JPH08214433A - 凍結対策用地下ケーブルの布設方法および地下ケーブル設備 - Google Patents

凍結対策用地下ケーブルの布設方法および地下ケーブル設備

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JPH08214433A
JPH08214433A JP3918995A JP3918995A JPH08214433A JP H08214433 A JPH08214433 A JP H08214433A JP 3918995 A JP3918995 A JP 3918995A JP 3918995 A JP3918995 A JP 3918995A JP H08214433 A JPH08214433 A JP H08214433A
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JP
Japan
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pipe
cable
duct
pressure
pipeline
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Application number
JP3918995A
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English (en)
Inventor
Itaru Kudo
格 工藤
Akitoshi Fukase
秋稔 深瀬
Chuichi Miya
忠一 宮
Kenichi Tsuchida
賢一 土田
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下方凸状管路のマンホール側端部にダクト止
水栓を設け、その管路内にPEパイプを設けた場合、そ
の管路内の温度が低下したときに、PEパイプが収縮
し、PEパイプの端部とダクト止水栓との間隔が広が
り、ダクト止水栓近傍において管路内に侵入した水が凍
結膨張しても、ダクト止水栓近傍のケーブルが圧迫によ
る損傷を受けることがない地下ケーブル設備を提供する
ことを目的とする。 【構成】 引き上げ管路にPEパイプの一端が固定さ
れ、下方凸状管路内にケーブルと並行してそのPEパイ
プが設けられ、下方凸状管路内にケーブルと並行して可
撓性パイプが設けられ、ダクト止水栓に可撓パイプの一
端が固定され、PEパイプの伸縮の余長分の長さを、可
撓性パイプが具備し、PEパイプと可撓性パイプとが下
方凸状管路内でオーバーラップしているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引き上げ柱に沿って設
けられている引き上げ管路とマンホールとの間に下方凸
状の管路が設けられ、この下方凸状管路内にケーブルを
設ける地下ケーブル設備と、凍結対策用地下ケーブルの
布設方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】マンホール間に布設してある地下ケーブ
ル設備において、マンホール内に水が流入すると、この
流入した水がその管路内に流れ込み、寒冷地ではこの管
路内に流れ込んだ水が凍結するときに体積膨張し、これ
によって、布設してあるケーブルを圧迫し、損傷を与え
るおそれがある。
【0003】図8は、従来の地下ケーブル設備の断面を
示す図である。
【0004】弾性体で竹のように所定間隔に節を有し、
空気が密封されている円柱構造を有するPEパイプ80
を、ケーブルCと並行して管路70内に布設する凍結対
策が施され、これによって管路70内の泥水Wが凍結し
たときに地下ケーブルCに損傷が発生することを回避し
ている。つまり、凍結時にPEパイプ80が収縮するこ
とによって、凍結時における泥水W中の水の体積膨張が
吸収され、したがって、泥水Wの凍結時にもケーブルC
が圧迫されないので、圧迫によるケーブルCの損傷を防
止することができる。
【0005】図9は、従来例における地下ケーブル設備
の説明図である。
【0006】この従来例は、引き上げ柱Pに沿って引き
上げ管路10が設けられ、この引き上げ管路10とマン
ホールM1との間に、図中、左下がりの管路70が設け
られ、この管路70内を経由し、引き上げ管路10とマ
ンホールM1との間にケーブルCが設けられている。ま
た、ケーブルCと並行してPEパイプ80が設けられて
いる。
【0007】図10は、上記従来例において、マンホー
ルM1のダクト口Dの近傍を示す図である。
【0008】上記従来例において、PEチューブ80
は、空気等が密封されている中空部80Tと、中実構造
を有するシール部80Sとで構成されている。そして、
気温低下によってPEパイプ80が温度収縮し(PEパ
イプ80が100m当りたとえば64cm収縮し)、PE
パイプ80が未設置になることを防止するために次のよ
うにしている。つまり、ダクト口DからマンホールM1
内に向って、PEチューブ80が飛び出している部分の
うちで、ダクト口Dから最初のシール部80Sまでの長
さL1が50cmを越える場合には、最初のシール部80
SでPEパイプ80を切断し、一方、ダクト口Dから最
初のシール部80Sまでの長さL1が50cm以下である
場合には、2つ目のシール部80SでPEパイプ80を
切断する。そして、PEパイプ80をケーブルCに沿わ
せ、約50cm毎にビニル粘着テープをPEパイプ80と
ケーブルCとに2〜3回巻付けることによって、PEパ
イプ80をケーブルCに固定する。
【0009】ところで、上記従来例は、図9中、管路7
0の右端部において、電柱Pに沿って垂直に引き挙げら
れている引き上げ管路10に通じ、ここから、マンホー
ルM1に向って下り勾配に設置されている。このよう
に、全て下り勾配に設置するのは、この区間の管路70
内に水が溜まることがないようにするためである。この
ように管路70の右端部からマンホールM1側に全て下
り勾配にすることによって、管路70内には泥水Wが滞
留しないので、マンホールM1内にダクト止水栓を設け
る必要がなく、したがって、PEパイプ80の温度収縮
分の長さがマンホールM1内に出るようにPEパイプ8
0を設置することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、管路70の端部からマンホールM1に向って全て下
り勾配に設置すると、マンホールM1側の管路70の位
置が深くなり、このように管路位置が深くなることに伴
って、地下設備の建設工費が割高になるという欠点があ
る。この欠点を克服するために、いわゆるU−Line
工法が採用されている。
【0011】図11は、従来のU−Line工法の説明
図である。
【0012】U−Line工法は、地下ケーブルCを地
上に取り出すケーブルの引き上げ部分に用いる地下設備
の設置工法であって、引き上げ管路とマンホールとを結
ぶ管路を全て下り勾配に設置するのではなく、中だるみ
状に管路、つまり下方凸状管路71を設置する工法であ
る。したがって、U−Line工法によれば、マンホー
ルM側の管路位置が従来よりも浅くなる(図11におい
て、従来におけるマンホール位置を二点鎖線で示してあ
る)ので、地下設備の建設工費が割安になるという利点
があり、寒冷地以外の地域で採用されている。
【0013】なお、上記U−Line工法においては、
その管路20内に泥水が流入すると、管路20内に泥が
堆積し、この体積した泥によってケーブルCの撤去が不
能になり、ケーブルCの撤去を可能にするために、管路
20に通じるマンホールMの内壁のダクト口にダクト止
水栓30を設ける必要がある。また、従来のダクト止水
栓30は、ケーブルCを挿通する穴が形成され、ダクト
止水栓30にケーブルCを挿通した状態でダクト口を密
封する構造になっている。
【0014】このように、現状のダクト止水栓30は、
ケーブルCのみを挿通した状態でダクト口を密封する構
造であり、ダクト止水栓30にPEパイプ80を挿通す
ることができず、このために、ダクト止水栓30が設置
されている箇所には、上記凍結対策を適用することがで
きない。
【0015】したがって、下方凸状管路71のマンホー
ルM側端部にダクト止水栓30を設け、その管路71内
にPEパイプ80を設けた場合、その管路71内の温度
が低下したときに、PEパイプ80が収縮し、PEパイ
プ80の端部81とダクト止水栓30との間隔が広が
り、このときに、ダクト止水栓30近傍において管路7
1内に侵入した水が凍結膨張すると、ダクト止水栓30
近傍のケーブルCが圧迫による損傷を受けるという問題
がある。
【0016】また、この場合、ダクト止水栓30近傍に
おいて管路71内に侵入した水による凍結膨張圧力によ
って、マンホールM側の管路71の端部からそのダクト
止水栓30が外れるという問題も生じる。
【0017】勿論、ダクト止水栓30を改造して、PE
パイプ80を取り出す穴を形成し、しかも、PEパイプ
80を固定せずに浸水を防止するようにすることも考え
られるが、ケーブルCの外径に応じて、管路内に挿入す
るPEパイプ80の本数が個々に異なる点、ダクト止水
栓にPEパイプ80を固定せずに浸水を防止しなければ
ならない点を考慮すると、新たなダクト止水栓を開発す
ることは、開発費用等の負担が大きく、得策ではない。
【0018】本発明の第1の目的は、下方凸状管路のマ
ンホール側端部にダクト止水栓を設け、その管路内にP
Eパイプ等の加圧収縮棒状体を設けた場合、その管路内
の温度が低下したときに、加圧収縮棒状体が収縮し、加
圧収縮棒状体の端部とダクト止水栓との間隔が広がり、
このときに、ダクト止水栓近傍において管路内に侵入し
た水が凍結膨張しても、ダクト止水栓近傍のケーブルが
圧迫による損傷を受けることがないようにすることであ
る。
【0019】本発明の第2の目的は、下方凸状管路のマ
ンホール側端部にダクト止水栓を設け、その管路内にP
Eパイプ等の加圧収縮棒状体を設けた場合、その管路内
の温度が低下したときに、加圧収縮棒状体が収縮するこ
とによって加圧収縮棒状体の端部とダクト止水栓との間
隔が広がり、このときに、ダクト止水栓近傍において管
路内に侵入した水が凍結膨張しても、この凍結膨張圧力
によってマンホール側の管路端部からそのダクト止水栓
が外れることを確実に防止できるようにすることであ
る。
【0020】また、本発明の第3の目的は、下方凸状管
路のマンホール側端部にダクト止水栓を設け、その管路
内にPEパイプ等の加圧収縮棒状体を設けた場合、その
後、その加圧収縮棒状体を撤去する必要が生じたとき
に、その撤去作業が容易であるようにすることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、引き上げ柱に
沿って設けられている引き上げ管路とマンホールとの間
に下方凸状の管路が設けられ、この下方凸状管路内にケ
ーブルが設けられ、ダクト止水栓が下方凸状管路のマン
ホール側端部に設けられている地下ケーブル設備におい
て、引き上げ管路にPEパイプの一端が固定され、下方
凸状管路内にケーブルと並行してそのPEパイプが設け
られ、下方凸状管路内にケーブルと並行して可撓性パイ
プが設けられ、ダクト止水栓に可撓パイプの一端が固定
され、PEパイプの伸縮の余長分の長さを、可撓性パイ
プが具備し、PEパイプと可撓性パイプとが下方凸状管
路内でオーバーラップしているものである。
【0022】
【作用】本発明は、引き上げ管路にPEパイプの一端が
固定され、下方凸状管路内にケーブルと並行してそのP
Eパイプが設けられ、下方凸状管路内にケーブルと並行
して可撓性パイプが設けられ、ダクト止水栓に可撓パイ
プの一端が固定され、PEパイプの伸縮の余長分の長さ
を、可撓性パイプが具備し、PEパイプと可撓性パイプ
とが下方凸状管路内でオーバーラップしているので、下
方凸状管路内の温度が低下したときに、PEパイプが収
縮し、PEパイプの端部とダクト止水栓との間隔が広が
り、このときに、ダクト止水栓近傍において管路内に侵
入した水が凍結膨張しても、可撓パイプが収縮し、これ
によって、ダクト止水栓近傍のケーブルが圧迫による損
傷を受けることがない。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である地下ケーブ
ル設備1を示す説明図である。
【0024】地下ケーブル設備1は、引き上げ柱Pに沿
って設けられている引き上げ管路10とマンホールMと
の間で地面Gの下に下方凸状の管路20が設けられ、こ
の下方凸状管路20内にケーブルCが設けられ、下方凸
状管路20内に水が流入することを阻止するダクト止水
栓30が下方凸状管路20のマンホールM側端部に設け
られているものである。
【0025】また、下方凸状管路20内にケーブルCと
並行してPEパイプ40が設けられ、このPEパイプ4
0は、加圧すると収縮し、減圧すると膨張する動作を繰
り返す棒状体であり、PEパイプ80と同様に中空部と
シール部とを有し、その一端が管路10に固定されてい
る。また、下方凸状管路20内にケーブルCと並行して
可撓性パイプ50が設けられ、この可撓性パイプ50の
一端51がダクト止水栓30に固定されている。可撓性
パイプ50は、加圧すると収縮し、減圧すると膨張する
動作を繰り返す棒状体であり、可撓性パイプ50として
PEパイプ40と同じものを使用することができる。さ
らに、可撓性パイプ50は、PEパイプ40の伸縮の余
長分の長さを具備し、PEパイプ40と可撓性パイプ5
0とが、下方凸状管路20内でオーバーラップしてい
る。
【0026】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0027】地下ケーブル設備1を設置するには、ま
ず、PEパイプ40の一端を引き上げ管路10に固定
し、ケーブルCとともにPEパイプを管路20内に布設
し、ダクト止水栓30の管路20側面に、可撓性パイプ
50の一端51を取り付け、PEパイプ40と可撓性パ
イプ50とを、管路20の長手方向でオーバーラップさ
せるようにして、ダクト止水栓30を管路20のダクト
口に設置する。
【0028】図2は、上記実施例において、ダクト止水
栓30をマンホールMのダクト口に設置した状態を示す
図である。
【0029】ダクト止水栓30は、管路20内へ泥水が
流入することを阻止するために管路20内に挿入される
ものであり、このダクト止水栓30をダクト口に装着し
たときにPEパイプ40の端部41がダクト止水栓30
にぶつからないように、PEパイプ40のシール部がカ
ットされる。そして、ダクト止水栓30をダクト口に装
着する前に、ダクト止水栓30の管路20側に、PEパ
イプ40の伸縮の余長分の長さLを具備する可撓性パイ
プ50の端部51を取り付ける。なお、PEパイプ40
の伸縮の余長分の長さLとは、PEパイプ40の周囲温
度が低下することによって生じるPEパイプ40の端部
41とダクト止水栓30の管路20側の面との間隔であ
る。また、凍結時でも、PEパイプ40と可撓性パイプ
50とが、管路20の長手方向でオーバーラップするよ
うに、可撓性パイプ50の長さを設定する。
【0030】このように、下方凸状管路20内にPEパ
イプ40を設け、その管路20のマンホールM側端部に
ダクト止水栓30を設けると、その管路20内の温度が
低下したときに、PEパイプ40が収縮し、PEパイプ
40の端部41とダクト止水栓30との間隔21が広が
り、このときに、ダクト止水栓30近傍において管路2
0内に侵入した水が凍結膨張しても、この凍結膨張によ
る体積増加分がPEパイプ40で吸収され、ダクト止水
栓30近傍のケーブルCが圧迫されることはなく、した
がって、ダクト止水栓30近傍のケーブルCは圧迫によ
る損傷を受けることがない。
【0031】つまり、温度特性によって、100mスパ
ンでPEパイプ40がたとえば64cm収縮すると、PE
パイプ40が100m当り64cm未挿入になる区間が生
じるが、可撓性パイプ50がPEパイプ40と並列に挿
入されているので、全区間にPEパイプ40または可撓
性のパイプ50が常に挿入されていることになり、凍結
圧力によるケーブルCへの影響を防止できる。なお、可
撓性パイプ50が温度収縮するが、この温度収縮分を見
越して可撓性パイプ50の長さを設定すればよい。
【0032】また、上記実施例において、管路20内に
侵入した水がダクト止水栓30近傍で凍結膨張しても、
この凍結膨張による体積増加分が可撓性パイプ50で吸
収されるので、ダクト止水栓30への圧力が増加せず、
したがって、マンホールMのダクト口からダクト止水栓
30が外れることがない。
【0033】また、上記実施例において、PEパイプ4
0として、現在の凍結防止対策工法で使用しているPE
パイプを使用でき、また、ダクト止水栓30として、寒
冷地以外で現在使用しているダクト止水栓を使用するこ
とができる。
【0034】なお、PEパイプ40は、下方凸状管路内
にケーブルと並行して設けられ、引き上げ管路に一端が
固定されている第1の加圧収縮棒状体の例であり、可撓
性パイプ50は、下方凸状管路内にケーブルと並行して
設けられ、ダクト止水栓に一端が固定されている第2の
加圧収縮棒状体の例である。
【0035】図3は、上記実施例において、ケーブルC
の外径とPEパイプの必要本数との関係を示す図であ
る。
【0036】なお、図3においては、可撓性パイプ50
としてPEパイプ40と同じものを使用した場合の例を
示してあり、「凍結時にダクト止水栓30の外れを防止
するために必要なPEパイプ」は、可撓性パイプ50に
対応するものであり、「凍結時にケーブルCを保護する
ために必要なPEパイプ40」は、管路10、20中の
ケーブルCとほぼ同じ長さで、しかもそのケーブルCと
並行して設置されるPEパイプ40である。なお、図3
に示したPEパイプは、19mmφ、1シール区間長2.
0mである。
【0037】図3において、たとえば外径25mmのケー
ブルCを使用した場合、「凍結時にダクト止水栓30の
外れを防止するために必要なPEパイプ」は2本であ
り、「凍結時にケーブルCを保護するために必要なPE
パイプ40」は、3本であり、合計5本のPEパイプが
必要である。また、外径50mmのケーブルCを使用した
場合、合計3本のPEパイプが必要である。ケーブルC
の外径が大きくなると、管路20の断面積中、水の断面
積が少なくなるので、同じ温度において凍結膨張圧力が
次第に小さくなり、したがって、ケーブルCの外径が大
きくなる程、PEパイプの必要本数は少なくてよい。
【0038】なお、PEパイプ40の材質は、低密度ポ
リエチレンであり、線熱膨張係数は10〜22×10-5
/Kである。また、PEパイプ40の布設長さを100
mとし、温度差が−20。C〜20。Cであり、つまり
40。C変化するものとした場合、温度変化によるPE
パイプ40の伸縮長さは、0.40〜0.88m/10
0mである。
【0039】図4は、本発明の他の実施例である地下ケ
ーブル設備2の説明図である。図5は、地下ケーブル設
備2において、ダクト止水栓30をマンホールMのダク
ト口に設置した状態を示す図である。
【0040】地下ケーブル設備2は、基本的には、地下
ケーブル設備1と同じであり、可撓性パイプ50の端部
52とPEパイプ40の端部41とを接続ひもRで接続
した点のみが地下ケーブル設備1とは異なる。接続ひも
Rは、PEパイプ40の温度収縮によって、ケーブル撤
去時にPEパイプ40を撤去できなくなることを防止す
るために、PEパイプ40と可撓性パイプ50とを結ぶ
ひもである。
【0041】地下ケーブル設備2において、マンホール
Mのダクト口にダクト止水栓30を設け、その管路20
内にPEパイプ40を設けた場合、その後、そのPEパ
イプ40を撤去する必要が生じたときに、ダクト止水栓
30を外すと、このダクト止水栓30に固定されている
可撓性パイプ50が引き出され、接続ひもRで連結され
ているPEパイプ40も引き出され、したがって、管路
20内で、泥水中の泥の堆積の中にPEパイプ40が埋
もれていても、PEパイプ40の撤去作業が容易であ
る。
【0042】図6は、本発明の別の実施例である地下ケ
ーブル設備3の説明図である。図7は、地下ケーブル設
備3において、ダクト止水栓30をマンホールMのダク
ト口に設置した状態を示す図である。
【0043】地下ケーブル設備3は、基本的には、地下
ケーブル設備1と同じであり、可撓性パイプ50の代り
に可撓性板状体60を設けた点のみが地下ケーブル設備
1とは異なる。可撓性板状体60は、加圧すると収縮
し、減圧すると膨張する動作を繰り返す板状体である。
【0044】つまり、地下ケーブル設備3は、引き上げ
柱Pに沿って設けられている引き上げ管路10とマンホ
ールMとの間に下方凸状の管路20が設けられ、この下
方凸状管路内20にケーブルCが設けられ、下方凸状管
路20内に水が流入することを阻止するダクト止水栓3
0が下方凸状管路20のマンホールM側端部に設けられ
ている地下ケーブル設備において、引き上げ管路10に
PEパイプ40の一端が固定され、下方凸状管路20内
にケーブルCと並行してPEパイプ40が設けられ、ダ
クト止水栓30の下方凸状管路20側に可撓性板状体6
0が固定されているものである。なお、可撓性板状体6
0は、加圧すると収縮し、減圧すると膨張する板状体で
あり、可撓性板状体60は、ダクト止水栓の下方凸状管
路側に固定されている加圧収縮体の一例である。
【0045】地下ケーブル設備3においては、管路20
内に侵入した水がダクト止水栓30近傍で凍結膨張して
も、この凍結膨張による体積増加分が可撓性板状体60
で吸収されるので、ダクト止水栓30近傍における圧力
が増加せず、したがって、マンホールMのダクト口から
ダクト止水栓30が外れることがない。
【0046】また、地下ケーブル設備3において、PE
パイプ40の端部41と可撓性板状体60とを接続ひも
等で連結するようにしてもよく、このようにすることに
よって、PEパイプ40を撤去する必要が生じたとき
に、ダクト止水栓30を外すと、このダクト止水栓30
に固定されている可撓性板状体60に接続されているP
Eパイプ40も引き出され、したがって、管路20内に
PEパイプ40が泥で埋もれていても、PEパイプ40
の撤去作業が容易である。
【0047】上記各実施例において、PEパイプ40の
代りに、加圧すると収縮し、減圧すると膨張する他の加
圧収縮棒状体を設けるようにしていもよい。
【0048】また、管路内へ水が流入することを防止す
るダクト止水栓を設置する必要のある箇所であって、し
かも凍結対策を必要とする箇所としては、上記実施例の
他に、橋梁添架管路、暗渠上越し等があり、これらに上
記各実施例を適用することができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1、2、5、6記載の各発明によ
れば、下方凸状管路のマンホール側端部にダクト止水栓
を設け、その管路内にPEパイプ等の加圧収縮棒状体を
設けた場合、その管路内の温度が低下したときに、加圧
収縮棒状体が収縮し、加圧収縮棒状体の端部とダクト止
水栓との間隔が広がり、このときに、ダクト止水栓近傍
において管路内に侵入した水が凍結膨張しても、ダクト
止水栓近傍のケーブルが圧迫による損傷を受けることが
ないという効果を奏する。
【0050】請求項1〜6記載の各発明によれば、下方
凸状管路のマンホール側端部にダクト止水栓を設け、そ
の管路内にPEパイプ等の加圧収縮棒状体を設けた場
合、その管路内の温度が低下したときに、加圧収縮棒状
体が収縮することによって加圧収縮棒状体の端部とダク
ト止水栓との間隔が広がり、このときに、ダクト止水栓
近傍において管路内に侵入した水が凍結膨張しても、こ
の凍結膨張圧力によってマンホール側の管路端部からそ
のダクト止水栓が外れることを確実に防止できるという
効果を奏する。
【0051】請求項2、4、6記載の各発明によれば、
下方凸状管路のマンホール側端部にダクト止水栓を設
け、その管路内にPEパイプ等の加圧収縮棒状体を設け
た場合、その後、その加圧収縮棒状体を撤去する必要が
生じたときに、その撤去作業が容易であるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である地下ケーブル設備1を
示す説明図である。
【図2】上記実施例において、ダクト止水栓30をマン
ホールMのダクト口に設置した状態を示す図である。
【図3】上記実施例において、ケーブルCの外径とPE
パイプの必要本数との関係を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例である地下ケーブル設備2
の説明図である。
【図5】地下ケーブル設備2において、ダクト止水栓3
0をマンホールMのダクト口に設置した状態を示す図で
ある。
【図6】本発明の別の実施例である地下ケーブル設備3
の説明図である。
【図7】地下ケーブル設備3において、ダクト止水栓3
0をマンホールMのダクト口に設置した状態を示す図で
ある。
【図8】従来の地下ケーブル設備の断面を示す図であ
る。
【図9】従来例における地下ケーブル設備の説明図であ
る。
【図10】上記従来例において、マンホールM1のダク
ト口Dの近傍を示す図である。
【図11】従来のU−Line工法の説明図である。
【符号の説明】
1、2、3…地下ケーブル設備、 C…ケーブル、 M…マンホール、 P…引き上げ柱、 R…接続ひも、 10…引き上げ管路、 20…下方凸状管路、 30…ダクト止水栓、 40…PEパイプ、 41…端部、 50…可撓性パイプ、 51、52…端部、 60…可撓性板状体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 賢一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き上げ柱に沿って設けられている引き
    上げ管路とマンホールとの間に下方凸状の管路が設けら
    れ、この下方凸状管路内にケーブルが設けられ、上記下
    方凸状管路内に水が流入することを阻止するダクト止水
    栓が上記下方凸状管路のマンホール側端部に設けられて
    いる地下ケーブル設備において、 上記下方凸状管路内に上記ケーブルと並行して設けら
    れ、上記引き上げ管路に一端が固定されている第1の加
    圧収縮棒状体と;上記下方凸状管路内に上記ケーブルと
    並行して設けられ、上記ダクト止水栓に一端が固定され
    ている第2の加圧収縮棒状体と;を有し、上記第1の加
    圧収縮棒状体の伸縮の余長分の長さを、上記第2の加圧
    収縮棒状体が具備し、上記第1の加圧収縮棒状体と上記
    第2の加圧収縮棒状体とが、上記下方凸状管路内でオー
    バーラップしていることを特徴とする地下ケーブル設
    備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第1の加圧収縮棒状体の他端と、上記第2の加圧収
    縮棒状体の他端とが連結されていることを特徴とする地
    下ケーブル設備。
  3. 【請求項3】 引き上げ柱に沿って設けられている引き
    上げ管路とマンホールとの間に下方凸状の管路が設けら
    れ、この下方凸状管路内にケーブルが設けられ、上記下
    方凸状管路内に水が流入することを阻止するダクト止水
    栓が上記下方凸状管路のマンホール側端部に設けられて
    いる地下ケーブル設備において、 上記下方凸状管路内に上記ケーブルと並行して設けら
    れ、上記引き上げ管路に一端が固定されている加圧収縮
    棒状体と;上記ダクト止水栓の上記下方凸状管路側に固
    定されている加圧収縮体と;を有することを特徴とする
    地下ケーブル設備。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記加圧収縮棒状体の他端と、上記加圧収縮体とが連結
    されていることを特徴とする地下ケーブル設備。
  5. 【請求項5】 管路内に布設されるケーブルの凍結対策
    に必要な所定長さを具備する第1のPEパイプの一端
    を、引き上げ柱に沿って設けられている引き上げ管路に
    固定し、上記ケーブルとともに上記第1のPEパイプを
    上記管路内に布設する段階と;上記管路内へ泥水が流入
    することを阻止するために管路内に挿入されるダクト止
    水栓の上記管路側面に、上記第1のPEパイプの伸縮の
    余長分の長さを具備する第2のPEパイプの一端を取り
    付ける段階と;上記第1のPEパイプと上記第2のPE
    パイプとを、上記管路の長手方向でオーバーラップさせ
    るようにして、上記ダクト止水栓を上記管路のダクト口
    に設置する段階と;を有することを特徴とする凍結対策
    用地下ケーブルの布設方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記第1のPEパイプの他端を、上記第2のPEパイプ
    の他端と連結する連結段階を有することを特徴とする凍
    結対策用地下ケーブルの布設方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020982A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 味の素株式会社 樹脂組成物
WO2024121967A1 (ja) * 2022-12-07 2024-06-13 日本電信電話株式会社 凍結対策設計装置、方法及びプログラム

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