JPH082084Y2 - 粘着テープの貼着装置 - Google Patents

粘着テープの貼着装置

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JPH082084Y2
JPH082084Y2 JP7647089U JP7647089U JPH082084Y2 JP H082084 Y2 JPH082084 Y2 JP H082084Y2 JP 7647089 U JP7647089 U JP 7647089U JP 7647089 U JP7647089 U JP 7647089U JP H082084 Y2 JPH082084 Y2 JP H082084Y2
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JP7647089U
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和則 菅
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株式会社モトロニクス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、積層したプリント回路基板等に用いる基板
などの平面及び底面に粘着テープを貼付ける粘着テープ
の貼着装置に関するもので、テープを粘着させるための
押さえ部材の耐久期間を向上させ、而も粘着テープへの
押圧力を常に平均に保つようにしたことを目的とする。
〔従来の技術〕
一般にプリント回路基板などに用いる基板など(以
下、単に「基板」と称する)に配線用の孔をあける場合
に、複数枚の基板を積層したベークライトプレートやア
ルミ板で密着して挟持し、粘着テープで厚さ方向にコ字
状に跨がらるように貼付けて、配線用の孔をバリを出さ
ずに、且つ精密にあけることが行われている。
そし、前記の孔あけ工程において、粘着テープの貼付
けは、主として手作業で行われている。そのため、その
貼付け強度にバラツキが生じ、弱い場合には孔あけのと
きに基板にバリが生じる等の不具合がある。
また、粘着テープの貼付け装置も出現しているが、装
置が大掛かりとなると共に、貼付け速度が遅いなどの問
題点があった。
そこで、本願の出願人は先に、上記の問題点を改良す
るために、実願昭60−137144号(実開昭62−44866号)
において、貼付け速度が速く、且つ簡便な積層板体の粘
着テープ装置を提供した。
これによって粘着テープの貼付け強度が一定し、その
貼付け時間も短縮できる効果が得られるようになった。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の実用新案において実際の作業にあた
って、なお若干の課題が見受けられた。すなわち、押さ
え部材を構成する一対のローラーは、長さ方向の中途部
を曲成した弾性板押さえ腕で支持されている。そのた
め、多数枚の積層板体の圧入を繰り返していくうちに、
前記ローラーを支持している押さえ腕が金属疲労によっ
て以外に短期間で折れてしまうことが判明した(具体的
には1日約8時間稼働で約1週間で破損する結果がで
た)。
また、押さえ部材がローラーであることにより、積層
板体に粘着テープを貼着する工程において、圧着された
テープからはみ出た糊滓がローラー面に付着し、次第に
ローラーによる粘着テープ面への押圧が均等にならず、
テープの粘着力が弱くなってしまう結果となっていた。
〔課題を解決する手段〕
そこで、上記従来の課題を解決し、且つ考案の目的を
達成するために提供するもので、 本考案は、粘着テープの貼着装置において、板状素材
を複数枚積層した積層板体の表裏面を積層板体が圧入さ
れた際に押圧すべく、弾性材料で支持された一対の押さ
え部材と、 前記押え部材と積層板体とが離間している際に、前記
押さえ部材と積層板体との間に、積層板体の厚さ方向に
粘着テープを所定長さで送り込む送り出し機構と、 前記押え部材と積層板体とを相対的に移動させて、積
層板体を一対の押さえ部材間に圧入し、粘着テープを押
さえ部材で押圧して積層板体の厚さ方向にコの字状に跨
がるように積層板体の外表面に圧着した際に粘着テープ
を適宜位置で切断すべく設けたカッターとから成る構成
において、 前記の積層板体の平面側を押さえる細長形の弾性ゴム
板と、その少なくとも片面にステンレス薄板を貼着して
摩擦挟圧体とし、その基端を受け板材と共に移動ブロッ
クの上部又は下部に固定し、その長手を凸弧状部を形成
すると共に、他端を移動ブロックの下部又は上部に摺動
可能に取付け、押さえ部材の近傍に前記の摩擦挟圧体を
介在し、且つその凸弧状面より少し後位にナイフ形カッ
ターを取付けたものである。
〔作用〕
上記の手段に基づく作用を説明すると、まず、積層板
体又は摩擦挟圧体とローラー型押さえ部材を移動させる
と、ローラー型押さえ部材は、バネを抗して後退しなが
ら積層板体の底面に粘着テープを押付け、摩擦挟圧体は
積層板体の平面側に対して粘着テープを押圧密着しなが
ら摺動する。これによって、粘着テープは積層板体の縁
辺の厚さ方向に跨がって、その平面と側面及び底面に接
着される。
そして、前記の摩擦挟圧体の凸弧状部位は積層板体側
に対する押圧によって弾性変形し、受け部材の小弧面に
沿って小さい弧状になり、その分曲成下辺側が押されて
移動ブロックの下部又は上部に取付けた他端が後方に延
出する。
接着後のテープの余剰部はカッターの進出によって切
断して1工程が終了する。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面を以て説明する。
第1図は本考案の内部機構を示す概略正面図、第2図
は第1図の一部の平面図、第3図は摩擦挟圧体の平面
図、第4図は第3図の4−4線に沿う断面図、第5図は
積層板体の斜視図、第6図は第1図の他の例を示す概略
正面図である。
第1図において、1は側面が略コ字状に形成された移
動ブロックで、その直下のガイドレール20によって前後
方向に水平移動ができるように配置されている。
2は移動ブロックの下辺11に設けたローラー形の押さ
え部材を示し、バネ21によって上下動ができるように設
けられている。
3は移動ブロックの上辺12側に配置した摩擦挟圧体で
あって、粘着テープの幅より広い幅wに形成した細長の
弾性ゴム板31の表面にステンレス薄板32を接着剤で貼付
けて一体化し、長手lの中途部位を折返して略U字形の
凸弧状部3′を曲成し、上辺側の基端31を移動ブロック
の上辺にボルトその他の止着具34で脱着できるように固
定し、下辺側に長孔33をあけ、その長孔にボルト35を通
して自由端32を移動ブロックの下辺11に摺動可能に取付
けてある。なお、その自由端部位におけるゴム板の裏面
にもステンレス薄板片32′を貼付けてある。
前記摩擦挟圧体3の具体的な構成は、ゴム板の厚さt
=1.2〜1.3mm、最大幅w=2.4〜2.6mm、全長l=100mm
程度に設定し、またステンレス薄板は、厚さt′=0.1
〜0.2mm程度にするほかは、最大幅及び全長はゴム板と
同じに設定するものとする。
4はナイフ形カッターで、移動ブロックの上辺12に摩
擦挟圧体の基端と共に固定してある。そして、前記カッ
ターの刃先41は摩擦挟圧体の上面に重ね、且つ凸弧状の
トップ面3′より少し引っ込めた位置に設定してある。
5は積層板体の固定型の載置台を示し、その先端に位
置決め部51を設け、且つその先端の移動ブロック1に対
峙する部位に切欠き凹部51が形成されている。
6は移動ブロック1の上方に位置させたロール巻きの
粘着テープ、7は後記の押え部材と積層板体とが離間し
ている際に、押さえ部材と積層板体との間に、積層板体
の厚さ方向に粘着テープを所定長さで送り込む送り出し
機構である。
8は先端部位に小径の弧面8′を形成した摩擦挟圧体
の受け部材であって、摩擦挟圧体3の下面側に配置する
と共に、その基端部位を移動ブロック1にボルト81で取
付けてある。なお、第6図にあっては、載置台5上の積
層板体17に対する移動ブロック1、摩擦挟圧体3、テー
プ送り出し機構7の配置関係が第1図とは反対に構成さ
れている。従って、ローラー形の押さえ部材2はブロッ
クの上辺12に設け、且つ摩擦挟圧体3の上辺に長孔33を
あけると共に、基端31を移動ブロックの下辺11側に配置
する。
9は駆動モーターであって、取出し軸10、回転板11、
往復作動杆12を介して移動ブロック1に連結してある。
13は積層板体3の押さえバーであり、移動ブロック1
の左右両側に配置し、前記移動ブロックの後方の取付け
枠体14に回動できるように軸止めし、バネ15によって常
に引っ張り方向に付勢されている。また、16は移動ブロ
ック1の待機位置において押さえバー13の下降を規制し
ているストッパーを示す。前記の押さえバーには、全長
の後半部の高さh1に段差131を形成して前半部の高さh2
を細くしている。これによって移動ブロック1が前進し
たときに、ストッパー16が解除され、前記押さえバーの
先端部位が積層板体の平面を押圧するように構成されて
いる。
17は粘着テープを接着するための積層板体を示し、製
品となる板体171の平面に銅板やアルミニウムなどの上
板172を、前記板体の底面にベークライト板などの下板1
73を当てて挟み、これを載置台5に載置して位置決め部
51にセットする。
18は載置台5の先端の切欠き部51の両側に設けたマイ
クロスイッチであり、積層板体17を載置台上に置き、先
端の位置決め部にセットするとスイッチオンとなるよう
になっている。
〔具体的な工程例〕
上記の第1図及び第6図の実施例に基づく具体的な工
程例を説明する。
(1)積層板体17を載置台上15を滑らせるようにし位置
決め部51に接してセットする。
(2)マイクロスイッチ18をオンして、モーター9を1
回転させる。
(3)回転板11の半回転により、連動する往復作動杆12
が前進し、同時に移動ブロック1が積層板体17に向かっ
て前進移動する。
(4)押さえバー13を受けているストッパー16が段差13
1によって解除され、前記押さえバーの下面又は上面で
積層板体17を押圧する。
(5)移動ブロック1の前進に伴い、先にローラー型押
さえ部材2が積層板体の下面の縁辺に接し、さらにバネ
21に抗して僅かに下降しながらロール巻きから垂直方向
に送り込まれている粘着テープ6の下端部位又は上端部
位をローラー面によって積層板体の下面173′又は上面
に押圧する。
(6)次いで、摩擦挟圧体3の凸弧状部3′で垂下して
いる粘着テープ6の中途部位を積層板体17の先端側面17
4に押付けると同時に所定長さを保持してカッター4で
切断する。
(7)さらに、摩擦挟圧体3が前進して凸弧状部の下辺
部位又は上辺部位で切断したテープ6の上端部位又は下
端部位を積層板体の平面に摺動しながら押圧して貼付け
る。その結果、テープはコ字形に跨がって積層板体17に
貼着される。
(8)回転板がさらに半回転することにより、移動ブロ
ック1が元の位置まで後退して次の作動まで待機する。
(9)積層板体17を載置台5から取外すと、マイクロス
イッチ18がオフとなり、これに伴って送り出し機構7が
作動してモーター(図示省略)が駆動して粘着テープを
所定長さで垂下させる。
これによって、1工程が終了する。
〔考案の効果〕
本考案は上記の構成であるから、駆動モーターの1回
転により粘着テープを積層板体に自動的に貼付けること
ができる粘着テープの貼着装置において、粘着テープを
積層板体に押圧するための摩擦挟圧体を弾性ゴム板とス
テンレス薄板とで複合構造であるから、押圧時のゴムの
撓み性によって凸弧状部が積層板体の圧接部位に沿って
円滑に曲成変形し、粘着テープを摩擦摺動して均等な圧
力で確実に接着させることができる。
そして、摩擦挟圧体の粘着テープ及び積層板体に接す
る面にステンレス薄板を設けたことによって、その表面
の摩擦係数が小さく、従って粘着テープや積層板体に接
触しても摺動が円滑であって、傷を付けるような恐れが
ない。
また、前記のステンレス薄板によって、曲成変形を繰
り返しても、長期の耐久性が得られ、実際に試験では、
最低でも3ケ月、最高6ケ月の稼働に耐えた結果が得ら
れた。而も金属でありながら板厚がきわめて薄い材料を
用いているからゴム板の弾性変形に良く馴染み、適度の
可撓性と剛性とが得られる。
さらに、摩擦挟圧体と凸弧状部の内側に設けた受け部
により、その先端の小弧状面に沿って摩擦挟圧体を常に
適正な状態で曲成変形を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る粘着テープの貼着装置の実施例を示
すもので、第1図は内部機構を示す概略正面図、第2図
は第1図の一部の平面図、第3図は摩擦挟圧体の平面
図、第4図は第3図の4−4線に沿う断面図、第5図は
積層板体の斜視図、第6図は第1図の他の例を示す概略
正面図である。 1……移動ブロック 2……ローラー型押さえ部材 3……摩擦挟圧体 4……カッター 5……載置台 6……粘着テープ 7……テープ送り出し機構 8……摩擦挟圧体の受け部材 9……モーター 10……動力取出し軸 11……回転板 12……往復作動杆 13……押さえバー 14……取付け枠体 15……押さえバーの引っ張りバネ 16……押さえバーのストッパー 17……積層板体 18……マイクロスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状素材を複数枚積層した積層体の表裏面
    を積層板体が圧入された際に押圧すべく、弾性材料で支
    持された一対の押さえ部材と、 前記押さえ部材と積層板体とが離間している際に、前記
    押さえ部材と積層板体との間に、積層板体の厚さ方向に
    粘着テープを所定長さで送り出し機構と、 前記押さえ部材と積層板体とを相対的に移動させて、積
    層板体を一対の押さえ部材間に圧入し、粘着テープを押
    さえ部材で押圧して積層板体の厚さ方向にコの字状に跨
    がるように積層板体の外表面に圧着した際に粘着テープ
    を適宜位置で切断すべく設けたカッターとから成る構成
    において、 前記の積層板体の平面側を押さえる細長形の弾性ゴム板
    (31)と、その少なくとも片面にステンレス薄板(32)
    を貼着して摩擦挟圧体(3)とし、 その基端(31)を受け板材と共に移動ブロック(1)の
    上部又は下部に固定し、その長手を凸弧状部(3′)を
    形成すると共に、他端(32)を移動ブロック(1)の下
    部又は上部に摺動可能に取付け、押さえ部材(2)の近
    傍に前記の摩擦挟圧体(3)を介在してナイフ形カッタ
    ー(4)を取付けたことを特徴とする粘着テープの貼着
    装置。
JP7647089U 1989-06-29 1989-06-29 粘着テープの貼着装置 Expired - Lifetime JPH082084Y2 (ja)

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JPH0315307U JPH0315307U (ja) 1991-02-15
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