JPH08208864A - 発泡性シリコーン組成物 - Google Patents

発泡性シリコーン組成物

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JPH08208864A
JPH08208864A JP4239695A JP4239695A JPH08208864A JP H08208864 A JPH08208864 A JP H08208864A JP 4239695 A JP4239695 A JP 4239695A JP 4239695 A JP4239695 A JP 4239695A JP H08208864 A JPH08208864 A JP H08208864A
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Atsushi Yaginuma
篤 柳沼
Yoshifumi Harada
良文 原田
Yoshio Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A) 分子鎖両末端がビニル基で封鎖され、2
5℃での粘度が25〜1,000,000cSt であるオ
ルガノポリシロキサン、(B) 下記構造式: HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH で示されるオルガノシロキサン、(C) 下記構造式: (CH3 3 SiO〔SiH(CH3 )O〕38Si(C
3 3 で表されるオルガノハイドロジエンポリシロキサン、
(D) 水、アルコール又はこれらの混合物、及び(E) 白金
族金属化合物を含有する発泡性シリコーン組成物。 【効果】 本発明によると、密度が0.15g/cm3
以下で、しかも均一なセルを有するシリコーンゴムスポ
ンジを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡性シリコーン組成
物に関し、さらに詳しくは、低密度で均一なセルを有す
るシリコーンゴムスポンジを得ることができる発泡性シ
リコーン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性を有するシリコーンゴムスポンジ
は、周知であり、例えば、特公昭52−42826号公
報、特公昭53−48225号公報、特公平5−538
23号公報等に開示されている。これらのシリコーンゴ
ムスポンジは、耐熱性、耐寒性、電気絶縁性、難燃性等
に優れるというシリコーンゴム特有の物理特性を有して
いる。しかし、シリコーンゴムスポンジは、このような
優れた物理特性を有しているにもかかわらず、他の多く
の有機樹脂系スポンジと比べ、高価であるという経済的
理由から、限られた用途でしか利用されることがなかっ
た。この欠点を克服するために、シリコーンゴムスポン
ジの製造業者らは、シリコーンスポンジの密度を低下さ
せる方法を検討してきた。このような方法として、フッ
素化表面活性剤を添加する方法が知られている(特公昭
53−30738号公報参照)。しかし、この方法で
は、十分に密度を低下させるには、多くのフッ素化表面
活性剤を添加しなければならないため、硬化後の組成物
の物性に影響を与え、またフッ素化表面活性剤が高価で
あることから、目的とする価格の問題を克服することが
できないという欠点がある。
【0003】また、触媒として白金ビニルシロキサン錯
体と白金トリアリールホスフィンとの混合物を使用し、
シリコーンスポンジの密度を低下させる方法(特開平2
−88650号公報参照)や、ケトオキシム化合物を添
加する方法(特開平1−315435号公報参照)が知
られている。しかし、これらの方法では十分に密度が低
いシリコーンスポンジは得られず、特に、0.15g/
cm3 以下の低密度で発泡硬化するシリコーン組成物は
得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、密度
が0.15g/cm3 以下で、しかも均一なセルを有す
るシリコーンゴムスポンジを得ることができる発泡性シ
リコーン組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A) 分子鎖両
末端がビニル基で封鎖され、25℃での粘度が25〜
1,000,000cSt であるオルガノポリシロキサ
ン、(B) 下記一般式(1) : HO(R1 2 SiO)L H (1) 〔式中、R1 及びR2 は同一でも異なっていてもよく、
非置換又は置換の一価炭化水素基であり、Lは1〜5の
整数である〕で示される化合物、及び下記一般式(2) : R3 3 SiO(R1 2 SiO)M 〔R1 Si(OH)O〕N SiR3 3 (2) 〔式中、R3 は非置換又は置換の一価炭化水素基であ
り、Mは1〜4の整数、Nは1〜4の整数、かつM+N
=2〜5であり、R1 及びR2 は前記と同義である〕で
示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種
のシラノール基含有有機ケイ素化合物、(C) 下記一般式
(3) : R4 c (H)d SiO (4-c-d)/2 (3) 〔式中、R4 は脂肪族不飽和結合を有しない非置換又は
置換の一価炭化水素基であり、cは0〜3の整数、dは
1〜3の整数、かつc+d=1〜3である〕で示される
単位を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシ
ロキサン、(D) 水、アルコール又はこれらの混合物、及
び(E) 白金族金属化合物を含有する発泡性シリコーン組
成物である。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。(A) 成分 本発明に用いる(A) 成分のオルガノポリシロキサンは、
分子鎖両末端がビニル基で封鎖され、25℃での粘度
が、25〜1,000,000cSt 、好ましくは、10
0〜10000cSt である。(A) 成分のオルガノポリシ
ロキサンの具体例としては、例えば、下記一般式
(4): (CH2 =CH)R5 2 SiO(R5 2 SiO)X SiR5 2 (CH=CH2 ) (4) 〔式中、R5 は独立に脂肪族不飽和結合を有しない置換
又は非置換の一価炭化水素基であり、Xは10以上の整
数である〕で示されるオルガノポリシロキサンが挙げら
れる。
【0007】前記R5 で表される脂肪族不飽和結合を有
しない置換又は非置換の一価炭化水素基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基等の炭素原子数6
〜10のアルキル基;シクロヘキシル基等の炭素原子数
6〜10のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基等
の炭素原子数6〜10のアリール基;ベンジル基、2−
フェニルエチル基、2−フェニルプロピル基等の炭素原
子数7〜12のアラルキル基;及びこれらの基の水素原
子の少なくとも一部をハロゲン原子等で置換した基、例
えば3,3,3−トリフルオロプロピル基などが挙げら
れる。これらの中でも、R5 として好ましいのものは、
メチル基、エチル基、フェニル基である。前記Xは、一
般式(4)で示されるオルガノポリシロキサンの粘度が
25℃において、25〜1000000cSt の範囲とな
るような数であり、通常10以上の範囲、好ましくは、
100〜10000の範囲である。
【0008】(B) 成分 本発明に用いる(B) 成分の、前記一般式(1) 又は(2) で
示されるオルガノシランやオルガノシロキサンは、組成
物を適度に膨張、発泡させ、低密度のシリコーンゴムス
ポンジを得るために必要な成分である。前記一般式(1)
のR1 又はR2 で表される非置換又は置換一価炭化水素
基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシ
クロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、
イソプロペニル基、3−ブテニル基、5−ヘキセニル
基、シクロヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル
基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール
基;ベンジル基、1−フェニルエチル基等のアラルキル
基;あるいはこれらの基の炭素原子に結合している水素
原子の一部又は全部がハロゲン原子、シアノ基などで置
換された基、例えば、クロロメチル基、3,3,3−ト
リフルオロプロピル基、クロロフェニル基、フルオロフ
ェニル基、シアノエチル基などが挙げられ、好ましい一
価炭化水素基は、脂肪族不飽和結合を含まない炭素原子
数が1〜10のものであり、さらに好ましいのは、炭素
原子数1〜8のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル
基、炭素数6〜10のアリール基、及び炭素数7〜10
のアラルキル基であり、特に好ましいのは、炭素原子数
1〜6のアルキル基であり、最も好ましいのはメチル基
である。
【0009】前記一般式(1) のLは1〜5の整数であ
る。前記一般式(1) で示されるオルガノシラン又はオル
ガノシロキサンの具体例としては、例えば、ジヒドロキ
シメチルジメチルシラン、ジヒドロキシメチルビニルシ
ラン、ジヒドロキシメチルフェニルシラン、ジヒドロキ
シメチル−3,3,3−トリフロロプロピルシラン、ジ
ヒドロキシジフェニルシラン、1,3−ジヒドロキシテ
トラメチルジシロキサン、1,5−ジヒドロキシヘキサ
メチルトリシロキサン、1,7−ジヒドロキシオクタメ
チルテトラシロキサン、1,9−ジヒドロキシデカメチ
ルペンタシロキサン、1,3−ジヒドロキシ−1,3−
ジビニル−1,3−ジメチルジシロキサン、1,5−ジ
ヒドロキシ−1,3,5−トリビニル−1,3,5−ト
リメチルトリシロキサン等が挙げられる。
【0010】前記一般式(2) のR3 で表される非置換又
は置換一価炭化水素基としては、前記R1 又はR2 で表
される非置換又は置換一価炭化水素基と同様のものが挙
げられる。前記一般式(2) のMは1〜4の整数、Nは1
〜4の整数、かつM+N=2〜5である。
【0011】前記一般式(2) で示されるオルガノシロキ
サンの具体例としては、例えば、2,3−ジヒドロキシ
オクタメチルテトラシロキサン、2,3−ジヒドロキシ
−2,3−ジビニルヘキサメチルテトラシロキサン、
2,3,4−トリヒドロキシノナメチルペンタシロキサ
ン等が挙げられる。これらの低分子量のオルガノシラン
又は直鎖状シロキサンは、公知の方法、例えば、オルガ
ノアルコキシシランをイオン交換樹脂存在下で加水分解
することにより容易に得ることができる。(B) 成分の配
合量は、前記(A) 成分のオルガノポリシロキサン100
重量部に対し、0.1〜20重量部である。
【0012】(C) 成分 本発明で用いる(C) 成分のオルガノポリシロキサンは、
前記式(3) で示される単位を一分子中に少なくとも2個
有する。式(3) で示される単位は、(C) 成分のオルガノ
ポリシロキサンの分子鎖末端に有していても、分子鎖途
中に有していても、或いはそれらの両方に有していても
よい。前記一般式(3) のR4 で表される脂肪族不飽和結
合を有しない置換又は非置換の一価炭化水素基として
は、前記一般式(4) のR5 で表される脂肪族不飽和結合
を有しない置換又は非置換の一価炭化水素基と同様のも
のが挙げられる。前記一般式(3) のc及びdは、c+d
が1〜3の整数となることを条件として、cは0〜3の
整数であり、dは1〜3整数である。
【0013】本発明に用いる(C) 成分のオルガノポリシ
ロキサンの有する前記単位以外の単位としては、例え
ば、下記式(5) : R6 SiO(4-e)/2 (5) 〔式中、R6 は脂肪族不飽和結合を有しない置換又は非
置換の一価炭化水素基であり、eは1〜3の整数であ
る〕で示される単位が挙げられる。前記式(5) のR6
表される脂肪族不飽和結合を有しない置換又は非置換の
一価炭化水素基としては、前記一般式(4) のR5 につい
て例示したものと同様のものが挙げられる。
【0014】本発明に用いる(C) 成分のオルガノポリシ
ロキサンは、分子構造が直鎖状、分枝状、環状、網状の
いずれのものであってもよいが、直鎖状、環状のものが
好ましい。粘度は、特に限定されないが、25℃におい
て、1〜10000cPのものが好ましい。本発明に用い
る(C) 成分のオルガノポリシロキサンの具体例として
は、例えば、下記一般式(6) : R7 (R8 2 SiO)g (R8 HSiO)h SiR8 2 7 (6) 〔式中、R7 は独立に水素原子又は脂肪族不飽和結合を
有しない置換もしくは非置換の一価炭化水素基であり、
8 は独立に脂肪族不飽和結合を有しない置換又は非置
換の一価炭化水素基であり、gは0〜100の整数であ
り、hは2〜100の整数である〕で示されるオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサン、下記一般式(7) : (R8 2 SiO)g (R8 HSiO)h (7) 〔式中、R8 、g及びhは前記と同義である〕で示され
るオルガノハイドロジェンポリシロキサン等の1分子中
に少なくとも2個のSi−H基を有するものが挙げられ
る。
【0015】前記式(6) のR7 で表される脂肪族不飽和
結合を有しない置換又は非置換の一価炭化水素基として
は、前記一般式(4) のR5 について例示したものと同様
のものが挙げられる。前記式(7) のR8 で表される脂肪
族不飽和結合を有しない置換又は非置換の一価炭化水素
基としては、前記一般式(4) のR5 について例示したも
のが挙げられる。本発明に用いる(C) 成分のオルガノポ
リシロキサンは、単独で、或いは2種以上を組み合わせ
て使用してもよい。(C) 成分の配合量は、(C) 成分中の
オルガノポリシロキサンのケイ素原子に結合する水素原
子が、前記(A) 成分のビニル基と、(B) 成分の水酸基
と、後述する(D) 成分の水酸基との総和に対し、1〜2
0当量になるような量が好ましい。なお、この配合量が
少な過ぎると組成物が十分に発泡しない場合があり、多
過ぎると未反応のケイ素原子に結合する水素原子が残存
し、組成物の硬化後の物性が低下する場合がある。
【0016】(D) 成分 本発明に用いる(D) 成分は、水、アルコール、又は水と
アルコールとの混合物であり、ヒドロキシ基の供給源と
なる。この(D) 成分は、硬化時に、組成物を適度に膨
張、或いは発泡させるのに必要な成分である。前記アル
コールとしては、例えば、炭素原子が1〜12の一価又
は多価アルコール等が挙げられ、特に好適なものは、メ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルア
ルコール、ブタノール、ラウリルアルコール、オクチル
アルコールである。(D) 成分の配合量は、前記(A) 成分
のオルガノポリシロキサン100重量部に対し、0.1
〜5重量部、好ましくは、0.2〜3重量部である。な
お、この配合量が少な過ぎると、十分な発泡性が得られ
ず、また、多過ぎると、発砲したセルの大きさが不均一
となり、物理強度が低くなる場合がある。
【0017】(E) 成分 本発明に用いる(E) 成分の白金族金属化合物は、(A) 成
分のビニル基と、(C)成分中のケイ素原子に結合した水
素原子とを付加反応させるための触媒であり、かつ(B)
成分の水酸基、そして(D) 成分の水酸基と、(C) 成分中
のケイ素原子に結合した水素原子とを縮合反応させるた
めの触媒である。前記白金族金属化合物としては、白金
族金属の金属単体とその化合物があり、これには従来公
知のものが使用できる。具体的には、例えば、微粒子状
白金金属をシリカ、アルミナ又はシリカゲルのような担
体上に吸着させたもの、塩化第二白金、塩化白金酸、塩
化白金酸6水塩とオレフィン又はジビニルジメチルポリ
シロキサンとの錯体、塩化白金酸6水塩のアルコール溶
液、パラジウム触媒、ロジウム触媒などが挙げられる。
【0018】(E) 成分の配合量は、前記付加反応及び縮
合反応が促進できればよく、通常、白金族金属量に換算
して、通常、組成物に対して1〜500ppm、好まし
くは10〜100ppmである。この配合量が少な過ぎ
ると、縮合反応等が十分促進されず、硬化、発泡が不十
分になる場合があり、多過ぎても、増加分に見合う、反
応性の向上が期待できず、また不経済でもある。
【0019】その他の成分 本発明の組成物は、前記(A) 〜(E) 成分を含有するが、
この他に、組成物の硬化後の補強性を増すために、次式
(8) : R9 3 SiO0.5 (8) 〔式中、R9 はアルキル基、アリール基、シクロアルキ
ル基、ビニル基、アリル基及びフルオロアルキル基より
なる群から選択される基である〕で示される単位とSi
2 単位からなり、式(8) の単位:SiO2 単位の比が
0.25:1〜0.8:1の樹脂コポリマーを配合して
もよい。
【0020】また、本発明の組成物には、必要に応じて
無機質充填剤、帯電防止剤、耐熱剤、難燃剤、顔料、ガ
ラス繊維、炭素繊維等を添加してもよい。前記無機質充
填剤としては、例えば、煙霧質シリカ、沈澱シリカ、珪
藻土、石英微粉末、酸化鉄、酸化チタン、酸化アルミニ
ウム、ケイ酸アルミニウム、亜鉛華、カーボンブラック
等が挙げられ、これらは単独で、或いは2種以上を組み
合わせて用いてもよい。これら無機質充填剤は、未処理
であってもよく、またオルガノクロロシラン、オルガノ
ポリシロキサン、ヘキサオルガノシラザン等の有機ケイ
素化合物で表面処理したものでもよい。
【0021】組成物及びその硬化物 本発明の組成物は、前記の必要な成分を公知の方法によ
り混合して得ることができる。本発明の組成物におい
て、(C) 成分のオルガノポリシロキサンは、前記一般式
(3) で示される単位を一分子中に少なくとも2個有する
ものであり、一分子中に2個以上のSiH基を有する。
このSiH基は、前記(A) 成分のビニル基と付加反応
し、或いは前記(B) 成分の水酸基、及び後述する(D) 成
分の水酸基と縮合反応する。従って、本発明の組成物
は、常温で、付加反応によりゴム化するとともに、縮合
反応により生じた水素ガスにより発泡してスポンジ状と
なる。
【0022】
【実施例】次に、実施例によって本発明を説明する。実
施例、比較例の部は重量部を意味し、粘度は25℃にお
ける値である。実施例1 粘度が約100000cSt の、分子鎖の両末端がビニル
基で封鎖されたジメチルポリシロキサン38部、粘度が
約5000cSt の、分子鎖の両末端がビニル基で封鎖さ
れたジメチルポリシロキサン20部、ジメチルビニルシ
ロキシ基、トリメチルシロキシ基とSiO2 単位から構
成されている樹脂コポリマー(単官能性単位と四官能性
単位の比は0.8:1)20部、下記式: HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH で示されるオルガノシロキサン1部、水0.6部、塩化
白金酸6水塩のジビニルメチルポリシロキサン錯体0.
3部、下記平均構造式: (CH3 3 SiO〔SiH(CH3 )O〕38Si(C
3 3 で表されるオルガノハイドロジエンポリシロキサンを、
組成物中の水酸基とビニル基の総和に対し、1.5当量
となる10部添加配合して、発泡性シコーンゴム組成物
を調製した。得られた組成物を室温で発泡、硬化させて
シリコーンゴムスポンジを得た。得られたシリコーンゴ
ムスポンジの密度は0.15g/cm3 で、発泡セルの
大きさ、形状は均一でその径は1mm以下であった。
【0023】実施例2 実施例1において使用したオルガノハイドロジエンポリ
シロキサンの配合量を、組成物中の水酸基とビニル基の
総和に対し、2.0当量となる13部添加した他は実施
例1と同様にして発泡性シリコーンゴム組成物を調製し
た。得られた組成物を室温で発泡、硬化させてシリコー
ンゴムスポンジを得た。得られたシリコーンゴムスポン
ジの密度は0.13g/cm3 で、発泡セルの大きさ、
形状は均一でその径は1mm以下であった。
【0024】実施例3 実施例1において使用した下記構造式: HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH で示されるオルガノシロキサン1部に代え、下記構造
式: HOSi(CH3 2 O〔(CH3 2 SiO〕4 Si
(CH3 2 OH で示されるオルガノシロキサン2.4部を用いた他は、
実施例1と同様にして組成物を調製した。得られた組成
物を室温で発泡、硬化させてシリコーンゴムスポンジを
得た。得られたシリコーンゴムスポンジの密度は0.1
5g/cm3 で、発泡セルの大きさ、形状は均一でその
径は1mm以下であった。
【0025】実施例4 実施例1において使用した水0.6部を、水0.3部及
びイソプロピルアルコール2.0部に代えた以外は全く
同様にして組成物を調製した。得られた組成物を室温で
発泡、硬化させてシリコーンゴムスポンジを得た。得ら
れたシリコーンゴムスポンジの密度は0.12g/cm
3 で、発泡セルの大きさ、形状は均一でその径は1mm
以下であった。
【0026】比較例1 実施例1において使用した水0.6部を添加せず、ま
た、下記構造式: HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH で示されるオルガノシロキサンの添加量を6.5部に代
えた他は実施例1と同様にして組成物を調製した。得ら
れた組成物を室温で発泡、硬化させてシリコーンゴムス
ポンジを得た。得られたシリコーンゴムスポンジの密度
は0.14g/cm3 であったが、そのセルは不均一で
一部に亀裂が生じていた。
【0027】比較例2 実施例1において使用した下記構造式: HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH を添加せず、また、水の添加量を0.7部に代えた他
は、実施例1と同様にして組成物を調製した。得られた
組成物を室温で発泡、硬化させてシリコーンゴムスポン
ジを得た。得られたシリコーンゴムスポンジの密度は
0.27g/cm3 であった。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、密度が0.15g/c
3 以下で、しかも均一なセルを有するシリコーンゴム
スポンジを得ることができる。
フロントページの続き (72)発明者 井上 凱夫 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 分子鎖両末端がビニル基で封鎖さ
    れ、25℃での粘度が25〜1,000,000cSt で
    あるオルガノポリシロキサン、 (B) 下記一般式(1) : HO(R1 2 SiO)L H (1) 〔式中、R1 及びR2 は同一でも異なっていてもよく、
    非置換又は置換の一価炭化水素基であり、Lは1〜5の
    整数である〕で示される化合物、及び下記一般式(2) : R3 3 SiO(R1 2 SiO)M 〔R1 Si(OH)O〕N SiR3 3 (2) 〔式中、R3 は非置換又は置換の一価炭化水素基であ
    り、Mは1〜4の整数、Nは1〜4の整数、かつM+N
    =2〜5であり、R1 及びR2 は前記と同義である〕で
    示される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種
    のシラノール基含有有機ケイ素化合物、 (C) 下記一般式(3) : R4 c (H)d SiO (4-c-d)/2 (3) 〔式中、R4 は脂肪族不飽和結合を有しない非置換又は
    置換の一価炭化水素基であり、cは0〜3の整数、dは
    1〜3の整数、かつc+d=1〜3である〕で示される
    単位を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシ
    ロキサン、 (D) 水、アルコール又はこれらの混合物、及び (E) 白金族金属化合物 を含有する発泡性シリコーン組成物。
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