JPH08206178A - 冷凍保存バッグ - Google Patents
冷凍保存バッグInfo
- Publication number
- JPH08206178A JPH08206178A JP7034646A JP3464695A JPH08206178A JP H08206178 A JPH08206178 A JP H08206178A JP 7034646 A JP7034646 A JP 7034646A JP 3464695 A JP3464695 A JP 3464695A JP H08206178 A JPH08206178 A JP H08206178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- frozen
- cryopreservation
- shaped
- island
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bag Frames (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 血液成分などの液状物を保存する際に使用す
る冷凍保存バッグの改良に関する。 【構成】 袋部の少なくとも一箇所以上に島状もしくは
岬状シール部を形成し、液状物充填時に袋部の膨らみが
複数の小さな膨らみに分割されるように形成した冷凍保
存バッグ。 【効果】 袋部に部分的に島状または岬状シール部が形
成されているので、血液成分等を冷凍保存する場合、袋
部中央が従来の冷凍保存バッグの膨らみに比べ小さく、
凍結完了の時間が遅くなることがないので、凍結時の血
液成分中の水の結晶が大きくなる傾向が少ない。このた
め被凍結成分の細胞の損傷が起こりにくい。
る冷凍保存バッグの改良に関する。 【構成】 袋部の少なくとも一箇所以上に島状もしくは
岬状シール部を形成し、液状物充填時に袋部の膨らみが
複数の小さな膨らみに分割されるように形成した冷凍保
存バッグ。 【効果】 袋部に部分的に島状または岬状シール部が形
成されているので、血液成分等を冷凍保存する場合、袋
部中央が従来の冷凍保存バッグの膨らみに比べ小さく、
凍結完了の時間が遅くなることがないので、凍結時の血
液成分中の水の結晶が大きくなる傾向が少ない。このた
め被凍結成分の細胞の損傷が起こりにくい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液成分などの液状物
を保存する際に使用する冷凍保存バッグの改良に関す
る。
を保存する際に使用する冷凍保存バッグの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、赤血球、血漿、血小板などの血液成分や斡細胞など
を冷凍保存する際に使用される冷凍保存バッグは、軟質
塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂など
のシート、フィルムを高周波ウエルダー、ヒートシール
により、口部、底部、側面部がシールされ、袋化されて
いる。
来、赤血球、血漿、血小板などの血液成分や斡細胞など
を冷凍保存する際に使用される冷凍保存バッグは、軟質
塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂など
のシート、フィルムを高周波ウエルダー、ヒートシール
により、口部、底部、側面部がシールされ、袋化されて
いる。
【0003】図7は従来の冷凍保存バッグ31の平面図
(図8は図7のD−D断面図、図9は図7のE−E断面
図)で、冷凍保存バッグ31は、可とう性を有している
ので、血液成分を充填し、冷凍する際にバッグを立てた
状態で置かれた場合、袋部32の下部が膨らんだ状態で
凍結することがあった。また、袋部32を横にして冷凍
する場合においても、袋部32の中央部付近の膨らみが
大きくなり、厚さが不均一の状態で凍結されることがあ
った。
(図8は図7のD−D断面図、図9は図7のE−E断面
図)で、冷凍保存バッグ31は、可とう性を有している
ので、血液成分を充填し、冷凍する際にバッグを立てた
状態で置かれた場合、袋部32の下部が膨らんだ状態で
凍結することがあった。また、袋部32を横にして冷凍
する場合においても、袋部32の中央部付近の膨らみが
大きくなり、厚さが不均一の状態で凍結されることがあ
った。
【0004】膨らみが大きい箇所の被凍結成分の外側と
内側とでは、凍結完了の時間に差が生じ、被凍結成分の
内部ほど凍結するのが遅くなるため、水の結晶が大きく
なり被凍結成分の細胞の損傷が起こりやすくなるなどの
問題を有していた。このような問題に対して、被凍結成
分を入れた後の冷凍保存バッグをステンレス製や紙製の
ハードタイプの冷凍保存バッグ専用のキャリヤー内に納
めて、バッグの膨らみが大きくならないようにして冷凍
保存されることもあったが、冷凍保存バッグの形状及び
サイズが各メーカーでまちまちであるため、キャリヤー
を専用に持つ必要があった。
内側とでは、凍結完了の時間に差が生じ、被凍結成分の
内部ほど凍結するのが遅くなるため、水の結晶が大きく
なり被凍結成分の細胞の損傷が起こりやすくなるなどの
問題を有していた。このような問題に対して、被凍結成
分を入れた後の冷凍保存バッグをステンレス製や紙製の
ハードタイプの冷凍保存バッグ専用のキャリヤー内に納
めて、バッグの膨らみが大きくならないようにして冷凍
保存されることもあったが、冷凍保存バッグの形状及び
サイズが各メーカーでまちまちであるため、キャリヤー
を専用に持つ必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、袋部の少なく
とも一箇所以上に島状もしくは岬状シール部を形成し、
液状物充填時に袋部の膨らみが複数の小さな膨らみに分
割されるように形成した冷凍保存バッグを提供する。
とも一箇所以上に島状もしくは岬状シール部を形成し、
液状物充填時に袋部の膨らみが複数の小さな膨らみに分
割されるように形成した冷凍保存バッグを提供する。
【0006】
【作用】本発明の冷凍保存バッグは、袋部の内側に島状
もしくは岬状のシール部が設けられているので、被凍結
成分をバッグ内に入れた際に、袋部の膨らみを小さくす
ることができる。
もしくは岬状のシール部が設けられているので、被凍結
成分をバッグ内に入れた際に、袋部の膨らみを小さくす
ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の冷凍保存バッグの一実施例を
示す平面図で、図2は、図1のA−A断面図である。冷
凍保存バッグ1は、袋部2の縦方向に幅4mm、長さ1
00mmの島状シール部3が4箇所形成されている。冷
凍保存バッグ1に血液成分を入れた場合、島状シール部
3により複数の小さな膨らみ9に分割される。
示す平面図で、図2は、図1のA−A断面図である。冷
凍保存バッグ1は、袋部2の縦方向に幅4mm、長さ1
00mmの島状シール部3が4箇所形成されている。冷
凍保存バッグ1に血液成分を入れた場合、島状シール部
3により複数の小さな膨らみ9に分割される。
【0008】図1の冷凍保存バッグ1を使用するには、
プロテクター4を開封後、ポート5にプラスチック瓶針
(図示せず)を刺し、血液成分(凍害防止液入り)を袋
部2内に移送後、袋上部のa−aの位置でヒートシール
し、これを冷凍保存する。
プロテクター4を開封後、ポート5にプラスチック瓶針
(図示せず)を刺し、血液成分(凍害防止液入り)を袋
部2内に移送後、袋上部のa−aの位置でヒートシール
し、これを冷凍保存する。
【0009】図3は本発明の別の実施例を示す平面図
で、図4、図5は、それぞれ図3のB−B断面図、C−
C断面図である。冷凍保存バッグ11は、袋部12に直
径5mmの島状シール部13が12箇所形成されてい
る。冷凍保存バッグ11に血液成分を入れた場合、島状
シール部13により複数の小さな膨らみ19に分割され
る。
で、図4、図5は、それぞれ図3のB−B断面図、C−
C断面図である。冷凍保存バッグ11は、袋部12に直
径5mmの島状シール部13が12箇所形成されてい
る。冷凍保存バッグ11に血液成分を入れた場合、島状
シール部13により複数の小さな膨らみ19に分割され
る。
【0010】図6は、本発明の他の実施例を示す平面図
で、底部シール部27より伸びた岬状シール部23を3
箇所形成したものである。
で、底部シール部27より伸びた岬状シール部23を3
箇所形成したものである。
【0011】図1の冷凍保存バッグ1(実施例1)と図
3の冷凍保存バッグ11(実施例2)及び図7の従来の
冷凍保存バッグ31(比較例1)を用いて赤血球、血小
板の凍結保存性試験を行い冷凍保存後の回収率等を比較
した。 赤血球凍結保存性試験 600ml容量のバッグに1単位の濃厚赤血球と適量の
凍害保護液(60%グリセリン)を混和しながら注入し
た後、−80度デイープフリーザーに2週間凍結保存し
た。融解は37度水浴中にて急速に行い、血球洗浄後、
解凍赤血球浮遊液の性状を調べた。測定項目は、赤血球
回収率、平均赤血球容積、ヘモグロビン含量、上清ヘモ
グロビンの4項目を調べた。結果を表1に示した。 血小板凍結保存性試験 300ml容量のバッグに濃厚血小板を60mlと適量
の凍害保護液(15%dimethylsulfoxi
de)を撹拌しながら注入した後、プログラムフリーザ
ーにて−1度/min.で−80度まで凍結し、液体窒
素中で1週間保存した。融解は、37度水浴中にて急速
に行い、洗浄後、自己血漿浮遊濃厚血小板の性状を調べ
た。測定項目は、回収率、平均血小板容積 、低浸透圧
ショック回復率、凝集能の4項目を調べた。結果を表2
に示した。
3の冷凍保存バッグ11(実施例2)及び図7の従来の
冷凍保存バッグ31(比較例1)を用いて赤血球、血小
板の凍結保存性試験を行い冷凍保存後の回収率等を比較
した。 赤血球凍結保存性試験 600ml容量のバッグに1単位の濃厚赤血球と適量の
凍害保護液(60%グリセリン)を混和しながら注入し
た後、−80度デイープフリーザーに2週間凍結保存し
た。融解は37度水浴中にて急速に行い、血球洗浄後、
解凍赤血球浮遊液の性状を調べた。測定項目は、赤血球
回収率、平均赤血球容積、ヘモグロビン含量、上清ヘモ
グロビンの4項目を調べた。結果を表1に示した。 血小板凍結保存性試験 300ml容量のバッグに濃厚血小板を60mlと適量
の凍害保護液(15%dimethylsulfoxi
de)を撹拌しながら注入した後、プログラムフリーザ
ーにて−1度/min.で−80度まで凍結し、液体窒
素中で1週間保存した。融解は、37度水浴中にて急速
に行い、洗浄後、自己血漿浮遊濃厚血小板の性状を調べ
た。測定項目は、回収率、平均血小板容積 、低浸透圧
ショック回復率、凝集能の4項目を調べた。結果を表2
に示した。
【0012】 以上の結果より、従来の冷凍保存バッグに比べ、本発明
の冷凍保存バッグの冷凍保存性が良好であることが分か
った。
の冷凍保存バッグの冷凍保存性が良好であることが分か
った。
【0013】本発明において、島状シール部とは袋部の
上部シール部、側面シール部、底面シール部のいずれに
も連続していないシール部であって、岬状シール部と
は、袋部の上部シール部、側面シール部、底面シール部
のいずれかに連続しているシール部である。図1、図
3、図6に図示した各シール部の形状は例示であって、
液状物充填時に袋部の膨らみが複数の小さな膨らみに分
割できる形状であれば何でも採用することができる。
上部シール部、側面シール部、底面シール部のいずれに
も連続していないシール部であって、岬状シール部と
は、袋部の上部シール部、側面シール部、底面シール部
のいずれかに連続しているシール部である。図1、図
3、図6に図示した各シール部の形状は例示であって、
液状物充填時に袋部の膨らみが複数の小さな膨らみに分
割できる形状であれば何でも採用することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の冷凍保存バッグによれば、袋部
に部分的に島状または岬状シール部が形成されているの
で、血液成分等を冷凍保存する場合、袋部中央が従来の
冷凍保存バッグの膨らみに比べ小さく、凍結完了の時間
が遅くなることがないので、凍結時の血液成分中の水の
結晶が大きくなる傾向が少ない。このため被凍結成分の
細胞の損傷が起こりにくく、被凍結成分を入れた後の冷
凍保存バッグを専用のステンレス製や紙製のハードタイ
プの冷凍保存バッグキャリヤー内に納めて保存する必要
も無くなるなど管理の点で有利である。
に部分的に島状または岬状シール部が形成されているの
で、血液成分等を冷凍保存する場合、袋部中央が従来の
冷凍保存バッグの膨らみに比べ小さく、凍結完了の時間
が遅くなることがないので、凍結時の血液成分中の水の
結晶が大きくなる傾向が少ない。このため被凍結成分の
細胞の損傷が起こりにくく、被凍結成分を入れた後の冷
凍保存バッグを専用のステンレス製や紙製のハードタイ
プの冷凍保存バッグキャリヤー内に納めて保存する必要
も無くなるなど管理の点で有利である。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図
【図2】図1のA−A断面
【図3】本発明の別の実施例を示す平面図
【図4】図3のB−B断面
【図5】図3のC−C断面
【図6】本発明の他の実施例を示す平面図
【図7】従来例を示す平面図
【図8】図7のD−D断面
【図9】図7のE−E断面
1、11、21、31 冷凍保存バッグ 2、12、22、32 袋部 3、13 島状シール 23 岬状シール 4 プロテクター 5 ポート 6、16、26、36 上部シール部 7、17、27、37 底部シール部 8、18、28、38 側面シール部 9、19、29、39 膨らみ
Claims (1)
- 【請求項1】袋部の少なくとも一箇所以上に島状もしく
は岬状シール部を形成し、液状物充填時に袋部の膨らみ
が複数の小さな膨らみに分割されるように形成したこと
を特徴とする冷凍保存バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034646A JPH08206178A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 冷凍保存バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034646A JPH08206178A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 冷凍保存バッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08206178A true JPH08206178A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12420211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034646A Pending JPH08206178A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 冷凍保存バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08206178A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100445441B1 (ko) * | 2002-07-31 | 2004-08-21 | 박기범 | 비상 일회용 식수 주머니 |
| JP2017036076A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 上田製袋株式会社 | 凍結保存用バッグ、および凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法 |
| WO2021157653A1 (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-12 | ヤマト科学株式会社 | 凍結保存容器 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7034646A patent/JPH08206178A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100445441B1 (ko) * | 2002-07-31 | 2004-08-21 | 박기범 | 비상 일회용 식수 주머니 |
| JP2017036076A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 上田製袋株式会社 | 凍結保存用バッグ、および凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法 |
| WO2017026131A1 (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 上田製袋株式会社 | 凍結保存用バッグ、および凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法 |
| WO2021157653A1 (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-12 | ヤマト科学株式会社 | 凍結保存容器 |
| JP2021122493A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | ヤマト科学株式会社 | 凍結保存容器 |
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