JPH0820941A - 含水軟弱地盤の改良工法 - Google Patents
含水軟弱地盤の改良工法Info
- Publication number
- JPH0820941A JPH0820941A JP17605694A JP17605694A JPH0820941A JP H0820941 A JPH0820941 A JP H0820941A JP 17605694 A JP17605694 A JP 17605694A JP 17605694 A JP17605694 A JP 17605694A JP H0820941 A JPH0820941 A JP H0820941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- water
- holes
- pore water
- soft ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 90
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 title abstract 2
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 title abstract 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims abstract description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 25
- 238000007596 consolidation process Methods 0.000 abstract description 9
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 32
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 9
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 5
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 4
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 3
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は含水軟弱地盤Aの間隙水を強制的に
絞り出すと共に有孔管1の一本当りの有効面積が大き
く、且つ、建設作業の開始を早めることが出来るので、
工期の大幅な短縮や施工単価の低減化が可能となる。ま
た地盤A沈下に伴う有孔管1の損傷がなく、且つ不要な
残留沈下を最小限に止めると共に軟弱地盤Aの浮力を無
くして、自重を圧密過重に変えるので、載荷盛土が低減
できる。 【構成】 地盤Aに多数本の有孔管1を鉛直に挿入し、
各有孔管1内の底部に自動スイッチ3を有する円筒型水
中ポンプ2を設置させ、該水中ポンプ2によって、前記
有孔管1内に集められた地盤A中の間隙水を地上に排出
させる工法と成す。又、前記有孔管1内の水位が一定に
達すると、自動スイッチ3が入り、前記水中ポンプが作
動して周期的に外部へ間隙水を排出する工法と成しても
良い。
絞り出すと共に有孔管1の一本当りの有効面積が大き
く、且つ、建設作業の開始を早めることが出来るので、
工期の大幅な短縮や施工単価の低減化が可能となる。ま
た地盤A沈下に伴う有孔管1の損傷がなく、且つ不要な
残留沈下を最小限に止めると共に軟弱地盤Aの浮力を無
くして、自重を圧密過重に変えるので、載荷盛土が低減
できる。 【構成】 地盤Aに多数本の有孔管1を鉛直に挿入し、
各有孔管1内の底部に自動スイッチ3を有する円筒型水
中ポンプ2を設置させ、該水中ポンプ2によって、前記
有孔管1内に集められた地盤A中の間隙水を地上に排出
させる工法と成す。又、前記有孔管1内の水位が一定に
達すると、自動スイッチ3が入り、前記水中ポンプが作
動して周期的に外部へ間隙水を排出する工法と成しても
良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は含水軟弱地盤に含まれる
水分(以後、間隙水と言う)を集めて水中ポンプで強制
的に排水させる含水軟弱地盤の改良工法に関する。
水分(以後、間隙水と言う)を集めて水中ポンプで強制
的に排水させる含水軟弱地盤の改良工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、含水軟弱地盤の工法にはペ−パ−
ドレイン工法,サンドパイル工法,パックドレイン工法
などがある。このペ−パ−ドレイン工法は図6に示すよ
うに軟弱地盤(A)の上にサンドマットを載荷させ、且
つ、繊維質を用いて幅15〜20cm,厚さ2cm程度の断面を
有する長尺なペ−パ−部材を形成し、それを1.5m間隔
で地上より地盤(A)の内に打ち込む。すると、前記ペ
−パ−部材はその周辺の間隙水を浸透させると共に毛細
管現象の働きにより、前記間隙水が地上に排出され、且
つ、その間隙水がサンドマットに浸透され蒸発する工法
である。
ドレイン工法,サンドパイル工法,パックドレイン工法
などがある。このペ−パ−ドレイン工法は図6に示すよ
うに軟弱地盤(A)の上にサンドマットを載荷させ、且
つ、繊維質を用いて幅15〜20cm,厚さ2cm程度の断面を
有する長尺なペ−パ−部材を形成し、それを1.5m間隔
で地上より地盤(A)の内に打ち込む。すると、前記ペ
−パ−部材はその周辺の間隙水を浸透させると共に毛細
管現象の働きにより、前記間隙水が地上に排出され、且
つ、その間隙水がサンドマットに浸透され蒸発する工法
である。
【0003】図7はサンドパイル工法を示す図であり、
これはペ−パ−ドレイン工法と同様に軟弱地盤(A)の
上にサンドマットを載荷させ、且つ砂を用いて直径約30
cmの砂杭を形成させる。この砂杭を5m間隔で且つ地上
より所定深さまで打ち込む。すると、前記砂杭の周辺の
間隙水は砂杭に浸透して、毛細管現象の働きにより、砂
杭を伝わり地上に排水或いはその間隙水がサンドマット
に浸透され蒸発する工法である。この工法は使用する砂
の粒度に注意することにより、毛細管現象を効率良くす
ることができる。図8はパックドレイン工法を示す図で
あり、これはペ−パ−ドレイン工法と略同様な原理であ
り、砂杭に砂袋を使用し、その直径は約12.5cmの砂袋を
入れた砂杭を1.5m間隔で且つ地上から所定深さまで打
ち込む。そして、周辺の間隙水が砂杭に浸透し、毛細管
現象の働きにより砂杭を伝わり地上に排水或いはその間
隙水がサンドマットに浸透され蒸発する工法である。
これはペ−パ−ドレイン工法と同様に軟弱地盤(A)の
上にサンドマットを載荷させ、且つ砂を用いて直径約30
cmの砂杭を形成させる。この砂杭を5m間隔で且つ地上
より所定深さまで打ち込む。すると、前記砂杭の周辺の
間隙水は砂杭に浸透して、毛細管現象の働きにより、砂
杭を伝わり地上に排水或いはその間隙水がサンドマット
に浸透され蒸発する工法である。この工法は使用する砂
の粒度に注意することにより、毛細管現象を効率良くす
ることができる。図8はパックドレイン工法を示す図で
あり、これはペ−パ−ドレイン工法と略同様な原理であ
り、砂杭に砂袋を使用し、その直径は約12.5cmの砂袋を
入れた砂杭を1.5m間隔で且つ地上から所定深さまで打
ち込む。そして、周辺の間隙水が砂杭に浸透し、毛細管
現象の働きにより砂杭を伝わり地上に排水或いはその間
隙水がサンドマットに浸透され蒸発する工法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ペ
−パ−ドレイン工法の場合には、単純な浸透作用を利用
するだけであり、ペ−パ−部材が間隙水を吸収する範囲
は狭く、前記ペ−パ−部材の施工本数を多くしなければ
効果が上がらなかった。又、毛細管現象の働きが実質的
な排水動力となるため、排水能力が極めて低かった。次
に前記サンドパイル工法の場合には、毛細管現象の効率
をペ−パ−ドレイン工法よりも多少良くすることが出来
るが、単純な浸透のため、影響範囲が狭く、しかも毛細
管現象を動力とするため、排水能力が低い。尚、排出さ
れる間隙水には多量の有機物などが含まれているので、
使用する砂の目詰まりが引き起こされ易く、排水能力が
すぐに減少されてしまう。その上、砂杭だけなので、剪
断力に極めて弱かった。このため、砂杭の剪断力を強化
させたパックドレイン工法があるが、この工法は砂杭に
砂袋を使用した以外は前記サンドパイル工法と同様に使
用する砂の粒度に注意して毛細管現象の効率を多少良く
することは出来るが、毛細管現象を動力とするため、排
水能力が極めて低い等の問題点があった。
−パ−ドレイン工法の場合には、単純な浸透作用を利用
するだけであり、ペ−パ−部材が間隙水を吸収する範囲
は狭く、前記ペ−パ−部材の施工本数を多くしなければ
効果が上がらなかった。又、毛細管現象の働きが実質的
な排水動力となるため、排水能力が極めて低かった。次
に前記サンドパイル工法の場合には、毛細管現象の効率
をペ−パ−ドレイン工法よりも多少良くすることが出来
るが、単純な浸透のため、影響範囲が狭く、しかも毛細
管現象を動力とするため、排水能力が低い。尚、排出さ
れる間隙水には多量の有機物などが含まれているので、
使用する砂の目詰まりが引き起こされ易く、排水能力が
すぐに減少されてしまう。その上、砂杭だけなので、剪
断力に極めて弱かった。このため、砂杭の剪断力を強化
させたパックドレイン工法があるが、この工法は砂杭に
砂袋を使用した以外は前記サンドパイル工法と同様に使
用する砂の粒度に注意して毛細管現象の効率を多少良く
することは出来るが、毛細管現象を動力とするため、排
水能力が極めて低い等の問題点があった。
【0005】更に従来のサンドマット等を必要とする補
助工法では、排水に伴って地盤が下がり、ペ−パ−部材
や砂杭などの毛細管現象部材が地盤沈下に伴う損傷を起
こし、排水能力が低下し易かった。また前記ペ−パ−部
材,砂杭,砂袋は地盤中に残ってしまうので残留沈下が
起き、サンドマットの効果を低減した後でないと盛り土
工事が出来なかった。この結果、建設作業の開始が遅延
化され、早期作業開始が困難であった。
助工法では、排水に伴って地盤が下がり、ペ−パ−部材
や砂杭などの毛細管現象部材が地盤沈下に伴う損傷を起
こし、排水能力が低下し易かった。また前記ペ−パ−部
材,砂杭,砂袋は地盤中に残ってしまうので残留沈下が
起き、サンドマットの効果を低減した後でないと盛り土
工事が出来なかった。この結果、建設作業の開始が遅延
化され、早期作業開始が困難であった。
【0006】本発明は地盤沈下に伴う有孔管の損傷を無
くし、間隙水を強制的に絞り出すので、脱水効果が促進
され、含水率の低下による圧密効果を従来工法より早く
達成でき、工期の大幅な短縮が図れ、施工単価を低減で
きる含水軟弱地盤の改良工法を提供することを目的とす
るにある。
くし、間隙水を強制的に絞り出すので、脱水効果が促進
され、含水率の低下による圧密効果を従来工法より早く
達成でき、工期の大幅な短縮が図れ、施工単価を低減で
きる含水軟弱地盤の改良工法を提供することを目的とす
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり、地盤に多数
本の有孔管を鉛直に挿入し、各有孔管内の底部に自動ス
イッチを有する円筒型水中ポンプを設置させ、該水中ポ
ンプによって、前記有孔管内に集められた地盤中の間隙
水を地上に排出させる工法と成す。又、前記有孔管内の
水位が一定に達すると、自動スイッチが入り、前記水中
ポンプが作動して周期的に外部へ間隙水を排出する工法
と成しても良い。
めに本発明は成されたものであり、つまり、地盤に多数
本の有孔管を鉛直に挿入し、各有孔管内の底部に自動ス
イッチを有する円筒型水中ポンプを設置させ、該水中ポ
ンプによって、前記有孔管内に集められた地盤中の間隙
水を地上に排出させる工法と成す。又、前記有孔管内の
水位が一定に達すると、自動スイッチが入り、前記水中
ポンプが作動して周期的に外部へ間隙水を排出する工法
と成しても良い。
【0008】
【作用】次に本発明の作用について説明する。先ず図1
に示すように含水軟弱地盤(A)には、多数本の有孔管
(1)を鉛直に挿入し、且つ、各有孔管(1)内の底部
には自動スイッチ(3)を有する円筒型水中ポンプ
(2)も設置させておく。また排水溝(5)は地下水位
よりも若干高い位置に設けておく。この時、地盤(A)
内部に於いては、図2(a)に示すように、死荷重が図
中の実線矢印のように下向きに作用しており、又、浮力
が図中の破線矢印のように上向きに作用している。この
状態で時間が経過すると、有孔管(1)の集水孔(11)
へ間隙水が集まって内部に溜る。その有孔管(1)内の
水位が一定に達すると、自動スイッチ(3)が入り、水
中ポンプ(2)が作動して上部へ間隙水を吸い揚げられ
て地上の排水溝(5)へ排水されて流出を開始する。前
記水中ポンプ(2)は一定時間作動して停止する。また
集水孔(11)へ地盤(A)中の水分が間隙水として集め
られ、有孔管(1)内の水位が一定に達すると、自動ス
イッチ(3)が入り、水中ポンプ(2)が作動して地上
に間隙水を排出させる。このように有孔管(1)内に溜
った間隙水を周期的に自動スイッチ(3)のONとOffに
よって水位が変動することにより、地盤(A)内に振動
させたような現象となり、間隙水が絞り出されて含水軟
弱地盤(A)を締め固める効果が発生するのである。こ
の結果、前記間隙水を排水して地盤(A)中の水分が水
中ポンプ(2)によって大量に排水され脱水することに
より、地下水位は短時間で下がり、図2(b)の状態ま
で達する。この時、地盤(A)は水中ポンプ(2)によ
る大量排水を行うので、初期の圧密が促進され、施工区
域全域にわたる地下水位の全体的な低下に伴い、軟弱地
盤(A)への死荷重が増大し、間隙水を強制的に絞り出
すので、脱水効果が促進され、含水率の低下による圧密
効果を従来工法より早く達成でき、工期の大幅な短縮が
図れるのである。
に示すように含水軟弱地盤(A)には、多数本の有孔管
(1)を鉛直に挿入し、且つ、各有孔管(1)内の底部
には自動スイッチ(3)を有する円筒型水中ポンプ
(2)も設置させておく。また排水溝(5)は地下水位
よりも若干高い位置に設けておく。この時、地盤(A)
内部に於いては、図2(a)に示すように、死荷重が図
中の実線矢印のように下向きに作用しており、又、浮力
が図中の破線矢印のように上向きに作用している。この
状態で時間が経過すると、有孔管(1)の集水孔(11)
へ間隙水が集まって内部に溜る。その有孔管(1)内の
水位が一定に達すると、自動スイッチ(3)が入り、水
中ポンプ(2)が作動して上部へ間隙水を吸い揚げられ
て地上の排水溝(5)へ排水されて流出を開始する。前
記水中ポンプ(2)は一定時間作動して停止する。また
集水孔(11)へ地盤(A)中の水分が間隙水として集め
られ、有孔管(1)内の水位が一定に達すると、自動ス
イッチ(3)が入り、水中ポンプ(2)が作動して地上
に間隙水を排出させる。このように有孔管(1)内に溜
った間隙水を周期的に自動スイッチ(3)のONとOffに
よって水位が変動することにより、地盤(A)内に振動
させたような現象となり、間隙水が絞り出されて含水軟
弱地盤(A)を締め固める効果が発生するのである。こ
の結果、前記間隙水を排水して地盤(A)中の水分が水
中ポンプ(2)によって大量に排水され脱水することに
より、地下水位は短時間で下がり、図2(b)の状態ま
で達する。この時、地盤(A)は水中ポンプ(2)によ
る大量排水を行うので、初期の圧密が促進され、施工区
域全域にわたる地下水位の全体的な低下に伴い、軟弱地
盤(A)への死荷重が増大し、間隙水を強制的に絞り出
すので、脱水効果が促進され、含水率の低下による圧密
効果を従来工法より早く達成でき、工期の大幅な短縮が
図れるのである。
【0009】尚、本発明工法は周期的な地下水位の上下
運動により、上部の土粒子が水流により移動し、軟弱地
盤(A)まで運ばれるので、軟弱地盤(A)の密度が増
大される。また毛細管現象に頼らず水中ポンプ(2)で
強制的に間隙水を排出するので、従来のような水垢など
による目詰まりがなく、更に有孔管(1)の集水孔(1
1)を大きくすることで、集水能力の低下も妨げること
ができる。
運動により、上部の土粒子が水流により移動し、軟弱地
盤(A)まで運ばれるので、軟弱地盤(A)の密度が増
大される。また毛細管現象に頼らず水中ポンプ(2)で
強制的に間隙水を排出するので、従来のような水垢など
による目詰まりがなく、更に有孔管(1)の集水孔(1
1)を大きくすることで、集水能力の低下も妨げること
ができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の工法を示す図であり、これに
基づいて先ず部品の説明をする。(1)は軟弱地盤
(A)に約10m間隔で鉛直に設置した多数本の有孔管で
あり、該有孔管(1)は有底な円筒状で、且つその周壁
全体には多数の集水孔(11)を設け、その形状としては
図3に示す(a)のような円形或いは(b)のような溝
状な形状が良い。又、有孔管(1)の直径は10〜15cmの
塩化ビニ−ル管を主として用いる。この有孔管(1)に
よって地盤(A)中の間隙水が集められる。(2)は有
孔管(1)内の底部付近に設置した小型の円筒型水中ポ
ンプであり、(3)は間隙水が一定の所まで上昇する
と、水中ポンプ(2)を作動させるための自動スイッチ
であり、フロ−トスイッチを用いる。(4)は地上に設
けた逆止弁であり、(5)は排水溝である。
基づいて先ず部品の説明をする。(1)は軟弱地盤
(A)に約10m間隔で鉛直に設置した多数本の有孔管で
あり、該有孔管(1)は有底な円筒状で、且つその周壁
全体には多数の集水孔(11)を設け、その形状としては
図3に示す(a)のような円形或いは(b)のような溝
状な形状が良い。又、有孔管(1)の直径は10〜15cmの
塩化ビニ−ル管を主として用いる。この有孔管(1)に
よって地盤(A)中の間隙水が集められる。(2)は有
孔管(1)内の底部付近に設置した小型の円筒型水中ポ
ンプであり、(3)は間隙水が一定の所まで上昇する
と、水中ポンプ(2)を作動させるための自動スイッチ
であり、フロ−トスイッチを用いる。(4)は地上に設
けた逆止弁であり、(5)は排水溝である。
【0011】次に本発明工法の実施例について説明す
る。先ず、図2(a)に示すように、死荷重が図中の実
線矢印のように下向きに作用しており、又、浮力が図中
の破線矢印のように上向きに作用している。この状態で
時間が経過すると、有孔管(1)の集水孔(11)へ間隙
水が集まって溜る。その有孔管(1)内の水位が一定の
所まで達すると、自動的にフロ−トスイッチ(3)によ
り水中ポンプ(2)が作動し、該水中ポンプ(2)によ
って、間隙水が吸い揚げられて地上の排水溝(5)から
排水して流出を開始する。前記水中ポンプ(2)は一定
時間作動して停止する。また集水孔(11)へ地盤(A)
中の水分が間隙水として集められ、有孔管(1)内の水
位が一定に達すると、フロ−トスイッチ(3)が入り、
水中ポンプ(2)が作動して地上に間隙水を排出させ
る。このように有孔管(1)内に溜った間隙水を周期的
にフロ−トスイッチ(3)のONとOffによって水位が変
動することにより、地盤(A)内に振動させたような現
象となり、間隙水が絞り出されて含水軟弱地盤(A)を
締め固める効果が発生するのである。この結果、前記間
隙水を排水して地盤(A)中の水分が水中ポンプ(2)
によって大量に排水させ脱水することにより、地下水位
は短時間で下がり、図2(b)の状態まで達する。そし
て、目標の圧密度に達した時点で、水中ポンプ(2)を
完全に止める。尚、前記圧密度が80%に達するまでの時
間を、本発明工法のものと従来工法のものとを比べる
と、本発明工法のものは従来工法よりも約3分の1の時
間で達成することが確認された(図4参照)。
る。先ず、図2(a)に示すように、死荷重が図中の実
線矢印のように下向きに作用しており、又、浮力が図中
の破線矢印のように上向きに作用している。この状態で
時間が経過すると、有孔管(1)の集水孔(11)へ間隙
水が集まって溜る。その有孔管(1)内の水位が一定の
所まで達すると、自動的にフロ−トスイッチ(3)によ
り水中ポンプ(2)が作動し、該水中ポンプ(2)によ
って、間隙水が吸い揚げられて地上の排水溝(5)から
排水して流出を開始する。前記水中ポンプ(2)は一定
時間作動して停止する。また集水孔(11)へ地盤(A)
中の水分が間隙水として集められ、有孔管(1)内の水
位が一定に達すると、フロ−トスイッチ(3)が入り、
水中ポンプ(2)が作動して地上に間隙水を排出させ
る。このように有孔管(1)内に溜った間隙水を周期的
にフロ−トスイッチ(3)のONとOffによって水位が変
動することにより、地盤(A)内に振動させたような現
象となり、間隙水が絞り出されて含水軟弱地盤(A)を
締め固める効果が発生するのである。この結果、前記間
隙水を排水して地盤(A)中の水分が水中ポンプ(2)
によって大量に排水させ脱水することにより、地下水位
は短時間で下がり、図2(b)の状態まで達する。そし
て、目標の圧密度に達した時点で、水中ポンプ(2)を
完全に止める。尚、前記圧密度が80%に達するまでの時
間を、本発明工法のものと従来工法のものとを比べる
と、本発明工法のものは従来工法よりも約3分の1の時
間で達成することが確認された(図4参照)。
【0012】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
り、下記に記載する効果を有する。
【0013】請求項1のように、地盤(A)に多数本の
有孔管(1)を鉛直に挿入し、各有孔管(1)内の底部
に、自動スイッチ(3)を有する円筒型水中ポンプ
(2)を設置させ、該水中ポンプ(2)で有孔管(1)
内に集められた地盤(A)中の間隙水を地上に大量排出
させることにより、間隙水を強制的に絞り出すと共に有
孔管(1)の一本当りの有効面積が大きくなるので、工
期の大幅な短縮が図れ、施工単価を低減できる。更に、
地盤(A)の圧密沈下に伴うネガティブフリクションに
よるシステムの損傷が極めて少なくなる。尚、本発明工
法は有孔管(1)が自立するので、盛り土作業の当初か
ら有孔管(1)を立設して地下水や地盤(A)中の間隙
水を地上に大量排出させることができる。また盛り土の
進行に合わせて有孔管(1)を継ぎ足して対応させるこ
とが出来るため、盛り土作業開始当初より圧密を促進さ
せるので圧密が完了した地盤(A)上での建設作業の開
始を早めることが可能となるのである。
有孔管(1)を鉛直に挿入し、各有孔管(1)内の底部
に、自動スイッチ(3)を有する円筒型水中ポンプ
(2)を設置させ、該水中ポンプ(2)で有孔管(1)
内に集められた地盤(A)中の間隙水を地上に大量排出
させることにより、間隙水を強制的に絞り出すと共に有
孔管(1)の一本当りの有効面積が大きくなるので、工
期の大幅な短縮が図れ、施工単価を低減できる。更に、
地盤(A)の圧密沈下に伴うネガティブフリクションに
よるシステムの損傷が極めて少なくなる。尚、本発明工
法は有孔管(1)が自立するので、盛り土作業の当初か
ら有孔管(1)を立設して地下水や地盤(A)中の間隙
水を地上に大量排出させることができる。また盛り土の
進行に合わせて有孔管(1)を継ぎ足して対応させるこ
とが出来るため、盛り土作業開始当初より圧密を促進さ
せるので圧密が完了した地盤(A)上での建設作業の開
始を早めることが可能となるのである。
【0014】請求項2のように有孔管(1)内の水位が
一定に達すると、自動スイッチ(3)が入り、水中ポン
プ(2)が作動して周期的に外部へ間隙水を排出させる
ことにより、周期的な地下水位が上下運動し、上部の土
粒子が水流により移動し、軟弱地盤(A)まで運ばれる
ので、軟弱地盤(A)の密度が増大される。また地下水
位の変動により、地盤(A)の間隙水が絞り出されて締
め固める効果を生じる。この結果、地下水位は短時間で
下がり、従来工法のものよりも約3分の1の時間で目標
の圧密度に達成し、工期の短縮が可能となる。尚、本発
明工法は目標の圧密度に達した場合、水中ポンプ(2)
を止めて圧密の進行が止められることにより、残った圧
密度に対して働く浮力を積極的に利用すれば、荷重が低
減するので、不要な残留沈下を最小限に止めることがで
きる。また軟弱地盤(A)の浮力を無くして、自重を圧
密過重に変えるので、載荷盛土が低減できるのである。
しかも水中ポンプ(2)からのホ−スにて外部へ直接排
水が可能で、サンドマット等の補助工法が不要であるた
め、工法の施工が簡単となる。
一定に達すると、自動スイッチ(3)が入り、水中ポン
プ(2)が作動して周期的に外部へ間隙水を排出させる
ことにより、周期的な地下水位が上下運動し、上部の土
粒子が水流により移動し、軟弱地盤(A)まで運ばれる
ので、軟弱地盤(A)の密度が増大される。また地下水
位の変動により、地盤(A)の間隙水が絞り出されて締
め固める効果を生じる。この結果、地下水位は短時間で
下がり、従来工法のものよりも約3分の1の時間で目標
の圧密度に達成し、工期の短縮が可能となる。尚、本発
明工法は目標の圧密度に達した場合、水中ポンプ(2)
を止めて圧密の進行が止められることにより、残った圧
密度に対して働く浮力を積極的に利用すれば、荷重が低
減するので、不要な残留沈下を最小限に止めることがで
きる。また軟弱地盤(A)の浮力を無くして、自重を圧
密過重に変えるので、載荷盛土が低減できるのである。
しかも水中ポンプ(2)からのホ−スにて外部へ直接排
水が可能で、サンドマット等の補助工法が不要であるた
め、工法の施工が簡単となる。
【図1】本発明工法の含水軟弱地盤の施工実施例を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】本発明工法の変水位状態を示す説明図である。
【図3】本発明工法の実施例で用いる有孔管を示す説明
図である。
図である。
【図4】脱水量と時間の関係を示す従来工法と本発明工
法を比較した図である。
法を比較した図である。
【図5】圧密度と時間の関係を示す従来工法と本発明工
法を比較した図である。
法を比較した図である。
【図6】従来工法の含水軟弱地盤の施工実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図7】従来工法の含水軟弱地盤の施工実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図8】従来工法の含水軟弱地盤の施工実施例を示す説
明図である。
明図である。
A 地盤 1 有孔管 2 水中ポンプ 3 自動スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 地盤(A)に多数本の有孔管(1)を鉛
直に挿入し、各有孔管(1)内の底部に自動スイッチ
(3)を有する円筒型水中ポンプ(2)を設置させ、該
水中ポンプ(2)によって、前記有孔管(1)内に集め
られた地盤(A)中の間隙水を地上に排出させたことを
特徴とする含水軟弱地盤の改良工法。 - 【請求項2】 前記有孔管(1)内の水位が一定に達す
ると、自動スイッチ(3)が入り、前記水中ポンプ
(2)が作動して周期的に外部へ間隙水を排出する請求
項1記載の含水軟弱地盤の改良工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17605694A JPH0820941A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 含水軟弱地盤の改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17605694A JPH0820941A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 含水軟弱地盤の改良工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820941A true JPH0820941A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16006953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17605694A Pending JPH0820941A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 含水軟弱地盤の改良工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820941A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09221738A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-26 | Giken Seisakusho Co Ltd | 地盤改良方法及びその装置 |
| CN102383413A (zh) * | 2011-08-31 | 2012-03-21 | 东北大学 | 一种加固饱和流塑淤泥软土地基的施工方法 |
| KR101324308B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2013-11-01 | 한혜영 | 연약지반가열 압밀공법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63176517A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | Shimizu Constr Co Ltd | 地下水位制御警報システム |
| JPH0411111A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Taisei Corp | 地盤改良工法 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP17605694A patent/JPH0820941A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63176517A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | Shimizu Constr Co Ltd | 地下水位制御警報システム |
| JPH0411111A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Taisei Corp | 地盤改良工法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09221738A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-26 | Giken Seisakusho Co Ltd | 地盤改良方法及びその装置 |
| CN102383413A (zh) * | 2011-08-31 | 2012-03-21 | 东北大学 | 一种加固饱和流塑淤泥软土地基的施工方法 |
| KR101324308B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2013-11-01 | 한혜영 | 연약지반가열 압밀공법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4988235A (en) | System for draining land areas through siphoning from a permeable catch basin | |
| NL192531C (nl) | Inrichting voor het afdichten tegen lekwater vanuit een afvalstortplaats. | |
| CN108360496A (zh) | 一种多功能模块式土体施压成型装置 | |
| CN114032937B (zh) | 一种基坑排水装置及其施工方法 | |
| CN110777909A (zh) | 一种泥石流防治系统 | |
| CN209568424U (zh) | 一种铀尾矿库各坝段地基加固装置 | |
| CN209873836U (zh) | 一种基坑排水系统 | |
| CN212835344U (zh) | 一种软土地基基础防排水结构 | |
| CN212926120U (zh) | 一种用于基坑的排水装置 | |
| KR20140122781A (ko) | 옹벽에서 배수 촉진용 저수조 | |
| JPH0820941A (ja) | 含水軟弱地盤の改良工法 | |
| CN210621728U (zh) | 基坑内部的集排水系统 | |
| JP4058550B2 (ja) | 軟弱地盤の改良工法 | |
| CN113279368A (zh) | 一种自动调节边坡内部渗透水压力的装置 | |
| JP2808353B2 (ja) | 建物の浮上り防止工法及び装置 | |
| CN214993990U (zh) | 一种降水系统 | |
| JP4029335B2 (ja) | 圧密促進埋立工法 | |
| JP2005207164A (ja) | 軟弱地盤の改良工法およびその工法を用いて造成した盛土構造物 | |
| CN223424074U (zh) | 一种采矿充填泄水装置 | |
| JPH05302330A (ja) | 既設建物背面の埋め戻し方法 | |
| CN222120067U (zh) | 一种施工场地积水抽吸装置 | |
| CN217998131U (zh) | 一种用于丰富地下水区的主动泄排装置 | |
| CN222685491U (zh) | 干作业成孔灌注桩混凝土灌注施工结构 | |
| CN217923764U (zh) | 一种建筑抗浮基础结构 | |
| CN219100013U (zh) | 用于水利工程地基处理的排水装置 |