JPH08207663A - 電動格納ミラーの制御装置 - Google Patents

電動格納ミラーの制御装置

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JPH08207663A
JPH08207663A JP7015234A JP1523495A JPH08207663A JP H08207663 A JPH08207663 A JP H08207663A JP 7015234 A JP7015234 A JP 7015234A JP 1523495 A JP1523495 A JP 1523495A JP H08207663 A JPH08207663 A JP H08207663A
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JP
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fet
motor
voltage
control device
resistor
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JP7015234A
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English (en)
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Yukitaka Tomiyoshi
幸隆 冨吉
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動格納式ミラーを傾動させる駆動モータの
制御装置を改良して、該駆動モータの回転が外的原因で
阻止されたとき自動的にモータの通電を遮断してロック
電流によるモータの焼損を防止する機能を有する電気回
路を無接点化する。 【構成】 電源入力端子1と直流モータMとの間にFE
T(T1)を、電源入力端子2と上記直流モータMとの
間にFET(T2)を、それぞれ接続し、かつ、上記2
個のFETのそれぞれをオンさせる手段(例えばゲート
抵抗器R3,R4)および、過大電流を検出して上記2
個のFETをそれぞれオフさせる手段(例えば、トラン
ジスタT3,T4、および、過大電流検出抵抗器R3,
R4)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のドアミ
ラーにおけるがごとく、ミラーが車体側方に突出した通
常姿勢(ドアミラーとしての機能を果たす姿勢)から車
体側面にほぼ平行な格納姿勢に回動させたり、再び通常
姿勢に復帰するように回動させたりするするための駆動
用モータを制御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動格納ミラーは一般に、直流
モータを駆動源として用い、通電によって回転させ、電
流を遮断して回転を停止させ、かつ、通電方向を反対に
することによって正,逆転させる。ただし、本発明にお
いてモータの正転方向とは、便宜的に任意に定めた方向
であって、その反対方向の回転を逆転と呼ぶ。すなわ
ち、正転とは必ずしも正常方向の回転を意味するもので
はなく、逆転とは「正常でない方向の回転」という意味
ではない。この種の電動格納ミラーにおいては、ミラー
を通常姿勢から格納姿勢に回動させたり、格納姿勢から
通常姿勢に復帰回動させたりする場合、ミラーが回動ス
トロークエンドに到達してストッパが作用したとき通電
を断たねばならない。その理由は、通電を継続するとモ
ータに過負荷電流が流れて焼損するなどの不具合を生じ
るからである。この電動格納ミラーが開発された頃は、
一般に、ミラーの回動に伴って移動する電気ブラシと、
該電気ブラシに摺触して導通するスイッチパターンとを
用いて通電制御(回動ストロークエンドにおけるモータ
電流の遮断)を行なっていた(例えば実公平5−445
号公報)。しかし、上記のような機械的に摺動する接点
構造を設けると、電動格納ミラー装置全体が大形,大重
量となる上に、摺動接触部分に摩耗を生じたり、汚損に
よって導通不良を生じたりするという不具合が有る上
に、回動ストロークの途中で何らかの事情によってミラ
ーの回動が阻止されてもモータの通電が遮断されず、焼
損の虞れが有った。このような不具合を解消するため、
モータに過大電流が流れたとき、焼損に至らないよう直
ちに過大電流を検知してリレーを作動させることによ
り、モータの通電を遮断する技術が提案されている(例
えば実開平4−76196号公報・駆動装置におけるス
イッチ回路)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知の考案「駆
動装置におけるスイッチ回路」は、スライドスイッチパ
ターンに関係するトラブルを完全に防止したという点に
ついては優れた効果を発揮する。しかし、機械的に作動
するリレーを用いているので該リレー接点の経時的損耗
や接触導通不完全といったトラブルの虞れ無しとしな
い。本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであっ
て、電動格納ミラーの回動が阻止されたとき、ストロー
クエンドであるか否かを問わず自動的に駆動モータの通
電を遮断することができ、しかも完全な無接点構造の制
御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的(完全な無接
点化)を達成するため本発明に係る電動格納ミラーの制
御装置の構成は、通電方向が反対になると回転方向が反
転する直流モータと、印加電圧の正,負が手動操作によ
って反転される1対の電源入力端子と、前記直流モータ
の回転がロックされたときに発生する過大電流を検出し
て該直流モータの通電を遮断する電気回路とを具備して
いる電動格納ミラーの制御装置において、前記直流モー
タと1対の電源入力端子のそれぞれとの間に、各1個,
計2個のFETが介挿接続されていて、上記2個のFE
Tのそれぞれはソースを電源入力端子側に向けるととも
にドレインを直流モータ側に向けて接続されており、か
つ、前記1対の電源入力端子に電圧が印加されると、そ
の正,負の極性に応じて前記2個のFETのうちの特定
の片方のFETにのみオン電圧を与える手段が設けられ
るとともに、前記直流モータの回転が阻止されて過大電
流が流れると、前記特定の片方のFETにオフ電圧を与
える手段が設けられていることを特徴とする。前記2個
のFETは、同一仕様の部材を用いることもでき、相互
の間に本質的な差異は無い。従って、特定の片方のFE
Tについて、2個のFETの何れか任意のFETにオン
電圧付与手段を設けても良い。ただし、そのFET(オ
ン電圧を与えるFET)に対してオフ電圧付与手段を設
けなければならない。すなわち、本発明において「特定
の片方のFET」は、何れか任意の片方であっても良い
が、全体の回路構成において該特定FETを変更しては
ならない。なお、2個のFETの何れか一方を特定のF
ETと定めてオン電圧,オフ電圧を与えるようにする
と、他方のFETにオン電圧付与手段,オフ電圧付与手
段を設ける必要は無いが、不必要なオン電圧付与手段や
不必要なオフ電圧付与手段を設けても、本発明の技術的
範囲から逃避することは出来ない。
【0005】
【作用】上記の構成によると、電動格納ミラー駆動用モ
ータと、1対の電源入力端子のそれぞれとの間に、2個
のFETがそれぞれ対称形に介装接続される。従って、
上記1対の電源入力端子に正,負の電圧を切換え印加し
たとき、その正,負の極性に応じて、2個のFETの内
の何れか一方は通電を制御する機能を受け持つ状態とな
り、他方のFETは電流の通過を無制御に許容する状態
となる。そこで、上記の制御状態に位置するFETを特
定のFETと名付けて、これにオン電圧を与えるとモー
タに通電されてミラーが回動せしめられる。上記のモー
タの通電流量を検出して、これが所定値を越えたとき上
記特定のFETにオフ電圧を与えると、モータの通電が
遮断されてミラーの回動が停止する。これにより、モー
タが過電流で焼損される虞れが解消される。しかし乍
ら、電動格納ミラーのモータは、電圧印加の正,負の極
性を切り換えて正,逆転せしめられ、これによってミラ
ーが通電姿勢と格納姿勢との間で往復回動される。すな
わち、前記1対の電源入力端子の極性は、運転者の操作
によって正,負が反転する。電源入力端子の正,負が反
転すると、前記2個のFETの内の特定のFETが入れ
替わる。こうした観点から考察すると、本発明の回路構
成が2個のFETを設けたのは、直流モータ正転時の制
御用FETと、逆転時の制御用FETとが設けられたも
のであって、正転制御用のFETに正転用オン電圧付与
手段と、正転用オフ電圧付与手段とが設けられ、逆転制
御用のFETに逆転用オン電圧付与手段と、逆転用オフ
電圧付与手段とが設けられ、これによって正転時にも逆
転時にも、モータに過大電流が流れたとき、焼損に至ら
ないうちに、瞬時に作動してモータの通電を遮断するこ
とができる。その上、前述の構成から明らかなように完
全な無接点であるから、機械的な接点に起因するトラブ
ルは未然に、かつ完全に防止される。しかも、制御装置
が小形,軽量に構成され、接点汚れによる導通不良を生
じる虞れが無くて耐久性,信頼性に優れている。
【0006】
【実施例】次に、図1ないし図4を順次に参照しつつ、
本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係る電動格
納ミラーの制御装置の1実施例における制御回路の配線
図である。図示のMは駆動用の直流モータであって、そ
の入力端子に印加される電圧の正,負によって正,逆転
し、ミラーを通常姿勢と格納姿勢との間で往復傾動させ
る。図示の1,2は1対の電源入力端子であって、図外
の操作スイッチによって図外のバッテリの電圧が、正,
負に切替え印加されるようになっている。この実施例に
ついて、以下に、その構成を説明し、さらに作用を説明
するに先立って、先ず、この実施例の装置に求められる
機能について述べる。 a.電源入力端子1,2の間に、ある極性で電圧が印加
されたとき、これが直流モータMに導通されて、該直流
モータMが回転すること。 b.上記直流モータMの回転が外的に阻止されると上記
の導通が断たれること。 c.電源入力端子1,2の間に、前記a項におけると反
対極性の電圧が印加されると、上記直流モータMは前記
a項の場合に比して逆転すること。 d.上記直流モータMの逆転が外的に阻止されると上記
の逆転中の直流モータの通電が断たれること。 上記a〜dのようなオン・オフ制御を行なうため、前記
直流モータMの端子m1と電源入力端子との間にモータ
ドライブFET(T1)が接続されるとともに、同じく
端子m2と電源入力端子2との間にモータドライブFE
T(T2)が接続されている。上記双方のモータドライ
ブFET(T1,T2)共にソースSを電源入力端子に
向け、ドレインDを直流モータMに向けて接続されてい
る。上記のようにFETを接続してあるので、例えば電
源入力端子1に正電位を、電源入力端子2に負電位を、
それぞれ印加した場合、モータドライブFET(T1)
は通電制御作用を行なうが、モータドライブFET(T
2)は無制御に通電を許容する。電源入力端子1,2の
極性を切り替えると、上記2個のFET(T1,T2)
の役割り分担が入れ替わる。以上に説明したような、電
源入力端子1〜モータドライブFET(T1)のソース
S〜同ドレインD〜直流モータM〜モータドライブFE
T(T2)のドレインD〜同ソースS〜電源入力端子2
という経路が主たる通電路であるが、上記2個のFET
(T1,T2)をオン,オフさせるための回路構成が上
記の主要通電路に付設され、あるいは介挿されている。
【0007】本図1の回路構成は、コンデンサC1を挟
んで上下対称になっているので、主として上半について
詳述し、これに対応する下半部の構成を付記すると、モ
ータドライブFET(T1)のゲートGをソースSより
もマイナス電位ならしめて該FET(T1)をオンさせ
るため、電源入力端子1とゲートGとの間にゲート抵抗
器R5が接続され、両極性電解コンデンサC1,および
ゲート抵抗器R6を経て電源入力端子2に接続されてい
る。上記のゲート抵抗器R5を短絡してモータドライブ
FET(T1)のゲートGとソースSとを同電位にして
該FET(T1)をオフするため、PNPトランジスタ
T3が設けられ、該トランジスタT3のエミッタEが前
記FET(T1)のソースSに接続されるとともに、該
トランジスタT3のコレクタCが該FET(T1)のゲ
ートGに接続されている。同様にPNPトランジスタT
4も接続されている。R1,R2はトランジスタT3,
T4のベース抵抗器、R3,R4は過電流を検出して上
記PNPトランジスタT3,T4をオンさせるための過
電流検出抵抗器である。
【0008】次に、ミラーの格納動作と復帰動作とに区
分して説明する。説明の便宜上、直流モータMの端子m
1に正電位、端子m2にゼロ電位(GND)を印加したと
き該直流モータMが正転してミラーが格納されるものと
する。上述の反対に電位を印加すると直流モータMが逆
転してミラーが復帰せしめられることになる。 〔格納動作〕操作者が運転席で図外の操作スイッチを
「格納」に操作すると、電源入力端子1にプラス12ボ
ルトが、電源入力端子2にゼロボルトが、それぞれ印加
される。これにより、ゲート抵抗器R5,同R6を介し
て両極性電解コンデンサC1に充電々流が流れる。上記
の抵抗器・蓄電器の時定数は、電動格納ミラーの格納動
作所要時間や復帰動作所要時間に比して充分に大きく設
定してある。これにより、ゲート抵抗器R5には図の上
方から下方に向けて電流が流れ、モータドライブFET
(T1)のゲートGはソースSよりも低電位となり、該
モータドライブFET(T1)がオンする。モータドラ
イブFET(T2)はオフ状態のままであるが、直流モ
ータMの端子m2から電源入力端子2へ向かう方向の通
電を阻止しない。これにより、電源入力端子1→モータ
ドライブFET(T1)→過電流検出抵抗器R3→直流
モータM→過電流検出抵抗器R4→モータドライブFE
T(T2)→電源入力端子2、という経路で、上記矢印
方向に通電されて直流モータMが正転し、格納動作が遂
行される。
【0009】ミラーの格納回動がストロークエンドに達
した場合、もしくは何らかの事情でミラーの格納回動が
阻止された場合、直流モータMにはロック電流と呼ばれ
る過電流が流れる。これにより過電流検出抵抗器R3に
大きい電圧降下が発生する。上記の電圧降下によって、
PNPトランジスタT3のベースBの電位がエミッタE
の電位よりも低くなり、該PNPトランジスタT3がオ
ンする。上記PNPトランジスタT3のオンにより、ゲ
ート抵抗器R5が短絡されてモータドライブFET(T
1)のゲートGの電位がソースSの電位と等しくなって
該モータドライブFET(T1)がオフし、直流モータ
Mは通電路を遮断されて停止する。このようにして、直
流モータmの過電流が即時的に検知され、焼損に至る時
間を経過せずに通電を断たれるので、焼損の虞れが解消
される。
【0010】〔復帰動作〕復帰動作は、前述の格納動作
におけるモータドライブFET(T1)と同様の作用
を、モータドライブFET(T2)が果たして遂行され
る。すなわち、電源入力端子2にプラス12ボルト、電
源入力端子2にゼロボルトが印加されると、ゲート抵抗
器R6の電圧降下がモータドライブFET(T2)のゲ
ートGとソースSとに与えられて該モータドライブFE
T(T2)がオンし、直流モータMに通電されて該直流
モータMが逆転し、ミラーは復帰回動せしめられる。上
記の復帰回動がストロークエンドに達し、もしくは何ら
かの事情で阻止されて過電流が発生すると、過電流検出
抵抗器R4の電圧降下が増大してPNPトランジスタT
4がオンし、前記のゲート抵抗器R6が短絡されてモー
タドライブFET(T2)がオフし、直流モータMの通
電が阻止されて焼損が防止される。図2は本発明に係
る、上掲の図1と異なる実施例と異なる実施例を示す電
気配線図である。図1の実施例に比して異なるところ
は、イ.モータドライブFET(T5)、および同T6
としてnチャンネル型のFETを用いたこと。および、
ロ.上記モータドライブFET(T5,T6)にオフ電
圧を与えるためのトランジスタT7,T8としてNPN
形トランジスタを用いたこと。本図2の実施例の動作は
前掲の図1の場合に比して上下対称の形に作用する。
【0011】〔格納動作〕電源入力端子1にプラス12
ボルト、電源入力端子2にゼロボルトがそれぞれ印加さ
れると、両極性電解コンデンサC1が充電される間、ゲ
ート抵抗器R5,R6は分圧抵抗器として作用し、該ゲ
ート抵抗器R6によって生じた電圧降下がモータドライ
ブFET(T6)に与えられて、そのゲートGはソース
Sよりも高電位となり、該モータドライブFET(T
6)がオンする。モータドライブFET(T6)がオン
すると、電流入力端子1→モータドライブFET(T
5)→過電流検出抵抗器R3→直流モータM→過電流検
出抵抗器R4→モータドライブFET(T6)→電源入
力端子2、という経路で通電して直流モータMが正転
し、ミラーの格納動作が行なわれる。上記直流モータM
の正転が外的な力で阻止されると過大なロック電流が流
れて過電流検出抵抗器R4の両端間に大きい電圧降下を
生じ、NPNトランジスタT8のベースBがコレクタC
よりも高電位となって該トランジスタT8がオンする。
【0012】これにより、モータドライブFET(T
6)のゲート抵抗器R6が短絡されて、該モータドライ
ブFET(T6)のゲートGがソースSと等電位になる
ので、該モータドライブFET(T6)がオフし、過大
電流による直流モータMの焼損が防止される。復帰動作
も、図1の場合に比して上下対称的に作用する。
【0013】〔復帰動作〕電源入力端子2にプラス12
ボルト、電源入力端子1にゼロボルトをそれぞれ印加す
ると、両極性電解コンデンサC1の充電電流によってゲ
ート抵抗器R5に生じた電圧降下がモータドライブFE
T(T5)をオンさせ、直流モータMが逆転する。この
逆転が外的に阻止されると、過電流検出抵抗器R3がロ
ック電流に応じて大きい電圧降下を生じ、NPNトラン
ジスタT7をオンさせる。該トランジスタT7がオンす
るとモータドライブFET(T5)がオフして直流モー
タMの通電を遮断する。これにより、該直流モータMの
過熱焼損が防止される。図3は前記と異なる実施例に係
る電動格納ミラーの制御装置を示す配線図であって、前
掲の図2の実施例をさらに改良して、電源からのサー
ジ、高電圧ノイズによる電子部品破損を防止するように
構成したものである。本図3に示したD1は両極性過電
圧保護ツェナダイオードであって、電源入力端子1と同
2との間に接続されている。D2,D3はFET制御ツ
ェナダイオードであって、それぞれモータドライブFE
T(T5),同(T6)にオン電圧を与える作用をす
る。C2,C3はトランジスタ遅延コンデンサ(作用は
後述)である。R7はツェナダイオードD2,D3のツ
エナ電流を制限するための抵抗器である。
【0014】〔格納動作〕電源入力端子1にプラス12
ボルト、電源入力端子2にゼロボルトをそれぞれ印加す
ると、ツェナダイオードD3の両端子間に電圧が掛かっ
てモータドライブFET(T6)にオン電圧を与える。
これにより該モータドライブFETがオンして直流モー
タMが正転する。上記の正転が外的に阻止されると過大
なロック電流が発生し、該モータドライブFET(T
6)が有している内部抵抗によって、ドレインDとソー
スS間の電位差が増加し、過電流制御用のNTNトラン
ジスタT8がオンする。このトランジスタT8のオンに
よってモータドライブFET(T6)のゲートGがソー
スSと等電位になり、該モータドライブFET(T6)
がオフして直流モータMの通電が遮断され、ロック電流
による焼損が防止される。 〔復帰動作〕電源入力端子2にプラス12ボルト、電源
入力端子1にゼロボルトがそれぞれ印加されると、図3
について説明した格納動作と上下対称的に、次のように
作用する。すなわち、ツェナダイオードD2のツエナ電
圧によってモータドライブFET(T5)がオンし、直
流モータMが逆転する。この逆転が外的に阻止されると
上記モータドライブFET(T5)の内部抵抗に因る電
圧降下でNPNトランジスタT7がオンし、これにより
該モータドライブFET(T5)がオフして直流モータ
Mの通電が遮断される。
【0015】図3について以上に説明した作用におい
て、直流モータMが正常な状態で正転もしくは逆転を開
始する際、定常状態に比して大きい初期電流が流れる。
この時、前述のNPNトランジスタが過大電流に感応し
てオンすると不都合(正常な格納,復帰動作が開始直後
にストップしてしまう)なので、トランジスタ遅延コン
デンサC2,C3がトランジスタT7,T8のオン電圧
を一時的に吸収して、そのオン動作を遅らせる。前記の
初期電流(直流モータMの回転開始時電流)は永続しな
いので、上記の遅延コンデンサC2,C3の容量は初期
電流が発生する過渡的状態の時間をカバーし得る程度に
設定すれば良い。また、電源入力端子1,2にパルス状
の高電圧(サージ,ノイズ)が混入しても、両極性過電
流保護ツェナダイオードD1に吸収されるので電子部品
の過電圧による破壊が防止される。これにより、制御装
置の信頼性・耐久性が向上する。図4は前掲の図1ない
し図3の実施例とさらに異なる実施例に係る電動格納ミ
ラーの制御装置の配線図である。
【0016】図4の実施例を図3の実施例に比較する
と、電源入力端子1,2間に接続した両極性過電圧保護
ツェナダイオードD1を省略し、かつ、モータドライブ
FET(T5),同(T6)のドレインDとソースSと
の間に、それぞれ過電圧保護ツェナダイオードD4,D
5が接続されている。R3,R4は過電流検出抵抗器で
ある。
【0017】〔格納動作〕電源入力端子1にプラス12
ボルト、電源入力端子2にゼロボルトをそれぞれ印加す
ると、図3の実施例におけると同様にしてモータドライ
ブFET(T6)がオンして直流モータMが正転する。
この正転が外的に阻止されると過電流が発生し、過電流
検出抵抗器R4の電圧降下が増加し、この電位差によっ
てNPNトランジスタT8がオンし、モータドライブF
ET(T6)をオフさせる。これにより直流モータMの
通電が遮断されて焼損か防止される。図4の実施例にお
けるトランジスタ遅延コンデンサC2,C3の作用は、
前掲の図3に示した実施例におけるトランジスタ遅延コ
ンデンサC2,C3の作用と同様である。また、電源入
力端子1,2に対してパルス状の過大電圧が印加されて
も、過電圧保護ツェナダイオードD4,D5によって吸
収されるので、モータドライブFET(T5),同(T
6)に対してツエナ電圧以上の過大電圧が印加されな
い。
【0018】〔復帰動作〕電源入力端子1にゼロボル
ト、電源入力端子2にプラス12ボルトがそれぞれ印加
されると、図3の実施例におけると同様にして直流モー
タMが逆転する。
【0019】上記の逆転が外的に阻止されると、過電流
検出抵抗器R4にロック電流による大きい電圧降下を生
じてNPNトランジスタT8がオンし、モータドライブ
FET(T6)のゲート電圧がほとんどゼロとなり、該
モータドライブFET(T6)がオフされて直流モータ
Mの通電が遮断され、モータの焼損が防止される。な
お、モータの回転が外的に阻止される、とは、モータに
よって駆動されている部材に外力が作用してモータの回
転が機械的に停止せしめられることを言うものである。
【0020】
【発明の効果】本発明を適用すると、電動格納ミラー駆
動用モータと、1対の電源入力端子のそれぞれとの間
に、2個のFETがそれぞれ対称形に介装接続される。
従って、上記1対の電源入力端子に正,負の電圧を切換
え印加したとき、その正,負の極性に応じて、2個のF
ETの内の何れか一方は通電を制御する機能を受け持つ
状態となり、他方のFETは電流の通過を無制御に許容
する状態となる。そこで、上記の制御状態に位置するF
ETを特定のFETと名付けて、これにオン電圧を与え
るとモータに通電されてミラーが回動せしめられる。上
記のモータの通電流量を検出して、これが所定値を越え
たとき上記特定のFETにオフ電圧を与えると、モータ
の通電が遮断されてミラーの回動が停止する。これによ
り、モータが過電流で焼損される虞れが解消される。し
かし乍ら、電動格納ミラーのモータは、電圧印加の正,
負の極性を切り換えて正,逆転せしめられ、これによっ
てミラーが通電姿勢と格納姿勢との間で往復回動され
る。すなわち、前記1対の電源入力端子の極性は、運転
者の操作によって正,負が反転する。電源入力端子の
正,負が反転すると、前記2個のFETの内の特定のF
ETが入れ替わる。こうした観点から考察すると、本発
明の回路構成が2個のFETを設けたのは、直流モータ
正転時の制御用FETと、逆転時の制御用FETとが設
けられたものであって、正転制御用のFETに正転用オ
ン電圧付与手段と、正転用オフ電圧付与手段とが設けら
れ、逆転制御用のFETに逆転用オン電圧付与手段と、
逆転用オフ電圧付与手段とが設けられ、これによって正
転時にも逆転時にも、モータに過大電流が流れたとき、
焼損に至らないうちに、瞬時に作動してモータの通電を
遮断することができる。その上、前述の構成から明らか
なように完全な無接点であるから、機械的な接点に起因
するトラブルは未然に、かつ完全に防止される。しか
も、制御装置が小形,軽量に構成され、接点汚れによる
導通不良を生じる虞れが無くて耐久性,信頼性に優れて
いるという、優れた実用的効果を奏し、電動格納ミラー
の制御技術の向上に貢献するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動格納ミラーの制御装置の1実
施例における制御回路の配線図である。
【図2】本発明に係る、上掲の図1と異なる実施例と異
なる実施例を示す電気配線図である。
【図3】前記と異なる実施例に係る電動格納ミラーの制
御装置を示す配線図であって、前掲の図2の実施例をさ
らに改良して、電源からのサージ、高電圧ノイズによる
電子部品破損を防止するように構成したものである。
【図4】前掲の図1ないし図3の実施例とさらに異なる
実施例に係る電動格納ミラーの制御装置の配線図であ
る。
【符号の説明】
1,2…電源入力端子、C1…両極性電解コンデンサ、
C2,C3…トランジスタ遅延コンデンサ、D1…両極
性過電圧保護ツェナダイオード、D2,D3…FET制
御ツェナダイオード、D4,D5…過電圧保護ツェナダ
イオード、M…直流モータ、m1,m2…直流モータの端
子、R1,R2…ベース抵抗器、R3,R4…過電流検
出抵抗器、R5,R6…ゲート抵抗器、R7…ツエナ電
流制限抵抗器、T1,T2…p形FET(モータドライ
ブFET)、T3,T4…PNPトランジスタ、T5,
T6…n形FET(モータドライブFET)、T7,T
8…NPNトランジスタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電方向が反対になると回転方向が反転
    する直流モータと、印加電圧の正,負が手動操作によっ
    て反転される1対の電源入力端子と、 前記直流モータの回転がロックされたときに発生する過
    大電流を検出して該直流モータの通電を遮断する電気回
    路とを具備している電動格納ミラーの制御装置におい
    て、 前記直流モータと1対の電源入力端子のそれぞれとの間
    に、各1個,計2個のFETが介挿接続されていて、上
    記2個のFETのそれぞれはソースを電源入力端子側に
    向けるとともにドレインを直流モータ側に向けて接続さ
    れており、 かつ、前記1対の電源入力端子に電圧が印加されると、
    その正,負の極性に応じて前記2個のFETのうちの特
    定の片方のFETにのみオン電圧を与える手段が設けら
    れるとともに、 前記直流モータの回転が阻止されて過大電流が流れる
    と、前記特定の片方のFETにオフ電圧を与える手段が
    設けられていることを特徴とする、電動格納ミラーの制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記の過大電流を検出して、特定の片方
    のFETにオフ電圧を与える手段としてのトランジスタ
    が設けられており、上記トランジスタのコレクタを前記
    特定の片方のFETのゲートに接続されるとともに、該
    トランジスタのエミッタが、「上記特定の片方のFET
    のソースに接続されている電源入力端子」に接続されて
    いることを特徴とする、請求項1に記載した電動格納ミ
    ラーの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記1対の電源入力端子に電圧が印加さ
    れたとき特定の片方のFETにオン電圧を与える手段と
    して、2個の抵抗器と1個のコンデンサとが上記1対の
    電源入力端子の間に直列に接続されており、その接続順
    序は2個のコンデンサの間に1個のコンデンサが配置さ
    れて、抵抗器・コンデンサー・抵抗器の順となってい
    て、 上記コンデンサーの両極が、それぞれ前記2個のFET
    のゲートに接続されていることを特徴とする、請求項1
    または請求項2に記載した電動格納ミラーの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記1対の電源入力端子に電圧が印加さ
    れたとき特定の片方のFETにオン電圧を与える手段と
    して、2個のツェナダイオードと1個の抵抗器とが配置
    されており、その接続順序は2個のツェナダイオードの
    間に1個の抵抗器が配置されてツェナダイオード・抵抗
    器・ツェナダイオードの順となっていて、 上記抵抗器の両端がそれぞれ前記2個のFETのゲート
    に接続されていることを特徴とする、請求項1または請
    求項2に記載した電動格納ミラーの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記直流モータの回転が阻止されたと
    き、前記トランジスタにオン電圧を与えて、前記FET
    のゲートと電源入力端子間の電気抵抗を減少させること
    により該FETをオフさせるための手段として、上記F
    ETの内部抵抗が利用されていて、上記トランジスタの
    ベースが、ベース抵抗器を直列に介して上記FETのド
    レインに接続されていることを特徴とする、請求項2に
    記載した電動格納ミラーの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記直流モータの回転が阻止されたと
    き、前記トランジスタにオン電圧を与えて、前記FET
    のゲートと電源入力端子間の電気抵抗を減少させること
    により該FETをオフさせるための手段としての抵抗器
    が設けられていて、該抵抗器は前記FETのドレインと
    直流モータとの間に介挿接続されていて、上記トランジ
    スタのベースが、ベース抵抗器を直列に介して上記FE
    Tのドレインに接続されていることを特徴とする、請求
    項2に記載した電動格納ミラーの制御装置。
  7. 【請求項7】 前記トランジスタのオン作動を遅延させ
    ることによって、前記直流モータの作動開始時における
    大電流に感応して前記FETをオフさせることを防止す
    るためのコンデンサが、前記トランジスタのベースと前
    記FETのソースとの間に接続されていることを特徴と
    する、請求項5または請求項6に記載した電動格納ミラ
    ーの制御装置。
  8. 【請求項8】 電源中に含まれているノイズ高電圧から
    前記FETを保護するためのツェナダイオードが、前記
    1対の電源入力端子の間に接続されていることを特徴と
    する、請求項1ないし請求項7の何れかに記載した電動
    格納ミラーの制御装置。
  9. 【請求項9】 電源中に含まれているノイズ高電圧から
    前記FETを保護するためのツェナダイオードが、該F
    ETのドレインとソースとの間に接続されていることを
    特徴とする、請求項1ないし請求項7の何れかに記載し
    た電動格納ミラーの制御装置。
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