JPH08215926A - ブローチカッタ及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法 - Google Patents
ブローチカッタ及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法Info
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- JPH08215926A JPH08215926A JP7020248A JP2024895A JPH08215926A JP H08215926 A JPH08215926 A JP H08215926A JP 7020248 A JP7020248 A JP 7020248A JP 2024895 A JP2024895 A JP 2024895A JP H08215926 A JPH08215926 A JP H08215926A
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 11
- 239000011800 void material Substances 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- B23D2043/063—Broaching tools for cutting by rotational movement with cutters mounted externally
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汎用性の高いブローチカッタを提供する。
【構成】 ブローチドラム9に取付けられた複数のブロ
ーチカッタ8a〜8eにより、クランクシャフト13の
複数のジャーナル131 〜137 を同時に加工するター
ンブローチマシンにおいて、上記ブローチカッタ8a〜
8eの少なくとも1個に、粗加工用ブローチセグメント
81 …と仕上げ加工用ブローチセグメント8nの間に、
ブローチセグメント81 〜8n のない空所8n′を設け
たもので、同じブローチカッタで例えば4気筒エンジン
のクランクシャフト12と、6気筒エンジンのクランク
シャフト13が加工できるため汎用性が高い。
ーチカッタ8a〜8eにより、クランクシャフト13の
複数のジャーナル131 〜137 を同時に加工するター
ンブローチマシンにおいて、上記ブローチカッタ8a〜
8eの少なくとも1個に、粗加工用ブローチセグメント
81 …と仕上げ加工用ブローチセグメント8nの間に、
ブローチセグメント81 〜8n のない空所8n′を設け
たもので、同じブローチカッタで例えば4気筒エンジン
のクランクシャフト12と、6気筒エンジンのクランク
シャフト13が加工できるため汎用性が高い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンのクランクシ
ャフトを加工するブローチカッタ及びブローチカッタに
よるクランクシャフトの加工方法に関する。
ャフトを加工するブローチカッタ及びブローチカッタに
よるクランクシャフトの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来エンジンのクランクシャフトは、ク
ランクシャフトミラーを使用してピンやジャーナル部分
を切削加工しているが、近年のようにエンジンの多品
種、少生産化が進むと、クランクシャフトミラーによる
加工は生産性の上で得策とはいえない。かかる事情から
最近ではターンブローチマシンを使用してクランクシャ
フトを加工するための研究が進められているが、ターン
ブローチマシンは、その機械の構造から、単一ワークに
対しては高い生産性を発揮するが、汎用性がないため、
ワークが変る毎にブローチカッタを変換するなどの作業
を必要とし、段取り替えに多くの時間がかかるなどの不
具合がある。
ランクシャフトミラーを使用してピンやジャーナル部分
を切削加工しているが、近年のようにエンジンの多品
種、少生産化が進むと、クランクシャフトミラーによる
加工は生産性の上で得策とはいえない。かかる事情から
最近ではターンブローチマシンを使用してクランクシャ
フトを加工するための研究が進められているが、ターン
ブローチマシンは、その機械の構造から、単一ワークに
対しては高い生産性を発揮するが、汎用性がないため、
ワークが変る毎にブローチカッタを変換するなどの作業
を必要とし、段取り替えに多くの時間がかかるなどの不
具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来エンジンには4気
筒エンジンや6気筒エンジンなどがあり、これらエンジ
ンのクランクシャフトは、メインジャーナル径、幅及び
ジャーナル間ピッチが同一で、かつ長手方向の寸法が気
筒数分増減した形状となっているが、従来のターンブロ
ーチマシンはブローチカッタをワークの長手方向へ移動
できない構造となっているため、同一のブローチカッタ
では4気筒エンジンのクランクシャフトと、6気筒エン
ジンのクランクシャフトは加工できない。かかる不具合
を改善するため、ブローチカッタをワークの長手方向へ
移動できるような構造を採用した場合でも、従来のブロ
ーチカッタでは次のような不具合が発生する。
筒エンジンや6気筒エンジンなどがあり、これらエンジ
ンのクランクシャフトは、メインジャーナル径、幅及び
ジャーナル間ピッチが同一で、かつ長手方向の寸法が気
筒数分増減した形状となっているが、従来のターンブロ
ーチマシンはブローチカッタをワークの長手方向へ移動
できない構造となっているため、同一のブローチカッタ
では4気筒エンジンのクランクシャフトと、6気筒エン
ジンのクランクシャフトは加工できない。かかる不具合
を改善するため、ブローチカッタをワークの長手方向へ
移動できるような構造を採用した場合でも、従来のブロ
ーチカッタでは次のような不具合が発生する。
【0004】図1の(イ)は4気筒エンジンのクランク
シャフト、図1の(ロ)は6気筒エンジンのクランクシ
ャフトを示すもので、4気筒エンジンのクランクシャフ
トaを加工するブローチカッタbで6気筒エンジンのク
ランクシャフトcを加工する場合2工程となるが、まず
第1工程で図1の(ロ)に示す箇所を加工した後、ブロ
ーチカッタbをワークの長手方向へ移動させて、第2工
程で図1の(ハ)に示す箇所を加工した場合、図1の
(ハ)のdの部分はブローチカッタbで2度加工される
ことになり、加工箇所の径が必要以上に小さくなった
り、無駄な加工によってブローチカッタの寿命が早期に
低下するなどの不具合が発生する。この発明はかかる不
具合を改善するためになされたもので、汎用性が高く、
かつ同一箇所を2度加工することのないブローチカッタ
及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法
を提供することを目的とするものである。
シャフト、図1の(ロ)は6気筒エンジンのクランクシ
ャフトを示すもので、4気筒エンジンのクランクシャフ
トaを加工するブローチカッタbで6気筒エンジンのク
ランクシャフトcを加工する場合2工程となるが、まず
第1工程で図1の(ロ)に示す箇所を加工した後、ブロ
ーチカッタbをワークの長手方向へ移動させて、第2工
程で図1の(ハ)に示す箇所を加工した場合、図1の
(ハ)のdの部分はブローチカッタbで2度加工される
ことになり、加工箇所の径が必要以上に小さくなった
り、無駄な加工によってブローチカッタの寿命が早期に
低下するなどの不具合が発生する。この発明はかかる不
具合を改善するためになされたもので、汎用性が高く、
かつ同一箇所を2度加工することのないブローチカッタ
及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ブローチドラムに取付けられた複数のブ
ローチカッタにより、クランクシャフトの複数のジャー
ナルを同時に加工するターンブローチマシンにおいて、
上記ブローチカッタの少なくとも1個に、粗加工用ブロ
ーチセグメントと仕上げ加工用ブローチセグメントの間
に、ブローチセグメントのない空所を設けたものであ
る。
成するために、ブローチドラムに取付けられた複数のブ
ローチカッタにより、クランクシャフトの複数のジャー
ナルを同時に加工するターンブローチマシンにおいて、
上記ブローチカッタの少なくとも1個に、粗加工用ブロ
ーチセグメントと仕上げ加工用ブローチセグメントの間
に、ブローチセグメントのない空所を設けたものであ
る。
【0006】また、ブローチドラムに取付けられた複数
のブローチカッタにより、クランクシャフトの複数のジ
ャーナルを同時に加工するターンブローチマシンにおい
て、上記ブローチカッタの少なくとも1個に、粗加工用
ブローチセグメントと仕上げ加工用ブローチセグメント
の間に、ブローチセグメントのない空所を設けて、第1
工程でクランクシャフトの複数のジャーナルを同時に加
工したら、上記ブローチドラムをクランクシャフトの長
手方向へ移動して第2工程以後の加工を行う際、すでに
加工の完了したジャーナル部分に、空所を設けたブロー
チカッタを位置させて第2工程以後の加工を行うように
したものである。
のブローチカッタにより、クランクシャフトの複数のジ
ャーナルを同時に加工するターンブローチマシンにおい
て、上記ブローチカッタの少なくとも1個に、粗加工用
ブローチセグメントと仕上げ加工用ブローチセグメント
の間に、ブローチセグメントのない空所を設けて、第1
工程でクランクシャフトの複数のジャーナルを同時に加
工したら、上記ブローチドラムをクランクシャフトの長
手方向へ移動して第2工程以後の加工を行う際、すでに
加工の完了したジャーナル部分に、空所を設けたブロー
チカッタを位置させて第2工程以後の加工を行うように
したものである。
【0007】
【作 用】上記構成により例えば4気筒エンジンのク
ランクシャフトと、6気筒エンジンのクランクシャフト
のようにメインジャーナル径、幅及びジャーナル間ピッ
チが同じで、かつ長手方向の寸法が気筒数分増減するよ
うなクランクシャフトを同一のブローチカッタにより加
工することができるようになる。また複数のブローチカ
ッタの少なくとも1個に、粗加工用ブローチセグメント
と仕上げ加工用ブローチセグメントの間にブローチセグ
メントのない空所を設けて、第1工程でクランクシャフ
トの複数のジャーナルを加工したら、ブローチドラムを
クランクシャフトの長手方向へ移動して第2工程以後の
加工を行う際、空所を設けたブローチカッタをすでに加
工の完了したジャーナル部分に位置させることにより、
同一箇所を2度加工するのを防止することができる。
ランクシャフトと、6気筒エンジンのクランクシャフト
のようにメインジャーナル径、幅及びジャーナル間ピッ
チが同じで、かつ長手方向の寸法が気筒数分増減するよ
うなクランクシャフトを同一のブローチカッタにより加
工することができるようになる。また複数のブローチカ
ッタの少なくとも1個に、粗加工用ブローチセグメント
と仕上げ加工用ブローチセグメントの間にブローチセグ
メントのない空所を設けて、第1工程でクランクシャフ
トの複数のジャーナルを加工したら、ブローチドラムを
クランクシャフトの長手方向へ移動して第2工程以後の
加工を行う際、空所を設けたブローチカッタをすでに加
工の完了したジャーナル部分に位置させることにより、
同一箇所を2度加工するのを防止することができる。
【0008】
【実 施 例】この発明の一実施例を図2以下に示す図
面を参照して詳述する。図2はこの発明のブローチカッ
タを使用するターンブローチマシンを示すもので、ベッ
ド1上にNCサーボモータ2によりベッド1の長手方向
に移動自在な割出しスライドユニット3が設けられてお
り、この割出しスライドユニット3の両端側に、切込み
駆動モータ4により、上記割出しスライドユニット3の
移動方向と直交する方向へ同時に移動される一対の切込
みスライド5が設けられている。そして一方の切込みス
ライド5上にはブローチ駆動ユニット6が、また他方の
切込みスライド5上にはブローチ受持ちユニット7が設
置されていて、これらブローチ駆動ユニット6とブロー
チ受持ちユニット7の間にブローチカッタ8の取付けら
れたブローチドラム9の両端が支持されていると共に、
ブローチ駆動ユニット6側に設けられたブローチ駆動モ
ータ10によりブローチドラム9が回転されるようにな
っている。
面を参照して詳述する。図2はこの発明のブローチカッ
タを使用するターンブローチマシンを示すもので、ベッ
ド1上にNCサーボモータ2によりベッド1の長手方向
に移動自在な割出しスライドユニット3が設けられてお
り、この割出しスライドユニット3の両端側に、切込み
駆動モータ4により、上記割出しスライドユニット3の
移動方向と直交する方向へ同時に移動される一対の切込
みスライド5が設けられている。そして一方の切込みス
ライド5上にはブローチ駆動ユニット6が、また他方の
切込みスライド5上にはブローチ受持ちユニット7が設
置されていて、これらブローチ駆動ユニット6とブロー
チ受持ちユニット7の間にブローチカッタ8の取付けら
れたブローチドラム9の両端が支持されていると共に、
ブローチ駆動ユニット6側に設けられたブローチ駆動モ
ータ10によりブローチドラム9が回転されるようにな
っている。
【0009】一方上記ブローチドラム9には例えば4気
筒エンジンのクランクシャフト12と、6気筒エンジン
のクランクシャフト13を加工するためのブローチカッ
タ8が取付けられている。4気筒エンジンのクランクシ
ャフト12を加工するブローチカッタ8は、図3の
(イ)に示すようにブローチドラム9に第1〜第5ジャ
ーナル121 〜125 と同じピッチで5箇所8a〜8e
取付けられており、これらブローチカッタ8a〜8eは
図3の(ロ)に示すように円周方向に複数分割されたブ
ローチセグメント81 〜8n を有している。これらブロ
ーチセグメント81 〜8n は、ブローチドラム9の回転
方向に対して粗加工用より仕上げ加工用まで順次配置さ
れていて、ブローチドラム9がほぼ1回転する間に各ジ
ャーナル121 〜125 を同時に仕上げ加工できるよう
になっている。
筒エンジンのクランクシャフト12と、6気筒エンジン
のクランクシャフト13を加工するためのブローチカッ
タ8が取付けられている。4気筒エンジンのクランクシ
ャフト12を加工するブローチカッタ8は、図3の
(イ)に示すようにブローチドラム9に第1〜第5ジャ
ーナル121 〜125 と同じピッチで5箇所8a〜8e
取付けられており、これらブローチカッタ8a〜8eは
図3の(ロ)に示すように円周方向に複数分割されたブ
ローチセグメント81 〜8n を有している。これらブロ
ーチセグメント81 〜8n は、ブローチドラム9の回転
方向に対して粗加工用より仕上げ加工用まで順次配置さ
れていて、ブローチドラム9がほぼ1回転する間に各ジ
ャーナル121 〜125 を同時に仕上げ加工できるよう
になっている。
【0010】また4気筒エンジンのクランクシャフト1
2を加工するブローチカッタ8で6気筒エンジンのクラ
ンクシャフト13を加工する場合に、同一箇所を2度加
工しないよう第6ジャーナル136 を加工するブローチ
セグメント8bは、図5の(ロ)に示す他のブローチカ
ッタ8a,8d,8eの仕上げ用ブローチセグメント8
nの位置に図5の(イ)に示すように空所8n′が設け
られていて、この空所8n′の後方に仕上げ用ブローチ
セグメント8nが取付けられている。
2を加工するブローチカッタ8で6気筒エンジンのクラ
ンクシャフト13を加工する場合に、同一箇所を2度加
工しないよう第6ジャーナル136 を加工するブローチ
セグメント8bは、図5の(ロ)に示す他のブローチカ
ッタ8a,8d,8eの仕上げ用ブローチセグメント8
nの位置に図5の(イ)に示すように空所8n′が設け
られていて、この空所8n′の後方に仕上げ用ブローチ
セグメント8nが取付けられている。
【0011】次に作用を説明すると、4気筒エンジンの
クランクシャフト12を加工する場合は、図3の(イ)
に示すように、ブローチドラム9に、加工すべき第1〜
第5ジャーナル121 〜125 のピッチに合せて5箇所
にブローチカッタ8a〜8eを取付け、このブローチド
ラム9を図2に示すようにターンブローチマシンのブロ
ーチ駆動ユニット6とブローチ受持ちユニット7の間に
装着し、ブローチ駆動ユニット6のブローチ駆動モータ
10によりブローチドラム9をほぼ1回転させて、各ブ
ローチカッタ8a〜8eにより、回転するクランクシャ
フト12の第1ジャーナル121 から第5ジャーナル1
25 までを同時に加工する。これによって4気筒エンジ
ンのクランクシャフト12の場合、1工程で第1ジャー
ナル121 から第5ジャーナル125 の加工が完了す
る。
クランクシャフト12を加工する場合は、図3の(イ)
に示すように、ブローチドラム9に、加工すべき第1〜
第5ジャーナル121 〜125 のピッチに合せて5箇所
にブローチカッタ8a〜8eを取付け、このブローチド
ラム9を図2に示すようにターンブローチマシンのブロ
ーチ駆動ユニット6とブローチ受持ちユニット7の間に
装着し、ブローチ駆動ユニット6のブローチ駆動モータ
10によりブローチドラム9をほぼ1回転させて、各ブ
ローチカッタ8a〜8eにより、回転するクランクシャ
フト12の第1ジャーナル121 から第5ジャーナル1
25 までを同時に加工する。これによって4気筒エンジ
ンのクランクシャフト12の場合、1工程で第1ジャー
ナル121 から第5ジャーナル125 の加工が完了す
る。
【0012】一方上記ブローチカッタ8を使用して6気
筒エンジンのクランクシャフト13を加工する場合は、
使用しない第3ブローチカッタ8cを予め取外してお
く。そして第1工程で、クランクシャフト13の第3、
第4、第6ジャーナル133 ,134 ,136 及び第7
ジャーナル137 までを図4の(イ)に示すように加工
する。このとき第3、第4、第7ジャーナル133 ,1
34 ,137 を加工するブローチカッタ8e,8d,8
aが図5(ロ)に示すように第3、第4、第7ジャーナ
ル133 ,134 ,137 の加工を完了した後もさらに
ブローチドラム9を回転させて、図5の(イ)に示すよ
うに空所8n′の後方に設けられた仕上げ用ブローチセ
グメント8nで第6ジャーナル136 を仕上げ加工す
る。以上のようにして第1工程の加工が完了したら、一
旦ブローチドラム9を後退させた後、NCサーボモータ
2により割出しスライドユニット3を右方向移動させ
て、残りの第1、第2、第4、第5ジャーナル131 ,
132 ,134 ,135 が加工できる位置へブローチカ
ッタ8a,8b,8d,8eを割出し、またブローチカ
ッタ8の回転方向位置を原点に戻して第2工程の加工を
開始する。
筒エンジンのクランクシャフト13を加工する場合は、
使用しない第3ブローチカッタ8cを予め取外してお
く。そして第1工程で、クランクシャフト13の第3、
第4、第6ジャーナル133 ,134 ,136 及び第7
ジャーナル137 までを図4の(イ)に示すように加工
する。このとき第3、第4、第7ジャーナル133 ,1
34 ,137 を加工するブローチカッタ8e,8d,8
aが図5(ロ)に示すように第3、第4、第7ジャーナ
ル133 ,134 ,137 の加工を完了した後もさらに
ブローチドラム9を回転させて、図5の(イ)に示すよ
うに空所8n′の後方に設けられた仕上げ用ブローチセ
グメント8nで第6ジャーナル136 を仕上げ加工す
る。以上のようにして第1工程の加工が完了したら、一
旦ブローチドラム9を後退させた後、NCサーボモータ
2により割出しスライドユニット3を右方向移動させ
て、残りの第1、第2、第4、第5ジャーナル131 ,
132 ,134 ,135 が加工できる位置へブローチカ
ッタ8a,8b,8d,8eを割出し、またブローチカ
ッタ8の回転方向位置を原点に戻して第2工程の加工を
開始する。
【0013】第2工程ではブローチカッタ8e,8d,
8b,8aでそれぞれ第1、第2、第4、第5ジャーナ
ル131 ,132 ,134 ,135 を図4の(ロ)に示
すように加工するが、このときすでに第1工程で第4ジ
ャーナル134 は加工を完了している。しかし第4ジャ
ーナル134 に位置するブローチカッタ8bは仕上げ用
ブローチセグメント8nの前方に予め空所8n′が設け
られているため、他のブローチカッタ8a,8d,8e
の仕上げ用ブローチセグメント8nが図5の(ニ)に示
すように第1、第2、第5ジャーナル131 ,132 ,
135 を仕上げ加工している間、ブローチカッタ8bは
図5の(h)に示すように空所8n′が第4ジャーナル
134 の位置にあるため、第4ジャーナル134 は加工
されない。
8b,8aでそれぞれ第1、第2、第4、第5ジャーナ
ル131 ,132 ,134 ,135 を図4の(ロ)に示
すように加工するが、このときすでに第1工程で第4ジ
ャーナル134 は加工を完了している。しかし第4ジャ
ーナル134 に位置するブローチカッタ8bは仕上げ用
ブローチセグメント8nの前方に予め空所8n′が設け
られているため、他のブローチカッタ8a,8d,8e
の仕上げ用ブローチセグメント8nが図5の(ニ)に示
すように第1、第2、第5ジャーナル131 ,132 ,
135 を仕上げ加工している間、ブローチカッタ8bは
図5の(h)に示すように空所8n′が第4ジャーナル
134 の位置にあるため、第4ジャーナル134 は加工
されない。
【0014】これによって第1工程で加工された第4ジ
ャーナル134 が再加工されるのを防止することができ
る。以上のようにして第2工程が完了したら、ブローチ
ドラム9を後退させて、加工の完了したクランクシャフ
ト13を取出し、次に加工するクランクシャフト13を
搬入して上記操作を繰返すもので、4気筒エンジンのク
ランクシャフト12を加工するブローチカッタ8で6気
筒エンジンのクランクシャフト13を加工することがで
きるようになる。
ャーナル134 が再加工されるのを防止することができ
る。以上のようにして第2工程が完了したら、ブローチ
ドラム9を後退させて、加工の完了したクランクシャフ
ト13を取出し、次に加工するクランクシャフト13を
搬入して上記操作を繰返すもので、4気筒エンジンのク
ランクシャフト12を加工するブローチカッタ8で6気
筒エンジンのクランクシャフト13を加工することがで
きるようになる。
【0015】なお上記実施例では6気筒エンジンのクラ
ンクシャフト13を加工する場合、ブローチカタッタ8
cを取外したが、ブローチカッタ8cにもブローチカッ
タ8bと同様に予め空所8n′を設けることにより、ブ
ローチドラム9よりブローチカッタ8cを取外さずに加
工が可能である。また上記実施例は4気筒エンジンのク
ランクシャフト12と、6気筒エンジンのクランクシャ
フト13を加工する場合であるが、メインジャーナル
径、幅及びジャーナル間ピッチが同じで、かつ長手方向
の寸法が気筒数分増減するクランクシャフトであれば、
上記気筒以外のエンジンのクランクシャフトでも加工が
可能である。
ンクシャフト13を加工する場合、ブローチカタッタ8
cを取外したが、ブローチカッタ8cにもブローチカッ
タ8bと同様に予め空所8n′を設けることにより、ブ
ローチドラム9よりブローチカッタ8cを取外さずに加
工が可能である。また上記実施例は4気筒エンジンのク
ランクシャフト12と、6気筒エンジンのクランクシャ
フト13を加工する場合であるが、メインジャーナル
径、幅及びジャーナル間ピッチが同じで、かつ長手方向
の寸法が気筒数分増減するクランクシャフトであれば、
上記気筒以外のエンジンのクランクシャフトでも加工が
可能である。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、例えば
4気筒エンジンのクランクシャフトと6気筒エンジンの
クランクシャフトのように、メインジャーナル径、幅及
びジャーナル間ピッチが同じで長手方向の寸法が気筒数
分増減するクランクシャフトを同一のブローチカッタに
より加工できるようにしたことから、従来のワークが変
る毎にブローチカッタを交換していた場合に比べて汎用
性が向上すると共に、ブローチカッタにブローチセグメ
ントのない空所を設けることによってワークの同一箇所
を2度加工することもないので、加工部の径が減少した
り、不必要な加工によってブローチカッタの寿命が早期
に低下するなどの不具合も解消することができる。また
ブローチカッタをワークの長手方向へ移動自在にするこ
とにより、例えば4気筒エンジンのクランクシャフトは
1工程で、そして例えば6気筒エンジンのクランクシャ
フトは2工程で加工することができるため、生産性も一
段と向上する。
4気筒エンジンのクランクシャフトと6気筒エンジンの
クランクシャフトのように、メインジャーナル径、幅及
びジャーナル間ピッチが同じで長手方向の寸法が気筒数
分増減するクランクシャフトを同一のブローチカッタに
より加工できるようにしたことから、従来のワークが変
る毎にブローチカッタを交換していた場合に比べて汎用
性が向上すると共に、ブローチカッタにブローチセグメ
ントのない空所を設けることによってワークの同一箇所
を2度加工することもないので、加工部の径が減少した
り、不必要な加工によってブローチカッタの寿命が早期
に低下するなどの不具合も解消することができる。また
ブローチカッタをワークの長手方向へ移動自在にするこ
とにより、例えば4気筒エンジンのクランクシャフトは
1工程で、そして例えば6気筒エンジンのクランクシャ
フトは2工程で加工することができるため、生産性も一
段と向上する。
【図1】(イ)ないし(ハ)は従来のブローチカッタに
よる加工方法を示す説明図である。
よる加工方法を示す説明図である。
【図2】この発明の一実施例になるブローチカッタを使
用するターンブローチマシンの正面図である。
用するターンブローチマシンの正面図である。
【図3】(イ)この発明の一実施例になるブローチカッ
タで4気筒エンジンのクランクシャフトを加工する場合
の説明図である。 (ロ)図3の(イ)のA方向からの矢視図である。
タで4気筒エンジンのクランクシャフトを加工する場合
の説明図である。 (ロ)図3の(イ)のA方向からの矢視図である。
【図4】(イ)この発明の一実施例になるブローチカッ
タで6気筒エンジンのクランクシャフトを加工する際の
第1工程を示す説明図である。 (ロ)この発明の一実施例になるブローチカッタで6気
筒エンジンのクランクシャフトを加工する際の第2工程
を示す説明図である。
タで6気筒エンジンのクランクシャフトを加工する際の
第1工程を示す説明図である。 (ロ)この発明の一実施例になるブローチカッタで6気
筒エンジンのクランクシャフトを加工する際の第2工程
を示す説明図である。
【図5】(イ)及び(ロ)この発明の一実施例になるブ
ローチカッタで6気筒エンジンのクランクシャフトを加
工する際の第1工程を示す説明図である。 (ハ)及び(ニ)この発明の一実施例になるブローチカ
ッタで6気筒エンジンのクランクシャフトを加工する際
の第2工程を示す説明図である。
ローチカッタで6気筒エンジンのクランクシャフトを加
工する際の第1工程を示す説明図である。 (ハ)及び(ニ)この発明の一実施例になるブローチカ
ッタで6気筒エンジンのクランクシャフトを加工する際
の第2工程を示す説明図である。
8a〜8e…ブローチカッタ 81 …粗加工用ブローチセグメント 8n…仕上げ加工用ブローチセグメント 8n′…空所 9…ブローチドラム 12…4気筒エンジンのクランクシャフト 121 〜125 …ジャーナル 13…6気筒エンジンのクランクシャフト 131 〜137 …ジャーナル。
Claims (2)
- 【請求項1】 ブローチドラム9に取付けられた複数の
ブローチカッタ8a〜8eにより、クランクシャフト1
2,13の複数のジャーナル121 〜125,131 〜
137 を同時に加工するターンブローチマシンにおい
て、上記ブローチカッタ8a〜8eの少なくとも1個
に、粗加工用ブローチセグメント81 …と仕上げ加工用
ブローチセグメント8nの間に、ブローチセグメント8
1 〜8n のない空所8n′を設けたことを特徴とするブ
ローチカッタ。 - 【請求項2】 ブローチドラム9に取付けられた複数の
ブローチカッタ8a〜8eにより、クランクシャフト1
2,13の複数のジャーナル121 〜125,131 〜
137 を同時に加工するターンブローチマシンにおい
て、上記ブローチカッタ8a〜8eの少なくとも1個
に、粗加工用ブローチセグメント81 …と仕上げ加工用
ブローチセグメント8nの間に、ブローチセグメント8
1 〜8n のない空所8n′を設けて、第1工程でクラン
クシャフト13の複数のジャーナル131 …を同時に加
工したら、上記ブローチドラム9をクランクシャフト1
3の長手方向へ移動して第2工程以後の加工を行う際、
すでに加工の完了したジャーナル部分に、空所8n′を
設けたブローチカッタ8bを位置させて第2工程以後の
加工を行うことを特徴とするブローチカッタによるクラ
ンクシャフトの加工方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020248A JPH08215926A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | ブローチカッタ及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法 |
| KR1019960001595A KR100192846B1 (ko) | 1995-02-08 | 1996-01-25 | 브로치커터 및 브로치커터에 의한 크랭크샤프트의 가공방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020248A JPH08215926A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | ブローチカッタ及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215926A true JPH08215926A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12021901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7020248A Pending JPH08215926A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | ブローチカッタ及びブローチカッタによるクランクシャフトの加工方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215926A (ja) |
| KR (1) | KR100192846B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005246566A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | ブローチ加工装置 |
| JP2010521328A (ja) * | 2007-03-20 | 2010-06-24 | ケンナメタル インコーポレイテッド | 工具 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP7020248A patent/JPH08215926A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-25 KR KR1019960001595A patent/KR100192846B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005246566A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | ブローチ加工装置 |
| JP2010521328A (ja) * | 2007-03-20 | 2010-06-24 | ケンナメタル インコーポレイテッド | 工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100192846B1 (ko) | 1999-06-15 |
| KR960031039A (ko) | 1996-09-17 |
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