JPH0820496B2 - Nmr磁界コイルを同調させる方法 - Google Patents
Nmr磁界コイルを同調させる方法Info
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- JPH0820496B2 JPH0820496B2 JP3122894A JP12289491A JPH0820496B2 JP H0820496 B2 JPH0820496 B2 JP H0820496B2 JP 3122894 A JP3122894 A JP 3122894A JP 12289491 A JP12289491 A JP 12289491A JP H0820496 B2 JPH0820496 B2 JP H0820496B2
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- G01R33/34—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
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- G01R33/3635—Multi-frequency operation
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核磁気共鳴(NMR)イ
メージング方法およびその装置に関するものである。更
に詳しく述べると、本発明は無線周波(RF)信号を送
受信するためにこのような装置と一緒に使用される無線
周波(RF)コイルの同調に関するものである。
メージング方法およびその装置に関するものである。更
に詳しく述べると、本発明は無線周波(RF)信号を送
受信するためにこのような装置と一緒に使用される無線
周波(RF)コイルの同調に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NMRイメージングでは、デカルト座標
系のz軸に沿ってイメージング対象に一様な静磁界B0
が印加される。このデカルト座標系の原点はイメージン
グ対象の中心になっている。静磁界B0 の効果は対象の
核スピンをz軸に沿ってそろえることである。x−y平
面の中に配向された適正な周波数のRF磁気信号に応答
して、核は次式に従ってラーモア周波数でz軸を中心と
して歳差運動する。
系のz軸に沿ってイメージング対象に一様な静磁界B0
が印加される。このデカルト座標系の原点はイメージン
グ対象の中心になっている。静磁界B0 の効果は対象の
核スピンをz軸に沿ってそろえることである。x−y平
面の中に配向された適正な周波数のRF磁気信号に応答
して、核は次式に従ってラーモア周波数でz軸を中心と
して歳差運動する。
【0003】ω=γB0 但し、ωはラーモア周波数であり、γは定数であり、特
定の核の固有の磁気回転比である。このようなイメージ
ングでは水が主要な関心事である。水が生物組織の中に
比較的多く含まれていることとその核の性質からであ
る。水に対する磁気回転比γの値は4.26KHz /ガウ
スであるので、1.5テスラの静磁界B0 では水の共鳴
周波数すなわちラーモア周波数は約63.9MHz であ
る。
定の核の固有の磁気回転比である。このようなイメージ
ングでは水が主要な関心事である。水が生物組織の中に
比較的多く含まれていることとその核の性質からであ
る。水に対する磁気回転比γの値は4.26KHz /ガウ
スであるので、1.5テスラの静磁界B0 では水の共鳴
周波数すなわちラーモア周波数は約63.9MHz であ
る。
【0004】通常のイメージング・シーケンスでは、ラ
ーモア周波数ωを中心とするRF信号が無線周波(R
F)コイルによってイメージング対象に印加される。こ
のRF信号時に磁界勾配Gz が印加されることにより、
共鳴周波数がωの、x−y平面に沿った対象を通るスラ
イスの核だけが励起されて共鳴する。
ーモア周波数ωを中心とするRF信号が無線周波(R
F)コイルによってイメージング対象に印加される。こ
のRF信号時に磁界勾配Gz が印加されることにより、
共鳴周波数がωの、x−y平面に沿った対象を通るスラ
イスの核だけが励起されて共鳴する。
【0005】このスライスでの核の励起の後、x軸とy
軸に沿って磁界勾配が印加される。x軸に沿った勾配G
x によって、核はx軸に沿った核の位置できまる異なる
共振周波数で歳差運動する。すなわち、Gx は歳差運動
する核を周波数で符号化する。同様に、y軸の勾配Gy
は一連の値に順次増加され、y軸が勾配振幅の関数とし
ての位相変化速度に符号化される。このプロセスは通
常、位相符号化と呼ばれる。
軸に沿って磁界勾配が印加される。x軸に沿った勾配G
x によって、核はx軸に沿った核の位置できまる異なる
共振周波数で歳差運動する。すなわち、Gx は歳差運動
する核を周波数で符号化する。同様に、y軸の勾配Gy
は一連の値に順次増加され、y軸が勾配振幅の関数とし
ての位相変化速度に符号化される。このプロセスは通
常、位相符号化と呼ばれる。
【0006】歳差運動する核が発生する弱いRF信号は
RFコイルが検知してNMR信号として記録することが
できる。このNMR信号から、周知の再構成技術に従っ
てスライス画像を得ることができる。NMR画像の再構
成法はディー・エヌ・キーン(D.N.Kean)およびエム・
エー・スミス(M.A.Smith )による書籍「磁気共鳴イメ
ージング、原理と応用」(“Magnetic Resonance Imagi
ng,Principles and Applications”)に記載されてい
る。
RFコイルが検知してNMR信号として記録することが
できる。このNMR信号から、周知の再構成技術に従っ
てスライス画像を得ることができる。NMR画像の再構
成法はディー・エヌ・キーン(D.N.Kean)およびエム・
エー・スミス(M.A.Smith )による書籍「磁気共鳴イメ
ージング、原理と応用」(“Magnetic Resonance Imagi
ng,Principles and Applications”)に記載されてい
る。
【0007】図1に示すように、核10は磁気モーメン
ト12を有しており、静磁界B 0 に対して垂直な平面に
沿って磁界14を生じるRF磁気信号により励起され
て、静磁界B 0 を中心として歳差運動18を行なう。
ト12を有しており、静磁界B 0 に対して垂直な平面に
沿って磁界14を生じるRF磁気信号により励起され
て、静磁界B 0 を中心として歳差運動18を行なう。
【0008】励起RF磁界14はx−y平面の中の単一
軸に沿って振動することができる。このような振動磁界
は、当業者には既知のように振動軸に沿って静磁界B0
に垂直に配置された2つの導電性ループで構成された
「サドル」形コイル(図示しない)によって作ることが
できる。
軸に沿って振動することができる。このような振動磁界
は、当業者には既知のように振動軸に沿って静磁界B0
に垂直に配置された2つの導電性ループで構成された
「サドル」形コイル(図示しない)によって作ることが
できる。
【0009】核モーメント12のより有効な励起は円偏
波されたRF磁界14、すなわち回転する磁界ベクトル
を生じるRF磁界で達成することができる。このRF磁
界14の磁界ベクトルは図1の矢印20で示すようにラ
ーモア周波数ωに等しい角速度でx−y平面内で回転す
ることが好ましい。
波されたRF磁界14、すなわち回転する磁界ベクトル
を生じるRF磁界で達成することができる。このRF磁
界14の磁界ベクトルは図1の矢印20で示すようにラ
ーモア周波数ωに等しい角速度でx−y平面内で回転す
ることが好ましい。
【0010】コイル構造をその「共鳴」周波数で励起し
たとき、あるRFコイル構造では回転するRF磁界14
が生じ得ることが知られている。図2に示すように、回
転磁界を作成するためのコイル構造28は静磁界B0 の
軸16に沿って間隔を置いて配置された1対の導電性の
ループ22および22′を有する。ループ22および2
2′は静磁界B0 の軸16に平行な一連の導電性セグメ
ント24と結合される。ループ22および22′ならび
に導電性セグメント24は固有インダクタンスを有し、
その長さに沿って容量性素子Ceで分割することによ
り、コイルを外部RF発生器(図示しない)で駆動した
とき導電性セグメント24を通る電流を所望のパターン
に形成させることができる。容量性素子Cs を「低減通
過」構成で図2aに示すようにループ22とループ2
2′との間の導電性セグメント24に沿って配置しても
よい。容量性素子を「高域通過」構成で図2bに示すよ
うに導電性セグメント24相互の間のループ22および
22′に沿って配置してもよい。あるいは「帯域通過」
構成で図2cに示すように上記の両方の位置に容量性素
子を配置してもよい。
たとき、あるRFコイル構造では回転するRF磁界14
が生じ得ることが知られている。図2に示すように、回
転磁界を作成するためのコイル構造28は静磁界B0 の
軸16に沿って間隔を置いて配置された1対の導電性の
ループ22および22′を有する。ループ22および2
2′は静磁界B0 の軸16に平行な一連の導電性セグメ
ント24と結合される。ループ22および22′ならび
に導電性セグメント24は固有インダクタンスを有し、
その長さに沿って容量性素子Ceで分割することによ
り、コイルを外部RF発生器(図示しない)で駆動した
とき導電性セグメント24を通る電流を所望のパターン
に形成させることができる。容量性素子Cs を「低減通
過」構成で図2aに示すようにループ22とループ2
2′との間の導電性セグメント24に沿って配置しても
よい。容量性素子を「高域通過」構成で図2bに示すよ
うに導電性セグメント24相互の間のループ22および
22′に沿って配置してもよい。あるいは「帯域通過」
構成で図2cに示すように上記の両方の位置に容量性素
子を配置してもよい。
【0011】上記のRFコイル構造28の詳細な説明は
米国特許第4,680,548号明細書、米国特許第
4,692,705号明細書、米国特許第4,694,
255号明細書に記載されている。これらの設計のコイ
ルは「共鳴RFコイル」と呼ばれている。
米国特許第4,680,548号明細書、米国特許第
4,692,705号明細書、米国特許第4,694,
255号明細書に記載されている。これらの設計のコイ
ルは「共鳴RFコイル」と呼ばれている。
【0012】RFコイル構造(以下、説明の便宜のため
「RFコイル」または単に「コイル」とも呼ぶ)28を
特定の周波数f1 で第1の共鳴モードで駆動したとき、
軸方向の各導電性セグメント24の電流分布の位相は静
磁界B0 の軸16のまわりで測定したセグメント24の
横方向角度θに比例する。この位相分布は容量性素子C
e およびCs と組み合わせたコイル28の分布インダク
タンスの「遅延線」効果の結果であり、これらが一緒に
なって各ループ22,22′に沿った電圧の定在波を生
じる。駆動周波数f1 で、導電性セグメント24の角度
θの変移が360°の場合、遅延線は導電性セグメント
24を通って流れる電流に360°一杯の位相変移を生
じる。当業者には理解されるように、この電流分布は任
意に定めた角度θ 1 の所にある第1の固定軸に沿った方
向を向く正弦波状に変化する大きさのRF磁界14を発
生する。
「RFコイル」または単に「コイル」とも呼ぶ)28を
特定の周波数f1 で第1の共鳴モードで駆動したとき、
軸方向の各導電性セグメント24の電流分布の位相は静
磁界B0 の軸16のまわりで測定したセグメント24の
横方向角度θに比例する。この位相分布は容量性素子C
e およびCs と組み合わせたコイル28の分布インダク
タンスの「遅延線」効果の結果であり、これらが一緒に
なって各ループ22,22′に沿った電圧の定在波を生
じる。駆動周波数f1 で、導電性セグメント24の角度
θの変移が360°の場合、遅延線は導電性セグメント
24を通って流れる電流に360°一杯の位相変移を生
じる。当業者には理解されるように、この電流分布は任
意に定めた角度θ 1 の所にある第1の固定軸に沿った方
向を向く正弦波状に変化する大きさのRF磁界14を発
生する。
【0013】周波数f2 =f1 の第2の信号を用いて第
2のモードでコイル構造28を適切に駆動することによ
り、ループ22および22′に沿って90°だけ角度が
変位した第2の直交定在波を発生することができる。こ
の第2の定在波は、θ1 に直角な角度θ 2 の所にある第
2の固定軸(すなわち、第1の固定軸と直交する固定の
軸)に沿った方向を向く正弦波状に変化する大きさを持
つ第2の磁界14を形成する。2つのモードの組み合わ
せ効果は第1および第2の駆動信号の周波数f1 および
f2 に等しい角速度で静磁界の軸(以下、「縦軸」と呼
ぶ)16を中心として回転する円偏波されたRF磁界1
4を作ることである。
2のモードでコイル構造28を適切に駆動することによ
り、ループ22および22′に沿って90°だけ角度が
変位した第2の直交定在波を発生することができる。こ
の第2の定在波は、θ1 に直角な角度θ 2 の所にある第
2の固定軸(すなわち、第1の固定軸と直交する固定の
軸)に沿った方向を向く正弦波状に変化する大きさを持
つ第2の磁界14を形成する。2つのモードの組み合わ
せ効果は第1および第2の駆動信号の周波数f1 および
f2 に等しい角速度で静磁界の軸(以下、「縦軸」と呼
ぶ)16を中心として回転する円偏波されたRF磁界1
4を作ることである。
【0014】通常、縦軸16を中心として互いに90°
隔った2つの異なる励起点でコイル構造28を励起する
ことによって上記の2つの直交モードが作られる。コイ
ル構造28は導電性セグメント24の中の1つの容量性
素子Cs の両端間に直接接続されたRF発生器(図示し
ていない)によって駆動することができる。代案とし
て、RF発生器をコイル構造28に誘導結合する方法が
米国特許第4,638,253号明細書に教示されてい
る。
隔った2つの異なる励起点でコイル構造28を励起する
ことによって上記の2つの直交モードが作られる。コイ
ル構造28は導電性セグメント24の中の1つの容量性
素子Cs の両端間に直接接続されたRF発生器(図示し
ていない)によって駆動することができる。代案とし
て、RF発生器をコイル構造28に誘導結合する方法が
米国特許第4,638,253号明細書に教示されてい
る。
【0015】コイル構造28のまわりに分布したキャパ
シタンスとインダクタンスの値が等しくない場合には、
コイル構造の2つの直交する共鳴モードは角度θ1 およ
びθ 2 を向いた異なる周波数f1 およびf2 を持つこと
がある。一般に、各モードで発生される磁界14はそれ
らの絶対的な方位(orientation )およびそれらの周波
数に拘らず直交した状態に留まり、またコイル構造28
のまわりのキャパシタンスとインダクタンスの変化の結
果としてf1 とf2 との間に最大の差を許容するような
縦軸16のまわりの角度に変移する。この結果の1つは
θ2 が常にθ1 +90°に等しいのでθ1 だけを測定す
ればよいということである。
シタンスとインダクタンスの値が等しくない場合には、
コイル構造の2つの直交する共鳴モードは角度θ1 およ
びθ 2 を向いた異なる周波数f1 およびf2 を持つこと
がある。一般に、各モードで発生される磁界14はそれ
らの絶対的な方位(orientation )およびそれらの周波
数に拘らず直交した状態に留まり、またコイル構造28
のまわりのキャパシタンスとインダクタンスの変化の結
果としてf1 とf2 との間に最大の差を許容するような
縦軸16のまわりの角度に変移する。この結果の1つは
θ2 が常にθ1 +90°に等しいのでθ1 だけを測定す
ればよいということである。
【0016】コイル構造の2つの共鳴モードが異なる周
波数f1 およびf2 を有する場合には、RF磁界14の
一様さが低下し、コイルとNMR装置との間のエネルギ
転送効率が低下する。
波数f1 およびf2 を有する場合には、RF磁界14の
一様さが低下し、コイルとNMR装置との間のエネルギ
転送効率が低下する。
【0017】コイル構造28のインダクタンスおよびキ
ャパシタンスの値の小さな変化はコイルの周囲に配置さ
れたリアクタンス分路を使用することにより「同調」除
去することができる。分路を使って、RFコイルのリア
クタンス素子をトリミング(trimming)してf1 =f2
となるように調節することができる。
ャパシタンスの値の小さな変化はコイルの周囲に配置さ
れたリアクタンス分路を使用することにより「同調」除
去することができる。分路を使って、RFコイルのリア
クタンス素子をトリミング(trimming)してf1 =f2
となるように調節することができる。
【0018】RFコイル28の同調に必要な各分路の適
正な値の決定は、信号発生器によりある範囲の周波数に
わたってコイル28を励起することにより未同調RFコ
イル28のf1 およびf2 を測定し、誘導結合されたネ
ットワーク・アナライザを使ってコイル28のまわりの
種々の位置でのコイル28の電流の強さと励起周波数と
の関係をプロットすることによって行なわれる。このプ
ロットは周波数f1 およびf2 の共鳴モードに対応する
2つの近接したピークを示す。ネットワーク・アナライ
ザの誘導結合をコイル28の種々の場所に動かすことに
よって決定された、1つのピークに対して最大の電流の
流れるRFコイル28上の位置が、θ1 とθ2 のうちの
一方の位置を示す。これから他方の位置も決定すること
ができる。
正な値の決定は、信号発生器によりある範囲の周波数に
わたってコイル28を励起することにより未同調RFコ
イル28のf1 およびf2 を測定し、誘導結合されたネ
ットワーク・アナライザを使ってコイル28のまわりの
種々の位置でのコイル28の電流の強さと励起周波数と
の関係をプロットすることによって行なわれる。このプ
ロットは周波数f1 およびf2 の共鳴モードに対応する
2つの近接したピークを示す。ネットワーク・アナライ
ザの誘導結合をコイル28の種々の場所に動かすことに
よって決定された、1つのピークに対して最大の電流の
流れるRFコイル28上の位置が、θ1 とθ2 のうちの
一方の位置を示す。これから他方の位置も決定すること
ができる。
【0019】この同調方法は難しく、時間がかかる。し
ばしば、f1 およびf2 のピークは雑音によって明確に
区別されないか、またははっきりしなくなる。信号発生
器およびネットワーク・アナライザに対する誘導結合を
コイル28に沿って動かさなければならないという必要
条件は、ネットワーク・アナライザをNMR装置に伴な
う大きな磁界からかなりの距離離さなければならず、し
たがって各移動角に操作者が装置とコイルとの間を行っ
たり来たりしなければならないという事実によって複雑
になる。
ばしば、f1 およびf2 のピークは雑音によって明確に
区別されないか、またははっきりしなくなる。信号発生
器およびネットワーク・アナライザに対する誘導結合を
コイル28に沿って動かさなければならないという必要
条件は、ネットワーク・アナライザをNMR装置に伴な
う大きな磁界からかなりの距離離さなければならず、し
たがって各移動角に操作者が装置とコイルとの間を行っ
たり来たりしなければならないという事実によって複雑
になる。
【0020】
【発明の概要】本発明はRFコイルの2つのモードの周
波数f1 およびf2 ならびに方位θ1 およびθ2 を決定
する簡単な手段を提供する。特定の角度θで共鳴が起る
ようにコイルを拘束した状態でRFコイルの共鳴周波数
の測定を行なう。これらの測定結果を組み合わせること
により未拘束のRFコイルの直交共鳴モードの周波数f
1 およびf2 ならびに方位θ1 およびθ2 を推定する。
波数f1 およびf2 ならびに方位θ1 およびθ2 を決定
する簡単な手段を提供する。特定の角度θで共鳴が起る
ようにコイルを拘束した状態でRFコイルの共鳴周波数
の測定を行なう。これらの測定結果を組み合わせること
により未拘束のRFコイルの直交共鳴モードの周波数f
1 およびf2 ならびに方位θ1 およびθ2 を推定する。
【0021】一実施例では、0°,45°,90°およ
び135°の相対角度に沿った方位を持つように拘束さ
れた4つのモードに対して、RFコイルの共鳴周波数の
4つの測定だけが行なわれる。
び135°の相対角度に沿った方位を持つように拘束さ
れた4つのモードに対して、RFコイルの共鳴周波数の
4つの測定だけが行なわれる。
【0022】したがって、本発明の1つの目的は未同調
RFコイルの共鳴モードの周波数および方位を素早く決
定する方法を提供することである。このような測定結果
はRFコイルを同調させるために使うことができる。
RFコイルの共鳴モードの周波数および方位を素早く決
定する方法を提供することである。このような測定結果
はRFコイルを同調させるために使うことができる。
【0023】所定の点でコイルに取り付けられて、それ
らの点を選択的にアースに接続する分路によって、測定
のためにRFコイルの共鳴モードの方位を特定の角度に
拘束することができる。分路は、RFコイルの一次共鳴
モードが分路の位置によって決定された軸に沿って存在
するようにし、二次直交共鳴モードを抑圧する。
らの点を選択的にアースに接続する分路によって、測定
のためにRFコイルの共鳴モードの方位を特定の角度に
拘束することができる。分路は、RFコイルの一次共鳴
モードが分路の位置によって決定された軸に沿って存在
するようにし、二次直交共鳴モードを抑圧する。
【0024】したがって、本発明のもう1つの目的は近
傍の周波数の二次直交モードを抑圧することによってR
Fコイルの一次共鳴モードの周波数の測定を簡単にする
ことである。
傍の周波数の二次直交モードを抑圧することによってR
Fコイルの一次共鳴モードの周波数の測定を簡単にする
ことである。
【0025】この測定方法を使用するためのRFコイル
は、中心軸に沿って間隔をあけた関係で配置された1対
の導電性ループ、および上記各ループ上の周期的な点で
導電性ループ対を電気的に相互接続する複数の導電性セ
グメントを有している。導電性セグメントとループには
リアクタンス素子が含まれており、これらのリアクタン
ス素子によってRFコイルが与えられた周波数で共鳴す
る。
は、中心軸に沿って間隔をあけた関係で配置された1対
の導電性ループ、および上記各ループ上の周期的な点で
導電性ループ対を電気的に相互接続する複数の導電性セ
グメントを有している。導電性セグメントとループには
リアクタンス素子が含まれており、これらのリアクタン
ス素子によってRFコイルが与えられた周波数で共鳴す
る。
【0026】分路がRFコイルに取り付けられる。分路
は、導電性ループを基準電位に結合するインピーダンス
素子によってRFコイルの共鳴を所定の周波数に同調さ
せる。RFコイルを基準電圧に短絡できるようにスイッ
チがRFコイルに取り付けられる。スイッチは、各イン
ピーダンス素子と並列にスイッチ素子を含む。
は、導電性ループを基準電位に結合するインピーダンス
素子によってRFコイルの共鳴を所定の周波数に同調さ
せる。RFコイルを基準電圧に短絡できるようにスイッ
チがRFコイルに取り付けられる。スイッチは、各イン
ピーダンス素子と並列にスイッチ素子を含む。
【0027】したがって、本発明のもう1つの目的は測
定のためのRFコイルの短絡とその後のRFコイルの同
調をともに可能にする簡単なRFコイル構造を提供する
ことである。RFコイルの共鳴モードを特定の角度に拘
束するため1対のインピーダンス素子に対してスイッチ
素子を閉じることができる。スイッチ素子が開いている
ときは、インピーダンス素子を調整することによりRF
コイルを適正なモードに同調させることができる。
定のためのRFコイルの短絡とその後のRFコイルの同
調をともに可能にする簡単なRFコイル構造を提供する
ことである。RFコイルの共鳴モードを特定の角度に拘
束するため1対のインピーダンス素子に対してスイッチ
素子を閉じることができる。スイッチ素子が開いている
ときは、インピーダンス素子を調整することによりRF
コイルを適正なモードに同調させることができる。
【0028】本発明の上記および他の目的および利点は
以下の説明から明らかとなろう。以下の説明では付図を
参照するが、付図は本発明の実施例を示しているに過ぎ
ず、このような実施例は必らずしも本発明の範囲全体を
表わすものではないので、発明の範囲の解釈にあたって
は請求の範囲を参照しなければならない。
以下の説明から明らかとなろう。以下の説明では付図を
参照するが、付図は本発明の実施例を示しているに過ぎ
ず、このような実施例は必らずしも本発明の範囲全体を
表わすものではないので、発明の範囲の解釈にあたって
は請求の範囲を参照しなければならない。
【0029】
【実施例の説明】RFコイルの構成 図3に示すように、NMRイメージング装置のコイル・
アセンブリには励起用RFコイル28およびシールド3
2が含まれている。シールド32は通常のNMRイメー
ジング装置で使用されるRFコイル28および他のコイ
ル(図示されていない)と同軸の接地された導電性の管
である。シールド32はRFコイル28からの磁界を部
分的に封じ込めるように作用する。
アセンブリには励起用RFコイル28およびシールド3
2が含まれている。シールド32は通常のNMRイメー
ジング装置で使用されるRFコイル28および他のコイ
ル(図示されていない)と同軸の接地された導電性の管
である。シールド32はRFコイル28からの磁界を部
分的に封じ込めるように作用する。
【0030】RFコイル28は共通の縦軸16に沿って
間隔をあけ配置された2つの導電性のループ22および
22′を含む。これらのループ22および22′はコイ
ル・アセンブリの中心開口の所望の形状に応じて円形ま
たは楕円形とすることができる。2個のループ22およ
び22′は8個の軸方向の導電性セグメント24によっ
て相互接続され、円筒形の鳥かごに似たコイル構造が形
成される。例示したRFコイル28は8個の導電性セグ
メントを有しているが、本発明は導電性セグメントの数
が8より大きいかまたは小さい鳥かご形のRFコイル2
8にも使用することができる。
間隔をあけ配置された2つの導電性のループ22および
22′を含む。これらのループ22および22′はコイ
ル・アセンブリの中心開口の所望の形状に応じて円形ま
たは楕円形とすることができる。2個のループ22およ
び22′は8個の軸方向の導電性セグメント24によっ
て相互接続され、円筒形の鳥かごに似たコイル構造が形
成される。例示したRFコイル28は8個の導電性セグ
メントを有しているが、本発明は導電性セグメントの数
が8より大きいかまたは小さい鳥かご形のRFコイル2
8にも使用することができる。
【0031】各導電性セグメント24には少なくとも1
個の容量性素子Cs が設けられる。導電性のループ22
および22′の各々は、互いに隣接した導電性セグメン
ト24の取付け点の間の各区間に1個ずつ合計8個の直
列接続された容量性素子Ceを含んでいる。これらの容
量性素子Cs およびCe の各々の間のコイル28の接続
部分は誘導性であり、各々の部分はループ22および2
2′もしくは導電性セグメント24に対応してLe また
はLs と表わされる。容量性素子Ce およびCs ならび
に導電性セグメント24の各々の位置はθと同様に縦軸
16を中心として測定したその角度φで表わすことがで
きる。角度θの原点は任意であるが、以下の説明のため
θとφは共通の原点を共有する。図3に示す特定の鳥か
ご形のRFコイル28は前に述べたような帯域通過構成
のものであるが、本発明は後述するような低域通過型お
よび高域通過型のコイルにも使用することができる。
個の容量性素子Cs が設けられる。導電性のループ22
および22′の各々は、互いに隣接した導電性セグメン
ト24の取付け点の間の各区間に1個ずつ合計8個の直
列接続された容量性素子Ceを含んでいる。これらの容
量性素子Cs およびCe の各々の間のコイル28の接続
部分は誘導性であり、各々の部分はループ22および2
2′もしくは導電性セグメント24に対応してLe また
はLs と表わされる。容量性素子Ce およびCs ならび
に導電性セグメント24の各々の位置はθと同様に縦軸
16を中心として測定したその角度φで表わすことがで
きる。角度θの原点は任意であるが、以下の説明のため
θとφは共通の原点を共有する。図3に示す特定の鳥か
ご形のRFコイル28は前に述べたような帯域通過構成
のものであるが、本発明は後述するような低域通過型お
よび高域通過型のコイルにも使用することができる。
【0032】RFコイル28は90°の位相差がある2
つの無線周波(RF)信号によって励起される。一方の
信号は角度θ=0゜の所の導体セグメント24の第1の
容量性素子Cs の両端間にリード線34を介して印加さ
れる。他方のRF信号は角度θ=90°の所の第2の導
電性セグメント24の第2の容量性素子Cs の両端間に
リード線36を介して印加される。
つの無線周波(RF)信号によって励起される。一方の
信号は角度θ=0゜の所の導体セグメント24の第1の
容量性素子Cs の両端間にリード線34を介して印加さ
れる。他方のRF信号は角度θ=90°の所の第2の導
電性セグメント24の第2の容量性素子Cs の両端間に
リード線36を介して印加される。
【0033】導電性のループ22および22′はそれぞ
れ対形式でAとA′からDとD′までのように表わされ
る4対の分路38を介してシールドに結合される。一方
のループ22′はそれぞれ角度θ=0°およびθ=18
0°の所に接続された分路AおよびA′、ならびにそれ
ぞれ角度θ=90°およびθ=270°の所に接続され
た分路CおよびC′をそなえている。他方のループ22
はそれぞれ角度θ=45°およびθ=225°の所に接
続された分路BおよびB′、ならびにそれぞれ角度θ=
135°およびθ=315°の所に接続された分路Dお
よびD′をそなえている。一方のループの分路38は他
方のループの分路38に対して45°だけずらすことが
好ましい。図示するように、分路38はループ22およ
び22′と導電性セグメント24との間の接続点でルー
プ22および22′に接続されているが、後に述べるよ
うなRFコイル28の共鳴モードの方位制御が可能であ
れば他の接続点も許容し得ることは以下の説明から理解
できよう。
れ対形式でAとA′からDとD′までのように表わされ
る4対の分路38を介してシールドに結合される。一方
のループ22′はそれぞれ角度θ=0°およびθ=18
0°の所に接続された分路AおよびA′、ならびにそれ
ぞれ角度θ=90°およびθ=270°の所に接続され
た分路CおよびC′をそなえている。他方のループ22
はそれぞれ角度θ=45°およびθ=225°の所に接
続された分路BおよびB′、ならびにそれぞれ角度θ=
135°およびθ=315°の所に接続された分路Dお
よびD′をそなえている。一方のループの分路38は他
方のループの分路38に対して45°だけずらすことが
好ましい。図示するように、分路38はループ22およ
び22′と導電性セグメント24との間の接続点でルー
プ22および22′に接続されているが、後に述べるよ
うなRFコイル28の共鳴モードの方位制御が可能であ
れば他の接続点も許容し得ることは以下の説明から理解
できよう。
【0034】図4に示すように、各分路38はRFコイ
ル28と共通電気節点との間に同調可能なインピーダン
スを与える。実施例では共通電気節点はシールド32で
ある。
ル28と共通電気節点との間に同調可能なインピーダン
スを与える。実施例では共通電気節点はシールド32で
ある。
【0035】分路38は3つの状態のうちの1つの状態
で動作し得る。第1に、分路38はコイル28の共鳴周
波数で直列共鳴するように同調させることができる。コ
イル28は開放回路として動作し、RFコイル28から
分路38を介してシールド32に電流が流れることはな
い。この状態では、分路38は実効的に切り離される。
で動作し得る。第1に、分路38はコイル28の共鳴周
波数で直列共鳴するように同調させることができる。コ
イル28は開放回路として動作し、RFコイル28から
分路38を介してシールド32に電流が流れることはな
い。この状態では、分路38は実効的に切り離される。
【0036】第2に、分路38を付加的に容量性または
誘導性となるように変化させてコイル28を同調させる
手段を提供することもできる。RFコイルを同調させる
ための分路の全体的な構成は米国特許第4,820,9
85号明細書に述べられている。
誘導性となるように変化させてコイル28を同調させる
手段を提供することもできる。RFコイルを同調させる
ための分路の全体的な構成は米国特許第4,820,9
85号明細書に述べられている。
【0037】第3に、分路38はRFコイル28とシー
ルド32との間の低インピーダンス路を提供することが
できる。低インピーダンス路によって、ループ22およ
び22′上の定在波のモードは後で更に説明するように
シールド32に対して零電圧となるので、その点で電流
ピークを持つ。RFコイル上の選択された点を接地する
ための分路の全体的な構成は米国特許第4,833,4
09号明細書に述べられている。
ルド32との間の低インピーダンス路を提供することが
できる。低インピーダンス路によって、ループ22およ
び22′上の定在波のモードは後で更に説明するように
シールド32に対して零電圧となるので、その点で電流
ピークを持つ。RFコイル上の選択された点を接地する
ための分路の全体的な構成は米国特許第4,833,4
09号明細書に述べられている。
【0038】図4に示すように各分路38は、伝送線4
2によってRFコイル28に結合された回路網44を有
する。「分路インピーダンス」はコイル28から伝送線
42を見て測定した分路38のインピーダンスである。
「回路網インピーダンス」は伝送線42の後で測定した
回路網のインピーダンスである。伝送線42のインピー
ダンス変更特性の結果、分路インピーダンスと回路網イ
ンピーダンスは異なる。信号損失を小さくし、また機械
的な便利さのため、伝送線42の長さはλ/8になって
いるが、当業者には理解されるように他の長さを使って
回路網44のインピーダンスを適当に変更してもよい。
2によってRFコイル28に結合された回路網44を有
する。「分路インピーダンス」はコイル28から伝送線
42を見て測定した分路38のインピーダンスである。
「回路網インピーダンス」は伝送線42の後で測定した
回路網のインピーダンスである。伝送線42のインピー
ダンス変更特性の結果、分路インピーダンスと回路網イ
ンピーダンスは異なる。信号損失を小さくし、また機械
的な便利さのため、伝送線42の長さはλ/8になって
いるが、当業者には理解されるように他の長さを使って
回路網44のインピーダンスを適当に変更してもよい。
【0039】回路網44は伝送線42の第1の端46と
シールド32との間に直列接続された可変コンデンサC
1 とインダクタL1 で構成される。伝送線42の第2の
端はループ22または22′の適当な点でRFコイル2
8に接続されている。
シールド32との間に直列接続された可変コンデンサC
1 とインダクタL1 で構成される。伝送線42の第2の
端はループ22または22′の適当な点でRFコイル2
8に接続されている。
【0040】コンデンサC1 は直列接続されたPINダ
イオードD1 およびD2 によって分路されている。可変
コンデンサC2 がD1 およびD2 間の結合点とシールド
32との間に接続されている。制御可能な電流源48が
RFチョークL2 を介して伝送線46の第1の端に接続
されることにより、ダイオードD1 またはD2 が順方向
バイアスまたは逆方向バイアスされる。
イオードD1 およびD2 によって分路されている。可変
コンデンサC2 がD1 およびD2 間の結合点とシールド
32との間に接続されている。制御可能な電流源48が
RFチョークL2 を介して伝送線46の第1の端に接続
されることにより、ダイオードD1 またはD2 が順方向
バイアスまたは逆方向バイアスされる。
【0041】電流源48によってダイオードD1 および
D2 が順方向バイアスされたとき、それらのインピーダ
ンスは非常に低くなり、C1 は事実上バイパスされる。
したがって、回路網のインピーダンスはL1 およびC2
の並列組み合わせによって決定される。この状態を使っ
てコンデンサC2 を変えることによりRFコイル28を
同調させる。
D2 が順方向バイアスされたとき、それらのインピーダ
ンスは非常に低くなり、C1 は事実上バイパスされる。
したがって、回路網のインピーダンスはL1 およびC2
の並列組み合わせによって決定される。この状態を使っ
てコンデンサC2 を変えることによりRFコイル28を
同調させる。
【0042】また、ダイオードD1 およびD2 が電流源
48によって逆バイアスされたとき、それらのインピー
ダンスは非常に大きな値となり、C2 は回路網44から
事実上分離される。したがって、回路網インピーダンス
はC1 とL1 の直列組合わせによって決定される。回路
網インピーダンスが実質的に純容量となり、伝送線42
によって変換された分路インピーダンスがシールド32
に対する短絡となるようにC1を調節することができ
る。
48によって逆バイアスされたとき、それらのインピー
ダンスは非常に大きな値となり、C2 は回路網44から
事実上分離される。したがって、回路網インピーダンス
はC1 とL1 の直列組合わせによって決定される。回路
網インピーダンスが実質的に純容量となり、伝送線42
によって変換された分路インピーダンスがシールド32
に対する短絡となるようにC1を調節することができ
る。
【0043】同調可能な分路の構成については米国特許
第4,833,409号明細書および米国特許第4,8
20,985号明細書に述べられている。
第4,833,409号明細書および米国特許第4,8
20,985号明細書に述べられている。
【0044】NMRイメージング装置の正常動作の間、
PINダイオードD1 およびD2 は順方向バイアスさ
れ、コイル28の共鳴モードをコンデンサC2 およびイ
ンダクタL1 によって同調させることができる。しか
し、RFコイルの同調前に、各分路対38を一度に一対
づつ作動することによりコイル28からアースに至る低
インピーダンス路を形成することができる。この作動の
目的はRFコイル28の共鳴モードが作動された分路位
置でピーク電流を持つようにすることにより、以下に説
明するようにRFコイル28の共鳴モードの特性の測定
を助けることである。
PINダイオードD1 およびD2 は順方向バイアスさ
れ、コイル28の共鳴モードをコンデンサC2 およびイ
ンダクタL1 によって同調させることができる。しか
し、RFコイルの同調前に、各分路対38を一度に一対
づつ作動することによりコイル28からアースに至る低
インピーダンス路を形成することができる。この作動の
目的はRFコイル28の共鳴モードが作動された分路位
置でピーク電流を持つようにすることにより、以下に説
明するようにRFコイル28の共鳴モードの特性の測定
を助けることである。
【0045】図5および6を参照すると、RFコイル2
8は、角度θ 1 の方位の軸に沿って振動するRF磁界1
4を生じる電流の定在波を持つ周波数f1 の基本共鳴モ
ードm1 を維持することができる。このモードでは、導
電性セグメントの電流はsin(φ−θ1 )に比例した
値となる。ここで、φは導電性セグメント24の角度で
ある。コイル28をθ=θ1 +90°およびθ=θ1 −
90°の所で隔てられた2つの半部に分割されたものと
考え、これらの点にある導体セグメント24もそれらの
長さ方向に二分割してあると考えるのが便利である。こ
のように分割されたRFコイル28の一方の半部に於い
ては、電流はRFコイル28の1/4内の導電性セグメ
ント24を上向きに流れて、半分のループ22に沿って
流れ、次いでRFコイル28の他の1/4内の導電性セ
グメント24を下向きに流れて、半分のループ22′に
沿って流れる。
8は、角度θ 1 の方位の軸に沿って振動するRF磁界1
4を生じる電流の定在波を持つ周波数f1 の基本共鳴モ
ードm1 を維持することができる。このモードでは、導
電性セグメントの電流はsin(φ−θ1 )に比例した
値となる。ここで、φは導電性セグメント24の角度で
ある。コイル28をθ=θ1 +90°およびθ=θ1 −
90°の所で隔てられた2つの半部に分割されたものと
考え、これらの点にある導体セグメント24もそれらの
長さ方向に二分割してあると考えるのが便利である。こ
のように分割されたRFコイル28の一方の半部に於い
ては、電流はRFコイル28の1/4内の導電性セグメ
ント24を上向きに流れて、半分のループ22に沿って
流れ、次いでRFコイル28の他の1/4内の導電性セ
グメント24を下向きに流れて、半分のループ22′に
沿って流れる。
【0046】RFコイル28の半部のループに沿って流
れる電流は磁界14を作成するソレマイドの1つのルー
プに対応する。RFコイル28の他の半部はソレノイド
の第2のループに対応する同じ方向の電流の第2のルー
プを作成する。図5に示すように、φ=θ1 +0°およ
びφ=θ1 +180°の所の半コイルの中心の導電性セ
グメント24には電流が流れないが、この零電流の点が
特定の導電性セグメント24とそろわなくてもよいこと
が理解されよう。
れる電流は磁界14を作成するソレマイドの1つのルー
プに対応する。RFコイル28の他の半部はソレノイド
の第2のループに対応する同じ方向の電流の第2のルー
プを作成する。図5に示すように、φ=θ1 +0°およ
びφ=θ1 +180°の所の半コイルの中心の導電性セ
グメント24には電流が流れないが、この零電流の点が
特定の導電性セグメント24とそろわなくてもよいこと
が理解されよう。
【0047】前に述べたようにRFコイル28のキャパ
シタンスおよびインダクタンスの変化により、磁界の方
位を任意のθ1 に生じさせることができる。しかしいず
れにしても、上記のようにコイルを2個の半コイルに分
割することができる。半コイルの中心、すなわちθ=θ
1 +0°およびθ1 +180°に於けるループ22およ
び22′に沿った電流の和が全ピーク電流I0 と定義さ
れる。
シタンスおよびインダクタンスの変化により、磁界の方
位を任意のθ1 に生じさせることができる。しかしいず
れにしても、上記のようにコイルを2個の半コイルに分
割することができる。半コイルの中心、すなわちθ=θ
1 +0°およびθ1 +180°に於けるループ22およ
び22′に沿った電流の和が全ピーク電流I0 と定義さ
れる。
【0048】前に説明し図3に示したように、ループ2
2および22′のまわりに互いに対向する対の分路38
が配置され、45°ごとに少なくとも1対の分路38が
設けられる。このような分路対の1つの対の分路38を
シールド32に対する短絡回路となるように構成するこ
とにより、モードm 1 の方位(すなわち角度θ 1 )はそ
のように短絡回路として働く対の分路38を通過する線
とそろうように制御することができる(このようにそろ
ったときの方位の角度をθ 1 ′と表し、そのときのモー
ドをm 1 ′と表す)。モードのこのような位置合わせ
(アラインメント)はアースに至る径路を形成する該分
路38がループ22および22′に対するそれらの接続
点で零電圧の境界条件を生じ、これによりループ22お
よび22′のまわりの定在波が分路38の取付け点で電
圧節点を持つということに注意することによって直観的
に理解することができる。したがって、任意の特定の導
電性セグメントの角度φ 1 およびφ 2 (ここで、φ 2 =
φ 1 +180°)の所に対向配置された2つの分路Bお
よびB′に対して、モードm 1 は角度φ 1 およびφ 2 の
所にあるRFコイル28上の2つの点を通過する軸に沿
った方位すなわち角度θ 1 ′の方位を有する。
2および22′のまわりに互いに対向する対の分路38
が配置され、45°ごとに少なくとも1対の分路38が
設けられる。このような分路対の1つの対の分路38を
シールド32に対する短絡回路となるように構成するこ
とにより、モードm 1 の方位(すなわち角度θ 1 )はそ
のように短絡回路として働く対の分路38を通過する線
とそろうように制御することができる(このようにそろ
ったときの方位の角度をθ 1 ′と表し、そのときのモー
ドをm 1 ′と表す)。モードのこのような位置合わせ
(アラインメント)はアースに至る径路を形成する該分
路38がループ22および22′に対するそれらの接続
点で零電圧の境界条件を生じ、これによりループ22お
よび22′のまわりの定在波が分路38の取付け点で電
圧節点を持つということに注意することによって直観的
に理解することができる。したがって、任意の特定の導
電性セグメントの角度φ 1 およびφ 2 (ここで、φ 2 =
φ 1 +180°)の所に対向配置された2つの分路Bお
よびB′に対して、モードm 1 は角度φ 1 およびφ 2 の
所にあるRFコイル28上の2つの点を通過する軸に沿
った方位すなわち角度θ 1 ′の方位を有する。
【0049】分路38が上記のように作動されたとき、
常にθ2 =θ1 +90°にある第2のモードm2 は作動
された分路の短絡作用によって抑圧され、モードm2 か
らの妨害なしにモードm1 の周波数の測定を容易に行な
うことができる。
常にθ2 =θ1 +90°にある第2のモードm2 は作動
された分路の短絡作用によって抑圧され、モードm2 か
らの妨害なしにモードm1 の周波数の測定を容易に行な
うことができる。
【0050】適正な同調の決定 RFコイルの共鳴のための全体的な条件は容量性素子C
e およびCs に蓄積されたピークエネルギがその周波数
で誘導性素子Le およびLs に蓄積されたピークエネル
ギに等しいということである。導電性セグメント24の
全等価インダクタンスをLeq(θ)、容量性素子Cs お
よびCe の全等価キャパシタンスをCeq(θ)とすれ
ば、各々に蓄積されるエネルギはそれぞれ次式で表わさ
れる。
e およびCs に蓄積されたピークエネルギがその周波数
で誘導性素子Le およびLs に蓄積されたピークエネル
ギに等しいということである。導電性セグメント24の
全等価インダクタンスをLeq(θ)、容量性素子Cs お
よびCe の全等価キャパシタンスをCeq(θ)とすれ
ば、各々に蓄積されるエネルギはそれぞれ次式で表わさ
れる。
【0051】
【数3】 ここで、コンデンサに蓄積されるピーク電荷はQ=I0
/ω(θ)であり、ω(θ)は共鳴モードの所定の方位
に於けるコイル28の共鳴周波数である。したがって
/ω(θ)であり、ω(θ)は共鳴モードの所定の方位
に於けるコイル28の共鳴周波数である。したがって
【0052】
【数4】 共鳴の必要性に応じてEC =EL と設定すれば、
【0053】
【数5】 実効キャパシタンスCeq(θ)および実効インダクタン
スLeq(θ)はモードの方位θの関数である。全容量性
エネルギEC および全誘導性エネルギEL に対する寄与
は個別のキャパシタンスCs (φi )およびC
e (φi )ならびに個別のインダクタンスLe (φi )
およびLs (φi )のエネルギ蓄積の寄与によって左右
される。これらは各素子に流れる電流の自乗に比例す
る。そしてこのような各素子を通る電流は定在波の方
位、したがってモードのθによって左右される。同様の
理由により、共鳴モードの周波数をラジアンの単位で表
わしたωもθによって左右される。
スLeq(θ)はモードの方位θの関数である。全容量性
エネルギEC および全誘導性エネルギEL に対する寄与
は個別のキャパシタンスCs (φi )およびC
e (φi )ならびに個別のインダクタンスLe (φi )
およびLs (φi )のエネルギ蓄積の寄与によって左右
される。これらは各素子に流れる電流の自乗に比例す
る。そしてこのような各素子を通る電流は定在波の方
位、したがってモードのθによって左右される。同様の
理由により、共鳴モードの周波数をラジアンの単位で表
わしたωもθによって左右される。
【0054】エネルギ計算の目的のための実効キャパシ
タンスCeqは各キャパシタンスCs (φi )およびCe
(φi )の寄与によるエネルギであり、これは各キャパ
シタンスに流れる電流の自乗に比例する。すなわち
タンスCeqは各キャパシタンスCs (φi )およびCe
(φi )の寄与によるエネルギであり、これは各キャパ
シタンスに流れる電流の自乗に比例する。すなわち
【0055】
【数6】 ここで、Ns はコイル28のセグメント24の個数であ
り、CeおよびCe ′はそれぞれループ22および2
2′上の対応する容量性素子である。
り、CeおよびCe ′はそれぞれループ22および2
2′上の対応する容量性素子である。
【0056】上記のようなループ22および22′上の
定在波に対する条件の結果として、各容量性素子を通る
電流は素子の角度位置φに正弦的に関連しており、φは
モードの角度θと同じ原点から測られる。
定在波に対する条件の結果として、各容量性素子を通る
電流は素子の角度位置φに正弦的に関連しており、φは
モードの角度θと同じ原点から測られる。
【0057】実際上、コイル28の構成によって、非常
に一様なインダクタンスLe (φi )およびL
s (φi )が得られ、したがってLeqはθから独立な定
数と考えられる。
に一様なインダクタンスLe (φi )およびL
s (φi )が得られ、したがってLeqはθから独立な定
数と考えられる。
【0058】式(3)と(4)を組み合わせて、共鳴周
波数について解くと次式が得られる。
波数について解くと次式が得られる。
【0059】
【数7】 ここで、一般に認められた慣例に従い f(θ)=ω(θ)/2πである。
【0060】θとφの依存性は三角恒等式により分離す
ることができ、次式が得られる。
ることができ、次式が得られる。
【0061】
【数8】 式(6)は上記の特定の分路対の短絡によって生じ得る
ような共鳴モードの所定の方位θに対する共鳴周波数f
(θ)を与える。
ような共鳴モードの所定の方位θに対する共鳴周波数f
(θ)を与える。
【0062】短絡された分路対38によって拘束され
ず、角度θ1 およびθ2 ならびに周波数f1 およびf2
で2つの直交モードm1 およびm2 をそなえたRFコイ
ル28に対して、θ1 はf1 およびf2 が式(6)で定
められる最大および最小の共鳴周波数となるような角度
θになる。この事実により、式(6)をθに対して微分
するとf1 およびf2 をきめることができる。導関数が
零に等しくなる式(6)の零傾斜点がf1 およびf2 で
ある。
ず、角度θ1 およびθ2 ならびに周波数f1 およびf2
で2つの直交モードm1 およびm2 をそなえたRFコイ
ル28に対して、θ1 はf1 およびf2 が式(6)で定
められる最大および最小の共鳴周波数となるような角度
θになる。この事実により、式(6)をθに対して微分
するとf1 およびf2 をきめることができる。導関数が
零に等しくなる式(6)の零傾斜点がf1 およびf2 で
ある。
【0063】式(6)の導関数を零に等しく設定するこ
とにより、次式が得られる。
とにより、次式が得られる。
【0064】
【数9】 したがって、2つのモードm1 およびm2 の角度は次式
で表わされる。
で表わされる。
【0065】
【数10】 あるいはそのかわりに
【0066】
【数11】 式(13)および(14)のこれらの項を式(6)に代
入することにより、未拘束RFコイル28の2つのモー
ドm1 およびm2 に対する共鳴周波数f1 およびf2 を
次のようにきめることができる。
入することにより、未拘束RFコイル28の2つのモー
ドm1 およびm2 に対する共鳴周波数f1 およびf2 を
次のようにきめることができる。
【0067】
【数12】 周波数f1 およびf2 ならびに方位θ1 (またはθ2 )
はリアクタンス性モードで分路38を使うことによって
コイルを適切に同調させるために必要な値である。しか
し、これらの値を求める式(15)および(16)で
は、Fs ,Fc およびF0 に含まれているキャパシタン
スCe (φi )およびCs (φi )の値を知らなければ
ならない。キャパシタンスCe (φi )およびCs (φ
i )を直接測定により決定することは一般に難しい。
はリアクタンス性モードで分路38を使うことによって
コイルを適切に同調させるために必要な値である。しか
し、これらの値を求める式(15)および(16)で
は、Fs ,Fc およびF0 に含まれているキャパシタン
スCe (φi )およびCs (φi )の値を知らなければ
ならない。キャパシタンスCe (φi )およびCs (φ
i )を直接測定により決定することは一般に難しい。
【0068】分路38によって拘束されるように種々の
角度θでf(θ)を多数回測定することによりFs ,F
c およびF0 の項をなくすことができる。詳しく述べる
と、fa ,fb ,fc およびfd で表わされ、θ=0
°,45°,90°および135°のモードに対応する
共鳴周波数の4つの測定を行なう。これらのモードは前
に述べたように適当な分路対38を短絡することによっ
て生ずる。
角度θでf(θ)を多数回測定することによりFs ,F
c およびF0 の項をなくすことができる。詳しく述べる
と、fa ,fb ,fc およびfd で表わされ、θ=0
°,45°,90°および135°のモードに対応する
共鳴周波数の4つの測定を行なう。これらのモードは前
に述べたように適当な分路対38を短絡することによっ
て生ずる。
【0069】これらのモードの各々に対するθの値を式
(6)に代入し、このように作成された式を組み合わせ
ることにより、下記の式が得られる。この式からfa ,
fb ,fc およびfd の測定可能な値によってキャパシ
タンスに依存する項F0 およびFs の値が得られる。
(6)に代入し、このように作成された式を組み合わせ
ることにより、下記の式が得られる。この式からfa ,
fb ,fc およびfd の測定可能な値によってキャパシ
タンスに依存する項F0 およびFs の値が得られる。
【0070】
【数13】 上記からFs ,Fc およびF0 の値を求めることがで
き、これらを使って式(11)および(12)ならびに
(15)および(16)でこれらの値を消去することが
できる。これらを代入して、f1 ,f2 およびθ1 は次
式で与えられる。
き、これらを使って式(11)および(12)ならびに
(15)および(16)でこれらの値を消去することが
できる。これらを代入して、f1 ,f2 およびθ1 は次
式で与えられる。
【0071】
【数14】 式(22)については、分子および分母の符号を観察す
ることによって角度θ 1 を適正な象限に入れるように注
意を払わなければならない。
ることによって角度θ 1 を適正な象限に入れるように注
意を払わなければならない。
【0072】このようにして、分路38を使って4つの
周波数測定だけを行なうことにより、共鳴モードm1 お
よびm2 の周波数f1およびf2 ならびに未拘束RFコ
イル28のそれらのモードの方位θ1 およびθ2 をきめ
ることができる。上記のように分路38の特定の対を短
絡する拘束されたRFコイル28で4つの周波数測定が
行なわれる。試行錯誤をなくし、必要な測定数を4に制
限することにより、分路38は周波数測定を簡略化す
る。前に述べたように、地気に短絡されたとき分路38
は第2の共鳴モードの抑圧も行ない、これにより共鳴周
波数の測定がより容易になる。
周波数測定だけを行なうことにより、共鳴モードm1 お
よびm2 の周波数f1およびf2 ならびに未拘束RFコ
イル28のそれらのモードの方位θ1 およびθ2 をきめ
ることができる。上記のように分路38の特定の対を短
絡する拘束されたRFコイル28で4つの周波数測定が
行なわれる。試行錯誤をなくし、必要な測定数を4に制
限することにより、分路38は周波数測定を簡略化す
る。前に述べたように、地気に短絡されたとき分路38
は第2の共鳴モードの抑圧も行ない、これにより共鳴周
波数の測定がより容易になる。
【0073】コイル28の未拘束共鳴モードm1 および
m2 の周波数f1 およびf2 ならびに方位θ1 がきまれ
ば、リアクタンス性モードで分路38を使用することに
より次式に従ってRFコイル28を同調させる。
m2 の周波数f1 およびf2 ならびに方位θ1 がきまれ
ば、リアクタンス性モードで分路38を使用することに
より次式に従ってRFコイル28を同調させる。
【0074】
【数15】 ここでΔz(φ)は位置φおよびφ+180°に於ける
分路38のインピーダンスの必要な変化分であり、Δf
1 およびΔf2 はf1=f2 とするために必要なf1 ,
f2 の所望の変移分である。kb はオーム単位の分路3
8のインピーダンス変化分をRFコイル28の共鳴周波
数変化分に関連付けるインピーダンス感度定数であり、
RFコイル28の種類によって実験で定められる。
分路38のインピーダンスの必要な変化分であり、Δf
1 およびΔf2 はf1=f2 とするために必要なf1 ,
f2 の所望の変移分である。kb はオーム単位の分路3
8のインピーダンス変化分をRFコイル28の共鳴周波
数変化分に関連付けるインピーダンス感度定数であり、
RFコイル28の種類によって実験で定められる。
【0075】上記の説明は本発明の実施例の説明であっ
た。本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく多数の変
更を加え得ることは当業者には明らかである。たとえ
ば、ここに述べた同じ方法が低域通過型および高域通過
型の共鳴RFコイルに等しく適用可能である。コンデン
サCe またはCs を適宜無限大に設定することにより同
じ等式でこのようなコイルのモードの周波数と方位を計
算することができる。共鳴モードを上記のように拘束す
ることができれば、分路はRFコイル28上の他の点に
配置することもできる。代案として、スイッチで導電素
子22,22′または24を開放することによってコイ
ルの共鳴モードを拘束してもよい。導電性素子の開放区
間の動作により、共鳴モードの電流最小値が開放部分の
中心にあるので、その区間をアースに短絡することなく
コイル28が拘束される。Nが1より大きい整数とした
とき導電性セグメントの電流がNθに従って変化するよ
うに、周波数がより高いかまたはより低いモードで共鳴
コイルを動作させ得ることは周知である。上記の説明か
ら当業者には理解されるように、ここに述べた技術はこ
のようなより高次の共鳴に対しても働く。
た。本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく多数の変
更を加え得ることは当業者には明らかである。たとえ
ば、ここに述べた同じ方法が低域通過型および高域通過
型の共鳴RFコイルに等しく適用可能である。コンデン
サCe またはCs を適宜無限大に設定することにより同
じ等式でこのようなコイルのモードの周波数と方位を計
算することができる。共鳴モードを上記のように拘束す
ることができれば、分路はRFコイル28上の他の点に
配置することもできる。代案として、スイッチで導電素
子22,22′または24を開放することによってコイ
ルの共鳴モードを拘束してもよい。導電性素子の開放区
間の動作により、共鳴モードの電流最小値が開放部分の
中心にあるので、その区間をアースに短絡することなく
コイル28が拘束される。Nが1より大きい整数とした
とき導電性セグメントの電流がNθに従って変化するよ
うに、周波数がより高いかまたはより低いモードで共鳴
コイルを動作させ得ることは周知である。上記の説明か
ら当業者には理解されるように、ここに述べた技術はこ
のようなより高次の共鳴に対しても働く。
【図1】従来の技術で説明する静磁界B0 およびRF磁
界ベクトルの方位を示すと共に、RF磁界によって励起
されて歳差運動する核スピンを示す斜視図である。
界ベクトルの方位を示すと共に、RF磁界によって励起
されて歳差運動する核スピンを示す斜視図である。
【図2】2aは互いに対向する導電性ループを用い、か
つ低域通過構成のリアクタンス素子を含む共鳴RFコイ
ルの概略斜視図であり、2bは高域通過構成にした共鳴
RFコイルの概略斜視図であり、2cは帯域通過構成に
した共鳴RFコイルの概略斜視図である。
つ低域通過構成のリアクタンス素子を含む共鳴RFコイ
ルの概略斜視図であり、2bは高域通過構成にした共鳴
RFコイルの概略斜視図であり、2cは帯域通過構成に
した共鳴RFコイルの概略斜視図である。
【図3】分路を配置した本発明による共鳴RFコイルの
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図4】図3の分路の概略回路図である。
【図5】ある時点に一次共鳴モードで共鳴している図3
のRFコイルの電流の流れを示す概略斜視図である。
のRFコイルの電流の流れを示す概略斜視図である。
【図6】一次共鳴モードに対する最大および最小の電圧
および電流の点を示す、図3のコイルの電流の流れの平
面図である。
および電流の点を示す、図3のコイルの電流の流れの平
面図である。
28 RFコイル 38 分路対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット・アラン・ワイス アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ムス ケゴ、ウッズ・ロード、ダブリュ17698・ エス84(番地なし)
Claims (5)
- 【請求項1】 拘束されていない共鳴NMR無線周波
(RF)コイルの直交共鳴モードの周波数f1 およびf
2 ならびに方位θ1 およびθ2 を決定する方法におい
て、 (a)上記RFコイルの共鳴モードの方位を与えられた
θに拘束するステップ、 (b)拘束された共鳴モードの周波数を測定するステッ
プ、 (c)ステップ(a)および(b)を反復することによ
り異なる方位θに対応する複数の異なる周波数測定値を
得るステップ、 (d)複数の異なる周波数測定値から拘束されていない
RFコイルの直交共鳴モードの周波数f1 およびf2 な
らびに方位θ1 およびθ2 を導き出すステップ、を含む
ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 上記複数の異なる周波数測定値が4つの
周波数測定値fa ,fb ,fc およびfd を含み、fa
が任意に選択された0°の方位に拘束され、かつfb ,
fc およびfd がfa の方位から順次45°ずつずらさ
れた方位で取得され、周波数f1 およびf2 ならびに方
位θ1 およびθ2 が次式 【数1】 から計算される請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 所定の点をアースに接続するため上記所
定の点で上記RFコイルに取り付けられた分路を使用す
ることにより、上記RFコイルの共鳴モードの方位が与
えられたθに拘束されている請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 所定の点で上記RFコイルを開放するた
め上記所定の点で上記RFコイルに取り付けられたスイ
ッチを使用することにより、上記RFコイルの共鳴モー
ドの方位が与えられたθに拘束されている請求項1記載
の方法。 - 【請求項5】 拘束されていないNMR共鳴RFコイル
であって、それぞれ可変インピーダンスz(φ=0
°)、z(φ=45°)、z(φ=90°)およびz
(φ=135°)を持つ可変リアクタンス分路の対向配
置された対を角度0°,45°,90°および135°
の所に有し、kb のインピーダンス感度を有し、また周
波数がそれぞれf1 およびf2 で方位がθ1 の未同調直
交共鳴モードを有しているコイルを、所望の共鳴モード
に同調させる方法に於いて、 所望の共鳴周波数とf1 およびf2 のそれぞれとの間の
周波数差Δf1 およびΔf2 を決定するステップ、なら
びにRFコイルを同調させるために必要な分路のインピ
ーダンス変化を次式 【数1】 に従って計算するステップを含むことを特徴とする方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/518,009 US5081418A (en) | 1990-04-30 | 1990-04-30 | Method and apparatus for tuning an nmr field coil |
| US518,009 | 1990-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04262280A JPH04262280A (ja) | 1992-09-17 |
| JPH0820496B2 true JPH0820496B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=24062157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3122894A Expired - Lifetime JPH0820496B2 (ja) | 1990-04-30 | 1991-04-26 | Nmr磁界コイルを同調させる方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5081418A (ja) |
| EP (1) | EP0455418A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0820496B2 (ja) |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5576622A (en) * | 1991-11-14 | 1996-11-19 | Fonar Corporation | Shielded NMR radio frequency coil and method of performing an NMR experiment |
| US5296814A (en) * | 1992-04-15 | 1994-03-22 | General Electric Company | Tunable signal coupler for a magnetic resonance imaging system |
| DE4232884C2 (de) * | 1992-09-30 | 1997-10-16 | Siemens Ag | Antennenanordnung für ein Kernspinresonanzgerät |
| US5432449A (en) * | 1993-02-25 | 1995-07-11 | General Electric Company | Test apparatus for magnetic resonance imaging systems |
| US5412322A (en) * | 1993-06-24 | 1995-05-02 | Wollin Ventures, Inc. | Apparatus and method for spatially ordered phase encoding and for determining complex permittivity in magnetic resonance by using superimposed time-varying electric fields |
| DE10109489B4 (de) * | 2000-03-31 | 2009-03-05 | RAPID Biomedizinische Geräte RAPID Biomedical GmbH | Spinresonanzmeßgerät mit einem statischen Magnetfeld |
| US7504827B1 (en) | 2001-11-14 | 2009-03-17 | Fonar Corporation | MRI test fixture |
| US6774634B2 (en) | 2002-01-29 | 2004-08-10 | Varian, Inc. | Automated NMR analysis using solvents and sample tube materials to control frequency shifts |
| US7701219B2 (en) * | 2004-03-31 | 2010-04-20 | Varian, Inc. | Capacitor switches for NMR |
| EP2013936A2 (en) | 2006-04-05 | 2009-01-14 | Saint-Gobain Ceramics and Plastics, Inc. | A sofc stack having a high temperature bonded ceramic interconnect and method for making same |
| DE102006018158A1 (de) * | 2006-04-19 | 2007-10-25 | Siemens Ag | Zylindrische Magnetresonanzantenne |
| DE102006055136B4 (de) * | 2006-11-22 | 2010-05-06 | Siemens Ag | Hochfrequenzspulenanordnung und Magnetresonanzgerät |
| US9841477B2 (en) | 2012-03-14 | 2017-12-12 | Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E.V. | Method for multi-mode, multi-load, and multi-domain optimization of a multi-channel near-field RF transmitter |
| US9885766B2 (en) | 2012-04-17 | 2018-02-06 | Transarray LLC | Magnetic-resonance transceiver-phased array that compensates for reactive and resistive components of mutual impedance between array elements and circuit and method thereof |
| US11385307B2 (en) * | 2016-09-19 | 2022-07-12 | The Medical College Of Wisconsin, Inc. | Strongly coupled fourth-order resonance coil systems for enhanced signal detection |
| WO2018098331A1 (en) | 2016-11-23 | 2018-05-31 | General Electric Company | An anterior radio frequency (rf) coil array for a magnetic resonance imaging (mri) system |
| WO2018098355A1 (en) | 2016-11-23 | 2018-05-31 | General Electric Company | A conforming posterior radio frequency (rf) coil array for a magnetic resonance imaging (mri) system |
| US10921399B2 (en) * | 2017-11-22 | 2021-02-16 | GE Precision Healthcare LLC | Radio frequency (RF) coil array for a magnetic resonance imaging (MRI) system for use in interventional and surgical procedures |
| EP3531156B1 (de) * | 2018-02-21 | 2024-03-27 | Siemens Healthineers AG | Einstellen einer feldverteilung einer antennenanordnung einer magnetresonanzanlage |
| WO2020204944A1 (en) | 2019-04-05 | 2020-10-08 | Halliburton Energy Services, Inc. | Reverse circular polarization based antenna orientation |
| NO20211061A1 (en) | 2019-04-05 | 2021-09-03 | Halliburton Energy Services Inc | Circular polarization correction in nuclear magnetic resonsance (NMR) logging |
| US20230009401A1 (en) * | 2019-12-04 | 2023-01-12 | Korea University Research And Business Foundation, Sejong Campus | High frequency coil apparatus for obtaining nuclear magnetic resonance signals of other nuclides within magnetic resonance imaging system, and method for operating same |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4680548A (en) * | 1984-10-09 | 1987-07-14 | General Electric Company | Radio frequency field coil for NMR |
| US4638253A (en) * | 1984-10-29 | 1987-01-20 | General Electric Company | Mutual inductance NMR RF coil matching device |
| NL8603251A (nl) * | 1986-12-22 | 1988-07-18 | Philips Nv | Magnetisch resonantie-apparaat met inschakelbare bird-cage r.f.-spoel. |
| US4751464A (en) * | 1987-05-04 | 1988-06-14 | Advanced Nmr Systems, Inc. | Cavity resonator with improved magnetic field uniformity for high frequency operation and reduced dielectric heating in NMR imaging devices |
| US4799016A (en) * | 1987-07-31 | 1989-01-17 | General Electric Company | Dual frequency NMR surface coil |
| US4833409A (en) * | 1987-12-21 | 1989-05-23 | General Electric Company | Apparatus for dynamically disabling an NMR field coil |
| US4820985A (en) * | 1988-04-06 | 1989-04-11 | General Electric Company | Apparatus for tuning an NMR field coil |
| JP2714044B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1998-02-16 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴装置用二重同調高周波コイル |
| NL8802608A (nl) * | 1988-10-24 | 1990-05-16 | Philips Nv | Magnetisch resonantie apparaat met verbeterde rf spoel. |
| US4916418A (en) * | 1989-03-31 | 1990-04-10 | Varian Associates, Inc. | Double tuned bird cage coil |
-
1990
- 1990-04-30 US US07/518,009 patent/US5081418A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-25 EP EP19910303740 patent/EP0455418A3/en not_active Ceased
- 1991-04-26 JP JP3122894A patent/JPH0820496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0455418A3 (en) | 1992-01-22 |
| EP0455418A2 (en) | 1991-11-06 |
| JPH04262280A (ja) | 1992-09-17 |
| US5081418A (en) | 1992-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960910 |