JPH0820468A - 排紙収納装置 - Google Patents

排紙収納装置

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JPH0820468A
JPH0820468A JP15496494A JP15496494A JPH0820468A JP H0820468 A JPH0820468 A JP H0820468A JP 15496494 A JP15496494 A JP 15496494A JP 15496494 A JP15496494 A JP 15496494A JP H0820468 A JPH0820468 A JP H0820468A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙と衝突音吸収材との衝突音や振動音が
小さく、積載される記録紙全体を整列された状態で確実
に積載することができる排紙収納装置を提供すること。 【構成】 本発明の排紙収納装置10は、排紙トレイ5
2上における記録紙62の排出方向aに設けられた排紙
先端押さえ板11と、排紙先端押さえ板11に記録紙6
2の排出側に向かって傾斜させて設けられ、記録紙62
の排出範囲に自重により撓んで位置する薄板弾性部材1
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機や印刷機等の画
像形成装置の排紙収納装置の改良に関し、詳しくは、排
紙時における排紙される記録紙と排紙トレイ上の部材と
の衝突音や振動音の低下、及び記録紙の整列不良の発生
を防止することを可能とした排紙収納装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】複写機、事務用印刷機などの画像形成装
置には、複写紙や印刷カット紙としての記録紙を自動的
に排紙トレイを有する排紙収納装置に連続排出するため
の機構を備えたものが多く、排紙収納装置としては種々
のものが存在する。例えば、排紙収納部材としての排紙
トレイ上に立設して記録紙の先端と衝突する排紙先端押
さえ板と、記録紙の両側縁と接触する一対のサイド押さ
え板等を配置した構成を採っているものがある。このタ
イプの排紙収納装置は、画像形成装置としての印刷装置
の本体に対して揺動自在に支持された排紙トレイ上に一
枚の排紙先端押さえ板と一対のサイド押さえ板とが立設
されている。先端押さえ板には、印刷装置の排出部から
紙面と直交する方向へ連続排紙される記録紙と衝突する
スポンジと樹脂フィルムとを組み合わせた吸収材が二例
に並べて張付けられており、この吸収材により、排出さ
れる記録紙の速度を落として排紙トレイ上に記録紙を落
下させて積載している。排紙先端押さえ板は、記録紙の
排出方向に対して摺動自在とされていて、この方向への
記録紙長さに応じて移動できるようになっている。サイ
ド押さえ板は、記録紙の排出方向と直交する方向に摺動
自在とされていて、この方向への記録紙のサイズに応じ
て移動可能とされている。また、先端押さえ板とサイド
押さえ板とは、それぞれ排紙トレイに起倒自在に支持さ
れていて収納可能なっている。排紙収納装置は、印刷装
置を使用するときに、先端押さえ板とサイド押さえ板と
を起立状態にして記録紙のサイズに応じてスライドさせ
て使用し、装置不使用時には、先端押さえ板とサイド押
さえ板とをそれぞれ倒伏状態にして排紙トレイを本体キ
ャビネットに向かって揺動して収納するようになってい
る。また、実開昭63−100456号公報には、排紙
トレイの前端に設けられる排紙先端押さえ部材を固定プ
レートと磁気材製の可動プレートとで構成し、固定プレ
ートの上下に設けた磁石によって可動プレートの角度を
2つの位置に変化させる構成の排紙トレイが記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の排紙
収納装置においては、排出された記録紙が吸収材に衝突
したときにその速度を落とし衝撃エネルギーを吸収して
衝突音を低減させるのであるが、この衝突音や衝突によ
る記録紙や吸収材の振動音が十分に吸収緩衝できず、衝
突音や振動音が発生してしまうという問題がある。衝突
音や振動音だけを単に低減させるのであれば、吸収材全
体を厚くするとか、あるいは、吸収材から樹脂フィルム
を取外してスポンジだけにすることで効果は現われる。
吸収材を厚くすると、吸収力が上がるので衝突音や振動
音は低減するが、反面、反発力も上がるので、吸収材に
衝突した記録紙が記録紙の排出側である印刷装置側に跳
ね返ってしまい用紙整列不良が起こってしまう。また、
吸収材をスポンジだけにすると、スポンジ表面は凹凸状
でザラついているので、摩擦係数が樹脂フィルムに比べ
て大きく、衝突して排紙トレイ上に落ちて積載される記
録紙の先端がスポンジにひっかかって湾曲して積載され
てしまい、用紙整列不良が発生してしまうという新たな
問題を生じてしまう。
【0004】また、実開昭63−100456号公報に
記載の排紙トレイでは、可動プレートの角度が変化する
のであるが、この角度の変化は、排紙トレイを使用する
ときに下方の磁石に可動プレートの下端を吸着させて同
プレートを記録紙の排出側に傾斜させているので、記録
紙を可動プレートに衝突させてその排紙スピードを落と
すことができ、排紙トレイ上に整列して記録紙を積載す
ることはできるが、記録紙と可動プレートとの衝突音が
発生するという問題は依然残ってしまう。このように従
来の排紙収納装置では、衝突音や振動音等の発生音の問
題と排出される記録紙の用紙整列不良の問題を同時に解
決することが困難であった。本発明は、記録紙と吸収材
との衝突音やその衝突による記録紙や吸収材の振動音が
小さく、積載される記録紙全体を整列された状態で確実
に積載することができる排紙収納装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
画像形成装置から排出される記録紙を受ける排紙トレイ
を備えた排紙収納装置では、上記排紙トレイ上における
上記記録紙の排出方向に設けられた排紙先端押さえ板
と、上記排紙先端押さえ板の近傍の上記排紙トレイ上で
あって上記排紙先端押さえ板より記録紙の排出側に、上
記記録紙の排出側に向かって傾斜させて設けられ上記記
録紙の排出範囲に自重により撓んで位置する薄板弾性部
材とを備える。請求項2の記載の画像形成装置から排出
される記録紙を受ける排紙トレイを備えた排紙収納装置
では、薄板弾性部材における記録紙との衝突部よりも下
方側に、同薄板弾性部材の上端側に向かって延出され、
上記記録紙の排出範囲に自重により撓んで位置する第2
の薄板弾性部材を設けた。請求項3記載の画像形成装置
から排出される記録紙を受ける排紙トレイを備えた排紙
収納装置では、薄板弾性部材と排紙先端押さえ板との間
に空間部材を設け、上記薄板弾性部材と上記排紙先端押
さえ板との間に間隔を形成した。請求項4記載の画像形
成装置から排出される記録紙を受ける排紙トレイを備え
た排紙収納装置では、排紙先端押さえ板の上端部に、記
録紙の排出側に向かって突出する柔軟部材を設けた。請
求項5記載の画像形成装置から排出される記録紙を受け
る排紙トレイを備えた排紙収納装置では、排紙先端押さ
え板に可動式固定具を設け、同可動式固定具で薄板弾性
部材を支持した。請求項6記載の画像形成装置から排出
される記録紙を受ける排紙トレイを備えた排紙収納装置
では、薄板弾性部材に薄い制振材を設けた。請求項7記
載の画像形成装置から排出される記録紙を受ける排紙ト
レイを備えた給紙収納装置では、上記排紙トレイ上にお
ける上記記録紙の排出方向に設けられた排紙先端押さえ
板と、上記排紙先端押さえ板の近傍の上記排紙トレイ上
であって上記排紙先端押さえ板の記録紙の排出側に立設
され、上記記録紙の排出範囲に位置する薄板弾性部材と
を備える。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によると、排紙トレイ上に
おける上記記録紙の排出方向に設けられた排紙先端押さ
え板の近傍の排紙トレイ上であって上記排紙先端押さえ
板より記録紙の排出側に、上記記録紙の排出側に向かっ
て傾斜させて設けられ上記記録紙の排出範囲に自重によ
り撓んで位置する薄板弾性部材を設けているので、記録
紙が装置本体から排出されると、その傾斜した薄板弾性
部材と衝突して同薄板弾性部材が記録紙の排出方向に向
かってたわみ、記録紙の排出方向への運動エネルギー
(移動力)が吸収される。請求項2記載の発明による
と、薄板弾性部材における記録紙との衝突部よりも下方
側に、同薄板弾性部材の上端側に向かって延出され、記
録紙の排出範囲に自重により撓んで位置する第2の薄板
弾性部材を設けたので、記録紙が排出されると第2の薄
板弾性部材と薄板弾性部材の両方が撓み、記録紙の排出
方向への運動エネルギー(移動力)が吸収される。ま
た、排紙トレイ上に排出された記録紙が積載されて薄板
弾性部材が排紙先端押さえ板側に押されて接触した場合
でも、第2の薄板弾性部材が撓むので、記録紙の排出方
向への運動エネルギー(移動力)が記録紙積載時におい
ても吸収される。請求項3記載の発明によると、薄板弾
性部材と排紙先端押さえ板との間に空間部材を設け、上
記薄板弾性部材と上記排紙先端押さえ板との間に間隔を
形成したので、排紙トレイ上に排出された記録紙が積載
されて薄板弾性部材が排紙先端押さえ板側に押されて
も、薄板弾性部材と排紙先端押さえ板との間に間隔が保
持され、記録紙が薄板弾性部材に衝突しても同薄板弾性
部材が排出方向にたわむことができる。請求項4記載の
発明によると、排紙先端押さえ板の上端部に、記録紙の
排出側に向かって突出した柔軟部材を設けたので、排紙
トレイ上に積載される記録紙によって薄板弾性部材が排
紙先端押さえ板側に押されても、同排紙先端押さえ板の
上端部と薄板弾性部材の上端とが非接触状態となり、記
録紙が積載された排紙トレイに新たな記録紙が排出され
て薄板弾性部材と衝突しても同薄板弾性部材は変形可能
となる。請求項5記載の発明によると、排紙先端押さえ
板に可動式固定具を設け、同可動式固定具で薄板弾性部
材を支持したので、薄板弾性部材が排紙先端押さえ板に
対して変位可能となる。請求項6記載の発明によると、
薄板弾性部材に薄い制振材を設けたので、排出される記
録紙と衝突したときに起こる薄板弾性部材自身の振動が
制振材によって吸収される。請求項7記載の発明による
と、排紙トレイ上における上記記録紙の排出方向に設け
られた排紙先端押さえ板の近傍であって同排紙先端押さ
え板の記録紙の排出側に、記録紙の排出範囲に位置する
薄板弾性部材を立設したので、記録紙が装置本体から排
出されると、薄板弾性部材と衝突して同薄板弾性部材が
記録紙の排出方向に向かってたわみ、記録紙の排出方向
への運動エネルギー(移動力)が吸収される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。先ず、本発明の排紙収納装置が適用された画
像形成装置としての製版、印刷一体型の孔版印刷装置の
構成、動作を説明する。図1に符号1で示す孔版印刷装
置は、本体キャビネット50、給排紙部60、排版部7
0、読み取り部80、製版・給版部90、ドラム部(作
像部)100とを備えている。孔版印刷装置1は、本体
キャビネット50の上部に設けられた原稿受け台80a
に原稿63をセットして、図示しない製版スタートキー
をオンすると、ドラム部100の印刷ドラム(版胴)1
01が図中の矢印方向と反対方向へ回転し、印刷ドラム
101の外周面に装着されていた使用済マスタ61’
を、その回転方向に配置される排版部70の剥離ローラ
71a,71b、ベルト72a,72b及びコロ73
a,73bにより構成される排版剥離搬送部で、同ドラ
ムから剥離して排版ボックス74内へと配送排出し、使
用済マスタ61’を排紙ボックス74の上方に配置され
て上下動可能な圧縮板75により排版ボックス74内部
において圧縮処理している。
【0008】読み取り部80では、分離ローラ81、前
原稿搬送ローラ対82a,82b及び後原稿搬送ローラ
対83a,83bを図示しない駆動手段によって回転駆
動させて、原稿受け台80aにセットされた原稿63を
露光読み取りのためにコンタクトガラス85上に搬送し
ている。露光読み取りは、前原稿搬送ローラ対82a,
82bと後原稿搬送ローラ対83a,83bとの間に配
置されるコンタクトガラス85上を原稿63を搬送させ
つつ、コンタクトガラス85の下方に設けられた蛍光灯
86により露光された原稿63面からの反射光を、ミラ
ー87及びレンズ88を通してCCD等の画像センサ8
9に入射させ、画像センサ89により光電変換し電気信
号として本体キャビネット50内に設けられる図示しな
いA/D変換基板に入力している。
【0009】一方、製版・給版部90では、画像読み取
り動作に並行して、図示しない駆動モータによって駆動
される送りローラ対93a,93bとプラテンローラ9
2によって、ロール状に巻かれた無穿孔のマスタ61が
ロール状態から巻き解かれて搬送される。マスタ61
は、熱可塑性樹脂フィルムと、このフィルムを支持する
多孔性支持体とを貼り合わせたラミネート構造となって
いて、プラテンローラ92と、同ローラに対向配置され
たサーマルヘッド91との間に挟持されて、前記A/D
変換基板及びその他の図示しない製版制御基板により各
種処理を施されて送られてきたデジタル画像信号に応じ
て各々選択的に発熱されるサーマルヘッド91上にライ
ン状に並んだ複数個の発熱素子により溶解穿孔されて製
版される。
【0010】上述した使用済みマスタ61’の排版動作
の終了後、製版されたマスタ61の先端は、給版ローラ
対94a,94bを経てドラム部100側に搬送され、
図示しない駆動モータによって回転駆動される印刷ドラ
ム101の外周面の一部に設けられたマスタクランパ1
02まで送られる。マスタクランパ102は、一定のタ
イミングでマスタ61の先端をクランプするもので、印
刷ドラム101の外周面に対して開閉自在とされてい
る。このクランパ102が閉じてマスタ61の先端がク
ランプされると、印刷ドラム101が矢印方向に回転駆
動して、マスタ61が同ドラム101の外周面に徐々に
巻き付けられるようになっている。送りローラ対93
a,93bとプラテンローラ92との間には、カッター
95が配置されている。製版の終了したマスタ61は、
このカッター95によって一定の長さに切断されて一枚
のマスタ61となり完全に印刷ドラム101の外周面に
巻きつけられる。この動作をもって給版が終了とされて
いる。
【0011】給排紙部60は、印刷ドラム101の右方
に配置される給紙台51上に積載された記録紙62を印
刷ドラム101に向かって給紙すると共に、給紙台51
と対向側に当たる印刷ドラム101の左方に配置された
排紙収納装置10に印刷を終えた記録紙62を排出す
る。給排紙部60は、記録紙62の先端62a側に配置
される給紙コロ110と分離ローラ対111a、111
bとにより、積載されている記録紙62の最上位の一枚
をフィードローラ112a,112bへ向けて配送す
る。フィードローラ112a,112bは、印刷ドラム
101の回転と同期した所定のタイミングで回転駆動さ
れるようになっていて、搬送される記録紙62を印刷ド
ラム101と対向配置され、同ドラム101に対して接
離自在に支持されたプレスローラ103と印刷ドラム1
01との間に配送するようになっている。プレスローラ
103は、通常、二点鎖線で示す印刷ドラム101と離
間した位置に置かれていて、印刷ドラム101とプレス
ローラ103との間に記録紙62が到達すると、図示し
ない駆動機構により実線位置まで持ち上げられ、印刷ド
ラム101の外周面に当接付勢して搬送された記録紙6
2を印刷ドラム101の外周面に装着されたマスタ61
に押しつけるようになっている。
【0012】印刷ドラム101には、その両側縁部とク
ランパ102及びその周辺部とを除く所謂、画像領域に
インキを通過させるための図示しない多数の開孔が形成
されいる。印刷ドラム101の内部には、同ドラム10
1の内周面に接触し回転するインキローラ104と、同
インキローラ104と僅かな間隔をおいて配置され、イ
ンキローラ104との間にインキ溜り105を形成する
ドクタローラ106と、インキ溜り105に印刷インキ
を供給するインキ供給パイプ107が配置されていて、
ドラム内周面に適量の印刷インキが供給されるようにな
っている。従って、プレスローラ103によって記録紙
62がマスタ61に押しつけられると、マスタ61の穿
孔部より印刷インキが滲み出されて記録紙62上に移転
され、マスタ61の穿孔画像に対応するインキ画像の印
刷が行なわれる。
【0013】このようにして印刷された記録紙62は、
プレスローラ103と印刷ドラム101の間を通過する
と、印刷ドラム101の回転方向下流側に当たるドラム
左方に配置された排紙剥離爪113により印刷ドラム1
01から剥離され、排紙剥離爪113の下方に配置され
た吸着排紙入口ローラ114と吸着排紙出口ローラ11
5に掛け渡された搬送ベルト116と、この搬送ベルト
116の下方に配置された吸着用ファン117とにより
構成される排紙搬送部により、排紙収納装置10を構成
する排紙トレイ52上に排出される。この最初の印刷が
版付けに当たり、版付けを終えた後、図示しないテンキ
ーにより印刷枚数をセットし、図示しない印刷スタート
キーをオンすると、版付けと同様に、給紙、印刷、排紙
の工程がセットした印刷枚数分だけ繰り返されて、各記
録紙62が矢印a方向に向かって排出されて排紙トレイ
52上に順次積載される。
【0014】次に、排紙収納装置10の実施例に付いて
説明する。 (第1実施例)第1実施例で示す排紙収納装置10は、
排紙トレイ52と排紙先端押さえ板11と一対のサイド
押さえ板12,13、薄板弾性部材14、及び同薄板弾
性部材14を先端押さえ板11に装着するスペーサ15
とを備えている。排紙先端押さえ板11は、図2,図3
に矢印aで示す記録紙62の排出方向に位置する排紙ト
レイ52の一端52aに立設されていて、周知のスライ
ド機構S1によって両矢印ABで示す記録紙62の排出
方向と排出側とに摺動自在とされており、記録紙62の
サイズに応じてその位置を移動できるようになってい
る。サイド押さえ板12,13は、排紙トレイ52の両
側52b,52cにそれぞれ立設されていて、周知のス
ライド機構S2によって両矢印CDで示す記録紙62の
排出方向と直交する方向にそれぞれ摺動自在とされてお
り、記録紙62のサイズに応じて移動可能となってい
る。排紙トレイ52は、本体キャビネット50に軸53
を介して回動自在に支持されていて、本体キャビネット
50に対して開閉収納自在とされている。また、排紙先
端押さえ板11とサイド押さえ板12,13は、それぞ
れ排紙トレイ52に一転鎖線X−X,Y−Yを中心とし
て揺動自在に支持されており、排紙トレイ52の中央側
に起倒自在となっている。
【0015】薄板弾性部材14は、厚さ0.1から0.
35mm程度の膜厚のポリエステルフィルムで構成され
ている。薄板弾性部材14は、その下端14aを断面三
角形で排紙先端押さえ板11の幅方向に延出形成された
空間部材としてのスペーサ15の一傾斜面15Aに張付
けられている。スペーサ15は、排紙先端押さえ板11
の下端11a側よりの内面11Aに固定されている。つ
まり、薄板弾性部材14は、上端14b側が自由端とな
って記録紙62が排出される本体キャビネット50側に
向かって傾斜して設けられると共に、自重によって撓ん
で排紙トレイ52上における記録紙62の排出範囲内に
配置されている。薄板弾性部材14の傾斜は、図4
(a)に示すように、排紙先端押さえ板11の内面11
Aの上端11bから上端14bまでの間隔Lを、5〜1
00mm程度の範囲内に置くように同部材を撓ませてセ
ットすることが望ましい。スペーサ15がなくてもこの
条件を満たすことができるのであれば、直接、薄板弾性
部材14を排紙先端押さえ板11の内面11Aの下端1
1a側に張付けても良い。
【0016】このような構成の排紙収納装置10による
と、孔版印刷装置1から記録紙62が排出されると、こ
の記録紙62は図4(a)に示すように、ポリエステル
フィルムからなる薄板弾性部材14の撓んでいる上端1
4b側に衝突する。すると、薄板弾性部材14が図4
(b)に示す二点鎖線で示す衝突位置から実線で示す排
紙先端押さえ板11側に向かってしなり、記録紙62の
運動エネルギーを吸収する。この結果、図21に従来例
として示すポリエステルフィルムとスポンジからなる吸
収材140と記録紙62とが衝突して衝突音等が発生す
る場合に比べ、衝突音や振動音がほとんど発生しなくな
る。また、記録紙62が衝突する薄板弾性部材14は、
初期の状態において記録紙62の排出側に傾斜している
ので、ある程度撓むと復帰して排出側に戻り、この復帰
時に記録紙62が薄板弾性部材14の表面に沿って滑り
落ちていく。さらに、薄板弾性部材14はポリエステル
フィルムであるので、図22に従来例として示すスポン
ジからなる吸収材141よりも摩擦係数が小さくなり、
記録紙62は図4(c)に示すように、薄板弾性部材1
4の表面に沿って滑り落ちていく。従って、図22に示
す従来の排紙収納装置のように、記録紙62が湾曲して
排紙トレイ52上に積載されることがなくなって用紙整
列不良の発生を低減でき、排紙トレイ52上に記録紙6
2が整列されて積載される。
【0017】ここで、本実施例の構成の排紙収納装置1
0と従来の排紙収納装置との騒音試験の結果を図5に示
す。図5(a)は図21に示す従来の排紙収納装置の騒
音特性を示し、図5(b)は本実施例の排紙収納装置1
0の騒音特性を示す。両図とも横軸を時間とし、縦軸を
衝突音に相当する騒音計の出力電圧とされている。測定
試験は下記条件で行なった。 騒 音 計 B&K 2235型(B&K社製) 用紙サイズ B4サイズ 55Kg紙 孔版印刷装置 プリポートVT3500(株式会社リ
コー製) この試験結果から明らかなように、本実施例の排紙収納
装置10の方が従来のものに比べてはるかに低騒音であ
ることがわかる。
【0018】ここで、なぜ排紙先端押さえ板11を設け
たのかを説明する。排紙先端押さえ板11を設けずに薄
板弾性部材14を直接、排紙トレイ52に取り付ける
と、孔版印刷装置1から排出される記録紙62によって
同薄板弾性部材14は徐々に記録紙62の排出方向に大
きくしなり、最後には、薄板弾性部材14における記録
紙62との衝突部より下の位置までしなることになり、
排出される記録紙62を排紙トレイ52の外に通過させ
てしまう。また、薄板弾性部材14だけにすると、同部
材14が記録紙62との衝突により排出方向に大きくし
なることになって、薄板弾性部材14自身が振動して音
を発生することや、孔版印刷装置1のファン等の音を遮
音できず排出方向に音が逃げてしまい排出側の騒音レベ
ルが高くなってしまうからである。
【0019】(第2実施例)第2実施例は、図6に示す
ように、薄板弾性部材14における記録紙62との衝突
部Eより下方に位置する部位に、スペーサ15と同様に
形成された断面三角形の第2スペーサ16を介して第2
の薄板弾性部材17が取り付けられている。
【0020】第2の薄板弾性部材17も薄板弾性部材1
4同様ポリエステルフィルムからなり、第2スペーサ1
6の一傾斜面にその下端17aを張付けられており、上
端17bが自由端とされて自重により、記録紙62の排
出側に向かって撓んで傾斜している。このように構成さ
れた第2実施例においては、孔版印刷装置1から記録紙
62が排出されると、この記録紙62は、第2の薄板弾
性部材17の上端17bに衝突して排紙トレイ52上に
落下する。この衝突の際、第2の薄板弾性部材17と薄
板弾性部材14とは、共に排紙先端押さえ板11側、す
なわち、記録紙62の排出方向にしなることで、記録紙
62の排出方向aへの運動エネルギーを吸収して衝突音
や振動音を低減する。また、第1実施例では、記録紙6
2がある程度排紙トレイ62の上に積載されると、図7
に示すように薄板弾性部材14が排紙先端押さえ板11
の内面11Aに接してしまい、その上端14bがしなら
なくなってしまうので、記録紙62の運動エネルギーを
吸収することができず、衝突音と共に記録紙62が排出
側に跳ね返ってしまい排紙トレイ52上に積載される記
録紙62の不整列が発生してしまうことが考えられる。
しかし、本実施例のように、薄板弾性部材14に第2の
薄板弾性部材17を設けて二重構造とすることで、排紙
トレイ52上にある程度記録紙62が積載されて薄板弾
性部材14がしならなくても、第2の薄板弾性部材17
の上端17bが内面11A側にしなることで記録紙62
の運動エネルギーを吸収でき、衝突音の発生や記録紙6
2の跳ね返りを抑制できる。
【0021】(第3実施例)第3実施例は、図8に示す
ように、薄板弾性部材14と排紙先端押さえ板11の内
面11Aとの間に間隔L1を形成したことに特徴があ
る。具体的には、断面四角形で排紙先端押さえ板11の
幅方向に延出するスペーサ18を排紙先端押さえ板11
の内面11Aの下端11a側に設けて、薄板弾性部材1
4と排紙先端押さえ板11との間に配置し、記録紙62
の排出側に位置するスペーサ18の一傾斜面18aに薄
板弾性部材14の下端14aを張付けていて、薄板弾性
部材14の上端14bを自由端としている。薄板弾性部
材14は、記録紙62の排出側に向かって自重により撓
んで傾斜している。このように、排紙先端押さえ板11
の内面11Aの下端11aと薄板弾性部材14の下端1
4aとの間にスペーサ18を設けて間隔L1を形成する
ことで、同排紙先端押さえ板11の内面11Aと薄板弾
性部材14とが離れるので、記録紙62が排紙トレイ5
2上に積載されても、薄板弾性部材14が第1実施例の
ように内面11Aに接触しないので、図9に示すよう
に、その上端14bが排紙先端押さえ板11の内面11
A側にしなることができる。よって、排出されて衝突す
る記録紙62の運動エネルギーを吸収でき、排紙トレイ
52上にある程度記録紙62が積載されても衝突音や振
動音の発生を抑えられる。
【0022】図10は、第3実施例の変形例を示すもの
で、第1実施例におけるスペーサ15を、排紙先端押さ
え板11の近傍の記録紙62の排出側に位置する排紙ト
レイ52上に固定し、このスペーサ15に薄板弾性部材
14を記録紙62の排出側に向かって傾斜させて張付け
て記録紙62の排出範囲に自重により撓んで位置させ、
排紙先端押さえ板11の内面11Aの下端11aと薄板
弾性部材14の下端14aとの間に間隔L1を形成した
例である。このように、スペーサ15を排紙先端押さえ
板11に装着しなくとも、薄板弾性部材14を記録紙6
2の排出側に向かって傾斜させ、記録紙62の排出範囲
に自重により撓んで位置させることで、排出させる記録
紙62と衝突して排紙先端押さえ板11に向かって撓む
んで、記録紙62運動エネルギーを吸収することができ
る。従って、薄板弾性部材14と記録紙62との衝突に
よる衝突音や振動音の発生を低減させることとなる。
【0023】図11は、第3実施例の更なる変形例を示
す。この実施例の特徴は、排紙先端押さえ板11の内面
11Aの基端11aと薄板弾性部材14の下端14aと
の間に間隔L1が形成されていることと、薄板弾性部材
14が記録紙62の排出範囲に自重により撓んでいない
ことである。すなわち、薄板弾性部材14は、排紙先端
押さえ板11の基端11a側の内面11Aに取付けられ
た断面長方形のスペーサ18’における記録紙62の排
出側に位置する一面18Aに、その下端14aを張付け
られていて、排紙先端押さえ板11と略平行となるよう
に立設されている。このように薄板弾性部材14を記録
紙62の排出側に向かって傾斜させなくとも、基端11
aと下端14aとの間に間隔L1が形成されているの
で、薄板弾性部材14に記録紙62が衝突すると、薄板
弾性部材14が排紙先端押さえ板11の内面11Aに向
かってしなることができ、記録紙62と薄板弾性部材1
4との衝突による衝突音や振動音の発生を低減させるこ
とができる。なお、ここでは、スペーサ18’を排紙先
端押さえ板11の内面11Aに設けているが、これに限
定するものではなく、例えば、内面11Aよりも記録紙
62の排出側に位置する排紙トレイ52上に設け、スペ
ーサ18’と内面11Aとの間に隙間を形成しても良
い。
【0024】また、図12に示すように、一面180A
が排紙先端押さえ板11側に近接させる向きに傾斜して
形成されたスペーサ180に、薄板弾性部材14を張付
けて設けても良い。この場合、基端11aと下端14a
との間に間隔L1を設けることは勿論のこと、排紙先端
押さえ板11の上端11b側の内面11Aと薄板弾性部
材14の上端14bとの間に間隔Lを設けるようにす
る。このように、たとえ排紙先端押さえ板11が記録紙
62の排出側と対向する排出方向に向かって傾斜してい
ても、上端11b側の内面11Aと薄板弾性部材14の
上端14bとの間に間隔Lを設けることで、薄板弾性部
材14に記録紙62が衝突しても、薄板弾性部材14を
十分に排紙先端押さえ板11の内面11Aに向かって変
形させることができ、記録紙62と薄板弾性部材14と
の衝突による衝突音や振動音の発生を低減させることが
できる。なお、ここまでの各実施例において、薄板弾性
部材14は排紙先端押さえ板11の近傍に設けられてい
るが、この近傍とは、間隔L,L1が達成できる程度の
範囲を示す。従って、記録紙62と衝突して排紙先端押
さえ板11の内面11Aに向かって変形した薄板弾性部
材14の上端14bが、内面11Aと接触して記録紙6
2の運動エネルギーを吸収する場合もあり得る。
【0025】(第4実施例)図13に示す第4実施例
は、排紙先端押さえ板11の上端11b側に位置する内
面11Aに柔軟部材としてのスポンジ材19を設け、こ
の上端11bと薄板弾性部材14の上端14bとを非接
触としている。スポンジ材19は、記録紙62の排出側
に向かって突出し、排紙先端押さえ板11の幅方向に延
出形成されて一本の帯状をなしている。ここでは、スポ
ンジ材19を帯状としているが、排紙先端押さえ板11
の幅方向に間隔を置いて設けたり、その形状を円板状や
多角形、あるいは円錐状として設けても良い。このよう
に排紙先端押さえ板11の上端11bと薄板弾性部材1
4の上端14bとの間にスポンジ材19を配置させるこ
とで、記録紙62が排紙トレイ52上に積載されてくる
と、図14(a)に示すように、薄板弾性部材14が排
紙先端押さえ板11の内面11A側に徐々に傾き、その
上端14bが最終的にスポンジ材19に当接する。この
状態で排出される記録紙62が薄板弾性部材14に衝突
すると、図14(b)に示すように、薄板弾性部材14
がスポンジ材19との接触部を中心に内面11A側に円
弧状にしなって、同記録紙62の運動エネルギーを吸収
する。よって、記録紙62と薄板弾性部材14との衝突
時の衝突音やそれに伴う振動音が低減されることにな
る。
【0026】(第5実施例)第5実施例は、図15に示
すように、排紙先端押さえ板11に可動式固定具として
のヒンジ20を設け、このヒンジ20に薄板弾性部材1
4を固定して排紙先端押さえ板11に対して変位可能と
したことを特徴としている。ヒンジ20は、図17に示
すように、排紙先端押さえ板11の側面11B,11C
にピン21でそれぞれ揺動自在に支持されている。この
ヒンジ20には、スペーサ15が支持固定されている。
このスペーサ15の一傾斜面15aには、薄板弾性部材
14の下端14aが張付けられている。薄板弾性部材1
4は、その自重によって記録紙62の排出側に向かって
撓んで傾斜している。このように、薄板弾性部材14を
保持するスペーサ15をヒンジ20で揺動自在に支持し
たので、排紙収納装置10の非使用時においては、図1
6に二点鎖線で示す使用時の位置に置かれた薄板弾性部
材14を排紙先端押さえ板11の内面11Aに向かって
変位させることができる。よって、薄板弾性部材14を
つけたままでも排紙トレイ52を揺動させることがで
き、排紙収納装置10を図3に示す本体キャビネット5
0に収納することができる。すなわち、上述した第1乃
至第3実施例及びの変形例では、スペーサ15が内面1
1A、あるいは、排紙トレイ52に固定状態となってい
るので、薄板弾性部材14が排出側である排紙トレイ5
2の中央側に傾斜した状態や排紙先端押さえ板11と平
行な状態に保持されたままとなり、収納の邪魔になって
いたが、排紙先端押さえ板11に対して揺動自在とする
ことで、薄板弾性部材14の位置を移動させることがで
き、同部材14が装着された状態であっても排紙トレイ
52の収納が可能となる。なお、本実施例では、スペー
サ15を介して薄板弾性部材14をヒンジ20に取り付
けているが、これに限定されるものではなく、例えば、
図18に示すように、ヒンジ20を排紙先端押さえ板1
1の幅方向に延出したコの字状に形成し、その背面20
aに薄板弾性部材14の下端14aを直接張付けて設け
ても良い。この場合、背面20aを傾斜面とするか、あ
るいは、排紙先端押さえ板11の側面11Bにストッパ
ピン22等を設けヒンジ20の揺動角度を調整して薄板
弾性部材14を記録紙62の排出側に傾斜させて自重に
より撓ませたり、あるいは、排紙先端押さえ板11と平
行となるようにすれば良い。
【0027】(第6実施例)図19,図20に示す第6
実施例は、薄板弾性部材14に薄い制振材としてのスポ
ンジ23を張付けたことにその特徴をおく。スポンジ2
3は、厚さ1〜5mm程度、幅10mm程度の帯状をな
し、内面11A側に位置する薄板弾性部材14の裏面の
略中央に排紙先端押さえ板11の縦方向に張り合わされ
ている。薄板弾性部材14は、上述してきた実施例同
様、排出側に向かって自重によって撓んで傾斜してい
る。このような構成によると、上気各実施例では、薄板
弾性部材14に記録紙62が衝突して内面11A側にし
なるときに薄板弾性部材14自身が振動して振動音を発
生していたが、スポンジ23を薄板弾性部材14に張付
けることで、この振動がスポンジ23により吸収され
る。よって、薄板弾性部材14と記録紙62との衝突に
よる薄板弾性部材14の振動音を低減することができ、
第1実施例から第5実施例及び変形例に示した薄板弾性
部材14に比べてその振動音を低減させることとなる。
なお、上述した各実施例は、その構成に限定されるもの
ではなく、孔版印刷装置1の機種毎に各実施例を組み合
わせてその機種毎にマッチする構成とすることが望まし
く、例えば、第4、第5、第6の各実施例を組み合わせ
ると、内面11Aの上端11bにスポンジ材19が設け
られた排紙先端押さえ板11に、スポンジ23を付設し
た薄板弾性部材14を、ヒンジ20で揺動自在に支持す
ることとなり、記録紙62との衝突音や振動音を抑え
て、記録紙62を排紙トレイ52上に整列して積載で
き、かつ、薄板弾性部材14を装着したまま本体キャビ
ネット50(図1,図3参照)に収納可能な排紙収納装
置とすることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像形成
装置から排出される記録紙の運動エネルギーは、記録紙
の排出側に向かって自重により撓んで傾斜し、記録紙の
排出範囲に位置する薄板弾性部材と衝突して同部材が撓
むことで吸収されるので、衝突による衝突音の発生がほ
とんどなく、また、排紙トレイ上に積載される記録紙の
揃えを整然と行なう排紙収納装置を提供することができ
る。請求項2記載の発明によれば、排紙トレイに積載さ
れる記録紙量が増大して一方の薄板弾性部材が、排紙先
端押さえ板に接触しても、もう一方の薄板弾性部材が確
実にしなるので、排紙トレイ上に記録紙が積載された状
態であっても排紙される記録紙の運動エネルギーが確実
に吸収され、記録紙と排紙先端押さえ板との衝突音を低
減させることができると共に、積載された記録紙の整列
を最後まで整然と行なう排紙収納装置を提供することが
できる。請求項3記載の発明によれば、排紙トレイ上に
排出された記録紙が積載されて薄板弾性部材が排紙先端
押さえ板側に押されても、同薄板弾性部材と排紙先端押
さえ板との間に間隔が保持されて、記録紙が薄板弾性部
材に衝突しても同薄板弾性部材が排出方向にたわむこと
ができるので、排紙トレイ上に記録紙がある程度積載さ
れていても排出される記録紙の運動エネルギーが確実に
吸収され、記録紙と排紙先端押さえ板との衝突音を低減
させることができると共に、積載された記録紙の整列を
最後まで整然と行なう排紙収納装置を提供することがで
きる。請求項4記載の発明によれば、排紙トレイ上に積
載される記録紙によって薄板弾性部材が排紙先端押さえ
板側に押されても、同排紙先端押さえ板の上端部と薄板
弾性部材の上端とが非接触状態となることで、記録紙が
積載された排紙トレイに新たな記録紙が排出されて薄板
弾性部材と衝突しても同薄板弾性部材が変形可能である
ので、排出される記録紙の運動エネルギーが確実に吸収
され、記録紙と排紙先端押さえ板との衝突音を低減させ
ることができると共に、積載された記録紙の整列を最後
まで整然と行なう排紙収納装置を提供することができ
る。請求項5記載の発明によれば、薄板弾性部材が排紙
先端押さえ板に対して変位可能となるので、排出される
記録紙の運動エネルギーを吸収して記録紙と排紙先端押
さえ板との衝突音を低減させることができると共に、薄
板弾性部材を装着したまま排紙収納装置の画像形成装置
に対する収納を行なうことができる。請求項6記載の発
明によれば、薄板弾性部材に薄い制振材を設けること
で、排出される記録紙と衝突したときに起こる薄板弾性
部材自身の振動が制振材によって吸収されるので、記録
紙の衝突音や振動音と共に、薄板弾性部材自身の振動音
も低減することができ、より静粛な排紙収納装置を提供
することができる。請求項7記載の発明によれば、排紙
トレイ上における記録紙の排出方向に設けられた排紙先
端押さえ板の近傍の排紙先端押さえ板よりも記録紙の排
出側に、記録紙の排出範囲に位置する薄板弾性部材を立
設することで、装置本体から排出される記録紙が薄板弾
性部材に衝突すると同薄板弾性部材が記録紙の排出方向
に向かってしなるので、記録紙の排出方向への運動エネ
ルギー(移動力)が吸収され、記録紙と薄板弾性部材と
の衝突による衝突音の発生を低減する排紙収納装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である排紙収納装置が装着さ
れた画像形成装置の概略図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】第1実施例の構成を示す側面図である。
【図4】(a)は記録紙と薄板弾性部材との衝突状態を
示す側面図、(b)は衝突時の薄板弾性部材の変位状態
を示す側面図、(c)は薄板弾性部材の落下状態を示す
側面図である。
【図5】(a)は従来の排紙収納装置における騒音特性
を示す測定図、(b)は本発明の排紙収納装置における
騒音特性を示す測定図である。
【図6】本発明の第2実施例の構成を示す側面図であ
る。
【図7】第2実施例における第2の薄板弾性部材の作用
を示す側面図である。
【図8】本発明の第3実施例の構成を示す側面図であ
る。
【図9】第3実施例によるスペーサの作用を示す側面図
である。
【図10】第3実施例の変形例を示す側面図である。
【図11】第3実施例の今一つの変形例を示す側面図で
ある。
【図12】第3実施例の更に別の変形例を示す側面図で
ある。
【図13】本発明の第4実施例の構成を示す側面図であ
る。
【図14】(a)は第4実施例の要部をなす柔軟部材と
薄板弾性部材の関係を示す側面図、(b)は柔軟部材の
作用を示す側面図である。
【図15】本発明の第5実施例の構成を示す側面図であ
る。
【図16】第5実施例における可動式固定具の作用を示
す側面図である。
【図17】第5実施例の構成を示す斜視図である。
【図18】第5実施例の変形例を示す斜視図である。
【図19】本発明の第6実施例の構成を示す側面図であ
る。
【図20】第6実施例の構成を示す正面図である。
【図21】従来の排紙収納装置における作用を示す側面
図である。
【図22】従来の排紙収納装置における記録紙の積載状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 10 排紙収納装置 11 排紙先端押さえ板 11a 排紙先端押さえ板の下端 11b 排紙先端押さえ板の上端 14 薄板弾性部材 14a 薄板弾性部材の上端 14b 薄板弾性部材の下端 15、18、18'、180 空間部材(スペーサ) 17 第2の薄板弾性部材 19 柔軟部材(スポンジ材) 20 可動式固定具(ヒンジ) 23 制振材(スポンジ) 52 排紙トレイ 62 記録紙 a 記録紙の排出方向 E 衝突部 L1 間隔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出される記録紙を受け
    る排紙トレイを備えた排紙収納装置において、 上記排紙トレイ上における上記記録紙の排出方向に設け
    られた排紙先端押さえ板と、 上記排紙先端押さえ板の近傍の上記排紙トレイ上であっ
    て上記排紙先端押さえ板より記録紙の排出側に、上記記
    録紙の排出側に向かって傾斜させて設けられ上記記録紙
    の排出範囲に自重により撓んで位置する薄板弾性部材と
    を備えたことを特徴とする排紙収納装置。
  2. 【請求項2】薄板弾性部材における記録紙との衝突部よ
    りも下方側に、同薄板弾性部材の上端側に向かって延出
    され、上記記録紙の排出範囲に自重により撓んで位置す
    る第2の薄板弾性部材を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の排紙収納装置。
  3. 【請求項3】薄板弾性部材と排紙先端押さえ板との間に
    空間部材を設け、上記薄板弾性部材と上記排紙先端押さ
    え板との間に間隔を形成したことを特徴とする請求項1
    または2記載の排紙収納装置。
  4. 【請求項4】排紙先端押さえ板の上端に、記録紙の排出
    側に向かって突出した柔軟部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の排紙収納装置。
  5. 【請求項5】排紙先端押さえ板に可動式固定具を設け、
    同可動式固定具で薄板弾性部材を支持したことを特徴と
    する請求項1、2、3または4記載の排紙収納装置。
  6. 【請求項6】薄板弾性部材に薄い制振材を設けたことを
    特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の排紙収
    納装置。
  7. 【請求項7】画像形成装置から排出される記録紙を受け
    る排紙トレイを備えた排紙収納装置において、 上記排紙トレイ上における上記記録紙の排出方向に設け
    られた排紙先端押さえ板と、 上記排紙先端押さえ板の近傍の上記排紙トレイ上であっ
    て上記排紙先端押さえ板より記録紙の排出側に立設さ
    れ、上記記録紙の排出範囲に位置する薄板弾性部材とを
    備えたことを特徴とする排紙収納装置。
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