JPH0821009A - 高層構造物の建設方法 - Google Patents
高層構造物の建設方法Info
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- JPH0821009A JPH0821009A JP17604094A JP17604094A JPH0821009A JP H0821009 A JPH0821009 A JP H0821009A JP 17604094 A JP17604094 A JP 17604094A JP 17604094 A JP17604094 A JP 17604094A JP H0821009 A JPH0821009 A JP H0821009A
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- roof floor
- movable
- roof
- building
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建造階での天井走行クレーンの稼働範囲の制
限をなくし、建付け作業時間及び工期を短縮するととも
に、作業安全及び省人省力を図る経済的な全天候型の高
層構造物の建設方法を提供する。 【構成】 建設すべき高層構造物の屋根階に駆動装置に
より昇降する多数の可動支柱を備え、同可動支柱を建付
けの済んだ本設支柱上を支点として上方へ盛り替えるこ
とにより屋根階を上昇しながら、屋根階に設けた垂直,
水平搬送系により屋根階下に高層構造物を積み上げ建造
する方法において、上記屋根階に設けた可動支柱を屋根
階全体に分布する2グループA,Bに分けて配置し、一
方の可動支柱グループAで上記屋根階を支持し、他方の
可動支柱グループBを上昇した状態下で下方の建造階空
間に高層構造物の上位部分を建付け建造する工程を交互
に繰り返し行うこと、また、その屋根階全体を仮設構造
物で構成したこと。
限をなくし、建付け作業時間及び工期を短縮するととも
に、作業安全及び省人省力を図る経済的な全天候型の高
層構造物の建設方法を提供する。 【構成】 建設すべき高層構造物の屋根階に駆動装置に
より昇降する多数の可動支柱を備え、同可動支柱を建付
けの済んだ本設支柱上を支点として上方へ盛り替えるこ
とにより屋根階を上昇しながら、屋根階に設けた垂直,
水平搬送系により屋根階下に高層構造物を積み上げ建造
する方法において、上記屋根階に設けた可動支柱を屋根
階全体に分布する2グループA,Bに分けて配置し、一
方の可動支柱グループAで上記屋根階を支持し、他方の
可動支柱グループBを上昇した状態下で下方の建造階空
間に高層構造物の上位部分を建付け建造する工程を交互
に繰り返し行うこと、また、その屋根階全体を仮設構造
物で構成したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルその他の高層構造
物の建設方法に関する。
物の建設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高層建造物の建設方法としては、従来、
図10に示すような全天候型の建造方法が知られてい
る。すなわち、同図において、01は建て付けの済んだ
高層構造物部分、02は同構造物部分01の本設柱、0
3は高層構造物01の屋根階部分、04は同屋根階部分
03に昇降駆動可能に設けた多数の支柱、05は屋根階
部分03の下面に走行可能に設けた垂直,水平搬送装置
である。屋根階部分03は、多数の昇降支柱04の上部
位置に固定した状態下で、各昇降支柱04の下端を本設
柱02上に嵌合して支持し、屋根階03の外周部から屋
根階下方の外周部に風雨遮蔽壁を設け、屋根階部分03
の下方を建造階として、一部の昇降支柱04を上昇さ
せ、その直下位置の本設柱02aを上積み建造し、上積
み建造した隣りの本設柱02間に破線で示すように、梁
を繋ぎ、床,壁を建付ける要領で全天候下で建造を進め
るのである。
図10に示すような全天候型の建造方法が知られてい
る。すなわち、同図において、01は建て付けの済んだ
高層構造物部分、02は同構造物部分01の本設柱、0
3は高層構造物01の屋根階部分、04は同屋根階部分
03に昇降駆動可能に設けた多数の支柱、05は屋根階
部分03の下面に走行可能に設けた垂直,水平搬送装置
である。屋根階部分03は、多数の昇降支柱04の上部
位置に固定した状態下で、各昇降支柱04の下端を本設
柱02上に嵌合して支持し、屋根階03の外周部から屋
根階下方の外周部に風雨遮蔽壁を設け、屋根階部分03
の下方を建造階として、一部の昇降支柱04を上昇さ
せ、その直下位置の本設柱02aを上積み建造し、上積
み建造した隣りの本設柱02間に破線で示すように、梁
を繋ぎ、床,壁を建付ける要領で全天候下で建造を進め
るのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の方法では、全天候下での建造はできるが、その
建造作業を1〜2個所の昇降支柱04を屋根階高さまで
上昇して、その個所にビル等の本設柱02や梁等を建付
ける局部作業を繰り返してゆくのであるから、建造階で
の天井走行型搬送装置の自由な走行移動が制約されて、
建付け作業に時間が掛かり、工期が長くなることが避け
られない欠点がある。
の従来の方法では、全天候下での建造はできるが、その
建造作業を1〜2個所の昇降支柱04を屋根階高さまで
上昇して、その個所にビル等の本設柱02や梁等を建付
ける局部作業を繰り返してゆくのであるから、建造階で
の天井走行型搬送装置の自由な走行移動が制約されて、
建付け作業に時間が掛かり、工期が長くなることが避け
られない欠点がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、建造階での天井走行型搬送装置の稼働範囲の
制限をなくし、省人省力を図って建付け作業時間及び工
期を短縮する経済的な全天候型の高層構造物の建設方法
を提供することを目的とする。
たもので、建造階での天井走行型搬送装置の稼働範囲の
制限をなくし、省人省力を図って建付け作業時間及び工
期を短縮する経済的な全天候型の高層構造物の建設方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明は、建設すべき高層構造物の屋根階に駆動装置により
昇降する多数の可動支柱を備え、同可動支柱を建付けの
済んだ本設支柱上を支点として上方へ盛り替えることに
より屋根階を上昇しながら、屋根階に設けた垂直,水平
搬送系により屋根階下に高層構造物を積み上げ建造する
方法において、上記屋根階に設けた可動支柱を屋根階全
体に分布する2グループA,Bに分けて配置し、一方の
可動支柱グループAで上記屋根階を支持し、他方の可動
支柱グループBを上昇した状態下でその下方の建造階空
間に高層構造物の上位部分を建付け建造する工程を交互
に繰り返し行うことを特徴とする。
明は、建設すべき高層構造物の屋根階に駆動装置により
昇降する多数の可動支柱を備え、同可動支柱を建付けの
済んだ本設支柱上を支点として上方へ盛り替えることに
より屋根階を上昇しながら、屋根階に設けた垂直,水平
搬送系により屋根階下に高層構造物を積み上げ建造する
方法において、上記屋根階に設けた可動支柱を屋根階全
体に分布する2グループA,Bに分けて配置し、一方の
可動支柱グループAで上記屋根階を支持し、他方の可動
支柱グループBを上昇した状態下でその下方の建造階空
間に高層構造物の上位部分を建付け建造する工程を交互
に繰り返し行うことを特徴とする。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、その屋根階全体を仮設構造物で構成して使用するこ
とを特徴とする。
て、その屋根階全体を仮設構造物で構成して使用するこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成によれば、屋根階全体に分布す
る2つのグループの昇降支柱で交互に屋根階を本設支柱
上に支持し、一方のグループの昇降支柱を屋根階高さに
上昇して形成した広い下方の建造階空間で、ビルの柱,
梁,床,壁等の建付けを行うから、天井搬送装置の移動
範囲が広がり、一度に行う建付け作業範囲が広くなっ
て、建付け建造時間が短縮され、全体の工期を短縮する
ことができる。
る2つのグループの昇降支柱で交互に屋根階を本設支柱
上に支持し、一方のグループの昇降支柱を屋根階高さに
上昇して形成した広い下方の建造階空間で、ビルの柱,
梁,床,壁等の建付けを行うから、天井搬送装置の移動
範囲が広がり、一度に行う建付け作業範囲が広くなっ
て、建付け建造時間が短縮され、全体の工期を短縮する
ことができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1,図2は、建設すべき高層構造物(以下ビルと
いう)の建造に使用する屋根階10のそれぞれ平面図,
そのII−II矢視縦断面図である。まず、図1において、
屋根階10は説明の便宜上、クロス梁等を省略し、縦桁
11と横桁12だけの単純化された格子組構造で示して
いる。縦桁11と横桁12は、図2に示す建設中のビル
1の本設の縦梁2と横梁3と同一の格子組として建設す
べきビル1の四周から張り出した外郭を有するように構
成され、縦桁11と横桁12の交差部には、図2のビル
1の周辺及び中央部全体に分布してビル1の本設の柱4
と一致するように、昇降支柱グループA(以下可動支柱
Aという)と、昇降支柱グループB(以下可動支柱Bと
いう)との2組の昇降支柱を設けている。この屋根階1
0は、建設すべきビル1の最上階構造を兼用して使用す
るか又は別個の仮設の構造体として組立て使用すること
ができる。図2において、5は屋根階10内に固定配置
した各可動支柱A及びB用の昇降駆動装置、6は屋根階
10の下面に設けた天井走行旋回型クレーン(以下天井
クレーンという)、7は屋根階10の四周から直下の建
造階8と建付け済みのビル1の上2層程度までの外周を
囲繞するように屋根階10の四周部に周設支持した風雨
遮蔽用の囲壁である。ここで、可動支柱A,Bと、その
昇降駆動装置5は同一の構造でよい。同図では、可動支
柱Aを屋根階10上に引き上げ、可動支柱Bを下降した
高さでビル1の本設柱4上に支持した状態にあり、この
状態下で屋根階10の右側張出部に天井クレーンを移動
して、地上から、矢印13に示すように、建造部材を吊
り上げ建造階8内に水平搬送し、引き上げられている可
動支柱Aの下部に柱部材4aを建付け、次いで建付けた
柱部材4aと他の可動支柱Bに対応する本設柱4との間
に梁2a,3aを建付け、床,壁及び外装壁等の建付け
を行う。
と、図1,図2は、建設すべき高層構造物(以下ビルと
いう)の建造に使用する屋根階10のそれぞれ平面図,
そのII−II矢視縦断面図である。まず、図1において、
屋根階10は説明の便宜上、クロス梁等を省略し、縦桁
11と横桁12だけの単純化された格子組構造で示して
いる。縦桁11と横桁12は、図2に示す建設中のビル
1の本設の縦梁2と横梁3と同一の格子組として建設す
べきビル1の四周から張り出した外郭を有するように構
成され、縦桁11と横桁12の交差部には、図2のビル
1の周辺及び中央部全体に分布してビル1の本設の柱4
と一致するように、昇降支柱グループA(以下可動支柱
Aという)と、昇降支柱グループB(以下可動支柱Bと
いう)との2組の昇降支柱を設けている。この屋根階1
0は、建設すべきビル1の最上階構造を兼用して使用す
るか又は別個の仮設の構造体として組立て使用すること
ができる。図2において、5は屋根階10内に固定配置
した各可動支柱A及びB用の昇降駆動装置、6は屋根階
10の下面に設けた天井走行旋回型クレーン(以下天井
クレーンという)、7は屋根階10の四周から直下の建
造階8と建付け済みのビル1の上2層程度までの外周を
囲繞するように屋根階10の四周部に周設支持した風雨
遮蔽用の囲壁である。ここで、可動支柱A,Bと、その
昇降駆動装置5は同一の構造でよい。同図では、可動支
柱Aを屋根階10上に引き上げ、可動支柱Bを下降した
高さでビル1の本設柱4上に支持した状態にあり、この
状態下で屋根階10の右側張出部に天井クレーンを移動
して、地上から、矢印13に示すように、建造部材を吊
り上げ建造階8内に水平搬送し、引き上げられている可
動支柱Aの下部に柱部材4aを建付け、次いで建付けた
柱部材4aと他の可動支柱Bに対応する本設柱4との間
に梁2a,3aを建付け、床,壁及び外装壁等の建付け
を行う。
【0009】図3は図1中のIII −III 矢視縦断面図で
あり、可動支柱A(又はB)と昇降駆動装置5の構造を
示し、図4は図3のIV−IV矢視平面図、図5は図3のV
−V矢視平面図である。図3〜図5において、屋根階1
0の上部の縦桁11aと横桁12aの交差部には、角型
のジャッキ取付台14が一体的に結合して設けられ、ジ
ャッキ取付台14の中央には、可動支柱A又はBを自由
に貫通させる竪孔15及び同竪孔15の縁部に可動支柱
A又はBの側面に接するようガイドローラー16が設け
ている。また、屋根階10の下部縦桁11bと横桁12
bの交差部にも、同様な他のガイド台17が一体的に付
設され、ガイド台17上に可動支柱A又はB用の貫通竪
孔18と可動支柱A又はBの側面に接するガイドローラ
ー19とが設けてある。可動支柱A,Bは角型中空断面
の柱体20の対向する側壁に一定ピッチで角形のピン孔
21を設けて構成され、前記屋根階10の上下の貫通竪
孔15及び18内に挿通されている。昇降駆動装置5
は、駆動端を前記ジャッキ取付台14の下部に連結した
1対の油圧シリンダー22と、同1対の油圧シリンダー
22のシリンダー部に軸連結されて昇降支柱の側壁周り
に保持される水平ヨーク23と、ヨーク23上の支持孔
内に保持されピンシリンダー24の駆動でヨーク23と
可動支柱A,Bのピン孔21に跨がって挿入される1対
のピン25とにより構成されている。
あり、可動支柱A(又はB)と昇降駆動装置5の構造を
示し、図4は図3のIV−IV矢視平面図、図5は図3のV
−V矢視平面図である。図3〜図5において、屋根階1
0の上部の縦桁11aと横桁12aの交差部には、角型
のジャッキ取付台14が一体的に結合して設けられ、ジ
ャッキ取付台14の中央には、可動支柱A又はBを自由
に貫通させる竪孔15及び同竪孔15の縁部に可動支柱
A又はBの側面に接するようガイドローラー16が設け
ている。また、屋根階10の下部縦桁11bと横桁12
bの交差部にも、同様な他のガイド台17が一体的に付
設され、ガイド台17上に可動支柱A又はB用の貫通竪
孔18と可動支柱A又はBの側面に接するガイドローラ
ー19とが設けてある。可動支柱A,Bは角型中空断面
の柱体20の対向する側壁に一定ピッチで角形のピン孔
21を設けて構成され、前記屋根階10の上下の貫通竪
孔15及び18内に挿通されている。昇降駆動装置5
は、駆動端を前記ジャッキ取付台14の下部に連結した
1対の油圧シリンダー22と、同1対の油圧シリンダー
22のシリンダー部に軸連結されて昇降支柱の側壁周り
に保持される水平ヨーク23と、ヨーク23上の支持孔
内に保持されピンシリンダー24の駆動でヨーク23と
可動支柱A,Bのピン孔21に跨がって挿入される1対
のピン25とにより構成されている。
【0010】また、図6において、可動支柱A又はBの
下端は、台形の凸部26を備え、本設された柱4の上端
の凸部26に嵌合する嵌合部26aを設けて相互に着脱
整合し得るようにする。
下端は、台形の凸部26を備え、本設された柱4の上端
の凸部26に嵌合する嵌合部26aを設けて相互に着脱
整合し得るようにする。
【0011】次に、図7(A)〜(C),図8(D)〜
(E),図9(F)〜(H)は上述した設備を使用して
行う本発明の建造方法を工程順に示す側面図である。以
下、図7〜図9により、本発明による建造方法の工程を
説明する。まず、図7(A)に示すように、建設すべき
ビル1等の本設柱4の地階部を建付け状態下で、地上に
架台30を仮組みし、この架台30上に最上階構造を利
用し、又は全体を仮設構造とした図1〜図2に示したよ
うな屋根階10をブロック単位で地組して組立てる。屋
根階10に昇降駆動装置5を装着し、可動支柱A,可動
支柱Bを昇降駆動装置5内に差し込み下端をそれぞれ本
設柱4の上端に嵌合して昇降駆動装置5と結合させ、屋
根階10内に制御室を組み立て、原動機その他の必要設
備を組み込む。同図(B)に示すように、可動支柱Bを
屋根階10の高さに昇降駆動装置5で若干上昇して保持
し、次いで可動支柱Aを支点として約2階高さ分ジャッ
キアップして停止し、この状態下で天井クレーン6の取
付け,屋根階10への遮蔽用囲壁7等の取付けを行った
後、天井クレーン6を使用して可動支柱Bに対応する本
設柱部材4a(1階高分)を建付ける。なお、図7〜図
9中では、遮蔽用囲壁7は図示省略している。同図
(C)に示すように、可動支柱Bを下降して本設柱4上
に嵌着した後、可動支柱Aを屋根階10の高さに上昇し
て保持し、天井クレーン6を使用して可動支柱Aに対応
する本設柱部材4a(2階高分)を建込み、さらに建込
みの済んだ本設柱4間に2階の梁部材2a〜3aの取付
けと、2階までの壁打ち、床デッキの配筋とコンクリー
ト打ち等の作業を行う。
(E),図9(F)〜(H)は上述した設備を使用して
行う本発明の建造方法を工程順に示す側面図である。以
下、図7〜図9により、本発明による建造方法の工程を
説明する。まず、図7(A)に示すように、建設すべき
ビル1等の本設柱4の地階部を建付け状態下で、地上に
架台30を仮組みし、この架台30上に最上階構造を利
用し、又は全体を仮設構造とした図1〜図2に示したよ
うな屋根階10をブロック単位で地組して組立てる。屋
根階10に昇降駆動装置5を装着し、可動支柱A,可動
支柱Bを昇降駆動装置5内に差し込み下端をそれぞれ本
設柱4の上端に嵌合して昇降駆動装置5と結合させ、屋
根階10内に制御室を組み立て、原動機その他の必要設
備を組み込む。同図(B)に示すように、可動支柱Bを
屋根階10の高さに昇降駆動装置5で若干上昇して保持
し、次いで可動支柱Aを支点として約2階高さ分ジャッ
キアップして停止し、この状態下で天井クレーン6の取
付け,屋根階10への遮蔽用囲壁7等の取付けを行った
後、天井クレーン6を使用して可動支柱Bに対応する本
設柱部材4a(1階高分)を建付ける。なお、図7〜図
9中では、遮蔽用囲壁7は図示省略している。同図
(C)に示すように、可動支柱Bを下降して本設柱4上
に嵌着した後、可動支柱Aを屋根階10の高さに上昇し
て保持し、天井クレーン6を使用して可動支柱Aに対応
する本設柱部材4a(2階高分)を建込み、さらに建込
みの済んだ本設柱4間に2階の梁部材2a〜3aの取付
けと、2階までの壁打ち、床デッキの配筋とコンクリー
ト打ち等の作業を行う。
【0012】次に、図8(D)に示すように、可動支柱
Aを下降して本設柱4上に嵌着させた後、可動支柱Bを
屋根階10の高さに上昇して保持し、天井クレーン6を
使用して可動支柱Aに対応する本設柱部材4a(2階高
分)を建込み、さらに建込みの済んだ本設柱4間に3階
の梁部材2a〜3aの取付けと、3階までの壁打ち,床
デッキの配筋とコンクリート打ち等の作業を行う。同図
(E)に示すように、再び可動支柱Bを下降して本設柱
4上に嵌着させた後、可動支柱Aを屋根階10の高さに
上昇して保持し、クレーン6を使用して可動支柱Aに対
応する本設柱部材4a(2階高分)を建込み、さらに建
込みの済んだ本設柱4間に4階の梁部材2a〜3aの取
付け、4階までの壁打ち,床デッキの配筋とコンクリー
ト打ち等の作業を行い、また、この工程では3階までの
ビル外壁の外装PC版31の取付けを行う。同様に交互
に可動支柱A,可動支柱Bによる屋根階10の上昇と工
程(E)と同様の建込み作業とを繰り返して上部階の建
造を進めてゆく。
Aを下降して本設柱4上に嵌着させた後、可動支柱Bを
屋根階10の高さに上昇して保持し、天井クレーン6を
使用して可動支柱Aに対応する本設柱部材4a(2階高
分)を建込み、さらに建込みの済んだ本設柱4間に3階
の梁部材2a〜3aの取付けと、3階までの壁打ち,床
デッキの配筋とコンクリート打ち等の作業を行う。同図
(E)に示すように、再び可動支柱Bを下降して本設柱
4上に嵌着させた後、可動支柱Aを屋根階10の高さに
上昇して保持し、クレーン6を使用して可動支柱Aに対
応する本設柱部材4a(2階高分)を建込み、さらに建
込みの済んだ本設柱4間に4階の梁部材2a〜3aの取
付け、4階までの壁打ち,床デッキの配筋とコンクリー
ト打ち等の作業を行い、また、この工程では3階までの
ビル外壁の外装PC版31の取付けを行う。同様に交互
に可動支柱A,可動支柱Bによる屋根階10の上昇と工
程(E)と同様の建込み作業とを繰り返して上部階の建
造を進めてゆく。
【0013】さらに、図9(F)に示すように、ビル建
造が最上階例えば18階に達すると、ここでは屋根階1
0が建造物1の最上階構造を兼ねている場合は、本設柱
4の建込みと他の建付け作業を18階までで止め、可動
支柱A,可動支柱Bをそれぞれ本設柱4上に着け、屋上
ペントハウス33((G)参照)に該当する可動支柱
A,Bを本設柱に固定して化粧板等を取付け、屋根階1
0の屋上にジブクレーン32を設置し、天井クレーン6
を解体撤去した後、屋根階10を可動支柱A,Bの下部
に下降する。同図(G)に示すように、ジブクレーン3
2により屋根階10内の昇降駆動装置5,原動機等の機
器,制御室等の撤去,補強材の撤去,屋上ペントハウス
33部を除く可動支柱A,B部分と屋根階10部分の切
断と撤去を行う。最後に同図(H)に示すように、屋上
部及びペントハウス33部の仕上げ工事を行った後、ジ
ブクレーン32を解体撤去してビル建造を終了する。
造が最上階例えば18階に達すると、ここでは屋根階1
0が建造物1の最上階構造を兼ねている場合は、本設柱
4の建込みと他の建付け作業を18階までで止め、可動
支柱A,可動支柱Bをそれぞれ本設柱4上に着け、屋上
ペントハウス33((G)参照)に該当する可動支柱
A,Bを本設柱に固定して化粧板等を取付け、屋根階1
0の屋上にジブクレーン32を設置し、天井クレーン6
を解体撤去した後、屋根階10を可動支柱A,Bの下部
に下降する。同図(G)に示すように、ジブクレーン3
2により屋根階10内の昇降駆動装置5,原動機等の機
器,制御室等の撤去,補強材の撤去,屋上ペントハウス
33部を除く可動支柱A,B部分と屋根階10部分の切
断と撤去を行う。最後に同図(H)に示すように、屋上
部及びペントハウス33部の仕上げ工事を行った後、ジ
ブクレーン32を解体撤去してビル建造を終了する。
【0014】
【発明の効果】なお、上記工程において、屋根階10の
全体に仮設構造物を使用した場合には、図8(F)の工
程でビル外周部の可動支柱A,Bを交点に使用して屋根
階10を上昇し、ビル中央部のみ2階高さ分の本設柱4
を建込み、2層分の梁,床,壁の建付け作業を行った
後、天井クレーン6を解体撤去し、屋根階10上にジブ
クレーン32を設置し、次の(G)〜(H)工程を行う
ことにより、本設柱4と可動支柱A,Bのサイズの不一
致等により生ずる余分な化粧工事の必要無しに、スムー
スにビルの建造を終了することができる。上述した各工
程下において、屋根階10は、ビルの平面全般に分布し
て配置した可動支柱A,Bにより交互に常時安定に支持
され、また同時に常に安定した状態下で安全に屋根階1
0の上昇ジャッキアップ操作を行うことが可能になる。
さらに、建造階8上で天井クレーン6を使用して行う、
柱,梁,床,壁の建込み作業は、建造すべきビルの広い
範囲に分布して配置した可動支柱の半数が常時屋根階1
0の高さに引き上げられている広い建造階8の空間内で
作業し得るから、天井クレーン6は広範囲に自由に移動
して建付けを行うことができ、また建造階8上での建込
み作業を屋根階10の上昇ごとに、各階床面積の半分単
位ずつ建造作業を進めることによって、作業時間を大き
く短縮できる効果が得られる。なお、屋根階全体を仮設
構造物とすることにより、省エネルギ及びコスト低減を
図ることができる。
全体に仮設構造物を使用した場合には、図8(F)の工
程でビル外周部の可動支柱A,Bを交点に使用して屋根
階10を上昇し、ビル中央部のみ2階高さ分の本設柱4
を建込み、2層分の梁,床,壁の建付け作業を行った
後、天井クレーン6を解体撤去し、屋根階10上にジブ
クレーン32を設置し、次の(G)〜(H)工程を行う
ことにより、本設柱4と可動支柱A,Bのサイズの不一
致等により生ずる余分な化粧工事の必要無しに、スムー
スにビルの建造を終了することができる。上述した各工
程下において、屋根階10は、ビルの平面全般に分布し
て配置した可動支柱A,Bにより交互に常時安定に支持
され、また同時に常に安定した状態下で安全に屋根階1
0の上昇ジャッキアップ操作を行うことが可能になる。
さらに、建造階8上で天井クレーン6を使用して行う、
柱,梁,床,壁の建込み作業は、建造すべきビルの広い
範囲に分布して配置した可動支柱の半数が常時屋根階1
0の高さに引き上げられている広い建造階8の空間内で
作業し得るから、天井クレーン6は広範囲に自由に移動
して建付けを行うことができ、また建造階8上での建込
み作業を屋根階10の上昇ごとに、各階床面積の半分単
位ずつ建造作業を進めることによって、作業時間を大き
く短縮できる効果が得られる。なお、屋根階全体を仮設
構造物とすることにより、省エネルギ及びコスト低減を
図ることができる。
【0015】要するに、請求項1の発明によれば、建設
すべき高層構造物の屋根階に駆動装置により昇降する多
数の可動支柱を備え、同可動支柱を建付けの済んだ本設
支柱上を支点として上方へ盛り替えることにより屋根階
を上昇しながら、屋根階に設けた垂直,水平搬送系によ
り屋根階下に高層構造物を積み上げ建造する方法におい
て、上記屋根階に設けた可動支柱を屋根階全体に分布す
る2グループA,Bに分けて配置し、一方の可動支柱グ
ループAで上記屋根階を支持し、他方の可動支柱グルー
プBを上昇した状態下でその下方の建造階空間に高層構
造物の上位部分を建付け建造する工程を交互に繰り返し
行うことにより、建造階での天井走行型搬送装置の稼働
範囲の制限をなくし、建付け作業時間及び工期を短縮す
る経済的な全天候型の高層構造物の建設方法を得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
すべき高層構造物の屋根階に駆動装置により昇降する多
数の可動支柱を備え、同可動支柱を建付けの済んだ本設
支柱上を支点として上方へ盛り替えることにより屋根階
を上昇しながら、屋根階に設けた垂直,水平搬送系によ
り屋根階下に高層構造物を積み上げ建造する方法におい
て、上記屋根階に設けた可動支柱を屋根階全体に分布す
る2グループA,Bに分けて配置し、一方の可動支柱グ
ループAで上記屋根階を支持し、他方の可動支柱グルー
プBを上昇した状態下でその下方の建造階空間に高層構
造物の上位部分を建付け建造する工程を交互に繰り返し
行うことにより、建造階での天井走行型搬送装置の稼働
範囲の制限をなくし、建付け作業時間及び工期を短縮す
る経済的な全天候型の高層構造物の建設方法を得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0016】また、請求項2の発明によれば、請求項1
による効果のほか、軽量かつ低コストの屋根階構造によ
り、省エネルギ及びコスト低減を図ることができるから
本発明は産業上極めて有益なものである。
による効果のほか、軽量かつ低コストの屋根階構造によ
り、省エネルギ及びコスト低減を図ることができるから
本発明は産業上極めて有益なものである。
【図1】本発明の方法に使用する屋根階の一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】図1のII−II矢視縦断面図である。
【図3】図1の昇降支柱及び昇降駆動装置を示すIII −
III 矢視縦断面図である。
III 矢視縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視平面図である。
【図5】図3のV−V矢視平面図である。
【図6】図3における昇降支柱の下端の取り合いの実施
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図7】本発明方法の前段工程を示す側面図である。
【図8】本発明の方法の中段工程を示す側面図である。
【図9】本発明の方法の後段工程を示す側面図である。
【図10】従来の高層ビルの全天候型建造方法を示す側
面図である。
面図である。
1 ビル(高層構造物) 2,3 本設梁 2a,3a 梁部材 4 本設柱 4a 柱部材 5 昇降駆動装置 6 天井走行旋回型クレーン(天井クレーン) 7 遮蔽用囲壁 8 建造階 10 屋根階 11 縦桁 11a 上部縦桁 11b 下部縦桁 12 横桁 12a 上部横桁 12b 下部横桁 13 矢印 14 ジャッキ取付台 15,18 可動支柱用竪孔 16 ガイドローラー 17 ガイド台 19 ガイドローラー 20 柱体 21 ピン孔 22 油圧シリンダー 23 ヨーク 24 ピンシリンダー 25 ピン 26 凸部 26a 嵌合部 30 架台 31 外装PC版 32 ジブクレーン 33 ペントハウス A 可動支柱A B 可動支柱B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 實 栃木県那須郡西那須野町四区町1534番1号 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 高橋 正志 栃木県那須郡西那須野町四区町1534番1号 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 山影 久尚 栃木県那須郡西那須野町四区町1534番1号 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 金川 武雄 栃木県那須郡西那須野町四区町1534番1号 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 小田 康弘 東京都文京区後楽2丁目2番8号 五洋建 設株式会社内 (72)発明者 橋口 正一 東京都文京区後楽2丁目2番8号 五洋建 設株式会社内 (72)発明者 翁 幸久 東京都文京区後楽2丁目2番8号 五洋建 設株式会社内 (72)発明者 吉野 正純 東京都文京区後楽2丁目2番8号 五洋建 設株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 建設すべき高層構造物の屋根階に駆動装
置により昇降する多数の可動支柱を備え、同可動支柱を
建付けの済んだ本設支柱上を支点として上方へ盛り替え
ることにより屋根階を上昇しながら、屋根階に設けた垂
直,水平搬送系により屋根階下に高層構造物を積み上げ
建造する方法において、上記屋根階に設けた可動支柱を
屋根階全体に分布する2グループA,Bに分けて配置
し、一方の可動支柱グループAで上記屋根階を支持し、
他方の可動支柱グループBを上昇した状態下でその下方
の建造階空間に高層構造物の上位部分を建付け建造する
工程を交互に繰り返し行うことを特徴とする高層構造物
の建設方法。 - 【請求項2】 請求項1において、その屋根階全体を仮
設構造物で構成して使用することを特徴とする高層構造
物の建設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17604094A JPH0821009A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 高層構造物の建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17604094A JPH0821009A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 高層構造物の建設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821009A true JPH0821009A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16006673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17604094A Pending JPH0821009A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 高層構造物の建設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821009A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002070161A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-08 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 鋼管柱の建方方法および鉄骨構造物の構築方法 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP17604094A patent/JPH0821009A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002070161A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-08 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 鋼管柱の建方方法および鉄骨構造物の構築方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020821 |