JPH08205492A - カゴ形誘導電動機の回転子 - Google Patents
カゴ形誘導電動機の回転子Info
- Publication number
- JPH08205492A JPH08205492A JP3299195A JP3299195A JPH08205492A JP H08205492 A JPH08205492 A JP H08205492A JP 3299195 A JP3299195 A JP 3299195A JP 3299195 A JP3299195 A JP 3299195A JP H08205492 A JPH08205492 A JP H08205492A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotor bar
- bar
- heat pipe
- induction motor
- Prior art date
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- Pending
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄心内回転子バー部の局部加熱を防止すると共
に効率的に回転子の温度低減を図ることにある。 【構成】回転子鉄心に設けられたスロットに差し込まれ
た回転子バーと、該回転子バーを両端で短絡するための
エンドリングを有する車両用カゴ形誘導電動機におい
て、前記回転子バーにプレート・ループ状ヒートパイプ
を取り付ける。また回転子バーにプレート・ループ状ヒ
ートパイプの機能をもたせたものである。
に効率的に回転子の温度低減を図ることにある。 【構成】回転子鉄心に設けられたスロットに差し込まれ
た回転子バーと、該回転子バーを両端で短絡するための
エンドリングを有する車両用カゴ形誘導電動機におい
て、前記回転子バーにプレート・ループ状ヒートパイプ
を取り付ける。また回転子バーにプレート・ループ状ヒ
ートパイプの機能をもたせたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカゴ形誘導電動機、特に
車両用誘導主電動機の回転子バー及び短絡環にループ状
ヒートパイプを構成した構造に関するものである。
車両用誘導主電動機の回転子バー及び短絡環にループ状
ヒートパイプを構成した構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用誘導電動機の回転子につい
て、図5の縦断面図を参照して説明する。回転子鉄心4
は回転子軸6に取付られた両側から押圧する鉄心押え5
によって固着される。回転子鉄心4は複数個のスロット
を有し、このスロット内に押入される黄銅等の材質を引
き抜いて製作される回転子バー1とこの回転子バー1の
両端に銀ロ一付等の方法を用いて固着される銅製の短絡
環2を有している。さらに回転子軸6の両端には軸受7
により固定子枠(図示せず)に取付られている。
て、図5の縦断面図を参照して説明する。回転子鉄心4
は回転子軸6に取付られた両側から押圧する鉄心押え5
によって固着される。回転子鉄心4は複数個のスロット
を有し、このスロット内に押入される黄銅等の材質を引
き抜いて製作される回転子バー1とこの回転子バー1の
両端に銀ロ一付等の方法を用いて固着される銅製の短絡
環2を有している。さらに回転子軸6の両端には軸受7
により固定子枠(図示せず)に取付られている。
【0003】さらに回転子鉄心4と鉄心押え5には風穴
4aを設けている。また、固定子構造についても説明す
る。固定子コイル9が装着された固定子鉄心8は外枠10
に取付けられていて、該固定子鉄心8と回転子鉄心4は
空隙Gで相対している。回転子の冷却は入気側より取入
れた冷却風が空隙Gを通る冷却風Q1と風穴4aを通る
冷却風Q2に分流されて排気側に流すことにより行なわ
れている。
4aを設けている。また、固定子構造についても説明す
る。固定子コイル9が装着された固定子鉄心8は外枠10
に取付けられていて、該固定子鉄心8と回転子鉄心4は
空隙Gで相対している。回転子の冷却は入気側より取入
れた冷却風が空隙Gを通る冷却風Q1と風穴4aを通る
冷却風Q2に分流されて排気側に流すことにより行なわ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転子の主な熱発生源
は回転子バー1である。(図5参照)この回転子バー1
において、回転子鉄心4の外に出ている部分は、その表
面付近を通る冷却風Q1により冷却され、回転子鉄心4
のスロット内に押入された回転子バーは大部分が回転子
鉄心4に伝達され、それらの表面を通る冷却風により主
電動機外部に排出される。さらに回転子鉄心4に伝達さ
れた一部の熱量は回転子軸1を通り、両端の軸受6の温
度を上昇させる。従って回転子バー1の温度は場所によ
って図4に示すようなT1で示す温度勾配が発生してい
た。
は回転子バー1である。(図5参照)この回転子バー1
において、回転子鉄心4の外に出ている部分は、その表
面付近を通る冷却風Q1により冷却され、回転子鉄心4
のスロット内に押入された回転子バーは大部分が回転子
鉄心4に伝達され、それらの表面を通る冷却風により主
電動機外部に排出される。さらに回転子鉄心4に伝達さ
れた一部の熱量は回転子軸1を通り、両端の軸受6の温
度を上昇させる。従って回転子バー1の温度は場所によ
って図4に示すようなT1で示す温度勾配が発生してい
た。
【0005】カゴ形回転子は図5に示すように絶縁物が
無く、従って温度上昇限度は規定されていない。ただし
実際は、防錆目的で塗布される表面塗料等の制約、回転
子バー1の高温度での硬化による強度低下の制約、回転
子バー加熱による回転子コイル9への影響に対する制
約、そして軸受部に関しても潤滑用グリースの熱的条件
による制約から回転子の温度上昇を低く押えるという制
約があって、このため電動機の構造を大きくしたり、冷
却風を増やさなければならない等の欠点があった。特に
車両用の誘導主電動機では動力集中化や高速化要求に伴
って小型・大容量化が必要不可欠となる。
無く、従って温度上昇限度は規定されていない。ただし
実際は、防錆目的で塗布される表面塗料等の制約、回転
子バー1の高温度での硬化による強度低下の制約、回転
子バー加熱による回転子コイル9への影響に対する制
約、そして軸受部に関しても潤滑用グリースの熱的条件
による制約から回転子の温度上昇を低く押えるという制
約があって、このため電動機の構造を大きくしたり、冷
却風を増やさなければならない等の欠点があった。特に
車両用の誘導主電動機では動力集中化や高速化要求に伴
って小型・大容量化が必要不可欠となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転子の主な
熱発生源である回転子バー1の回転子鉄心8部に挿入さ
れた部分に発生する熱量を鉄心外部分に伝達して冷却風
により効率よく放熱するために、回転子バーにプレート
ループ状ヒートパイプを設ける。すなわち、その手段
は、 ループ状中空小穴通路に2相凝縮性作動液を注入し
密封して製作されたプレート型のループ状ヒートパイプ
を回転子バー表面に固着する。このプレート状ループ状
ヒートパイプは銅等の導電物を使用して回転子バーの一
部の役割を持たせている。 回転子マバー自体に予じめ中空小穴通路を設け、通
路がループ状となるように形成し、2相凝縮性作動液を
注入して密封する。この時各回転子バー毎か複数個の回
転子バーを用いて該通路をループ状とする。
熱発生源である回転子バー1の回転子鉄心8部に挿入さ
れた部分に発生する熱量を鉄心外部分に伝達して冷却風
により効率よく放熱するために、回転子バーにプレート
ループ状ヒートパイプを設ける。すなわち、その手段
は、 ループ状中空小穴通路に2相凝縮性作動液を注入し
密封して製作されたプレート型のループ状ヒートパイプ
を回転子バー表面に固着する。このプレート状ループ状
ヒートパイプは銅等の導電物を使用して回転子バーの一
部の役割を持たせている。 回転子マバー自体に予じめ中空小穴通路を設け、通
路がループ状となるように形成し、2相凝縮性作動液を
注入して密封する。この時各回転子バー毎か複数個の回
転子バーを用いて該通路をループ状とする。
【0007】
【作用】その作用は、プレート型ループ状ヒートパイプ
を回転子バー表面に固着するか回転子バー自体にループ
状ヒートパイプの機能を持たせることにより、回転子バ
ーの高温部と低温部で熱交換作用が行われ回転子バーの
温度上昇を均一化する。
を回転子バー表面に固着するか回転子バー自体にループ
状ヒートパイプの機能を持たせることにより、回転子バ
ーの高温部と低温部で熱交換作用が行われ回転子バーの
温度上昇を均一化する。
【0008】
【実施例】実施例について図面1〜3を参照し説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す簡略図である。回転
子バー1は空隙Gの方向の表面にプレート・ループ状ヒ
ートパイプ3を固着して回転子バー1の熱伝導を受けや
すくしている。このプレート・ループ状ヒートパイプ3
の詳細を図2によって説明する。黄銅や銅亜鉛合金等回
転子バーの材質としても適切な材質のプレート内部にル
ープを形成する中空小穴通路を設け、2相凝縮性作動液
LQを注入し密封する事で、ヒートパイプの機能を持た
せている。
る。図1は本発明の一実施例を示す簡略図である。回転
子バー1は空隙Gの方向の表面にプレート・ループ状ヒ
ートパイプ3を固着して回転子バー1の熱伝導を受けや
すくしている。このプレート・ループ状ヒートパイプ3
の詳細を図2によって説明する。黄銅や銅亜鉛合金等回
転子バーの材質としても適切な材質のプレート内部にル
ープを形成する中空小穴通路を設け、2相凝縮性作動液
LQを注入し密封する事で、ヒートパイプの機能を持た
せている。
【0009】また別の実施例を図3に示す。回転子バー
1aは図3(b)に示すように中空小穴1bが設けられ
ており、図3(a)に示すように回転子バー両端面で小
穴付短絡環により隣接する回転子バー1aと中空小穴が
通じるように接合される。この中空小穴1bは回転子バ
ーの一部又は全部に通じていてループ状を形成してお
り、2相凝縮性作動液LQを注入して密封する事でヒー
トパイプの機能を持たせている。なお、図2に示す構造
を持つプレートを回転子バーとする事も当然考えられ
る。すなわち本発明の回転子バーにループ状ヒートパイ
プの機能を持たせる事により回転子鉄心内部と外部の回
転子バー温度上昇を図4に示すT1からT2のように下
げることができる。
1aは図3(b)に示すように中空小穴1bが設けられ
ており、図3(a)に示すように回転子バー両端面で小
穴付短絡環により隣接する回転子バー1aと中空小穴が
通じるように接合される。この中空小穴1bは回転子バ
ーの一部又は全部に通じていてループ状を形成してお
り、2相凝縮性作動液LQを注入して密封する事でヒー
トパイプの機能を持たせている。なお、図2に示す構造
を持つプレートを回転子バーとする事も当然考えられ
る。すなわち本発明の回転子バーにループ状ヒートパイ
プの機能を持たせる事により回転子鉄心内部と外部の回
転子バー温度上昇を図4に示すT1からT2のように下
げることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るプレートループ状ヒートパ
イプを固着した回転子バー又は、回転子バーをループ状
ヒートパイプに構成した回転子においては鉄心内部の回
転子バー温度上昇を下げる事が可能となるので、軸受部
温度上昇や鉄心表面温度上昇を従来よりも低く押える事
が可能となる。従って温度上昇を同程度とした場合誘導
電動機の小型軽量、パワーアップ化が可能となる。
イプを固着した回転子バー又は、回転子バーをループ状
ヒートパイプに構成した回転子においては鉄心内部の回
転子バー温度上昇を下げる事が可能となるので、軸受部
温度上昇や鉄心表面温度上昇を従来よりも低く押える事
が可能となる。従って温度上昇を同程度とした場合誘導
電動機の小型軽量、パワーアップ化が可能となる。
【図1】本発明のプレート・ループ状ヒートパイプ付き
回転子を有するかご型誘導電動機の縦断面図である。
回転子を有するかご型誘導電動機の縦断面図である。
【図2】プレート・ループ状ヒートパイプの拡大斜視図
である。
である。
【図3】図(a)は回転子バー及び短絡環にループ状ヒ
ートパイプを設けた斜視回路図であり、図(b)は中空
小穴を有する回転子バーの斜視図である。
ートパイプを設けた斜視回路図であり、図(b)は中空
小穴を有する回転子バーの斜視図である。
【図4】回転子バーの温度分布で従来と本発明における
場合の比較図である。
場合の比較図である。
【図5】従来のかご型誘導電動機の縦断面図である。
1 回転子バー 1a 中空小穴付き回転子バー 1b 小穴 2 短絡環 2a 小穴付き短絡環 3 プレート・ループ状ヒートパイプ 4 回転子鉄心 4a 風穴 5 鉄心押え 6 回転子軸 7 軸受 8 固定子鉄心 9 固定子コイル 10 外枠 Q 空隙 G 冷却風 L 回転子鉄心長さ T1 従来の回転子バー温度上昇 T2 本発明の回転子バー温度上昇 LQ 2相凝縮性作動液
Claims (2)
- 【請求項1】 回転子軸に積層鉄心を有し、この積層鉄
心に設けられたスロットに差し込まれた回転子バーとそ
のロータバーの両端に短絡環を有する回転子において、
前記回転子バー及び短絡環の上にプレート・ループ状ヒ
ートパイプ(3)を固着した回転子の形状と構造を有す
るカゴ形誘導電動機の回転子。 - 【請求項2】 前記回転子バー及び両短絡環に中空小穴
を設けてループ状の通路を形成し、この通路に2相凝縮
作動液を封入し密閉する。以上のように構成されてなる
請求項1記載のカゴ形誘導電動機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299195A JPH08205492A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | カゴ形誘導電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299195A JPH08205492A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | カゴ形誘導電動機の回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205492A true JPH08205492A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12374333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3299195A Pending JPH08205492A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | カゴ形誘導電動機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08205492A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1100187A3 (en) * | 1999-11-10 | 2003-07-16 | Korea Advanced Institute of Science and Technology | Coreless AC induction motor |
| JP2007315377A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Samsung Kwangju Electronics Co Ltd | 密閉型圧縮機及びその製作方法 |
| EP2299565A1 (de) * | 2009-09-17 | 2011-03-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Kühlung eines Asynchronläufers |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP3299195A patent/JPH08205492A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1100187A3 (en) * | 1999-11-10 | 2003-07-16 | Korea Advanced Institute of Science and Technology | Coreless AC induction motor |
| JP2007315377A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Samsung Kwangju Electronics Co Ltd | 密閉型圧縮機及びその製作方法 |
| EP2299565A1 (de) * | 2009-09-17 | 2011-03-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Kühlung eines Asynchronläufers |
| WO2011032887A1 (de) * | 2009-09-17 | 2011-03-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Kühlung eines asynchronläufers |
| CN102598485A (zh) * | 2009-09-17 | 2012-07-18 | 西门子公司 | 异步转子的冷却系统 |
| RU2536805C2 (ru) * | 2009-09-17 | 2014-12-27 | Сименс Акциенгезелльшафт | Охлаждение асинхронного ротора |
| US9515536B2 (en) | 2009-09-17 | 2016-12-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Cooling system for an asynchronous rotor |
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