JPH08205164A - 動きベクトル決定方法及び動きベクトル推定装置 - Google Patents

動きベクトル決定方法及び動きベクトル推定装置

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JPH08205164A
JPH08205164A JP7023464A JP2346495A JPH08205164A JP H08205164 A JPH08205164 A JP H08205164A JP 7023464 A JP7023464 A JP 7023464A JP 2346495 A JP2346495 A JP 2346495A JP H08205164 A JPH08205164 A JP H08205164A
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frame
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JP7023464A
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Hae-Mook Jung
海黙 丁
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Daewoo Electronics Co Ltd
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    • H04N19/54Motion estimation other than block-based using feature points or meshes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、現フレームと前フレームの選択
されたフレーム間の1セットの探索点に対する目的の動
きベクトルを決定する方法を提供する。 【構成】 N個のスキップされたフレームを記憶する
過程と、参照探索点をセットする過程と、参照探索点に
対して、i番目フレームの探索領域内の最適整合点を特
定し、i番目の動きベクトルを生成して、最適整合点を
参照探索点としてセットする過程と、i番目の動きベク
トルを記憶する過程と、過程(c)から(d)をN回繰
り返す過程と、参照探索点に対して、現フレームの対応
する探索領域内の最適整合点を特定し、(N+1)番目
の動きベクトルを生成する過程と、(N+1)個の動き
ベクトルをたし合わせて、目的の動きベクトルを提供す
る過程と、上記過程(b)から(g)を全てを繰り返す
過程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号を符号化する方
法及びその装置に関し、特に、データを圧縮するために
画素単位の動き推定及び補償技法に加えて、フレームデ
シメーションを用いるフレームデシメーティングビデオ
符号化器における動きベクトルを検知する方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既知のように、離散化された画像信号の
伝送は、アナログ信号より良好な画質を保持しうる。一
連のイメージ「フレーム」から成るイメージ信号がディ
ジタル形態で表現される時、特に、高精細度テレビジョ
ンの場合、相当量のデータが伝送されなければならな
い。しかし、従来の伝送チャネルの使用可能な周波数帯
域は制限されているので、多くの量のディジタルデータ
を制限されたチャネル帯域を通して伝送するためには、
その伝送データの量を圧縮して、かつ減らすことが必要
である。多様なビデオの圧縮技法のいわゆるハイブリッ
ド符号化技法が最も効率的であることが知られている。
この技法は、確率的符号化技法と時間的、空間的圧縮技
法とを組み合わせたものである。
【0003】大部分のこのハイブリッド符号化技法は、
動き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DC
T(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、VL
C(可変長符号化)を用いる。この動き補償DPCMは
現フレームと前フレームとの間の物体の動きを特定する
ように働くと共に物体の動きの流れによって現フレーム
を予測して、現フレームとその予測値間の差を表す差分
信号を生成する方法である。この方法は、例えば、ステ
ファン・エリクソン(Staffan Ericsso
n)の「Fixed and Adaptive Pr
edictors for Hybrid Predi
ctive/Transform Coding」,I
EEE Transactions on Commu
nications,COM−33,No.12(19
85年12月)、または二宮(Ninomiya)と大
塚(Ohtsuka)の「A motion Comp
ensated Interframe Coding
Scheme forTelevision Pic
tures」,IEEE Transactions
on Communications,COM−30,
No.1(1982年1月)に記載されている。
【0004】詳しくは、動き補償DPCMにおいては、
現フレームと前フレームとの間に物体の推定に基づい
て、現フレームをその対応する前フレームから予測す
る。その推定された動きは、前フレームと現フレームと
の間の変位を表す2次元動きベクトルで表すことができ
る。
【0005】物体の画素の変位を推定するには多様なア
プローチがあるが、一般に、2つのタイプに分類しう
る。その中の1つはブロック単位の方法で、もう1つは
画素単位の動き推定である。
【0006】ブロック単位の動き推定方法においては、
現フレームにおけるブロックを、前フレームのブロック
と比較して最適整合ブロックを特定する。これから伝送
される現フレームに対して、(フレーム間のブロックの
移動を表す)全ブロックへのフレーム間の変位ベクトル
が推定される。しかし、ブロック単位の動き推定方法に
おいては、動き補償過程でブロック仕切りにブロック化
効果(blocking effect)が発生し、ブ
ロック内の全ての画素が一方向へ移動しない場合には、
推定値が正しくなく、その結果符号化効率が低減され
る。
【0007】一方、画素単位の動き推定方法を用いる
と、変位は各々の画素に対して求められる。この方法は
画素値をより正確に推定し得ると共に、スケール変化
(例えば、映像面に垂直な動きであるズーム化(zoo
ming))も容易に取り扱うことができる。しかし、
画素単位の方法においては、動きベクトルが全ての画素
の各々に対して特定されるので、実際に、全ての動きベ
クトルを受信機へ伝送することは不可能である。従っ
て、選択された1セットの画素(即ち、特徴点)への動
きベクトルを受信機へ伝送する。この特徴点の各々は隣
接する画素を代表しうる画素の位置として定義され、受
信機における非特徴点に対する動きベクトルはその特徴
点に対する動きベクトルから復元できる。本発明は主に
特徴点を用いる動き推定に係わる。特徴点に基づいて動
きを推定する符号化器では、最初に前フレーム内に含ま
れた全ての画素から各々の特徴点が選択される。その
後、各々の選択された特徴点に対する動きベクトルが特
定される。この各々の動きベクトルは、前フレームの1
つの特徴点とその対応する現フレームにおける対応する
整合点との間の空間的変位である。詳しくは、各々の特
徴点への整合点を現フレーム内の探索領域で探すが、こ
の探索領域はその対応する探索点の位置を含む予め定め
られた領域として定義される。
【0008】容易に実現できるもう1つの圧縮技法とし
てフレームデシメーション方法(frame deci
mation mothod)がある。この方法はビデ
オ映像の選択されたフレームのみを符号化して伝送し、
その間に残りのフレームをスキップ(skip)する
か、またはデシメーション化することによって、データ
の量を減らす(例えば、「Video Codec f
or Audiovisual Services a
t p×64kb/s」,CCITT Recomme
ndation H.261,CDM XV−R 37
−E,International Telegrap
h and Telephone Consultat
ive Committee(CCITT),(199
0年8月)参照)。
【0009】ビデオ符号化器の入力は、秒当たり30フ
レームのビデオ信号である。2つの符号化済みのフレー
ムの間で1つ、2つまたは3つのフレームをスキップす
れば、フレームレートは各々、秒当たり15、10また
は7.5フレームになる。
【0010】ハイブリッド符号化とフレームデシメーシ
ョン技法とを共に用いる従来のビデオ符号化器において
は、ビデオ信号の選択されたフレームは、フレーム間の
符号化技法とともに変換符号化技法を用いて符号化さ
れ、フレーム間の符号化からの動きベクトルは2つの連
続した符号化済みのフレーム間で検知される。フレーム
のうちの一部がスキップされたので、2つの連続した符
号化済みのフレーム間の動きギャップまたは変位は、デ
シメートされないもとのビデオ信号のものよりもはるか
に段階的(abrupt)であり、従って、更に大きい
動きベクトルが生成される。従って、2つの符号化済み
のフレーム間の最適な動きベクトルを検知するために
は、更に大きい探索領域が用いられなければならず、そ
の大きさは符号化済みのフレームのフレームレートまた
はデシメーションの程度によって特定される。動き推定
の計算の複雑度は、通常、探索領域の大きさに比例する
ので、フレームデシメーション技法を採用するビデオ符
号化器で動きベクトルを推定するために大きい計算量が
付加されうる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、フレームデシメーティングビデオ符号化器で2
つの符号化済みのフレーム間の特徴点に対する動きベク
トルを複数の過程を経て検知して、ビデオ符号化器にお
ける計算の複雑度を低減できる改良された方法及びその
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、現フレームと選択された前フレ
ームとの間の1セットの探索点に対する目的の動きベク
トルを決定する動きベクトル決定方法は、N個のフレー
ムが現フレームと選択された前フレームとの間でスキッ
プされ、前記Nは1を含む正の整数であり、選択された
前フレームに含まれた前記1セットの探索点が予め定め
られている動きベクトル決定方法であって、(a)前記
N個のスキップされたフレームを記憶する過程と、
(b)前記探索点のうちの1つを参照探索点としてセッ
トする過程と、(c)前記参照探索点に対して、i番目
のスキップされたフレームの対応する探索領域に含まれ
た最適整合点を特定することによって、参照探索点と最
適整合点との間の変位を表すi番目の動きベクトルを生
成すると共にその最適整合点を参照探索点としてセット
して、ここで、iは1からNまでの昇順に選択される数
である過程と、(d)前記i番目の動きベクトルを記憶
する過程と、(e)前記過程(c)から(d)を1番目
からN番目の動きベクトルを求めるまで繰り返す過程
と、(f)前記参照探索点に対して、現フレームの対応
する探索領域に含まれた最適整合点を特定することによ
って、参照探索点と最適整合点との変位を表す(N+
1)番目の動きベクトルを生成する過程と、(g)前記
(N+1)個の動きベクトルをたし合わせて、前記探索
点のうちの1つとその対応する現フレームにおける最適
整合点との間の変位を表示する目的の動きベクトルを提
供する過程と、(h)前記過程(b)から(g)を全て
の探索点に対する1セットの目的の動きベクトルを決定
するまで繰り返す過程とを含む。
【0013】
【実施例】以下、本発明の動きベクトル決定方法及びそ
の装置について図面を参照しながらより詳しく説明す
る。
【0014】図1には、本発明の動き推定ブロック12
6を用いたビデオ符号化器のブロック図が示されてい
る。入力ディジタルビデオ信号はフレームデシメータ1
01と動き推定ブロック126へ入力される。このフレ
ームデシメータ101においては、符号化されるフレー
ムが、その間に介在するフレームをデシメーションの程
度を表す予め定められたフレームデシメーション比でス
キップすることによって選択され、その選択されたフレ
ームが減算器102へ伝送される。例えば、予め定めら
れたデシメーション比が2または3である場合、フレー
ムデシメータ101はビデオ信号におけるフレームを1
フレーム置きまたは2フレーム置きに選択する。
【0015】動き推定ブロック126においては、ライ
ンL10上の現フレームやスキップされたフレームの信
号と、ラインL12上のフレームメモリ124からの復
元された符号化済みの前フレームの信号とを処理して、
第1セットの動きベクトルを推定する。これら各々は、
前フレームの特徴点と現フレームにおける対応する探索
領域に含まれた最適整合点との間の変位を表示するもの
である。
【0016】本発明に基づけば、2つの選択されたフレ
ーム、即ち、符号化済みの前フレームと現フレームとの
間の動きベクトルは、図2と図5を参照して以下に説明
される通り、複数の過程を経て検知される。各々の過程
においては、符号化済みのフレームのみならず、スキッ
プされたフレームをも含む2つの連続な動きベクトルが
検知されて記憶され、その後、記憶された動きベクトル
を加算することによって、2つの符号化済みのフレーム
間の動きベクトルが提供される。
【0017】ラインL20上に提供される動き推定ブロ
ック126からの動きベクトルは、予測ブロック122
とエントロピー符号化器107とに入力される。
【0018】予測ブロック122は動きベクトルに応答
して、図5を参照して説明される通り、画素単位で予測
信号を特定して、ラインL30を通じて減算器102と
加算器115に提供される。
【0019】予測ブロック122からの予測信号は、減
算器102で現フレームの信号から減算され、その結果
データ即ち、差分画素値を表すエラー信号は、映像信号
符号化器105へ入力される。このエラー信号の1セッ
トは離散的コサイン変換(DCT)と公知の量子化方法
などを用いて、一連の量子化された変換係数に符号化さ
れる。その後に、量子化された変換係数は、2つの信号
経路を経て伝送される。そのうち1つはエントロピー符
号化器107へ連結されていて、ここで量子化済みの変
換係数が、ラインL20を通じて伝送される動きベクト
ルと共に、ランレングス符号化方法と可変長符号化方法
とを組み合わせた方法により符号化されて伝送される。
もう1つは映像信号復号化器113へ連結されていて、
ここで量子化済みの変換係数が逆量子化と逆変換とを用
いることによって、復元された差分エラー信号に再び変
換される。エラー信号の復元は、符号化器が受信機の復
号化器の動作を追跡して、復号化器で復元された信号が
現フレーム信号から発散することを防ぐために必要であ
る。
【0020】映像信号復号化器113からの復元済みの
エラー信号と予測ブロック122からの予測信号とは、
加算器115でたし合わされて、復元された現フレーム
の信号となってフレームメモリ124に書き込まれる。
【0021】図2及び図3は、本発明による動きベクト
ルの検知方法と従来の動きベクトルの検知方法を各々示
す図面である。説明のために、フレームデシメーション
比は3と、即ち、符号化される選択された現フレームと
符号化済みの前フレームとの間の2フレームがスキップ
されたと想定している。図2は現フレームF1とフレー
ムメモリ124に記憶された符号化済みの前フレームF
4との間の動きベクトルを推定する過程を示す。2つの
スキップされたフレームF2及びF3は、図1の動き推
定ブロック126を詳細に説明した図4に示されたフレ
ームスタック190に記憶されている。最初に、符号化
済みの前フレームF4の探索点SP4に対応する探索領
域SR3を後続のスキップされたフレームF3で特定す
るが、ここで探索点SP4は符号化済みの前フレームF
4の特徴点のうちの1つである。SP4の最適整合点
は、探索領域SR3から特定されて、F4とF3との間
に動きベクトルMV3を提供する。その後、F3におけ
る最適整合点SP3を新たな探索点として、探索領域S
R3からMV3だけ移動されたその対応する探索領域S
R2を後続のスキップされたフレームF2で特定する。
探索点SP3の最適整合点がSR2で検知されて、F3
とF2との間の動きベクトルMV2が提供される。同様
な方法で、F2と現フレームF1との間の動きベクトル
MV1が検知される。符号化済みの前フレームF4と現
フレームF1との間の最終の動きベクトルは、ベクトル
MV1、MV2及びMV3の和であって、F4の探索点
SP4とF1における最適整合点SP1との間の変位を
表す。
【0022】前述されたような、符号化済みの前フレー
ムにおける1つの探索点に対する動きベクトルを求める
過程は、符号化済みの前フレームでの他の全ての探索点
に対しても繰り返される。
【0023】図3には、従来の動き推定技法を用いて、
符号化済みの前フレームF4と現フレームF1との間の
動きベクトルを求める方法が示されている。探索点SP
4の最適整合点はF1の探索領域で直接特定される。図
2でのような大きさの探索領域、例えば、SR5を用い
ると、図2により求めた符号化済みの前フレームの最適
整合点SP1は探索領域SR5の範囲を超えることにな
る。従って、より正確な動きベクトルを求めるために
は、より大きい探索領域、例えば、SR6が用いられな
ければならない。実際に、現フレームと符号化済みの前
フレームとの間の動きベクトルの大きさは、フレームデ
シメーション比により左右される。従って、より正確な
動きベクトルを得るためには、符号化済みの前フレーム
の探索領域はフレームデシメーション比に比例して大き
くなければならない。正確な動きベクトルを得るために
は、より大きい探索領域(例えば、SR6)が用いられ
れば、探索領域での最適整合点を探すための計算の複雑
度は探索領域の大きさに比例して大きくなる。従って、
図2の方法は、複数の過程を実行するために必要な付加
的な計算時間を除いて、図3の方法に比べて計算量が少
ない。
【0024】図4には、図1に示された本発明の動き推
定ブロック126の詳細なブロック図が示されている。
【0025】ラインL10を通じて、動き推定ブロック
126へ入力されるビデオ信号は、フレームスタック1
90へ入力される。詳しく述べれば、そのビデオ信号の
スキップされたフレームと現フレームとがフレームスタ
ック190へ入力されて記憶されると共に動きベクトル
検知ブロック210へ提供される。
【0026】フレームメモリ124から取り出された符
号化済みの前フレームは、ラインL12を通じて特徴点
選択ブロック200と動きベクトル検知ブロック210
に入力される。この特徴点選択ブロック200において
は、符号化済みの前フレームに含まれた画素のうちの複
数の特徴点が選択される。各々の特徴点は隣接する画素
を代表しうる画素の位置として定義される。
【0027】各々の選択された特徴点は特徴点更新ブロ
ック220へ入力されて、以下に説明されるような方法
により更新される。図2に説明されたように、更新され
た特徴点は動きベクトル検知ブロック210に探索点と
して入力されて更新済みの特徴点に対する動きベクトル
を検知する。
【0028】処理の初めには、更新済みの特徴点は特徴
点選択ブロック200から入力された特徴点と同じであ
る。動きベクトル検知ブロック210は、特徴点、例え
ば、図2の探索点SP4に対する最適整合点をスキップ
されたフレームF3の探索領域SR3で探して、これに
よって、探索点SP4と探索領域SR3の最適整合点と
の間の動きベクトルMV3を特定する。特徴点に対する
動きベクトルを探す多様な処理アルゴリズムがあるが、
そのうちの1つは1つの特徴点に対して一定の大きさの
ブロックを設定して、その後、公知のブロック整合アル
ゴリズムを用いて動きベクトルを検知する。
【0029】動きベクトルMV3は、動きベクトル累算
器230に入力されて記憶されると共に、特徴点更新ブ
ロック220に入力された後、最適整合点SP3を新た
な更新された特徴点として動きベクトル検知ブロック2
10へ提供する。動きベクトル検知ブロック210にお
いては、新たな探索点、即ち、図2の新たな探索点SP
3に対する最適整合点をスキップされたフレームF2の
探索領域SR2で特定することによって、探索点SP3
と探索領域SR2の最適整合点SP2との間の動きベク
トルMV2を特定する。その後、動きベクトルMV2は
動きベクトル累算器220に送られてMV3に加えら
れ、特徴点更新ブロック220に入力される。このよう
な動きベクトルを特定し、特徴点を更新する過程はスキ
ップされたフレームF2と現フレームF1との間でも繰
り返される。検知された動きベクトル、即ち、ベクトル
MV1、MV2及びMV3を累算して、図3の最終の動
きベクトル(例えば、MV)を特定するが、MVは符号
化済みの前フレームの特徴点SP4とラインL20上の
現フレーム内の対応する探索領域SR1の最適整合点S
P1との間の動きベクトルである。符号化済みの前フレ
ームの全ての特徴点に対して上述の過程が繰り返され
て、特徴点に対する第1セットの動きベクトルが図1の
予測ブロックに提供される。
【0030】本発明はフレームデシメーション比が3で
ある場合に関して説明されたが、ビデオ信号を符号化す
るには多様なフレームデシメーション方法またはフレー
ムデシメーション比を用いることができ、動きベクトル
は、これまで説明されたように算出される。
【0031】図5には、予測ブロック122の詳細なブ
ロック図が示されている。特徴点に対する第1セットの
動きベクトルは、動き推定ブロック126から非特徴点
動き予測器214へラインL20を通じて提供される。
非特徴点動き予測器214においては、特徴点に対する
第1セットの動きベクトルを用いて、符号化済みの前フ
レームの特徴点以外の点である非特徴点の各々に対する
第2セットの動きベクトルが特定される。
【0032】図6は複数の特徴点が全フレームに不規則
的に分布している場合の、非特徴点に対する動きベクト
ルを検知する方法が示されている。星(*)で表示され
た非特徴点に対する動きベクトルは、半径(dr+d
a)の円の境界内に配置された特徴点に対する動きベク
トルを平均して求める。ここで、このdaは最も近位の
特徴点と星(*)で表示された画素の位置との距離で、
drは動きベクトルの計算に用いる他の特徴点を含むよ
うに拡張された予め定められた半径である。例えば、最
も近位の特徴点が「Y」であり、特徴点「X」が半径
(dr+da)の円内に含まれれば、星(*)で表示さ
れた画素への動きベクトル(MVx,MVy)は次式の
ように計算される。
【0033】
【数1】
【0034】ここで、dxとdyは、各々星(*)で表
された画素位置から特徴点XとYまでの距離で、(MV
x,MVy)Xと(MVx,MVy)Yは各々特徴点に
対する動きベクトルである。
【0035】図5では、非特徴点に対する特定された第
2セットの動きベクトルが、画素単位の予測器216へ
入力され、そこでは予測された現フレームに含まれる各
々の画素値が2セットの動きベクトルを用いて特定され
る。
【0036】
【発明の効果】従って、本発明によれば、フレームデシ
メーティングビデオ符号化器で2つの符号化済みのフレ
ーム間の特徴点に対する動きベクトルを複数の過程を経
て検知し、ビデオ符号化器における計算の複雑度を低減
する改良された方法及びその装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動き推定ブロックを用いた映像符号化
器のブロック図である。
【図2】本発明と従来の動き推定技法の相異点を示す図
である。
【図3】本発明と従来の動き推定技法の相異点を示す図
である。
【図4】本発明の動き推定ブロックのブロック図であ
る。
【図5】図1に示した予測ブロックのブロック図であ
る。
【図6】非特徴点への動きベクトルを検知する方法を示
す図である。
【符号の説明】
101 フレームデシメータ 102 減算器 105 映像信号符号化器 107 エントロピー符号化器 113 映像信号復号化器 115 加算器 122 予測ブロック 124 フレームメモリ 126 動き推定ブロック 190 フレームスタック 200 特徴点選択ブロック 210 動きベクトル検知ブロック 214 非特徴点動き予測器 216 画素単位予測器 220 特徴点更新ブロック 230 動きベクトル累算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現フレームと選択された前フレームと
    の間の1セットの探索点への目的の動きベクトルを決定
    する動きベクトル決定方法であって、N個のフレームが
    現フレームと選択された前フレームとの間でスキップさ
    れ、前記Nは1を含む正の整数であり、選択された前フ
    レームに含まれた前記1セットの探索点が予め定められ
    ている目的の動きベクトルを決定する動きベクトル決定
    方法であって、 (a)前記N個のスキップされたフレームを記憶する過
    程と、 (b)前記探索点のうちの1つを参照探索点としてセッ
    トする過程と、 (c)前記参照探索点に対して、i番目のスキップされ
    たフレームの対応する探索領域に含まれた最適整合点を
    特定することによって、参照探索点と最適整合点との間
    の変位を表すi番目の動きベクトルを生成すると共にそ
    の最適整合点を参照探索点としてセットして、ここで、
    iは1からNまでの昇順に選択される数である、過程
    と、 (d)前記i番目の動きベクトルを記憶する過程と、 (e)前記過程(c)から(d)を1番目からN番目の
    動きベクトルを求めるまで繰り返す過程と、 (f)前記参照探索点に対して、現フレームの対応する
    探索領域に含まれた最適整合点を特定することによっ
    て、参照探索点と最適整合点との変位を表す(N+1)
    番目の動きベクトルを生成する過程と、 (g)前記(N+1)個の動きベクトルをたし合わせ
    て、前記探索点のうちの1つとその対応する現フレーム
    における最適整合点との間の変位を表示する目的の動き
    ベクトルを提供する過程と、 (h)前記過程(b)から(g)を全ての探索点に対す
    る1セットの目的の動きベクトルを決定するまで繰り返
    す過程とを有することを特徴とする動きベクトル決定方
    法。
  2. 【請求項2】 現フレームと選択された前フレームと
    の間の1セットの探索点に対する目的の動きベクトルを
    決定する動きベクトル推定装置であって、N個のフレー
    ムが現フレームと選択された前フレームとの間でスキッ
    プされ、前記Nは1を含む正の整数であり、選択された
    前フレームに含まれた前記1セットの探索点が予め定め
    られている、目的の動きベクトル決定する動きベクトル
    推定装置であって、 前記N個のスキップされたフレームを記憶するためのメ
    モリ手段と、 前記選択された前フレームで1セットの探索点を選択す
    る手段と、 参照フレームにおける参照探索点を提供する手段であっ
    て、動きベクトルが入力されなければ、前フレームに含
    まれた探索点のうちの1つが参照探索点として特定さ
    れ、動きベクトルが入力されれば、前記動きベクトルに
    応じて参照探索点を参照フレームの後続のフレームにあ
    る参照探索点の最適整合点に更新し、前記(N+1)個
    の参照探索点を全ての探索点に対して提供する手段と、 前記参照探索点に対して、参照フレームの後続のフレー
    ムにおけるその対応する探索領域に含まれた最適整合点
    を特定することによって、参照探索点と最適整合点との
    間の変位を表す一連の(N+1)個の動きベクトルのう
    ちの1つを生成する動きベクトル検知手段と、 前記一連の(N+1)個の動きベクトルの和を記憶し
    て、探索点のうちの1つと現フレームにおける対応する
    最適整合点との間の変位を表示する目的の動きベクトル
    を提供することによって、全ての探索点に対する目的の
    動きベクトルの1セットを提供する手段とを含むことを
    特徴とする動きベクトル推定装置。
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