JPH08211988A - キー入力装置 - Google Patents

キー入力装置

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JPH08211988A
JPH08211988A JP7019005A JP1900595A JPH08211988A JP H08211988 A JPH08211988 A JP H08211988A JP 7019005 A JP7019005 A JP 7019005A JP 1900595 A JP1900595 A JP 1900595A JP H08211988 A JPH08211988 A JP H08211988A
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consonant
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keys
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 英文を高速に入力できるキー入力装置を提供
すること。 【構成】 キー入力装置は、複数のキーが同時に打けん
されたことを検出する複合入力検出手段と、同時に打け
んされた複数のキーにより入力される英文のアルファベ
ットの綴りを、予め設定された英文用パターンで並べか
える英文処理手段165とを備える。2〜3文字程度の
複数の文字を1回の打けん操作で入力でき、英文入力時
の打けん操作が少なくなって操作性が向上し、入力時間
も短縮し、英文の高速入力が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字入力装置ないし入
力方法の分野で利用されるキー入力装置に係わり、詳し
くは、小型の電子手帳、小型のワードプロセッサ(ワー
プロ)やパーソナルコンピュータ(パソコン)等に用い
られるキーボードとして、入力操作を行なえるようにし
たキー入力装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】ワープロやパソコンは、「漢字かな交じり
文」をはじめ、いろいろな文字・記号・図形などを自由
自在に入力し、編集し、印刷し、保存するといった優れ
た機能があり、これからの時代に欠かせないツール
(「筆記具」)となっている。ところで、ワープロやパ
ソコンにおいて日本語を入力する際には、「JISか
な」、「ローマ字入力(QWERTY配列)」、「親指
シフト」、「新JISかな」などの様々な打ちかたがあ
り、高速入力を行う方法も開発が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、英語は、アルフ
ァベットの26文字と句読点、スペースなどですべてを
書き表すので、日本語のように変換などのわずらわしい
操作を必要としないが、常にアルファベットを1文字ず
つ打って英語を入力するようになっているため、高速で
の文字入力が難しいという問題があった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、英文を高速に入力できる
キー入力装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のキー入力装置
は、複数のキーが同時に打けんされたことを検出する複
合入力検出手段と、同時に打けんされた複数のキーによ
り入力される英文のアルファベットの綴りを、予め設定
された英文用パターンで並べかえる英文処理手段とを具
備したことを特徴とする。
【0006】この際、前記英文処理手段は、前記英文用
の組み合わせパターン及び当該パターンに対応する文字
列を記録したパターン記録手段と、複数のキーが同時に
打けんされた際に当該同時に打けんされたキーの組み合
わせを前記パターン記録手段に記録されたパターンと比
較するパターン比較手段と、前記パターン比較手段で該
当するパターンが発見された際に前記パターン記録手段
から当該パターンに対応した前記文字列を取得して出力
する文字列選択手段とを具備したものが好ましい。ま
た、前記パターン記録手段には、キーの組合わせパター
ンに対応して文字並びが異なる複数の文字列が設定さ
れ、前記文字列選択手段は所定のキー操作により前記複
数の文字列を順次選択するように構成されていることが
好ましい。
【0007】さらに、前記英文用パターンは、英文のア
ルファベットの綴りについて、2文字単位の6つのパタ
ーン(A)子音+母音、(B)子音+子音、(C)母音
+母音、(D)重複の子音、(E)重複の母音、(F)
母音+子音と、3文字単位の9つのパターン(G)子音
+母音+母音、(H)子音+子音+母音、(I)子音+
子音+子音、(J)子音+重複の母音、(K)母音+母
音+子音、(L)母音+子音+子音、(M)母音+重複
の子音、(N)子音+母音+子音、(O)母音+子音+
母音の合計15のパターンにまとめたものであることが
好ましい。
【0008】また、前記複合入力検出手段は、押されて
いる複数のキーのなかで最初に離されたキーと、このキ
ーが離された時から一定時間内に離されたキーとを同時
に打けんしたキーと判断するように、つまりキーが離さ
れて上がったタイミングによって判断するように設定さ
れていることが好ましい。
【0009】
【作用】このような本発明においては、ピアノの和音の
ように、複数のキーを打けんした際に、打けんされた複
数のキーを予め設定された英文パターンに応じて並べ替
えて文字列を出力する。このため、従来のように英文字
を1文字づつ入力せずに、複数文字、例えば2〜3文字
を同時に入力しても、予め英文で頻出する英文パターン
に合わせて並び替えて出力することができ、英文入力時
の打けん回数が少なくなり、操作性が向上し、高速な入
力も可能となる。
【0010】この際、前記英文処理手段を、前記英文用
の組み合わせパターン及び当該パターンに対応する文字
列を記録したパターン記録手段と、複数のキーが同時に
打けんされた際に当該同時に打けんされたキーの組み合
わせを前記パターン記録手段に記録されたパターンと比
較するパターン比較手段と、前記パターン比較手段で該
当するパターンが発見された際に前記パターン記録手段
から当該パターンに対応した前記文字列を取得して出力
する文字列選択手段とで構成すれば、パターン記録手段
のデータを適宜設定することで、同時に打けんされた文
字列の並びを柔軟に設定することができ、作業者のくせ
や習熟度等に合わせて設定することもできて、操作性が
より一層向上する。
【0011】また、前記パターン記録手段に文字並びが
異なる複数の文字列を設定し、文字列選択手段を所定の
キー操作により前記複数の文字列を順次選択するように
構成すれば、パターンの異なる文字列が選択されても、
所定のキー操作により文字列の順序を変更することがで
き、例えば「on」と「no」のように、文字並びのみが異
なる綴りを入力する場合でも、入力時に文字を入力する
キーの他に文字順を指示する機能キー等を同時に押すこ
とで、文字並びが異なる各種綴りも正確に入力、表示さ
れて操作性がより向上する。
【0012】なお、英文のパターンとしては、英文で頻
出するアルファベットの綴りを調べて設定することが好
ましいが、本発明者が研究した結果、英語で頻度の高い
単語は、2文字や3文字の易しく文字数の少ないものが
多かった。この研究の結果、前記パターンを、2文字単
位の6つのパターン(A)子音+母音、(B)子音+子
音、(C)母音+母音、(D)重複の子音、(E)重複
の母音、(F)母音+子音と、3文字単位の9つのパタ
ーン(G)子音+母音+母音、(H)子音+子音+母
音、(I)子音+子音+子音、(J)子音+重複の母
音、(K)母音+母音+子音、(L)母音+子音+子
音、(M)母音+重複の子音、(N)子音+母音+子
音、(O)母音+子音+母音の合計15のパターンにま
とめれば、頻度の高い綴りを複数のキーを同時に打けん
する複合入力で入力することが可能となり、高速入力が
実現される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、本実施例では、図1に示すように、キー配
列を少なくした特別なキー入力装置3に液晶画面2aが
ヒンジ結合されたワープロ本体1に本発明を適用した例
について説明する。
【0014】ワープロ本体1は、ワープロ本体1の後壁
部1aにヒンジ1bを介して回動自在に設けられた液晶
画面2a付きの蓋体2を備えており、この蓋体2は開口
側に設けられた口金部2bによって、ワープロ本体1に
係止されるようになっている。また、キー入力装置3
は、ワープロ本体1の後壁部1a側に位置し上下3段左
右5列の15個のキー群からなるメインキーエリア3A
と、ワープロ本体1の前壁部1c側に位置し前記メイン
キーエリア3Aの下側に1列にキーが配列されたコント
ロールキーエリア3Bと、前記メインキーエリア3Aと
並ぶ位置に配列されワープロ本体1の左側に1列3段に
キーが配列されたサブキーエリア3Cとを主体として構
成されている。
【0015】なお、このワープロ本体1は、左手で持っ
たまま、メインキーエリア3Aのキーとコントロールキ
ーエリア3Bのキーとを右指で打ちながら、サブキーエ
リア3Cのキーを左手の親指で打って使用してもよい。
この場合、隣合った2個のサブキーを左親指の腹で同時
に打つことも可能である。また、ワープロ本体1を机の
上に置いて、サブキーエリア3Cに左手の人差指と中指
を添えて入力してもよい。この場合は、サブキーを左の
人差指と中指で打ち、コントロールキーの一部を左親指
でも打てるようにしてある。
【0016】図2は、図1に示すメインキーエリア3A
を構成する上下3段左右5列の15のキーと、コントロ
ールキーエリア3Bを構成する1列4個のキーと、サブ
キーエリア3Cを構成する3個のキーに、日本語の入力
を主体に配慮した「ワープロ配列」の割付例を示すもの
で、この例では入力用の文字にローマ字を用い、日本語
と英語を共通の配列で入力できるように配慮してある。
また、図2では、図面から明らかなように、数字・記号
・機能・モードをメインキーエリア3Aを構成する上下
3段左右5列の15の文字キーに同居させ、コントロー
ルキーエリア3Bを構成する1列4個のキーと、サブキ
ーエリア3Cを構成する3個のキーを使って打ち分ける
ようにしてあり、これにより、これら数字・記号・機能
・モードを離れた位置まで指を運ばず、手元を見ないで
入力できる利点がある。
【0017】さらに、前記メインキーエリア3A内での
文字キーの配列は、このメインキーエリア3A内の各キ
ーの打ちやすさの順序と、ローマ字入力の際のアルファ
ベットの母音および子音の使用頻度とを照らし合わせて
配置されたものとなっており、また母音および子音はそ
れぞれ使用頻度が高い順にこのキー配列上において付け
られた打ちやすさの順である中段、上段、下段へと配列
されるとともに、各段のキーは基準側から反対側へと配
列された構造となっている。
【0018】なお、前記メインキーエリア3Aの横に配
列されたサブキーエリア3Cの3つのキー120、12
1、122は、主として、ワープロ機能に備えられた変
換機能(略語変換、短縮変換等の機能)や常用記号、テ
ンキー等の入力の際に使用されるもので、3つのキーを
組み合わせて使うことにより、ワープロ機能を操作する
ものである。但し、本発明に係る英文入力時には、文字
順の指定などにも用いられる。
【0019】さて、このように本実施例におけるキー入
力装置3は、非常に特色のあるキー配列を備えている
が、本発明とは直接関係しない部分もあってわかりにく
いため、英語入力に使用する配列だけを取り出したもの
を図3に示す。図3は、英語入力の際に出現する文字
を、上下3段左右5列の計15個のメインキーエリア3
Aに配列した状態を示す図であり、実施例のメインキー
エリア3Aは、右手を使って入力されるように配慮され
ている。すなわち、当該メインキーエリア3Aのうち一
方側(図示例では左側)は人差指がホームポジションと
なる基準側とされており、この基準側2列のキー群から
なるエリアが主に母音を入力する母音エリア3Dに設定
され、また、メインキーエリア3Aの残り3列のキー群
からなるエリアが子音を入力する子音エリア3Eに設定
された構成となっている。
【0020】そして、基準側2列のキー群からなる母音
エリア3Dには、101、102、106、107、1
11、112の6つのキーが備えられ、これら各キー1
01、102、106、107、112にはそれぞれ母
音を表す「A」、「I」、「U」、「E」、「O」の母
音キーが以下のように配列されている。すなわち、母音
キーのうち中段のキー107、106にはそれぞれ
「A」、「I」の打けんキーが配列され、上段のキー1
02、101にはそれぞれ「U」、「E」の打けんキー
が配列され、さらに下段のキー112、111には
「O」、と「X」の打けんキーが配列されている。
【0021】この配列は、右手人差指を母音エリア3D
のホームポジションとした際に、人差指のホームポジシ
ョンとなる位置のキー107に、ローマ字入力字に使用
頻度の高い「A」のキーが配置され、その横のキー10
6に「I」のキーが配置され、さらに、上段、下段に行
くにしたがって、使用頻度順に沿って「U」、「E」、
「O」のキーが配置されたものである。なお、図示例の
母音エリア3D上での配列は、文字の使用頻度順に必ず
しも合致していないが、これは中段、上段、下段に行く
に従って、「A」、「I」、「U」、「E」、「O」と
なるように文字の覚えやすさを配慮したためである。
【0022】また、図示例では、キー107にホームポ
ジションを示すホームポジション指示手段130が形成
されている。ここでは、ホームポジション指示手段13
0として、キー107上の文字Aを囲むように四角枠が
形成され、この四角枠の内側が凸部とされ、指を置いた
ときに、このキー107が認識できるようになってい
る。しかしホームポジション指示手段130は、このよ
うな図示例に限定されるものではなく、キー107が認
識できるものであれば他の手段(例えばキー107の色
を変えたり、LEDが点滅したりするような手段)であ
っても良い。
【0023】一方、右側3列の子音エリア3Eには、子
音を表す「C」、「S」、「T」、「N」、「H」、
「M」、「Y」、「R」、「W」の子音キーが配列され
ている。より具体的には、中段のキー108、109、
110が左側から順に「C」、「S」、「T」のキーと
され、また上段のキー103、104、105が左側か
ら順に「N」、「H」、「M」のキーとされ、さらに下
段のキー113、114、115が、左側から順に
「Y」、「R」、「W」のキーとされた基本構造となっ
ている。なお、このような配列も、母音の配列と同様
に、打ちやすさ、覚えやすさ、アルファベットの出現頻
度等を配慮して設定されていることは勿論である。
【0024】一方、前記母音エリア3Dの各キーのシフ
ト状態(コントロールキーエリア3Bに配列されて前記
メインキーエリア3Aの各キーをシフト状態と非シフト
状態の何れかに切り替えるシフトキー116によりシフ
ト操作した状態)には、ハイフン「−」、アポストロフ
ィ「’」、ピリオド「.」、カンマ「,」並びに
「J」、「Q」が割り付けられている。具体的には、上
段の「E」、「U」に対応する打けんキー101、10
2には「−」、「’」が配列され、中段の「I」、
「A」に対応する打けんキー106、107に
は「.」、「,」が配列され、さらに下段の「X」、
「O」に対応する打けんキー111、112には
「J」、「Q」が配列されている。
【0025】また、子音エリア3Eの各キーのシフト状
態には、「P」、「B」、「L」、「G」、「Z」、
「D」、「F」、「V」、「K」が割り付けられてい
る。具体的には、上段の「N」、「H」、「M」に対応
する打けんキー103、104、105には、「P」、
「B」、「L」が配列され、中段の「C」、「S」、
「T」に対応する打けんキー108、109、110に
は、「G」、「Z」、「D」が配列され、さらに下段の
「Y」、「R」、「W」に対応する打けんキー113、
114、115には「F」、「V」、「K」が配列され
ている。なお、実施例では、右手で操作する場合につい
てのキー配列となっているが、左手で操作する場合は基
準側が図示例とは逆になって左右逆に配列されることは
言うまでもない。
【0026】一方、コントロールキーエリア3B内のキ
ーについて、説明を補足しておくと、これらコントロー
ルキーエリア3B内に配置された4個のキー116、1
17、118、119は、主として変換・無変換・シフ
ト等の機能を持つものでメインキーエリア3A内に配列
された15個のキーと組み合わされて、キー入力装置3
における各種機能を作用させるようになっている。な
お、英文入力時には「かな漢字変換」機能は不要である
ため、実施例では、図2に示すように、基準側(左側)
からシフトの機能をもったシフトキー116と、F(フ
ァンクション)シフトの機能をもったFシフトキー11
7と、スペース入力の機能をもったスペースキー118
と、子音や母音を重複して入力する機能等を備えたLシ
フトキー119とにより構成されており、またこのLシ
フトキー119は、他のキー116、117、118等
に比べると、幅が略倍の大きさにされ、打けんしやすく
なるように配慮されている。
【0027】ところで、図2に示すキーの配列は、前述
したように日本語の入力の際の操作性をも配慮している
ため、日本語入力用のキー配列も設定できるようになっ
ている。すなわち、英語入力のモード(英字モード)と
日本語入力のモード(ローマ字入力による日本語入力モ
ード)とは適宜な切り替え手段(例えば、機能シフトキ
ー118+キー104+キー105を同時に押す)によ
って切り替えることができるようにされており、英字モ
ードにおいては、図2に示す各キーの「/」表示の左側
の文字が入力されるようにされ、日本語入力モードの場
合には各キーの「/」表示の右側の文字が入力されるよ
うにされている。なお、「/」キーで区分されていない
キーに関しては、英語および日本語の各入力モードにお
いて同じ文字が入力されるように設定されている。例え
ば、中指のホームポジションである108のキーは、
「C/K」の文字として配置され、当該「C/K」のキ
ーは、これにより、日本語モード時には「K」となり、
英字モード字にはアルファベットの「C」となるように
設定されている。その他、図2に示すキーには、各種の
機能実行キーが設定されているが、本実施例では直接関
係ないため説明を省略する。
【0028】次に前述のようなキー配列のキー入力装置
3における機能について、図4に示すブロック図および
図5に示すフローチャートを参照して説明する。前述し
た各キーエリア3A、3B、3Cが配列されたキー入力
部140においてキーが入力されると(ステップ1、以
下「ステップ」を「S」と略す)、そのキー入力が単一
入力(キーを1つづつ入力すること)か、あるいは複合
入力(複数のキーを同時に入力すること)であるかを複
合入力検出手段141で検出する(S2)。ここで、単
一入力と判断されれば、表示装置制御部143に入力キ
ーの信号(文字列)が送られて画面144に表示される
(S5)。従って、従来のキーボードのように英文字を
1文字づつ入力することも可能である。
【0029】一方、複合入力と判断されれば、文字列生
成処理手段142において文字列生成処理が行われる
(S3)。この文字列生成処理(S3)については後で
詳述する。なお、同時に押されたキーの数によっては、
1回の文字列生成処理(S3)ではすべての文字を確定
できないこともあるため、全文字が確定されたかを判断
し(S4)、必要に応じて文字列生成処理(S3)を繰
り返す。
【0030】そして、全文字が確定されたら(S4)、
表示装置制御部143に確定された入力キーの信号(文
字列)が送られて画面144に表示される(S5)。こ
の際、入力キーの組み合わせが間違っている場合には、
エラー表示を行う。さらに、キー操作によっては、カー
ソル移動、バックスペース等の各種機能を実行すること
もあり、そのような操作を指示するキーの組み合わせが
入力された場合には、機能処理(S6)を行う。
【0031】また、変換キー116や無変換キー117
が押された場合には、かな漢字変換等の各種変換処理
(S7)が行われる。以上により、1回の打けん操作に
対する処理が完了し、次のキー入力があれば以上の処理
を繰り返して順次キー入力を行う。
【0032】次に、キー入力部140および複合入力検
出手段141における手順について図6のフローチャー
トを参照して詳述する。なお、キー入力装置3には、図
7に示すように、「DOWN-TMP」(押されたキーのデータ
記憶用)、「UP」(キーから手が離されて上がったキー
のデータ記憶用)、「DOWN-ING」(押され続けているキ
ーのデータ記憶用)の各データ記憶領域151、15
2、153が設けられている。各データ記憶領域15
1、152、153には、各々押されたキー、離された
キー、押され続けているキーの数を記憶するカウンタ
(CNT)151A,152A,153Aと、各キーの
キー番号を記憶するバッファ151B,152B,15
3Bとが設けられている。
【0033】まず、予め設定されたサンプリングタイム
に合わせて割込入力を行い(S11)、キーの状態変化
の有無をチェックする。ここで、何らかのキーが押され
ていれば(S12)、そのキーの番号をDOWN-TMPのバッ
ファ151Bに記憶するとともに、DOWN-TMPのカウンタ
151Aの数を1つプラスする(S13)。その後、再
度キーの状態変化の有無をチェックし、他のキーも押さ
れていれば、S13の処理を繰り返す。これにより、DO
WN-TMPのカウンタ151Aには、押されたキーの総数が
記憶され、DOWN-TMPのバッファ151Bには、押された
各キーの番号がそれぞれ記憶される。
【0034】また、キーの状態変化をチェックした際
に、キーが押されていなければ、離されて上がったキー
があるかをチェックする(S14)。ここで、上がった
キーがなければ、キー状態変化の有無のチェックを繰り
返す。一方、上がったキーがあれば、そのキーの番号を
UPのバッファ152Bに記憶するとともに、UPのカウン
タ152Aの数を1つプラスする。また、DOWN-TMPのカ
ウンタ151Aの数を1つマイナスし、一定時間の経過
を測定するタイマーをスタートさせる(S15)。
【0035】その後、予め設定された経過時間が過ぎた
か(タイムアップしたか)、あるいはDOWN-TMPのカウン
タ151Aの数が0となったかを検出する(S16)。
ここで、タイムアップせず、かつカウンタ151Aが0
でなければ、上がったキーがあるかをチェックし(S1
7)、上がったキーがあれば、そのキーの番号をUPのバ
ッファ152Bに記憶し、UPのカウンタ152Aの数を
1つプラスし、DOWN-TMPのカウンタ151Aの数を1つ
マイナスする(S18)。
【0036】その後、S16に戻ってチェックを続行す
る。また、S17において上がったキーが無い場合もS
16に戻ってチェックを続行する。
【0037】S16において、タイムアップしたり、カ
ウンタ151Aが0になった場合には、DOWN-INGのバッ
ファ153Bに現在押されているキー番号(DOWN-TMPの
バッファ151BからUPのバッファ151Bのデータを
取り除いたもの。なお、上がったキーを検出した際に、
DOWN-TMPのバッファ151Bからその上がったキー番号
を削除している場合には、DOWN-TMPのバッファ151B
の内容をそのまま移行すればよい。)を記憶し、DOWN-I
NGのカウンタ153Aに現在押されているキーの数(=
DOWN-TMPのカウンタ151Aのデータ)を記憶する(S
19)。
【0038】なお、本実施例において、同時入力の検出
をキーが離されて上がったときのタイミングで検出する
のは次の理由からである。すなわち、図8に示すよう
に、複数のキー(1)〜(5)を同時に押した場合のタ
イミングのずれt1に比べて、同時に離したキー(1)
〜(4)のタイミングのずれt2のほうが小さく、ばら
つきも少ないため、同時入力のキーを確実に検出できる
からである。なお、t2は例えば5〜10msec程度に設
定すればよいが、個人差もあるため、設定値を適宜変更
できるようにしてもよい。また、t2を越えても押され
続けているキー(5)は前記DOWN-INGのバッファ153
Bおよびカウンタ153Aに記憶されることになる。
【0039】そして、上がったキーの番号および数(UP
のカウンタ152A、バッファ152B)と、押され続
けているキーの番号および数(DOWN-INGのカウンタ15
3A、バッファ153B)とを文字列生成処理手段14
2(キーの数が1つであれば表示装置制御部143)に
送信する(S20)。この複数のキー番号は文字列生成
処理手段142で処理されて対応する文字列が画面14
4に表示される。
【0040】文字列生成処理手段142は、図9に示す
ように、日本語入力モードにおいて機能するサブキー処
理手段161、2重母音処理手段162、子音2キー処
理手段163、撥音キー処理手段164と、英字モード
において機能する英文処理手段165の各処理手段を備
え、送信されてくるキーの番号に応じて対応する処理手
段(通常は1つの処理手段で処理されるが、打けんされ
たキーによっては複数の処理手段で処理されることもあ
る)によって打けんされたキーに対する文字列が生成さ
れるようになっている。
【0041】サブキー処理手段161は、打けんされた
複数のキーのなかに、図3に示すサブキー120、12
1、122が含まれている際の処理を規定したものであ
り、本実施例では、日本語において2音節目での出現頻
度が高い「い・う・き・く・ち・つ・っ・ん」のなかで
1つのキーで入力できない(母音および「ん」以外)文
字である「き・く・ち・つ・っ」を入力できるように設
定している。
【0042】2重母音処理手段162は、打けんされた
複数のキーのなかに、図3に示す母音キー101、10
2、106、107、112のうちの2つのキーが押さ
れている際に、その母音の順序を日本語の頻出割合に応
じて予め設定しておき、そのルールに基づいて並べ替え
るようにする処理を規定したものである。
【0043】子音2キー処理手段163は、子音エリア
3Eにある各キーの上部の文字を、シフトキー116を
同時に押す通常の出力方法の代わりに、隣接する他の子
音キーを押すことで出力する処理を規定したものであ
る。本実施例では、各子音キーの右隣の子音キー(右端
のキー110、115に対しては左斜め上のキー10
4、109)を同時に押すことで各キーの上部の文字を
出力するように設定している。
【0044】撥音キー処理手段164は、打けんされた
複数のキーのなかに、撥音「ん」キー111が打けんさ
れた場合の処理を規定したものである。すなわち、
「ん」キー111が含まれている場合、「子音、
(Y)、母音、ん」の順序に直して出力するように設定
されている。例えば、打けんされた文字数が2の場合
(母音+ん、Aン等)、文字数が3の場合(子音+母音
+ん、KAん等)、文字数が4の場合(子音+Y+母音
+ん、SYAん等)のように出力される。なお、文字数
2の場合で子音+んの場合には、対応するローマ字がな
いため、特別に「子音+UU」(YUU等)と処理され
るように設定している。
【0045】英文処理手段165は、英字モードに設定
されている際に複数のキーが入力された場合の処理を規
定したものであり、詳しくは後で説明する。
【0046】次に、図10を参照して、英文処理手段1
65について説明する。図において符号170は、本発
明の特徴であるメインキーエリア3Aに配列されたキー
を複数同時に打けんした際に前記同時に打けんされたキ
ーの組み合わせに対して予め設定された記号コードを生
成して英文の高速入力を実現する複合入力手段であり、
複数のキーの組み合わせパターン及び当該パターンに対
応する文字列を記録したパターン記録手段171と、複
数のキーが同時に打けんされた際に当該同時に打けんさ
れたキーの組み合わせを前記パターン記録手段171に
記録されたパターンと比較するパターン比較手段172
と、前記パターン比較手段172で該当するパターンが
発見された際に前記パターン記録手段171から当該パ
ターンに対応した前記文字列を取得して出力する文字列
選択手段173とで構成されている。
【0047】この複合入力手段170は、英語の特徴を
利用して高速入力を実現しているので、最初にそのこと
について説明する。 「英語の高速入力」英語は、アルファベットの26文字
と句読点だけですべてを書き表すので、日本語のように
「かな漢字変換」などのわずらわしい操作を必要としな
いが、反面日本語のように子音の後に必ず母音を伴うと
は限らず、複数の子音が続いたり「子音どめ」の音節が
多く、しかも21文字の子音と5文字の母音が幾通りに
も発音されるので、その組み合わせによる音節の種類が
複雑で膨大になる。例えば、日本語の「ほん(本)」や
「そら(空)」は、それぞれ「かな」2文字で2音節に
なり、音節が単純で、発音と書き表し方が一致している
が、英語の「BOOK」は、4文字で1音節になり、「SK
Y」は3文字で1音節になるので、音節が複雑で、発音
と書き表し方が一致しない。こうした特色から英語は、
日本語のような2音節単位の「複合入力」には向いてい
ない。そこで、本発明では、音節や発音の形式にこだわ
らず、アルファベットの綴りに一定の法則を見いだし
て、すべての単語を2文字か3文字単位に分解し、高速
で入力するようにしたものである。
【0048】この点について説明を補足すると、英語の
単語は、わずか26文字で構成されるが、そのうち1文
字の単語は、不定冠詞の「a」と人称代名詞の「I」だ
けである。ところが、難しい文章にも次に説明するよう
な易しい2文字の単語が頻繁に使われ、平均して4〜5
文字程度の綴りが多い。また、長く難しい単語も、語源
的には比較的簡単な語幹の部分と、類型的な接頭語や接
尾語との組み合わせで成り立っている。英語の標準入力
では、「子音+母音」の順序で構成される2文字の単語
を、すべて1回の打けん操作で「複合入力」できるよう
にした。しかし、2文字の単語は、他に「母音+子音」
の順序や「子音+子音」の組み合わせになるものもあ
り、これらを含めて簡単に「複合入力」できると大変都
合が良いことになる。出現頻度の高い2文字を単語を3
つに分けて列記すると、次のようになる。 1.be,do,go,he,me,no,so,to,we 「子音+母音」 2.by,my 「子音+子音」 3.am,an,as,at,if,in,is,it,of,on,or,up,us 「母音+子音」 これらの単語で「子音+子音」は非常に少ない。また、
前記の1.と3.では、子音と母音の位置が逆になる。
3種類とも同じ方法で2文字の「複合入力」を行なおう
とすると、「no」と「on」だけは、順序の異なる同一文
字の組み合わせになり、そのままでは識別できない。し
かし他の単語は、すべて文字の組み合わせが違っている
ので、互いに混同することはない。このように、2文字
の単語に限って「複合入力」するのであれば、さほど難
しいルールは必要ないが、文字数の多い単語について
も、一部を2文字ずつ区切って「複合入力」するとなる
と、多少の工夫が必要となる。そこで、「on」のように
子音と母音が逆になる場合は、「サブIII」キー122
を左指で同時に打って「逆順」キーとして働かせ、他と
区別するようにした。
【0049】2文字の場合と同様に、3文字について
も、かなり出現頻度の高い「the,she,you,who,how 」な
どの単語を、それぞれ1回の打けん操作で単純に「複合
入力」することができる。ところが、このうち「who」
と「how」については、スペルの異なる同一文字の組み
合わせになるので、同じ入力方法では識別できないこと
となる。そこで、「how 」のように3文字で子音と母音
が一つおきになる場合は、「サブI」キー120を左指
で同時に打って「交互」キーとして働かせ、他と区別す
るようにした。
【0050】文字数の多い4文字以上の単語を、1回の
打けん操作で入力することは難しいが、音節の区切りと
は別に、2文字か3文字単位に分解すると、比較的容易
に高速で入力できることとなる。しかし、2文字と3文
字単位の「複合入力」は、前述した「no」と「on」、
「who 」と「how 」のように、綴りの順序にルールを定
めて区別する必要がある。そこで、2文字と3文字の単
位を次のように区分することとした。 1.正順の区分 2文字か3文字の単位で「he」や「you 」のように子音
が先行し、母音が後になるものや、「sky 」のように子
音だけのもの(または母音だけのもの)を「正順」とし
て扱うこととする。 2.逆順の区分 2文字か3文字の単位で、「as」や「and 」のように母
音が先行し、子音が後になるものを「逆順」とし、「サ
ブIII 」キー122を使って他と区別する。 3.交互の区分 3文字の単位で、「him 」や「one 」のように子音と母
音が一つおきになるものを「交互」とし、「サブI」キ
ー120を使って他と区別する。そして、前記のような
区分にしたがって、アルファベットの綴りを15のパタ
ーンに分類したのが、図11、図12に示す表である。
なお、図11、図12に示すパターンでは、同じ子音や
母音が重複する部分は、Lシフトキー119を使って入
力し、また、各キーのシフト状態にある子音は、シフト
キー116やFシフトキー117を使って入力するよう
にした。
【0051】そこで、本実施例では前述したように、複
合入力手段170のパターン記録手段171に15の英
文のパターン((A)〜(O)のパターン)を記録し、
複数のキーを1打けんで操作した際に、そのキーの組み
合わせのパターンを、パターン比較手段172で比較
し、パターン比較手段172で該当するパターンが発見
された際に前記パターン記録手段171から文字列選択
手段173によって、当該パターンに対応した単語を出
力するようになっているので、2文字単位あるいは3文
字単位の「複合入力」により、すべての単語を高速で入
力できるものである。
【0052】なお、図11に示す2文字の「正順」
(A)・(B)・(C)のパターンを入力する場合に
は、対象の2文字を右指で同時に打って入力するが、
(D)は子音の一つを、(E)は母音の一つを右指で打
ちながら、それぞれLシフトキー119を右の親指か小
指で同時に打って入力すれば良い。また(F)のパター
ンを入力する場合には、母音と子音を右指で同時に打ち
ながら、「サブIIIキー(逆順)」122を右親指か左
指で同時に打って入力すれば良い。
【0053】各キーのシフト状態にある子音は、親指シ
フトで入力する。子音が2つ続く「複合入力」で「by」
のように子音の1番目がシフト位置であれば、シフトキ
ー116を右か左の親指で同時に打って入力し、「slo
w」のように子音の2番目がシフト位置であれば、Fシ
フトキー117を右親指で同時に打って入力する。また
「blue」のように2つともシフト状態であれば、シフト
キー116とFシフトキー117を左右の親指で同時に
打って入力する。
【0054】子音が2つ続く「複合入力」は、子音の順
序が概ね決まっているが、順序が2組みあるケースも合
って、たとえば「most」と「nuts」では、「st」および
「ts」部分が互いに逆になるので、前に来る文字との関
係を複合入力手段170が自動的にスペルチェックし、
適切な順序を機械的に選択できるようになっている。な
お、「cast」と「cats」のように、前にくる文字が同じ
で後半の「st」および「ts」部分が逆になる場合は、出
現頻度の高い「st」を優先し、「ts」を入力したいとき
は、「サブIIIキー(逆順)」キー122を左指で同時
に打つか、「st」を入力した後に変換キー116を右か
左の親指で打って変換入力するようにされている。また
母音が2つ続く「each」と「aero」なども「ea」を優先
し、子音と同じ方法で打ち分けるようにすれば良い。
【0055】図13は、英語入力における2文字単位の
複合入力のうち、(A)「子音+母音」の入力例を示す
もので、右親指、右人差指、右中指、右薬指、右小指の
5本の指を図に示す位置に使って、図に示す「come」、
「some」、「give」、「have」、「take」、「like」等
の英単語を入力することができるものである。また、図
14も英語入力における2文字単位の複合入力の例を示
すものであり、右親指、右人差指、右中指、右薬指、右
小指の5本の指を図に示す位置に使って、図に示す「ea
st」、「gets」、「jump」、「help」、「pass」、「al
so」等の英単語(前記パターンB〜F)を入力すること
ができるものである。
【0056】また、図12に示す3文字単位の(G)〜
(O)のパターンは、次のようにして入力する。すなわ
ち、3文字の「正順」(G)・(H)・(I)のパター
ンでは、対象の3文字を右指で同時に打って入力する
が、(J)のパターンでは、子音と母音を右指で同時に
打ちながら、Lシフトキー119を右の親指か小指で同
時に打って入力する。また3文字の「逆順」(K)・
(L)のパターンでは、3文字を右指で同時に打ちなが
ら、「サブIIIキー(逆順)」キー122を左指で同時
に打って入力するが、(M)のパターンは、母音と子音
を右指で同時に打ちながら、「サブIIIキー(逆順)」
キー122を左指で、Lシフトキー119を右の親指か
小指で同時に打って入力すれば良い。さらに、3文字の
「交互」(N)・(O)のパターンでは、3文字を右指
で同時に打ちながら、「サブIキー(交互)」キー12
1を左指で同時に打って入力すれば良い。
【0057】3文字の「複合入力」で「dry 」のように
子音の1番目がシフト位置であるならば、シフトキー1
16を右か左の親指で同時に打って入力し、「and 」の
ように子音の2番目がシフト位置であるならば、Fシフ
トキー117を右の親指で同時に打って入力すれば良
い。また「dig 」のように2つある子音が共にシフト位
置であるならば、シフトキー116とFシフトキー11
7を左右の親指で同時に打って入力する。なお、3つの
子音全てがシフト位置になることはないので、その説明
は省略する。
【0058】すくないケースではあるが、「ten 」と
「net 」のように、全く同じ3文字の組合わせで互いに
文字の順序が入れ替わる場合は、頻度の高い「ten 」を
そのまま入力し、「net 」の方は、同じ3文字を打ちな
がら「サブIIIキー(逆順)」キー122を同時に打つ
か、「ten 」の入力後に変換キー116を打って「ne
t」に変換入力すれば良い。
【0059】図15は、英語入力における3文字単位の
複合入力の例を示すもので、右親指、右人差指、右中
指、右薬指、右小指の5本の指を図に示す位置に使っ
て、図に示す「sketch」、「weight」、「prefer」、
「degree」、「offend」、「outage」等の英単語を入力
することができるものである。
【0060】図16は、英語入力における変速的な指使
いの複合入力の例を示すもので、右親指、右人差指、右
中指、右薬指、右小指の5本の指を図に示す位置に使っ
て、図に示す「shadow」、「outlaw」、「quarts」、
「twenty」、「paying」、「bring」等の英単語を入力
することができるものである。なお、「複合入力」の指
の使い方は、原則的に指のポジションを守りながら、一
部変速的な打ち方になるが、図16に示す例のように、
「子音エリア」で同じ縦列のキーを同時に打つ場合に
は、中指・薬指・小指の各ポジションを1列だけずらし
たり、親指を加えて打つようにすれば良い。同様に、
「母音エリア」でも同じ縦列のキーを2つか3つ同時に
打つような場合には、人差指に親指や中指を加えて打つ
ようにすれば良い。
【0061】本実施例のキー入力装置3では、できるだ
け別々のキーを組み合わせて、「複合入力」できるよう
に配慮してあり、2〜3文字単位の中で、同じキーのシ
フト位置と非シフト位置の文字が同時に出現することを
避けてあるが、例えば「defy」や「film」などの「fy」
や「lm」部分の組み合わせに限っては、同じキーのシフ
ト位置と非シフト位置の文字を「複合入力」する必要が
ある。この場合「Y」キーや「L」キーを打ちながらシ
フトキー116とFシフトキー117を左右の親指で同
時に打つと、入力できるようになっている。また、3文
字についても、「pantry」や「every 」などの「pan、e
ve」部分は、同じキーを交互に打って入力する必要があ
るが、この場合、「P+A 」や「E+V」を打ちながら、
「サブI(交互)」キー120と「サブIII(逆順)」
キー122を左指で同時に打つと、「複合入力」するこ
とができる。また、「X」は、「mix 」や「oxen」な
ど、音節の末尾に使われることが多いので、下段左端に
右親指で打ちやすく配列してあり、前にくる母音や、
「子音+母音」と同時に打って入力する場合、「サブI
(交互)」キー120と「サブIII(逆順)」キー122
を使わずに、「複合入力」することができる。なお、図
17は、特殊操作の複合入力例を示すもので、左指、親
指、人差指、中指、薬指、小指を使って図のような単語
を入力することができるものである。
【0062】なお、以上説明した「複合入力」におけ
る、単語の1〜3文字単位での分け方には、特定のルー
ルはなく、必ずしも音節の区切りにこだわらず、なるべ
く打ちやすい単位で分けるようにすれば良い。たとえ
ば、4文字の単語の「give」や「fish」は、「2+2」
文字に分け、「this」や「when」や「next」は、「3+
1」文字に分けるようにすると、打ちやすくなる。ま
た、5文字の単語の「field 」や「grass 」は、「3+
2」文字に分け、「fight 」や「basic 」は、「2+
3」文字に分けるようにすると、打ちやすくなる。前に
も触れたが、英語で頻度の高い単語は、易しく文字数の
少ないものに多い。2文字の単語では、正順の「he,me,
we,do,go,no,so,to,by,my 」や、逆順の「an,it,us,am,
is,at,in,on,as」などである。3文字では、正順の「th
e,she,you,why 」、逆順や交互の「and,him,for 」、語
尾に付く「〜ing,〜ght,〜tch 」などである。さらに、
4文字では、「this,they,them,come,have」や、語尾に
付く「〜tion, 〜ough」などである。これらの単語や文
字の組み合せは、これまでに説明した「複合入力」によ
って、極めて簡単に打つことができる。
【0063】15種類ものパターンを瞬時に判別して、
複数のキーを同時に打つ操作は、ある程度熟練しないと
難しいように思える。しかし、ここではすべての単語を
「複合入力」できるようにするため、多少、複雑で難し
い打ち方の例もあげ、めったに使わないケースも含めて
説明した。したがって、すべての打ち方にトライする必
要はなく、上にあげたよく使う打ちやすい単語だけでも
十分に効果があり、易しい単語から次第に難しい単語へ
と段階的に取り組めば、比較的導入しやすい。その際、
3文字の組み合わせで、打ちにくい指の使い方について
は、無理をせず、2文字や1文字単位に分けて入力すれ
ばよい。なお、この「複合入力」は、あまり頭で覚えよ
うとせず、ルールをマスターしたうえで、単語ごとに指
のカタチで習熟し、打った後、常にホームポジションに
指を戻すくせをつければ、流れのよい高速入力がものに
なる。
【0064】さて、本実施例の英文処理手段165に
は、図10に示すように、複合入力手段170以外にも
各種の多様な入力を可能する機能が設けられているた
め、補足して説明する。すなわち、略語・短縮変換制御
部174は、よく使う語句や記号を、その頭文字などの
略語で簡単に呼びだせるように登録しておく「略語変
換」や、1度変換された語句を順次自動的に登録して、
頭文字1〜2文字で呼び出せるようにした「短縮変換」
の各機能を実現するものであり、いずれの機能もサブキ
ー120〜122および機能シフトキー118を同時に
打けんすることで呼び出される。
【0065】より具体的には、1文字以上の短い略語を
サブIキー120および機能シフトキー118とともに
打つと、英語の慣用語句が呼び出されて出力され、略語
をサブIIキー121および機能シフトキー118ととも
に打つと、固有名詞・外来語・数字・記号などが呼び出
されるようになっている。一方、サブIIIキー122は
1度変換された語句を順次自動的に登録して、頭文字1
〜2文字で呼び出せるようにした「短縮変換」キーとし
て作用し、頭文字1〜2文字を右指で打ちながら、サブ
IIIキー122を左指で、機能シフトキーを右親指で同
時に打てば、短縮変換された文字が呼びだされる。この
場合、次候補は変換キーを、前候補は無変換キーを単独
に打って呼びだすようにしてもよい。
【0066】スペース制御部175は、スペースキー1
18を単語の末尾の文字や句読点と同時に入力する機能
を実現するものである。すなわち、英語はアルファベッ
トで書き表すので、文の区切りを分かりやすくする必要
から、単語と単語の間に必ず空白(スペース)を挟んで
「分かち書き」をする。そのため、スペースキー118
の使用頻度が非常に高く、このスペースキー118を単
語の末尾の文字や句読点と同時に入力できれば約20%
の打鍵時間の短縮になるため、スペース制御部175を
設けたものである。この文字や句読点と同時にスペース
キー118を入力する「複合スペース」は、サブIIキー
121を使って、次のようにして行なう。 1)単語末との複合 単語末との複合は、2〜3文字単位の複合入力か、単語
の末尾の1文字を打ちながら、サブIIキー121を左指
で同時に打って、後に空白を入力する。 2)句読点との複合 句読点との複合は、カンマ(,)、ピリオド(.)を親指
シフトで打ちながらサブIIキー121を左指で同様に打
って、句読点の後に空白を入力する。
【0067】図18は、複合スペースの入力例を示すも
ので、右親指、右人差指、右中指、右薬指、右小指の5
本の指を図に示す位置に使って、図に示すような複合ス
ペースの入力することができる。図18の例のように、
2文字以上の単語は、2〜3文字単位の「複合入力」
か、末尾の1文字を打ちながら、サブIIキー121を同
時に打つと、文字の後に空白が入力される。ただし、1
文字の単語である不定冠詞の「a」に限っては、大文字
の入力と混同するのを避けるため、アルファベット
「A」の1文字とLシフトキー119を右小指で同時に
打ちながら、サブIIキー121を同時に打って「a」の
後に空白を入力する。
【0068】大文字制御部176は、英文字を大文字に
するものであり、ここでは、複数の英文字を同時に打け
んした際に、打けんされた文字のうち最初の1文字ある
いはすべての文字を大文字で表示して画面上に出力する
ようになっている。具体的には、文の始まりや固有名詞
の頭文字などを1文字だけ大文字にする場合には、「サ
ブIIキー」121を押しながら、文頭や固有名詞などの
単語の最初の1文字だけを打てば良く、略語や特定の単
語をそっくり大文字にする場合には、「サブIIキー」1
21を押しながら、アルファベットを1文字ずつ打て
ば、数個のアルファベットの大文字を入力することがで
きるようにされている。図19は、この語頭の大文字の
入力例を示すもので、右親指、右人差指、右中指、右薬
指、右小指の5本の指を図に示す位置に使って、図に示
すような語頭の大文字の入力することができる。なお、
図19の例のように、1文字の単語である不定冠詞の
「a」の大文字や、人称代名詞の「I」は、1つの大文字
と後に続く空白を一緒に入力するため、サブIIキー12
1を打ちながら、これらの1文字を同時に打ち、さらに
Lシフトキーと機能シフトキーを同時に打って入力す
る。なお「語頭の大文字」と前述した単語の末尾の「複
合スペース」では、同じ「サブIIキー121」を使う
が、大文字は必ず、句読点やスペースの後に入力するの
で、プログラム上の矛盾が生じることはない。
【0069】図20ないし図22は、英文の高速入力の
例を指との関係で示したもので、本実施例によれば、こ
れらの図に示す文例1ないし10の文章を従来に比べて
少ない打けん回数で入力できるものである。
【0070】図23は、前述したワープロ機能の配列に
代えて、パソコンのキーボードへの適用を考えたキー入
力装置の第2の実施例を示すもので、表示文字が英語に
なっている他は、前述した実施例のものとほぼ同様であ
り、ここでは同一符号を付してその説明を省略する。
【0071】このような本実施例によれば、英文を入力
する際に、2〜3文字の綴りを1回の打けん操作で入力
することができる。このため、1文字ごとに英文字を入
力する従来の入力法に比べて、入力時間を短縮でき、高
速にかつ操作性よく英文を入力することができる。
【0072】また、同時に押された複数キーによって入
力された英文字の順序を、パターン記録手段171、パ
ターン比較手段172、文字列選択手段173からなる
複合入力手段170によって並び替えて出力しているた
め、操作性を一層向上することができる。特に、前記実
施例では、英文のアルファベットの綴りの特徴を研究
し、2文字単位の6パターンおよび3文字単位の9パタ
ーンの計15パターンを設定しているので、頻度の高い
文字順を殆どカバーでき、かつ適宜サブキー120〜1
22を併用することで文字順を指示することもできるの
で、生成された文字列を打ち直す必要が殆ど無く、操作
性をより一層向上することができる。
【0073】さらに、パターン記録手段171、パター
ン比較手段172を設けているので、前記15パターン
以外にもパターンを追加することもでき、入力者のくせ
や要望に合わせた並び替えパターンを記録して利用する
こともでき、入力操作性をより向上することができる。
また、英文処理手段165は、複合入力手段170の他
に、略語・短縮変換制御部174、スペース制御部17
5、大文字制御部176を備えているため、英文をより
効果的に入力することができ、より一層の高速化や操作
性の向上を図ることができる。
【0074】さらに、本実施例では、複合入力検出手段
141において、複数のキーが同時に押されているか
を、操作時のばらつきが少ないキーが離されたタイミン
グを検出してチェックしているので、同時に押されたキ
ーを確実に検出することができ、誤検出による文字入力
のエラー等を無くすことができる。また、キー入力装置
3に、3種類のバッファ151A〜153A、カウンタ
151B〜153Bを設けているので、同時に押された
キーだけではなく、押され続けているキーも検出するこ
とができ、各種のキーの組み合わせを実現でき、各種機
能をキーの組み合わせによって容易に実現することがで
きる。
【0075】また、本実施例では、通常のキーボードに
比べてキー数が少ない入力装置3を用いているので、小
型化が図れ、片手での操作も可能にできる。特に、本実
施例のキー入力装置3は、少なくとも上下3段左右5列
の15個のキーからなりその左右何れか一方側が基準側
とされたメインキーエリア3Aを含み、当該メインキー
エリア3Aのうち前記基準側2列のキー群からなるエリ
アを主に母音を入力する母音エリア3Dに設定し、前記
メインキーエリア3Aの残り3列のキー群からなるエリ
アを子音を入力する子音エリア3Eに設定しているの
で、キー入力時に手をこの3段5列のキーに添れば、母
音エリア3Dが人差指のポジションとなり、子音エリア
3Eが中指・薬指・小指のポジションとなって、活動量
の多い人差指によって出現頻度の高い母音の入力操作を
行なうことができる。
【0076】なお、本発明は前記実施例の構成に限らな
い。例えば、図24(A),(B)に示すような、QW
ERTY配列やDvorak配列のキー入力装置(キー
ボード)等に適用してもよい。また、本発明のキー入力
装置は、前記実施例のワープロ本体1のように画面2a
が一体化されたものに限らず、デスクトップ型パソコン
のキーボードのようにキーのみが設けられたキー入力装
置にも利用することができる。要するに、本発明は、ワ
ープロやパソコン等の各種機器の入力装置として広く利
用することができる。
【0077】パターン記録手段171に記録するパター
ンは、前記(A)〜(O)の15パターンに限らず、例
えば2文字のパターンのみ記録したり、4文字以上のパ
ターンを追加してもよく、実施に当たって適宜設定すれ
ばよい。但し、前記15パターンは英文に頻出する文字
列を検討した結果、設定されたものであり、英文入力を
効果的に行うことができる点で優れている。また、前記
実施例では、文字並びが異なる文字列(正順および逆
順)をサブキー120、122を同時に押すことで入力
できるように設定していたが、頻度の高い文字順のみを
パターン化し、頻度の少ない文字順は変換キーを押した
り、1文字づつ入力することで対応してもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果を奏する。請求項1に記載のキー入
力装置によれば、英文を入力する際に、2〜3文字のア
ルファベットの綴りを複数のキーを同時に打けんするこ
とで入力することができるので、英文入力における入力
回数を削減できて操作性を向上することができ、入力時
間も短縮することができる。
【0079】また、請求項5に記載のキー入力装置によ
れば、複数キーの同時入力を、複数の押されたキーが離
される(上がった)タイミングで検出する複合入力検出
手段を設けているので、同時に打けんされたキーを確実
に検出することができ、誤検出のない検出つまりエラー
入力の発生が少ない入力装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるキー入力装置の斜視図
である。
【図2】前記実施例のキー入力装置のキー配列を示す平
面図である。
【図3】前記実施例のキー入力装置の英語入力の際の文
字の割付例を示す平面図である。
【図4】前記実施例のキー入力装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】前記実施例のキー入力装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】前記実施例の複合入力検出手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】前記実施例のキー入力装置に設けられたデータ
記憶領域を示す概念図である。
【図8】前記実施例のキー入力装置の複合入力を説明す
るために示した打鍵タイミングの図である。
【図9】前記実施例の文字列生成処理手段の構成を示す
ブロック図である。
【図10】前記実施例の英文処理手段の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】パターン記録手段に記録される英文の2文字
単位のパターンを示す図である。
【図12】パターン記録手段に記録される英文の3文字
単位のパターンを示す図である。
【図13】英語の2文字単位の複合入力の例を示す図で
ある。
【図14】英語の2文字単位の複合入力の例を示す図で
ある。
【図15】英語の3文字単位の複合入力の例を示す図で
ある。
【図16】英語の複合入力における変速的な指使いの例
を示す図である。
【図17】英語の複合入力における特殊操作の指使いの
例を示す図である。
【図18】複合スペースの入力例を示す図である。
【図19】語頭の大文字の入力例を示す図である。
【図20】英文の高速入力の例を示す図である。
【図21】英文の高速入力の例を示す図である。
【図22】英文の高速入力の例を示す図である。
【図23】本発明の第2の実施例にかかるもので、パソ
コン仕様におけるキー入力装置の文字の割付を示す平面
図である。
【図24】QWERTY配列およびDvorak配列を説明するため
に示した平面図である。
【符号の説明】
1 ワープロ本体 2 蓋体 2a 画面 3 キー入力装置 3A メインキーエリア 3B コントロールキーエリア 3C サブキーエリア 3D 母音エリア 3E 子音エリア 140 キー入力部 141 複合入力検出手段 142 文字列生成処理手段 161 サブキー処理手段 162 2重母音処理手段 163 子音2キー処理手段 164 撥音キー処理手段 165 英文処理手段 170 複合入力手段 171 パターン記録手段 172 パターン比較手段 173 文字列選択手段 174 略語・短縮変換制御部 175 スペース制御部 176 大文字制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーが同時に打けんされたことを
    検出する複合入力検出手段と、同時に打けんされた複数
    のキーにより入力される英文のアルファベットの綴り
    を、予め設定された英文用パターンで並べかえる英文処
    理手段とを具備したことを特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキー入力装置におい
    て、前記英文処理手段は、前記英文用の組み合わせパタ
    ーン及び当該パターンに対応する文字列を記録したパタ
    ーン記録手段と、複数のキーが同時に打けんされた際に
    当該同時に打けんされたキーの組み合わせを前記パター
    ン記録手段に記録されたパターンと比較するパターン比
    較手段と、前記パターン比較手段で該当するパターンが
    発見された際に前記パターン記録手段から当該パターン
    に対応した前記文字列を取得して出力する文字列選択手
    段とを具備したことを特徴とするキー入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のキー入力装置におい
    て、前記パターン記録手段にはキーの組合わせパターン
    に対応して文字並びが異なる複数の文字列が設定され、
    前記文字列選択手段は所定のキー操作により前記複数の
    文字列を順次選択するように構成されていることを特徴
    とするキー入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のキー入力装
    置において、前記英文用パターンは、英文のアルファベ
    ットの綴りについて、2文字単位の6つのパターン
    (A)子音+母音、(B)子音+子音、(C)母音+母
    音、(D)重複の子音、(E)重複の母音、(F)母音
    +子音と、3文字単位の9つのパターン(G)子音+母
    音+母音、(H)子音+子音+母音、(I)子音+子音
    +子音、(J)子音+重複の母音、(K)母音+母音+
    子音、(L)母音+子音+子音、(M)母音+重複の子
    音、(N)子音+母音+子音、(O)母音+子音+母音
    の合計15のパターンにまとめたものであることを特徴
    とするキー入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の何れかに記載の
    キー入力装置において、前記複合入力検出手段は、押さ
    れている複数のキーのなかで最初に離されたキーと、こ
    のキーが離された時から一定時間内に離されたキーとを
    同時に打けんしたキーと判断するように設定されている
    ことを特徴とするキー入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299188C (zh) * 2004-11-29 2007-02-07 杨代旻 英文输入方法
JP2017162358A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 キヤノン株式会社 文字入力装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体

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