JPH08205452A - ポリゴンミラー駆動用スキャナモータ - Google Patents

ポリゴンミラー駆動用スキャナモータ

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JPH08205452A
JPH08205452A JP1143395A JP1143395A JPH08205452A JP H08205452 A JPH08205452 A JP H08205452A JP 1143395 A JP1143395 A JP 1143395A JP 1143395 A JP1143395 A JP 1143395A JP H08205452 A JPH08205452 A JP H08205452A
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JP
Japan
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mirror
polygon mirror
fitting
screw
hole
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Application number
JP1143395A
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English (en)
Inventor
Kunio Hayashi
邦夫 林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリゴンミラーの嵌合孔とこの嵌合孔が嵌合
される相手部材との間の嵌合部分の隙間を極力小さくす
ることができ、常に安定した回転が得られるポリゴンミ
ラー駆動用スキャナモータを提供する。 【構成】 ポリゴンミラー45の嵌合孔46が嵌合され
るミラー取付部材41の嵌合突部44の上面にすり割り
状の溝49を形成することにより、溝49の外側に弾性
変形可能部50を設ける。ミラー押え51取付け用の取
付けねじを兼用する拡開用ねじ52を嵌合突部44上面
のねじ穴48にねじ込むことに伴い、弾性変形可能部5
0が外側へ押し出されてポリゴンミラー45の嵌合孔4
6に圧接するようになる。この結果、ポリゴンミラー4
5の嵌合孔46とこれが嵌合される嵌合突部44との間
の嵌合部分47の隙間を殆どなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸にこれと一体回
転するように設けられたミラー取付部材が有する嵌合突
部の外周部にポリゴンミラーを取り付ける構成としたポ
リゴンミラー駆動用スキャナモータに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザービームプリンターのレーザース
キャニングに使用されるポリゴンミラー駆動用スキャナ
モータの従来構成について、図30を参照して説明す
る。
【0003】ハウジング1は、上面側に複数段の凹部を
有すると共に、中央部の底部に筒部2を有していて、そ
の筒部2に円筒状をなすセラミック製の軸受筒3が挿入
されて接着固定され、また、筒部2の底部に底蓋4がね
じ止めされている。このハウジング1の上面には軸受筒
3を覆う状態でカバー5がねじ止めされており、これら
ハウジング1とカバー5とにより、密閉状態のモータケ
ース6を構成している。このモータケース6内におい
て、ハウジング1の上部には配線基板7がねじ止めされ
ていて、この配線基板7の上面に複数個のステータコイ
ル8が接着固定されている。
【0004】そして、モータケース6の内部には、ステ
ンレス製の回転軸9を備えたロータ組立10が配設され
ている。回転軸9は、外周面に動圧空気軸受手段の一部
を構成するヘリングボーン状の溝部11を上下に2組形
成していて、上記軸受筒3内に回転自在に挿通支持され
ている。これら回転軸9と軸受筒3とにより動圧空気軸
受手段を構成している。
【0005】回転軸9の上部には、例えば真ちゅう製の
ミラー取付部材12が取付固定されており、このミラー
取付部材12にロータヨーク13が接着固定されてい
る。このロータヨーク13の下面には環状をなすロータ
マグネット14が接着固定されていて、このロータマグ
ネット14が、上記ステータコイル8に対して軸方向に
所定の空隙を存する状態で上方から対向配置されてい
る。
【0006】また、ミラー取付部材12の上部には円筒
状の嵌合突部12aが形成されており、この嵌合突部1
2aの外周部に例えばアルミニウム製のポリゴンミラー
15が装着されている。このポリゴンミラー15は、嵌
合孔15aを嵌合突部12aの外周部に嵌合させると共
に、ミラー押え16を嵌合突部12aの上面に複数本の
ねじ16aにより取り付けることにより、ミラー押え1
6とミラー取付部材12の取付座面12bとの間に挟み
込んで固定されている。
【0007】ミラー取付部材12の下部には、取付部材
17が回転軸9と一体回転するように取付固定されてい
る。この取付部材17は軸受筒3を上方から包囲する状
態で配線基板7を貫通していて、下部に回転ヨーク17
aが配線基板7の下方に位置して取り付けられていると
共に、環状をなすロータ側磁気浮上用マグネット18a
が取り付けられている。
【0008】回転ヨーク17aは磁気収束用のヨークで
あり、ロータマグネット14の磁気吸引力は常にこの回
転ヨーク17aに作用して引き付けようとするが、ロー
タマグネット14及び回転ヨーク17aは、共に回転軸
9にミラー取付部材12或いは取付部材17を介して固
定されているので、これらの距離は変ることなく常に一
定に維持される。従って、ロータマグネット14の磁気
吸引力をロータ組立10内で相殺することができ、結果
としてスラスト荷重をロータ組立10の自重のみに低減
することができる。
【0009】また、ハウジング1側には、ロータ側磁気
浮上用マグネット18aを包囲するように環状のステー
タ側磁気浮上用マグネット18bが固定されていて、ロ
ータ組立10のスラスト荷重を、これらロータ側磁気浮
上用マグネット18aとステータ側磁気浮上用マグネッ
ト18bの磁気反発力を利用して受ける構成となってい
る。
【0010】しかして、上記構成において、ロータ組立
10が回転駆動されると、ヘリングボーン状の溝部11
の作用で、軸受筒3の内周面と回転軸9の外周面との間
の数μmの軸受隙間19に空気が引き込まれて高圧の動
圧を発生し、この動圧空気軸受作用により、回転軸9は
軸受筒3に対して非接触状態で回転される。このような
動圧空気軸受を用いたモータは、高速回転に適してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな従来構成のポリゴンミラー駆動用スキャナモータで
は、次のような問題点が発生してくる。
【0012】すなわち、高精度に加工、処理されたポリ
ゴンミラー15の精度を損なうことなく、しかもポリゴ
ンミラー15の中心を正確、かつ高精度にモータの回転
中心に一致させて取り付けるために、高精度に加工され
たミラー取付部材12の嵌合突部12aにポリゴンミラ
ー15の嵌合孔15aを嵌合させて該ポリゴンミラー1
5の位置決めをし、ミラー取付部材12の取付座面12
bとミラー押え16の下面との間でポリゴンミラー15
を挟み込み、ミラー押え16をねじ16aにより取り付
けることにより、ポリゴンミラー15をミラー取付部材
12に固定している。このような構成のものでは、ミラ
ー取付部材12の嵌合突部12aの外周面とポリゴンミ
ラー15の嵌合孔15aの内周面との間の嵌合部分20
には、嵌合するための数μmの隙間が不可避的に生ず
る。
【0013】しかも、その嵌合部分20の隙間は、モー
タの温度上昇に伴い、ポリゴンミラー15とミラー取付
部材12のそれぞれの材料における熱膨張係数の差から
生ずる隙間が加算されることになる。殊に、ポリゴンミ
ラー15をアルミニウム系材料、ミラー取付部材12を
真ちゅう系材料で構成した場合には、10℃の温度上昇
で、数μmの熱膨張係数の差による隙間の増大をもたら
す。
【0014】一方、市場で要求される高速・低振動のポ
リゴンミラー駆動用スキャナモータを実現するために
は、回転体(ロータ組立10)の動釣り合いにおいて、
偏重心距離が0.2〜0.3μm以下を確実に確保しな
くてはならず、そのため、前述した嵌合部分20におけ
る嵌合のための数μmの隙間と、熱膨張係数の差によっ
て生ずる数μmの隙間とが問題となってくる。
【0015】そこで、本発明の目的は、ポリゴンミラー
の嵌合孔とこの嵌合孔が嵌合される相手部材との間の嵌
合部分の隙間を極力小さくすることができ、常に安定し
た回転が得られるポリゴンミラー駆動用スキャナモータ
を提供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の目的を達成するために、回転軸にこれと一体回転する
ように設けられたミラー取付部材が有する嵌合突部の外
周部にポリゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミ
ラー押えを前記嵌合突部の上面に取り付けることによ
り、前記ポリゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材
との間に挟み込んで固定する構成としたポリゴンミラー
駆動用スキャナモータにおいて、前記嵌合突部の上面に
複数のすり割り状の溝を形成することによってその溝の
外側に設けられた複数個の弾性変形可能部と、前記各溝
上に設けられた複数個のねじ穴と、このねじ穴にねじ込
まれることに伴い、前記弾性変形可能部を外側に押し出
して前記ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させる拡開用ね
じとを具備したことを特徴とするものである。
【0017】請求項2の発明は、同様な目的を達成する
ために、前記嵌合突部の上面に複数のすり割り状の溝を
形成することによってその溝の外側に設けられた複数個
の弾性変形可能部と、前記ミラー押えに前記各溝に対応
させて貫通状態に設けられた複数個のねじ穴と、先端部
がテーパー状をなし、前記ねじ穴にねじ込まれて先端部
が前記溝に進入することに伴い、前記弾性変形可能部を
外側に押し出して前記ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接さ
せる拡開用ねじとを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0018】この場合、すり割り状の溝は、放電加工、
ワイヤ放電加工、ワイヤソー、或いはバンドソーにより
形成することが好ましい(請求項3の発明)。また、そ
の溝は、拡開用ねじの締付け完了状態で、その拡開用ね
じの先端よりも深く設定することが好ましい(請求項4
の発明)。さらに、各溝は、ねじ穴と回転軸の回転中心
とを結ぶ直線に対して略直交する方向に延びるように形
成することが好ましい(請求項5の発明)。また、弾性
変形可能部は、嵌合突部上面の円周上の3箇所以上に等
分配置となるように設けることが好ましい。
【0019】請求項7の発明は、請求項1の発明と同様
な目的を達成するために、回転軸にこれと一体回転する
ように設けられたミラー取付部材が有する嵌合突部の外
周部にポリゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミ
ラー押えを前記嵌合突部の上面に取り付けることによ
り、前記ポリゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材
との間に挟み込んで固定する構成としたポリゴンミラー
駆動用スキャナモータにおいて、前記嵌合突部の外周部
に前記ポリゴンミラーの嵌合孔が嵌合されるように設け
られたリング状のスペーサと、このスペーサと嵌合突部
との接合部分に設けられた複数個のねじ穴と、このねじ
穴にねじ込まれることに伴い、前記スペーサの一部を外
側に押し出して前記ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させ
る拡開用ねじとを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0020】請求項8の発明は、同様な目的を達成する
ために、前記嵌合突部の外周部に前記ポリゴンミラーの
嵌合孔が嵌合されるように設けられたリング状のスペー
サと、前記ミラー押えに前記スペーサと嵌合突部との接
合部分に対応させて貫通状態に設けられた複数個のねじ
穴と、先端部がテーパー状をなし、前記ねじ穴にねじ込
まれて先端部が前記接合部分に進入することに伴い、前
記スペーサの一部を外側に押し出して前記ポリゴンミラ
ーの嵌合孔に圧接させる拡開用ねじとを具備したことを
特徴とするものである。
【0021】請求項9の発明は、同様な目的を達成する
ために、前記嵌合突部の外周部に前記ポリゴンミラーの
嵌合孔が嵌合されるように設けられたリング状のスペー
サと、このスペーサと前記嵌合突部との接合部分に設け
られたテーパー状をなす複数個の挿入穴と、これら挿入
穴に挿入された複数個のテーパーピンと、前記ミラー押
えに前記挿入穴に対応させて貫通状態に設けられた複数
個のねじ穴と、このねじ穴にねじ込まれて先端部が前記
テーパーピンを押し込むことに伴い、そのテーパーピン
を介して前記スペーサの一部を外側に押し出して前記ポ
リゴンミラーの嵌合孔に圧接させる拡開用ねじとを具備
したことを特徴とするものである。
【0022】この場合、挿入穴及びテーパーピンは、同
一円周上の3箇所以上に等分配置となるように設けるこ
とが好ましい(請求項13の発明)。スペーサは、ミラ
ー取付部材と同じ材質で構成することが好ましい(請求
項10の発明)。また、スペーサは、ミラー取付部材の
嵌合突部に対して圧入または焼き嵌めにより取り付ける
ことが好ましい(請求項11の発明)。さらに、ねじ穴
及びこのねじ穴にねじ込まれる拡開用ねじの少なくとも
一方はテーパー状とすることが好ましい(請求項12の
発明)。
【0023】請求項14の発明は、請求項1の発明と同
様な目的を達成するために、回転軸にこれと一体回転す
るように設けられたミラー取付部材が有する嵌合突部の
外周部にポリゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、
ミラー押えを前記嵌合突部の上面に取り付けることによ
り、前記ポリゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材
との間に挟み込んで固定する構成としたポリゴンミラー
駆動用スキャナモータにおいて、前記嵌合突部の外周部
に円周方向に延びる溝を形成することによってその溝の
上方に設けられた弾性変形可能部と、この弾性変形可能
部の上面に設けられた複数個のねじ穴と、このねじ穴に
ねじ込まれることに伴い、前記弾性変形可能部をミラー
押え側に変位させてその弾性変形可能部の下端部を前記
ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させる拡開用ねじとを具
備したことを特徴とするものである。
【0024】請求項15の発明は、同様な目的を達成す
るために、前記嵌合突部の外周部に円周方向に延びる溝
を形成することによってその溝の上方に設けられた弾性
変形可能部と、前記ミラー押えに弾性変形可能部に対応
させて貫通状態に設けられた複数個のねじ穴と、このね
じ穴にねじ込まれて先端部により前記弾性変形可能部を
押し下げることに伴い、その弾性変形可能部の上端部を
前記ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させる拡開用ねじと
を具備したことを特徴とするものである。
【0025】この場合、拡開用ねじは、ミラー押え取付
け用の取付けねじを兼用する構成とすることができる
(請求項16の発明)。また、ねじ穴は、同一円周上の
3箇所以上に等分配置となるように設けることが好まし
い(請求項17の発明)。さらに、拡開用ねじの先端部
と対応する部位に、テーパー状の凹部を設けることが好
ましい(請求項18の発明)。その凹部は、同一円周上
の3箇所以上に等分配置となるように設けることが好ま
しい(請求項19の発明)。
【0026】
【作用】請求項1の発明によれば、拡開用ねじを嵌合突
部上面のねじ穴にねじ込むことに伴い、溝の外側に存す
る弾性変形可能部が外側へ押し出され、この弾性変形可
能部がポリゴンミラーの嵌合孔に圧接するようになる。
この結果、ポリゴンミラーの嵌合孔とこの嵌合孔が嵌合
される嵌合突部との間の嵌合部分の隙間を殆どなくすこ
とができると共に、経時変化や温度変化によってその嵌
合部分の隙間が大きくなることも抑えることができるよ
うになり、常に安定した回転が得られるようになる。
【0027】請求項2の発明によれば、拡開用ねじをミ
ラー押えのねじ穴にねじ込んで、この拡開用ねじの先端
部を嵌合突部上面の溝に進入させることに伴い、溝の外
側に存する弾性変形可能部が外側へ押し出され、この弾
性変形可能部がポリゴンミラーの嵌合孔に圧接するよう
になるので、請求項1の発明と同様な作用効果を得るこ
とができる。
【0028】請求項7の発明によれば、嵌合突部の外周
部にポリゴンミラーの嵌合孔が嵌合されるスペーサを設
け、拡開用ねじをスペーサと嵌合突部との接合部分に設
けられたねじ穴にねじ込むことに伴い、スペーサの一部
が外側へ押し出され、このスペーサがポリゴンミラーの
嵌合孔に圧接するようになるので、請求項1の発明と同
様な作用効果を得ることができる。
【0029】請求項8の発明によれば、拡開用ねじをミ
ラー押えのねじ穴にねじ込んで、この拡開用ねじの先端
部をスペーサと嵌合突部との接合部分に進入させること
に伴い、スペーサの一部が外側へ押し出され、このスペ
ーサがポリゴンミラーの嵌合孔に圧接するようになるの
で、請求項1の発明と同様な作用効果を得ることができ
る。
【0030】請求項9の発明によれば、拡開用ねじをミ
ラー押えのねじ穴にねじ込んで、この拡開用ねじの先端
部でスペーサと嵌合突部との接合部分に設けられたテー
パーピンを押し込むことに伴い、そのテーパーピンを介
してスペーサの一部が外側へ押し出され、このスペーサ
がポリゴンミラーの嵌合孔に圧接するようになるので、
請求項1の発明と同様な作用効果を得ることができる。
【0031】請求項14の発明によれば、拡開用ねじを
嵌合突部上面のねじ穴にねじ込んで、弾性変形可能部を
ミラー押え側へ変位させることに伴い、その弾性変形可
能部の下端部が外側へ変位してポリゴンミラーの嵌合孔
に圧接するようになるので、請求項1の発明と同様な作
用効果を得ることができる。
【0032】請求項15の発明によれば、拡開用ねじを
ミラー押えのねじ穴にねじ込んで、その拡開用ねじの先
端部で弾性変形可能部を押し下げることに伴い、その弾
性変形可能部の上端部が外側へ変位してポリゴンミラー
の嵌合孔に圧接するようになるので、請求項1の発明と
同様な作用効果を得ることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明をレーザービームプリンターの
レーザースキャニングに使用されるポリゴンミラー駆動
用スキャナモータに適用した第1実施例について図1〜
図5を参照して説明する。
【0034】まず全体構成を示す図2において、モータ
ケース21は、例えばアルミニウム製のハウジング22
と、これの上部にねじ23により装着されたカバー24
とから密閉状態となるように構成されている。
【0035】このうち、ハウジング22は、上面側に3
段の凹部25a〜25cを有すると共に、中央部の底部
に筒部26を一体に有している。その筒部26の内側
に、円筒状をなすセラミック製の軸受筒27が立設状態
となるように接着固定されている。また、筒部26の底
部にはハウジング22の一部を構成する底蓋28がねじ
29により取り付けられており、筒部26の下面はこの
底蓋28により閉塞されている。
【0036】ハウジング22の上段の凹部25aには、
配線基板30がねじ31により取付固定されていて、こ
の配線基板30の上面に複数個のステータコイル32が
接着固定されている。また、ハウジング22の下段の凹
部25cには、環状をなすステータ側磁気浮上用マグネ
ット33が固定されていて、これの上面に環状をなすヨ
ーク34が固定されている。
【0037】そして、モータケース21の内部には、例
えばステンレス製の回転軸35を備えたロータ組立36
が回転可能に配設されている。回転軸35の外周面に
は、動圧空気軸受手段の一部を構成するヘリングボーン
状の溝部37,38を上下に2組形成していて、回転軸
35が上記軸受筒27内に回転自在に挿通支持されてい
る。これら回転軸35と軸受筒27とにより、空気を潤
滑流体とする動圧空気軸受手段39を構成している。軸
受筒27の内周面と回転軸35の外周面との間には、数
μmの軸受隙間40が形成されている。
【0038】回転軸35の上部には、例えば真ちゅう製
のミラー取付部材41が取付固定されており、このミラ
ー取付部材41の下部にロータヨーク42が接着固定さ
れている。このロータヨーク42の下面には環状をなす
ロータマグネット43が接着固定されていて、このロー
タマグネット43が、上記ステータコイル32に対して
軸方向に所定の空隙を存する状態で上方から対向配置さ
れている。
【0039】そして、ミラー取付部材41の上部には円
筒状の嵌合突部44が形成されており、この嵌合突部4
4の外周部に、例えばアルミニウム製のポリゴンミラー
45が回転軸35と一体回転するように装着されてい
る。このポリゴンミラー45の取付構成につき、図1、
図3、図4及び図5も参照して詳述する。
【0040】ポリゴンミラー45は、平面形状が六角形
状をなすと共に、中央部に円形の嵌合孔46が形成され
ていて、この嵌合孔46を上記嵌合突部44の外周部に
嵌合させている。なお、嵌合孔46を嵌合突部44に嵌
合させただけの状態では、嵌合突部44と嵌合孔46と
の嵌合部分47には、嵌合のための数μmの隙間が不可
避的に存在することになる。ポリゴンミラー45の下面
は、ミラー取付部材41に形成された取付座面41aに
て受けられている。
【0041】嵌合突部44の上面には、3個のねじ穴4
8が120度ごとに設けられていると共に、このねじ穴
48を通り、かつこのねじ穴48の中心と回転軸35の
中心とを結ぶ直線Aと直交する方向に延びるすり割り状
の溝49を形成することにより、各溝49の外側に弓形
状をなす弾性変形可能部50が設けられている(図4参
照)。したがって、ねじ穴48及び弾性変形可能部50
は、嵌合突部44上面の円周上に3個が等分配置となる
ように設けられている。この場合、各溝49は、例えば
放電加工により形成している。
【0042】嵌合突部44の上面には、ミラー押え51
が取付けねじを兼用する3本の拡開用ねじ52により取
り付けられている。この場合、ミラー押え51をポリゴ
ンミラー45の上面に載置した状態で、該ミラー押え5
1に形成された段付き状のねじ挿通孔53に拡開用ねじ
52を挿通し、この拡開用ねじ52を嵌合突部44のね
じ穴48にねじ込むことにより、上記ポリゴンミラー4
5をこのミラー押え51の下面とミラー取付部材41の
取付座面41aとの間に挟み込んで固定している。
【0043】しかして、この場合、拡開用ねじ52を嵌
合突部44のねじ穴48にねじ込むことに伴い、図1に
示すように、溝49の外側に存する弾性変形可能部50
が外側へ押し出されるように倒れ(図1の矢印B参
照)、この弾性変形可能部50がポリゴンミラー45の
嵌合孔46に圧接する構成となっている。また、各溝4
9は、拡開用ねじ52の締付け完了状態で、その拡開用
ねじ52の先端よりも深くなるように設定されている。
【0044】一方、ミラー取付部材41の下部には、取
付部材54が回転軸35と一体回転するように取付固定
されている。この取付部材54は、軸受筒27を上方か
ら覆う状態で配線基板30の孔30aを貫通していて、
その下部に回転ヨーク55が配線基板30の下方に位置
して該配線基板30と平行となるように取り付けられて
いると共に、環状をなすロータ側磁気浮上用マグネット
56が取り付けられている。
【0045】回転ヨーク55は磁気収束用のヨークであ
り、ロータマグネット43の磁気吸引力は常にこの回転
ヨーク55に作用して引き付けようとするが、ロータマ
グネット43及び回転ヨーク55は、共に回転軸35に
ミラー取付部材41或いは取付部材54を介して固定さ
れているので、これらの距離は変ることなく常に一定に
維持される。従って、ロータマグネット43の磁気吸引
力をロータ組立36内で相殺することができ、結果とし
てスラスト荷重をロータ組立36の自重のみに低減する
ことができる。
【0046】取付部材54の内面と軸受筒27の外面と
の間には所定の隙間が形成されている。また、ロータ側
磁気浮上用マグネット56は、上記ステータ側磁気浮上
用マグネット33内に挿入された状態となっており、こ
れらロータ側磁気浮上用マグネット56の外周面とステ
ータ側磁気浮上用マグネット33の内周面との間にも所
定の隙間が形成されている。
【0047】ロータ側磁気浮上用マグネット56とステ
ータ側磁気浮上用マグネット33は、それぞれ上部がN
極で、下部がS極となるように着磁されており、ロータ
組立36のスラスト荷重を、これらロータ側磁気浮上用
マグネット56とステータ側磁気浮上用マグネット33
の磁気反発力を利用して受ける構成となっている。
【0048】ハウジング22の下方には、駆動回路(図
示せず)を備えた基板57が配置されている。この基板
57は、ハウジング22に筒状部材58を介してねじ5
9により取付固定されている。この基板57の回路とモ
ータケース21内の配線基板30の回路とはコネクタ6
0を介して電気的に接続されている。また、カバー24
において、ポリゴンミラー45の外周部と対応する部位
の1箇所には窓部61が設けられていて、この窓部61
を通してレーザー光が出入りするようになっている。
【0049】さて、上記構成において、ロータ組立36
が回転駆動されると、ヘリングボーン状の溝部37,3
8の作用で、軸受筒27と回転軸35との間の軸受隙間
40に空気が引き込まれて高圧の動圧を発生し、この動
圧空気軸受作用により、回転軸35は軸受筒27に対し
て非接触状態で回転されるようになる。回転軸35と一
体にポリゴンミラー45も高速で回転される。
【0050】このような第1実施例によれば、次のよう
な作用効果を得ることができる。すなわち、ミラー押え
51取付け用の取付けねじを兼用する各拡開用ねじ52
をミラー取付部材41の嵌合突部44上面のねじ穴48
にねじ込むことに伴い、すり割り状の溝49の外側に存
する弾性変形可能部50が外側へ押し出され、この弾性
変形可能部50がポリゴンミラー45の嵌合孔46に圧
接する構成としているので、嵌合突部44の外周面とポ
リゴンミラー45の嵌合孔46の内周面との間の嵌合部
分47の隙間を殆どなくすことができる。しかも、モー
タの温度上昇に伴う、ポリゴンミラー45及びミラー取
付部材44の材料の熱膨張係数の差により生ずる隙間に
対しても、弾性変形可能部50の弾性変形によって吸収
することができ、よって経時変化や温度変化によってそ
の嵌合部分47の隙間が大きくなることも抑えることが
できるようになり、常に安定した回転が得られるように
なる。そして、これに伴い、騒音の低減も可能になる利
点もある。
【0051】また、すり割り状の溝49は、拡開用ねじ
52の締付け完了状態で、その拡開用ねじ52の先端よ
りも深く設定しているので、弾性変形可能部50の弾性
変形を有効に発揮させることができる。さらに、ねじ穴
48及び弾性変形可能部50は、嵌合突部44上面の円
周上において3個が等分配置となるように設けているの
で、嵌合部分47の隙間を均等に小さくすることがで
き、ひいては回転体(ロータ組立36)の回転バランス
をよくできる。
【0052】そして、拡開用ねじ52は、ミラー押え5
1取付け用の取付けねじを兼用する構成としているの
で、部品点数の増加を抑えることができる利点がある。
【0053】図6〜図8は本発明の第2実施例を示した
ものであり、この第2実施例は上記した第1実施例とは
次の点が異なっている。すなわち、嵌合突部44の上面
において、すり割り状の各溝49の中央部には、ねじ穴
48に代えて、拡開用ねじ62をねじ込むためのねじ穴
63が3個設けられており、また、これらねじ穴63と
同一円周上で、かつこれらねじ穴63の間に位置させ
て、ミラー押え51取付け用の取付けねじ64をねじ込
むためのねじ穴65が3個設けられている。したがっ
て、この場合、ねじ穴63、65及び弾性変形可能部5
0は、嵌合突部44上面の円周上においてそれぞれ3個
が等分配置となるように設けられている。また、拡開用
ねじ62及びこれがねじ込まれるねじ穴63は、弾性変
形可能部50を弾性変形させ易くするために、先端部
(下端部)側ほど細くなるようなテーパー状に形成され
ている。
【0054】そして、ミラー押え51側には、上記ねじ
穴63に対応する部位に上下方向に貫通したストレート
状のねじ挿通孔66が3個設けられていると共に、ねじ
穴65に対応する部位に上下方向に貫通した段付き状の
ねじ挿通孔67が3個設けられている。
【0055】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46を嵌合突部44の
外周部に嵌合させた状態で、ミラー押え51をポリゴン
ミラー45の上面に載置し、各ねじ挿通孔67に挿通し
た取付けねじ64をねじ穴65にねじ込むことにより、
ポリゴンミラー45をこのミラー押え51の下面とミラ
ー取付部材41の取付座面41aとの間に挟み込んで固
定する。この状態では、嵌合突部44とポリゴンミラー
45の嵌合孔46との嵌合部分47には、嵌合のための
数μmの隙間が存在することになる。
【0056】そして、ねじ挿通孔66を通して拡開用ね
じ62をねじ穴63にねじ込むと、溝49の外側に存す
る弾性変形可能部50が外側へ押し出されるように倒
れ、この弾性変形可能部50がポリゴンミラー45の嵌
合孔46に圧接するようになる。これにより、嵌合突部
44とポリゴンミラー45の嵌合孔46との嵌合部分4
7の隙間を殆どなくすことができる。また、この場合
も、各溝49は、拡開用ねじ62の締付け完了状態で、
その拡開用ねじ62の先端よりも深くなるように設定さ
れている。
【0057】このような第2実施例においても、第1実
施例と同様な作用効果を得ることができる。この第2実
施例では、ミラー押え51取付け用の取付ねじ64と、
拡開用ねじ62とを分けているので、ポリゴンミラー4
5を一層精度良く取り付けることができる。
【0058】図9〜図11は本発明の第3実施例を示し
たものであり、この第3実施例は上記した第2実施例と
は次の点が異なっている。
【0059】すなわち、嵌合突部44の上面において、
すり割り状の各溝49の中央部には、ねじ穴63に代え
て、テーパー状の凹部68が3個設けられている。ま
た、ミラー押え51において、これら各凹部68に対応
する部位には、拡開用ねじ69がねじ込まれるねじ穴7
0が上下方向に貫通した状態で3個設けられている。拡
開用ねじ69の先端部69aは、凹部68に嵌まり合う
テーパー状に形成されている。
【0060】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、第2
実施例と同様に、まずポリゴンミラー45の嵌合孔46
を嵌合突部44の外周部に嵌合させた状態で、ミラー押
え51をポリゴンミラー45の上面に載置し、各ねじ挿
通孔67に挿通した取付けねじ64をねじ穴65にねじ
込むことにより、ポリゴンミラー45をこのミラー押え
51の下面とミラー取付部材41の取付座面41aとの
間に挟み込んで固定する。この状態では、嵌合突部44
とポリゴンミラー45の嵌合孔46との嵌合部分47に
は、嵌合のための数μmの隙間が存在することになる。
【0061】そして、拡開用ねじ69をミラー押え51
のねじ穴70にねじ込み、その拡開用ねじ69の先端部
69aが凹部68に嵌まり込むと共に溝49に進入する
ことに伴い、溝49の外側に存する弾性変形可能部50
が外側へ押し出されるように倒れ、この弾性変形可能部
50がポリゴンミラー45の嵌合孔46に圧接するよう
になる。これにより、嵌合突部44とポリゴンミラー4
5の嵌合孔46との嵌合部分47の隙間を殆どなくすこ
とができる。
【0062】このような第3実施例においても、第2実
施例と同様な作用効果を得ることができる。この場合、
拡開用ねじ69の先端部69aが嵌まり込む凹部68は
設けなくてもよいが、設けた場合には、弾性変形可能部
50を一層有効に弾性変形させることができる。
【0063】なお、第1実施例〜第3実施例において、
すり割り状の溝49は、放電加工に限られず、ワイヤ放
電加工、ワイヤソー、或いはバンドソーによって形成す
るようにしても良いことは勿論である。
【0064】図12〜図14は本発明の第4実施例を示
したものであり、この第4実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、ミラー取付部材
41における嵌合突部71は、上記嵌合突部44よりも
直径寸法が小さい円筒状に形成されており、この嵌合突
部71の外周部にリング状をなすスペーサ72を圧入ま
たは焼き嵌めにより嵌合させている。なお、これらスペ
ーサ72と嵌合突部71との接合部分73には、嵌合の
ための隙間はない。また、スペーサ72は、ミラー取付
部材41と同じ材質である真ちゅうにより形成されてい
る。嵌合突部71にこのスペーサ72を嵌合させた状態
で、全体の直径寸法が上記嵌合突部44の直径寸法と同
一となるように設定されている。そして、スペーサ72
と嵌合突部71との接合部分73の上面に、ミラー押え
51取付け用の取付けねじを兼用する拡開用ねじ52が
ねじ込まれるねじ穴74が等間隔で3個設けられてい
る。
【0065】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46をスペーサ72の
外周部に嵌合させる。なお、嵌合孔46をスペーサ72
に嵌合させただけの状態では、スペーサ72と嵌合孔4
6との嵌合部分75には、嵌合のための数μmの隙間が
存在することになる。
【0066】この状態で、ミラー押え51をポリゴンミ
ラー45の上面に載置し、各ねじ挿通孔53に挿通した
拡開用ねじ52をねじ穴74にねじ込むことにより、ポ
リゴンミラー45をこのミラー押え51の下面とミラー
取付部材41の取付座面41aとの間に挟み込んで固定
する。このとき、拡開用ねじ52をねじ穴74にねじ込
むことに伴い、スペーサ72の一部が外側へ押し出され
てポリゴンミラー45の嵌合孔46に圧接するようにな
る。これにより、スペーサ72とポリゴンミラー45の
嵌合孔46との嵌合部分75の隙間を殆どなくすことが
できる。
【0067】このような第4実施例によれば、第1実施
例と同様な作用効果を得ることができる。特にこの第4
実施例の場合には、拡開用ねじ52のねじ込みに伴いス
ペーサ72が水平方向に平行移動する状態で押し出され
るので、スペーサ72がポリゴンミラー45の嵌合孔4
6の内周面に対して上部から下部にわたって均等に圧接
するようになり、一層安定性がある。
【0068】図15〜図17は本発明の第5実施例を示
したものであり、この第5実施例は上記した第2実施例
及び第4実施例とは次の点が異なっている。すなわち、
スペーサ72と嵌合突部71との接合部分73の上面
に、第2実施例の拡開用ねじ62をねじ込むためのねじ
穴76が、また、嵌合突部71の上面に、ミラー押え5
1取付け用の取付けねじ64がねじ込まれるねじ穴77
が交互に等間隔で3個ずつ設けられている。また、拡開
用ねじ62及びこれがねじ込まれるねじ穴76は、スペ
ーサ72を押し出し易くするために、先端部(下端部)
側ほど細くなるようなテーパー状に形成されている。
【0069】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46をスペーサ72の
外周部に嵌合させた状態で、ミラー押え51をポリゴン
ミラー45の上面に載置し、各ねじ挿通孔67に挿通し
た取付けねじ64をねじ穴77にねじ込むことにより、
ポリゴンミラー45をこのミラー押え51の下面とミラ
ー取付部材41の取付座面41aとの間に挟み込んで固
定する。この状態では、スペーサ72とポリゴンミラー
45の嵌合孔46との嵌合部分75には、嵌合のための
数μmの隙間が存在することになる。
【0070】そして、ねじ挿通孔66を通して拡開用ね
じ62をねじ穴76にねじ込むと、スペーサ72の一部
が外側へ押し出されてポリゴンミラー45の嵌合孔46
に圧接するようになる。これにより、スペーサ72とポ
リゴンミラー45の嵌合孔46との嵌合部分75の隙間
を殆どなくすことができる。
【0071】このような第5実施例によれば、第2実施
例及び第4実施例と同様な作用効果を得ることができ
る。なお、この場合、取付けねじ64がねじ込まれるね
じ穴77は、嵌合突部71の上面に設けることに代え
て、接合部分73に設けるようにしても良い。
【0072】図18〜図20は本発明の第6実施例を示
したものであり、この第6実施例は上記した第3実施例
及び第5実施例とは次の点が異なっている。すなわち、
スペーサ72と嵌合突部71との接合部分73の上面に
おいて、第5実施例のねじ穴76に代えて、第3実施例
の拡開用ねじ69の先端部が嵌まり合うテーパー状の凹
部78が3個設けられている。
【0073】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46をスペーサ72の
外周部に嵌合させた状態で、ミラー押え51をポリゴン
ミラー45の上面に載置し、各ねじ挿通孔67に挿通し
た取付けねじ64をねじ穴77にねじ込むことにより、
ポリゴンミラー45をこのミラー押え51の下面とミラ
ー取付部材41の取付座面41aとの間に挟み込んで固
定する。この状態では、スペーサ72とポリゴンミラー
45の嵌合孔46との嵌合部分75には、嵌合のための
数μmの隙間が存在することになる。
【0074】そして、拡開用ねじ69をミラー押え51
のねじ穴70にねじ込み、その拡開用ねじ69の先端部
69aが凹部78に嵌まり込むと共に接合部分73に進
入することに伴い、スペーサ72の一部が外側へ押し出
されてポリゴンミラー45の嵌合孔46に圧接するよう
になる。これにより、スペーサ72とポリゴンミラー4
5の嵌合孔46との嵌合部分75の隙間を殆どなくすこ
とができる。
【0075】このような第6実施例によれば、第3実施
例及び第5実施例と同様な作用効果を得ることができ
る。なお、この場合も、取付けねじ64がねじ込まれる
ねじ穴77は、嵌合突部71の上面に設けることに代え
て、接合部分73に設けるようにしても良い。
【0076】図21〜図23は本発明の第7実施例を示
したものであり、この第7実施例は上記した第6実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、スペーサ72と
嵌合突部71との接合部分73の上面において、凹部7
8に代えて、テーパー状の挿入穴79が3個設けられて
おり、各挿入穴79にテーパーピン80が圧入状態に挿
入されている。したがって、この場合、挿入穴79及び
テーパーピン80は、接合部分73の円周上においてそ
れぞれ3個が等分配置となるように設けられている。
【0077】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46をスペーサ72の
外周部に嵌合させた状態で、ミラー押え51をポリゴン
ミラー45の上面に載置し、各ねじ挿通孔67に挿通し
た取付けねじ64をねじ穴77にねじ込むことにより、
ポリゴンミラー45をこのミラー押え51の下面とミラ
ー取付部材41の取付座面41aとの間に挟み込んで固
定する。この状態では、スペーサ72とポリゴンミラー
45の嵌合孔46との嵌合部分75には、嵌合のための
数μmの隙間が存在することになる。
【0078】そして、拡開用ねじ69をミラー押え51
のねじ穴70にねじ込み、その拡開用ねじ69の先端部
69aがテーパーピン80を押し込むことに伴い、その
テーパーピン80を介してスペーサ72の一部が外側へ
押し出されてポリゴンミラー45の嵌合孔46に圧接す
るようになる。これにより、スペーサ72とポリゴンミ
ラー45の嵌合孔46との嵌合部分75の隙間を殆どな
くすことができる。
【0079】このような第7実施例によれば、上記した
第6実施例と同様な作用効果を得ることができる。な
お、この場合も、取付けねじ64がねじ込まれるねじ穴
77は、嵌合突部71の上面に設けることに代えて、接
合部分73に設けるようにしても良い。
【0080】図24〜図26は本発明の第8実施例を示
したものであり、この第8実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、第1実施例にお
ける嵌合突部44の下部に円周方向に延びる溝81をリ
ング状に形成することにより、この溝81の上方に弾性
変形可能部82を庇状に設けており、この弾性変形可能
部82の上面に、ミラー押え51取付け用の取付けねじ
を兼用する拡開用ねじ52がねじ込まれるねじ穴48が
上下方向に貫通した状態で設けられている。
【0081】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46を嵌合突部44の
外周部に嵌合させる。なお、嵌合孔46を嵌合突部44
に嵌合させただけの状態では、嵌合突部44と嵌合孔4
6との嵌合部分47には、嵌合のための数μmの隙間が
存在することになる。
【0082】そして、ミラー押え51をポリゴンミラー
45の上面に載置し、該ミラー押え51に形成された各
ねじ挿通孔53に拡開用ねじ52を挿通し、この拡開用
ねじ52を弾性変形可能部82のねじ穴48にねじ込む
ことにより、上記ポリゴンミラー45をこのミラー押え
51の下面とミラー取付部材41の取付座面41aとの
間に挟み込んで固定する。このとき、拡開用ねじ52を
ねじ穴48にねじ込むことに伴い、弾性変形可能部82
の一部が引き上げられてミラー押え51側へ変位し、こ
の結果、弾性変形可能部82の下端部82aが外側へ変
位してポリゴンミラー45の嵌合孔46に圧接するよう
になる。これにより、嵌合突部44とポリゴンミラー4
5の嵌合孔46との嵌合部分75の隙間を殆どなくすこ
とができる。このような第8実施例においても、第1実
施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0083】図27〜図29は本発明の第9実施例を示
したものであり、この第9実施例は上記した第1実施例
及び第8実施例とは次の点が異なっている。すなわち、
第1実施例における嵌合突部44の下部に円周方向に延
びる溝83を等間隔に3箇所に形成することにより、各
溝83の上方に弾性変形可能部84を3箇所に設けてお
り、この弾性変形可能部84の上面に、第3実施例と同
様なテーパー状の凹部68を3個設けている。また、嵌
合突部44の上面には、第2実施例と同様に、ミラー押
え51取付け用の取付けねじ64をねじ込むためのねじ
穴65を3個設けている。これら凹部68とねじ穴65
は、同一円周上において、交互に等間隔をおいて設けら
れている。
【0084】そして、ミラー押え51側には、第3実施
例と同様に、各ねじ穴65と対応する部位に、取付けね
じ64が挿通されるねじ挿通孔67が設けられ、また、
各凹部68に対応する部位に、拡開用ねじ69がねじ込
まれるねじ穴70が設けられている。
【0085】しかして、上記構成において、ポリゴンミ
ラー45をミラー取付部材41に取り付けるには、ま
ず、ポリゴンミラー45の嵌合孔46を嵌合突部44の
外周部に嵌合させた状態で、ミラー押え51をポリゴン
ミラー45の上面に載置し、各ねじ挿通孔67に挿通し
た取付けねじ64をねじ穴65にねじ込むことにより、
ポリゴンミラー45をこのミラー押え51の下面とミラ
ー取付部材41の取付座面41aとの間に挟み込んで固
定する。この状態では、嵌合突部44とポリゴンミラー
45の嵌合孔46との嵌合部分47には、嵌合のための
数μmの隙間が存在することになる。
【0086】そして、拡開用ねじ69をミラー押え51
のねじ穴70にねじ込むと、その拡開用ねじ69の先端
部69aが凹部68に嵌まり込み、拡開用ねじ69がさ
らにねじ込まれると、その先端部69aにより弾性変形
可能部84が押し下げられるように変位し、この結果、
弾性変形可能部84の上端部84aが外側へ変位してポ
リゴンミラー45の嵌合孔46に圧接するようになる。
これにより、嵌合突部44とポリゴンミラー45の嵌合
孔46との嵌合部分47の隙間を殆どなくすことができ
る。このような第9実施例においても、第8実施例と同
様な作用効果を得ることができる。
【0087】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形
して実施することができる。
【0088】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、拡開用ねじ
を、ミラー取付部材の嵌合突部上面のねじ穴にねじ込む
ことに伴い、すり割り状の溝の外側に存する弾性変形可
能部が外側へ押し出され、この弾性変形可能部がポリゴ
ンミラーの嵌合孔に圧接する構成としているので、嵌合
突部とポリゴンミラーの嵌合孔との間の嵌合部分の隙間
を殆どなくすことができる。しかも、モータの温度上昇
に伴う、ポリゴンミラー及びミラー取付部材の材料の熱
膨張係数の差により生ずる隙間に対しても、弾性変形可
能部の弾性変形によって吸収することができ、経時変化
や温度変化によってその嵌合部分の隙間が大きくなるこ
とも抑えることができるようになり、常に安定した回転
が得られるようになる。
【0089】この結果、ポリゴンミラー駆動用スキャナ
モータとして、高速回転精度と、低振動及び低騒音を実
現できると共に、これらの維持が可能となり、高精度
で、かつ長寿命のモータを提供することが可能となる。
【0090】請求項2の発明によれば、拡開用ねじをミ
ラー押えのねじ穴にねじ込んで、この拡開用ねじの先端
部を嵌合突部上面の溝に進入させることに伴い、溝の外
側に存する弾性変形可能部が外側へ押し出され、この弾
性変形可能部がポリゴンミラーの嵌合孔に圧接する構成
としているので、請求項1の発明と同様な作用効果を得
ることができる。
【0091】請求項3及び5の発明によれば、すり割り
状の溝を良好に形成することができる。また、請求項4
の発明によれば、弾性変形可能部の弾性変形を有効に発
揮させることができる。さらに、請求項6の発明によれ
ば、回転のためのバランスを一層よくすることができ
る。
【0092】請求項7〜9の発明によれば、嵌合突部の
外周部にスペーサを設け、このスペーサの一部が外側へ
押し出されてポリゴンミラーの嵌合孔に圧接する構成と
しているので、これによっても、請求項1の発明と同様
な作用効果を得ることができる。
【0093】請求項10の発明によれば、嵌合突部とス
ペーサとの間の熱膨張係数の差をなくすことができる。
また、請求項11の発明によれば、スペーサを嵌合突部
の外周部に隙間が生ずることなく嵌合させることができ
る。さらに、請求項12の発明によれば、弾性変形可能
部或いはスペーサを外側へ容易にかつ確実に押し出して
ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させることができる。ま
た、請求項13によれば、請求項6の発明と同様に、回
転のためのバランスを一層よくすることができる。
【0094】請求項14の発明によれば、拡開用ねじを
嵌合突部上面のねじ穴にねじ込んで、弾性変形可能部を
ミラー押え側へ変位させることに伴い、その弾性変形可
能部の下端部がポリゴンミラーの嵌合孔に圧接する構成
としているので、請求項1の発明と同様な作用効果を得
ることができる。
【0095】請求項15の発明によれば、拡開用ねじを
ミラー押えのねじ穴にねじ込んで、その拡開用ねじの先
端部で弾性変形可能部を押し下げることに伴い、その弾
性変形可能部の上端部がポリゴンミラーの嵌合孔に圧接
する構成としているので、請求項1の発明と同様な作用
効果を得ることができる。
【0096】請求項16の発明によれば、拡開用ねじが
ミラー押え取付け用の取付けねじを兼用していることに
より、部品点数の増加を抑えることができる。また、請
求項17の発明によれば、請求項6の発明と同様に、回
転のためのバランスを一層よくすることができる。
【0097】さらに、請求項18の発明によれば、先端
部がテーパー状をなす拡開用ねじの先端部と対応する部
位に、テーパー状の凹部を設けたことにより、拡開用ね
じの先端部がその凹部に確実に嵌まり込むようになるの
で、弾性変形可能部或いはスペーサを容易にかつ確実に
弾性変形させることが可能になる。また、請求項19の
発明によれば、請求項6の発明と同様に、回転のための
バランスを一層よくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の縦断正面図
【図2】全体の縦断正面図
【図3】ミラー押えを取り付ける前の状態の要部の縦断
正面図
【図4】ミラー押えを取り付ける前の状態の要部の平面
【図5】ミラー押えを取り付けた後の状態の要部の平面
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】図4相当図
【図8】図5相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図10】図4相当図
【図11】図5相当図
【図12】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図13】図4相当図
【図14】図5相当図
【図15】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図16】図4相当図
【図17】図5相当図
【図18】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図19】図4相当図
【図20】図5相当図
【図21】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図22】図4相当図
【図23】図5相当図
【図24】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図25】図4相当図
【図26】図5相当図
【図27】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図28】図4相当図
【図29】図5相当図
【図30】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
35は回転軸、41はミラー取付部材、44は嵌合突
部、45はポリゴンミラー、46は嵌合孔、47は嵌合
部分、48はねじ穴、49は溝、50は弾性変形可能
部、51はミラー押え、52は拡開用ねじ(取付けね
じ)、53はねじ挿通孔、62は拡開用ねじ、63はね
じ穴、64は取付けねじ、65はねじ穴、66,67は
ねじ挿通孔、68は凹部、69は拡開用ねじ、69aは
先端部、70はねじ穴、71は嵌合突部、72はスペー
サ、73は接合部分、74はねじ穴、75は嵌合部分、
76はねじ穴、77はねじ穴、78は凹部、79は挿入
穴、80はテーパーピン、81は溝、82は弾性変形可
能部、82aは下端部、83は溝、84は弾性変形可能
部、84aは上端部である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸にこれと一体回転するように設け
    られたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポリ
    ゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押えを
    前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポリ
    ゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟み
    込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキャ
    ナモータにおいて、 前記嵌合突部の上面に複数のすり割り状の溝を形成する
    ことによってその溝の外側に設けられた複数個の弾性変
    形可能部と、 前記各溝上に設けられた複数個のねじ穴と、 このねじ穴にねじ込まれることに伴い、前記弾性変形可
    能部を外側に押し出して前記ポリゴンミラーの嵌合孔に
    圧接させる拡開用ねじとを具備したことを特徴とするポ
    リゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  2. 【請求項2】 回転軸にこれと一体回転するように設け
    られたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポリ
    ゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押えを
    前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポリ
    ゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟み
    込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキャ
    ナモータにおいて、 前記嵌合突部の上面に複数のすり割り状の溝を形成する
    ことによってその溝の外側に設けられた複数個の弾性変
    形可能部と、 前記ミラー押えに前記各溝に対応させて貫通状態に設け
    られた複数個のねじ穴と、 先端部がテーパー状をなし、前記ねじ穴にねじ込まれて
    先端部が前記溝に進入することに伴い、前記弾性変形可
    能部を外側に押し出して前記ポリゴンミラーの嵌合孔に
    圧接させる拡開用ねじとを具備したことを特徴とするポ
    リゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  3. 【請求項3】 溝は、放電加工、ワイヤ放電加工、ワイ
    ヤソー、或いはバンドソーにより形成されていることを
    特徴とする請求項1または2記載のポリゴンミラー駆動
    用スキャナモータ。
  4. 【請求項4】 溝は、拡開用ねじの締付け完了状態で、
    その拡開用ねじの先端よりも深く設定されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポリゴンミ
    ラー駆動用スキャナモータ。
  5. 【請求項5】 溝は、ねじ穴と回転軸の回転中心とを結
    ぶ直線に対して略直交する方向に延びるように形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のポリゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  6. 【請求項6】 弾性変形可能部は、嵌合突部上面の円周
    上の3箇所以上に等分配置となるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のポリゴンミラ
    ー駆動用スキャナモータ。
  7. 【請求項7】 回転軸にこれと一体回転するように設け
    られたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポリ
    ゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押えを
    前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポリ
    ゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟み
    込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキャ
    ナモータにおいて、 前記嵌合突部の外周部に前記ポリゴンミラーの嵌合孔が
    嵌合されるように設けられたリング状のスペーサと、 このスペーサと嵌合突部との接合部分に設けられた複数
    個のねじ穴と、 このねじ穴にねじ込まれることに伴い、前記スペーサの
    一部を外側に押し出して前記ポリゴンミラーの嵌合孔に
    圧接させる拡開用ねじとを具備したことを特徴とするポ
    リゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  8. 【請求項8】 回転軸にこれと一体回転するように設け
    られたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポリ
    ゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押えを
    前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポリ
    ゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟み
    込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキャ
    ナモータにおいて、 前記嵌合突部の外周部に前記ポリゴンミラーの嵌合孔が
    嵌合されるように設けられたリング状のスペーサと、 前記ミラー押えに前記スペーサと嵌合突部との接合部分
    に対応させて貫通状態に設けられた複数個のねじ穴と、 先端部がテーパー状をなし、前記ねじ穴にねじ込まれて
    先端部が前記接合部分に進入することに伴い、前記スペ
    ーサの一部を外側に押し出して前記ポリゴンミラーの嵌
    合孔に圧接させる拡開用ねじとを具備したことを特徴と
    するポリゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  9. 【請求項9】 回転軸にこれと一体回転するように設け
    られたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポリ
    ゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押えを
    前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポリ
    ゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟み
    込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキャ
    ナモータにおいて、 前記嵌合突部の外周部に前記ポリゴンミラーの嵌合孔が
    嵌合されるように設けられたリング状のスペーサと、 このスペーサと前記嵌合突部との接合部分に設けられた
    テーパー状をなす複数個の挿入穴と、 これら挿入穴に挿入された複数個のテーパーピンと、 前記ミラー押えに前記挿入穴に対応させて貫通状態に設
    けられた複数個のねじ穴と、 このねじ穴にねじ込まれて先端部が前記テーパーピンを
    押し込むことに伴い、そのテーパーピンを介して前記ス
    ペーサの一部を外側に押し出して前記ポリゴンミラーの
    嵌合孔に圧接させる拡開用ねじとを具備したことを特徴
    とするポリゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  10. 【請求項10】 スペーサは、ミラー取付部材と同じ材
    質であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記
    載のポリゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  11. 【請求項11】 スペーサは、ミラー取付部材の嵌合突
    部に対して圧入または焼き嵌めにより取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の
    ポリゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  12. 【請求項12】 ねじ穴及びこのねじ穴にねじ込まれる
    拡開用ねじの少なくとも一方はテーパー状をなしている
    ことを特徴とする請求項1または7記載のポリゴンミラ
    ー駆動用スキャナモータ。
  13. 【請求項13】 挿入穴及びテーパーピンは、同一円周
    上の3箇所以上に等分配置となるように設けられている
    ことを特徴とする請求項9記載のポリゴンミラー駆動用
    スキャナモータ。
  14. 【請求項14】 回転軸にこれと一体回転するように設
    けられたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポ
    リゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押え
    を前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポ
    リゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟
    み込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキ
    ャナモータにおいて、 前記嵌合突部の外周部に円周方向に延びる溝を形成する
    ことによってその溝の上方に設けられた弾性変形可能部
    と、 この弾性変形可能部の上面に設けられた複数個のねじ穴
    と、 このねじ穴にねじ込まれることに伴い、前記弾性変形可
    能部を前記ミラー押え側に変位させてその弾性変形可能
    部の下端部を前記ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させる
    拡開用ねじとを具備したことを特徴とするポリゴンミラ
    ー駆動用スキャナモータ。
  15. 【請求項15】 回転軸にこれと一体回転するように設
    けられたミラー取付部材が有する嵌合突部の外周部にポ
    リゴンミラーの嵌合孔を嵌合させると共に、ミラー押え
    を前記嵌合突部の上面に取り付けることにより、前記ポ
    リゴンミラーをミラー押えとミラー取付部材との間に挟
    み込んで固定する構成としたポリゴンミラー駆動用スキ
    ャナモータにおいて、 前記嵌合突部の外周部に円周方向に延びる溝を形成する
    ことによってその溝の上方に設けられた弾性変形可能部
    と、 前記ミラー押えに前記弾性変形可能部に対応させて貫通
    状態に設けられた複数個のねじ穴と、 このねじ穴にねじ込まれて先端部により前記弾性変形可
    能部を押し下げることに伴い、その弾性変形可能部の上
    端部を前記ポリゴンミラーの嵌合孔に圧接させる拡開用
    ねじとを具備したことを特徴とするポリゴンミラー駆動
    用スキャナモータ。
  16. 【請求項16】 拡開用ねじは、ミラー押え取付け用の
    取付けねじを兼用していることを特徴とする請求項1,
    7,14のいずれかに記載のポリゴンミラー駆動用スキ
    ャナモータ。
  17. 【請求項17】 ねじ穴は、同一円周上の3箇所以上に
    等分配置となるように設けられていることを特徴とする
    請求項1,2,7,8,14,15のいずれかに記載の
    ポリゴンミラー駆動用スキャナモータ。
  18. 【請求項18】 拡開用ねじの先端部と対応する部位
    に、テーパー状の凹部が設けられていることを特徴とす
    る請求項2,8,15のいずれかに記載のポリゴンミラ
    ー駆動用スキャナモータ。
  19. 【請求項19】 凹部は、同一円周上の3箇所以上に等
    分配置となるように設けられていることを特徴とする請
    求項18に記載のポリゴンミラー駆動用スキャナモー
    タ。
JP1143395A 1995-01-27 1995-01-27 ポリゴンミラー駆動用スキャナモータ Pending JPH08205452A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6087749A (en) * 1997-12-26 2000-07-11 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Rotary polygonal mirror driving apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6087749A (en) * 1997-12-26 2000-07-11 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Rotary polygonal mirror driving apparatus

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