JPH11307657A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH11307657A JPH11307657A JP10111635A JP11163598A JPH11307657A JP H11307657 A JPH11307657 A JP H11307657A JP 10111635 A JP10111635 A JP 10111635A JP 11163598 A JP11163598 A JP 11163598A JP H11307657 A JPH11307657 A JP H11307657A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/64—Double-diffused metal-oxide semiconductor [DMOS] FETs
- H10D30/66—Vertical DMOS [VDMOS] FETs
- H10D30/663—Vertical DMOS [VDMOS] FETs having both source contacts and drain contacts on the same surface, i.e. up-drain VDMOS
Landscapes
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦型のMOSFET素子の下部に高濃度埋め
込み層を重畳して設けることにより、素子のON抵抗R
ds(on)を大幅に減じること。 【解決手段】 基板21上に形成した第1と第2のエピ
タキシャル層22、23を分離して島領域26を形成
し、島領域26表面にベース領域26などを形成してN
PNトランジスタとし、更にP型のチャネル領域30、
ソース領域31、ゲート電極32等を形成して縦型のM
OSFET素子とする。縦型のMOSFET素子の下部
には、基板21と第1のエピタキシャル層22との間、
及び第1と第2のエピタキシャル層22、23の間にN
+高濃度埋め込み層34、36を形成し、両者を重畳さ
せる。
込み層を重畳して設けることにより、素子のON抵抗R
ds(on)を大幅に減じること。 【解決手段】 基板21上に形成した第1と第2のエピ
タキシャル層22、23を分離して島領域26を形成
し、島領域26表面にベース領域26などを形成してN
PNトランジスタとし、更にP型のチャネル領域30、
ソース領域31、ゲート電極32等を形成して縦型のM
OSFET素子とする。縦型のMOSFET素子の下部
には、基板21と第1のエピタキシャル層22との間、
及び第1と第2のエピタキシャル層22、23の間にN
+高濃度埋め込み層34、36を形成し、両者を重畳さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦型のDSA型M
OSFET素子を集積化した半導体集積回路の、特にM
OSFETの駆動能力の増大に関する。
OSFET素子を集積化した半導体集積回路の、特にM
OSFETの駆動能力の増大に関する。
【0002】
【従来の技術】DSA(Double Diffused Self Alig
nment)型のパワーMOSFET素子は、TTLやCM
OSなどのロジック系素子の出力で直接駆動できるの
で、少ない消費電力で大電流を駆動できる利点を有して
おり、この特長を生かして、近年はアナログ・デジタル
混在型のBiCMOS集積回路に一体化しようとする動
きがある。このDSA型MOSFETには電流経路を基
板と水平方向に確保する横型(LDMOS)と、電流経
路を基板と垂直方向に確保する縦型(VDMOS)とに
分類される。縦型のDMOS素子をIC化する場合は、
基板裏面をドレインとして利用できるディスクリート型
とは異なり、FET素子を電気的に分離された一つの島
領域内に収納して、基板の表面側からドレインを取り出
すことになる。
nment)型のパワーMOSFET素子は、TTLやCM
OSなどのロジック系素子の出力で直接駆動できるの
で、少ない消費電力で大電流を駆動できる利点を有して
おり、この特長を生かして、近年はアナログ・デジタル
混在型のBiCMOS集積回路に一体化しようとする動
きがある。このDSA型MOSFETには電流経路を基
板と水平方向に確保する横型(LDMOS)と、電流経
路を基板と垂直方向に確保する縦型(VDMOS)とに
分類される。縦型のDMOS素子をIC化する場合は、
基板裏面をドレインとして利用できるディスクリート型
とは異なり、FET素子を電気的に分離された一つの島
領域内に収納して、基板の表面側からドレインを取り出
すことになる。
【0003】図6に従来のVDMOS素子を内蔵したバ
イポーラ型ICの断面図を示す。同図において、1はP
型の半導体基板、2はN型のエピタキシャル層、3はN
+埋め込み層、4はP+分離領域、5はNPNトランジ
スタのP型ベース領域、6はN+エミッタ領域、7はN
+コレクタコンタクト領域、8はP型のチャネル領域、
9はN+型のソース領域、10はゲート電極、11はN
+導出領域である。ドレイン電極はN+導出領域の表面
に形成する。そして、ゲート電極10に印加した電位に
よってチャネル領域8表面にチャネルを形成して、ソー
ス・ドレイン間電流を制御するようになっている。
イポーラ型ICの断面図を示す。同図において、1はP
型の半導体基板、2はN型のエピタキシャル層、3はN
+埋め込み層、4はP+分離領域、5はNPNトランジ
スタのP型ベース領域、6はN+エミッタ領域、7はN
+コレクタコンタクト領域、8はP型のチャネル領域、
9はN+型のソース領域、10はゲート電極、11はN
+導出領域である。ドレイン電極はN+導出領域の表面
に形成する。そして、ゲート電極10に印加した電位に
よってチャネル領域8表面にチャネルを形成して、ソー
ス・ドレイン間電流を制御するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】縦型のDMOS素子
は、チャネル領域8で挟まれたゲート電極10下部のN
型層部分をドレイン電流経路とするが、動作状態におい
て、チャネル領域8とエピタキシャル層とのPN接合に
生じる空乏層が両側から広がって前記ドレイン電流経路
を狭めるため、本質的に動作状態でのON抵抗Rds(o
n)が高いという欠点を有している。この欠点は、ドレイ
ン電極を基板表面側に設ける集積化構造の時に、ドレイ
ン電極に至るまでの直列抵抗成分が倍加するので、特に
顕著になる。
は、チャネル領域8で挟まれたゲート電極10下部のN
型層部分をドレイン電流経路とするが、動作状態におい
て、チャネル領域8とエピタキシャル層とのPN接合に
生じる空乏層が両側から広がって前記ドレイン電流経路
を狭めるため、本質的に動作状態でのON抵抗Rds(o
n)が高いという欠点を有している。この欠点は、ドレイ
ン電極を基板表面側に設ける集積化構造の時に、ドレイ
ン電極に至るまでの直列抵抗成分が倍加するので、特に
顕著になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の課
題に鑑みなされたもので、VDMOS素子部のN+埋め
込み層を、基板と第1の埋め込み層の間に設けた第1の
埋め込み層と、第1と第2のエピタキシャル層との間に
設けた第2の埋め込み層とを重畳させることにより、D
MOS素子のON抵抗を大幅に減じることができる半導
体集積回路を提供するものである。
題に鑑みなされたもので、VDMOS素子部のN+埋め
込み層を、基板と第1の埋め込み層の間に設けた第1の
埋め込み層と、第1と第2のエピタキシャル層との間に
設けた第2の埋め込み層とを重畳させることにより、D
MOS素子のON抵抗を大幅に減じることができる半導
体集積回路を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら詳細に説明する。
面を参照しながら詳細に説明する。
【0007】図1は本発明による半導体集積回路装置を
示す断面図である。NPNトランジスタとVDMOS素
子とを図示してある。
示す断面図である。NPNトランジスタとVDMOS素
子とを図示してある。
【0008】図1において、21はP型の単結晶シリコ
ン半導体基板、22は基板21の上に気相成長して形成
したN‐型の第1のエピタキシャル層、23は第1のエ
ピタキシャル層22の上に気相成長して形成したN‐型
の第2のエピタキシャル層、24a、24b、24cは
P+型の分離領域、25は分離領域24a、24b、2
4cによって電気的に分離された島領域である。
ン半導体基板、22は基板21の上に気相成長して形成
したN‐型の第1のエピタキシャル層、23は第1のエ
ピタキシャル層22の上に気相成長して形成したN‐型
の第2のエピタキシャル層、24a、24b、24cは
P+型の分離領域、25は分離領域24a、24b、2
4cによって電気的に分離された島領域である。
【0009】島領域25の一つには、P型のベース領域
26を形成し、ベース領域26の表面にN+型のエミッ
タ領域27を形成し、更に島領域25表面にN+コレク
タコンタクト領域28を形成して、島領域25をコレク
タとするNPNトランジスタを形成している。この例で
は、第1と第2のエピタキシャル層22、23間に、N
+型の高濃度埋め込み層29を形成している。
26を形成し、ベース領域26の表面にN+型のエミッ
タ領域27を形成し、更に島領域25表面にN+コレク
タコンタクト領域28を形成して、島領域25をコレク
タとするNPNトランジスタを形成している。この例で
は、第1と第2のエピタキシャル層22、23間に、N
+型の高濃度埋め込み層29を形成している。
【0010】他の島領域25には、P型のチャネル領域
30を形成し、チャネル領域30の表面にN+ソース領
域31を形成し、ソース領域31と島領域25との間の
チャネル部30b表面の上部に膜厚が数百オングストロ
ームのゲート酸化膜を挟んでポリシリコンゲート電極3
2を形成し、チャネル領域30の表面にP+型のコンタ
クト領域33を形成し、エピタキシャル層23表面から
N+型高濃度埋め込み層34に達するN+型のドレイン
導出領域35を形成して、島領域25を共通ドレインと
する縦型のDMOS素子を形成している。ソースの電極
はコンタクト領域33とソース領域31の両方にコンタ
クトし、ドレインの電極はドレイン導出領域35の表面
にコンタクトする。この素子は、ゲート電極32に印加
した電圧によりチャネル部30b表面にチャンネルを形
成して、ソース・ドレイン間電流を制御するようになっ
ている。1組のチャネル領域30とゲート電極32とを
単位セルとして該セルを多数個並列接続し、出力用素子
としている。ドレイン導出領域33は、前記MOSセル
全体を囲むようにして配置するか、あるいはセルを単位
数毎に囲むようにして配置する。
30を形成し、チャネル領域30の表面にN+ソース領
域31を形成し、ソース領域31と島領域25との間の
チャネル部30b表面の上部に膜厚が数百オングストロ
ームのゲート酸化膜を挟んでポリシリコンゲート電極3
2を形成し、チャネル領域30の表面にP+型のコンタ
クト領域33を形成し、エピタキシャル層23表面から
N+型高濃度埋め込み層34に達するN+型のドレイン
導出領域35を形成して、島領域25を共通ドレインと
する縦型のDMOS素子を形成している。ソースの電極
はコンタクト領域33とソース領域31の両方にコンタ
クトし、ドレインの電極はドレイン導出領域35の表面
にコンタクトする。この素子は、ゲート電極32に印加
した電圧によりチャネル部30b表面にチャンネルを形
成して、ソース・ドレイン間電流を制御するようになっ
ている。1組のチャネル領域30とゲート電極32とを
単位セルとして該セルを多数個並列接続し、出力用素子
としている。ドレイン導出領域33は、前記MOSセル
全体を囲むようにして配置するか、あるいはセルを単位
数毎に囲むようにして配置する。
【0011】そして、VDMOS素子を形成した島領域
25の底部には、高濃度埋め込み層34に加えて更に、
基板21と第1のエピタキシャル層22との間に形成し
たN+型高濃度埋め込み層36を形成し、埋め込み層3
4、36を第1のエピタキシャル層22の内部で互いに
重畳するように形成している。
25の底部には、高濃度埋め込み層34に加えて更に、
基板21と第1のエピタキシャル層22との間に形成し
たN+型高濃度埋め込み層36を形成し、埋め込み層3
4、36を第1のエピタキシャル層22の内部で互いに
重畳するように形成している。
【0012】これらの埋め込み層34、36、及びドレ
イン導出領域35は、ドレイン電流が流れる経路に存在
することにより、この素子のドレイン直列抵抗を減じて
MOSFETのオン抵抗Rds(on)を減じる。
イン導出領域35は、ドレイン電流が流れる経路に存在
することにより、この素子のドレイン直列抵抗を減じて
MOSFETのオン抵抗Rds(on)を減じる。
【0013】図2(A)は、図1のAA線に沿った埋め
込み層34、36の不純物濃度プロファイルを片対数グ
ラフ(不純物濃度を対数側にプロットした)に表したと
きの図である。尚、不純物として両方共アンチモンSb
を用いた。埋め込み層36は基板21の表面近傍に不純
物濃度のピークを有し、埋め込み層34は第1のエピタ
キシャル層22の表面近傍に不純物濃度のピークを有
し、両ピークは第1のエピタキシャル層12の分だけ離
間している。また、埋め込み層34、36は共にピーク
濃度で1〜2E19atoms/cm3程度の不純物濃度を有
し、ピークの両側に略均等に不純物が分布している。こ
れらの各不純物濃度プロファイルは、例えばピークの約
半分となる箇所である7E18atoms/cm3の箇所で互い
に交差する(図示符号40)ように形成している。両者
が重畳した箇所では、不純物濃度が両者の総和となるの
で、結局重畳した箇所の総和の濃度分布は、1.4E1
8atoms/cm3〜2E19atoms/cm3程度の濃度分布(図
示符号41)を具備することになる。
込み層34、36の不純物濃度プロファイルを片対数グ
ラフ(不純物濃度を対数側にプロットした)に表したと
きの図である。尚、不純物として両方共アンチモンSb
を用いた。埋め込み層36は基板21の表面近傍に不純
物濃度のピークを有し、埋め込み層34は第1のエピタ
キシャル層22の表面近傍に不純物濃度のピークを有
し、両ピークは第1のエピタキシャル層12の分だけ離
間している。また、埋め込み層34、36は共にピーク
濃度で1〜2E19atoms/cm3程度の不純物濃度を有
し、ピークの両側に略均等に不純物が分布している。こ
れらの各不純物濃度プロファイルは、例えばピークの約
半分となる箇所である7E18atoms/cm3の箇所で互い
に交差する(図示符号40)ように形成している。両者
が重畳した箇所では、不純物濃度が両者の総和となるの
で、結局重畳した箇所の総和の濃度分布は、1.4E1
8atoms/cm3〜2E19atoms/cm3程度の濃度分布(図
示符号41)を具備することになる。
【0014】上記総和の濃度分布41の形状は非常に重
要な意味を持つ。シリコンに対するアンチモンSbの固
溶限界、すなわちアンチモン原子がシリコン原子と置き
換わることが可能な濃度限界が約5E19atom s/cm3
であるので、例えば図示符号42のように、固溶限界以
上の不純物が存在してもそれはシリコン原子と置き換わ
ることなく格子間原子となる。格子間原子は非活性の状
態であるので、埋め込み層のシート抵抗を減じる効果は
全くなく、そればかりか結晶欠陥を生じる要因にもなり
得る。このように、総和の濃度分布41が固溶限界を超
えないことが第1の条件となる。
要な意味を持つ。シリコンに対するアンチモンSbの固
溶限界、すなわちアンチモン原子がシリコン原子と置き
換わることが可能な濃度限界が約5E19atom s/cm3
であるので、例えば図示符号42のように、固溶限界以
上の不純物が存在してもそれはシリコン原子と置き換わ
ることなく格子間原子となる。格子間原子は非活性の状
態であるので、埋め込み層のシート抵抗を減じる効果は
全くなく、そればかりか結晶欠陥を生じる要因にもなり
得る。このように、総和の濃度分布41が固溶限界を超
えないことが第1の条件となる。
【0015】一方、シート抵抗Rsの点で考慮すれば、
両者のピーク部分を離間してしまうと、総和の不純物濃
度が低下してシート抵抗Rsが増大する。最低でも各埋
め込み層34、36のピーク濃度の10分の1である、
1E18atoms/cm3程度を維持していないと、埋め込み
層34、36を連結した効果が薄くなる。このように、
総和の濃度分布40が少なくとも1E18atoms/cm3の
濃度を維持することが第2の条件となる。
両者のピーク部分を離間してしまうと、総和の不純物濃
度が低下してシート抵抗Rsが増大する。最低でも各埋
め込み層34、36のピーク濃度の10分の1である、
1E18atoms/cm3程度を維持していないと、埋め込み
層34、36を連結した効果が薄くなる。このように、
総和の濃度分布40が少なくとも1E18atoms/cm3の
濃度を維持することが第2の条件となる。
【0016】従って、総和の濃度分布40が固溶限界付
近のピークを持つような曲線を描くのが(図示符号4
3)最も好ましく、ついで埋め込み層36のピーク部分
から埋め込み層34のピーク部分までが前記ピーク濃度
を維持する平坦な形状を描く(図示符号44)のが好ま
しく、そして凹状の曲線を描く総和の濃度分布40が最
低限維持すべき曲線である。このような曲線の制御は、
第1のエピタキシャル層22の膜厚、埋め込み層34、
36の拡散条件、そして埋め込み層以降の各種熱処理
(ベース拡散など)の条件によって制御することができ
る。
近のピークを持つような曲線を描くのが(図示符号4
3)最も好ましく、ついで埋め込み層36のピーク部分
から埋め込み層34のピーク部分までが前記ピーク濃度
を維持する平坦な形状を描く(図示符号44)のが好ま
しく、そして凹状の曲線を描く総和の濃度分布40が最
低限維持すべき曲線である。このような曲線の制御は、
第1のエピタキシャル層22の膜厚、埋め込み層34、
36の拡散条件、そして埋め込み層以降の各種熱処理
(ベース拡散など)の条件によって制御することができ
る。
【0017】また、埋め込み層34の不純物濃度が第2
のエピタキシャル層23の不純物濃度と同じになる箇所
から、埋め込み層36の不純物濃度が基板21の不純物
濃度と同じになる箇所(導電型を反転させることができ
る箇所)までの極めて広い領域にわたって形成されるこ
とになり、しかも第1のエピタキシャル層22に相当す
る領域ではピーク濃度(1〜2E19atoms/cm3)と同
程度の不純物濃度を維持する事ができる。これにより、
埋め込み層34、36のシート抵抗を大幅に減じること
ができるのである。この効果は、埋め込み層を1個だけ
設けたものに比べて、DSA型MOSFETのON抵抗
Rds(on)を約半分以下にできる程の効果を示す。
のエピタキシャル層23の不純物濃度と同じになる箇所
から、埋め込み層36の不純物濃度が基板21の不純物
濃度と同じになる箇所(導電型を反転させることができ
る箇所)までの極めて広い領域にわたって形成されるこ
とになり、しかも第1のエピタキシャル層22に相当す
る領域ではピーク濃度(1〜2E19atoms/cm3)と同
程度の不純物濃度を維持する事ができる。これにより、
埋め込み層34、36のシート抵抗を大幅に減じること
ができるのである。この効果は、埋め込み層を1個だけ
設けたものに比べて、DSA型MOSFETのON抵抗
Rds(on)を約半分以下にできる程の効果を示す。
【0018】図2(B)には、埋め込み層36のドーパ
ントとして砒素(As)を用い、埋め込み層34のドー
パントとしてアンチモン(Sb)を用いた場合のプロフ
ァイルを示している。埋め込み層34がピーク濃度で1
〜2E19atoms/cm3程度の不純物濃度を有するの対
し、砒素を用いたことにより、埋め込み層36のピーク
濃度がやや高く2〜5E19atoms/cm3程度を維持す
る。これは、シリコンに対する砒素の固溶限界、すなわ
ち不純物原子がシリコン原子と置き換わることが可能な
濃度限界が約1E21atoms/cm3でアンチモンSbの5
E19atoms/cm3よりも高いことと、アンチモンに対し
て砒素の拡散係数が約半分近くであり、そのため固溶限
界付近まで初期拡散した後の熱履歴が埋め込み層34よ
り多いにも関わらず、不純物が広がらないので高い不純
物濃度ピークを維持することができるのである。両者は
例えば7E18atoms/cm3の箇所で互いに交差し(図示
符号40)、両者が重畳した箇所では、1.4E18at
oms/cm3〜2E19atoms/cm3程度の濃度分布(図示符
号41)を具備する。
ントとして砒素(As)を用い、埋め込み層34のドー
パントとしてアンチモン(Sb)を用いた場合のプロフ
ァイルを示している。埋め込み層34がピーク濃度で1
〜2E19atoms/cm3程度の不純物濃度を有するの対
し、砒素を用いたことにより、埋め込み層36のピーク
濃度がやや高く2〜5E19atoms/cm3程度を維持す
る。これは、シリコンに対する砒素の固溶限界、すなわ
ち不純物原子がシリコン原子と置き換わることが可能な
濃度限界が約1E21atoms/cm3でアンチモンSbの5
E19atoms/cm3よりも高いことと、アンチモンに対し
て砒素の拡散係数が約半分近くであり、そのため固溶限
界付近まで初期拡散した後の熱履歴が埋め込み層34よ
り多いにも関わらず、不純物が広がらないので高い不純
物濃度ピークを維持することができるのである。両者は
例えば7E18atoms/cm3の箇所で互いに交差し(図示
符号40)、両者が重畳した箇所では、1.4E18at
oms/cm3〜2E19atoms/cm3程度の濃度分布(図示符
号41)を具備する。
【0019】本実施の形態の方が、埋め込み層36の不
純物濃度を高く維持できるので、ON抵抗Rds(o
n)を小さくする効果が大きい。ところで、N型不純物
としての砒素は、アンチモンに比べてエピタキシャル層
形成時のオートドープを生じやすい不純物である。本実
施の形態では、埋め込み層29、34にアンチモンを用
いれば、ベース領域26下部の第2のエピタキシャル層
23は砒素のオートドープの影響を受けることが無く、
従ってNPNトランジスタの電気的特性を悪化させるこ
ともない。
純物濃度を高く維持できるので、ON抵抗Rds(o
n)を小さくする効果が大きい。ところで、N型不純物
としての砒素は、アンチモンに比べてエピタキシャル層
形成時のオートドープを生じやすい不純物である。本実
施の形態では、埋め込み層29、34にアンチモンを用
いれば、ベース領域26下部の第2のエピタキシャル層
23は砒素のオートドープの影響を受けることが無く、
従ってNPNトランジスタの電気的特性を悪化させるこ
ともない。
【0020】続いて以下に本発明による半導体集積回路
装置の製造方法を、図3から図5を参照して説明する。
装置の製造方法を、図3から図5を参照して説明する。
【0021】第1工程:図3(A) P型の半導体基板21を準備する。基板21の表面に選
択マスクとなる酸化膜50を形成し、VDMOS素子部
にだけ選択的に、埋め込み層36を形成する為のアンチ
モン又はヒ素を、イオン注入法等によって拡散する。続
いて、選択マスクを変更し、基板21の表面に、P+分
離領域24aを形成する為のボロンをイオン注入する。
択マスクとなる酸化膜50を形成し、VDMOS素子部
にだけ選択的に、埋め込み層36を形成する為のアンチ
モン又はヒ素を、イオン注入法等によって拡散する。続
いて、選択マスクを変更し、基板21の表面に、P+分
離領域24aを形成する為のボロンをイオン注入する。
【0022】第2工程:図3(B) 基板21の上にN‐型の第1のエピタキシヤル層22を
気相成長法により形成する。第1のエピタキシャル層2
2の表面に選択マスクとなる酸化膜を形成し、選択的に
アンチモン(Sb)を拡散して埋め込み層36、37を
形成する。このとき、埋め込み層36と埋め込み層34
とは平面視で同一のパターンを有する。続いて選択マス
クを変更し、ボロンを拡散して分離領域24bを形成す
る。
気相成長法により形成する。第1のエピタキシャル層2
2の表面に選択マスクとなる酸化膜を形成し、選択的に
アンチモン(Sb)を拡散して埋め込み層36、37を
形成する。このとき、埋め込み層36と埋め込み層34
とは平面視で同一のパターンを有する。続いて選択マス
クを変更し、ボロンを拡散して分離領域24bを形成す
る。
【0023】第3工程:図4(A) 第1のエピタキシャル層22の上にN‐型の第2のエピ
タキシヤル層23を気相成長法により形成する。第2の
エピタキシャル層22の表面から選択的にリンを拡散し
てドレイン導出領域35を形成し、更にボロンを拡散し
て分離領域24cを形成する。
タキシヤル層23を気相成長法により形成する。第2の
エピタキシャル層22の表面から選択的にリンを拡散し
てドレイン導出領域35を形成し、更にボロンを拡散し
て分離領域24cを形成する。
【0024】第4工程:図4(B) 第2のエピタキシャル層23表面にポリシリコン層をC
VD法により堆積し、リンドープ後これをパターニング
することでVDMOS素子のゲート電極32を形成す
る。このゲート電極32をマスクとして、ボロンをイオ
ン注入、拡散することによりP型のチャネル領域30を
形成する。
VD法により堆積し、リンドープ後これをパターニング
することでVDMOS素子のゲート電極32を形成す
る。このゲート電極32をマスクとして、ボロンをイオ
ン注入、拡散することによりP型のチャネル領域30を
形成する。
【0025】第5工程:図5(A) 第2のエピタキシャル層23表面からボロンをイオン注
入、拡散することによりNPNトランジスタのベース領
域26を形成する。更に、ゲート電極32をマスクの一
部として、リンを拡散することにより、ベース領域26
表面にNPNトランジスタのエミッタ領域27を形成
し、同時にチャネル領域30の表面にソース領域31を
形成する。この後、各電極の配設等を行う。
入、拡散することによりNPNトランジスタのベース領
域26を形成する。更に、ゲート電極32をマスクの一
部として、リンを拡散することにより、ベース領域26
表面にNPNトランジスタのエミッタ領域27を形成
し、同時にチャネル領域30の表面にソース領域31を
形成する。この後、各電極の配設等を行う。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれ
ば、縦型のMOSFET素子の下部に高濃度埋め込み層
34、36を重畳することにより、埋め込み層34、3
6のシート抵抗を減じ、これによって縦型MOSFET
素子のON抵抗Rds(on)を劇的に減じることがで
きる利点を有する。このことは、同じ素子面積で比較す
れば、より大きな電流を流すことが可能であり、素子の
駆動能力を大幅に増大できることを意味し、同じ駆動能
力で比較すれば、よりチップサイズを縮小できることを
意味する。
ば、縦型のMOSFET素子の下部に高濃度埋め込み層
34、36を重畳することにより、埋め込み層34、3
6のシート抵抗を減じ、これによって縦型MOSFET
素子のON抵抗Rds(on)を劇的に減じることがで
きる利点を有する。このことは、同じ素子面積で比較す
れば、より大きな電流を流すことが可能であり、素子の
駆動能力を大幅に増大できることを意味し、同じ駆動能
力で比較すれば、よりチップサイズを縮小できることを
意味する。
【図1】本発明を説明するための断面図である。
【図2】本発明を説明するための濃度分布図である。
【図3】製造方法を説明するための断面図である。
【図4】製造方法を説明するための断面図である。
【図5】製造方法を説明するための断面図である。
【図6】従来例を説明するための断面図である。
22 第1のエピタキシャル層 23 第2のエピタキシャル層 24 分離領域 25 島領域 26 ベース領域 30 チャネル領域 31 ソース領域 32 ゲート電極 34、36、37 高濃度埋め込み層
Claims (4)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板と、前記基板の上
に形成した逆導電型のエピタキシャル層と、該エピタキ
シャル層を複数に分離した島領域と、第1の島領域に形
成した縦型トランジスタと、第2の島領域に形成した一
導電型のチャネル領域、該チャネル領域の表面に形成し
た逆導電型のソース領域、前記チャネル領域の上方に形
成したゲート電極とを備え、 前記エピタキシャル層が少なくとも2つの層の積層構造
であり、 基板とエピタキシャル層との間および前記各エピタキシ
ャル層の間に高濃度埋め込み層を有し、 前記第2の島領域の下部においては、前記基板とエピタ
キシャル層との間に形成した高濃度埋め込み層と、各エ
ピタキシャル層の間に形成した高濃度埋め込み層とが互
いに重畳していることを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記エピタキシャル層の表面から高濃度
埋め込み層に達する逆導電型のドレイン導出領域を具備
することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記エピタキシャル層が2層であること
を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記複数の埋め込み層が、ドーパントと
して砒素を用いた埋め込み層と、アンチモンを用いた埋
め込み層とを重畳させたものであることを特徴とする請
求項1記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111635A JPH11307657A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111635A JPH11307657A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11307657A true JPH11307657A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14566315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10111635A Pending JPH11307657A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11307657A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000269353A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-09-29 | Toshiba Corp | 交流用スイッチ素子及び交流スイッチ回路 |
| JP2003017603A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2006237222A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
| CN112185956A (zh) * | 2020-06-23 | 2021-01-05 | 晶焱科技股份有限公司 | 双向静电放电保护装置 |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP10111635A patent/JPH11307657A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000269353A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-09-29 | Toshiba Corp | 交流用スイッチ素子及び交流スイッチ回路 |
| JP2003017603A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2006237222A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
| CN112185956A (zh) * | 2020-06-23 | 2021-01-05 | 晶焱科技股份有限公司 | 双向静电放电保护装置 |
| CN112185956B (zh) * | 2020-06-23 | 2024-03-08 | 晶焱科技股份有限公司 | 双向静电放电保护装置 |
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