JPH08208113A - ウエブ積層体処理装置 - Google Patents

ウエブ積層体処理装置

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JPH08208113A
JPH08208113A JP1605195A JP1605195A JPH08208113A JP H08208113 A JPH08208113 A JP H08208113A JP 1605195 A JP1605195 A JP 1605195A JP 1605195 A JP1605195 A JP 1605195A JP H08208113 A JPH08208113 A JP H08208113A
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Haruo Takaishi
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ISHIZU SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエブ積層体を一定量づつ分離した状態で連
続して製造し得るようにしたものにおいて、定量ウエブ
積層体Yの最上部に生じるウエブはみ出し部Saを効率
よく処理するとともに、高速運転可能にし得るようにす
る。 【構成】 上面側にウエブはみ出し部Saが形成される
ような定量ウエブ積層体Yを製造するものにおいて、定
量ウエブ積層体Yを保持体4内に収容した状態で上下逆
転させて定量ウエブ積層体Yの側面より外方にはみ出し
ているウエブはみ出し部Saを下面側に位置させ、該定
量ウエブ積層体Yをウエブはみ出し部Saが先行側とな
る状態で保持体4側から第1の搬送コンベア7A上に押
出し、該第1の搬送コンベア7Aと第2の搬送コンベア
7B間の小間隔内において折畳み装置8によりウエブは
み出し部Saを下方に折込ませた後、該ウエブはみ出し
部Saを定量ウエブ積層体Yの下面側に折畳むようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、例えば箱入りティッ
シュペーパーとして使用される一定量のウエブ積層体を
順次分離させた状態で連続して製造し得るようにしたも
のにおいて、後続の折畳みウエブから分離された定量ウ
エブ積層体の上部に生じるウエブはみ出し部を自動的に
折畳み処理するためのウエブ積層体処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、箱入りティッシュペーパーの製造
においては、原反ロールから左右の各ウエブ片を相互に
ジグザグに折畳んでウエブ積層体を形成するとともに、
所定枚数(一単位の製品枚数)のウエブ片が折畳まれる
毎にその定量ウエブ積層体を順次自動で分離させた状態
で取出すようにした定量ウエブ積層体製造装置が使用さ
れ、さらにそのような定量ウエブ積層体製造装置に搬送
手段を介して箱詰め装置を連続させて、その製造されて
くる定量ウエブ積層体を順次箱詰め装置において自動で
箱詰めするようにした一貫製造方式が採用されつつあ
る。
【0003】ところで、定量ウエブ積層体を順次分離さ
せた状態で連続製造し得るようにした定量ウエブ積層体
製造装置として、従来から図1〜図7に示すようなもの
がある(類似技術の文献として、例えば米国特許第48
74158号がある)。
【0004】この図1〜図7に示す公知の定量ウエブ積
層体製造装置は、左右の各ウエブ片S,Sを連続してジ
グザグ状に折畳むウエブ折畳み装置1と、昇降テーブル
21上に積層されるウエブ積層体を一定量づつ分離させ
るウエブ積層体分離装置2とを備え、定量ウエブ積層体
Yを順次連続して製造し得るようになっている。
【0005】即ち、図1に示すように、2系統の原反ロ
ールからそれぞれ繰り出される広幅の連続ウエブW,W
をそれぞれ2つの刃物ロール12,13間を通して製品
長さづつ切断し、その左右各側のウエブ片S,Sを中継
ロール14,14を介して一対の折りロール15,15
間に導いて、そこで各折りバー16,16により順次相
互にジグザグ状に折畳み、その折畳まれた折畳みウエブ
を両折りロール15,15間の下部に設けられた昇降テ
ーブル21上において順次積層してウエブ積層体を形成
する。尚、昇降テーブル21は、その上部で形成される
ウエブ積層体が堆積・増量するのにつれて昇降駆動装置
22によって微動降下せしめられる。
【0006】そして、昇降テーブル21上にウエブ片S
が所定枚数(例えば200組)だけ折畳まれると、カウ
ントアップ信号が発せられてその信号により、まず図2
に示すように伸縮シリンダ24が伸長して符号23′の
位置に待機していた押えバーが符号23で示すように1
つの折畳みウエブ片S内に挿入されて所定量のウエブ積
層体Yの上面を押え、続いて図3に示すように対向位置
にある仕切りバー25が別の伸縮シリンダ26によって
反対側から次に続く折畳みウエブ片S内に挿入される。
尚、押えバー23の上辺は、折畳みウエブ片S内に挿入
されたとき(押えバー23はかなりのスピードで挿入さ
れる)に、折畳みウエブ片Sの折り部に達しない程度の
長さとされており、該押えバー23の挿入時にウエブ片
Sを損傷させない(押えバー先端でウエブを突き破らな
い)ようにしている。又、仕切りバー25が折畳みウエ
ブ内に挿入された後は、該仕切りバー25もウエブ片折
畳み動作に連動して昇降駆動装置27によって微動降下
せしめられる。
【0007】次に、図4に示すように昇降テーブル21
が定量ウエブ積層体Yを載せたままで押えバー23とと
もに高速下動し、該昇降テーブル21側の定量ウエブ積
層体Yの最上部にあるウエブ片(符号S1)と仕切りバ
ー25側に支持されている後続の折畳みウエブの最下部
にあるウエブ片(符号S2)とを分離させる。このと
き、分離される上下のウエブ片S1,S2は、両折りロー
ル15,15間を通過する際に挟圧されて密着状態で接
合されており(摩擦力が大きくなっており)、両ウエブ
片S1,S2を分離させる際に昇降テーブル21側の最上
部のウエブ片S1が矢印a方向に引っ張られて、該ウエ
ブ片S1側の折り部Scが図4において左側に引っ張ら
れるようになる。従って、両ウエブ片S1,S2が完全に
分離した状態では、図5に示すように昇降テーブル21
側の最上部のウエブ片S1の先端部(符号Sa)が定量
ウエブ積層体Yの側面Yaより若干幅だけ水平方向外側
にはみ出るようになる。
【0008】その後、昇降テーブル21は、図5に示す
ように押えバー23が定量ウエブ積層体Yの上部を押え
たままで(最上部のウエブ片Sの上半分の面積部分S1
は押えバー23の上に被覆されている)、定量ウエブ積
層体Yの押出し高さまで降下する。そして、そこで押え
バー23が図5において符号23′(又は図6の実線図
示状態)で示すように左側に後退するが、そのとき押え
バー23の上部に載せられていたウエブ片S1が該押え
バー23の後退動作につれて左側に引っ張られて、該ウ
エブ片S1の先端部Saが図6に示すように定量ウエブ
積層体Yの左側面Yaより外方にかなり大きい幅A(例
えば20〜30mm程度)だけはみ出すようになる。
【0009】押えバー23が後退すると、図7に示すよ
うに、押出し装置3の伸縮シリンダ31が伸長して、押
板32により昇降テーブル21上にあった定量ウエブ積
層体Yを搬送コンベア7上に押し出し、該定量ウエブ積
層体Yを搬送コンベア7によって次工程側に搬送する。
そして、その後、伸縮シリンダ31が縮小し、空になっ
た昇降テーブル21が上動して、仕切りバー25上で折
畳まれているウエブ積層体を該仕切りバー25から昇降
テーブル21上に受け取り、順次同様にして折畳み動作
を中断することなく連続して定量ウエブ積層体Yを製造
するようになっている。尚、仕切りバー25上で仮支持
されているウエブ積層体を昇降テーブル21上に移載す
る直前には、仕切りバー25側の最下部のウエブ片(図
4において符号S2で示す)を折曲装置によりS字状に
折曲させるような動作が行われ、その後、昇降テーブル
21上には最下部のウエブ片が符号Sd(図4)で示す
ように折り返された状態で載置されるようになる。この
折返し部Sd形成用の折曲装置は、本願発明の要旨とさ
ほど関係がないので、図示省略している(尚、詳しくは
米国特許第4874158号参照)。
【0010】又、このようにして製造された定量ウエブ
積層体Yが長尺状態のものである場合には、該定量ウエ
ブ積層体Yは、移送工程の途中において図示しない切断
装置によって製品寸法づつ分断される。尚、ウエブ折畳
み装置1において、各側の広幅連続ウエブW,Wをそれ
ぞれスリッター装置により製品幅づつ分断した後、ジグ
ザグに折畳むようにしたものでは、昇降テーブル21上
には製品幅づつ分断された状態で各折畳みウエブが積層
されるようになり、後工程での製品分断作業は不要とな
る。
【0011】上記搬送コンベア7上に送出された定量ウ
エブ積層体Yは、図7の右端部分あるいは図8に示すよ
うに、箱詰め工程において紙箱B内に収納されて最終製
品とされるが、この箱詰め工程では、挿入口Ba(図
8)を開口させた状態で待機させている紙箱B内に、押
込み装置(図示しない)により、定量ウエブ積層体Yを
その長手方向から押込むようにして行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この図1〜
図7に示す公知の定量ウエブ積層体製造装置では、図4
に示すように昇降テーブル21上の定量ウエブ積層体Y
を後続の折畳みウエブから分離させるとき、あるいは図
5に示すように押えバー23が後退(押え解除)すると
き等において、昇降テーブル21上に載置されている定
量ウエブ積層体Yの最上部に位置するウエブ片Sの上半
分がその切断端縁側に位置ずれするようになり、その結
果、該最上部のウエブ片Sの端縁が定量ウエブ積層体Y
の側面Yaより外側に大きくはみ出す(ウエブはみ出し
部Sa)ようになる。
【0013】ところが、従来では、定量ウエブ積層体Y
の最上部のウエブはみ出し部Saは、何ら処理すること
なしにそのまま製品化工程(例えば箱詰め工程)側に搬
送されるため、該ウエブはみ出し部Saが残ったまま最
終製品となり、品質面で難点が残るという問題があっ
た。特に、定量ウエブ積層体Yを箱詰めして製品化する
場合において、図8に示すようにウエブはみ出し部Sa
が形成されたままの定量ウエブ積層体Yを紙箱B内に収
納するようにすると、該ウエブはみ出し部Saが紙箱B
の挿入口Baの口縁に衝突して、最上部のウエブ片がめ
くれたり、あるいは該ウエブはみ出し部Saが紙箱内に
無理に押し込まれることにより皺になった状態で収納さ
れたりすることがあり、その場合には製造された製品の
品質に問題が生じる。
【0014】尚、公知の文献の中には、特公平4ー19
152号公報で示されるように、昇降テーブル上におい
て、後続の折畳みウエブから分離された定量ウエブ積層
体の最上部のウエブ片を、該定量ウエブ積層体上で2重
折りするようにしたものがあるが、この場合には、昇降
テーブルの昇降範囲中のかなり狭隘なスペースにその2
重折り用の折曲装置を設置する必要があって、その設置
が困難になると予想されるとともに、その折曲処理(2
重折り)をするのに時間がかかって昇降テーブルが上下
動するのに必要な時間が長くなり、製造スピードをさほ
ど上げられないという問題があり、さらに該折曲装置は
上下方向の定位置に設置されているので、製造すべき定
量ウエブ積層体の嵩を変更する(紙質又は一単位の枚数
を変更する)度に折曲装置の位置調整をする必要があっ
てその作業が面倒となるという欠点がある。
【0015】又、この種の定量ウエブ積層体製造装置で
は、ウエブ折畳み部におけるウエブ折畳みスピードは、
最大で毎分500〜400回程度とかなりの高速運転が
可能であるが、このような限界スピードで折畳むと、他
の装置部分がその限界折畳みスピードに追従できなくな
り、通常は限界折畳みスピードの80〜90%程度のス
ピードで運転されているのが現状である。例えば昇降テ
ーブルが下動を開始してから次の折畳みウエブを受取る
までにも、連続してウエブ折畳み動作が行われており、
該昇降テーブルの1回当たりの上下動時間が長くなる
と、その分、ウエブ折畳みスピードを遅くする必要があ
った。
【0016】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、ウエブ積層体を一定量づつ分離した状態で連続して
製造し得るようにしたものにおいて、定量ウエブ積層体
の最上部に生じるウエブはみ出し部を自動で且つ効率よ
く処理し得るようにするとともに、そのようにウエブは
み出し部を自動で処理し得るようにしたものにおいて、
定量ウエブ積層体製造装置の運転スピードを高速化し得
るようにしたウエブ積層体処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として、次の構成を有している。即
ち、本願発明は、上下方向に昇降可能な昇降テーブル上
において左右の各ウエブ片を順次連続して相互にジグザ
グ状に折畳んだ状態で上下方向に積層させてウエブ積層
体を形成するとともに、前記昇降テーブル上において所
定枚数のウエブ片が折畳まれる毎にその定量ウエブ積層
体を後続の折畳みウエブから分離させ、そのとき分離さ
せた定量ウエブ積層体の最上部に位置するウエブの一部
が該定量ウエブ積層体の側面より外方にはみ出した状態
で製造されるような定量ウエブ積層体製造装置に連続し
て設置される、ウエブはみ出し部処理用のウエブ積層体
処理装置において、前記定量ウエブ積層体を載置した昇
降テーブルの側部近傍位置にあって該昇降テーブル上か
ら定量ウエブ積層体をそのままの姿勢で押出す押出し装
置と、該押出し装置によって昇降テーブル上から押出さ
れた定量ウエブ積層体を保持し得る保持体と、該保持体
を1回の動作につき鉛直面内で角度180°づつ回転せ
しめる回転装置と、前記保持体に保持されている定量ウ
エブ積層体を押出す押出し装置と、前記保持体から押出
された定量ウエブ積層体を前記ウエブはみ出し部が最下
部に位置する状態で後送する第1の搬送コンベアと、該
第1の搬送コンベアに連続する第2の搬送コンベアと、
定量ウエブ積層体が第1の搬送コンベア側から第2の搬
送コンベア側に移動する際において、定量ウエブ積層体
の最下部に位置する前記ウエブはみ出し部を前記第1の
搬送コンベアと第2の搬送コンベア間の小間隔内で下方
に折込ませる折込み装置とを備えたことを特徴としてい
る。
【0018】このウエブ積層体処理装置において、定量
ウエブ積層体を昇降テーブル側から保持体側に押出す押
出し装置と、定量ウエブ積層体を保持体側から第1の搬
送コンベア側に押出す押出し装置とは、単一のもので共
用し得る。尚、該押出し装置として単一のものを共用し
た場合には、定量ウエブ積層体を保持体上で玉突き状に
押出すようにするとよい。又、昇降テーブル上の定量ウ
エブ積層体は、ウエブはみ出し部が位置する側とは反対
側に押出される。
【0019】保持体は、その上下各保持板間に定量ウエ
ブ積層体を保持した状態で上下方向に回転させたとき
に、該定量ウエブ積層体が保持体内から脱落しないよう
な構造のものを採用する。例えば、両保持板で定量ウエ
ブ積層体を上下から挟圧保持し得るようにしたものが採
用可能である。
【0020】回転装置は、1回の作動につき保持体を角
度180°づつ回転させるものであれば、同一方向に回
転させるもの、あるいは正逆各方向に反復回転させるも
の、のどちらでもよい。
【0021】保持体側から押出される定量ウエブ積層体
は、搬送コンベアによって次工程側に搬送されるが、こ
の搬送コンベアは、第1の搬送コンベアと第2の搬送コ
ンベアを連続させて構成している。尚、第1の搬送コン
ベアの終端部と第2の搬送コンベアの始端部との間隔
は、定量ウエブ積層体を保持体側から受台側に移載させ
る際の障害とならない程度で、且つウエブはみ出し部を
該小間隔内に折込ませ得る程度の小間隔としている。
【0022】折込み装置は、ウエブはみ出し部を上記小
間隔内に折込ませるものであればよく、例えば、ウエブ
はみ出し部を、上方からエアーの吹き付けによって行う
もの、押し片で直接押し下げるもの、小間隔の下方から
エアーを吸引することによって引き込むもの、等が採用
可能である。又、折畳み装置によって第1の搬送コンベ
アと第2の搬送コンベア間の小間隔内にウエブはみ出し
部を折込む際には、ストッパーにより定量ウエブ積層体
を一時的に停止せしめるとよい。
【0023】
【作用】本願発明のウエブ積層体処理装置で対象とする
定量ウエブ積層体は、後続の折畳みウエブから分離され
た状態において、その最上部に位置するウエブ片の端縁
が定量ウエブ積層体の側面よりさらに外方にはみ出して
いる。又、昇降テーブル上に載せられた定量ウエブ積層
体は、昇降テーブルが下動することによって、該昇降テ
ーブルとともに下方の押出し位置まで降下する。そし
て、本願発明のウエブ積層体処理装置では、押出し位置
において昇降テーブル上の定量ウエブ積層体が押出し装
置によって保持体内に押出される。このとき、定量ウエ
ブ積層体の最上部にあるウエブはみ出し部は押出し方向
の後行側にはみ出している。尚、押出し装置は、押出し
動作を行った後、直ちに後退動作をし、続いてその直後
に昇降テーブルが上動して後続の折畳みウエブを昇降テ
ーブル上で積層させる。
【0024】保持体内に定量ウエブ積層体が収容される
と、回転装置により保持体が上下に角度180°だけ回
転せしめられて、保持体内の定量ウエブ積層体が上下逆
転される(このとき定量ウエブ積層体の上面側にあった
ウエブはみ出し部が下面側に位置するようになる)。次
に、昇降テーブル上に一定量のウエブ積層体が積層され
ると、該定量ウエブ積層体が後続の折畳みウエブから分
離されて昇降テーブルとともに押出し位置まで下動せし
められ、そこで押出し装置により昇降テーブル上の定量
ウエブ積層体が保持体内に押出される。このとき、先に
保持体内に収容されていた定量ウエブ積層体は、玉突き
状に保持体から押出されて第1の搬送コンベア上に載せ
られる。尚、第1の搬送コンベア側に押出された定量ウ
エブ積層体は、ウエブはみ出し部が先行側となる状態で
移送される。
【0025】第1の搬送コンベアによって後送される定
量ウエブ積層体のウエブはみ出し部が、該第1の搬送コ
ンベアと第2の搬送コンベア間の小間隔部分に差しかか
ると、折込み装置によって該ウエブはみ出し部を該小間
隔内に折込ませた後、該定量ウエブ積層体を第2の搬送
コンベア上に移乗させるようになり、それによってウエ
ブはみ出し部を定量ウエブ積層体の下面側に折畳むこと
ができる。
【0026】このように、定量ウエブ積層体のウエブは
み出し部を折畳み処理するのに、保持体から下手側に離
間した第1の搬送コンベアと第2の搬送コンベア間にお
いて行うようにすると、押出し装置の一回当たりの作動
時間は、昇降テーブル上の定量ウエブ積層体を単に保持
体側に押出すための時間(1往復の時間)のみでよく、
従って該押出し装置が昇降テーブル上に位置している時
間が短くなって、押出し位置で待機している昇降テーブ
ルの上動時期を早くできる。このように、昇降テーブル
の上動時期を早くできるようにすると、昇降テーブルの
1回当たりの上下動時間を短縮できるようになり、ウエ
ブ折畳み部において連続して折畳まれている折畳みウエ
ブの堆積量(仮受け量)が少ないうちに昇降テーブルで
次のウエブ積層体を受取ることができる。このことは、
ウエブ折畳み部におけるウエブ折畳みスピードを速くで
きるという作用を得るものである。
【0027】
【発明の効果】本願発明のウエブ積層体処理装置によれ
ば、所定枚数のウエブ片をジグザグ状に折畳んでなる定
量ウエブ積層体を順次連続して製造し、且つ該定量ウエ
ブ積層体の最上部に位置するウエブの一部が定量ウエブ
積層体の側面から外方にはみ出るようにして製造される
製造装置に連続して、該定量ウエブ積層体を上下逆転さ
せてウエブはみ出し部を下面側に位置させ、その上下逆
転させた定量ウエブ積層体を保持体側から第1の搬送コ
ンベア上に押出した後、ウエブはみ出し部を該第1の搬
送コンベアと第2の搬送コンベア間の小間隔内で下方に
折込ませた後、定量ウエブ積層体を第2の搬送コンベア
側に移乗させることによって、ウエブはみ出し部を定量
ウエブ積層体の下面側に折畳むことができるようになっ
ているので、自動で且つ効率よくウエブはみ出し部の処
理ができ、品質の良好な定量ウエブ積層体を自動で製造
できるという効果がある。
【0028】又、本願発明によれば、定量ウエブ積層体
の製造時において最上部に位置するウエブの一部がウエ
ブ積層体の側面からはみ出すようにして行われる場合で
あっても、そのウエブはみ出し部を定量ウエブ積層体の
下面側に折畳んだ状態で次工程(箱詰め工程)側に搬送
できるので、箱詰め作業時にウエブはみ出し部が存在し
なくなり(紙箱の口縁に衝突する部分がなくなり)、き
れいに箱詰めできるという効果がある。
【0029】さらに、本願発明によれば、定量ウエブ積
層体の製造時に生じるウエブはみ出し部を、昇降テーブ
ルが定量ウエブ積層体押出し位置まで降下した位置で折
畳み処理できるので、定量ウエブ積層体製造装置側にお
いて製造スピードを遅くすることなく行え、定量ウエブ
積層体の製造能力を低下させることなくウエブはみ出し
部の処理が行える。特に、ウエブはみ出し部の折畳み処
理を、保持体から離間した第1の搬送コンベアと第2の
搬送コンベア間において行うようにしているので、押出
し装置により昇降テーブル上の定量ウエブ積層体を保持
体側に押出した後に該押出し装置を直ちに後退させるこ
とができるので、昇降テーブルを上動させる時期を早く
でき(折畳みウエブの仮受け量が少なくなる)、その
分、ウエブ折畳みスピードを高速で行うことができると
いう効果もある。
【0030】
【実施例】以下、図9〜図24を参照して本願発明の実
施例を説明すると、図9〜図23に示す実施例のウエブ
積層体処理装置は、定量ウエブ積層体Yを連続して製造
する定量ウエブ積層体製造装置に連続して設置されてい
て、該定量ウエブ積層体製造装置で製造される定量ウエ
ブ積層体Yの最上部に形成されるウエブはみ出し部Sa
を自動で折畳み処理するものである。
【0031】尚、この実施例で使用される定量ウエブ積
層体製造装置は、図1〜図6に示す公知のものと同じも
のが採用されている。即ち、この定量ウエブ積層体製造
装置は、昇降テーブル21上において折畳みウエブ積層
体を連続して形成するウエブ折畳み装置1と、該昇降テ
ーブル21上においてウエブ片S,Sが所定枚数だけ折
畳まれる度にその定量ウエブ積層体Yを後続の折畳みウ
エブから分離させるウエブ積層体分離装置2とを有して
いる。
【0032】ウエブ折畳み装置1は、2系統の原反ロー
ルからそれぞれ繰り出される広幅連続ウエブW,Wをそ
れぞれ2つの刃物ロール12,13間を通して製品長さ
づつ切断し、その左右各側のウエブ片S,Sを中継ロー
ル14,14を介して一対の折りロール15,15間に
導いて、そこで各折りバー16,16により順次相互に
ジグザグ状に折畳み、その折畳まれた折畳みウエブを両
折りロール15,15間の下部に設けられた昇降テーブ
ル21上において順次積層されてウエブ積層体を形成す
るように構成されている。尚、この実施例の定量ウエブ
積層体製造装置では、製品複数個分を連続させた長尺の
定量ウエブ積層体Yを製造するようになっているが、他
の実施例では、広幅連続ウエブW,Wをそれぞれスリッ
ターで製品幅づつ分断した後、各分断連続ウエブをそれ
ぞれ折畳むようにしてもよい。
【0033】ウエブ積層体分離装置2は、昇降テーブル
21上に所定枚数(例えば200組)のウエブ片Sが折
畳まれたときに、カウントアップ信号が発せられてその
信号により、まず伸縮シリンダ24が伸長して押えバー
23が1つの折畳みウエブ片S内に挿入されて所定量の
ウエブ積層体Yの上面を押え(図2)、続いて対向位置
にある仕切りバー25が別の伸縮シリンダ26によって
反対側から次に続く折畳みウエブ片S内に挿入され(図
3)、次に昇降テーブル21が定量ウエブ積層体Yを載
せたままで押えバー23とともに高速下動して、該昇降
テーブル21側の定量ウエブ積層体Yの最上部にあるウ
エブ片と仕切りバー25側に支持されている後続の折畳
みウエブの最下部にあるウエブ片とを分離させ(図
4)、その後、昇降テーブル21が定量ウエブ積層体Y
の押出し高さまで降下し(図5)、そこで押えバー23
が定量ウエブ積層体Y上から左側に退避し(図6)、続
いて図13に示すように押出し装置3により昇降テーブ
ル21上の定量ウエブ積層体Yを保持体4側に押出し、
図14に示すように押出し装置3の押板32が後退した
後、その空になった昇降テーブル21が上動して仕切り
バー25上に仮受けされているウエブ積層体を該昇降テ
ーブル21で受け取り、順次同様の動作を繰り返して行
うように構成されている。
【0034】尚、図6又は図10に示すように定量ウエ
ブ積層体押出し高さまで降下した昇降テーブル21上の
定量ウエブ積層体Yでは、その最上部に位置するウエブ
片Sの先端部Saが定量ウエブ積層体Yの左側面Yaよ
り外方にかなり大きい幅(例えば20〜30mm程度)だ
けはみ出している。
【0035】図9〜図23に示すウエブ積層体処理装置
は、定量ウエブ積層体Yを載置した昇降テーブル21の
側部近傍位置にあって該昇降テーブル21上から定量ウ
エブ積層体Yを押出す押出し装置3と、該押出し装置3
によって昇降テーブル21上から押出された定量ウエブ
積層体Yを保持する保持体4と、該保持体4を1回の動
作につき鉛直面内で角度180°づつ回転せしめる回転
装置6と、保持体4の反昇降テーブル側に隣接された第
1の搬送コンベア7Aと、該第1の搬送コンベア7Aの
終端部に連続させた第2の搬送コンベア7Bと、保持体
4側に保持されている定量ウエブ積層体Yを第1の搬送
コンベア7A側に押出す押出し装置3と、定量ウエブ積
層体Yが第1の搬送コンベア7Aから第2の搬送コンベ
ア7B側に移乗せしめられるときに、定量ウエブ積層体
Yの最下部に位置するウエブはみ出し部Saを下方に折
込ませる折込み装置8と、該折畳み装置8によりウエブ
はみ出し部Saを下方に折込んだ後に定量ウエブ積層体
Yを第1の搬送コンベア7Aの終端部から第2の搬送コ
ンベア7Bの始端部上に押出す押出し装置9を備えて構
成されている。
【0036】定量ウエブ積層体Yを昇降テーブル21側
から保持体4側に押出す押出し装置3と、定量ウエブ積
層体Yを保持体4側から第1の搬送コンベア7A側に押
出す押出し装置3とは、単一の伸縮シリンダ31で共用
している。即ち、この伸縮シリンダ31は、図13にお
いて、押板を符号32で示す昇降テーブル21の昇降位
置より左側に位置させる縮小状態から、押板を符号3
2′で示す位置まで前進する伸長状態までの範囲で伸縮
せしめられるようになっている。そして、この押出し装
置3は、図13〜図17に示すように、伸縮シリンダ3
1の1回の伸長動作で、昇降テーブル21上の定量ウエ
ブ積層体Yを保持体4側に押出すと同時に保持体4内に
保持されていた先の定量ウエブ積層体Yを玉突き状に第
1の搬送コンベア7A側に押出すように作用する。尚、
この押出し装置3の伸縮シリンダ31は、伸長動作後、
直ちに縮小する。
【0037】保持体4は、上下2つの保持板41,41
を有している。この各保持板41,41は、図11又は
図12に示すように、それぞれ定量ウエブ積層体Yの全
体長さよりやや長い左右長さを有している。又、この各
保持板41,41は、その各両端部を左右の各プレート
(円形プレート)42,42に対してそれぞれ2本のガ
イド43,43で相互に近接・離間方向に移動自在に取
付けられている。左右の各プレート42,42の外面中
央部には、それぞれ軸44が設けられており、該各軸4
4をそれぞれ軸受45で回転自在に支持することによっ
て保持体4全体を鉛直面内で回転可能に支持している。
【0038】各保持板41,41は、それぞれ開閉装置
5,5によって相互に近接・離間方向に作動せしめ得る
ようになっている。この各開閉装置5,5は、それぞれ
左右一対の伸縮シリンダ51,51を有している。この
各開閉装置5,5の伸縮シリンダ(合計4本ある)5
1,51は、各プレート42,42の内面に固定されて
いて、同時に且つ逆方向に伸縮して、その伸長時には各
保持板41,41間の間隔を定量ウエブ積層体Yの厚さ
よりやや大きい範囲だけ離間させ、逆にその縮小時には
該各保持板41,41間に定量ウエブ積層体Yを挟圧保
持し得る範囲まで近接させるように操作する。
【0039】回転装置6は、この実施例では保持体4の
左右各側に一対設けられている。この回転装置6,6
は、図10〜図12に示すようにそれぞれ回転シリンダ
61に取付けたタイミングギヤ62と軸44に取付けた
タイミングギヤ63とを噛み合わせて構成している。各
回転シリンダ61,61は、この実施例では、保持体4
を正確に角度180°づつ反復回転させるようになって
いる。
【0040】第1の搬送コンベア7Aは、例えば1000〜
1200mm程度の長さを有している。この第1の搬送コンベ
ア7Aの始端部は、保持体4の下側保持板41の上面と
ほぼ同高さで且つ該下側保持板41の後縁に近接させた
状態で設置されている。
【0041】第2の搬送コンベア7Bは、例えば800〜1
000mm程度の長さを有している。そして、この第2の搬
送コンベア7Bの始端部は、第1の搬送コンベア7Aと
同高さで且つ第1の搬送コンベア7Aの終端部に小間隔
(例えば20mm程度の間隔)を隔てて設置されている。
【0042】折込み装置8は、定量ウエブ積層体Yのウ
エブはみ出し部Saを上記小間隔内に折込ませるもの
で、この実施例では、図12、図18〜図23に示すよ
うに、横架材81にウエブはみ出し部Saを上方から強
制的に押込む押込み板84と、該ウエブはみ出し部Sa
に上方からエアーを吹き付けるブローパイプ86を取付
けて構成されている。
【0043】折畳み装置8の横架材81は、図12に示
すように第1の搬送コンベア7Aと第2の搬送コンベア
7B間の小間隔上において該各搬送コンベアの幅方向に
向けた状態で左右各軸受80,80で回動自在に支持さ
れている。又、この横架材81は、図12及び図18に
示すように左右2本の回動シリンダ82,82によって
角度90°の範囲で往復回動せしめ得るようになってい
る。横架材81には、該横架材81を上下に貫通する左
右2本のガイド棒83,83を介して押込み板84が上
下に昇降自在に取付けられている。この押込み板84
は、左右2つの昇降シリンダ85,85で昇降せしめら
れる。
【0044】押込み板84の側面には、長尺のブローパ
イプ86が配置されている。このブローパイプ86に
は、所定間隔をもって小孔からなる複数個のノズル87
が設けられている。又、このブローパイプ86には、図
18に示すようにブロワ88からの高圧エアーが切換弁
89を介して供給される。
【0045】この折畳み装置8は、各回動シリンダ8
2,82が縮小状態にあるときには(図18〜図2
0)、押込み板84が下方に垂下していて図19及び図
20に示すように第1の搬送コンベア7Aの終端部上で
定量ウエブ積層体Yを一時的にストップさせ、他方該各
回動シリンダ82,82が伸長すると、図21〜図23
に示すように横架材81が角度90°だけ回動されて該
押込み板84が後方(搬送方向の下手側)水平方向に退
避して定量ウエブ積層体Yの通過を許容するようになっ
ている。又、押込み板84が下方に垂下している状態で
は、該押込み板84の下端縁と第1の搬送コンベア7A
(又は第2の搬送コンベア7B)の上面との間に若干の
間隔が形成されるようになっており、図19に示すよう
に該間隔から押込み板84の後面側にウエブはみ出し部
Saが臨出するようになっている。尚、このとき、該ウ
エブはみ出し部Saは、第1の搬送コンベア7Aと第2
の搬送コンベア7B間の小間隔上を塞ぐようになる。
【0046】折畳み装置8の昇降シリンダ85,85
は、図19の状態から伸長すると、図20に示すように
押込み板84を下動させて上記小間隔上を塞いでいたウ
エブはみ出し部Saを強制的に下方に押込むように作用
する。又、この折畳み装置8では、押込み板84の下動
と同時に、図20に示すようにブローパイプ86の各ノ
ズル87から高圧エアーが下向きに吹き出されて、押込
み板84による押込み作用と共同してウエブはみ出し部
Saを下方に折込むようになっている。尚、各昇降シリ
ンダ85,85は伸長動作後に直ちに縮小し、又ノズル
87からの高圧エアーの吹き出しは、切換弁89の切換
えによって所定タイミングで所定少時間だけ行われる。
尚、この折畳み装置8は、押込み板84とノズル87に
よるウエブはみ出し部Saの折込み動作の後、直ちに回
動シリンダ82,82が伸長せしめられて(押込み板8
4が後方に退避する)、定量ウエブ積層体Yの通過を許
容するようになる。
【0047】第2の搬送コンベア7Bの終端部寄り上方
には、折畳み装置8でウエブはみ出し部Saを下方に折
込ませ、且つ押込み板84が後方に退避した直後に、定
量ウエブ積層体Yを第2の搬送コンベア7B側に押出す
ための押出し装置9が設けられている。この押出し装置
9は、図12、図18〜図23に示すように、横架材9
1に押出シリンダ93によって進退操作される複数本の
押出片94,94・・を設けている。
【0048】この押出し装置9の横架材91は、折畳み
装置8の場合と同様に左右の各軸受90,90(図1
2)で回動自在に支持されている。又、この横架材91
は、図12及び図18に示すように左右2本の回動シリ
ンダ92,92によって角度90°の範囲で往復回動せ
しめ得るようになっている。尚、各回動シリンダ92,
92の伸縮動作は、図19に示すように押出シリンダ9
3が縮小した状態で行われる。そして、該回動シリンダ
92,92が伸長状態では、図18〜図19に示すよう
に各押出片94が前方(搬送方向の上手側)水平方向に
向いてその下方に定量ウエブ積層体Yの通過を許容し、
該回動シリンダ92,92が縮小すると、図20〜図2
1に示すように各押出片94を下方に垂下させるように
なる(図10の符号94′の状態)。尚、押出シリンダ
93が縮小し且つ押出片94が下方に垂下した状態で
は、図20に示すように該押出片94と押込み板84間
に定量ウエブ積層体Yの幅より僅かに広い間隔が形成さ
れる。又、各押出片94が下方に垂下した状態で、押出
シリンダ93が伸長すると、各押出片94が所定長さだ
け前方(搬送方向の下手側)に突出されて(図10の符
号94″の状態)、図21の状態から図22に示すよう
に第1の搬送コンベア7Aの終端部上にあった定量ウエ
ブ積層体Yを強制的に第2の搬送コンベア7Bの始端部
上まで押出すようになり、そのとき両搬送コンベア間の
小間隔内に折込まれていたウエブはみ出し部Saが定量
ウエブ積層体Yの下面側に折畳まれるようになってい
る。
【0049】次に、上記構成のウエブ積層体処理装置を
使用して行うウエブ積層体処理方法並びにその作用につ
いて説明する。
【0050】図9に示す定量ウエブ積層体製造装置によ
って、昇降テーブル21上に定量ウエブ積層体Yが形成
されると、該昇降テーブル21は、定量ウエブ積層体Y
を載せたままで図10に示す押出し位置まで降下する。
このとき昇降テーブル21上の定量ウエブ積層体Yの最
上部に位置するウエブ片Sは、その先端部Saが定量ウ
エブ積層体Yの左側面Yaより外側にかなり大きい幅
(20〜30mm程度)だけはみ出している。そして、ま
ず最初の段階では図10に示すように保持体4内に定量
ウエブ積層体Yがないが、この図10の状態から、図1
3に示すように押出し装置3の伸縮シリンダ31を伸長
させると、押板32が符号32′で示す位置まで前進し
て、昇降テーブル21上あった定量ウエブ積層体Yを保
持体4の上下保持板41,41間の奥寄り位置まで前進
させる。次に、押出し装置3の伸縮シリンダ31が縮小
すると、図14に示すように、昇降テーブル21が直ち
に上動して上方で仮支持されている折畳みウエブを該昇
降テーブル21上に受取り、他方、開閉装置5の伸縮シ
リンダ51,51が縮小して両保持板41,41間にあ
る定量ウエブ積層体Yを該保持板41,41で挟圧・保
持する。このとき定量ウエブ積層体Yは適度に圧縮され
て各折畳みウエブ間にある空気を排除させる。続いて、
両保持板41,41で定量ウエブ積層体Yを圧縮・保持
させた状態で、保持体4を回転装置6により矢印R又は
L方向に角度180°だけ回転させて、定量ウエブ積層
体Yを上下逆転させる。
【0051】保持体4の回転が完了すると、図15に示
すように開閉装置5の伸縮シリンダ51,51が伸長し
て、保持板41,41による定量ウエブ積層体Yの挟圧
を解除させる。この状態(図15の状態)では、定量ウ
エブ積層体Yのウエブはみ出し部Saが下面側に位置す
るようになる。尚、この状態では、両保持板41,41
が上下に開いても、定量ウエブ積層体Yは圧縮されたと
きに折畳みウエブ間の空気が排除されていることによ
り、さほど伸長することなくかなり圧縮されたままの姿
勢に維持される(図16に示すように圧縮前の定量ウエ
ブ積層体Yとでは高さHだけ圧縮されたままとなる)。
【0052】次に、図16に示すように、次の定量ウエ
ブ積層体Yを載せた昇降テーブル21が押出し位置まで
降下すると、図17に示すように押出し装置3の伸縮シ
リンダ31が伸長して、押板32で昇降テーブル21上
の定量ウエブ積層体Yを保持体4側に押出すことによ
り、保持体4側にあった定量ウエブ積層体Yを玉突き状
に押圧して、該玉突き状に押圧された定量ウエブ積層体
Yを第1の搬送コンベア7Aの始端部上に押出すように
なる。
【0053】他方、折畳み装置8は、図19に示すよう
に押込み板84が下方に垂下した状態で待機しており、
押出し装置9は押出片94を横向きに退避させた状態に
維持されている。この状態で定量ウエブ積層体Yが第1
の搬送コンベア7Aの終端部まで搬送されると、該定量
ウエブ積層体Yの先行側の側面が押込み板84に当接し
て移動停止される。このとき、図19に示すように定量
ウエブ積層体Yのウエブはみ出し部Saは、押込み板8
4の位置より搬送方向下手側に延出している。そして、
該定量ウエブ積層体Yが押込み板84による停止位置ま
で搬送されると、それを例えば光電管で検出し、その検
出信号により押出し装置9の回動シリンダ92を縮小せ
しめて、押出片94を図19において符号94′で示す
下方垂下位置まで弧回動させる一方、図20に示すよう
に折畳み装置8の昇降シリンダ85が伸長して押込み板
84を下動させるとともに各ノズル87から高圧エアー
が吹き出されて、ウエブはみ出し部Saを両搬送コンベ
ア間の小間隔内に折込ませるようになる。次に、昇降シ
リンダ85が縮小(押込み板84が上動)した後、回動
シリンダ82が伸長して押込み板84を符号84′(図
20)で示すように横向きに退避させ(図21の状
態)、続いて図22に示すように押出し装置9の押出シ
リンダ93が伸長して、押出片94により定量ウエブ積
層体Yを第2の搬送コンベア7Bの始端部上に押出す。
このように定量ウエブ積層体Yが第2の搬送コンベア7
B側に押出されると、両搬送コンベア間の小間隔内に折
込まれていたウエブはみ出し部Sa(図21参照)は、
定量ウエブ積層体Yが第2の搬送コンベア7B上に押出
されることにより、図22の符号Sbで示すように定量
ウエブ積層体Yの下面側に自動的に折畳まれる。
【0054】第2の搬送コンベア7B上に移載された定
量ウエブ積層体Yは、図23に示すようにウエブはみ出
し部が符号Sbで示すように折畳まれた状態のままで、
次工程(製品寸法に分断する工程を経て箱詰め工程)側
に搬送され、そこで図24に示すように自動箱詰めされ
る。尚、定量ウエブ積層体Yの搬送中には、そのスピー
ドによって折畳みウエブが煽られるようになるが、該定
量ウエブ積層体Yは圧縮された状態で搬送されるので、
風による煽り作用でウエブ片がめくれることがなくな
る。
【0055】このように、この実施例のウエブ積層体処
理装置によれば、定量ウエブ積層体Yのウエブはみ出し
部Saを定量ウエブ積層体Yの下面側に自動的に折畳む
ことができるので、品質の良好な定量ウエブ積層体Yを
自動的に製造でき、しかも箱詰め時には、定量ウエブ積
層体Yに外方はみ出し部分がないのでスムーズに箱詰め
作業が行える。特に、この実施例のように定量ウエブ積
層体Yを一旦圧縮させた状態で箱詰め工程側に供給する
ようにすると、該定量ウエブ積層体Yの嵩が低くなって
箱詰め作業がより一層容易に行える。又、このようなウ
エブはみ出し部Saの折畳み処理は、ウエブ積層体分離
装置2の下方において行えるので、該ウエブはみ出し部
Saの処理による定量ウエブ積層体製造装置の製造スピ
ードに悪影響を及ぼすことがない。特に、該ウエブはみ
出し部Saの折畳み処理は、保持体4から離間した第1
の搬送コンベア7Aと第2の搬送コンベア7B間におい
て行われるので、昇降テーブル21上の定量ウエブ積層
体Yを押出す押出し装置3は、単に昇降テーブル21上
から保持体4側に押出すだけでよいので、該押出し装置
3の1回当たりの伸縮動作時間を短くできる。従って、
昇降テーブル21を下動位置で拘束する時間(即ち、押
出し装置3の伸長状態の時間)を短くできて、該昇降テ
ーブル21の上動許容時期を早くすることができるの
で、ウエブ折畳み部における折畳みスピードを速くする
ことが可能となり、定量ウエブ積層体製造装置の高速化
を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の定量ウエブ積層体製造装置の概略図であ
る。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】図2の状態変化図である。
【図4】図3の状態変化図である。
【図5】図4の状態変化図である。
【図6】図5の状態変化図である。
【図7】図6の状態変化図である。
【図8】図1の定量ウエブ積層体製造装置で製造された
定量ウエブ積層体の箱詰め方法を示す斜視図である。
【図9】本願実施例のウエブ積層体処理装置を備えた定
量ウエブ積層体製造装置の概略図である。
【図10】図9のウエブ積層体処理装置の一部拡大図で
ある。
【図11】図10のXI−XI矢視図である。
【図12】図10の平面図である。
【図13】図10の保持体付近における一部状態変化図
である。
【図14】図13の状態変化図である。
【図15】図14の状態変化図である。
【図16】図15の状態変化図である。
【図17】図16の状態変化図である。
【図18】図10のウエブ積層体処理装置の一部斜視図
である。
【図19】図18のXIX−XIX矢視図である。
【図20】図19の状態変化図である。
【図21】図20の状態変化図である。
【図22】図21の状態変化図である。
【図23】図22の状態変化図である。
【図24】図10のウエブ積層体処理装置で処理された
定量ウエブ積層体の箱詰め方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1はウエブ折畳み装置、2はウエブ積層体分離装置、3
は押出し装置、4は保持体、6は回転装置、7Aは第1
の搬送コンベア、7Bは第2の搬送コンベア、8は折込
み装置、9は押出し装置、21は昇降テーブル、41は
保持板、Sはウエブ片、Saはウエブはみ出し部、Yは
定量ウエブ積層体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に昇降可能な昇降テーブル(2
    1)上において左右の各ウエブ片(S,S)を順次連続
    して相互にジグザグ状に折畳んだ状態で上下方向に積層
    させてウエブ積層体を形成するとともに、前記昇降テー
    ブル(21)上において所定枚数のウエブ片が折畳まれ
    る毎にその定量ウエブ積層体(Y)を後続の折畳みウエ
    ブ(X)から分離させ、そのとき分離させた定量ウエブ
    積層体(Y)の最上部に位置するウエブの一部(Sa)
    が該定量ウエブ積層体(Y)の側面より外方にはみ出し
    た状態で製造されるような定量ウエブ積層体製造装置に
    連続して設置される、ウエブはみ出し部(Sa)処理用
    のウエブ積層体処理装置であって、 前記定量ウエブ積層体(Y)を載置した昇降テーブル
    (21)の側部近傍位置にあって該昇降テーブル(2
    1)上から定量ウエブ積層体(Y)をそのままの姿勢で
    押出す押出し装置(3)と、 該押出し装置(3)によって昇降テーブル(21)上か
    ら押出された定量ウエブ積層体(Y)を保持し得る保持
    体(4)と、 該保持体(4)を1回の動作につき鉛直面内で角度18
    0°づつ回転せしめる回転装置(6)と、 前記保持体(4)に保持されている定量ウエブ積層体
    (Y)を該保持体(4)から押出す押出し装置(3)
    と、 前記保持体(4)から押出された定量ウエブ積層体
    (Y)を後送する第1の搬送コンベア(7A)と、 該第1の搬送コンベア(7A)に連続する第2の搬送コ
    ンベア(7B)と、 定量ウエブ積層体(Y)が第1の搬送コンベア(7A)
    側から第2の搬送コンベア(7B)側に移動する際にお
    いて、定量ウエブ積層体(Y)の最下部に位置する前記
    ウエブはみ出し部(Sa)を前記第1の搬送コンベア
    (7A)と第2の搬送コンベア(7B)間の小間隔内で
    下方に折込ませる折込み装置(8)、 とを備えたことを特徴とするウエブ積層体処理装置。
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