JPH08215250A - 屈伸動作補助装置 - Google Patents

屈伸動作補助装置

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JPH08215250A
JPH08215250A JP7030397A JP3039795A JPH08215250A JP H08215250 A JPH08215250 A JP H08215250A JP 7030397 A JP7030397 A JP 7030397A JP 3039795 A JP3039795 A JP 3039795A JP H08215250 A JPH08215250 A JP H08215250A
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Toshio Ogiso
敏夫 小木曽
Makoto Okada
誠 岡田
Masanori Horii
正憲 堀井
Kazuhiko Nishiyama
和彦 西山
Norihiko Wada
紀彦 和田
Saku Egawa
索 柄川
Teru Yoshida
輝 吉田
Masakatsu Fujie
正克 藤江
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高齢者など使用者の生活における動作の自立を
図るため、使用者にとって自然に近い立ち上がり立ち下
がり動作補助を行うことができる装置を提供する。 【構成】本発明の屈伸動作補助装置の直動軸7が、鉛直
線に対して使用者からみて前向きに倒れた動作軸に沿っ
て動く上下動する。これによって、体幹支持部10は使
用者Uを水平方向前方に移動させつつ立ち上がらせる。 【効果】この屈伸動作補助装置を用いることにより、介
助される者にとって下肢に負担の少ない立ち上がり軌跡
を描いて立ち上がらせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高齢者やリハビリテ−
ションを必要とする者の立ち上がる動作や座る動作(屈
伸動作)の他、これらの動作の後に歩行動作を補助する
動作補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、立ち上がる動作や座る動作等
の屈伸動作を補助する動作補助装置としては、(1)特
開平4−303446号公報に記載の移乗介護機のよう
に四肢の不自由な人でも使用できるように胸パッドと膝
パッドが使用者と接触し、それらの装着された吊り上げ
ア−ムを支点まわりに回転させて腰が動作開始点と動作
終了点を結ぶ線分に対して上膨らみの軌道をとるような
装置が知られている。
【0003】また、2)特開平6−90982号公報に
記載の昇降椅子のように座部を鉛直線に対して使用者か
らみて後向きの傾きをもつ直線動作させることにより立
ち上がり立ち下がり動作の補助を行う装置が知られてい
る。
【0004】また、3)特開平5−305038号公報
に記載の便座昇降便器のように便座を鉛直線の方向に直
線動作させることにより便座への着座と便座からの立ち
上がり動作の補助を行う装置が知られている。
【0005】一方、前述の従来技術1)は、屈伸動作を
補助する機能の他、屈伸動作後に移動するための手段を
備えており、この移動手段は、使用者が足踏み台に足を
載せ、介護者がハンドルを操作するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】屈伸動作補助装置に関
する従来技術1)は、膝当てパッドを移動させてこれを
当てた膝を背中側に押し込むことにより、患者の尻は、
膝が伸びながら、吊上げ具と吊上げアームとの連結部分
を中心とする円弧状を上方に移動するようになる。従っ
て、腰が動作開始点と動作終了点を結ぶ線分に対して上
膨らみの軌道をとるようになっており、四肢の不自由な
人に外力を与えて強制的に屈伸動作(立ち上がり立ち下
がり動作)を実現しようとするものである。
【0007】しかし、このような屈伸動作は健常者の動
作パタ−ンであり、下肢の衰えた使用者の自然な動作と
は異なっており、また膝と胸を支えているため、それら
の部位で苦痛を感じる可能性もあった。
【0008】また、従来技術2)では、補助用座部が立
ち上がる方向とは逆の方向に上昇する機構となってお
り、自然な立ち上がり動作を行わせる構造にはなってい
なかった。つまり、補助用座部の上昇段階において、使
用者の腰部を前方に押出し、脚に体重を移すという動作
を行わせるものではなかった。
【0009】従来技術3)の動作は従来技術2)と同様
なものであり、従来技術2)と同様に自然な立ち上がり
動作を行わせる構造にはなっていなかった。
【0010】一方、従来技術1)の備える移動手段は、
介護者が操作することを前提としたもので、使用者の自
立動作(介護者なしで使用者が使用できる)を補助する
ものではなかった。
【0011】上記いずれの従来技術も、使用者に対して
自然な立ち上がり動作又は屈伸動作を行わせるものでは
なく、従って、使用者が自発的な立ち上がり動作又は屈
伸動作を促すような動作補助を行うものではなかった。
【0012】従って、使用者は装置への依存度を高め自
らの足腰を使う機会が少なくなる可能性があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、使用者に自然な
立ち上がり動作又は屈伸動作を行わせることにより、自
発的な立ち上がり動作又は屈伸動作を促すことが可能な
屈伸動作補助装置を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の目的は、家庭、公共施設
等での日常生活に使用可能な小形・軽量の屈伸動作補助
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の屈伸動作補助装置は、使用者を支持する
支持部と、前記支持部を駆動する駆動手段を備えて、使
用者の屈伸動作を補助する屈伸動作補助装置において、
前記駆動手段は、前記支持部を、鉛直より使用者の前方
に向かって倒れる方向に傾斜した直動軸を備えたもので
ある。
【0016】または、前記駆動手段が、前記支持部を、
その上昇時に水平方向前方への移動を伴い、下降時に水
平方向後方への移動を伴うように移動させる直動軸を備
えるようにしてもよい。
【0017】また、前記支持部に、使用者の上半身を支
持する上半身支持部と、前記上半身支持部に接続され下
半身を支持する体幹支持部とを備え、前記駆動手段が、
前記支持部を、その上昇時に水平方向前方への移動を伴
い、下降時に水平方向後方への移動を伴うように移動さ
せる直動軸を備え、前記体幹支持部と使用者の下半身と
の接触部が前記体幹支持部と前記上半身支持部との接続
点を中心に回転可能に接続してもよい。
【0018】ここで、体幹支持部は使用者の肩から臀部
までの上肢を除く身体部分(体幹)のどこかを支持する
支持部である。
【0019】このような体幹支持部は金属、プラスチッ
ク等の硬質の物であっても良いし、皮革、布等の柔軟な
物であっても良い。硬質の物の場合は、前記接続点に回
転軸が設けられる。一方、柔軟な物の場合は、前記接続
点に回転軸を設けても良いし、その変形によって、前記
接続点をほぼ中心として、前記体幹支持部と使用者の下
半身との接触部が回転するようにしても良い。
【0020】前記駆動機構は、モ−タと、それと同軸上
に設けられたウォ−ムと、ウォ−ムと噛合し水平軸まわ
りに回転するウォ−ムホィ−ルと、それと同軸上に設け
られたピニオンギアと、それと噛合するラックとを備え
て構成し、ラックが前記直動軸の方向に移動するように
してもよい。
【0021】また、前記駆動機構としては、モ−タと、
それと同軸上に設けられたプ−リと、プ−リよりタイミ
ングベルトを介して回転動力が伝達されるプ−リと、そ
れと同軸上に結合されているボ−ルネジナット部と、そ
れと鋼球を介して設けられているボ−ルネジ軸とを備え
て構成し、ボ−ルネジ軸が前記直動軸の方向に移動する
ようにしてもよい。
【0022】また、前記上半身支持部に、使用者が掴ま
るグリップと、前記グリップの近傍に前記支持部の上昇
ボタン、下降ボタン及び非常停止ボタンを備えてもよ
い。
【0023】さらに、本発明の屈伸動作補助装置は移動
手段を備えていてもよく、このとき、移動手段は車輪に
よって構成されるのが一般的であるが、モータ等の電動
の駆動手段を備えていても良い。また、車輪の全て又は
その内のいくつかをキャスタにして、方向転換を容易に
しても良い。また、傾斜地での使用等や、停止時の使用
者の足腰への負担軽減を考慮し、制動手段を備えてもよ
い。
【0024】さらに、本発明の屈伸動作補助装置を、鉛
直より使用者の前方に向かって倒れる方向に傾斜した直
動軸と、前記直動軸を駆動する駆動機構と、前記直動軸
を収納可能なように左右に平行配置された左胴体部及び
右胴体部と、各胴体部をつなぐ胴体連接部と、から成
り、それらの内部に前記駆動機構を収納する胴体部と、
前記直動軸の上端に、後方に開口したコの字形に形成さ
れ、水平に設けられる上部支持部と、前記上部支持部の
一方の後端から他方の後端に弛みを持って渡された下部
支持部と、前記左右各胴体部の下端から後方へ延びた後
脚と、前記後脚の先端に取り付けられる後輪と、前記各
胴体部の途中から前方に突き出すように設けられた前脚
と、前記前脚に取り付けられるキャスタとを有する移動
手段と、を備えて構成しても良い。
【0025】このとき、前記上部支持部の前部及び後部
にそれぞれ一対のグリップと、前記グリップの近傍に、
前記駆動機構の上昇を指令する上昇ボタン、下降を指令
する下降ボタン及び非常停止を指令する非常停止ボタン
と、を備えるようにしても良い。
【0026】また、屈伸動作補助装置の下部に幅0.4
m、高さ0.45m以上のスペースを備えても良い。こ
のとき、左右胴体部とこれらを連接する胴体連接部を有
する構造のものにおいては、左胴体部と右胴体部との間
に幅0.4m、装置の最下部から胴体連接部の最下部ま
でに0.45m以上のスペースを備えるようにしても良
い。
【0027】
【作用】上記の手段において、鉛直より使用者の前方に
向かって倒れる方向に傾斜した直動軸によって、使用者
を支持する支持部を上下動させることにより、使用者に
対して、その上半身、腰部又は臀部を前方に引き出しな
がら、立ち上がり動作を行わせることができる。
【0028】このとき、使用者は立ち上がり動作や座る
動作(屈伸動作)に必要な力を大腿部と下腿部とに分散
させることができ、屈伸動作を容易に行うことができ
る。このとき、力の大腿部及び下腿部への分散は、特に
膝と足首への分散によって行われるものと考えられる。
【0029】このような動作は、動作開始時と動作終了
時の腰部の位置を結ぶ線分を考え、屈伸動作を行うとき
に腰部が通る軌道が、この線分上、又はこの線分よりも
下側にくるときに、達成することができる。
【0030】また、前記支持部を、その上昇時に水平方
向前方への移動を伴い、下降時に水平方向後方への移動
を伴うように直動軸を移動させることによっても、上述
の腰部軌道を成すことができる。
【0031】また、前記支持部に使用者の上半身を支持
する上半身支持部と前記上半身支持部に接続され下半身
を支持する体幹支持部とを備え、前記体幹支持部と使用
者の下半身との接触部が前記体幹支持部と前記上半身支
持部との接続点を中心に回転可能に接続したことによ
り、上半身支持部の上昇にともなって使用者の上半身、
腰部又は臀部がまず前方へ移動したのち上昇し始めるの
で、腰部の通る軌道は前記線分の下側に存在することに
なる。
【0032】また、屈伸動作補助装置に移動手段を備え
ることにより、立ち上がり動作後、他の場所に移動した
り、移動した後、座る動作を引き続いて実行することが
できる。このような動作としては、トイレの使用等が考
えられる。また、見方を換えれば、本発明の移動手段を
備えた屈伸動作補助装置は、屈伸動作を保持することが
可能な歩行動作補助装置とみなすことができる。
【0033】また、上半身支持部又は上部支持部は、例
えば、後方に開口したコの字形に形成され、使用者は上
半身支持部又は上部支持部に腕を載せて体を支えること
ができる。この上半身支持部又は上部支持部は水平に設
けられても良いが、後部が低くなるような傾斜角をもっ
て構成されても良い。さらに、傾斜角を調整する機構を
設けても良い。様々な姿勢からの立ち上がり動作、又は
様々な姿勢で座る動作に合わせて前記傾斜角を調整した
り、屈伸動作時と歩行時とで前記傾斜角を調整すれば、
使用者は楽な姿勢で各動作を行うことができるであろ
う。
【0034】このようなとき、上半身支持部又は上部支
持部がグリップを備えていれば、使用者はこのグリップ
に掴まることができるので、さらに各動作を行い易くな
るかも知れない。
【0035】また、体幹支持部は前記上部支持部の一方
の後端から他方の後端に弛みを持って渡された下部支持
部で構成することができ、使用者の臀部を支持して、上
述の軌道を通るよう補助する働きをする。このような下
部支持部は、例えば使用者の腰に装着されたベルトを保
持するようにしても、同様の作用をすることができる。
【0036】また、後脚を胴体部の下端から後方へ水平
に延ばすようにして設けることにより、ベッドからの立
上り動作時に、後脚をベッドの下に入れることにより、
装置、特に上体支持部等の支持部を使用者に近付けるこ
とができるので、操作が容易になる。
【0037】屈伸動作補助装置の下部に、幅0.4m、
高さ0.45m以上のスペースを備えることにより、例
えば、トイレで用を足す場合、装置が便器等を股ぐよう
にして、使用者が便器にアクセスすることができるの
で、使用者の使い勝手が向上する。
【0038】
【実施例】本発明の屈伸動作補助装置の実施例について
説明する前に、リハビリテ−ション施設等の理学療法士
の補助方法について説明する。
【0039】理学療法士の補助方法は、下肢の衰えた人
の立ち上がり動作を補助する場合の好ましい方法の一例
として、挙げることができる。ここで、その方法につい
て見てみると、以下のようになる。
【0040】理学療法士の立ち上がり動作補助は図20
(a)〜(d)のように行われている。理学療法士20
1は、下肢の衰えた人202の腰ひも203をつかみ、
まず手前に引き寄せる。そして次に、腰ひも203を引
き上げる。座る動作に対する補助はこの逆の手順で行わ
れる。
【0041】この理学療法士201による動作補助は、
下肢の衰えた人202の腰部が動作開始点と動作終了点
を結ぶ線分に対して下膨らみの動作軌道をとるように行
われている。これによって、下肢の衰えた人202は屈
伸動作時に必要な力を大腿部と下腿部とに分散させるこ
とができ、負担の少ない屈伸動作を行うことができるも
のと考えられる。このとき、力の大腿部及び下腿部への
分散は、特に膝と足首への分散によって行われるものと
考えられる。
【0042】また、理学療法士8にとっては、力を作用
させる回転半径が小さくなるため、小さいトルクで持ち
上げることができるという効果もある。いずれにして
も、このような動作パターンは、下肢の衰えた人にとっ
て、自然な立ち上がりの動作パタ−ンであると考えら
れ、立ち上がり動作や座る動作(屈伸動作)の訓練にも
役立つものと考えられる。
【0043】以下、本発明の屈伸動作補助装置の実施例
について、図1〜図9を用いて説明する。
【0044】ここで言う屈伸動作とは、既に述べたよう
に座った状態から立ち上がる動作や立った状態から座る
動作を意味している。尚、座った状態とは、床面より高
い場所に臀部を載せて腰掛けたような状態や、床に直接
座ったような状態のいずれであってもよい。
【0045】図1は、本発明の屈伸動作補助装置の一実
施例の外観を示している。本実施例の屈伸動作補助装置
は4輪の移動機構を備えており、屈伸動作を補助するだ
けでなく、立ち上がった後、他の場所に移動することが
できる。図1は、この歩行時の状態を示している。
【0046】本実施例の屈伸動作補助装置1は、左胴体
部2a及び右胴体部2bを持つ双胴の構造を有してお
り、左胴体部2a及び右胴体部2bはその上部で連接さ
れている。各胴体部の前部からはそれぞれ前脚3a,3
bが前方に突出し、それらの先にはキャスタのような鉛
直方向に回転軸を持つ回転可能な前輪4a,4bがそれ
ぞれ設けられている。また、各胴体部の下部には後方に
延びた後脚5a,5bと、その先端に後輪6a,6bが
それぞれ設けられている。但し、右後輪6bは図示され
ていない。
【0047】各胴体部の中には、直動軸7a,7bが収
納可能に設けられ、各胴体部とそれらの連接部に設けら
れる駆動機構によって、軸方向に上下動するようになっ
ている。直動軸7a,7bの軸方向は、前方に向かって
倒れるような傾きを持つように構成されている。
【0048】直動軸7a,7bの上端には、コの字形を
したフレーム8が後方に開口部を持つように水平に設け
られ、フレーム8の上には使用者が腕等を載せることが
できる台座9が設けられる。台座9はゴムやクッション
等の緩衝性能を持つ材質を用いて構成されても良いし、
金属樹脂等の硬質の部材であっても良い。また、フレー
ム8と台座9を一体構造としても良く、以下の説明で
は、これらをまとめてハンドルHと呼ぶ。また、これら
は必ずしも水平に設けられる必要はなく、むしろ後方が
低くなるように傾斜させて構成した方が良いかもしれな
いし、角度の調整が可能なように調整機構を備えても良
い。
【0049】ハンドルHの後部には例えば皮革,布,合
成繊維又はあまり伸びないゴム等を用いた体幹支持部1
0が設けられる。さらに、ハンドルHの前部と後部には
グリップ11a,11b,12a,12bが設けられて
いる(12bは図示せず)が、これらは必ずしも必要な
ものではなく、設けられる位置及び個数はこの例に限ら
れる訳ではない。また、ハンドルHには直動軸7a,7
b等を駆動するスイッチ等が設けられるが、これらにつ
いては後述する。
【0050】次に、本実施例における直動軸7a,7b
の駆動機構について、図2〜図5を用いて説明する。
【0051】図2は屈伸動作補助装置を左側から見た側
面図において、左胴体部2a及び左右胴体部2a,2b
の連接部に内蔵された駆動機構の様子を示している。ま
た、図3は本装置を正面から見た図において、内蔵され
た駆動機構の様子を示したものである。さらに、図4は
この駆動機構の詳細を示したものである。以下、これら
の図を用いて説明する。
【0052】直動軸7a,7bの駆動機構は、モ−タ1
3の回転動力をウォ−ム14・ウォ−ムホィ−ル15を
介してピニオンギア16a,16bに伝達し、ピニオン
ギア16a,16bとそれぞれかみあうラック17a,
17bを直線駆動する。左右のラック17a,17bは
ハンドルを介して連結されている。また、ラックは6ケ
のカムフォロア18で3方向より支持されている。ま
た、モ−タ13の軸と同軸上にブレ−キ19が設けら
れ、電源オフ時、非常停止時に直動軸7a,7bが上下
にずれないよう固定する。
【0053】さらに、図5は直動軸7a,7bの駆動機
構の他の実施例を示している。
【0054】本実施例では、モ−タ13の回転動力をプ
−リ20及びタイミングベルト21を介して左のボ−ル
ネジナット部22aに伝え、さらに、タイミングベルト
23を介して右のボ−ルネジナット部22bに伝え、左
右のボ−ルネジ軸24a,24bを直動させる。左右の
ボ−ルネジ軸24a,24bは、上方がハンドルHで連
結されており、回り止めがなされている。また、ボ−ル
ネジナット部は図示しないが軸受で支持されている。つ
まり、本実施例においては、ボ−ルネジ軸24a,24
bが直動軸7a,7bを兼ねている。
【0055】上述のいずれの実施例においても、直動軸
7a,7bの駆動機構はハンドルHを水平方向前方への
移動を伴いながら上方に移動させ、水平方向後方への移
動を伴いながら下方に移動させる。
【0056】次に本実施例の動作について、図6〜図9
を用いて説明する。
【0057】図6の(a)〜(d)は座った状態から立
ち上がるときの動作を、順を追って示している。尚、こ
の図において、装置は床に固定するタイプのもので示し
てあり、車輪を備えていないが、使用者Uの立ち上り動
作と装置の動作との関係には、何等影響するものではな
い。また、図7は、使用者Uの背中からふくらはぎまで
のラインを、ほぼ図6の(b)〜(d)に対応させて示
している。
【0058】まず、図6において、使用者Uは体幹支持
部10を臀部にかける((a)→(b))。次に、本装
置1に備えられた動作指示部の上昇ボタンを押すと、モ
−タに通電されて直動軸7a,7bがその軸方向に上昇
しはじめる。この移動により、使用者Uが握っているグ
リップ11a,11bは鉛直線に対して前方に倒れた動
作軸に沿うように直線移動をする。
【0059】体幹支持部10はハンドルHが前方に移動
しながら上昇することにより、使用者Uの上半身がある
程度の高さに上がるまで、使用者Uをほぼ座った高さで
前進させる(図7のb→b’)。これは、体幹支持部1
0が柔軟な部材でできているため、ブランコの要領で体
幹支持部10と使用者Uの臀部との接触部が体幹支持部
10とハンドルHとの結合部の真下に位置しようとする
からである。
【0060】このとき、使用者Uが自分の力で立ち上が
ろうとすれば、使用者Uの脚が突っ張る力によって、体
幹支持部10と使用者Uの臀部との接触部が体幹支持部
10とハンドルHとの結合部の真下よりも後方に位置す
ることになる。
【0061】さらに、ハンドルHが前方に移動しながら
上昇することにより、体幹支持部10と使用者Uの臀部
との接触部は、鉛直線に対して使用者からみて前向きに
倒れた動作軸に沿ってほぼ直線的に上昇を開始する。こ
のとき、体幹支持部10と使用者Uの臀部との接触部が
描く軌跡は、使用者Uが自ら立とうとする意志、つまり
使用者Uの脚による突っ張り具合によって多少変化する
が、ほぼB→B’→C→Dのような軌跡を描く。つま
り、体幹支持部10と使用者Uの臀部との接触部は、動
作開始時と動作終了時のそれらを結ぶ線分BDに対し
て、下に膨らんだ軌跡(B→B’→C→D)を描く。
【0062】これは、前述した理学療法士の補助を受け
ながら立ち上がるときの動作と同様なものであり、使用
者Uは立ち上がるのに必要な力を大腿部と下腿部に力を
分散させながら動作することができ、自然な立ち上がり
動作の感覚を受けることができる。以上の説明は立ち上
がるときのものであるが、しゃがむ、座る等の動作にお
いても、動作開始と終了が逆になるだけで、同様のこと
が言える。
【0063】上述の実施例では、体幹支持部10として
柔軟な材質のものを使用したが、金属や樹脂等の硬質の
ものを用いても良い。これについて、図8及び図9に示
す。
【0064】図8は体幹支持部10がハンドルH(図8
ではフレーム8)との結合部に固定されている構造であ
り、図9は、体幹支持部10がハンドルH(図8ではフ
レーム8)との結合部に対して回転可能な構造である。
【0065】このようにすると、図8の体幹支持部10
を用いた場合は、直動軸7a,7bの移動時に、体幹支
持部10と使用者Uの臀部との接触部は、動作開始から
終了まで直線動作し、図9の体幹支持部10を用いた場
合は、柔軟な材質のものを使用した場合と同様に、体幹
支持部10と使用者Uの臀部との接触部は、その動作開
始点・動作終了点を結ぶ線分に対して下に膨らんだ軌跡
を描く。
【0066】図8の場合のように、体幹支持部10と使
用者Uの臀部との接触部が、動作開始から終了まで直線
動作する場合も、使用者Uは立ち上がるのに必要な力を
大腿部と下腿部に力を分散させながら動作することがで
き、自然な立ち上がり動作の感覚を受けることが可能で
ある。
【0067】次に、本実施例が採用しているその他の構
成について、図10〜図14を用いて説明する。
【0068】まず、直動軸7a,7bの駆動機構の動作
指示部について、図10用いて説明する。
【0069】動作指示部25は、上昇ボタン25a、下
降ボタン25b及び非常停止ボタン25cをグリップ1
1の近くに備え、使用者が上昇ボタン25a又は下降ボ
タン25bを押している間のみ動作が実現される。異常
発生時には、非常停止ボタン25cを押すことによりそ
の場で電源が切られる。このとき、無励磁作動型保持ブ
レ−キが作動し、ハンドルHの位置が保持される。無励
磁作動型保持ブレ−キは、電圧が印加されないときに作
動するタイプのブレーキである。
【0070】また、図10に示したハンドルHは、その
後部にもグリップ12a,12bを設けているが、これ
によって本装置の使い勝手が良くなる。つまり、後向き
で本装置を使用することが容易になり、また例えば床に
座ったような低い姿勢から立ち上がろうとするとき、グ
リップ12a,12bにつかまればよい。
【0071】このような場合、ハンドルHの後部の例え
ばグリップ12a,12b近くに、動作指示部26(上
昇ボタン26a,下降ボタン26b,非常停止ボタン2
6c),27(上昇ボタン27a,下降ボタン27b,
非常停止ボタン27c)を設けると便利である。グリッ
プ及び動作指示部の構成は本実施例に限る訳ではなく、
例えば、グリップ12a,12b及び動作指示部26,
27を備えない構成であっても構わない。
【0072】次に、本装置が備える4輪移動機構につい
て説明する。
【0073】本実施例では、図1を用いて説明したよう
に、前輪4a,4bが鉛直線まわりに回転可能なキャス
タであり、後輪6a,6bが鉛直軸まわりに固定された
構成となっている。このような構成は、その場旋回の動
作を行う場合、旋回半径が大きくなる欠点はあるもの
の、装置後部の高さを低くすることができる利点があ
り、ベッドの下へ入れて立ち上がり立ち下がり動作を行
う場合に便利である。また、4輪移動機構は、使用者が
グリップ11a,11bを押すことにより手動で駆動し
てもよいし、後輪6a,6bを電動で駆動してもよい。
いずれにせよ坂道で制動機能を有する手動もしくは電動
のブレ−キ機能を有している。
【0074】本実施例が採用するブレーキの構造につい
て、図11〜図13を用いて説明する。
【0075】ここでは、手動の制動装置として、車輪の
水平軸まわりの回転制動用のものと、車輪の鉛直軸まわ
りの旋回制動用のものを説明する。図11は車輪の水平
軸まわりの回転制動用の手動の制動装置を示している。
【0076】ここで、使用者Uはひも状部材28の2
8’部を押すことによりブレ−キが作動する構成となっ
ている。動作原理は、28’部を押すことにより下部の
支点まわりに回転可能な制動ア−ム29の一端がひも状
部材28に結合されてそれを引っ張ることにより制動ア
−ム29の他端が車輪6に当接しブレ−キが作動する。
ここで、ひも状部材28は摩擦回転車30、31、3
2、33を介してピニオンギア16a,16bと同軸上
に結合された摩擦回転車34でまきとりドラム35でま
きとる構成とすることにより、ラックの上下方向の高さ
によらずひも状部材28の張力を一定とすることができ
る。
【0077】また、使用者Uは、ひも状部材28’を固
定部材36に固定することによりブレ−キを連続してか
けることができる。図12はこの様子を示しており、ひ
も状部材28’を破線で示したように、固定部材36に
ひっかけておくことにより、ひも状部材28’に常に一
定した張力を与え、ブレ−キを連続してかけることがで
きる。また、使用者はひも状部材28’の押さえ方を工
夫することにより坂道での動作を安定化することが可能
である。
【0078】図13は車輪の鉛直軸まわりの旋回制動用
の手動の制動装置を説明する。ここで、使用者Uはひも
状部材37の37’部を押すことによりブレ−キが作動
する構成となっている。動作原理は、37’部を押すこ
とにより下部の支点まわりに旋回可能な制動ア−ム38
の一端がひも状部材37に結合されてそれを引っ張るこ
とにより制動ア−ム38他端が車輪4上部のホィ−ル3
9に当接しブレ−キが作動する。
【0079】ここで、ひも状部材37は、傘歯車40で
回転方向を90(°)を変え、摩擦回転車41a、41
b、41cを介してピニオンギア16a,16b、と同
軸上に結合された摩擦回転車41dでまきとりドラム4
2でまきとる構成とすることにより、ラックの上下方向
の高さによらずひも状部材37の張力を一定とすること
ができる。
【0080】また、使用者Uは、ひも状部材37’を図
12で示したのと同様な固定部材36に固定することに
よりブレ−キを連続してかけることができる。また、使
用者はひも状部材37’の押さえ方を工夫することによ
り坂道での動作を安定化することが可能である。また、
鉛直軸回りの制動用と水平軸回りの制動用に、固定部材
36を別個に設けても良い。
【0081】次に、4輪移動機構の他の実施例を図14
に示す。
【0082】本実施例では、4輪すべて鉛直軸まわりに
回転可能であり、このような構造にすることにより、そ
の場での旋回動作を手動でも容易に実現可能である。
【0083】以下に、本発明の屈伸動作補助装置の使用
例を、図15〜図19を用いて説明する。
【0084】まず、図15はベッドからの立ち上がり動
作を開始する時(a)と、ベッドからの立ち上がり動作
を終了した時(b)の本装置の使用状況を示している。
図15において、使用者Uはグリップ11a,11bを
握り、自らの力で立ち上がろうとする。このとき、体幹
支持部10によって支えた臀部を、直動軸7a,7bの
上昇動作により押し上げることにより、立ち上がり動作
が実現される。
【0085】本実施例ではこの動作を容易にするため
に、左右の胴体部2a,2bの下部から後方に向けて水
平に伸びた後脚5a,5bを設け、後輪6a,6bを含
む後脚5a,5bがベッドの下に挿入可能になってい
る。これによって、使用者Uはグリップ11a,11b
を体により近付けて立ち上がり動作を行うことができ
る。
【0086】図16は、男性の小便時の便器への前向き
アプロ−チ時の本装置の使用状況を示している。本装置
では、装置の中央下部に横幅0.4m、高さ0.45m
以上の空間を設けており、この空間を設けることによ
り、男性の自然な小便動作を支援することができる。つ
まり、便器を前方からまたぐことができる構成になって
いる。これらの数値は、一般的な洋式トイレの大きさを
基に導き出したものであり、この程度の大きさを有して
いれば上述の動作を支援できる。または、上記の空間サ
イズを決める際に、左右の胴体部2a,2bの連接部に
設けたモータ駆動コントロ−ラの上面もしくはその開閉
可能なフタ状部材の開いた際の高さが使用者の座った際
の腰の高さと同じとすることにより使用範囲を広げるこ
とができる。
【0087】図17は便器への後向きアプロ−チ時の本
装置の使用状況を示し、(a)アプロ−チ開始前の
(b)は着座後の状態を示している。(b)から(a)
の状態になるように動作する場合も同様である。この場
合は使用者Uは手でグリップ11a,11bを握り、腰
は体幹支持部7により支えられており、直動軸7a,7
bの下降動作により着座動作が実現される。
【0088】図18は、洗面所での前向きアプロ−チに
よる洗面動作時の本装置の使用状況を示しており、この
ような前向きアプロ−チによる洗面動作時は、ハンドル
Hに胸を押し付けながら洗面動作を行うことにより、体
を本装置で支えることができるので、洗面動作が容易に
なる。
【0089】図19は、洗面所での後向きアプロ−チに
よる洗面動作時の本装置の使用状況を示している。図1
8に示したようなハンドルHに胸を押し付ける動作がで
きないときは、本図のようなアプロ−チを行うと良い。
このとき、本実施例では左右の胴体部2a,2bの連接
部2cにモータ駆動コントロ−ラを収納しているが、使
用者Uは、このフタ状部材に腰かけて片手は後部グリッ
プ33bにつかまりながら洗面動作を行うことにより洗
面動作時の下肢への負担を小さくすることができる。
【0090】このような動作を行うにあたっては、車輪
にブレ−キをかけて使用することが不可欠である。
【0091】また、以上説明してきた実施例のような移
動機構を設けず、屈伸動作が必要とされる場所に、固定
常設しておいても良い。さらに移動機構を設けるような
場合は、さらに他の乗り物を利用しての移動を考慮し
て、折りたためるような機構を設けておくと良い。
【0092】以上述べた本発明の屈伸動作補助装置によ
れば、下記のような効果を奏する。
【0093】(1)体幹支持部をハンドルとの結合部に
対して回転可能に構成することにより、立ち上がり立ち
下がり動作時に、下半身は下膨らみの動作を行うため、
下肢の衰えた人の自然な動作に近い動作が実現できると
いう利点がある。
【0094】(2)上記の立ち上がり立ち下がり屈伸動
作補助装置と手動もしくは電動の4輪移動機構を組み合
わせて構成されているため、使用者は、前述の立ち上が
り立ち下がり動作と歩行動作を一つの機械で行うことが
でき、使用者の自立を図れるという利点がある。
【0095】また、本発明の実施例によれば、使用者
は、屈伸動作補助装置の可動部によって前方に引き出さ
れるようにして屈伸動作を行うことができるので、下肢
への負担が少ない自然な屈伸動作の感覚を受けることが
できる。
【0096】使用者は、下肢への負担が少ない自然な屈
伸動作の感覚を受けながら屈伸動作を行うことができる
ので、自ら屈伸動作を行おうとする意志が生じるので、
補助装置への依存度を極力小さくすることができる。
【0097】また、本発明の実施例によれば、直動軸を
前向きに倒れる方向に傾斜させて駆動するという簡単な
機構で上述の自然な屈伸動作を実現できるので、装置の
小形軽量化が図れ、一般家庭での使用や、乗り物を利用
しての移動等が可能になる。
【0098】また、装置を上述のような簡単な機構で構
成したことにより、折りたたみ機構を設けることが容易
であり、コンパクトにまとめることができ、収納保管等
にも便利である。このような折りたたみ機構は、例え
ば、前脚3a,3bをそれぞれ内側に折りたたみ、後脚
5a,5bを上方にはね上げて左右の胴体部2a,2b
に沿わせ、ハンドルHを下方に倒して胴体部2a,2b
に沿わせることにより、実現できる。ハンドルHに前述
したような角度の調整機構を設けていれば、これを利用
してハンドルHを折りたためば良い。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、屈伸動作補助装置の直
動軸が鉛直線に対して使用者からみて前向きに倒れる方
向に傾斜した動作軸の方向に駆動され、直動軸によって
移動される支持部に補助された使用者の下半身が動作開
始点と動作終了点を結ぶ線分に対して下側の軌道を通っ
て動作が行われるため、下肢への負担が少ない自然な屈
伸動作の感覚を受けることができる。
【0100】さらに、上述の効果を持つ屈伸動作補助装
置を、直動軸を前向きに倒れる方向に傾斜させて駆動す
るという簡単な機構で構成することができるので、小形
・軽量化することができ、一般家庭等での日常生活に使
用することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屈伸動作補助装置の外観図である。
【図2】本発明の屈伸動作補助装置の駆動機構の一実施
例の側面図である。
【図3】本発明の屈伸動作補助装置の駆動機構の一実施
例の前面図である。
【図4】本発明の屈伸動作補助装置の駆動機構の一実施
例の詳細図である。
【図5】本発明の屈伸動作補助装置の駆動機構の他の実
施例の詳細図である。
【図6】本発明の屈伸動作補助装置の動作を説明する図
である。
【図7】本発明の屈伸動作補助装置の動作を説明する図
である。
【図8】屈伸動作補助装置の体幹支持部の一実施例を示
す図である。
【図9】屈伸動作補助装置の体幹支持部の他の実施例を
示す図である。
【図10】本発明の屈伸動作補助装置のハンドル部の構
成を示す図である。
【図11】屈伸動作補助装置の車輪の水平方向の軸まわ
りの手動の制動装置を示す図である。
【図12】本発明の屈伸動作補助装置の制動装置に用い
られるひも状部材を固定する手段を示す図である。
【図13】本発明の屈伸動作補助装置の車輪の鉛直方向
の軸まわりの手動の制動装置を示す図である。
【図14】本発明の屈伸動作補助装置の他の実施例の概
念図である。
【図15】本発明の屈伸動作補助装置の使用状況を示す
図である。
【図16】本発明の屈伸動作補助装置の使用状況を示す
図である。
【図17】本発明の屈伸動作補助装置の使用状況を示す
図である。
【図18】本発明の屈伸動作補助装置の使用状況を示す
図である。
【図19】本発明の屈伸動作補助装置の使用状況を示す
図である。
【図20】理学療法士の立ち上がり立ち下がり動作補助
方法を示す図である。
【符号の説明】
1…屈伸動作補助装置、2…胴体部、3…前脚、4…前
輪、5…後脚、6…後輪、7…直動軸、8…フレーム、
9…台座、10…体幹支持部、11…グリップ、12…
グリップ、13…モータ、14…ウォ−ム、15…ウォ
−ムホィ−ル、16…ピニオンギア、17…ラック、1
8…カムフォロア、19…ブレ−キ、20…プ−リ、2
1…タイミングベルト、22…ボ−ルネジナット部、2
3…タイミングベルト、24…ボ−ルネジ軸、25、2
6、27…動作指示部、28…ひも状部材、29…制動
ア−ム、30、31、32、33、34…摩擦回転車、
35…まきとりドラム、36…固定部材、37…ひも状
部材、38…制動ア−ム、39…ホィ−ル、40…傘歯
車、41…摩擦回転車、42…まきとりドラム、43…
ベッド、44…便器、45…洗面台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 正憲 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 日立 化成工業株式会社内 (72)発明者 西山 和彦 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 和田 紀彦 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 柄川 索 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 吉田 輝 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 藤江 正克 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者を支持する支持部と、前記支持部を
    駆動する駆動手段を備えて、使用者の屈伸動作を補助す
    る屈伸動作補助装置において、 前記駆動手段は、前記支持部を移動させる、鉛直より使
    用者の前方に向かって倒れる方向に傾斜した直動軸を備
    えたことを特徴とする屈伸動作補助装置。
  2. 【請求項2】使用者を支持する支持部と、前記支持部を
    駆動する駆動手段を備えて、使用者の屈伸動作を補助す
    る屈伸動作補助装置において、 前記駆動手段は、前記支持部を、その上昇時に水平方向
    前方への移動を伴い、下降時に水平方向後方への移動を
    伴うように移動させる直動軸を備えたことを特徴とする
    屈伸動作補助装置。
  3. 【請求項3】使用者を支持する支持部と、前記支持部を
    駆動する駆動手段を備えて、使用者の屈伸動作を補助す
    る屈伸動作補助装置において、 前記支持部に、使用者の上半身を支持する上半身支持部
    と、前記上半身支持部に接続され下半身を支持する体幹
    支持部とを備え、前記駆動手段が、前記支持部を、その
    上昇時に水平方向前方への移動を伴い、下降時に水平方
    向後方への移動を伴うように移動させる直動軸を備え、
    前記体幹支持部と使用者の下半身との接触部が前記体幹
    支持部と前記上半身支持部との接続点を中心に回転可能
    に接続されたことを特徴とする屈伸動作補助装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の屈伸動作補助装置におい
    て、前記接触部が、その動作開始点と動作終了点を結ぶ
    線分よりも、下側の軌道を通って屈伸動作が行われるこ
    とを特徴とする屈伸動作補助装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の屈伸動
    作補助装置において、前記駆動機構を、モ−タと、それ
    と同軸上に設けられたウォ−ムと、ウォ−ムと噛合し水
    平軸まわりに回転するウォ−ムホィ−ルと、それと同軸
    上に設けられたピニオンギアと、それと噛合するラック
    とを備えて構成し、ラックが前記直動軸の方向に移動す
    るようにしたことを特徴とする屈伸動作補助装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のいずれかに記載の屈伸動
    作補助装置において、前記駆動機構を、モ−タと、それ
    と同軸上に設けられたプ−リと、プ−リよりタイミング
    ベルトを介して回転動力が伝達されるプ−リと、それと
    同軸上に結合されているボ−ルネジナット部と、それと
    鋼球を介して設けられているボ−ルネジ軸とを備えて構
    成し、ボ−ルネジ軸が前記直動軸の方向に移動するよう
    にしたことを特徴とする屈伸動作補助装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の屈伸動
    作補助装置において、前記上半身支持部にグリップと、
    前記グリップの近傍に前記支持部の上昇ボタン、下降ボ
    タン及び非常停止ボタンを備えたことを特徴とする屈伸
    動作補助装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかに記載の屈伸動
    作補助装置において、移動手段を備えたことを特徴とす
    る屈伸動作補助装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の屈伸動作補助装置におい
    て、前記移動手段が電動の駆動手段を備えたことを特徴
    とする屈伸動作補助装置。
  10. 【請求項10】請求項8又は9に記載の屈伸動作補助装
    置において、前記移動手段が制動手段を備えたことを特
    徴とする屈伸動作補助装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいずれかに記載の屈
    伸動作補助装置において、装置の下部に幅0.4m、高
    さ0.45m以上のスペースを備えたことを特徴とする
    屈伸動作補助装置。
  12. 【請求項12】鉛直より使用者の前方に向かって倒れる
    方向に傾斜した直動軸と、 前記直動軸を駆動する駆動機構と、 前記直動軸を収納可能なように左右に平行配置された左
    胴体部及び右胴体部と、各胴体部をつなぐ胴体連接部
    と、から成り、それらの内部に前記駆動機構を収納する
    胴体部と、 前記直動軸の上端に、後方に開口したコの字形に形成さ
    れ、水平に設けられる上部支持部と、 前記上部支持部の一方の後端から他方の後端に弛みを持
    って渡された下部支持部と、 前記左右各胴体部の下端から後方へ水平に延びた後脚
    と、前記後脚の先端に取り付けられる後輪と、前記各胴
    体部の途中から前方に突き出すように設けられた前脚
    と、前記前脚に取り付けられるキャスタとを有する移動
    手段と、 を備えたことを特徴とする屈伸動作補助装置。
  13. 【請求項13】鉛直より使用者の前方に向かって倒れる
    方向に傾斜した直動軸と、 前記直動軸を駆動する駆動機構と、 前記直動軸を収納可能なように左右に平行配置された左
    胴体部及び右胴体部と、各胴体部をつなぐ胴体連接部
    と、から成り、それらの内部に前記駆動機構を収納する
    胴体部と、 前記直動軸の上端に、後方に開口したコの字形に形成さ
    れ、水平に設けられる上部支持部と、 前記上部支持部の一方の後端から他方の後端に弛みを持
    って渡された下部支持部と、 前記左右各胴体部の下端から後方へ水平に延びた後脚
    と、前記後脚の先端に取り付けられる後輪と、前記各胴
    体部の途中から前方に突き出すように設けられた前脚
    と、前記前脚に取り付けられるキャスタとを有する移動
    機構と、 前記上部支持部の前部及び後部にそれぞれ一対のグリッ
    プと、 前記グリップの近傍に、前記駆動機構の上昇を指令する
    上昇ボタン、下降を指令する下降ボタン及び非常停止を
    指令する非常停止ボタンと、 を備えたことを特徴とする屈伸動作補助装置。
  14. 【請求項14】請求項12又は13に記載の屈伸動作補
    助装置において、左胴体部と右胴体部との間に幅0.4
    m、装置の最下部から胴体連接部の最下部までに0.4
    5m以上のスペースを備えたことを特徴とする屈伸動作
    補助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1085283A (ja) * 1996-09-18 1998-04-07 Hitachi Chem Co Ltd 自立歩行支援機
JP2008183203A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Koshu Kin 移乗等補助装置
EP2954883A4 (en) * 2013-02-07 2016-10-12 Fuji Machine Mfg MOVEMENT SUPPORT ROBOT

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