コストアップ
になるという問題がある。
体基板としては、前述のように、n+型のサブ基板上に
p-型のエピタキシャル層を成長させ、縦型素子部では
そのp-型エピタキシャル層にn型不純物を導入してn+
型としている。そのため、p-型エピタキシャル層を何
層にも分けて薄い層ごとにn型不純物を拡散させたり、
縦型素子部のp-型エピタキシャル層にエッチングによ
り凹部を形成してp-型層を薄くしてからn+型領域と
しなければならず、製造工数を多く要し、コストアップ
になるという問題がある。
【0009】さらにp−型層にn型不純物を導入してn
+型とするため、導電型を反転させて高不純物濃度とす
る必要があり、導入すべき不純物を多くしなければなら
ず、拡散時間が長時間必要であるとともに、厚さの全体
を完全な高不純物濃度とすることができず、オン抵抗を
低下できない。さらに導電型を変えて高濃度にしなけれ
ばならないため、結晶格子の格子欠陥が生じ易く、オン
抵抗を充分に低下できないという問題がある。
+型とするため、導電型を反転させて高不純物濃度とす
る必要があり、導入すべき不純物を多くしなければなら
ず、拡散時間が長時間必要であるとともに、厚さの全体
を完全な高不純物濃度とすることができず、オン抵抗を
低下できない。さらに導電型を変えて高濃度にしなけれ
ばならないため、結晶格子の格子欠陥が生じ易く、オン
抵抗を充分に低下できないという問題がある。
【0010】本発明はこのような問題を解決し、拡散工
程などの製造時間を短縮できるとともに縦型素子部のオ
ン抵抗を充分に低減し、IPDの素子特性の優れた半導
体装置を安価に提供することを目的とする。
程などの製造時間を短縮できるとともに縦型素子部のオ
ン抵抗を充分に低減し、IPDの素子特性の優れた半導
体装置を安価に提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板に大電力用縦型素子と制御用小信号素子とが
モノリシックに形成されてなる半導体装置であって、前
記半導体基板は、第1導電型で高不純物濃度のサブ基板
と該サブ基板上に設けられた第1導電型で低不純物濃度
のエピタキシャル層とからなり、該エピタキシャル層は
少なくとも第1層および第2層の2層からなり前記縦型
素子の形成領域の前記サブ基板側の第1層が第1導電型
の高不純物濃度領域とされ、前記エピタキシャル層の前
記小信号素子の形成領域の周囲に第2導電型のアイソレ
ーションが形成されている。
半導体基板に大電力用縦型素子と制御用小信号素子とが
モノリシックに形成されてなる半導体装置であって、前
記半導体基板は、第1導電型で高不純物濃度のサブ基板
と該サブ基板上に設けられた第1導電型で低不純物濃度
のエピタキシャル層とからなり、該エピタキシャル層は
少なくとも第1層および第2層の2層からなり前記縦型
素子の形成領域の前記サブ基板側の第1層が第1導電型
の高不純物濃度領域とされ、前記エピタキシャル層の前
記小信号素子の形成領域の周囲に第2導電型のアイソレ
ーションが形成されている。
【0012】前記第1層の高不純物濃度領域が拡散係数
の小さい不純物で形成されていることが、FET部の不
純物濃度が変動しないため好ましい。
の小さい不純物で形成されていることが、FET部の不
純物濃度が変動しないため好ましい。
【0013】前記エピタキシャル層が前記サブ基板側の
第1層と表面側の第2層とのあいだに第3層を有し、該
第3層の前記小信号素子形成領域に該小信号素子用の埋
込層が形成されていることが、埋込層を形成するばあい
にアイソレーションを突き抜けることがなく正確に埋込
層を形成できるため好ましい。
第1層と表面側の第2層とのあいだに第3層を有し、該
第3層の前記小信号素子形成領域に該小信号素子用の埋
込層が形成されていることが、埋込層を形成するばあい
にアイソレーションを突き抜けることがなく正確に埋込
層を形成できるため好ましい。
【0014】本発明の半導体装置の製法は、(a)第1
導電型で高不純物濃度のサブ基板に第1導電型で低不純
物濃度のエピタキシャル層の第1層を成長し、(b)該
第1層における大電力用縦型素子の形成領域に対応する
部分を第1導電型不純物の導入により高不純物濃度領域
にするとともに、該第1層における制御用小信号素子の
形成領域に対応する部分の表層部に第2導電型不純物を
導入することによりアイソレーションの下底部を形成
し、(c)前記第1層上に第1導電型で低不純物濃度の
エピタキシャル層の第2層を成長し、(d)該第2層に
おける前記小信号素子の形成領域の周囲に第2導電型不
純物を導入してアイソレーションの側壁部を形成し、前
記アイソレーションの下底部と接続させることにより前
記小信号素子の形成領域を第2導電型のアイソレーショ
ンで囲み、(e)該小信号素子の形成領域に制御用回路
を、前記第1層の高不純物濃度領域上の前記第2層に大
電力用縦型素子を形成することを特徴とする。
導電型で高不純物濃度のサブ基板に第1導電型で低不純
物濃度のエピタキシャル層の第1層を成長し、(b)該
第1層における大電力用縦型素子の形成領域に対応する
部分を第1導電型不純物の導入により高不純物濃度領域
にするとともに、該第1層における制御用小信号素子の
形成領域に対応する部分の表層部に第2導電型不純物を
導入することによりアイソレーションの下底部を形成
し、(c)前記第1層上に第1導電型で低不純物濃度の
エピタキシャル層の第2層を成長し、(d)該第2層に
おける前記小信号素子の形成領域の周囲に第2導電型不
純物を導入してアイソレーションの側壁部を形成し、前
記アイソレーションの下底部と接続させることにより前
記小信号素子の形成領域を第2導電型のアイソレーショ
ンで囲み、(e)該小信号素子の形成領域に制御用回路
を、前記第1層の高不純物濃度領域上の前記第2層に大
電力用縦型素子を形成することを特徴とする。
【0015】前記(b)工程のアイソレーションの下底
部を形成したのち、該下底部の両端部にアイソレーショ
ンの側壁下層部用の第2導電型不純物を導入する(以
下、(f)工程という)ことが、アイソレーションの側
壁部を上下から形成することができ、容易に形成するこ
とができるため好ましい。
部を形成したのち、該下底部の両端部にアイソレーショ
ンの側壁下層部用の第2導電型不純物を導入する(以
下、(f)工程という)ことが、アイソレーションの側
壁部を上下から形成することができ、容易に形成するこ
とができるため好ましい。
【0016】前記(b)工程または(f)工程ののちに
第1導電型で低不純物濃度のエピタキシャル層の第3層
を形成し、前記アイソレーションの下底部の上の該第3
層表面に不純物を導入し、第1導電型での高不純物濃度
の埋込層を形成することにより、埋込層を正確に形成す
ることができる。
第1導電型で低不純物濃度のエピタキシャル層の第3層
を形成し、前記アイソレーションの下底部の上の該第3
層表面に不純物を導入し、第1導電型での高不純物濃度
の埋込層を形成することにより、埋込層を正確に形成す
ることができる。
【0017】
【作用】本発明の半導体装置によれば、IPDを形成す
る半導体基板のエピタキシャル層はすべてサブ基板と同
じ導電型であるため、縦型素子部の基板側の不純物濃度
を短時間で充分に高濃度にすることができ、結晶欠陥も
最低限におさえられる。。その結果、オン抵抗を充分に
低減させることができ、高特性の大電力素子がえられ
る。
る半導体基板のエピタキシャル層はすべてサブ基板と同
じ導電型であるため、縦型素子部の基板側の不純物濃度
を短時間で充分に高濃度にすることができ、結晶欠陥も
最低限におさえられる。。その結果、オン抵抗を充分に
低減させることができ、高特性の大電力素子がえられ
る。
【0018】また制御回路部はアイソレーションにより
電気的に分離されるとともに、アイソレーションの領域
は拡散係数の大きい不純物でも形成できるため、短時間
で充分な厚さに形成でき、pn接合の耐圧も充分高く維
持することができる。
電気的に分離されるとともに、アイソレーションの領域
は拡散係数の大きい不純物でも形成できるため、短時間
で充分な厚さに形成でき、pn接合の耐圧も充分高く維
持することができる。
【0019】本発明の半導体装置の製法によれば、サブ
基板上にサブ基板と同じ導電型のエピタキシャル層を成
長させながら制御用小信号素子の形成領域を大電力用縦
型素子部と電気的に分離するアイソレーションを形成し
ているため、高不純物濃度領域を形成するのに、エピタ
キシャル層と同じ導電型の不純物を導入すればよく、短
時間で結晶欠陥の少ない高不純物濃度領域を形成するこ
とができる。
基板上にサブ基板と同じ導電型のエピタキシャル層を成
長させながら制御用小信号素子の形成領域を大電力用縦
型素子部と電気的に分離するアイソレーションを形成し
ているため、高不純物濃度領域を形成するのに、エピタ
キシャル層と同じ導電型の不純物を導入すればよく、短
時間で結晶欠陥の少ない高不純物濃度領域を形成するこ
とができる。
【0020】その結果、素子間耐圧を充分維持しながら
大電力用縦型素子のオン抵抗を充分に低減することがで
き、高特性で高信頼性のIPDがえられる。
大電力用縦型素子のオン抵抗を充分に低減することがで
き、高特性で高信頼性のIPDがえられる。
【0021】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の半導体装
置およびその製法を説明する。
置およびその製法を説明する。
【0022】図1は本発明の半導体装置の断面説明図、
図2〜3はその製造工程の断面説明図である。
図2〜3はその製造工程の断面説明図である。
【0023】本発明の半導体装置は、半導体基板10に
アイソレーション16によりそれぞれ電気的に分離され
た制御回路部20とD−MOSなどからなる大電力用縦
型素子部30が形成されているもので、半導体基板10
のエピタキシャル層12、14、15がすべてサブ基板
11と同じ導電型で形成されていることに本発明の特徴
がある。
アイソレーション16によりそれぞれ電気的に分離され
た制御回路部20とD−MOSなどからなる大電力用縦
型素子部30が形成されているもので、半導体基板10
のエピタキシャル層12、14、15がすべてサブ基板
11と同じ導電型で形成されていることに本発明の特徴
がある。
【0024】半導体基板10は第1導電型である、たと
えばn+型のサブ基板11上に低不純物濃度の第1導電
型であるn-型のエピタキシャル層の第1層(1EP
I)12がエピタキシャル成長されている。その第1層
12の大電力用縦型素子部30には、アンチモンやヒ素
などの拡散係数の小さいn型不純物が導入され、n+型
の高不純物濃度領域13とされている。さらにその上に
n-型のエピタキシャル層の第3層(3EPI)14、
第2層(2EPI)15が順次エピタキシャル成長され
ている。エピタキシャル層12、14、15の制御回路
部20の周囲には、制御回路部20を大電力用縦型素子
部30と電気的に分離するため、第2導電型である、た
とえばp+型領域からなるアイソレーション16が下底
部16a、側壁下層部16b、側壁部16cをそれぞれ
連続させることにより形成されている。その結果、制御
回路部20はエピタキシャル層12、14、15の一部
が島状に分離されて、その中に前述のように、大電力用
縦型素子を過電流、過電圧、過熱などから保護し、また
はリセットする制御用小信号素子、論理素子、抵抗、キ
ャパシタなどからなる制御回路が形成される。
えばn+型のサブ基板11上に低不純物濃度の第1導電
型であるn-型のエピタキシャル層の第1層(1EP
I)12がエピタキシャル成長されている。その第1層
12の大電力用縦型素子部30には、アンチモンやヒ素
などの拡散係数の小さいn型不純物が導入され、n+型
の高不純物濃度領域13とされている。さらにその上に
n-型のエピタキシャル層の第3層(3EPI)14、
第2層(2EPI)15が順次エピタキシャル成長され
ている。エピタキシャル層12、14、15の制御回路
部20の周囲には、制御回路部20を大電力用縦型素子
部30と電気的に分離するため、第2導電型である、た
とえばp+型領域からなるアイソレーション16が下底
部16a、側壁下層部16b、側壁部16cをそれぞれ
連続させることにより形成されている。その結果、制御
回路部20はエピタキシャル層12、14、15の一部
が島状に分離されて、その中に前述のように、大電力用
縦型素子を過電流、過電圧、過熱などから保護し、また
はリセットする制御用小信号素子、論理素子、抵抗、キ
ャパシタなどからなる制御回路が形成される。
【0025】この種の半導体装置の耐圧は、たとえば大
電力用縦型素子にD−MOSを使用するとそのFETの
ソース・ドレイン間の耐圧により規制されるが、アイソ
レーション16により形成されるpn接合の耐圧によっ
ても規制される。したがって、アイソレーション16の
pn接合の耐圧が小さいと半導体装置そのものが不良と
なる。しかし本発明ではアイソレーション16の形成を
高濃度の不純物により形成しているため、pn接合に形
成される空欠層の幅をアイソレーションの周りのn-型
エピタキシャル層側へ形成でき、耐圧を充分高くするこ
とができる。一方エピタキシャル層の第1層12はサブ
基板11と同じ導電型に形成されているため、大電力用
縦型素子部で、オン抵抗を下げるための高不純物濃度領
域13を形成するばあいも、エピタキシャル層と同じ導
電型であるn型の不純物を拡散すればよく、充分にn+
型領域とすることができる。その結果、結晶欠陥の発生
を抑制することができ、一層オン抵抗を低下させること
ができる。
電力用縦型素子にD−MOSを使用するとそのFETの
ソース・ドレイン間の耐圧により規制されるが、アイソ
レーション16により形成されるpn接合の耐圧によっ
ても規制される。したがって、アイソレーション16の
pn接合の耐圧が小さいと半導体装置そのものが不良と
なる。しかし本発明ではアイソレーション16の形成を
高濃度の不純物により形成しているため、pn接合に形
成される空欠層の幅をアイソレーションの周りのn-型
エピタキシャル層側へ形成でき、耐圧を充分高くするこ
とができる。一方エピタキシャル層の第1層12はサブ
基板11と同じ導電型に形成されているため、大電力用
縦型素子部で、オン抵抗を下げるための高不純物濃度領
域13を形成するばあいも、エピタキシャル層と同じ導
電型であるn型の不純物を拡散すればよく、充分にn+
型領域とすることができる。その結果、結晶欠陥の発生
を抑制することができ、一層オン抵抗を低下させること
ができる。
【0026】高不純物濃度領域13を形成するために導
入する不純物は、大電力用縦型素子の素子特性を一定に
維持すべくエピタキシャル層の第2層15に余り拡散し
ないように、拡散係数の小さい不純物を使用することが
好ましい。拡散係数の小さい不純物としては、n型のば
あいはアンチモンやヒ素を用いることができる。拡散係
数が小さくても、不純物を拡散する第1層12は同じ導
電型であるため、結晶欠陥が少ない高不純物濃度とする
ことができる。
入する不純物は、大電力用縦型素子の素子特性を一定に
維持すべくエピタキシャル層の第2層15に余り拡散し
ないように、拡散係数の小さい不純物を使用することが
好ましい。拡散係数の小さい不純物としては、n型のば
あいはアンチモンやヒ素を用いることができる。拡散係
数が小さくても、不純物を拡散する第1層12は同じ導
電型であるため、結晶欠陥が少ない高不純物濃度とする
ことができる。
【0027】前述のエピタキシャル層の第3層14は、
制御用小信号素子のトランジスタのコレクタ抵抗を下げ
るための埋込層24を形成するばあいにアイソレーショ
ン16の下底部16aを侵食しないようにするために設
けたもので、このような構成にすることにより埋込層2
4をアイソレーション16の下底部16aとの相互作用
を余り考慮しないで形成することができるため好まし
い。しかし、埋込層24を設けないばあいやアイソレー
ション16の下底部16aを充分に厚くし、下底部16
aの表面側にn型不純物を導入してその上にエピタキシ
ャル成長される第2層15内にn型不純物が拡散するよ
うに制御して形成するばあいにはこの第3層14はなく
てもよい。
制御用小信号素子のトランジスタのコレクタ抵抗を下げ
るための埋込層24を形成するばあいにアイソレーショ
ン16の下底部16aを侵食しないようにするために設
けたもので、このような構成にすることにより埋込層2
4をアイソレーション16の下底部16aとの相互作用
を余り考慮しないで形成することができるため好まし
い。しかし、埋込層24を設けないばあいやアイソレー
ション16の下底部16aを充分に厚くし、下底部16
aの表面側にn型不純物を導入してその上にエピタキシ
ャル成長される第2層15内にn型不純物が拡散するよ
うに制御して形成するばあいにはこの第3層14はなく
てもよい。
【0028】また、アイソレーション16の側壁下層部
16bはアイソレーション16の下底部16aを形成し
たのち、さらにその周囲にp+型不純物を導入してお
き、その上にエピタキシャル層を成長するときにオート
ドープで拡散させ、第2層15の成長後に表面からp+
型不純物を拡散してアイソレーション16の側壁部16
cを形成するばあいに、完全に下底部16aまで拡散さ
せなくても側壁下層部16bと接合することにより容易
にアイソレーション16を形成するためのものである。
したがって第2層15の表面からの拡散のみで側壁部1
6cを形成するばあいには側壁下層部16bは必要では
ないが、側壁下層部16bを設けた方がアイソレーショ
ン16の形成が容易であるため好ましい。
16bはアイソレーション16の下底部16aを形成し
たのち、さらにその周囲にp+型不純物を導入してお
き、その上にエピタキシャル層を成長するときにオート
ドープで拡散させ、第2層15の成長後に表面からp+
型不純物を拡散してアイソレーション16の側壁部16
cを形成するばあいに、完全に下底部16aまで拡散さ
せなくても側壁下層部16bと接合することにより容易
にアイソレーション16を形成するためのものである。
したがって第2層15の表面からの拡散のみで側壁部1
6cを形成するばあいには側壁下層部16bは必要では
ないが、側壁下層部16bを設けた方がアイソレーショ
ン16の形成が容易であるため好ましい。
【0029】制御回路部20には前述のように、論理素
子や制御用小信号素子、抵抗などが形成され、大電力用
縦型素子を過電流や過電圧などから保護する回路やリセ
ットする回路が形成される。これは通常のICの製造プ
ロセスにより形成される。図1には小信号トランジスタ
のエミッタ領域22、コレクタコンタクト領域25、ベ
ース領域23が形成されたトランジスタ21のみが示さ
れている。
子や制御用小信号素子、抵抗などが形成され、大電力用
縦型素子を過電流や過電圧などから保護する回路やリセ
ットする回路が形成される。これは通常のICの製造プ
ロセスにより形成される。図1には小信号トランジスタ
のエミッタ領域22、コレクタコンタクト領域25、ベ
ース領域23が形成されたトランジスタ21のみが示さ
れている。
【0030】大電力用縦型素子部30にはバイポーラト
ランジスタやパワーMOSFETなどの電流が半導体基
板10の表面側から裏面(サブ基板側)に流れる素子が
形成される。図1にはD−MOSのFETセルが2個形
成された図が示されているが、必要な電流に応じてこの
セルの数が並列に沢山形成される。たとえば1Aの電流
をうるためには1000〜1500個程度、5Aの電流
をうるためには、5000〜6000個程度設けられ
る。図1において31はn+型のソース領域で32はp
型領域で、その端部の狭い表面側がチャネル領域33で
第2層15がドレイン領域となり、サブ基板11の裏面
側にドレイン電極(図示せず)が設けられる。チャネル
領域33が設けられた半導体基板10の表面上には絶縁
膜を介してゲート電極(いずれも図示せず)が設けら
れ、制御回路部20からの制御信号に応じてオンオフさ
れる。
ランジスタやパワーMOSFETなどの電流が半導体基
板10の表面側から裏面(サブ基板側)に流れる素子が
形成される。図1にはD−MOSのFETセルが2個形
成された図が示されているが、必要な電流に応じてこの
セルの数が並列に沢山形成される。たとえば1Aの電流
をうるためには1000〜1500個程度、5Aの電流
をうるためには、5000〜6000個程度設けられ
る。図1において31はn+型のソース領域で32はp
型領域で、その端部の狭い表面側がチャネル領域33で
第2層15がドレイン領域となり、サブ基板11の裏面
側にドレイン電極(図示せず)が設けられる。チャネル
領域33が設けられた半導体基板10の表面上には絶縁
膜を介してゲート電極(いずれも図示せず)が設けら
れ、制御回路部20からの制御信号に応じてオンオフさ
れる。
【0031】つぎに、本発明の半導体装置の製法につい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
【0032】まず図2(a)に示されるように、不純物
濃度がたとえば1018〜1019atms/cm3程度の
高不純物濃度で、厚さが550〜650μm程度のシリ
コンなどからなるn+型サブ基板11上に不純物濃度が
たとえば1014〜1016atms/cm3程度のn-型の
エピタキシャル層の第1層12を25〜30μm程度の
厚さにエピタキシャル成長する。シリコンなどのエピタ
キシャル成長は通常の半導体装置の製造に用いるものと
同様に行う。
濃度がたとえば1018〜1019atms/cm3程度の
高不純物濃度で、厚さが550〜650μm程度のシリ
コンなどからなるn+型サブ基板11上に不純物濃度が
たとえば1014〜1016atms/cm3程度のn-型の
エピタキシャル層の第1層12を25〜30μm程度の
厚さにエピタキシャル成長する。シリコンなどのエピタ
キシャル成長は通常の半導体装置の製造に用いるものと
同様に行う。
【0033】つぎに、図2(b)に示されるように、第
1層12の大電力用縦型素子部にアンチモンまたはヒ素
などの拡散係数の小さい不純物をイオン打込みにより導
入し1200〜1230℃程度で18〜25時間程度の
熱処理を行い不純物を拡散してn+型の高不純物濃度領
域13を形成する。
1層12の大電力用縦型素子部にアンチモンまたはヒ素
などの拡散係数の小さい不純物をイオン打込みにより導
入し1200〜1230℃程度で18〜25時間程度の
熱処理を行い不純物を拡散してn+型の高不純物濃度領
域13を形成する。
【0034】つぎに、図2(c)に示されるように、p
型不純物、たとえばボロンをイオン注入し、1100〜
1150℃程度で2〜5時間程度の熱処理を行い、アイ
ソレーションの下底部16aを形成する。ついで図2
(d)に示されるように、下底部16aの周囲に側壁下
層部16bを形成するため、たとえばボロンなどのp型
不純物をイオン注入する。
型不純物、たとえばボロンをイオン注入し、1100〜
1150℃程度で2〜5時間程度の熱処理を行い、アイ
ソレーションの下底部16aを形成する。ついで図2
(d)に示されるように、下底部16aの周囲に側壁下
層部16bを形成するため、たとえばボロンなどのp型
不純物をイオン注入する。
【0035】つぎに、図3(e)に示されるように、n
-型エピタキシャル層の第3層14を第1層と同様に3
〜5μm程度の厚さにエピタキシャル成長する。この際
アイソレーションの下底部16a、高不純物濃度領域1
3の不純物が若干第3層14にも拡散するが側壁下層部
16b用の不純物濃度が最も濃く、第3層14の上方ま
で拡散する。
-型エピタキシャル層の第3層14を第1層と同様に3
〜5μm程度の厚さにエピタキシャル成長する。この際
アイソレーションの下底部16a、高不純物濃度領域1
3の不純物が若干第3層14にも拡散するが側壁下層部
16b用の不純物濃度が最も濃く、第3層14の上方ま
で拡散する。
【0036】ついで、図3(f)に示されるように、制
御用小信号素子部の埋込層24を、Sb、Asなどの不
純物を導入して形成する。そののち、再度n-型のエピ
タキシャル層を成長させ、エピタキシャル層の第2層1
5を設ける(図3(g)参照)。この際下底部16aの
周囲に導入したp型不純物がさらに第2層15まで拡散
し、アイソレーションの側壁下層部16bが形成される
とともに、埋込層24用の不純物も第2層15側に拡散
してアイソレーションの下底部16a上に埋込層24が
形成される。
御用小信号素子部の埋込層24を、Sb、Asなどの不
純物を導入して形成する。そののち、再度n-型のエピ
タキシャル層を成長させ、エピタキシャル層の第2層1
5を設ける(図3(g)参照)。この際下底部16aの
周囲に導入したp型不純物がさらに第2層15まで拡散
し、アイソレーションの側壁下層部16bが形成される
とともに、埋込層24用の不純物も第2層15側に拡散
してアイソレーションの下底部16a上に埋込層24が
形成される。
【0037】つぎに、図3(h)に示されるように、下
底部16aの周囲に対応する部分に、たとえばボロンな
どのp型不純物を導入して、1200〜1230℃で8
〜14時間程度の熱処理をしアイソレーションの側壁部
16cを形成し、下層部16bと接続することにより、
側壁下層部16b、側壁部16cおよび下底部16aか
らなるアイソレーション16が形成され、制御回路部の
第2層15を島状に分離して形成する。
底部16aの周囲に対応する部分に、たとえばボロンな
どのp型不純物を導入して、1200〜1230℃で8
〜14時間程度の熱処理をしアイソレーションの側壁部
16cを形成し、下層部16bと接続することにより、
側壁下層部16b、側壁部16cおよび下底部16aか
らなるアイソレーション16が形成され、制御回路部の
第2層15を島状に分離して形成する。
【0038】そののち、通常のICの製造プロセスによ
り制御回路部20の各素子および大電力用の縦型素子部
の各素子を形成することにより、図1に示されるように
IPDを有する半導体装置が形成される。
り制御回路部20の各素子および大電力用の縦型素子部
の各素子を形成することにより、図1に示されるように
IPDを有する半導体装置が形成される。
【0039】前記実施例ではn+型サブ基板を用いた
が、p+型サブ基板を用いてもよく、そのばあいは前述
のn型とp型を入れ替えて形成すればよい。また前述の
ように、エピタキシャル層の第3層は必ずしも設ける必
要はなく、アイソレーション16の側壁下層部16bや
埋込層24なども必須ではなく、省略することができ
る。
が、p+型サブ基板を用いてもよく、そのばあいは前述
のn型とp型を入れ替えて形成すればよい。また前述の
ように、エピタキシャル層の第3層は必ずしも設ける必
要はなく、アイソレーション16の側壁下層部16bや
埋込層24なども必須ではなく、省略することができ
る。
【0040】さらに、前述のエピタキシャル層の第1層
12をさらに複数層に形成してそれぞれ薄い層で不純物
を拡散させることにより、より一層確実に高不純物濃度
領域13を形成し易くなる。また高不純物濃度領域13
の形成場所のサブ基板11上に不純物をあらかじめ導入
してから第1層12をエピタキシャル成長すれば一層容
易に確実な高不純物濃度領域13を形成することができ
る。
12をさらに複数層に形成してそれぞれ薄い層で不純物
を拡散させることにより、より一層確実に高不純物濃度
領域13を形成し易くなる。また高不純物濃度領域13
の形成場所のサブ基板11上に不純物をあらかじめ導入
してから第1層12をエピタキシャル成長すれば一層容
易に確実な高不純物濃度領域13を形成することができ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、大電力用
縦型素子と制御回路部を有するIPDにおいて、大電力
用縦型素子の下層側が結晶欠陥も少なく充分に低抵抗に
なっているため、オン抵抗が小さく大きな電流が流れ易
い。さらにアイソレーションは低不純物濃度層内に形成
されているため、充分な空欠層がえられ、アイソレーシ
ョンに伴うpn接合の耐圧を充分高く保つことができ、
高特性で信頼性の高いIPDがえられる。
縦型素子と制御回路部を有するIPDにおいて、大電力
用縦型素子の下層側が結晶欠陥も少なく充分に低抵抗に
なっているため、オン抵抗が小さく大きな電流が流れ易
い。さらにアイソレーションは低不純物濃度層内に形成
されているため、充分な空欠層がえられ、アイソレーシ
ョンに伴うpn接合の耐圧を充分高く保つことができ、
高特性で信頼性の高いIPDがえられる。
【0042】また、本発明の半導体装置の製法によれ
ば、サブ基板上のエピタキシャル層をすべてサブ基板と
同一導電型の層で形成しているため、大電力用縦型素子
部のオン抵抗を低減するための高不純物濃度領域を形成
する不純物拡散を容易に行え、製造工期を短縮すること
ができ、半導体装置のコストダウンを達成することがで
きる。
ば、サブ基板上のエピタキシャル層をすべてサブ基板と
同一導電型の層で形成しているため、大電力用縦型素子
部のオン抵抗を低減するための高不純物濃度領域を形成
する不純物拡散を容易に行え、製造工期を短縮すること
ができ、半導体装置のコストダウンを達成することがで
きる。
【図1】本発明の半導体装置の一実施例の断面説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の半導体装置の製法の一実施例の製造工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図3】本発明の半導体装置の製法の一実施例の製造工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図4】従来のIPDの構成の一例を示す斜視説明図で
ある。
ある。
【図5】従来のIPDの構成の一例を示す断面説明図で
ある。
ある。
10 半導体基板 11 サブ基板 12 エピタキシャル層の第1層 13 高不純物濃度領域 14 エピタキシャル層の第3層 15 エピタキシャル層の第2層 16 アイソレーション 16a 下底部 16b 側壁下層部 16c 側壁部 20 制御回路部 30 大電力用縦型素子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8249 29/78 H01L 27/06 321 E 9055−4M 29/78 656 B
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板に大電力用縦型素子と制御用
小信号素子とがモノリシックに形成されてなる半導体装
置であって、前記半導体基板は、第1導電型で高不純物
濃度のサブ基板と該サブ基板上に設けられた第1導電型
で低不純物濃度のエピタキシャル層とからなり、該エピ
タキシャル層は少なくとも第1層および第2層の2層か
らなり前記縦型素子の形成領域の前記サブ基板側の第1
層が第1導電型の高不純物濃度領域とされ、前記エピタ
キシャル層の前記小信号素子の形成領域の周囲に第2導
電型のアイソレーションが形成されてなる半導体装置。 - 【請求項2】 前記第1層の高不純物濃度領域が拡散係
数の小さい不純物で形成されてなる請求項1記載の半導
体装置。 - 【請求項3】 前記エピタキシャル層が前記サブ基板側
の第1層と表面側の第2層とのあいだに第3層を有し、
該第3層の前記小信号素子形成領域に該小信号素子用の
埋込層が形成されてなる請求項1または2記載の半導体
装置。 - 【請求項4】 (a)第1導電型で高不純物濃度のサブ
基板に第1導電型で低不純物濃度のエピタキシャル層の
第1層を成長し、(b)該第1層における大電力用縦型
素子の形成領域に対応する部分を第1導電型不純物の導
入により高不純物濃度領域にするとともに、該第1層に
おける制御用小信号素子の形成領域に対応する部分の表
層部に第2導電型不純物を導入することによりアイソレ
ーションの下底部を形成し、(c)前記第1層上に第1
導電型で低不純物濃度のエピタキシャル層の第2層を成
長し、(d)該第2層における前記小信号素子の形成領
域の周囲に第2導電型不純物を導入してアイソレーショ
ンの側壁部を形成し、前記アイソレーションの下底部と
接続させることにより前記小信号素子の形成領域を第2
導電型のアイソレーションで囲み、(e)該小信号素子
の形成領域に制御用回路を、前記第1層の高不純物濃度
領域上の前記第2層に大電力用縦型素子を形成すること
を特徴とする半導体装置の製法。 - 【請求項5】 (f)前記(b)工程のアイソレーショ
ンの下底部を形成したのち、該下底部の両端部にアイソ
レーションの側壁下層部用の第2導電型不純物を導入す
る請求項4記載の半導体装置の製法。 - 【請求項6】 前記(b)工程または(f)工程ののち
に第1導電型で低不純物濃度のエピタキシャル層の第3
層を形成し、前記アイソレーションの下底部の上の該第
3層表面に不純物を導入し、第1導電型の高不純物濃度
の埋込層を形成する請求項4または5記載の半導体装置
の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP846495A JPH08204017A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 半導体装置およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP846495A JPH08204017A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 半導体装置およびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08204017A true JPH08204017A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11693863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP846495A Pending JPH08204017A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 半導体装置およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08204017A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011158647A1 (ja) * | 2010-06-17 | 2011-12-22 | 富士電機株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP846495A patent/JPH08204017A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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