JPH08216573A - Icカード - Google Patents
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- JPH08216573A JPH08216573A JP7021785A JP2178595A JPH08216573A JP H08216573 A JPH08216573 A JP H08216573A JP 7021785 A JP7021785 A JP 7021785A JP 2178595 A JP2178595 A JP 2178595A JP H08216573 A JPH08216573 A JP H08216573A
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】積層後のカード表面の平滑性、導電性インク回
路に対する接着剤充填性、作業性、経済性、並びに薄型
化に優れた非接触式ICカードの構成を提供すること。 【構成】プラスチックフィルム上に導電性インクを用い
て回路を形成し、電気部品が搭載された印刷回路層に、
接着剤を塗布したプラスチックフィルムを複数層積層し
てなるICカードにおいて、印刷回路層に積層される接
着剤の塗布厚さが、導電性インクの印刷回路厚さの1〜
1.5倍であること。
路に対する接着剤充填性、作業性、経済性、並びに薄型
化に優れた非接触式ICカードの構成を提供すること。 【構成】プラスチックフィルム上に導電性インクを用い
て回路を形成し、電気部品が搭載された印刷回路層に、
接着剤を塗布したプラスチックフィルムを複数層積層し
てなるICカードにおいて、印刷回路層に積層される接
着剤の塗布厚さが、導電性インクの印刷回路厚さの1〜
1.5倍であること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICチップ等の電気部
品を搭載したICカードの構造に関するものである。
品を搭載したICカードの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICカードの種類としては、接触形式の
ものと、電子チケット等に使用される非接触形式のもの
がある。接触形式のものとしては、半導体モジュールが
カード基材の凹部に嵌押され接着されたものがある。
ものと、電子チケット等に使用される非接触形式のもの
がある。接触形式のものとしては、半導体モジュールが
カード基材の凹部に嵌押され接着されたものがある。
【0003】図8は、従来の接触式ICカードを示す断
面図である。図8において、14は機能部品15を搭載
した基板16よりなる半導体モジュールであり、カード
基材17に固定されている。カード基材17は、ABS
樹脂や塩化ビニル樹脂等の成形品で製造されており、半
導体モジュールが嵌着される凹部が予め形成されてい
る。この凹部の底面かあるいは、半導体モジュールの凹
部に接する面に接着剤や接着フィルムを配して、半導体
モジュールは、電極端子18をカードの外面にして固着
される。
面図である。図8において、14は機能部品15を搭載
した基板16よりなる半導体モジュールであり、カード
基材17に固定されている。カード基材17は、ABS
樹脂や塩化ビニル樹脂等の成形品で製造されており、半
導体モジュールが嵌着される凹部が予め形成されてい
る。この凹部の底面かあるいは、半導体モジュールの凹
部に接する面に接着剤や接着フィルムを配して、半導体
モジュールは、電極端子18をカードの外面にして固着
される。
【0004】図9は、従来の非接触形式のICカードを
示す断面図である。19は、アンテナとして用いられる
巻き線コイルである。カード基材20、21は、ABS
樹脂や塩化ビニル樹脂等の成形品で製造されており、予
め半導体モジュール部及びアンテナ部の所には、凹部が
設けられており、2つの基材の中央部に部品を挟み込
み、熱融着や接着剤を配して、2つの基材が固着され
る。
示す断面図である。19は、アンテナとして用いられる
巻き線コイルである。カード基材20、21は、ABS
樹脂や塩化ビニル樹脂等の成形品で製造されており、予
め半導体モジュール部及びアンテナ部の所には、凹部が
設けられており、2つの基材の中央部に部品を挟み込
み、熱融着や接着剤を配して、2つの基材が固着され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、非接触形式のI
Cカードの需要が高まってきているが、前記構成の非接
触式のICカードでは、カード基材の中に部品を挟み込
む形で成形加工しているために、薄型化が困難であり、
磁気カードの規格厚さ760μmまでは、薄型化出来な
かった。さらに、アンテナ部の巻き線コイルを用いるた
めに、作業性が低下したり、成形加工のためにカードコ
ストが高い等の問題点もあり、非接触型ICカードが広
く普及出来なかった。
Cカードの需要が高まってきているが、前記構成の非接
触式のICカードでは、カード基材の中に部品を挟み込
む形で成形加工しているために、薄型化が困難であり、
磁気カードの規格厚さ760μmまでは、薄型化出来な
かった。さらに、アンテナ部の巻き線コイルを用いるた
めに、作業性が低下したり、成形加工のためにカードコ
ストが高い等の問題点もあり、非接触型ICカードが広
く普及出来なかった。
【0006】昨今、導電性インクを用いて回路を形成し
たプラスチックフィルム上に、電気部品が搭載された印
刷回路層、積層後において電気部品の厚さと同じになる
様に、プラスチックフィルム上に接着剤が塗布されたス
キン層から成るICカードが考案されたが、電気部品厚
さが、カード最外層(スキン層)に突起して、スキン層
への印刷処理に印刷欠陥が生じたり美観が損なわれた
り、微細回路を有する回路層の回路間に積層後、微細気
泡が残存し、カードの膨れ等が生じて信頼性が低下する
等の問題点があった。さらに、カード使用時の永久変形
を防止するために、カード厚さの更なる薄型化により対
応することが考案されたが、各々の構成材料毎において
も特性を維持したままで、薄型化が必要になってきてい
る。
たプラスチックフィルム上に、電気部品が搭載された印
刷回路層、積層後において電気部品の厚さと同じになる
様に、プラスチックフィルム上に接着剤が塗布されたス
キン層から成るICカードが考案されたが、電気部品厚
さが、カード最外層(スキン層)に突起して、スキン層
への印刷処理に印刷欠陥が生じたり美観が損なわれた
り、微細回路を有する回路層の回路間に積層後、微細気
泡が残存し、カードの膨れ等が生じて信頼性が低下する
等の問題点があった。さらに、カード使用時の永久変形
を防止するために、カード厚さの更なる薄型化により対
応することが考案されたが、各々の構成材料毎において
も特性を維持したままで、薄型化が必要になってきてい
る。
【0007】本発明の目的は、積層後のカード表面の平
滑性、導電性インク回路に対する接着剤充填性、作業
性、経済性、並びに薄型化に優れた非接触式ICカード
の構成を提供することにある。
滑性、導電性インク回路に対する接着剤充填性、作業
性、経済性、並びに薄型化に優れた非接触式ICカード
の構成を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
プラスチックフィルム上に導電性インクを用いて回路を
形成し、電気部品が搭載された印刷回路層に、接着剤を
塗布したプラスチックフィルムを複数層積層してなるI
Cカードにおいて、印刷回路層に積層される接着剤の塗
布厚さが、導電性インクの印刷回路厚さの1〜1.5倍
であることを特徴とする。
プラスチックフィルム上に導電性インクを用いて回路を
形成し、電気部品が搭載された印刷回路層に、接着剤を
塗布したプラスチックフィルムを複数層積層してなるI
Cカードにおいて、印刷回路層に積層される接着剤の塗
布厚さが、導電性インクの印刷回路厚さの1〜1.5倍
であることを特徴とする。
【0009】すなわち、ICチップ等の電気部品の部分
については、スペーサ層に予め開口部が設けてあるが、
導電性インクによるアンテナ部や回路部については、専
有面積が広く且つ、機能部品との厚さも異なるために、
開口部を設けることが困難である。そこで、スペーサ層
の接着剤層の厚さの最適化を図ることによって、アンテ
ナ部及び回路部については、ライン間スペースを完全に
充填してしまい表面を平坦にする方法が有効であること
を、本発明者らは見出した。また、このスペーサ層の積
層後における電気部品厚さとの統一は、ベースプラスチ
ックフィルム厚さを選定することにより、前記接着剤厚
さと合わせて、調整可能である。また、アンテナ部の回
路がスルーホールを介して裏面にも印刷され、両面にア
ンテナ部を有する場合には、アンテナ部のみを印刷され
た面には、プラスチックフィルム上に接着剤を塗布乾燥
したスキン層の接着剤面を積層し、アンテナ部の印刷部
を保護する。この場合のスキン層の接着剤の厚さは、前
述のスペーサ層の接着剤厚さと同様に、導電性インクの
印刷回路厚さの1〜1.5倍になる様に特定する必要が
ある。
については、スペーサ層に予め開口部が設けてあるが、
導電性インクによるアンテナ部や回路部については、専
有面積が広く且つ、機能部品との厚さも異なるために、
開口部を設けることが困難である。そこで、スペーサ層
の接着剤層の厚さの最適化を図ることによって、アンテ
ナ部及び回路部については、ライン間スペースを完全に
充填してしまい表面を平坦にする方法が有効であること
を、本発明者らは見出した。また、このスペーサ層の積
層後における電気部品厚さとの統一は、ベースプラスチ
ックフィルム厚さを選定することにより、前記接着剤厚
さと合わせて、調整可能である。また、アンテナ部の回
路がスルーホールを介して裏面にも印刷され、両面にア
ンテナ部を有する場合には、アンテナ部のみを印刷され
た面には、プラスチックフィルム上に接着剤を塗布乾燥
したスキン層の接着剤面を積層し、アンテナ部の印刷部
を保護する。この場合のスキン層の接着剤の厚さは、前
述のスペーサ層の接着剤厚さと同様に、導電性インクの
印刷回路厚さの1〜1.5倍になる様に特定する必要が
ある。
【0010】接着剤の厚さが、導電性インクの印刷回路
厚さより薄い場合は、積層後において回路間のスペース
充填性が不十分であり、残存気泡によって耐熱性等の信
頼性が低下してしまう。また、接着剤厚さが、印刷回路
厚さの1.5倍以上になると、接着剤の絶対的流動量が
大きくなってしまい制御が困難であり、また、プラスチ
ックフィルムと接着剤の積層体としてICカードを構成
する本発明では、接着剤の占める厚さが大きくなると、
カードの強度や耐熱性等が接着剤層の影響を受けてくる
ために好ましくない。
厚さより薄い場合は、積層後において回路間のスペース
充填性が不十分であり、残存気泡によって耐熱性等の信
頼性が低下してしまう。また、接着剤厚さが、印刷回路
厚さの1.5倍以上になると、接着剤の絶対的流動量が
大きくなってしまい制御が困難であり、また、プラスチ
ックフィルムと接着剤の積層体としてICカードを構成
する本発明では、接着剤の占める厚さが大きくなると、
カードの強度や耐熱性等が接着剤層の影響を受けてくる
ために好ましくない。
【0011】プラスチックフィルムとしては、特に限定
されるものではないが、ポリエステルフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリイ
ミドフィルム等が挙げられ、フィルム強度やコスト及び
汎用フィルム厚さの自由度の点で、ポリエステルフィル
ムが好ましい。厚さとしては、25、38、50、7
5、100、125、150、175、188、20
0、225、250、300μmの各種厚さのフィルム
が使用される。また、接着剤としては、ポリエステル
系、ニトリルゴム系、アクリル系、エポキシ系等があ
り、必要に応じて架橋させて用いられるが、特に限定さ
れるものではない。
されるものではないが、ポリエステルフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリイ
ミドフィルム等が挙げられ、フィルム強度やコスト及び
汎用フィルム厚さの自由度の点で、ポリエステルフィル
ムが好ましい。厚さとしては、25、38、50、7
5、100、125、150、175、188、20
0、225、250、300μmの各種厚さのフィルム
が使用される。また、接着剤としては、ポリエステル
系、ニトリルゴム系、アクリル系、エポキシ系等があ
り、必要に応じて架橋させて用いられるが、特に限定さ
れるものではない。
【0012】上記の様に電気部品を搭載した印刷回路層
とスペーサ層を積層した基材のスペーサ層側に、また、
導電性インクによるアンテナ部がスルーホールを形成し
て印刷回路層の両面にある場合は、積層体の表裏に厚さ
25μm以上のプラスチックフィルムに接着剤を塗布し
たスキン層を積層することで、電気部品の保護及びIC
カード表面の平滑性を確保することが可能である。すな
わち、スキン層は、ICチップ等の電気部品表面に接着
され、且つICカードの最表層になる場合が多いので、
25μmより薄いプラスチックフィルムを用いると、外
部からの衝撃等によって、電気部品に支障をきたし易く
なり、また、カードの最表層の表面平滑性も低下し易
い。50μm以上のプラスチックフィルムを用いるのが
より好ましい。
とスペーサ層を積層した基材のスペーサ層側に、また、
導電性インクによるアンテナ部がスルーホールを形成し
て印刷回路層の両面にある場合は、積層体の表裏に厚さ
25μm以上のプラスチックフィルムに接着剤を塗布し
たスキン層を積層することで、電気部品の保護及びIC
カード表面の平滑性を確保することが可能である。すな
わち、スキン層は、ICチップ等の電気部品表面に接着
され、且つICカードの最表層になる場合が多いので、
25μmより薄いプラスチックフィルムを用いると、外
部からの衝撃等によって、電気部品に支障をきたし易く
なり、また、カードの最表層の表面平滑性も低下し易
い。50μm以上のプラスチックフィルムを用いるのが
より好ましい。
【0013】印刷回路層に用いるプラスチックフィルム
の厚さを、250μm以下にすることにより、スペーサ
層との積層時における接着剤充填性の向上及び、ICカ
ードの総厚さの薄型化が可能になる。すなわち、印刷回
路層とスペーサ層を積層する場合において、各々のプラ
スチックフィルムの厚さが厚すぎると、接着剤の充填性
が低下してしまい、より高温・高圧の積層条件が必要に
なってしまう。さらに、スペーサ層の厚さは、搭載部品
の厚さにより制約を受けてしまうので、印刷回路層が厚
くなってしまうと積層後のICカードの総厚さが厚くな
ってしまう。印刷回路層のプラスチックフィルムの厚さ
は、薄すぎると印刷時の作業性が低下し易いために、好
ましくは、25μm以上、250μm以下の範囲であ
る。
の厚さを、250μm以下にすることにより、スペーサ
層との積層時における接着剤充填性の向上及び、ICカ
ードの総厚さの薄型化が可能になる。すなわち、印刷回
路層とスペーサ層を積層する場合において、各々のプラ
スチックフィルムの厚さが厚すぎると、接着剤の充填性
が低下してしまい、より高温・高圧の積層条件が必要に
なってしまう。さらに、スペーサ層の厚さは、搭載部品
の厚さにより制約を受けてしまうので、印刷回路層が厚
くなってしまうと積層後のICカードの総厚さが厚くな
ってしまう。印刷回路層のプラスチックフィルムの厚さ
は、薄すぎると印刷時の作業性が低下し易いために、好
ましくは、25μm以上、250μm以下の範囲であ
る。
【0014】
【作用】本発明のICカードは、接着剤使用量を最小限
に抑え且つ、アンテナ部及び回路部のライン間の充填性
に優れており、使用するプラスチックフィルムの物性に
近い特性を有することが可能である。また、カード表層
のプラスチックフィルムの厚さを特定することによっ
て、搭載部品の外部衝撃に対する信頼性及びカード表面
の平滑性にも優れている。さらに、印刷回路層の厚さを
抑えることによって、積層性を向上させるとともに、I
Cカードの薄型化にも対応可能である。すなわち、本発
明のカード構成によれば、積層時の作業性に優れ、且つ
信頼性、表面平滑性に優れたICカードを、磁気カード
等の厚さ規格である760μmより薄い厚さおいても、
実現可能である。
に抑え且つ、アンテナ部及び回路部のライン間の充填性
に優れており、使用するプラスチックフィルムの物性に
近い特性を有することが可能である。また、カード表層
のプラスチックフィルムの厚さを特定することによっ
て、搭載部品の外部衝撃に対する信頼性及びカード表面
の平滑性にも優れている。さらに、印刷回路層の厚さを
抑えることによって、積層性を向上させるとともに、I
Cカードの薄型化にも対応可能である。すなわち、本発
明のカード構成によれば、積層時の作業性に優れ、且つ
信頼性、表面平滑性に優れたICカードを、磁気カード
等の厚さ規格である760μmより薄い厚さおいても、
実現可能である。
【0015】
実施例1 以下本発明のICカード構成について、実施例により詳
細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。図1は、本発明の構成による非接触形式のICカー
ドの断面図である。ポリエステルフィルム1の片面に接
着剤2を塗布したスキン層、ポリエステルフィルム3の
片面に接着剤4を塗布した後で、ICチップ6の部分の
みを開口加工したスペーサ層及び、ポリエステルフィル
ム7上に銀ペーストを用いてアンテナ部8及び回路部9
の印刷を施し、回路部上にICチップ6を接続した印刷
回路層からなるものを、熱圧着して積層したものであ
る。図2は、図1に示した非接触形式のICカードに用
いられているスキン層の断面図である。厚さ188μm
のポリエステルフィルムであるダイアホイルT100
(ダイアホイルヘキト株式会社製、商品名)1の片面
に、コロナ処理を施し、その面にポリエステル系接着剤
であるXD−281−3(日立化成工ポリマー株式会社
製、商品名)2を、乾燥後の厚さが7μmになる様に塗
布乾燥したものである。図3は、スペーサ層の断面図で
ある。厚さ250μmのダイアホイルT100(ダイア
ホイルヘキト株式会社製、商品名)3の両面にコロナ処
理を施し、片面に、乾燥後の厚さが30μmとなるよう
にXD−281−3(日立化成工ポリマー株式会社製、
商品名)4を塗布乾燥した後で、ICチップ部に相当す
る面積部分5を打ち抜き加工したものである。図4は、
厚さ125μmのダイアホイルT100(ダイアホイル
ヘキト株式会社製、商品名)7の片面に、銀ペーストの
乾燥後の厚さが25μmになる様に、アンテナ部8及び
回路部9を印刷乾燥し、この回路部とICチップ(厚さ
280μm)のパッド部とを接続したものである。図
2、図3、図4に示した各層を、図1に示す構成にて、
150℃、10kgf/cm2、0.5m/minの条
件で加熱ロールラミネートにて積層し、図1に示す非接
触形式のICカードを得た。得られたICカードの表面
は平滑であり、また、銀ペストライン間等に残存気泡は
なかった。また、このICカードの積層後の厚さは、6
00μmであった。
細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。図1は、本発明の構成による非接触形式のICカー
ドの断面図である。ポリエステルフィルム1の片面に接
着剤2を塗布したスキン層、ポリエステルフィルム3の
片面に接着剤4を塗布した後で、ICチップ6の部分の
みを開口加工したスペーサ層及び、ポリエステルフィル
ム7上に銀ペーストを用いてアンテナ部8及び回路部9
の印刷を施し、回路部上にICチップ6を接続した印刷
回路層からなるものを、熱圧着して積層したものであ
る。図2は、図1に示した非接触形式のICカードに用
いられているスキン層の断面図である。厚さ188μm
のポリエステルフィルムであるダイアホイルT100
(ダイアホイルヘキト株式会社製、商品名)1の片面
に、コロナ処理を施し、その面にポリエステル系接着剤
であるXD−281−3(日立化成工ポリマー株式会社
製、商品名)2を、乾燥後の厚さが7μmになる様に塗
布乾燥したものである。図3は、スペーサ層の断面図で
ある。厚さ250μmのダイアホイルT100(ダイア
ホイルヘキト株式会社製、商品名)3の両面にコロナ処
理を施し、片面に、乾燥後の厚さが30μmとなるよう
にXD−281−3(日立化成工ポリマー株式会社製、
商品名)4を塗布乾燥した後で、ICチップ部に相当す
る面積部分5を打ち抜き加工したものである。図4は、
厚さ125μmのダイアホイルT100(ダイアホイル
ヘキト株式会社製、商品名)7の片面に、銀ペーストの
乾燥後の厚さが25μmになる様に、アンテナ部8及び
回路部9を印刷乾燥し、この回路部とICチップ(厚さ
280μm)のパッド部とを接続したものである。図
2、図3、図4に示した各層を、図1に示す構成にて、
150℃、10kgf/cm2、0.5m/minの条
件で加熱ロールラミネートにて積層し、図1に示す非接
触形式のICカードを得た。得られたICカードの表面
は平滑であり、また、銀ペストライン間等に残存気泡は
なかった。また、このICカードの積層後の厚さは、6
00μmであった。
【0016】実施例2 図5は、アンテナ部を両面に印刷形成した印刷回路層を
用いて、構成した非接触形式ICカードの断面図であ
る。図6は、図5に示した非接触形式のICカードに用
いた印刷回路層の断面図である。図6に示した印刷回路
層の裏面に、スルーホール10を介してアンテナ部11
を形成し、両面アンテナとした印刷回路層である。積層
方法等は、図1の構成と同様であるが、印刷回路層の裏
面のアンテナ部を保護するために、図7に示す厚さ12
5μmのダイアホイルT100(ダイアホイルヘキト株
式会社製、商品名)12の片面に、コロナ処理を施し、
その面に乾燥後の厚さが30μmとなるように、XD−
281−3(日立化成工ポリマー株式会社製、商品名)
13を、塗布乾燥したスキン層を積層し、図5に示す非
接触形式のICカードを得た。得られたICカードの表
面は、両面ともに平滑であり、両面の銀ペーストライン
間等に残存気泡はなかった。また、このICカードの積
層後の厚さは、755μmであった。
用いて、構成した非接触形式ICカードの断面図であ
る。図6は、図5に示した非接触形式のICカードに用
いた印刷回路層の断面図である。図6に示した印刷回路
層の裏面に、スルーホール10を介してアンテナ部11
を形成し、両面アンテナとした印刷回路層である。積層
方法等は、図1の構成と同様であるが、印刷回路層の裏
面のアンテナ部を保護するために、図7に示す厚さ12
5μmのダイアホイルT100(ダイアホイルヘキト株
式会社製、商品名)12の片面に、コロナ処理を施し、
その面に乾燥後の厚さが30μmとなるように、XD−
281−3(日立化成工ポリマー株式会社製、商品名)
13を、塗布乾燥したスキン層を積層し、図5に示す非
接触形式のICカードを得た。得られたICカードの表
面は、両面ともに平滑であり、両面の銀ペーストライン
間等に残存気泡はなかった。また、このICカードの積
層後の厚さは、755μmであった。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に構成されて
いるので、磁気カード規格厚さ760μmよりもさらに
薄い厚さであり、且つカードの表面の平滑性に優れ、内
部回路間には残存気泡がないために、耐熱性等の信頼性
に優れた非接触形式のICカードを提供することができ
る。さらに、ロールラミネートにて連続生産が可能であ
り、容易に且つ低コストで製造することができる。
いるので、磁気カード規格厚さ760μmよりもさらに
薄い厚さであり、且つカードの表面の平滑性に優れ、内
部回路間には残存気泡がないために、耐熱性等の信頼性
に優れた非接触形式のICカードを提供することができ
る。さらに、ロールラミネートにて連続生産が可能であ
り、容易に且つ低コストで製造することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す非接触型ICカードの
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すICカードスキン層の
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すICカードスペーサ層
の断面図である。
の断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すICカード印刷回路層
の断面図である。
の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す非接触型ICカード
の断面図である。
の断面図である。
【図6】本発明の他の実施例のアンテナ部を有する印刷
回路層の断面図である。
回路層の断面図である。
【図7】本発明の一実施例を示すICカードスキン層の
断面図である。
断面図である。
【図8】従来の接触式ICカードの断面図である。
【図9】従来の非接触式ICカードの断面図である。
1.ポリエステルフィルム(厚さ188μm) 2.接着剤(厚さ7μm) 3.ポリエステルフィルム(厚さ250μm) 4.接着剤(厚さ30μm) 5.開口部 6.ICチップ 7.ポリエステルフィルム(厚さ125μm) 8.銀ペースト印刷アンテナ部 9.銀ペースト印刷回路部 10.銀ペーストスルーホール部 11.銀ペーストアンテナ部 12.ポリエステルフィルム(厚さ125μm) 13.接着剤(厚さ30μm) 14.半導体モジュール 15.機能部品 16.基板 17.カード基材 18.電極端子 19.巻き線コイル 20.カード基材 21.カード基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 喜勝 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 日立 化成工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】プラスチックフィルム上に導電性インクを
用いて回路を形成し、電気部品が搭載された印刷回路層
に、接着剤を塗布したプラスチックフィルムを複数層積
層してなるICカードにおいて、印刷回路層に積層され
る接着剤の塗布厚さが、導電性インクの印刷回路厚さの
1〜1.5倍であることを特徴とするICカード。 - 【請求項2】最外層に用いるプラスチックフィルムの厚
さが、25μm以上であることを特徴とする請求項1に
記載のICカード。 - 【請求項3】印刷回路層に用いるプラスチックフィルム
の厚さが、250μm以下であることを特徴とする請求
項1または2に記載のICカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7021785A JPH08216573A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7021785A JPH08216573A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | Icカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216573A true JPH08216573A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12064727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7021785A Pending JPH08216573A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | Icカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08216573A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2769440A1 (fr) * | 1997-10-03 | 1999-04-09 | Gemplus Card Int | Procede pour la fabrication d'un dispositif electronique a puce et/ou a antenne et dispositif obtenu par le procede |
| DE19848821C1 (de) * | 1998-10-22 | 2000-05-18 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zur Herstellung eines Transponders |
| WO2002061675A1 (en) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Hitachi, Ltd. | Non-contact identification medium |
| JP2005248061A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 導電性インキ、及びそれを用いた非接触型メディア |
| KR100503048B1 (ko) * | 1998-09-09 | 2005-09-26 | 삼성테크윈 주식회사 | 비접촉형 아이 씨 카드 제조방법 |
| EP1713027A3 (en) * | 2005-03-29 | 2008-06-11 | Aruze Corp. | Game card with an IC device and an antenna |
| JP2010160706A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Hallys Corp | 非接触icタグ類 |
| JP2010257416A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Toppan Printing Co Ltd | 情報記録媒体、非接触型ic付データキャリア、および情報記録媒体の製造方法 |
| US9934459B2 (en) | 2008-02-22 | 2018-04-03 | Toppan Printing Co., Ltd. | Transponder and booklet |
| CN108695595A (zh) * | 2011-09-14 | 2018-10-23 | 兰克森控股公司 | 射频识别天线 |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP7021785A patent/JPH08216573A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6595426B1 (en) | 1997-10-03 | 2003-07-22 | Gemplus | Method of manufacturing an electronic device having a chip and/or an antenna, and a device obtained by implementing the method |
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