JPH08216419A - インクジェットヘッドカートリッジ、並びにインクジェット装置 - Google Patents

インクジェットヘッドカートリッジ、並びにインクジェット装置

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JPH08216419A
JPH08216419A JP2669095A JP2669095A JPH08216419A JP H08216419 A JPH08216419 A JP H08216419A JP 2669095 A JP2669095 A JP 2669095A JP 2669095 A JP2669095 A JP 2669095A JP H08216419 A JPH08216419 A JP H08216419A
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JP
Japan
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liquid chamber
groove
ink
liquid
recording head
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JP2669095A
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English (en)
Inventor
Mitsuji Kitani
充志 木谷
Minoru Nozawa
実 野澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェットヘッドの小型化。その為の液
室間隔壁の容易確実な形成。 【構成】 隔壁構築用封止樹脂の導入路を、液室分離溝
と角度をなす注入口で構成し、注入口面積>接続部面積
>液室分離溝面積とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録用の液体(インク
等)を飛翔液滴として吐出口(オリフィス)から吐出さ
せて、記録媒体に付着させることによって記録を行うイ
ンクジェット記録装置にされるインクジェット記録ヘッ
ド及びインクジェット記録装置に関するとりわけカラー
用のインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録
装置に関するものである。
【0002】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0003】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用画に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にニの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0004】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用画の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0005】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0006】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0007】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0008】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0009】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキヤッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0010】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみを記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個を組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0011】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0012】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態ヘの状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0013】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
【0014】
【従来の技術】インクジェット記録ヘッドは、例えば特
開昭55−132253に記載されているようにシリコ
ン基板上に形成した電気熱変換体と該シリコン基板上の
記録用インク吐出口と、前記電気熱変換体における熱作
用部を通るインク流路と、該インク流路にインクを供給
する(共通)液室を構成する凹部を有した天板とを接合
して構成されている。また、インクジェット記録ヘッド
においては、前記シリコン基板上に配置された電気熱変
換体を駆動するための駆動回路が該シリコン基板内に作
り込まれている。そしてこのシリコン基板にはその駆動
回路からはその配線を引き出す配線板を備えてあり、前
記駆動回路を作り込んだシリコン基板とその配線板は、
(前記)放熱部材上に隣接して配置されている。前記駆
動回路を作り込み電気熱変換体を備えたシリコン基板上
に配された端子までの間の電気的接続は、電気熱変換体
より引き出された一方のアルミ配線がシリコン基板内に
つくり込まれた駆動回路に接続され、もう一方のアルミ
配線が、一括し2層配線により該シリコン基板の端部に
引き出されワイヤーボンディングによって配線板上の電
源のコモン端子に接続されている。さらには、カラーイ
ンクジェット記録ヘッドでは第4図に示す様にインクジ
ェット記録ヘッドを複数個並べたインクジェットユニッ
トを用いて多色のカラー印字を行っている。上記のよう
に従来の技術によるとインクジェット記録ヘッドを複数
個配置する場合には、小型化は一層困難になり、またス
ピードが速くなるメリットはあるもののコストがインク
ジェット記録ヘッドの個数の倍数かかることになりコス
トアップとなる。そこで、インク吐出用溝付き天板の共
通であった液室を複数に分割し、分割された液室毎に別
種のインクを供給することで一つのインクジェットヘッ
ドで多色の印字が可能となりインクジェットヘッドをコ
ンパクトにすることが可能となり、安価なカラーインク
ジェットヘッドを提供できる提案がある。上記提案の方
式を第5図に示す。この提案によると、複数の共通であ
る液室を分離する場合、駆動回路を作り込んだ基板と複
数の共通である液室を備えたインク吐出用溝付き天板の
各々の共通である液室間を分離する為の封止樹脂を流し
込む溝(以後分離溝と称する)が設けてあり、この分離
溝は、各液室間の前記インク吐出用ノズルの間を隔離す
る位置まで続いている。なお共通である液室間を分離す
るために封止樹脂を流し込む場合には、封止樹脂は確実
に分離溝で止まり、インク吐出用ノズルには絶対に流れ
込まないようにする必要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような事情がある
にもかかわらず上記従来例によると、封止剤を注入する
場合には第5図の300に示す位置で天板の封止剤注入
口の後方から前記シリコン基板上に封止剤を塗布し、毛
管力で封止剤が前記分離溝に導入され移行して行くよう
にしていた。上記の説明の様に液室間分離を確実に行お
うとすると、シリコン基板は前記天板より大きくしてお
く必要があり、しかも省エネルギーによる昇温対策、あ
るいは機能上避けられない発熱の放熱対策をとっても分
離溝に封止剤を注入するためにはシリコン基板の大きさ
が天板の大きさより若干大きくなければならず、天板の
大きさが小さくならなければ、シリコン基板の大きさは
或一定の大きさより小さくすることが困難であった。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に依れば、
共通である液室間に分離用の封止樹脂注入溝を設け、イ
ンク吐出用ノズルと並ぶ位置の注入溝には隣接してイン
ク吐出用ノズルと同様な複数の液室分離溝(以後ダミー
ノズルと称する)でインク吐出用溝に封止樹脂が流れ込
みを多重に防止する壁を設けた溝付き天板とシリコン基
板を接合して得られるインクジェット記録ヘッドにおい
て、天板の上面で液室分離溝の直上部に樹脂を充填する
注入口を設け、液室分離溝まで貫通させ液室分離溝と9
0℃の角度で接続させ、しかも注入口の大きさ(直径)
を液室分離溝との接続部での溝巾より大きくすることに
よって、シリコン基板が天板の下に隠れてしまうような
大きさであっても封止剤を確実に液室分離溝に所望の位
置に注入することが可能となり、シリコン基板の大きさ
を更に小さくすることが可能となるものである。
【0017】
【実施例】第1図は、本発明にかかる第1の実施例の溝
付き天板の斜視図である。第2図は、本発明にかかる第
1の実施例のインクジェット記録ヘッドの図である。第
3図は、第2図に於けるA−A´断面図で封止樹脂を充
填する注入口と液室分離溝部である。第1図に於て、1
00はインク吐出用ノズル、110はノズル部のみの複
数のダミーノズル、前記ダミーノズルのオリフィスプレ
ートには穴(図中不指示)があいている。125はノズ
ル部の複数の前記ダミーノズルにあいている穴につなが
るオリフィスプレートのシリコン基板側に設けられた
溝、130は共通液室分離溝、160はオリフィスプレ
ート、170は共通液室分離溝の封止剤注入口の接続
部、180が共通液室である。第2図に於て、140は
封止剤の注入口、190は駆動回路を作り込んだ電気熱
変換体を備えたシリコン基板で前記溝付き天板と接合し
てある。さらに、200は第1図の溝付き天板、210
は(アルミ)プレートでシリコン基板からの放熱を行っ
ている。また前記シリコン基板は熱伝導性のよい接着剤
により前記(アルミ)プレートに接着されている。22
0はボンディングワイヤー、230は配線板であり前記
ボンディングワイヤーで電気的に接続されている。第3
図は、第2図におけるA−A´断面図で液室間分離の封
止剤の注入口から接続部、液室分離溝部の断面図で、1
30は共通液室分離溝、140は封止剤の注入口、17
0は共通液室分離溝の封止剤注入口の接続部、250は
天板側のボンディングワイヤーの逃げで天板上面は前記
シリコン基板の上にかかっている。前記インクジェット
ヘッドの液室間の分離溝に封止剤を注入する場合には、
天板上面の封止剤注入口に例えばディスペンサーの様な
手段で封止剤を適量注入する。封止剤は毛管力と封止剤
の自重により注入口を下方に降り、液室分離溝との接続
部を経て液室分離溝に移動してゆく。更に、液室間の分
離溝に到達した封止剤は、毛管力によってダミーノズル
に到達する。液室間の分離溝とダミーノズル幅が異なる
ため、中央の幅の広いダミーノズルが共通液室の分離溝
につながている。そして液室間の分離溝からダミーノズ
ルに封止樹脂が注入される場合、まず中央のダミーノズ
ルのみに封止剤が注入され、前記中央のダミーノズルに
封止剤が満たされた状態になった後、該中央ダミーノズ
ルの後方から封止剤があふれ、すぐ外側隣のダミーノズ
ルの後方、つまり共通液室から順次注入される。最終的
には、7本のダミーノズルで封止剤が止まる必要があ
り、それを越えた場合は、不良品となる。そこで、封止
剤注入時にダミーノズル後方からあふれ次に隣のダミー
ノズルに注入される封止剤の溜りをダミーノズル後方の
共通液室内の一部に液室の高さ方向に彫り込むことによ
って設けることによりダミーノズルからあふれた封止剤
があふれ溜りに溜る。従って、封止剤は、吐出用のノズ
ルに注入されにくくなる。さらには、液室分離溝から接
続する中央のダミーノズルに封止剤が注入された後に、
順次外側のダミーノズルに注入される場合に、両側一番
外側の中央のノズルから数えて4本目のノズルに注入さ
れるとその外側隣は、吐出用ノズルでそこに封止剤が回
り込むことがあってはならない。そこで本実施例では、
両側一番外側のダミーノズルから1ノズル内側の中央の
ノズルから数えて3本目と4本目のノズル間の壁を液室
内部に延在させた構造を取っている。前記延在させた壁
により封止剤がダミーノズルの3本目でとまり易くなっ
ている。また封止剤のダミーノズルへの注入時に、ダミ
ーノズルのオリフィスプレートに穴をあけることにより
内部にある空気が逃げるため封止剤をオリフィスプレー
ト迄到達し易くしている。各々のダミーノズルに到達し
た封止剤はオリフィスプレートの穴にて表面張力で止ま
る。従って、天板に複数の共通液室を備え、共通液室間
に分離用の封止樹脂注入溝を設け、更に、天板の上面に
封止剤注入口を設け、液室分離溝まで貫通させ液室分離
溝と90°の角度で接続させ、しかも注入口の大きさを
液室分離溝との接続部より大きくし、また、インク吐出
用溝と並ぶ前記注入溝にはインク吐出用溝と同様なダミ
ーノズルを設け、インク吐出用溝に封止樹脂が流れ込む
ことを多重に防止する壁を設け、さらにダミーノズルの
オリフィスプレートに穴をあけて封止剤がオリフィスプ
レート迄は確実に到達するように、封止剤の進入に伴っ
て内部の空気が逃げる様にした結果、シリコン基板が天
板の下に隠れてしまうような大きさにしても確実に液室
分離溝に封止剤を注入することが可能となり、各液室間
分離が確実に行えるようになった。
【0018】[カラーインクジェット記録装置の説明]
第6図は本発明の4色一体のカラーインクジェットカー
トリッジが適用されるインクジェット記録装置IJRA
の概観図である。ここでキャリッジHCは駆動モータ5
013の正転逆転に連動して駆動力伝達ギア5011、
5009を介して回転するリードスクリュー5004の
螺旋溝5005に対して係合するキャリッジHCはピン
(不図示)を有し、矢印a、b方向に往復移動される。
キャリッジHCには記録ヘッド部5025、インクタン
ク部5026が装着される。5002は紙押え板であ
り、キャリッジの移動方向にわたって紙をプラテン50
00に対して押圧する。5007、5008はフォトカ
プラーであり、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認してモーター5013の回転方向切り替え
等をおこなうためのホームポジション検知手段である。
5016は記録ヘッドの前面をキャプするキャプ部材5
022を支持する部材、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引手段であり、キャップ内開口5023を介し
て記録ヘッドの吸引回復をおこなう。この場合キャップ
は1個で4色のノズルを同時に吸引する。また5017
はクリーニングブレード、5019はこのブレードを前
後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板501
8にこれらは支持されている。また、5012は、吸引
回復の吸引を開始するためのレバーであり、キャリッジ
と系合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モ
ーターからの駆動力がクラッチ切り替え等の公知の伝達
手段で移動制御される。これらのキャッピング、クリー
ニング、吸引回復は、キャリッジHCがホームポジショ
ン側領域に位置づけられたときに螺旋溝5005の作用
によってそれらの対応位置で所望の処理が行なえるよう
に構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を
行うようにすれば、本例にはいずれも適用できる。本発
明は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐
出を行わせる為に利用されるエネルギーとして熱エネル
ギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光
等)を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化
を生起させる方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優
れた効果をもたらすものである。その代表的な構成や原
理については、例えば、米国特許第4723129号明
細書、同第4740796号明細書に開示されている基
本的な原理を用いて行なうものが好ましい。この方式は
所謂オンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも
適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、
液体(インク)が保持されているシートや液路に対応し
て配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応して
いて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも
一つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体
に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に
膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し
液体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体
(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液
体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパ
ルス形状の駆動信号としては、米国特許第446335
9号明細書、同第4345262号明細書に記載されて
いるようなものが適している。尚、上記熱作用面の温度
上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行なうことができる。記録ヘッドの構成としては、上
述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電
気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液
流路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている
構成を開示する米国特許第4558333号明細書、米
国特許第4459600号明細書を用いた構成にも本発
明は適用できるものである。加えて、複数の電気熱変換
体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部
とする構成を開示する特開昭59年第123670号公
報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対
応させる構成を開示する特開昭59年第138461号
公報に基づいた構成としても本発明は有効である。又、
本発明の記録装置の構成に更に記録ヘッドに対しての回
復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の
効果を一層安定できるので好ましいものである。これら
を具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャピン
グ手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱
変換体或は、これとは別の加熱素子或はこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予
備吐出モードを行なうことも安定した記録を行なうため
に有効である。
【0019】
【発明の効果】本発明では、インクジェット記録ヘッド
を請求項記載の通りに構成したから従って、本発明に依
れば、複数の共通液室を備え、共通液室間に分離用の封
止樹脂注入溝を設け、インク吐出用溝と並行する前記注
入溝にはインク吐出用溝と同様なダミーノズルを設け、
多重にインク吐出用溝に封止樹脂が流れ込みを防止する
壁を設け、さらにダミーノズルのオリフィスプレートに
穴をあけることにより封止剤を注入する時に内部にある
空気が逃げるため封止剤がオリフィスプレート迄確実に
到達するようにしたインクジェット記録ヘッドにおい
て、天板上面に液室分離溝に樹脂を充填する注入口を設
け、液室分離溝まで貫通させ液室分離溝と90°の角度
で接続させしかも注入口の大きさを液室分離溝との接続
部より大きくすることによって、シリコン基板が天板の
下に隠れてしまうような大きさにしても確実に液室分離
溝に封止剤を注入することが可能となりシリコン基板の
大きさを更に小さくすることが可能となり更に安価にカ
ラーインクジェット記録ヘッドを提供可能にするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の溝付き天板の図
【図2】第1図の溝付き天板の液室分離部断面図
【図3】第1の実施例のインクジェット記録ヘッドの図
【図4】インクジェット記録ヘッドを複数個並べたイン
クジェットユニット
【図5】4色一体のインクジェット記録ヘッド
【図6】カラーインクジェットカートリッジが適用され
るインクジェット記録装置
【各部の説明】
100 インク吐出用ノズル 110 ノズル部の複数の液室分離溝(ダミーノズ
ル) 125 ノズル部の複数の液室分離溝のオリフィスプ
レートの穴に接続する溝 130 共通液室分離溝 140 封止剤の注入口 160 オリフィスプレート 170 共通液室分離溝と封止剤注入口の接続部 180 共通液室 190 シリコン基板 200 溝付き天板 210 アルミプレート 220 ボンディングワイヤー 230 配線板 250 天板側に設けられたボンディングワイヤーの
逃げ 300 液室間分離封止剤塗布位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出エネルギーを発生する複数のエネル
    ギー発生体を配置された基板と、記録用インク吐出口
    と、インク流路であるノズルと、該ノズルにインクを供
    給する複数の共通液室を備え、液室の間隔がノズルピッ
    チの整数倍で等間隔であり、各液室の間のノズルの並び
    部に複数の液室分離溝を有し、複数の共通液室凹部を設
    けた天板と前記基板を接合することによって構成され、
    前記液室分離溝に樹脂を充填することにより液室を分離
    するインクジェット記録ヘッドに於て前記液室分離溝に
    樹脂を充填する注入口が該液室分離溝まで貫通し液室分
    離溝と角度をなして接続していることを特徴とするイン
    クジェット記録ヘッド
  2. 【請求項2】 前記液室分離溝に樹脂を充填する注入口
    が該液室分離溝となす角度が90℃であることを特徴と
    する請求項1記載のインクジェット記録ヘッド
  3. 【請求項3】 前記液室分離溝に樹脂を充填する注入口
    の大きさが該液室分離溝との接続部より大きく 注入口面積>接続部面積>液室分離溝面積 の関係を満たすことを特徴とする請求項1及び請求項2
    記載のインクジェット記録ヘッド
  4. 【請求項4】 吐出エネルギーを発生する複数のエネル
    ギー発生体を配置された基板と、記録用インク吐出口
    と、インク流路であるノズルと、該ノズルにインクを供
    給する複数の共通液室を備え、液室の間隔がノズルピッ
    チの整数倍で等間隔であり、各液室の間のノズルの並び
    部に複数の液室分離溝を有し、複数の共通液室凹部を設
    けた天板と前記基板を接合することによって構成され、
    前記液室分離溝に樹脂を充填することにより液室を分離
    するインクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット
    記録装置に於て前記液室分離溝に樹脂を充填する注入口
    が該液室分離溝まで貫通し液室分離溝と角度をなして接
    続していることを特徴とするインクジェット記録ヘッド
    を搭載したインクジェット記録装置
  5. 【請求項5】 前記液室分離溝に樹脂を充填する注入口
    が該液室分離溝となす角度が90℃であることを特徴と
    する請求項4記載のインクジェット記録ヘッドを搭載し
    たインクジェット記録装置
  6. 【請求項6】 前記液室分離溝に樹脂を充填する注入口
    の大きさが該液室分離溝との接続部より大きく 注入口面積>接続部面積>液室分離溝面積 の関係を満たすことを特徴とする請求項4及び請求項5
    記載のインクジェット記録ヘッドを搭載したインクジェ
    ット記録装置
JP2669095A 1995-02-15 1995-02-15 インクジェットヘッドカートリッジ、並びにインクジェット装置 Pending JPH08216419A (ja)

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