JPH08216831A - 自動車の安全ベルト装置のための力制限器 - Google Patents

自動車の安全ベルト装置のための力制限器

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JPH08216831A
JPH08216831A JP7329089A JP32908995A JPH08216831A JP H08216831 A JPH08216831 A JP H08216831A JP 7329089 A JP7329089 A JP 7329089A JP 32908995 A JP32908995 A JP 32908995A JP H08216831 A JPH08216831 A JP H08216831A
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    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members
    • F16F7/123Deformation involving a bending action, e.g. strap moving through multiple rollers, folding of members
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の張力特性を選択することのできる安全
ベルトの力制限器。 【解決手段】 自動車の安全ベルト装置のための力制限
器において、該力制限器は2個のフィッティング(2
6、32)によって安全ベルト装置の力の流路内に配置
され、前記2個のフィッティング(26、32)間の距
離はエネルギーの転換を伴いながら増加させることが可
能であり、前記フィッティングの最初の1個(26)が
金属フレーム(20)に固定的に連結され、該金属フレ
ーム内にはピン(22)が取り付けられ、また前記フィ
ッティングの第2のフィッティングが金属片(30)の
第1端部(32)に連結され、該金属片が強制的に設定
された道筋に沿ってピン(22)の周りを通って引き抜
かれるようになっているように構成された自動車の安全
ベルト装置のための力制限器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の安全ベルト
の力の流路内に挿入されるようになった、安全ベルト装
置のための力制限器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】そのような力制限器は安全ベルト装置に
おいて用いられ、衝突中にベルトに生じるピーク荷重
を、力制限器の変形によって、自動車の乗客に傷をつけ
ない程度にまで、エネルギーの転換によって減少せし
め、該変形はベルトを介して加えられた張力の値がある
しきい値を越えた時に生じる。例えばそのようなエネル
ギーの転換は、自動における取り付け点と、安全ベルト
装置のベルトバックルとの間において行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような力制限器の
設計に関する重要な基準は、一方では、その値から力制
限器が有効状態となるしきい値であり、他方では、2個
のフィッティング間の長さの変化も含めたフィッティン
グ間に作用する力の特性である。乗客の拘束装置の全体
的な設計に依存した形状と、自動車の変形特性とにおい
て、ここでは各種の異なった特性を提供することが可能
であり、そのような特性の例としては次のようなものが
ある。即ち、高いしきい値と、その後の変形変位に沿っ
た一定の力の発生とを伴う特性や、または低いしきい値
と、暫増的な力の発生とを伴う特性がある。力制限器が
設計者によって与えられる変形変位の終了点において十
分な強度を有するような寸法になっていることに同時に
注意すべきであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの目的は、
その値から力制限器が有効状態になるしきい値と、変形
変位に沿った張力特性とが、形状寸法と材料とを単に選
択するだけで、広範囲に亘って再生可能的に調節可能な
力制限器を提供することにある。
【0005】本発明によると、2個の端部フィッティン
グないしとめ具によってベルトの力の流路(ないし伝達
経路)の中へ挿入することのできる力制限器が提供され
る。そのようなフィッティングの最初の1個は金属フレ
ームに固定的に連結され、該金属フレームの中にはピン
が取り付けられ、また第2のフィッティングは金属片の
第1端部に連結されている。金属片は強制的に案内され
る道筋に沿ってピンの周りを通って引き抜かれるように
配置されている。金属片形状を適当に選択することによ
って、この設計は本発明による力制限器の特性を、力制
限器が有効状態になるしきい値とはほぼ無関係に、広範
囲に亘って自由に選択することを可能にする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好的実施例について添付
図面を参照しながら説明することにする。
【0007】図1は、本発明による力制限器10を部分
断面的に示した概略側面図である。該力制限器10は、
好ましくは曲がった板金部材の形をした金属フレーム2
0を有している。該金属フレーム20はU字形状になっ
ており、図1の断面部分より後における突出部分と断面
状になった中間部分とが見られる。該中間部分には第1
フィッティングないしとめ具26からなる延長部が設け
られており、該フィッティングには、図1の点線で概略
的に示したようにベルトバックル40が取り付けられて
いる。該ベルトバックル40とは反対の端部において
は、前記金属フレーム20の中間部分には支持体24が
設けられており、その機能については後述する。
【0008】金属フレーム20の2つの端部の間には、
変向ピン22が取り付けられている。このピン22の周
囲を金属片ないしストリップ30が取り巻いており、フ
ィッティング32の形態の第1端部と第2端部34との
間で、本質的に180度変向されている。金属片30の
第2端部34とピン22の周囲を取り巻いている金属片
30の部分との間において、金属フレーム20の中間部
分に配置された前記支持体24が、金属片30のピンと
は反対側の側面と係合している。金属片30が金属フレ
ーム20から抜け出されてしまうのを防ぐために、金属
片30の第2端部34には、例えば、その狭い方の側部
において突出部31が設けられており(図2参照)、該
突出部は、力制限器10の変形変位の終了点近くになる
と金属フレームと接触し、従って変形変位を制限するこ
とになる。前記金属片30は好ましくは曲がった板金構
造物である。
【0009】前記力制限器10は2個のフィッティング
26、32を介して安全ベルトの力の流路の中に挿入さ
れ、衝突事故の時には次のようにして作用する。即ち、
2個のフィッティングないしとめ具26と32との間の
有効な張力が所定のしきい値を越えると、金属片30と
変向ピン22との間に作用する摩擦力と、金属片30の
たわみ抵抗によって生じる抑止力との合計を上回り、そ
うなると金属片30は金属フレーム20を通って、図1
の下方向へ、ピン22を周って引き抜かれるであろう。
そのような出来事の間は、支持体24と第2フィッティ
ング32に作用する張力とが存在することによって、金
属片30は所定の道筋に追従させられる。金属片が金属
フレーム20の中を移動することによって、2個の前記
フィッティング26と32との間の距離が増加し、それ
に伴って塑性変形によるエネルギーの転換と、摩擦熱が
発生し、従って、フィッティング間の有効な張力は設計
者によって予め定められた程度に限定され、その変形変
位に沿った張力の変化特性がグラフの形で表されてい
る。
【0010】変形変位あるいは変形路に沿った張力の変
化特性は、金属片30の図1の(A)で示された部分の
設計によって特に簡単な方法で設定することができる。
図3の(a)から図5の(a)までにおいては金属片3
0のそのような部分の異なった設計が示されており、図
3の(b)から図5の(b)までにおいては、そのよう
な設計の特性が示されている。図3の(a)において
は、金属片30は部分(A)の巾が一定になっており、
2個のフィッティング間の張力があるしきい値を越える
と、変形路(S)に沿った力は変形路の終了点に到るま
でほぼ一定の値(F)になり、変形路(S)の終了点の
ところで張力(F)は急激に増加(図3の(b)参照)
するが、それは金属片30の第2端部34と金属フレー
ム20との協動作用によるものである。
【0011】図4の(a)においては、金属片30はピ
ン22と係合する部分と第2端部34との間で巾が増加
していく部分(A)を有しており、従って張力に関して
比較的低いしきい値が設定されるであろう。図4の
(b)に示したように、このしきい値に到達した後は、
張力(F)は変形変位(S)に沿って単調に増加し、図
3の場合と同様に、変形変位(S)の終了点近くで急激
に増加するであろう。
【0012】図5の(a)においては、金属片30は部
分(A)の巾がピン22と係合する部分と第2端部34
との間で減少している。この設計によると、フィッティ
ング間の張力のしきい値は比較的高く、力制限器は張力
(F)がそのようなしきい値に到達した後に、変形変位
に沿って減少していくという効果を有している。図3及
び図4の場合と同様に、金属片30の第2端部34と金
属フレーム20との協動作用によって変形変位の終了点
に向かって張力は増加する。
【0013】前記突出部の機能もまた、金属片30の第
2端部34の他の形状によって想定することができる。
そのような設計の例が図6の(a)から(c)までに示
されている。この点に関して言うと、図6の(b)に示
した形状は図2の形状と同じであるが、金属片の第2端
部34に形成された突出部が2個のフック状延長部を有
している点が変更されている。この実施例においては、
図2の実施例と同様に、力制限器の変形路は、金属片3
0の端部34と金属フレーム20との間で生じる接触に
よって、力制限器部材10の変形変位に逆らって延在す
る突出部の係合によって制限される。
【0014】図6の(a)および(b)に示した設計に
おいては、力制限器10の変形変位は金属片30の端部
34と金属フレーム20との間でクランピング作用が生
じることを含んでいる。図6の(a)に示した実施例に
おいては、金属片30の端部34は折り返されている。
金属片30の全体的な厚さは、ピン22と金属フレーム
20の中間部分との間のギャップ巾より大きく、従っ
て、金属フレーム20の中間部分とピン22との協動作
用によって、力制限器10の変形変位が制限される。
【0015】図6の(c)に示した実施例においては、
金属片30の端部34における巾が連続的に増加してい
る。従って、変形変位の終了点に向かって、U字状の金
属フレーム20のリブと金属片30との間にクランピン
グ作用が生じ、そのようなクランピング作用によって、
金属片30は抵抗が増加するのも伴って、金属フレーム
20からさらにぬけにくくなる。図2や、図6の
(a)、および(b)の実施例に示したように、変形変
位が一種の接触作用によって制限されているのとは異な
り、図6の(c)の実施例では、力制限器の変形変位は
比較的緩やかな状態で制限をかけられることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による力制限器の概略的な部分断面的な
側面図。
【図2】図1における力制限器の金属片が巻つけられて
いない状態の図。
【図3】本発明の第1の実施例で、(a)は図1のAで
示した金属片の部分の形状を示し、(b)はその特性を
示す。
【図4】本発明の第2の実施例で、(a)は図1のAで
示した金属片の部分の形状を示し、(b)はその特性を
示す。
【図5】本発明の第3の実施例で、(a)は図1のAで
示した金属片の部分の形状を示し、(b)はその特性を
示す。
【図6】金属片の第2端部を示し、(a)から(c)は
それぞれ異なった形状ないし形態(構成)を示してい
る。
【符号の説明】
10 力制限器 20 金属フレーム 22 ピン 24 支持体 26 第1フィッティング 30 金属片 32 第1端部 34 第2端部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の安全ベルト装置のための力制限
    器において、該力制限器は2個のフィッティング(2
    6、32)によって安全ベルト装置の力の流路内に配置
    され、前記2個のフィッティング(26、32)間の距
    離はエネルギーの転換を伴いながら増加させることが可
    能であり、前記フィッティングの最初の1個の(26)
    が金属フレーム(20)に固定的に連結され、該金属フ
    レーム内にはピン(22)が取り付けられ、また前記フ
    ィッティングの第2のフィッティング(32)が金属片
    (30)の第1端部(32)に連結され、該金属片が強
    制的に設定された道筋に沿ってピン(22)の周りを通
    って引き抜かれるように構成された自動車の安全ベルト
    装置のための力制限器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された力制限器におい
    て、該力制限器の第1端部と第2端部(34)との間に
    おいて金属片(30)がほぼ180度曲がっている自動
    車の安全ベルト装置のための力制限器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された力制限器におい
    て、前記金属フレーム(20)内には金属片(30)の
    ための支持体(24)が設けられ、該支持体が、該金属
    片の第2端部(34)と、ピン(22)に係合している
    部分との間において、金属片(30)のピンとは反対側
    の側面と係合し得るように構成されている自動車の安全
    ベルト装置のための力制限器。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの1項に記載
    された力制限器において、前記金属片(30)の巾が、
    ピン(22)に係合している部分と第2端部(34)と
    の間で一定である自動車の安全ベルト装置のための力制
    限器。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれかの1項に記載
    された力制限器において、前記金属片(30)の巾が、
    ピン(22)に係合している部分と第2端部34との間
    で増加する自動車の安全ベルト装置のための力制限器。
  6. 【請求項6】 請求項1から3のいずれかの1項に記載
    された力制限器において、前記金属片(30)の巾が、
    ピン(22)に係合している部分と第2端部(34)と
    の間で減少する自動車の安全ベルト装置のための力制限
    器。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかの1項に記載
    された力制限器において、金属片(30)の厚さが一定
    である自動車の安全ベルト装置のための力制限器。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかの1項に記載
    された力制限器において、金属片(30)の第2端部
    (34)は、金属片(30)が金属フレーム(20)か
    ら完全に引き抜かれるのを防ぐような形状を有する自動
    車の安全ベルト装置のための力制限器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された力制限器におい
    て、金属片(30)の金属フレームからのそのような完
    全な引き抜きを防ぐようになった、第2端部の折り返し
    部を有する構成になった自動車の安全ベルト装置のため
    の力制限器。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載された力制限器におい
    て、金属片(30)の金属フレームからのそのような完
    全な引き抜きを防ぐようになった、金属片(30)の狭
    い方の側部に横方向の突出部を有する構成になった自動
    車の安全ベルト装置のための力制限器。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかの1項に
    記載された力制限器において、前記第1フィッティング
    (26)が金属フレーム(20)と一体的に製造されて
    いる自動車の安全ベルト装置のための力制限器。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかの1項に
    記載された力制限器において、前記第2フィッティング
    (32)が金属片(30)と一体的に製造されている自
    動車の安全ベルト装置のための力制限器。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれかの1項に
    記載された力制限器において、前記金属片(30)が打
    ち抜き加工した板金材である自動車の安全ベルト装置の
    ための力制限器。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかの1項に
    記載された力制限器において、前記金属フレーム(2
    0)が曲げ加工をした板金材である自動車の安全ベルト
    装置のための力制限器。
JP7329089A 1994-12-19 1995-12-18 自動車の安全ベルト装置のための力制限器 Expired - Lifetime JP2664357B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE44453221 1994-12-19
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JPH08216831A true JPH08216831A (ja) 1996-08-27
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EP (1) EP0718163B1 (ja)
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DE (2) DE4445322A1 (ja)
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