JPH08205656A - 自走型茶園管理機の走行装置 - Google Patents

自走型茶園管理機の走行装置

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JPH08205656A
JPH08205656A JP30460595A JP30460595A JPH08205656A JP H08205656 A JPH08205656 A JP H08205656A JP 30460595 A JP30460595 A JP 30460595A JP 30460595 A JP30460595 A JP 30460595A JP H08205656 A JPH08205656 A JP H08205656A
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wheels
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鋼司 松村
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康稔 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自走型茶園管理機の走行性能を改善するこ
と。 【解決手段】 茶園管理機(茶葉摘採装置11)を支持
する走行装置は、一方の畝間を走行する前輪2及び駆動
後輪5を有した走行ユニット本体と、他方の畝間を走行
する側輪13とを有し、走行ユニット本体に茶葉摘採装
置11を片持ち状に支持させると共に、茶葉摘採装置1
1の張出し側を上記側輪13で支持した構成とする。上
記走行ユニット本体に備える前輪2及び駆動後輪5は、
前後方向に延びる車体フレーム1に前後離間して配置さ
せ、その駆動後輪5は、前後一対の輪体間にゴムクロー
ラ4を巻回した高さの低い無限軌道式に構成する。一
方、車体フレーム1には重量物となる動力源としてのエ
ンジン3を車体フレーム1の前部上方に、他の重量物と
なる伝動系としての変速機6を前輪2と駆動後輪5との
間に配置させ、エンジン3の動力を変速機6で変速操作
して後輪5に伝達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走型茶園管理機の走
行装置に関し、さらに詳しくは茶樹畝を挟む一方の畝間
を走行する走行ユニット本体と、他方の畝間を走行する
側輪とで茶園管理機を両側支持してなる自走型茶園管理
機の走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の自走型茶園管理機として、
一方の畝間を走行する走行ユニット本体に、茶園管理機
を片持ち状に支持させ、該茶園管理機の張出し側を、他
方の畝間を走行する側輪で支持してなる両側支持方式の
自走型茶園管理機は公知であり、本出願人においても例
えば、特公平2−34570号公報に記載された三輪形
式の自走型茶葉摘採機を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の先行技
術では、走行ユニット本体に備える前輪及び後輪並びに
他方の畝間を走行する側輪は何れもタイヤ車輪により構
成されているので、次のような問題点があった。 駆動車輪の接地面積が小さいので、茶園管理機に装
備されている茶葉収容袋が一杯(約20kg)になって
きて走行抵抗が大きくなってくると、駆動タイヤ車輪が
スリップして茶園管理作業が円滑に行えなくなる。 茶樹畝間の深耕作業後や、雨上がり時など、畝間が
軟弱な状態で茶園管理作業を行うときにも、タイヤ車輪
がスリップして茶園管理作業が円滑に行えなくなる。 駆動車輪は、その駆動力を大きくするために車輪径
をある程度以上に大きくしなければならず、このように
すると車高が高くなるため、例えば裾の低い茶樹畝や幼
木園において茶葉摘採作業を行おうとする場合、摘採装
置の刈刃を裾側まで低く下げることが出来ない問題点も
あった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するように
走行性能を改善した自走型の茶園管理機を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、畝間を走行する走行装置に茶園管理機を
支持した自走型の茶園管理機において、走行装置は、茶
樹畝の一方の畝間を走行する前輪及び駆動後輪を有した
走行ユニット本体と、他方の畝間を走行する側輪とを有
し、上記走行ユニット本体に茶園管理機を片持ち状に支
持させると共に茶園管理機の張出し側を上記側輪で支持
した構成とし、且つ上記走行ユニット本体は、前後方向
に延びる車体フレームに前輪及び駆動後輪を前後に離間
して配置し、該駆動後輪は、前後一対の輪体間にゴムク
ローラを巻回した高さの低い無限軌道式に構成すると共
に、車体フレームの前部上位に動力源を備え、該動力源
から動力を受ける伝動系を前輪と駆動後輪との間に配置
させて伝動系より後輪に駆動力を伝達する構成としてな
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の走行装置に支持された茶園管理機
は、その一方側が走行ユニット本体に、他方側が側輪に
支持されて走行し、この際に、走行ユニット本体に備え
る駆動後輪は、ゴムクローラを巻回した高さの低い無限
軌道式に構成され、且つ動力源の重量が車体フレームの
前部に、伝動系の重量が前輪と駆動後輪との間に付加さ
れていることで、それら重量物の配置構成と、クローラ
による走行性能の向上とが相乗されて、例えば地盤が軟
弱な場合でも、スリップを生ずることなく安定した走行
が確保され、茶園管理作業を円滑に遂行できるようにな
る。
【0007】また走行ユニット本体に備える駆動後輪は
地上高を低くすることが出来るので裾の低い茶樹畝や幼
木園においても摘採装置の刈刃を低く下げ得て、茶園管
理作業を適正に行うことができる。さらに後輪を無限軌
道帯にしたため、畝間の土壌を強く踏み固めることがな
いから、茶樹の樹勢を悪化させることがなく、また畝間
の深耕作業回数を減らすことが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付の図面を参
照して説明する。図1及び図2は、本発明の走行装置を
備えた自走型茶園管理機の1例(茶葉摘採機)を示す。
図中、符号1は、一方の畝間を走行する走行ユニット本
体の車体フレームを示し、これは横幅が畝間幅よりも狭
く縦方向に長いフレームであり、図1に示す矢印の方向
を前部、矢印と反対の方向を後部としている。車体フレ
ーム1の前部には、キャスタ状の前輪2が軸支され、そ
の上に動力源となるエンジン3が搭載されている。また
車体フレーム1の後部には、本発明の特徴とする無限軌
道式の駆動後輪5が装備され、この後輪5は、前後一対
の輪体にゴムクローラ4を巻回し、高さを低く構成して
なるものである。前輪2と駆動後輪5との間の車体フレ
ーム1の下部には、伝動系となる変速機6が配置され、
前記エンジン3から所要のベルト伝動系を介して変速機
6にエンジン動力が伝達された後、変速機6で変速して
出力された動力が、チェン伝動系7を介してゴムクロー
ラ4の前部駆動輪8に伝達されることで、ゴムクローラ
4を駆動回転して車体フレーム1を自走できるようにし
ている。なお図1、図2中、6aは変速機6に連繋され
た変速レバーであり、エンジン3から変速機6へのベル
ト伝動系には、図示しないがテンションクラッチ機構が
設けられている。またゴムクローラ4は1本に限らず2
本に構成してもよいものである。
【0009】上記車体フレーム1の前後方向の中央位置
には、2本の支柱フレーム9が立設され、この支柱フレ
ーム9の上端部に横フレーム10が設けられていて、支
柱フレーム9と横フレーム10に、茶葉摘採装置11が
後述するように上下調節可能に支持されている。横フレ
ーム10の側端部には、側車支持フレーム12の一端が
水平方向へ移動可能に連結され、この側車支持フレーム
12の先端は垂直下方へ垂下されていてその下端部にキ
ャスタ状の側車13が軸支されている。この側車13
は、前輪2および無限軌道式の後輪5が走行する一方の
畝間に対し、茶樹畝を挟んで他方側の畝間を走行するも
のである。上記の構成により、車体フレーム1、支柱フ
レーム9、横フレーム10および側車支持フレーム12
とにより、茶樹畝を跨ぐ門型のフレームが構成され、ま
た走行部は前輪2,無限軌道式の後輪5および側車13
とで三輪式に構成される。
【0010】上記茶葉摘採装置11は、図3にも示され
ているように、前後の支持フレーム14,14の両側端
部に対をなす側板15,15(図3では一方を図示せ
ず)を設け、この側板15,15間の下部前側に、円孤
状のバリカン刃からなる刈刃部16が往復動するように
支持されている。支持フレーム14,14の一方側の端
部には、弾性体を介してファン17がその回転軸17a
を上下方向に支持してあり、ファン17の下側に変速ケ
ース18を介して刈刃駆動ケース19が垂下されて、刈
刃駆動ケース16aと連繋されている。変速ケース18
から上側に突出した入力軸と、ファン17から下方に突
出した回転軸17aとの間にベルト伝動系20が設けら
れ、ファン17から刈刃16に回転動力が伝達される。
ベルト伝動系20には、図示しないがテンションクラッ
チ機構が設けられている。またファン17には導風管2
1が接続されており、この導風管21から多数のノズル
22,22・・・が突出されて、刈刃16の上方から、
刈刃16の後方に設けた案内板23に向けて圧力風を吹
き付け、刈刃16により摘採された茶葉を後方へ吹き飛
ばすように所定間隔に配設されている。以上の茶葉摘採
装置11の構成は、従来周知のものと同様である。
【0011】上記ファン17の上部には、その回転軸1
7aに動力を伝達する傘歯車を内蔵した入力ギヤボック
ス24が設けられ、この入力ギヤボックス24の側方か
らフレキシブルシャフト25を介して回転動力が入力さ
れる。このフレキシブルシャフト25の基端側はエンジ
ン3の近傍に延びており、その基端が、エンジン3の近
傍に設けられてエンジン3から動力を受けるフレキシブ
ル伝動ケース26に接続され、フレキシブル伝動ケース
26から入力ギヤボックス24に動力伝達される。なお
エンジン3からフレキシブル伝動ケース26に動力伝達
するベルト伝動系には、図示しないがテンションクラッ
チ機構が設けられている。
【0012】以上に説明した茶葉摘採装置11は、支柱
フレーム9、横フレーム10および側車支持フレーム1
2とにより構成される門型フレームに対して、門型フレ
ームの幅の略半分に対応する摘採幅(茶樹畝の畝幅半分
を摘採する半刈り型)に構成されてあり、支柱フレーム
9および横フレーム10には、茶葉摘採装置11を上下
調節するためのそれぞれコロを有する昇降体27および
昇降支持体28が設けられている。上記昇降体27に
は、後方水平方向に支持杆29が突設され、この支持杆
29に、茶葉摘採装置11の支持フレーム14,14に
固着された支持筒30が挿通されて茶葉摘採装置11が
前後方向に移動可能に支持されている。その前後方向の
移動調節は、支持筒30と支持杆29との間にピンを差
し替えることにより行うようにしてある。また昇降支持
体28は、横フレーム10に対し、ノブ31により上下
調節可能に設けられた支持アーム32に取り付けられて
いて、茶葉摘採装置11の支持フレーム14に取り付け
られたガイド杆33を、上下移動自在に支持している。
【0013】また支柱フレーム9および横フレーム10
には、それぞれ前方に向けハンドル支持杆34,35を
突設しており、このハンドル支持杆34,35の先端
に、右ハンドル杆36と左ハンドル杆37が、長さ方向
の半分よりやや後側寄り部分を圧縮バネ38を介挿した
回動支持部39,40により、上下方向に回動可能に支
持されている。両ハンドル杆36,37の先端には、そ
れぞれ滑車状のワイヤローラ41および42が軸支さ
れ、また支柱フレーム9と支持アーム32にも、それぞ
れ滑車状のワイヤローラ43,44が軸支されていて、
両ハンドル杆36,37の先端側下部に設けられたワイ
ヤリール45,46から繰り出されるワイヤ47,48
を転接させ、ワイヤ47の先端は上記昇降体27に連結
され、また、ワイヤ48の先端は上記ガイド杆33に連
結されている。そして茶葉摘採装置11は、ワイヤリー
ル45,46によるワイヤ47,48の巻き上げ、巻戻
しにより大きく上下調節され、また、右ハンドル杆36
および左ハンドル杆37を、回動支持部39,40を中
心に上下に回動することにより小さく上下調節される。
なお、回動支持部39,40に介挿されている圧縮バネ
38のバネ圧は、右ハンドル杆36または左ハンドル杆
37を回動し、茶葉摘採装置11を支持する位置にそれ
ぞれ保持されるように設定されている。
【0014】上記右ハンドル杆36の先端部は横方向に
屈曲しており、この屈曲部分には、エンジン3から変速
機6へのベルト伝動系に設けられたテンションクラッチ
機構を入,切に操作する走行クラッチレバー49と、エ
ンジン3のスロットルレバー50とが設けられ、また、
右ハンドル杆36のワイヤリール45の上側に、エンジ
ン3からフレキシブル伝動ケース26に動力伝達するベ
ルト伝動系に設けられたテンションクラッチ機構を入,
切に操作する送風機クラッチレバー51が設けられてい
る。また、左ハンドル杆37の先端部には、ファン17
から刈刃16に動力を伝達するベルト伝動系20に設け
たテンションクラッチ機構を入,切に操作する刈刃クラ
ッチレバー52が設けられ、さらに左ハンドル杆37の
先端部には菊座53が設けられていて、左ハンドル杆3
7の先端部のみを回動させてハンドル角度を調節するよ
うにしている。
【0015】上記車体フレーム1に、水平方向に回動可
能に支持された前輪2の支持軸2aには、図4および図
5に示すように、前輪2が、機体の移動方向(矢印)に
対しやや内側に向くように付勢するバネ54が設けられ
ている。また前輪2には操向ハンドル55が取付けられ
て機体前側に延出させている。この操向ハンドル55の
先端部55aは、図6に示すように、作業者Mの腰部側
方に当接するよう屈曲しており、また操向ハンドル55
の先端部55aは、ノブ56,56によりその高さ、お
よび屈曲角度が調節可能となっている。
【0016】上記支柱フレーム9の上端部に設けられる
横フレーム10は、軸57、固定ボルト58により水平
方向の支持角度が調節可能である。また横フレーム10
の長さ方向両端部に、回転ハンドル59により回転する
駆動スプロケット60および従動スプロケット61が軸
支されていて、この両スプロケット60,61の間にチ
ェン62が巻回されている。そしてチェン62に、横フ
レーム10の外端部に複数のローラ63を介して、水平
方向に移動自在に支持された側車支持フレーム12の端
部に固着したピン64が連結されており、回転ハンドル
59を回転することにより、チェン62、ピン64を介
して側車支持フレーム12が水平方向に移動し、茶樹畝
の畝幅に応じて、門型フレームの間隔調節が行えるよう
になっている。
【0017】側車支持フレーム12の他端から垂直下方
に垂下されている側車支持筒12aには、上端に回転ハ
ンドル65を設け、この回転ハンドル65により回転す
るネジ杆66を内装し、該ネジ杆66を、側車支持筒1
2aに嵌挿させた側車支持軸13aに螺挿している。そ
して回転ハンドル65を回転することにより、ネジ杆6
6を回動させて側車支持軸13aを側車支持筒12aに
沿って上下動させ、側車13の上下調節を行うようにし
ている。上記茶葉摘採装置11の後部には、摘採された
茶葉を収容するための網体からなる茶葉収容袋67が取
り付けられる。この茶葉収容袋67は、前輪2および後
輪5の側の茶樹畝間を移動するが、後輪5の後端位置の
車体フレーム1に設けた取付けパイプ68に、図示しな
い茶葉収容袋の移動台車、または茶葉収容袋の移動用シ
ートを取り付けることが出来る。
【0018】このように構成された一実施例の自走型茶
葉摘採機においては、茶樹畝を挟んで一方の畝間に前輪
2および無限軌道式の後輪5を、他方の畝間に側輪13
を導入させて、機体が茶樹畝を跨いだ状態で走行させ、
作業者Mは前輪2および後輪5の側の畝間に位置して後
退しながら作業を行う。走行中に、茶樹畝に対して、茶
葉摘採装置11により往行程で幅方向の略半分を刈取
り、復行程で残りの略半分を刈取る。刈刃16により摘
採された茶葉は、ノズル22,22・・・からの圧力風
によって後方に吹き飛ばされて茶葉収容袋67に収容さ
れる。このような茶葉摘採作業を行うとき、自走型茶葉
摘採機においては以下のような作動,調節等が行われ
る。
【0019】 走行装置駆動関係 エンジン3からの動力はベルト伝動系により無段変速機
構(可変プーリ)を経て変速機6に入力される。変速機
6からチェン伝動系7により駆動輪8を駆動してゴムク
ローラ4が回動し、無限軌道式の後輪5が駆動して前輪
2、側輪13の三輪により機体が走行される。エンジン
3から変速機6への動力の入,切操作は、エンジン3と
ベルト伝動系の中間プーリ間に設けたテンションクラッ
チ機構を、走行クラッチレバー49によって操作して行
う。また変速レバー6aの操作によっても行える。さら
に変速操作は、変速レバー6aおよび無段変速機構(可
変プーリ)の操作によって行われる。そして機体は前輪
2、無限軌道式の後輪5、側輪13の三輪により低く支
持された状態で安定して茶樹畝間を走行する。
【0020】 刈刃駆動関係 エンジン3からの動力が、ベルト伝動系を介してフレキ
シブル伝動ケース26に伝達され、ここからフレキシブ
ルシャフト25を介して入力ギヤボックス24に入力さ
れ、入力ギヤボックス24からファンの回転軸17aに
動力伝達されてファン17が駆動する。このファン17
への動力の入,切操作は、エンジン3とフレキシブル伝
動ケース26との間に設けたテンションクラッチ機構
を、送風機クラッチレバー51を操作して行う。また、
刈刃16への動力伝達は、ファン17の回転軸17aか
らベルト伝動系20、変速ケース18、刈刃駆動ケース
19、刈刃駆動ケース16aを介して行われ、その動力
の入,切操作は、ベルト伝動系20に設けたテンション
クラッチ機構を、刈刃クラッチレバー52により操作し
て行う。従って、刈刃16は、ファン17が駆動してい
る状態で単独に駆動,駆動停止出来る。
【0021】 茶葉摘採作業 エンジン3を始動し、スロットルレバー50によりエン
ジンの回転数を調整する。送風機クラッチレバー51を
操作して送風機17を駆動させ、刈刃クラッチレバー5
2を操作することにより刈刃16が作動する。変速レバ
ー6aを操作して、摘採作業に適した走行速度を選択
し、走行クラッチレバー49を操作することによって機
体が走行し、茶葉摘採作業が開始される。摘採作業開始
後の機体の走行速度の調整は、無段変速機構(可変プー
リ)の操作によって行われる。作業者Mは、後向き状態
で歩行しながら茶葉摘採装置11による茶葉摘採状況を
監視し、必要に応じて右ハンドル杆36または左ハンド
ル杆37を回動し、茶葉摘採装置11の上下調節を行
う。また、作業者Mの腰部側方には操向ハンドル55の
先端部55aが当接されており、作業者Mの移動方向に
沿って前輪2がその支持軸2aを回動して追従する。な
お前輪2は、機体の移動方向(矢印)に対しやや内側に
向くようにバネ54により付勢されているので、操向ハ
ンドル55の先端部55aは作業者Mの腰部側方に常時
当接していて、作業者Mの移動方向に自動的に回動,追
従し、前輪2、即ち,機体の移動方向を制御する。
【0022】 その他の調整,操作 操向ハンドル55の先端部55aは、作業者Mの身長、
茶畝の畝幅等に応じてノブ56,56により高さ調節が
行われる。茶葉摘採装置11の上下調節および刈刃16
の角度調節は、ワイヤリール45,46によるワイヤ4
7,48の巻き上げ、巻戻しにより大きく調節され、ま
た右ハンドル杆36および左ハンドル杆37を、回動支
持部39,40を中心に上下に回動することにより、微
調節される。さらに茶葉摘採装置11は、左右2カ所が
ワイヤ47,48により連繋されているので、左右のハ
ンドル杆36,37により別々に上下微調節でき、また
左ハンドル杆37は菊座53により上下調節して作業者
Mの身長に合わせた高さに調節することが出来る。
【0023】また横フレーム10は支柱フレーム9に対
し、軸57、固定ボルト58により水平方向の支持角度
を変更することができ、自走型茶葉摘採機を茶園に移動
するとき、あるいは倉庫に収納するときなどに際して機
体幅を狭くする。なお横フレーム10は、軸57位置か
ら取り外すこともできる。さらに茶樹畝幅に対する側輪
13の左右移動調節は、回転ハンドル59を回転するこ
とにより、駆動スプロケット60および従動スプロケッ
ト61が回転してチェン62が移動し、側車支持フレー
ム12がピン64を介して水平方向に移動して、茶樹畝
の畝幅に応じて門型フレームの間隔調節が行われる。ま
た茶樹畝の左右の傾斜に対しては、回転ハンドル65を
回転することによりネジ杆66が回動し、側車支持軸1
3aを側車支持筒12aに沿って上下動されて側車13
が上下調節され、その支持高さが調節される。
【0024】
【発明の効果】本発明による自走型の茶園管理機による
と、走行装置に支持される茶園管理機はその一方側が走
行ユニット本体に、他方側が側輪に支持されて走行し、
この際に、走行ユニット本体に備える前輪及び駆動後輪
は前後に離間して配置され、駆動後輪は、ゴムクローラ
を巻回した高さの低い無限軌道式に構成すると共に、重
量物としての動力源を車体フレームの前部に、他の重量
物としての伝動系を前輪と駆動後輪との間に配置した構
成であるので、これら重量物の配置構成と、駆動後輪の
クローラ型による走行性能の向上とが相乗されて、例え
ば畝間地盤が軟弱な場合でもスリップを生じることなく
安定した走行が確保され、茶園管理作業を円滑に遂行で
きる効果が得られる。
【0025】また走行ユニットの走行部は地上高を低く
できるので、裾の低い茶樹畝や幼木園においても摘採装
置の刈刃等を低く下げ得て、茶園管理作業を適正に行う
ことができる。さらに後輪を無限軌道帯にしたため、畝
間の土壌を強く踏み固めることがないから、茶樹の樹勢
を悪化させることがなく、また畝間の深耕作業回数を減
らすことも出来る等の効果が併せ得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自走型茶園管理機の全体を示す
側面図
【図2】 同正面図
【図3】 茶園管理機の一部を断面で示した側面図
【図4】 前輪の拡大側面図
【図5】 走行ユニットと側輪との配置を示す概略平面
【図6】 自走型茶園管理機の作業状態を説明する側面
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 前輪 3 エンジン 4 ゴムクローラ 5 無限軌道帯 6 変速機 7 チェン伝動系 8 駆動輪 9 支柱フレーム 10 横フレーム 11 茶葉摘採装置 12 側車支持フレーム 13 側車 14 支持フレーム 15 側板 16 刈刃 17 ファン 18 変速ケース 19 刈刃駆動ケース 20 ベルト伝動系 21 導風管 22 ノズル 23 案内板 24 入力ギヤボックス 25 フレキシブルシャフト 26 フレキシブル伝動ケース 27 昇降体 28 昇降支持体 29 支持杆 30 支持筒 31 ノブ 32 支持アーム 33 ガイド杆 34,35 ハンドル支持杆 36 右ハンドル杆 37 左ハンドル杆 38 圧縮バネ 39,40 回動支持部 41〜44 ワイヤローラ 45,46 ワイヤリール 47,48 ワイヤ 49 走行クラッチレバー 50 スロットルレバー 51 送風機クラッチレバー 52 刈刃クラッチレバー 53 菊座 54 バネ 55 操向ハンドル 56 ノブ 57 軸 58 固定ボルト 59 回転ハンドル 60 駆動スプロケット 61 従動スプロケット 62 チェン 63 ローラ 64 ピン 65 回転ハンドル 66 ネジ杆 67 茶葉収容袋 68 取付けパイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶樹畝の畝間を走行する走行装置を有
    し、該走行装置に茶樹畝の畝上を移動する茶園管理機を
    支持して茶葉の摘採,剪枝等の各種作業を行う自走型の
    茶園管理機において、 上記走行装置は、茶樹畝の一方の畝間を走行する前輪及
    び駆動後輪を有した走行ユニット本体と、他方の畝間を
    走行する側輪とを有し、上記走行ユニット本体に茶園管
    理機を片持ち状に支持させると共に茶園管理機の張出し
    側を上記側輪で支持した構成とし、 且つ上記走行ユニット本体は、前後方向に延びる車体フ
    レームに前輪及び駆動後輪を前後に離間して配置し、該
    駆動後輪は、前後一対の輪体間にゴムクローラを巻回し
    た高さの低い無限軌道式に構成すると共に、車体フレー
    ムの前部上位に動力源を備え、該動力源から動力を受け
    る伝動系を前輪と駆動後輪との間に配置させて伝動系よ
    り後輪に駆動力を伝達する構成としてなることを特徴と
    する自走型茶園管理機の走行装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109178121A (zh) * 2018-10-10 2019-01-11 新泰市鲁新岩土工程勘察有限公司 一种岩土动能车

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