JPH08208645A - キノリン誘導体 - Google Patents
キノリン誘導体Info
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- JPH08208645A JPH08208645A JP27629895A JP27629895A JPH08208645A JP H08208645 A JPH08208645 A JP H08208645A JP 27629895 A JP27629895 A JP 27629895A JP 27629895 A JP27629895 A JP 27629895A JP H08208645 A JPH08208645 A JP H08208645A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 TXA2 あるいはLTD4 の関与する疾患に
有用であって、脳梗塞治療剤、気管支喘息治療剤あるい
はアレルギー疾患治療剤として用いることができる。 【解決手段】 アルキレン基(あるいは−NHCO−、
または−CONH−)、フェニレン基そしてアルキレン
基からなる連結基を介して、酸性基または酸性基の誘導
体と複素環基とを有するベンゾフラン基(あるいはフェ
ニル基)が連結した新規なキノリン誘導体。
有用であって、脳梗塞治療剤、気管支喘息治療剤あるい
はアレルギー疾患治療剤として用いることができる。 【解決手段】 アルキレン基(あるいは−NHCO−、
または−CONH−)、フェニレン基そしてアルキレン
基からなる連結基を介して、酸性基または酸性基の誘導
体と複素環基とを有するベンゾフラン基(あるいはフェ
ニル基)が連結した新規なキノリン誘導体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なキノリン誘
導体に関する。本発明は特に、TXA2 合成酵素阻害作
用およびLTD4 拮抗作用を有する新規な抗アレルギー
剤として有効なキノリン誘導体に関する。
導体に関する。本発明は特に、TXA2 合成酵素阻害作
用およびLTD4 拮抗作用を有する新規な抗アレルギー
剤として有効なキノリン誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】アラキドン酸代謝物であるプロスタグラ
ンジン(PG)、トロンボキサン(TX)あるいはロイ
コトリエン(LT)は、多種多様な生理、病理および薬
理作用を持ち、種々の疾患に関わっていることが知られ
ている。
ンジン(PG)、トロンボキサン(TX)あるいはロイ
コトリエン(LT)は、多種多様な生理、病理および薬
理作用を持ち、種々の疾患に関わっていることが知られ
ている。
【0003】このうち、トロンボキサンの類縁体である
TXA2 は、強力な血小板凝集物質であると同時に強力
な平滑筋収縮物質であることが知られている。従って、
公知のTXA2 合成酵素阻害剤である(E)−3−[p
−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]
プロペン酸(一般名:オザグレル)及びそのナトリウム
塩は、気管支喘息治療剤または脳血栓症治療剤として有
用であることが知られている(特開昭55−313号公
報)。オザグレルは、下記の化学構造を持ち、その構造
上の特徴として、イミダゾール構造と酸性基(カルボキ
シル)を有することが挙げられる。同様の特徴を有する
TXA2 合成酵素阻害作用を有する物質としては、オザ
グレル以外にも、1−[3−(4−ベンズヒドリル−1
−ピペラジニル)プロピル]−3−(1H−イミダゾー
ル−1−イルメチル)−1H−インドール−6−カルボ
ン酸(国際特許公開93/20065号明細書に記
載)、そして(E)−3−[3−(1H−イミダゾール
−1−イルメチル)−2−メチル−1H−インドール−
1−イル]プロパン酸(J. Med. Chem. 1986, 29, p342
に記載)が知られている。
TXA2 は、強力な血小板凝集物質であると同時に強力
な平滑筋収縮物質であることが知られている。従って、
公知のTXA2 合成酵素阻害剤である(E)−3−[p
−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]
プロペン酸(一般名:オザグレル)及びそのナトリウム
塩は、気管支喘息治療剤または脳血栓症治療剤として有
用であることが知られている(特開昭55−313号公
報)。オザグレルは、下記の化学構造を持ち、その構造
上の特徴として、イミダゾール構造と酸性基(カルボキ
シル)を有することが挙げられる。同様の特徴を有する
TXA2 合成酵素阻害作用を有する物質としては、オザ
グレル以外にも、1−[3−(4−ベンズヒドリル−1
−ピペラジニル)プロピル]−3−(1H−イミダゾー
ル−1−イルメチル)−1H−インドール−6−カルボ
ン酸(国際特許公開93/20065号明細書に記
載)、そして(E)−3−[3−(1H−イミダゾール
−1−イルメチル)−2−メチル−1H−インドール−
1−イル]プロパン酸(J. Med. Chem. 1986, 29, p342
に記載)が知られている。
【0004】
【化9】
【0005】ロイコトリエンにも種々の類縁体がある。
類縁体のうち、LTD4 は、気管支収縮を起こし、粘液
分泌を亢進させ、また血管透過性を亢進させる作用を有
することが知られている。このため、LTD4 拮抗作用
を有する8−[p−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイ
ル]アミノ−2−(テトラゾール−5−イル)−4−オ
キソ−4H−1−ベンゾピラン(一般名:プランルカス
ト)は抗アレルギー剤として有用であることが報告され
ている(特開昭61−50977号公報)。このプラン
ルカストは下記の化学構造を持ち、その構造上の特徴
は、アリールアルキルオキシフェニル構造および酸性基
(テトラゾール)を有することである。同様の特徴を有
する化合物としては、5−[2−[4−(キノリン−2
−イルメチルオキシ)フェニルオキシメチル]フェニル
メチル]テトラゾール(米国特許第4920131号明
細書に記載)、キノリン−2−イルメトキシフェニルア
ルカン酸誘導体(欧州特許公開349062号、339
416号および344519号各明細書に記載)、そし
て置換基として酸性基を有する1−(キノリン−2−イ
ルメトキシフェニルメチル)インドール(特開平5−3
45778号公報に記載)が知られている。しかしなが
ら、オザグレルおよびプランルカストの双方の薬理作用
(TXA2 合成酵素阻害作用およびLTD4 拮抗作用)
を共に有する化合物については、知られていない。
類縁体のうち、LTD4 は、気管支収縮を起こし、粘液
分泌を亢進させ、また血管透過性を亢進させる作用を有
することが知られている。このため、LTD4 拮抗作用
を有する8−[p−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイ
ル]アミノ−2−(テトラゾール−5−イル)−4−オ
キソ−4H−1−ベンゾピラン(一般名:プランルカス
ト)は抗アレルギー剤として有用であることが報告され
ている(特開昭61−50977号公報)。このプラン
ルカストは下記の化学構造を持ち、その構造上の特徴
は、アリールアルキルオキシフェニル構造および酸性基
(テトラゾール)を有することである。同様の特徴を有
する化合物としては、5−[2−[4−(キノリン−2
−イルメチルオキシ)フェニルオキシメチル]フェニル
メチル]テトラゾール(米国特許第4920131号明
細書に記載)、キノリン−2−イルメトキシフェニルア
ルカン酸誘導体(欧州特許公開349062号、339
416号および344519号各明細書に記載)、そし
て置換基として酸性基を有する1−(キノリン−2−イ
ルメトキシフェニルメチル)インドール(特開平5−3
45778号公報に記載)が知られている。しかしなが
ら、オザグレルおよびプランルカストの双方の薬理作用
(TXA2 合成酵素阻害作用およびLTD4 拮抗作用)
を共に有する化合物については、知られていない。
【0006】
【化10】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、TX
A2 合成酵素阻害作用およびLTD4 拮抗作用を有する
新規な化合物を提供することである。
A2 合成酵素阻害作用およびLTD4 拮抗作用を有する
新規な化合物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、抗アレルギ
ー剤に関する研究を進めていたところ、下記式(I)〜
(IV)で表わされるキノリン誘導体がいずれも、TXA
2 合成酵素阻害作用およびLTD4 拮抗作用を共に有す
ることを見出し、本発明を完成した。
ー剤に関する研究を進めていたところ、下記式(I)〜
(IV)で表わされるキノリン誘導体がいずれも、TXA
2 合成酵素阻害作用およびLTD4 拮抗作用を共に有す
ることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
【化11】
【0010】(A1 は、−CO2 R11、−CN、−CO
NHSO2 R12、−CONR13R14、−OR15、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R11、R13、
R14およびR15は、それぞれ水素原子、アルキルまたは
アルカリ金属であり、R12は、水素原子、アルキル、ハ
ロアルキル、アリールまたはアラルキルであり、そして
置換テトラゾリルの置換基は、アルキル、カルボキシア
ルキルまたはアルコキシカルボニルアルキルである;L
11は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;X1 は、含窒素複素環基である;L12は、単結
合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;L
13は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;Y1 は、酸素原子または硫黄原子である;L14
は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンで
ある;そして、破線と実線とからなる二本線は、単結合
または二重結合を意味する)
NHSO2 R12、−CONR13R14、−OR15、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R11、R13、
R14およびR15は、それぞれ水素原子、アルキルまたは
アルカリ金属であり、R12は、水素原子、アルキル、ハ
ロアルキル、アリールまたはアラルキルであり、そして
置換テトラゾリルの置換基は、アルキル、カルボキシア
ルキルまたはアルコキシカルボニルアルキルである;L
11は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;X1 は、含窒素複素環基である;L12は、単結
合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;L
13は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;Y1 は、酸素原子または硫黄原子である;L14
は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンで
ある;そして、破線と実線とからなる二本線は、単結合
または二重結合を意味する)
【0011】
【化12】
【0012】(A2 は、−CO2 R21、−CN、−CO
NHSO2 R22、−CONR23R24、−OR25、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R21、R23、
R24およびR25は、それぞれ水素原子、アルキルまたは
アルカリ金属であり、R22は、水素原子、アルキル、ハ
ロアルキル、アリールまたはアラルキルであり、そして
置換テトラゾリルの置換基は、アルキル、カルボキシア
ルキルまたはアルコキシカルボニルアルキルである;L
21は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;X2 は、含窒素複素環基である;L22は、単結
合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;L
23は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;Y2 は、酸素原子または硫黄原子である;そし
て、L24は単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキ
レンである)
NHSO2 R22、−CONR23R24、−OR25、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R21、R23、
R24およびR25は、それぞれ水素原子、アルキルまたは
アルカリ金属であり、R22は、水素原子、アルキル、ハ
ロアルキル、アリールまたはアラルキルであり、そして
置換テトラゾリルの置換基は、アルキル、カルボキシア
ルキルまたはアルコキシカルボニルアルキルである;L
21は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;X2 は、含窒素複素環基である;L22は、単結
合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;L
23は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;Y2 は、酸素原子または硫黄原子である;そし
て、L24は単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキ
レンである)
【0013】
【化13】
【0014】(A3 は、−CO2 R31、−CN、−CO
NHSO2 R32、−CONR33R34、−OR35、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R31、R33、
R34およびR35は、それぞれ水素原子、アルキル、カル
ボキシアルキルまたはアルカリ金属であり、R32は、水
素原子、アルキル、ハロアルキル、アリールまたはアラ
ルキルであり、そして置換テトラゾリルの置換基は、ア
ルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキシカルボニ
ルアルキルである;L31は、単結合または炭素原子数が
1乃至6のアルキレンである;X3 は、含窒素複素環基
である;L32は、単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである;L33は、単結合または炭素原子数が
1乃至6のアルキレンである;Y3 は、酸素原子または
硫黄原子である;そしてL34は単結合または炭素原子数
が1乃至6のアルキレンである)
NHSO2 R32、−CONR33R34、−OR35、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R31、R33、
R34およびR35は、それぞれ水素原子、アルキル、カル
ボキシアルキルまたはアルカリ金属であり、R32は、水
素原子、アルキル、ハロアルキル、アリールまたはアラ
ルキルであり、そして置換テトラゾリルの置換基は、ア
ルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキシカルボニ
ルアルキルである;L31は、単結合または炭素原子数が
1乃至6のアルキレンである;X3 は、含窒素複素環基
である;L32は、単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである;L33は、単結合または炭素原子数が
1乃至6のアルキレンである;Y3 は、酸素原子または
硫黄原子である;そしてL34は単結合または炭素原子数
が1乃至6のアルキレンである)
【0015】
【化14】
【0016】(A4 は、−CO2 R41、−CN、−CO
NHSO2 R42、−CONR43R44、−OR45、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R41、R43、
R44およびR45は、それぞれ水素原子、アルキル、カル
ボキシアルキルまたはアルカリ金属であり、R42は、水
素原子、アルキル、ハロアルキル、アリールまたはアラ
ルキルであり、そして置換テトラゾリルの置換基は、ア
ルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキシカルボニ
ルアルキルである;L41は、単結合または炭素原子数が
1乃至6のアルキレンである;X4 は、含窒素複素環基
である;L42は、−CONH−もしくは−NHCO−で
ある;L43は、単結合または炭素原子数が1乃至6のア
ルキレンである;Y4 は、酸素原子または硫黄原子であ
る;そしてL44は単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである)
NHSO2 R42、−CONR43R44、−OR45、テトラ
ゾリルまたは置換テトラゾリルであって、R41、R43、
R44およびR45は、それぞれ水素原子、アルキル、カル
ボキシアルキルまたはアルカリ金属であり、R42は、水
素原子、アルキル、ハロアルキル、アリールまたはアラ
ルキルであり、そして置換テトラゾリルの置換基は、ア
ルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキシカルボニ
ルアルキルである;L41は、単結合または炭素原子数が
1乃至6のアルキレンである;X4 は、含窒素複素環基
である;L42は、−CONH−もしくは−NHCO−で
ある;L43は、単結合または炭素原子数が1乃至6のア
ルキレンである;Y4 は、酸素原子または硫黄原子であ
る;そしてL44は単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである)
【0017】以下、式(I)〜(IV)について詳細に説
明する。式(I)において、A1 は酸性基または酸性基
の誘導体であって、具体的には−CO2 R11、−CN、
−CONHSO2 R12、−CONR13R14、−OR15、
テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−CO2
R11およびテトラゾリルが好ましく、−CO2 R11が特
に好ましい。上記R11、R13、R14およびR15は、それ
ぞれ水素原子、アルキルまたはアルカリ金属である。上
記R12は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、アリー
ルまたはアラルキルである。上記置換テトラゾリルの置
換基は、アルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキ
シカルボニルアルキルである。上記アルキルおよびアル
コキシの炭素原子数は、好ましくは1乃至6である。ア
ルキルの例には、メチル、エチルおよびプロピルが含ま
れる。アルカリ金属の例には、ナトリウムおよびカリウ
ムが含まれる。上記ハロアルキルの炭素原子数は、好ま
しくは1乃至6である。ハロアルキルの例には、クロロ
メチル、クロロエチルおよびフルオロエチルが含まれ
る。上記アリールの例には、フェニルおよびナフチルが
含まれる。上記アラルキルの例には、ベンジル、フェネ
チルおよびベンズヒドリルが含まれる。上記カルボキシ
アルキルの炭素原子数は、好ましくは2乃至7である。
カルボキシアルキルの例には、カルボキシエチルが含ま
れる。上記アルコキシカルボニルアルキルのアルコキシ
部分とアルキル部分の炭素原子数は、好ましくはそれぞ
れ1乃至6である。アルコキシカルボニルアルキルの例
には、エトキシカルボニルエチルが含まれる。
明する。式(I)において、A1 は酸性基または酸性基
の誘導体であって、具体的には−CO2 R11、−CN、
−CONHSO2 R12、−CONR13R14、−OR15、
テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−CO2
R11およびテトラゾリルが好ましく、−CO2 R11が特
に好ましい。上記R11、R13、R14およびR15は、それ
ぞれ水素原子、アルキルまたはアルカリ金属である。上
記R12は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、アリー
ルまたはアラルキルである。上記置換テトラゾリルの置
換基は、アルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキ
シカルボニルアルキルである。上記アルキルおよびアル
コキシの炭素原子数は、好ましくは1乃至6である。ア
ルキルの例には、メチル、エチルおよびプロピルが含ま
れる。アルカリ金属の例には、ナトリウムおよびカリウ
ムが含まれる。上記ハロアルキルの炭素原子数は、好ま
しくは1乃至6である。ハロアルキルの例には、クロロ
メチル、クロロエチルおよびフルオロエチルが含まれ
る。上記アリールの例には、フェニルおよびナフチルが
含まれる。上記アラルキルの例には、ベンジル、フェネ
チルおよびベンズヒドリルが含まれる。上記カルボキシ
アルキルの炭素原子数は、好ましくは2乃至7である。
カルボキシアルキルの例には、カルボキシエチルが含ま
れる。上記アルコキシカルボニルアルキルのアルコキシ
部分とアルキル部分の炭素原子数は、好ましくはそれぞ
れ1乃至6である。アルコキシカルボニルアルキルの例
には、エトキシカルボニルエチルが含まれる。
【0018】式(I)において、L11は、単結合または
炭素原子数が1乃至6のアルキレンである。単結合また
は炭素原子数が1乃至3のアルキレンが好ましく、メチ
レンとエチレンが特に好ましい。L11は、ベンゾ[b]
フラン環の3位、4位、5位または6位、あるいは2,
3−ジヒドロベンゾ[b]フラン環の2位、3位、4
位、5位または6位に結合することができる。L11は、
上記の環の5位に結合することが特に好ましい。X1
は、含窒素複素環基である。含窒素複素環は、好ましく
は、3員乃至7員環、さらに好ましくは5員または6員
環である。複素環に含まれる窒素原子数は1乃至3であ
ることが好ましい。また、複素環を構成する原子は、窒
素原子と炭素原子のみからなることが好ましい。さら
に、複素環は、不飽和であって芳香族性を有しているこ
とが好ましい。複素環は、置換基を有していてもよい。
置換基の例には、アルキルが含まれる。アルキルの炭素
原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例に
は、メチルおよびエチルが含まれる。含窒素複素環基の
例としては、イミダゾリル及びピリジルを挙げることが
できる。イミダゾリル、特にイミダゾール−1−イルが
好ましい。式(I)において、L12は、単結合または炭
素原子数が1乃至6のアルキレンである。単結合または
炭素原子数が1乃至4のアルキレンが好ましく、炭素原
子数が1乃至3のアルキレンが特に好ましい。L13は、
単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンであ
る。単結合またはメチレンが好ましく、単結合が特に好
ましい。L12およびL13は、介在するベンゼン環に対し
て、オルト、メタおよびパラのいずれの位置で結合して
もよい。Y1 は、酸素原子または硫黄原子である。酸素
原子が好ましい。L14は、単結合または炭素原子数が1
乃至6のアルキレンである。炭素原子数が1乃至3のア
ルキレンが好ましく、メチレンまたはエチレンであるこ
とが特に好ましい。L14は、キノリン環の2位に結合す
ることが好ましい。式(I)において、破線と実線とか
らなる二本線は、単結合または二重結合を意味する。二
重結合であること、すなわち、式(I)で示される酸素
原子を含む縮合環がベンゾ[b]フラン環であることが
好ましい。特に好ましいキノリン誘導体を下記式(I−
a)で示す。
炭素原子数が1乃至6のアルキレンである。単結合また
は炭素原子数が1乃至3のアルキレンが好ましく、メチ
レンとエチレンが特に好ましい。L11は、ベンゾ[b]
フラン環の3位、4位、5位または6位、あるいは2,
3−ジヒドロベンゾ[b]フラン環の2位、3位、4
位、5位または6位に結合することができる。L11は、
上記の環の5位に結合することが特に好ましい。X1
は、含窒素複素環基である。含窒素複素環は、好ましく
は、3員乃至7員環、さらに好ましくは5員または6員
環である。複素環に含まれる窒素原子数は1乃至3であ
ることが好ましい。また、複素環を構成する原子は、窒
素原子と炭素原子のみからなることが好ましい。さら
に、複素環は、不飽和であって芳香族性を有しているこ
とが好ましい。複素環は、置換基を有していてもよい。
置換基の例には、アルキルが含まれる。アルキルの炭素
原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例に
は、メチルおよびエチルが含まれる。含窒素複素環基の
例としては、イミダゾリル及びピリジルを挙げることが
できる。イミダゾリル、特にイミダゾール−1−イルが
好ましい。式(I)において、L12は、単結合または炭
素原子数が1乃至6のアルキレンである。単結合または
炭素原子数が1乃至4のアルキレンが好ましく、炭素原
子数が1乃至3のアルキレンが特に好ましい。L13は、
単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンであ
る。単結合またはメチレンが好ましく、単結合が特に好
ましい。L12およびL13は、介在するベンゼン環に対し
て、オルト、メタおよびパラのいずれの位置で結合して
もよい。Y1 は、酸素原子または硫黄原子である。酸素
原子が好ましい。L14は、単結合または炭素原子数が1
乃至6のアルキレンである。炭素原子数が1乃至3のア
ルキレンが好ましく、メチレンまたはエチレンであるこ
とが特に好ましい。L14は、キノリン環の2位に結合す
ることが好ましい。式(I)において、破線と実線とか
らなる二本線は、単結合または二重結合を意味する。二
重結合であること、すなわち、式(I)で示される酸素
原子を含む縮合環がベンゾ[b]フラン環であることが
好ましい。特に好ましいキノリン誘導体を下記式(I−
a)で示す。
【0019】
【化15】
【0020】式中、A1 及びX1 は、式(I)と同じ意
味を持つ。「l」は1または2である。mは1、2また
は3である。nは1または2である。
味を持つ。「l」は1または2である。mは1、2また
は3である。nは1または2である。
【0021】式(II)において、A2 は酸性基または酸
性基の誘導体であって、具体的には−CO2 R21、−C
N、−CONHSO2 R22、−CONR23R24、−OR
25、テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−C
O2 R21およびテトラゾリルが好ましく、−CO2 R21
が特に好ましい。上記R21、R23、R24およびR25は、
それぞれ水素原子、アルキルまたはアルカリ金属であ
る。上記R22は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、
アリールまたはアラルキルである。上記置換テトラゾリ
ルの置換基は、アルキル、カルボキシアルキルまたはア
ルコキシカルボニルアルキルである。上記アルキルの炭
素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例
には、メチル、エチルおよびプロピルが含まれる。アル
カリ金属の例には、ナトリウムおよびカリウムが含まれ
る。上記ハロアルキルの炭素原子数は、好ましくは1乃
至6である。ハロアルキルの例には、クロロメチル、ク
ロロエチルおよびフルオロエチルが含まれる。上記アリ
ールの例には、フェニルおよびナフチルが含まれる。上
記アラルキルの例には、ベンジル、フェネチルおよびベ
ンズヒドリルが含まれる。上記カルボキシアルキルの炭
素原子数は、好ましくは2乃至7である。カルボキシア
ルキルの例には、カルボキシエチルが含まれる。上記ア
ルコキシカルボニルアルキルのアルコキシ部分とアルキ
ル部分の炭素原子数は、好ましくはそれぞれ1乃至6で
ある。アルコキシカルボニルアルキルの例には、エトキ
シカルボニルエチルが含まれる。
性基の誘導体であって、具体的には−CO2 R21、−C
N、−CONHSO2 R22、−CONR23R24、−OR
25、テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−C
O2 R21およびテトラゾリルが好ましく、−CO2 R21
が特に好ましい。上記R21、R23、R24およびR25は、
それぞれ水素原子、アルキルまたはアルカリ金属であ
る。上記R22は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、
アリールまたはアラルキルである。上記置換テトラゾリ
ルの置換基は、アルキル、カルボキシアルキルまたはア
ルコキシカルボニルアルキルである。上記アルキルの炭
素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例
には、メチル、エチルおよびプロピルが含まれる。アル
カリ金属の例には、ナトリウムおよびカリウムが含まれ
る。上記ハロアルキルの炭素原子数は、好ましくは1乃
至6である。ハロアルキルの例には、クロロメチル、ク
ロロエチルおよびフルオロエチルが含まれる。上記アリ
ールの例には、フェニルおよびナフチルが含まれる。上
記アラルキルの例には、ベンジル、フェネチルおよびベ
ンズヒドリルが含まれる。上記カルボキシアルキルの炭
素原子数は、好ましくは2乃至7である。カルボキシア
ルキルの例には、カルボキシエチルが含まれる。上記ア
ルコキシカルボニルアルキルのアルコキシ部分とアルキ
ル部分の炭素原子数は、好ましくはそれぞれ1乃至6で
ある。アルコキシカルボニルアルキルの例には、エトキ
シカルボニルエチルが含まれる。
【0022】式(II)において、L21は、単結合または
炭素原子数が1乃至3のアルキレンである。炭素原子数
が1乃至2のアルキレンが特に好ましい。L21は、ベン
ゼン環の3位、4位、5位または6位に結合することが
できる。L21は、4位に結合することが特に好ましい。
X2 は、含窒素複素環基である。含窒素複素環は、好ま
しくは、3員乃至7員環、さらに好ましくは5員または
6員環である。複素環に含まれる窒素原子数は1乃至3
であることが好ましい。また、複素環を構成する原子
は、窒素原子と炭素原子のみからなることが好ましい。
さらに、複素環は、不飽和であって芳香族性を有してい
ることが好ましい。複素環は、置換基を有していてもよ
い。置換基の例には、アルキルが含まれる。アルキルの
炭素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの
例には、メチルおよびエチルが含まれる。含窒素複素環
基の例としては、イミダゾリル及びピリジルを挙げるこ
とができる。イミダゾリル、特にイミダゾール−1−イ
ルが好ましい。式(II)において、L22は、単結合また
は炭素原子数が1乃至4のアルキレンである。炭素原子
数が1乃至3のアルキレンが特に好ましい。L23は、単
結合またはメチレンである。単結合が好ましい。L22及
びL23は、介在するベンゼン環に対して、オルト、メタ
およびパラのいずれの位置で結合してもよい。Y2 は、
酸素原子または硫黄原子である。酸素原子が好ましい。
L24は、単結合または炭素原子数が1乃至3のアルキレ
ンである。メチレンまたはエチレンでであることが特に
好ましい。L24は、キノリン環の2位に結合することが
好ましい。式(II)において、−CH=CHA2 で表わ
される部分構造は、トランス型であっても、シス型であ
ってもよい。特に好ましいキノリン誘導体を下記式(II
−a)で示す。
炭素原子数が1乃至3のアルキレンである。炭素原子数
が1乃至2のアルキレンが特に好ましい。L21は、ベン
ゼン環の3位、4位、5位または6位に結合することが
できる。L21は、4位に結合することが特に好ましい。
X2 は、含窒素複素環基である。含窒素複素環は、好ま
しくは、3員乃至7員環、さらに好ましくは5員または
6員環である。複素環に含まれる窒素原子数は1乃至3
であることが好ましい。また、複素環を構成する原子
は、窒素原子と炭素原子のみからなることが好ましい。
さらに、複素環は、不飽和であって芳香族性を有してい
ることが好ましい。複素環は、置換基を有していてもよ
い。置換基の例には、アルキルが含まれる。アルキルの
炭素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの
例には、メチルおよびエチルが含まれる。含窒素複素環
基の例としては、イミダゾリル及びピリジルを挙げるこ
とができる。イミダゾリル、特にイミダゾール−1−イ
ルが好ましい。式(II)において、L22は、単結合また
は炭素原子数が1乃至4のアルキレンである。炭素原子
数が1乃至3のアルキレンが特に好ましい。L23は、単
結合またはメチレンである。単結合が好ましい。L22及
びL23は、介在するベンゼン環に対して、オルト、メタ
およびパラのいずれの位置で結合してもよい。Y2 は、
酸素原子または硫黄原子である。酸素原子が好ましい。
L24は、単結合または炭素原子数が1乃至3のアルキレ
ンである。メチレンまたはエチレンでであることが特に
好ましい。L24は、キノリン環の2位に結合することが
好ましい。式(II)において、−CH=CHA2 で表わ
される部分構造は、トランス型であっても、シス型であ
ってもよい。特に好ましいキノリン誘導体を下記式(II
−a)で示す。
【0023】
【化16】
【0024】式中、A2 及びX2 は、式(II)と同じ意
味を持つ。「l」は1または2である。mは1、2また
は3である。nは1または2である。
味を持つ。「l」は1または2である。mは1、2また
は3である。nは1または2である。
【0025】式(III)において、A3 は酸性基または酸
性基の誘導体であって、具体的には−CO2 R31、−C
N、−CONHSO2 R32、−CONR33R34、−OR
35、テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−O
R35、−CO2 R31およびテトラゾリルが好ましく、−
CO2 R31が特に好ましい。A3 は、ベンゼン環の任意
の位置に結合することができる。A3 は、下記L32に隣
接する位置に結合することが特に好ましい。上記R31、
R33、R34およびR35は、それぞれ水素原子、アルキ
ル、カルボキシアルキルまたはアルカリ金属である。上
記R32は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、アリー
ルまたはアラルキルである。上記置換テトラゾリルの置
換基はアルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキシ
カルボニルアルキルである。上記アルキルの炭素原子数
は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例には、メ
チル、エチルおよびプロピルが含まれる。アルカリ金属
の例には、ナトリウムおよびカリウムが含まれる。上記
ハロアルキルの炭素原子数は、好ましくは1乃至6であ
る。ハロアルキルの例には、クロロメチル、クロロエチ
ルおよびフルオロエチルが含まれる。上記アリールの例
には、フェニル及びナフチルが含まれる。上記アラルキ
ルの例には、ベンジル、フェネチルおよびベンズヒドリ
ルが含まれる。上記カルボキシアルキルの炭素原子数
は、好ましくは2乃至7である。カルボキシアルキルの
例には、カルボキシメチルとカルボキシエチルが含まれ
る。上記アルコキシカルボニルアルキルのアルコキシ部
分とアルキル部分の炭素原子数は、好ましくはそれぞれ
1乃至6である。アルコキシカルボニルアルキルの例に
は、エトキシカルボニルエチルが含まれる。
性基の誘導体であって、具体的には−CO2 R31、−C
N、−CONHSO2 R32、−CONR33R34、−OR
35、テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−O
R35、−CO2 R31およびテトラゾリルが好ましく、−
CO2 R31が特に好ましい。A3 は、ベンゼン環の任意
の位置に結合することができる。A3 は、下記L32に隣
接する位置に結合することが特に好ましい。上記R31、
R33、R34およびR35は、それぞれ水素原子、アルキ
ル、カルボキシアルキルまたはアルカリ金属である。上
記R32は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、アリー
ルまたはアラルキルである。上記置換テトラゾリルの置
換基はアルキル、カルボキシアルキルまたはアルコキシ
カルボニルアルキルである。上記アルキルの炭素原子数
は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例には、メ
チル、エチルおよびプロピルが含まれる。アルカリ金属
の例には、ナトリウムおよびカリウムが含まれる。上記
ハロアルキルの炭素原子数は、好ましくは1乃至6であ
る。ハロアルキルの例には、クロロメチル、クロロエチ
ルおよびフルオロエチルが含まれる。上記アリールの例
には、フェニル及びナフチルが含まれる。上記アラルキ
ルの例には、ベンジル、フェネチルおよびベンズヒドリ
ルが含まれる。上記カルボキシアルキルの炭素原子数
は、好ましくは2乃至7である。カルボキシアルキルの
例には、カルボキシメチルとカルボキシエチルが含まれ
る。上記アルコキシカルボニルアルキルのアルコキシ部
分とアルキル部分の炭素原子数は、好ましくはそれぞれ
1乃至6である。アルコキシカルボニルアルキルの例に
は、エトキシカルボニルエチルが含まれる。
【0026】式(III)において、L31は、単結合または
炭素原子数が1乃至3のアルキレンである。炭素原子数
が1乃至2のアルキレンが特に好ましい。L31は、ベン
ゼン環の任意の位置に結合することができる。L31は、
4位(A3 の結合位置を1位とする)に結合することが
特に好ましい。X3 は、含窒素複素環基である。含窒素
複素環は、好ましくは、3員乃至7員環、さらに好まし
くは5員または6員環である。複素環に含まれる窒素原
子数は1乃至3であることが好ましい。また、複素環を
構成する原子は、窒素原子と炭素原子のみからなること
が好ましい。さらに、複素環は、不飽和であって芳香族
性を有していることが好ましい。複素環は、置換基を有
していてもよい。置換基の例には、アルキルが含まれ
る。アルキルの炭素原子数は、好ましくは1乃至6であ
る。アルキルの例には、メチルおよびエチルが含まれ
る。含窒素複素環基の例としては、イミダゾリル及びピ
リジルを挙げることができる。イミダゾリル、特にイミ
ダゾール−1−イルが好ましい。式(III)において、L
32は、単結合または炭素原子数が1乃至4のアルキレン
である。炭素原子数が1乃至3のアルキレンが特に好ま
しい。L33は、単結合またはメチレンである。単結合が
好ましい。L32及びL33は、介在するベンゼン環に対し
て、オルト、メタおよびパラのいずれの位置で結合して
もよい。Y3 は、酸素原子または硫黄原子である。酸素
原子が好ましい。L34は、単結合または炭素原子数が1
乃至3のアルキレンである。メチレンまたはエチレンで
であることが特に好ましい。L34は、キノリン環の2位
に結合することが好ましい。特に好ましいキノリン誘導
体を下記式(III−a)で示す。
炭素原子数が1乃至3のアルキレンである。炭素原子数
が1乃至2のアルキレンが特に好ましい。L31は、ベン
ゼン環の任意の位置に結合することができる。L31は、
4位(A3 の結合位置を1位とする)に結合することが
特に好ましい。X3 は、含窒素複素環基である。含窒素
複素環は、好ましくは、3員乃至7員環、さらに好まし
くは5員または6員環である。複素環に含まれる窒素原
子数は1乃至3であることが好ましい。また、複素環を
構成する原子は、窒素原子と炭素原子のみからなること
が好ましい。さらに、複素環は、不飽和であって芳香族
性を有していることが好ましい。複素環は、置換基を有
していてもよい。置換基の例には、アルキルが含まれ
る。アルキルの炭素原子数は、好ましくは1乃至6であ
る。アルキルの例には、メチルおよびエチルが含まれ
る。含窒素複素環基の例としては、イミダゾリル及びピ
リジルを挙げることができる。イミダゾリル、特にイミ
ダゾール−1−イルが好ましい。式(III)において、L
32は、単結合または炭素原子数が1乃至4のアルキレン
である。炭素原子数が1乃至3のアルキレンが特に好ま
しい。L33は、単結合またはメチレンである。単結合が
好ましい。L32及びL33は、介在するベンゼン環に対し
て、オルト、メタおよびパラのいずれの位置で結合して
もよい。Y3 は、酸素原子または硫黄原子である。酸素
原子が好ましい。L34は、単結合または炭素原子数が1
乃至3のアルキレンである。メチレンまたはエチレンで
であることが特に好ましい。L34は、キノリン環の2位
に結合することが好ましい。特に好ましいキノリン誘導
体を下記式(III−a)で示す。
【0027】
【化17】
【0028】式中、A3 及びX3 は、式(III)と同じ意
味を持つ。「l」は1または2である。mは1、2また
は3である。nは1または2である。また、ベンゼン環
に付いた−(CH2 )n O−と−(CH2 )m−との位
置関係は、メタ(m)あるいはパラ(p)の位置関係に
あることが好ましい。
味を持つ。「l」は1または2である。mは1、2また
は3である。nは1または2である。また、ベンゼン環
に付いた−(CH2 )n O−と−(CH2 )m−との位
置関係は、メタ(m)あるいはパラ(p)の位置関係に
あることが好ましい。
【0029】式(IV)において、A4 は酸性基または酸
性基の誘導体であって、具体的には−CO2 R41、−C
N、−CONHSO2 R42、−CONR43R44、−OR
45、テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−C
O2 R41、−OR45およびテトラゾリルが好ましく、−
OR45が特に好ましい。A4 は、ベンゼン環の任意の位
置に結合することができるが、下記L42に隣接する位
置、あるいはその次の位置に結合することが特に好まし
い。上記R41、R43、R44およびR45は、それぞれ独立
に水素原子、アルキル、カルボキシアルキルまたはアル
カリ金属である。R42は、水素原子、アルキル、ハロア
ルキル、アリールまたはアラルキルである。上記置換テ
トラゾリルの置換基はアルキル、カルボキシアルキルま
たはアルコキシカルボニルアルキルである。上記アルキ
ルの炭素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキ
ルの例には、メチル、エチルおよびプロピルが含まれ
る。アルカリ金属の例には、ナトリウムおよびカリウム
が含まれる。上記ハロアルキルの炭素原子数は、好まし
くは1乃至6である。ハロアルキルの例には、クロロメ
チル、クロロエチルおよびフルオロエチルが含まれる。
上記アリールの例には、フェニルおよびナフチルが含ま
れる。上記アラルキルの例には、ベンジル、フェネチル
およびベンズヒドリルが含まれる。上記カルボキシアル
キルの炭素原子数は、好ましくは2乃至7である。カル
ボキシアルキルの例には、カルボキシメチル及びカルボ
キシエチルが含まれる。上記アルコキシカルボニルアル
キルのアルコキシ部分とアルキル部分の炭素原子数は、
好ましくはそれぞれ1乃至6である。アルコキシカルボ
ニルアルキルの例には、エトキシカルボニルエチルが含
まれる。
性基の誘導体であって、具体的には−CO2 R41、−C
N、−CONHSO2 R42、−CONR43R44、−OR
45、テトラゾリルまたは置換テトラゾリルである。−C
O2 R41、−OR45およびテトラゾリルが好ましく、−
OR45が特に好ましい。A4 は、ベンゼン環の任意の位
置に結合することができるが、下記L42に隣接する位
置、あるいはその次の位置に結合することが特に好まし
い。上記R41、R43、R44およびR45は、それぞれ独立
に水素原子、アルキル、カルボキシアルキルまたはアル
カリ金属である。R42は、水素原子、アルキル、ハロア
ルキル、アリールまたはアラルキルである。上記置換テ
トラゾリルの置換基はアルキル、カルボキシアルキルま
たはアルコキシカルボニルアルキルである。上記アルキ
ルの炭素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルキ
ルの例には、メチル、エチルおよびプロピルが含まれ
る。アルカリ金属の例には、ナトリウムおよびカリウム
が含まれる。上記ハロアルキルの炭素原子数は、好まし
くは1乃至6である。ハロアルキルの例には、クロロメ
チル、クロロエチルおよびフルオロエチルが含まれる。
上記アリールの例には、フェニルおよびナフチルが含ま
れる。上記アラルキルの例には、ベンジル、フェネチル
およびベンズヒドリルが含まれる。上記カルボキシアル
キルの炭素原子数は、好ましくは2乃至7である。カル
ボキシアルキルの例には、カルボキシメチル及びカルボ
キシエチルが含まれる。上記アルコキシカルボニルアル
キルのアルコキシ部分とアルキル部分の炭素原子数は、
好ましくはそれぞれ1乃至6である。アルコキシカルボ
ニルアルキルの例には、エトキシカルボニルエチルが含
まれる。
【0030】式(IV)において、L41は、単結合または
炭素原子数が1乃至3のアルキレンである。炭素原子数
が1乃至2のアルキレンが特に好ましい。L41は、ベン
ゼン環の任意の位置に結合することができる。L41は、
4位もしくは5位(A4 の結合位置を1位とする)に結
合することが特に好ましい。X4 は、含窒素複素環基で
ある。含窒素複素環は、好ましくは、3員乃至7員環、
さらに好ましくは5員または6員環である。複素環に含
まれる窒素原子数は1乃至3であることが好ましい。ま
た、複素環を構成する原子は、窒素原子と炭素原子のみ
からなることが好ましい。さらに、複素環は、不飽和で
あって芳香族性を有していることが好ましい。複素環
は、置換基を有していてもよい。置換基の例には、アル
キルが含まれる。アルキルの炭素原子数は、好ましくは
1乃至6である。アルキルの例には、メチルおよびエチ
ルが含まれる。含窒素複素環基の例としては、イミダゾ
リル及びピリジルを挙げることができる。イミダゾリ
ル、特にイミダゾール−1−イルが好ましい。式(IV)
において、L42は、−CONH−もしくは−NHCO−
でである。L43は、単結合またはメチレンである。単結
合が好ましい。L42及びL43は、介在するベンゼン環に
対して、オルト、メタおよびパラのいずれの位置で結合
してもよい。Y4 は、酸素原子または硫黄原子である。
酸素原子が好ましい。L44は、単結合または炭素原子数
が1乃至3のアルキレンである。メチレンまたはエチレ
ンでであることが特に好ましい。L44は、キノリン環の
2位に結合することが好ましい。特に好ましいキノリン
誘導体を下記式(IV −a)で示す。
炭素原子数が1乃至3のアルキレンである。炭素原子数
が1乃至2のアルキレンが特に好ましい。L41は、ベン
ゼン環の任意の位置に結合することができる。L41は、
4位もしくは5位(A4 の結合位置を1位とする)に結
合することが特に好ましい。X4 は、含窒素複素環基で
ある。含窒素複素環は、好ましくは、3員乃至7員環、
さらに好ましくは5員または6員環である。複素環に含
まれる窒素原子数は1乃至3であることが好ましい。ま
た、複素環を構成する原子は、窒素原子と炭素原子のみ
からなることが好ましい。さらに、複素環は、不飽和で
あって芳香族性を有していることが好ましい。複素環
は、置換基を有していてもよい。置換基の例には、アル
キルが含まれる。アルキルの炭素原子数は、好ましくは
1乃至6である。アルキルの例には、メチルおよびエチ
ルが含まれる。含窒素複素環基の例としては、イミダゾ
リル及びピリジルを挙げることができる。イミダゾリ
ル、特にイミダゾール−1−イルが好ましい。式(IV)
において、L42は、−CONH−もしくは−NHCO−
でである。L43は、単結合またはメチレンである。単結
合が好ましい。L42及びL43は、介在するベンゼン環に
対して、オルト、メタおよびパラのいずれの位置で結合
してもよい。Y4 は、酸素原子または硫黄原子である。
酸素原子が好ましい。L44は、単結合または炭素原子数
が1乃至3のアルキレンである。メチレンまたはエチレ
ンでであることが特に好ましい。L44は、キノリン環の
2位に結合することが好ましい。特に好ましいキノリン
誘導体を下記式(IV −a)で示す。
【0031】
【化18】
【0032】式中、A4 、X4 、およびL42は、式(I
V)と同じ意味を持つ。「l」は1または2である。n
は1または2である。ベンゼン環に付いた−(CH2 )
n −と−L42−との位置関係は、メタ(m)の位置関係
にあることが好ましい。
V)と同じ意味を持つ。「l」は1または2である。n
は1または2である。ベンゼン環に付いた−(CH2 )
n −と−L42−との位置関係は、メタ(m)の位置関係
にあることが好ましい。
【0033】なお、上記の各式において、L14、L24、
L34またはL44が結合しているキノリン環は、置換基を
有していてもよい。置換基としては、ハロゲン、アルキ
ル及びアルコキシが挙げられる。ハロゲンの例には、塩
素、臭素及びフッ素が含まれる。上記アルキルの炭素原
子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例に
は、メチル及びエチルが含まれる。上記アルコキシの炭
素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルコキシの
例にはメトキシ及びエトキシが含まれる。
L34またはL44が結合しているキノリン環は、置換基を
有していてもよい。置換基としては、ハロゲン、アルキ
ル及びアルコキシが挙げられる。ハロゲンの例には、塩
素、臭素及びフッ素が含まれる。上記アルキルの炭素原
子数は、好ましくは1乃至6である。アルキルの例に
は、メチル及びエチルが含まれる。上記アルコキシの炭
素原子数は、好ましくは1乃至6である。アルコキシの
例にはメトキシ及びエトキシが含まれる。
【0034】以上の本発明の化合物の薬理学的に許容さ
れる塩としては、塩酸や酢酸のような酸性塩やアルカリ
金属(例、ナトリウム、カリウム)のような塩基性塩が
挙げられる。以下に、式(I)〜(IV)で表わされるキ
ノリン誘導体の具体例を示す。
れる塩としては、塩酸や酢酸のような酸性塩やアルカリ
金属(例、ナトリウム、カリウム)のような塩基性塩が
挙げられる。以下に、式(I)〜(IV)で表わされるキ
ノリン誘導体の具体例を示す。
【0035】(I−1)5−(イミダゾール−1−イル
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
【0036】
【化19】
【0037】(I−2)5−(イミダゾール−1−イル
メチル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
メチル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
【0038】
【化20】
【0039】(I−3)5−(イミダゾール−1−イル
メチル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
メチル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
【0040】
【化21】
【0041】(I−4)5−[5−(イミダゾール−1
−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチ
ルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン
−2−イル]テトラゾール
−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチ
ルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン
−2−イル]テトラゾール
【0042】
【化22】
【0043】(I−5)5−(イミダゾール−1−イル
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸エチルエステル
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸エチルエステル
【0044】
【化23】
【0045】(I−6)5−(イミダゾール−1−イル
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸
【0046】
【化24】
【0047】(I−7)5−[5−(イミダゾール−1
−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチ
ルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン
−2−イル]−1−メチルテトラゾール・二塩酸塩
−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチ
ルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン
−2−イル]−1−メチルテトラゾール・二塩酸塩
【0048】
【化25】
【0049】(I−8)5−[5−(イミダゾール−1
−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチ
ルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン
−2−イル]−2−メチルテトラゾール・二塩酸塩
−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチ
ルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン
−2−イル]−2−メチルテトラゾール・二塩酸塩
【0050】
【化26】
【0051】(I−9)5−(イミダゾール−1−イル
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボキサミド
メチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボキサミド
【0052】
【化27】
【0053】(I−10)N−[5−(イミダゾール−
1−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメ
チルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラ
ン−2−カルボニル]−2−メチルベンゼンスルホンア
ミド
1−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イルメ
チルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラ
ン−2−カルボニル]−2−メチルベンゼンスルホンア
ミド
【0054】
【化28】
【0055】(II−1)トランス−3−[4−(イミダ
ゾール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2
−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸
ゾール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2
−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸
【0056】
【化29】
【0057】(II−2)シス−3−[4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸
ル−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸
【0058】
【化30】
【0059】(II−3)トランス−3−[4−(イミダ
ゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2
−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸
ゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2
−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸
【0060】
【化31】
【0061】(II−4)シス−3−[4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸
ル−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸
【0062】
【化32】
【0063】(II−5)トランス−N−[3−[4−
(イミダゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノ
リン−2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]
フェニル]−(E)−プロペノイル]−2−メチルベン
ゼンスルホンアミド
(イミダゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノ
リン−2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]
フェニル]−(E)−プロペノイル]−2−メチルベン
ゼンスルホンアミド
【0064】
【化33】
【0065】(II−6)トランス−5−[2−[4−
(イミダゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノ
リン−2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]
フェニル]エテニル]テトラゾール
(イミダゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノ
リン−2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]
フェニル]エテニル]テトラゾール
【0066】
【化34】
【0067】(III−1)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンジルオキシ]安息香酸
メチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンジルオキシ]安息香酸
【0068】
【化35】
【0069】(III−2)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンジルオキシ]フェノキシ酢酸
メチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンジルオキシ]フェノキシ酢酸
【0070】
【化36】
【0071】(III−3)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンジルオキシ]フェノキシ酢酸
メチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンジルオキシ]フェノキシ酢酸
【0072】
【化37】
【0073】(IV−1)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
メチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
【0074】
【化38】
【0075】(IV−2)4−[3−(イミダゾール−1
−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−
(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]
エチル]安息香酸
−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−
(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]
エチル]安息香酸
【0076】
【化39】
【0077】(IV−3)4−[3−(イミダゾール−1
−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−
(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]
エチル]安息香酸メチル・二塩酸塩
−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−
(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]
エチル]安息香酸メチル・二塩酸塩
【0078】
【化40】
【0079】(IV−4)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
メチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
【0080】
【化41】
【0081】(IV−5)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
メチル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
【0082】
【化42】
【0083】(IV−6)4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
メチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸
【0084】
【化43】
【0085】式(I)で表されるキノリン誘導体は、例
えば、下記の合成経路にて合成することができる。式
(II)、(III)および(IV)で表される化合物も同様の
合成経路で合成できる。
えば、下記の合成経路にて合成することができる。式
(II)、(III)および(IV)で表される化合物も同様の
合成経路で合成できる。
【0086】
【化44】
【0087】本発明のキノリン誘導体およびその塩は、
トロンボキサンA2 合成酵素阻害作用およびロイコトリ
エンD4 拮抗作用を共に有する。このため、本発明の化
合物をTXA2 あるいはLTD4 が関与する疾患の治療
剤あるいは予防剤として使用することができる。本発明
の化合物は、例えば、気管支喘息、アレルギー疾患、腎
炎、血栓症、脳卒中、心筋梗塞、狭心症、虚血性脳循障
害の治療剤あるいは予防剤として有用である。
トロンボキサンA2 合成酵素阻害作用およびロイコトリ
エンD4 拮抗作用を共に有する。このため、本発明の化
合物をTXA2 あるいはLTD4 が関与する疾患の治療
剤あるいは予防剤として使用することができる。本発明
の化合物は、例えば、気管支喘息、アレルギー疾患、腎
炎、血栓症、脳卒中、心筋梗塞、狭心症、虚血性脳循障
害の治療剤あるいは予防剤として有用である。
【0088】本発明の化合物の投与方法は、経口投与で
も非経口投与でもよい。経口投与剤の剤型としては、錠
剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤およびシロップ剤が挙げ
られる。非経口投与の方法としては、粘膜投与、体表投
与、血管投与および組織内投与がある。粘膜投与の場合
は、点眼剤、吸入剤、噴霧剤あるいは座剤として使用す
る。体表投与の場合は、軟膏剤として使用する。血管投
与および組織内投与の場合は、注射剤として使用する。
も非経口投与でもよい。経口投与剤の剤型としては、錠
剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤およびシロップ剤が挙げ
られる。非経口投与の方法としては、粘膜投与、体表投
与、血管投与および組織内投与がある。粘膜投与の場合
は、点眼剤、吸入剤、噴霧剤あるいは座剤として使用す
る。体表投与の場合は、軟膏剤として使用する。血管投
与および組織内投与の場合は、注射剤として使用する。
【0089】上記経口投与剤の製造は、通常の賦形剤、
崩壊剤、結合剤、滑沢剤、色素や希釈剤を用いて行うこ
とができる。賦形剤としては、ブドウ糖や乳糖が一般に
使用される。崩壊剤の例には、澱粉およびカルボキシメ
チルセルロースカルシウムが含まれる。滑沢剤として
は、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクが挙げられ
る。結合剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、
ゼラチンおよびポリビニルピロリドンが用いられる。非
経口投与製剤も通常の方法で製造できる。例えば、注射
剤の場合、通常の注射用蒸留水、生理食塩水あるいはリ
ンゲル液を用いればよい。本発明の化合物の投与量は、
通常の成人で、注射剤で1日に0.1乃至200mg、
経口投与で1日1乃至500mgである。もちろん、投
与量は、年齢、人種、症状などに応じて増減する。
崩壊剤、結合剤、滑沢剤、色素や希釈剤を用いて行うこ
とができる。賦形剤としては、ブドウ糖や乳糖が一般に
使用される。崩壊剤の例には、澱粉およびカルボキシメ
チルセルロースカルシウムが含まれる。滑沢剤として
は、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクが挙げられ
る。結合剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、
ゼラチンおよびポリビニルピロリドンが用いられる。非
経口投与製剤も通常の方法で製造できる。例えば、注射
剤の場合、通常の注射用蒸留水、生理食塩水あるいはリ
ンゲル液を用いればよい。本発明の化合物の投与量は、
通常の成人で、注射剤で1日に0.1乃至200mg、
経口投与で1日1乃至500mgである。もちろん、投
与量は、年齢、人種、症状などに応じて増減する。
【0090】
[合成例1]5−(イミダゾール−1−イルメチル)−
7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニ
ルメチルオキシ]−ベンゾ[b]フラン−2−カルボン
酸エチルエステル(I−5)、および5−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]
フラン−2−カルボン酸(I−1)の合成 (1)5−ジメチルアミノメチル−2−ヒドロキシ−3
−メトキシベンズアルデヒドの合成(反応式は下記) 35%ホルマリン水溶液(21.1g、246ミリモ
ル)および40%ジメチルアミン水溶液(29.5g、
262ミリモル)をエタノール(150mL)に溶解
し、O−バニリン(25.0g、164ミリモル)を加
え、5時間加熱還流した。放冷後、溶媒を減圧留去し、
残渣にエーテルを加え固体を粉砕した後、粉砕物を濾取
し、エーテルで洗浄した。これを減圧乾燥することによ
り、標題化合物(1)31.2g(収率90.9%)を
黄色結晶性粉末として得た。 融点:110.0〜111.5℃1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 2.25(6H,s) 3.39(2H,s) 3.93(3H,s) 7.09(1H,d,J=2Hz) 7.13(1H,d,J=2Hz) 9.90(1H,s)
7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニ
ルメチルオキシ]−ベンゾ[b]フラン−2−カルボン
酸エチルエステル(I−5)、および5−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−7−[4−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]
フラン−2−カルボン酸(I−1)の合成 (1)5−ジメチルアミノメチル−2−ヒドロキシ−3
−メトキシベンズアルデヒドの合成(反応式は下記) 35%ホルマリン水溶液(21.1g、246ミリモ
ル)および40%ジメチルアミン水溶液(29.5g、
262ミリモル)をエタノール(150mL)に溶解
し、O−バニリン(25.0g、164ミリモル)を加
え、5時間加熱還流した。放冷後、溶媒を減圧留去し、
残渣にエーテルを加え固体を粉砕した後、粉砕物を濾取
し、エーテルで洗浄した。これを減圧乾燥することによ
り、標題化合物(1)31.2g(収率90.9%)を
黄色結晶性粉末として得た。 融点:110.0〜111.5℃1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 2.25(6H,s) 3.39(2H,s) 3.93(3H,s) 7.09(1H,d,J=2Hz) 7.13(1H,d,J=2Hz) 9.90(1H,s)
【0091】
【化45】
【0092】(2)2−ヒドロキシ−3−メトキシ−5
−メチルベンズアルデヒドの合成(反応式は下記) 窒素雰囲気下、上記化合物(1)(30.9g、148
ミリモル)を無水酢酸(150mL) に溶解させ、24
時間加熱還流した。放冷後、反応溶媒を減圧留去し残渣
に濃塩酸(150mL)を加え、室温で1時間30分撹
拌すると、反応混合物中にクロロメチル体の結晶が析出
した。この反応混合物にp−ジオキサン(120ml)
を加え、60〜70℃で加熱溶解した。これに塩化スズ
二水和物(50.1g、222ミリモル)を加え、30
分間加熱還流した。室温まで放冷後、濃塩酸(60m
L)を加え希釈した後、クロロホルム(200mL)で
3回抽出した。得られた有機層を、6N塩酸、水、飽和
食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/
1)により精製することによって、標題化合物(2)1
0.2g(収率41.6%)を黄色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 2.34(3H,s) 3.90(3H,s) 6.94(1H,d,J=1Hz) 6.95、(1H,d,J=1Hz) 9.85(1H,s) 10.9(1H,s)
−メチルベンズアルデヒドの合成(反応式は下記) 窒素雰囲気下、上記化合物(1)(30.9g、148
ミリモル)を無水酢酸(150mL) に溶解させ、24
時間加熱還流した。放冷後、反応溶媒を減圧留去し残渣
に濃塩酸(150mL)を加え、室温で1時間30分撹
拌すると、反応混合物中にクロロメチル体の結晶が析出
した。この反応混合物にp−ジオキサン(120ml)
を加え、60〜70℃で加熱溶解した。これに塩化スズ
二水和物(50.1g、222ミリモル)を加え、30
分間加熱還流した。室温まで放冷後、濃塩酸(60m
L)を加え希釈した後、クロロホルム(200mL)で
3回抽出した。得られた有機層を、6N塩酸、水、飽和
食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/
1)により精製することによって、標題化合物(2)1
0.2g(収率41.6%)を黄色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 2.34(3H,s) 3.90(3H,s) 6.94(1H,d,J=1Hz) 6.95、(1H,d,J=1Hz) 9.85(1H,s) 10.9(1H,s)
【0093】
【化46】
【0094】(3)7−メトキシ−5−メチル−2−ベ
ンゾフランカルボン酸エチルエステルの合成(反応式は
下記) 上記化合物(2)(9.18g、55.2ミリモル)、
ブロモ酢酸エチル(18.4mL、166ミリモル)お
よび炭酸カリウム(30.5g、221ミリモル)を混
合し、140℃で17時間撹拌した。室温まで冷却した
後、反応混合物に水(200mL)を加え、酢酸エチル
(50mL)で3回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶離液:n−キサン/酢
酸エチル=4/1)により精製することによって、標題
化合物(3)2.63g(収率20.3%)を白色結晶
として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 2.43(3H,s) 3.99(3H,s) 4.42(2H,q,J=7Hz) 6.72(1H,s) 7.02(1H,s) 7.43(1H,s)
ンゾフランカルボン酸エチルエステルの合成(反応式は
下記) 上記化合物(2)(9.18g、55.2ミリモル)、
ブロモ酢酸エチル(18.4mL、166ミリモル)お
よび炭酸カリウム(30.5g、221ミリモル)を混
合し、140℃で17時間撹拌した。室温まで冷却した
後、反応混合物に水(200mL)を加え、酢酸エチル
(50mL)で3回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶離液:n−キサン/酢
酸エチル=4/1)により精製することによって、標題
化合物(3)2.63g(収率20.3%)を白色結晶
として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 2.43(3H,s) 3.99(3H,s) 4.42(2H,q,J=7Hz) 6.72(1H,s) 7.02(1H,s) 7.43(1H,s)
【0095】
【化47】
【0096】(4)5−ブロモメチル−7−メトキシ−
2−ベンゾ[b]フランカルボン酸エチルエステルの合
成(反応式は下記) 上記化合物(3)(2.60g、11.1ミリモル)、
NBS(=N−ブロモスクシンイミド、1.98g、1
1.1ミリモル)、AIBN(=アゾビスイソブチロニ
トリル、0.148g、0.902ミリモル)を四塩化
炭素(100mL)に懸濁し、6時間加熱還流した。室
温まで冷却後、反応混合物中の不溶物を綿栓濾過により
除去し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチ
ル=5/1)により精製することによって、標題化合物
(4)2.40g(収率69.0%)を微黄色結晶性粉
末として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.42(3H,t,J=7Hz) 4.04(3H,s) 4.44(2H,q,J=7Hz) 4.59(2H,s) 6.95(1H,d,J=1Hz) 7.27(1H,d,J=1Hz) 7.47(1H,s)
2−ベンゾ[b]フランカルボン酸エチルエステルの合
成(反応式は下記) 上記化合物(3)(2.60g、11.1ミリモル)、
NBS(=N−ブロモスクシンイミド、1.98g、1
1.1ミリモル)、AIBN(=アゾビスイソブチロニ
トリル、0.148g、0.902ミリモル)を四塩化
炭素(100mL)に懸濁し、6時間加熱還流した。室
温まで冷却後、反応混合物中の不溶物を綿栓濾過により
除去し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶離液:n−ヘキサン/酢酸エチ
ル=5/1)により精製することによって、標題化合物
(4)2.40g(収率69.0%)を微黄色結晶性粉
末として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.42(3H,t,J=7Hz) 4.04(3H,s) 4.44(2H,q,J=7Hz) 4.59(2H,s) 6.95(1H,d,J=1Hz) 7.27(1H,d,J=1Hz) 7.47(1H,s)
【0097】
【化48】
【0098】(5)5−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−7−メトキシ−2−ベンゾ[b]フランカルボン
酸エチルエステルの合成(反応式は下記) イミダゾール(0.519g、7.63ミリモル)を乾
燥DMF(=ジメチルホルムアミド、20mL)に溶解
し、60%水素化ナトリウム(0.305g、7.63
ミリモル)を加え、室温で1時間30分撹拌した。これ
に、上記化合物(4)(2.39g、7.63ミリモ
ル)の乾燥DMF(60mL)溶液を10分間かけて滴
下した。室温で24時間撹拌した後、反応混合物を氷水
(300mL)に注ぎ、酢酸エチル(100mL)で3
回抽出した。抽出した有機層を、水(100mL)で洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下
にて留去した。残渣を冷凍庫中にて結晶化させ、n−ヘ
キサンを加え、結晶を濾取することにより、標題化合物
(5)1.76g(収率76.8%)を白色結晶として
得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 3.97(3H,s) 4.44(2H,q,J=7Hz) 5.19(2H,s) 6.67(1H,d,J=2Hz) 6.92(1H,s) 7.04(1H,d,J=2Hz) 7.11(1H,s) 7.45(1H,s) 7.58(1H,s)
ル)−7−メトキシ−2−ベンゾ[b]フランカルボン
酸エチルエステルの合成(反応式は下記) イミダゾール(0.519g、7.63ミリモル)を乾
燥DMF(=ジメチルホルムアミド、20mL)に溶解
し、60%水素化ナトリウム(0.305g、7.63
ミリモル)を加え、室温で1時間30分撹拌した。これ
に、上記化合物(4)(2.39g、7.63ミリモ
ル)の乾燥DMF(60mL)溶液を10分間かけて滴
下した。室温で24時間撹拌した後、反応混合物を氷水
(300mL)に注ぎ、酢酸エチル(100mL)で3
回抽出した。抽出した有機層を、水(100mL)で洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下
にて留去した。残渣を冷凍庫中にて結晶化させ、n−ヘ
キサンを加え、結晶を濾取することにより、標題化合物
(5)1.76g(収率76.8%)を白色結晶として
得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 3.97(3H,s) 4.44(2H,q,J=7Hz) 5.19(2H,s) 6.67(1H,d,J=2Hz) 6.92(1H,s) 7.04(1H,d,J=2Hz) 7.11(1H,s) 7.45(1H,s) 7.58(1H,s)
【0099】
【化49】
【0100】(6)7−ヒドロキシ−5−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−ベンゾ[b]フランカルボ
ン酸の合成(反応式は下記) 上記化合物(5)(0.073g、純度:96.0%、
0.233ミリモル)をクロロベンゼン(1.5mL)
に加温溶解し、塩化アルミニウム(0.190g、1.
40ミリモル)を加え、30分間加熱還流した。溶媒を
減圧留去したのち、残渣に水を加えて溶解させ、酢酸エ
チルで洗浄した。水層を静置し、析出した結晶を濾取
し、水洗後風乾することによって、標題化合物(6)
0.050g(収率83.1%)を白色結晶性粉末とし
て得た。1 H−NMR(DMSO−d6 ):δ= 5.21(2H,s) 6.75(1H,s) 6.93(1H,s) 7.05(1H,s) 7.18(1H,s) 7.56(1H,s) 7.80(1H,s) 10.4(1H,brs)
ル−1−イルメチル)−2−ベンゾ[b]フランカルボ
ン酸の合成(反応式は下記) 上記化合物(5)(0.073g、純度:96.0%、
0.233ミリモル)をクロロベンゼン(1.5mL)
に加温溶解し、塩化アルミニウム(0.190g、1.
40ミリモル)を加え、30分間加熱還流した。溶媒を
減圧留去したのち、残渣に水を加えて溶解させ、酢酸エ
チルで洗浄した。水層を静置し、析出した結晶を濾取
し、水洗後風乾することによって、標題化合物(6)
0.050g(収率83.1%)を白色結晶性粉末とし
て得た。1 H−NMR(DMSO−d6 ):δ= 5.21(2H,s) 6.75(1H,s) 6.93(1H,s) 7.05(1H,s) 7.18(1H,s) 7.56(1H,s) 7.80(1H,s) 10.4(1H,brs)
【0101】
【化50】
【0102】(7)7−ヒドロキシ−5−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−ベンゾ[b]フランカルボ
ン酸エチルエステルの合成(反応式は下記) 上記化合物(6)(0.047g、0.180ミリモ
ル)をエタノール(1mL)に溶解し、濃硫酸を一滴加
え、4時間加熱還流した。溶媒を減圧留去したのち、残
渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびジクロロメタ
ンを加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去することにより、標題化合物(7)0.01
1g(収率21.3%)を白色結晶性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3 /CD3 0D=10/1):
δ= 1.42(3H,t,J=7Hz) 4.43(2H,q,J=7Hz) 5.15(2H,s) 6.74(1H,d,J=1Hz) 6.94(1H,s) 6.97(1H,d,J=1Hz) 7.04(1H,s) 7.47(1H,s) 7.60(1H,s)
ル−1−イルメチル)−2−ベンゾ[b]フランカルボ
ン酸エチルエステルの合成(反応式は下記) 上記化合物(6)(0.047g、0.180ミリモ
ル)をエタノール(1mL)に溶解し、濃硫酸を一滴加
え、4時間加熱還流した。溶媒を減圧留去したのち、残
渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびジクロロメタ
ンを加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去することにより、標題化合物(7)0.01
1g(収率21.3%)を白色結晶性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3 /CD3 0D=10/1):
δ= 1.42(3H,t,J=7Hz) 4.43(2H,q,J=7Hz) 5.15(2H,s) 6.74(1H,d,J=1Hz) 6.94(1H,s) 6.97(1H,d,J=1Hz) 7.04(1H,s) 7.47(1H,s) 7.60(1H,s)
【0103】
【化51】
【0104】(8)4−(2−キノリニルメチルオキ
シ)ベンジルアルコールの合成(反応式は下記) 窒素雰囲気下、乾燥DMF(80mL)に60%水素化
ナトリウム(11.2g、280ミリモル)を懸濁さ
せ、これに氷冷下4−ヒドロキシベンジルアルコール
(29.0g、234ミリモル)の乾燥DMF(80m
L)溶液を滴下し、40分間撹拌した。別途、2−(ク
ロロメチル)キノリン塩酸塩(50.0g、234ミリ
モル)を水(400mL)およびジクロロメタン(10
0mL)の混合溶媒に加え、氷冷下、炭酸水素ナトリウ
ム(23.8g、283ミリモル)を少量ずつ加え、有
機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去し、2−(クロロメチル)キノリンを得た。こ
れを乾燥DMF(65mL)に溶解させ、氷冷下先の反
応溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応溶液を水
(500mL)に注ぎ、析出した結晶を濾取し、水(4
00mL×3)で洗浄した。得られた結晶を真空乾燥
後、クロロホルム(200mL)に加熱溶解し、溶液が
熱いうちにヘキサン(250mL)を加え、撹拌下、室
温にまで冷却した。析出した結晶を濾取し、クロロホル
ム/ヘキサン=1/1混合溶媒(100mL×3)で洗
浄後、真空乾燥して、34.8g(収率56.0%)の
標題化合物(8)を淡黄色結晶として得た。 融点:136.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.65(1H,brs) 4.61(2H,d,J=5Hz) 5.37(2H,s) 6.98〜7.03(2H,m) 7.26〜7.31(2H,m) 7.51〜7.57(1H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz)
シ)ベンジルアルコールの合成(反応式は下記) 窒素雰囲気下、乾燥DMF(80mL)に60%水素化
ナトリウム(11.2g、280ミリモル)を懸濁さ
せ、これに氷冷下4−ヒドロキシベンジルアルコール
(29.0g、234ミリモル)の乾燥DMF(80m
L)溶液を滴下し、40分間撹拌した。別途、2−(ク
ロロメチル)キノリン塩酸塩(50.0g、234ミリ
モル)を水(400mL)およびジクロロメタン(10
0mL)の混合溶媒に加え、氷冷下、炭酸水素ナトリウ
ム(23.8g、283ミリモル)を少量ずつ加え、有
機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去し、2−(クロロメチル)キノリンを得た。こ
れを乾燥DMF(65mL)に溶解させ、氷冷下先の反
応溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した。反応溶液を水
(500mL)に注ぎ、析出した結晶を濾取し、水(4
00mL×3)で洗浄した。得られた結晶を真空乾燥
後、クロロホルム(200mL)に加熱溶解し、溶液が
熱いうちにヘキサン(250mL)を加え、撹拌下、室
温にまで冷却した。析出した結晶を濾取し、クロロホル
ム/ヘキサン=1/1混合溶媒(100mL×3)で洗
浄後、真空乾燥して、34.8g(収率56.0%)の
標題化合物(8)を淡黄色結晶として得た。 融点:136.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.65(1H,brs) 4.61(2H,d,J=5Hz) 5.37(2H,s) 6.98〜7.03(2H,m) 7.26〜7.31(2H,m) 7.51〜7.57(1H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz)
【0105】
【化52】
【0106】(9)4−(2−キノリニルメチルオキ
シ)ベンジルクロリドの合成(反応式は下記) 上記化合物(8)(34.8g、131ミリモル)を乾
燥クロロホルム(340mL)に懸濁させ、氷冷下、塩
化チオニル(17.2mL、237ミリモル)をゆっく
りと滴下した。塩化チオニルを加えると結晶は溶解し
た。反応溶液を室温で30分間撹拌し、氷冷下、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を、pH7〜8になるまで加
え、有機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去して、36.9g(収率99.2%)の
標題化合物(9)を淡黄色結晶として得た。 融点:103.8℃1 H−NMR(CDCl3 、400MHZ):δ= 4.55(2H,s) 5.39(2H,s) 6.96〜7.03(2H,m) 7.26〜7.33(2H,m) 7.51〜7.58(1H,m) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
シ)ベンジルクロリドの合成(反応式は下記) 上記化合物(8)(34.8g、131ミリモル)を乾
燥クロロホルム(340mL)に懸濁させ、氷冷下、塩
化チオニル(17.2mL、237ミリモル)をゆっく
りと滴下した。塩化チオニルを加えると結晶は溶解し
た。反応溶液を室温で30分間撹拌し、氷冷下、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を、pH7〜8になるまで加
え、有機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去して、36.9g(収率99.2%)の
標題化合物(9)を淡黄色結晶として得た。 融点:103.8℃1 H−NMR(CDCl3 、400MHZ):δ= 4.55(2H,s) 5.39(2H,s) 6.96〜7.03(2H,m) 7.26〜7.33(2H,m) 7.51〜7.58(1H,m) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
【0107】
【化53】
【0108】(10)5−(イミダゾール−1−イルメ
チル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]−ベンゾ[b]フラン−2
−カルボン酸エチルエステル(I−5)の合成(反応式
は下記) 前記化合物(7)(0.010g、0.035ミリモ
ル)の乾燥DMF(2mL)溶液に、氷冷下、60%水
素化ナトリウム(0.0014g、0.035ミリモ
ル)を加え、室温で30分間撹拌した。これに上記化合
物(9)の乾燥DMF(2mL)溶液を滴下し、室温で
3時間撹拌した。さらに2時間加熱還流した後放冷し、
反応混合物を氷水(10mL)に注いだ。析出した結晶
を濾取し、減圧乾燥した後、分取薄層クロマトグラフィ
ー(溶離液:クロロホルム/メタノール=10/1)に
より精製することによって、標題化合物(10)0.0
14g(純度98.3%、収率73.7%)を白色結晶
性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 4.42(2H,q,J=7Hz) 5.13(2H,s) 5.19(2H,s) 5.39(2H,s) 6.70(1H,s) 6.86(1H,s) 7.03(1H,s) 7.09(1H,s) 7.36(1H,d,J=8Hz) 7.44(1H,s) 7.52〜7.57(1H,m) 7.58(1H,s) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.71〜7.76(1H,m) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
チル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]−ベンゾ[b]フラン−2
−カルボン酸エチルエステル(I−5)の合成(反応式
は下記) 前記化合物(7)(0.010g、0.035ミリモ
ル)の乾燥DMF(2mL)溶液に、氷冷下、60%水
素化ナトリウム(0.0014g、0.035ミリモ
ル)を加え、室温で30分間撹拌した。これに上記化合
物(9)の乾燥DMF(2mL)溶液を滴下し、室温で
3時間撹拌した。さらに2時間加熱還流した後放冷し、
反応混合物を氷水(10mL)に注いだ。析出した結晶
を濾取し、減圧乾燥した後、分取薄層クロマトグラフィ
ー(溶離液:クロロホルム/メタノール=10/1)に
より精製することによって、標題化合物(10)0.0
14g(純度98.3%、収率73.7%)を白色結晶
性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 4.42(2H,q,J=7Hz) 5.13(2H,s) 5.19(2H,s) 5.39(2H,s) 6.70(1H,s) 6.86(1H,s) 7.03(1H,s) 7.09(1H,s) 7.36(1H,d,J=8Hz) 7.44(1H,s) 7.52〜7.57(1H,m) 7.58(1H,s) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.71〜7.76(1H,m) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
【0109】
【化54】
【0110】(11)5−(イミダゾール−1−イルメ
チル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸(I−1)の合成(反応式は下記) 上記化合物(10)(0.014g、純度:98.3
%、0.026ミリモル)をエタノール(2mL)とp
−ジオキサン(1mL)混合溶媒に溶解し、0.1N水
酸化ナトリウム水溶液(0.78mL)を加え、室温に
て22時間撹拌した。反応終了を確認後、0.1N塩酸
を加えてpH6に調整し、溶媒を40℃以下で減圧留去
し、乾固した残渣に少量の水を加え、固体を濾取し減圧
乾燥することにより、標題化合物(11)0.009g
(収率70.8%)を白色結晶性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3 /CD3 0D=10/1):
δ= 5.16(2H,s) 5.18(2H,s) 5.38(2H,s) 6.74(1H,s) 6.91(1H,s) 7.02〜7.07(4H,m) 7.36〜7.41(3H,m) 7.58(1H,t,J=8Hz) 7.63(1H,s) 7.70(1H,d,J=8Hz) 7.74〜7.79(1H,m) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3423、1608、159
9、1514、1356、1304、1248、120
9、1138、1113、1092、980、943、
837、787、752
チル)−7−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−
カルボン酸(I−1)の合成(反応式は下記) 上記化合物(10)(0.014g、純度:98.3
%、0.026ミリモル)をエタノール(2mL)とp
−ジオキサン(1mL)混合溶媒に溶解し、0.1N水
酸化ナトリウム水溶液(0.78mL)を加え、室温に
て22時間撹拌した。反応終了を確認後、0.1N塩酸
を加えてpH6に調整し、溶媒を40℃以下で減圧留去
し、乾固した残渣に少量の水を加え、固体を濾取し減圧
乾燥することにより、標題化合物(11)0.009g
(収率70.8%)を白色結晶性粉末として得た。1 H−NMR(CDCl3 /CD3 0D=10/1):
δ= 5.16(2H,s) 5.18(2H,s) 5.38(2H,s) 6.74(1H,s) 6.91(1H,s) 7.02〜7.07(4H,m) 7.36〜7.41(3H,m) 7.58(1H,t,J=8Hz) 7.63(1H,s) 7.70(1H,d,J=8Hz) 7.74〜7.79(1H,m) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3423、1608、159
9、1514、1356、1304、1248、120
9、1138、1113、1092、980、943、
837、787、752
【0111】
【化55】
【0112】[合成例2]5−(イミダゾール−1−イ
ルメチル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2
−カルボン酸(I−2)の合成 (1)3−(2−キノリニルメチルオキシ)ベンジルア
ルコールの合成 窒素雰囲気下、乾燥DMF(8mL)に、60%水素化
ナトリウム(1.12g、28.0ミリモル)を懸濁さ
せ、これに氷冷下3−ヒドロキシベンジルアルコール
(2.90g、23.4ミリモル)の乾燥DMF(8m
L)溶液を滴下して、30分間撹拌した。別途、2−
(クロロメチル)キノリン塩酸塩(5.0g、23.4
ミリモル)を水(40mL)およびジクロロメタン(1
0mL)の混合溶媒に加え、氷冷下で、炭酸水素ナトリ
ウム(2.38g、28.3ミリモル)を少量ずつ加
え、有機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去し、2−(クロロメチル)キノリンを得
た。これを乾燥DMF(6.5mL)に溶解させ、氷冷
下、先の反応溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した後、氷
水(50mL)に注ぎ、クロロホルム(30mL)で抽
出し、水(40mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/
1)で精製して、3.71g(収率59.8%)の標題
化合物(1)を淡黄色結晶として得た。 融点:91.4〜92.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.83(1H,t,J=6Hz) 4.67(2H,d,J=6Hz) 5.38(2H,s) 6.90〜7.00(2H,m) 7.04〜7.10(1H,m) 7.27(1H,t,J=8Hz) 7.50〜7.58(1H,m) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz)
ルメチル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2
−カルボン酸(I−2)の合成 (1)3−(2−キノリニルメチルオキシ)ベンジルア
ルコールの合成 窒素雰囲気下、乾燥DMF(8mL)に、60%水素化
ナトリウム(1.12g、28.0ミリモル)を懸濁さ
せ、これに氷冷下3−ヒドロキシベンジルアルコール
(2.90g、23.4ミリモル)の乾燥DMF(8m
L)溶液を滴下して、30分間撹拌した。別途、2−
(クロロメチル)キノリン塩酸塩(5.0g、23.4
ミリモル)を水(40mL)およびジクロロメタン(1
0mL)の混合溶媒に加え、氷冷下で、炭酸水素ナトリ
ウム(2.38g、28.3ミリモル)を少量ずつ加
え、有機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去し、2−(クロロメチル)キノリンを得
た。これを乾燥DMF(6.5mL)に溶解させ、氷冷
下、先の反応溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した後、氷
水(50mL)に注ぎ、クロロホルム(30mL)で抽
出し、水(40mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/
1)で精製して、3.71g(収率59.8%)の標題
化合物(1)を淡黄色結晶として得た。 融点:91.4〜92.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.83(1H,t,J=6Hz) 4.67(2H,d,J=6Hz) 5.38(2H,s) 6.90〜7.00(2H,m) 7.04〜7.10(1H,m) 7.27(1H,t,J=8Hz) 7.50〜7.58(1H,m) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz)
【0113】(2)3−(2−キノリニルメチルオキ
シ)ベンジルクロリドの合成 上記化合物(1)(1.90g、7.16ミリモル)を
ジクロロメタン(14mL)に溶解し、氷冷下、塩化チ
オニル(0.9mL、12.4ミリモル)をゆっくりと
滴下した。塩化チオニルを加えると結晶が析出したが、
しばらくすると溶解した。反応溶液を室温で30分間撹
拌し、氷冷下、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液をpH7
〜8になるまで加え、有機層を分液した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して、2.04g(純
度99.5%,収率99.9%)の標題化合物(2)を淡
黄色結晶として得た。 融点:54.2〜55.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.54(2H,s) 5.39(2H,s) 6.95〜7.01(2H,m) 7.07〜7.10(1H,m) 7.26(1H,t,J=8Hz) 7.55(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
シ)ベンジルクロリドの合成 上記化合物(1)(1.90g、7.16ミリモル)を
ジクロロメタン(14mL)に溶解し、氷冷下、塩化チ
オニル(0.9mL、12.4ミリモル)をゆっくりと
滴下した。塩化チオニルを加えると結晶が析出したが、
しばらくすると溶解した。反応溶液を室温で30分間撹
拌し、氷冷下、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液をpH7
〜8になるまで加え、有機層を分液した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して、2.04g(純
度99.5%,収率99.9%)の標題化合物(2)を淡
黄色結晶として得た。 融点:54.2〜55.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.54(2H,s) 5.39(2H,s) 6.95〜7.01(2H,m) 7.07〜7.10(1H,m) 7.26(1H,t,J=8Hz) 7.55(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
【0114】(3)5−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸エチルエステルの合成 合成例1で得た化合物(7)(146mg、0.51ミ
リモル)の乾燥DMF(4mL)溶液に、60%水素化
ナトリウム(21mg、0.53ミリモル)を加え、室
温で1時間撹拌した。これに、上記化合物(2)(17
6mg、0.62ミリモル)を加え、室温にて4時間撹
拌した。この反応混合物を氷水(20mL)に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を水、次いで、飽和
食塩水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減
圧下留去して暗褐色油状物420mgを得て、中圧シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタ
ノール=40/1)により精製して、標題化合物(3)
108mgを白色結晶性粉末として得た。(収量:3
9.6%)1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 4.43(2H,q,J=7Hz) 5.08(2H,s) 5.25(2H,s) 5.38(2H,s) 6.66(1H,d,J=1Hz) 6.83(1H,s)、6.9〜7.0(2H,m) 7.04(1H,d,J=8Hz) 7.08(1H,s) 7.14(1H,s) 7.29(1H,dd,J=8Hz,8Hz) 7.43(1H,s) 7.5〜7.6(2H,m) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.72(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,8H
z) 7.81(1H,d,J=8Hz) 8.06(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:1700、1595、158
0、1300、1200
ル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸エチルエステルの合成 合成例1で得た化合物(7)(146mg、0.51ミ
リモル)の乾燥DMF(4mL)溶液に、60%水素化
ナトリウム(21mg、0.53ミリモル)を加え、室
温で1時間撹拌した。これに、上記化合物(2)(17
6mg、0.62ミリモル)を加え、室温にて4時間撹
拌した。この反応混合物を氷水(20mL)に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を水、次いで、飽和
食塩水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減
圧下留去して暗褐色油状物420mgを得て、中圧シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタ
ノール=40/1)により精製して、標題化合物(3)
108mgを白色結晶性粉末として得た。(収量:3
9.6%)1 H−NMR(CDCl3 ):δ= 1.41(3H,t,J=7Hz) 4.43(2H,q,J=7Hz) 5.08(2H,s) 5.25(2H,s) 5.38(2H,s) 6.66(1H,d,J=1Hz) 6.83(1H,s)、6.9〜7.0(2H,m) 7.04(1H,d,J=8Hz) 7.08(1H,s) 7.14(1H,s) 7.29(1H,dd,J=8Hz,8Hz) 7.43(1H,s) 7.5〜7.6(2H,m) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.72(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,8H
z) 7.81(1H,d,J=8Hz) 8.06(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:1700、1595、158
0、1300、1200
【0115】(4)5−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸(I−2)の合成 上記化合物14(107mg, 0.20ミリモル)をエ
タノール(4mL)とp−ジオキサン(2mL)の混合
溶媒に溶解し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液(4m
L)を加え、室温で3時間撹拌した。水(10mL)で
希釈し、クエン酸を加え、pH5に調整した。析出した
結晶を濾取し、水(2mL)で5回洗浄し、減圧乾燥し
て標題化合物(4)88mgを白色結晶性粉末として得
た。(収量:85%) 融点:130〜134℃1 H−NMR(DMSOd6 ):δ= 5.23(2H,s) 5.26(2H,s) 5.38(2H,s) 6.91(1H,s) 7.0〜7.3(6H,m) 7.34(1H,dd,J=8Hz,8Hz) 7.6〜7.7(3H,m) 7.7〜7.8(2H,m) 7.9〜8.0(2H,m) 8.39(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3400、1600、138
0、1320、1265、1210、1145、780
ル)−7−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸(I−2)の合成 上記化合物14(107mg, 0.20ミリモル)をエ
タノール(4mL)とp−ジオキサン(2mL)の混合
溶媒に溶解し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液(4m
L)を加え、室温で3時間撹拌した。水(10mL)で
希釈し、クエン酸を加え、pH5に調整した。析出した
結晶を濾取し、水(2mL)で5回洗浄し、減圧乾燥し
て標題化合物(4)88mgを白色結晶性粉末として得
た。(収量:85%) 融点:130〜134℃1 H−NMR(DMSOd6 ):δ= 5.23(2H,s) 5.26(2H,s) 5.38(2H,s) 6.91(1H,s) 7.0〜7.3(6H,m) 7.34(1H,dd,J=8Hz,8Hz) 7.6〜7.7(3H,m) 7.7〜7.8(2H,m) 7.9〜8.0(2H,m) 8.39(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3400、1600、138
0、1320、1265、1210、1145、780
【0116】[合成例3]5−(イミダゾール−1−イ
ルメチル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2
−カルボン酸(I−3)の合成 (1)2−(2−キノリニルメチルオキシ)ベンジルア
ルコールの合成 窒素雰囲気下で、乾燥DMF(8mL)に60%水素化
ナトリウム(1.00g、25.0ミリモル)を懸濁さ
せ、これに氷冷下、2−ヒドロキシベンジルアルコール
(2.80g、22.6ミリモル)の乾燥DMF(8m
L)溶液を滴下し、30分間撹拌した。別途、2−(ク
ロロメチル)キノリン塩酸塩(5.0g、23.4ミリ
モル)を水(40mL)及びジクロロメタン(10m
L)の混合溶媒に加え、氷冷下、炭酸水素ナトリウム
(2.38g、28.3ミリモル)を少量ずつ加え、有
機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去し、2−(クロロメチル)キノリンを得た。こ
れを乾燥DMF(8mL)に溶解させ、氷冷下、先の反
応溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した後、氷水(100
mL)に注ぎ、クロロホルム(80mL)で抽出し、水
(40mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精
製した後、クロロホルム(5mL)に溶解した。この溶
液にヘキサン(13mL)を加え、析出した結晶を濾取
し、真空乾燥して4.15g(収率:69.0%)の標
題化合物(1)を白色結晶として得た。 融点:101.4〜102.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.06(1H,brs) 4.83(2H,s) 5.47(2H,s) 6.94〜7.01(2H,m) 7.21〜7.27(1H,m) 7.33(1H,dd,J=1Hz,7Hz) 7.53(1H,d,J=7Hz) 7.55(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.73(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz)
ルメチル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2
−カルボン酸(I−3)の合成 (1)2−(2−キノリニルメチルオキシ)ベンジルア
ルコールの合成 窒素雰囲気下で、乾燥DMF(8mL)に60%水素化
ナトリウム(1.00g、25.0ミリモル)を懸濁さ
せ、これに氷冷下、2−ヒドロキシベンジルアルコール
(2.80g、22.6ミリモル)の乾燥DMF(8m
L)溶液を滴下し、30分間撹拌した。別途、2−(ク
ロロメチル)キノリン塩酸塩(5.0g、23.4ミリ
モル)を水(40mL)及びジクロロメタン(10m
L)の混合溶媒に加え、氷冷下、炭酸水素ナトリウム
(2.38g、28.3ミリモル)を少量ずつ加え、有
機層を分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去し、2−(クロロメチル)キノリンを得た。こ
れを乾燥DMF(8mL)に溶解させ、氷冷下、先の反
応溶液に滴下し、室温で一晩撹拌した後、氷水(100
mL)に注ぎ、クロロホルム(80mL)で抽出し、水
(40mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精
製した後、クロロホルム(5mL)に溶解した。この溶
液にヘキサン(13mL)を加え、析出した結晶を濾取
し、真空乾燥して4.15g(収率:69.0%)の標
題化合物(1)を白色結晶として得た。 融点:101.4〜102.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.06(1H,brs) 4.83(2H,s) 5.47(2H,s) 6.94〜7.01(2H,m) 7.21〜7.27(1H,m) 7.33(1H,dd,J=1Hz,7Hz) 7.53(1H,d,J=7Hz) 7.55(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.73(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz)
【0117】(2)2−(2−キノリニルメチルオキ
シ)ベンジルクロリドの合成 上記化合物(1)(1.00g、3.77ミリモル)を
ジクロロメタン(7mL)に溶解し、氷冷下、塩化チオ
ニル(0.47mL,6.47ミリモル)をゆっくりと
滴下した。塩化チオニルを加えると結晶が析出した。反
応溶液を室温で1時間撹拌し、氷冷下、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液をpH7〜8になるまで加え、有機層を
分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留
去し、残渣をヘキサン(10mL)に懸濁した。結晶を
濾取し、真空乾燥して、0.98g(収率:91.5
%)の標題化合物(2)を白色結晶として得た。 融点:108.2〜109.2℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.79(2H,s) 5.46(2H,s) 6.94〜7.00(2H,m) 7.27(1H,J=1Hz,8Hz) 7.40(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.56(1H,t,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.77(1H,t,J=8Hz) 7.84(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz)
シ)ベンジルクロリドの合成 上記化合物(1)(1.00g、3.77ミリモル)を
ジクロロメタン(7mL)に溶解し、氷冷下、塩化チオ
ニル(0.47mL,6.47ミリモル)をゆっくりと
滴下した。塩化チオニルを加えると結晶が析出した。反
応溶液を室温で1時間撹拌し、氷冷下、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液をpH7〜8になるまで加え、有機層を
分液した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留
去し、残渣をヘキサン(10mL)に懸濁した。結晶を
濾取し、真空乾燥して、0.98g(収率:91.5
%)の標題化合物(2)を白色結晶として得た。 融点:108.2〜109.2℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.79(2H,s) 5.46(2H,s) 6.94〜7.00(2H,m) 7.27(1H,J=1Hz,8Hz) 7.40(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.56(1H,t,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.77(1H,t,J=8Hz) 7.84(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz)
【0118】(3)5−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸エチルエステルの合成 合成例1で得られた化合物(7)(286mg、1.0
0ミリモル)の乾燥DMF(4mL)溶液に、60%水
素化ナトリウム(40mg、1.0ミリモル)を加え、
室温で30分間撹拌した。これに、上記化合物17(3
41mg、1.20ミリモル)を加え、室温で3時間撹
拌した。この反応混合物を氷水(20mL)に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を水、次いで、飽和
食塩水で洗い、硫酸ナトリウム上乾燥した。溶媒を減圧
下留去して、白色結晶886mgを得て、アセトン、次
いでヘキサンで洗浄して、標題化合物(3)290mg
を白色結晶性粉末として得た。(二次晶:75mg、収
量:68.4%) 融点:145〜146℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.40(3H,t,J=7Hz) 4.42(2H,q,J=7Hz) 5.10(2H,s) 5.44(4H,s) 6.82(1H,d,J=1Hz) 6.84(1H,s) 6.9〜7.0(3H,m) 7.06(1H,s) 7.27(1H,m) 7.44(1H,s) 7.5〜7.6(3H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,8H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.06(1H,d,J=8Hz) 8.15(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:1710、1600、158
0、1490、1350、1310、1255、120
0、755
ル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸エチルエステルの合成 合成例1で得られた化合物(7)(286mg、1.0
0ミリモル)の乾燥DMF(4mL)溶液に、60%水
素化ナトリウム(40mg、1.0ミリモル)を加え、
室温で30分間撹拌した。これに、上記化合物17(3
41mg、1.20ミリモル)を加え、室温で3時間撹
拌した。この反応混合物を氷水(20mL)に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を水、次いで、飽和
食塩水で洗い、硫酸ナトリウム上乾燥した。溶媒を減圧
下留去して、白色結晶886mgを得て、アセトン、次
いでヘキサンで洗浄して、標題化合物(3)290mg
を白色結晶性粉末として得た。(二次晶:75mg、収
量:68.4%) 融点:145〜146℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.40(3H,t,J=7Hz) 4.42(2H,q,J=7Hz) 5.10(2H,s) 5.44(4H,s) 6.82(1H,d,J=1Hz) 6.84(1H,s) 6.9〜7.0(3H,m) 7.06(1H,s) 7.27(1H,m) 7.44(1H,s) 7.5〜7.6(3H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,8H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.06(1H,d,J=8Hz) 8.15(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:1710、1600、158
0、1490、1350、1310、1255、120
0、755
【0119】(4)5−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸(I−3)の合成 上記化合物(3)(267mg、0.50ミリモル)を
エタノール(10mL)とp−ジオキサン(5mL)の
混合溶媒に溶解し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液
(10mL)を加え、室温で4時間撹拌した。水(25
mL)で希釈し、クエン酸を加えpH5にした。析出結
晶を濾取し、水(5mL)で4回洗浄し、減圧乾燥し
て、標題化合物(4)232mgを白色結晶性粉末とし
て得た。(収量:91.8%) 融点:215〜217℃(分解)1 H−NMR(DMSO−d6 ,400MHz):δ= 5.25(2H,s) 5.39(2H,s) 5.46(2H,s) 6.91(1H,s) 7.00(1H,dd,J=7Hz,7Hz) 7.14(1H,d,J=8Hz) 7.2〜7.4(4H,m) 7.5〜7.6(3H,m) 7.66(1H,d,J=9Hz) 7.76(1H,m) 7.82(1H,s) 7.92(1H,d,J=8Hz) 7.99(1H,d,J=8Hz) 8.29(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3400、1600、149
0、1370、1350、1320、1250、120
0、1140、745
ル)−7−[2−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
フェニルメチルオキシ]ベンゾ[b]フラン−2−カル
ボン酸(I−3)の合成 上記化合物(3)(267mg、0.50ミリモル)を
エタノール(10mL)とp−ジオキサン(5mL)の
混合溶媒に溶解し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液
(10mL)を加え、室温で4時間撹拌した。水(25
mL)で希釈し、クエン酸を加えpH5にした。析出結
晶を濾取し、水(5mL)で4回洗浄し、減圧乾燥し
て、標題化合物(4)232mgを白色結晶性粉末とし
て得た。(収量:91.8%) 融点:215〜217℃(分解)1 H−NMR(DMSO−d6 ,400MHz):δ= 5.25(2H,s) 5.39(2H,s) 5.46(2H,s) 6.91(1H,s) 7.00(1H,dd,J=7Hz,7Hz) 7.14(1H,d,J=8Hz) 7.2〜7.4(4H,m) 7.5〜7.6(3H,m) 7.66(1H,d,J=9Hz) 7.76(1H,m) 7.82(1H,s) 7.92(1H,d,J=8Hz) 7.99(1H,d,J=8Hz) 8.29(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3400、1600、149
0、1370、1350、1320、1250、120
0、1140、745
【0120】[合成例4]トランス−3−[4−(イミ
ダゾール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−
2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸(II−1)の合成 (1)7−ブロモメチルクマリンの合成 7−メチルクマリン(5.00g、31.2ミリモル)
とN−ブロモスクシンイミド(5.56g、31.2ミ
リモル)とを四塩化炭素(100mL)に懸濁し、50
0Wタングステンランプ照射下で2時間30分攪拌し
た。室温まで冷却後、結晶を濾取し、四塩化炭素(20
mL)で洗浄した。この結晶をクロロホルム(250m
L)および水(150mL)の混合溶媒に懸濁し、不溶
物を濾過により除去後、有機層を分液した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して6.05g(収
率:81.1%)の標題化合物(1)を微黄色結晶とし
て得た。 融点:176.0〜178.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.52(2H,s) 6.43(1H,d,J=10Hz) 7.31(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.35(1H,s) 7.46(1H,d,J=8Hz) 7.69(1H,d,J=10Hz)
ダゾール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−
2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸(II−1)の合成 (1)7−ブロモメチルクマリンの合成 7−メチルクマリン(5.00g、31.2ミリモル)
とN−ブロモスクシンイミド(5.56g、31.2ミ
リモル)とを四塩化炭素(100mL)に懸濁し、50
0Wタングステンランプ照射下で2時間30分攪拌し
た。室温まで冷却後、結晶を濾取し、四塩化炭素(20
mL)で洗浄した。この結晶をクロロホルム(250m
L)および水(150mL)の混合溶媒に懸濁し、不溶
物を濾過により除去後、有機層を分液した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して6.05g(収
率:81.1%)の標題化合物(1)を微黄色結晶とし
て得た。 融点:176.0〜178.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.52(2H,s) 6.43(1H,d,J=10Hz) 7.31(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.35(1H,s) 7.46(1H,d,J=8Hz) 7.69(1H,d,J=10Hz)
【0121】(2)7−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)クマリンの合成 イミダゾール(1.71g、25.1ミリモル)を乾燥
DMF(8.5mL)に溶解させ、氷冷下で、60%水
素化ナトリウム(1.01g、25.3ミリモル)を加
え、室温で30分攪拌した。反応液を氷冷し、上記化合
物(1)(6.00g、25.1ミリモル)の乾燥DM
F(100mL)溶液を滴下後、室温で19時間攪拌し
た。反応溶液を氷水(300mL)に注ぎ、1規定塩酸
水溶液をpH8になるまで加え、析出した結晶を濾取し
た。水(100mL)で洗浄後、真空乾燥して4.38
g(純度:92.8%、収率:71.7%)の標題化合
物(2)を白褐色結晶として得た。 融点:133℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 5.21(2H,s) 6.44(1H,d,J=9Hz) 6.92(1H,d,J=1Hz) 7.01(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.10〜7.16(2H,m) 7.47(1H,d,J=8Hz) 7.58(1H,s) 7.68(1H,d,J=9Hz)
ル)クマリンの合成 イミダゾール(1.71g、25.1ミリモル)を乾燥
DMF(8.5mL)に溶解させ、氷冷下で、60%水
素化ナトリウム(1.01g、25.3ミリモル)を加
え、室温で30分攪拌した。反応液を氷冷し、上記化合
物(1)(6.00g、25.1ミリモル)の乾燥DM
F(100mL)溶液を滴下後、室温で19時間攪拌し
た。反応溶液を氷水(300mL)に注ぎ、1規定塩酸
水溶液をpH8になるまで加え、析出した結晶を濾取し
た。水(100mL)で洗浄後、真空乾燥して4.38
g(純度:92.8%、収率:71.7%)の標題化合
物(2)を白褐色結晶として得た。 融点:133℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 5.21(2H,s) 6.44(1H,d,J=9Hz) 6.92(1H,d,J=1Hz) 7.01(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.10〜7.16(2H,m) 7.47(1H,d,J=8Hz) 7.58(1H,s) 7.68(1H,d,J=9Hz)
【0122】(3)トランス−3−[4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−ヒドロキシフェニル]プロ
ペン酸エチルエステルの合成 金属ナトリウム(0.19g、8.26ミリモル)を乾
燥エタノール(4mL)に溶解し、上記化合物(2)
(1.00g、純度:92.8%、4.10ミリモル)
を加え、2時間加熱還流した。反応溶液を氷冷し、冷や
した2N−塩酸水溶液(6mL)に注ぎ、1規定水酸化
ナトリウム水溶液をpH7になるまで加えた。酢酸エチ
ル(30mL×3)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/クロロ
ホルム=1/20)により精製して0.60g(収率5
3.7%)の標題化合物(3)を淡黄色結晶として得
た。 融点:162.0〜163.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.34(3H,t,J=7Hz) 4.25(2H,q,J=7Hz) 5.11(2H,s) 6.33(1H,d,J=9Hz) 6.68(1H,d,J=16Hz) 6.75(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 6.91(1H,t,J=1Hz) 7.01(1H,t,J=1Hz) 7.45(1H,d,J=8Hz) 7.51(1H,s) 7.98(1H,d,J=16Hz)
ル−1−イルメチル)−2−ヒドロキシフェニル]プロ
ペン酸エチルエステルの合成 金属ナトリウム(0.19g、8.26ミリモル)を乾
燥エタノール(4mL)に溶解し、上記化合物(2)
(1.00g、純度:92.8%、4.10ミリモル)
を加え、2時間加熱還流した。反応溶液を氷冷し、冷や
した2N−塩酸水溶液(6mL)に注ぎ、1規定水酸化
ナトリウム水溶液をpH7になるまで加えた。酢酸エチ
ル(30mL×3)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/クロロ
ホルム=1/20)により精製して0.60g(収率5
3.7%)の標題化合物(3)を淡黄色結晶として得
た。 融点:162.0〜163.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.34(3H,t,J=7Hz) 4.25(2H,q,J=7Hz) 5.11(2H,s) 6.33(1H,d,J=9Hz) 6.68(1H,d,J=16Hz) 6.75(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 6.91(1H,t,J=1Hz) 7.01(1H,t,J=1Hz) 7.45(1H,d,J=8Hz) 7.51(1H,s) 7.98(1H,d,J=16Hz)
【0123】(4)トランス−3−[4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸エチルエステルの合成 上記化合物(3)(0.50g、1.84ミリモル)を
乾燥DMF(3mL)に溶解し、氷冷下、60%水素化
ナトリウム(74mg、1.85ミリモル)を加え、3
0分攪拌後、合成例2で合成した化合物(2)(0.5
2g、1.83ミリモル)の乾燥DMF(4mL)を滴
下した。室温で13時間攪拌後、反応溶液を氷水(70
mL)に注ぎ、適宜セライト濾過しながらクロロホルム
(30mL×3)で抽出し、水(70mL)で洗浄し
た。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を
減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=3/2
00)により精製して、0.87g(純度:97.9
%、収率:89.6%)の標題化合物(4)を淡黄色結
晶として得た。 融点:104.4〜106.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.30(3H,t,J=7Hz) 4.24(2H,q,J=7Hz) 5.02(2H,s) 5.06(2H,s) 5.38(2H,s) 6.51(1H,d,J=16Hz) 6.59(1H,d,J=9Hz) 6.71(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 6.81(1H,t,J=1Hz) 6.92〜7.01(2H,m) 7.02〜7.07(1H,m) 7.09(1H,s) 7.29(1H,t,J=8Hz) 7.45(1H,d,J=8Hz) 7.49(1H,s) 7.50〜7.57(1H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.68〜7.76(1H,m) 7.81(1H,d,J=8Hz) 7.99(1H,d,J=16Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz)
ル−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸エチルエステルの合成 上記化合物(3)(0.50g、1.84ミリモル)を
乾燥DMF(3mL)に溶解し、氷冷下、60%水素化
ナトリウム(74mg、1.85ミリモル)を加え、3
0分攪拌後、合成例2で合成した化合物(2)(0.5
2g、1.83ミリモル)の乾燥DMF(4mL)を滴
下した。室温で13時間攪拌後、反応溶液を氷水(70
mL)に注ぎ、適宜セライト濾過しながらクロロホルム
(30mL×3)で抽出し、水(70mL)で洗浄し
た。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を
減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=3/2
00)により精製して、0.87g(純度:97.9
%、収率:89.6%)の標題化合物(4)を淡黄色結
晶として得た。 融点:104.4〜106.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.30(3H,t,J=7Hz) 4.24(2H,q,J=7Hz) 5.02(2H,s) 5.06(2H,s) 5.38(2H,s) 6.51(1H,d,J=16Hz) 6.59(1H,d,J=9Hz) 6.71(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 6.81(1H,t,J=1Hz) 6.92〜7.01(2H,m) 7.02〜7.07(1H,m) 7.09(1H,s) 7.29(1H,t,J=8Hz) 7.45(1H,d,J=8Hz) 7.49(1H,s) 7.50〜7.57(1H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.68〜7.76(1H,m) 7.81(1H,d,J=8Hz) 7.99(1H,d,J=16Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz)
【0124】(5)トランス−3−[4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸(II−1)の合成 上記化合物(4)(0.30g、純度:97.9%、
0.57ミリモル)をエタノールに溶解し、室温で1規
定水酸化ナトリウム水溶液(1.0mL)を加えて1時
間30分攪拌後、さらに1規定水酸化ナトリウム水溶液
(0.43mL)を加え、13時間30分攪拌した。3
0℃でエタノールを減圧留去し、残渣に水(4mL)を
加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH7になるまで加
えた。水を真空で減圧留去後、残渣をクロロホルム(3
0mL)に懸濁し、不溶物を濾過により除去した。不溶
物をクロロホルムで洗浄し、洗浄液と濾液を合わせ、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残
渣にエタノール(5mL)を加え、エタノールを真空で
減圧留去して0.29g(純度:95.2%、収率:9
8.5%)の標題化合物(5)を淡黄色アモルファス体
として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.93(2H,s) 4.96(2H,s) 5.36(2H,s) 6.48(1H,d,J=16Hz) 6.52(1H,d) 6.60(1H,d,J=7Hz) 6.79(1H,s) 6.84(1H,d,J=7Hz) 6.92(1H,d,J=7Hz) 7.08(1H,s) 7.15〜7.24(2H,m) 7.37(1H,d,J=8Hz) 7.43〜7.50(1H,m) 7.51(1H,s) 7.60〜7.70(2H,m) 7.73(1H,d,J=8Hz) 7.96〜8.19(3H,m) IR(KBr)cm-1:3398、3059、163
0、1608、1601、1506、1429、138
1、1265、1157、1032、827、744
ル−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸(II−1)の合成 上記化合物(4)(0.30g、純度:97.9%、
0.57ミリモル)をエタノールに溶解し、室温で1規
定水酸化ナトリウム水溶液(1.0mL)を加えて1時
間30分攪拌後、さらに1規定水酸化ナトリウム水溶液
(0.43mL)を加え、13時間30分攪拌した。3
0℃でエタノールを減圧留去し、残渣に水(4mL)を
加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH7になるまで加
えた。水を真空で減圧留去後、残渣をクロロホルム(3
0mL)に懸濁し、不溶物を濾過により除去した。不溶
物をクロロホルムで洗浄し、洗浄液と濾液を合わせ、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残
渣にエタノール(5mL)を加え、エタノールを真空で
減圧留去して0.29g(純度:95.2%、収率:9
8.5%)の標題化合物(5)を淡黄色アモルファス体
として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.93(2H,s) 4.96(2H,s) 5.36(2H,s) 6.48(1H,d,J=16Hz) 6.52(1H,d) 6.60(1H,d,J=7Hz) 6.79(1H,s) 6.84(1H,d,J=7Hz) 6.92(1H,d,J=7Hz) 7.08(1H,s) 7.15〜7.24(2H,m) 7.37(1H,d,J=8Hz) 7.43〜7.50(1H,m) 7.51(1H,s) 7.60〜7.70(2H,m) 7.73(1H,d,J=8Hz) 7.96〜8.19(3H,m) IR(KBr)cm-1:3398、3059、163
0、1608、1601、1506、1429、138
1、1265、1157、1032、827、744
【0125】[合成例5]シス−3−[4−(イミダゾ
ール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]
プロペン酸(II−2)の合成 合成例4で合成した化合物(2)(0.25g、純度:
92.8%、1.03ミリモル)をエタノール(5m
L)に懸濁し、水酸化ナトリウム(0.20g、5.0
0ミリモル)の水(0.3mL)溶液を加えて、8時間
加熱還流した。室温まで冷却し、合成例2で合成した化
合物(2)(0.88g、3.10ミリモル)を加え、
室温で13時間攪拌した後、エタノールを減圧留去し
た。残渣に水(10mL)を加え、酢酸エチル(5m
L)で洗浄後、1規定塩酸水溶液をpH7になるまで加
えた。クロロホルム(10mL)で抽出し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノ
ール/クロロホルム=1/10)により精製した後、ク
ロロホルム(0.2mL)に懸濁し、エタノール/ヘキ
サン=1/2混合溶媒(0.6mL)を加え、結晶を濾
取した。得られた結晶をエーテル/ヘキサン=1/1混
合溶媒(0.8mL/1.2mL)で洗浄し、真空乾燥
して94mg(収率:18.6%)の標題化合物を白色
結晶として得た。 融点:173.0〜174.4℃1 H−NMR(CD3 0D/CDCl3 =1/10,4
00MHz):δ= 5.01(2H,s) 5.05(2H,s) 5.38(2H,s) 5.99(1H,d,J=12Hz) 6.24(1H,d) 6.70(1H,d,J=8Hz) 6.86〜6.87(1H,s) 6.96(1H,d,J=8Hz) 7.00(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.02(1H,s) 7.07〜7.14(2H,m) 7.10(1H,d,J=12Hz) 7.30(1H,t,J=8Hz) 7.51(1H,d,J=8Hz) 7.52(1H,s) 7.55〜7.60(1H,m) 7.70(1H,d,J=9Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.85(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=9Hz) 8.24(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3433、3116、163
3、1595、1506、1504、1429、142
3、1275、1219、1211、1161、111
1、1093、1063、837、822、783
ール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]
プロペン酸(II−2)の合成 合成例4で合成した化合物(2)(0.25g、純度:
92.8%、1.03ミリモル)をエタノール(5m
L)に懸濁し、水酸化ナトリウム(0.20g、5.0
0ミリモル)の水(0.3mL)溶液を加えて、8時間
加熱還流した。室温まで冷却し、合成例2で合成した化
合物(2)(0.88g、3.10ミリモル)を加え、
室温で13時間攪拌した後、エタノールを減圧留去し
た。残渣に水(10mL)を加え、酢酸エチル(5m
L)で洗浄後、1規定塩酸水溶液をpH7になるまで加
えた。クロロホルム(10mL)で抽出し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノ
ール/クロロホルム=1/10)により精製した後、ク
ロロホルム(0.2mL)に懸濁し、エタノール/ヘキ
サン=1/2混合溶媒(0.6mL)を加え、結晶を濾
取した。得られた結晶をエーテル/ヘキサン=1/1混
合溶媒(0.8mL/1.2mL)で洗浄し、真空乾燥
して94mg(収率:18.6%)の標題化合物を白色
結晶として得た。 融点:173.0〜174.4℃1 H−NMR(CD3 0D/CDCl3 =1/10,4
00MHz):δ= 5.01(2H,s) 5.05(2H,s) 5.38(2H,s) 5.99(1H,d,J=12Hz) 6.24(1H,d) 6.70(1H,d,J=8Hz) 6.86〜6.87(1H,s) 6.96(1H,d,J=8Hz) 7.00(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.02(1H,s) 7.07〜7.14(2H,m) 7.10(1H,d,J=12Hz) 7.30(1H,t,J=8Hz) 7.51(1H,d,J=8Hz) 7.52(1H,s) 7.55〜7.60(1H,m) 7.70(1H,d,J=9Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.85(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=9Hz) 8.24(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3433、3116、163
3、1595、1506、1504、1429、142
3、1275、1219、1211、1161、111
1、1093、1063、837、822、783
【0126】[合成例6]トランス−3−[4−(イミ
ダゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−
2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸(II−3)の合成 (1)トランス−3−[4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プロペン酸エチ
ルエステルの合成 合成例4で合成した化合物(3)(100mg、0.3
7ミリモル)を乾燥DMF(1mL)に溶解し、氷冷
下、60%水素化ナトリウム(15mg、0.38ミリ
モル)を加え、30分攪拌後、合成例1で合成した化合
物(9)(105mg、1.83ミリモル)の乾燥DM
F(4mL)を滴下した。室温で21時間20分攪拌
後、反応溶液を氷水(14mL)に注ぎ、適宜セライト
濾過しながらクロロホルム(8mL×3)で抽出し、水
(10mL×2)で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/クロロホ
ルム=1/100)により精製して、180mg(収
率:94.6%)の標題化合物(1)を淡黄色結晶とし
て得た。 融点:107.0〜108.2℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.30(3H,t,J=7Hz) 4.23(2H,q,J=7Hz) 5.00(2H,s) 5.07(2H,s) 5.40(2H,s) 6.49(1H,d,J=16Hz) 6.62(1H,s) 6.74(1H,d,J=8Hz) 6.81〜6.85(1H,m) 7.01〜7.06(2H,m) 7.09〜7.12(1H,m) 7.26〜7.31(2H,m) 7.49(1H,d,J=8Hz) 7.52(1H,s) 7.55(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.97(1H,d,J=16Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz)
ダゾール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−
2−イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニ
ル]プロペン酸(II−3)の合成 (1)トランス−3−[4−(イミダゾール−1−イル
メチル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プロペン酸エチ
ルエステルの合成 合成例4で合成した化合物(3)(100mg、0.3
7ミリモル)を乾燥DMF(1mL)に溶解し、氷冷
下、60%水素化ナトリウム(15mg、0.38ミリ
モル)を加え、30分攪拌後、合成例1で合成した化合
物(9)(105mg、1.83ミリモル)の乾燥DM
F(4mL)を滴下した。室温で21時間20分攪拌
後、反応溶液を氷水(14mL)に注ぎ、適宜セライト
濾過しながらクロロホルム(8mL×3)で抽出し、水
(10mL×2)で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/クロロホ
ルム=1/100)により精製して、180mg(収
率:94.6%)の標題化合物(1)を淡黄色結晶とし
て得た。 融点:107.0〜108.2℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.30(3H,t,J=7Hz) 4.23(2H,q,J=7Hz) 5.00(2H,s) 5.07(2H,s) 5.40(2H,s) 6.49(1H,d,J=16Hz) 6.62(1H,s) 6.74(1H,d,J=8Hz) 6.81〜6.85(1H,m) 7.01〜7.06(2H,m) 7.09〜7.12(1H,m) 7.26〜7.31(2H,m) 7.49(1H,d,J=8Hz) 7.52(1H,s) 7.55(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.74(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.97(1H,d,J=16Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz)
【0127】(2)トランス−3−[4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸(II−3)の合成 上記化合物(1)(100mg、0.19ミリモル)を
エタノール(1mL)に溶解し、室温で1規定水酸化ナ
トリウム水溶液(0.48mL)を加え、15時間攪拌
した。30℃でエタノールを減圧留去し、残渣に水(2
mL)を加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH7にな
るまで加えた。析出した結晶を濾取し、水(10mL)
で洗浄後、真空乾燥して74mg(収率:78.9%)
の標題化合物(2)を白色結晶として得た。 融点:78.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 5.01(2H,s) 5.09(2H,s) 5.38(2H,s) 6.50(1H,d,J=16Hz) 6.67(1H,s) 6.75(1H,d,J=7Hz) 6.87(1H,s) 7.01〜7.06(3H,m) 7.31(2H,d,J=8Hz) 7.52(1H,d,J=8Hz) 7.55(1H,s) 7.55〜7.60(1H,m) 7.70(1H,d,J=8Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.86(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.89(1H,d,J=16Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,d,J=8Hz,m) IR(KBr)cm-1:3398、3064、292
4、1697、1610、1512、1429、138
3、1315、1292、1246、1244、117
4、1111、1011、823
ル−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−イ
ルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]プ
ロペン酸(II−3)の合成 上記化合物(1)(100mg、0.19ミリモル)を
エタノール(1mL)に溶解し、室温で1規定水酸化ナ
トリウム水溶液(0.48mL)を加え、15時間攪拌
した。30℃でエタノールを減圧留去し、残渣に水(2
mL)を加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH7にな
るまで加えた。析出した結晶を濾取し、水(10mL)
で洗浄後、真空乾燥して74mg(収率:78.9%)
の標題化合物(2)を白色結晶として得た。 融点:78.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 5.01(2H,s) 5.09(2H,s) 5.38(2H,s) 6.50(1H,d,J=16Hz) 6.67(1H,s) 6.75(1H,d,J=7Hz) 6.87(1H,s) 7.01〜7.06(3H,m) 7.31(2H,d,J=8Hz) 7.52(1H,d,J=8Hz) 7.55(1H,s) 7.55〜7.60(1H,m) 7.70(1H,d,J=8Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.86(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.89(1H,d,J=16Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,d,J=8Hz,m) IR(KBr)cm-1:3398、3064、292
4、1697、1610、1512、1429、138
3、1315、1292、1246、1244、117
4、1111、1011、823
【0128】[合成例7]シス−3−[4−(イミダゾ
ール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]
プロペン酸(II−4)の合成 合成例4で合成した化合物(2)(250mg、純度:
92.8%、1.03ミリモル)をエタノール(5m
L)に懸濁し、水酸化ナトリウム(100mg、5.0
0ミリモル)の水(0.3mL)溶液を加え、8時間加
熱還流した。室温まで冷却し、これに合成例1で合成し
た化合物(9)(880mg、3.10ミリモル)を加
え、室温で13時間攪拌後、エタノールを減圧留去し
た。残渣に水(10mL)を加え、酢酸エチル(5mL
×2)で洗浄後、1規定塩酸水溶液をpH7になるまで
加えた。クロロホルム(10mL)で抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタ
ノール/クロロホルム=1/10)により精製した後、
クロロホルム/エタノール=1/4(0.5mL)に懸
濁し、ヘキサン(0.2mL)を加えて、結晶を濾取し
た。得られた結晶をエタノール(1mL)で洗浄し、真
空乾燥して94mg(純度99.1%、収率:18.4
%)の標題化合物を淡黄色結晶として得た。 融点:188.0〜191.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.95(2H,s) 5.09(2H,s) 5.38(2H,s) 5.97(1H,d,J=12Hz) 6.67(1H,s) 6.72(1H,d,J=8Hz) 6.90(1H,s) 7.01〜7.06(3H,m) 7.14(1H,d,J=12Hz) 7.27〜7.32(2H,m) 7.54〜7.61(3H,m) 7.70(1H,d,J=8Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=9Hz) 8.24(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3433、1691、161
0、1514、1454、1429、1377、127
5、1244、1227、1201、1174、115
3、1107、1065、1024、823、820、
748
ール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)フェニルメチルオキシ]フェニル]
プロペン酸(II−4)の合成 合成例4で合成した化合物(2)(250mg、純度:
92.8%、1.03ミリモル)をエタノール(5m
L)に懸濁し、水酸化ナトリウム(100mg、5.0
0ミリモル)の水(0.3mL)溶液を加え、8時間加
熱還流した。室温まで冷却し、これに合成例1で合成し
た化合物(9)(880mg、3.10ミリモル)を加
え、室温で13時間攪拌後、エタノールを減圧留去し
た。残渣に水(10mL)を加え、酢酸エチル(5mL
×2)で洗浄後、1規定塩酸水溶液をpH7になるまで
加えた。クロロホルム(10mL)で抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタ
ノール/クロロホルム=1/10)により精製した後、
クロロホルム/エタノール=1/4(0.5mL)に懸
濁し、ヘキサン(0.2mL)を加えて、結晶を濾取し
た。得られた結晶をエタノール(1mL)で洗浄し、真
空乾燥して94mg(純度99.1%、収率:18.4
%)の標題化合物を淡黄色結晶として得た。 融点:188.0〜191.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.95(2H,s) 5.09(2H,s) 5.38(2H,s) 5.97(1H,d,J=12Hz) 6.67(1H,s) 6.72(1H,d,J=8Hz) 6.90(1H,s) 7.01〜7.06(3H,m) 7.14(1H,d,J=12Hz) 7.27〜7.32(2H,m) 7.54〜7.61(3H,m) 7.70(1H,d,J=8Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=9Hz) 8.24(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:3433、1691、161
0、1514、1454、1429、1377、127
5、1244、1227、1201、1174、115
3、1107、1065、1024、823、820、
748
【0129】[合成例8]4−(イミダゾール−1−イ
ルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)ベンジルオキシ]安息香酸(III−1)の合成 (1)2−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸メチルエス
テルの合成 2−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸(20.0g、1
31ミリモル)をメタノール(130mL)に溶解し、
氷冷下にて、塩酸ガスを30分間吹き込んだ。反応溶液
を16時間加熱還流し、室温まで冷却した後、40℃以
下で溶媒を減圧留去した。残渣をクロロホルム(50m
L)に溶解し、氷冷下、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
を水層がpH8になるまで加え、有機層を分液後、飽和
食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去して20.6g(収率:94.7%)の標題
化合物(1)を淡褐色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 2.34(3H,s) 3.93(3H,s) 6.69(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 6.79(1H,s) 7.11(1H,d,J=8Hz) 10.7(1H,s)
ルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)ベンジルオキシ]安息香酸(III−1)の合成 (1)2−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸メチルエス
テルの合成 2−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸(20.0g、1
31ミリモル)をメタノール(130mL)に溶解し、
氷冷下にて、塩酸ガスを30分間吹き込んだ。反応溶液
を16時間加熱還流し、室温まで冷却した後、40℃以
下で溶媒を減圧留去した。残渣をクロロホルム(50m
L)に溶解し、氷冷下、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
を水層がpH8になるまで加え、有機層を分液後、飽和
食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去して20.6g(収率:94.7%)の標題
化合物(1)を淡褐色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 2.34(3H,s) 3.93(3H,s) 6.69(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 6.79(1H,s) 7.11(1H,d,J=8Hz) 10.7(1H,s)
【0130】(2)2−アセチルオキシ−4−メチル安
息香酸メチルエステルの合成 上記化合物(1)(10.0g、60.2ミリモル)を
乾燥DMF(50mL)に溶解し、氷冷下、60%水素
化ナトリウム(2.41g、60.3mL)を少しずつ
加え、30分間攪拌した。さらに塩化アセチル(4.3
mL、60.5ミリモル)の乾燥DMF(10mL)溶
液を滴下し、室温で2時間攪拌した。反応溶液を氷水に
注ぎ、クロロホルム(50mL×2)で抽出し、水(1
00mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して13.2g(純度:91.9
%、収率:96.8%)の標題化合物(2)を淡褐色油
状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 2.34(3H,s) 2.39(3H,s) 3.85(3H,s) 6.91(1H,d,J=1Hz) 7.11(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.91(1H,d,J=8Hz)
息香酸メチルエステルの合成 上記化合物(1)(10.0g、60.2ミリモル)を
乾燥DMF(50mL)に溶解し、氷冷下、60%水素
化ナトリウム(2.41g、60.3mL)を少しずつ
加え、30分間攪拌した。さらに塩化アセチル(4.3
mL、60.5ミリモル)の乾燥DMF(10mL)溶
液を滴下し、室温で2時間攪拌した。反応溶液を氷水に
注ぎ、クロロホルム(50mL×2)で抽出し、水(1
00mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して13.2g(純度:91.9
%、収率:96.8%)の標題化合物(2)を淡褐色油
状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 2.34(3H,s) 2.39(3H,s) 3.85(3H,s) 6.91(1H,d,J=1Hz) 7.11(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.91(1H,d,J=8Hz)
【0131】(3)2−ヒドロキシ−4−(イミダゾー
ル−1−イルメチル)安息香酸メチルエステルの合成 上記化合物(2)(13.2g、純度:91.9%、5
8.3ミリモル)、N−ブロモスクシンイミド(NB
S)(10.4g、58.4ミリモル)、およびα,
α’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)(0.
78g、4.75ミリモル)を四塩化炭素(60mL)
に懸濁し、7時間加熱乾留した。室温まで冷却後、不溶
物を濾過により除去し、少量の四塩化炭素で不溶物を洗
浄した。濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留去し、残
渣にNBS(7.80g、43.8ミリモル)、AIB
N(0.17g、1.04ミリモル)および乾燥ベンゼ
ン(50mL)を加え、500Wタングステンランプ照
射下で3時間50分加熱還流した。反応溶液を氷冷後、
不溶物を濾過により除去し、四塩化炭素(50mL)で
不溶物を洗浄除去した。濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を
減圧留去し、残渣に四塩化炭素(50mL)を加え、不
溶物を濾過により除去した。四塩化炭素(50mL)で
不溶物を洗浄し、濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留
去して23.3gの4−ブロモメチル−2−ヒドロキシ
安息香酸メチルエステルを褐色油状物として得た。これ
を精製することなく、次の反応に用いた。次に、イミダ
ゾール(3.97g、58.3ミリモル)を乾燥DMF
(100mL)に溶解し、60%水素化ナトリウム
(2.33g、58.3mL)を少しずつ加え、90℃
で1時間攪拌した。反応溶液を氷冷後、上記4−ブロモ
メチル−2−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルを(2
3.3g)の乾燥DMF(50mL)溶液を滴下し、室
温で30分間攪拌した。反応溶液を氷水(300mL)
に注ぎ、クロロホルム(80mL×3)で抽出し、水
(100mL×2)および飽和食塩水(100mL)で
順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/
100〜1/50)によって精製して、1.78g(純
度:83.9%、収率:11.0%)の標題化合物
(3)を褐色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.95(3H,s) 5.10(2H,s) 6.62(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.76(1H,d,J=2Hz) 6.90(1H,s) 7.11(1H,s) 7.55(1H,s) 7.81(1H,d,J=8Hz) MS(FAB)m/z*233(MH+ )
ル−1−イルメチル)安息香酸メチルエステルの合成 上記化合物(2)(13.2g、純度:91.9%、5
8.3ミリモル)、N−ブロモスクシンイミド(NB
S)(10.4g、58.4ミリモル)、およびα,
α’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)(0.
78g、4.75ミリモル)を四塩化炭素(60mL)
に懸濁し、7時間加熱乾留した。室温まで冷却後、不溶
物を濾過により除去し、少量の四塩化炭素で不溶物を洗
浄した。濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留去し、残
渣にNBS(7.80g、43.8ミリモル)、AIB
N(0.17g、1.04ミリモル)および乾燥ベンゼ
ン(50mL)を加え、500Wタングステンランプ照
射下で3時間50分加熱還流した。反応溶液を氷冷後、
不溶物を濾過により除去し、四塩化炭素(50mL)で
不溶物を洗浄除去した。濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を
減圧留去し、残渣に四塩化炭素(50mL)を加え、不
溶物を濾過により除去した。四塩化炭素(50mL)で
不溶物を洗浄し、濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留
去して23.3gの4−ブロモメチル−2−ヒドロキシ
安息香酸メチルエステルを褐色油状物として得た。これ
を精製することなく、次の反応に用いた。次に、イミダ
ゾール(3.97g、58.3ミリモル)を乾燥DMF
(100mL)に溶解し、60%水素化ナトリウム
(2.33g、58.3mL)を少しずつ加え、90℃
で1時間攪拌した。反応溶液を氷冷後、上記4−ブロモ
メチル−2−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルを(2
3.3g)の乾燥DMF(50mL)溶液を滴下し、室
温で30分間攪拌した。反応溶液を氷水(300mL)
に注ぎ、クロロホルム(80mL×3)で抽出し、水
(100mL×2)および飽和食塩水(100mL)で
順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/
100〜1/50)によって精製して、1.78g(純
度:83.9%、収率:11.0%)の標題化合物
(3)を褐色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.95(3H,s) 5.10(2H,s) 6.62(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.76(1H,d,J=2Hz) 6.90(1H,s) 7.11(1H,s) 7.55(1H,s) 7.81(1H,d,J=8Hz) MS(FAB)m/z*233(MH+ )
【0132】(4)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]安息香酸メチルエステルの合成 上記化合物(3)(1.78g、純度:83.9%、
6.43ミリモル)を乾燥DMF(7mL)に溶解し、
氷冷化、60%水素化ナトリウム(0.26g、6.5
0ミリモル)を少しずつ加え、30分間攪拌した。さら
に合成例2で合成した化合物(2)(1.84g、純
度:99.5%、6.45ミリモル)の乾燥DMF(7
mL)溶液を滴下し、室温で6時間攪拌後、60℃で1
7時間攪拌した。反応溶液を氷水(50mL)に注ぎ、
クロロホルム(50mL)で抽出し、水(50mL)で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/100〜
1/25)により精製して2.21g(純度:96.2
%、収率68.9%)の標題化合物(4)を淡褐色油状
物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.89(3H,s) 5.06,5.07(4H,各 s) 5.39(2H,s) 6.64(1H,s) 6.73(1H,d,J=8Hz) 6.78〜6.84(1H,m) 6.97(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.03(1H,d,J=8Hz) 7.10(1H,brs) 7.15(1H,brs) 7.29(1H,t,J=8Hz) 7.51(1H,brs) 7.54(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.65(1H,ddd,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.77(1H,d,J=8Hz) 7.80〜7.83(1H,m) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz)
ル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]安息香酸メチルエステルの合成 上記化合物(3)(1.78g、純度:83.9%、
6.43ミリモル)を乾燥DMF(7mL)に溶解し、
氷冷化、60%水素化ナトリウム(0.26g、6.5
0ミリモル)を少しずつ加え、30分間攪拌した。さら
に合成例2で合成した化合物(2)(1.84g、純
度:99.5%、6.45ミリモル)の乾燥DMF(7
mL)溶液を滴下し、室温で6時間攪拌後、60℃で1
7時間攪拌した。反応溶液を氷水(50mL)に注ぎ、
クロロホルム(50mL)で抽出し、水(50mL)で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/100〜
1/25)により精製して2.21g(純度:96.2
%、収率68.9%)の標題化合物(4)を淡褐色油状
物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.89(3H,s) 5.06,5.07(4H,各 s) 5.39(2H,s) 6.64(1H,s) 6.73(1H,d,J=8Hz) 6.78〜6.84(1H,m) 6.97(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.03(1H,d,J=8Hz) 7.10(1H,brs) 7.15(1H,brs) 7.29(1H,t,J=8Hz) 7.51(1H,brs) 7.54(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.65(1H,ddd,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=2Hz,8Hz,7H
z) 7.77(1H,d,J=8Hz) 7.80〜7.83(1H,m) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz)
【0133】(5)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]安息香酸(III−1)の合成 上記の方法により得られた化合物(4)(0.25g、
純度:92.2%、0.48ミリモル)をメタノール
(3mL)に溶解し、室温で1規定水酸化ナトリウム水
溶液(1.mL)を加え、15時間20分攪拌後、さら
に1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.50mL)を加
え、6時間攪拌した。30℃で減圧留去した後、残渣に
水(2mL)を加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH
7になるまで加えた。水を真空で留去後、残渣をメタノ
ール/クロロホルム=1/1混合溶媒(2mL)に懸濁
し、不溶物を濾過により除去後、溶媒を減圧留去して
0.22g(純度:93.8%、収率:91.7%)の
標題化合物(5)を淡褐色アモルファス体として得た。1 H−NMR(CD3 0D/CDCl3 =1/10,4
00MHz):δ= 5.14(2H,s) 5.15(2H,s) 5.39(2H,s) 6.74(1H,s) 6.84(1H,d) 6.87〜6.91(1H,m) 6.95(1H,d,J=8Hz) 7.04(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.09(1H,s) 7.31(1H,t,J=8Hz) 7.44(1H,s) 7.55〜7.62(2H,m) 7.73〜7.80(2H,m) 7.87(1H,d,J=7Hz) 7.99(1H,m) 8.07(1H,m) 8.26(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3398、3390、169
1、1612、1610、1506、1427、129
2、1255、1157、1082、1032、78
1、746
ル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]安息香酸(III−1)の合成 上記の方法により得られた化合物(4)(0.25g、
純度:92.2%、0.48ミリモル)をメタノール
(3mL)に溶解し、室温で1規定水酸化ナトリウム水
溶液(1.mL)を加え、15時間20分攪拌後、さら
に1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.50mL)を加
え、6時間攪拌した。30℃で減圧留去した後、残渣に
水(2mL)を加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH
7になるまで加えた。水を真空で留去後、残渣をメタノ
ール/クロロホルム=1/1混合溶媒(2mL)に懸濁
し、不溶物を濾過により除去後、溶媒を減圧留去して
0.22g(純度:93.8%、収率:91.7%)の
標題化合物(5)を淡褐色アモルファス体として得た。1 H−NMR(CD3 0D/CDCl3 =1/10,4
00MHz):δ= 5.14(2H,s) 5.15(2H,s) 5.39(2H,s) 6.74(1H,s) 6.84(1H,d) 6.87〜6.91(1H,m) 6.95(1H,d,J=8Hz) 7.04(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.09(1H,s) 7.31(1H,t,J=8Hz) 7.44(1H,s) 7.55〜7.62(2H,m) 7.73〜7.80(2H,m) 7.87(1H,d,J=7Hz) 7.99(1H,m) 8.07(1H,m) 8.26(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3398、3390、169
1、1612、1610、1506、1427、129
2、1255、1157、1082、1032、78
1、746
【0134】[合成例9]4−(イミダゾール−1−イ
ルメチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)ベンゾイルオキシ]フェノキシ酢酸(III −2)
の合成(1)メチル 2−ヒドロキシ−4−メトキシメ
トキシベンゾエートの合成 窒素雰囲気下、97%の2,4−ジヒドロキシ安息香酸
メチル(19.0g,110ミリモル)を乾燥THF
(100mL)に溶解した後、塩氷冷下、これにクロロ
メチルメチルエーテル(8.40mL,110ミリモ
ル)を3分間かけて滴下し、20分間撹拌した。次いで
氷冷下、乾燥トリエチルアミン(15.4mL,110
ミリモル)を5分間かけて滴下し、室温で15時間撹拌
した。溶媒を減圧留去し、酢酸エチル(200mL)を
加え、不溶物を濾過後、酢酸エチル層を飽和食塩水(2
00mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、得られた粗体を中圧液体クロマトグ
ラフィー(クロロホルム) で精製することにより、標題
化合物(1) 14.7g(収率63.1%)を淡黄色油
状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.47(3H,s) 3.91(3H,s) 5.19(2H,s) 6.53(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.61(1H,d,J=2Hz) 7.74(1H,d,J=8Hz) 10.88(1H,s)
ルメチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)ベンゾイルオキシ]フェノキシ酢酸(III −2)
の合成(1)メチル 2−ヒドロキシ−4−メトキシメ
トキシベンゾエートの合成 窒素雰囲気下、97%の2,4−ジヒドロキシ安息香酸
メチル(19.0g,110ミリモル)を乾燥THF
(100mL)に溶解した後、塩氷冷下、これにクロロ
メチルメチルエーテル(8.40mL,110ミリモ
ル)を3分間かけて滴下し、20分間撹拌した。次いで
氷冷下、乾燥トリエチルアミン(15.4mL,110
ミリモル)を5分間かけて滴下し、室温で15時間撹拌
した。溶媒を減圧留去し、酢酸エチル(200mL)を
加え、不溶物を濾過後、酢酸エチル層を飽和食塩水(2
00mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、得られた粗体を中圧液体クロマトグ
ラフィー(クロロホルム) で精製することにより、標題
化合物(1) 14.7g(収率63.1%)を淡黄色油
状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.47(3H,s) 3.91(3H,s) 5.19(2H,s) 6.53(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.61(1H,d,J=2Hz) 7.74(1H,d,J=8Hz) 10.88(1H,s)
【0135】(2)2−ヒドロキシ−4−メトキシメト
キシベンジルアルコールの合成 窒素雰囲気下、水素化リチウムアルミニウム(729m
g,19.2ミリモル)を乾燥エ−テル(50mL)に
懸濁させ、氷冷下、上記(1)(3.40g,16.0
ミリモル)の乾燥エーテル(30mL)溶液を10分間
かけて滴下し、室温で3時間撹拌した後、更に4時間加
熱還流した。氷冷下、反応溶液にエーテル(50mL)
を加えた後、飽和硫酸ナトリウム水溶液を加えた。次い
で、THF(150mL)を加え、デカンテーションし
た。残渣に再度THF(150mL)を加え、デカンテ
ーションし、前出のTHF層とあわせ減圧留去した。残
渣に水(100mL)加え、酢酸エチル(100mL)
で抽出した。水層に0.5規定塩酸を加え、pH7とし
た後、酢酸エチル(100mL×2)で抽出し、前出の
酢酸エチル層とあわせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去することにより得られた標題化合物
(2)は粗体のまま次の反応に用いた。
キシベンジルアルコールの合成 窒素雰囲気下、水素化リチウムアルミニウム(729m
g,19.2ミリモル)を乾燥エ−テル(50mL)に
懸濁させ、氷冷下、上記(1)(3.40g,16.0
ミリモル)の乾燥エーテル(30mL)溶液を10分間
かけて滴下し、室温で3時間撹拌した後、更に4時間加
熱還流した。氷冷下、反応溶液にエーテル(50mL)
を加えた後、飽和硫酸ナトリウム水溶液を加えた。次い
で、THF(150mL)を加え、デカンテーションし
た。残渣に再度THF(150mL)を加え、デカンテ
ーションし、前出のTHF層とあわせ減圧留去した。残
渣に水(100mL)加え、酢酸エチル(100mL)
で抽出した。水層に0.5規定塩酸を加え、pH7とし
た後、酢酸エチル(100mL×2)で抽出し、前出の
酢酸エチル層とあわせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去することにより得られた標題化合物
(2)は粗体のまま次の反応に用いた。
【0136】(3)4−メトキシメトキシ−2−[3−
(キノリン−2−イルメチルオキシ)ベンジルオキシ]
ベンジルアルコールの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(2)(600mg)を乾燥
DMF(5mL)に溶解後、氷冷下、60%水素化ナト
リウム(157mg,3.93ミリモル)を加え、1時
間撹拌した。次いで氷冷下、3−(2−キノリニルメチ
ルオキシ)ベンジルクロリド(合成例2の化合物
(2))(926mg,3.26ミリモル)の乾燥DM
F(5mL)溶液を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶
液を氷水(200mL)に注入し、酢酸エチル(100
mL×2)で抽出した後、水(100mL×2)及び飽
和食塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗体を中圧液
体クロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/ク
ロロホルム=1/200) で精製することにより、標題
化合物(3)820mg((1)からの収率:52.6
%)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 2.40(1H,t,J=6Hz) 3.45(3H,s) 4.59(2H,d,J=6Hz) 5.04(2H,s) 5.12(2H,s) 5.40(2H,s) 6.58〜6・62(2H,m) 6.97〜7.16(4H,m) 7.29(1H,t,J=8Hz) 7.55(1H,t,J=8Hz) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.17(1H,d,J=8Hz)
(キノリン−2−イルメチルオキシ)ベンジルオキシ]
ベンジルアルコールの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(2)(600mg)を乾燥
DMF(5mL)に溶解後、氷冷下、60%水素化ナト
リウム(157mg,3.93ミリモル)を加え、1時
間撹拌した。次いで氷冷下、3−(2−キノリニルメチ
ルオキシ)ベンジルクロリド(合成例2の化合物
(2))(926mg,3.26ミリモル)の乾燥DM
F(5mL)溶液を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶
液を氷水(200mL)に注入し、酢酸エチル(100
mL×2)で抽出した後、水(100mL×2)及び飽
和食塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた粗体を中圧液
体クロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/ク
ロロホルム=1/200) で精製することにより、標題
化合物(3)820mg((1)からの収率:52.6
%)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 2.40(1H,t,J=6Hz) 3.45(3H,s) 4.59(2H,d,J=6Hz) 5.04(2H,s) 5.12(2H,s) 5.40(2H,s) 6.58〜6・62(2H,m) 6.97〜7.16(4H,m) 7.29(1H,t,J=8Hz) 7.55(1H,t,J=8Hz) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.82(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.17(1H,d,J=8Hz)
【0137】(4)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]フェノールの合成 窒素雰囲気下、イミダゾ−ル(190mg,2.79ミ
リモル)を乾燥DMF(5mL)に溶解した後、氷冷
下、60%水素化ナトリウム(223mg、5.58ミ
リモル)を加え、20分間撹拌した。別途、窒素雰囲気
下、上記化合物(3)(600mg,1.39ミリモ
ル)を乾燥塩化メチレン(10mL)に溶解した後、塩
氷冷下、塩化チオニル(0.11mL,1.51ミリモ
ル)を加え、30分間撹拌し、溶媒を減圧留去した。こ
の残渣の乾燥DMF(5mL)溶液を上記の反応溶液に
加え、室温で5時間撹拌した。反応溶液を氷水(150
mL)に注入し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出
後、水(100mL×2)及び飽和食塩水(100m
L)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去し、得られた残渣を中圧液体クロマトグラフィ
ー( クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/5
0)で粗精製した。この粗体(400mg) を、混合溶
媒(THF(10mL)- メタノール(1mL)に溶解
後、氷冷下、1規定塩酸(3.2mL)を加え、室温で
一晩撹拌した。さらに、1規定塩酸(2.4mL)を追
加し、50℃で4時間加熱撹拌した。溶媒を減圧留去
し、氷冷下、水(20mL)及び1規定塩酸を加え、p
H7とした。析出した結晶を濾過した後、水(10m
L)で洗浄し、減圧乾燥することにより、標題化合物
(4)152mg(収率41.9%)を白色アモルファ
ス体として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.79(2H,s) 4.87(2H,s) 5.30(2H,s) 6.40(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.45(1H,d,J=2Hz) 6.77〜6.96( 6H,m) 7.16(1H,t,J=8Hz) 7.43(1H,s) 7.50(1H,t,J=8Hz) 7.61(1H,d,J=8Hz) 7.68(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.76(1H,d,J=8Hz) 8.05(1H,d,J=8Hz) 8.12(1H,d,J=8Hz)
ル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]フェノールの合成 窒素雰囲気下、イミダゾ−ル(190mg,2.79ミ
リモル)を乾燥DMF(5mL)に溶解した後、氷冷
下、60%水素化ナトリウム(223mg、5.58ミ
リモル)を加え、20分間撹拌した。別途、窒素雰囲気
下、上記化合物(3)(600mg,1.39ミリモ
ル)を乾燥塩化メチレン(10mL)に溶解した後、塩
氷冷下、塩化チオニル(0.11mL,1.51ミリモ
ル)を加え、30分間撹拌し、溶媒を減圧留去した。こ
の残渣の乾燥DMF(5mL)溶液を上記の反応溶液に
加え、室温で5時間撹拌した。反応溶液を氷水(150
mL)に注入し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出
後、水(100mL×2)及び飽和食塩水(100m
L)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去し、得られた残渣を中圧液体クロマトグラフィ
ー( クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/5
0)で粗精製した。この粗体(400mg) を、混合溶
媒(THF(10mL)- メタノール(1mL)に溶解
後、氷冷下、1規定塩酸(3.2mL)を加え、室温で
一晩撹拌した。さらに、1規定塩酸(2.4mL)を追
加し、50℃で4時間加熱撹拌した。溶媒を減圧留去
し、氷冷下、水(20mL)及び1規定塩酸を加え、p
H7とした。析出した結晶を濾過した後、水(10m
L)で洗浄し、減圧乾燥することにより、標題化合物
(4)152mg(収率41.9%)を白色アモルファ
ス体として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 4.79(2H,s) 4.87(2H,s) 5.30(2H,s) 6.40(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.45(1H,d,J=2Hz) 6.77〜6.96( 6H,m) 7.16(1H,t,J=8Hz) 7.43(1H,s) 7.50(1H,t,J=8Hz) 7.61(1H,d,J=8Hz) 7.68(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.76(1H,d,J=8Hz) 8.05(1H,d,J=8Hz) 8.12(1H,d,J=8Hz)
【0138】(5)エチル 4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンジルオキシ]フェノキシアセテートの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(4)(150mg,0.3
43ミリモル)を乾燥DMF(4mL)に溶解した後、
氷冷下、60%水素化ナトリウム(15mg,0.37
5ミリモル)を加え、20分間撹拌した。次いで氷冷
下、臭化酢酸エチル(0.04mL,0.361ミリモ
ル)を加え、室温で6時間撹拌した。反応溶液を氷水
(150mL)に注入し、酢酸エチル(100mL×
2)で抽出後、水(100mL×2)および飽和食塩水
(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去し、得られた粗体を薄層クロマトグ
ラフィー(メタノール/クロロホルム=1/100)で
精製することにより、標題化合物(5)60mg(収率
33.3%)を淡黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.28(3H,t,J=7Hz) 4.25(2H,t,J=7Hz) 4.56(2H,s) 4.95(2H,s) 4.99(2H,s) 5.39(2H,s) 6.36(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.57(1H,d,J=2Hz) 6.84(1H,s) 6.91〜7.02(5H,m) 7.30(1H,t,J=8Hz) 7.45(1H,s) 7.53(1H,t,J=8Hz) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.72(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.80(1H,d,J=8Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz)
イルメチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンジルオキシ]フェノキシアセテートの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(4)(150mg,0.3
43ミリモル)を乾燥DMF(4mL)に溶解した後、
氷冷下、60%水素化ナトリウム(15mg,0.37
5ミリモル)を加え、20分間撹拌した。次いで氷冷
下、臭化酢酸エチル(0.04mL,0.361ミリモ
ル)を加え、室温で6時間撹拌した。反応溶液を氷水
(150mL)に注入し、酢酸エチル(100mL×
2)で抽出後、水(100mL×2)および飽和食塩水
(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去し、得られた粗体を薄層クロマトグ
ラフィー(メタノール/クロロホルム=1/100)で
精製することにより、標題化合物(5)60mg(収率
33.3%)を淡黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.28(3H,t,J=7Hz) 4.25(2H,t,J=7Hz) 4.56(2H,s) 4.95(2H,s) 4.99(2H,s) 5.39(2H,s) 6.36(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.57(1H,d,J=2Hz) 6.84(1H,s) 6.91〜7.02(5H,m) 7.30(1H,t,J=8Hz) 7.45(1H,s) 7.53(1H,t,J=8Hz) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.72(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.80(1H,d,J=8Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.16(1H,d,J=8Hz)
【0139】(6)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]フェノキシ酢酸(III −2)の合成 上記化合物(5)(57mg,0.11ミリモル)をエ
タノール(5mL)に溶解した後、氷冷下、1規定水酸
化ナトリウム水溶液(0.2mL)を加え、室温で一晩
撹拌した。溶媒を減圧留去し、氷冷下、水(10mL)
及び1規定塩酸を加え、pH7とした。析出した結晶を
濾過した後、水(5mL)で洗浄し、減圧乾燥すること
により、標題化合物(6)41mg(収率75.9%)
を白色結晶として得た。 mp:137〜139℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz):δ= 4.46(2H,s) 5.07(2H,s) 5.14(2H,s) 5.37(2H,s) 6.51(1H,dd,J=2,8Hz) 6.66(1H,d,J=2Hz) 6.95(1H,d,J=8Hz) 7.02〜7.25(5H,m) 7.31(1H,t,J=8Hz) 7.61(1H,t,J=8Hz) 7.69(1H,d,J=8Hz) 7.78(1H,t,J=8Hz) 7.93(1H,d,J=8Hz) 8.03(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,s) 8.34(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3427,3137,161
6,1587,1454,1383,1286,117
1,1126,1053,825,762
ル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンジルオキシ]フェノキシ酢酸(III −2)の合成 上記化合物(5)(57mg,0.11ミリモル)をエ
タノール(5mL)に溶解した後、氷冷下、1規定水酸
化ナトリウム水溶液(0.2mL)を加え、室温で一晩
撹拌した。溶媒を減圧留去し、氷冷下、水(10mL)
及び1規定塩酸を加え、pH7とした。析出した結晶を
濾過した後、水(5mL)で洗浄し、減圧乾燥すること
により、標題化合物(6)41mg(収率75.9%)
を白色結晶として得た。 mp:137〜139℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz):δ= 4.46(2H,s) 5.07(2H,s) 5.14(2H,s) 5.37(2H,s) 6.51(1H,dd,J=2,8Hz) 6.66(1H,d,J=2Hz) 6.95(1H,d,J=8Hz) 7.02〜7.25(5H,m) 7.31(1H,t,J=8Hz) 7.61(1H,t,J=8Hz) 7.69(1H,d,J=8Hz) 7.78(1H,t,J=8Hz) 7.93(1H,d,J=8Hz) 8.03(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,s) 8.34(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3427,3137,161
6,1587,1454,1383,1286,117
1,1126,1053,825,762
【0140】[合成例10]4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−1)
の合成(1)3−ニトロ−4−メチルフェノールの合成 水(500mL)を氷浴で冷却し、濃硫酸(183m
L)をゆっくりと加え、4−アミノ−2−ニトロトルエ
ン(25.0g,164ミリモル) を加えた後、95℃
に加温して固形物を溶解させた。15℃まで冷却後、氷
を加えながら5℃を超えないようにして亜硝酸ナトリウ
ム(13.4g,194ミリモル) の水(83mL)溶
液を滴下した。さらに、尿素(1025g,20.8ミ
リモル)および氷(8g)を加え、0℃で放置した(溶
液A)。別途、蒸留用の冷却装置を付けたフラスコで、
濃硫酸(167mL)、水(167mL)、及び硫酸ナ
トリウム(250g)を混合し、加熱還流した。ここに
溶液Aを滴下し、黄色の流出液を集めた(溶液Aの滴下
速度と黄色の蒸留液の流出速度を合わせた) 。滴下終了
後、残渣に水(300mL)滴下し、蒸留を続けた。流
出液を合わせ、エーテル(250mL、200mL)で
抽出後、10%水酸化ナトリウム水溶液(400mL)
及び水(100mL)で抽出した。抽出液に濃塩酸を加
えて酸性とし、再びエーテル(200mL,150m
L)で抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧留去して9.40g(収率37.4%)の標題化合
物(1)を淡褐色結晶として得た。また、蒸留残渣に水
(500mL)を加え、エーテル(500mL)で抽出
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して
6.40gの標題化合物(1)の粗体を褐色結晶として
得た。 mp:76.6〜77.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.52(3H,s) 5.09(1H,s) 7.00(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.20(1H,d,J=8Hz) 7.47(1H,d,J=2Hz)
イルメチル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−1)
の合成(1)3−ニトロ−4−メチルフェノールの合成 水(500mL)を氷浴で冷却し、濃硫酸(183m
L)をゆっくりと加え、4−アミノ−2−ニトロトルエ
ン(25.0g,164ミリモル) を加えた後、95℃
に加温して固形物を溶解させた。15℃まで冷却後、氷
を加えながら5℃を超えないようにして亜硝酸ナトリウ
ム(13.4g,194ミリモル) の水(83mL)溶
液を滴下した。さらに、尿素(1025g,20.8ミ
リモル)および氷(8g)を加え、0℃で放置した(溶
液A)。別途、蒸留用の冷却装置を付けたフラスコで、
濃硫酸(167mL)、水(167mL)、及び硫酸ナ
トリウム(250g)を混合し、加熱還流した。ここに
溶液Aを滴下し、黄色の流出液を集めた(溶液Aの滴下
速度と黄色の蒸留液の流出速度を合わせた) 。滴下終了
後、残渣に水(300mL)滴下し、蒸留を続けた。流
出液を合わせ、エーテル(250mL、200mL)で
抽出後、10%水酸化ナトリウム水溶液(400mL)
及び水(100mL)で抽出した。抽出液に濃塩酸を加
えて酸性とし、再びエーテル(200mL,150m
L)で抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧留去して9.40g(収率37.4%)の標題化合
物(1)を淡褐色結晶として得た。また、蒸留残渣に水
(500mL)を加え、エーテル(500mL)で抽出
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して
6.40gの標題化合物(1)の粗体を褐色結晶として
得た。 mp:76.6〜77.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.52(3H,s) 5.09(1H,s) 7.00(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.20(1H,d,J=8Hz) 7.47(1H,d,J=2Hz)
【0141】(2)4−メトキシ−2−ニトロトルエン
の合成 上記化合物(1)(9.30g,60.7ミリモル) と
無水炭酸カリウム(12.6g,91.2ミリモル)に
アセトニトリル(124mL)を加え、ジメチルスルフ
ィド(7.2mL,75.9モリモル)を加えて、室温
で5時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にグリシン
の飽和水溶液(31mL)を加え、50℃で1時間撹拌
した。室温まで冷却後、エーテル(31mL×2)で抽
出し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(15mL)で洗
浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
して10.0g(純度98.3%,収率96.9%)の
標題化合物(2)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.53(3H,s) 3.85(3H,s) 7.06(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.23(1H,d,J=8Hz) 7.50(1H,d,J=2Hz)
の合成 上記化合物(1)(9.30g,60.7ミリモル) と
無水炭酸カリウム(12.6g,91.2ミリモル)に
アセトニトリル(124mL)を加え、ジメチルスルフ
ィド(7.2mL,75.9モリモル)を加えて、室温
で5時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にグリシン
の飽和水溶液(31mL)を加え、50℃で1時間撹拌
した。室温まで冷却後、エーテル(31mL×2)で抽
出し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(15mL)で洗
浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
して10.0g(純度98.3%,収率96.9%)の
標題化合物(2)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.53(3H,s) 3.85(3H,s) 7.06(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.23(1H,d,J=8Hz) 7.50(1H,d,J=2Hz)
【0142】(3)α−(イミダゾール−1−イル)−
4−メトキシ−2−ニトロトルエンの合成 上記化合物(2)(8.53g,純度98.3%,5
0.2ミリモル) とN−ブロモスクシンイミド(NB
S,8.93g,50.2ミリモル)とを四塩化炭素
(60mL)に懸濁し、タングステンランプ(500
W)照射下、50分間撹拌した。反応溶液を氷冷した
後、不溶物を濾過により除去し、四塩化炭素(15m
L)で洗浄した。濾液と洗浄液をあわせたのち、溶媒を
減圧留去して、残渣Aを得た。別途、イミダゾール
(3.42g,50.2ミリモル) を乾燥ジメチルホル
ムアミド(17mL)に溶解し、氷冷下、60%水素化
ナトリウム(2.01,50.3ミリモル) を少しずつ
加え、室温で30分間撹拌した。再び反応溶液を氷冷
し、先の残渣Aの乾燥DMF(20mL)溶液を滴下
後、室温で2時間撹拌した。反応溶液を氷水(100m
L)に注ぎ、クロロホルム(50mL×2)で抽出し、
水(100mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー( クロロホルム〜メタノール/ クロ
ロホルム=1/50)で精製して6.38g(純度9
7.2%,収率53.0%)の標題化合物(3)を淡黄
色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.88(3H,s) 5.48(2H,s) 6.80(1H,d,J=8Hz) 6.93(1H,t,J=1Hz) 7.11(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.13(1H,brs) 7.57(1H,s) 7.65(1H,d,J=2Hz)
4−メトキシ−2−ニトロトルエンの合成 上記化合物(2)(8.53g,純度98.3%,5
0.2ミリモル) とN−ブロモスクシンイミド(NB
S,8.93g,50.2ミリモル)とを四塩化炭素
(60mL)に懸濁し、タングステンランプ(500
W)照射下、50分間撹拌した。反応溶液を氷冷した
後、不溶物を濾過により除去し、四塩化炭素(15m
L)で洗浄した。濾液と洗浄液をあわせたのち、溶媒を
減圧留去して、残渣Aを得た。別途、イミダゾール
(3.42g,50.2ミリモル) を乾燥ジメチルホル
ムアミド(17mL)に溶解し、氷冷下、60%水素化
ナトリウム(2.01,50.3ミリモル) を少しずつ
加え、室温で30分間撹拌した。再び反応溶液を氷冷
し、先の残渣Aの乾燥DMF(20mL)溶液を滴下
後、室温で2時間撹拌した。反応溶液を氷水(100m
L)に注ぎ、クロロホルム(50mL×2)で抽出し、
水(100mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー( クロロホルム〜メタノール/ クロ
ロホルム=1/50)で精製して6.38g(純度9
7.2%,収率53.0%)の標題化合物(3)を淡黄
色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.88(3H,s) 5.48(2H,s) 6.80(1H,d,J=8Hz) 6.93(1H,t,J=1Hz) 7.11(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.13(1H,brs) 7.57(1H,s) 7.65(1H,d,J=2Hz)
【0143】(4)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−3−ニトロフェノールの合成 上記化合物(3)(6.38g,純度7.2%,26.6
ミリモル)をクロロベンゼン(630mL)に溶解し、
氷冷下にて、無水三塩化アルミニウム(12.1g,9
0.7ミリモル) を加え、60℃で1時間、90℃で2
時間撹拌した。反応溶液を氷冷した後、氷水(60ml)
および濃塩酸(15mL)を加え、水層を分取した。氷
冷下、固形水酸化ナトリウムをpH7になるまで加え、
析出したゲル状物質を濾過により除去後、クロロホルム
/メタノール=1/10混合溶媒で洗浄し、ゲル状物質
を乾燥した。濾液と洗浄液とを合わせ、溶媒を減圧留去
し、残渣と乾燥したゲル状物質とを合わせ、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール
/クロロホルム=2/25)で精製して、3.10g
(53.2%)の標題化合物(4)を淡黄色結晶として
得た。 mp:213〜214℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 5.47(2H,s) 6.98〜7.01(1H,m) 7.01(1H,d,J=8Hz) 7.07〜7.10(1H,m) 7.08(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.48(1H,d,J=2Hz) 7.71(1H,s) MS(FAB):m/z 220(MH+ )
ル)−3−ニトロフェノールの合成 上記化合物(3)(6.38g,純度7.2%,26.6
ミリモル)をクロロベンゼン(630mL)に溶解し、
氷冷下にて、無水三塩化アルミニウム(12.1g,9
0.7ミリモル) を加え、60℃で1時間、90℃で2
時間撹拌した。反応溶液を氷冷した後、氷水(60ml)
および濃塩酸(15mL)を加え、水層を分取した。氷
冷下、固形水酸化ナトリウムをpH7になるまで加え、
析出したゲル状物質を濾過により除去後、クロロホルム
/メタノール=1/10混合溶媒で洗浄し、ゲル状物質
を乾燥した。濾液と洗浄液とを合わせ、溶媒を減圧留去
し、残渣と乾燥したゲル状物質とを合わせ、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール
/クロロホルム=2/25)で精製して、3.10g
(53.2%)の標題化合物(4)を淡黄色結晶として
得た。 mp:213〜214℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 5.47(2H,s) 6.98〜7.01(1H,m) 7.01(1H,d,J=8Hz) 7.07〜7.10(1H,m) 7.08(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.48(1H,d,J=2Hz) 7.71(1H,s) MS(FAB):m/z 220(MH+ )
【0144】(5)エチル 4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−3−ニトロフェノキシアセテートの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(4)1.00g(4.56
ミリモル)乾燥ジメチルホルムアミド(30mL)に溶
解した後、氷冷下で、60%水素化ナトリウム201m
g(5.03ミリモル)を加え、30分間撹拌した。次
いで氷冷下、ブロモ酢酸エチル(0.51mL,4.6
0ミリモル) を加え、室温で6時間撹拌した。反応溶液
を氷水(200mL)に注入し、酢酸エチル(100m
L×2)で抽出後、水(100mL×2)及び飽和食塩
水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去し、得られた粗体を中圧液体クロ
マトグラフィ−( ロロホルム〜メタノ−ル/クロロホル
ム=1/50)で精製することにより、標題化合物
(5)916mg(収率65.9%)を淡褐色結晶とし
て得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.31(3H,t,J=7Hz) 4.28(2H,q,J=7Hz) 4.69(2H,s) 5.49(2H,s) 6.78(1H,d,J=8Hz) 6.93(1H,s) 7.11〜7.14( 2H,m) 7.57(1H,s) 7.66(1H,d,J=2Hz)
イルメチル)−3−ニトロフェノキシアセテートの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(4)1.00g(4.56
ミリモル)乾燥ジメチルホルムアミド(30mL)に溶
解した後、氷冷下で、60%水素化ナトリウム201m
g(5.03ミリモル)を加え、30分間撹拌した。次
いで氷冷下、ブロモ酢酸エチル(0.51mL,4.6
0ミリモル) を加え、室温で6時間撹拌した。反応溶液
を氷水(200mL)に注入し、酢酸エチル(100m
L×2)で抽出後、水(100mL×2)及び飽和食塩
水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去し、得られた粗体を中圧液体クロ
マトグラフィ−( ロロホルム〜メタノ−ル/クロロホル
ム=1/50)で精製することにより、標題化合物
(5)916mg(収率65.9%)を淡褐色結晶とし
て得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.31(3H,t,J=7Hz) 4.28(2H,q,J=7Hz) 4.69(2H,s) 5.49(2H,s) 6.78(1H,d,J=8Hz) 6.93(1H,s) 7.11〜7.14( 2H,m) 7.57(1H,s) 7.66(1H,d,J=2Hz)
【0145】(6)エチル 3−アミノ−4−(イミダ
ゾール−1−イルメチル)フェノキシアセテートの合成 上記化合物(5)(802mg,2.63ミリモル) を
エタノール(40mL)に溶解後、10%パラジウム/
炭素(240mg)を加え、水素置換し、室温で2時間
撹拌した。触媒を濾過し、母液を減圧留去することによ
り、標題化合物(6)682mg(収率94.3%)を
淡褐色結晶として得た。 mp: 99−101℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.29(3H,t,J=7Hz) 3.81(2H,brs) 4.25(2H,q,J=7Hz) 4.56(2H,s) 4.99(2H,s) 6.28〜6.31( 2H,m) 6.89(1H,s) 6.94(1H,d,J=8Hz) 7.05(1H,s) 7.60(1H,s)
ゾール−1−イルメチル)フェノキシアセテートの合成 上記化合物(5)(802mg,2.63ミリモル) を
エタノール(40mL)に溶解後、10%パラジウム/
炭素(240mg)を加え、水素置換し、室温で2時間
撹拌した。触媒を濾過し、母液を減圧留去することによ
り、標題化合物(6)682mg(収率94.3%)を
淡褐色結晶として得た。 mp: 99−101℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.29(3H,t,J=7Hz) 3.81(2H,brs) 4.25(2H,q,J=7Hz) 4.56(2H,s) 4.99(2H,s) 6.28〜6.31( 2H,m) 6.89(1H,s) 6.94(1H,d,J=8Hz) 7.05(1H,s) 7.60(1H,s)
【0146】(7)メチル 3−(キノリン−2−イル
メチルオキシ)ベンゾエートの合成 窒素雰囲気下、メチル 3−ヒドロキシベンゾエート
(5.00g,32.9ミリモル)を乾燥ジメチルホル
ムアミド(100mL)に溶解した後、氷冷下、60%
水素化ナトリウム1.45g(36.3ミリモル)を加
え、30分間撹拌した。次いで氷冷下、クロロメチルキ
ノリン(5.84g,32.9ミリモル)を加え、室温
で一晩撹拌した。反応溶液を氷水(300mL)に注入
し、酢酸エチル(150mL×2)で抽出した後、水
(100mL×2)および飽和食塩水(100mL)で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去し、得られた粗体を中圧液体クロマトグラフィー(酢
酸エチル/ヘキサン=1/30〜1/5)で精製するこ
とにより、標題化合物(7)5.40g(収率56.0
%)を淡黄色結晶として得た。 mp:54〜56℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.90(3H,s) 5.42(2H,s) 7.22(1H,m) 7.35(1H,t,J=8Hz) 7.55(1H,m) 7.65〜7.68(2H,m) 7.72〜7.76(2H,m) 7.83(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
メチルオキシ)ベンゾエートの合成 窒素雰囲気下、メチル 3−ヒドロキシベンゾエート
(5.00g,32.9ミリモル)を乾燥ジメチルホル
ムアミド(100mL)に溶解した後、氷冷下、60%
水素化ナトリウム1.45g(36.3ミリモル)を加
え、30分間撹拌した。次いで氷冷下、クロロメチルキ
ノリン(5.84g,32.9ミリモル)を加え、室温
で一晩撹拌した。反応溶液を氷水(300mL)に注入
し、酢酸エチル(150mL×2)で抽出した後、水
(100mL×2)および飽和食塩水(100mL)で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去し、得られた粗体を中圧液体クロマトグラフィー(酢
酸エチル/ヘキサン=1/30〜1/5)で精製するこ
とにより、標題化合物(7)5.40g(収率56.0
%)を淡黄色結晶として得た。 mp:54〜56℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.90(3H,s) 5.42(2H,s) 7.22(1H,m) 7.35(1H,t,J=8Hz) 7.55(1H,m) 7.65〜7.68(2H,m) 7.72〜7.76(2H,m) 7.83(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.19(1H,d,J=8Hz)
【0147】(8)3−(キノリン−2−イルメチルオ
キシ)安息香酸の合成 上記化合物(7)(5.30g,18.1ミリモル) を
メタノール(50mL)に溶解した後、氷冷下、1規定
水酸化ナトリウム水溶液(54.3mL)及びメタノー
ル(100mL)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒を
減圧留去し、残渣に水(100mL)及び1規定塩酸を
加え、pH7とした。析出した結晶を濾過後、水(50
mL×2)で洗浄し、減圧乾燥することにより、標題化
合物(8)4.74g(収率93%)を淡黄色結晶とし
て得た。 mp:182〜184℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 5.44(2H,s) 7.31(1H,dd,J=2,8Hz) 7.41(1H,t,J=8Hz) 7.63〜7.71(3H,m) 7.76〜7.84(2H,m) 7.98(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.45(1H,d,J=8Hz)
キシ)安息香酸の合成 上記化合物(7)(5.30g,18.1ミリモル) を
メタノール(50mL)に溶解した後、氷冷下、1規定
水酸化ナトリウム水溶液(54.3mL)及びメタノー
ル(100mL)を加え、室温で一晩撹拌した。溶媒を
減圧留去し、残渣に水(100mL)及び1規定塩酸を
加え、pH7とした。析出した結晶を濾過後、水(50
mL×2)で洗浄し、減圧乾燥することにより、標題化
合物(8)4.74g(収率93%)を淡黄色結晶とし
て得た。 mp:182〜184℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 5.44(2H,s) 7.31(1H,dd,J=2,8Hz) 7.41(1H,t,J=8Hz) 7.63〜7.71(3H,m) 7.76〜7.84(2H,m) 7.98(1H,d,J=8Hz) 8.08(1H,d,J=8Hz) 8.45(1H,d,J=8Hz)
【0148】(9)エチル 4−3−[3−(キノリン
−2−イルメチルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキ
シアセテートの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(8)(500mg,1.7
9ミリモル) に、氷冷下、塩化チオニル(1.2mL)
を加え、2時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣を乾
燥クロロホルム(5mL)に懸濁して、氷冷下、乾燥ト
リエチルアミン1.3mL(9.33ミリモル) を加
え、10分間撹拌した。次いで氷冷下、前記化合物
(6)(492mg,1.79ミリモル) の乾燥クロロ
ホルム(5mL)溶液を加え、室温で15時間撹拌し
た。反応溶液に塩化メチレン(20mL)を加え、氷水
(50mL)に注入した。塩化メチレン(50mL)で
抽出後、水(50mL)及び飽和食塩水(50mL)で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去し、得られた粗体を中圧液体クロマトグラフィー( メ
タノ−ル/クロロホルム=1/1 00〜1/50) で精
製することにより、標題化合物(9)398mg(収率
41.5%)を淡黄色アモルファス体として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.29(3H,t,J=7Hz) 4.26(2H,q,J=7Hz) 4.62(2H,s) 5.08(2H,s) 5.42(2H,s) 6.80(1H,dd,J=2,8Hz) 6.85(1H,s) 7.06〜7.09(2H,m) 7.19〜7.23( 2H,m) 7.35(1H,t,J=8Hz) 7.43〜7.49( 2H,m) 7.55(1H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,m) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.91(1H,s) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz)
−2−イルメチルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキ
シアセテートの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(8)(500mg,1.7
9ミリモル) に、氷冷下、塩化チオニル(1.2mL)
を加え、2時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣を乾
燥クロロホルム(5mL)に懸濁して、氷冷下、乾燥ト
リエチルアミン1.3mL(9.33ミリモル) を加
え、10分間撹拌した。次いで氷冷下、前記化合物
(6)(492mg,1.79ミリモル) の乾燥クロロ
ホルム(5mL)溶液を加え、室温で15時間撹拌し
た。反応溶液に塩化メチレン(20mL)を加え、氷水
(50mL)に注入した。塩化メチレン(50mL)で
抽出後、水(50mL)及び飽和食塩水(50mL)で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去し、得られた粗体を中圧液体クロマトグラフィー( メ
タノ−ル/クロロホルム=1/1 00〜1/50) で精
製することにより、標題化合物(9)398mg(収率
41.5%)を淡黄色アモルファス体として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.29(3H,t,J=7Hz) 4.26(2H,q,J=7Hz) 4.62(2H,s) 5.08(2H,s) 5.42(2H,s) 6.80(1H,dd,J=2,8Hz) 6.85(1H,s) 7.06〜7.09(2H,m) 7.19〜7.23( 2H,m) 7.35(1H,t,J=8Hz) 7.43〜7.49( 2H,m) 7.55(1H,m) 7.66(1H,d,J=8Hz) 7.73(1H,m) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.91(1H,s) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz)
【0149】(10)4−(イミダゾール−1−イルメ
チル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−1)の合
成 上記化合物(9)(74mg,0.697ミリモル) を
エタノール(5mL)に溶解後、氷冷下、1規定水酸化
ナトリウム水溶液(0.9mL)を加え、室温で14時
間撹拌した。溶媒を減圧留去後、氷冷下、水(5mL)
及び1規定塩酸を加え、pH7とした。析出した結晶を
濾過後、水(10mL)で洗浄し、減圧乾燥することに
より、標題化合物(10)294mg(収率83.1
%)を白色結晶として得た。 mp: 190〜192℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 4.57(2H,s) 5.29(2H,s) 5.43(2H,s) 6.93〜6.96(2H,m) 7.23〜7.31(4H,m) 7.44(1H,t,J=8Hz) 7.51〜7.63(3H,m) 7.74(1H,d,J=8Hz) 7.79(1H,m) 7.95(1H,d,J=8Hz) 8.05(1H,d,J=8Hz) 8.31(1H,s) 8.39(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3423,3135,237
5,1637,1587,1523,1506,142
7,1292,1178,1060,750
チル)−3−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−1)の合
成 上記化合物(9)(74mg,0.697ミリモル) を
エタノール(5mL)に溶解後、氷冷下、1規定水酸化
ナトリウム水溶液(0.9mL)を加え、室温で14時
間撹拌した。溶媒を減圧留去後、氷冷下、水(5mL)
及び1規定塩酸を加え、pH7とした。析出した結晶を
濾過後、水(10mL)で洗浄し、減圧乾燥することに
より、標題化合物(10)294mg(収率83.1
%)を白色結晶として得た。 mp: 190〜192℃1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 4.57(2H,s) 5.29(2H,s) 5.43(2H,s) 6.93〜6.96(2H,m) 7.23〜7.31(4H,m) 7.44(1H,t,J=8Hz) 7.51〜7.63(3H,m) 7.74(1H,d,J=8Hz) 7.79(1H,m) 7.95(1H,d,J=8Hz) 8.05(1H,d,J=8Hz) 8.31(1H,s) 8.39(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3423,3135,237
5,1637,1587,1523,1506,142
7,1292,1178,1060,750
【0150】[合成例11]4−[3−(イミダゾール
−1−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3
−キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]
エチル]安息香酸(IV−2)の合成 (1)5−アミノフタリドの合成 亜鉛末(50.0g,1.67モル)、硫酸銅(70m
g,0.44ミリモル)、そして水酸化ナトリウム(1
6.0g,0.67モル)を水(60mL)に懸濁させ
た。ここに氷冷下で4−アミノフタルイミド(25.0
g,0.15モル)を徐々に加え、更に水(70mL)
を追加した後、70〜80℃で10時間加熱した。不溶
物をセライト濾過することによって除去した。得られた
水溶液に氷冷下で濃塩酸を添加してpH2とし、2時間
加熱還流した。これを冷却したのち、炭酸ナトリウムを
加えてpH8とし、析出した結晶を濾取して、標題化合
物(1)22.9gを淡褐色結晶として定量的に得た。1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 5.17(2H,s)(1H,s) 6.65(1H,s) 6.73(1H,dd,J=8Hz,2Hz) 7.51(1H,d,J=8Hz)
−1−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3
−キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]
エチル]安息香酸(IV−2)の合成 (1)5−アミノフタリドの合成 亜鉛末(50.0g,1.67モル)、硫酸銅(70m
g,0.44ミリモル)、そして水酸化ナトリウム(1
6.0g,0.67モル)を水(60mL)に懸濁させ
た。ここに氷冷下で4−アミノフタルイミド(25.0
g,0.15モル)を徐々に加え、更に水(70mL)
を追加した後、70〜80℃で10時間加熱した。不溶
物をセライト濾過することによって除去した。得られた
水溶液に氷冷下で濃塩酸を添加してpH2とし、2時間
加熱還流した。これを冷却したのち、炭酸ナトリウムを
加えてpH8とし、析出した結晶を濾取して、標題化合
物(1)22.9gを淡褐色結晶として定量的に得た。1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 5.17(2H,s)(1H,s) 6.65(1H,s) 6.73(1H,dd,J=8Hz,2Hz) 7.51(1H,d,J=8Hz)
【0151】(2)メチル 5−アミノ−2−メトキシ
カルボニルフェニルアセテートの合成 上記化合物(1)(22.9g,0.15モル)とシア
ン化カリウム(11.5g,0.18モル)をジメチルス
ルホキシド(215mL)に懸濁させ、170〜175
℃で11時間加熱した。溶媒を減圧留去して得られた残
渣に4規定水酸化ナトリウム水溶液(120mL)を加
え、5時間加熱還流させた。更にこの反応溶液の溶媒を
減圧留去して得られた残渣に、メタノール(250m
L)と濃硫酸(25mL)を加え、5時間加熱還流させ
た。溶媒を留去して得られた残渣に水を加え、1規定水
酸化ナトリウム水溶液を用いて中和した。ここで不溶物
を濾別し、クロロホルム抽出を行なった。得られた有機
層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
留去した。こうして得られた粗体を再結晶(クロロホル
ム, メタノール/エーテル, ヘキサン)することにより
標題化合物(2)5.79g(収率16.8%)を淡褐
色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.70,3.80(6H,各 s) 3.87(2H,s) 3.93(2H,s) 6.48(1H,d,J=2Hz) 6.57(1H,dd,J=8Hz,2Hz) 7.88(1H,d,J=8Hz)
カルボニルフェニルアセテートの合成 上記化合物(1)(22.9g,0.15モル)とシア
ン化カリウム(11.5g,0.18モル)をジメチルス
ルホキシド(215mL)に懸濁させ、170〜175
℃で11時間加熱した。溶媒を減圧留去して得られた残
渣に4規定水酸化ナトリウム水溶液(120mL)を加
え、5時間加熱還流させた。更にこの反応溶液の溶媒を
減圧留去して得られた残渣に、メタノール(250m
L)と濃硫酸(25mL)を加え、5時間加熱還流させ
た。溶媒を留去して得られた残渣に水を加え、1規定水
酸化ナトリウム水溶液を用いて中和した。ここで不溶物
を濾別し、クロロホルム抽出を行なった。得られた有機
層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
留去した。こうして得られた粗体を再結晶(クロロホル
ム, メタノール/エーテル, ヘキサン)することにより
標題化合物(2)5.79g(収率16.8%)を淡褐
色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.70,3.80(6H,各 s) 3.87(2H,s) 3.93(2H,s) 6.48(1H,d,J=2Hz) 6.57(1H,dd,J=8Hz,2Hz) 7.88(1H,d,J=8Hz)
【0152】(3)メチル 5−ヨード−2−メトキシ
カルボニルフェニルアセテートの合成 上記化合物(2)(1.56g,7.0ミリモル)を、
濃塩酸(3.3mL)と水(4.4mL)の混合液に溶
解し、亜硝酸ナトリウム(0.53g,7.7ミリモ
ル)を氷冷撹拌下、5℃以下で10分要して加え、5℃
以下で30分間撹拌した。得られた赤色懸濁液に、ヨウ
化カリウム(3.92g,23.6ミリモル)を加え、
室温で1時間撹拌後、一晩静置した。この反応混合物を
エーテルで抽出し、水、飽和重曹水、5%重亜硫酸ナト
リウム水溶液、次いで、飽和食塩水で順次洗い、硫酸ナ
トリウム上乾燥した。溶媒を留去して赤色油状物1.4
1gを得、中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
処し、クロロホルムで溶出して標題化合物(3)を黄色
油状物として1.04g(収率34.2%)得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.70(3H,s) 3.86(3H,s) 3.95(2H,s) 7.64(1H,m) 7.7〜7.8(2H,m) MS(EI):m/z 334(MH+ )
カルボニルフェニルアセテートの合成 上記化合物(2)(1.56g,7.0ミリモル)を、
濃塩酸(3.3mL)と水(4.4mL)の混合液に溶
解し、亜硝酸ナトリウム(0.53g,7.7ミリモ
ル)を氷冷撹拌下、5℃以下で10分要して加え、5℃
以下で30分間撹拌した。得られた赤色懸濁液に、ヨウ
化カリウム(3.92g,23.6ミリモル)を加え、
室温で1時間撹拌後、一晩静置した。この反応混合物を
エーテルで抽出し、水、飽和重曹水、5%重亜硫酸ナト
リウム水溶液、次いで、飽和食塩水で順次洗い、硫酸ナ
トリウム上乾燥した。溶媒を留去して赤色油状物1.4
1gを得、中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
処し、クロロホルムで溶出して標題化合物(3)を黄色
油状物として1.04g(収率34.2%)得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.70(3H,s) 3.86(3H,s) 3.95(2H,s) 7.64(1H,m) 7.7〜7.8(2H,m) MS(EI):m/z 334(MH+ )
【0153】(4)メチル 5−(3−ヒドロキシ−1
−プロピニル)−2−メトキシカルボニルフェニルアセ
テートの合成 上記化合物(3)(668mg,2ミリモル)、 プロパ
ルギルアルコール(224mg,4ミリモル)、 塩化パ
ラジウム(7mg,0.04ミリモル)、 ヨウ化銅(1
3mg,0.068ミリモル)、 トリフェニルホスフィ
ン(19mg,0.037ミリモル)、 及びジエチルア
ミン(8mL)を混合し、窒素雰囲気下室温で21時間
撹拌した。ジエチルアミンを減圧下留去し、酢酸エチル
で抽出して、2規定塩酸、水、次いで、飽和食塩水で順
次洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を留去して
暗褐色油状物678mgを得て、中圧シリカゲルカラム
クロマトグラフィ−に処し、メタノ−ル/クロロホルム
=1/100の混合溶媒で溶出して標題化合物(4)を
微黄色結晶として467mg(収率89.0%)得た。 mp:88〜91℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.67(1H,t,J=6Hz) 3.70(3H,s) 3.87(3H,s) 3.98(2H,s) 4.50(2H,d,J=6Hz) 7.33(1H,s) 7.41(1H,d,J=8Hz) 7.96(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3350,2950,235
0,2330,1730,1710,1600,143
0,1420,1345,1300,1275,126
0,1200,1170,1085,1010,740
−プロピニル)−2−メトキシカルボニルフェニルアセ
テートの合成 上記化合物(3)(668mg,2ミリモル)、 プロパ
ルギルアルコール(224mg,4ミリモル)、 塩化パ
ラジウム(7mg,0.04ミリモル)、 ヨウ化銅(1
3mg,0.068ミリモル)、 トリフェニルホスフィ
ン(19mg,0.037ミリモル)、 及びジエチルア
ミン(8mL)を混合し、窒素雰囲気下室温で21時間
撹拌した。ジエチルアミンを減圧下留去し、酢酸エチル
で抽出して、2規定塩酸、水、次いで、飽和食塩水で順
次洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を留去して
暗褐色油状物678mgを得て、中圧シリカゲルカラム
クロマトグラフィ−に処し、メタノ−ル/クロロホルム
=1/100の混合溶媒で溶出して標題化合物(4)を
微黄色結晶として467mg(収率89.0%)得た。 mp:88〜91℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.67(1H,t,J=6Hz) 3.70(3H,s) 3.87(3H,s) 3.98(2H,s) 4.50(2H,d,J=6Hz) 7.33(1H,s) 7.41(1H,d,J=8Hz) 7.96(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3350,2950,235
0,2330,1730,1710,1600,143
0,1420,1345,1300,1275,126
0,1200,1170,1085,1010,740
【0154】(5)メチル 5−(3−ヒドロキシプロ
ピル)−2−メトキシカルボニルフェニルアセテートの
合成 上記化合物(4)(127mg,0.48ミリモル)を
メタノール(2.5mL)に溶解し、10%パラジウム
/炭素(13mg)を加え、水素雰囲気下、室温で18
時間撹拌した。不溶物を濾別し、濾液を減圧下濃縮して
無色油状物124mgを得て、これを中圧シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに処し、メタノール/クロロホ
ルム=1/100の混合溶媒で溶出して標題化合物
(5)を無色油状物として105mg(収率81%)得
た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.27(1H,t,J=5Hz) 1.90(2H,m) 2.75(2H,t,J=8Hz) 3.68(2H,m) 3.70(3H,s) 3.85(3H,s) 3.99(2H,s) 7.09(1H,d,J=1Hz) 7.20(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.95(1H,d,J=8Hz)
ピル)−2−メトキシカルボニルフェニルアセテートの
合成 上記化合物(4)(127mg,0.48ミリモル)を
メタノール(2.5mL)に溶解し、10%パラジウム
/炭素(13mg)を加え、水素雰囲気下、室温で18
時間撹拌した。不溶物を濾別し、濾液を減圧下濃縮して
無色油状物124mgを得て、これを中圧シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに処し、メタノール/クロロホ
ルム=1/100の混合溶媒で溶出して標題化合物
(5)を無色油状物として105mg(収率81%)得
た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 1.27(1H,t,J=5Hz) 1.90(2H,m) 2.75(2H,t,J=8Hz) 3.68(2H,m) 3.70(3H,s) 3.85(3H,s) 3.99(2H,s) 7.09(1H,d,J=1Hz) 7.20(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.95(1H,d,J=8Hz)
【0155】(6)メチル 5−(3−ブロモプロピ
ル)−2−メトキシカルボニルフェニルアセテートの合
成 上記化合物(5)(105mg,0.39ミリモル)、
及び四臭化炭素(169mg,0.51ミリモル)をジ
クロロメタン(1mL)に溶解し、トリフェニルホスフ
ィン(134mg,0.51ミリモル)を室温、撹拌下
15分要して加えた。この混合物を室温で21時間撹拌
後、減圧下濃縮し、中圧シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに処した。クロロホルムで溶出して標題化合物
(6)を無色油状物として119mg(収率92%)得
た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.18(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.82(2H,t,J=7Hz) 3.39(2H,t,J=7Hz) 3.70(3H,s) 3.86(3H,s) 3.99(2H,s) 7.09 (1H,d,J=1Hz) 7.20(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.96 (1H,d,J=8Hz)
ル)−2−メトキシカルボニルフェニルアセテートの合
成 上記化合物(5)(105mg,0.39ミリモル)、
及び四臭化炭素(169mg,0.51ミリモル)をジ
クロロメタン(1mL)に溶解し、トリフェニルホスフ
ィン(134mg,0.51ミリモル)を室温、撹拌下
15分要して加えた。この混合物を室温で21時間撹拌
後、減圧下濃縮し、中圧シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに処した。クロロホルムで溶出して標題化合物
(6)を無色油状物として119mg(収率92%)得
た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.18(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.82(2H,t,J=7Hz) 3.39(2H,t,J=7Hz) 3.70(3H,s) 3.86(3H,s) 3.99(2H,s) 7.09 (1H,d,J=1Hz) 7.20(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.96 (1H,d,J=8Hz)
【0156】(7)メチル 5−[3−(イミダゾール
−1−イル)プロピル]−2−メトキシカルボニルフェ
ニルアセテートの合成 水素化ナトリウム(18mg,0.44ミリモル)を無
水ジメチルホルムアミド(0.4mL)に溶解し、イミ
ダゾール(30mg,0.44ミリモル)を加え、室温
で1時間撹拌した。得られた溶液に、上記化合物(6)
(132mg,0.4ミリモル)を無水ジメチルホルム
アミド(0.4mL)に溶解して加え、室温で18時間
撹拌した。この反応混合物に酢酸エチルと水を加え、酢
酸エチル層を1規定塩酸で抽出した。この水層を炭酸カ
リウムで塩基性とし、酢酸エチルで抽出した。この酢酸
エチル層を水、次いで、飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリ
ウム上乾燥した。溶媒を減圧下留去して標題化合物
(7)を無色油状物として80mg(収率63%)得
た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.14(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.64(2H,t,J=7Hz) 3.71(3H,s) 3.86(3H,s) 3.94(2H,t,J=7Hz) 3.99 (2H,s) 6.91(1H,s) 7.03(1H,d,J=2Hz) 7.08(1H,s) 7.15(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.46(1H,s) 7.96(1H,d,J=8Hz)
−1−イル)プロピル]−2−メトキシカルボニルフェ
ニルアセテートの合成 水素化ナトリウム(18mg,0.44ミリモル)を無
水ジメチルホルムアミド(0.4mL)に溶解し、イミ
ダゾール(30mg,0.44ミリモル)を加え、室温
で1時間撹拌した。得られた溶液に、上記化合物(6)
(132mg,0.4ミリモル)を無水ジメチルホルム
アミド(0.4mL)に溶解して加え、室温で18時間
撹拌した。この反応混合物に酢酸エチルと水を加え、酢
酸エチル層を1規定塩酸で抽出した。この水層を炭酸カ
リウムで塩基性とし、酢酸エチルで抽出した。この酢酸
エチル層を水、次いで、飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリ
ウム上乾燥した。溶媒を減圧下留去して標題化合物
(7)を無色油状物として80mg(収率63%)得
た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.14(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.64(2H,t,J=7Hz) 3.71(3H,s) 3.86(3H,s) 3.94(2H,t,J=7Hz) 3.99 (2H,s) 6.91(1H,s) 7.03(1H,d,J=2Hz) 7.08(1H,s) 7.15(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.46(1H,s) 7.96(1H,d,J=8Hz)
【0157】(8)2−(3−ニトロフェノキシメチ
ル)キノリンの合成 m−ニトロフェノール(1.67g,12ミリモル)を
エタノールに溶解させ、粉末の水酸化ナトリウム(0.
96g,24ミリモル)と2−クロロメチルキノリン・
塩酸塩(2.14g,10ミリモル)を加えて、室温で
一晩撹拌後、4時間加熱還流した。反応混合物にクロロ
ホルムを加え、水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去し、残渣をエタノール−ヘキサン
から結晶化させ、白色結晶性粉末である標題化合物
(8)(1.88g,収率67%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 5.45(2H,s) 7.3〜8.5(10H,m)
ル)キノリンの合成 m−ニトロフェノール(1.67g,12ミリモル)を
エタノールに溶解させ、粉末の水酸化ナトリウム(0.
96g,24ミリモル)と2−クロロメチルキノリン・
塩酸塩(2.14g,10ミリモル)を加えて、室温で
一晩撹拌後、4時間加熱還流した。反応混合物にクロロ
ホルムを加え、水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去し、残渣をエタノール−ヘキサン
から結晶化させ、白色結晶性粉末である標題化合物
(8)(1.88g,収率67%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 5.45(2H,s) 7.3〜8.5(10H,m)
【0158】(9)3−(2−キノリルメチルオキシ)
アニリンの合成 上記化合物(8)(1.49g,5.3ミリモル)をメ
タノール(12mL)と酢酸(12mL)との混合物に
溶解させ、外温45℃で塩化スズ(II)・2水和物(9.
5g)の濃塩酸溶液(9.5mL)を10分で加え、こ
のまま8時間撹拌し、さらに室温で一晩撹拌した。上記
化合物(8)(0.28g,0.1ミリモル)から同様
の反応を行って得た反応混合物を合わせ、ジクロロメタ
ンと1規定水酸化ナトリウム水溶液とを加えて、不溶物
をセライト濾過、有機層を分取して、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム/酢酸エチル
=3/1)を用いて精製した。これをエーテル−ヘキサ
ンから結晶化させ、淡黄色結晶性粉末である標題化合物
(9)(1.03g,収率65%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.65(2H,s) 5.35(2H,s) 6.30(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.36(1H,t,J=2Hz) 6.43(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.04(1H,t,J=2Hz) 7.5〜7.9(4H,m) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.17(1H,d,J=8Hz)
アニリンの合成 上記化合物(8)(1.49g,5.3ミリモル)をメ
タノール(12mL)と酢酸(12mL)との混合物に
溶解させ、外温45℃で塩化スズ(II)・2水和物(9.
5g)の濃塩酸溶液(9.5mL)を10分で加え、こ
のまま8時間撹拌し、さらに室温で一晩撹拌した。上記
化合物(8)(0.28g,0.1ミリモル)から同様
の反応を行って得た反応混合物を合わせ、ジクロロメタ
ンと1規定水酸化ナトリウム水溶液とを加えて、不溶物
をセライト濾過、有機層を分取して、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム/酢酸エチル
=3/1)を用いて精製した。これをエーテル−ヘキサ
ンから結晶化させ、淡黄色結晶性粉末である標題化合物
(9)(1.03g,収率65%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 3.65(2H,s) 5.35(2H,s) 6.30(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.36(1H,t,J=2Hz) 6.43(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.04(1H,t,J=2Hz) 7.5〜7.9(4H,m) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.17(1H,d,J=8Hz)
【0159】(10)4−[3−(イミダゾール−1−
イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−(キ
ノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]エチ
ル]−安息香酸(IV−2)の合成 前記化合物(7)(1.17g,3.70ミリモル)を
メタノール(30mL)に溶解し、1規定水酸化ナトリ
ウム水溶液 (15mL)を加え、5時間加熱還流した。
溶媒を減圧下で留去してジナトリウム塩(A)を得た。
これを水に溶解し、2規定塩酸で酸性とし、減圧下濃縮
した。残留物をトルエンに溶解し、これを減圧下で濃縮
した、この濃縮操作を再度行なった後、真空乾燥してジ
カルボン酸(B)を得た。次いでジカルボン酸(B)に
塩化アセチル(16mL)を加えて、2時間加熱還流し
た。この反応混合物を減圧下濃縮し、残留物を上記の方
法でトルエンから2回減圧下濃縮して酸無水物(C)を
得た。これに上記の化合物(9)(2.75g,11ミ
リモル)を加え、120℃で2時間撹拌した。この反応
混合物をメタノールに懸濁し、不溶物を濾別した。この
濾液を減圧下濃縮して暗赤色固形物4.5gを得、Cosm
osil 75C18-OPN(ナカライテスク)を用いて中圧カラム
クロマトグラフィーに処し、水/メタノール=1/2の
混合溶媒で溶出して赤色油状物2.1gを得た。これを
中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーに処し、メタ
ノ−ル/クロロホルム=1/4の混合溶媒で溶出して標
題化合物(10)を淡褐色粉末として0.28g(収率
15%)得た。 (A)1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.14(2H,m) 2.60(2H,t,J=8Hz) 3.72 (2H,s) 4.04(2H,t,J=7Hz) 7.0〜7.2(4H,m) 7.39(1H,d,J=8Hz) 7.67(1H,s)
イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−(キ
ノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]エチ
ル]−安息香酸(IV−2)の合成 前記化合物(7)(1.17g,3.70ミリモル)を
メタノール(30mL)に溶解し、1規定水酸化ナトリ
ウム水溶液 (15mL)を加え、5時間加熱還流した。
溶媒を減圧下で留去してジナトリウム塩(A)を得た。
これを水に溶解し、2規定塩酸で酸性とし、減圧下濃縮
した。残留物をトルエンに溶解し、これを減圧下で濃縮
した、この濃縮操作を再度行なった後、真空乾燥してジ
カルボン酸(B)を得た。次いでジカルボン酸(B)に
塩化アセチル(16mL)を加えて、2時間加熱還流し
た。この反応混合物を減圧下濃縮し、残留物を上記の方
法でトルエンから2回減圧下濃縮して酸無水物(C)を
得た。これに上記の化合物(9)(2.75g,11ミ
リモル)を加え、120℃で2時間撹拌した。この反応
混合物をメタノールに懸濁し、不溶物を濾別した。この
濾液を減圧下濃縮して暗赤色固形物4.5gを得、Cosm
osil 75C18-OPN(ナカライテスク)を用いて中圧カラム
クロマトグラフィーに処し、水/メタノール=1/2の
混合溶媒で溶出して赤色油状物2.1gを得た。これを
中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーに処し、メタ
ノ−ル/クロロホルム=1/4の混合溶媒で溶出して標
題化合物(10)を淡褐色粉末として0.28g(収率
15%)得た。 (A)1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.14(2H,m) 2.60(2H,t,J=8Hz) 3.72 (2H,s) 4.04(2H,t,J=7Hz) 7.0〜7.2(4H,m) 7.39(1H,d,J=8Hz) 7.67(1H,s)
【0160】(B)1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.30(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.78(2H,t,J=7Hz) 3.94(2H,s) 4.26(2H,t,J=7Hz) 7.1〜7.4(4H,m) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.57(1H,s) (C)1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.33(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.80(2H,t,J=7Hz) 4.29(2H,t,J=7Hz) 7.2〜7.5(4H,m) 7.89(1H,d,J=8Hz) 8.59(1H,s) 化合物(10) mp:250〜260℃(分解)1 H−NMR(CD3 OD,400MHz): δ= 2.12(2H,m) 2.59(2H,t,J=8Hz) 3.96(2H,s) 4.03(2H,t,J=7Hz) 5.29(2H,s) 6.72(1H,d,J=8Hz) 7.0〜7.2(6H,m) 7.39(1H,s) 7.58(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 7.65(1H,d,J=9Hz) 7.76(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 7.79(1H,d,J=8Hz) 7.84(1H,s) 7.90(1H,d,J=8Hz) 8.01(1H,d,J=8Hz) 8.31(1H,d,J=9Hz)
【0161】[合成例12]メチル 4−[3−(イミ
ダゾール−1−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−
2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニ
ルアミノ]エチル]ベンゾエート・二塩酸塩(IV−3)
の合成 (1)メチル 4−[3−(イミダゾール−1−イル)
プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−(キノリン
−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]エチル]ベ
ンゾエートの合成 メチル 5−[3−(イミダゾール−1−イル)プロピ
ル]−2−メトキシカルボニルフェニルアセテート(合
成例11で得られた化合物(7))(1.11g,3.
51ミリモル)をメタノール(80mL)に溶解し、水
(18mL)を加えた。これに、氷冷下1規定水酸化ナ
トリウム水溶液(3.5mL,3.5ミリモル)を加
え、室温で16時間撹拌した。メタノールを40℃以下
で減圧下留去し、ジクロロメタンで洗浄した。水層を2
規定塩酸で中和し、50℃で減圧下濃縮した。残渣に2
規定塩酸(2mL)を加え、減圧下濃縮した。この残渣
をトルエンから2回減圧下濃縮後、真空乾燥してモノカ
ルボン酸・塩酸塩(白色油状物)と白色結晶(食塩)の
混合物(A)を得た。これを無水ジクロロメタン(70
mL)に懸濁し、塩化チオニル(0.77mL,10.
5ミリモル)を1分要して加え、室温で17時間撹拌
後、2時間加熱還流した。この反応混合物を減圧下濃縮
し、さらに残渣に無水ジクロロメタンを加え、減圧下濃
縮を繰り返した。この残渣を無水ジクロロメタン(35
mL)に懸濁し、3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)アニリン(1.75g,7ミリモル)を無水ジクロ
ロメタン(18mL)に溶解した溶液に、氷冷下10分
要して滴下した。この混合物を氷冷下に30分、続いて
室温で6時間撹拌後、飽和重曹水(50mL)を加え、
ジクロロメタン層を飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリウム
上乾燥した。溶媒を減圧下留去して赤色油状物3.03
gを得、中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーに処
し、メタノール/クロロホルム=1/20の混合溶媒で
溶出して標題化合物(1)を黄色アモルファス体として
0.39g(収率21%)得た。 混合物(A)1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.30(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.77(2H,t,J=7Hz) 3.87(3H,s) 3.98(2H,s) 4.26(2H,t,J=7Hz) 7.18(1H,s) 7.28(1H,d,J=8Hz) 7.36(1H,s) 7.43(1H,s) 7.92(1H,d,J=8Hz) 8.59(1H,s)
ダゾール−1−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−
2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニ
ルアミノ]エチル]ベンゾエート・二塩酸塩(IV−3)
の合成 (1)メチル 4−[3−(イミダゾール−1−イル)
プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3−(キノリン
−2−イルメチルオキシ)フェニルアミノ]エチル]ベ
ンゾエートの合成 メチル 5−[3−(イミダゾール−1−イル)プロピ
ル]−2−メトキシカルボニルフェニルアセテート(合
成例11で得られた化合物(7))(1.11g,3.
51ミリモル)をメタノール(80mL)に溶解し、水
(18mL)を加えた。これに、氷冷下1規定水酸化ナ
トリウム水溶液(3.5mL,3.5ミリモル)を加
え、室温で16時間撹拌した。メタノールを40℃以下
で減圧下留去し、ジクロロメタンで洗浄した。水層を2
規定塩酸で中和し、50℃で減圧下濃縮した。残渣に2
規定塩酸(2mL)を加え、減圧下濃縮した。この残渣
をトルエンから2回減圧下濃縮後、真空乾燥してモノカ
ルボン酸・塩酸塩(白色油状物)と白色結晶(食塩)の
混合物(A)を得た。これを無水ジクロロメタン(70
mL)に懸濁し、塩化チオニル(0.77mL,10.
5ミリモル)を1分要して加え、室温で17時間撹拌
後、2時間加熱還流した。この反応混合物を減圧下濃縮
し、さらに残渣に無水ジクロロメタンを加え、減圧下濃
縮を繰り返した。この残渣を無水ジクロロメタン(35
mL)に懸濁し、3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)アニリン(1.75g,7ミリモル)を無水ジクロ
ロメタン(18mL)に溶解した溶液に、氷冷下10分
要して滴下した。この混合物を氷冷下に30分、続いて
室温で6時間撹拌後、飽和重曹水(50mL)を加え、
ジクロロメタン層を飽和食塩水で洗い、硫酸ナトリウム
上乾燥した。溶媒を減圧下留去して赤色油状物3.03
gを得、中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーに処
し、メタノール/クロロホルム=1/20の混合溶媒で
溶出して標題化合物(1)を黄色アモルファス体として
0.39g(収率21%)得た。 混合物(A)1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.30(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.77(2H,t,J=7Hz) 3.87(3H,s) 3.98(2H,s) 4.26(2H,t,J=7Hz) 7.18(1H,s) 7.28(1H,d,J=8Hz) 7.36(1H,s) 7.43(1H,s) 7.92(1H,d,J=8Hz) 8.59(1H,s)
【0162】化合物(1)1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz): δ= 2.14(2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.64(2H,t,J=7Hz) 3.93(2H,s) 3.94(2H,t,J=7Hz) 3.95(3H,s) 5.35(2H,s) 6.71(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.92(1H,s) 7.0〜7.4(6H,m) 7.48(1H,s) 7.54(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 7.66(1H,d,J=9Hz) 7.72(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.81(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.88(1H,d,J=8Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.17(1H,d,J=9Hz) 9.20(1H,s)
z) 7.81(1H,dd,J=1Hz,8Hz) 7.88(1H,d,J=8Hz) 8.07(1H,d,J=8Hz) 8.17(1H,d,J=9Hz) 9.20(1H,s)
【0163】(2)メチル 4−[3−(イミダゾール
−1−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3
−(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミ
ノ]エチル]ベンゾエート・二塩酸塩(IV−3)の合成 上記化合物(1)(0.17g,0.32ミリモル)を
メタノール(2mL)に溶解し、濃塩酸(0.055m
L,0.66ミリモル)を加えた。この溶液を減圧下濃
縮し、残渣に水を加え、減圧下濃縮する操作を3回繰り
返した。この残渣を真空乾燥後、粉砕して、標題化合物
(2)を黄色アモルファス体として0.20g(収率:
100%)得た。1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.27 (2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.73 (2H,t,J=7Hz) 3.76(3H,s) 4.03 (2H,s) 4.25 (2H,t,J=7Hz) 5.67 (2H,s) 6.9〜7.1(2H,m) 7.2〜7.5(6H,m) 7.88(1H,d,J=8Hz) 7.90(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 8.02(1H,d,J=9Hz) 8.09(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz) 8.62(1H,s) 8.99(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:1710,1670,160
0,1540,1490,1430,1290,127
0,1190,1150,1080
−1−イル)プロピル]−2−[2−オキソ−2−[3
−(キノリン−2−イルメチルオキシ)フェニルアミ
ノ]エチル]ベンゾエート・二塩酸塩(IV−3)の合成 上記化合物(1)(0.17g,0.32ミリモル)を
メタノール(2mL)に溶解し、濃塩酸(0.055m
L,0.66ミリモル)を加えた。この溶液を減圧下濃
縮し、残渣に水を加え、減圧下濃縮する操作を3回繰り
返した。この残渣を真空乾燥後、粉砕して、標題化合物
(2)を黄色アモルファス体として0.20g(収率:
100%)得た。1 H−NMR(D2 O,400MHz): δ= 2.27 (2H,tt,J=7Hz,7Hz) 2.73 (2H,t,J=7Hz) 3.76(3H,s) 4.03 (2H,s) 4.25 (2H,t,J=7Hz) 5.67 (2H,s) 6.9〜7.1(2H,m) 7.2〜7.5(6H,m) 7.88(1H,d,J=8Hz) 7.90(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 8.02(1H,d,J=9Hz) 8.09(1H,dd,J=7Hz,8Hz) 8.18(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz) 8.62(1H,s) 8.99(1H,d,J=9Hz) IR(KBr)cm-1:1710,1670,160
0,1540,1490,1430,1290,127
0,1190,1150,1080
【0164】[合成例13]4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−4)
の合成(1)4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデ
ヒドの合成 4−ヒドロキシベンズアルデヒド(20.0g,164
ミリモル)を酢酸(80mL)に懸濁し、水冷下、硝酸
(12.7mL,比重1.38,278ミリモル)を加
え、徐々に温度を上げた。27℃付近で発熱反応が始ま
ったので氷冷した(内温は最高55℃まで昇温した)。
室温まで冷却した後、35℃で5分間撹拌し、再び氷冷
した。析出した結晶を濾取し、水(70mL×3)で洗
浄後、減圧下乾燥して13.2g(収率48.2%)の
標題化合物(1)を黄色結晶として得た。 mp:141.8〜143.2℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 7.32(1H,d,J=8Hz) 8.14(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 8.64(1H,d,J=2Hz) 9.95(1H,s) 11.02(1H,s)
イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−4)
の合成(1)4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデ
ヒドの合成 4−ヒドロキシベンズアルデヒド(20.0g,164
ミリモル)を酢酸(80mL)に懸濁し、水冷下、硝酸
(12.7mL,比重1.38,278ミリモル)を加
え、徐々に温度を上げた。27℃付近で発熱反応が始ま
ったので氷冷した(内温は最高55℃まで昇温した)。
室温まで冷却した後、35℃で5分間撹拌し、再び氷冷
した。析出した結晶を濾取し、水(70mL×3)で洗
浄後、減圧下乾燥して13.2g(収率48.2%)の
標題化合物(1)を黄色結晶として得た。 mp:141.8〜143.2℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 7.32(1H,d,J=8Hz) 8.14(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 8.64(1H,d,J=2Hz) 9.95(1H,s) 11.02(1H,s)
【0165】(2)4−メチルオキシメチルオキシ−3
−ニトロベンズアルデヒドの合成 上記化合物(1)(10.0g,59.8ミリモル)を
アセトン(80mL)に懸濁し、室温で炭酸カリウム
(8.82g,63.8ミリモル)およびクロロメチル
メチルエーテル(4.8mL,63.8ミリモル)を加
え、一晩撹拌した。不溶物を濾過により除去し、次いで
溶媒を減圧留去した。不溶物に水(200mL)を加
え、残渣と合わせ、酢酸エチル(200mL,100m
L)で抽出し、飽和食塩水(100mL)で洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して1
1.0g(収率(87.1%)の標題化合物(2)を黄
色結晶として得た。 mp:98.4〜99.6℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.55(3H,s) 5.40(3H,s) 7.48(1H,d,J=8Hz) 8.05(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 8.32(1H,d,J=2Hz) 9.95(1H,s)
−ニトロベンズアルデヒドの合成 上記化合物(1)(10.0g,59.8ミリモル)を
アセトン(80mL)に懸濁し、室温で炭酸カリウム
(8.82g,63.8ミリモル)およびクロロメチル
メチルエーテル(4.8mL,63.8ミリモル)を加
え、一晩撹拌した。不溶物を濾過により除去し、次いで
溶媒を減圧留去した。不溶物に水(200mL)を加
え、残渣と合わせ、酢酸エチル(200mL,100m
L)で抽出し、飽和食塩水(100mL)で洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して1
1.0g(収率(87.1%)の標題化合物(2)を黄
色結晶として得た。 mp:98.4〜99.6℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.55(3H,s) 5.40(3H,s) 7.48(1H,d,J=8Hz) 8.05(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 8.32(1H,d,J=2Hz) 9.95(1H,s)
【0166】(3)4−メチルオキシメチルオキシ−3
−ニトロベンジルアルコールの合成 上記化合物2(5.00g,23.7ミリモル)を乾燥
THF(=テトラヒドロフラン、30mL)に懸濁し、
氷冷下で、水素化ホウ素ナトリウム(0.50g,1
3.2ミリモル)を少しづつ加え、水浴で冷却しなが
ら、1時間30分撹拌した。再び氷冷し、飽和硫酸ナト
リウム水溶液(20mL)を少しづつ加え、析出した結
晶を濾過により除去後、THFを減圧留去した。残渣を
酢酸エチル(15mL×2)で抽出し、飽和食塩水(2
0mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精
製して4.75g(純度97.6%,収率91.7%)
の標題化合物(3)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.78(1H,t,J=6Hz) 3.53(3H,s) 4.70(2H,d,J=6Hz) 5.29(3H,s) 7.31(1H,d,J=8Hz) 7.51(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.83(1H,d,J=2Hz)
−ニトロベンジルアルコールの合成 上記化合物2(5.00g,23.7ミリモル)を乾燥
THF(=テトラヒドロフラン、30mL)に懸濁し、
氷冷下で、水素化ホウ素ナトリウム(0.50g,1
3.2ミリモル)を少しづつ加え、水浴で冷却しなが
ら、1時間30分撹拌した。再び氷冷し、飽和硫酸ナト
リウム水溶液(20mL)を少しづつ加え、析出した結
晶を濾過により除去後、THFを減圧留去した。残渣を
酢酸エチル(15mL×2)で抽出し、飽和食塩水(2
0mL×2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精
製して4.75g(純度97.6%,収率91.7%)
の標題化合物(3)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.78(1H,t,J=6Hz) 3.53(3H,s) 4.70(2H,d,J=6Hz) 5.29(3H,s) 7.31(1H,d,J=8Hz) 7.51(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.83(1H,d,J=2Hz)
【0167】(4)4−メチルオキシメチルオキシ−3
−ニトロベンジル ブロミドの合成 上記化合物(3)(1.66g,純度97.6%,7.
60ミリモル)と四臭化炭素(3.27g,9.86ミ
リモル)とをジクロロメタン(11mL)に溶解し、室
温でトリフェニルホスフィン(2.59g,9.87ミ
リモル)を、温度が上がらないように少量ずつ加え1時
間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にエーテル(20
mL)および氷水(10mL)を加え、析出した結晶を
濾過により除去した。結晶を少量のエーテルで洗浄し、
洗浄液と濾液を合わせて分液後、有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム)で精製して
1.80g(収率85.8%)の標題化合物(4)を黄
色結晶として得た。 mp:87.5〜89.3℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.53(3H,s) 4.46(2H,d,J=6Hz) 5.30(3H,s) 7.30(1H,d,J=8Hz) 7.54(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.85(1H,d,J=2Hz)
−ニトロベンジル ブロミドの合成 上記化合物(3)(1.66g,純度97.6%,7.
60ミリモル)と四臭化炭素(3.27g,9.86ミ
リモル)とをジクロロメタン(11mL)に溶解し、室
温でトリフェニルホスフィン(2.59g,9.87ミ
リモル)を、温度が上がらないように少量ずつ加え1時
間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にエーテル(20
mL)および氷水(10mL)を加え、析出した結晶を
濾過により除去した。結晶を少量のエーテルで洗浄し、
洗浄液と濾液を合わせて分液後、有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム)で精製して
1.80g(収率85.8%)の標題化合物(4)を黄
色結晶として得た。 mp:87.5〜89.3℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.53(3H,s) 4.46(2H,d,J=6Hz) 5.30(3H,s) 7.30(1H,d,J=8Hz) 7.54(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.85(1H,d,J=2Hz)
【0168】(5)α−(イミダゾール−1−イル)−
4−メチルオキシメチルオキシ−3−ニトロトルエンの
合成 イミダゾール(0.46g,6.76ミリモル)を乾燥
DMF(2mL)に溶解し、氷冷下で、60%水素化ナ
トリウム(0.27g,6.75ミリモル)を少しずつ
加え、室温で30分間撹拌した。再び反応溶液を氷冷
し、上記の化合物(4)(1.70g,6.15ミリモ
ル)の乾燥DMF(7mL)溶液を滴下した後、室温で
一晩撹拌した。反応溶液を氷水(50mL)に注ぎ、ク
ロロホルム(15mL×3)で抽出し、水(50mL×
2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/5
0)で精製して、1.47g(収率90.7%)の標題
化合物(5)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.52(3H,s) 5.12(2H,s) 5.29(2H,s) 6.90(1H,t,J=1Hz) 7.12(1H,brs) 7.26(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.32(1H,d,J=8Hz) 7.56(1H,s) 7.65(1H,d,J=2Hz)
4−メチルオキシメチルオキシ−3−ニトロトルエンの
合成 イミダゾール(0.46g,6.76ミリモル)を乾燥
DMF(2mL)に溶解し、氷冷下で、60%水素化ナ
トリウム(0.27g,6.75ミリモル)を少しずつ
加え、室温で30分間撹拌した。再び反応溶液を氷冷
し、上記の化合物(4)(1.70g,6.15ミリモ
ル)の乾燥DMF(7mL)溶液を滴下した後、室温で
一晩撹拌した。反応溶液を氷水(50mL)に注ぎ、ク
ロロホルム(15mL×3)で抽出し、水(50mL×
2)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/5
0)で精製して、1.47g(収率90.7%)の標題
化合物(5)を黄色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.52(3H,s) 5.12(2H,s) 5.29(2H,s) 6.90(1H,t,J=1Hz) 7.12(1H,brs) 7.26(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.32(1H,d,J=8Hz) 7.56(1H,s) 7.65(1H,d,J=2Hz)
【0169】(6)6−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−2−メチルオキシメチルオキシアニリンの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(5)(1.47g,5.5
8ミリモル)をエタノール(10mL)に溶解し、10
%−パラジウム/炭素(0.59g,0.55ミリモ
ル)を加えた。反応系内を水素ガスで置換し、2時間撹
拌した。反応系内から水素ガスを追い出し、不溶物を濾
過により除去した後、エタノール(10mL)で洗浄し
た。濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留去したとこ
ろ、中間体であるヒドロキシルアミン体が残存していた
ため、残渣をエタノール(10mL)に溶解し、10%
−パラジウム/炭素(0.59g,0.55ミリモル)
を加え、反応系内を水素ガスで置換し、1時間30分撹
拌した。反応系内から水素ガスを追い出し、不溶物を濾
過により除去後、エタノール(10mL)で洗浄した。
濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留去し、残渣にトル
エン(3mL)を加え、真空下、溶媒を減圧留去して
1.22g(純度87.1%,収率81.7%)の標題
化合物(6)を黄色結晶として得た。 mp:65.6〜68.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.49(3H,s) 4.98(2H,s) 5.19(2H,s) 6.49(1H,d,J=2Hz) 6.52(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.89〜6.91(1H,m) 6.98(1H,d,J=8Hz) 7.09(1H,brs) 7.60(1H,s)
ル)−2−メチルオキシメチルオキシアニリンの合成 窒素雰囲気下、上記化合物(5)(1.47g,5.5
8ミリモル)をエタノール(10mL)に溶解し、10
%−パラジウム/炭素(0.59g,0.55ミリモ
ル)を加えた。反応系内を水素ガスで置換し、2時間撹
拌した。反応系内から水素ガスを追い出し、不溶物を濾
過により除去した後、エタノール(10mL)で洗浄し
た。濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留去したとこ
ろ、中間体であるヒドロキシルアミン体が残存していた
ため、残渣をエタノール(10mL)に溶解し、10%
−パラジウム/炭素(0.59g,0.55ミリモル)
を加え、反応系内を水素ガスで置換し、1時間30分撹
拌した。反応系内から水素ガスを追い出し、不溶物を濾
過により除去後、エタノール(10mL)で洗浄した。
濾液と洗浄液を合わせ、溶媒を減圧留去し、残渣にトル
エン(3mL)を加え、真空下、溶媒を減圧留去して
1.22g(純度87.1%,収率81.7%)の標題
化合物(6)を黄色結晶として得た。 mp:65.6〜68.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.49(3H,s) 4.98(2H,s) 5.19(2H,s) 6.49(1H,d,J=2Hz) 6.52(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.89〜6.91(1H,m) 6.98(1H,d,J=8Hz) 7.09(1H,brs) 7.60(1H,s)
【0170】(7)N−[5−(イミダゾール−1−イ
ルメチル)−2−メチルオキシメチルオキシフェニル]
−3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミ
ドの合成 3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)安息香酸(合
成例10で合成した化合物(8)(0.42g,1.5
0ミリモル)に氷冷下、塩化チオニル(0.96mL,
13.2ミリモル)を加え、3時間撹拌後、過剰の塩化
チオニルを減圧留去した。残渣をクロロホルム(2.4
mL)に懸濁し、氷冷下、トリエチルアミン(1.06
mL,7.60ミリモル)を加え、10分間撹拌した。
さらに、上記化合物(6)(0.40g,純度87.1
%,1.49ミリモル)のクロロホルム(1.4mL)
溶液を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶液に氷水(1
0mL)を加え、撹拌後、有機層を分液し、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(5mL)で洗浄した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノー
ル/クロロホルム=1/50) で精製して0.30g
(収率40.9%)の標題化合物(7)を淡黄色結晶と
して得た。 mp:141.0〜143.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.48(3H,s) 5.08(2H,s) 5.23(2H,s) 5.46(2H,s) 6.80(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.94(1H,t,J=1Hz) 7.07(1H,brs) 7.13(1H,d,J=8Hz) 7.20〜7.25(1H,m) 7.40〜7.47(2H,m) 7.53〜7.59(1H,m) 7.59〜7.62(1H,m) 7.55(1H,s) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.84(1H,d,J=8Hz) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.22(1H,d,J=8Hz) 8.53(1H,d,J=2Hz) 8.53(1H,s)
ルメチル)−2−メチルオキシメチルオキシフェニル]
−3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミ
ドの合成 3−(キノリン−2−イルメチルオキシ)安息香酸(合
成例10で合成した化合物(8)(0.42g,1.5
0ミリモル)に氷冷下、塩化チオニル(0.96mL,
13.2ミリモル)を加え、3時間撹拌後、過剰の塩化
チオニルを減圧留去した。残渣をクロロホルム(2.4
mL)に懸濁し、氷冷下、トリエチルアミン(1.06
mL,7.60ミリモル)を加え、10分間撹拌した。
さらに、上記化合物(6)(0.40g,純度87.1
%,1.49ミリモル)のクロロホルム(1.4mL)
溶液を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶液に氷水(1
0mL)を加え、撹拌後、有機層を分液し、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(5mL)で洗浄した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノー
ル/クロロホルム=1/50) で精製して0.30g
(収率40.9%)の標題化合物(7)を淡黄色結晶と
して得た。 mp:141.0〜143.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.48(3H,s) 5.08(2H,s) 5.23(2H,s) 5.46(2H,s) 6.80(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.94(1H,t,J=1Hz) 7.07(1H,brs) 7.13(1H,d,J=8Hz) 7.20〜7.25(1H,m) 7.40〜7.47(2H,m) 7.53〜7.59(1H,m) 7.59〜7.62(1H,m) 7.55(1H,s) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,8Hz,7H
z) 7.84(1H,d,J=8Hz) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.22(1H,d,J=8Hz) 8.53(1H,d,J=2Hz) 8.53(1H,s)
【0171】(8)N−[2−ヒドロキシ−5−(イミ
ダゾール−1−イルメチル)フェニル]−3−(キノリ
ン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミドの合成 上記化合物(7)(0.25g,0.51ミリモル)を
THF(2mL) およびメタノール(0.6mL)の混
合溶媒に溶解し、氷冷下で、1規定塩酸水溶液(1.6
mL)を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶液に、1規
定塩酸水溶液(1.4mL)を加え、50℃で撹拌し、
4時間後および5時間後にそれぞれ1規定塩酸水溶液
(0.7mL,0.7mL)を加え、さらに同温度で1
時間30分撹拌した。反応溶液を氷冷し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液をpH7になるまで加えた後、水(1
0mL)を加えた。析出した結晶を濾取し、水(10m
L×2)で洗浄後、減圧下乾燥して0.22g(収率9
6.1%)の標題化合物(8)を淡黄色結晶として得
た。 mp:105.6℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/20,4
00MHz):δ= 5.06(2H,s) 5.44(2H,s) 6.85(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.92(1H,d,J=8Hz) 6.95(1H,t,J=1Hz) 7.03(1H,brs) 7.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.41(1H,t,J=8Hz) 7.53〜7.55(1H,m) 7.55(1H,s) 7.56〜7.61(1H,m) 7.63(1H,t,J=2Hz) 7.71(1H,d,J=8Hz) 7.77(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.85(1H,d,J=2Hz) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz)
ダゾール−1−イルメチル)フェニル]−3−(キノリ
ン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミドの合成 上記化合物(7)(0.25g,0.51ミリモル)を
THF(2mL) およびメタノール(0.6mL)の混
合溶媒に溶解し、氷冷下で、1規定塩酸水溶液(1.6
mL)を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶液に、1規
定塩酸水溶液(1.4mL)を加え、50℃で撹拌し、
4時間後および5時間後にそれぞれ1規定塩酸水溶液
(0.7mL,0.7mL)を加え、さらに同温度で1
時間30分撹拌した。反応溶液を氷冷し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液をpH7になるまで加えた後、水(1
0mL)を加えた。析出した結晶を濾取し、水(10m
L×2)で洗浄後、減圧下乾燥して0.22g(収率9
6.1%)の標題化合物(8)を淡黄色結晶として得
た。 mp:105.6℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/20,4
00MHz):δ= 5.06(2H,s) 5.44(2H,s) 6.85(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.92(1H,d,J=8Hz) 6.95(1H,t,J=1Hz) 7.03(1H,brs) 7.23(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.41(1H,t,J=8Hz) 7.53〜7.55(1H,m) 7.55(1H,s) 7.56〜7.61(1H,m) 7.63(1H,t,J=2Hz) 7.71(1H,d,J=8Hz) 7.77(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.85(1H,d,J=2Hz) 7.86(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz)
【0172】(9)tert−ブチル 4−(イミダゾ
ール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシアセ
テートの合成 上記化合物(8)(0.20g,0.44ミリモル)
を、乾燥アセトン(4mL)および乾燥DMF(1m
L)の混合溶媒に懸濁し、無水炭酸カリウム(64m
g,0.46ミリモル)およびtert−ブチル ブロ
モアセテート(0.068mL,0.46ミリモル)を
加えて室温で3時間撹拌後、60℃で2時間30分撹拌
した。さらに、反応溶液に無水炭酸カリウム(9mg,
0.065ミリモル)およびtert−ブチル ブロモ
アセテート(0.013mL,0.089ミリモル)を
加え、60℃で2時間撹拌した後、溶媒を減圧留去し
た。残渣に氷水(5mL)を加え、クロロホルム(10
mL)で抽出し、水(10mL)で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノ
ール/クロロホルム=3/200)で精製して0.20
g(収率79.5%)の標題化合物(9)を黄色結晶と
して得た。 mp:137.6〜139.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.46(9H,s) 4.58(2H,s) 5.09(2H,s) 5.47(2H,s) 6.77(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.83(1H,d,J=8Hz) 6.94(1H,t,J=1Hz) 7.08(1H,brs) 7.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.42(1H,t,J=8Hz) 7.54〜7.58(1H,m) 7.55(1H,s) 7.62(1H,d,J=8Hz) 7.69(1H,d,J=8Hz) 7.71〜7.77(2H,m) 7.84(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz) 8.55(1H,d,J=2Hz) 9.23(1H,s)
ール−1−イルメチル)−2−[3−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシアセ
テートの合成 上記化合物(8)(0.20g,0.44ミリモル)
を、乾燥アセトン(4mL)および乾燥DMF(1m
L)の混合溶媒に懸濁し、無水炭酸カリウム(64m
g,0.46ミリモル)およびtert−ブチル ブロ
モアセテート(0.068mL,0.46ミリモル)を
加えて室温で3時間撹拌後、60℃で2時間30分撹拌
した。さらに、反応溶液に無水炭酸カリウム(9mg,
0.065ミリモル)およびtert−ブチル ブロモ
アセテート(0.013mL,0.089ミリモル)を
加え、60℃で2時間撹拌した後、溶媒を減圧留去し
た。残渣に氷水(5mL)を加え、クロロホルム(10
mL)で抽出し、水(10mL)で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノ
ール/クロロホルム=3/200)で精製して0.20
g(収率79.5%)の標題化合物(9)を黄色結晶と
して得た。 mp:137.6〜139.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.46(9H,s) 4.58(2H,s) 5.09(2H,s) 5.47(2H,s) 6.77(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.83(1H,d,J=8Hz) 6.94(1H,t,J=1Hz) 7.08(1H,brs) 7.22(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 7.42(1H,t,J=8Hz) 7.54〜7.58(1H,m) 7.55(1H,s) 7.62(1H,d,J=8Hz) 7.69(1H,d,J=8Hz) 7.71〜7.77(2H,m) 7.84(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz) 8.55(1H,d,J=2Hz) 9.23(1H,s)
【0173】(10)4−(イミダゾール−1−イルメ
チル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−4)の合
成 上記化合物(9)(0.19g,0.34ミリモル)を
ジクロロメタン(3mL)に溶解し、氷冷下、トリフル
オロ酢酸(0.66mL,8.68ミリモル)を加え、
室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にT
HF/ヘキサン=1/3混合溶媒(8mL)を加え、析
出した結晶を濾取後、減圧下乾燥した。得られた結晶を
水(10mL)に懸濁し、0.28%アンモニア水をp
H7なるまで加え、更にエタノール(5mL)を加えた
後、40℃で20分間撹拌した。結晶を濾取し、エタノ
ール/水=1/2混合溶媒(5mL)、エタノール
(0.5mL)、エタノール/ヘキサン=1/2混合溶
媒(3mL)、およびヘキサン(2mL)で順次洗浄
後、減圧下乾燥して0.10g(収率58.8%)の標
題化合物(10)を白色結晶として得た。 mp:97.0℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/20,4
00MHz):δ= 4.73(2H,s) 5.10(2H,s) 5.54(2H,s) 6.84(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.97(1H,t,J=1Hz) 6.98(1H,d,J=8Hz) 7.05(1H,brs) 7.26〜7.36(1H,m) 7.46(1H,t,J=8Hz) 7.57〜7.65(1H,m) 7.62(1H,s) 7.73(1H,d,J=8Hz) 7.78(1H,t,J=8Hz) 7.84(1H,d,J=8Hz) 7.88(1H,s) 7.89(1H,d,J=8Hz) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.32(1H,d,J=8Hz) 8.43(1H,d,J=2Hz) IR(KBr)cm-1:3410,3064,166
4,1599,1541,1506,1479,143
9,1404,1325,1271,1225,746
チル)−2−[3−(キノリン−2−イルメチルオキ
シ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−4)の合
成 上記化合物(9)(0.19g,0.34ミリモル)を
ジクロロメタン(3mL)に溶解し、氷冷下、トリフル
オロ酢酸(0.66mL,8.68ミリモル)を加え、
室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にT
HF/ヘキサン=1/3混合溶媒(8mL)を加え、析
出した結晶を濾取後、減圧下乾燥した。得られた結晶を
水(10mL)に懸濁し、0.28%アンモニア水をp
H7なるまで加え、更にエタノール(5mL)を加えた
後、40℃で20分間撹拌した。結晶を濾取し、エタノ
ール/水=1/2混合溶媒(5mL)、エタノール
(0.5mL)、エタノール/ヘキサン=1/2混合溶
媒(3mL)、およびヘキサン(2mL)で順次洗浄
後、減圧下乾燥して0.10g(収率58.8%)の標
題化合物(10)を白色結晶として得た。 mp:97.0℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/20,4
00MHz):δ= 4.73(2H,s) 5.10(2H,s) 5.54(2H,s) 6.84(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.97(1H,t,J=1Hz) 6.98(1H,d,J=8Hz) 7.05(1H,brs) 7.26〜7.36(1H,m) 7.46(1H,t,J=8Hz) 7.57〜7.65(1H,m) 7.62(1H,s) 7.73(1H,d,J=8Hz) 7.78(1H,t,J=8Hz) 7.84(1H,d,J=8Hz) 7.88(1H,s) 7.89(1H,d,J=8Hz) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.32(1H,d,J=8Hz) 8.43(1H,d,J=2Hz) IR(KBr)cm-1:3410,3064,166
4,1599,1541,1506,1479,143
9,1404,1325,1271,1225,746
【0174】[合成例14]4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−5)
の合成 (1)メチル 4−[(キノリン−1−イルメチル)オ
キシ]ベンゾエートの合成 4−ヒドロキシ安息香酸メチル(0.71g,4.67
ミリモル)を乾燥DMF(2mL)に溶解し、氷冷下、
60%水素化ナトリウム(0.22g,5.50ミリモ
ル)を少量ずつ加え、30分間撹拌した。2−クロロメ
チルキノリン(0.83g,4.67ミリモル)の乾燥
DMF(3mL)溶液を滴下した後、室温で16時間撹
拌し、ジクロロメタン(15mL)に溶解した。この溶
液を氷水(20mL)に注ぎ、ジクロロメタン(20m
L)で抽出し、水(30mL)および飽和食塩水(20
mL)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/
100)により粗精製後、得られた結晶を酢酸エチル
(1mL)に加熱溶解し、熱いうちにヘキサン(5m
L)を加えた。室温で放置し、析出した結晶を濾取後、
酢酸エチル/ヘキサン=1/5混合溶媒(3mL)、酢
酸エチル/ヘキサン=1/10混合溶媒(3mL)、そ
してヘキサン(3mL)で順次洗浄し、真空乾燥して
0.94g(収率68.5%)の標題化合物(1)を淡
黄色結晶として得た。 mp:114.0〜115.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.88(3H,s) 5.44(2H,s) 7.03〜7.08(2H,m) 7.56(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.64(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.96〜8.02(2H,m) 8.09(1H,d,J=9Hz) 8.20(1H,d,J=9Hz)
イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−5)
の合成 (1)メチル 4−[(キノリン−1−イルメチル)オ
キシ]ベンゾエートの合成 4−ヒドロキシ安息香酸メチル(0.71g,4.67
ミリモル)を乾燥DMF(2mL)に溶解し、氷冷下、
60%水素化ナトリウム(0.22g,5.50ミリモ
ル)を少量ずつ加え、30分間撹拌した。2−クロロメ
チルキノリン(0.83g,4.67ミリモル)の乾燥
DMF(3mL)溶液を滴下した後、室温で16時間撹
拌し、ジクロロメタン(15mL)に溶解した。この溶
液を氷水(20mL)に注ぎ、ジクロロメタン(20m
L)で抽出し、水(30mL)および飽和食塩水(20
mL)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/
100)により粗精製後、得られた結晶を酢酸エチル
(1mL)に加熱溶解し、熱いうちにヘキサン(5m
L)を加えた。室温で放置し、析出した結晶を濾取後、
酢酸エチル/ヘキサン=1/5混合溶媒(3mL)、酢
酸エチル/ヘキサン=1/10混合溶媒(3mL)、そ
してヘキサン(3mL)で順次洗浄し、真空乾燥して
0.94g(収率68.5%)の標題化合物(1)を淡
黄色結晶として得た。 mp:114.0〜115.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.88(3H,s) 5.44(2H,s) 7.03〜7.08(2H,m) 7.56(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.64(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.96〜8.02(2H,m) 8.09(1H,d,J=9Hz) 8.20(1H,d,J=9Hz)
【0175】(2)4−[(キノリン−1−イルメチ
ル)オキシ]安息香酸の合成 上記(1)(0.50g,1.70ミリモル)をメタノ
ール(2mL)とTHF(2mL)の混合溶媒に溶解
し、氷冷下にて、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3.
4mL)、メタノール(3mL)とTHF(5mL)を
加え、室温で16時間撹拌した。溶媒を30℃以下で減
圧留去し、残渣を水(2mL)に懸濁し、氷冷下、1規
定塩酸水溶液をpH7になるまで加えた。結晶を濾取
し、水で洗浄後、真空乾燥して0.30mg(収率7.
18%)の標題化合物(2)を淡黄色結晶として得た。 mp:209.0〜211.4℃(分解)1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 5.43(2H,s) 7.04〜7.09(2H,m) 7.59(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.77(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.86(1H,d,J=8Hz) 7.99〜8.04(2H,m) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,d,J=8Hz)
ル)オキシ]安息香酸の合成 上記(1)(0.50g,1.70ミリモル)をメタノ
ール(2mL)とTHF(2mL)の混合溶媒に溶解
し、氷冷下にて、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3.
4mL)、メタノール(3mL)とTHF(5mL)を
加え、室温で16時間撹拌した。溶媒を30℃以下で減
圧留去し、残渣を水(2mL)に懸濁し、氷冷下、1規
定塩酸水溶液をpH7になるまで加えた。結晶を濾取
し、水で洗浄後、真空乾燥して0.30mg(収率7.
18%)の標題化合物(2)を淡黄色結晶として得た。 mp:209.0〜211.4℃(分解)1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 5.43(2H,s) 7.04〜7.09(2H,m) 7.59(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.77(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.86(1H,d,J=8Hz) 7.99〜8.04(2H,m) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,d,J=8Hz)
【0176】(3)N−[5−(イミダゾール−1−イ
ルメチル)−2−メチルオキシメチルオキシフェニル]
−4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミ
ドの合成 上記化合物(2)(0.42g,1.50ミリモル)に
氷冷下、塩化チオニル(0.96mL,13.2ミリモ
ル)とジクロロメタン(2mL)を加え、室温で3時間
撹拌した後、過剰の塩化チオニルを減圧留去した。残渣
をクロロホルム(2.4mL)に懸濁し、氷冷下、トリ
エチルアミン(1.06mL,7.60ミリモル)を加
え、10分間撹拌した。さらに、6−(イミダゾール−
1−イルメチル)−2−メチルオキシメチルオキシアニ
リン(合成例13で合成した化合物(6))(0.40
g,純度87.1%,1.49ミリモル)のクロロホル
ム(1.4mL)溶液を加え、室温で一晩撹拌した。反
応溶液に氷水(10mL)を加え、撹拌後、有機層を分
液し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(5mL)で洗浄
した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/50)で精
製して0.24g(収率32.9%)の標題化合物
(3)を黄色結晶として得た。 mp:158.4〜161.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.49(3H,s) 5.07(2H,s) 5.25(2H,s) 5.46(2H,s) 6.78(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.93(1H,t,J=1Hz) 7.06(1H,brs) 7.10〜7.15(2H,m) 7.12(1H,d,J=8Hz) 7.54(1H,s) 7.54〜7.60(1H,m) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.82〜7.88(3H,m) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz) 8.49(1H,s) 8.53(1H,d,J=2Hz)
ルメチル)−2−メチルオキシメチルオキシフェニル]
−4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミ
ドの合成 上記化合物(2)(0.42g,1.50ミリモル)に
氷冷下、塩化チオニル(0.96mL,13.2ミリモ
ル)とジクロロメタン(2mL)を加え、室温で3時間
撹拌した後、過剰の塩化チオニルを減圧留去した。残渣
をクロロホルム(2.4mL)に懸濁し、氷冷下、トリ
エチルアミン(1.06mL,7.60ミリモル)を加
え、10分間撹拌した。さらに、6−(イミダゾール−
1−イルメチル)−2−メチルオキシメチルオキシアニ
リン(合成例13で合成した化合物(6))(0.40
g,純度87.1%,1.49ミリモル)のクロロホル
ム(1.4mL)溶液を加え、室温で一晩撹拌した。反
応溶液に氷水(10mL)を加え、撹拌後、有機層を分
液し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(5mL)で洗浄
した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム〜メタノール/クロロホルム=1/50)で精
製して0.24g(収率32.9%)の標題化合物
(3)を黄色結晶として得た。 mp:158.4〜161.8℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 3.49(3H,s) 5.07(2H,s) 5.25(2H,s) 5.46(2H,s) 6.78(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.93(1H,t,J=1Hz) 7.06(1H,brs) 7.10〜7.15(2H,m) 7.12(1H,d,J=8Hz) 7.54(1H,s) 7.54〜7.60(1H,m) 7.65(1H,d,J=8Hz) 7.76(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.82〜7.88(3H,m) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz) 8.49(1H,s) 8.53(1H,d,J=2Hz)
【0177】(4)N−[2−ヒドロキシ−5−(イミ
ダゾール−1−イルメチル)フェニル]−4−(キノリ
ン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミドの合成 上記化合物(3)(0.20g,0.40ミリモル)を
THF(1.5mL)とメタノール(0.8mL)との
混合溶媒に溶解し、氷冷下、1規定塩酸水溶液(1.3
mL)を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶液に1規定
塩酸水溶液(1.0mL)を加え、50℃で撹拌し、4
時間後および5時間後にそれぞれ1規定塩酸水溶液
(0.5mL,0.5mL)を加え、さらに同温度で1
時間30分撹拌した。反応溶液を氷冷し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液をpH7になるまで加えたのち、水
(10mL)を加えた。析出した結晶を濾取し、水(1
0mL×2)で洗浄後、減圧下乾燥して0.17g(収
率95.0%)の標題化合物(4)を淡黄色結晶として
得た。 mp:218.8〜222.0℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/10,4
00MHz):δ= 5.05(2H,s) 5.45(2H,s) 6.82(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.90(1H,d,J=8Hz) 6.95(1H,brs) 7.01(1H,brs) 7.10〜7.15(2H,m) 7.54(1H,s) 7.57〜7.61(1H,m) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.78(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.87(1H,d,J=8Hz) 7.88〜7.91(2H,m) 7.92(1H,d,J=2Hz) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz)
ダゾール−1−イルメチル)フェニル]−4−(キノリ
ン−2−イルメチルオキシ)ベンズアミドの合成 上記化合物(3)(0.20g,0.40ミリモル)を
THF(1.5mL)とメタノール(0.8mL)との
混合溶媒に溶解し、氷冷下、1規定塩酸水溶液(1.3
mL)を加え、室温で一晩撹拌した。反応溶液に1規定
塩酸水溶液(1.0mL)を加え、50℃で撹拌し、4
時間後および5時間後にそれぞれ1規定塩酸水溶液
(0.5mL,0.5mL)を加え、さらに同温度で1
時間30分撹拌した。反応溶液を氷冷し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液をpH7になるまで加えたのち、水
(10mL)を加えた。析出した結晶を濾取し、水(1
0mL×2)で洗浄後、減圧下乾燥して0.17g(収
率95.0%)の標題化合物(4)を淡黄色結晶として
得た。 mp:218.8〜222.0℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/10,4
00MHz):δ= 5.05(2H,s) 5.45(2H,s) 6.82(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.90(1H,d,J=8Hz) 6.95(1H,brs) 7.01(1H,brs) 7.10〜7.15(2H,m) 7.54(1H,s) 7.57〜7.61(1H,m) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.78(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.87(1H,d,J=8Hz) 7.88〜7.91(2H,m) 7.92(1H,d,J=2Hz) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz)
【0178】(5)tert−ブチル 4−(イミダゾ
ール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシアセ
テートの合成 上記化合物(4)(0.15g,0.33ミリモル)を
乾燥アセトン(3mL)と乾燥DMF(0.75mL)
との混合溶媒に懸濁し、無水炭酸カリウム(48mg,
0.35ミリモル)およびtert−ブチル ブロモア
セテート(0.051mL,0.35ミリモル)を加
え、室温で3時間撹拌後、60℃で2時間30分撹拌し
た。さらに、反応溶液に無水炭酸カリウム(14mg,
0.10ミリモル)およびtert−ブチル ブロモア
セテート(0.019mL,0.13ミリモル)を加
え、60℃で2時間撹拌した後、溶媒を減圧留去した。
残渣に氷水(5mL)を加え、クロロホルム(10m
L)で抽出し、水(10mL)で洗浄後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノー
ル/クロロホルム=3/100)で精製して0.12g
(収率63.6%)の標題化合物(5)を淡黄色結晶と
して得た。 mp:127.4〜130.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.47(9H,s) 4.58(2H,s) 5.08(2H,s) 5.46(2H,s) 6.75(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.82(1H,d,J=8Hz) 6.93(1H,brs) 7.07(1H,brs) 7.10〜7.15(2H,m) 7.54(1H,s) 7.54〜7.56(1H,m) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.84(1H,d,J=8Hz) 7.96〜8.01(2H,m) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz) 8.54(1H,d,J=2Hz) 9.14(1H,s)
ール−1−イルメチル)−2−[4−(キノリン−2−
イルメチルオキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシアセ
テートの合成 上記化合物(4)(0.15g,0.33ミリモル)を
乾燥アセトン(3mL)と乾燥DMF(0.75mL)
との混合溶媒に懸濁し、無水炭酸カリウム(48mg,
0.35ミリモル)およびtert−ブチル ブロモア
セテート(0.051mL,0.35ミリモル)を加
え、室温で3時間撹拌後、60℃で2時間30分撹拌し
た。さらに、反応溶液に無水炭酸カリウム(14mg,
0.10ミリモル)およびtert−ブチル ブロモア
セテート(0.019mL,0.13ミリモル)を加
え、60℃で2時間撹拌した後、溶媒を減圧留去した。
残渣に氷水(5mL)を加え、クロロホルム(10m
L)で抽出し、水(10mL)で洗浄後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノー
ル/クロロホルム=3/100)で精製して0.12g
(収率63.6%)の標題化合物(5)を淡黄色結晶と
して得た。 mp:127.4〜130.0℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.47(9H,s) 4.58(2H,s) 5.08(2H,s) 5.46(2H,s) 6.75(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.82(1H,d,J=8Hz) 6.93(1H,brs) 7.07(1H,brs) 7.10〜7.15(2H,m) 7.54(1H,s) 7.54〜7.56(1H,m) 7.67(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.84(1H,d,J=8Hz) 7.96〜8.01(2H,m) 8.10(1H,d,J=8Hz) 8.21(1H,d,J=8Hz) 8.54(1H,d,J=2Hz) 9.14(1H,s)
【0179】(6)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−5)の合成 上記化合物(5)(0.11g,0.19ミリモル)を
ジクロロメタン(2mL)に溶解し、氷冷下、トリフル
オロ酢酸(0.37mL,4.87ミリモル)を加え、
室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にT
HF/ヘキサン=1/2混合溶媒(6mL)を加え、析
出した結晶を濾取後、減圧下乾燥した。得られた結晶を
水(6mL)に懸濁し、0.28%アンモニア水をpH
7なるまで加え、さらにエタノール(3mL)を加えた
後、40℃で20分間撹拌した。結晶を濾取し、エタノ
ール/水=1/2混合溶媒(3mL)、エタノール
(0.3mL)、ヘキサン/エタノール=1/2混合溶
媒(1.8mL)、およびヘキサン(1.2mL)で順
次洗浄後、減圧下に乾燥して0.06g(収率63.2
%)の標題化合物を淡褐色結晶として得た。 mp:213.8〜215.6℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/20,4
00MHz):δ= 4.68(2H,s) 5.10(2H,s) 5.44(2H,s) 6.84(1H,d,J=8Hz) 6.90(1H,d,J=8Hz) 6.96〜7.15(2H,brs) 7.12(2H,d,J=9Hz) 7.55〜7.62(1H,m) 7.65〜7.80(1H,brs) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.72〜7.80(1H,m) 7.86(1H,d,J=8Hz) 7.98(2H,d,J=9Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,d,J=8Hz) 8.41(1H,d,J=2Hz) IR(KBr)cm-1:3398,3136,292
6,1664,1601,1545,1510,148
3,1439,1431,1250,1180,105
7,760,758
ル)−2−[4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(IV−5)の合成 上記化合物(5)(0.11g,0.19ミリモル)を
ジクロロメタン(2mL)に溶解し、氷冷下、トリフル
オロ酢酸(0.37mL,4.87ミリモル)を加え、
室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にT
HF/ヘキサン=1/2混合溶媒(6mL)を加え、析
出した結晶を濾取後、減圧下乾燥した。得られた結晶を
水(6mL)に懸濁し、0.28%アンモニア水をpH
7なるまで加え、さらにエタノール(3mL)を加えた
後、40℃で20分間撹拌した。結晶を濾取し、エタノ
ール/水=1/2混合溶媒(3mL)、エタノール
(0.3mL)、ヘキサン/エタノール=1/2混合溶
媒(1.8mL)、およびヘキサン(1.2mL)で順
次洗浄後、減圧下に乾燥して0.06g(収率63.2
%)の標題化合物を淡褐色結晶として得た。 mp:213.8〜215.6℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/20,4
00MHz):δ= 4.68(2H,s) 5.10(2H,s) 5.44(2H,s) 6.84(1H,d,J=8Hz) 6.90(1H,d,J=8Hz) 6.96〜7.15(2H,brs) 7.12(2H,d,J=9Hz) 7.55〜7.62(1H,m) 7.65〜7.80(1H,brs) 7.68(1H,d,J=8Hz) 7.72〜7.80(1H,m) 7.86(1H,d,J=8Hz) 7.98(2H,d,J=9Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.25(1H,d,J=8Hz) 8.41(1H,d,J=2Hz) IR(KBr)cm-1:3398,3136,292
6,1664,1601,1545,1510,148
3,1439,1431,1250,1180,105
7,760,758
【0180】[合成例15]4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(VI−6)
の合成(1)エチル 4−(イミダゾール−1−イルメ
チル)−3−ニトロフェニルオキシアセテートの合成 4−(イミダゾール−1−イルメチル)−3−ニトロフ
ェノール(合成例10で合成した化合物(4))(0.
80g,3.65ミリモル)を、乾燥アセトン(10m
L)と乾燥DMF(1mL)との混合溶媒に懸濁し、無
水炭酸カリウム(0.56g,4.05ミリモル)を加
え、室温で10分間撹拌した。次いで氷冷下、ブロモ酢
酸エチル(0.45mL,4.04ミリモル)を加えて
室温で一晩撹拌し、溶媒を減圧留去した。残渣に氷水
(20mL)を加え、クロロホルム(15mL×2)で
抽出し、水(20mL)で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/ク
ロロホルム=1/50)で精製して0.49g(純度9
7.6%,収率42.8%)の標題化合物(1)を淡黄
色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.30(3H,t,J=7Hz) 3.57(2H,brs) 4.27(2H,q,J=7Hz) 4.58(2H,s) 4.99(2H,s) 6.30(1H,d,J=2Hz) 6.33(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.90(1H,t,J=1Hz) 6.98(1H,d,J=8Hz) 7.09(1H,brs) 7.57(1H,s)
イルメチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸(VI−6)
の合成(1)エチル 4−(イミダゾール−1−イルメ
チル)−3−ニトロフェニルオキシアセテートの合成 4−(イミダゾール−1−イルメチル)−3−ニトロフ
ェノール(合成例10で合成した化合物(4))(0.
80g,3.65ミリモル)を、乾燥アセトン(10m
L)と乾燥DMF(1mL)との混合溶媒に懸濁し、無
水炭酸カリウム(0.56g,4.05ミリモル)を加
え、室温で10分間撹拌した。次いで氷冷下、ブロモ酢
酸エチル(0.45mL,4.04ミリモル)を加えて
室温で一晩撹拌し、溶媒を減圧留去した。残渣に氷水
(20mL)を加え、クロロホルム(15mL×2)で
抽出し、水(20mL)で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム〜メタノール/ク
ロロホルム=1/50)で精製して0.49g(純度9
7.6%,収率42.8%)の標題化合物(1)を淡黄
色結晶として得た。1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.30(3H,t,J=7Hz) 3.57(2H,brs) 4.27(2H,q,J=7Hz) 4.58(2H,s) 4.99(2H,s) 6.30(1H,d,J=2Hz) 6.33(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.90(1H,t,J=1Hz) 6.98(1H,d,J=8Hz) 7.09(1H,brs) 7.57(1H,s)
【0181】(2)エチル 4−(イミダゾール−1−
イルメチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシアセテートの合
成 4−(キノリン−1−イルメチル)オキシ]安息香酸
(合成例14で合成した化合物(2))(0.16g,
0.57ミリモル)を乾燥トルエン(1mL)に懸濁
し、氷冷下、塩化チオニル(1.37mL,18.9ミ
リモル)を加え、室温で3時間30分撹拌後、塩化チオ
ニルおよびトルエンを減圧留去した。残渣を乾燥ジクロ
ロメタン(3mL)に懸濁し、氷冷下、トリエチルアミ
ン(0.41mL,2.94ミリモル)を加え、10分
間撹拌した。さらに、エチル 3−アミノ−4−(イミ
ダゾール−1−イルメチル)フェノキシアセテート(合
成例10で合成した化合物(6)、0.15g,0.5
4ミリモル)の乾燥ジクロロメタン(3mL)溶液を加
え、室温で一晩撹拌後、60℃で1時間撹拌した。反応
溶液に氷水(5mL)を加え、撹拌後、有機層を分液
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(4mL)で洗浄し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム〜メタノール/クロロホルム=1/50)で精製し
て57mg(収率19.3%)の標題化合物(2)を淡
黄色結晶として得た。 mp:173.6〜175.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.28(3H,s) 4.25(2H,s) 4.61(2H,s) 5.08(2H,s) 5.43(2H,s) 6.79(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.84(1H,brs) 7.03〜7.11(3H,m) 7.08(1H,d,J=8Hz) 7.21(1H,d,J=2Hz) 7.42(1H,brs) 7.53〜7.60(1H,m) 7.64(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.82(1H,s) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.66〜7.70(2H,m) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz)
イルメチル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチル
オキシ)ベンゾイルアミノ]フェノキシアセテートの合
成 4−(キノリン−1−イルメチル)オキシ]安息香酸
(合成例14で合成した化合物(2))(0.16g,
0.57ミリモル)を乾燥トルエン(1mL)に懸濁
し、氷冷下、塩化チオニル(1.37mL,18.9ミ
リモル)を加え、室温で3時間30分撹拌後、塩化チオ
ニルおよびトルエンを減圧留去した。残渣を乾燥ジクロ
ロメタン(3mL)に懸濁し、氷冷下、トリエチルアミ
ン(0.41mL,2.94ミリモル)を加え、10分
間撹拌した。さらに、エチル 3−アミノ−4−(イミ
ダゾール−1−イルメチル)フェノキシアセテート(合
成例10で合成した化合物(6)、0.15g,0.5
4ミリモル)の乾燥ジクロロメタン(3mL)溶液を加
え、室温で一晩撹拌後、60℃で1時間撹拌した。反応
溶液に氷水(5mL)を加え、撹拌後、有機層を分液
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(4mL)で洗浄し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム〜メタノール/クロロホルム=1/50)で精製し
て57mg(収率19.3%)の標題化合物(2)を淡
黄色結晶として得た。 mp:173.6〜175.4℃1 H−NMR(CDCl3 ,400MHz):δ= 1.28(3H,s) 4.25(2H,s) 4.61(2H,s) 5.08(2H,s) 5.43(2H,s) 6.79(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.84(1H,brs) 7.03〜7.11(3H,m) 7.08(1H,d,J=8Hz) 7.21(1H,d,J=2Hz) 7.42(1H,brs) 7.53〜7.60(1H,m) 7.64(1H,d,J=8Hz) 7.75(1H,ddd,J=1Hz,7Hz,8H
z) 7.82(1H,s) 7.83(1H,d,J=8Hz) 7.66〜7.70(2H,m) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.20(1H,d,J=8Hz)
【0182】(3)4−(イミダゾール−1−イルメチ
ル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸 上記化合物(2)(50mg,0.093ミリモル)を
エタノール(1.2mL)とTHF(2.4mL)との
混合溶媒に溶解し、室温で1規定水酸化ナトリウム水溶
液(0.2mL)を加え、一晩撹拌した。反応溶液に水
(4mL)を加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH7
になるまで加えた後、結晶を濾取した。得られた結晶を
水(2mL)で洗浄し、減圧下乾燥して40mg(収率
84.9%)の標題化合物(3)を淡黄色結晶として得
た。 mp:228.4℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/40,4
00MHz):δ= 4.59(2H,s) 5.13(2H,s) 5.44(2H,s) 6.84(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.91(1H,d,J=2Hz) 6.94(1H,brs) 7.03(1H,s) 7.04(1H,d,J=8Hz) 7.11(2H,d,J=9Hz) 7.59(1H,t,J=7Hz) 7.63(1H,brs) 7.69(1H,d,J=8Hz) 7.74〜7.82(1H,m) 7.82(2H,d,J=9Hz) 7.87(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3415,3267,313
6,1632,1610,1510,1508,148
5,1400,1398,1311,1255,118
0,839
ル)−3−[4−(キノリン−2−イルメチルオキシ)
ベンゾイルアミノ]フェノキシ酢酸 上記化合物(2)(50mg,0.093ミリモル)を
エタノール(1.2mL)とTHF(2.4mL)との
混合溶媒に溶解し、室温で1規定水酸化ナトリウム水溶
液(0.2mL)を加え、一晩撹拌した。反応溶液に水
(4mL)を加え、氷冷下、1規定塩酸水溶液をpH7
になるまで加えた後、結晶を濾取した。得られた結晶を
水(2mL)で洗浄し、減圧下乾燥して40mg(収率
84.9%)の標題化合物(3)を淡黄色結晶として得
た。 mp:228.4℃1 H−NMR(CD3 OD/CDCl3 =1/40,4
00MHz):δ= 4.59(2H,s) 5.13(2H,s) 5.44(2H,s) 6.84(1H,dd,J=2Hz,8Hz) 6.91(1H,d,J=2Hz) 6.94(1H,brs) 7.03(1H,s) 7.04(1H,d,J=8Hz) 7.11(2H,d,J=9Hz) 7.59(1H,t,J=7Hz) 7.63(1H,brs) 7.69(1H,d,J=8Hz) 7.74〜7.82(1H,m) 7.82(2H,d,J=9Hz) 7.87(1H,d,J=8Hz) 8.09(1H,d,J=8Hz) 8.26(1H,d,J=8Hz) IR(KBr)cm-1:3415,3267,313
6,1632,1610,1510,1508,148
5,1400,1398,1311,1255,118
0,839
【0183】[薬理実験1]トロンボキサンA2 合成酵
素阻害作用 ウサギ血小板ホモジネート20μL(5μg蛋白)、1
00mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)50μLお
よび試験化合物溶液(1%ジメチルスルホキシドを含有
する上記トリス−塩酸緩衝液)10μLを混合して、4
℃で5分間プレインキュベートした後、基質であるプロ
スタグランジンH2 溶液(5μM、1.8%アセトンを
含有する上記トリス塩酸緩衝液)20μmLを加え、4
℃で5分間インキュベートして反応を行なった。そして
停止液[0.9%NaCl、0.1%ウシ血清アルブミ
ン及び1μM OKY−046(Eur. J. Pharmacol. 9
1,41 (1983))塩酸含有100mMリン酸緩衝液]を加
え、反応を停止させた。上記反応液50μLを用い、生
成したトロンボキサンB2 (TXB2 )量(TXA2 は
緩衝液中で不安定で、TXB2 に変換される)をエンザ
イムイムノアッセイ法(アマシャム社製トロンボキサン
EIAシステムを使用する方法)により測定した。試験
化合物の阻害率は、次式により算出し、さらにTXB2
生成を50%阻害する濃度(IC50)を求めた。
素阻害作用 ウサギ血小板ホモジネート20μL(5μg蛋白)、1
00mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)50μLお
よび試験化合物溶液(1%ジメチルスルホキシドを含有
する上記トリス−塩酸緩衝液)10μLを混合して、4
℃で5分間プレインキュベートした後、基質であるプロ
スタグランジンH2 溶液(5μM、1.8%アセトンを
含有する上記トリス塩酸緩衝液)20μmLを加え、4
℃で5分間インキュベートして反応を行なった。そして
停止液[0.9%NaCl、0.1%ウシ血清アルブミ
ン及び1μM OKY−046(Eur. J. Pharmacol. 9
1,41 (1983))塩酸含有100mMリン酸緩衝液]を加
え、反応を停止させた。上記反応液50μLを用い、生
成したトロンボキサンB2 (TXB2 )量(TXA2 は
緩衝液中で不安定で、TXB2 に変換される)をエンザ
イムイムノアッセイ法(アマシャム社製トロンボキサン
EIAシステムを使用する方法)により測定した。試験
化合物の阻害率は、次式により算出し、さらにTXB2
生成を50%阻害する濃度(IC50)を求めた。
【0184】
【数1】
【0185】(註)コントロール:試験化合物を添加し
ないときの値 ブランク:停止液を基質より先に添加したときの値
ないときの値 ブランク:停止液を基質より先に添加したときの値
【0186】[薬理実験2]ロイコトリエンD4 拮抗作
用 雄性モルモット(ハートレイ系)の肺から以下に記す方
法により膜画分を調製した。組織を緩衝液[50mMト
リス−塩酸、pH7.4、大豆トリプシンインヒビター
(15μg/mL)、バシトラシン(bacitracin,10
0μg/mL)、ベンズアミジン(10μg/mL)、
PMSF(10μM)]中で、ホモジナイザー(YAM
ATO Ultra-Disperser )を用い均一化した。ホモジ
ネートは1000×gおよび50000×gで各々10
分間遠心分離した。沈澱を緩衝液(50mMトリス−塩
酸、pH7.4)に再懸濁し、ホモジナイザーで均一化
した。ホモジネートを50000×gで10分間遠心分
離し、沈澱に対して同じ操作を繰り返した。最終沈澱を
緩衝液に再懸濁して−80℃で保存した。膜標品(25
0μg蛋白/mL)は、[3H]ロイコトリエンD4
(0.5nM)(NEN、比活性:4699GBq/ミ
リモル)および試験化合物とともに最終用量250μL
の緩衝液(50mMトリス−塩酸、pH7.4、10m
M−CaCl2 、10mM−MgCl2 、10mM−シ
ステイン)中で25℃にて、30分間インキュベートし
た。反応後、セルハーベスタ(Brandel M−48R)を
用いてフィルタ(Whatmann GF/C)にて吸引濾過し
た。フィルタは3mLの洗浄用緩衝液(50mMトリス
−塩酸、pH7.4)で3回洗浄し、フィルタ上に捕捉
した放射活性を液体シンチレーションカウンタ(アロカ
LSC−3600)にて測定した。試験化合物の阻害率
は次式により算出した。
用 雄性モルモット(ハートレイ系)の肺から以下に記す方
法により膜画分を調製した。組織を緩衝液[50mMト
リス−塩酸、pH7.4、大豆トリプシンインヒビター
(15μg/mL)、バシトラシン(bacitracin,10
0μg/mL)、ベンズアミジン(10μg/mL)、
PMSF(10μM)]中で、ホモジナイザー(YAM
ATO Ultra-Disperser )を用い均一化した。ホモジ
ネートは1000×gおよび50000×gで各々10
分間遠心分離した。沈澱を緩衝液(50mMトリス−塩
酸、pH7.4)に再懸濁し、ホモジナイザーで均一化
した。ホモジネートを50000×gで10分間遠心分
離し、沈澱に対して同じ操作を繰り返した。最終沈澱を
緩衝液に再懸濁して−80℃で保存した。膜標品(25
0μg蛋白/mL)は、[3H]ロイコトリエンD4
(0.5nM)(NEN、比活性:4699GBq/ミ
リモル)および試験化合物とともに最終用量250μL
の緩衝液(50mMトリス−塩酸、pH7.4、10m
M−CaCl2 、10mM−MgCl2 、10mM−シ
ステイン)中で25℃にて、30分間インキュベートし
た。反応後、セルハーベスタ(Brandel M−48R)を
用いてフィルタ(Whatmann GF/C)にて吸引濾過し
た。フィルタは3mLの洗浄用緩衝液(50mMトリス
−塩酸、pH7.4)で3回洗浄し、フィルタ上に捕捉
した放射活性を液体シンチレーションカウンタ(アロカ
LSC−3600)にて測定した。試験化合物の阻害率
は次式により算出した。
【0187】
【数2】
【0188】各合成例で合成した本発明の各化合物につ
いての薬理実験1および2の試験結果を下記第1表に示
す。
いての薬理実験1および2の試験結果を下記第1表に示
す。
【0189】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── 化合物 TXA2 IC50(M) LTD4 (10-5M%) ──────────────────────────────────── オザグレル 2.0×10-9 −−− プランルカスト −−− 100 ──────────────────────────────────── I−1 3.6×10-9 100 I−2 1.4×10-9 90 II−1 2.0×10-9 60 II−2 3.2×10-9 87 II−3 4.4×10-9 99 II−4 1.0×10-9 95 III−1 8.9×10-7 98 III−2 7.2×10-11 97 IV−1 <1.0×10-8 67 IV−2 9.4×10-8 99 IV−4 3.2×10-8 92 IV−5 1.0×10-7 72 IV−6 1.0×10-7 57 ────────────────────────────────────
【0190】上記試験化合物I−1、I−2、II−1、
II−2、II−3、II−4、III-1、III-1、IV−1、IV
−2、IV−4、IV−5、そしてIV−6は、本明細書に、
具体例および合成例として記載した化合物である。第1
表に示される結果から明らかなように、本発明の化合物
は、トロンボキサンA2 合成酵素阻害作用を有すると同
時に、優れたロイコトリエンD4 拮抗作用を有する。
II−2、II−3、II−4、III-1、III-1、IV−1、IV
−2、IV−4、IV−5、そしてIV−6は、本明細書に、
具体例および合成例として記載した化合物である。第1
表に示される結果から明らかなように、本発明の化合物
は、トロンボキサンA2 合成酵素阻害作用を有すると同
時に、優れたロイコトリエンD4 拮抗作用を有する。
【0191】[薬理実験3]トロンボキサンA2 合成酵
素阻害作用(動物実験) ウイスター系雄性ラットに試験化合物を経口で投与し、
1時間後にエーテル麻酔下で開腹し、腹部大動脈より採
血した(2mL)。採血した血液を、37℃で2時間、
インキュベーションしたのち、10分間、1600×g
の遠心分離にかけ、血清を得た。この血清中の生成した
トロンボキサンB2 (TXB2 )量(TXA2 は緩衝液
中で不安定で、TXB2 に変換される)をエンザイムイ
ムノアッセイ法(アマシャム社製トロンボキサンEIA
システムを使用する方法)により測定した。試験化合物
の阻害率は、前記の薬理実験1に記載の方法により算出
した。
素阻害作用(動物実験) ウイスター系雄性ラットに試験化合物を経口で投与し、
1時間後にエーテル麻酔下で開腹し、腹部大動脈より採
血した(2mL)。採血した血液を、37℃で2時間、
インキュベーションしたのち、10分間、1600×g
の遠心分離にかけ、血清を得た。この血清中の生成した
トロンボキサンB2 (TXB2 )量(TXA2 は緩衝液
中で不安定で、TXB2 に変換される)をエンザイムイ
ムノアッセイ法(アマシャム社製トロンボキサンEIA
システムを使用する方法)により測定した。試験化合物
の阻害率は、前記の薬理実験1に記載の方法により算出
した。
【0192】[薬理実験4]ロイコトリエンD4 誘発血
管透過性亢進作用 モルモットの背部を電気バリカンで毛刈りし、3時間以
上経過したものを実験に使用した。モルモットに試験化
合物を経口投与し、その1時間後に、モルモットの後肢
静脈よりエバンスブルー(Evans blue)(0.5mL)
を経口投与し、その直後にロイコトリエンD4 (LTD
4 )と生理食塩水とを背部皮内に、50μL/サイトで
経口投与した。30分後、放血致死させ、LTD4 刺激
によって現われた青斑部を皮膚より採取した。採取した
皮膚を、水酸化カリウム水溶液(1mL)に浸漬し、3
7℃で18時間かけて、加水分解を行なった。この溶液
にリン酸(2.5mL)とアセトン(6.5mL)とを
加え、混和したのち、1600×gで15分間、遠心分
離処理し、上澄み中のエバンスブルーの量を分光高度計
を用い、620nmの吸光値を測定し、コントロールに
対する阻害率を求めた。
管透過性亢進作用 モルモットの背部を電気バリカンで毛刈りし、3時間以
上経過したものを実験に使用した。モルモットに試験化
合物を経口投与し、その1時間後に、モルモットの後肢
静脈よりエバンスブルー(Evans blue)(0.5mL)
を経口投与し、その直後にロイコトリエンD4 (LTD
4 )と生理食塩水とを背部皮内に、50μL/サイトで
経口投与した。30分後、放血致死させ、LTD4 刺激
によって現われた青斑部を皮膚より採取した。採取した
皮膚を、水酸化カリウム水溶液(1mL)に浸漬し、3
7℃で18時間かけて、加水分解を行なった。この溶液
にリン酸(2.5mL)とアセトン(6.5mL)とを
加え、混和したのち、1600×gで15分間、遠心分
離処理し、上澄み中のエバンスブルーの量を分光高度計
を用い、620nmの吸光値を測定し、コントロールに
対する阻害率を求めた。
【0193】各合成例で合成した本発明の各化合物につ
いての薬理実験3および4の試験結果を下記第2表に示
す。
いての薬理実験3および4の試験結果を下記第2表に示
す。
【0194】
【表2】 第2表 ──────────────────────────────────── 化合物 TXA2 LTD4 ──────────────────────────────────── IV−2 11.7%(10mg/kg) 35.0%(10mg/kg) IV−3 33.7%(10mg/kg) 50.0%(10mg/kg) 64.5%(50mg/kg) 74.5%(50mg/kg) ────────────────────────────────────
【0195】上記化合物IV−2およびIV−3は、各具体
例および合成例に記載の化合物である。第2表に示され
る結果からも明らかなように、本発明の化合物は、トロ
ンボキサンA2 合成酵素阻害作用を有すると同時に、優
れたロイコトリエンD4 拮抗作用を有する。
例および合成例に記載の化合物である。第2表に示され
る結果からも明らかなように、本発明の化合物は、トロ
ンボキサンA2 合成酵素阻害作用を有すると同時に、優
れたロイコトリエンD4 拮抗作用を有する。
【0196】
【発明の効果】前記の各一般式で表わされる本発明のキ
ノリン誘導体は、TXA2 あるいはLTD4 の関与する
疾患に有用である。従って、例えば、本発明のキノリン
誘導体は脳梗塞治療剤、気管支喘息治療剤あるいはアレ
ルギー疾患治療剤として用いることができる。
ノリン誘導体は、TXA2 あるいはLTD4 の関与する
疾患に有用である。従って、例えば、本発明のキノリン
誘導体は脳梗塞治療剤、気管支喘息治療剤あるいはアレ
ルギー疾患治療剤として用いることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 233:56 307:78)
Claims (8)
- 【請求項1】 下記式(I)で表わされるキノリン誘導
体およびその薬理学的に許容される塩。 【化1】 (A1 は、−CO2 R11、−CN、−CONHSO2 R
12、−CONR13R14、−OR15、テトラゾリルまたは
置換テトラゾリルであって、R11、R13、R14およびR
15は、それぞれ水素原子、アルキルまたはアルカリ金属
であり、R12は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、
アリールまたはアラルキルであり、そして置換テトラゾ
リルの置換基は、アルキル、カルボキシアルキルまたは
アルコキシカルボニルアルキルである;L11は、単結合
または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;X1
は、含窒素複素環基である;L12は、単結合または炭素
原子数が1乃至6のアルキレンである;L13は、単結合
または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;Y1
は、酸素原子または硫黄原子である;L14は、単結合ま
たは炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;そし
て、破線と実線とからなる二本線は、単結合または二重
結合を意味する) - 【請求項2】 下記式(I−a)で表わされるキノリン
誘導体およびその薬理学的に許容される塩。 【化2】 (A1 およびX1 は、請求項1に記載の意味を持ち、
「l」は1または2、mは1、2または3、そしてnは
1または2である) - 【請求項3】 下記式(II)で表わされるキノリン誘導
体およびその薬理学的に許容される塩。 【化3】 (A2 は、−CO2 R21、−CN、−CONHSO2 R
22、−CONR23R24、−OR25、テトラゾリルまたは
置換テトラゾリルであって、R21、R23、R24およびR
25は、それぞれ水素原子、アルキルまたはアルカリ金属
であり、R22は、水素原子、アルキル、ハロアルキル、
アリールまたはアラルキルであり、そして置換テトラゾ
リルの置換基は、アルキル、カルボキシアルキルまたは
アルコキシカルボニルアルキルである;L21は、単結合
または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;X2
は、含窒素複素環基である;L22は、単結合または炭素
原子数が1乃至6のアルキレンである;L23は、単結合
または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである;Y2
は、酸素原子または硫黄原子である;そして、L24は単
結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンである) - 【請求項4】 下記式(II−a)で表わされるキノリン
誘導体およびその薬理学的に許容される塩。 【化4】 (A2 およびX2 は、請求項3の式(II)と同じ意味を
持ち、「l」は1または2、mは1、2または3、そし
てnは1または2である) - 【請求項5】 下記式(III)で表わされるキノリン誘導
体およびその薬理学的に許容される塩。 【化5】 (A3 は、−CO2 R31、−CN、−CONHSO2 R
32、−CONR33R34、−OR35、テトラゾリルまたは
置換テトラゾリルであって、R31、R33、R34およびR
35は、それぞれ水素原子、アルキル、カルボキシアルキ
ルまたはアルカリ金属であり、R32は、水素原子、アル
キル、ハロアルキル、アリールまたはアラルキルであ
り、そして置換テトラゾリルの置換基は、アルキル、カ
ルボキシアルキルまたはアルコキシカルボニルアルキル
である;L31は、単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである;X3 は、含窒素複素環基である;L
32は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である;L33は、単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである;Y3 は、酸素原子または硫黄原子で
ある;そしてL34は単結合または炭素原子数が1乃至6
のアルキレンである) - 【請求項6】 下記式(III−a)で表わされるキノリン
誘導体およびその薬理学的に許容される塩。 【化6】 (A3 およびX3 は、請求項5の式(III)と同じ意味を
持ち、「l」は1または2、mは1、2または3、そし
てnは1または2である) - 【請求項7】 下記式(IV) で表わされるキノリン誘導
体およびその薬理学的に許容される塩。 【化7】 (A4 は、−CO2 R41、−CN、−CONHSO2 R
42、−CONR43R44、−OR45、テトラゾリルまたは
置換テトラゾリルであって、R41、R43、R44およびR
45は、それぞれ水素原子、アルキル、カルボキシアルキ
ルまたはアルカリ金属であり、R42は、水素原子、アル
キル、ハロアルキル、アリールまたはアラルキルであ
り、そして置換テトラゾリルの置換基は、アルキル、カ
ルボキシアルキルまたはアルコキシカルボニルアルキル
である;L41は、単結合または炭素原子数が1乃至6の
アルキレンである;X4 は、含窒素複素環基である;L
42は、−CONH−もしくは−NHCO−である;L43
は、単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレンで
ある;Y4 は、酸素原子または硫黄原子である;そして
L44は単結合または炭素原子数が1乃至6のアルキレン
である) - 【請求項8】 下記式(IV−a) で表わされるキノリン
誘導体およびその薬理学的に許容される塩。 【化8】 (A4 、X4 およびL42は、それぞれ請求項7の式(I
V) と同一の意味を持ち、「l」は1または2、そして
nは1または2である)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27629895A JPH08208645A (ja) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | キノリン誘導体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26115094 | 1994-09-30 | ||
| JP6-261150 | 1994-09-30 | ||
| JP27629895A JPH08208645A (ja) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | キノリン誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08208645A true JPH08208645A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=26544940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27629895A Withdrawn JPH08208645A (ja) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | キノリン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08208645A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003016254A1 (ja) * | 2001-08-09 | 2004-12-02 | 小野薬品工業株式会社 | カルボン酸誘導体化合物およびその化合物を有効成分として含有する薬剤 |
| JP2007505857A (ja) * | 2003-09-17 | 2007-03-15 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 有機化合物 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27629895A patent/JPH08208645A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003016254A1 (ja) * | 2001-08-09 | 2004-12-02 | 小野薬品工業株式会社 | カルボン酸誘導体化合物およびその化合物を有効成分として含有する薬剤 |
| JP4529119B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2010-08-25 | 小野薬品工業株式会社 | カルボン酸誘導体化合物およびその化合物を有効成分として含有する薬剤 |
| JP2007505857A (ja) * | 2003-09-17 | 2007-03-15 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 有機化合物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |