JPH08215733A - 鋼板の冷却装置 - Google Patents
鋼板の冷却装置Info
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- JPH08215733A JPH08215733A JP2989395A JP2989395A JPH08215733A JP H08215733 A JPH08215733 A JP H08215733A JP 2989395 A JP2989395 A JP 2989395A JP 2989395 A JP2989395 A JP 2989395A JP H08215733 A JPH08215733 A JP H08215733A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼板冷却時に鋼板上に形成される干渉流によ
る冷却バラツキを低減させ、冷却液の衝突による過冷却
を防止し、鋼板を均一に冷却する冷却装置を提供する。 【構成】 搬送中の高温鋼板の上方から、鋼板の板幅方
向中央部に、鋼板の板幅方向中央部から板幅端部方向に
噴射方向を有する複数のノズルを2列設け、前記2列の
ノズル噴射方向が鋼板の進行方向に沿って交互に向き合
うように配置し鋼板を均一に冷却する。
る冷却バラツキを低減させ、冷却液の衝突による過冷却
を防止し、鋼板を均一に冷却する冷却装置を提供する。 【構成】 搬送中の高温鋼板の上方から、鋼板の板幅方
向中央部に、鋼板の板幅方向中央部から板幅端部方向に
噴射方向を有する複数のノズルを2列設け、前記2列の
ノズル噴射方向が鋼板の進行方向に沿って交互に向き合
うように配置し鋼板を均一に冷却する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延された高温鋼
板を制御冷却する冷却装置に関するものである。
板を制御冷却する冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱間圧延された高温鋼板をスリ
ットラミナーやパイプラミナー等の冷却装置によって鋼
板上方から隣接するノズルで冷却液を流下させ鋼板を冷
却する場合、ノズルから鋼板に向けて噴射した冷却水
は、高温鋼板に衝突した後鋼板表面において四方に分流
し流水域を形成する。このような冷却を行う場合、鋼板
に冷却水が衝突した衝突域は衝突後に形成された流水域
よりも冷却能力が大きく局部的に過冷却となるため、適
切なノズル配置としなければ鋼板の冷却バラツキを引き
起こす原因となる。
ットラミナーやパイプラミナー等の冷却装置によって鋼
板上方から隣接するノズルで冷却液を流下させ鋼板を冷
却する場合、ノズルから鋼板に向けて噴射した冷却水
は、高温鋼板に衝突した後鋼板表面において四方に分流
し流水域を形成する。このような冷却を行う場合、鋼板
に冷却水が衝突した衝突域は衝突後に形成された流水域
よりも冷却能力が大きく局部的に過冷却となるため、適
切なノズル配置としなければ鋼板の冷却バラツキを引き
起こす原因となる。
【0003】一方、前記ノズルから噴射された冷却水が
鋼板に衝突した後に鋼板上を流れる流水は他のノズルか
ら形成される流水とぶつかり干渉流を形成する。この干
渉流の挙動は一般に不安定であり、この干渉流の一部が
他のノズルの衝突域に至り冷却能力を低下させる等鋼板
の冷却バラツキの原因になる。
鋼板に衝突した後に鋼板上を流れる流水は他のノズルか
ら形成される流水とぶつかり干渉流を形成する。この干
渉流の挙動は一般に不安定であり、この干渉流の一部が
他のノズルの衝突域に至り冷却能力を低下させる等鋼板
の冷却バラツキの原因になる。
【0004】このような問題を解決するための対策とし
て特開昭54−57413号公報には、図7に示すよう
な搬送中の高温鋼板1に近接させ、鋼板の進行方向Aと
ほぼ平行して冷却ノズル7を設置し冷却液9を高温鋼板
1の板幅方向へ流す装置が開示され、また特開昭55−
165216号公報には、図8に示すような高温鋼板1
の上方略中心から鋼板進行方向Aにヘッダーの長手方向
中心を鋼板中心部に略一致させたノズル8によって冷却
液9を流下し、板幅方向の両端部から冷却液9を落下さ
せる装置が提案されている。
て特開昭54−57413号公報には、図7に示すよう
な搬送中の高温鋼板1に近接させ、鋼板の進行方向Aと
ほぼ平行して冷却ノズル7を設置し冷却液9を高温鋼板
1の板幅方向へ流す装置が開示され、また特開昭55−
165216号公報には、図8に示すような高温鋼板1
の上方略中心から鋼板進行方向Aにヘッダーの長手方向
中心を鋼板中心部に略一致させたノズル8によって冷却
液9を流下し、板幅方向の両端部から冷却液9を落下さ
せる装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
54−57413号公報に示される装置は、一方向のみ
に冷却液が流れるため、鋼板上方からパイプラミナー等
の冷却装置で冷却する場合に発生する鋼板上の干渉流
や、冷却液の衝突による過冷却は発生しなくなるが、図
7に示す様に冷却ノズル7の先端を鋼板の一方の板幅端
部に一致させて残りの一方の板幅端部へ向け冷却液9を
流すことになり、鋼板の板幅の変動あるいは鋼板の通板
位置の幅方向変動等により、前述したノズル7の先端を
鋼板1の端部に一致させることは難しい。従って、板幅
端部に冷却液が流れない部分が生じるため、ノズル位置
を移動させる装置や通板位置を固定するためのガイド装
置等を用いなければ幅方向の均一な冷却が不可能とな
る。
54−57413号公報に示される装置は、一方向のみ
に冷却液が流れるため、鋼板上方からパイプラミナー等
の冷却装置で冷却する場合に発生する鋼板上の干渉流
や、冷却液の衝突による過冷却は発生しなくなるが、図
7に示す様に冷却ノズル7の先端を鋼板の一方の板幅端
部に一致させて残りの一方の板幅端部へ向け冷却液9を
流すことになり、鋼板の板幅の変動あるいは鋼板の通板
位置の幅方向変動等により、前述したノズル7の先端を
鋼板1の端部に一致させることは難しい。従って、板幅
端部に冷却液が流れない部分が生じるため、ノズル位置
を移動させる装置や通板位置を固定するためのガイド装
置等を用いなければ幅方向の均一な冷却が不可能とな
る。
【0006】一方、図8に示す特開昭55−16521
6号公報に示される装置では、鋼板略中心上部に設置さ
れた冷却ノズル8から噴出した冷却液9は鋼板1に衝突
した後、ほとんど整流状態で衝突速度を略保持したまま
板幅方向に流れ、板幅両端部から下方に落下するため特
開昭54−57413号公報で提案される装置で問題と
なる板幅方向に対し冷却液が流れない部分は生じない。
しかしながら鋼板中心部は冷却液9が連続的に衝突する
ため、板幅方向の流水部と比較して過冷却となり、均一
冷却とはならない。
6号公報に示される装置では、鋼板略中心上部に設置さ
れた冷却ノズル8から噴出した冷却液9は鋼板1に衝突
した後、ほとんど整流状態で衝突速度を略保持したまま
板幅方向に流れ、板幅両端部から下方に落下するため特
開昭54−57413号公報で提案される装置で問題と
なる板幅方向に対し冷却液が流れない部分は生じない。
しかしながら鋼板中心部は冷却液9が連続的に衝突する
ため、板幅方向の流水部と比較して過冷却となり、均一
冷却とはならない。
【0007】本発明はこのような従来の問題点を解決
し、鋼板上方から複数のノズルにより冷却液を噴射させ
る冷却装置によって冷却する場合に、鋼板上に形成され
る干渉流による冷却バラツキを低減させかつノズル直下
の衝突部の過冷却を防止し、鋼板を均一にかつ効率的に
冷却する冷却装置を提供することを目的とする。
し、鋼板上方から複数のノズルにより冷却液を噴射させ
る冷却装置によって冷却する場合に、鋼板上に形成され
る干渉流による冷却バラツキを低減させかつノズル直下
の衝突部の過冷却を防止し、鋼板を均一にかつ効率的に
冷却する冷却装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の冷却
装置は搬送中の高温鋼板の上方から、鋼板の板幅方向中
央部に、鋼板の板幅方向中央部から板幅端部方向に噴射
方向を有する複数のノズルを2列設け、前記2列のノズ
ル噴射方向が、鋼板の進行方向に沿って交互に向き合う
ように配置したことを特徴とする。
装置は搬送中の高温鋼板の上方から、鋼板の板幅方向中
央部に、鋼板の板幅方向中央部から板幅端部方向に噴射
方向を有する複数のノズルを2列設け、前記2列のノズ
ル噴射方向が、鋼板の進行方向に沿って交互に向き合う
ように配置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係わる冷却装置の第1例の
主要部分を模式的に示した平面図であり、図2は図1の
冷却液噴出部を模式的に示したY−Y線横断面図であ
る。図1に示される冷却装置において、高温鋼板1は例
えば圧延機(図示せず)により所定の寸法に圧延された
後、搬送装置(図示せず)により冷却装置に搬送され
る。図1の冷却装置では、鋼板1の上面及び下面にはそ
れぞれ鋼板1の長手方向に所定の間隔をおいて鋼板を挟
圧する回転ロール2aおよび2bが配置されて鋼板1と
接している。これらのロール2a,2bは駆動装置(図
示せず)により回転し、鋼板1は矢印Aの方向へ移動す
る。このロール2aおよび2bの間に、高温鋼板1の上
方に、1つまたは複数の冷却ノズル4aおよび4bを有
したヘッダー3aおよび3bが鋼板1の長手方向に2列
に並設され、各列には前記ヘッダー3aおよび3bが1
つまたは複数設置されている。
に説明する。図1は本発明に係わる冷却装置の第1例の
主要部分を模式的に示した平面図であり、図2は図1の
冷却液噴出部を模式的に示したY−Y線横断面図であ
る。図1に示される冷却装置において、高温鋼板1は例
えば圧延機(図示せず)により所定の寸法に圧延された
後、搬送装置(図示せず)により冷却装置に搬送され
る。図1の冷却装置では、鋼板1の上面及び下面にはそ
れぞれ鋼板1の長手方向に所定の間隔をおいて鋼板を挟
圧する回転ロール2aおよび2bが配置されて鋼板1と
接している。これらのロール2a,2bは駆動装置(図
示せず)により回転し、鋼板1は矢印Aの方向へ移動す
る。このロール2aおよび2bの間に、高温鋼板1の上
方に、1つまたは複数の冷却ノズル4aおよび4bを有
したヘッダー3aおよび3bが鋼板1の長手方向に2列
に並設され、各列には前記ヘッダー3aおよび3bが1
つまたは複数設置されている。
【0010】前記ヘッダー3aおよび3bに設置された
ノズル4aおよび4bは図2に示すように高温鋼板1の
板幅方向中央部に、板幅方向に対して鋼板中央部から所
定の間隔で2列に対向しており、該冷却ノズル4a,4
bから矢印Bで示されるように冷却液9が鋼板1の中央
部からそれぞれ板幅端部方向に向けて噴射される。前記
ノズル4a,4bは、対向して流れる冷却液9が中心部
で互いに干渉しないよう鋼板進行方向に対し所定の間隔
をずらし交互に設置する。
ノズル4aおよび4bは図2に示すように高温鋼板1の
板幅方向中央部に、板幅方向に対して鋼板中央部から所
定の間隔で2列に対向しており、該冷却ノズル4a,4
bから矢印Bで示されるように冷却液9が鋼板1の中央
部からそれぞれ板幅端部方向に向けて噴射される。前記
ノズル4a,4bは、対向して流れる冷却液9が中心部
で互いに干渉しないよう鋼板進行方向に対し所定の間隔
をずらし交互に設置する。
【0011】前記冷却液9の入射角度Cは図2に示すよ
うに鋼板1に衝突域を形成させないように、鋼板1の水
平方向に対して60°未満、好ましくは0°〜45°と
なるように設定し、ノズルと鋼板との距離は、前記の冷
却液が衝突部を形成せず、かつ鋼板表面から跳ねずに鋼
板1に沿って流れるように設定する。
うに鋼板1に衝突域を形成させないように、鋼板1の水
平方向に対して60°未満、好ましくは0°〜45°と
なるように設定し、ノズルと鋼板との距離は、前記の冷
却液が衝突部を形成せず、かつ鋼板表面から跳ねずに鋼
板1に沿って流れるように設定する。
【0012】このように複数のノズル4a,4bを鋼板
1の板幅方向中央部に2列に設置し、冷却液9を鋼板1
に沿って鋼板中央部から板幅端部に流すことによって、
鋼板上方から冷却液を鋼板に向けて噴射し冷却する冷却
装置で発生する鋼板の冷却バラツキの原因となる鋼板上
に形成される不安定な干渉流はなくなる。また、冷却液
9を鋼板上方から鋼板の水平方向に対し垂直に噴射する
のではなく、鋼板に沿うように冷却液9の入射角度を設
定するため、冷却液の衝突による過冷却を防止できる。
1の板幅方向中央部に2列に設置し、冷却液9を鋼板1
に沿って鋼板中央部から板幅端部に流すことによって、
鋼板上方から冷却液を鋼板に向けて噴射し冷却する冷却
装置で発生する鋼板の冷却バラツキの原因となる鋼板上
に形成される不安定な干渉流はなくなる。また、冷却液
9を鋼板上方から鋼板の水平方向に対し垂直に噴射する
のではなく、鋼板に沿うように冷却液9の入射角度を設
定するため、冷却液の衝突による過冷却を防止できる。
【0013】一方鋼板幅方向中央部から板幅端部に冷却
液9を流す構造としているため、鋼板の幅の変動や鋼板
の通板位置の幅方向変動が生じても、鋼板のガイド装置
等の位置制御装置なしに板幅端方向全体に冷却液を流す
ことができ、冷却液が流れない部分は発生しない。
液9を流す構造としているため、鋼板の幅の変動や鋼板
の通板位置の幅方向変動が生じても、鋼板のガイド装置
等の位置制御装置なしに板幅端方向全体に冷却液を流す
ことができ、冷却液が流れない部分は発生しない。
【0014】なお、図1に示す冷却部分を鋼板進行方向
に複数設け、各区域の冷却液の種類、噴射速度、量、圧
力、温度等を変化させればそれぞれの冷却区域で所望の
冷却特性を得ることができ制御冷却が可能となる。冷却
能力は冷却水温、冷却水流速、および流量により変化す
るため、予め予備実験や計算等で決定しておく。
に複数設け、各区域の冷却液の種類、噴射速度、量、圧
力、温度等を変化させればそれぞれの冷却区域で所望の
冷却特性を得ることができ制御冷却が可能となる。冷却
能力は冷却水温、冷却水流速、および流量により変化す
るため、予め予備実験や計算等で決定しておく。
【0015】図3は、本発明における第2例の主要部分
を模式的に示した平面図である。この実施例は図1に示
す実施例においてロール2a,2bを設置しない例であ
る。この実施例では冷却部分を区切るためにスプレー等
の水切り設備6が設置されている。従ってこの実施例で
は鋼板の搬送速度が大きい場合に鋼板を均一冷却するこ
とに適している。図3に示す冷却部分を進行方向に複数
設ければ図1に示す装置例のようにそれぞれの冷却区域
で所望の冷却特性を得ることができ制御冷却は可能とな
る。この場合、冷却部分は鋼板進行方向に連続的に設置
されても、所定の間隔を開けて設置してもよい。また水
切り設備6については噴射された冷却液が干渉しないよ
うに冷却区間に所定の間隔で複数設置してもよく、冷却
区間の最後に設置してもよい。
を模式的に示した平面図である。この実施例は図1に示
す実施例においてロール2a,2bを設置しない例であ
る。この実施例では冷却部分を区切るためにスプレー等
の水切り設備6が設置されている。従ってこの実施例で
は鋼板の搬送速度が大きい場合に鋼板を均一冷却するこ
とに適している。図3に示す冷却部分を進行方向に複数
設ければ図1に示す装置例のようにそれぞれの冷却区域
で所望の冷却特性を得ることができ制御冷却は可能とな
る。この場合、冷却部分は鋼板進行方向に連続的に設置
されても、所定の間隔を開けて設置してもよい。また水
切り設備6については噴射された冷却液が干渉しないよ
うに冷却区間に所定の間隔で複数設置してもよく、冷却
区間の最後に設置してもよい。
【0016】図4は、本発明における第3例の冷却液噴
出部を模式的に示した横断面図である。この実施例は鋼
板の板幅方向中央部上方に設置した1つのヘッダー3に
2列に板幅端部方向に噴射方向を有する複数のノズル4
a,4bを設け、前記2列のノズル噴射方向が鋼板の進
行方向に沿って交互に向き合うように配置されている。
なお、装置例としては上記構造を備えた装置であればこ
れに限定するものではない。
出部を模式的に示した横断面図である。この実施例は鋼
板の板幅方向中央部上方に設置した1つのヘッダー3に
2列に板幅端部方向に噴射方向を有する複数のノズル4
a,4bを設け、前記2列のノズル噴射方向が鋼板の進
行方向に沿って交互に向き合うように配置されている。
なお、装置例としては上記構造を備えた装置であればこ
れに限定するものではない。
【0017】また、ノズル4a,4bから噴出する冷却
液9の鋼板上の位置が鋼板1の中央部から大きくずれる
場合には、ヘッダー3a,3bの位置をそれぞれ鋼板の
板幅方向に移動可能な構造としてもよい。前記のノズル
およびヘッダーは鋼板の板幅方向中央部に、板幅方向に
対し対向し鋼板進行方向に交互に複数配置されればよ
く、前記の構造を持つノズルおよびヘッダーであれば各
ヘッダーの形状やヘッダーに設けられるノズルの本数、
形状等はどんなものでもよい。その他、前記ヘッダー
3,3a,3bの昇降装置や前記の対向する冷却ノズル
4a,4bの噴射角度、鋼板幅方向に対する鋼板中央部
からの間隔、鋼板進行方向に対する間隔を変化させる装
置を設けても良い。
液9の鋼板上の位置が鋼板1の中央部から大きくずれる
場合には、ヘッダー3a,3bの位置をそれぞれ鋼板の
板幅方向に移動可能な構造としてもよい。前記のノズル
およびヘッダーは鋼板の板幅方向中央部に、板幅方向に
対し対向し鋼板進行方向に交互に複数配置されればよ
く、前記の構造を持つノズルおよびヘッダーであれば各
ヘッダーの形状やヘッダーに設けられるノズルの本数、
形状等はどんなものでもよい。その他、前記ヘッダー
3,3a,3bの昇降装置や前記の対向する冷却ノズル
4a,4bの噴射角度、鋼板幅方向に対する鋼板中央部
からの間隔、鋼板進行方向に対する間隔を変化させる装
置を設けても良い。
【0018】
【実施例】図5は厚さ10mm、幅1000mm、長さ20
00mmの鋼板を図1に示す本発明の装置により冷却した
場合であって、鋼板が800℃から500℃に降下する
までの平均冷却速度を板幅方向に示しており、図6は比
較例として前記鋼板を鋼板中心部上方から鋼板長手方向
に平行となるように設置したスリットノズルによって板
幅中央部上方から冷却水を供給して冷却した場合におけ
る鋼板が800℃から500℃に降下するまでの平均冷
却速度を板幅方向について示している。
00mmの鋼板を図1に示す本発明の装置により冷却した
場合であって、鋼板が800℃から500℃に降下する
までの平均冷却速度を板幅方向に示しており、図6は比
較例として前記鋼板を鋼板中心部上方から鋼板長手方向
に平行となるように設置したスリットノズルによって板
幅中央部上方から冷却水を供給して冷却した場合におけ
る鋼板が800℃から500℃に降下するまでの平均冷
却速度を板幅方向について示している。
【0019】図5の結果は、冷却ノズルを鋼板に対して
0°に設定して冷却を行った場合であるが、鋼板上に冷
却液の流れない部分や鋼板上の干渉流は発生せず、冷却
液の衝突による過冷却もないため、板幅方向に対し冷却
速度バラツキ2℃/s以内に収まっている。一方、図6
ではノズル直下である鋼板幅方向中心部が冷却の衝突に
より過冷され他の部分に比べ5℃/s以上の冷却バラツ
キを生じている。
0°に設定して冷却を行った場合であるが、鋼板上に冷
却液の流れない部分や鋼板上の干渉流は発生せず、冷却
液の衝突による過冷却もないため、板幅方向に対し冷却
速度バラツキ2℃/s以内に収まっている。一方、図6
ではノズル直下である鋼板幅方向中心部が冷却の衝突に
より過冷され他の部分に比べ5℃/s以上の冷却バラツ
キを生じている。
【0020】
【発明の効果】本発明の装置によれば、冷却不均一の原
因となっていた鋼板上面に発生する冷却液の干渉流や、
冷却液の衝突による過冷却等を防止でき冷却均一性が著
しく改善されるため冷却不均一による形状不良や製品材
質のバラツキが防止でき、品質の安定した製品が得られ
るなど、産業上有益な効果がもたらされる。
因となっていた鋼板上面に発生する冷却液の干渉流や、
冷却液の衝突による過冷却等を防止でき冷却均一性が著
しく改善されるため冷却不均一による形状不良や製品材
質のバラツキが防止でき、品質の安定した製品が得られ
るなど、産業上有益な効果がもたらされる。
【図1】本発明の第1装置例の主要部分を示す平面図。
【図2】本発明の第1装置例の冷却液噴出部を示す図1
のY−Y線断面図。
のY−Y線断面図。
【図3】本発明の第2装置例の主要部分を示す平面図。
【図4】本発明の第3装置例の冷却液噴出部を示す横断
面図。
面図。
【図5】本発明による鋼板の冷却速度を示すグラフ。
【図6】比較例による鋼板の冷却速度を示すグラフ。
【図7】鋼板の進行方向に平行して単一の冷却ノズルを
設置し冷却液を板幅方向に流す冷却装置の説明図。
設置し冷却液を板幅方向に流す冷却装置の説明図。
【図8】鋼板上方略中心から鋼板進行方向にヘッダーの
長手方向を略一致させたノズルによる冷却装置の説明
図。
長手方向を略一致させたノズルによる冷却装置の説明
図。
1 鋼板 2a ロール 2b ロール 2c 押さえロール 3 ヘッダー 3a ヘッダー 3b ヘッダー 4a 冷却ノズル 4b 冷却ノズル 5 冷却液供給管 6 水切り装置 7 冷却ノズル 8 冷却ノズル 9 冷却液 A 鋼板進行方向 B 冷却液噴射方向 C 冷却液の入射角度
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送中の高温鋼板の上方から、鋼板の板
幅方向中央部に、鋼板の板幅方向中央部から板幅端部方
向に噴射方向を有する複数のノズルを2列設け、前記2
列のノズル噴射方向が、鋼板の進行方向に沿って交互に
向き合うように配置したことを特徴とする鋼板の冷却装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2989395A JPH08215733A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 鋼板の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2989395A JPH08215733A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 鋼板の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215733A true JPH08215733A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12288659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2989395A Withdrawn JPH08215733A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 鋼板の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215733A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008100256A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Jfe Steel Kk | 鋼板の冷却設備および冷却方法 |
| EP3101150A4 (en) * | 2014-01-27 | 2017-01-11 | Posco | Cooling apparatus for plated steel sheet |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP2989395A patent/JPH08215733A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008100256A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Jfe Steel Kk | 鋼板の冷却設備および冷却方法 |
| EP3101150A4 (en) * | 2014-01-27 | 2017-01-11 | Posco | Cooling apparatus for plated steel sheet |
| US10233527B2 (en) | 2014-01-27 | 2019-03-19 | Posco | Cooling apparatus for plated steel sheet |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |