JPH08209941A - 仮設屋根装置 - Google Patents

仮設屋根装置

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JPH08209941A
JPH08209941A JP1680495A JP1680495A JPH08209941A JP H08209941 A JPH08209941 A JP H08209941A JP 1680495 A JP1680495 A JP 1680495A JP 1680495 A JP1680495 A JP 1680495A JP H08209941 A JPH08209941 A JP H08209941A
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JP
Japan
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roof
long member
track
dam
temporary
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JP1680495A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Sugiura
仁志 杉浦
Osamu Hatakeyama
修 畠山
Tetsuki Ide
徹樹 井手
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Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 降雨、降雪等に悪天候に関係なく、ダム工事
の堤体コンクリート施工を行なうことができる仮設屋根
装置を提供すること。 【構成】 本発明の仮設屋根装置は、軌道を備える長尺
部材10と、この長尺部材10の軌道11に沿って移動自在に
釣支すると共に昇降自在に釣支した屋根体20と、この屋
根体20を長尺部材10の軌道11に沿って移動させ得る屋根
水平移動手段30と、屋根体20を長尺部材10から昇降させ
得る屋根昇降手段40,41と、施工現場において対峙する
堤体両岸部Bに設けた複数の索条巻上げ装置55と、一端
をこれらの索条巻上げ装置55に巻回し、他端を長尺部材
10に連結した複数の索条体50a,50bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮設屋根装置、更に詳細
には降雨、降雪等の悪天候に関係なく、ダム工事の堤体
コンクリート施工を可能にする仮設屋根装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からダム工事の堤体コンクリート施
工、特にRCD工法による堤体コンクリート施工におい
ては、その品質管理基準が厳しく、降雨、降雪等の悪天
候時には打設できないため、かかる施工が遅延してしま
い、当該計画を変更しなければならないなどの問題があ
った。
【0003】また、悪天候時においても打設ができるよ
うに、ダム堤体上にローリングタワー形式の仮設屋根を
設置してなる仮設テントによって、数百平方メートル程
度の面積を覆い、この仮設テント下においてコンクリー
ト打設を主とする堤体上の作業を行なうといった方法が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法に用いる仮設テントには、その支柱がコンクリート打
設や、その他の作業の障害となっているといった欠点が
ある一方、かかる障害の原因となっている支柱の数を減
らそうとしても当該仮設テントの屋根を支えなければな
らない関係上、余り減らせないなどの問題がある。
【0005】また、コンクリート運搬用ダンプトラック
や、締め固め用振動ローラなどがエリア内で作業するた
めには前記屋根を高い位置に設置する必要があるが、高
い位置に屋根を設置する程、風の影響を大きく受け、ま
た座屈に強い太い支柱を設置した場合、作業用重機の障
害となるため、大規模な屋根を構築できないといった問
題がある。
【0006】更に、屋根をその下部に設けた車輪等の移
動手段によって移動させる際には、打設直後のコンクリ
ート上を走行させることとなり、スムーズに走行させる
ことが困難なだけでなく、轍の後始末をしなければなら
ず多大な手間を要するといった問題がある。
【0007】更にまた、上記移動方法では屋根自重の軽
減策としてヘリウムガス等の比重の軽い不活性ガスを充
填した二重膜(袋)構造のテントを用いることも検討さ
れているが、体積が非常に大きなものとなってしまうた
め、その強風時対策として、ある程度の重量を負荷する
必要があり、余り効果的でないといった問題がある。上
記従来の方法は、かように数多くの問題を抱えており、
本格的な実用化には至っていない。
【0008】本発明は上述の従来の技術の欠点に着目
し、これを解決せんとしたものであり、その目的は、ダ
ム工事の堤体コンクリート施工において、コンクリート
運搬用トラックの移動等の障害になることなく、また打
設直後のコンクリート上を走行するなどといった不都合
がなく、降雨、降雪等の悪天候に関係なく、堤体コンク
リート施工を行なうことができる仮設屋根装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨は、ダム工事の堤体
コンクリート施工に使用する仮設屋根装置であって、軌
道を備える長尺部材と、この長尺部材の軌道に沿って移
動自在に釣支すると共に昇降自在に釣支した屋根体と、
この屋根体を前記長尺部材の軌道に沿って移動させ得る
屋根水平移動手段と、前記屋根体を前記長尺部材から昇
降させ得る屋根昇降手段と、施工現場において対峙する
堤体両岸部に設けた複数の索条巻上げ装置と、一端をこ
れらの索条巻上げ装置に巻回し、他端を前記長尺部材に
連結した複数の索条体とを備える仮設屋根装置にある。
【0010】上記複数の索条体の他端は、前記長尺部材
に連結した時に、長尺部材の長手方向を堤体と交差する
方向(例えば直角に交差する方向)に保持することがで
きれば、長尺部材の何れの箇所に何本連結しても良い。
【0011】本発明の別の要旨は、ダム工事の堤体コン
クリート施工に使用する仮設屋根装置であって、施工現
場において対峙する堤体両岸部に架設した複数の索条体
と、この複数の索条体に沿って移動自在に釣支し、軌道
を備える長尺部材と、この長尺部材を前記索条体に沿っ
て移動させ得る長尺部材水平移動手段と、前記長尺部材
の軌道に沿って移動自在に釣支すると共に昇降自在に釣
支した屋根体と、この屋根体を前記長尺部材の軌道に沿
って移動させ得る屋根水平移動手段と、前記屋根体を昇
降させ得る屋根昇降手段とを備える仮設屋根装置にあ
る。
【0012】ここで、上記2つの仮設屋根装置におい
て、上記索条体は、上述のように堤体両岸部において緊
張させており、ワイヤロープ、ポリエステルロープ、ポ
リアミドロープ等の中から適当なものを用いることがで
きる。
【0013】また、上記長尺部材は堤体の最大厚さ
(巾)よりも長く、且つ、堤体と交差する方向に延びる
ように形成すれば良く、例えば、二本の長尺の梁部材を
連結部材で並行するように連結して剛性を確保し、例え
ば「口」字形状、「日」字形状、あるいは「目」字形状
の枠体をもってして長尺部材として、この枠体の長手方
向を堤体と交差する方向(例えば直角に交差する方向)
に配置しても良い。さらに、軌道は長尺部材の長手方向
に延長するように設ければ、長尺部材の上中下側の何れ
の箇所に延設しても良い。
【0014】更にまた、上記屋根体は、屋根体上に降っ
た雨、雪等が、堤体のコンクリート打設中の区画外に排
出されるようになっていることが望ましく、例えば底面
が矩形の錐体を梁部材で形成し、上面を合成樹脂製シー
トで被覆して形成しても良く、または、前記錐体をその
底面で組み合わせるようにして形成し、同様に表面を合
成樹脂製シートで被覆しても形成しても良く、あるい
は、トラスによって矩形平面のアーチ状屋根体を形成
し、骨組みの上面を合成樹脂製シートで被覆して形成し
ても良い。かように形成した屋根体を施工現場の堤体の
長手方向に交差するように配置して、降った雨、雪等を
現場外に排出するようにしても良い。また、この屋根体
には、強風等による揺れを防止するために、適当な重量
の錘を自重として当該屋根体に設けるか、或いは屋根体
を複数本の固定用ワイヤロープで堤体に係留するなどの
手段を講じることもできる。
【0015】
【作用】本発明の請求項1の仮設屋根装置は、複数の索
条体の一端を長尺部材に直接繋着し、この複数の索条体
の他端を堤体両岸部に備えた索条巻上げ装置に巻回し、
この索条巻上げ装置による索条体の巻き取りによって、
複数の索条体で各別に長尺部材を引張り、この長尺部材
を施工現場である谷間において堤体のコンクリート打設
中の区画上方に保持する。また、一方の堤体岸部に設置
した索条巻上げ装置で索条体を巻き取り、他方の堤体岸
部に設置した索条巻上げ装置で索条体を巻き取ると、長
尺部材は堤体のコンクリート打設中の区画上方を水平方
向に移動する。さらに、長尺部材は軌道を備えており、
この軌道に沿って屋根水平移動手段により屋根体は堤体
と交差する水平方向に移動する一方、屋根昇降手段によ
って屋根体は長尺部材から上下方向に昇降移動すること
ができる。これによって屋根体は所望の高さ及び所望の
水平位置へ移動できるので、堤体のコンクリート打設中
の区画上方を常に屋根体で覆うことができる。
【0016】本発明の請求項2の仮設屋根装置は、施工
現場である谷間において対峙する堤体両岸部に複数の索
条体を架設し、この複数の索条体に沿って移動自在なよ
うに長尺部材を索条体で支承させ、この長尺部材を長尺
部材水平移動手段により索条体に沿って移動させる。ま
た、請求項1の仮設屋根装置と同様に、長尺部材は軌道
を備えており、この軌道に沿って屋根体は水平方向に移
動する一方、屋根昇降手段によって長尺部材から上下方
向に昇降移動することができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は
本発明の請求項1に係る仮設屋根装置を示す全体斜視
図、図2は図1の長尺部材及び屋根体を示す拡大正面
図、図3は図1の屋根体を示す拡大斜視図、図4は上記
長尺部材及び屋根体の移動方法を示す部分正面図であ
る。
【0018】本発明の請求項1に係る仮設屋根装置は、
降雨、降雪等の悪天候に関係なく、ダム工事の堤体コン
クリート施工を可能にするためのものであって、図1及
び図2に示すように、走行レール11を備えるフレーム
10と、このフレームの走行レール11に沿って水平方
向に移動自在で、且つ上下方向に昇降自在な屋根20
と、この屋根20をフレームの走行レール11に沿って
水平方向に移動させる走行モーター30と、屋根20を
フレーム10から上下方向に昇降させるためのホイスト
40および昇降用ワイヤロープ41と、フレーム10の
4つの角に各別に連結し、対峙する堤体両岸部Bに緊張
するよう施工現場の上方にそれぞれ架設した四本の主ワ
イヤロープ50a,50bと、これらの主ワイヤロープ
50a,50bをそれぞれ巻き取り、且つ巻き出すウイ
ンチ55とを主要部として備える。上記堤体両岸部Bに
は、それぞれのウインチ55を収納する2対のウインチ
室56(図5参照)を設置している。
【0019】フレーム10は、図1及び図2に示すよう
に、堤体Aの最大巾aよりも長い2本のトラス梁12
と、この2本のトラス梁12を両端及び中間2か所の合
計4か所で連結するトラス梁13とで形成する。また、
このフレーム10の四隅には、主ワイヤーロープ50
a,50b及びフレーム固定用ワイヤーロープ60を固
定するための連繋金具14を設け、さらに、このフレー
ム10の二本のトラス梁12の下側全長に、走行レール
11を設ける。このフレーム10は、図1に示すよう
に、四つの連繋金具14のそれぞれに主ワイヤーロープ
50を繋着し、この主ワイヤーロープ50を延長して対
峙する堤体両岸部Bに設けたウインチ55に巻回して緊
張し、フレーム10を施工現場の上方に架設する。そし
て、フレーム10は、そのトラス梁12が矢印X方向に
延びる堤体Aと直交し、堤体Aの全巾aに渡ってその上
を覆うように配置する。かように配置されたフレーム1
0を水平移動、例えば図1の矢印X1方向に水平移動す
るためには、二本の主ワイヤーロープ50aをそれぞれ
ウインチ55で均等に巻き取り、これと同時に他の二本
の主ワイヤーロープ50bを、主ワイヤーロープ50a
の巻き取り長さと同じだけ、それぞれのウインチ55で
巻き出す。すると、フレーム10は矢印X1方向に水平
移動することができる。
【0020】屋根20は、図2及び図3に示すように、
トラス状鉄骨で矩形状に組み立てた矩形フレーム21
と、この矩形フレーム21の四隅に、昇降用ワイヤーロ
ープ41及び屋根固定用ワイヤーロープ61を固定する
ためにそれぞれ設けた連繋金具24と、矩形フレーム2
1を底面として上方に錐体を形成するように、その中心
上方に向かって四隅から斜めに立ち上がった各4本の梁
部材22と、同様に矩形フレーム21を底面として下方
に錐体を形成するように、その中心下方に向かって四隅
から斜めに延びる各4本の梁部材(図示せず)と、これ
ら上下各四本の梁部材のそれぞれ上面または下面に沿っ
て張設するポリエステル繊維やナイロン繊維製からなる
シート23とで形成されている。
【0021】かような構成の屋根20をフレーム10に
水平方向に移動自在で、且つ上下方向に昇降自在に釣支
する構成として、前記フレームの走行レール11と噛み
合うように配置した複数の車輪(図示せず)を内部に備
え、それぞれのトラス梁12に各二個ずつ配置したケー
シング(図示せず)と、同じトラス梁12に配置したケ
ーシングを所定長離隔するために両端をケーシングに固
定した長尺の離隔部材31と、二本のトラス梁12に対
向して配置した2対のケーシングを、それぞれ連結する
ために両端をケーシングに固定した連結部材(図示せ
ず)と、複数のケーシングの下方にそれぞれ固定し、前
記車輪を回転するための走行モーター30と、各走行モ
ーター30の下方に固定し、それぞれの昇降用ワイヤー
ロープ41を巻き出し・巻き入れするホイスト40と、
下端を屋根の連繋金具24に繋着し、上端を前記ホイス
ト40に巻回した昇降用ワイヤーロープ41とを備え
る。上記四つの走行モーター30により、それぞれの車
輪を走行レール11に沿って走行させると、屋根20は
トラス梁12に沿ってY方向に移動することができる。
また、上記四つのホイスト40により、それぞれの昇降
用ワイヤーロープ41を均等に巻き出したり、あるいは
巻き入れると、屋根20は堤体上方で上下方向に昇降す
ることができる。
【0022】また、前記フレーム10及び屋根20に
は、図1に示したように、それぞれ四つの連繋金具1
4,24にそれぞれ繋着された各四本のフレーム固定用
ワイヤーロープ60及び屋根固定用ワイヤーロープ61
を、ダム底部に設けたウインチ室58のウインチ57に
よってそれぞれ緊張することにより、それぞれフレーム
10及び屋根20が強風等によって揺れるのを防止する
ことができる。
【0023】さらに、図4に示すように、ウインチ55
による主ワイヤロープ50a,50bの伸張と弛張、お
よび、ウインチ57による固定用ワイヤーロープ60と
屋根固定用ワイヤーロープ61の伸張と弛張は、堤体コ
ンクリート施工現場の送信機70を扱う作業者により、
ウインチ室56,58に設けた受信機71を介して制御
装置72に上記各主ワイヤロープ50a,50b、固定
用ワイヤーロープ60および屋根固定用ワイヤーロープ
61の伸張と弛張を調節するための指示情報を発信し
て、ウインチ55,57の巻き上げや巻き取りなどの制
御することもできる。同様に、走行モーター30による
屋根20の水平移動や、ホイスト40による屋根20の
昇降移動も、堤体コンクリート施工現場の作業者が、送
信機70によって発信する指示情報で制御することがで
きる。
【0024】次に、本発明の請求項2に係る仮設屋根装
置について説明する。図5は本発明の請求項2に係る仮
設屋根装置を示す全体正面図、図6は図5の長尺部材及
び屋根体の移動方法を示す部分正面図、図7は図5のト
ロリーを示す拡大正面図である。本発明の請求項2に係
る仮設屋根装置は、降雨、降雪等の悪天候に関係なく、
ダム工事の堤体コンクリート施工を可能にするためのも
のであって、図5及び図6に示すように、谷間において
対峙する堤体両岸部Bに緊張するように施工現場の上方
に架設した二本の主ワイヤーロープ76と、この二本の
主ワイヤーロープ76にトロリー75を介して移動自在
に釣支した走行レール11を備えるフレーム10と、こ
のフレーム10を主ワイヤーロープ76に沿って水平方
向に移動させるための複数の水平移動用ワイヤーロープ
77a,77bと、これらの水平移動用ワイヤーロープ
77a,77bをそれぞれ巻き取り、且つ巻き出すウイ
ンチ78と、フレームの走行レール11に沿って水平方
向に移動自在で、且つ上下方向に昇降自在な屋根20
と、この屋根20をフレームの走行レール11に沿って
水平方向に移動させる走行モーター30と、屋根20を
フレーム10から上下方向に昇降させるためのホイスト
40および昇降用ワイヤロープ41とを主要部として備
える。さらに、上記堤体両岸部Bには、それぞれのウイ
ンチ78を収納する2対のウインチ室56(図6参照)
を設置している。
【0025】二本の主ワイヤーロープ76は、その間隔
を堤体Aの最大巾aよりも大きく、且つ、フレーム10
のトラス梁12とほぼ同等な長さとなるように、堤体両
岸部Bにアンカー79等で固定して緊張する。ここで、
堤体両岸部Bあるいは一方の堤体岸部Bにウインチ(図
示せず)を設けて、このウインチにそれぞれの主ワイヤ
ーロープ76を巻回して緊張するようにしても良い。
【0026】フレーム10は、図1及び図2と同様なフ
レームの両端のトラス梁13それぞれの両端部に後述す
るトロリー75を固定し、これらのトロリー75の主ロ
ーラを二本の主ワイヤーロープ76で支承して、フレー
ム10を施工現場の上方に架設する。
【0027】主ワイヤロープ10に進退自在に取り付け
られたトロリー75(図6において右側のトロリー)
は、図6および図7に示されるように、ケーシング75
dと、ケーシング75dの内部に転動可能に設けられた
四つの主ローラ75aと、水平移動用ワイヤロープ77
aを連繋するためにトロリー75の右側にそれぞれ設け
た連繋部75bとを備え、ケーシング75dの下端部
(図7の斜線部分)をフレームのトラス梁13に固定す
る。ここで、図6における左側のトロリー75は、前記
連繋部75bをトロリー75の左側に設ける以外は、上
記と同様の構成とする。この時、フレーム10は図1と
同様に、そのトラス梁12が矢印X方向に延びる堤体A
と直交し、堤体Aの全巾aに渡ってその上を覆うように
配置する。かように配置されたフレーム10を水平移
動、例えば図6における矢印X1方向に水平移動するた
めには、図6における右側のトロリー75に繋着された
二本の水平移動用ワイヤロープ77aをそれぞれウイン
チ78で均等に巻き取り、これと同時に図6における左
側のトロリー75に繋着された他の二本の水平移動用ワ
イヤロープ77bを、水平移動用ワイヤロープ77aの
巻き取り長さと同じだけ、それぞれのウインチ(図持せ
ず)で巻き出す。すると、フレーム10は矢印X1方向
に水平移動することができる。
【0028】なお、請求項2に係る仮設屋根装置の上記
以外の構成、すなわち、屋根20、走行モーター30、
ホイスト40および昇降用ワイヤロープ41は、上記請
求項1に係る仮設屋根装置と同様の構成を備える。ま
た、図4と同様に図6の仮設屋根装置示も、ウインチ7
8による水平移動用ワイヤロープ77a,77bの巻き
取り及び巻き出し、屋根20の水平移動および昇降移
動、さらに、主ワイヤロープ76の伸張と弛張も、堤体
コンクリート施工現場の作業者が、送信機70、受信機
71および制御装置72等により制御することができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の仮設屋根装置では、屋根支柱を
設置する必要がないので、他の作業の障害にならず、堤
体のコンクリート打設区画の上方を十分なスペースで覆
うことができる。また、屋根体を水平二方向に移動でき
る水平移動手段、および昇降手段を設けたので、堤体コ
ンクリート施工の進捗に応じてコンクリート打設区画が
水平方向や垂直方向に移動しても、この移動にあわせて
屋根体を簡易に移動することができ、コンクリート打設
区画の上方を常に覆うことができる。さらに、雨水処理
対策を講ずる必要がないので、施工管理を容易に行なう
ことができ、更にまた、種々のダム形状に合わせた設計
が可能であり、大規模なものも実現が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮設屋根装置を示す全体斜視図であ
る。
【図2】図1の仮設屋根装置の長尺部材と屋根体とを示
す概略正面図である。
【図3】図1の屋根体を示す拡大斜視図である。
【図4】図1の屋根体の移動方法を示す部分正面図であ
る。
【図5】図1とは異なる本発明の仮設屋根装置を示す全
体正面図である。
【図6】図5の屋根体の移動方法を示す部分正面図であ
る。
【図7】図5の仮設屋根装置のトロリーを示す概略正面
図である。
【符号の説明】
10 フレーム(長尺部材) 11 走行レール(軌道) 20 屋根(屋根体) 30 走行用モータ(屋根水平移動手段) 40 ホイスト(屋根昇降手段) 41 昇降用ワイヤロープ(屋根昇降手段) 50a,50b 主ワイヤーロープ(索条体) 55 ウインチ(索条巻上げ装置) 75 トロリー(長尺部材水平移動手段) 76 主ワイヤーロープ(索条体) 77a,77b 水平移動用ワイヤロープ(長尺部材水
平移動手段) 78 ウインチ(長尺部材水平移動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダム工事の堤体コンクリート施工に使用
    する仮設屋根装置であって、 軌道を備える長尺部材と、この長尺部材の軌道に沿って
    移動自在に釣支すると共に昇降自在に釣支した屋根体
    と、この屋根体を前記長尺部材の軌道に沿って移動させ
    得る屋根水平移動手段と、前記屋根体を前記長尺部材か
    ら昇降させ得る屋根昇降手段と、施工現場において対峙
    する堤体両岸部に設けた複数の索条巻上げ装置と、一端
    をこれらの索条巻上げ装置に巻回し、他端を前記長尺部
    材に連結した複数の索条体とを備える仮設屋根装置。
  2. 【請求項2】 ダム工事の堤体コンクリート施工に使用
    する仮設屋根装置であって、 施工現場において対峙する堤体両岸部に架設した複数の
    索条体と、この複数の索条体に沿って移動自在に釣支
    し、軌道を備える長尺部材と、この長尺部材を前記索条
    体に沿って移動させ得る長尺部材水平移動手段と、前記
    長尺部材の軌道に沿って移動自在に釣支すると共に昇降
    自在に釣支した屋根体と、この屋根体を前記長尺部材の
    軌道に沿って移動させ得る屋根水平移動手段と、前記屋
    根体を昇降させ得る屋根昇降手段とを備える仮設屋根装
    置。
JP1680495A 1995-02-03 1995-02-03 仮設屋根装置 Pending JPH08209941A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106185690A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 詹晨 一种建筑挡土墙自动升降搬运装置

Cited By (2)

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CN106185690A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 詹晨 一种建筑挡土墙自动升降搬运装置
CN106185690B (zh) * 2016-07-06 2018-09-25 倪淑君 一种建筑挡土墙自动升降搬运装置

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