JPH0821321A - ガソリン冷却装置 - Google Patents
ガソリン冷却装置Info
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- JPH0821321A JPH0821321A JP15440494A JP15440494A JPH0821321A JP H0821321 A JPH0821321 A JP H0821321A JP 15440494 A JP15440494 A JP 15440494A JP 15440494 A JP15440494 A JP 15440494A JP H0821321 A JPH0821321 A JP H0821321A
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍機の冷房能力に対し冷房負荷が高い場合
に、冷房能力を空調のみに集中する。 【構成】 被冷却管29と冷却管30とを配設した蓄熱
式熱交換器24内には蓄熱剤28を充填している。冷凍
機の冷房能力に対し冷房負荷が低い場合には第一の電磁
弁43を開放して冷却管30内に冷媒を流し、蓄熱剤2
8を冷却する。これと同時に被冷却管29内のガソリン
を冷却する。冷凍機の冷房能力に対し冷房負荷が高い場
合には、第一の電磁弁43を閉じる。この場合は、蓄熱
剤28によって被冷却管29内を流れるガソリンを冷却
する。冷凍機の冷房能力に対する冷房負荷の高低は、制
御器45が検出手段からの検出信号を、設定値と比較す
る事で判定する。この検出手段として、車速センサ4
6、エンジン回転数センサ47、温度センサ48を採用
する。
に、冷房能力を空調のみに集中する。 【構成】 被冷却管29と冷却管30とを配設した蓄熱
式熱交換器24内には蓄熱剤28を充填している。冷凍
機の冷房能力に対し冷房負荷が低い場合には第一の電磁
弁43を開放して冷却管30内に冷媒を流し、蓄熱剤2
8を冷却する。これと同時に被冷却管29内のガソリン
を冷却する。冷凍機の冷房能力に対し冷房負荷が高い場
合には、第一の電磁弁43を閉じる。この場合は、蓄熱
剤28によって被冷却管29内を流れるガソリンを冷却
する。冷凍機の冷房能力に対する冷房負荷の高低は、制
御器45が検出手段からの検出信号を、設定値と比較す
る事で判定する。この検出手段として、車速センサ4
6、エンジン回転数センサ47、温度センサ48を採用
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係るガソリン冷却装置
は、冷房能力を低下させる事なく、ガソリンタンク内で
のガソリンの蒸発を抑制しガソリン蒸気が大気中に放散
されるのを防止する。
は、冷房能力を低下させる事なく、ガソリンタンク内で
のガソリンの蒸発を抑制しガソリン蒸気が大気中に放散
されるのを防止する。
【0002】
【従来の技術】夏期等周囲の温度が高い場合には、ガソ
リンタンク内の温度が上昇する。そして、このガソリン
タンク内に貯溜されたガソリンが蒸発する事により、ガ
ソリン蒸気が発生する。このガソリン蒸気をそのまま大
気中に放散した場合、ガソリンタンク内のガソリンの減
少により見掛け上の燃料消費率が悪化するだけでなく、
人体に有害な炭化水素(HC)による環境汚染の原因と
なる恐れがある。
リンタンク内の温度が上昇する。そして、このガソリン
タンク内に貯溜されたガソリンが蒸発する事により、ガ
ソリン蒸気が発生する。このガソリン蒸気をそのまま大
気中に放散した場合、ガソリンタンク内のガソリンの減
少により見掛け上の燃料消費率が悪化するだけでなく、
人体に有害な炭化水素(HC)による環境汚染の原因と
なる恐れがある。
【0003】この為、上記ガソリン蒸気を冷却する事に
より凝縮液化して、ガソリンタンク内に戻すガソリン冷
却装置が各種考えられている。この様なガソリン冷却装
置は、例えば、特開昭61−102315号公報、実開
昭63−67657号公報、同63−113760号公
報等に記載されている様に、自動車用空気調和装置を構
成する冷凍機内を循環する冷媒を利用してガソリンを冷
却する。この様な従来から知られたガソリン冷却装置を
説明するのに先立ち、先ず、上記自動車用空気調和装置
を構成する冷凍機に就いて簡単に説明する。
より凝縮液化して、ガソリンタンク内に戻すガソリン冷
却装置が各種考えられている。この様なガソリン冷却装
置は、例えば、特開昭61−102315号公報、実開
昭63−67657号公報、同63−113760号公
報等に記載されている様に、自動車用空気調和装置を構
成する冷凍機内を循環する冷媒を利用してガソリンを冷
却する。この様な従来から知られたガソリン冷却装置を
説明するのに先立ち、先ず、上記自動車用空気調和装置
を構成する冷凍機に就いて簡単に説明する。
【0004】自動車用空気調和装置を構成する冷凍機と
して、一般に蒸気圧縮式冷凍機が利用されている。図4
はこの様な蒸気圧縮式冷凍機の基本構成を示している。
蒸気圧縮式冷凍機は、コンプレッサ1と、コンデンサ2
と、エバポレータ3と、これら各部材1〜3を結ぶ冷媒
配管4、4とから構成される。上記コンプレッサ1は自
動車走行用のエンジンにより駆動されて冷媒を圧縮す
る。又、上記コンデンサ2は上記コンプレッサ1から吐
出された高温高圧の冷媒を凝縮させる。更に、上記エバ
ポレータ3は、上記コンデンサ2より送り出された冷媒
を蒸発させてから、上記コンプレッサ1に戻す。そし
て、上記冷媒配管4、4は、上記コンプレッサ1の冷媒
出口とコンデンサ2の冷媒入口、コンデンサ2の冷媒出
口とエバポレータ3の冷媒入口、エバポレータ3の冷媒
出口とコンプレッサ1の冷媒入口とを、それぞれ接続す
る。図4で5は貯液器、6は膨張弁である。この貯液器
5は、上記コンデンサ2から送り出された冷媒を一時的
に貯めておく。又、膨張弁6は上記エバポレータ3に送
り込まれる冷媒を、急激に膨張させる。
して、一般に蒸気圧縮式冷凍機が利用されている。図4
はこの様な蒸気圧縮式冷凍機の基本構成を示している。
蒸気圧縮式冷凍機は、コンプレッサ1と、コンデンサ2
と、エバポレータ3と、これら各部材1〜3を結ぶ冷媒
配管4、4とから構成される。上記コンプレッサ1は自
動車走行用のエンジンにより駆動されて冷媒を圧縮す
る。又、上記コンデンサ2は上記コンプレッサ1から吐
出された高温高圧の冷媒を凝縮させる。更に、上記エバ
ポレータ3は、上記コンデンサ2より送り出された冷媒
を蒸発させてから、上記コンプレッサ1に戻す。そし
て、上記冷媒配管4、4は、上記コンプレッサ1の冷媒
出口とコンデンサ2の冷媒入口、コンデンサ2の冷媒出
口とエバポレータ3の冷媒入口、エバポレータ3の冷媒
出口とコンプレッサ1の冷媒入口とを、それぞれ接続す
る。図4で5は貯液器、6は膨張弁である。この貯液器
5は、上記コンデンサ2から送り出された冷媒を一時的
に貯めておく。又、膨張弁6は上記エバポレータ3に送
り込まれる冷媒を、急激に膨張させる。
【0005】上述の様に構成される蒸気圧縮式冷凍機の
運転時、上記冷媒は、図4に示した回路を循環する。こ
の際、コンプレッサ1から送り出された高温高圧の冷媒
は、コンデンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を
行なって凝縮液化し、貯液器5に溜められる。この貯液
器5から送り出された冷媒は、膨張弁6を通過する事で
急激に膨張した状態で、エバポレータ3内に送り込まれ
る。そして、このエバポレータ3内で蒸発してから、上
記コンプレッサ1に戻される。液状の冷媒がエバポレー
タ3内で蒸発する事により、このエバポレータ3の温度
が低下する為、このエバポレータ3に空気を流通させれ
ば、この空気を冷却したり、或は除湿したりできる。
尚、上記膨張弁6の開度は、エバポレータ3の出口部分
に於ける冷媒温度により調節される。
運転時、上記冷媒は、図4に示した回路を循環する。こ
の際、コンプレッサ1から送り出された高温高圧の冷媒
は、コンデンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を
行なって凝縮液化し、貯液器5に溜められる。この貯液
器5から送り出された冷媒は、膨張弁6を通過する事で
急激に膨張した状態で、エバポレータ3内に送り込まれ
る。そして、このエバポレータ3内で蒸発してから、上
記コンプレッサ1に戻される。液状の冷媒がエバポレー
タ3内で蒸発する事により、このエバポレータ3の温度
が低下する為、このエバポレータ3に空気を流通させれ
ば、この空気を冷却したり、或は除湿したりできる。
尚、上記膨張弁6の開度は、エバポレータ3の出口部分
に於ける冷媒温度により調節される。
【0006】前記各公報に記載された従来のガソリン冷
却装置は、上述した様な蒸気圧縮式冷凍機の冷媒を利用
して、ガソリン蒸気の冷却を行なう。例えば、上記特開
昭61−102315号公報に記載された、従来のガソ
リン冷却装置の第1例は、図5〜6に示す様に構成して
いる。尚、この従来の第1例のガソリン冷却装置は、ガ
ソリンタンクから取り出されたガソリンのうち、プレッ
シャレギュレータによってエンジン(図示せず)に取り
込まれなかった余剰ガソリンを上記ガソリンタンクに戻
す、ガソリン戻し管11の途中に設けている。そして、
上記余剰ガソリンの温度を低下させるのに利用する。即
ち、上記余剰ガソリンは、ガソリンを送り出す為のポン
プによる断熱圧縮の他、高温のエンジンルーム内を通過
する事で温度上昇する。従って、この余剰ガソリンをそ
のままガソリンタンク内に戻すと、ガソリンタンク内の
温度が上昇し、ガソリンの蒸発気化が促進されてしま
う。そこで、上記ガソリン戻し管11の途中に設けたガ
ソリン冷却装置によって上記余剰ガソリンを冷却し、ガ
ソリンタンク内に貯溜されたガソリンの温度上昇を抑え
る。これにより、ガソリンの蒸発そのものを抑える。
却装置は、上述した様な蒸気圧縮式冷凍機の冷媒を利用
して、ガソリン蒸気の冷却を行なう。例えば、上記特開
昭61−102315号公報に記載された、従来のガソ
リン冷却装置の第1例は、図5〜6に示す様に構成して
いる。尚、この従来の第1例のガソリン冷却装置は、ガ
ソリンタンクから取り出されたガソリンのうち、プレッ
シャレギュレータによってエンジン(図示せず)に取り
込まれなかった余剰ガソリンを上記ガソリンタンクに戻
す、ガソリン戻し管11の途中に設けている。そして、
上記余剰ガソリンの温度を低下させるのに利用する。即
ち、上記余剰ガソリンは、ガソリンを送り出す為のポン
プによる断熱圧縮の他、高温のエンジンルーム内を通過
する事で温度上昇する。従って、この余剰ガソリンをそ
のままガソリンタンク内に戻すと、ガソリンタンク内の
温度が上昇し、ガソリンの蒸発気化が促進されてしま
う。そこで、上記ガソリン戻し管11の途中に設けたガ
ソリン冷却装置によって上記余剰ガソリンを冷却し、ガ
ソリンタンク内に貯溜されたガソリンの温度上昇を抑え
る。これにより、ガソリンの蒸発そのものを抑える。
【0007】この様なガソリン冷却装置は、図5に示す
様にエバポレータ3と並列に設けている。即ち、上記コ
ンデンサ2から送り出され、貯液器5を通過した冷媒
は、開閉弁8、膨張手段9を通過してから、熱交換器7
を構成する冷却容器10内に噴出する事により蒸発し
て、この冷却容器10内の温度を低下させる。上記ガソ
リン戻し管11の中間部は、図6に示す様にこの冷却容
器10内に、U字形に折り返された状態で配設してい
る。そして、その外周面に放熱フィン12、12を設け
ている。この為、上記ガソリン戻し管11を通じてガソ
リンタンクに戻されるガソリンの温度が低下し、前記余
剰ガソリンによって、ガソリンタンク内に貯溜されたガ
ソリンの温度が上昇する事が防止される。尚、ガソリン
戻し管11の途中で、上記冷却容器10よりも上流側部
分には、このガソリン戻し管11内を流れる余剰ガソリ
ンの温度を検出する為の温度センサ13を設け、この温
度センサ13が検出する上記余剰ガソリンの温度が一定
値以上の場合にのみ、前記開閉弁8を開き、冷却容器1
0内に冷媒を送り込む様にしている。
様にエバポレータ3と並列に設けている。即ち、上記コ
ンデンサ2から送り出され、貯液器5を通過した冷媒
は、開閉弁8、膨張手段9を通過してから、熱交換器7
を構成する冷却容器10内に噴出する事により蒸発し
て、この冷却容器10内の温度を低下させる。上記ガソ
リン戻し管11の中間部は、図6に示す様にこの冷却容
器10内に、U字形に折り返された状態で配設してい
る。そして、その外周面に放熱フィン12、12を設け
ている。この為、上記ガソリン戻し管11を通じてガソ
リンタンクに戻されるガソリンの温度が低下し、前記余
剰ガソリンによって、ガソリンタンク内に貯溜されたガ
ソリンの温度が上昇する事が防止される。尚、ガソリン
戻し管11の途中で、上記冷却容器10よりも上流側部
分には、このガソリン戻し管11内を流れる余剰ガソリ
ンの温度を検出する為の温度センサ13を設け、この温
度センサ13が検出する上記余剰ガソリンの温度が一定
値以上の場合にのみ、前記開閉弁8を開き、冷却容器1
0内に冷媒を送り込む様にしている。
【0008】又、図7は、前記実開昭63−67657
号公報に記載された、従来のガソリン冷却装置の第2例
を示している。この従来の第2例のガソリン冷却装置
は、貯液器5の出口側とコンプレッサ1の入口側との間
にバイパス管14を設け、このバイパス管14に熱交換
器15を設けている。この熱交換器15はエジェクタ1
6を有しており、このエジェクタ16にコンプレッサ1
を出た圧縮された冷媒を送り込む事により、貯液器5内
の冷媒の一部をこの熱交換器15に吸引する。そして、
この冷媒によってガソリンを冷却する。但し、この従来
の第2例の構造に於いては、温度センサ17が検出する
ガソリンタンクの温度が所定温度以上の場合に開閉弁1
8a、18bを開放し、ガソリン冷却装置を作動させ
る。ガソリンタンクの温度が所定温度に達しない場合
は、開閉弁18a、18bを閉じる。この為、ガソリン
タンクが温度上昇しない場合には、上記冷媒を自動車室
内の空調にのみ使用できる。19は冷媒を膨張させる為
に設けたキャピラリチューブである。
号公報に記載された、従来のガソリン冷却装置の第2例
を示している。この従来の第2例のガソリン冷却装置
は、貯液器5の出口側とコンプレッサ1の入口側との間
にバイパス管14を設け、このバイパス管14に熱交換
器15を設けている。この熱交換器15はエジェクタ1
6を有しており、このエジェクタ16にコンプレッサ1
を出た圧縮された冷媒を送り込む事により、貯液器5内
の冷媒の一部をこの熱交換器15に吸引する。そして、
この冷媒によってガソリンを冷却する。但し、この従来
の第2例の構造に於いては、温度センサ17が検出する
ガソリンタンクの温度が所定温度以上の場合に開閉弁1
8a、18bを開放し、ガソリン冷却装置を作動させ
る。ガソリンタンクの温度が所定温度に達しない場合
は、開閉弁18a、18bを閉じる。この為、ガソリン
タンクが温度上昇しない場合には、上記冷媒を自動車室
内の空調にのみ使用できる。19は冷媒を膨張させる為
に設けたキャピラリチューブである。
【0009】更に、図8は、前記実開昭63−1137
60号公報に記載された、従来のガソリン冷却装置の第
3例を示している。この従来の第3例のガソリン冷却装
置は、ガソリン戻し管20にバイパス管21を設け、こ
のバイパス管21の周囲に、熱交換器15aを設けてい
る。この従来の第3例のガソリン冷却装置は、自動車用
空気調和装置を構成する冷凍機の使用時に、この冷凍機
と共に作動する。即ち、冷凍機の作動に伴ってスイッチ
23がONになる。これにより、三方弁22a、22b
が共にガソリンをバイパス管21に通じさせる向きに切
り換わる。又、冷凍機の作動停止に伴ってスイッチ23
がOFFになる。これにより、三方弁22a、22bが
共にガソリンをバイパス管21に流さず、ガソリン戻し
管20に通じる向きに切り換わる。
60号公報に記載された、従来のガソリン冷却装置の第
3例を示している。この従来の第3例のガソリン冷却装
置は、ガソリン戻し管20にバイパス管21を設け、こ
のバイパス管21の周囲に、熱交換器15aを設けてい
る。この従来の第3例のガソリン冷却装置は、自動車用
空気調和装置を構成する冷凍機の使用時に、この冷凍機
と共に作動する。即ち、冷凍機の作動に伴ってスイッチ
23がONになる。これにより、三方弁22a、22b
が共にガソリンをバイパス管21に通じさせる向きに切
り換わる。又、冷凍機の作動停止に伴ってスイッチ23
がOFFになる。これにより、三方弁22a、22bが
共にガソリンをバイパス管21に流さず、ガソリン戻し
管20に通じる向きに切り換わる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した様
な従来の第1〜3例の構造の場合、ガソリンの温度が高
い限り(従来の第1〜2例の構造の場合)、或は冷凍機
の作動と共に(従来の第3例の構造の場合)、空調機の
冷房負荷に関係なく熱交換器7、15、15aに冷媒が
送り込まれる。この為、条件によっては自動車室内の冷
房を十分に行なえず、快適性を損なう原因となる。例え
ば従来の第1例の構造に於いて、アイドリング時等、エ
ンジンの回転数が低い場合には、コンデンサ2から吐出
される冷媒の量が少ないにも拘らず、ガソリン戻し管1
1を通じてガソリン冷却装置をなす熱交換器7に送られ
る余剰ガソリンの量が多くなる。一方、余剰ガソリンの
温度が高くなる条件と、車室内の冷房負荷(冷凍機の負
荷)が高くなる条件とはほぼ一致する。この為、余剰ガ
ソリンの温度上昇後直ちに上記冷媒を熱交換器7に送る
と、自動車室内の冷房を十分には行なえなくなる事があ
る。従来の第2〜3例の場合も、同様の事が言える。
な従来の第1〜3例の構造の場合、ガソリンの温度が高
い限り(従来の第1〜2例の構造の場合)、或は冷凍機
の作動と共に(従来の第3例の構造の場合)、空調機の
冷房負荷に関係なく熱交換器7、15、15aに冷媒が
送り込まれる。この為、条件によっては自動車室内の冷
房を十分に行なえず、快適性を損なう原因となる。例え
ば従来の第1例の構造に於いて、アイドリング時等、エ
ンジンの回転数が低い場合には、コンデンサ2から吐出
される冷媒の量が少ないにも拘らず、ガソリン戻し管1
1を通じてガソリン冷却装置をなす熱交換器7に送られ
る余剰ガソリンの量が多くなる。一方、余剰ガソリンの
温度が高くなる条件と、車室内の冷房負荷(冷凍機の負
荷)が高くなる条件とはほぼ一致する。この為、余剰ガ
ソリンの温度上昇後直ちに上記冷媒を熱交換器7に送る
と、自動車室内の冷房を十分には行なえなくなる事があ
る。従来の第2〜3例の場合も、同様の事が言える。
【0011】上述の様な不都合を解消し、冷凍機の負荷
に応じてガソリン冷却装置への冷媒送り込みを制御する
ガソリン冷却装置として、実開平4−129670号公
報には、図9に示す様なガソリン冷却装置が開示されて
いる。この従来の第4例のガソリン冷却装置は、熱交換
器24の上流側に電磁弁25を設けている。この電磁弁
25は、制御器26からの指令により開閉する。この制
御器26には、コンプレッサ1の上流側に設けた温度セ
ンサ27からの検出信号を入力している。そして、この
温度センサ27が検出する冷媒の温度が高い場合には、
制御器26は冷房負荷が高いとして、電磁弁25を閉
じ、上記熱交換器24に冷媒を送り込まない。逆に、こ
の温度センサ27が検出する冷媒の温度が低い場合に
は、制御器26は冷房負荷が低いとして、電磁弁25を
開放し、上記熱交換器24に冷媒を送り込める様にす
る。
に応じてガソリン冷却装置への冷媒送り込みを制御する
ガソリン冷却装置として、実開平4−129670号公
報には、図9に示す様なガソリン冷却装置が開示されて
いる。この従来の第4例のガソリン冷却装置は、熱交換
器24の上流側に電磁弁25を設けている。この電磁弁
25は、制御器26からの指令により開閉する。この制
御器26には、コンプレッサ1の上流側に設けた温度セ
ンサ27からの検出信号を入力している。そして、この
温度センサ27が検出する冷媒の温度が高い場合には、
制御器26は冷房負荷が高いとして、電磁弁25を閉
じ、上記熱交換器24に冷媒を送り込まない。逆に、こ
の温度センサ27が検出する冷媒の温度が低い場合に
は、制御器26は冷房負荷が低いとして、電磁弁25を
開放し、上記熱交換器24に冷媒を送り込める様にす
る。
【0012】上記熱交換器24の内部には、蓄熱材28
を設けると共に、被冷却管29と冷却管30とを配設し
ている。従って、上記電磁弁25を閉じた場合でも、上
記蓄熱材28の作用によりガソリンを冷却でき、冷房負
荷の大小に応じてガソリン冷却装置への冷媒送り込みを
制御できるにも拘らず、ガソリンの冷却を継続できる。
この為、上記ガソリンの蒸発量を極力低く抑えると共
に、自動車室内の冷房を十分に行なう事が可能になる。
尚、この図9に於いて31は自動車走行用のエンジン、
32はガソリン送り込み管、33はガソリン戻し管、3
4はガソリンタンク、35はフュエルポンプである。
又、36はストレーナ、37はプレッシャレギュレータ
である。これら各部材32〜37がエンジン31にガソ
リンを送り込む燃料供給装置を構成している。
を設けると共に、被冷却管29と冷却管30とを配設し
ている。従って、上記電磁弁25を閉じた場合でも、上
記蓄熱材28の作用によりガソリンを冷却でき、冷房負
荷の大小に応じてガソリン冷却装置への冷媒送り込みを
制御できるにも拘らず、ガソリンの冷却を継続できる。
この為、上記ガソリンの蒸発量を極力低く抑えると共
に、自動車室内の冷房を十分に行なう事が可能になる。
尚、この図9に於いて31は自動車走行用のエンジン、
32はガソリン送り込み管、33はガソリン戻し管、3
4はガソリンタンク、35はフュエルポンプである。
又、36はストレーナ、37はプレッシャレギュレータ
である。これら各部材32〜37がエンジン31にガソ
リンを送り込む燃料供給装置を構成している。
【0013】しかしながら、上記従来のエンジン冷却装
置の第4例は、制御器26がコンプレッサ1に送り込ま
れる冷媒の温度によって上記冷房負荷の高低を判断し、
この判断を基に上記電磁弁25の開閉を制御する、いわ
ゆるフィードバック制御を行なっている。従って、実際
に冷房負荷が変化した瞬間から上記電磁弁25の切り換
えまでの間に多少の時間的遅れ(タイムラグ)を生じ
る。この為、前記従来の第1〜3例の構造に比べてはる
かに改善されているとは言え、短い時間ではあるが、冷
凍機の冷房能力に対して冷房負荷が高いにも拘らず、上
記ガソリン冷却装置に冷媒が送り込まれる場合がある。
冷凍機の冷房能力に対して冷房負荷が高いにも拘らずガ
ソリン冷却装置に冷媒が送り込まれる事で生じる不都合
は前述した通りである。本発明のガソリン冷却装置は、
上述の様な事情に鑑みて考えたものである。
置の第4例は、制御器26がコンプレッサ1に送り込ま
れる冷媒の温度によって上記冷房負荷の高低を判断し、
この判断を基に上記電磁弁25の開閉を制御する、いわ
ゆるフィードバック制御を行なっている。従って、実際
に冷房負荷が変化した瞬間から上記電磁弁25の切り換
えまでの間に多少の時間的遅れ(タイムラグ)を生じ
る。この為、前記従来の第1〜3例の構造に比べてはる
かに改善されているとは言え、短い時間ではあるが、冷
凍機の冷房能力に対して冷房負荷が高いにも拘らず、上
記ガソリン冷却装置に冷媒が送り込まれる場合がある。
冷凍機の冷房能力に対して冷房負荷が高いにも拘らずガ
ソリン冷却装置に冷媒が送り込まれる事で生じる不都合
は前述した通りである。本発明のガソリン冷却装置は、
上述の様な事情に鑑みて考えたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のガソリン冷却装
置は、従来から知られたガソリン冷却装置と同様に、被
冷却管及び冷却管を配設した熱交換器と、上記被冷却管
に冷却すべきガソリンを送り込む入口管と、上記被冷却
管で冷却されたガソリンをガソリンタンクに戻す出口管
と、自動車用空気調和装置を構成する冷凍機の冷媒回路
を循環する冷媒を上記冷却管に送り込む為の冷媒送り込
み管と、上記冷却管内で蒸発した冷媒を上記冷媒回路に
戻す為の冷媒戻し管とを備えている。
置は、従来から知られたガソリン冷却装置と同様に、被
冷却管及び冷却管を配設した熱交換器と、上記被冷却管
に冷却すべきガソリンを送り込む入口管と、上記被冷却
管で冷却されたガソリンをガソリンタンクに戻す出口管
と、自動車用空気調和装置を構成する冷凍機の冷媒回路
を循環する冷媒を上記冷却管に送り込む為の冷媒送り込
み管と、上記冷却管内で蒸発した冷媒を上記冷媒回路に
戻す為の冷媒戻し管とを備えている。
【0015】特に、本発明のガソリン冷却装置に於いて
は、上記冷媒送り込み管と冷媒送り出し管との何れか一
方の途中に設けた開閉手段と、自動車の走行速度と走行
用エンジンの回転数と自動車室内の温度とのうちの少な
くとも何れか一つを検出する少なくとも1個の検出手段
と、上記開閉手段の開閉状態を切り換える制御器とを備
えている。そして、この制御器は、設定値と上記検出手
段が検出する検出値とを比較し、上記冷凍機の冷房能力
が冷房負荷に対して十分に大きいと判断した場合に上記
開閉手段を開放し、上記冷房能力が上記冷房負荷に対し
て十分に大きくはないと判断した場合に上記開閉手段を
閉じる。
は、上記冷媒送り込み管と冷媒送り出し管との何れか一
方の途中に設けた開閉手段と、自動車の走行速度と走行
用エンジンの回転数と自動車室内の温度とのうちの少な
くとも何れか一つを検出する少なくとも1個の検出手段
と、上記開閉手段の開閉状態を切り換える制御器とを備
えている。そして、この制御器は、設定値と上記検出手
段が検出する検出値とを比較し、上記冷凍機の冷房能力
が冷房負荷に対して十分に大きいと判断した場合に上記
開閉手段を開放し、上記冷房能力が上記冷房負荷に対し
て十分に大きくはないと判断した場合に上記開閉手段を
閉じる。
【0016】
【作用】上述の様に構成される本発明のガソリン冷却装
置の作用は、以下の通りである。先ず、検出手段の検出
値に基づき、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対して十分
に大きいと制御器が判断した場合には、この制御器は開
閉手段を開放し、ガソリン冷却装置を構成する熱交換器
に冷媒を送り込む。これにより、ガソリンを冷却し、ガ
ソリンの蒸発量を抑える。この場合に於いて、自動車用
空気調和装置を構成する冷凍機の冷房能力は十分である
為、自動車室内の冷房は十分に行なえる。
置の作用は、以下の通りである。先ず、検出手段の検出
値に基づき、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対して十分
に大きいと制御器が判断した場合には、この制御器は開
閉手段を開放し、ガソリン冷却装置を構成する熱交換器
に冷媒を送り込む。これにより、ガソリンを冷却し、ガ
ソリンの蒸発量を抑える。この場合に於いて、自動車用
空気調和装置を構成する冷凍機の冷房能力は十分である
為、自動車室内の冷房は十分に行なえる。
【0017】一方、検出手段の検出値に基づき、冷凍機
の冷房能力が冷房負荷に対して不十分であると制御器が
判断した場合には、この制御器は開閉手段を閉じ、ガソ
リン冷却装置を構成する熱交換器に冷媒を送り込まな
い。従って、冷媒は総て空気調和の為に使用される為、
上記冷房能力を十分に確保できる。冷凍機の冷房能力が
冷房負荷に対して十分であるか否かの判断は迅速に行な
える為、冷房能力或は冷房負荷の変動に対し、タイムラ
グを生じる事なく、上記開閉手段の開閉を行なえる。
の冷房能力が冷房負荷に対して不十分であると制御器が
判断した場合には、この制御器は開閉手段を閉じ、ガソ
リン冷却装置を構成する熱交換器に冷媒を送り込まな
い。従って、冷媒は総て空気調和の為に使用される為、
上記冷房能力を十分に確保できる。冷凍機の冷房能力が
冷房負荷に対して十分であるか否かの判断は迅速に行な
える為、冷房能力或は冷房負荷の変動に対し、タイムラ
グを生じる事なく、上記開閉手段の開閉を行なえる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の第一実施例を示している。本
発明のガソリン冷却装置は、従来から知られたガソリン
冷却装置と同様、自動車用空気調和装置を構成する蒸気
圧縮式冷凍機の冷媒回路を流れる冷媒を利用して、ガソ
リン供給装置を構成するガソリンタンク、或はガソリン
戻し管等に存在するガソリンを冷却する。上記冷凍機の
構成は、前述した通りである。即ち、前記図4に示す様
に、自動車走行用のエンジンにより駆動されて冷媒ガス
を圧縮するコンプレッサ1と、このコンプレッサ1から
吐出された高温高圧の冷媒ガスを放熱する事で凝縮液化
させるコンデンサ2と、上記コンデンサ2より送り出さ
れた冷媒を蒸発させる事で温度低下し、空調用の空気を
冷却するエバポレータ3と、これらの構成各部材を結ぶ
冷媒配管4、4と、貯液器5、及び膨張弁6とから構成
される。貯液器5は、コンデンサ2から吐出された液状
冷媒を一時溜めておく。又、膨張弁6は、貯液器5から
送り出された冷媒を急激に膨張させる。
発明のガソリン冷却装置は、従来から知られたガソリン
冷却装置と同様、自動車用空気調和装置を構成する蒸気
圧縮式冷凍機の冷媒回路を流れる冷媒を利用して、ガソ
リン供給装置を構成するガソリンタンク、或はガソリン
戻し管等に存在するガソリンを冷却する。上記冷凍機の
構成は、前述した通りである。即ち、前記図4に示す様
に、自動車走行用のエンジンにより駆動されて冷媒ガス
を圧縮するコンプレッサ1と、このコンプレッサ1から
吐出された高温高圧の冷媒ガスを放熱する事で凝縮液化
させるコンデンサ2と、上記コンデンサ2より送り出さ
れた冷媒を蒸発させる事で温度低下し、空調用の空気を
冷却するエバポレータ3と、これらの構成各部材を結ぶ
冷媒配管4、4と、貯液器5、及び膨張弁6とから構成
される。貯液器5は、コンデンサ2から吐出された液状
冷媒を一時溜めておく。又、膨張弁6は、貯液器5から
送り出された冷媒を急激に膨張させる。
【0019】又、上記ガソリン供給装置は、図1に示す
様に、ガソリン送り込み管32と、ガソリンタンク34
と、フュエルポンプ35と、ストレーナ36とを備えて
いる。上記フュエルポンプ35の運転に伴なってガソリ
ンタンク34からガソリン送り出し管32に送り出され
たガソリンは、ストレーナ36を通過してから自動車走
行用のエンジン31に送られ、燃焼消費される。このエ
ンジン31により消費されない余剰ガソリンは、プレッ
シャレギュレータ37からガソリン戻し管33の上流側
部分33aに送り出され、下流側部分33bを経て上記
ガソリンタンク34に戻される。
様に、ガソリン送り込み管32と、ガソリンタンク34
と、フュエルポンプ35と、ストレーナ36とを備えて
いる。上記フュエルポンプ35の運転に伴なってガソリ
ンタンク34からガソリン送り出し管32に送り出され
たガソリンは、ストレーナ36を通過してから自動車走
行用のエンジン31に送られ、燃焼消費される。このエ
ンジン31により消費されない余剰ガソリンは、プレッ
シャレギュレータ37からガソリン戻し管33の上流側
部分33aに送り出され、下流側部分33bを経て上記
ガソリンタンク34に戻される。
【0020】本実施例の場合、上記ガソリン戻し管33
の途中にガソリン冷却装置をなす熱交換器24を設け、
この熱交換器24によって、エンジン31に取り込まれ
なかった余剰ガソリンを冷却する。この熱交換器24と
しては、従来から知られた各種構造のものを採用でき
る。本実施例に於いては、前記従来の第4例の構造と同
様に、蓄熱式の熱交換器24を採用している。この蓄熱
式の熱交換器24は、熱交換ジャケット38内に、冷却
すべきガソリンを流す被冷却管29と冷媒を流す冷却管
30とを配設すると共に、蓄熱剤28を充填する事で構
成される。入口管である上記ガソリン戻し管33の上流
側部分33aの下流端は、上記被冷却管29の上流端に
接続している。そして、上記被冷却管29の下流端に
は、この被冷却管29内で冷却されたガソリンを上記ガ
ソリンタンク34に戻す為の出口管である、ガソリン戻
し管33の下流側部分33bの上流端を接続している。
の途中にガソリン冷却装置をなす熱交換器24を設け、
この熱交換器24によって、エンジン31に取り込まれ
なかった余剰ガソリンを冷却する。この熱交換器24と
しては、従来から知られた各種構造のものを採用でき
る。本実施例に於いては、前記従来の第4例の構造と同
様に、蓄熱式の熱交換器24を採用している。この蓄熱
式の熱交換器24は、熱交換ジャケット38内に、冷却
すべきガソリンを流す被冷却管29と冷媒を流す冷却管
30とを配設すると共に、蓄熱剤28を充填する事で構
成される。入口管である上記ガソリン戻し管33の上流
側部分33aの下流端は、上記被冷却管29の上流端に
接続している。そして、上記被冷却管29の下流端に
は、この被冷却管29内で冷却されたガソリンを上記ガ
ソリンタンク34に戻す為の出口管である、ガソリン戻
し管33の下流側部分33bの上流端を接続している。
【0021】又、上記熱交換器24の冷却管30には、
上記エバポレータ3内で蒸発した冷媒を送り込み自在と
している。即ち、コンプレッサ1とエバポレータ3との
間に冷媒送り込み管40の上流端を接続している。そし
て、この冷媒送り込み管40の下流端を上記冷却管30
の上流端に接続する事で、エバポレータ3から吐出され
た冷媒を冷却管30に送り込み自在としている。又、上
記冷却管30の下流端には、冷媒戻し管41の上流端を
接続し、この冷媒戻し管41の下流端を、上記コンプレ
ッサ1の吸入口に接続している。これにより、上記冷却
管30を通過した冷媒を、上記コンプレッサ1に戻す様
にしている。この様に構成する結果、冷凍機の冷媒回路
をなす冷媒配管4の一部で、冷媒送り込み管40の上流
端と冷媒戻し管41の下流端との間部分42が、上記熱
交換器24を短絡させるバイパス管として機能する。
上記エバポレータ3内で蒸発した冷媒を送り込み自在と
している。即ち、コンプレッサ1とエバポレータ3との
間に冷媒送り込み管40の上流端を接続している。そし
て、この冷媒送り込み管40の下流端を上記冷却管30
の上流端に接続する事で、エバポレータ3から吐出され
た冷媒を冷却管30に送り込み自在としている。又、上
記冷却管30の下流端には、冷媒戻し管41の上流端を
接続し、この冷媒戻し管41の下流端を、上記コンプレ
ッサ1の吸入口に接続している。これにより、上記冷却
管30を通過した冷媒を、上記コンプレッサ1に戻す様
にしている。この様に構成する結果、冷凍機の冷媒回路
をなす冷媒配管4の一部で、冷媒送り込み管40の上流
端と冷媒戻し管41の下流端との間部分42が、上記熱
交換器24を短絡させるバイパス管として機能する。
【0022】更に、上記冷媒送り込み管40には、開閉
手段をなす第一の電磁弁43を設けている。又、上記間
部分42にも同様の第二の電磁弁44を設けている。そ
して、これら両電磁弁43、44を、制御器45からの
指令信号によって開閉する様にしている。この制御器4
5には、自動車の走行速度を検出する車速センサ46
と、エンジン31の回転数を検出する回転数センサ47
と、自動車室内の室温を検出する温度センサ48とか
ら、それぞれの検出信号が入力される。これら各センサ
46、47、48が検出手段である。本実施例に於いて
は、走行速度、エンジン回転数、室内温度をそれぞれ検
出する各センサ46、47、48の検出値を、それぞれ
上記制御器45に入力する様に構成している。これに対
して、これら各センサ46、47、48の検出値のう
ち、少なくとも一つを入力する事で本発明を構成する事
も可能である。但し、上記各センサ46、47、48の
それぞれの検出値を入力する事で、より確実な制御を行
なえる。これら各センサ46、47、48は、元々自動
車に設けられているものであり、本発明を実施するに当
たり、新たに設置する必要はない。上記制御器45は、
上記各センサ46、47、48が検出する検出値と、冷
凍機の冷房能力と冷房負荷との差の大小を判断する為の
基準である設定値とを比較する。そして、上記冷凍機の
冷房能力が冷房負荷に対して十分に大きいと判断した場
合に、上記冷媒を熱交換器24に向けて送り込み自在と
する。又、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対して十分に
大きくはないと判断した場合に、上記冷媒を熱交換器2
4に流さない様にする。
手段をなす第一の電磁弁43を設けている。又、上記間
部分42にも同様の第二の電磁弁44を設けている。そ
して、これら両電磁弁43、44を、制御器45からの
指令信号によって開閉する様にしている。この制御器4
5には、自動車の走行速度を検出する車速センサ46
と、エンジン31の回転数を検出する回転数センサ47
と、自動車室内の室温を検出する温度センサ48とか
ら、それぞれの検出信号が入力される。これら各センサ
46、47、48が検出手段である。本実施例に於いて
は、走行速度、エンジン回転数、室内温度をそれぞれ検
出する各センサ46、47、48の検出値を、それぞれ
上記制御器45に入力する様に構成している。これに対
して、これら各センサ46、47、48の検出値のう
ち、少なくとも一つを入力する事で本発明を構成する事
も可能である。但し、上記各センサ46、47、48の
それぞれの検出値を入力する事で、より確実な制御を行
なえる。これら各センサ46、47、48は、元々自動
車に設けられているものであり、本発明を実施するに当
たり、新たに設置する必要はない。上記制御器45は、
上記各センサ46、47、48が検出する検出値と、冷
凍機の冷房能力と冷房負荷との差の大小を判断する為の
基準である設定値とを比較する。そして、上記冷凍機の
冷房能力が冷房負荷に対して十分に大きいと判断した場
合に、上記冷媒を熱交換器24に向けて送り込み自在と
する。又、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対して十分に
大きくはないと判断した場合に、上記冷媒を熱交換器2
4に流さない様にする。
【0023】更に詳しく説明すると、本実施例に於ける
上記制御器45は、上記第一、第二の電磁弁43、44
を、以下の3通りの状態に切り換える。即ち、第一の電
磁弁43を閉じ、第二の電磁弁44を開放する、第一の
切り換え状態と、第一、第二の各電磁弁43、44の何
れも開放する、第二の切り換え状態と、第一の電磁弁4
3を開放し、第二の電磁弁44を閉じる、第三の切り換
え状態との3通りである。そして、この制御器45は、
初期状態として第一の切り換え状態を取る。
上記制御器45は、上記第一、第二の電磁弁43、44
を、以下の3通りの状態に切り換える。即ち、第一の電
磁弁43を閉じ、第二の電磁弁44を開放する、第一の
切り換え状態と、第一、第二の各電磁弁43、44の何
れも開放する、第二の切り換え状態と、第一の電磁弁4
3を開放し、第二の電磁弁44を閉じる、第三の切り換
え状態との3通りである。そして、この制御器45は、
初期状態として第一の切り換え状態を取る。
【0024】そして、次の、、の条件を総て満た
す場合に上記制御器45は、冷凍機の冷房能力が冷房負
荷に対して十分に大きいと判断し、第一、第二の各電磁
弁43、44を上記第三の切り換え状態に切り換える。 車速センサ46が検出する自動車の走行速度vが、時
速20Km以上(v≧20Km/h)である。この時速20Km
が設定値である。 回転数センサ47が検出するエンジン31の回転数n
が、毎分1500回転以上(n≧1500rpm )であ
る。この毎分1500回転が設定値である。 温度センサ48が検出する室内温度Tが、乗員の所望
とする温度tに5℃を加えた値以下(T≦t+5)であ
る。この乗員の所望とする温度tに5℃を加えた値が設
定値である。
す場合に上記制御器45は、冷凍機の冷房能力が冷房負
荷に対して十分に大きいと判断し、第一、第二の各電磁
弁43、44を上記第三の切り換え状態に切り換える。 車速センサ46が検出する自動車の走行速度vが、時
速20Km以上(v≧20Km/h)である。この時速20Km
が設定値である。 回転数センサ47が検出するエンジン31の回転数n
が、毎分1500回転以上(n≧1500rpm )であ
る。この毎分1500回転が設定値である。 温度センサ48が検出する室内温度Tが、乗員の所望
とする温度tに5℃を加えた値以下(T≦t+5)であ
る。この乗員の所望とする温度tに5℃を加えた値が設
定値である。
【0025】一方、車速v、エンジン回転数n、室内温
度Tの何れか1つでも上述した条件を満たさない場合に
上記制御器45は、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対し
て不十分であると判断し、第一、第二の各電磁弁43、
44を、上記第一の切り換え状態とする。尚、本実施例
に於いては、上記第一の切り換え状態から第三の切り換
え状態へ切り換える場合、並びに、上記第三の切り換え
状態から第一の切り換え状態へ切り換える場合に、上記
制御器45は、予め設定した短時間だけ第二の切り換え
状態とする。
度Tの何れか1つでも上述した条件を満たさない場合に
上記制御器45は、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対し
て不十分であると判断し、第一、第二の各電磁弁43、
44を、上記第一の切り換え状態とする。尚、本実施例
に於いては、上記第一の切り換え状態から第三の切り換
え状態へ切り換える場合、並びに、上記第三の切り換え
状態から第一の切り換え状態へ切り換える場合に、上記
制御器45は、予め設定した短時間だけ第二の切り換え
状態とする。
【0026】上述の様に構成される本発明のガソリン冷
却装置の作用は、図2に示す通りである。即ち、エンジ
ン31を停止する事で上記第一、第二の各電磁弁43、
44は、上記熱交換器24に冷媒が送り込まれない第一
の状態となっている(STEP1)。従って、エンジン
31の停止状態から、このエンジン31を始動させた場
合、冷媒は冷凍機を構成する冷媒回路を循環するのみ
で、直ちに熱交換器24内に送り込まれる事はない。エ
ンジン31の始動に伴って、上記各センサ46、47、
48はそれぞれ、車速v、エンジン回転数n、室温Tを
検出し、これら各検出値を制御器45に入力する。
却装置の作用は、図2に示す通りである。即ち、エンジ
ン31を停止する事で上記第一、第二の各電磁弁43、
44は、上記熱交換器24に冷媒が送り込まれない第一
の状態となっている(STEP1)。従って、エンジン
31の停止状態から、このエンジン31を始動させた場
合、冷媒は冷凍機を構成する冷媒回路を循環するのみ
で、直ちに熱交換器24内に送り込まれる事はない。エ
ンジン31の始動に伴って、上記各センサ46、47、
48はそれぞれ、車速v、エンジン回転数n、室温Tを
検出し、これら各検出値を制御器45に入力する。
【0027】上記制御器45は、これら各検出値を、そ
れぞれの設定値と比較する(STEP2)。本実施例に
於いて、これら各設定値は上述した通り、v=20Km/
h、n=1500rpm 、T=t+5℃を採用している。
そして、上記〜の条件を総て満たした場合に、制御
器45は、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対し十分に大
きいと判断する。そして、次のSTEP3に進む。尚、
上記の条件は自動車がアイドリング状態であるか否
かを知る為のものである。
れぞれの設定値と比較する(STEP2)。本実施例に
於いて、これら各設定値は上述した通り、v=20Km/
h、n=1500rpm 、T=t+5℃を採用している。
そして、上記〜の条件を総て満たした場合に、制御
器45は、冷凍機の冷房能力が冷房負荷に対し十分に大
きいと判断する。そして、次のSTEP3に進む。尚、
上記の条件は自動車がアイドリング状態であるか否
かを知る為のものである。
【0028】STEP3に於いて制御器45は、直前の
第一、第二の電磁弁43、44の切り換え状態が上記第
三の切り換え状態であったか否かを判断する。そして、
エンジン31始動後初めて上記〜の条件を満たした
場合等、直前の切り換え状態が上記第三の切り換え状態
でない場合に制御器45は、予め決めた短時間だけ第
一、第二の各電磁弁43、44を第二の切り換え状態と
する。本実施例に於いては、上記短時間を10秒に設定
している。そして、この短時間経過後、第三の切り換え
状態に切り換える。この様に、上記間部分42を含む冷
媒回路に冷媒を流し、熱交換器24を構成する冷却管3
0に冷媒を送り込まない状態から、先ず上記間部分42
及び冷却管30の両方に短時間だけ冷媒を流し、その
後、冷却管30にのみ冷媒を流す為、空気調和装置を構
成する車内吹き出し口から吹き出す空気の温度が大きく
変化する事が防止される。本実施例に於いては、上述の
様に10秒間、第一、第二の電磁弁43、44を共に開
放する様にしたが、要はこれら第一、第二の電磁弁4
3、44を切り換えるのに際し、吹き出し温度の変化を
小さくすべく、各電磁弁43、44の開閉に時間差を設
け、両開閉弁43、44が同時に開いている時間を設定
すれば良い。
第一、第二の電磁弁43、44の切り換え状態が上記第
三の切り換え状態であったか否かを判断する。そして、
エンジン31始動後初めて上記〜の条件を満たした
場合等、直前の切り換え状態が上記第三の切り換え状態
でない場合に制御器45は、予め決めた短時間だけ第
一、第二の各電磁弁43、44を第二の切り換え状態と
する。本実施例に於いては、上記短時間を10秒に設定
している。そして、この短時間経過後、第三の切り換え
状態に切り換える。この様に、上記間部分42を含む冷
媒回路に冷媒を流し、熱交換器24を構成する冷却管3
0に冷媒を送り込まない状態から、先ず上記間部分42
及び冷却管30の両方に短時間だけ冷媒を流し、その
後、冷却管30にのみ冷媒を流す為、空気調和装置を構
成する車内吹き出し口から吹き出す空気の温度が大きく
変化する事が防止される。本実施例に於いては、上述の
様に10秒間、第一、第二の電磁弁43、44を共に開
放する様にしたが、要はこれら第一、第二の電磁弁4
3、44を切り換えるのに際し、吹き出し温度の変化を
小さくすべく、各電磁弁43、44の開閉に時間差を設
け、両開閉弁43、44が同時に開いている時間を設定
すれば良い。
【0029】上述した様に第三の切り換え状態に切り換
える事で、上記ガソリン冷却装置に冷媒が送り込まれ、
ガソリンの冷却を行なえる様になる。この場合に於い
て、上記冷凍機には十分な量の冷媒が流れている為、自
動車室内の空調が悪化する事はない。一方、上記STE
P3に於いて、直前の切り換え状態が上記第三の切り換
え状態である場合には、この時点で上記ガソリン冷却装
置、及び冷凍機が共に作動しているのであるから、制御
器45はそのままの切り換え状態を維持し、再び車速
v、エンジン回転数n、室内温度Tと各設定値とを比較
するSTEP2に戻る。
える事で、上記ガソリン冷却装置に冷媒が送り込まれ、
ガソリンの冷却を行なえる様になる。この場合に於い
て、上記冷凍機には十分な量の冷媒が流れている為、自
動車室内の空調が悪化する事はない。一方、上記STE
P3に於いて、直前の切り換え状態が上記第三の切り換
え状態である場合には、この時点で上記ガソリン冷却装
置、及び冷凍機が共に作動しているのであるから、制御
器45はそのままの切り換え状態を維持し、再び車速
v、エンジン回転数n、室内温度Tと各設定値とを比較
するSTEP2に戻る。
【0030】一方、上記〜の条件のうち、何れか一
つでも満たさない場合には、制御器45は、冷凍機の冷
房能力が冷房負荷に対して十分に大きくない状態である
と判断する。そして、STEP7に進む。このSTEP
7では前記STEP3と同様に制御器45が、直前の第
一、第二の電磁弁43、44の切り換え状態が上記第三
の切り換え状態であったか否かを判断する。そして、直
前の切り換え状態が上記第三の切り換え状態でない場合
には、再び車速v、エンジン回転数n、室内温度Tを各
設定値と比較するSTEP2に戻る。一方、直前の切り
換え状態が上記第三の切り換え状態である場合には、そ
れまでガソリンの冷却及び自動車室内の空調を行なって
いたが、減速、室内温度の上昇等に伴い、冷凍機の冷房
能力が冷房負荷に対し不十分になった為にガソリン冷却
装置への冷媒送り込みを停止する必要がある事を示して
いる。そこで、上記制御器45は前述した様に、上記短
時間(10秒)だけ第二の切り換え状態に切り換え、そ
の後、第一の切り換え状態に切り換える。以下、前述し
たのと同様のサイクルを繰り返す。
つでも満たさない場合には、制御器45は、冷凍機の冷
房能力が冷房負荷に対して十分に大きくない状態である
と判断する。そして、STEP7に進む。このSTEP
7では前記STEP3と同様に制御器45が、直前の第
一、第二の電磁弁43、44の切り換え状態が上記第三
の切り換え状態であったか否かを判断する。そして、直
前の切り換え状態が上記第三の切り換え状態でない場合
には、再び車速v、エンジン回転数n、室内温度Tを各
設定値と比較するSTEP2に戻る。一方、直前の切り
換え状態が上記第三の切り換え状態である場合には、そ
れまでガソリンの冷却及び自動車室内の空調を行なって
いたが、減速、室内温度の上昇等に伴い、冷凍機の冷房
能力が冷房負荷に対し不十分になった為にガソリン冷却
装置への冷媒送り込みを停止する必要がある事を示して
いる。そこで、上記制御器45は前述した様に、上記短
時間(10秒)だけ第二の切り換え状態に切り換え、そ
の後、第一の切り換え状態に切り換える。以下、前述し
たのと同様のサイクルを繰り返す。
【0031】本発明のガソリン冷却装置は上述の様に、
ガソリン冷却装置の作動及び非作動を、車速v、エンジ
ン回転数n、室温Tの各値と、予め制御器45が記憶し
ている設定値(車速、及び回転数の場合)或は制御器4
5が算出する設定値(室温の場合)とを比較する事で制
御する。即ち、いわゆるフィードフォワード制御を行な
う為、上記冷凍機の冷房能力と冷房負荷との差の変化に
迅速に対応する事ができる。
ガソリン冷却装置の作動及び非作動を、車速v、エンジ
ン回転数n、室温Tの各値と、予め制御器45が記憶し
ている設定値(車速、及び回転数の場合)或は制御器4
5が算出する設定値(室温の場合)とを比較する事で制
御する。即ち、いわゆるフィードフォワード制御を行な
う為、上記冷凍機の冷房能力と冷房負荷との差の変化に
迅速に対応する事ができる。
【0032】尚、本実施例に於いては、冷媒送り込み管
40、冷媒送り出し管41のそれぞれの内径を、上記間
部分42をなす配管4の直径と同等にしている。例え
ば、これら各管の内径を16mm、又は19mmとする。こ
れにより、冷媒が何れの管へも同等の条件で流れ込める
様にしている。又、本実施例に於いては、冷媒送り込み
管40に開閉手段である第一の電磁弁43を設けたが、
これを冷媒送り出し管41に設ける事もできる。更に、
上記第一、第二の電磁弁43、44に代えて、冷媒送り
込み管40或は冷媒送り出し管41の冷媒回路からの分
岐部分に、1個の電磁式の三方弁を設ける事もできる。
但し、三方弁としては流体を一の管と他の管との何れか
一方に流すものが一般的である。この様な一般的な三方
弁を採用する場合、上述した様な吹き出し温度の温度変
化を小さくする制御を行なえない。但し、三方弁とし
て、上記間部分42にのみ冷媒を流す状態と、上記熱交
換器24を構成する冷却管30にのみ冷媒を流す状態
と、何れにも冷媒を流す状態との3通りの開閉状態を取
り得るものを採用すれば、上述した吹き出し温度の温度
変化を小さくする制御を行なえる。
40、冷媒送り出し管41のそれぞれの内径を、上記間
部分42をなす配管4の直径と同等にしている。例え
ば、これら各管の内径を16mm、又は19mmとする。こ
れにより、冷媒が何れの管へも同等の条件で流れ込める
様にしている。又、本実施例に於いては、冷媒送り込み
管40に開閉手段である第一の電磁弁43を設けたが、
これを冷媒送り出し管41に設ける事もできる。更に、
上記第一、第二の電磁弁43、44に代えて、冷媒送り
込み管40或は冷媒送り出し管41の冷媒回路からの分
岐部分に、1個の電磁式の三方弁を設ける事もできる。
但し、三方弁としては流体を一の管と他の管との何れか
一方に流すものが一般的である。この様な一般的な三方
弁を採用する場合、上述した様な吹き出し温度の温度変
化を小さくする制御を行なえない。但し、三方弁とし
て、上記間部分42にのみ冷媒を流す状態と、上記熱交
換器24を構成する冷却管30にのみ冷媒を流す状態
と、何れにも冷媒を流す状態との3通りの開閉状態を取
り得るものを採用すれば、上述した吹き出し温度の温度
変化を小さくする制御を行なえる。
【0033】又、本実施例に於いては、上記冷媒送り込
み管40及び冷媒送り出し管41を、エバポレータ3と
コンプレッサ1との間に設けた例に就いて説明した。本
実施例の場合、熱交換器24に送り込まれる冷媒は、エ
バポレータ3を通過する事で完全に蒸発し切ったもので
ある。従って冷却能力は、液状の冷媒に比べて劣る。し
かしながら蓄熱式の熱交換器24を構成する蓄熱剤28
を温度低下させるには十分低温である。この為、ガソリ
ン冷却装置が十分に作動しないと言った不都合は生じな
い。蓄熱式以外の熱交換器を採用した場合も同様であ
る。尚、上記ガソリン冷却装置をなす熱交換器を、エバ
ポレータ3の上流側に設けても良い。
み管40及び冷媒送り出し管41を、エバポレータ3と
コンプレッサ1との間に設けた例に就いて説明した。本
実施例の場合、熱交換器24に送り込まれる冷媒は、エ
バポレータ3を通過する事で完全に蒸発し切ったもので
ある。従って冷却能力は、液状の冷媒に比べて劣る。し
かしながら蓄熱式の熱交換器24を構成する蓄熱剤28
を温度低下させるには十分低温である。この為、ガソリ
ン冷却装置が十分に作動しないと言った不都合は生じな
い。蓄熱式以外の熱交換器を採用した場合も同様であ
る。尚、上記ガソリン冷却装置をなす熱交換器を、エバ
ポレータ3の上流側に設けても良い。
【0034】尚、冷凍機の冷房能力に対する冷房負荷が
大きいとして制御器45が、ガソリン冷却装置に冷媒を
送り込まない様に制御した場合でも、本実施例の蓄熱式
の熱交換器24は、蓄熱剤28の温度が上昇するまでの
間、ガソリンを冷却し続ける。
大きいとして制御器45が、ガソリン冷却装置に冷媒を
送り込まない様に制御した場合でも、本実施例の蓄熱式
の熱交換器24は、蓄熱剤28の温度が上昇するまでの
間、ガソリンを冷却し続ける。
【0035】次に、図3は本発明の第二実施例を示して
いる。上述した第一実施例がエバポレータ3と熱交換器
24とを直列に配置していたのに対して、本実施例は、
上記エバポレータ3と熱交換器24とを並列に配置して
いる。この為に本実施例の場合には、膨張弁6とエバポ
レータ3との間に冷媒送り込み管40の上流端を、エバ
ポレータ3とコンプレッサ1との間に冷媒戻し管41の
下流端を、それぞれ接続している。そして、冷媒送り込
み管40に開閉手段である開閉弁49を設けている。制
御器45は、車速センサ46、回転数センサ47、温度
センサ48から送り込まれる検出信号に基づき、上記開
閉弁49の開閉を制御する。本実施例では、エバポレー
タ3とガソリン冷却装置を構成する熱交換器24とを並
列に設けている為、上記開閉弁49の開放時に、上記エ
バポレータ3に送り込まれる冷媒の量が不足する等の問
題が考えられる。そこで、本実施例に於いては熱交換器
24の直前部分に絞り流路39を設け、熱交換器24を
流れる部分の抵抗を増大させている。これにより、エバ
ポレータ3への冷媒の送り込み量が極端に減少しない様
にしている。又、本実施例に於いては、開閉弁を一つし
か設けていない為、上記第一実施例の様に第一〜第三の
切り換え制御を行なえない。しかしながら、本実施例の
場合には開閉弁49の切り換えによってエバポレータ3
への冷媒送り込み量が大きく変化する事はない為、吹き
出し温度が大きく変化する事はなく、上述した様な切り
換え制御を省略できる。その他の構成並びに作用は上記
第一実施例と同様である。
いる。上述した第一実施例がエバポレータ3と熱交換器
24とを直列に配置していたのに対して、本実施例は、
上記エバポレータ3と熱交換器24とを並列に配置して
いる。この為に本実施例の場合には、膨張弁6とエバポ
レータ3との間に冷媒送り込み管40の上流端を、エバ
ポレータ3とコンプレッサ1との間に冷媒戻し管41の
下流端を、それぞれ接続している。そして、冷媒送り込
み管40に開閉手段である開閉弁49を設けている。制
御器45は、車速センサ46、回転数センサ47、温度
センサ48から送り込まれる検出信号に基づき、上記開
閉弁49の開閉を制御する。本実施例では、エバポレー
タ3とガソリン冷却装置を構成する熱交換器24とを並
列に設けている為、上記開閉弁49の開放時に、上記エ
バポレータ3に送り込まれる冷媒の量が不足する等の問
題が考えられる。そこで、本実施例に於いては熱交換器
24の直前部分に絞り流路39を設け、熱交換器24を
流れる部分の抵抗を増大させている。これにより、エバ
ポレータ3への冷媒の送り込み量が極端に減少しない様
にしている。又、本実施例に於いては、開閉弁を一つし
か設けていない為、上記第一実施例の様に第一〜第三の
切り換え制御を行なえない。しかしながら、本実施例の
場合には開閉弁49の切り換えによってエバポレータ3
への冷媒送り込み量が大きく変化する事はない為、吹き
出し温度が大きく変化する事はなく、上述した様な切り
換え制御を省略できる。その他の構成並びに作用は上記
第一実施例と同様である。
【0036】
【発明の効果】本発明のガソリン冷却装置は、以上に述
べた通り構成され作用する為、冷凍機の冷房能力と冷房
負荷との差の変化に迅速に対応してガソリン冷却装置へ
の冷媒送り込みを制御できる。この為、自動車室内の空
気調和を常に十分に行う事ができる。しかも、ガソリン
冷却装置として蓄熱式の熱交換器を採用すれば、自動車
室内の空調とガソリンの冷却とを何れも良好に行なえ
る。
べた通り構成され作用する為、冷凍機の冷房能力と冷房
負荷との差の変化に迅速に対応してガソリン冷却装置へ
の冷媒送り込みを制御できる。この為、自動車室内の空
気調和を常に十分に行う事ができる。しかも、ガソリン
冷却装置として蓄熱式の熱交換器を採用すれば、自動車
室内の空調とガソリンの冷却とを何れも良好に行なえ
る。
【図1】本発明の第一実施例を示す配管図。
【図2】作用を示すフローチャート。
【図3】本発明の第二実施例を示す配管図。
【図4】蒸気圧縮式冷凍機の基本的構成を示す配管図。
【図5】従来の第1例のガソリン冷却装置を示す配管
図。
図。
【図6】このガソリン冷却装置に用いられる熱交換器の
断面図。
断面図。
【図7】従来の第2例のガソリン冷却装置を示す配管
図。
図。
【図8】同第3例を示す配管図。
【図9】同第4例を示す配管図。
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 エバポレータ 4 冷媒配管 5 貯液器 6 膨張弁 7 熱交換器 8 開閉弁 9 膨張手段 10 冷却容器 11 ガソリン戻し管 12 放熱フィン 13 温度センサ 14 バイパス管 15、15a 熱交換器 16 エジェクタ 17 温度センサ 18a、18b 開閉弁 19 キャピラリチューブ 20 ガソリン戻し管 21 バイパス管 22a、22b 三方弁 23 スイッチ 24 熱交換器 25 電磁弁 26 制御器 27 温度センサ 28 蓄熱剤 29 被冷却管 30 冷却管 31 エンジン 32 ガソリン送り込み管 33 ガソリン戻し管 33a 上流側部分 33b 下流側部分 34 ガソリンタンク 35 フュエルポンプ 36 ストレーナ 37 プレッシャレギュレータ 38 熱交換ジャケット 39 絞り流路 40 冷媒送り込み管 41 冷媒戻し管 42 間部分 43 第一の電磁弁 44 第二の電磁弁 45 制御器 46 車速センサ 47 回転数センサ 48 温度センサ 49 開閉弁
Claims (1)
- 【請求項1】 被冷却管及び冷却管を配設した熱交換器
と、上記被冷却管に冷却すべきガソリンを送り込む入口
管と、上記被冷却管で冷却されたガソリンをガソリンタ
ンクに戻す出口管と、自動車用空気調和装置を構成する
冷凍機の冷媒回路を循環する冷媒を上記冷却管に送り込
む為の冷媒送り込み管と、上記冷却管内で蒸発した冷媒
を上記冷媒回路に戻す為の冷媒戻し管とを備えたガソリ
ン冷却装置に於いて、上記冷媒送り込み管と冷媒送り出
し管との何れか一方の途中に設けた開閉手段と、自動車
の走行速度と走行用エンジンの回転数と自動車室内の温
度とのうちの少なくとも何れか一つを検出する少なくと
も1個の検出手段と、上記開閉手段の開閉状態を切り換
える制御器とを備え、この制御器は、設定値と上記検出
手段が検出する検出値とを比較し、上記冷凍機の冷房能
力が冷房負荷に対して十分に大きいと判断した場合に上
記開閉手段を開放し、上記冷房能力が上記冷房負荷に対
して十分に大きくはないと判断した場合に上記開閉手段
を閉じるものである事を特徴とする、ガソリン冷却装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15440494A JPH0821321A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | ガソリン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15440494A JPH0821321A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | ガソリン冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821321A true JPH0821321A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15583412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15440494A Pending JPH0821321A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | ガソリン冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821321A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009183948A (ja) * | 2009-05-11 | 2009-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | ベーパガソリン回収装置、及びベーパガソリン回収方法 |
| JP2019018775A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社デンソー | 空調制御装置および車両用空調装置 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP15440494A patent/JPH0821321A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009183948A (ja) * | 2009-05-11 | 2009-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | ベーパガソリン回収装置、及びベーパガソリン回収方法 |
| JP2019018775A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社デンソー | 空調制御装置および車両用空調装置 |
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