JPH08216185A - 薄肉円盤成形金型 - Google Patents
薄肉円盤成形金型Info
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- JPH08216185A JPH08216185A JP5321595A JP5321595A JPH08216185A JP H08216185 A JPH08216185 A JP H08216185A JP 5321595 A JP5321595 A JP 5321595A JP 5321595 A JP5321595 A JP 5321595A JP H08216185 A JPH08216185 A JP H08216185A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、成形品として変形のない、信号記録
領域の広い薄肉円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型の実
現を目的とするものである。 【構成】薄肉円盤を射出成形する際に金型として用い
る、所望する薄肉円盤形状に応じた空間を内部に有する
薄肉円盤成形金型において、当該空間を形成する空間の
周囲壁面のうち、薄肉円盤の一面の金型となるデイスク
原盤を取り付ける第1の壁面に微細穴を複数設け、各微
細穴を介してデイスク原盤に負圧を与えてデイスク原盤
を第1の壁面に吸引固定するようにしたことにより、強
い吸引力でデイスク原盤を第1の壁面に吸引固定するこ
とができる分、デイスク原盤の熱膨張又は収縮による変
形を防止し得、かくして成形品として変形のない、信号
記録領域の広い薄肉円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型
を実現できる。
領域の広い薄肉円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型の実
現を目的とするものである。 【構成】薄肉円盤を射出成形する際に金型として用い
る、所望する薄肉円盤形状に応じた空間を内部に有する
薄肉円盤成形金型において、当該空間を形成する空間の
周囲壁面のうち、薄肉円盤の一面の金型となるデイスク
原盤を取り付ける第1の壁面に微細穴を複数設け、各微
細穴を介してデイスク原盤に負圧を与えてデイスク原盤
を第1の壁面に吸引固定するようにしたことにより、強
い吸引力でデイスク原盤を第1の壁面に吸引固定するこ
とができる分、デイスク原盤の熱膨張又は収縮による変
形を防止し得、かくして成形品として変形のない、信号
記録領域の広い薄肉円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型
を実現できる。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図4、図5(A)及び(B)) 発明が解決しようとする課題(図4、図5(A)及び
(B)) 課題を解決するための手段(図1〜図3(B)) 作用(図1〜図3(B)) 実施例(図1〜図3(B)) 発明の効果
(B)) 課題を解決するための手段(図1〜図3(B)) 作用(図1〜図3(B)) 実施例(図1〜図3(B)) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は薄肉円盤成形金型に関
し、例えばデイスクを射出成形する際の金型となる薄肉
円盤成形金型に適用して好適なものである。
し、例えばデイスクを射出成形する際の金型となる薄肉
円盤成形金型に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、コンパクトデイスク等のデイスク
を成形するデイスク成形方法の1つとして、所望するデ
イスク形状に対応した空間(キヤビテイ)が内部に設け
られた金型を用い、当該金型のキヤビテイ内にプラスチ
ツク等の樹脂を射出し、固化させることによりデイスク
を成形する方法(いわゆる射出成形法)がある。通常、
このような射出成形法に用いられる金型は、キヤビテイ
を通る一平面を切断面として横割りに2分割し得るよう
になされている。かくしてこの種の金型は、デイスク成
形時には固定側の一方の金型半体(以下、これを固定側
金型半体と呼ぶ)に対して可動側の他方の金型半体(以
下、これを可動側金型半体と呼ぶ)を高い圧力で圧接さ
せ、デイスク成形終了後には可動側金型半体を固定側金
型半体から離反させることにより成形品を金型内部から
取り出すようにして使用するようになされている。
を成形するデイスク成形方法の1つとして、所望するデ
イスク形状に対応した空間(キヤビテイ)が内部に設け
られた金型を用い、当該金型のキヤビテイ内にプラスチ
ツク等の樹脂を射出し、固化させることによりデイスク
を成形する方法(いわゆる射出成形法)がある。通常、
このような射出成形法に用いられる金型は、キヤビテイ
を通る一平面を切断面として横割りに2分割し得るよう
になされている。かくしてこの種の金型は、デイスク成
形時には固定側の一方の金型半体(以下、これを固定側
金型半体と呼ぶ)に対して可動側の他方の金型半体(以
下、これを可動側金型半体と呼ぶ)を高い圧力で圧接さ
せ、デイスク成形終了後には可動側金型半体を固定側金
型半体から離反させることにより成形品を金型内部から
取り出すようにして使用するようになされている。
【0004】ここで図4は、このようなデイスクの射出
成形に用いる従来の金型1の一例を示すものである。こ
の金型1において固定側金型半体2は、穴あき円盤状に
形成された固定側取付板3を有し、当該固定側取付板3
の一面にはスタンパ保持リング4と当該スタンパ保持リ
ング4に嵌め込まれた環状の固定側ミラー5とが一体に
固定され、当該固定側ミラー5に固定側取付板3側から
第1及び第2の入子6、7が順次嵌め込まれている。
成形に用いる従来の金型1の一例を示すものである。こ
の金型1において固定側金型半体2は、穴あき円盤状に
形成された固定側取付板3を有し、当該固定側取付板3
の一面にはスタンパ保持リング4と当該スタンパ保持リ
ング4に嵌め込まれた環状の固定側ミラー5とが一体に
固定され、当該固定側ミラー5に固定側取付板3側から
第1及び第2の入子6、7が順次嵌め込まれている。
【0005】また第2の入子7には固定側取付板側3か
らスプルーブツシユ8が嵌め込まれており、さらに固定
側取付板3にはこのスプルーブツシユ8を覆うように穴
あき円盤状のブツシユ押さえ9が固定されている。この
場合固定側ミラー5の厚みはスタンパ保持リング4の厚
みよりも僅かに薄く選定されていると共に、第1の入子
6の長さはその先端面6Aが固定側ミラー5のミラー面
5Aと同一平面上に位置するように選定されている。こ
れにより固定側金型半体2においては、可動側金型半体
10との対向面に、固定側ミラー5のミラー面5Aと、
第2の入子6の外周面の立上がり部分とでなる円盤形状
の凹部が形成され、この凹部内にスタンパ11を嵌め込
むようにして取り付けることができるようになされてい
る。
らスプルーブツシユ8が嵌め込まれており、さらに固定
側取付板3にはこのスプルーブツシユ8を覆うように穴
あき円盤状のブツシユ押さえ9が固定されている。この
場合固定側ミラー5の厚みはスタンパ保持リング4の厚
みよりも僅かに薄く選定されていると共に、第1の入子
6の長さはその先端面6Aが固定側ミラー5のミラー面
5Aと同一平面上に位置するように選定されている。こ
れにより固定側金型半体2においては、可動側金型半体
10との対向面に、固定側ミラー5のミラー面5Aと、
第2の入子6の外周面の立上がり部分とでなる円盤形状
の凹部が形成され、この凹部内にスタンパ11を嵌め込
むようにして取り付けることができるようになされてい
る。
【0006】一方可動側金型半体11においては、穴あ
き円盤状に形成された可動側取付板20を有し、当該可
動側取付板20の一面にリング部材21と、当該リング
部材21に嵌め込まれた環状の可動側ミラー22とが一
体に固定され、当該可動側ミラー22のミラー面22A
の周端部にキヤビーリング23が取り付けられている。
き円盤状に形成された可動側取付板20を有し、当該可
動側取付板20の一面にリング部材21と、当該リング
部材21に嵌め込まれた環状の可動側ミラー22とが一
体に固定され、当該可動側ミラー22のミラー面22A
の周端部にキヤビーリング23が取り付けられている。
【0007】この場合可動側ミラー22の厚みはリング
部材21の厚みよりも所定量小さく選定されており、か
くして固定側金型半体2に可動側金型半体10が圧接さ
れた際、固定側金型半体2に取り付けられたスタンパ1
1をキヤビーリング23と固定側金型半体2の固定側ミ
ラー22とでスタンパ11の外周部を挟み込むようにし
て固定保持し得る一方、この状態においてスタンパ11
の一面とキヤビーリング23の内周面と可動側ミラー2
2のミラー面22Aとでキヤビテイ24を形成し得るよ
うになされている。従つてこの金型1においては、固定
側金型半体2に可動側金型半体3を圧接した状態におい
て、スプルーブツシユ8の貫通孔8Aを介してキヤビテ
イ24内に溶解した樹脂を射出することにより、キヤビ
テイ24と同形状の所望するデイスクを成形することが
できるようになされている。
部材21の厚みよりも所定量小さく選定されており、か
くして固定側金型半体2に可動側金型半体10が圧接さ
れた際、固定側金型半体2に取り付けられたスタンパ1
1をキヤビーリング23と固定側金型半体2の固定側ミ
ラー22とでスタンパ11の外周部を挟み込むようにし
て固定保持し得る一方、この状態においてスタンパ11
の一面とキヤビーリング23の内周面と可動側ミラー2
2のミラー面22Aとでキヤビテイ24を形成し得るよ
うになされている。従つてこの金型1においては、固定
側金型半体2に可動側金型半体3を圧接した状態におい
て、スプルーブツシユ8の貫通孔8Aを介してキヤビテ
イ24内に溶解した樹脂を射出することにより、キヤビ
テイ24と同形状の所望するデイスクを成形することが
できるようになされている。
【0008】また可動側金型半体11では、可動側取付
板20の開口20A及び可動側ミラー22の貫通孔22
Bを一体に貫通するようにスリーブ25が配設されてい
ると共に、当該スリーブ25にはパンチ26が固定側金
型半体2と近接する方向又は離反する方向に移動自在に
嵌め込まれている。この場合固定側金型半体2のスプル
ーブツシユ8の長さは、その先端面が第2の入子7の先
端面より僅かに窪む位置に位置するように選定されてい
る。これによりこの金型1では、キヤビテイ24内に射
出した樹脂が固化した状態においてパンチ26を固定側
金型半体2方向に移動させることによつて成形品のデイ
スク中央部にセンタホールを形成し得るようになされて
いる。
板20の開口20A及び可動側ミラー22の貫通孔22
Bを一体に貫通するようにスリーブ25が配設されてい
ると共に、当該スリーブ25にはパンチ26が固定側金
型半体2と近接する方向又は離反する方向に移動自在に
嵌め込まれている。この場合固定側金型半体2のスプル
ーブツシユ8の長さは、その先端面が第2の入子7の先
端面より僅かに窪む位置に位置するように選定されてい
る。これによりこの金型1では、キヤビテイ24内に射
出した樹脂が固化した状態においてパンチ26を固定側
金型半体2方向に移動させることによつて成形品のデイ
スク中央部にセンタホールを形成し得るようになされて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の金型
1においては、通常、図5(A)及び(B)に示すよう
に、第1の入子6と固定側ミラー5との接合部30間に
生じるクリアランス(隙間)を介してスタンパ11に負
圧を与えることにより当該スタンパ11を固定側ミラー
5のミラー面5A及び第1の入子6の先端面6Aでなる
固定側金型半体2のスタンパ11の取付け面に吸引固定
している。このためこの種の金型1では、固定側金型半
体2に取り付けられるスタンパ11の状態が固定側ミラ
ー5のミラー面5A及び第1の入子6の先端面6A間の
段差の影響を受け易く、固定側ミラー5のミラー面5A
の高さ位置と第1の入子6の先端面6Aとの間に高さ位
置の差があるとスタンパ11に生じる歪み等に起因して
成形品にも同様の歪み等の変形が生じる問題があつた。
1においては、通常、図5(A)及び(B)に示すよう
に、第1の入子6と固定側ミラー5との接合部30間に
生じるクリアランス(隙間)を介してスタンパ11に負
圧を与えることにより当該スタンパ11を固定側ミラー
5のミラー面5A及び第1の入子6の先端面6Aでなる
固定側金型半体2のスタンパ11の取付け面に吸引固定
している。このためこの種の金型1では、固定側金型半
体2に取り付けられるスタンパ11の状態が固定側ミラ
ー5のミラー面5A及び第1の入子6の先端面6A間の
段差の影響を受け易く、固定側ミラー5のミラー面5A
の高さ位置と第1の入子6の先端面6Aとの間に高さ位
置の差があるとスタンパ11に生じる歪み等に起因して
成形品にも同様の歪み等の変形が生じる問題があつた。
【0010】またこのような従来の金型1を用いた従来
の射出成形法によるデイスクの作成作業では、上述のよ
うに成形品に変形が生じるおそれがあるためにデイスク
の信号領域を広くとることが難しい問題があつた。さら
に上述のような従来の金型1によるデイスクの成形作業
では、第1の入子6と固定側ミラー5との嵌合部30間
に生じるクリアランス(隙間)を介してスタンパに負圧
を与えているために強い吸引力を得ることが難しく、こ
のため吸引力不足による固定側金型半体2からのスタン
パ11の脱落や、当該離脱に起因するスタンパ11の破
損が生じるおそれがあつた。
の射出成形法によるデイスクの作成作業では、上述のよ
うに成形品に変形が生じるおそれがあるためにデイスク
の信号領域を広くとることが難しい問題があつた。さら
に上述のような従来の金型1によるデイスクの成形作業
では、第1の入子6と固定側ミラー5との嵌合部30間
に生じるクリアランス(隙間)を介してスタンパに負圧
を与えているために強い吸引力を得ることが難しく、こ
のため吸引力不足による固定側金型半体2からのスタン
パ11の脱落や、当該離脱に起因するスタンパ11の破
損が生じるおそれがあつた。
【0011】さらに、通常、この種の金型1では、キヤ
ビテイ24(図4)内に射出した樹脂が当該キヤビテイ
24内に樹脂を射出し終わる前に固化するのを防止する
ために金型1のキヤビテイ24近傍を所定温度に加熱し
ているが、上述のような従来の金型1では電磁誘導加熱
を用いてスタンパ11全面の表面加熱を行おうとする
と、スタンパ11の吸引力が弱いために当該スタンパ1
1が大きく変形し、所望する形状のデイスクを得ること
ができなくなる問題があつた。
ビテイ24(図4)内に射出した樹脂が当該キヤビテイ
24内に樹脂を射出し終わる前に固化するのを防止する
ために金型1のキヤビテイ24近傍を所定温度に加熱し
ているが、上述のような従来の金型1では電磁誘導加熱
を用いてスタンパ11全面の表面加熱を行おうとする
と、スタンパ11の吸引力が弱いために当該スタンパ1
1が大きく変形し、所望する形状のデイスクを得ること
ができなくなる問題があつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、成形品として変形のない、信号記録領域の広い薄肉
円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型を提案しようとする
ものである。
で、成形品として変形のない、信号記録領域の広い薄肉
円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型を提案しようとする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、薄肉円盤を射出成形する際に金型
として用いる、所望する薄肉円盤形状に応じた空間を内
部に有する薄肉円盤成形金型において、当該空間を形成
する周囲壁面のうち、薄肉円盤の一面の金型となるデイ
スク原盤を取り付ける第1の壁面に微細穴を複数設け、
各微細穴を介してデイスク原盤に負圧を与えることによ
り、デイスク原盤を第1の壁面に吸引固定するようにし
た。
め本発明においては、薄肉円盤を射出成形する際に金型
として用いる、所望する薄肉円盤形状に応じた空間を内
部に有する薄肉円盤成形金型において、当該空間を形成
する周囲壁面のうち、薄肉円盤の一面の金型となるデイ
スク原盤を取り付ける第1の壁面に微細穴を複数設け、
各微細穴を介してデイスク原盤に負圧を与えることによ
り、デイスク原盤を第1の壁面に吸引固定するようにし
た。
【0014】
【作用】各微細穴を介してデイスク原盤に負圧を与えて
デイスク原盤を第1の壁面に吸引固定するようにしたこ
とにより、強い吸引力でデイスク原盤を第1の壁面に吸
引固定することができる。
デイスク原盤を第1の壁面に吸引固定するようにしたこ
とにより、強い吸引力でデイスク原盤を第1の壁面に吸
引固定することができる。
【0015】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0016】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1〜図2(B)は、デイスク射出成形用の金型40を
示し固定側金型半体41の固定側ミラー42の内径がス
タンパ11の内径とほぼ同じ大きさに選定されると共
に、第1の入子42の長さがスタンパ保持リング4の厚
みとほぼ同じ大きさに選定され、かつこれに応じて第1
及び第2の入子43、44並びにスプルーブツシユ45
の径がそれぞれスタンパ11の内径に合わせて選定され
ている点と、固定側ミラー42のミラー面42Aの内周
部に微細穴42B(図2(A)及び(B))が複数設け
られている点の2点を除いて図4の金型1と同様の構成
されている。
図1〜図2(B)は、デイスク射出成形用の金型40を
示し固定側金型半体41の固定側ミラー42の内径がス
タンパ11の内径とほぼ同じ大きさに選定されると共
に、第1の入子42の長さがスタンパ保持リング4の厚
みとほぼ同じ大きさに選定され、かつこれに応じて第1
及び第2の入子43、44並びにスプルーブツシユ45
の径がそれぞれスタンパ11の内径に合わせて選定され
ている点と、固定側ミラー42のミラー面42Aの内周
部に微細穴42B(図2(A)及び(B))が複数設け
られている点の2点を除いて図4の金型1と同様の構成
されている。
【0017】この場合固定側ミラー42の各微細穴42
Bは、それぞれ固定側ミラー42及び第1の入子43間
に形成される空間部50(図2(A))と、第1の入子
43及び固定側ミラー42の嵌合部51(図2(A))
とを順次介して負圧源と連通されている。かくしてこの
金型40では、第1の入子43の外周面の立上がり部と
スタンパ11の内周面との嵌合によつて位置決めされた
状態で、固定側ミラー42のミラー面42Aだけでスタ
ンパ11を受けることができると共に、当該固定側ミラ
ー42のミラー面42Aに当接されたスタンパ11を固
定側ミラー42の各微細穴42Bを介して吸引すること
により当該固定側ミラー42のミラー面42Aに固定し
得るようになされている。
Bは、それぞれ固定側ミラー42及び第1の入子43間
に形成される空間部50(図2(A))と、第1の入子
43及び固定側ミラー42の嵌合部51(図2(A))
とを順次介して負圧源と連通されている。かくしてこの
金型40では、第1の入子43の外周面の立上がり部と
スタンパ11の内周面との嵌合によつて位置決めされた
状態で、固定側ミラー42のミラー面42Aだけでスタ
ンパ11を受けることができると共に、当該固定側ミラ
ー42のミラー面42Aに当接されたスタンパ11を固
定側ミラー42の各微細穴42Bを介して吸引すること
により当該固定側ミラー42のミラー面42Aに固定し
得るようになされている。
【0018】この実施例の場合、微細穴42Bの直径は
0.1〔mm〕以下に選定されている。以上の構成におい
て、この金型40では、スタンパ11のセンターホール
を固定側金型半体41の第1の入子42に嵌め込むよう
にしてセツトした後、固定側ミラー42の各微細穴42
Bに負圧を与える負圧源を駆動させることにより当該ス
タンパ11を固定側ミラー42のミラー面42Aに吸引
固定することができる。この場合この金型40では、ス
タンパ11を固定側ミラー42のミラー面42Aだけで
受けることができるため、例えば従来の金型1(図4)
のように第1の入子6(図4)の先端面6A(図4)と
固定側ミラー5(図4)のミラー面5A(図4)との間
の段差に起因して発生する成形品(デイスク)の変形を
防止できると共に、このような成形品の変形のために従
来広くとることが難しかつたデイスクの信号記録領域を
広くとれるようになされている。
0.1〔mm〕以下に選定されている。以上の構成におい
て、この金型40では、スタンパ11のセンターホール
を固定側金型半体41の第1の入子42に嵌め込むよう
にしてセツトした後、固定側ミラー42の各微細穴42
Bに負圧を与える負圧源を駆動させることにより当該ス
タンパ11を固定側ミラー42のミラー面42Aに吸引
固定することができる。この場合この金型40では、ス
タンパ11を固定側ミラー42のミラー面42Aだけで
受けることができるため、例えば従来の金型1(図4)
のように第1の入子6(図4)の先端面6A(図4)と
固定側ミラー5(図4)のミラー面5A(図4)との間
の段差に起因して発生する成形品(デイスク)の変形を
防止できると共に、このような成形品の変形のために従
来広くとることが難しかつたデイスクの信号記録領域を
広くとれるようになされている。
【0019】またこの金型40では、スタンパ11の吸
引を部品間の隙間を介してではなく、吸引専用に設けら
れた多数の微細穴42Bを介して直接行うため、強い吸
引力でスタンパ11を保持することができる。従つてこ
の金型40によれば、固定側金型半体41からのスタン
パ11の脱落や脱落による破損を防止することができる
と共に、例えばスタンパ11の加熱方法として電磁誘導
加熱等を利用した場合においてもスタンパ11の熱変形
を防止し得ることができ、かくしてスタンパ11の熱変
形に起因する成形品の変形を防止し得ると共に、これに
伴いデイスクの信号記録領域を広くとるようにすること
ができる。またスタンパ11の吸引を部品間の隙間を介
してではなく、吸引専用に設けられた多数の微細穴42
Bを介して直接行うようにすることで第2の入子43を
分割構造にする必要がなくなり、この分部品点数を減少
させ得る利点もある。
引を部品間の隙間を介してではなく、吸引専用に設けら
れた多数の微細穴42Bを介して直接行うため、強い吸
引力でスタンパ11を保持することができる。従つてこ
の金型40によれば、固定側金型半体41からのスタン
パ11の脱落や脱落による破損を防止することができる
と共に、例えばスタンパ11の加熱方法として電磁誘導
加熱等を利用した場合においてもスタンパ11の熱変形
を防止し得ることができ、かくしてスタンパ11の熱変
形に起因する成形品の変形を防止し得ると共に、これに
伴いデイスクの信号記録領域を広くとるようにすること
ができる。またスタンパ11の吸引を部品間の隙間を介
してではなく、吸引専用に設けられた多数の微細穴42
Bを介して直接行うようにすることで第2の入子43を
分割構造にする必要がなくなり、この分部品点数を減少
させ得る利点もある。
【0020】以上の構成によれば、金型40のキヤビテ
イ24を形成する周囲壁面のうち、固定側ミラー42の
ミラー面42Aでなる一壁面に微細穴42Bを多数設
け、スタンパ11をこれら各微細穴42Bを介して吸引
するようにしたことにより、成形品の変形や、スタンパ
11の固定側金型半体41からの脱落及び脱落に伴う破
損を未然に防止でき、かくして成形品として変形のな
い、信号記録領域の広い薄肉円盤を得ることのできる薄
肉円盤成形金型を実現できる。
イ24を形成する周囲壁面のうち、固定側ミラー42の
ミラー面42Aでなる一壁面に微細穴42Bを多数設
け、スタンパ11をこれら各微細穴42Bを介して吸引
するようにしたことにより、成形品の変形や、スタンパ
11の固定側金型半体41からの脱落及び脱落に伴う破
損を未然に防止でき、かくして成形品として変形のな
い、信号記録領域の広い薄肉円盤を得ることのできる薄
肉円盤成形金型を実現できる。
【0021】なお上述の実施例においては、微細穴42
Bを固定側ミラー42のミラー面42Aの内周部にだけ
設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば固定側ミラー42のミラー面42Aの
全面に亘つて設けるようにしても良く、微細穴42Bの
レイアウトしてはこの他種々のレイアウトを適用でき
る。ただし微細穴42Bを例えば固定側ミラー42のミ
ラー面42Aの内周部と外周部とにだけ設けるようにし
た場合には、スタンパ11が熱膨張、収縮により変形す
るおそれがあり、このためレイアウトとしては微細穴4
2Bを固定側ミラー42のミラー面42Aの内周部だけ
に設けるようにするか、又は固定側ミラー42のミラー
面42Aの全面に亘つて設けるようにする方が良い。
Bを固定側ミラー42のミラー面42Aの内周部にだけ
設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば固定側ミラー42のミラー面42Aの
全面に亘つて設けるようにしても良く、微細穴42Bの
レイアウトしてはこの他種々のレイアウトを適用でき
る。ただし微細穴42Bを例えば固定側ミラー42のミ
ラー面42Aの内周部と外周部とにだけ設けるようにし
た場合には、スタンパ11が熱膨張、収縮により変形す
るおそれがあり、このためレイアウトとしては微細穴4
2Bを固定側ミラー42のミラー面42Aの内周部だけ
に設けるようにするか、又は固定側ミラー42のミラー
面42Aの全面に亘つて設けるようにする方が良い。
【0022】また上述の実施例においては、スタンパ1
1を固定側ミラー42のミラー面42Aに吸引固定する
方法として固定側ミラー42に円形状の微細穴42Bを
設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、微細穴42Bの形状としては例えば図2
(A)及び(B)との対応部分に同一符号を付した図3
(A)及び(B)に示すような、長穴状に形成するよう
にしても良く、微細穴42Bの形状としては、この他種
々の形状を適用できる。
1を固定側ミラー42のミラー面42Aに吸引固定する
方法として固定側ミラー42に円形状の微細穴42Bを
設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、微細穴42Bの形状としては例えば図2
(A)及び(B)との対応部分に同一符号を付した図3
(A)及び(B)に示すような、長穴状に形成するよう
にしても良く、微細穴42Bの形状としては、この他種
々の形状を適用できる。
【0023】さらに上述の実施例においては、本発明を
デイスク用の金型に適用するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の薄肉円盤
の金型に適用することができる。
デイスク用の金型に適用するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の薄肉円盤
の金型に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、薄肉円盤
を射出成形する際に金型として用いる、所望する薄肉円
盤形状に応じた空間を内部に有する薄肉円盤成形金型に
おいて、当該空間を形成する空間の周囲壁面のうち、薄
肉円盤の一面の金型となるデイスク原盤を取り付ける第
1の壁面に微細穴を複数設け、各微細穴を介してデイス
ク原盤に負圧を与えてデイスク原盤を第1の壁面に吸引
固定するようにしたことにより、強い吸引力でデイスク
原盤を第1の壁面に吸引固定することができる分、デイ
スク原盤の熱膨張又は収縮による変形を防止し得、かく
して成形品として変形のない、信号記録領域の広い薄肉
円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型を実現できる。
を射出成形する際に金型として用いる、所望する薄肉円
盤形状に応じた空間を内部に有する薄肉円盤成形金型に
おいて、当該空間を形成する空間の周囲壁面のうち、薄
肉円盤の一面の金型となるデイスク原盤を取り付ける第
1の壁面に微細穴を複数設け、各微細穴を介してデイス
ク原盤に負圧を与えてデイスク原盤を第1の壁面に吸引
固定するようにしたことにより、強い吸引力でデイスク
原盤を第1の壁面に吸引固定することができる分、デイ
スク原盤の熱膨張又は収縮による変形を防止し得、かく
して成形品として変形のない、信号記録領域の広い薄肉
円盤を成形し得る薄肉円盤成形金型を実現できる。
【図1】実施例によるデイスク射出成形用の金型の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】実施例によるデイスク射出成形用の金型の構成
を示す断面図及び平面図である。
を示す断面図及び平面図である。
【図3】他の実施例を示す断面図及び平面図である。
【図4】従来のデイスク射出成形用の金型の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】図4に示すデイスク射出成形用の金型の構成を
示す断面図及び平面図である。
示す断面図及び平面図である。
10……可動側金型半体、11……スタンパ、24……
キヤビテイ、40……金型、41……固定側金型半体、
42固定側ミラー、42A……ミラー面、42B……微
細穴、43……第1の入子、44……第2の入子。
キヤビテイ、40……金型、41……固定側金型半体、
42固定側ミラー、42A……ミラー面、42B……微
細穴、43……第1の入子、44……第2の入子。
Claims (4)
- 【請求項1】薄肉円盤を射出成形する際に金型として用
いる、所望する薄肉円盤形状に応じた空間を内部に有す
る薄肉円盤成形金型において、 上記空間を形成する上記空間の周囲壁面のうち、上記薄
肉円盤の一面の金型となるデイスク原盤を取り付ける第
1の壁面に複数設けられた微細穴を具え、各上記微細穴
を介して上記デイスク原盤に負圧を与えることにより、
上記デイスク原盤を上記第1の壁面に吸引固定すること
を特徴とする薄肉円盤成形金型。 - 【請求項2】各上記微細穴を、上記第1の壁面のうちの
上記デイスク原盤の内周部と対向する部分に設けるよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の薄肉円盤成形
金型。 - 【請求項3】上記第1の壁面の上記デイスク原盤と当接
する部分が連続する一平面で形成されたことを特徴とす
る請求項1に記載の薄肉円盤成形金型。 - 【請求項4】上記微細穴は、直径が 0.1〔mm〕以下でな
ることを特徴とする請求項1に記載の薄肉円盤成形金
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321595A JPH08216185A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 薄肉円盤成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321595A JPH08216185A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 薄肉円盤成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216185A true JPH08216185A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12936616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5321595A Pending JPH08216185A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 薄肉円盤成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08216185A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100763950B1 (ko) * | 2006-12-15 | 2007-10-05 | 에이테크솔루션(주) | 틈새부가 상면코어 측면에 형성된 고온금형사출기 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP5321595A patent/JPH08216185A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100763950B1 (ko) * | 2006-12-15 | 2007-10-05 | 에이테크솔루션(주) | 틈새부가 상면코어 측면에 형성된 고온금형사출기 |
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