JPH08338764A - 放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置 - Google Patents
放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置Info
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- JPH08338764A JPH08338764A JP7147588A JP14758895A JPH08338764A JP H08338764 A JPH08338764 A JP H08338764A JP 7147588 A JP7147588 A JP 7147588A JP 14758895 A JP14758895 A JP 14758895A JP H08338764 A JPH08338764 A JP H08338764A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄鋼プロセス等の製造ラインにおいて、放射
率測定機能を有する放射温度計の放射率測定部を高精度
で較正する。 【構成】 放射温度計6と被測定物7との間に配設する
較正装置1を、較正板駆動装置5の駆動で格納ケース4
に格納されかつ突出され、被測定物7側に近似黒体塗装
面2aを有し、放射温度計6側に熱電対3の測温接点3
aが固着されてなる被測定物7の表面と類似の表面を有
する較正板2とからなる構成とする。 【効果】 較正板2を格納ケース4に格納すれば放射温
度計6で被測定物7の温度を測定することができ、また
格納ケース4から突出させれば、被測定物7からの放射
熱で近似黒体塗装面2aが昇温しかつ熱平衡状態になっ
た較正板2の被測定物7の表面と類似の表面の温度を、
放射温度計6と熱電対3とで同時測定できるので、放射
温度計6の放射率測定部を高精度で較正することができ
る。
率測定機能を有する放射温度計の放射率測定部を高精度
で較正する。 【構成】 放射温度計6と被測定物7との間に配設する
較正装置1を、較正板駆動装置5の駆動で格納ケース4
に格納されかつ突出され、被測定物7側に近似黒体塗装
面2aを有し、放射温度計6側に熱電対3の測温接点3
aが固着されてなる被測定物7の表面と類似の表面を有
する較正板2とからなる構成とする。 【効果】 較正板2を格納ケース4に格納すれば放射温
度計6で被測定物7の温度を測定することができ、また
格納ケース4から突出させれば、被測定物7からの放射
熱で近似黒体塗装面2aが昇温しかつ熱平衡状態になっ
た較正板2の被測定物7の表面と類似の表面の温度を、
放射温度計6と熱電対3とで同時測定できるので、放射
温度計6の放射率測定部を高精度で較正することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物の表面温度を
非接触で測定する放射率補正機能を有する放射温度計の
較正装置に関する。
非接触で測定する放射率補正機能を有する放射温度計の
較正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、鉄鋼プロセス等の製造プ
ロセスでは、圧延中の被圧延材の温度を測定している
が、被圧延材の温度測定には、例えば放射温度計が用い
られる。放射温度計は、測温精度を維持するために定期
的に精度検査を行い、必要に応じて較正している。この
ような放射温度計を較正する較正装置としては、例えば
特開昭60−79336号公報に示されてなるものが公
知である。これには、オフラインに設置して較正を行う
較正装置と、プロセスラインに設置して較正を行う較正
装置との2とおりがある。
ロセスでは、圧延中の被圧延材の温度を測定している
が、被圧延材の温度測定には、例えば放射温度計が用い
られる。放射温度計は、測温精度を維持するために定期
的に精度検査を行い、必要に応じて較正している。この
ような放射温度計を較正する較正装置としては、例えば
特開昭60−79336号公報に示されてなるものが公
知である。これには、オフラインに設置して較正を行う
較正装置と、プロセスラインに設置して較正を行う較正
装置との2とおりがある。
【0003】以下、これら較正装置を説明すると、先ず
前者のオフラインに設置して測定装置の較正を行う較正
装置は、オフラインに設置して測定装置の較正を行う黒
体炉の概要図の図3に示すように構成されている。即
ち、同図に示す符号11は完全放射体である黒体炉であ
り、符号12aは測定装置に内蔵されてなる輻射検出器
であり、符号12bは輻射検出器の出力(補正部含む)
回路、符号13は指示計である。なお、符号11aは黒
体炉の完全輻射測温面であり、符号11bは黒体温度検
出器であり、符号11cは黒体温度指示計である。
前者のオフラインに設置して測定装置の較正を行う較正
装置は、オフラインに設置して測定装置の較正を行う黒
体炉の概要図の図3に示すように構成されている。即
ち、同図に示す符号11は完全放射体である黒体炉であ
り、符号12aは測定装置に内蔵されてなる輻射検出器
であり、符号12bは輻射検出器の出力(補正部含む)
回路、符号13は指示計である。なお、符号11aは黒
体炉の完全輻射測温面であり、符号11bは黒体温度検
出器であり、符号11cは黒体温度指示計である。
【0004】以下、較正方法を説明すると、これは、輻
射検出器12aと出力回路12bとの較正において、被
測定物の輻射率をε、輻射エネルギーをE1 、黒体温度
Tに対応する輻射検出器12aの出力をEb(T)とす
るとE1 =ε・Eb(T)の関係がある。そこで、ε=
1.0の状態で黒体炉11の基準温度Tに対するE1を
実測してEb(T)′を求め、このEb(T)′と正規
(初期)のEb(T)との差を較正するようにしたもの
である。なお、パラメータP・ra を定めれば被測定物
の輻射率をεと温度Tとを同時に測定できるとしてい
る。
射検出器12aと出力回路12bとの較正において、被
測定物の輻射率をε、輻射エネルギーをE1 、黒体温度
Tに対応する輻射検出器12aの出力をEb(T)とす
るとE1 =ε・Eb(T)の関係がある。そこで、ε=
1.0の状態で黒体炉11の基準温度Tに対するE1を
実測してEb(T)′を求め、このEb(T)′と正規
(初期)のEb(T)との差を較正するようにしたもの
である。なお、パラメータP・ra を定めれば被測定物
の輻射率をεと温度Tとを同時に測定できるとしてい
る。
【0005】次に、後者のプロセスラインに設置して測
定装置の較正を行う較正装置は、プロセスラインに設置
して測定装置の較正を行う実炉の概要図の図4に示すよ
うに構成されており、実炉によるパラメータP・ra の
較正状態を示すものである。即ち、同図に示す符号12
cはバラメータ設定演算部、符号12gは測定装置の指
示部、符号12dは高反射率円筒形キャビティ、符号1
2eは片側半円部は中央に小孔を持ち、他方半円部は高
反射率円筒形キャビティ12dの内径と同径の穴を有す
る回転円板、符号12fは回転円板12eの駆動モータ
である。符号14は背光雑音エネルギー遮蔽板、符号1
5はロール18により矢印方向に搬送されている被測定
物である。また、符号17は圧接部材17aと、測温用
検出子17bと、ばね機構を有するシャフト17cと、
冷却部17dとからなる熱電対式の接触式温度計であ
り、符号16は指示計である。
定装置の較正を行う較正装置は、プロセスラインに設置
して測定装置の較正を行う実炉の概要図の図4に示すよ
うに構成されており、実炉によるパラメータP・ra の
較正状態を示すものである。即ち、同図に示す符号12
cはバラメータ設定演算部、符号12gは測定装置の指
示部、符号12dは高反射率円筒形キャビティ、符号1
2eは片側半円部は中央に小孔を持ち、他方半円部は高
反射率円筒形キャビティ12dの内径と同径の穴を有す
る回転円板、符号12fは回転円板12eの駆動モータ
である。符号14は背光雑音エネルギー遮蔽板、符号1
5はロール18により矢印方向に搬送されている被測定
物である。また、符号17は圧接部材17aと、測温用
検出子17bと、ばね機構を有するシャフト17cと、
冷却部17dとからなる熱電対式の接触式温度計であ
り、符号16は指示計である。
【0006】以下、上記較正装置による較正方法を説明
すると、先ず搬送中の被測定物15からの輻射エネルギ
ーE1 ,E2 は回転円盤12eの小孔、穴から交互に取
出される。輻射検出器12aのEb(T)と温度Tとに
はEb(T)=K・Tn (Kは定数、nは14388/
λ・T、λは実効検出波長μm)の関係がある。このE
b(T)=K・Tn 式とE1 =ε・Eb(T)式とか
ら、T(°K)を求めると下記のとおりになる。 T=〔E1 /K・{1−(1/ra ・P)+(1/G・
ra ・P)}〕1/n 先ず、接触式温度計17を被測定物15の表面に接触さ
せることにより、その被測定物15の表面温度T(°
K)を測定する。温度および輻射率の同時測定装置の指
示温度T′、即ち〔E1 /K・{1−(1/ra ・P)
+(1/G・ra・P)}〕1/n が接触式温度計17の
指示温度Tに一致するように調整、設定することによ
り、被測定物15に係るパラメータPおよび光学系に係
るパラメータra をP・ra の積の形で較正するもので
ある。
すると、先ず搬送中の被測定物15からの輻射エネルギ
ーE1 ,E2 は回転円盤12eの小孔、穴から交互に取
出される。輻射検出器12aのEb(T)と温度Tとに
はEb(T)=K・Tn (Kは定数、nは14388/
λ・T、λは実効検出波長μm)の関係がある。このE
b(T)=K・Tn 式とE1 =ε・Eb(T)式とか
ら、T(°K)を求めると下記のとおりになる。 T=〔E1 /K・{1−(1/ra ・P)+(1/G・
ra ・P)}〕1/n 先ず、接触式温度計17を被測定物15の表面に接触さ
せることにより、その被測定物15の表面温度T(°
K)を測定する。温度および輻射率の同時測定装置の指
示温度T′、即ち〔E1 /K・{1−(1/ra ・P)
+(1/G・ra・P)}〕1/n が接触式温度計17の
指示温度Tに一致するように調整、設定することによ
り、被測定物15に係るパラメータPおよび光学系に係
るパラメータra をP・ra の積の形で較正するもので
ある。
【0007】ところで、本願出願人は既出願の特願平6
−124941号において放射率補正機能を有する放射
温度計を提案した。この放射率補正機能を有する放射温
度計の概要は、被測定物に放射線(赤外線)を照射し、
その反射率を求め、それを用いて放射率を算出し、その
放射率に基づいて温度測定値を補正するものである。と
ころが、このような放射率補正機能を有する放射温度計
に適した放射率測定部の較正方法がない。例えば、「物
体表面温度と輻射率の同時測定装置の較正方法」に係る
上記特開昭60−79236号公報に記載の放射温度計
の較正方法は、本願が対象としている反射率測定から放
射率を求めるものではなく、またプロセスライン(以
下、オンラインという。)における較正では、比較対象
となる接触式温度計による被測定物の温度測定を、この
被測定物の反対側から放射温度計で温度測定していて厳
密には同温度を測定していないので、この較正方法を本
願出願人が提案した放射率補正機能を有する放射温度計
に対して適用することができない。
−124941号において放射率補正機能を有する放射
温度計を提案した。この放射率補正機能を有する放射温
度計の概要は、被測定物に放射線(赤外線)を照射し、
その反射率を求め、それを用いて放射率を算出し、その
放射率に基づいて温度測定値を補正するものである。と
ころが、このような放射率補正機能を有する放射温度計
に適した放射率測定部の較正方法がない。例えば、「物
体表面温度と輻射率の同時測定装置の較正方法」に係る
上記特開昭60−79236号公報に記載の放射温度計
の較正方法は、本願が対象としている反射率測定から放
射率を求めるものではなく、またプロセスライン(以
下、オンラインという。)における較正では、比較対象
となる接触式温度計による被測定物の温度測定を、この
被測定物の反対側から放射温度計で温度測定していて厳
密には同温度を測定していないので、この較正方法を本
願出願人が提案した放射率補正機能を有する放射温度計
に対して適用することができない。
【0008】故に、放射率測定部の較正を行うには、下
記のような一般的な較正方法を採用せざるを得ない。以
下、一般的な較正方法をオフライン、オンライン別に示
す。 (1) オフラインにおける較正方法 較正方法1-1;放射率測定装置の前に、表面温度計で温
度を測定し得る較正板を配置し、この較正板を加熱して
温度を一定に保持しながら、非接触測定による放射率測
定値と放射光量測定値とから較正板の表面温度を求め、
このようにして求めた表面温度と接触式温度計による表
面温度測定値とを比較する。 (2) オンラインにおける較正方法 較正方法1-2;上記(1) の較正方法1-1と同じ。較正方
法2-2;実際の被測定物の表面の温度を接触式測定で測
定しながら、非接触測定による放射率測定値と放射光量
測定値から被測定物の表面温度を求め、このようにして
求めた表面温度と接触測定による表面温度とを比較す
る。
記のような一般的な較正方法を採用せざるを得ない。以
下、一般的な較正方法をオフライン、オンライン別に示
す。 (1) オフラインにおける較正方法 較正方法1-1;放射率測定装置の前に、表面温度計で温
度を測定し得る較正板を配置し、この較正板を加熱して
温度を一定に保持しながら、非接触測定による放射率測
定値と放射光量測定値とから較正板の表面温度を求め、
このようにして求めた表面温度と接触式温度計による表
面温度測定値とを比較する。 (2) オンラインにおける較正方法 較正方法1-2;上記(1) の較正方法1-1と同じ。較正方
法2-2;実際の被測定物の表面の温度を接触式測定で測
定しながら、非接触測定による放射率測定値と放射光量
測定値から被測定物の表面温度を求め、このようにして
求めた表面温度と接触測定による表面温度とを比較す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄鋼プロセ
ス等の製造ラインで用いるに際して、操業ラインから取
外して放射温度計の放射率測定部を較正する上記「(1)
オフラインにおける較正方法」では、下記のような解決
すべき課題がある。 取外しに時間を要する。 取付け、取外しに際して誤差の原因となる要素が紛
込む恐れがある。 オフラインとオンラインとで較正条件が異なる可能
性がある。従って、「(2) オンラインにおける較正方
法」が適しているといえるが、この場合でも、下記のよ
うな解決すべき課題がある。 較正方法1-2では、較正板を均一に加熱できるかが
問題となる。また、加熱装置の耐熱対策が問題となり、
装置が複雑かつ大型化する。 較正方法2-2では、上記較正方法1-2に係る問題は
解決されているが、接触式測定による表面温度の測定誤
差評価が不十分である。つまり、接触式測定を行う毎に
測定位置あるいは接触状態が変わり、同条件下での測定
が常に行われているとはいえないので、較正精度上の問
題がある。
ス等の製造ラインで用いるに際して、操業ラインから取
外して放射温度計の放射率測定部を較正する上記「(1)
オフラインにおける較正方法」では、下記のような解決
すべき課題がある。 取外しに時間を要する。 取付け、取外しに際して誤差の原因となる要素が紛
込む恐れがある。 オフラインとオンラインとで較正条件が異なる可能
性がある。従って、「(2) オンラインにおける較正方
法」が適しているといえるが、この場合でも、下記のよ
うな解決すべき課題がある。 較正方法1-2では、較正板を均一に加熱できるかが
問題となる。また、加熱装置の耐熱対策が問題となり、
装置が複雑かつ大型化する。 較正方法2-2では、上記較正方法1-2に係る問題は
解決されているが、接触式測定による表面温度の測定誤
差評価が不十分である。つまり、接触式測定を行う毎に
測定位置あるいは接触状態が変わり、同条件下での測定
が常に行われているとはいえないので、較正精度上の問
題がある。
【0010】従って、本発明は、オンラインで用いる小
型で、しかも高精度で放射率測定部を較正することを可
能ならしめる放射率補正機能を有する放射温度計の較正
装置の提供を目的とする。
型で、しかも高精度で放射率測定部を較正することを可
能ならしめる放射率補正機能を有する放射温度計の較正
装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る放射率補正機能を有する放
射温度計の較正装置が採用した手段は、被測定物の表面
に放射線を照射し、照射した放射線の反射率を測定する
と共に、測定した反射率から放射率を求める放射率検出
手段と、前記被測定物の表面から放射される放射光量を
検出する放射光量検出手段とを備え、測定された前記放
射率と放射光量とに基づいて前記被測定物の表面温度を
算出する放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置
であって、前記被測定物と放射温度計との間に往復動自
在に配置され、前記被測定物側に放射率が一様となる面
を有すると共に、前記放射温度計側に被測定物の表面と
類似の表面を有する較正板と、前記較正板の放射温度計
側の表面に付設される接触式の表面温度測定手段とから
なることを特徴とする。
に、本発明の請求項1に係る放射率補正機能を有する放
射温度計の較正装置が採用した手段は、被測定物の表面
に放射線を照射し、照射した放射線の反射率を測定する
と共に、測定した反射率から放射率を求める放射率検出
手段と、前記被測定物の表面から放射される放射光量を
検出する放射光量検出手段とを備え、測定された前記放
射率と放射光量とに基づいて前記被測定物の表面温度を
算出する放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置
であって、前記被測定物と放射温度計との間に往復動自
在に配置され、前記被測定物側に放射率が一様となる面
を有すると共に、前記放射温度計側に被測定物の表面と
類似の表面を有する較正板と、前記較正板の放射温度計
側の表面に付設される接触式の表面温度測定手段とから
なることを特徴とする。
【0012】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項2に係る放射率補正機能を有する放射温度計の
較正装置が採用した手段は、請求項1に記載の放射率補
正機能を有する放射温度計の較正装置において、前記被
測定物と放射温度計との間に往復動自在に配置される前
記較正板を該較正板に対して直角な軸心回りに回転自在
に支持すると共に、前記被測定物側に設けられる放射率
が一様となる面を複数とし、これら複数の面が前記較正
板の回転中心の外側に設けられていることを特徴とす
る。
の請求項2に係る放射率補正機能を有する放射温度計の
較正装置が採用した手段は、請求項1に記載の放射率補
正機能を有する放射温度計の較正装置において、前記被
測定物と放射温度計との間に往復動自在に配置される前
記較正板を該較正板に対して直角な軸心回りに回転自在
に支持すると共に、前記被測定物側に設けられる放射率
が一様となる面を複数とし、これら複数の面が前記較正
板の回転中心の外側に設けられていることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る放射率補正機能を有す
る放射温度計の較正装置によれば、被測定物と放射温度
計との間に退避自在に配置され、前記被測定物側に放射
率が一様となる面を有すると共に、前記放射温度計側に
被測定物の表面と類似の表面を有する較正板と、前記較
正板の放射温度計側の表面に付設される接触式の表面温
度測定手段とからなっているので、被測定物と放射温度
計との間に位置する較正板の被測定物側の放射率が一様
となる面は、被測定物から放射熱を受けて高温度になる
と共に、ある温度で熱平衡状態になる。このようにして
熱平衡状態になった較正板の放射温度計側の被測定物の
表面と類似の表面との温度が、放射温度計と接触式の表
面温度測定手段とによって同時に測定される。
る放射温度計の較正装置によれば、被測定物と放射温度
計との間に退避自在に配置され、前記被測定物側に放射
率が一様となる面を有すると共に、前記放射温度計側に
被測定物の表面と類似の表面を有する較正板と、前記較
正板の放射温度計側の表面に付設される接触式の表面温
度測定手段とからなっているので、被測定物と放射温度
計との間に位置する較正板の被測定物側の放射率が一様
となる面は、被測定物から放射熱を受けて高温度になる
と共に、ある温度で熱平衡状態になる。このようにして
熱平衡状態になった較正板の放射温度計側の被測定物の
表面と類似の表面との温度が、放射温度計と接触式の表
面温度測定手段とによって同時に測定される。
【0014】また、本発明の請求項2に係る放射率補正
機能を有する放射温度計の較正装置によれば、請求項1
に記載の放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置
において、前記較正板を回転自在に支持すると共に、前
記被測定物側に設けられる放射率が一様となる面を複数
とし、これら複数の面が前記較正板の回転中心の外側に
設けられている較正としたので、上記請求項1に係る放
射率補正機能を有する放射温度計の較正装置の作用に加
えて、熱平衡状態になった較正板の複数の放射温度計側
の被測定物の表面と類似の表面との温度が、放射温度計
とそれぞれの接触式の表面温度測定手段とによって同時
に測定される。
機能を有する放射温度計の較正装置によれば、請求項1
に記載の放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置
において、前記較正板を回転自在に支持すると共に、前
記被測定物側に設けられる放射率が一様となる面を複数
とし、これら複数の面が前記較正板の回転中心の外側に
設けられている較正としたので、上記請求項1に係る放
射率補正機能を有する放射温度計の較正装置の作用に加
えて、熱平衡状態になった較正板の複数の放射温度計側
の被測定物の表面と類似の表面との温度が、放射温度計
とそれぞれの接触式の表面温度測定手段とによって同時
に測定される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る放射率補正機能
を有する放射温度計の較正装置を、較正状態を示すその
概要説明図の図1(a)と、図1(a)のA矢視図の図
1(b)と、図1(a)のB矢視図の図1(c)とを参
照しながら説明すると、図1に示す符号7は被測定物で
あり、この被測定物7から所定距離離れた位置に示され
ている符号6は放射率補正機能を有する放射温度計であ
る。そして、これら放射温度計6と被測定物7との間に
は、後述する較正装置1が配設されている。
を有する放射温度計の較正装置を、較正状態を示すその
概要説明図の図1(a)と、図1(a)のA矢視図の図
1(b)と、図1(a)のB矢視図の図1(c)とを参
照しながら説明すると、図1に示す符号7は被測定物で
あり、この被測定物7から所定距離離れた位置に示され
ている符号6は放射率補正機能を有する放射温度計であ
る。そして、これら放射温度計6と被測定物7との間に
は、後述する較正装置1が配設されている。
【0016】前記較正装置1は、較正板駆動装置5によ
り、同図における左右方向(矢印方向)に往復作動され
る後述する較正板2を備えている。より詳しくは、この
較正板2は較正板駆動装置5に突設されている。前記較
正板駆動装置5には、例えばエアシリンダが用いられ
る。従って、ロッドの伸縮作動で較正板2が往復動さ
れ、実測定に際しては較正板2が格納ケース4に格納さ
れ、較正に際しては較正板2が格納ケース4から突出さ
れるものである。較正板2の材質は被測定物と同材質が
好ましいが、表面性状等の制約が少なく同材質である必
要性が少ない場合は、均熱性を良くするために熱伝導性
が優れている材質、例えば銅、アルミニウム等が用いら
れる。なお、本実施例では較正板駆動装置5としてエア
シリンダを用いたが、例えばねじ機構、ピニオン・ラッ
ク機構等も用いることができる。
り、同図における左右方向(矢印方向)に往復作動され
る後述する較正板2を備えている。より詳しくは、この
較正板2は較正板駆動装置5に突設されている。前記較
正板駆動装置5には、例えばエアシリンダが用いられ
る。従って、ロッドの伸縮作動で較正板2が往復動さ
れ、実測定に際しては較正板2が格納ケース4に格納さ
れ、較正に際しては較正板2が格納ケース4から突出さ
れるものである。較正板2の材質は被測定物と同材質が
好ましいが、表面性状等の制約が少なく同材質である必
要性が少ない場合は、均熱性を良くするために熱伝導性
が優れている材質、例えば銅、アルミニウム等が用いら
れる。なお、本実施例では較正板駆動装置5としてエア
シリンダを用いたが、例えばねじ機構、ピニオン・ラッ
ク機構等も用いることができる。
【0017】前記較正板2の被測定物7側には、図1
(b)中において斜線を施した円で示すように、放射率
が一様となる面である近似黒体塗装面2aが設けられて
いる。この近似黒体塗装面2aには、例えば黒体スプレ
ー(TASCO製,THI−1B)等の塗料が塗布され
ている。そのため、近似黒体塗装面2aは被測定物7か
ら熱放射を受けて昇温し、ある温度で熱平衡状態にな
る。また、前記較正板2の放射温度計6側の面には、図
1(c)に示すように、中央に測温接点3aが付設され
てなる接触式温度検出手段である熱電対3が設けられて
いる。
(b)中において斜線を施した円で示すように、放射率
が一様となる面である近似黒体塗装面2aが設けられて
いる。この近似黒体塗装面2aには、例えば黒体スプレ
ー(TASCO製,THI−1B)等の塗料が塗布され
ている。そのため、近似黒体塗装面2aは被測定物7か
ら熱放射を受けて昇温し、ある温度で熱平衡状態にな
る。また、前記較正板2の放射温度計6側の面には、図
1(c)に示すように、中央に測温接点3aが付設され
てなる接触式温度検出手段である熱電対3が設けられて
いる。
【0018】以下、上記構成になる較正装置1の作用態
様を説明すると、放射温度計6による被測定物7の実測
定時には、較正板2は格納ケース4内に格納されている
が、放射温度計6を較正するに際しては較正板2の近似
黒体塗装面2aが格納ケース4から露出する位置まで突
出される。さすれば、この近似黒体塗装面2aは被測定
物7からの放射熱を受けて次第に温度が上昇し、ついに
は熱平衡状態になる。このようにして、較正板2の近似
黒体塗装面2aが熱平衡状態になると、放射温度計6に
より較正板2の放射温度計6側の面の温度が非接触で測
定され、これと並行して熱電対3により較正板2の放射
温度計6側の面の温度が直接測定されると共に、両者の
温度差に基づいて放射温度計6が較正される。
様を説明すると、放射温度計6による被測定物7の実測
定時には、較正板2は格納ケース4内に格納されている
が、放射温度計6を較正するに際しては較正板2の近似
黒体塗装面2aが格納ケース4から露出する位置まで突
出される。さすれば、この近似黒体塗装面2aは被測定
物7からの放射熱を受けて次第に温度が上昇し、ついに
は熱平衡状態になる。このようにして、較正板2の近似
黒体塗装面2aが熱平衡状態になると、放射温度計6に
より較正板2の放射温度計6側の面の温度が非接触で測
定され、これと並行して熱電対3により較正板2の放射
温度計6側の面の温度が直接測定されると共に、両者の
温度差に基づいて放射温度計6が較正される。
【0019】従って、本実施例に係る較正装置1によれ
ば、近似黒体塗装面2aにより較正板2が均一に加熱さ
れ、従来のように均一加熱装置を設ける必要がないので
較正装置1を小型にすることができる。また、較正板2
の同一の部位の温度を放射温度計6と、較正板2の所定
位置に測温接点3aが固着された熱電対3とにより同時
測定され、従来のように接触式測定を行う毎に測定位置
や接触状態が変わったりすることがないから、本実施例
に係る較正装置1は、従来の構成装置に比較して較正精
度が優れている。
ば、近似黒体塗装面2aにより較正板2が均一に加熱さ
れ、従来のように均一加熱装置を設ける必要がないので
較正装置1を小型にすることができる。また、較正板2
の同一の部位の温度を放射温度計6と、較正板2の所定
位置に測温接点3aが固着された熱電対3とにより同時
測定され、従来のように接触式測定を行う毎に測定位置
や接触状態が変わったりすることがないから、本実施例
に係る較正装置1は、従来の構成装置に比較して較正精
度が優れている。
【0020】次に、本発明の他実施例に係る放射温度計
の較正装置を、較正状態を示すその概要説明図の図2
(a)と、図2(a)のC矢視図の図2(b)と、図2
(a)のD矢視図の図2(c)とを参照しながら、上記
実施例と同一のもの並びに同一機能を有するものを同一
符号をもって以下に説明すると、放射温度計6と被測定
物7との間に、後述する較正装置1が配設されている。
の較正装置を、較正状態を示すその概要説明図の図2
(a)と、図2(a)のC矢視図の図2(b)と、図2
(a)のD矢視図の図2(c)とを参照しながら、上記
実施例と同一のもの並びに同一機能を有するものを同一
符号をもって以下に説明すると、放射温度計6と被測定
物7との間に、後述する較正装置1が配設されている。
【0021】前記較正装置1は、較正板駆動装置5によ
り、同図における左右方向(矢印)に往復作動され、か
つ図示しない駆動モータが内蔵されてなる回転機構5a
により回転される後述する回転円板状の較正板2を備え
ている。この較正板駆動装置5は較正板2を、例えばエ
アシリンダにより往復動させるもので、実測定に際して
は較正板2を図2(a)における右側に、放射温度計6
の較正に際しては左側にそれぞれ移動させるものであ
る。
り、同図における左右方向(矢印)に往復作動され、か
つ図示しない駆動モータが内蔵されてなる回転機構5a
により回転される後述する回転円板状の較正板2を備え
ている。この較正板駆動装置5は較正板2を、例えばエ
アシリンダにより往復動させるもので、実測定に際して
は較正板2を図2(a)における右側に、放射温度計6
の較正に際しては左側にそれぞれ移動させるものであ
る。
【0022】前記較正板2の被測定物7側の面には、図
2(b)において斜線を施して示すように、較正板2の
回転中心Pを中心とする等配位置における4個所に、同
一の面内においては同じ放射率となる扇状の形状をした
近似黒体塗装面2a,2a,2a,2aが設けられてい
る。放射率を同じにしたのは、平衡温度に達する時間が
等しく、測定が容易になるからである。なお、上記の通
り、被測定物7から受ける放射熱により較正板2の温度
は平衡に達するが、平衡温度は主として4つの近似黒体
塗装面2a,2a,2a,2aの放射率により決定され
る。従って、4つの近似黒体塗装面2a,2a,2a,
2aの温度を異なる値にしようとするならば、それぞれ
の放射率を異なる値にすれば良い。
2(b)において斜線を施して示すように、較正板2の
回転中心Pを中心とする等配位置における4個所に、同
一の面内においては同じ放射率となる扇状の形状をした
近似黒体塗装面2a,2a,2a,2aが設けられてい
る。放射率を同じにしたのは、平衡温度に達する時間が
等しく、測定が容易になるからである。なお、上記の通
り、被測定物7から受ける放射熱により較正板2の温度
は平衡に達するが、平衡温度は主として4つの近似黒体
塗装面2a,2a,2a,2aの放射率により決定され
る。従って、4つの近似黒体塗装面2a,2a,2a,
2aの温度を異なる値にしようとするならば、それぞれ
の放射率を異なる値にすれば良い。
【0023】また、前記較正板2の放射温度計6側の前
記近似黒体塗装面2a,2a,2a,2aに対応する4
個所の面のそれぞれには、図2(c)に示すように、中
央に測温接点3aが付設されてなる熱電対3が設けられ
ている。なお、この場合4個所の面のそれぞれの放射率
は、放射温度計6の較正に使用するため、互いに異なっ
ている必要がある。
記近似黒体塗装面2a,2a,2a,2aに対応する4
個所の面のそれぞれには、図2(c)に示すように、中
央に測温接点3aが付設されてなる熱電対3が設けられ
ている。なお、この場合4個所の面のそれぞれの放射率
は、放射温度計6の較正に使用するため、互いに異なっ
ている必要がある。
【0024】ところで、較正板2は90°ずつ回転され
る。そして、90°回転する毎に停止され、熱電対3の
出力が放射温度計6の出力と共に記録される。なお、較
正板2の90°回転は、例えば回転軸に組込まれたエン
コーダによって検出される。記録された4つの熱電対3
の出力(表面温度)と、放射温度計6からの4つの出力
(放射温度)はそれぞれ4つの近似黒体塗装面2aの放
射率に対応させられる。つまり、表面温度と放射率から
得られる放射温度が放射温度計6の出力である放射温度
と一致するように、放射温度計6の放射率補正機能が調
整される。
る。そして、90°回転する毎に停止され、熱電対3の
出力が放射温度計6の出力と共に記録される。なお、較
正板2の90°回転は、例えば回転軸に組込まれたエン
コーダによって検出される。記録された4つの熱電対3
の出力(表面温度)と、放射温度計6からの4つの出力
(放射温度)はそれぞれ4つの近似黒体塗装面2aの放
射率に対応させられる。つまり、表面温度と放射率から
得られる放射温度が放射温度計6の出力である放射温度
と一致するように、放射温度計6の放射率補正機能が調
整される。
【0025】従って、本実施例に係る較正装置1によれ
ば、回転機構5aで較正板2を回転させることにより、
4個所で較正板2の同一の部位の温度を放射温度計6
と、較正板2の所定位置に測温接点3aが固着された熱
電対3とにより次々同時に温度測定を行うことができる
ので、複数の温度データにより放射温度計6を較正する
ことが可能になり、上記実施例よりも放射温度計6の較
正精度を向上させることができる。なお、本実施例で
は、較正板2の4個所に近似黒体塗装面2aを設けた場
合を説明したが、近似黒体塗装面2aは2個所、3個
所、あるいは5個所以上に設けても良いから、近似黒体
塗装面2aの数に限定されるものではない。
ば、回転機構5aで較正板2を回転させることにより、
4個所で較正板2の同一の部位の温度を放射温度計6
と、較正板2の所定位置に測温接点3aが固着された熱
電対3とにより次々同時に温度測定を行うことができる
ので、複数の温度データにより放射温度計6を較正する
ことが可能になり、上記実施例よりも放射温度計6の較
正精度を向上させることができる。なお、本実施例で
は、較正板2の4個所に近似黒体塗装面2aを設けた場
合を説明したが、近似黒体塗装面2aは2個所、3個
所、あるいは5個所以上に設けても良いから、近似黒体
塗装面2aの数に限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1ま
たは2に係る放射温度計の較正装置によれば、較正板は
往復動自在で従来のように着脱する必要がないので較正
作業能率が向上し、また較正板の被測定物側の放射率が
一様となる面により較正板が均一に加熱されるので、従
来のように均一加熱装置を設ける必要がないから較正装
置の小型化が可能になると共に、較正板の同一の部位の
温度を放射温度計と、較正板の放射温度計側に付設され
た接触式の表面温度測定手段とにより同時測定するの
で、従来のように接触式測定を行う毎に測定位置や接触
状態が変わったりすることがないから、従来よりも較正
精度が向上するというように、放射温度計の較正作業能
率の向上効果、小型化によるコスト低減効果、並びに放
射温度計の較正精度の向上効果がある。
たは2に係る放射温度計の較正装置によれば、較正板は
往復動自在で従来のように着脱する必要がないので較正
作業能率が向上し、また較正板の被測定物側の放射率が
一様となる面により較正板が均一に加熱されるので、従
来のように均一加熱装置を設ける必要がないから較正装
置の小型化が可能になると共に、較正板の同一の部位の
温度を放射温度計と、較正板の放射温度計側に付設され
た接触式の表面温度測定手段とにより同時測定するの
で、従来のように接触式測定を行う毎に測定位置や接触
状態が変わったりすることがないから、従来よりも較正
精度が向上するというように、放射温度計の較正作業能
率の向上効果、小型化によるコスト低減効果、並びに放
射温度計の較正精度の向上効果がある。
【図1】図1(a)は本発明の実施例に係り、較正状態
を示す較正装置の概要説明図であり、図1(b)は図1
(a)のA矢視図であり、図1(c)は図1(a)のB
矢視図である。
を示す較正装置の概要説明図であり、図1(b)は図1
(a)のA矢視図であり、図1(c)は図1(a)のB
矢視図である。
【図2】図2(a)は本発明の他実施例に係り、較正状
態を示す較正装置の概要説明図であり、図2(b)は図
2(a)のC矢視図であり、図2(c)は図2(a)の
D矢視図である。
態を示す較正装置の概要説明図であり、図2(b)は図
2(a)のC矢視図であり、図2(c)は図2(a)の
D矢視図である。
【図3】従来例に係り、オフラインに設置して測定装置
の較正を行う黒体炉の概要図である。
の較正を行う黒体炉の概要図である。
【図4】従来例に係り、プロセスラインに設置して測定
装置の較正を行う実炉の概要図である。
装置の較正を行う実炉の概要図である。
1…較正装置 2…較正板,2a…近似黒体塗装面 3熱電対,3a…測温接点 4…収納ケース 5…較正板駆動装置,5a…回転機構 6…放射温度計 7…被測定物
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定物の表面に放射線を照射し、照射
した放射線の反射率を測定すると共に、測定した反射率
から放射率を求める放射率検出手段と、前記被測定物の
表面から放射される放射光量を検出する放射光量検出手
段とを備え、測定された前記放射率と放射光量とに基づ
いて前記被測定物の表面温度を算出する放射率補正機能
を有する放射温度計の較正装置であって、前記被測定物
と放射温度計との間に往復動自在に配置され、前記被測
定物側に放射率が一様となる面を有すると共に、前記放
射温度計側に被測定物の表面と類似の表面を有する較正
板と、前記較正板の放射温度計側の表面に付設される接
触式の表面温度測定手段とからなることを特徴とする放
射率補正機能を有する放射温度計の較正装置。 - 【請求項2】 前記被測定物と放射温度計との間に往復
動自在に配置される前記較正板を該較正板に対して直角
な軸心回りに回転自在に支持すると共に、前記被測定物
側に設けられる放射率が一様となる面を複数とし、これ
ら複数の面が前記較正板の回転中心の外側に設けられて
いることを特徴とする請求項1に記載の放射率補正機能
を有する放射温度計の較正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147588A JPH08338764A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147588A JPH08338764A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338764A true JPH08338764A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15433751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7147588A Withdrawn JPH08338764A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 放射率補正機能を有する放射温度計の較正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338764A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015073026A (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | Jukiオートメーションシステムズ株式会社 | 実装システム、キャリブレーション方法及びプログラム |
| JP2015081816A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | Jfeスチール株式会社 | 放射温度計の校正装置及び校正方法 |
| JP2017006939A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | Jfeスチール株式会社 | 温度実測値の精度判定装置および方法 |
| CN108917960A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-11-30 | 首钢集团有限公司 | 一种钢坯加热温度均匀性的测量装置及方法 |
| RU229457U1 (ru) * | 2024-05-20 | 2024-10-08 | Акционерное общество "Научно-производственное объединение "Государственный институт прикладной оптики" (АО "НПО ГИПО") | Устройство калибровки тепловизионного прибора |
| CN120293353A (zh) * | 2025-05-28 | 2025-07-11 | 中国计量科学研究院 | 一种双热管表面温度源及其校准方法 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7147588A patent/JPH08338764A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015073026A (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | Jukiオートメーションシステムズ株式会社 | 実装システム、キャリブレーション方法及びプログラム |
| JP2015081816A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | Jfeスチール株式会社 | 放射温度計の校正装置及び校正方法 |
| JP2017006939A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | Jfeスチール株式会社 | 温度実測値の精度判定装置および方法 |
| CN108917960A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-11-30 | 首钢集团有限公司 | 一种钢坯加热温度均匀性的测量装置及方法 |
| RU229457U1 (ru) * | 2024-05-20 | 2024-10-08 | Акционерное общество "Научно-производственное объединение "Государственный институт прикладной оптики" (АО "НПО ГИПО") | Устройство калибровки тепловизионного прибора |
| RU2833165C1 (ru) * | 2024-05-20 | 2025-01-15 | Акционерное общество "Научно-производственное объединение "Государственный институт прикладной оптики" (АО "НПО ГИПО") | Устройство калибровки тепловизионного прибора |
| CN120293353A (zh) * | 2025-05-28 | 2025-07-11 | 中国计量科学研究院 | 一种双热管表面温度源及其校准方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |