JPH08215867A - レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置 - Google Patents
レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置Info
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- JPH08215867A JPH08215867A JP7030739A JP3073995A JPH08215867A JP H08215867 A JPH08215867 A JP H08215867A JP 7030739 A JP7030739 A JP 7030739A JP 3073995 A JP3073995 A JP 3073995A JP H08215867 A JPH08215867 A JP H08215867A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 28
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 13
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 description 11
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装
置の提供。 【構成】 レーザー光の出射以前に、初期熱量と基準熱
量との差の初期熱量変化を除去するための冷却水の初期
流量を記演算装置で計算により求めて、冷却水の流量を
前記初期流量に調節し、レーザー加工ヘッドの熱量を前
記基準熱量とほぼ同一熱量になさしめ、その後レーザー
光出射後の熱量変化と、該熱量変化を除去するのに必要
な冷却水の適正流量を前記演算装置で計算し、冷却水の
流量を適正流量になるように適宜な時間間隔で調節し、
前記レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同
一の熱量になさしめてレーザー加工ヘッドの温度を基準
温度に調節することを特徴とするレーザー加工ヘッドの
温度調節方法。
置の提供。 【構成】 レーザー光の出射以前に、初期熱量と基準熱
量との差の初期熱量変化を除去するための冷却水の初期
流量を記演算装置で計算により求めて、冷却水の流量を
前記初期流量に調節し、レーザー加工ヘッドの熱量を前
記基準熱量とほぼ同一熱量になさしめ、その後レーザー
光出射後の熱量変化と、該熱量変化を除去するのに必要
な冷却水の適正流量を前記演算装置で計算し、冷却水の
流量を適正流量になるように適宜な時間間隔で調節し、
前記レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同
一の熱量になさしめてレーザー加工ヘッドの温度を基準
温度に調節することを特徴とするレーザー加工ヘッドの
温度調節方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー加工ヘッドの温
度調節方法および装置に関する。
度調節方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザー光が光ファイバーにより伝送さ
れるレーザー加工ヘッドでは、この加工ヘッドのハウジ
ングにコリメートレンズと集光レンズとが設けてある。
そして、このハウジングの一端に設けられた光ファイバ
ーの端面から出射されたレーザー光の大部分は、コリメ
ートレンズを経由して集光レンズに行くが、一部分は光
の特性により回折光、散乱光となりハウジングの内側に
当たって吸収されてハウジングの温度を上昇させる作用
をする。また、コリメートレンズからの反射光も同様に
ハウジングの内側に当たって吸収されてハウジングの温
度を上昇させる作用をしている。
れるレーザー加工ヘッドでは、この加工ヘッドのハウジ
ングにコリメートレンズと集光レンズとが設けてある。
そして、このハウジングの一端に設けられた光ファイバ
ーの端面から出射されたレーザー光の大部分は、コリメ
ートレンズを経由して集光レンズに行くが、一部分は光
の特性により回折光、散乱光となりハウジングの内側に
当たって吸収されてハウジングの温度を上昇させる作用
をする。また、コリメートレンズからの反射光も同様に
ハウジングの内側に当たって吸収されてハウジングの温
度を上昇させる作用をしている。
【0003】さらに、コリメートレンズおよび集光レン
ズ自体もレーザー光を吸収して温度が上昇する。そのた
めレンズの特性が変化すると共にレンズ系を支持してい
るハウジングにも熱影響を与えている。
ズ自体もレーザー光を吸収して温度が上昇する。そのた
めレンズの特性が変化すると共にレンズ系を支持してい
るハウジングにも熱影響を与えている。
【0004】ところで最近は光ファイバーで伝送される
レーザーの出力も大きくなり、レーザー加工ヘッドおよ
びレンズの熱変形の光学系の精度に対する影響が無視出
来なくなってきている。そのためレーザー加工ヘッド周
囲に冷却用のジャケットを設け、レーザー光の有無に関
係無くこの冷却用のジャケットに一定温度、一定流量の
冷却水を流して冷却するという方法が用いられている。
レーザーの出力も大きくなり、レーザー加工ヘッドおよ
びレンズの熱変形の光学系の精度に対する影響が無視出
来なくなってきている。そのためレーザー加工ヘッド周
囲に冷却用のジャケットを設け、レーザー光の有無に関
係無くこの冷却用のジャケットに一定温度、一定流量の
冷却水を流して冷却するという方法が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の冷却方法
においては、冷却水はレーザー加工ヘッドへの入熱量に
関係なくレーザー加工ヘッドからほぼ一定の熱量を奪う
ので、レーザーの出力が変化してレーザー加工ヘッドへ
の入熱量が変化するとレーザー加工ヘッドの温度も変化
することになる。
においては、冷却水はレーザー加工ヘッドへの入熱量に
関係なくレーザー加工ヘッドからほぼ一定の熱量を奪う
ので、レーザーの出力が変化してレーザー加工ヘッドへ
の入熱量が変化するとレーザー加工ヘッドの温度も変化
することになる。
【0006】従ってレーザーの出力を変更した場合に
は、レーザー加工ヘッドおよび光学系の熱変形量が変化
して光学系の特性を変化させることになる。例えば、焦
点距離が変化して加工精度または加工品質が変化したり
することになる。
は、レーザー加工ヘッドおよび光学系の熱変形量が変化
して光学系の特性を変化させることになる。例えば、焦
点距離が変化して加工精度または加工品質が変化したり
することになる。
【0007】またレーザーの出力を一時停止した場合
に、室温が冷却水の温度より高く、湿度が大きい場合に
は、集光レンズの表面温度がすぐに露点に達して結露を
生じ易い。特に集光レンズの表面に結露を生じると、レ
ーザーの出力を再開した場合に集光レンズが破損するこ
とがある。
に、室温が冷却水の温度より高く、湿度が大きい場合に
は、集光レンズの表面温度がすぐに露点に達して結露を
生じ易い。特に集光レンズの表面に結露を生じると、レ
ーザーの出力を再開した場合に集光レンズが破損するこ
とがある。
【0008】上述の結露を防止するために、冷却水の温
度を室温に近い温度に設定することが考えられる。しか
し、レーザー加工ヘッドが置かれる環境が恒温室の場合
は別として、季節により環境の温度が変化するような場
所では、環境の温度に合わせて冷却水の温度を変更する
必要がある。
度を室温に近い温度に設定することが考えられる。しか
し、レーザー加工ヘッドが置かれる環境が恒温室の場合
は別として、季節により環境の温度が変化するような場
所では、環境の温度に合わせて冷却水の温度を変更する
必要がある。
【0009】これはレーザー加工ヘッドの光学系の緒条
件も冷却水の設定温度に合わせて変化すると言うことで
あり使用者としては非常に不便である。なお上述の恒温
室を設けるには相当な費用がかかるという問題がある。
件も冷却水の設定温度に合わせて変化すると言うことで
あり使用者としては非常に不便である。なお上述の恒温
室を設けるには相当な費用がかかるという問題がある。
【0010】本発明は上述の如き従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、本発明の目的は、レーザーの
出力が変化してレーザー加工ヘッドへの入熱量が変化し
ても、レーザー加工ヘッドの温度が常に一定な光ファイ
バーを用いたレーザー加工ヘッドの温度調節方法および
装置を提供することである。
みてなされたものであり、本発明の目的は、レーザーの
出力が変化してレーザー加工ヘッドへの入熱量が変化し
ても、レーザー加工ヘッドの温度が常に一定な光ファイ
バーを用いたレーザー加工ヘッドの温度調節方法および
装置を提供することである。
【0011】また、レーザー加工ヘッドおよび集光レン
ズの表面などに結露が生じにくい光ファイバーを用いた
レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置を提供す
ることである。
ズの表面などに結露が生じにくい光ファイバーを用いた
レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載のレーザー加工ヘッドの温度調節方
法は、光ファイバーからのレーザー光を集光する光学系
を設けたハウジングと、該ハウジングの外周に設けた温
度調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッドにおい
て、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度
検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー加工ヘッ
ドへのレーザー光の出射以前に、該レーザー加工ヘッド
の基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記レーザ
ー加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器で測定
し、初期熱量と前記基準熱量との差の初期熱量変化を除
去するための冷却水の初期流量を前記演算装置で計算に
より求めて、流量制御弁の流量を前記初期流量に調節
し、前記レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほ
ぼ同一熱量になさしめ、その後前記レーザー光出射後の
前記レーザー加工ヘッドの温度を前記複数の温度検出器
により測定し、前記基準熱量に対してのその後の熱量変
化と、該熱量変化を除去するのに必要な冷却水の適正流
量を前記演算装置で計算し、前記流量制御弁の流量を前
記適正流量になるように適宜な時間間隔で調節し、前記
レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一の
熱量になさしめて前記レーザー加工ヘッドの温度を基準
温度に調節する方法とした。
めに請求項1に記載のレーザー加工ヘッドの温度調節方
法は、光ファイバーからのレーザー光を集光する光学系
を設けたハウジングと、該ハウジングの外周に設けた温
度調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッドにおい
て、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度
検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー加工ヘッ
ドへのレーザー光の出射以前に、該レーザー加工ヘッド
の基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記レーザ
ー加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器で測定
し、初期熱量と前記基準熱量との差の初期熱量変化を除
去するための冷却水の初期流量を前記演算装置で計算に
より求めて、流量制御弁の流量を前記初期流量に調節
し、前記レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほ
ぼ同一熱量になさしめ、その後前記レーザー光出射後の
前記レーザー加工ヘッドの温度を前記複数の温度検出器
により測定し、前記基準熱量に対してのその後の熱量変
化と、該熱量変化を除去するのに必要な冷却水の適正流
量を前記演算装置で計算し、前記流量制御弁の流量を前
記適正流量になるように適宜な時間間隔で調節し、前記
レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一の
熱量になさしめて前記レーザー加工ヘッドの温度を基準
温度に調節する方法とした。
【0013】請求項2に記載のレーザー加工ヘッドの温
度調節方法は、光ファイバーからのレーザー光を集光す
る光学系を設けたハウジングと、該ハウジングの外周に
設けた温度調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッ
ドにおいて、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複
数の温度検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー
加工ヘッドへのレーザー光の出射前に、該レーザー加工
ヘッドの基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記
レーザー加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器
で測定して求め、前記基準熱量に対する初期熱量変化を
除去するための冷却水の初期流量を、前記演算装置で計
算により求め、流量制御弁の流量を前記初期流量に調節
し、前記レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほ
ぼ同一熱量になさしめ、その後の前記基準熱量に対する
熱量変化と該熱量変化を除去するための冷却水の適正流
量とを、前記温度調節ジャケット出口の冷却水の温度変
化と流量計で測定した流量とから前記演算装置で計算に
より求めて前記流量制御弁の流量を前記適正流量になる
ように適宜な時間間隔で調節し、前記レーザー加工ヘッ
ドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一の熱量になさしめて
前記レーザー加工ヘッドの温度を基準温度に調節するよ
うにしている。
度調節方法は、光ファイバーからのレーザー光を集光す
る光学系を設けたハウジングと、該ハウジングの外周に
設けた温度調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッ
ドにおいて、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複
数の温度検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー
加工ヘッドへのレーザー光の出射前に、該レーザー加工
ヘッドの基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記
レーザー加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器
で測定して求め、前記基準熱量に対する初期熱量変化を
除去するための冷却水の初期流量を、前記演算装置で計
算により求め、流量制御弁の流量を前記初期流量に調節
し、前記レーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほ
ぼ同一熱量になさしめ、その後の前記基準熱量に対する
熱量変化と該熱量変化を除去するための冷却水の適正流
量とを、前記温度調節ジャケット出口の冷却水の温度変
化と流量計で測定した流量とから前記演算装置で計算に
より求めて前記流量制御弁の流量を前記適正流量になる
ように適宜な時間間隔で調節し、前記レーザー加工ヘッ
ドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一の熱量になさしめて
前記レーザー加工ヘッドの温度を基準温度に調節するよ
うにしている。
【0014】また、請求項3によるレーザー加工ヘッド
の温度調節方法は、請求項1または請求項2に記載のレ
ーザー加工ヘッドの温度調節方法において、前記複数の
温度検出器は、前記ハウジングのレーザー光出射端部側
の外周に設けられた第1ハウジング温度検出器と、前記
ハウジングのほぼ中央の外周に設けられた第2ハウジン
グ温度検出器と、前記ハウジングの集光用光学系側端部
の外周に設られた光学系温度検出器と、前記温度調節ジ
ャケットの出入り口にそれぞれ設けられた第1冷却水温
度検出器と第2冷却水温度検出器とで構成してある。
の温度調節方法は、請求項1または請求項2に記載のレ
ーザー加工ヘッドの温度調節方法において、前記複数の
温度検出器は、前記ハウジングのレーザー光出射端部側
の外周に設けられた第1ハウジング温度検出器と、前記
ハウジングのほぼ中央の外周に設けられた第2ハウジン
グ温度検出器と、前記ハウジングの集光用光学系側端部
の外周に設られた光学系温度検出器と、前記温度調節ジ
ャケットの出入り口にそれぞれ設けられた第1冷却水温
度検出器と第2冷却水温度検出器とで構成してある。
【0015】また、請求項4によるレーザー加工ヘッド
の温度調節方法は、請求項3に記載のレーザー加工ヘッ
ドの温度調節方法において、前記第1ハウジング温度検
出器と第2ハウジング温度検出器と光学系温度検出器と
を前記ハウジングの外周にそれぞれ少なくとも2個ずつ
設けてなることを特徴とするものである。
の温度調節方法は、請求項3に記載のレーザー加工ヘッ
ドの温度調節方法において、前記第1ハウジング温度検
出器と第2ハウジング温度検出器と光学系温度検出器と
を前記ハウジングの外周にそれぞれ少なくとも2個ずつ
設けてなることを特徴とするものである。
【0016】請求項5によるレーザー加工ヘッドの温度
調節方法は、請求項1から請求項4に記載のレーザー加
工ヘッドの温度調節方法において、前記基準熱量と初期
熱量とは、前記光学系温度検出器が検出する温度を
T1 、前記第2ハウジング温度検出器が検出するた温度
をT2 、前記第1ハウジング温度検出器が検出する温度
をT3 とし、C1 をレンズの比熱、C2 をハウジングの
比熱、M1 をレンズの質量、M2 をハウジングの質量、
K1 ,K2 ,K3 を定数、とするとき次の計算式、Q=
(T1 *C1 *M1 )+(T2 *C2 *M2 *K1 )+
(T2 *C2 *M2*K2 )+(T3 *C2 *M2 *K
3 )で求めることを特徴とするものである。
調節方法は、請求項1から請求項4に記載のレーザー加
工ヘッドの温度調節方法において、前記基準熱量と初期
熱量とは、前記光学系温度検出器が検出する温度を
T1 、前記第2ハウジング温度検出器が検出するた温度
をT2 、前記第1ハウジング温度検出器が検出する温度
をT3 とし、C1 をレンズの比熱、C2 をハウジングの
比熱、M1 をレンズの質量、M2 をハウジングの質量、
K1 ,K2 ,K3 を定数、とするとき次の計算式、Q=
(T1 *C1 *M1 )+(T2 *C2 *M2 *K1 )+
(T2 *C2 *M2*K2 )+(T3 *C2 *M2 *K
3 )で求めることを特徴とするものである。
【0017】また、請求項6によるレーザー加工ヘッド
の温度調節方法は、請求項5に記載のレーザー加工ヘッ
ドの温度調節方法において、前記基準温度が、Ts1=2
5℃,Ts1<Ts2<Ts3、前記定数が、K1 =1/4,
K2 =1/3,K3 =5/12であることを特徴とする
ものである。
の温度調節方法は、請求項5に記載のレーザー加工ヘッ
ドの温度調節方法において、前記基準温度が、Ts1=2
5℃,Ts1<Ts2<Ts3、前記定数が、K1 =1/4,
K2 =1/3,K3 =5/12であることを特徴とする
ものである。
【0018】さらに、請求項7によるレーザー加工ヘッ
ドは、光ファイバーからのレーザー光を集光する光学系
を設けたハウジングと、該ハウジングの外周に設けた温
度調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッドにおい
て、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度
検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー加工ヘッ
ドへのレーザー光の出射以前に、該レーザー加工ヘッド
の基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記レーザ
ー加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器で測定
し、前記基準熱量に対する初期熱量変化を除去するため
の冷却水の初期流量を前記演算装置で計算により求め、
流量制御弁の流量を前記初期流量に調節し、前記レーザ
ー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一熱量にな
さしめ、その後、前記レーザー光出射後の前記レーザー
加工ヘッドの温度を前記複数の温度検出器により測定
し、前記基準熱量に対してのその後の熱量変化と、該熱
量変化を除去するのに必要な冷却水の適正流量を前記演
算装置で計算し、前記流量制御弁の流量を前記適正流量
になるように適宜な時間間隔で調節し、前記レーザー加
工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一の熱量になさ
しめて前記レーザー加工ヘッドの温度を基準温度に調節
するようにしたものである。
ドは、光ファイバーからのレーザー光を集光する光学系
を設けたハウジングと、該ハウジングの外周に設けた温
度調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッドにおい
て、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度
検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー加工ヘッ
ドへのレーザー光の出射以前に、該レーザー加工ヘッド
の基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記レーザ
ー加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器で測定
し、前記基準熱量に対する初期熱量変化を除去するため
の冷却水の初期流量を前記演算装置で計算により求め、
流量制御弁の流量を前記初期流量に調節し、前記レーザ
ー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一熱量にな
さしめ、その後、前記レーザー光出射後の前記レーザー
加工ヘッドの温度を前記複数の温度検出器により測定
し、前記基準熱量に対してのその後の熱量変化と、該熱
量変化を除去するのに必要な冷却水の適正流量を前記演
算装置で計算し、前記流量制御弁の流量を前記適正流量
になるように適宜な時間間隔で調節し、前記レーザー加
工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一の熱量になさ
しめて前記レーザー加工ヘッドの温度を基準温度に調節
するようにしたものである。
【0019】また、請求項8によるレーザー加工ヘッド
は、光ファイバーからのレーザー光を集光する光学系を
設けたハウジングと、該ハウジングの外周に設けた温度
調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッドにおい
て、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度
検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー加工ヘッ
ドへのレーザー光の出射前に、該レーザー加工ヘッドの
基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記レーザー
加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器で測定し
て求め、前記基準熱量に対する初期熱量変化を除去する
ための冷却水の初期流量を前記演算装置で計算により求
め、流量制御弁の流量を前記初期流量に調節し、前記レ
ーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一熱量
になさしめ、その後の前記基準熱量に対する熱量変化と
該熱量変化を除去するための冷却水の適正流量とを、前
記温度調節ジャケット出口の冷却水の温度変化と流量計
で測定した流量とから前記演算装置で計算により求めて
前記流量制御弁の流量を前記適正流量になるように適宜
な時間間隔で調節し、前記レーザー加工ヘッドの熱量を
前記基準熱量とほぼ同一の熱量になさしめて前記レーザ
ー加工ヘッドの温度を基準温度に調節するようにした。
は、光ファイバーからのレーザー光を集光する光学系を
設けたハウジングと、該ハウジングの外周に設けた温度
調節ジャケットとからなるレーザー加工ヘッドにおい
て、該レーザー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度
検出器を前記ハウジングに設け、前記レーザー加工ヘッ
ドへのレーザー光の出射前に、該レーザー加工ヘッドの
基準熱量を演算装置の記憶装置に設定し、前記レーザー
加工ヘッドの初期温度を前記複数の温度検出器で測定し
て求め、前記基準熱量に対する初期熱量変化を除去する
ための冷却水の初期流量を前記演算装置で計算により求
め、流量制御弁の流量を前記初期流量に調節し、前記レ
ーザー加工ヘッドの熱量を前記基準熱量とほぼ同一熱量
になさしめ、その後の前記基準熱量に対する熱量変化と
該熱量変化を除去するための冷却水の適正流量とを、前
記温度調節ジャケット出口の冷却水の温度変化と流量計
で測定した流量とから前記演算装置で計算により求めて
前記流量制御弁の流量を前記適正流量になるように適宜
な時間間隔で調節し、前記レーザー加工ヘッドの熱量を
前記基準熱量とほぼ同一の熱量になさしめて前記レーザ
ー加工ヘッドの温度を基準温度に調節するようにした。
【0020】そして、請求項9によるレーザー加工ヘッ
ドは、請求項7または請求項8に記載のレーザー加工ヘ
ッドにおいて、前記複数の温度検出器は、前記ハウジン
グのレーザー光出射端部側の外周に設けられた第1ハウ
ジング温度検出器と、前記ハウジングのほぼ中央の外周
に設けられた第2ハウジング温度検出器と、前記ハウジ
ングの集光用光学系側端部の外周に設られた光学系温度
検出器と、前記温度調節ジャケットの出入り口にそれぞ
れ設けられた冷却水温度検出器からなものである。
ドは、請求項7または請求項8に記載のレーザー加工ヘ
ッドにおいて、前記複数の温度検出器は、前記ハウジン
グのレーザー光出射端部側の外周に設けられた第1ハウ
ジング温度検出器と、前記ハウジングのほぼ中央の外周
に設けられた第2ハウジング温度検出器と、前記ハウジ
ングの集光用光学系側端部の外周に設られた光学系温度
検出器と、前記温度調節ジャケットの出入り口にそれぞ
れ設けられた冷却水温度検出器からなものである。
【0021】さらに、請求項10によるレーザー加工ヘ
ッドは、請求項9に記載のレーザー加工ヘッドにおい
て、前記第1ハウジング温度検出器と第2ハウジング温
度検出器と光学系温度検出器は、前記ハウジングの外周
にそれぞれ少なくとも2個ずつ設けてなるものである。
ッドは、請求項9に記載のレーザー加工ヘッドにおい
て、前記第1ハウジング温度検出器と第2ハウジング温
度検出器と光学系温度検出器は、前記ハウジングの外周
にそれぞれ少なくとも2個ずつ設けてなるものである。
【0022】そして、請求項11によるレーザー加工ヘ
ッドは、請求項7から請求項10に記載のレーザー加工
ヘッドにおいて、前記基準熱量と初期熱量とは、前記光
学系温度検出器が検出した温度をT1 、前記第2ハウジ
ング温度検出器が検出した温度をT2 、前記第1ハウジ
ング温度検出器が検出した温度をT3 とし、C1 をレン
ズの比熱、C2 をハウジングの比熱、M1 をレンズの質
量、M2 をハウジングの質量、K1 ,K2 ,K3 を定
数、とするとき次の計算式、Q=(T1 *C1 *M1 )
+(T1 *C2 *M2 *K1 )+(T2 *C2 *M2 *
K2 )+(T3 *C2 *M2 *K3 )で求めることを特
徴とするものである。
ッドは、請求項7から請求項10に記載のレーザー加工
ヘッドにおいて、前記基準熱量と初期熱量とは、前記光
学系温度検出器が検出した温度をT1 、前記第2ハウジ
ング温度検出器が検出した温度をT2 、前記第1ハウジ
ング温度検出器が検出した温度をT3 とし、C1 をレン
ズの比熱、C2 をハウジングの比熱、M1 をレンズの質
量、M2 をハウジングの質量、K1 ,K2 ,K3 を定
数、とするとき次の計算式、Q=(T1 *C1 *M1 )
+(T1 *C2 *M2 *K1 )+(T2 *C2 *M2 *
K2 )+(T3 *C2 *M2 *K3 )で求めることを特
徴とするものである。
【0023】また請求項12によるレーザー加工ヘッド
は、請求項11に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記基準温度(Tsn)が、Ts1=25℃,Ts1<Ts2<
Ts3、前記定数が、K1 =1/4,K2 =1/3,K3
=5/12であることを特徴とするものである。
は、請求項11に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記基準温度(Tsn)が、Ts1=25℃,Ts1<Ts2<
Ts3、前記定数が、K1 =1/4,K2 =1/3,K3
=5/12であることを特徴とするものである。
【0024】
【作用】請求項1または請求項2の如きレーザー加工ヘ
ッドの温度調節方法とすることにより、レーザー光が出
る以前にレーザー加工ヘッドの保有している初期熱量Q
i と設定した基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi
に相当する熱量を、適宜な流量の冷却液で冷却除去して
設定した基準熱量Qs とほぼ同等になし、そして、レー
ザー光が出射された後のレーザー加工ヘッドの熱量変化
ΔQx も、適宜な流量の冷却液で冷却除去するので、短
時間で設定した基準熱量Qs に等しくすることが出来
る。
ッドの温度調節方法とすることにより、レーザー光が出
る以前にレーザー加工ヘッドの保有している初期熱量Q
i と設定した基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi
に相当する熱量を、適宜な流量の冷却液で冷却除去して
設定した基準熱量Qs とほぼ同等になし、そして、レー
ザー光が出射された後のレーザー加工ヘッドの熱量変化
ΔQx も、適宜な流量の冷却液で冷却除去するので、短
時間で設定した基準熱量Qs に等しくすることが出来
る。
【0025】また、請求項3または請求項5の如きレー
ザー加工ヘッドの温度調節方法とすることにより、レー
ザー加工ヘッドの温度と冷却液の温度とを正確に測定す
ることが出来る。
ザー加工ヘッドの温度調節方法とすることにより、レー
ザー加工ヘッドの温度と冷却液の温度とを正確に測定す
ることが出来る。
【0026】請求項6の如きレーザー加工ヘッドの温度
調節方法とすることにより、レーザー加工ヘッドの温度
分布をより正確に測定することが出来ると共に、集光レ
ンズに結露を生じにくい。
調節方法とすることにより、レーザー加工ヘッドの温度
分布をより正確に測定することが出来ると共に、集光レ
ンズに結露を生じにくい。
【0027】請求項7または請求項8の如きレーザー加
工ヘッドとすることにより、レーザー光が出る以前にレ
ーザー加工ヘッドの保有している初期熱量Qi と、設定
した基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi に相当す
る熱量を除去できる適宜な流量の冷却液で前記レーザー
加工ヘッドを冷却し、初期熱量変化ΔQi を除去して設
定した基準熱量Qs とほぼ同等になし、そして、レーザ
ー光が出射された後のレーザー加工ヘッドの熱量変化Δ
Qx も、この熱量変化ΔQx を除去できる適宜な流量の
冷却液で前記レーザー加工ヘッドを冷却するので、この
レーザー加工ヘッドの保有する熱量を短時間で設定した
基準熱量Qs に等しく、すなわち設定した基準温度に等
しくすることが出来る。
工ヘッドとすることにより、レーザー光が出る以前にレ
ーザー加工ヘッドの保有している初期熱量Qi と、設定
した基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi に相当す
る熱量を除去できる適宜な流量の冷却液で前記レーザー
加工ヘッドを冷却し、初期熱量変化ΔQi を除去して設
定した基準熱量Qs とほぼ同等になし、そして、レーザ
ー光が出射された後のレーザー加工ヘッドの熱量変化Δ
Qx も、この熱量変化ΔQx を除去できる適宜な流量の
冷却液で前記レーザー加工ヘッドを冷却するので、この
レーザー加工ヘッドの保有する熱量を短時間で設定した
基準熱量Qs に等しく、すなわち設定した基準温度に等
しくすることが出来る。
【0028】さらに、請求項9または請求項10の如き
レーザー加工ヘッドとすることにより、レーザー加工ヘ
ッドの温度と冷却液の温度とを正確に測定することが出
来る。
レーザー加工ヘッドとすることにより、レーザー加工ヘ
ッドの温度と冷却液の温度とを正確に測定することが出
来る。
【0029】また、請求項11または請求項12の如き
レーザー加工ヘッドとすることにより、レーザー加工ヘ
ッドの温度分布をより正確に測定することが出来る。
レーザー加工ヘッドとすることにより、レーザー加工ヘ
ッドの温度分布をより正確に測定することが出来る。
【0030】
【実施例】次に本発明に係わる光ファイバーを用いたレ
ーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置並びに同方
法に使用するレーザー加工ヘッドの実施例について、図
面を参照しながら説明する。
ーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置並びに同方
法に使用するレーザー加工ヘッドの実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0031】図1は光ファイバー3によってレーザー光
LBが伝送されるレーザー加工ヘッド1を示したもので
ある。このレーザー加工ヘッド1は、レーザー光LBを
集光するための光学系、この光学系を支持するハウジン
グ5、ハウジング5の外周に設けた環状の温度調節ジャ
ケット7、光ファイバー3からのレーザー光を出射する
レーザー光出射端部9および前記レーザー加工ヘッド1
の温度を測定する複数の温度検出器などから構成されて
いる。
LBが伝送されるレーザー加工ヘッド1を示したもので
ある。このレーザー加工ヘッド1は、レーザー光LBを
集光するための光学系、この光学系を支持するハウジン
グ5、ハウジング5の外周に設けた環状の温度調節ジャ
ケット7、光ファイバー3からのレーザー光を出射する
レーザー光出射端部9および前記レーザー加工ヘッド1
の温度を測定する複数の温度検出器などから構成されて
いる。
【0032】上記レーザー加工ヘッド1のハウジング5
は円筒状のコップ形をしており、その開放側の一端部に
は集光レンズ11とコリメートレンズ13からなる集光
用光学系が設けられている。またこの集光用光学系と対
向する他端の底部15には、前記光ファイバー3のレー
ザー光出射端部9が円筒空間内部に若干突出した状態で
取付けられている。
は円筒状のコップ形をしており、その開放側の一端部に
は集光レンズ11とコリメートレンズ13からなる集光
用光学系が設けられている。またこの集光用光学系と対
向する他端の底部15には、前記光ファイバー3のレー
ザー光出射端部9が円筒空間内部に若干突出した状態で
取付けられている。
【0033】このレーザー光出射端部9から出たレーザ
ー光の大部分は前記集光用光学系のコリメートレンズ1
3に入射され、平行光線となり前記集光レンズ13によ
って集光される。しかし、レーザー光出射端部9からの
回折光17およびコリメートレンズ13からの反射光1
9は、前記ハウジング5の内面で反射を繰返してハウジ
ング5に吸収されてハウジング5の温度を上昇させる作
用をする。またレンズ自体もレーザー光を吸収して温度
が上昇する。
ー光の大部分は前記集光用光学系のコリメートレンズ1
3に入射され、平行光線となり前記集光レンズ13によ
って集光される。しかし、レーザー光出射端部9からの
回折光17およびコリメートレンズ13からの反射光1
9は、前記ハウジング5の内面で反射を繰返してハウジ
ング5に吸収されてハウジング5の温度を上昇させる作
用をする。またレンズ自体もレーザー光を吸収して温度
が上昇する。
【0034】なお光ファイバー3から出射されるレーザ
ー光LBは、図示しないレーザー発振器、例えばYAG
レーザー発振器などのからのレーザー光LBが光ファイ
バー3によってレーザー光出射部9に導光されたもので
ある。
ー光LBは、図示しないレーザー発振器、例えばYAG
レーザー発振器などのからのレーザー光LBが光ファイ
バー3によってレーザー光出射部9に導光されたもので
ある。
【0035】本実施例では、レーザー光出射端部9が設
けられている前記ハウジング5の底部15からハウジン
グ5のほぼ中央付近にかけてのハウジング5の外周に、
環状の温度調節ジャケット7を密着させて設けてある。
けられている前記ハウジング5の底部15からハウジン
グ5のほぼ中央付近にかけてのハウジング5の外周に、
環状の温度調節ジャケット7を密着させて設けてある。
【0036】上記温度調節ジャケット7には、図示省略
の冷却装置で一定温度に維持された冷却水が循環する環
状の冷却水循環路21が設けられており、前記冷却装置
からの冷却水は、送水管路23を経て前記冷却水循環路
21に送られる。
の冷却装置で一定温度に維持された冷却水が循環する環
状の冷却水循環路21が設けられており、前記冷却装置
からの冷却水は、送水管路23を経て前記冷却水循環路
21に送られる。
【0037】冷却水循環路21内を循環して、前記ハウ
ジング5と熱交換をした冷却水は管路25を経て前記冷
却装置に戻される。また前記冷却水循環路21と冷却装
置との間の管路25には流量計27と流量制御弁29と
が設けてある。この流量制御弁29には弁の開度を制御
するための、弁開度検出用アブソリュートエンコーダー
付きサーボモーター31が設けられている。
ジング5と熱交換をした冷却水は管路25を経て前記冷
却装置に戻される。また前記冷却水循環路21と冷却装
置との間の管路25には流量計27と流量制御弁29と
が設けてある。この流量制御弁29には弁の開度を制御
するための、弁開度検出用アブソリュートエンコーダー
付きサーボモーター31が設けられている。
【0038】さらに、前記管路23の前記温度調節ジャ
ケット7への冷却水の入り口付近と、前記管路25の温
度調節ジャケット7からの冷却水出口と入り口には、そ
れぞれ冷却水の温度を検出する第1冷却水温度検出器S
h4と第2冷却水温度検出器Sh5が設けてある。
ケット7への冷却水の入り口付近と、前記管路25の温
度調節ジャケット7からの冷却水出口と入り口には、そ
れぞれ冷却水の温度を検出する第1冷却水温度検出器S
h4と第2冷却水温度検出器Sh5が設けてある。
【0039】また、集光用光学系の熱量を算出するため
の光学系温度検出器Sh3が集光用光学系を設けた前記ハ
ウジング5の端部外周の複数個所に設けてある。さら
に、ハウジング5の熱量を算出するための第1ハウジン
グ温度検出器Sh1をレーザー光出射端部9を設けたハウ
ジング5の他端部の外周の複数個所に設けると共に、第
2ハウジング温度検出器Sh2をレーザー光出射端部9か
らの回折光およびコリメートレンズ13からの反射光1
9が当たるハウジング5のほぼ中央部外周の複数個所に
設けてある。
の光学系温度検出器Sh3が集光用光学系を設けた前記ハ
ウジング5の端部外周の複数個所に設けてある。さら
に、ハウジング5の熱量を算出するための第1ハウジン
グ温度検出器Sh1をレーザー光出射端部9を設けたハウ
ジング5の他端部の外周の複数個所に設けると共に、第
2ハウジング温度検出器Sh2をレーザー光出射端部9か
らの回折光およびコリメートレンズ13からの反射光1
9が当たるハウジング5のほぼ中央部外周の複数個所に
設けてある。
【0040】上記の各種温度検出器(Sh1,Sh2,
Sh3)は原理的にはそれぞれ1個設ければいいが、検出
精度を向上するために各温度検出器はハウジング5の外
周に均等な間隔で少なくとも2個を配置しそれらの検出
値の平均値を用いる。なお好ましくはハウジング5の外
周の3箇所に均等な間隔で配置するのが望ましい上記の
光学系温度検出器Sh3、第1ハウジング温度検出器
Sh1、第2ハウジング温度検出器Sh2、および第1冷却
水温度検出器Sh4第2冷却水温度検出器Sh5などで検出
した温度は電気信号に変換されて温度信号Ts として図
示省略のNC装置の演算装置(CPU)33に送られ
る。また前記流量計27において検出された冷却水の流
量も電気信号に変換されて流量信号Fs として演算装置
(CPU)33に送られる。なお上記の各種温度検出器
として熱電対を使用するのが好ましい。
Sh3)は原理的にはそれぞれ1個設ければいいが、検出
精度を向上するために各温度検出器はハウジング5の外
周に均等な間隔で少なくとも2個を配置しそれらの検出
値の平均値を用いる。なお好ましくはハウジング5の外
周の3箇所に均等な間隔で配置するのが望ましい上記の
光学系温度検出器Sh3、第1ハウジング温度検出器
Sh1、第2ハウジング温度検出器Sh2、および第1冷却
水温度検出器Sh4第2冷却水温度検出器Sh5などで検出
した温度は電気信号に変換されて温度信号Ts として図
示省略のNC装置の演算装置(CPU)33に送られ
る。また前記流量計27において検出された冷却水の流
量も電気信号に変換されて流量信号Fs として演算装置
(CPU)33に送られる。なお上記の各種温度検出器
として熱電対を使用するのが好ましい。
【0041】また、前記流量制御弁29のサーボモータ
ー31に対して、この流量制御弁の弁の開度を制御する
弁開度指令信号Vs が上記演算装置(CPU)33から
送ることが出来るようになっている。また上記演算装置
(CPU)33の記憶装置には、ハウジング5および集
光用光学系レンズの比熱と質量に関するデータが登録さ
れている。
ー31に対して、この流量制御弁の弁の開度を制御する
弁開度指令信号Vs が上記演算装置(CPU)33から
送ることが出来るようになっている。また上記演算装置
(CPU)33の記憶装置には、ハウジング5および集
光用光学系レンズの比熱と質量に関するデータが登録さ
れている。
【0042】従って、演算装置(CPU)33は、上記
の温度測定データにより後述の熱量計算式を使用してハ
ウジング5の熱量計算(光学系を含む)を行うことが可
能である。またその熱量計算と流量計からの流量データ
等に基づいて流量制御弁29弁の開度を制御して流量の
制御を行うことが出来る。
の温度測定データにより後述の熱量計算式を使用してハ
ウジング5の熱量計算(光学系を含む)を行うことが可
能である。またその熱量計算と流量計からの流量データ
等に基づいて流量制御弁29弁の開度を制御して流量の
制御を行うことが出来る。
【0043】さて図2は本発明のレーザー加工ヘッドの
温度調節方法のフローチャートを示したものである。次
にこのフローチャート基づいて本発明のレーザー加工ヘ
ッドの温度調節方法について説明する。
温度調節方法のフローチャートを示したものである。次
にこのフローチャート基づいて本発明のレーザー加工ヘ
ッドの温度調節方法について説明する。
【0044】まずステップS1において、集光レンズ1
1とコリメートレンズ13からなる集光用光学系の温度
Ts1と、ハウジング5の温度が理想の基準温度Tsn(n=
1,2,3 )に在る時、ハウジング5が有する熱量Qを基準
熱量Qs として設定する。
1とコリメートレンズ13からなる集光用光学系の温度
Ts1と、ハウジング5の温度が理想の基準温度Tsn(n=
1,2,3 )に在る時、ハウジング5が有する熱量Qを基準
熱量Qs として設定する。
【0045】なお基準温度分布は、Ts1<Ts2<Ts3で
あり、結露を防止する意味で、Ts1をほぼ25℃程度に
設定するのが望ましい。なおまた、基準熱量(光学系を
含む)Qs および後述の初期熱量Qi は、次の熱量計算
式(1)によって計算する。
あり、結露を防止する意味で、Ts1をほぼ25℃程度に
設定するのが望ましい。なおまた、基準熱量(光学系を
含む)Qs および後述の初期熱量Qi は、次の熱量計算
式(1)によって計算する。
【数3】 Q=(T1 *C1 *M1 )+(T1 *C2 *M2 *K1 )+(T2 *C2 *M2 *K2 )+(T3 *C2 *M2 *K3 )……………………………(1) 上記計算式(1)において、T1 は光学系温度検出器S
h3が検出する温度、T2 は第2ハウジング温度検出器S
h2が検出する温度、T3 は第1ハウジング温度検出器S
h1が検出する温度である。また、C1 は集光レンズ11
とコリメートレンズ13の比熱、C2 はハウジング5の
比熱であり、M1 は集光レンズ11とコリメートレンズ
13の合計の質量、M2 はハウジング5の質量である。
なおK1、K2 、K3 は実験から定めた定数である。
h3が検出する温度、T2 は第2ハウジング温度検出器S
h2が検出する温度、T3 は第1ハウジング温度検出器S
h1が検出する温度である。また、C1 は集光レンズ11
とコリメートレンズ13の比熱、C2 はハウジング5の
比熱であり、M1 は集光レンズ11とコリメートレンズ
13の合計の質量、M2 はハウジング5の質量である。
なおK1、K2 、K3 は実験から定めた定数である。
【0046】計算式(1)において、第1項は光学系の
熱量を代表し、第2項以下はハウジング5の熱量を示し
ている。なお本実施例では定数K1 ,K2 ,K3 として
質量配分を考慮して実験から定めた、K1 =1/4,K
2 =1/3,K3 =5/12を用いた。
熱量を代表し、第2項以下はハウジング5の熱量を示し
ている。なお本実施例では定数K1 ,K2 ,K3 として
質量配分を考慮して実験から定めた、K1 =1/4,K
2 =1/3,K3 =5/12を用いた。
【0047】ステップS2において、ハウジング5の初
期温度Tin(n=1,2,3 )を測定する。次のステップS3
においては、初期温度Tin(n=1,2,3 )におけるハウジ
ング5の初期熱量Qi を前記熱量計算式(1)によって
計算すると共に、初期流量Fi を計算する。
期温度Tin(n=1,2,3 )を測定する。次のステップS3
においては、初期温度Tin(n=1,2,3 )におけるハウジ
ング5の初期熱量Qi を前記熱量計算式(1)によって
計算すると共に、初期流量Fi を計算する。
【0048】この初期流量Fi とは、初期熱量Qi と前
記基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi を1分間
(任意)で除去または供給するのに必要な冷却水の流量
である。なお、初期流量Fi は次の計算式(2)によっ
て計算する。
記基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi を1分間
(任意)で除去または供給するのに必要な冷却水の流量
である。なお、初期流量Fi は次の計算式(2)によっ
て計算する。
【0049】
【数4】 Fi =ΔQi /(Tc *Cw *η)…………………………………(2) 上記計算式2において、Tc は冷却水の温度、Cw は冷
却水の比熱、ηは熱交換効率である。
却水の比熱、ηは熱交換効率である。
【0050】ステップS4では上記の初期流量Fi を前
記演算装置(CPU)33の記憶装置に設定登録する。
記演算装置(CPU)33の記憶装置に設定登録する。
【0051】ステップS5においては、流量制御弁29
の弁の開度を初期流量Fi になるようにする。なお流量
制御弁29の弁の開度制御は前記流量計27において検
出された冷却水の流量信号Fs により前記演算装置(C
PU)33が流量制御弁29のサーボモーター31をフ
ィードバック制御することで行われる。
の弁の開度を初期流量Fi になるようにする。なお流量
制御弁29の弁の開度制御は前記流量計27において検
出された冷却水の流量信号Fs により前記演算装置(C
PU)33が流量制御弁29のサーボモーター31をフ
ィードバック制御することで行われる。
【0052】以上ステップS5までにおいて、ハウジン
グ5の初期温度Tin(n=1,2,3 )は、約1分程度で冷却
水の温度Tc にほぼ等しい温度に到達する。
グ5の初期温度Tin(n=1,2,3 )は、約1分程度で冷却
水の温度Tc にほぼ等しい温度に到達する。
【0053】その後次のステップS6において、レーザ
ー光が光ファイバー3のレーザー光出射端部9から出射
され、これにより前述のようにハウジング5の温度が上
昇する。
ー光が光ファイバー3のレーザー光出射端部9から出射
され、これにより前述のようにハウジング5の温度が上
昇する。
【0054】ステップS7において、上昇したハウジン
グ5の温度Txn(n=1,2,3 )の測定、または冷却水の流
量Fと温度調節ジャケット7の入口と出口との冷却水の
温度変化ΔTc とを測定する。
グ5の温度Txn(n=1,2,3 )の測定、または冷却水の流
量Fと温度調節ジャケット7の入口と出口との冷却水の
温度変化ΔTc とを測定する。
【0055】ステップS8では、冷却水の温度変化ΔT
c 、前記流量Fおよび冷却水の比熱からハウジング5の
熱量変化ΔQx を計算する。なおこの熱量変化ΔQ
x は、測定温度Txn(n=1,2,3 )の時の測定熱量Qx と
前記基準熱量Qs との差として求めてもよい。
c 、前記流量Fおよび冷却水の比熱からハウジング5の
熱量変化ΔQx を計算する。なおこの熱量変化ΔQ
x は、測定温度Txn(n=1,2,3 )の時の測定熱量Qx と
前記基準熱量Qs との差として求めてもよい。
【0056】そしてステップS9で、この熱量変化ΔQ
x を除去するのに必要な冷却水の適正流量Fx を前記計
算式(2)により、Fx =ΔQx /(Tc *Cw *η)
として求める。
x を除去するのに必要な冷却水の適正流量Fx を前記計
算式(2)により、Fx =ΔQx /(Tc *Cw *η)
として求める。
【0057】そしてステップS10において、基準熱量
Qs と測定熱量Qx の大小の比較を行う。すなわち、Q
x −Qs =ΔQx が0か否かの条件判断を行う。そして
この条件に該当する場合には、ハウジング5の温度変化
が無かったことになる。
Qs と測定熱量Qx の大小の比較を行う。すなわち、Q
x −Qs =ΔQx が0か否かの条件判断を行う。そして
この条件に該当する場合には、ハウジング5の温度変化
が無かったことになる。
【0058】従って、ステップS11でレーザー発振器
の電源がONか否かの条件判断を行い、この条件に該当
する場合にはステップS7に戻り、また温度測定と流量
測定を実施するループに入る。
の電源がONか否かの条件判断を行い、この条件に該当
する場合にはステップS7に戻り、また温度測定と流量
測定を実施するループに入る。
【0059】前記ステップS11の条件に該当しない場
合には、このループから抜けてステップS12において
この温度調節システムを終了させる。
合には、このループから抜けてステップS12において
この温度調節システムを終了させる。
【0060】また前記ステップS10において、判断条
件に該当しない場合にはステップS13において流量制
御弁29の弁の開度を調節して、冷却水の流量をステッ
プS9で計算した適正流量Fx にする。その後前記のス
テップS11にいきレーザー発振器の電源がONか否か
の条件判断を行う。その後は上述と同様に測定と流量調
整のルーチンに入るか、このループから抜けてステップ
S12においてこの温度調節システムを終了する。なお
上記ステップS13での流量調節は適宜な間隔でなされ
るものである。
件に該当しない場合にはステップS13において流量制
御弁29の弁の開度を調節して、冷却水の流量をステッ
プS9で計算した適正流量Fx にする。その後前記のス
テップS11にいきレーザー発振器の電源がONか否か
の条件判断を行う。その後は上述と同様に測定と流量調
整のルーチンに入るか、このループから抜けてステップ
S12においてこの温度調節システムを終了する。なお
上記ステップS13での流量調節は適宜な間隔でなされ
るものである。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1または請求項2の発明によれば、レーザー光が出る
以前にレーザー加工ヘッドの保有している初期熱量Qi
と、設定した基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi
に相当する熱量を適宜な流量の冷却液で冷却除去して設
定した基準熱量Qs とほぼ同等になし、そして、レーザ
ー光が出射された後のレーザー加工ヘッドの熱量変化Δ
Qx も、適宜な流量の冷却液で冷却除去するので、冷却
過程にオーバーシュートがなく、短時間で設定した基準
熱量Qs に等しく、すなわち基準温度に等しくすること
が出来る。
項1または請求項2の発明によれば、レーザー光が出る
以前にレーザー加工ヘッドの保有している初期熱量Qi
と、設定した基準熱量Qs との差の初期熱量変化ΔQi
に相当する熱量を適宜な流量の冷却液で冷却除去して設
定した基準熱量Qs とほぼ同等になし、そして、レーザ
ー光が出射された後のレーザー加工ヘッドの熱量変化Δ
Qx も、適宜な流量の冷却液で冷却除去するので、冷却
過程にオーバーシュートがなく、短時間で設定した基準
熱量Qs に等しく、すなわち基準温度に等しくすること
が出来る。
【0062】また、請求項3または請求項5の発明によ
れば、レーザー加工ヘッドの温度と冷却液の温度とを正
確に測定することが出来るので、より正確な温度調節が
出来る。
れば、レーザー加工ヘッドの温度と冷却液の温度とを正
確に測定することが出来るので、より正確な温度調節が
出来る。
【0063】さらに、請求項6の発明によれば、レーザ
ー加工ヘッドの温度分布をより正確に測定することが出
来ると共に集光レンズに結露を生じにくいので、集光レ
ンズが急激な熱膨脹により破損するようなことがない。
ー加工ヘッドの温度分布をより正確に測定することが出
来ると共に集光レンズに結露を生じにくいので、集光レ
ンズが急激な熱膨脹により破損するようなことがない。
【0064】請求項7または請求項8の発明によれば、
レーザー光が出る以前にレーザー加工ヘッドの保有して
いる初期熱量Qi と、設定した基準熱量Qs との差の初
期熱量変化ΔQi に相当する熱量を除去できる適宜な流
量の冷却液で前記レーザー加工ヘッドを冷却し、初期熱
量変化ΔQi を除去して設定した基準熱量Qs とほぼ同
等になし、そして、レーザー光が出射された後のレーザ
ー加工ヘッドの熱量変化ΔQx も、この熱量変化ΔQx
を除去できる適宜な流量の冷却液で前記レーザー加工ヘ
ッドを冷却するので、このレーザー加工ヘッドの保有す
る熱量を短時間で設定した基準熱量Qs に等しく、すな
わち設定した基準温度に等しくすることが出来る。
レーザー光が出る以前にレーザー加工ヘッドの保有して
いる初期熱量Qi と、設定した基準熱量Qs との差の初
期熱量変化ΔQi に相当する熱量を除去できる適宜な流
量の冷却液で前記レーザー加工ヘッドを冷却し、初期熱
量変化ΔQi を除去して設定した基準熱量Qs とほぼ同
等になし、そして、レーザー光が出射された後のレーザ
ー加工ヘッドの熱量変化ΔQx も、この熱量変化ΔQx
を除去できる適宜な流量の冷却液で前記レーザー加工ヘ
ッドを冷却するので、このレーザー加工ヘッドの保有す
る熱量を短時間で設定した基準熱量Qs に等しく、すな
わち設定した基準温度に等しくすることが出来る。
【0065】さらに、請求項9または請求項10の発明
によれば、レーザー加工ヘッドの温度と冷却液の温度と
を正確に測定することが出来る。
によれば、レーザー加工ヘッドの温度と冷却液の温度と
を正確に測定することが出来る。
【0066】また、請求項11または請求項12の発明
によれば、レーザー加工ヘッドの温度分布をより正確に
測定することが出来る。
によれば、レーザー加工ヘッドの温度分布をより正確に
測定することが出来る。
【図1】本発明に係わるレーザー加工ヘッドの実施例。
【図2】本発明に係わるレーザー加工ヘッドの温度調節
方法のフローチャート。
方法のフローチャート。
1 レーザー加工ヘッド 3 光ファイバー 5 ハウジング 7 温度調節ジャケット 9 レーザー光出射端部9 11 集光レンズ 13 コリメートレンズ 17 回折光 19 反射光 21 冷却水循環路 27 流量計 29 流量制御弁 33 演算装置(CPU) LB レーザー光 Sh1 第1ハウジング温度検出器 Sh2 第2ハウジング温度検出器 Sh3 光学系温度検出器 Sh4 第1冷却水温度検出器 Sh5 第2冷却水温度検出器
Claims (12)
- 【請求項1】 光ファイバー(3)からのレーザー光を
集光する光学系を設けたハウジング(5)と、該ハウジ
ング(5)の外周に設けた温度調節ジャケット(7)と
からなるレーザー加工ヘッド(1)において、該レーザ
ー加工ヘッド(1)の温度を測定する複数の温度検出器
を前記ハウジング(5)に設け、前記レーザー加工ヘッ
ド(1)へのレーザー光の出射以前に、該レーザー加工
ヘッド(1)の基準熱量(Qs )を演算装置(33)の
記憶装置に設定し、前記レーザー加工ヘッド(1)の初
期温度(Tin:n=1,2,3 )を前記複数の温度検出器で測
定し、初期熱量(Qi )と前記基準熱量(Qs )との差
の初期熱量変化(ΔQi)を除去するための冷却水の初
期流量(Fi )を前記演算装置(33)で計算により求
めて、流量制御弁(29)の流量を前記初期流量
(Fi )に調節し、前記レーザー加工ヘッド(1)の熱
量を前記基準熱量(Qs )とほぼ同一熱量になさしめ、
その後前記レーザー光出射後の前記レーザー加工ヘッド
(1)の温度(Txn:n=1,2,3 )を前記複数の温度検出
器により測定し、前記基準熱量(Qs )に対してのその
後の熱量変化(ΔQx )と、該熱量変化(ΔQx )を除
去するのに必要な冷却水の適正流量(Fx )を前記演算
装置(33)で計算し、前記流量制御弁(29)の流量
を前記適正流量(Fx )になるように適宜な時間間隔で
調節し、前記レーザー加工ヘッド(1)の熱量を前記基
準熱量(Qs )とほぼ同一の熱量になさしめて前記レー
ザー加工ヘッド(1)の温度を基準温度(Tsn:n=1,2,
3 )に調節することを特徴とするレーザー加工ヘッドの
温度調節方法。 - 【請求項2】 光ファイバー(3)からのレーザー光を
集光する光学系を設けたハウジング(5)と、該ハウジ
ング(5)の外周に設けた温度調節ジャケット(7)と
からなるレーザー加工ヘッド(1)において、該レーザ
ー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度検出器を前記
ハウジング(5)に設け、前記レーザー加工ヘッド
(1)へのレーザー光の出射前に、該レーザー加工ヘッ
ド(1)の基準熱量(Qs )を演算装置(33)の記憶
装置に設定し、前記レーザー加工ヘッド(1)の初期温
度(Tin:n=1,2,3 )を前記複数の温度検出器で測定し
て求め、前記基準熱量(Qs )に対する初期熱量変化
(ΔQi )を除去するための冷却水の初期流量(Fi )
を前記演算装置(33)で計算により求め、流量制御弁
(29)の流量を前記初期流量(Fi )に調節し、前記
レーザー加工ヘッド(1)の熱量を前記基準熱量
(Qs )とほぼ同一熱量になさしめ、その後の前記基準
熱量(Qs )に対する熱量変化(ΔQx )と該熱量変化
(ΔQx )を除去するための冷却水の適正流量(Fx )
とを、前記温度調節ジャケット(7)出口の冷却水の温
度変化(ΔTc )と流量計(27)で測定した流量
(F)とから前記演算装置(33)で計算により求め
て、前記流量制御弁(29)の流量を前記適正流量(F
x )になるように適宜な時間間隔で調節し、前記レーザ
ー加工ヘッド(1)の熱量を前記基準熱量(Qs )とほ
ぼ同一の熱量になさしめて前記レーザー加工ヘッド
(1)の温度を基準温度(Tsn:n=1,2,3 )に調節する
ことを特徴とするレーザー加工ヘッドの温度調節方法。 - 【請求項3】 前記複数の温度検出器は、前記ハウジン
グ(5)のレーザー光出射端部(9)側の外周に設けら
れた第1ハウジング温度検出器(Sh1)と、前記ハウジ
ング(5)のほぼ中央の外周に設けられた第2ハウジン
グ温度検出器(Sh2)と、前記ハウジング(5)の集光
用光学系側端部の外周に設られた光学系温度検出器(S
h3)と、前記温度調節ジャケット(7)の出入り口にそ
れぞれ設けられた冷却水温度検出器(Sh4,Sh5)とか
らなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
のレーザー加工ヘッドの温度調節方法。 - 【請求項4】 前記第1ハウジング温度検出器(Sh1)
と第2ハウジング温度検出器(Sh2)と光学系温度検出
器(Sh3)は、前記ハウジング(5)の外周にそれぞれ
少なくとも2個ずつ設けてなることを特徴とする請求項
3に記載のレーザー加工ヘッドの温度調節方法。 - 【請求項5】 前記基準熱量(Qs )と初期熱量Qi と
は、前記光学系温度検出器(Sh3)が検出した温度をT
1 、前記第2ハウジング温度検出器(Sh2)が検出した
温度をT2 、前記第1ハウジング温度検出器(Sh1)が
検出した温度をT3 とし、C1 をレンズの比熱、C2 を
ハウジングの比熱、M1 をレンズの質量、M2 をハウジ
ングの質量、K1 ,K2 ,K3 を定数、とするとき次の
計算式 【数1】Q=(T1 *C1 *M1 )+(T1 *C2 *M
2 *K1 )+(T2 *C2 *M2*K2 )+(T3 *C
2 *M2 *K3 ) で求めることを特徴とする請求項1から請求項4に記載
のレーザー加工ヘッドの温度調節方法。 - 【請求項6】 前記基準温度(Tsn)が、Ts1=25
℃,Ts1<Ts2<Ts3、前記定数が、K1 =1/4,K
2 =1/3,K3 =5/12であることを特徴とする請
求項5に記載のレーザー加工ヘッドの温度調節方法。 - 【請求項7】 光ファイバー(3)からのレーザー光を
集光する光学系を設けたハウジング(5)と、該ハウジ
ング(5)の外周に設けた温度調節ジャケット(7)と
からなるレーザー加工ヘッド(1)において、該レーザ
ー加工ヘッド(1)の温度を測定する複数の温度検出器
を前記ハウジング(5)に設け、前記レーザー加工ヘッ
ド(1)へのレーザー光の出射以前に、該レーザー加工
ヘッド(1)の基準熱量(Qs )を演算装置(33)の
記憶装置に設定し、前記レーザー加工ヘッド(1)の初
期温度(Tin:n=1,2,3 )を前記複数の温度検出器で測
定し、前記基準熱量(Qs )に対する初期熱量変化(Δ
Qi )を除去するための冷却水の初期流量(Fi )を前
記演算装置(33)で計算により求めて、流量制御弁
(29)の流量を前記初期流量(Fi )に調節し、前記
レーザー加工ヘッド(1)の熱量を前記基準熱量
(Qs )とほぼ同一熱量になさしめ、その後前記レーザ
ー光出射後の前記レーザー加工ヘッド(1)の温度(T
xn:n=1,2,3 )を前記複数の温度検出器により測定し、
前記基準熱量(Qs )に対してのその後の熱量変化(Δ
Qx )と、該熱量変化(ΔQx )を除去するのに必要な
冷却水の適正流量(Fx )を前記演算装置(33)で計
算し、前記流量制御弁(29)の流量を前記適正流量
(Fx )になるように適宜な時間間隔で調節し、前記レ
ーザー加工ヘッド(1)の熱量を前記基準熱量(Qs )
とほぼ同一の熱量になさしめて前記レーザー加工ヘッド
(1)の温度を基準温度(Tsn:n=1,2,3 )に調節する
ことを特徴とするレーザー加工ヘッド。 - 【請求項8】 光ファイバー(3)からのレーザー光を
集光する光学系を設けたハウジング(5)と、該ハウジ
ング(5)の外周に設けた温度調節ジャケット(7)と
からなるレーザー加工ヘッド(1)において、該レーザ
ー加工ヘッドの温度を測定する複数の温度検出器を前記
ハウジング(5)に設け、前記レーザー加工ヘッド
(1)へのレーザー光の出射前に、該レーザー加工ヘッ
ド(1)の基準熱量(Qs )を演算装置(33)の記憶
装置に設定し、前記レーザー加工ヘッド(1)の初期温
度(Tin:n=1,2,3 )を前記複数の温度検出器で測定し
て求め、前記基準熱量(Qs )に対する初期熱量変化
(ΔQi )を除去するための冷却水の初期流量(Fi )
を前記演算装置(33)で計算により求め、流量制御弁
(29)の流量を前記初期流量(Fi )に調節し、前記
レーザー加工ヘッド(1)の熱量を前記基準熱量
(Qs )とほぼ同一熱量になさしめ、その後の前記基準
熱量(Qs )に対する熱量変化(ΔQx )と該熱量変化
(ΔQx )を除去するための冷却水の適正流量(Fx )
とを、前記温度調節ジャケット(7)の出口の冷却水の
温度変化(ΔTc )と流量計(27)で測定した流量
(F)とから前記演算装置(33)で計算により求め、
前記流量制御弁(29)の流量を前記適正流量(Fx )
になるように適宜な時間間隔で調節し、前記レーザー加
工ヘッド(1)の熱量を前記基準熱量(Qs )とほぼ同
一の熱量になさしめて前記レーザー加工ヘッド(1)の
温度を基準温度(Tsn:n=1,2,3 )に調節することを特
徴とするレーザー加工ヘッド。 - 【請求項9】 前記複数の温度検出器は、前記ハウジン
グ(5)のレーザー光出射端部(9)側の外周に設けら
れた第1ハウジング温度検出器(Sh1)と、前記ハウジ
ング(5)のほぼ中央の外周に設けられた第2ハウジン
グ温度検出器(Sh2)と、前記ハウジング(5)の集光
用光学系側端部の外周に設られた光学系温度検出器(S
h3)と、前記温度調節ジャケット(7)の出入り口にそ
れぞれ設けられた冷却水温度検出器(Sh4,Sh5)とか
らなることを特徴とする請求項7または請求項8に記載
のレーザー加工ヘッド。 - 【請求項10】 前記第1ハウジング温度検出器
(Sh1)と第2ハウジング温度検出器(Sh2)と光学系
温度検出器(Sh3)は、前記ハウジング(5)の外周に
それぞれ少なくとも2個ずつ設けてなることを特徴とす
る請求項9に記載のレーザー加工ヘッド。 - 【請求項11】 前記基準熱量(Qs )と初期熱量Qi
とは、前記光学系温度検出器(Sh3)が検出した温度を
T1 、前記第2ハウジング温度検出器(Sh2)が検出し
た温度をT2 、前記第1ハウジング温度検出器(Sh1)
が検出した温度をT3 とし、C1 をレンズの比熱、C2
をハウジングの比熱、M1 をレンズの質量、M2 をハウ
ジングの質量、K1 ,K2 ,K3 を定数、とするとき次
の計算式 【数2】Q=(T1 *C1 *M1 )+(T1 *C2 *M
2 *K1 )+(T2 *C2 *M2*K2 )+(T3 *C
2 *M2 *K3 ) で求めることを特徴とする請求項7から請求項10に記
載のレーザー加工ヘッド。 - 【請求項12】 前記基準温度(Tsn)が、Ts1=25
℃,Ts1<Ts2<Ts3、前記定数が、K1 =1/4,K
2 =1/3,K3 =5/12であることを特徴とする請
求項11に記載のレーザー加工ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030739A JPH08215867A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030739A JPH08215867A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215867A true JPH08215867A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12312048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7030739A Pending JPH08215867A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | レーザー加工ヘッドの温度調節方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215867A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017094339A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | ファナック株式会社 | クーラントを循環させるための循環路を備えるレーザ加工ヘッド |
| CN119328257A (zh) * | 2024-12-19 | 2025-01-21 | 中化二建集团有限公司 | Tp321厚壁高压管道焊接水冷施工方法 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP7030739A patent/JPH08215867A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017094339A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | ファナック株式会社 | クーラントを循環させるための循環路を備えるレーザ加工ヘッド |
| US10543568B2 (en) | 2015-11-18 | 2020-01-28 | Fanuc Corporation | Laser processing head including circulation path for circulating coolant |
| CN119328257A (zh) * | 2024-12-19 | 2025-01-21 | 中化二建集团有限公司 | Tp321厚壁高压管道焊接水冷施工方法 |
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