JPH08215638A - ごみ選別装置 - Google Patents

ごみ選別装置

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JPH08215638A
JPH08215638A JP7326809A JP32680995A JPH08215638A JP H08215638 A JPH08215638 A JP H08215638A JP 7326809 A JP7326809 A JP 7326809A JP 32680995 A JP32680995 A JP 32680995A JP H08215638 A JPH08215638 A JP H08215638A
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waste
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sorting device
bag
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Seitaro Imoto
清太郎 井本
Takayuki Terada
孝幸 寺田
Masayoshi Nagabuchi
正義 永渕
Zenichi Wakabayashi
善一 若林
Motoji Torii
元二 鳥居
Takashi Yamamoto
尚 山元
Tomikazu Yamashita
富和 山下
Takeshi Nakagawa
武 中川
Yoichiro Tsutsui
陽一郎 筒井
Tatsuya Sakurai
龍也 櫻井
Ryota Muraoka
良太 村岡
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Central Japan Railway Co
Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置をコンパクトにすることができ、しかもご
みの選別精度の向上を図ることができるごみ選別装置を
提供する。 【解決手段】ごみ袋を破袋して該ごみ袋内のごみを取り
出し、このごみを選別するごみ選別装置であって、一端
をごみ投入口、他端をごみ排出口として搬送通路12を
有する振動コンベア1と、振動コンベア1の搬送通路1
2に設けられ、搬送通路12を通過するごみ袋を切り裂
く破袋手段2と、振動コンベア1の搬送通路12に形成
され、搬送通路12から上方に上向きの気体を噴射する
多数の通孔51と、振動コンベア1のごみ排出口下方に
設けられ、ごみ排出口から排出されるごみに気体を噴射
して該ごみを可燃物と不燃物とに選別する風力選別装置
4とを備えている。破袋手段2は、複数の固定下刃21
と、複数の移動上刃22とで構成されている。すくい体
やローラコンベアなどの第2の選別装置により可燃物へ
のアルミ缶の混入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ袋を破袋し、
破袋したごみを選別するごみ選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平5−96243号公報記載
のものに見られるように、振動コンベアを構成するごみ
搬送通路の中間高さ位置にスクリーンを設け、スクリー
ンに形成された網目を通過するごみを小径の不燃物とみ
なして下側空間部に導くとともに、スクリーンを通過し
ない上側空間部のごみを風力選別により可燃物と不燃物
とに分離するごみ分離装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のごみ分離装置では、ごみを振動コンベアに投入する
にあたって、ごみ袋に収容されたごみを該ごみ袋から取
り出した状態で投入しなければ上述したようなごみの分
離を図ることができず、このため、ごみを投入する前工
程にごみ袋を破袋して該ごみ袋内のごみを取り出す破袋
装置を別に設けなければならず、装置が大型になるとい
う問題があった。
【0004】また、ごみの選別にあたって風力選別を行
う場合には、軽量物である可燃物とアルミ缶との選別が
完全でなく、可燃物内にアルミ缶が混入した状態で焼却
処理される場合が生じる。この場合、アルミ缶が溶融し
て焼却装置に付着するなどの悪影響を与えるため、焼却
処理する前段階でこれら可燃物とアルミ缶とを確実に選
別することができる装置が要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ごみ選別装置は、ごみを収容したごみ袋を破袋して該ご
み袋内のごみを取り出し、このごみを選別するごみ選別
装置であって、一端をごみ投入口、他端をごみ排出口と
して搬送通路を有する振動コンベアと、該振動コンベア
の搬送通路に設けられ、搬送通路を通過するごみ袋を切
り裂く破袋手段と、振動コンベアの搬送通路に形成さ
れ、該搬送通路から上方に上向きの気体を噴出する多数
の通孔と、振動コンベアのごみ排出口下方に設けられ、
ごみ排出口から排出されるごみに気体を噴射して該ごみ
を可燃物と不燃物とに選別する風力選別装置とを備えた
ものである。
【0006】本発明の請求項2記載のごみ選別装置は、
前記破袋手段は、振動コンベアの搬送通路上に立設した
複数個の下刃と、振動コンベアの上方において、搬送通
路の方向に往復動可能に、しかも先端部が上記搬送通路
に対して接近離間可能に設けられ、搬送通路上のごみ袋
を上方から突き刺し可能、且つ上記下刃との協動作用に
よってごみ袋を切り裂く複数個の上刃とから構成された
ものである。
【0007】本発明の請求項3記載のごみ選別装置は、
前記通孔は、前記搬送通路の少なくともごみ排出口近辺
に設けられている。
【0008】上記請求項1乃至3記載のごみ選別装置に
おいては、振動コンベアにごみをごみ袋ごと投入し、該
振動コンベア上において破袋手段で破袋した後に風力選
別装置により可燃物と不燃物とに選別することで装置の
小型化を図り、しかも、振動コンベアの振動によって破
袋されたごみをほぐすとともに、排出口近辺に設けた通
孔から噴出される空気流によりさらにごみをほぐして風
力選別装置での選別を行う。
【0009】また、破袋手段を、振動コンベアの搬送通
路上に立設した複数の下刃と、振動コンベアの上方にお
いて、搬送通路の方向に往復動可能に、しかも先端部が
上記搬送通路に対して接近離間可能に設けられ、搬送通
路上のごみ袋を上方から突き刺し可能、且つ上記下刃と
の協動作用によってごみ袋を切り裂く複数の上刃とから
構成したことで、上刃をごみ袋に突き刺し、この上刃を
搬送通路の方向に移動させて下刃と協動してごみ袋を破
袋する。
【0010】本発明の請求項4記載のごみ選別装置は、
ごみを選別するごみ選別装置であって、一端をごみ投入
口、他端をごみ排出口として搬送通路を有する振動コン
ベアと、振動コンベアの搬送通路に形成され、該搬送通
路から上方に上向きの気体を噴出する多数の通孔と、振
動コンベアのごみ排出口下方に設けられ、ごみ排出口か
ら排出されるごみに気体を噴射して該ごみを軽量物と重
量物とに選別する風力選別装置と、前記風力選別装置に
より吹き飛ばされた軽量物を、アルミ缶と可燃物とに選
別する第2の選別装置とを備えたものである。
【0011】本発明の請求項5記載のごみ選別装置で
は、前記第2の選別装置は、前記振動コンベアの排出端
から所定距離を隔てた位置に該振動コンベアと一体に配
設され、ごみの排出方向と同方向に延設された複数本の
ロッドを一定間隔を有して略水平面上に平行に配置した
すくい体であり、該一定間隔はアルミ缶が通過可能で、
その他の可燃物は前記ロッド上を前記振動コンベアから
伝わる振動により搬送されるように構成されている。
【0012】本発明の請求項6記載のごみ選別装置で
は、前記第2の選別装置は、前記振動コンベアの排出端
から所定距離を隔てた位置に配置され前記振動コンベア
の搬送方向と同方向に搬送可能なローラコンベアであ
り、該ローラコンベアを構成する複数のローラの間隔は
アルミ缶が通過可能で、その他の可燃物はローラコンベ
アにより搬出されるように構成されている。
【0013】本発明の請求項7記載のごみ選別装置は、
前記ローラコンベアの下方には固定刃を近接配置してい
る。
【0014】本発明の請求項8記載のごみ選別装置は、
前記ローラコンベアの各ローラの周面が弾性体で被覆さ
れ、該弾性体には軸方向に溝が形成されている。
【0015】上記請求項4乃至6記載のごみ選別装置に
おいては、すくい体やローラコンベアなどの第2の選別
装置により、可燃物に混入するアルミ缶を該可燃物から
選別する。
【0016】請求項7記載のごみ選別装置では、ローラ
コンベアに絡みつく紐状物やビニール袋を固定刃によっ
て切断して除去する。
【0017】請求項8記載のごみ選別装置では、弾性体
により衝撃を緩和するとともに、溝に沿ってナイフを通
すことでローラに巻きついた紐状物を切断して除去す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1は、ごみ選別装置の概略の全体構成を
示している。
【0020】このごみ選別装置は、振動コンベア1と、
該振動コンベア1に設けられた破袋装置(破袋手段)2
と、振動コンベア1のごみ排出口下部に設けられた風力
選別装置4とを備えたものである。
【0021】前記振動コンベア1は、図示しない加振装
置による加振運動を振動伝達部材11を介してこの振動
コンベア1に伝達することで搬送通路12(図2及び図
3参照)を振動させ、この振動によりごみを搬送方向に
搬送するものである。
【0022】振動コンベア1のごみ投入口にはホッパ1
3が設けられており、ホッパ13の上面開口からごみを
投入するように構成されている。
【0023】前記破袋装置2は、図2及び図3に示すよ
うに振動コンベア1の搬送通路12に突設された複数個
の下刃21と、搬送通路12の上方に配置された複数個
の上刃22と、上刃22を駆動させる駆動装置3とから
構成されている。
【0024】上記上刃22は、上記駆動装置3により搬
送通路12の方向に往復動可能に、且つ先端部が上記搬
送通路12に対して接近離間可能に構成されている。
【0025】前記駆動装置3は、ガイドレール31に沿
って前記振動コンベヤ1の搬送通路12と平行に往復運
動自在に設置された支持台32と、該支持台32の前後
に軸支された2本の軸部材33,33にそれぞれ複数本
設けられた作動アーム34と、上記支持台32に連結さ
れた往復駆動手段35とから構成され、上記作動アーム
34の先端に前記上刃22が連設されている。
【0026】前記往復駆動手段35は、図示はしない
が、例えば水平回転する回転体の周縁部と支持台32と
を連結ロッド36で連結し、回転体の回転運動を連結ロ
ッド36を介して往復運動に変換するものが用いられて
いる。
【0027】前記2本の軸部材33,33の一端は、シ
リンダ37の伸縮ロッドが連結アーム37a、同調ロッ
ド37bを介して連結されており、このシリンダ37の
伸縮作動により各軸部材33に設けられた作動アーム3
4が連動して上下方向に回動する。
【0028】前記上刃22は、前記作動アーム34の先
端に略直角に延設されており、前記シリンダ37の伸縮
作動による作動アーム34の回動に伴い上下方向に移動
するとともに、前記往復駆動手段35による支持台32
の往復運動により前後方向に移動する。
【0029】例えば、上刃22は、以下に示す〜の
工程を1サイクルとして運動するよう往復駆動手段35
及びシリンダ37が制御される。
【0030】 最もごみ投入口側に近づく最前方にお
いて最上方に回動配置される行程(図3の実線参照)。
【0031】上記最上方から最下方に回動して搬送通
路12に近接する行程(図3の二点鎖線参照)。
【0032】上記最下方を保持して最もごみ排出口側
に近づく最後方に移動する行程。
【0033】上記最後方において、最下方から最上方
に回動する行程。
【0034】上記最上方を保持して上記最後方から前
記最前方に移動する行程。
【0035】前記風力選別装置4は、振動コンベア1の
ごみ排出口の下部に設けられた第1空気供給室41と、
該第1空気供給室41に配管43を介して連通され駆動
モータ44aにより駆動されるブロワ44と、ごみ選別
収容部46とから構成されている。
【0036】前記第1空気供給室41には、振動コンベ
ア1のごみ排出口から排出されるごみに向かって上向き
方向に空気を噴射する噴射部42が形成されている。
【0037】また、前記配管43にはブロワ44から送
給される空気量を調整する調整弁45が設けられてい
る。
【0038】前記ごみ選別収容部46は、振動コンベア
1のごみ排出口側に配置された不燃物収容部47と、該
不燃物収容部47と分離板48を隔てて平行に配置され
た可燃物収容部49とから構成され、これら不燃物収容
部47と可燃物収容部49の底部には搬送コンベア47
a、49aが配設されている。
【0039】このように構成された風力選別装置4は、
ブロワ44により調整弁45を経て第1空気供給室41
に空気を送給し、この空気を噴射部42から上方に向か
って噴射することで、この噴射による空気流により振動
コンベア1から排出されるごみを、可燃物と不燃物とに
選別する。つまり、噴射部42から噴射された空気流に
より軽いごみが可燃物収容部49に飛ばされ、重いごみ
が手前の不燃物収容部47に落ちることで、可燃物と不
燃物とを選別している。
【0040】なお、噴射部42からの空気の噴射方向及
び噴射量、振動コンベア1に対する不燃物収容部47と
可燃物収容部49の配置位置、及び分離板48の高さ
は、振動コンベア1から排出されるごみが不燃物と可燃
物とに的確に選別にされるよう相対的に設定されてい
る。
【0041】また、前記振動コンベア1のごみ排出口側
の搬送通路12には、複数の通孔51が形成されるとと
もに、該通孔51が形成された搬送通路12の下面に第
2空気供給室52が設けられている。なお、第2空気供
給室52の下部には前記第1空気供給室41が配置され
ている。
【0042】前記第2空気供給室52は、前記配管43
から分岐された分岐管53が連通され、該分岐管53に
調整弁54が設けられている。よって、ブロワ44から
送給される空気は前記第1空気供給室41に供給される
とともに、第2空気供給室52へも供給され、通孔51
から搬送通路12の上方に向かって噴出させることで、
この噴出空気がここを通過するごみに当たり、この作用
で塊状のごみをほぐすことができる。
【0043】なお、図1に示す符号6はごみ選別収容部
46の上部に連通された集じん機、15は搬送通路12
の側部に設けられた側板である。
【0044】次に、このように構成されたごみ選別装置
の動作について説明する。
【0045】まず、ごみ袋をホッパ13に投入する。投
入されたごみはホッパ13の下方から振動コンベア1に
搬入され、振動コンベア1の振動によりごみ排出口へと
搬送される。この振動コンベア1による搬送時におい
て、破袋装置2の上刃22が最上方から最下方に回動す
ることで、上刃22がごみ袋内に突き刺さり、さらに上
刃22が搬送方向に移動することで下刃21と協動して
ごみ袋を破袋する。
【0046】このようにして破袋されてごみ袋から取り
出されたごみは振動コンベア1によりごみ排出口に搬送
され、ごみ排出口の手前において通孔51から搬送通路
12の上方に噴出する空気流によってほぐされながらご
み排出口から排出される。
【0047】そして、排出されるごみは、噴射部42か
ら噴射される空気流により軽い可燃物は飛ばされて可燃
物収容部49に収容され、重い不燃物が手前の不燃物収
容部47に落ち、それぞれ搬送コンベア49a,47a
によって適所に搬送される。
【0048】上述したごみ選別装置は、振動コンベア1
にごみをごみ袋ごと投入し、該振動コンベア1上におい
て破袋装置2で破袋した後に風力選別装置4により可燃
物と不燃物とに選別しているので、従来のように破袋装
置を上流側に別設することなく、装置をコンパクトにす
ることができる。しかも、振動コンベア1の振動によっ
て破袋されたごみがほぐされるとともに、ごみ排出口側
に設けた通孔51から噴出される空気流によりさらにご
みがほぐされ、風力選別装置4による選別精度を向上さ
せることができる。
【0049】なお、本例では、通孔51を、搬送通路1
2のごみ排出口近辺に所定幅で形成したものについて説
明したが、通孔51は搬送通路12の全体に形成しても
よい。
【0050】図4及び図5は、請求項4及び5記載のご
み選別装置を示している。なお、前述したごみ選別装置
と同様の部材には同符号を付し説明は省略する。
【0051】前記振動コンベア1の排出端にすくい体7
が設けられている。
【0052】すくい体7は、本体部71から複数本のロ
ッド72が延設された櫛状に形成されたもので、ロッド
72が前記振動コンベア1の搬送方向と同方向に延設配
置されており、両側端のロッド72が前記振動コンベア
1側に延長されて該振動コンベア1に連設されている。
よって、すくい体7は、振動コンベア1の排出端から所
定の距離を隔てた状態で略水平に配置されている。
【0053】また、前記隣接する各ロッド72の間隔H
は、アルミ缶が通過可能で、且つ可燃物がこれらロッド
72上に乗り前記振動コンベア1から伝わる振動によっ
て同方向に搬送されるように設定されている。
【0054】前記すくい体7の下方には、前記不燃物収
容部47を形成する回収ホッパが設置されるとともに、
すくい体7の先端が臨む不燃物収容部47の前方には可
燃物収容部49を形成する回収ホッパが設置されてい
る。
【0055】さらに、前記すくい体7の先端部の上方に
なるごみ選別収容部46の上部には案内板75が配置さ
れている。この案内板75は、噴射部42から噴射され
る空気流により上方に飛ばされた可燃物を前記すくい体
7上もしくは可燃物回収部49に導くためのものであ
る。
【0056】案内板75の反対側には通孔76が形成さ
れており、該通孔76が図示しない集じん機に連通され
ている。
【0057】なお、このごみ選別装置においては、ごみ
を予め破袋した状態で振動コンベア1に搬入しても良
く、この場合には前述した破袋装置は必要ないが、ここ
では前述と同様の破袋装置が振動コンベア1に設けられ
ているものとして説明する。
【0058】次に、上述のように構成されたごみ選別装
置の動作について説明する。
【0059】なお、振動コンベア1及び振動コンベア1
による搬送時における破袋装置の動作については前述し
たごみ選別装置と同様であり説明は省略する。
【0060】振動コンベア1によりごみ排出口に搬送さ
れたごみは、ごみ排出口の手前において通孔51から搬
送通路12の上方に噴出する空気流によってほぐされな
がらごみ排出口から排出される。
【0061】そして、排出されるごみは、噴射部42か
ら噴射される空気流により可燃物が上方に飛ばされ、可
燃物に比して重い不燃物が手前の不燃物収容部47に落
ちる。
【0062】この際、上方に飛ばされる可燃物には不燃
物の中でも軽量のアルミ缶が混入する場合があるもの
の、混入したアルミ缶はすくい体7上に落下することに
なる。つまり、アルミ缶がどんなに飛ばされても必ずす
くい体7上に落ちるように、噴射される空気流の強さや
すくい体7の配置位置が設定されている。
【0063】このようにして、すくい体7上に落ちたア
ルミ缶は、振動コンベア1からすくい体7に伝わる振動
によって姿勢が変化され、これによりロッド72の間か
ら不燃物収容部47に落ち、上記先に落ちた不燃物とと
もに搬送コンベア47aによって適所に搬送される。
【0064】また、前記アルミ缶とともにすくい体7上
に落ちた可燃物は、すくい体7の振動によりロッド72
上を先端側に搬送され、該先端から可燃物収容部49に
落下し、案内板75によって直接可燃物収容部49に落
下した可燃物とともに搬送コンベア49aで適所に搬送
される。
【0065】このように、すくい体7で上方に飛ばされ
たアルミ缶を受け止め、該アルミ缶を不燃物収容部47
aに導くことで、可燃物内へのアルミ缶の混入を防止で
き、選別精度の向上を図ることができる。
【0066】図6及び図7は、請求項6記載のごみ選別
装置を示している。
【0067】このごみ選別装置は、前述したすくい体7
の代わりにローラコンベア8を設けたものであり、他構
成は同様であり、同様の部材には同符号を付し説明は省
略する。
【0068】ローラコンベア8は、振動コンベア1の排
出端から所定距離を隔てて該振動コンベア1の延長上に
配設された複数本のローラ81で構成されている。
【0069】これらローラ81の両端部は、図7に示す
ように不燃物収容部47を形成する回収ホッパの側面を
挿通した状態で軸支されており、これらローラ81の一
端にスプロケット83及びチェーン84を介して連係さ
れた駆動モータ82により駆動自在に構成されている。
【0070】このローラ81は、両端に鍔81cを有す
る鍔付ローラである。
【0071】前記各ローラ81の間隔Hは、アルミ缶が
通過可能で、且つ可燃物がこれらローラ81上に乗り搬
送されるように設定されている。
【0072】また、ローラ81は、図8に示すように、
その周面がゴムなどの弾性体81aで被覆され、弾性体
81aにより衝撃の緩和を果たす。また弾性体81aの
軸方向には溝81bが形成されている。この溝81b
は、該ローラ81の周面、つまり弾性体81aの表面に
糸くずなどの紐状物が巻きついた場合に、該溝81bに
沿ってナイフを通すことで該紐状物を切断するためのも
ので、これによってローラ81に巻きついた紐状物を簡
単に取り除くことができる。
【0073】さらに、各ローラ81の下方には固定刃8
5が配設されている。固定刃85は、各ローラ81に紐
状物やビニール袋等が絡みついた場合に、この紐状物や
ビニール袋をローラ81から除去するものである。
【0074】次に、このごみ選別装置の動作について説
明する。
【0075】振動コンベア1によりごみ排出口に搬送さ
れたごみは、ごみ排出口の手前において通孔51から搬
送通路12の上方に噴出する空気流によってほぐされな
がらごみ排出口から排出される。
【0076】そして、排出されるごみは、噴射部42か
ら噴射される空気流により可燃物が上方に飛ばされ、可
燃物に比して重い不燃物が手前の不燃物収容部47に落
ちる。
【0077】この際、上方に飛ばされる可燃物には不燃
物の中でも軽量のアルミ缶が混入する場合があるもの
の、混入したアルミ缶はローラコンベア8上に落下する
ことになる。つまり、アルミ缶がどんなに飛ばされても
必ずローラコンベア8上に落ちるように、噴射される空
気流の強さやローラコンベア8の配置位置が設定されて
いる。
【0078】このローラコンベア8上に落ちたアルミ缶
は、該ローラコンベア8の駆動により搬送されようとす
るが、ローラ81間の間隔がアルミ間が通過可能に設定
されているため、ローラ81間から不燃物収容部47に
落ち、上記先に落ちた不燃物とともに搬送コンベア47
aによって適所に搬送される。
【0079】また、前記アルミ缶とともにローラコンベ
ア8上に落ちた可燃物は、ローラコンベア8の駆動によ
り搬送され、その先端から可燃物収容部49に落下し、
案内板75によって直接可燃物収容部49に落下した可
燃物とともに搬送コンベア49aで適所に搬送される。
【0080】このように、ローラコンベア8で上方に飛
ばされたアルミ缶を受け止め、該アルミ缶を不燃物収容
部47aに導くことで、可燃物内へのアルミ缶の混入を
防止でき、選別精度の向上を図ることができる。
【0081】なお、上述した選別作業時においてローラ
81に紐状物やビニール袋等が絡みついた場合には、固
定刃85によって紐状物やビニール袋等が除去される。
この除去された紐状物やビニール袋等は、その構造上、
不燃物収容部47に落下し不燃物と混入することになる
が、不燃物は後の行程でさらに鉄缶やアルミ缶等に選別
されるため、この選別行程で選別することになり影響は
ない。
【0082】これに対して、可燃物内に不燃物が混入す
ると、選別された可燃物は次の行程で燃焼処理されるの
が一般的であり、この燃焼時に不燃物が溶融して焼却炉
の側壁に付着する等の悪影響を与えるため、可燃物内へ
の不燃物の混入は必ず避けなければならない。
【0083】すなわち、本発明は、前述したすくい体7
やローラコンベア8などの第2の選別装置により可燃物
内への不燃物であるアルミ缶の混入を防止している。
【0084】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至3記載のごみ選別装置によれば、振動コンベアにごみ
をごみ袋ごと投入し、該振動コンベア上において破袋手
段で破袋した後に風力選別装置により可燃物と不燃物と
に選別しているので、従来のように破袋装置を上流側に
別設することなく、装置をコンパクトにすることができ
る。しかも、振動コンベアの振動によって破袋されたご
みがほぐされるとともに、搬送通路に設けた通孔から噴
出される空気流によりさらにごみをほぐすことができ、
風力選別装置によるごみの選別精度の向上を図ることが
できる。
【0085】また、破袋手段を、振動コンベアの搬送通
路上に立設した複数の下刃と、振動コンベアの上方にお
いて、搬送通路の方向に往復動可能に、しかも先端部が
上記搬送通路に対して接近離間可能に設けられ、搬送通
路上のごみ袋を上方から突き刺し可能、且つ上記下刃と
の協動作用によってごみ袋を切り裂く複数の上刃とから
構成し、上刃をごみ袋に突き刺し、この上刃を搬送通路
の方向に移動させて下刃と協動してごみ袋を確実に破袋
することができる。
【0086】請求項4乃至6記載のごみ選別装置によれ
ば、すくい体やローラコンベアなどの第2の選別装置に
より、可燃物とアルミ缶との選別を行うことができるた
め、可燃物内へのアルミ缶の混入を防止でき、選別精度
の向上を図ることができるとともに、後の行程で行われ
る可燃物の焼却に悪影響を与えることがない。
【0087】請求項7記載のごみ選別装置によれば、ロ
ーラに絡みつく紐状物やビニール袋等を固定刃により切
断して除去できるため、ローラを常に円滑に駆動させる
ことができ、効率よく選別作業を行うことができる。
【0088】請求項8記載のごみ選別装置によれば、溝
に沿ってナイフを通すことで、ローラに巻きついた紐状
物を切断でき、該ローラから容易に取り除くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごみ選別装置の全体の概略構成を示す
斜視図である。
【図2】破袋装置及び風力選別装置を示す斜視図であ
る。
【図3】破袋装置及び風力選別装置を示す断面図であ
る。
【図4】本発明のごみ選別装置を示す側面図である。
【図5】すくい体を示す平面図である。
【図6】本発明のごみ選別装置を示す側面図である。
【図7】ローラコンベアを示す断面図である。
【図8】ローラの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 振動コンベア 12 搬送通路 2 破袋装置(破袋手段) 21 下刃 22 上刃 4 風力選別装置 51 通孔 7 すくい体 72 ロッド 8 ローラコンベア 81 ローラ 81a 弾性体 81b 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永渕 正義 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 若林 善一 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 鳥居 元二 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 山元 尚 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 山下 富和 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 中川 武 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 筒井 陽一郎 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社環境システム事業部内 (72)発明者 櫻井 龍也 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社環境システム事業部内 (72)発明者 村岡 良太 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社環境システム事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを収容したごみ袋を破袋して該ごみ
    袋内のごみを取り出し、このごみを選別するごみ選別装
    置であって、 一端をごみ投入口、他端をごみ排出口として搬送通路を
    有する振動コンベアと、 該振動コンベアの搬送通路に設けられ、搬送通路を通過
    するごみ袋を切り裂く破袋手段と、 振動コンベアの搬送通路に形成され、該搬送通路から上
    方に上向きの気体を噴出する多数の通孔と、 振動コンベアのごみ排出口下方に設けられ、ごみ排出口
    から排出されるごみに気体を噴射して該ごみを可燃物と
    不燃物とに選別する風力選別装置とを備えたことを特徴
    とするごみ選別装置。
  2. 【請求項2】 前記破袋手段は、振動コンベアの搬送通
    路上に立設した複数個の下刃と、振動コンベアの上方に
    おいて、搬送通路の方向に往復動可能に、しかも先端部
    が上記搬送通路に対して接近離間可能に設けられ、搬送
    通路上のごみ袋を上方から突き刺し可能、且つ上記下刃
    との協動作用によってごみ袋を切り裂く複数個の上刃と
    から構成された請求項1記載のごみ選別装置。
  3. 【請求項3】 前記通孔は、前記搬送通路の少なくとも
    ごみ排出口近辺に設けられた請求項1又は2記載のごみ
    選別装置。
  4. 【請求項4】 ごみを選別するごみ選別装置であって、 一端をごみ投入口、他端をごみ排出口として搬送通路を
    有する振動コンベアと、 振動コンベアの搬送通路に形成され、該搬送通路から上
    方に上向きの気体を噴出する多数の通孔と、 振動コンベアのごみ排出口下方に設けられ、ごみ排出口
    から排出されるごみに気体を噴射して該ごみを軽量物と
    重量物とに選別する風力選別装置と、 前記風力選別装置により吹き飛ばされた軽量物を、アル
    ミ缶と可燃物とに選別する第2の選別装置とを備えたこ
    とを特徴とするごみ選別装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の選別装置は、前記振動コンベ
    アの排出端から所定距離を隔てた位置に該振動コンベア
    と一体に配設され、ごみの排出方向と同方向に延設され
    た複数本のロッドを一定間隔を有して略水平面上に平行
    に配置したすくい体であり、該一定間隔はアルミ缶が通
    過可能で、その他の可燃物は前記ロッド上を前記振動コ
    ンベアから伝わる振動により搬送されるように構成され
    た請求項4記載のごみ選別装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の選別装置は、前記振動コンベ
    アの排出端から所定距離を隔てた位置に配置され前記振
    動コンベアの搬送方向と同方向に搬送可能なローラコン
    ベアであり、該ローラコンベアを構成する複数のローラ
    の間隔はアルミ缶が通過可能で、その他の可燃物はロー
    ラコンベアにより搬出されるように構成された請求項4
    記載のごみ選別装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラコンベアの下方には固定刃を
    近接配置した請求項6記載のごみ選別装置。
  8. 【請求項8】 前記ローラコンベアの各ローラの周面は
    弾性体で被覆され、且つ軸方向に溝が形成された請求項
    6又は7記載のごみ選別装置。
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