JPH08215346A - テニスラケット - Google Patents
テニスラケットInfo
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- JPH08215346A JPH08215346A JP7028090A JP2809095A JPH08215346A JP H08215346 A JPH08215346 A JP H08215346A JP 7028090 A JP7028090 A JP 7028090A JP 2809095 A JP2809095 A JP 2809095A JP H08215346 A JPH08215346 A JP H08215346A
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- JP
- Japan
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- racket
- gut
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- tennis
- grip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小さな力でパワーのあるスピードボールを打
つことができ、かつ、ボールを打つときにプレーヤーの
手に伝達する衝撃力が小さいテニスラケットを提供する
ことにある。 【構成】 グリップ部2と、シャフト部3と、フレーム
4の内側にガット5を張り渡してガット面6を形成する
ヘッド部7とからなり、ラケット全長Lが710〜81
2mmであり、かつ、ラケット全長Lに対するシャフト
部の長さaの割合を、0.2〜0.5にすることを特徴
とする。
つことができ、かつ、ボールを打つときにプレーヤーの
手に伝達する衝撃力が小さいテニスラケットを提供する
ことにある。 【構成】 グリップ部2と、シャフト部3と、フレーム
4の内側にガット5を張り渡してガット面6を形成する
ヘッド部7とからなり、ラケット全長Lが710〜81
2mmであり、かつ、ラケット全長Lに対するシャフト
部の長さaの割合を、0.2〜0.5にすることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、従来ラケットに比べ
て、小さな力でパワーのあるスピードボールを打つこと
ができ、かつ、ボールを打つときにプレーヤーの手に伝
達される衝撃力を吸収・低減することができるテニスラ
ケットに関するものである。
て、小さな力でパワーのあるスピードボールを打つこと
ができ、かつ、ボールを打つときにプレーヤーの手に伝
達される衝撃力を吸収・低減することができるテニスラ
ケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】テニスラケットは、従来サイズの場合、
全長(グリップエンド8からフレームトップ9までの長
さ)が660〜700mm、重量が320〜380g、
ガット面の面積(フレームで囲まれた領域の面積)が6
00cm2 程度であるが、最近、テニスプレーヤーの技
術の向上等による打球のスピード及びパワーがアップし
たことに伴い、ラケット自体も、これらに対応すべく、
その寸法や形状等の改良が広く行われるようになってき
た。
全長(グリップエンド8からフレームトップ9までの長
さ)が660〜700mm、重量が320〜380g、
ガット面の面積(フレームで囲まれた領域の面積)が6
00cm2 程度であるが、最近、テニスプレーヤーの技
術の向上等による打球のスピード及びパワーがアップし
たことに伴い、ラケット自体も、これらに対応すべく、
その寸法や形状等の改良が広く行われるようになってき
た。
【0003】とりわけ、プロテニスプレーヤーのような
上級者レベルの試合になると、パワーのあるスピードボ
ールの打ち合いになるが、このようなボールを、従来サ
イズの一般的なラケットで打ち返す場合、プレーヤーの
手には大きな衝撃力が作用することになり、プレーヤー
は、この衝撃力に打ち勝つだけの大きな力を発揮しなけ
ればならなかった。この大きな力を発揮することは、プ
レーヤーにとって、かなりのエネルギー量を消耗するこ
とになった。
上級者レベルの試合になると、パワーのあるスピードボ
ールの打ち合いになるが、このようなボールを、従来サ
イズの一般的なラケットで打ち返す場合、プレーヤーの
手には大きな衝撃力が作用することになり、プレーヤー
は、この衝撃力に打ち勝つだけの大きな力を発揮しなけ
ればならなかった。この大きな力を発揮することは、プ
レーヤーにとって、かなりのエネルギー量を消耗するこ
とになった。
【0004】そのため、できるだけ小さな力で、パワー
のあるスピードボールを打つことができるテニスラケッ
トを開発する必要性がある。
のあるスピードボールを打つことができるテニスラケッ
トを開発する必要性がある。
【0005】小さな力でパワーのあるスピードボールを
打つことができるように開発したテニスラケットは、例
えば特開平3−92184号公報に記載されている。こ
の公報に記載のテニスラケットは、その全長を長くし
て、スウィング時のラケットの回転中心からスウィート
スポットまでの距離を長くすること、及び、ラケット重
量等を適正にして振り抜きやすさを高めることでスウィ
ング時のスウィートスポットの移動速度を大きくして、
小さな力でパワーのあるスピードボールを打つことがで
きるようにしたものである。
打つことができるように開発したテニスラケットは、例
えば特開平3−92184号公報に記載されている。こ
の公報に記載のテニスラケットは、その全長を長くし
て、スウィング時のラケットの回転中心からスウィート
スポットまでの距離を長くすること、及び、ラケット重
量等を適正にして振り抜きやすさを高めることでスウィ
ング時のスウィートスポットの移動速度を大きくして、
小さな力でパワーのあるスピードボールを打つことがで
きるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前掲公報に記載のテニ
スラケットは、普通サイズのラケットに比べると、小さ
な力でパワーのあるスピードボールを打つことはできる
ものの、前記ボールを打つ際に、プレーヤーの手に作用
する衝撃力の低減については何ら考慮されてなかったた
め、プレーヤーの手に伝達する衝撃力は依然として大き
いことがわかった。
スラケットは、普通サイズのラケットに比べると、小さ
な力でパワーのあるスピードボールを打つことはできる
ものの、前記ボールを打つ際に、プレーヤーの手に作用
する衝撃力の低減については何ら考慮されてなかったた
め、プレーヤーの手に伝達する衝撃力は依然として大き
いことがわかった。
【0007】そのため、発明者らが、前記衝撃力を低減
させるため鋭意検討を行った結果、ボールを打つとき、
ラケットがある程度撓ることが、前記衝撃力を低減する
のに有用であることを見いだした。なお、ラケットの撓
りを大きくしすぎると、ボールをガット面で捉えた位置
に保持できなくなり、ガット面で跳ね返す前にガット面
内を移動するか、若しくは、ガット面から外にすべり出
してしまうことになり、ボールに与えるエネルギー量は
却って減少することになるため、ラケットの撓りは、適
正範囲に制限することが必要であることも判明した。
させるため鋭意検討を行った結果、ボールを打つとき、
ラケットがある程度撓ることが、前記衝撃力を低減する
のに有用であることを見いだした。なお、ラケットの撓
りを大きくしすぎると、ボールをガット面で捉えた位置
に保持できなくなり、ガット面で跳ね返す前にガット面
内を移動するか、若しくは、ガット面から外にすべり出
してしまうことになり、ボールに与えるエネルギー量は
却って減少することになるため、ラケットの撓りは、適
正範囲に制限することが必要であることも判明した。
【0008】そこで、本発明の目的は、ラケット全長を
長くし、かつ、ラケット全長に対するシャフト部の長さ
の割合の適正化を図ることにより、小さな力でもパワー
のあるスピードボールを打つことができ、かつ、ボール
を打つときにプレーヤーの手に伝達する衝撃力が小さい
テニスラケットを提供することにある。
長くし、かつ、ラケット全長に対するシャフト部の長さ
の割合の適正化を図ることにより、小さな力でもパワー
のあるスピードボールを打つことができ、かつ、ボール
を打つときにプレーヤーの手に伝達する衝撃力が小さい
テニスラケットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のテニスラケットは、グリップ部と、シャフ
ト部と、フレームの内側にガットを張り渡してガット面
を形成するヘッド部とからなり、ラケット全長が710
〜812mmであり、かつ、シャフト部の長さの、ラケ
ット全長に対するシャフト部の長さの割合が、0.2〜
0.5であり、すなわちシャフト部の長さは、ラケット
全長の20〜50%である。なお、ここでいうシャフト
部とは、グリップ部とヘッド部との間のラケット部分を
いい、具体的には、主に、スロート部のこと意味する
が、スロート部とグリップ部の間にさらに他のラケット
部分が存在する場合には、この部分も含めることとす
る。
め、本発明のテニスラケットは、グリップ部と、シャフ
ト部と、フレームの内側にガットを張り渡してガット面
を形成するヘッド部とからなり、ラケット全長が710
〜812mmであり、かつ、シャフト部の長さの、ラケ
ット全長に対するシャフト部の長さの割合が、0.2〜
0.5であり、すなわちシャフト部の長さは、ラケット
全長の20〜50%である。なお、ここでいうシャフト
部とは、グリップ部とヘッド部との間のラケット部分を
いい、具体的には、主に、スロート部のこと意味する
が、スロート部とグリップ部の間にさらに他のラケット
部分が存在する場合には、この部分も含めることとす
る。
【0010】また、ガットを張らない状態のラケットの
曲げ剛性が、(5〜50)×106kgf・mm2 であること
が好ましい。なお、前記曲げ剛性は、図3に示すよう
に、ヘッド部の仮想ガット面が水平になるように、グリ
ップエンドから所定長さ(例えば150mm)だけグリ
ップ部分をジグ10で固定した後、フレームトップに、
所定荷重Pを下方に向かって負荷し、このときのフレー
ムトップの変位量Wを測定し、以下の式から算出した。
曲げ剛性が、(5〜50)×106kgf・mm2 であること
が好ましい。なお、前記曲げ剛性は、図3に示すよう
に、ヘッド部の仮想ガット面が水平になるように、グリ
ップエンドから所定長さ(例えば150mm)だけグリ
ップ部分をジグ10で固定した後、フレームトップに、
所定荷重Pを下方に向かって負荷し、このときのフレー
ムトップの変位量Wを測定し、以下の式から算出した。
【0011】式: EI=P×l3 /(3×W) EI:曲げ剛性(kgf・mm2),P:荷重(kgf) ,l:グリ
ップ部をジグ10で固定したときのジグ先端からフレー
ムトップ9までの長さ(mm) ,W:荷重負荷時のフレー
ムトップ9の変位量(mm)
ップ部をジグ10で固定したときのジグ先端からフレー
ムトップ9までの長さ(mm) ,W:荷重負荷時のフレー
ムトップ9の変位量(mm)
【0012】さらに、静的バランス位置が、グリップ端
から270〜360mmの範囲内にあることがより好ま
しい。
から270〜360mmの範囲内にあることがより好ま
しい。
【0013】図1(a),(b) に、本発明にしたがう代表的
なテニスラケットの平面及び側面形状を示し、図中の符
号1はテニスラケット、2はグリップ部、3はシャフト
部、4はフレーム、5はガット、6はガット面、7はヘ
ッド部、8はグリップエンド、9はフレームトップであ
る。
なテニスラケットの平面及び側面形状を示し、図中の符
号1はテニスラケット、2はグリップ部、3はシャフト
部、4はフレーム、5はガット、6はガット面、7はヘ
ッド部、8はグリップエンド、9はフレームトップであ
る。
【0014】この図に示すテニスラケットは、ガット面
を広くしたラージサイズのラケットであり、グリップ部
2と、シャフト部3と、フレーム4の内側にガット5を
張り渡してガット面6を形成するヘッド部7とからなっ
ている。なお、この図では、シャフト部3を、スロート
部3aと、スロート部3a及びグリップ部2の間の部分
3bとで構成した場合が示してあるが、スロート部の
み、若しくは、前記部分3bのみで構成することもでき
る。
を広くしたラージサイズのラケットであり、グリップ部
2と、シャフト部3と、フレーム4の内側にガット5を
張り渡してガット面6を形成するヘッド部7とからなっ
ている。なお、この図では、シャフト部3を、スロート
部3aと、スロート部3a及びグリップ部2の間の部分
3bとで構成した場合が示してあるが、スロート部の
み、若しくは、前記部分3bのみで構成することもでき
る。
【0015】ラケット1の寸法は、ラケット全長Lを7
10〜812mm、好ましくは730〜790mmの範
囲にし、かつ、ラケット全長Lに対するシャフト部の長
さaの割合は、0.2〜0.5にする。この割合は、実
際的には、ヘッド部のサイズ(具体的にはガット面の面
積)や、グリップ部の長さとの関係で決定されるもので
あり、ガット面がミッドサイズのラケットの場合とラー
ジサイズのラケット場合とで、前記割合の好適範囲は幾
分ずれてくる。即ち、ミッドサイズのラケットでは、前
記割合は、0.3〜0.5にすることが好ましく、ま
た、ラージサイズのラケットでは、前記割合は、0.2
〜0.4にすることが好ましい。なお、ガット面の面積
は、特に限定はしないが、ラージサイズで630〜71
0cm2 、ミッドサイズで580〜630cm2 の範囲
にすることが好ましく、ガットの張り方は、従来公知の
種々の方法にて行うことができ、典型的には、いわゆる
平織状に張設することができる。
10〜812mm、好ましくは730〜790mmの範
囲にし、かつ、ラケット全長Lに対するシャフト部の長
さaの割合は、0.2〜0.5にする。この割合は、実
際的には、ヘッド部のサイズ(具体的にはガット面の面
積)や、グリップ部の長さとの関係で決定されるもので
あり、ガット面がミッドサイズのラケットの場合とラー
ジサイズのラケット場合とで、前記割合の好適範囲は幾
分ずれてくる。即ち、ミッドサイズのラケットでは、前
記割合は、0.3〜0.5にすることが好ましく、ま
た、ラージサイズのラケットでは、前記割合は、0.2
〜0.4にすることが好ましい。なお、ガット面の面積
は、特に限定はしないが、ラージサイズで630〜71
0cm2 、ミッドサイズで580〜630cm2 の範囲
にすることが好ましく、ガットの張り方は、従来公知の
種々の方法にて行うことができ、典型的には、いわゆる
平織状に張設することができる。
【0016】また、ガットを張らない状態のラケットの
曲げ剛性は、(5〜50)×106kgf・mm2 にすること
が好ましく、より好ましくは、(10〜25)×106
kgf・mm2 にする。
曲げ剛性は、(5〜50)×106kgf・mm2 にすること
が好ましく、より好ましくは、(10〜25)×106
kgf・mm2 にする。
【0017】さらに、ヘッド部が重くなりすぎて、振り
抜き性が悪化するのを避けるため、静的バランス位置
は、グリップエンド8から270〜360mmの範囲内
にあることが好ましく、より好ましくは、300〜33
0mmの範囲内にあるようにする。
抜き性が悪化するのを避けるため、静的バランス位置
は、グリップエンド8から270〜360mmの範囲内
にあることが好ましく、より好ましくは、300〜33
0mmの範囲内にあるようにする。
【0018】ラケットの材質は、アルミ材料や、カーボ
ン繊維等で強化したプラスチック材料等の非木質系材料
で構成することが好ましく、この場合のラケットの製造
は、既知の一体成形法等によって行うことができる。ま
た、ラケット重量は、振り抜きやすさ等を考えれば33
0g以下にすることが好ましいが、特に非力なプレーヤ
ーに対しては300g以下にすることがより好ましい。
ン繊維等で強化したプラスチック材料等の非木質系材料
で構成することが好ましく、この場合のラケットの製造
は、既知の一体成形法等によって行うことができる。ま
た、ラケット重量は、振り抜きやすさ等を考えれば33
0g以下にすることが好ましいが、特に非力なプレーヤ
ーに対しては300g以下にすることがより好ましい。
【0019】
【作用】本発明のテニスラケットは、従来ラケットに比
べて、ラケット全長を長くし、かつ、ラケット全長に対
するシャフト部長さの割合を適正にすることにより、ボ
ールをラケットで捉えた瞬間は、ラケットが従来ラケッ
トよりも大きく撓りながらプレーヤーの手に伝達する衝
撃力を吸収・低減することができ、また、その後すぐ
に、撓ったラケットが復元することによって、ボールに
より大きなエネルギーを与えることができる。
べて、ラケット全長を長くし、かつ、ラケット全長に対
するシャフト部長さの割合を適正にすることにより、ボ
ールをラケットで捉えた瞬間は、ラケットが従来ラケッ
トよりも大きく撓りながらプレーヤーの手に伝達する衝
撃力を吸収・低減することができ、また、その後すぐ
に、撓ったラケットが復元することによって、ボールに
より大きなエネルギーを与えることができる。
【0020】なお、ラケットの撓り量が大きすぎると、
ボールに与えるエネルギー量は却って減少する場合があ
ることは既に前述したが、ガットを張らない状態のラケ
ットの曲げ剛性を(5〜50)×106 kgf・mm2 にす
ることによって、ラケットの撓り量を適正にすることが
できる。
ボールに与えるエネルギー量は却って減少する場合があ
ることは既に前述したが、ガットを張らない状態のラケ
ットの曲げ剛性を(5〜50)×106 kgf・mm2 にす
ることによって、ラケットの撓り量を適正にすることが
できる。
【0021】また、一般に、ラケット全長を長くした場
合、ラケットの振り抜きやすさは悪化する傾向にあり、
この振り抜きやすさは、主に、ラケット重量、静的バラ
ンス位置(いわゆるラケットの重心位置)、及び慣性半
径を因子とする慣性モーメントに大きく左右されること
は知られている。そこで、静的バランス位置を、グリッ
プ端から270〜360mmの範囲内にすることによっ
て、ある程度のラケットの振り抜きやすさが保証され
る。
合、ラケットの振り抜きやすさは悪化する傾向にあり、
この振り抜きやすさは、主に、ラケット重量、静的バラ
ンス位置(いわゆるラケットの重心位置)、及び慣性半
径を因子とする慣性モーメントに大きく左右されること
は知られている。そこで、静的バランス位置を、グリッ
プ端から270〜360mmの範囲内にすることによっ
て、ある程度のラケットの振り抜きやすさが保証され
る。
【0022】
【実施例】本発明にしたがうテニスラケットの具体的な
実施例を図面を参照しながら説明する。 ・実施例1 実施例1のテニスラケット1は、図1(a),(b) に示す平
面及び側面形状を有するガット面がラージサイズのラケ
ットであり、グリップ2からシャフト部3を介して楕円
状に延びるフレーム4と、このフレーム4の内側にガッ
ト5を平織状に張り渡してなるガット面6(ガット面の
面積が677cm2 )とからなるヘッド7を有してい
る。シャフト部3は、スロート部3aと、スロート部3
a及びグリップ部2の間の部分3bとで構成した。ラケ
ット1の寸法は、ラケット全長Lを750mmとし、ラ
ケット全長Lに対するシャフト部の長さaの割合を、
0.31にし、ヘッド部7及びグリップ部2の長さの前
記割合を、それぞれ0.45,0.13にした。また、
ガットを張らない状態のラケットの曲げ剛性は、20×
106 kgf・mm2 にし、静的バランス位置は、グリップ
エンド8から310mmの位置になるようにした。ラケ
ットの材質は、エポキシ樹脂をカーボン繊維で補強した
FRPとした。ラケット重量は、320gとした。
実施例を図面を参照しながら説明する。 ・実施例1 実施例1のテニスラケット1は、図1(a),(b) に示す平
面及び側面形状を有するガット面がラージサイズのラケ
ットであり、グリップ2からシャフト部3を介して楕円
状に延びるフレーム4と、このフレーム4の内側にガッ
ト5を平織状に張り渡してなるガット面6(ガット面の
面積が677cm2 )とからなるヘッド7を有してい
る。シャフト部3は、スロート部3aと、スロート部3
a及びグリップ部2の間の部分3bとで構成した。ラケ
ット1の寸法は、ラケット全長Lを750mmとし、ラ
ケット全長Lに対するシャフト部の長さaの割合を、
0.31にし、ヘッド部7及びグリップ部2の長さの前
記割合を、それぞれ0.45,0.13にした。また、
ガットを張らない状態のラケットの曲げ剛性は、20×
106 kgf・mm2 にし、静的バランス位置は、グリップ
エンド8から310mmの位置になるようにした。ラケ
ットの材質は、エポキシ樹脂をカーボン繊維で補強した
FRPとした。ラケット重量は、320gとした。
【0023】・実施例2 実施例2のテニスラケット1は、ミッドサイズのラケッ
トであり、グリップ2からシャフト部3を介して楕円状
に延びるフレーム4と、このフレーム4の内側にガット
5を平織状に張り渡してなるガット面6(ガット面の面
積が612cm 2 )とからなるヘッド7を有している。
シャフト部3は、スロート部3aと、スロート部3a及
びグリップ部2の間の部分3bとで構成した。ラケット
1の寸法は、ラケット全長Lを730mmとし、ラケッ
ト全長Lに対するシャフト部の長さaの割合を、0.3
8にし、ヘッド部7及びグリップ部2の長さの前記割合
を、それぞれ0.40,0.22にした。また、ガット
を張らない状態のラケットの曲げ剛性は、10×106
kgf・mm2 にし、静的バランス位置は、グリップエンド
8から311mmの位置になるようにした。ラケットの
材質は、エポキシ樹脂をカーボン繊維で補強したFRP
とした。ラケット重量は、320gとした。
トであり、グリップ2からシャフト部3を介して楕円状
に延びるフレーム4と、このフレーム4の内側にガット
5を平織状に張り渡してなるガット面6(ガット面の面
積が612cm 2 )とからなるヘッド7を有している。
シャフト部3は、スロート部3aと、スロート部3a及
びグリップ部2の間の部分3bとで構成した。ラケット
1の寸法は、ラケット全長Lを730mmとし、ラケッ
ト全長Lに対するシャフト部の長さaの割合を、0.3
8にし、ヘッド部7及びグリップ部2の長さの前記割合
を、それぞれ0.40,0.22にした。また、ガット
を張らない状態のラケットの曲げ剛性は、10×106
kgf・mm2 にし、静的バランス位置は、グリップエンド
8から311mmの位置になるようにした。ラケットの
材質は、エポキシ樹脂をカーボン繊維で補強したFRP
とした。ラケット重量は、320gとした。
【0024】・従来例 従来例のテニスラケットは、図2に示す平面形状を有
し、ラケットの全長が680mmであり、ラケット全長
に対するシャフト部の長さaの割合が、0.19であ
り、静的バランス位置は、グリップエンド8から320
mmの位置であり、ラケット重量は、345gであるこ
と以外は、実施例1に使用したラケットとほぼ同じ構造
を有する。
し、ラケットの全長が680mmであり、ラケット全長
に対するシャフト部の長さaの割合が、0.19であ
り、静的バランス位置は、グリップエンド8から320
mmの位置であり、ラケット重量は、345gであるこ
と以外は、実施例1に使用したラケットとほぼ同じ構造
を有する。
【0025】これらのラケットを用いて、プロのテニス
プレイヤー3人に試打してもらい評価した。その結果、
実施例1及び2はいずれも、従来例に比べ、小さな力で
パワーのあるスピードボールを打つことができ、かつ、
ボールを打つときにプレーヤーの手に伝達する衝撃力が
小さかった。なお、ラケットの振抜きやすさは、いずれ
もほぼ同等であった。
プレイヤー3人に試打してもらい評価した。その結果、
実施例1及び2はいずれも、従来例に比べ、小さな力で
パワーのあるスピードボールを打つことができ、かつ、
ボールを打つときにプレーヤーの手に伝達する衝撃力が
小さかった。なお、ラケットの振抜きやすさは、いずれ
もほぼ同等であった。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、パワーのあるスピード
ボールを、従来ラケットに比し、より小さな力で打つこ
とができ、しかも、プレーヤーの手に伝達する衝撃力も
小さくなり、この結果、プレーヤーのエネルギーの消耗
量は少なくなる。このことは、特に、プロのテニスプレ
ーヤーが、パワーのあるスピードボールを打ち合うよう
な場合に顕著な効果がある。
ボールを、従来ラケットに比し、より小さな力で打つこ
とができ、しかも、プレーヤーの手に伝達する衝撃力も
小さくなり、この結果、プレーヤーのエネルギーの消耗
量は少なくなる。このことは、特に、プロのテニスプレ
ーヤーが、パワーのあるスピードボールを打ち合うよう
な場合に顕著な効果がある。
【図1】本発明に従う代表的なテニスラケットであり、
(a) が平面図、(b) が側面図である。
(a) が平面図、(b) が側面図である。
【図2】従来ラケットの平面図である。
【図3】ラケットの曲げ剛性を算出するための試験方法
を説明するための図である。
を説明するための図である。
1 テニスラケット 2 グリップ部 3 シャフト部 4 フレーム 5 ガット 6 ガット面 7 ヘッド部 8 グリップエンド 9 フレームトップ 10 ジグ
Claims (3)
- 【請求項1】 グリップ部と、シャフト部と、フレーム
の内側にガットを張り渡してガット面を形成するヘッド
部とからなるテニスラケットにおいて、 ラケット全長が710〜812mmであり、かつ、ラケ
ット全長に対するシャフト部の長さの割合を、0.2〜
0.5にすることを特徴とするテニスラケット。 - 【請求項2】 ガットを張らない状態のラケットの曲げ
剛性が、(5〜50)×106 kgf・mm2 である請求項
1に記載のテニスラケット。 - 【請求項3】 静的バランス位置が、グリップ端から2
70〜360mmの範囲内にある請求項1又は2に記載
のテニスラケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7028090A JP2866020B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | テニスラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7028090A JP2866020B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | テニスラケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215346A true JPH08215346A (ja) | 1996-08-27 |
| JP2866020B2 JP2866020B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=12239090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7028090A Expired - Fee Related JP2866020B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | テニスラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2866020B2 (ja) |
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| JP2009261914A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-11-12 | Mizuno Corp | ラケットフレーム |
-
1995
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| JP2866020B2 (ja) | 1999-03-08 |
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