JPH0820936A - コンクリートウォール建設方法 - Google Patents
コンクリートウォール建設方法Info
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- JPH0820936A JPH0820936A JP15345094A JP15345094A JPH0820936A JP H0820936 A JPH0820936 A JP H0820936A JP 15345094 A JP15345094 A JP 15345094A JP 15345094 A JP15345094 A JP 15345094A JP H0820936 A JPH0820936 A JP H0820936A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレキャストコンクリートパネル型枠を設置
する際にコンクリート打設に障害となるタイバーを廃止
しながらもプレキャストコンクリートパネル型枠の安定
設置を図り、併せて独立した方向修正を可能とすると共
に施工速度の向上や作業の安全確保を図ることのできる
コンクリートウォールの建設方法を提供すること。 【構成】 下の段のプレキャストコンクリートパネル型
枠(以下型枠と言う)11a、11bの裏面に固定さ
れ、その上端部から突出する連結材14を積み重ね段の
型枠11b、12bの裏面に固定して上下の型枠相互を
連結する工程を含み、積み重ね段の型枠裏面に連結材1
4を固定する時、下の段の型枠裏面と連結材との間又は
積み重ね段の型枠裏面と連結材との間に適宜の厚さのス
ペーサ18を入れて積み重ね段の型枠の傾きを修正する
ことを特徴とする。
する際にコンクリート打設に障害となるタイバーを廃止
しながらもプレキャストコンクリートパネル型枠の安定
設置を図り、併せて独立した方向修正を可能とすると共
に施工速度の向上や作業の安全確保を図ることのできる
コンクリートウォールの建設方法を提供すること。 【構成】 下の段のプレキャストコンクリートパネル型
枠(以下型枠と言う)11a、11bの裏面に固定さ
れ、その上端部から突出する連結材14を積み重ね段の
型枠11b、12bの裏面に固定して上下の型枠相互を
連結する工程を含み、積み重ね段の型枠裏面に連結材1
4を固定する時、下の段の型枠裏面と連結材との間又は
積み重ね段の型枠裏面と連結材との間に適宜の厚さのス
ペーサ18を入れて積み重ね段の型枠の傾きを修正する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリートウォール建
設方法に関し、更に詳細には例えば砂防ダム等における
コンクリート壁をプレキャストコンクリートパネル型枠
を用いて建設する方法に関する。
設方法に関し、更に詳細には例えば砂防ダム等における
コンクリート壁をプレキャストコンクリートパネル型枠
を用いて建設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、砂防ダムのコンクリート壁やコン
クリート重力式ウォール等の建設において、プレキャス
トコンクリートパネルを型枠として用い、最終的にはコ
ンクリート打設と共に埋め殺す工法が知られている。
クリート重力式ウォール等の建設において、プレキャス
トコンクリートパネルを型枠として用い、最終的にはコ
ンクリート打設と共に埋め殺す工法が知られている。
【0003】このような従来のプレキャストコンクリー
トパネル型枠(以下、単にプレコンパネル型枠と称す
る)を用いるコンクリート打設方法において、砂防ダム
を建設する場合を例にしてプレコンパネル型枠の組立て
方法を説明する。図8及び図9はプレコンパネル型枠に
よって形成された砂防ダムにおける上流面側の壁面1及
び下流側の壁面2をそれぞれ正面から見た図である。
トパネル型枠(以下、単にプレコンパネル型枠と称す
る)を用いるコンクリート打設方法において、砂防ダム
を建設する場合を例にしてプレコンパネル型枠の組立て
方法を説明する。図8及び図9はプレコンパネル型枠に
よって形成された砂防ダムにおける上流面側の壁面1及
び下流側の壁面2をそれぞれ正面から見た図である。
【0004】このような砂防ダムをプレコンパネル型枠
によって建築する場合には、最初に、プレコンパネル型
枠3が下流面側の位置と上流面側の位置とに所定の間隔
をあけて横方向に連設して設置される。砂防ダムにおけ
るコンクリートウォール建設の場合には図10に示され
るように上流面側のプレコンパネル型枠3は垂直に配置
され、他方下流面側のプレコンパネル型枠3は傾斜して
設置される。
によって建築する場合には、最初に、プレコンパネル型
枠3が下流面側の位置と上流面側の位置とに所定の間隔
をあけて横方向に連設して設置される。砂防ダムにおけ
るコンクリートウォール建設の場合には図10に示され
るように上流面側のプレコンパネル型枠3は垂直に配置
され、他方下流面側のプレコンパネル型枠3は傾斜して
設置される。
【0005】上流面側及び下流面側共に、プレコンパネ
ル型枠の内側面には、図11に一部が拡大されて示され
るように縦地リブ材となるL型鋼(アングル材)4が上
端部からその約半分が突出するようボルト5等で堅固に
固定される。このアングル材4は、その後このプレコン
パネル型枠3に積み重ねられる他のプレコンパネル型枠
3を連結するために主に利用される。
ル型枠の内側面には、図11に一部が拡大されて示され
るように縦地リブ材となるL型鋼(アングル材)4が上
端部からその約半分が突出するようボルト5等で堅固に
固定される。このアングル材4は、その後このプレコン
パネル型枠3に積み重ねられる他のプレコンパネル型枠
3を連結するために主に利用される。
【0006】上流側に設置されたプレコンパネル型枠3
と下流側に設置されたプレコンパネル型枠3とはターン
バックル付きタイバー6で相互に連結されて設置の安定
化が図られる。このタイバー6の各プレコンパネル型枠
3への取り付けにあたってはタイバー6の各端部を相対
するプレコンパネル型枠3のアングル材4に溶接するこ
とにより結合される。そして、各タイバー6のターンバ
ックル7を回転してその間隔を調整し、これにより特に
下流側のプレコンパネル型枠3の勾配即ち傾斜角度が設
計通りになるように微調整される。
と下流側に設置されたプレコンパネル型枠3とはターン
バックル付きタイバー6で相互に連結されて設置の安定
化が図られる。このタイバー6の各プレコンパネル型枠
3への取り付けにあたってはタイバー6の各端部を相対
するプレコンパネル型枠3のアングル材4に溶接するこ
とにより結合される。そして、各タイバー6のターンバ
ックル7を回転してその間隔を調整し、これにより特に
下流側のプレコンパネル型枠3の勾配即ち傾斜角度が設
計通りになるように微調整される。
【0007】このようにして組み立てられた上流側及び
下流側のプレコンパネル型枠3間にその上縁部より下側
のレベルまでコンクリート8が充填される。その後、こ
の充填コンクリート8が養生硬化すると、既設コンクリ
ートから突出している上流側及び下流側のプレコンパネ
ル型枠3上縁部に再び同様な手順で新たなプレコンパネ
ル型枠3が積み重ねられ且つ既設のプレコンパネル型枠
3から突出したアングル材4に固定される。勿論、新た
に積み重ねられたプレコンパネル型枠3にもその内側
に、次のプレコンパネル型枠を連結するためのアングル
材4が上縁部から突出するように取り付けられている。
下流側のプレコンパネル型枠3間にその上縁部より下側
のレベルまでコンクリート8が充填される。その後、こ
の充填コンクリート8が養生硬化すると、既設コンクリ
ートから突出している上流側及び下流側のプレコンパネ
ル型枠3上縁部に再び同様な手順で新たなプレコンパネ
ル型枠3が積み重ねられ且つ既設のプレコンパネル型枠
3から突出したアングル材4に固定される。勿論、新た
に積み重ねられたプレコンパネル型枠3にもその内側
に、次のプレコンパネル型枠を連結するためのアングル
材4が上縁部から突出するように取り付けられている。
【0008】そして、新たに積み重ねられた上流側及び
下流側のプレコンパネル型枠3にはタイバー6が取り付
けられて両側のプレコンパネル型枠3の設置安定化が図
られると共にその間隔が調整され、コンクリートが打設
される。このような工程を繰り返しながら所定高さまで
コンクリート打設が行われ、所望形状の砂防ダムが建設
されていた。
下流側のプレコンパネル型枠3にはタイバー6が取り付
けられて両側のプレコンパネル型枠3の設置安定化が図
られると共にその間隔が調整され、コンクリートが打設
される。このような工程を繰り返しながら所定高さまで
コンクリート打設が行われ、所望形状の砂防ダムが建設
されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプレコンパネル型枠を使用したコンクリート
ウォールの建設においては、次のような問題点があっ
た。すなわち、従来のこの種のコンクリートウォール建
設方法では、第1に、タイバーがコンクリート打設時に
障害物となると言う問題があった。
うな従来のプレコンパネル型枠を使用したコンクリート
ウォールの建設においては、次のような問題点があっ
た。すなわち、従来のこの種のコンクリートウォール建
設方法では、第1に、タイバーがコンクリート打設時に
障害物となると言う問題があった。
【0010】第2に、プレコンパネル型枠3は打設され
たコンクリート圧力により変形するためプレコンパネル
型枠3を順次上へ組み立てる時に多少の方向修正を行う
必要があった。このようなプレコンパネル型枠の方向修
正をタイバーのタンーバックルで行おうとすると、両側
のプレコンパネル型枠に等しい引張力が付与されること
から片方ずつの独立修正は難しいと言う問題があった。
たコンクリート圧力により変形するためプレコンパネル
型枠3を順次上へ組み立てる時に多少の方向修正を行う
必要があった。このようなプレコンパネル型枠の方向修
正をタイバーのタンーバックルで行おうとすると、両側
のプレコンパネル型枠に等しい引張力が付与されること
から片方ずつの独立修正は難しいと言う問題があった。
【0011】更に、第3として、タイバーの自重による
たるみがプレコンパネル型枠の組立て時に引き寄せ誤差
を生じ、またコンクリート打設後はこのたるみの戻りに
よる誤差を引き起こしプレコン型枠の組立て精度を設計
通りに確保することが非常に難しいと言う問題があっ
た。
たるみがプレコンパネル型枠の組立て時に引き寄せ誤差
を生じ、またコンクリート打設後はこのたるみの戻りに
よる誤差を引き起こしプレコン型枠の組立て精度を設計
通りに確保することが非常に難しいと言う問題があっ
た。
【0012】そして、第4には、例えば砂防ダムにおけ
るコンクリートウォールのような場合、タイバーが邪魔
してプレコンパネル型枠の組立て等に使用するクレーン
をプレコンパネル型枠間に設置することができないこと
から、型枠外に置いて運転をしなければならない。その
ためクレーンによるプレコンパネル型枠組立て作業に制
約が生じ、結果的に小規模な砂防ダムにしか用いること
ができないと言う問題があった。
るコンクリートウォールのような場合、タイバーが邪魔
してプレコンパネル型枠の組立て等に使用するクレーン
をプレコンパネル型枠間に設置することができないこと
から、型枠外に置いて運転をしなければならない。その
ためクレーンによるプレコンパネル型枠組立て作業に制
約が生じ、結果的に小規模な砂防ダムにしか用いること
ができないと言う問題があった。
【0013】最後に、前述した第2、第3の問題からプ
レコンパネル型枠3を予め数段積み重ねて施工速度を挙
げたり、既設コンクリート面上の作業者に対する安全用
防護壁としたりするようなことができず、従って特に後
者については安全用手摺を別途仮設し、また取り外すと
言う繰り返し作業を行うことが必要となり、これらが建
設コストや工期の短縮化を困難にしていると言う問題が
あった。
レコンパネル型枠3を予め数段積み重ねて施工速度を挙
げたり、既設コンクリート面上の作業者に対する安全用
防護壁としたりするようなことができず、従って特に後
者については安全用手摺を別途仮設し、また取り外すと
言う繰り返し作業を行うことが必要となり、これらが建
設コストや工期の短縮化を困難にしていると言う問題が
あった。
【0014】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、プレキャストコンクリー
トパネル型枠を設置する際にコンクリート打設に障害と
なるタイバーを廃止しながらもプレキャストコンクリー
トパネル型枠の安定設置を図り、併せて独立した方向修
正を可能とすると共に施工速度の向上や作業の安全確保
を図ることのできるコンクリートウォールの建設方法を
提供することにある。
決するためになされたもので、プレキャストコンクリー
トパネル型枠を設置する際にコンクリート打設に障害と
なるタイバーを廃止しながらもプレキャストコンクリー
トパネル型枠の安定設置を図り、併せて独立した方向修
正を可能とすると共に施工速度の向上や作業の安全確保
を図ることのできるコンクリートウォールの建設方法を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はコンクリートウ
ォール建設方法であり、前述した技術的課題を解決する
ため以下のように構成されている。
ォール建設方法であり、前述した技術的課題を解決する
ため以下のように構成されている。
【0016】〈第1の発明〉本発明は、間隔をあけて設
置されたプレキャストコンクリートパネル型枠間にコン
クリートを打設し、打設コンクリートの硬化に伴ってプ
レキャストコンクリートパネル型枠を積み重ね、その後
再びコンクリートを打設する工程を繰り返すことにより
コンクリートウォールを建設する方法において、下の段
のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定さ
れ、その上端部から突出する連結材を積み重ね段のプレ
キャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定して上下
のプレキャストコンクリートパネル型枠相互を連結する
工程を含み、前記積み重ね段のプレキャストコンクリー
トパネル型枠裏面に前記連結材を固定する時、下の段の
プレキャストコンクリートパネル型枠裏面と前記連結材
との間又は前記積み重ね段のプレキャストコンクリート
パネル型枠裏面と前記連結材との間に適宜の厚さのスペ
ーサを入れて前記積み重ね段のプレキャストコンクリー
トパネル型枠の傾きを修正することを特徴とする(請求
項1に対応)。以下、この発明の構成要素について個々
に説明する。
置されたプレキャストコンクリートパネル型枠間にコン
クリートを打設し、打設コンクリートの硬化に伴ってプ
レキャストコンクリートパネル型枠を積み重ね、その後
再びコンクリートを打設する工程を繰り返すことにより
コンクリートウォールを建設する方法において、下の段
のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定さ
れ、その上端部から突出する連結材を積み重ね段のプレ
キャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定して上下
のプレキャストコンクリートパネル型枠相互を連結する
工程を含み、前記積み重ね段のプレキャストコンクリー
トパネル型枠裏面に前記連結材を固定する時、下の段の
プレキャストコンクリートパネル型枠裏面と前記連結材
との間又は前記積み重ね段のプレキャストコンクリート
パネル型枠裏面と前記連結材との間に適宜の厚さのスペ
ーサを入れて前記積み重ね段のプレキャストコンクリー
トパネル型枠の傾きを修正することを特徴とする(請求
項1に対応)。以下、この発明の構成要素について個々
に説明する。
【0017】(上下プレキャストコンクリートパネル型
枠相互連結工程)打設コンクリートの硬化に伴ってプレ
キャストコンクリートパネル型枠を積み重ねる際、下の
段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定
され、その上端部から突出する連結材を積み重ね段のプ
レキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定する。
この連結材は、所謂アングル材と称される型鋼が使用さ
れる。このアングル材に所定位置にボルト挿通用の穴が
形成されていて、この穴にインサートボルトを通してア
ングル材のプレキャストコンクリートパネル型枠への固
定が図られる。
枠相互連結工程)打設コンクリートの硬化に伴ってプレ
キャストコンクリートパネル型枠を積み重ねる際、下の
段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定
され、その上端部から突出する連結材を積み重ね段のプ
レキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定する。
この連結材は、所謂アングル材と称される型鋼が使用さ
れる。このアングル材に所定位置にボルト挿通用の穴が
形成されていて、この穴にインサートボルトを通してア
ングル材のプレキャストコンクリートパネル型枠への固
定が図られる。
【0018】本発明のコンクリートウォール建設方法で
は、プレキャストコンクリートパネル型枠が積み重ねら
れる下の段のプレキャストコンクリートパネル型枠は、
既設のコンクリートによって固定されるのでアングル材
は主に積み重ねられるプレキャストコンクリートパネル
型枠を支えるために機能する。
は、プレキャストコンクリートパネル型枠が積み重ねら
れる下の段のプレキャストコンクリートパネル型枠は、
既設のコンクリートによって固定されるのでアングル材
は主に積み重ねられるプレキャストコンクリートパネル
型枠を支えるために機能する。
【0019】従って、アングル材は、下の段のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠裏面に当てられる部分の長
さが上端部から突出する部分であって上の段のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠の裏面に当てられる部分の
ながさより短く、またアングル材をそれぞれのプレキャ
ストコンクリートパネル型枠裏面に固定するインサート
ボルトの数も下の段に固定するボルトの数が1本で、上
の段に固定するボルトの数は2本とすることができる。
ストコンクリートパネル型枠裏面に当てられる部分の長
さが上端部から突出する部分であって上の段のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠の裏面に当てられる部分の
ながさより短く、またアングル材をそれぞれのプレキャ
ストコンクリートパネル型枠裏面に固定するインサート
ボルトの数も下の段に固定するボルトの数が1本で、上
の段に固定するボルトの数は2本とすることができる。
【0020】(スペーサ装入工程)下の段のプレキャス
トコンクリートパネル型枠上に新たな別のプレキャスト
コンクリートパネル型枠が積み重ねられる時、その方向
即ち傾斜角度を修正する必要が生じる。その場合、下の
段のプレキャストコンクリートパネル型枠から伸長する
アングル材に積み重ね段のプレキャストコンクリートパ
ネル型枠をインサートボルト等を用いて固定する時、下
の段のプレキャストコンクリートパネル型枠裏面とアン
グル材との間又は積み重ね段のプレキャストコンクリー
トパネル型枠裏面とアングル材との間に適宜の厚さのス
ペーサを入れる。
トコンクリートパネル型枠上に新たな別のプレキャスト
コンクリートパネル型枠が積み重ねられる時、その方向
即ち傾斜角度を修正する必要が生じる。その場合、下の
段のプレキャストコンクリートパネル型枠から伸長する
アングル材に積み重ね段のプレキャストコンクリートパ
ネル型枠をインサートボルト等を用いて固定する時、下
の段のプレキャストコンクリートパネル型枠裏面とアン
グル材との間又は積み重ね段のプレキャストコンクリー
トパネル型枠裏面とアングル材との間に適宜の厚さのス
ペーサを入れる。
【0021】このようなスペーサとしては、インサート
ボルトに噛ませるようにするC形状の金属製ワッシャー
とすることができる。また、スペーサの厚みの調整は、
このワッシャーの枚数を選択することにより可能とな
る。
ボルトに噛ませるようにするC形状の金属製ワッシャー
とすることができる。また、スペーサの厚みの調整は、
このワッシャーの枚数を選択することにより可能とな
る。
【0022】〈第2の発明〉本発明は、間隔をあけて設
置されたプレキャストコンクリートパネル型枠間にコン
クリートを打設し、打設コンクリートの硬化に伴ってプ
レキャストコンクリートパネル型枠を積み重ね、その後
再びコンクリートを打設する工程を繰り返すことにより
コンクリートウォールを建設する方法において、積み重
ね段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に一
端を取付けたステーの他端を前回打設したコンクリート
に埋設させてプレキャストコンクリートパネル型枠を支
持することを特徴とする(請求項2に対応)。以下この
発明の構成要素について説明する。
置されたプレキャストコンクリートパネル型枠間にコン
クリートを打設し、打設コンクリートの硬化に伴ってプ
レキャストコンクリートパネル型枠を積み重ね、その後
再びコンクリートを打設する工程を繰り返すことにより
コンクリートウォールを建設する方法において、積み重
ね段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に一
端を取付けたステーの他端を前回打設したコンクリート
に埋設させてプレキャストコンクリートパネル型枠を支
持することを特徴とする(請求項2に対応)。以下この
発明の構成要素について説明する。
【0023】(ステー取付け工程)ステーは、コンクリ
ート圧力によるアングル材への曲げ応力を低減させるた
めに使用される。このステーは、金属製の棒材で形成さ
れ、その一端は上の段のプレキャストコンクリートパネ
ル型枠の裏面に取り付けられる。この取付けについては
プレキャストコンクリートパネル型枠を連結するアング
ル材に溶接などを利用して接続することができる。しか
し、このような取付け方法に限定されるない。例えばス
テーの一端をフック状に曲げ、アングル材に形成された
孔に引っかけるようにして取り付けることもできる。
ート圧力によるアングル材への曲げ応力を低減させるた
めに使用される。このステーは、金属製の棒材で形成さ
れ、その一端は上の段のプレキャストコンクリートパネ
ル型枠の裏面に取り付けられる。この取付けについては
プレキャストコンクリートパネル型枠を連結するアング
ル材に溶接などを利用して接続することができる。しか
し、このような取付け方法に限定されるない。例えばス
テーの一端をフック状に曲げ、アングル材に形成された
孔に引っかけるようにして取り付けることもできる。
【0024】このステーの他端は、打設コンクリート中
に埋設してアンカー部とする。従って、ステー他端の形
状や構成は、特に問題とされない。しかし、打設コンク
リートから簡単にはずれないように引き抜きに対する抵
抗を与える意味からL字形又はU字形等に屈曲形成して
おくことが好ましい。
に埋設してアンカー部とする。従って、ステー他端の形
状や構成は、特に問題とされない。しかし、打設コンク
リートから簡単にはずれないように引き抜きに対する抵
抗を与える意味からL字形又はU字形等に屈曲形成して
おくことが好ましい。
【0025】〈第3の発明〉本発明は、多数のプレキャ
ストコンクリートパネルを型枠としてコンクリートウォ
ールを建設する方法であって、最初に、裏面に連結材を
上端から突出するように固定した第1段目のプレキャス
トコンクリート型枠を間隔をあけて地面に適宜設置する
工程と、同様に連結材が上端から突出するように裏面に
取り付けられた第2段目の別のプレキャストコンクリー
トパネル型枠を前記第1段目のプレキャストコンクリー
トパネル型枠上に積み重ね、この積み重ねられた第2段
目のプレキャストコンクリートパネル型枠裏面に前記第
1段目の前記プレキャストコンクリートパネル型枠から
上方に伸長する前記連結材を固定する工程と、次いで前
記間隔内にコンクリートを打設する工程と、この打設コ
ンクリートが完全に硬化する前に前記第1段目と第2段
目のプレキャストコンクリートパネル型枠を連結してい
る連結材に一端を取り付けられたステーの他端を前記打
設コンクリート内に埋設して前記打設コンクリートの硬
化によって固定する工程と、前記打設コンクリートが硬
化した後再び前記第2段目のプレキャストコンクリート
型枠の上に前述と同様に連結材が上端から突出するよう
に裏面に取り付けられた第3段目の別のプレキャストコ
ンクリートパネル型枠を更に積み重ね、前記第2段目の
プレキャストコンクリート型枠から上方に伸長する前記
連結材に固定する工程と、次いで前記第3段目のプレキ
ャストコンクリートパネル型枠で区画形成される間隔内
にコンクリートを打設する工程とを含み、前記大1段目
のプレキャストコンクリートパネル型枠設置工程を除く
他の前記工程を繰り返して所定の高さまでコンクリート
を打設することを特徴とする(請求項3に対応)。
ストコンクリートパネルを型枠としてコンクリートウォ
ールを建設する方法であって、最初に、裏面に連結材を
上端から突出するように固定した第1段目のプレキャス
トコンクリート型枠を間隔をあけて地面に適宜設置する
工程と、同様に連結材が上端から突出するように裏面に
取り付けられた第2段目の別のプレキャストコンクリー
トパネル型枠を前記第1段目のプレキャストコンクリー
トパネル型枠上に積み重ね、この積み重ねられた第2段
目のプレキャストコンクリートパネル型枠裏面に前記第
1段目の前記プレキャストコンクリートパネル型枠から
上方に伸長する前記連結材を固定する工程と、次いで前
記間隔内にコンクリートを打設する工程と、この打設コ
ンクリートが完全に硬化する前に前記第1段目と第2段
目のプレキャストコンクリートパネル型枠を連結してい
る連結材に一端を取り付けられたステーの他端を前記打
設コンクリート内に埋設して前記打設コンクリートの硬
化によって固定する工程と、前記打設コンクリートが硬
化した後再び前記第2段目のプレキャストコンクリート
型枠の上に前述と同様に連結材が上端から突出するよう
に裏面に取り付けられた第3段目の別のプレキャストコ
ンクリートパネル型枠を更に積み重ね、前記第2段目の
プレキャストコンクリート型枠から上方に伸長する前記
連結材に固定する工程と、次いで前記第3段目のプレキ
ャストコンクリートパネル型枠で区画形成される間隔内
にコンクリートを打設する工程とを含み、前記大1段目
のプレキャストコンクリートパネル型枠設置工程を除く
他の前記工程を繰り返して所定の高さまでコンクリート
を打設することを特徴とする(請求項3に対応)。
【0026】この第2の発明では、前述した第1の発明
の構成要素に第2の発明の構成要素を加えて成立させて
いる。従って、個々の構成要素は、前述した各発明で説
明していることから、ここでの説明は省略する。
の構成要素に第2の発明の構成要素を加えて成立させて
いる。従って、個々の構成要素は、前述した各発明で説
明していることから、ここでの説明は省略する。
【0027】
【作用】本発明のコンクリートウォール建設方法は、概
略的には、間隔をあけて設置されたプレキャストコンク
リートパネル型枠間にコンクリートを打設し、打設コン
クリートの硬化に伴ってプレキャストコンクリートパネ
ル型枠を積み重ね、その後再びコンクリートを打設する
工程を繰り返すことによりコンクリートウォールを建設
するものである。
略的には、間隔をあけて設置されたプレキャストコンク
リートパネル型枠間にコンクリートを打設し、打設コン
クリートの硬化に伴ってプレキャストコンクリートパネ
ル型枠を積み重ね、その後再びコンクリートを打設する
工程を繰り返すことによりコンクリートウォールを建設
するものである。
【0028】このようなコンクリートウォール建設方法
において、既設コンクリートのためのプレキャストコン
クリートパネル型枠上に新たに別のプレキャストコンク
リートパネル型枠が積み重ねられる。その際、積み重ね
段のプレキャストコンクリートパネル型枠は、その下の
段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定
され、その上端部から突出する連結材に固定されて相互
の連結が図られる。
において、既設コンクリートのためのプレキャストコン
クリートパネル型枠上に新たに別のプレキャストコンク
リートパネル型枠が積み重ねられる。その際、積み重ね
段のプレキャストコンクリートパネル型枠は、その下の
段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定
され、その上端部から突出する連結材に固定されて相互
の連結が図られる。
【0029】積み重ね段のプレキャストコンクリートパ
ネル型枠裏面に連結材を固定する時、積み重ね段のプレ
キャストコンクリートパネル型枠の傾きを修正する必要
があれば、下の段のプレキャストコンクリートパネル型
枠裏面と連結材との間又は積み重ね段のプレキャストコ
ンクリートパネル型枠裏面と連結材との間に適宜の厚さ
のスペーサが入れられ、これにより積み重ね段のプレキ
ャストコンクリートパネル型枠の傾きが設計通りになる
ように調整される。
ネル型枠裏面に連結材を固定する時、積み重ね段のプレ
キャストコンクリートパネル型枠の傾きを修正する必要
があれば、下の段のプレキャストコンクリートパネル型
枠裏面と連結材との間又は積み重ね段のプレキャストコ
ンクリートパネル型枠裏面と連結材との間に適宜の厚さ
のスペーサが入れられ、これにより積み重ね段のプレキ
ャストコンクリートパネル型枠の傾きが設計通りになる
ように調整される。
【0030】このようにして設置されたプレキャストコ
ンクリートパネル型枠間にコンクリートが打設される
と、上下方向に積み重ねられたプレキャストコンクリー
トパネルを連結しているアングル材にコンクリート圧力
による曲げ応力が作用する。アングル材に取り付けられ
るステーはこの曲げ応力低減のための作用をする。
ンクリートパネル型枠間にコンクリートが打設される
と、上下方向に積み重ねられたプレキャストコンクリー
トパネルを連結しているアングル材にコンクリート圧力
による曲げ応力が作用する。アングル材に取り付けられ
るステーはこの曲げ応力低減のための作用をする。
【0031】
【実施例】以下、本発明のコンクリートウォール建設方
法を図に示される実施例について更に詳細に説明する。
図1には本発明のコンクリートウォール建設方法を用い
て砂防ダムのコンクリート壁を建設する場合のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠(プレコンパネル型枠)組
立て構造10が示されている。この実施例に係る砂防ダ
ムのコンクリート壁建設方法は、最初に、上流側及び下
流側の位置にそれぞれ第1段目のプレコンパネル型枠1
1a、12aが間隔をあけて地面にL鋼材13等を支え
として設置される。
法を図に示される実施例について更に詳細に説明する。
図1には本発明のコンクリートウォール建設方法を用い
て砂防ダムのコンクリート壁を建設する場合のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠(プレコンパネル型枠)組
立て構造10が示されている。この実施例に係る砂防ダ
ムのコンクリート壁建設方法は、最初に、上流側及び下
流側の位置にそれぞれ第1段目のプレコンパネル型枠1
1a、12aが間隔をあけて地面にL鋼材13等を支え
として設置される。
【0032】その時、当然のことながら上流側及び下流
側のプレコンパネル型枠11a、12aはそれぞれ横方
向にも同様に相互に密着させて所定長さに亘って多数設
置されるが、この発明はプレコンパネル型枠を積み重ね
る時の上下方向の連結関係にあるので、横方向のプレコ
ンパネル型枠の設置に関する説明は省略する。
側のプレコンパネル型枠11a、12aはそれぞれ横方
向にも同様に相互に密着させて所定長さに亘って多数設
置されるが、この発明はプレコンパネル型枠を積み重ね
る時の上下方向の連結関係にあるので、横方向のプレコ
ンパネル型枠の設置に関する説明は省略する。
【0033】砂防ダムの上流側に位置するプレコンパネ
ル型枠11aは垂直に立てられるが、下流側に位置する
プレコンパネル型枠12aは傾斜して設置される。第1
段目のプレコンパネル型枠11a、12aには、図1及
び図2に示されるように裏面に連結用の型鋼であるL形
のアングル材14が上端から突出するようにインサート
ボルト15等で固定されて取り付けられている。
ル型枠11aは垂直に立てられるが、下流側に位置する
プレコンパネル型枠12aは傾斜して設置される。第1
段目のプレコンパネル型枠11a、12aには、図1及
び図2に示されるように裏面に連結用の型鋼であるL形
のアングル材14が上端から突出するようにインサート
ボルト15等で固定されて取り付けられている。
【0034】このアングル材14は、相互に積み重ねら
れたプレコンパネル型枠を連結するために使用されるも
ので、特に下の段のプレコンパネル型枠上に積み重ねら
れる新たなプレコンパネル型枠を支えることを主目的と
している。従って、図2から明らかなようにアングル材
14は、下の段のプレコンパネル型枠裏面にその下端か
ら全長の約1/3程度の長さ部分が1つのインサートボ
ルト15で固定され、他の2/3の長さ部分は積み重ね
られるプレコンパネル型枠を支えるために下の段のプレ
コンパネル型枠上端から突出している。
れたプレコンパネル型枠を連結するために使用されるも
ので、特に下の段のプレコンパネル型枠上に積み重ねら
れる新たなプレコンパネル型枠を支えることを主目的と
している。従って、図2から明らかなようにアングル材
14は、下の段のプレコンパネル型枠裏面にその下端か
ら全長の約1/3程度の長さ部分が1つのインサートボ
ルト15で固定され、他の2/3の長さ部分は積み重ね
られるプレコンパネル型枠を支えるために下の段のプレ
コンパネル型枠上端から突出している。
【0035】次いで、このように裏面にアングル材14
が取り付けられた第1段目のプレコンパネル型枠11
a、12aの上端には、新たに別なプレコンパネル型枠
11b、12bが第2段目として積み重ねられる。これ
により、第1段目のプレコンパネル型枠11a、12a
の上端から突出したアングル材14は、積み重ね段であ
る第2段目のプレコンパネル型枠11b、12bの裏面
に重なり、それぞれ2つのインサートボルト15により
固定される。
が取り付けられた第1段目のプレコンパネル型枠11
a、12aの上端には、新たに別なプレコンパネル型枠
11b、12bが第2段目として積み重ねられる。これ
により、第1段目のプレコンパネル型枠11a、12a
の上端から突出したアングル材14は、積み重ね段であ
る第2段目のプレコンパネル型枠11b、12bの裏面
に重なり、それぞれ2つのインサートボルト15により
固定される。
【0036】なお、この第2段目のプレコンパネル型枠
11b、12bにも、次の積み重ね段のプレコンパネル
型枠を支持するためのアングル材14が前述したと同様
に予め裏面に取り付けられていることは言うまでもな
い。
11b、12bにも、次の積み重ね段のプレコンパネル
型枠を支持するためのアングル材14が前述したと同様
に予め裏面に取り付けられていることは言うまでもな
い。
【0037】ところで、プレコンパネル型枠の積み重ね
において下の段のプレコンパネル型枠の上端面と上の段
のプレコンパネル型枠の下端面との正確な重ね合わせを
容易に行うため、図3に示されるように上端面中央部に
は全幅に亘って突出部16が形成され、他方下端面中央
部にはこの突出部16がほぼぴったりと嵌合する溝部1
7が形成されている。これにより、プレコンパネル型枠
を積み重ねる時これを下の段のプレコンパネル型枠上端
面に単に乗せるだけで両者の正確な位置決めが可能とな
る。
において下の段のプレコンパネル型枠の上端面と上の段
のプレコンパネル型枠の下端面との正確な重ね合わせを
容易に行うため、図3に示されるように上端面中央部に
は全幅に亘って突出部16が形成され、他方下端面中央
部にはこの突出部16がほぼぴったりと嵌合する溝部1
7が形成されている。これにより、プレコンパネル型枠
を積み重ねる時これを下の段のプレコンパネル型枠上端
面に単に乗せるだけで両者の正確な位置決めが可能とな
る。
【0038】下の段のプレコンパネル型枠上端面に新た
なプレコンパネル型枠を積み重ねる時、その方向の修正
が必要となる場合がある。この傾斜角度の修正方法を、
図4に点線で示されるように例えば下流側に位置する型
枠においてこれを急傾斜にする場合について説明する。
なプレコンパネル型枠を積み重ねる時、その方向の修正
が必要となる場合がある。この傾斜角度の修正方法を、
図4に点線で示されるように例えば下流側に位置する型
枠においてこれを急傾斜にする場合について説明する。
【0039】最初に、下の段のプレコンパネル型枠12
a裏面にアングル材14を固定しているインサートボル
ト15を緩め、1枚又は複数枚のC形ワッシャー18を
図5及び図6に示されるようにアングル材14とプレコ
ンパネル型枠裏面との間に横方向から差し込むようにイ
ンサートボルト15に引っ掛けて装着させる。これによ
り、下の段のプレコンパネル型枠12aに対するアング
ル材14の角度が変更することになり、従ってこのアン
グル材14に取付けられた積み重ね段のプレコンパネル
型枠12bの傾斜角度が修正される。
a裏面にアングル材14を固定しているインサートボル
ト15を緩め、1枚又は複数枚のC形ワッシャー18を
図5及び図6に示されるようにアングル材14とプレコ
ンパネル型枠裏面との間に横方向から差し込むようにイ
ンサートボルト15に引っ掛けて装着させる。これによ
り、下の段のプレコンパネル型枠12aに対するアング
ル材14の角度が変更することになり、従ってこのアン
グル材14に取付けられた積み重ね段のプレコンパネル
型枠12bの傾斜角度が修正される。
【0040】これとは反対に、図7に点線で示されるよ
うに積み重ね段のプレコンパネル型枠12bの傾斜角度
を緩斜面側へ修正する場合には、積み重ね段のプレコン
パネル型枠12b裏面にアングル材14をインサートボ
ルト15で固定する時に図5で示されたと同様な方法で
1枚又は複数枚のC形のワッシャー18を挿入する。但
し、このアングル材14の変更角度の大きさによっては
下の段のプレコンパネル型枠に固定しているインサート
ボルト15を緩めることも必要となる。
うに積み重ね段のプレコンパネル型枠12bの傾斜角度
を緩斜面側へ修正する場合には、積み重ね段のプレコン
パネル型枠12b裏面にアングル材14をインサートボ
ルト15で固定する時に図5で示されたと同様な方法で
1枚又は複数枚のC形のワッシャー18を挿入する。但
し、このアングル材14の変更角度の大きさによっては
下の段のプレコンパネル型枠に固定しているインサート
ボルト15を緩めることも必要となる。
【0041】なお、前述した例では下流側に設置される
プレコンパネル型枠の傾斜修正方法について説明した
が、これは下流側だけではなく上流側に設置されるプレ
コンパネル型枠についても同じである。すなわち、本実
施例では上流側に設置されるプレコンパネル型枠は図1
から明らかなようにほぼ垂直に積み重ねられる。
プレコンパネル型枠の傾斜修正方法について説明した
が、これは下流側だけではなく上流側に設置されるプレ
コンパネル型枠についても同じである。すなわち、本実
施例では上流側に設置されるプレコンパネル型枠は図1
から明らかなようにほぼ垂直に積み重ねられる。
【0042】型枠を単に垂直に積み重ねるだけであれ
ば、その方向修正はあまり必要とならないが下段の型枠
がコンクリート圧力により変位することがあり、そのよ
うな場合には修正が必要となることがある。
ば、その方向修正はあまり必要とならないが下段の型枠
がコンクリート圧力により変位することがあり、そのよ
うな場合には修正が必要となることがある。
【0043】また、下流側に位置するプレコンパネル型
枠も勾配が均一であれば基本的には修正はあまり必要と
ならない。この場合における修正の必要性も上流側のプ
レコンパネルの場合と同様にコンクリート圧力による変
形に対してである。
枠も勾配が均一であれば基本的には修正はあまり必要と
ならない。この場合における修正の必要性も上流側のプ
レコンパネルの場合と同様にコンクリート圧力による変
形に対してである。
【0044】このようにして、第2段目のプレコンパネ
ル型枠11b、12bが積み重ねらると、次いでコンク
リート19が上流側及び下流側の型枠間に打設される。
この時のコンクリートの打設は図1に示されるように第
1段目と第2段目のプレコンパネル型枠11a、11b
及び12a、12bをそれぞれ連結しているアングル材
14の下端部付近まで打設される。
ル型枠11b、12bが積み重ねらると、次いでコンク
リート19が上流側及び下流側の型枠間に打設される。
この時のコンクリートの打設は図1に示されるように第
1段目と第2段目のプレコンパネル型枠11a、11b
及び12a、12bをそれぞれ連結しているアングル材
14の下端部付近まで打設される。
【0045】そして、この打設コンクリート19が完全
に硬化する前に第1段目と第2段目のプレコンパネル型
枠を連結しているアングル材14の上端側に一端を取り
付けられたステー20の他端が打設コンクリート19内
に埋設させられ、打設コンクリート19が硬化すること
によってステー20の固定が図られる。これにより、積
み重ねられたプレコンパネル型枠11b、12bのより
強固な自立安定化を得ることができると共に、打設コン
クリート圧力によるアングル材への曲げ応力を低減でき
ることからアングル材14の軽量化を図ることもでき
る。
に硬化する前に第1段目と第2段目のプレコンパネル型
枠を連結しているアングル材14の上端側に一端を取り
付けられたステー20の他端が打設コンクリート19内
に埋設させられ、打設コンクリート19が硬化すること
によってステー20の固定が図られる。これにより、積
み重ねられたプレコンパネル型枠11b、12bのより
強固な自立安定化を得ることができると共に、打設コン
クリート圧力によるアングル材への曲げ応力を低減でき
ることからアングル材14の軽量化を図ることもでき
る。
【0046】打設コンクリート19が硬化すると、この
コンクリート19の上に作業者が乗って第2段目のプレ
コンパネル型枠11b、12bに更に新たな第3段目の
プレコンパネル型枠11c、12cを積み重ねる作業を
行う。すなわち、その後は前述した工程の繰り返しであ
り、これにより所定の高さになるまでコンクリートの打
設が繰り返される。
コンクリート19の上に作業者が乗って第2段目のプレ
コンパネル型枠11b、12bに更に新たな第3段目の
プレコンパネル型枠11c、12cを積み重ねる作業を
行う。すなわち、その後は前述した工程の繰り返しであ
り、これにより所定の高さになるまでコンクリートの打
設が繰り返される。
【0047】このような説明から明らかなように、打設
コンクリート19表面上で作業者が次のプレコンパネル
型枠の積み重ね作業並びに他の必要な作業をしている
時、打設コンクリート19表面から約1枚分以上のプレ
コンパネル型枠が常に立設することになることから、こ
れが防護壁となって、作業者の転落等の事故を防ぐこと
ができる。
コンクリート19表面上で作業者が次のプレコンパネル
型枠の積み重ね作業並びに他の必要な作業をしている
時、打設コンクリート19表面から約1枚分以上のプレ
コンパネル型枠が常に立設することになることから、こ
れが防護壁となって、作業者の転落等の事故を防ぐこと
ができる。
【0048】なお、ステー20のアングル材14への取
付けは溶接など考えられるが、それ以外の方法としてス
テー20の一端をフック状に曲げ、アングル材14に形
成した孔(図示せず)に引っかけるようにして取り付け
ることもできる。このステー20の他端は、打設コンク
リート中に埋設してアンカー部とされるので、この他端
形状や構成は特に問題とされない。しかし、打設コンク
リートから簡単にはずれないように引き抜きに対する抵
抗を与える意味からL字形又はU字形等に屈曲形成して
おくことが好ましい。
付けは溶接など考えられるが、それ以外の方法としてス
テー20の一端をフック状に曲げ、アングル材14に形
成した孔(図示せず)に引っかけるようにして取り付け
ることもできる。このステー20の他端は、打設コンク
リート中に埋設してアンカー部とされるので、この他端
形状や構成は特に問題とされない。しかし、打設コンク
リートから簡単にはずれないように引き抜きに対する抵
抗を与える意味からL字形又はU字形等に屈曲形成して
おくことが好ましい。
【0049】このように、この実施例に係る砂防ダムの
コンクリート壁建設方法では、従来のように上流側及び
下流側に間隔をあけて設置されるプレキャストコンクリ
ートパネル型枠の安定的設置のために、型枠間を横断す
る何本ものタイバーを必要としないことから、この型枠
間に比較的広いスペースが確保でき、そのため型枠間に
作業用のクレーンを置くことができ、その結果比較的に
大きな砂防ダムをこのプレキャストコンクリートパネル
型枠を使用して建設することができる。
コンクリート壁建設方法では、従来のように上流側及び
下流側に間隔をあけて設置されるプレキャストコンクリ
ートパネル型枠の安定的設置のために、型枠間を横断す
る何本ものタイバーを必要としないことから、この型枠
間に比較的広いスペースが確保でき、そのため型枠間に
作業用のクレーンを置くことができ、その結果比較的に
大きな砂防ダムをこのプレキャストコンクリートパネル
型枠を使用して建設することができる。
【0050】前述した実施例では砂防ダムのコンクリー
ト壁を建設する場合について説明したが、本発明ではこ
の実施例に限定されるものではなく、コンクリート重力
式ウォールを含めて種々のコンクリートウォールをプレ
キャストコンクリートパネル型枠で形成する場合に適用
することができる。
ト壁を建設する場合について説明したが、本発明ではこ
の実施例に限定されるものではなく、コンクリート重力
式ウォールを含めて種々のコンクリートウォールをプレ
キャストコンクリートパネル型枠で形成する場合に適用
することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ートウォール建設方法によれば、間隔をあけて配置され
るプレキャストコンクリートパネル型枠を従来のように
型枠間を横断するタイバーを使用することなく強固に自
立させるようにした場合でも、積み重ね段のプレキャス
トコンクリートパネル型枠の方向修正を容易に行うこと
ができる。
ートウォール建設方法によれば、間隔をあけて配置され
るプレキャストコンクリートパネル型枠を従来のように
型枠間を横断するタイバーを使用することなく強固に自
立させるようにした場合でも、積み重ね段のプレキャス
トコンクリートパネル型枠の方向修正を容易に行うこと
ができる。
【0052】また、タイバーが廃止しても積み重ね段の
プレキャストコンクリートパネル型枠を自立させること
ができることからコンクリート打設の際の障害物がな
く、極めて効率の良いコンクリート打設を行うことがで
きる。しかも、タイバーが存在しないことから、型枠間
のスペースを有効に使用することもでき、更に2段重ね
施工が可能となることことから安全面への有利さ並びに
施工能率の向上をも期待することができる。
プレキャストコンクリートパネル型枠を自立させること
ができることからコンクリート打設の際の障害物がな
く、極めて効率の良いコンクリート打設を行うことがで
きる。しかも、タイバーが存在しないことから、型枠間
のスペースを有効に使用することもでき、更に2段重ね
施工が可能となることことから安全面への有利さ並びに
施工能率の向上をも期待することができる。
【図1】本発明のコンクリートウォール建設方法を用い
て砂防ダムのコンクリート壁を建設する場合におけるプ
レキャストコンクリートパネル型枠組立て構造を示す断
面図である。
て砂防ダムのコンクリート壁を建設する場合におけるプ
レキャストコンクリートパネル型枠組立て構造を示す断
面図である。
【図2】図1に示されるプレキャストコンクリートパネ
ル型枠組立て構造において積み重ねられたプレキャスト
コンクリートパネル型枠の連結状態を示す部分的な正面
図である。
ル型枠組立て構造において積み重ねられたプレキャスト
コンクリートパネル型枠の連結状態を示す部分的な正面
図である。
【図3】図2の積み重ねられて連結されたプレキャスト
コンクリートパネル型枠を3−3線に沿って切断して示
す断面図である。
コンクリートパネル型枠を3−3線に沿って切断して示
す断面図である。
【図4】積み重ねられたプレキャストコンクリートパネ
ル型枠の傾斜角度を修正する方法を示す図3と同様な断
面図である。
ル型枠の傾斜角度を修正する方法を示す図3と同様な断
面図である。
【図5】積み重ねられたプレキャストコンクリートパネ
ル型枠の傾斜角度を修正する方法を示すためアングル材
と下の段のプレキャストコンクリートパネル型枠との固
定部を拡大して示す断面図である。
ル型枠の傾斜角度を修正する方法を示すためアングル材
と下の段のプレキャストコンクリートパネル型枠との固
定部を拡大して示す断面図である。
【図6】図5に示される下の段のプレキャストコンクリ
ートパネル型枠とアングル材との固定部を拡大して示す
正面図である。
ートパネル型枠とアングル材との固定部を拡大して示す
正面図である。
【図7】積み重ねられたプレキャストコンクリートパネ
ル型枠の傾斜角度を修正する方法を示す図3と同様な断
面図である。
ル型枠の傾斜角度を修正する方法を示す図3と同様な断
面図である。
【図8】プレキャストコンクリートパネル型枠を用いて
建設された従来の砂防ダムの上流側コンクリート壁を示
す正面図である。
建設された従来の砂防ダムの上流側コンクリート壁を示
す正面図である。
【図9】プレキャストコンクリートパネル型枠を用いて
建設された従来の砂防ダムの下流側コンクリート壁を示
す正面図である。
建設された従来の砂防ダムの下流側コンクリート壁を示
す正面図である。
【図10】砂防ダムのコンクリート壁を建設する場合に
おける従来のプレキャストコンクリートパネル型枠組立
て構造を示す断面図である。
おける従来のプレキャストコンクリートパネル型枠組立
て構造を示す断面図である。
【図11】図10に示される従来のプレキャストコンク
リートパネル型枠組立て構造の一部を拡大して示す断面
図である。
リートパネル型枠組立て構造の一部を拡大して示す断面
図である。
10 プレキャストコンクリートパネル型枠組立て構造 11a 第1段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 11b 第2段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 11c 第3段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 12a 第1段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 12b 第2段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 12c 第3段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 13 支え鋼材 14 アングル材 15 インサートボルト 16 突起部 17 溝部 18 C形ワッシャー 19 打設コンクリート 20 ステー
枠 11b 第2段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 11c 第3段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 12a 第1段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 12b 第2段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 12c 第3段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠 13 支え鋼材 14 アングル材 15 インサートボルト 16 突起部 17 溝部 18 C形ワッシャー 19 打設コンクリート 20 ステー
Claims (3)
- 【請求項1】 間隔をあけて設置されたプレキャストコ
ンクリートパネル型枠間にコンクリートを打設し、打設
コンクリートの硬化に伴ってプレキャストコンクリート
パネル型枠を積み重ね、その後再びコンクリートを打設
する工程を繰り返すことによりコンクリートウォールを
建設する方法において、 下の段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に
固定され、その上端部から突出する連結材を積み重ね段
のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏面に固定し
て上下のプレキャストコンクリートパネル型枠相互を連
結する工程を含み、 前記積み重ね段のプレキャストコンクリートパネル型枠
裏面に前記連結材を固定する時、下の段のプレキャスト
コンクリートパネル型枠裏面と前記連結材との間又は前
記積み重ね段のプレキャストコンクリートパネル型枠裏
面と前記連結材との間に適宜の厚さのスペーサを入れて
前記積み重ね段のプレキャストコンクリートパネル型枠
の傾きを修正することを特徴とするコンクリートウォー
ル建設方法。 - 【請求項2】 間隔をあけて設置されたプレキャストコ
ンクリートパネル型枠間にコンクリートを打設し、打設
コンクリートの硬化に伴ってプレキャストコンクリート
パネル型枠を積み重ね、その後再びコンクリートを打設
する工程を繰り返すことによりコンクリートウォールを
建設する方法において、 積み重ね段のプレキャストコンクリートパネル型枠の裏
面に一端を取付けたステーの他端を前回打設したコンク
リートに埋設させてプレキャストコンクリートパネル型
枠を支持することを特徴とするコンクリートウォール建
設方法。 - 【請求項3】 多数のプレキャストコンクリートパネル
を型枠としてコンクリートウォールを建設する方法であ
って、 最初に、裏面に連結材を上端から突出するように固定し
た第1段目のプレキャストコンクリート型枠を間隔をあ
けて地面に適宜設置し、同様に連結材が上端から突出す
るように裏面に取り付けられた第2段目の別のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠を前記第1段目のプレキャ
ストコンクリートパネル型枠上に積み重ね、この積み重
ねられた第2段目のプレキャストコンクリートパネル型
枠裏面に前記第1段目の前記プレキャストコンクリート
パネル型枠から上方に伸長する前記連結材を固定し、次
いで前記間隔内にコンクリートを打設する工程と、 この打設コンクリートが完全に硬化する前に前記第1段
目と第2段目のプレキャストコンクリートパネル型枠を
連結している連結材に一端を取り付けられたステーの他
端を前記打設コンクリート内に埋設して前記打設コンク
リートの硬化によって固定する工程と、 前記打設コンクリートが硬化した後再び前記第2段目の
プレキャストコンクリート型枠の上に前述と同様に連結
材が上端から突出するように裏面に取り付けられた第3
段目の別のプレキャストコンクリートパネル型枠を更に
積み重ね、前記第2段目のプレキャストコンクリート型
枠から上方に伸長する前記連結材に固定し、次いで前記
間隔内にコンクリートを打設する工程とを含み、 前記工程を繰り返して所定の高さまでコンクリートを打
設することによりコンクリートウォールを建設する方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15345094A JPH0820936A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | コンクリートウォール建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15345094A JPH0820936A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | コンクリートウォール建設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820936A true JPH0820936A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15562825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15345094A Pending JPH0820936A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | コンクリートウォール建設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820936A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107859162A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-03-30 | 广东水电二局股份有限公司 | 一种悬挑牛腿结构及其施工方法 |
| CN116856413A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-10-10 | 中交第四航务工程局有限公司 | 一种护岸挡浪墙加高模板 |
| CN118024384A (zh) * | 2024-03-19 | 2024-05-14 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 预制轻质墙体脚部强化的方法及模板系统 |
| WO2025194761A1 (zh) * | 2024-03-19 | 2025-09-25 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 基于多层复合强化方法的超轻装配式墙板及其制备方法 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP15345094A patent/JPH0820936A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107859162A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-03-30 | 广东水电二局股份有限公司 | 一种悬挑牛腿结构及其施工方法 |
| CN116856413A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-10-10 | 中交第四航务工程局有限公司 | 一种护岸挡浪墙加高模板 |
| CN118024384A (zh) * | 2024-03-19 | 2024-05-14 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 预制轻质墙体脚部强化的方法及模板系统 |
| WO2025194761A1 (zh) * | 2024-03-19 | 2025-09-25 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 基于多层复合强化方法的超轻装配式墙板及其制备方法 |
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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