JPH08206984A - 移載ハンド及び移載方法 - Google Patents

移載ハンド及び移載方法

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JPH08206984A
JPH08206984A JP1677595A JP1677595A JPH08206984A JP H08206984 A JPH08206984 A JP H08206984A JP 1677595 A JP1677595 A JP 1677595A JP 1677595 A JP1677595 A JP 1677595A JP H08206984 A JPH08206984 A JP H08206984A
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JP
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shaped member
disc
gripping
state
lens
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JP1677595A
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Taku Konuma
卓 小沼
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズを、自動で、立て置きのマガジンから横
置きのマガジンに移載することが出来る移載ハンドを提
供する。 【構成】レンズ12を立て置き状態で安置された状態か
ら、横置き状態で安置された状態に置き変えるための移
載ハンド100であって、レンズ12を、立て置き状態
において、外周方向から把持するためのフィンガ10,
11を有するハンド1と、レンズ12を水平状態にする
ために、フィンガ10,11を垂直面内で回動させるた
めの回動部2と、回動部2により回動されて水平状態に
なったレンズ12の表面を吸着して保持するための吸着
具3と、吸着具3を上下動させてレンズ12を所定の位
置に横置き状態で安置するための上下動シリンダ5とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円板状の部材を、立て
置きマガジンから横置きマガジンに移し換えるための移
載ハンド及び移載方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ等の光学部品を製造する場合に
は、最終工程において、ガラスやプラスチック等から精
密に製造されたレンズの本体に、反射防止膜や光の透過
性を調整するための光学膜等のコーティングを施すこと
が行われる。そして、このコーティングを施すために
は、その前工程でレンズの本体を洗浄することが必要と
なる。
【0003】このレンズの洗浄を行う場合には、レンズ
の両面を均等に洗浄するために、レンズを立て置きにし
た状態で行うのが一般的である。なぜならば、レンズを
横置きにしたままでレンズの両面を洗浄しようとする
と、レンズの上下から洗浄液を吹きかけなければなら
ず、レンズの両面を均等に洗浄するのが難しくなると共
に、洗浄装置や洗浄に使用される治具等も複雑になるか
らである。従って、この洗浄工程では、レンズを立て置
き状態で多数保持する立て置きマガジンが使用される。
【0004】一方、光学膜等のコーティングは、真空蒸
着等により行われるため、レンズの表面に光学膜を均等
に形成するためには、レンズを横置きにする必要があ
り、レンズの片面ずつコーティングが行われる。従っ
て、レンズをコーティング工程に送るときには、レンズ
を横置き状態で多数保持する横置きマガジンが使用され
る。
【0005】すなわち、レンズを洗浄工程からコーティ
ングの工程に送る場合には、レンズを立て置きマガジン
から横置きマガジンに移し換える必要があり、従来、こ
の作業は人手によって行われていた。そのため、人手に
よる作業に時間がかかり生産タクトが長くなり、生産性
を向上させるためには、この置き換え作業を自動で行う
ことが要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来より、このように
別々のマガジン間でレンズ等を自動で移載する装置がな
かったわけではなく、例えば特公昭57−58257号
に開示されているような移載装置が知られている。しか
しながら、この装置では、横置きのレンズを別のマガジ
ンに横置きで移載することはできるが、立て置きのレン
ズを横置きに置き換えるということは出来なかった。
【0007】したがって、本発明は上述した課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、円板
状の部材を、自動で、立て置きのマガジンから横置きの
マガジンに移載することが出来る移載ハンド及び移載方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる移載ハンドは、
略円板状に形成された円板状部材を立て置き状態で安置
された状態から、横置き状態で安置された状態に置き変
えるための移載ハンドであって、前記円板状部材を、前
記立て置き状態において、外周方向から把持するための
把持爪を有する把持手段と、前記円板状部材を水平状態
にするために、前記把持手段を垂直面内で回動させるた
めの回動手段と、該回動手段により回動されて水平状態
になった前記円板状部材の表面を吸着して保持するため
の吸着手段と、該吸着手段を上下動させて前記円板状部
材を所定の位置に横置き状態で安置するための上下動手
段とを具備することを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる移載ハンドにおい
て、前記把持手段は、前記円板状部材を前記立て置き状
態で把持するときに、前記把持爪を前記円板状部材の外
周部に対してわずかな隙間を残して把持する様に動作さ
せることを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わる移載ハンドにおい
て、前記把持爪は、前記円板状部材が水平になった状態
において、該円板状部材を下方から支持するテーパ部を
有し、前記円板状部材は、前記テーパ部によりセンタリ
ングされることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる移載ハンドにおい
て、前記把持手段の把持爪の移動量と、前記上下動手段
による前記吸着手段の上下動量は、NC制御により調節
されることを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わる移載ハンドにおい
て、前記把持爪は、前記NC制御により、前記円板状部
材の外周部を把持する第1の位置と、前記円板状部材の
外周部をわずかな隙間を持った状態で把持する第2の位
置と、前記円板状部材の把持を解除する第3の位置とに
移動されることを特徴としている。
【0013】また、本発明の移載方法は、略円板状に形
成された円板状部材を立て置き状態で安置された状態か
ら、横置き状態で安置された状態に置き変えるための移
載方法であって、前記円板状部材を、前記立て置き状態
において、把持爪により外周方向から把持する把持工程
と、前記円板状部材を水平状態にするために、前記把持
爪を垂直面内で回動させる回動工程と、該回動工程によ
り回動されて水平状態になった前記円板状部材の表面を
吸着部材により吸着して保持するための吸着工程と、前
記吸着部材を上下動させて前記円板状部材を所定の位置
に横置き状態で安置する安置工程とを具備することを特
徴としている。
【0014】また、この発明に係わる移載方法におい
て、前記把持爪は、前記円板状部材を前記立て置き状態
で把持するときに、前記円板状部材の外周部に対してわ
ずかな隙間を残して把持することを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わる移載方法におい
て、前記把持爪は、前記円板状部材が水平になった状態
において、該円板状部材を下方から支持するテーパ部を
有し、前記円板状部材は、前記テーパ部によりセンタリ
ングされることを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わる移載方法におい
て、前記把持爪の移動量と、前記吸着部材の上下動量
は、NC制御により調節されることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる移載方法におい
て、前記把持爪は、前記NC制御により、前記円板状部
材の外周部を把持する第1の位置と、前記円板状部材の
外周部をわずかな隙間を持った状態で把持する第2の位
置と、前記円板状部材の把持を解除する第3の位置とに
移動されることを特徴としている。
【0018】
【作用】以上のようにこの発明に係わる移載ハンド及び
移載装置は構成されているので、この移載ハンドを装着
されたロボットが移動している途中で、円板状部材を立
てた状態から横にした状態に位置変換でき、そのまま吸
着手段で吸着して、横置きのマガジンに載置することが
できるので、生産タクトを飛躍的に短縮することができ
る。
【0019】また、円板状部材を把持手段で把持した状
態で、把持爪のテーパ部を利用して円板状部材の自重に
よりセンタリングすることができるので、吸着手段によ
り横置きマガジンに載置するときに正確な位置に挿入す
ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は第1の実施例の移載ハンドの構
造を示す側面図で、1はハンド、2はハンド1を回転中
心軸cの回りに、図中二点鎖線で示した位置から実線で
示した位置まで回動する回動部、3はレンズ12を吸着
する吸着具で材質は硬質テフロンである。4は中空のロ
ッドで先端に吸着具3を固定した状態で上下動可能な摺
動ロッド、5は摺動ロッド4を、ブシュ6に対し上下方
向に駆動するシリンダであり、このシリンダ5には上端
ストッパ7と下端ストッパ8が設けられている。
【0021】回動部2にはドグ21が取り付けられてお
り、ハンド1が図中二点鎖線で示した第1の回動位置に
あるときには、ドグ21は、第1回動位置センサ20で
検出され、ハンド1が図中実線で示した第2の回動位置
にあるときには、ドグ21は第2回動位置センサ19で
検出される。
【0022】ハンド1には、フィンガ10,11が取り
付けられ、レンズ12を図2のように3点でレンズとフ
ィンガの間にすきまをつくった状態で把持する。また、
フィンガ10,11の先端は、図1において実線で示し
た第1の回動位置で、摺動ロッド4の上下動に干渉しな
いよう加工されていてる(図2参照)。また、フィンガ
10,11は剛性を高め、高精度に開閉するように、L
Mガイド13で連結されている。さらに、18はフィン
ガ10,11が閉じた状態(レンズを把持した状態)に
あるか開いた状態(レンズの把持を解除した状態)にあ
るかを検出するハンド把持センサである。
【0023】また14はロボット200に図3のように
配置されたロボットアームで、レンズ移載ハンド100
は、ロボットアーム14の先端に取付けられる。図3に
おいて、15はマガジン載置台で、その上には、レンズ
立て置きマガジン16、レンズ横置きマガジン17が図
示されないマガジン搬送装置により順次搬送される。各
マガジン16,17の平面図は、図5のようになってお
り、レンズ12がマトリックス状に配置可能になってい
る。
【0024】以上のような構成をとることにより、洗浄
工程を終えた立て置きマガジン16内のレンズを、成膜
(コーティング)工程に送るために、横置きマガジン1
7内に移載する動作を以下に図7のフローチャートにそ
って説明する。
【0025】まず、プログラムがスタートすると、ステ
ップS1において、ハンド1が把持解除状態にあるかと
いうことと回動部2が第1の回動位置にあるかというこ
とをハンド把持センサ18と、第1回動位置センサ20
で確認する。その後、ロボット200により、レンズ移
載ハンド100を移動させ(ステップS2,ステップS
3)、縦置きマガジン16内で、レンズ12を1個把持
するべく図4のように水平微小移動(ステップS4)さ
せる。そして、図示されない電磁弁がONすることによ
り、ハンド1のフィンガ10,11が閉じ、レンズ12
を把持する(ステップS5)。このときフィンガ10,
11は、ハンド1の開閉量を調整できるストッパ23に
当接する。フィンガ10,11が閉じたことをハンド把
持センサ18で確認後(ステップS6)、ロボット20
0により、レンズ移載ハンド100を上昇させる(ステ
ップS7)。その後、図示されない電磁弁をONして、
吸着具3の吸引を開始し(ステップS8)、回動部2を
第2の回動位置へ回動しながら(ステップS9)、ロボ
ット200により、レンズ移載ハンド100を、横置き
マガジン17のレンズ挿入位置へ移動する(ステップS
10)。ロボット200による移動中に第2の回動位置
に到達したかどうかの確認(ステップS11)を第2回
動位置センサ19で行う。
【0026】このハンド1の回動中に、吸着具3の軸心
に対して、レンズ12の軸心が合い、回動終了と同時
に、レンズ12は吸着具3に吸着される。吸着具3と第
2の回動位置でのレンズ12の距離は図8に示すように
0.5〜1mm程度になるようにストッパ7により吸着
具3の位置を調節する。
【0027】レンズ12を把持した状態でのフィンガ1
0,11の位置は、ハンド1内のストッパ23により、
レンズ径に対し、0.01mm程度すきまが生ずるよう
に調整されており、レンズ12の軸心が吸着具3の軸心
に合う様になされている。また、フィンガ10,11に
は、図1,図4,図6から分かるように、洗浄カゴ(立
て置きマガジン)16内で設置ガタが考えられるレンズ
12を容易に把持できるように、テーパ部10a,11
a形成されている。テーパ部10a,11aは、ハンド
1が図1の第1の回動位置から第2の回動位置へ回動す
る過程において、レンズ12がハンド1に把持されてる
ことにより、自重によりセンタリングされるよう機能す
る。さらに吸着具3のテーパ部でレンズ12を吸着する
ことにより、レンズ12が吸着具3にセンタリングされ
吸着される(図8)。レンズ12の吸着が、図示されな
い吸着センサにより確認される(ステップS12)。
【0028】次に、レンズ12の把持解除(ステップS
13)が行われ、センサ18で解除を確認後、吸着具3
を上下動シリンダ5により下降させレンズ12を横置き
パレット17に挿入する(ステップS15)。このと
き、シリンダ5の下降端センサ22により、挿入良否の
判定を行なう。例えば、センサ22がシリンダ下降を検
出すればレンズ12の挿入は良とする。逆に、検出しな
ければ、レンズ12が挿入穴にかじったりして、正確に
挿入されていないと判定し、NGとなる。
【0029】挿入方法に関して、もう1つ方法がある。
これは、シリンダ5の下降を下降端センサ22により、
検出した後(図6)、ロボット200の下降により挿入
を行なう方法である。この挿入は、NC制御により行わ
れるため、よりスムーズな挿入が行える。また、アプリ
ケーション上で、挿入スピードを可変できる。
【0030】上記の、シリンダ5の下降、及びロボット
200の下降は、吸着力、レンズ重量を考慮した上で、
最適な加減速移動を行なうようにする。例えば、シリン
ダ下降の場合、加減速が大きすぎると、レンズ12の吸
着がはずれ、レンズが落下したりする。最適な加減速を
得るために、シリンダ5においてはスピードコントロー
ラ24の調整が行われ、ロボット200においてはアプ
リケーション上の設定が行なわれる。
【0031】ロボット200による挿入の場合の良否の
判定は、ロボット上下軸の電流値を常に測定管理するこ
とにより行なわれる。例えば、ロボット上下の電流値
は、図9のような波形となる。挿入が否のときは、レン
ズ12が、挿入穴に衝突し、図10のような電流波形を
示すため、大きな電流変動がおこる。これにより挿入ミ
スを検出できる。また、加速度センサを吸着具3に設置
して、加減速を測定管理することにより、挿入良否の判
定が可能である。
【0032】挿入動作が終了後、吸着を解除する前に、
再度吸着の確認を行ない、挿入の良を確認して(ステッ
プS18)、吸着を解除する(ステップS19)。この
あと、ロボット200が上昇し、回動部2が第1の位置
へ移動して(ステップS20,ステップS21)、一連
の動作を終了する。 (第2の実施例)図11は、第2の実施例の移載ハンド
の構成を示しており、レンズ移載ハンドにNCハンド2
5、NC上下機構35を用いたものである。なお、この
第2の実施例では第1の実施例と共通する部分が多いの
で、同一機能部分には同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0033】図11において、25はNCハンドであ
り、M1はNCハンド25内のモータ、E2はモータM1
の回転量検出のためのエンコーダ、26はモータの駆動
をボールネジ27に伝達するためのプーリ・ベルトであ
る。また、ボールネジ27には逆ネジが切ってあり、モ
ータM1の回転によって、フィンガ10,11は互いに
逆方向に動作し、レンズ12の把持、及び把持解除がで
きる。
【0034】35はNC上下機構を表しており、M2は
モータ、E2はエンコーダである。30はボールネジナ
ット32にモータM2の回転を伝えるプーリベルトであ
る。ボールネジナット32が回転することにより、ボー
ルネジ31が上下動する。またボールネジ31は、中空
構造になっていて、下端にレンズ12吸着のための吸着
具3(硬質テフロン)、上端に配管33がついて真空を
引いている。モータM1,M2、エンコーダE1,E2は制
御装置46に接続されており、この制御装置46によ
り、モータの位置制御が行なわれる。
【0035】図12は、図11の制御装置46のブロッ
ク構成図である。
【0036】50は中央演算処理装置(CPU)であ
り、52はCPUとバス結合され、一連の制御アルゴリ
ズムのプログラム及びマンマシーンインターフェースプ
ログラムを含む不揮発性のメモリ(ROM)である。5
4は教示データを記憶可能な電源バックアップされたメ
モリ(RAM)である。56はサーボモータ58と連結
されたエンコーダ60に接続され、サーボモータ58の
現在位置をカウントするカウンタ。
【0037】62はサーボモータ58とトルクアンプ6
4を通して接続されるD/Aコンバータであり、CPU
50の指示で電流指示をトルクアンプ64へ出力する。
【0038】66は他の制御装置68、ソレノイドバル
ブ70、センサー72等の情報をCPU50へ取り込む
ためのI/Oインタフェースである。
【0039】74は、外部教示装置76、表示装置7
8、入力キーボード80とCPU50とを結ぶ通信用イ
ンターフェースである。
【0040】ROM、RAM、カウンタ、コンバータ、
I/O、I/F、はバス82によってCPU50と接続
している。
【0041】次に、レンズ移載ハンド(図11)の動作
を図13乃至図15のフローチャートに従って説明す
る。
【0042】洗浄工程を終えた立て置きマガジン16内
のレンズを、成膜(コーティング)工程に送るための横
置きマガジン17に移載するのに、まず、図12の制御
装置46内のデータメモリRAMへ、レンズの径、コバ
厚、曲率、重量などのレンズデータを読み込む(ステッ
プS31)。その後、このレンズデータにより、モータ
M1,M2が回転し、ハンド1、吸着具3が初期位置へ移
動する(ステップS32,ステップS33)。次にハン
ド回動部2が第1回動位置へ回動し(ステップS3
4)、同時にロボットアーム14が、立て置きマガジン
16上へ水平移動する(ステップS35)。ハンド1が
ロボットアーム14により位置決めされた後、第1の回
動位置確認を行なう(ステップS36)。センサ20が
ドグ21によりONしてるのを確認した後、ロボットア
ーム14を下降させ(ステップS37)、図4のような
レンズのハンドリング動作を行なう(ステップS38〜
ステップS40)。
【0043】このとき、レンズ12の把持は、図12の
制御装置のアンプに流れる電流変化により、確認でき
る。レンズ把持確認後(ステップS41)、ロボットが
上昇して(ステップS42)、図12のソレノイドバル
ブ70をONすることにより、図示されない真空装置に
より、吸着動作が始まる(ステップS43)。第2回動
位置への回動開始(ステップS44)と同時にロボット
アーム14が横置きマガジン17上へ移動し(ステップ
S45)、センサ19により、第2回動位置の確認を行
なう(ステップS46)。確認後に、モータM1を微小
回転することにより、読み込まれたレンズ径よりハンド
を微小量開き、モータM2を微小回転することにより、
読み込まれたレンズコバ厚、曲率から算出したレンズ表
面位置に吸着具を微小接近させる(ステップS47,ス
テップS48)。
【0044】このとき、レンズ12、フィンガ10,1
1、吸着具3の関係は図8のようになり、レンズ12
は、フィンガ10,11のテーパ面10a,11aで自重
によりセンタリングされると同時に、軸芯の合った吸着
具3に吸着される。
【0045】図示されない吸着センサがONしたのを確
認して、モータM1が回転し(ステップS51)、フィ
ンガ10,11が開く(ステップS51)。このとき、
レンズが余裕をもって上下動できるようにフィンガ1
0,11は全開している。ロボットアーム14が下降す
ると共に、モータM2が回転し(ステップS52,ステッ
プS53)、吸着具3が下降し(ステップS54)、図
6のような状態になり、レンズを横置きマガジン17に
挿入する。ロボットアーム14と吸着具3が同時下降す
るとき、記憶されてる吸着力と、RAMから読み込まれ
たレンズ重量を用いて、吸着がはずれないような下降時
の加速度を算出し、下降する。下降後、吸着センサによ
り、レンズが吸着されているのを確認して(ステップS
55)、レンズ12の挿入が正常と判断し、吸着を解除
する(ステップS56)。ロボットアーム14が上昇
し、立て置きマガジン16から横置きマガジン17内へ
のレンズの移載の一連の動作を終了する。
【0046】また、レンズの機種変えがおこったとき
は、図12のキーボード80により、機種データをRA
M54に読み込むことにより、上記の一連の動作が可能
でNC化により、レンズの機種変えに柔軟に対応でき
る。例えば、図16(a),(b)のような凸レンズや凹レ
ンズに対して、移載作業を柔軟に切り換えられる。
【0047】以上説明したように、上述した実施例によ
れば、以下の効果が得られる。 (1)立て置きマガジンから横置きマガジンへのレンズ
の移載を自動化でき、生産性が向上できる。 (2)NC化により、レンズの機種変えに柔軟に対応で
き、多品種少量生産及び、変動生産が可能となる。 (3)レンズをつかんだままで仮位置決めすることがで
きる。 (4)レンズを立てた状態から横にした状態へ位置変換
すると同時にセンタリングされたレンズを吸着できる。 (5)ハンドが退避する必要がなく、フィンガのわずか
な開閉により、吸着部がレンズの挿入動作を行える。 以上により、レンズ移載の生産タクトを短縮することが
できる。
【0048】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。また、本発明はその趣旨を
逸脱しない範囲で、上記実施例を修正または変形したも
のに適用可能である。
【0049】例えば、上記実施例では、移載されるワー
クとしてレンズを例に上げて説明したが、これに限定さ
れることなく、レンズのような略円板状のワークで、立
て置き状態から横置き状態に移載することが必要なもの
であれば、どのようなものにも適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の移載ハンド
及び移載装置によれば、この移載ハンドを装着されたロ
ボットが移動している途中で、円板状部材を立てた状態
から横にした状態に位置変換でき、そのまま吸着手段で
吸着して、横置きのマガジンに載置することができるの
で、生産タクトを飛躍的に短縮することができる。
【0051】また、円板状部材を把持手段で把持した状
態で、把持爪のテーパ部を利用して円板状部材の自重に
よりセンタリングすることができるので、吸着手段によ
り横置きマガジンに載置するときに正確な位置に挿入す
ることができる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のレンズ移載ハンドの構造を示す
側面図である。
【図2】図1を下方から見た図である。
【図3】移載ハンドが取り付けられるロボットを示す図
である。
【図4】立て置きマガジンにおいて、フィンガによりレ
ンズを把持する様子を示した図である。
【図5】立て置きマガジンと横置きマガジンを上方から
みた平面図である。
【図6】フィンガの把持を解除して、吸着具によりレン
ズを横置きマガジンに挿入する様子を示した図である。
【図7】レンズを移載する動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】吸着具によりレンズを吸着するときの、レンズ
と吸着具及びフィンガとのクリアランスを示す図であ
る。
【図9】レンズを横置きマガジンに挿入するときのロボ
ット上下軸の電流値の変化を示す図である。
【図10】レンズを横置きマガジンに挿入するときのロ
ボット上下軸の電流値の変化を示す図である。
【図11】第2の実施例のレンズ移載ハンドの構造を示
す図である。
【図12】レンズ移載ハンドの制御装置のブロック図で
ある。
【図13】レンズを移載する動作を示すフローチャート
である。
【図14】レンズを移載する動作を示すフローチャート
である。
【図15】レンズを移載する動作を示すフローチャート
である。
【図16】レンズの形状を示した図である。
【符号の説明】
1 ハンド 2 回動部 3 吸着具 4 摺動ロッド 5 シリンダ 6 ブシュ 7 上端ストッパ 8 下端ストッパ 10,11 フィンガ 12 レンズ 13 LMガイド 14 ロボットアーム 15 マガジン載置台 16 立て置きマガジン 17 横置きマガジン 18 把持センサ 19 第2回動位置センサ 20 第1回動位置センサ 21 ドグ 22 下降端センサ 23 ストッパ 25 NCハンド 26 プーリベルト 27 ボールネジ 30 プーリベルト 32 ボールネジナット 33 配管 46 制御装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円板状に形成された円板状部材を立て
    置き状態で安置された状態から、横置き状態で安置され
    た状態に置き変えるための移載ハンドであって、 前記円板状部材を、前記立て置き状態において、外周方
    向から把持するための把持爪を有する把持手段と、 前記円板状部材を水平状態にするために、前記把持手段
    を垂直面内で回動させるための回動手段と、 該回動手段により回動されて水平状態になった前記円板
    状部材の表面を吸着して保持するための吸着手段と、 該吸着手段を上下動させて前記円板状部材を所定の位置
    に横置き状態で安置するための上下動手段とを具備する
    ことを特徴とする移載ハンド。
  2. 【請求項2】 前記把持手段は、前記円板状部材を前記
    立て置き状態で把持するときに、前記把持爪を前記円板
    状部材の外周部に対してわずかな隙間を残して把持する
    様に動作させることを特徴とする請求項1に記載の移載
    ハンド。
  3. 【請求項3】 前記把持爪は、前記円板状部材が水平に
    なった状態において、該円板状部材を下方から支持する
    テーパ部を有し、前記円板状部材は、前記テーパ部によ
    りセンタリングされることを特徴とする請求項2に記載
    の移載ハンド。
  4. 【請求項4】 前記把持手段の把持爪の移動量と、前記
    上下動手段による前記吸着手段の上下動量は、NC制御
    により調節されることを特徴とする請求項1に記載の移
    載ハンド。
  5. 【請求項5】 前記把持爪は、前記NC制御により、前
    記円板状部材の外周部を把持する第1の位置と、前記円
    板状部材の外周部をわずかな隙間を持った状態で把持す
    る第2の位置と、前記円板状部材の把持を解除する第3
    の位置とに移動されることを特徴とする請求項4に記載
    の移載ハンド。
  6. 【請求項6】 略円板状に形成された円板状部材を立て
    置き状態で安置された状態から、横置き状態で安置され
    た状態に置き変えるための移載方法であって、 前記円板状部材を、前記立て置き状態において、把持爪
    により外周方向から把持する把持工程と、 前記円板状部材を水平状態にするために、前記把持爪を
    垂直面内で回動させる回動工程と、 該回動工程により回動されて水平状態になった前記円板
    状部材の表面を吸着部材により吸着して保持するための
    吸着工程と、 前記吸着部材を上下動させて前記円板状部材を所定の位
    置に横置き状態で安置する安置工程とを具備することを
    特徴とする移載方法。
  7. 【請求項7】 前記把持爪は、前記円板状部材を前記立
    て置き状態で把持するときに、前記円板状部材の外周部
    に対してわずかな隙間を残して把持することを特徴とす
    る請求項6に記載の移載方法。
  8. 【請求項8】 前記把持爪は、前記円板状部材が水平に
    なった状態において、該円板状部材を下方から支持する
    テーパ部を有し、前記円板状部材は、前記テーパ部によ
    りセンタリングされることを特徴とする請求項7に記載
    の移載方法。
  9. 【請求項9】 前記把持爪の移動量と、前記吸着部材の
    上下動量は、NC制御により調節されることを特徴とす
    る請求項6に記載の移載方法。
  10. 【請求項10】 前記把持爪は、前記NC制御により、
    前記円板状部材の外周部を把持する第1の位置と、前記
    円板状部材の外周部をわずかな隙間を持った状態で把持
    する第2の位置と、前記円板状部材の把持を解除する第
    3の位置とに移動されることを特徴とする請求項9に記
    載の移載方法。
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