JPH08209808A - 接合部材及び壁体 - Google Patents
接合部材及び壁体Info
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- JPH08209808A JPH08209808A JP1952295A JP1952295A JPH08209808A JP H08209808 A JPH08209808 A JP H08209808A JP 1952295 A JP1952295 A JP 1952295A JP 1952295 A JP1952295 A JP 1952295A JP H08209808 A JPH08209808 A JP H08209808A
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレハブ住宅において、建築現場に設置され
て外壁となる壁体に、予め外装仕上げ材と外部構造物用
の接合部材を取り付けておく。それにより、外装工事
と、バルコニー等の外部構造物の取付工事との省力化及
び施工期間の短縮を図る。 【構成】 本発明の接合部材1は、固定板6と、該固定
板6から延出するボルト5と、このボルト5が嵌挿され
る調整材8と、外部構造物を締結するナット11とから
なる。上記固定板6は、壁体2に固定される。上記ボル
ト5は、壁体2に取り付けられたサイディング13を貫
通して外面側に延出された状態とされる。そして、壁体
2にサイディング13と接合部材1が取り付けられた状
態で出荷される。従って、建築現場で接合部材1を壁体
2に取り付けるためにサイディング13に破損が生じる
のを防止できる。
て外壁となる壁体に、予め外装仕上げ材と外部構造物用
の接合部材を取り付けておく。それにより、外装工事
と、バルコニー等の外部構造物の取付工事との省力化及
び施工期間の短縮を図る。 【構成】 本発明の接合部材1は、固定板6と、該固定
板6から延出するボルト5と、このボルト5が嵌挿され
る調整材8と、外部構造物を締結するナット11とから
なる。上記固定板6は、壁体2に固定される。上記ボル
ト5は、壁体2に取り付けられたサイディング13を貫
通して外面側に延出された状態とされる。そして、壁体
2にサイディング13と接合部材1が取り付けられた状
態で出荷される。従って、建築現場で接合部材1を壁体
2に取り付けるためにサイディング13に破損が生じる
のを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装仕上げ材が施され
た外壁に容易にバルコニー等の外部構造物を接合できる
接合部材及び壁体に関するものである。
た外壁に容易にバルコニー等の外部構造物を接合できる
接合部材及び壁体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に住宅の構築方法としては、ほとん
どの施工作業を建築現場で行う工法と、住宅を構成する
要素を、ある程度工場で製造し、工場で製造された住宅
の構成要素を建築現場に搬送して施工するプレハブ工法
とが知られている。上記プレハブ工法を用いることによ
り、天候や、その他の要因により悪影響を受ける可能性
のある現場での施工の期間を短縮することができる。
どの施工作業を建築現場で行う工法と、住宅を構成する
要素を、ある程度工場で製造し、工場で製造された住宅
の構成要素を建築現場に搬送して施工するプレハブ工法
とが知られている。上記プレハブ工法を用いることによ
り、天候や、その他の要因により悪影響を受ける可能性
のある現場での施工の期間を短縮することができる。
【0003】従来のプレハブ工法においては、上記構成
要素となるパネルやユニットを建築現場で互いに接合し
て設置した後に、住宅の外装や内装の工事を行うことに
より住宅を構築していたが、外装や内装工事もある程度
工場で行い、さらに施工期間の短縮を図ることが求めら
れていた。
要素となるパネルやユニットを建築現場で互いに接合し
て設置した後に、住宅の外装や内装の工事を行うことに
より住宅を構築していたが、外装や内装工事もある程度
工場で行い、さらに施工期間の短縮を図ることが求めら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、木造住宅に
おいても、その外装仕上げ材には、耐火性を有する無機
系の部材が使用されることになるが、一般に無機系の建
築資材は、施工性に難点がある。例えば、壁を、予め工
場で製造された壁パネルから構築するパネル工法の場合
に、外装工事の一部を工場で行うために、工場において
外壁用の壁パネルの外面に予め外装仕上げ材を貼設した
場合には、以下のような問題が生じる可能性があった。
おいても、その外装仕上げ材には、耐火性を有する無機
系の部材が使用されることになるが、一般に無機系の建
築資材は、施工性に難点がある。例えば、壁を、予め工
場で製造された壁パネルから構築するパネル工法の場合
に、外装工事の一部を工場で行うために、工場において
外壁用の壁パネルの外面に予め外装仕上げ材を貼設した
場合には、以下のような問題が生じる可能性があった。
【0005】上記壁パネルにより外壁を構築した後に、
外壁の外側に、ベランダ、庇等の外部構造物を設けよう
とした場合に、外装仕上げ材が施された壁パネルから構
築される壁面には、外装仕上げ材が取り付けられた状態
となっているので、外装仕上げ材の上から上記外部構造
物を取り付ける必要がある。
外壁の外側に、ベランダ、庇等の外部構造物を設けよう
とした場合に、外装仕上げ材が施された壁パネルから構
築される壁面には、外装仕上げ材が取り付けられた状態
となっているので、外装仕上げ材の上から上記外部構造
物を取り付ける必要がある。
【0006】そして、外装仕上げ材の上から上記外部構
造物を取り付ける場合に、単に、外装仕上げ材と外部構
造物とを接合したのでは、強度を得ることができないの
で、上記外装仕上げ材を貫通する接合部材により、外装
仕上げ材の内側の躯体と外部構造物とを接合する必要が
ある。
造物を取り付ける場合に、単に、外装仕上げ材と外部構
造物とを接合したのでは、強度を得ることができないの
で、上記外装仕上げ材を貫通する接合部材により、外装
仕上げ材の内側の躯体と外部構造物とを接合する必要が
ある。
【0007】この場合には、例えば、ボルト等の接合部
材を外装仕上げ材に貫通させる際に、外装仕上げ材にひ
び割れ等の破損が生じる恐れがある。この段階で外装仕
上げ材にひび割れ等の破損が生じた場合には、ひび割れ
が生じた外装仕上げ材を剥がして、新たに外装仕上げ材
を取り付けるという手間のかかる作業をする必要があ
り、施工期間の短縮を図ることが困難となる。
材を外装仕上げ材に貫通させる際に、外装仕上げ材にひ
び割れ等の破損が生じる恐れがある。この段階で外装仕
上げ材にひび割れ等の破損が生じた場合には、ひび割れ
が生じた外装仕上げ材を剥がして、新たに外装仕上げ材
を取り付けるという手間のかかる作業をする必要があ
り、施工期間の短縮を図ることが困難となる。
【0008】なお、外装仕上げ材にひび割れが生じて
も、外部構造物に隠れる部分ならば、外観上は外装仕上
げ材を交換する必要はないが、上記ひび割れから外装仕
上げ材の内側に水が侵入しやすくなる可能性がある。
も、外部構造物に隠れる部分ならば、外観上は外装仕上
げ材を交換する必要はないが、上記ひび割れから外装仕
上げ材の内側に水が侵入しやすくなる可能性がある。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、工場等で製造されるプレハブ化された壁の表面
に、予め、外装仕上げ材を取り付けた状態としても、上
記壁の外面に容易に外部構造物を取り付けることができ
る接合部材及び壁体を提供することを目的とするもので
ある。
あり、工場等で製造されるプレハブ化された壁の表面
に、予め、外装仕上げ材を取り付けた状態としても、上
記壁の外面に容易に外部構造物を取り付けることができ
る接合部材及び壁体を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
接合部材は、外壁となる壁体と外部構造物とを接合する
ものであり、上記壁体に固定される固定板と、該固定板
から延出するように設けられたボルト軸部とを具備して
なることを上記課題の解決手段とした。
接合部材は、外壁となる壁体と外部構造物とを接合する
ものであり、上記壁体に固定される固定板と、該固定板
から延出するように設けられたボルト軸部とを具備して
なることを上記課題の解決手段とした。
【0011】本発明の請求項2記載の接合部材は、上記
ボルト軸部が嵌挿されるとともに、上記壁体と上記壁体
に設けられた外装仕上げ材との間に挟まれた状態で配置
される調整材を有することを上記課題の解決手段とし
た。
ボルト軸部が嵌挿されるとともに、上記壁体と上記壁体
に設けられた外装仕上げ材との間に挟まれた状態で配置
される調整材を有することを上記課題の解決手段とし
た。
【0012】本発明の請求項3記載の接合部材は、上記
調整材の両面に、防水層が形成されているとともに、該
防水層上に接着面が形成されていることを上記課題の解
決手段とした。
調整材の両面に、防水層が形成されているとともに、該
防水層上に接着面が形成されていることを上記課題の解
決手段とした。
【0013】本発明の請求項4記載の壁体は、外壁の本
体となる板体と、該板体の外面側に設けられた外装仕上
げ材と、外壁に外部構造物を接合するために、一方の端
部が上記板体に固定され、かつ、他方の端部が上記外装
仕上げ材を貫通して壁の外方に延出した状態とされた外
部構造物接合用ボルトとを具備してなることを上記課題
の解決手段とした。
体となる板体と、該板体の外面側に設けられた外装仕上
げ材と、外壁に外部構造物を接合するために、一方の端
部が上記板体に固定され、かつ、他方の端部が上記外装
仕上げ材を貫通して壁の外方に延出した状態とされた外
部構造物接合用ボルトとを具備してなることを上記課題
の解決手段とした。
【0014】本発明の請求項5記載の壁体は、上記接合
用ボルトが上記板体に固定される固定板と、該固定板か
ら延出するように設けられたボルト軸部とを有し、上記
固定板が板体に固定され、かつ、上記ボルト軸部が上記
外装仕上げ材を貫通して外面側に延出した状態で建築現
場に搬送されることを上記課題の解決手段とした。
用ボルトが上記板体に固定される固定板と、該固定板か
ら延出するように設けられたボルト軸部とを有し、上記
固定板が板体に固定され、かつ、上記ボルト軸部が上記
外装仕上げ材を貫通して外面側に延出した状態で建築現
場に搬送されることを上記課題の解決手段とした。
【0015】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、上記壁体に
固定される固定板と、該固定板から延出するように設け
られたボルト軸部とを有するので、ボルト軸部を壁体に
固定しておくことができ、ボルト軸部に外部構造物を締
結する際に、壁体側においてボルト軸部の回転を抑止す
るためにスパナ等の工具を用いる必要がなく、外部構造
物側から締結作業をするだけで良い。従って、外部構造
物の接合作業を省力化することができる。
固定される固定板と、該固定板から延出するように設け
られたボルト軸部とを有するので、ボルト軸部を壁体に
固定しておくことができ、ボルト軸部に外部構造物を締
結する際に、壁体側においてボルト軸部の回転を抑止す
るためにスパナ等の工具を用いる必要がなく、外部構造
物側から締結作業をするだけで良い。従って、外部構造
物の接合作業を省力化することができる。
【0016】また、上記請求項2記載の構成によれば、
外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材が、外装
仕上げ材のボルト周囲の部分を裏面側から押さえた状態
となっているので、上記ボルトを介して外部構造物を外
壁に接合する際に、外装仕上げ材に無理な力がかかるの
を防止することができる。
外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材が、外装
仕上げ材のボルト周囲の部分を裏面側から押さえた状態
となっているので、上記ボルトを介して外部構造物を外
壁に接合する際に、外装仕上げ材に無理な力がかかるの
を防止することができる。
【0017】また、上記請求項3記載の構成によれば、
外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材の両面に
防水層が設けられるとともに、該防水層上に接着面が形
成されているので、調整材の両面にそれぞれ壁体と外装
仕上げ材が接着されるとともに、壁体及び外装仕上げ材
と調整材との間に防水層が配置され、上記ボルト軸部が
貫通する部分に対して外部仕上げ材と壁体との間を完全
に防水された状態とすることができる。
外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材の両面に
防水層が設けられるとともに、該防水層上に接着面が形
成されているので、調整材の両面にそれぞれ壁体と外装
仕上げ材が接着されるとともに、壁体及び外装仕上げ材
と調整材との間に防水層が配置され、上記ボルト軸部が
貫通する部分に対して外部仕上げ材と壁体との間を完全
に防水された状態とすることができる。
【0018】また、本発明の接合部材を用いて外壁に外
部構造物を接合する際にも、外装仕上げ材を破損する可
能性があるが、ボルト軸部周囲は、外部構造物に隠れて
しまうことになるので、ボルト軸部周囲の破損について
は、外観上、外装仕上げ材を交換する必要がなく、か
つ、外装仕上げ材のボルト軸部周囲にひび割れが生じて
も、この部分はその内側が防水層を有する調整材に覆わ
れた状態となっているので、防水性が低下することがな
い。
部構造物を接合する際にも、外装仕上げ材を破損する可
能性があるが、ボルト軸部周囲は、外部構造物に隠れて
しまうことになるので、ボルト軸部周囲の破損について
は、外観上、外装仕上げ材を交換する必要がなく、か
つ、外装仕上げ材のボルト軸部周囲にひび割れが生じて
も、この部分はその内側が防水層を有する調整材に覆わ
れた状態となっているので、防水性が低下することがな
い。
【0019】上記請求項4記載の構成によれば、外壁と
外部構造物とを接合する接合部材となるボルトが、外装
仕上げ材が既に取り付けられた壁体に、外装仕上げ材を
貫通した状態で固定されているので、建築現場におい
て、外装仕上げ材を貫通させてボルトを外壁に取り付け
る必要がない。上記請求項5記載の構成によれば、上記
接合部材は、上記固定板を壁体に固定され、上記ボルト
軸部が上記外装仕上げ材を貫通して外面側に延出した状
態で、建築現場に搬送されるようになっている。すなわ
ち、上記接合部材は、外装仕上げ材が取り付けられた壁
体に、既に取り付けられた状態で建築現場に搬送される
ようになっている。
外部構造物とを接合する接合部材となるボルトが、外装
仕上げ材が既に取り付けられた壁体に、外装仕上げ材を
貫通した状態で固定されているので、建築現場におい
て、外装仕上げ材を貫通させてボルトを外壁に取り付け
る必要がない。上記請求項5記載の構成によれば、上記
接合部材は、上記固定板を壁体に固定され、上記ボルト
軸部が上記外装仕上げ材を貫通して外面側に延出した状
態で、建築現場に搬送されるようになっている。すなわ
ち、上記接合部材は、外装仕上げ材が取り付けられた壁
体に、既に取り付けられた状態で建築現場に搬送される
ようになっている。
【0020】従って、建築現場において、外壁に外部構
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
く、外部構造物の取付工事を省力化することができる。
また、既に外装仕上げ材が取り付けられた外壁に外部構
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
いことから、建築現場において、外壁に接合部材を取り
付けるために、外装仕上げ材を破損する可能性がなくな
る。
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
く、外部構造物の取付工事を省力化することができる。
また、既に外装仕上げ材が取り付けられた外壁に外部構
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
いことから、建築現場において、外壁に接合部材を取り
付けるために、外装仕上げ材を破損する可能性がなくな
る。
【0021】さらに、外壁の外部構造物が接合される部
分を構成する壁体を工場において製造する際に、外装仕
上げ材を取り付けるようにしても、建築現場において外
装仕上げ材を破損して、外装仕上げ材を取付直す手間が
発生しないので、外装工事を省力化することができる。
分を構成する壁体を工場において製造する際に、外装仕
上げ材を取り付けるようにしても、建築現場において外
装仕上げ材を破損して、外装仕上げ材を取付直す手間が
発生しないので、外装工事を省力化することができる。
【0022】なお、工場において、本発明の壁体を製造
する際には、やはり、外装仕上げ材にボルトを貫通させ
る必要があり、外装仕上げ材にひび割れが生じる可能性
があるが、建築現場に比較して一般的に工場の方が施工
環境(外装仕上げ材に孔をあける際に、工場において
は、最適な工作機械を用いることが可能であるが、建築
現場においては、手持ちのドリル等に頼ることになる)
が優れているので、ひび割れが生じる可能性が低い。
する際には、やはり、外装仕上げ材にボルトを貫通させ
る必要があり、外装仕上げ材にひび割れが生じる可能性
があるが、建築現場に比較して一般的に工場の方が施工
環境(外装仕上げ材に孔をあける際に、工場において
は、最適な工作機械を用いることが可能であるが、建築
現場においては、手持ちのドリル等に頼ることになる)
が優れているので、ひび割れが生じる可能性が低い。
【0023】また、工場においてひび割れが生じても壁
体が壁として設置された状態に比較して、容易に外装仕
上げ材の交換を行うことができるとともに、工場におけ
るひび割れ等の破損の発生が、直接、住宅の構築の施工
期間の延長につながることがない。
体が壁として設置された状態に比較して、容易に外装仕
上げ材の交換を行うことができるとともに、工場におけ
るひび割れ等の破損の発生が、直接、住宅の構築の施工
期間の延長につながることがない。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の一実施例の接合部材及び壁
体を図面を参照して説明する。なお、この実施例は、本
発明をパネル工法に用いられる壁パネルから構築された
外壁と、外部構造物として外壁に後付けされるバルコニ
ーとの接合に応用したものである。
体を図面を参照して説明する。なお、この実施例は、本
発明をパネル工法に用いられる壁パネルから構築された
外壁と、外部構造物として外壁に後付けされるバルコニ
ーとの接合に応用したものである。
【0025】図1はこの実施例の接合部材1を示すもの
であり、図2は後述する壁体2からなる外壁3に、この
実施例の接合部材1を用いて外部構造物としてのバルコ
ニー4の側壁部4aが接合された部分を示すものであ
り、図3はこの実施例の接合部材1が取り付けられた壁
体2から構築された外壁3と、該外壁3に接合部材1を
介して取り付けられるバルコニー4の側壁部4aとを示
すものであり、図4は上述のように外壁3に側壁部4a
が取り付けられたバルコニー4を示すものである。
であり、図2は後述する壁体2からなる外壁3に、この
実施例の接合部材1を用いて外部構造物としてのバルコ
ニー4の側壁部4aが接合された部分を示すものであ
り、図3はこの実施例の接合部材1が取り付けられた壁
体2から構築された外壁3と、該外壁3に接合部材1を
介して取り付けられるバルコニー4の側壁部4aとを示
すものであり、図4は上述のように外壁3に側壁部4a
が取り付けられたバルコニー4を示すものである。
【0026】図1に示すように、この実施例の接合部材
1は、ボルト5と、該ボルト5に取り付けられた固定板
6と、固定板6を壁体2に固定する釘7…と、上記ボル
ト5が嵌挿される調整材8と、該ボルト5に外部構造物
を取り付けるためのスペーサ9、ワッシャ10、ナット
11と、ボルト5未使用時の保護用のキャップ12とか
らなるものである。
1は、ボルト5と、該ボルト5に取り付けられた固定板
6と、固定板6を壁体2に固定する釘7…と、上記ボル
ト5が嵌挿される調整材8と、該ボルト5に外部構造物
を取り付けるためのスペーサ9、ワッシャ10、ナット
11と、ボルト5未使用時の保護用のキャップ12とか
らなるものである。
【0027】上記固定板6は、一般的な形状のボルト5
の頭部分5a(図2に図示)に正方形状の座金を溶接す
ることにより形成されたものである。また、固定板6に
は、上記釘7…を挿通するための挿通孔6a…が設けら
れている。
の頭部分5a(図2に図示)に正方形状の座金を溶接す
ることにより形成されたものである。また、固定板6に
は、上記釘7…を挿通するための挿通孔6a…が設けら
れている。
【0028】ここで、上記接合部材1を、該接合部材1
が取り付けられる壁体(板体)2及びサイディング(外
装仕上げ材)13と合わせて説明するために、壁体2及
びサイディング13について説明する。上記壁体2は、
図2に示すように、縦横に配置された芯材14(縦の芯
材だけを図示)からなる枠組15と、該枠組15の両面
に貼設された面材16、16とを基本骨格とするもので
ある。
が取り付けられる壁体(板体)2及びサイディング(外
装仕上げ材)13と合わせて説明するために、壁体2及
びサイディング13について説明する。上記壁体2は、
図2に示すように、縦横に配置された芯材14(縦の芯
材だけを図示)からなる枠組15と、該枠組15の両面
に貼設された面材16、16とを基本骨格とするもので
ある。
【0029】なお、この実施例においては、上記枠組1
5と面材16、16とから、矩形状の壁パネルP、Pが
構築され、複数の壁パネルP、Pを互いに接合すること
により、さらに大きな壁体2が構成されるようになって
いる。また、上記壁体2には、壁パネルP以外に必要に
より、板状もしくは柱状の部材が壁パネルPと組み合わ
されて用いられるようになっており、この実施例におい
て、接合部材1が固定される部分が、柱状調整部材17
となっており、この柱状調整部材17を挟んだ状態で二
つの壁パネルPが接合されるようになっている。
5と面材16、16とから、矩形状の壁パネルP、Pが
構築され、複数の壁パネルP、Pを互いに接合すること
により、さらに大きな壁体2が構成されるようになって
いる。また、上記壁体2には、壁パネルP以外に必要に
より、板状もしくは柱状の部材が壁パネルPと組み合わ
されて用いられるようになっており、この実施例におい
て、接合部材1が固定される部分が、柱状調整部材17
となっており、この柱状調整部材17を挟んだ状態で二
つの壁パネルPが接合されるようになっている。
【0030】また、壁体2の外面には、透湿性を有する
防水シート(図示略)が貼設され、壁体2が壁体2とサ
イディング13との間に発生する結露等の影響を受けな
いようになっている。上記サイディング13は、住宅の
最外面を構成するものであり、周知の外装仕上げ材を用
いることができる。
防水シート(図示略)が貼設され、壁体2が壁体2とサ
イディング13との間に発生する結露等の影響を受けな
いようになっている。上記サイディング13は、住宅の
最外面を構成するものであり、周知の外装仕上げ材を用
いることができる。
【0031】なお、サイディング13は、上記壁パネル
Pからなる壁体2の外面に直接接合されるものではな
く、上記壁体2の外面に複数の図示しない細板(胴縁)
を水平に配置し、該細板にサイディング13が固定され
た状態となっている。
Pからなる壁体2の外面に直接接合されるものではな
く、上記壁体2の外面に複数の図示しない細板(胴縁)
を水平に配置し、該細板にサイディング13が固定され
た状態となっている。
【0032】これは、上記壁パネルPからなる壁体2に
サイディング13を接合する際に、単に壁体2を構成す
る壁パネルPの面材16とサイディング13とを接合し
たのでは、充分な接合強度を得られない可能性があるの
で、上記細板と壁パネルPの芯材14とを釘等の接合部
材で接合するとともに、壁パネルPの芯材14に固定さ
れた細板にサイディング13を接合することにより、サ
イディング13と壁体2を構成する壁パネルPの芯材1
4とを細板を介して固定できるようにしたためである。
サイディング13を接合する際に、単に壁体2を構成す
る壁パネルPの面材16とサイディング13とを接合し
たのでは、充分な接合強度を得られない可能性があるの
で、上記細板と壁パネルPの芯材14とを釘等の接合部
材で接合するとともに、壁パネルPの芯材14に固定さ
れた細板にサイディング13を接合することにより、サ
イディング13と壁体2を構成する壁パネルPの芯材1
4とを細板を介して固定できるようにしたためである。
【0033】そして、上記ボルト5は、図2に示すよう
に、壁体2の柱状調整部材17に設けられた貫通孔17
aと、サイディング13に設けられた貫通孔13aとに
挿入されている。また、ボルト5に溶接された固定板6
が柱状調整部材17の内面側に設けられた凹部17bに
配置されるようになっている。
に、壁体2の柱状調整部材17に設けられた貫通孔17
aと、サイディング13に設けられた貫通孔13aとに
挿入されている。また、ボルト5に溶接された固定板6
が柱状調整部材17の内面側に設けられた凹部17bに
配置されるようになっている。
【0034】また、固定板6は、固定板6の挿通孔6a
から柱状調整材17側に釘7…を打ちつけることによ
り、ボルト5を柱状調整材17に回転不可能に固定され
るようになっている。なお、上述のように一般的なボル
ト5を用いずに、頭部分5aのないボルト5の軸部分5
bが固定板6に接合された特殊な形状のボルトを製造し
て用いても良い。また、固定板6の形状は、図1に示す
ように正方形状である必要はなく、例えば、矩形状や円
形状としても良い。
から柱状調整材17側に釘7…を打ちつけることによ
り、ボルト5を柱状調整材17に回転不可能に固定され
るようになっている。なお、上述のように一般的なボル
ト5を用いずに、頭部分5aのないボルト5の軸部分5
bが固定板6に接合された特殊な形状のボルトを製造し
て用いても良い。また、固定板6の形状は、図1に示す
ように正方形状である必要はなく、例えば、矩形状や円
形状としても良い。
【0035】上記調整材8は、正方形の板状であり、そ
の両面に防水テープ8a、8aが、接着面を外面側に向
けて接着され(接着面ではない方の面が調整材8に接着
剤により接着され)、防水層と接着面とを形成してい
る。そして、上記調整材8は、上記ボルト5の軸部5b
が嵌挿された状態で、壁体2の外面とサイディング13
の内面とに挟まれた状態となって配置されるものであ
る。
の両面に防水テープ8a、8aが、接着面を外面側に向
けて接着され(接着面ではない方の面が調整材8に接着
剤により接着され)、防水層と接着面とを形成してい
る。そして、上記調整材8は、上記ボルト5の軸部5b
が嵌挿された状態で、壁体2の外面とサイディング13
の内面とに挟まれた状態となって配置されるものであ
る。
【0036】すなわち、上記調整材8の厚みと、壁体2
とサイディング13との間隔がほぼ等しくされている。
また、上記調整材8の防水テープ8a、8aの接着面に
は、未使用時に離型紙(図示略)が接着された状態とな
っており、調整材8を壁体2とサイディング13との間
に挟み込む際に、上記離型紙を剥がすことにより、調整
材8の両面に貼設された防水テープ8a、8aの接着面
が、壁体2の外面とサイディング12の内面とに接着す
るようになっている。
とサイディング13との間隔がほぼ等しくされている。
また、上記調整材8の防水テープ8a、8aの接着面に
は、未使用時に離型紙(図示略)が接着された状態とな
っており、調整材8を壁体2とサイディング13との間
に挟み込む際に、上記離型紙を剥がすことにより、調整
材8の両面に貼設された防水テープ8a、8aの接着面
が、壁体2の外面とサイディング12の内面とに接着す
るようになっている。
【0037】従って、壁体2とサイディング13との間
の空間と、上記ボルト5用にサイディング13に設けら
れた貫通孔13aとは、上記調整材8により完全に分離
された状態となっており、上記貫通孔13aから壁体2
とサイディング13との間に水が侵入することがないよ
うになっている。また、調整材8は、サイディング13
を裏面側から支持した状態となっているので、外部構造
物を取り付ける際などに、サイディング13のボルト5
が貫通した部分が破損するのを防止することができるよ
うになっている。また、外壁3に外部構造物を接合する
際に、サイディング13のボルト5の周囲が破損して
も、この部分は、その内側に調整材8の防水テープ8a
が接着された状態となっているので、防水性が低下する
ことがなく、サイディング13と壁体2との間の防水性
能を確保することができる。
の空間と、上記ボルト5用にサイディング13に設けら
れた貫通孔13aとは、上記調整材8により完全に分離
された状態となっており、上記貫通孔13aから壁体2
とサイディング13との間に水が侵入することがないよ
うになっている。また、調整材8は、サイディング13
を裏面側から支持した状態となっているので、外部構造
物を取り付ける際などに、サイディング13のボルト5
が貫通した部分が破損するのを防止することができるよ
うになっている。また、外壁3に外部構造物を接合する
際に、サイディング13のボルト5の周囲が破損して
も、この部分は、その内側に調整材8の防水テープ8a
が接着された状態となっているので、防水性が低下する
ことがなく、サイディング13と壁体2との間の防水性
能を確保することができる。
【0038】なお、調整材8の形状は、正方形状に限ら
れるものではなく、矩形状や円形状等の形状でも良い。
また、サイディング13の貫通孔13aには、ボルト5
の軸部5bが貫通した状態で、コーキング材を充填する
ようになっており、サイディング13の貫通孔12aか
らの水の侵入が二重に防止された状態となっている。
れるものではなく、矩形状や円形状等の形状でも良い。
また、サイディング13の貫通孔13aには、ボルト5
の軸部5bが貫通した状態で、コーキング材を充填する
ようになっており、サイディング13の貫通孔12aか
らの水の侵入が二重に防止された状態となっている。
【0039】なお、スペーサ9は、ナット11を締結す
る作業を容易とするために、ナット11の位置を調整す
るためのものである。また、キャップ12は、壁体2に
取り付けられた状態で接合部材1を搬送する際などに、
ボルト5により他の部材が傷つけられないようにするた
めのものである。
る作業を容易とするために、ナット11の位置を調整す
るためのものである。また、キャップ12は、壁体2に
取り付けられた状態で接合部材1を搬送する際などに、
ボルト5により他の部材が傷つけられないようにするた
めのものである。
【0040】そして、この実施例においては、上記壁体
2に、この実施例の接合部材1と、サイディング13と
が取り付けられた状態で、工場から出荷されて建築現場
に搬送されるようになっている。また、壁体2は、住宅
の直線状の一つの壁面全体もしくは一部を構成するもの
であり、住宅の構造に対応した複数の壁体2を組み合わ
せて建築現場に設置することにより、住宅の外壁を構築
することができるものである。
2に、この実施例の接合部材1と、サイディング13と
が取り付けられた状態で、工場から出荷されて建築現場
に搬送されるようになっている。また、壁体2は、住宅
の直線状の一つの壁面全体もしくは一部を構成するもの
であり、住宅の構造に対応した複数の壁体2を組み合わ
せて建築現場に設置することにより、住宅の外壁を構築
することができるものである。
【0041】このような構成の接合部材1とサイディン
グ13とが取り付けられた壁体2により住宅の外壁を構
築した場合には、図3に示すように、住宅の外壁3から
接合部材1のボルト5の軸部5bが延出した状態とな
る。そして、図3に示すように、例えば、バルコニー4
の側壁部4aを上記ボルト5により接合することがで
き、図4に示すようにバルコニー4を容易に外壁3に接
合することができる。
グ13とが取り付けられた壁体2により住宅の外壁を構
築した場合には、図3に示すように、住宅の外壁3から
接合部材1のボルト5の軸部5bが延出した状態とな
る。そして、図3に示すように、例えば、バルコニー4
の側壁部4aを上記ボルト5により接合することがで
き、図4に示すようにバルコニー4を容易に外壁3に接
合することができる。
【0042】なお、図2においては、バルコニー4の側
壁部4aの接続端面を構成するコ型鋼4bがスペーサ9
と座金10を介したナット11により締結された状態が
図示されている。また、サイディング13のコ型鋼4b
との接合面には防水テープ13bが貼設されている。ま
た、図3及び図4において符号20は、窓を示すもので
ある。
壁部4aの接続端面を構成するコ型鋼4bがスペーサ9
と座金10を介したナット11により締結された状態が
図示されている。また、サイディング13のコ型鋼4b
との接合面には防水テープ13bが貼設されている。ま
た、図3及び図4において符号20は、窓を示すもので
ある。
【0043】以上のように、この実施例の接合部材1に
よれば、予め、工場において、サイディング13が取り
付けられた壁体2のバルコニー4等の外部構造物の取付
位置に、接合部材1が取り付けられた状態となっている
ので、建築現場において、サイディング13の取付のよ
うな外装工事を必要としないとともに、外部構造物を取
り付けるために、壁面にボルト等の接合部材を取り付け
る必要がない。
よれば、予め、工場において、サイディング13が取り
付けられた壁体2のバルコニー4等の外部構造物の取付
位置に、接合部材1が取り付けられた状態となっている
ので、建築現場において、サイディング13の取付のよ
うな外装工事を必要としないとともに、外部構造物を取
り付けるために、壁面にボルト等の接合部材を取り付け
る必要がない。
【0044】言い換えれば、工場で製造される壁体2
に、工場においてサイディング13を取り付けた状態と
しても、外部構造物を取り付けるために、ボルト等の接
合部材を建築現場で取り付ける必要がないので、上記接
合部材を取り付けるために、建築現場においてサイディ
ング13にひび割れ等の破損を生じることがない。
に、工場においてサイディング13を取り付けた状態と
しても、外部構造物を取り付けるために、ボルト等の接
合部材を建築現場で取り付ける必要がないので、上記接
合部材を取り付けるために、建築現場においてサイディ
ング13にひび割れ等の破損を生じることがない。
【0045】従って、建築現場において、サイディング
13の修復作業等に時間を取られることなく、工場にお
いてサイディング13の取付を済ませることにより、建
築現場における外装工事の省力化と施工期間の短縮を図
ることができる。
13の修復作業等に時間を取られることなく、工場にお
いてサイディング13の取付を済ませることにより、建
築現場における外装工事の省力化と施工期間の短縮を図
ることができる。
【0046】なお、上記実施例においては、外部構造物
をバルコニー4としたが、上記壁体2に接合可能な外部
構造物は、バルコニーに限られるものではなく、玄関庇
や、窓用シャッター設備や、エアコンの室外機の設置台
など様々のものを接合することができる。
をバルコニー4としたが、上記壁体2に接合可能な外部
構造物は、バルコニーに限られるものではなく、玄関庇
や、窓用シャッター設備や、エアコンの室外機の設置台
など様々のものを接合することができる。
【0047】また、上記実施例いおいて、上記壁体2
は、枠組15と面材16、16とを基本骨格とする複数
の壁パネルPを接合することにより形成されるものとし
たが、上記壁体2と壁パネルPとを同一のものとしても
良い。
は、枠組15と面材16、16とを基本骨格とする複数
の壁パネルPを接合することにより形成されるものとし
たが、上記壁体2と壁パネルPとを同一のものとしても
良い。
【0048】また、上記実施例においては、ボルト5
が、柱状調整部材17を貫通した状態で、柱状調整材1
7に固定されているが、ボルト5が壁体2の芯材14
(一つの芯材14もしくは二つ接合された状態の芯材1
4)を貫通した状態で、芯材14に固定されるものとし
ても良い。また、壁体2は、軽量気泡コンクリートや、
石膏ボード等からなるものとしても良い。さらに、壁体
2は、ユニット工法における箱状のユニットの外壁部分
としても良い。
が、柱状調整部材17を貫通した状態で、柱状調整材1
7に固定されているが、ボルト5が壁体2の芯材14
(一つの芯材14もしくは二つ接合された状態の芯材1
4)を貫通した状態で、芯材14に固定されるものとし
ても良い。また、壁体2は、軽量気泡コンクリートや、
石膏ボード等からなるものとしても良い。さらに、壁体
2は、ユニット工法における箱状のユニットの外壁部分
としても良い。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
請求項1記載の接合部材によれば、上記壁体に固定され
る固定板と、該固定板から延出するように設けられたボ
ルト軸部とを有するので、ボルト軸部を壁体に固定して
おくことができ、ボルト軸部に外部構造物を締結する際
に、壁体側においてボルト軸部の回転を抑止するために
スパナ等の工具を用いる必要がなく、外部構造物側から
締結作業をするだけで良い。従って、外部構造物の接合
作業を省力化することができる。
請求項1記載の接合部材によれば、上記壁体に固定され
る固定板と、該固定板から延出するように設けられたボ
ルト軸部とを有するので、ボルト軸部を壁体に固定して
おくことができ、ボルト軸部に外部構造物を締結する際
に、壁体側においてボルト軸部の回転を抑止するために
スパナ等の工具を用いる必要がなく、外部構造物側から
締結作業をするだけで良い。従って、外部構造物の接合
作業を省力化することができる。
【0050】また、上記請求項2記載の接合部材によれ
ば、外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材が、
外装仕上げ材のボルト周囲の部分を裏面側から押さえた
状態となっているので、上記ボルトを介して外部構造物
を外壁に接合する際などに、外装仕上げ材のボルト周囲
の部分が破損するのを防止することができる。
ば、外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材が、
外装仕上げ材のボルト周囲の部分を裏面側から押さえた
状態となっているので、上記ボルトを介して外部構造物
を外壁に接合する際などに、外装仕上げ材のボルト周囲
の部分が破損するのを防止することができる。
【0051】また、上記請求項3記載の接合部材によれ
ば、外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材の両
面に防水層が設けられるとともに、該防水層上に接着面
が形成されているので、調整材の両面にそれぞれ壁体と
外装仕上げ材が接着されるとともに、壁体及び外装仕上
げ材と調整材との間に防水層が配置され、上記ボルト軸
部が貫通する部分に対して外部仕上げ材と壁体との間を
完全に防水された状態とすることができる。
ば、外装仕上げ材と壁体とに挟まれた状態の調整材の両
面に防水層が設けられるとともに、該防水層上に接着面
が形成されているので、調整材の両面にそれぞれ壁体と
外装仕上げ材が接着されるとともに、壁体及び外装仕上
げ材と調整材との間に防水層が配置され、上記ボルト軸
部が貫通する部分に対して外部仕上げ材と壁体との間を
完全に防水された状態とすることができる。
【0052】また、本発明の接合部材を用いて外壁に外
部構造物を接合する際に、外装仕上げ材を破損する可能
性があるが、ボルト軸部周囲は、外部構造物に隠れてし
まうことになるので、ボルト軸部周囲の破損について
は、外観上、外装仕上げ材を交換する必要がなく、か
つ、外装仕上げ材のボルト軸部周囲にひび割れが生じて
も、この部分はその内側が防水層を有する調整材に覆わ
れた状態となっているので、防水性が低下することがな
く、外装仕上げ材と壁体との間の防水性能を確保するこ
とができる。
部構造物を接合する際に、外装仕上げ材を破損する可能
性があるが、ボルト軸部周囲は、外部構造物に隠れてし
まうことになるので、ボルト軸部周囲の破損について
は、外観上、外装仕上げ材を交換する必要がなく、か
つ、外装仕上げ材のボルト軸部周囲にひび割れが生じて
も、この部分はその内側が防水層を有する調整材に覆わ
れた状態となっているので、防水性が低下することがな
く、外装仕上げ材と壁体との間の防水性能を確保するこ
とができる。
【0053】また、上記請求項4記載の壁体によれば、
外壁と外部構造物とを接合する接合部材となるボルト
が、外装仕上げ材が既に取り付けられた壁体に、外装仕
上げ材を貫通した状態で固定されているので、建築現場
において、外装仕上げ材を貫通させてボルトを外壁に取
り付ける必要がない。上記接合部材は、上記固定板を壁
体に固定され、上記ボルト軸部が上記外装仕上げ材を貫
通して外面側に延出した状態で、建築現場に搬送される
ようになっている。すなわち、上記接合部材は、外装仕
上げ材が取り付けられた壁体に、既に取り付けられた状
態で建築現場に搬送されるようになっている。
外壁と外部構造物とを接合する接合部材となるボルト
が、外装仕上げ材が既に取り付けられた壁体に、外装仕
上げ材を貫通した状態で固定されているので、建築現場
において、外装仕上げ材を貫通させてボルトを外壁に取
り付ける必要がない。上記接合部材は、上記固定板を壁
体に固定され、上記ボルト軸部が上記外装仕上げ材を貫
通して外面側に延出した状態で、建築現場に搬送される
ようになっている。すなわち、上記接合部材は、外装仕
上げ材が取り付けられた壁体に、既に取り付けられた状
態で建築現場に搬送されるようになっている。
【0054】従って、建築現場において、外壁に外部構
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
く、外部構造物の取付工事を省力化することができる。
また、既に外装仕上げ材が取り付けられた外壁に外部構
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
いことから、建築現場において、外壁に接合部材を取り
付けるために、外装仕上げ材を破損する可能性がなくな
る。
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
く、外部構造物の取付工事を省力化することができる。
また、既に外装仕上げ材が取り付けられた外壁に外部構
造物を取り付けるための接合部材を取り付ける必要がな
いことから、建築現場において、外壁に接合部材を取り
付けるために、外装仕上げ材を破損する可能性がなくな
る。
【0055】さらに、外壁の外部構造物が接合される部
分を構成する壁体を工場において製造する際に、外装仕
上げ材を取り付けるようにしても、建築現場において外
装仕上げ材を破損して、外装仕上げ材を取付直す手間が
発生しないので、外装工事を省力化することができる。
分を構成する壁体を工場において製造する際に、外装仕
上げ材を取り付けるようにしても、建築現場において外
装仕上げ材を破損して、外装仕上げ材を取付直す手間が
発生しないので、外装工事を省力化することができる。
【図1】本発明の一実施例の接合部材を示す展開斜視図
である。
である。
【図2】上記実施例の接合部材とサイディングとが取り
付けられた壁体からなる外壁を示す断面図である。
付けられた壁体からなる外壁を示す断面図である。
【図3】上記実施例の接合部材とサイディングとが取り
付けられた壁体からなる外壁と、該外壁に外部構造物と
して取り付けられるバルコニーの側壁部とを示す展開斜
視図である。
付けられた壁体からなる外壁と、該外壁に外部構造物と
して取り付けられるバルコニーの側壁部とを示す展開斜
視図である。
【図4】上記実施例の接合部材により取り付けられたバ
ルコニーを示す正面図である。
ルコニーを示す正面図である。
1 接合部材 2 壁体(板体) 3 外壁 4 バルコニー(外部構造物) 5 ボルト 5b ボルト軸部 6 固定板 8 調整材 8a 防水テープ(防水層、接着面) 13 サイディング(外装仕上げ材)
Claims (5)
- 【請求項1】 外壁となる壁体と外部構造物とを接合す
るための接合部材であって、 上記壁体に固定される固定板と、該固定板から延出する
ように設けられたボルト軸部とを具備してなることを特
徴とする接合部材。 - 【請求項2】 上記ボルト軸部が嵌挿されるとともに、
上記壁体と上記壁体に設けられた外装仕上げ材との間に
挟まれた状態で配置される調整材を有することを特徴と
する請求項1記載の接合部材。 - 【請求項3】 上記調整材の両面に、防水層が形成され
ているとともに、該防水層上に接着面が形成されている
ことを特徴とする請求項3記載の接合部材。 - 【請求項4】 外壁の本体となる板体と、該板体の外面
側に設けられた外装仕上げ材と、外壁に外部構造物を接
合するために、一方の端部が上記板体に固定され、か
つ、他方の端部が上記外装仕上げ材を貫通して壁の外方
に延出した状態とされた外部構造物接合用ボルトとを具
備してなることを特徴とする壁体。 - 【請求項5】 上記接合用ボルトが上記板体に固定され
る固定板と、該固定板から延出するように設けられたボ
ルト軸部とを有し、上記固定板が板体に固定され、か
つ、上記ボルト軸部が上記外装仕上げ材を貫通して外面
側に延出した状態で建築現場に搬送されることを特徴と
する壁体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1952295A JPH08209808A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 接合部材及び壁体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1952295A JPH08209808A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 接合部材及び壁体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209808A true JPH08209808A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12001682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1952295A Pending JPH08209808A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 接合部材及び壁体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209808A (ja) |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP1952295A patent/JPH08209808A/ja active Pending
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