JPH08217138A - 冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体 - Google Patents
冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体Info
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- JPH08217138A JPH08217138A JP5647095A JP5647095A JPH08217138A JP H08217138 A JPH08217138 A JP H08217138A JP 5647095 A JP5647095 A JP 5647095A JP 5647095 A JP5647095 A JP 5647095A JP H08217138 A JPH08217138 A JP H08217138A
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- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開封後保存中の品質劣化が少なく、製造コス
トが安価であり、しかも冷蔵食品の取り出しが容易であ
る冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体を提供する。 【構成】 両端縁部に横シ−ル部及び直交方向に縦シ−
ル部を有する冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体において、
前記縦シ−ル部を偏移させて配置し、前記両端縁部の横
シ−ル部間に渡って包装体を開封する易開封手段を、前
記縦シ−ル部に掩覆される位置に配設する。
トが安価であり、しかも冷蔵食品の取り出しが容易であ
る冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体を提供する。 【構成】 両端縁部に横シ−ル部及び直交方向に縦シ−
ル部を有する冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体において、
前記縦シ−ル部を偏移させて配置し、前記両端縁部の横
シ−ル部間に渡って包装体を開封する易開封手段を、前
記縦シ−ル部に掩覆される位置に配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵食品を包装したピ
ロ−タイプ包装体に関する。更に詳しくは、本発明は、
開封した後、使い残した冷蔵食品を簡便に再度封入する
ことができ、かつその後の冷蔵中における品質劣化を抑
制することができ、しかも安価なピロ−タイプ包装体に
関する。
ロ−タイプ包装体に関する。更に詳しくは、本発明は、
開封した後、使い残した冷蔵食品を簡便に再度封入する
ことができ、かつその後の冷蔵中における品質劣化を抑
制することができ、しかも安価なピロ−タイプ包装体に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、可撓性のフィルムによって形成
される包装体の形式としては、三方シ−ル、四方シ−
ル、ピロ−、ガゼット、スティック、スタンドパウチ等
の形式があるが、この中でもピロ−(縦ピロ−袋、横ピ
ロ−袋、パ−トコ−ト等)及びガゼット(両ガゼット、
片ガゼット)はピロ−タイプ包装体と総称されており、
単体の固形物、バラ物の固形物、液体、粉体等、種々の
物品を包装する包装体として広く利用されている。
される包装体の形式としては、三方シ−ル、四方シ−
ル、ピロ−、ガゼット、スティック、スタンドパウチ等
の形式があるが、この中でもピロ−(縦ピロ−袋、横ピ
ロ−袋、パ−トコ−ト等)及びガゼット(両ガゼット、
片ガゼット)はピロ−タイプ包装体と総称されており、
単体の固形物、バラ物の固形物、液体、粉体等、種々の
物品を包装する包装体として広く利用されている。
【0003】前記ピロ−タイプ包装体(以下、包装体と
記載することがある。)が形成される手順を、横型ピロ
−包装機の包装工程により説明する。
記載することがある。)が形成される手順を、横型ピロ
−包装機の包装工程により説明する。
【0004】まず、シ−ト状の包装材料が、長手方向に
水平に移動しており、その上に被包装物を載置する。次
いで包装材料の両端を持ち上げて重ね合わせて被包装物
を包み、その重ね合わせた両端部分を長手方向にシ−ル
して(以下、このシ−ルされた部分を縦シ−ル部と記載
する。)全体を筒状体とする。従って、この筒状体の長
手方向には縦シ−ル部が形成されており、かつ内部には
被包装物が載置されている状態となる。次いで被包装物
の両端部において、縦シ−ル部と直交する方向に筒状体
をシ−ルして(以下、このシ−ルされた部分を横シ−ル
部と記載する)被包装物を密封する。次いで、この横シ
−ル部において筒状体を切断分離すると、両端縁部に横
シ−ル部を各々有するピロ−タイプ包装体を得ることが
できる。
水平に移動しており、その上に被包装物を載置する。次
いで包装材料の両端を持ち上げて重ね合わせて被包装物
を包み、その重ね合わせた両端部分を長手方向にシ−ル
して(以下、このシ−ルされた部分を縦シ−ル部と記載
する。)全体を筒状体とする。従って、この筒状体の長
手方向には縦シ−ル部が形成されており、かつ内部には
被包装物が載置されている状態となる。次いで被包装物
の両端部において、縦シ−ル部と直交する方向に筒状体
をシ−ルして(以下、このシ−ルされた部分を横シ−ル
部と記載する)被包装物を密封する。次いで、この横シ
−ル部において筒状体を切断分離すると、両端縁部に横
シ−ル部を各々有するピロ−タイプ包装体を得ることが
できる。
【0005】この場合、縦シ−ル部が形成された後に横
シ−ル部が形成されるため、縦シ−ル部と横シ−ル部と
が交差する箇所においては、二つのシ−ルは互いに略々
重着されている(以下、縦シ−ル部と横シ−ル部とが交
差する箇所を重着箇所と記載する)。このように、縦シ
−ル部は重着箇所において横シ−ル部に重着されている
ため、包装体においては、縦シ−ル部は、通常、付根部
分から折り曲がっており、片側が全体的に包装体表面と
接触または近接する状態になっている。また、このよう
な従来の包装体の縦シ−ル部の位置は、一般に、付根部
分が包装体の中心位置に配置されている。
シ−ル部が形成されるため、縦シ−ル部と横シ−ル部と
が交差する箇所においては、二つのシ−ルは互いに略々
重着されている(以下、縦シ−ル部と横シ−ル部とが交
差する箇所を重着箇所と記載する)。このように、縦シ
−ル部は重着箇所において横シ−ル部に重着されている
ため、包装体においては、縦シ−ル部は、通常、付根部
分から折り曲がっており、片側が全体的に包装体表面と
接触または近接する状態になっている。また、このよう
な従来の包装体の縦シ−ル部の位置は、一般に、付根部
分が包装体の中心位置に配置されている。
【0006】前記ピロ−タイプ包装体は、食品の分野で
広く利用されており、安価で密封性が良いことから、特
に冷蔵食品の包装に好適に利用されている。
広く利用されており、安価で密封性が良いことから、特
に冷蔵食品の包装に好適に利用されている。
【0007】従来、冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体を開
封する方法としては、例えば、次の(a)及び(b)の
方法があった。
封する方法としては、例えば、次の(a)及び(b)の
方法があった。
【0008】(a)前記横シ−ル部の付根部分をハサミ
で切断し、横シ−ル部に沿って開封する方法。
で切断し、横シ−ル部に沿って開封する方法。
【0009】(b)横シ−ルの一部にVノッチ(切り欠
き部)を設けておき、Vノッチから包装体を手で引き裂
いて開封する方法。
き部)を設けておき、Vノッチから包装体を手で引き裂
いて開封する方法。
【0010】図5によって前記(a)及び(b)の方法
を説明する。図5は従来の包装体の開封方法を示す斜視
図である。図5においては、縦シ−ル部は包装体10の
下側に存在しており、図示を省略している。前記(a)
の方法では、包装体10には予め横シ−ル部11に沿っ
て点線13が印刷されている。開封する際には、ハサ
ミ、カッタ−等の道具を用いて、この点線に沿って包装
体10を切断し、図中の矢印X方向に開封する。また、
前記(b)の方法では、包装体10の横シ−ル部11に
Vノッチ12が設けられている。開封する際には、この
Vノッチ12から包装体10を手で引き裂き、矢印Y方
向に開封する。この場合に、横シ−ル部11を予めY方
向に向けた延伸性フィルムによって構成しておけばVノ
ッチ12を省略することもできる。
を説明する。図5は従来の包装体の開封方法を示す斜視
図である。図5においては、縦シ−ル部は包装体10の
下側に存在しており、図示を省略している。前記(a)
の方法では、包装体10には予め横シ−ル部11に沿っ
て点線13が印刷されている。開封する際には、ハサ
ミ、カッタ−等の道具を用いて、この点線に沿って包装
体10を切断し、図中の矢印X方向に開封する。また、
前記(b)の方法では、包装体10の横シ−ル部11に
Vノッチ12が設けられている。開封する際には、この
Vノッチ12から包装体10を手で引き裂き、矢印Y方
向に開封する。この場合に、横シ−ル部11を予めY方
向に向けた延伸性フィルムによって構成しておけばVノ
ッチ12を省略することもできる。
【0011】また、特開平6−345129号公報に
は、一度開封した後、再度封鎖することができる方法と
して、以下の(c)及び(d)の方法が開示されてお
り、更に、実開昭62−108237号公報には(e)
の方法が、特開平3−43361号公報には(f)の方
法が開示されている。
は、一度開封した後、再度封鎖することができる方法と
して、以下の(c)及び(d)の方法が開示されてお
り、更に、実開昭62−108237号公報には(e)
の方法が、特開平3−43361号公報には(f)の方
法が開示されている。
【0012】(c)包装体に開口部及びこの開口部を掩
覆するひれ状密封部を設けておき、ひれ状密封部により
開口部を開閉する方法。
覆するひれ状密封部を設けておき、ひれ状密封部により
開口部を開閉する方法。
【0013】(d)包装体に弱化線を設けこの弱化線を
切断して包装体を開封するが、予め切断箇所に剥離及び
接着自在の別部材を貼着しておき、この別部材の剥離及
び接着により包装体の開閉を行う方法。
切断して包装体を開封するが、予め切断箇所に剥離及び
接着自在の別部材を貼着しておき、この別部材の剥離及
び接着により包装体の開閉を行う方法。
【0014】(e)縦シ−ル部と平行にファスナ−を設
けるとともに、縦シ−ル部とファスナ−との中間部分に
破断開封部を設け、開封後はファスナ−によって包装体
を開閉する方法。
けるとともに、縦シ−ル部とファスナ−との中間部分に
破断開封部を設け、開封後はファスナ−によって包装体
を開閉する方法。
【0015】(f)予め縦シ−ル部を反復開閉可能な密
封材にて構成し、開封後はこの密封材によって包装体を
開閉する方法。
封材にて構成し、開封後はこの密封材によって包装体を
開閉する方法。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵食品の包装体にお
いて、前記(a)及び(b)の開封方法をとるものは、
一旦開封すると再度封鎖することができず、冷蔵食品を
全量使い切らずに残した場合には、その後の保存性の面
で不都合が生じることがあった。例えば、冷蔵食品がス
ライスチ−ズである場合は、複数枚のスライスチ−ズが
一の包装体に包装されているが、使い残したスライスチ
−ズを包装体に戻して冷蔵庫に保存した場合には、包装
体内部が外気に開放されているためスライスチ−ズが乾
燥し、硬化が進み、色調が悪くなり、食感が低下するな
ど、品質が劣化する可能性があった。また、このような
可能性を考慮して、通常はスライスチ−ズを別途一枚毎
にフィルム包装することが行われており、これが製造コ
ストの上昇要因にもなっていた。
いて、前記(a)及び(b)の開封方法をとるものは、
一旦開封すると再度封鎖することができず、冷蔵食品を
全量使い切らずに残した場合には、その後の保存性の面
で不都合が生じることがあった。例えば、冷蔵食品がス
ライスチ−ズである場合は、複数枚のスライスチ−ズが
一の包装体に包装されているが、使い残したスライスチ
−ズを包装体に戻して冷蔵庫に保存した場合には、包装
体内部が外気に開放されているためスライスチ−ズが乾
燥し、硬化が進み、色調が悪くなり、食感が低下するな
ど、品質が劣化する可能性があった。また、このような
可能性を考慮して、通常はスライスチ−ズを別途一枚毎
にフィルム包装することが行われており、これが製造コ
ストの上昇要因にもなっていた。
【0017】前記(c)〜(f)の方法はこれらの欠点
を解消するものであるが、以下のような問題点があっ
た。
を解消するものであるが、以下のような問題点があっ
た。
【0018】即ち、前記(c)及び(d)の方法では、
開口部、ひれ状密封部、弱化線等を個々の包装体に設け
る必要があり、各々の包装体にあわせて加工を施す必要
があるため、製造工程が複雑化し、製造コストが上昇す
る問題があった。
開口部、ひれ状密封部、弱化線等を個々の包装体に設け
る必要があり、各々の包装体にあわせて加工を施す必要
があるため、製造工程が複雑化し、製造コストが上昇す
る問題があった。
【0019】また、(e)及び(f)の方法において
も、通常のシ−ル以外にファスナ−、密封材等の別部材
を設ける必要があり、やはり包装体の製造コストが上昇
する問題があった。
も、通常のシ−ル以外にファスナ−、密封材等の別部材
を設ける必要があり、やはり包装体の製造コストが上昇
する問題があった。
【0020】換言すれば、前記(c)〜(f)の方法に
おいては、包装体を開封した後の開口部を再度密封する
ことを技術的思想としており、このための特殊な構造を
包装体に付加したために、製造コストが上昇する結果と
なっていた。
おいては、包装体を開封した後の開口部を再度密封する
ことを技術的思想としており、このための特殊な構造を
包装体に付加したために、製造コストが上昇する結果と
なっていた。
【0021】更に、前記(e)及び(f)の方法では、
冷蔵食品の形状によっては、包装体から取り出し難いこ
とがあり、例えば、前記(e)及び(f)の方法をスラ
イス食品の包装体に適用した場合には、開封した後の開
口部の端部分にスライス食品が引っ掛かりやすく、好適
とはいえなかった。
冷蔵食品の形状によっては、包装体から取り出し難いこ
とがあり、例えば、前記(e)及び(f)の方法をスラ
イス食品の包装体に適用した場合には、開封した後の開
口部の端部分にスライス食品が引っ掛かりやすく、好適
とはいえなかった。
【0022】本発明者らは、冷蔵食品に用いられるピロ
−タイプ包装体に関して、開封した後においても冷蔵食
品の品質劣化を抑制できるとともに製造コストが安価で
あり、しかも冷蔵食品の取り出しが容易である包装体を
開発するべく鋭意研究を重ねた。
−タイプ包装体に関して、開封した後においても冷蔵食
品の品質劣化を抑制できるとともに製造コストが安価で
あり、しかも冷蔵食品の取り出しが容易である包装体を
開発するべく鋭意研究を重ねた。
【0023】その結果、開封後の包装体を保存する際
に、開口部をなんらかの部材で掩覆し、これを下側に向
けた状態で包装体を載置するだけで、特に再度密封せず
とも品質劣化を抑制できることを発見した。
に、開口部をなんらかの部材で掩覆し、これを下側に向
けた状態で包装体を載置するだけで、特に再度密封せず
とも品質劣化を抑制できることを発見した。
【0024】また、前記開口部を掩覆する部材として縦
シ−ル部を利用すれば、包装体の構造が極めて簡単にな
り、製造コストが削減できること、更に、縦シ−ル部の
位置を包装体の一方の端部寄りに配置すれば、冷蔵食品
の取り出しが容易であることを見い出し、本発明を完成
した。
シ−ル部を利用すれば、包装体の構造が極めて簡単にな
り、製造コストが削減できること、更に、縦シ−ル部の
位置を包装体の一方の端部寄りに配置すれば、冷蔵食品
の取り出しが容易であることを見い出し、本発明を完成
した。
【0025】本発明は、前記従来技術の問題点に鑑み
て、一度開封した後でも冷蔵食品の保存性が良好であ
り、かつ安価に製造でき、しかも冷蔵食品を容易に取り
出すことができる冷蔵食品用のピロ−タイプ包装体を提
供することを目的とする。
て、一度開封した後でも冷蔵食品の保存性が良好であ
り、かつ安価に製造でき、しかも冷蔵食品を容易に取り
出すことができる冷蔵食品用のピロ−タイプ包装体を提
供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、両端縁部に各々横シ−ル部を有するととも
に前記各横シ−ル部と直交する方向に縦シ−ル部を有す
る冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体において、前記縦シ−
ル部の付根部分を包装体の一方の端部寄りに配置し、両
端縁部の各横シ−ル部間に渡って包装体を開封する易開
封手段を、前記縦シ−ル部に掩覆される位置に配設した
ことを特徴とする冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体、であ
る。
の本発明は、両端縁部に各々横シ−ル部を有するととも
に前記各横シ−ル部と直交する方向に縦シ−ル部を有す
る冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体において、前記縦シ−
ル部の付根部分を包装体の一方の端部寄りに配置し、両
端縁部の各横シ−ル部間に渡って包装体を開封する易開
封手段を、前記縦シ−ル部に掩覆される位置に配設した
ことを特徴とする冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体、であ
る。
【0027】また本発明は、前記易開封手段により開封
した後の開口部を前記縦シ−ル部によって掩覆し、かつ
前記開口部を下側に向けた状態で包装体を載置し、これ
によって前記開口部を再封すること、を望ましい態様と
もしている(以下、第一の態様と記載する)。
した後の開口部を前記縦シ−ル部によって掩覆し、かつ
前記開口部を下側に向けた状態で包装体を載置し、これ
によって前記開口部を再封すること、を望ましい態様と
もしている(以下、第一の態様と記載する)。
【0028】また本発明は、前記易開封手段を配設した
面の反対側の面に折目を設け、開封した包装体の前記端
部の側を前記折目から折曲してフ−ド状に開閉するこ
と、を望ましい態様ともしている(以下、第二の態様と
記載する)。
面の反対側の面に折目を設け、開封した包装体の前記端
部の側を前記折目から折曲してフ−ド状に開閉するこ
と、を望ましい態様ともしている(以下、第二の態様と
記載する)。
【0029】更に本発明は、冷蔵食品がスライス食品で
あること、を望ましい態様としてもいる(以下、第三の
態様と記載する)。
あること、を望ましい態様としてもいる(以下、第三の
態様と記載する)。
【0030】本発明において包装体を製造する手順は、
基本的には、前述した従来のピロ−タイプ包装体を製造
する手順と同様である。また、本発明の包装体を構成す
る包装材料は、従来の包装材料、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン、アルミ
等、又は複数の包装材料を多層状に組み合わせた包装材
料、例えば、塩化ビニリデンコ−ト、ポリエステル、及
びポリエチレンの組み合わせ、塩化ビニリデンコ−ト、
ナイロン、及びポリプロピレンの組み合わせ、若しくは
ポリプロピレン、ポリエチレン、アルミ、及びポリエチ
レンの組み合わせ等を使用することができる。また、表
層にはアルミ箔ラミネ−トフィルム、アルミ蒸着フィル
ム等を使用することもできる。包装材料はガスバリア−
性に優れたものが望ましく、特に、EVOH、ポリ塩化
ビニリデン、ナイロン等が好適である。包装材料の厚さ
については特に制約はないが、材料のコスト及び包装体
の柔軟性を考慮すれば、厚さは0.2ミリメ−トル以下
であることが好ましい。
基本的には、前述した従来のピロ−タイプ包装体を製造
する手順と同様である。また、本発明の包装体を構成す
る包装材料は、従来の包装材料、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン、アルミ
等、又は複数の包装材料を多層状に組み合わせた包装材
料、例えば、塩化ビニリデンコ−ト、ポリエステル、及
びポリエチレンの組み合わせ、塩化ビニリデンコ−ト、
ナイロン、及びポリプロピレンの組み合わせ、若しくは
ポリプロピレン、ポリエチレン、アルミ、及びポリエチ
レンの組み合わせ等を使用することができる。また、表
層にはアルミ箔ラミネ−トフィルム、アルミ蒸着フィル
ム等を使用することもできる。包装材料はガスバリア−
性に優れたものが望ましく、特に、EVOH、ポリ塩化
ビニリデン、ナイロン等が好適である。包装材料の厚さ
については特に制約はないが、材料のコスト及び包装体
の柔軟性を考慮すれば、厚さは0.2ミリメ−トル以下
であることが好ましい。
【0031】次に、本発明の構成を詳しく説明するが、
本発明の要素には、後記実施例の要素との対応を容易に
するため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを
付記している。本発明を後記の実施例の符号と対応させ
て説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであ
って本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
本発明の要素には、後記実施例の要素との対応を容易に
するため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを
付記している。本発明を後記の実施例の符号と対応させ
て説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであ
って本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0032】図1は、本発明の一実施例を示す図であ
り、図2は、一実施例の作用を説明する断面図である。
り、図2は、一実施例の作用を説明する断面図である。
【0033】前記のとおり、従来の包装体では、縦シ−
ル部の付根部分が包装体の中央部に配置されていること
が多かった。しかし本発明では、前記縦シ−ル部(3)
の付根部分(3a)の位置を、包装体(1)の一方の端
部(1a)寄りに配置している。「端部寄りに配置」と
は、少なくとも包装体(1)の中央部(矢印A)よりも
端部(1a)に近い位置に偏移される状態で配置される
ことを意味しており、偏移される方向はいずれの端部寄
りであっても良い。また、偏移される度合いは、包装さ
れるべき冷蔵食品(C)の厚さ、形状によって適宜決定
することができる。しかし、少なくとも、包装体の端部
(1a)から中央部(矢印A)までの距離を基準とし
て、端部(1a)からこの距離の1/10以上離れた範
囲、好ましくは1/10以上離れ1/2以下近い距離範
囲に付根部分(3a)を配置すれば、後述する本発明の
作用が最も効果的に発揮でき、望ましい。尚、縦シ−ル
部(3)の幅については特に制約はなく、どのような幅
であってもよい。
ル部の付根部分が包装体の中央部に配置されていること
が多かった。しかし本発明では、前記縦シ−ル部(3)
の付根部分(3a)の位置を、包装体(1)の一方の端
部(1a)寄りに配置している。「端部寄りに配置」と
は、少なくとも包装体(1)の中央部(矢印A)よりも
端部(1a)に近い位置に偏移される状態で配置される
ことを意味しており、偏移される方向はいずれの端部寄
りであっても良い。また、偏移される度合いは、包装さ
れるべき冷蔵食品(C)の厚さ、形状によって適宜決定
することができる。しかし、少なくとも、包装体の端部
(1a)から中央部(矢印A)までの距離を基準とし
て、端部(1a)からこの距離の1/10以上離れた範
囲、好ましくは1/10以上離れ1/2以下近い距離範
囲に付根部分(3a)を配置すれば、後述する本発明の
作用が最も効果的に発揮でき、望ましい。尚、縦シ−ル
部(3)の幅については特に制約はなく、どのような幅
であってもよい。
【0034】更に、本発明では、図1(イ)に示すよう
に、縦シ−ル部(3)に掩覆される位置に易開封手段
(5)を備えている。縦シ−ル部(3)は重着箇所
(4、4)において側面が横シ−ル部(2、2)に重着
されているため、全体が付根(3a)から折れ曲がって
おり、縦シ−ル部(3)の片側は全体的に包装体表面と
接触または近接する状態になっている。本発明の「縦シ
−ル部に掩覆される位置」に配設したとは、この折れ曲
がった縦シ−ル部(3)によって覆われる範囲に易開封
手段(5)を備えたことを意味する。
に、縦シ−ル部(3)に掩覆される位置に易開封手段
(5)を備えている。縦シ−ル部(3)は重着箇所
(4、4)において側面が横シ−ル部(2、2)に重着
されているため、全体が付根(3a)から折れ曲がって
おり、縦シ−ル部(3)の片側は全体的に包装体表面と
接触または近接する状態になっている。本発明の「縦シ
−ル部に掩覆される位置」に配設したとは、この折れ曲
がった縦シ−ル部(3)によって覆われる範囲に易開封
手段(5)を備えたことを意味する。
【0035】易開封手段(5)は包装体(1)を容易に
開封させる機構であり、かつ、所定の形状に包装体
(1)を開封させる機構であればいかなるものでもよ
い。「両端縁部の各横シ−ル部間に渡って包装体を開封
する」とは、包装体(1)を開封した後に生じる開口部
(O)が、横シ−ル部(2、2)に到達するほど長く開
かれることを意味している。このような開口部(O)
は、包装体(1)を分断することになり、包装体(1)
の片面を二つの区画に分割することになる。要するに、
易開封手段(5)は、このように横シ−ル部(2、2)
にまで到達する開口部(O)を生じさせるものであれば
いかなる構造、形態のものでも良い。
開封させる機構であり、かつ、所定の形状に包装体
(1)を開封させる機構であればいかなるものでもよ
い。「両端縁部の各横シ−ル部間に渡って包装体を開封
する」とは、包装体(1)を開封した後に生じる開口部
(O)が、横シ−ル部(2、2)に到達するほど長く開
かれることを意味している。このような開口部(O)
は、包装体(1)を分断することになり、包装体(1)
の片面を二つの区画に分割することになる。要するに、
易開封手段(5)は、このように横シ−ル部(2、2)
にまで到達する開口部(O)を生じさせるものであれば
いかなる構造、形態のものでも良い。
【0036】しかし、易開封手段(5)の態様として
は、両端縁部の各横シ−ル部(2、2)相互を連絡する
長さであって、かつ包装体(1)を直線的に開封する形
状であって、更にこれを縦シ−ル部(3)と並行に設け
る態様が望ましい。このようにすれば、包装体(1)の
製造に際して、より安価に製造することができる。即
ち、予めシ−ト状の包装材料の縁部近傍に易開封手段を
長手方向に設けておけば、筒状体の縦シ−ル部を形成す
る際に縦シ−ル部の近傍に自動的に易開封手段を配置す
ることができる。そして、筒状体に横シ−ル部を形成し
た後は、易開封手段が両端縁部の各横シ−ル部どうしを
連絡する形態となり、包装体を開封する際には「両端縁
部の各横シ−ル部間に渡って開封する」ことができる。
この結果、簡易な製造工程で本発明の包装体を得ること
ができる。
は、両端縁部の各横シ−ル部(2、2)相互を連絡する
長さであって、かつ包装体(1)を直線的に開封する形
状であって、更にこれを縦シ−ル部(3)と並行に設け
る態様が望ましい。このようにすれば、包装体(1)の
製造に際して、より安価に製造することができる。即
ち、予めシ−ト状の包装材料の縁部近傍に易開封手段を
長手方向に設けておけば、筒状体の縦シ−ル部を形成す
る際に縦シ−ル部の近傍に自動的に易開封手段を配置す
ることができる。そして、筒状体に横シ−ル部を形成し
た後は、易開封手段が両端縁部の各横シ−ル部どうしを
連絡する形態となり、包装体を開封する際には「両端縁
部の各横シ−ル部間に渡って開封する」ことができる。
この結果、簡易な製造工程で本発明の包装体を得ること
ができる。
【0037】尚、この場合、シ−ト状包装材料に易開封
手段を設けるに際しては、包装材料の縁部から少なくと
も縦シ−ル部の幅長よりも長い距離であって、かつ縦シ
−ル部の幅長の2倍よりも短い距離に設ければ、包装体
が完成した後に易開封手段が縦シ−ル部に掩覆される位
置に自動的に配置されることになる。
手段を設けるに際しては、包装材料の縁部から少なくと
も縦シ−ル部の幅長よりも長い距離であって、かつ縦シ
−ル部の幅長の2倍よりも短い距離に設ければ、包装体
が完成した後に易開封手段が縦シ−ル部に掩覆される位
置に自動的に配置されることになる。
【0038】易開封手段(5)の構造としては、予め包
装材料の表面にストリップテ−プを貼着しておき、この
ストリップテ−プを引っ張ることにより包装体表面を直
線状に断列させて開封する構造、予め包装材料の表面の
表層の浅い部分にミシン目を入れておき、開封に際して
は手で引っ張ってミシン目に沿って直線状に開裂する構
造、予め包装材料の表面にレ−ザ−処理を行って易カッ
ト性を付与しておき、同様に手で引っ張って開裂する構
造、等が例示できる。
装材料の表面にストリップテ−プを貼着しておき、この
ストリップテ−プを引っ張ることにより包装体表面を直
線状に断列させて開封する構造、予め包装材料の表面の
表層の浅い部分にミシン目を入れておき、開封に際して
は手で引っ張ってミシン目に沿って直線状に開裂する構
造、予め包装材料の表面にレ−ザ−処理を行って易カッ
ト性を付与しておき、同様に手で引っ張って開裂する構
造、等が例示できる。
【0039】前記本発明の第一の態様では、前記易開封
手段(5)により開封した後の開口部(O)を、前記縦
シ−ル部(3)によって再度掩覆し、更に、掩覆した開
口部(O)を包装体(1)の下側に向けた状態で載置す
ることにより、開口部(O)を略々密封する。
手段(5)により開封した後の開口部(O)を、前記縦
シ−ル部(3)によって再度掩覆し、更に、掩覆した開
口部(O)を包装体(1)の下側に向けた状態で載置す
ることにより、開口部(O)を略々密封する。
【0040】図3は、本発明の別な実施例を示す断面図
である。
である。
【0041】前記本発明の第二の態様では、包装体
(1)に折目(7)を備えている。この折目(7)は易
開封手段(5)を備えた面の反対側の面に設けることが
必要である。折目(7)は、具体的には包装材料の表面
の浅い部分にミシン目をいれておく方法などにより設け
ることができる。また折目(7)の位置は、後述する実
施例のように、易開封手段(5)に対して冷蔵食品
(C)を挟んで対象位置にあることが望ましい。
(1)に折目(7)を備えている。この折目(7)は易
開封手段(5)を備えた面の反対側の面に設けることが
必要である。折目(7)は、具体的には包装材料の表面
の浅い部分にミシン目をいれておく方法などにより設け
ることができる。また折目(7)の位置は、後述する実
施例のように、易開封手段(5)に対して冷蔵食品
(C)を挟んで対象位置にあることが望ましい。
【0042】包装体(1)を開封すると、開封された面
は開口部(O)を挟んで分断されることになる。この分
断された片側部分のうち前記端部(1a)の側(S)
を、前記折目(7)を利用して折曲し、フ−ド状に開閉
する。
は開口部(O)を挟んで分断されることになる。この分
断された片側部分のうち前記端部(1a)の側(S)
を、前記折目(7)を利用して折曲し、フ−ド状に開閉
する。
【0043】本発明の第三の態様は、前記冷蔵食品
(C)がスライス食品であることを特徴としている。本
発明において「冷蔵食品」とは、乳製品、畜肉加工品、
水産練製品、惣菜、生めん等が例示できるが、本発明
は、この中でも冷蔵を要するスライス食品、例えば、ス
ライスチ−ズ、スライスハム、スライスベ−コン、スラ
イス焼豚、すり身スライス、スライス調味料等に好適に
利用できる。
(C)がスライス食品であることを特徴としている。本
発明において「冷蔵食品」とは、乳製品、畜肉加工品、
水産練製品、惣菜、生めん等が例示できるが、本発明
は、この中でも冷蔵を要するスライス食品、例えば、ス
ライスチ−ズ、スライスハム、スライスベ−コン、スラ
イス焼豚、すり身スライス、スライス調味料等に好適に
利用できる。
【0044】尚、本発明の包装体においては、縦シ−ル
部(3)及び横シ−ル部(2、2)を形成する方法につ
いては特に制約はなく、通常の熱シ−ル法以外にも、イ
ンパルスシ−ル、超音波シ−ル、高周波シ−ル、フレ−
ムシ−ル、溶断シ−ル、インパルス溶断シ−ル等、種々
のシ−ル方法を採用することができる。
部(3)及び横シ−ル部(2、2)を形成する方法につ
いては特に制約はなく、通常の熱シ−ル法以外にも、イ
ンパルスシ−ル、超音波シ−ル、高周波シ−ル、フレ−
ムシ−ル、溶断シ−ル、インパルス溶断シ−ル等、種々
のシ−ル方法を採用することができる。
【0045】
【作用】次ぎに前述した構成を備えた本発明の作用を説
明する。
明する。
【0046】包装体(1)を易開封手段(5)により開
封すると、易開封手段(5)に沿って開口部(O)が生
じる。前記開口部(O)の両端は横シ−ル部(2、2)
に到達しており、換言すれば、包装体(1)の端から端
に渡って大きな開口部(O)が生じることになり、この
開口部(O)から冷蔵食品(C)を取り出すことができ
る。
封すると、易開封手段(5)に沿って開口部(O)が生
じる。前記開口部(O)の両端は横シ−ル部(2、2)
に到達しており、換言すれば、包装体(1)の端から端
に渡って大きな開口部(O)が生じることになり、この
開口部(O)から冷蔵食品(C)を取り出すことができ
る。
【0047】本発明では、前記縦シ−ル部(3)の付根
部分(3a)を包装体の端部(1a)寄りに配置してい
るので、易開封手段(5)も包装体の端部(1a)寄り
に配置されている。従って、包装体の開封後は、開口部
(O)も包装体の端部(1a)寄りの位置に生じること
になる。しかして、包装体(1)の開封された面は、開
口部(O)を挟んで大小二つの部分に分断される。開口
部(O)から冷蔵食品(C)を出し入れする場合は、前
記二つの部分のうち、前記端部(1a)の側(S)を撓
曲させて開口部(O)を広げることにより、容易に出し
入れすることができる。即ち、前記端部(1a)の側
(S)は冷蔵食品(C)の端をカバ−するフ−ドとみな
せば、端部(1a)の側(S)はフ−ド状に開閉できる
と表現することができる。従来のように、縦シ−ル部の
付根部分(3a)が包装体(1)の中心部(矢印A)に
位置している場合は、開口部が包装体の略々中心部に生
じることになるため、開口部をいかに広げたとしても、
冷蔵食品(C)を取り出す際に冷蔵食品(C)の端が開
口部の端に引っ掛かり、容易に取り出すことができない
が、本発明ではこのようなことはない。
部分(3a)を包装体の端部(1a)寄りに配置してい
るので、易開封手段(5)も包装体の端部(1a)寄り
に配置されている。従って、包装体の開封後は、開口部
(O)も包装体の端部(1a)寄りの位置に生じること
になる。しかして、包装体(1)の開封された面は、開
口部(O)を挟んで大小二つの部分に分断される。開口
部(O)から冷蔵食品(C)を出し入れする場合は、前
記二つの部分のうち、前記端部(1a)の側(S)を撓
曲させて開口部(O)を広げることにより、容易に出し
入れすることができる。即ち、前記端部(1a)の側
(S)は冷蔵食品(C)の端をカバ−するフ−ドとみな
せば、端部(1a)の側(S)はフ−ド状に開閉できる
と表現することができる。従来のように、縦シ−ル部の
付根部分(3a)が包装体(1)の中心部(矢印A)に
位置している場合は、開口部が包装体の略々中心部に生
じることになるため、開口部をいかに広げたとしても、
冷蔵食品(C)を取り出す際に冷蔵食品(C)の端が開
口部の端に引っ掛かり、容易に取り出すことができない
が、本発明ではこのようなことはない。
【0048】更に、本発明では、未開封の状態において
は、易開封手段(5)が縦シ−ル部(3)によって外部
環境から保護されており、消費者が誤って開封すること
が防止される。また、開封に際しては、縦シ−ル部
(3)を重着箇所(4、4)において剥離する必要があ
るが、この剥離の有無によって、陳列段階におけるいた
ずら目的の開封品、即ち不正開封品を一目瞭然で判別す
ることができる。
は、易開封手段(5)が縦シ−ル部(3)によって外部
環境から保護されており、消費者が誤って開封すること
が防止される。また、開封に際しては、縦シ−ル部
(3)を重着箇所(4、4)において剥離する必要があ
るが、この剥離の有無によって、陳列段階におけるいた
ずら目的の開封品、即ち不正開封品を一目瞭然で判別す
ることができる。
【0049】前記本発明の第一の態様は、包装体開封後
の開口部(O)を縦シ−ル部(3)によって掩覆し、包
装体(1)の下側に向けた状態で載置する。本発明で
は、易開封手段(5)が前記縦シ−ル部(3)に掩覆さ
れる位置に備えられているため、包装体(1)を開封し
た後は、開口部(O)も前記縦シ−ル部(3)に掩覆さ
れる位置に生じることになる。開封後の包装体(1)を
冷蔵庫に保存しておく場合には、開口部(O)を縦シ−
ル部(3)で覆った上で、開口部(O)を下向きにして
冷蔵庫内に収納すれば、包装体(1)は縦シ−ル部
(3)によって略々密封されることになり、冷蔵食品
(C)の品質劣化を抑制することができる。
の開口部(O)を縦シ−ル部(3)によって掩覆し、包
装体(1)の下側に向けた状態で載置する。本発明で
は、易開封手段(5)が前記縦シ−ル部(3)に掩覆さ
れる位置に備えられているため、包装体(1)を開封し
た後は、開口部(O)も前記縦シ−ル部(3)に掩覆さ
れる位置に生じることになる。開封後の包装体(1)を
冷蔵庫に保存しておく場合には、開口部(O)を縦シ−
ル部(3)で覆った上で、開口部(O)を下向きにして
冷蔵庫内に収納すれば、包装体(1)は縦シ−ル部
(3)によって略々密封されることになり、冷蔵食品
(C)の品質劣化を抑制することができる。
【0050】この点において、本発明の包装体と前述し
た従来技術(c)〜(f)の包装体とを対比すれば、本
発明は開口部(O)を積極的に再密封する機構、例えば
ファスナ−、接着剤等を使用しない点で、前記従来の包
装体とは技術的思想が異なっており、これによって構造
が単純化され、安価に製造することができるのである。
た従来技術(c)〜(f)の包装体とを対比すれば、本
発明は開口部(O)を積極的に再密封する機構、例えば
ファスナ−、接着剤等を使用しない点で、前記従来の包
装体とは技術的思想が異なっており、これによって構造
が単純化され、安価に製造することができるのである。
【0051】前記本発明の第二の態様では、包装体
(1)の前記易開封手段(5)を備えた面の反対側の面
に折目(7)を備えている。包装体(1)が開封された
後は、開封された面は、開口部(O)を挟んで二つの部
分に分断されることになる。このうち一方の端部(1
a)の側(S)は、前記折目(7)を利用すれば簡単に
折曲することができ、開口部(O)から冷蔵食品(C)
を出し入れする際に開口部(O)をより広げることがで
きる。この際、折目(7)の位置が易開封手段(5)に
対して冷蔵食品(C)を挟んだ対象位置にあれば、開口
部(O)を広げる操作がよりスム−ズになり好ましい。
(1)の前記易開封手段(5)を備えた面の反対側の面
に折目(7)を備えている。包装体(1)が開封された
後は、開封された面は、開口部(O)を挟んで二つの部
分に分断されることになる。このうち一方の端部(1
a)の側(S)は、前記折目(7)を利用すれば簡単に
折曲することができ、開口部(O)から冷蔵食品(C)
を出し入れする際に開口部(O)をより広げることがで
きる。この際、折目(7)の位置が易開封手段(5)に
対して冷蔵食品(C)を挟んだ対象位置にあれば、開口
部(O)を広げる操作がよりスム−ズになり好ましい。
【0052】前記本発明の第三の態様では、冷蔵食品
(C)がスライス食品であることを特徴としている。ス
ライス食品は一の包装体に複数包装されていることが多
く、消費者はこれを少量づつ使用していく傾向があるた
め、包装体に使い残された食品の保存性が常に課題とな
る。また、スライス食品は表面積が大きいため、周りの
大気と接触する率が高く、周囲の環境により保存性が影
響されやすい。更に、スライス食品は形状が特殊である
ため、包装体から取り出す際に、開口部に引っ掛かり易
い。従って、スライス食品には、本発明が特に好適に利
用できるのである。
(C)がスライス食品であることを特徴としている。ス
ライス食品は一の包装体に複数包装されていることが多
く、消費者はこれを少量づつ使用していく傾向があるた
め、包装体に使い残された食品の保存性が常に課題とな
る。また、スライス食品は表面積が大きいため、周りの
大気と接触する率が高く、周囲の環境により保存性が影
響されやすい。更に、スライス食品は形状が特殊である
ため、包装体から取り出す際に、開口部に引っ掛かり易
い。従って、スライス食品には、本発明が特に好適に利
用できるのである。
【0053】また、本発明によって開封後におけるスラ
イス食品の保存性が高まれば、スライス食品を一枚一枚
個別に包装している包装フィルムを簡略化もしくは省略
することも可能であり、更なるコストダウンを図ること
が可能であり、この点でも本発明は好適である。
イス食品の保存性が高まれば、スライス食品を一枚一枚
個別に包装している包装フィルムを簡略化もしくは省略
することも可能であり、更なるコストダウンを図ること
が可能であり、この点でも本発明は好適である。
【0054】次に、試験例を示して本発明を詳しく説明
する。 試験例 この試験は、本発明の効果を確認するために行った。
する。 試験例 この試験は、本発明の効果を確認するために行った。
【0055】1)試料の調製 本発明の実施例1の構造を備えたスライスチ−ズ(森永
乳業社製、とろけるスライス、5枚入り)の包装体(試
料1)、同一の包装体であって前記従来技術(b)の包
装体(Vノッチ式、図5参照、以下、比較試料1と記載
する)、及び前記実施例1の包装体であって、開口部を
完全に再密封する包装体(以下、比較試料2と記載す
る)を試作した。
乳業社製、とろけるスライス、5枚入り)の包装体(試
料1)、同一の包装体であって前記従来技術(b)の包
装体(Vノッチ式、図5参照、以下、比較試料1と記載
する)、及び前記実施例1の包装体であって、開口部を
完全に再密封する包装体(以下、比較試料2と記載す
る)を試作した。
【0056】2)試験方法 前記試料1を開封してスライスチ−ズを取り出し、各ス
ライスチ−ズを1枚毎に被覆している包装フィルムを除
去した。次いで、再度、各スライスチ−ズを積層して包
装体に戻し、包装体の開口部を縦シ−ル部で覆い、包装
体を下向きにして冷蔵庫に保管した。
ライスチ−ズを1枚毎に被覆している包装フィルムを除
去した。次いで、再度、各スライスチ−ズを積層して包
装体に戻し、包装体の開口部を縦シ−ル部で覆い、包装
体を下向きにして冷蔵庫に保管した。
【0057】比較試料1においては、開封した後、同様
に各スライスチ−ズの包装フィルムを除去し、再度、包
装体に戻し、そのままの状態(開口部が開いている状
態)で冷蔵庫に保管した。
に各スライスチ−ズの包装フィルムを除去し、再度、包
装体に戻し、そのままの状態(開口部が開いている状
態)で冷蔵庫に保管した。
【0058】また、比較試料2においては、試料1と同
一の包装体を開封した後、同様に各スライスチ−ズの包
装フィルムを除去し、再度、包装体に戻し、開口部を粘
着テ−プ(ニチバン株式会社製、布テ−プLS)で厳重
に密封し、冷蔵庫に保管した。
一の包装体を開封した後、同様に各スライスチ−ズの包
装フィルムを除去し、再度、包装体に戻し、開口部を粘
着テ−プ(ニチバン株式会社製、布テ−プLS)で厳重
に密封し、冷蔵庫に保管した。
【0059】以上の試料1、比較試料1及び比較試料2
の3種類の試料を、冷蔵庫にて5℃の温度条件で7日間
冷蔵して保存した。各試料について開封直後、冷蔵4日
後及び7日後、一番上に位置するスライスチ−ズの水分
含量、硬度及び色調を次の方法により測定して試験し
た。
の3種類の試料を、冷蔵庫にて5℃の温度条件で7日間
冷蔵して保存した。各試料について開封直後、冷蔵4日
後及び7日後、一番上に位置するスライスチ−ズの水分
含量、硬度及び色調を次の方法により測定して試験し
た。
【0060】水分含量は公定法により、硬度は、テンシ
プレッサ−(タケトモ電気工業社製、TTP−50B
X)を使用し、サンプル厚さ3mm、クリアランス1m
m、プランジャ−2×20mm、スピ−ド120mm/
分及び測定品温7℃の条件で測定した。また、色調は、
日本電色工業株式会社製の色差計(日本電色工業社製、
SZ−Σ80)を使用し、L(明度)、a(緑)及びb
(青)の各々の値を測定した。尚、Lの値が大きいほど
明度が高く、aの値が大きいほど赤に、また、小さいほ
ど緑に近づく。また、bの値が大きいほど黄色に、ま
た、小さいほど青に近づく。
プレッサ−(タケトモ電気工業社製、TTP−50B
X)を使用し、サンプル厚さ3mm、クリアランス1m
m、プランジャ−2×20mm、スピ−ド120mm/
分及び測定品温7℃の条件で測定した。また、色調は、
日本電色工業株式会社製の色差計(日本電色工業社製、
SZ−Σ80)を使用し、L(明度)、a(緑)及びb
(青)の各々の値を測定した。尚、Lの値が大きいほど
明度が高く、aの値が大きいほど赤に、また、小さいほ
ど緑に近づく。また、bの値が大きいほど黄色に、ま
た、小さいほど青に近づく。
【0061】3)試験結果 水分の測定結果は、表1に示すとおりである。各試料の
冷蔵保存中の水分の低下程度(即ち、乾燥減量)を示す
表1から明らかなとおり、試料1は、比較試料1に比べ
て冷蔵中の乾燥減量が顕著に低く、しかも開封後密封し
た比較試料2に比べても遜色ない水分保持状態であるこ
とが判明した。
冷蔵保存中の水分の低下程度(即ち、乾燥減量)を示す
表1から明らかなとおり、試料1は、比較試料1に比べ
て冷蔵中の乾燥減量が顕著に低く、しかも開封後密封し
た比較試料2に比べても遜色ない水分保持状態であるこ
とが判明した。
【0062】硬度の測定結果は、表2に示すとおりであ
る。各試料の冷蔵保存中の硬度の変化を示す表2から明
らかなとおり、試料1は、比較試料1に比して保存中の
硬度上昇の割合が極めて小さく、比較試料2と比較して
も遜色ない硬度を維持し得ることが判明した。
る。各試料の冷蔵保存中の硬度の変化を示す表2から明
らかなとおり、試料1は、比較試料1に比して保存中の
硬度上昇の割合が極めて小さく、比較試料2と比較して
も遜色ない硬度を維持し得ることが判明した。
【0063】色調(L、a、b)の測定結果は、表3に
示すとおりである。各試料の冷蔵中の明度及び色彩の変
化を示す表3から明らかなとおり、試料1は、比較試料
1に比して保存中の明度低下の割合が小さく、また変色
も少なく、比較試料2と比較しても遜色ない色調を保持
し得ることが判明した。
示すとおりである。各試料の冷蔵中の明度及び色彩の変
化を示す表3から明らかなとおり、試料1は、比較試料
1に比して保存中の明度低下の割合が小さく、また変色
も少なく、比較試料2と比較しても遜色ない色調を保持
し得ることが判明した。
【0064】以上の結果から、本発明の包装体は、従来
の包装体(即ち、比較試料1の包装体)に比べて冷蔵食
品の品質劣化が抑制されており、再度完全密封する場合
(即ち、比較試料2の包装体)とほぼ同等の保存効果を
奏することが判明した。
の包装体(即ち、比較試料1の包装体)に比べて冷蔵食
品の品質劣化が抑制されており、再度完全密封する場合
(即ち、比較試料2の包装体)とほぼ同等の保存効果を
奏することが判明した。
【0065】尚、本試験例は、スライスチ−ズを1枚毎
に被覆してあるフィルムを除去して行ったものである
が、本発明の包装体では、試験中のスライスチ−ズの劣
化が効果的に抑制されていることから、従来厳重に行わ
れていた前記フィルム包装をより簡易なものにし得るこ
と、又は賞味期間の条件によってはフィルム包装を省略
し得ることが実証され、本発明の包装体が、このような
意味でも、従来の包装体に比して極めて低コストに目的
を達し得ることが判明した。
に被覆してあるフィルムを除去して行ったものである
が、本発明の包装体では、試験中のスライスチ−ズの劣
化が効果的に抑制されていることから、従来厳重に行わ
れていた前記フィルム包装をより簡易なものにし得るこ
と、又は賞味期間の条件によってはフィルム包装を省略
し得ることが実証され、本発明の包装体が、このような
意味でも、従来の包装体に比して極めて低コストに目的
を達し得ることが判明した。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】
【表3】 次に実施例によって本発明を説明するが、本発明は以下
の実施例に限定されるものではない。
の実施例に限定されるものではない。
【0069】
実施例1 本発明をスライスチ−ズ(8.7×8.7cm、厚さ3
mm)の包装体に適用した一実施例について説明する。
mm)の包装体に適用した一実施例について説明する。
【0070】図1は本発明の一実施例を示す図である。
図1において、(ア)は斜視図、(イ)は(ア)のZ−
Z´線における断面図、(ウ)は(イ)の一部を拡大し
た断面図である。
図1において、(ア)は斜視図、(イ)は(ア)のZ−
Z´線における断面図、(ウ)は(イ)の一部を拡大し
た断面図である。
【0071】図1(ア)において、包装体1の両端縁部
には横シ−ル部2、2が備えられている。また横シ−ル
部2、2と直行する方向に、縦シ−ル部3が備えられて
いる。縦シ−ル部3と横シ−ル部2、2は、各々重着箇
所4、4において略々重着されている。
には横シ−ル部2、2が備えられている。また横シ−ル
部2、2と直行する方向に、縦シ−ル部3が備えられて
いる。縦シ−ル部3と横シ−ル部2、2は、各々重着箇
所4、4において略々重着されている。
【0072】図1(イ)において、包装体1の内部には
スライスチ−ズCが包装されている。スライスチ−ズC
は一枚毎に個別にフィルム包装されたうえで積層されて
いる。図中の矢印Aは包装体の中央部を指しており、縦
シ−ル部3の付根部分3aは、矢印Aが示す包装体の中
央部よりも端部1a寄りに配置されている。また、縦シ
−ル部3は、両端が重着箇所4、4によって横シ−ル部
2、2に重着されているため、付根部分3aから全体的
に折り曲げられている。そして、折り曲げられた縦シ−
ル部3に掩覆される位置に、カットライン5が備えられ
ている。尚、カットライン5の両端は前記横シ−ル部
2、2に到達しているが、図示は省略している。
スライスチ−ズCが包装されている。スライスチ−ズC
は一枚毎に個別にフィルム包装されたうえで積層されて
いる。図中の矢印Aは包装体の中央部を指しており、縦
シ−ル部3の付根部分3aは、矢印Aが示す包装体の中
央部よりも端部1a寄りに配置されている。また、縦シ
−ル部3は、両端が重着箇所4、4によって横シ−ル部
2、2に重着されているため、付根部分3aから全体的
に折り曲げられている。そして、折り曲げられた縦シ−
ル部3に掩覆される位置に、カットライン5が備えられ
ている。尚、カットライン5の両端は前記横シ−ル部
2、2に到達しているが、図示は省略している。
【0073】図1(ウ)は、縦シ−ル部3の周辺部分を
拡大した図である。カットライン5は、包装体1を構成
する包装材料の表面部分に加工されている。
拡大した図である。カットライン5は、包装体1を構成
する包装材料の表面部分に加工されている。
【0074】以上の図1(ア)〜(ウ)に示した包装体
の製造手順を説明する。まず、予めシ−ト状包装材料の
長手方向に、縁部から所定の距離をとってカットライン
5を設けておき、常法のとおり、シ−ト状包装材料の両
端を重ね合わせてスライスチ−ズCを包み、重ね合わせ
た両端部分をシ−ルして長手方向に縦シ−ル部3を形成
して筒状体とする。次いで、筒状体を所定の角度だけ捻
転させて、縦シ−ル部3の位置を偏移させたうえで、ス
ライスチ−ズCの両端部をシ−ルして横シ−ル部2、2
を形成して分離すれば、図1(ア)〜(ウ)に示した包
装体を得ることができる。このように、実施例1の包装
体は、極めて簡単な工程で連続的に製造することができ
るため、製造コストが安価である。
の製造手順を説明する。まず、予めシ−ト状包装材料の
長手方向に、縁部から所定の距離をとってカットライン
5を設けておき、常法のとおり、シ−ト状包装材料の両
端を重ね合わせてスライスチ−ズCを包み、重ね合わせ
た両端部分をシ−ルして長手方向に縦シ−ル部3を形成
して筒状体とする。次いで、筒状体を所定の角度だけ捻
転させて、縦シ−ル部3の位置を偏移させたうえで、ス
ライスチ−ズCの両端部をシ−ルして横シ−ル部2、2
を形成して分離すれば、図1(ア)〜(ウ)に示した包
装体を得ることができる。このように、実施例1の包装
体は、極めて簡単な工程で連続的に製造することができ
るため、製造コストが安価である。
【0075】次ぎに、前記実施例1の包装体の作用を説
明する。図2は実施例1の包装体の作用を説明する断面
図である。
明する。図2は実施例1の包装体の作用を説明する断面
図である。
【0076】図2(ア)において、包装体1を開封する
際には、まず縦シ−ル部3を直立させる。これは重着箇
所4、4(図1参照)を手で剥離させることにより行
う。次いで、カットライン5を手で引張って開裂させ
る。この状態では、包装体1のカットライン5を備えた
面(図中では包装体1の上側の面)は、カットライン5
の開口部を挟んで大小二つの部分に分断されることにな
る。
際には、まず縦シ−ル部3を直立させる。これは重着箇
所4、4(図1参照)を手で剥離させることにより行
う。次いで、カットライン5を手で引張って開裂させ
る。この状態では、包装体1のカットライン5を備えた
面(図中では包装体1の上側の面)は、カットライン5
の開口部を挟んで大小二つの部分に分断されることにな
る。
【0077】図2(イ)において、カットライン5を開
裂させた後、前記大小二つの部分のうち、前記端部1a
の側Sを図の下向きに引張れば、包装体1が横シ−ル部
とともに撓曲し、開口部Oが大きく開く。この際、1b
においては若干のシワが生じるが、包装体の材質が可撓
性であるため特に問題は生じない。そして、開いた開口
部Oからスライスチ−ズCを出し入れすることができ
る。以上の操作は縦シ−ル部3を手で掴むことにより、
極めて容易に行うことができる。
裂させた後、前記大小二つの部分のうち、前記端部1a
の側Sを図の下向きに引張れば、包装体1が横シ−ル部
とともに撓曲し、開口部Oが大きく開く。この際、1b
においては若干のシワが生じるが、包装体の材質が可撓
性であるため特に問題は生じない。そして、開いた開口
部Oからスライスチ−ズCを出し入れすることができ
る。以上の操作は縦シ−ル部3を手で掴むことにより、
極めて容易に行うことができる。
【0078】図2(ウ)は、一度開封した包装体1を冷
蔵庫にて保存する場合の態様を説明する図である。包装
体1を保存する際には、開封された包装体1の前記端部
1aの側Sを再びスライスチ−ズCに被せ、狭く閉じら
れた開口部Oを縦シ−ル部3で覆う。次いで、縦シ−ル
部3及び開口部Oを下向きにして冷蔵庫の床6の上に載
置する。この状態では、スライスチ−ズCの自重によ
り、縦シ−ル部3が開口部Oに略々密着するため、包装
体1は略々密封される。従って、保存中におけるスライ
スチ−ズの品質劣化を抑制することができる。
蔵庫にて保存する場合の態様を説明する図である。包装
体1を保存する際には、開封された包装体1の前記端部
1aの側Sを再びスライスチ−ズCに被せ、狭く閉じら
れた開口部Oを縦シ−ル部3で覆う。次いで、縦シ−ル
部3及び開口部Oを下向きにして冷蔵庫の床6の上に載
置する。この状態では、スライスチ−ズCの自重によ
り、縦シ−ル部3が開口部Oに略々密着するため、包装
体1は略々密封される。従って、保存中におけるスライ
スチ−ズの品質劣化を抑制することができる。
【0079】尚、以上の実施例1の包装体は、開封前に
おいては、縦シ−ル部3がカットライン5を掩覆してい
るため、カットライン5が保護されており、誤開封、衝
撃による開裂等の危険が少ない。
おいては、縦シ−ル部3がカットライン5を掩覆してい
るため、カットライン5が保護されており、誤開封、衝
撃による開裂等の危険が少ない。
【0080】実施例2 本発明の包装体の別な実施例を説明する。図3は本発明
の別な実施例を示す断面図である。実施例2の構成の大
部分は、前記実施例1と同様であるため、図3において
は、実施例1と共通の要素には実施例1と共通の符号を
付記して詳細な説明は省略する。
の別な実施例を示す断面図である。実施例2の構成の大
部分は、前記実施例1と同様であるため、図3において
は、実施例1と共通の要素には実施例1と共通の符号を
付記して詳細な説明は省略する。
【0081】図3(ア)において、包装体1の上下面の
うち、カットライン5を備えた面の反対側の面(図中で
は包装体1の下側の面)に折目7を備えている。折目7
の両端は横シ−ル部2、2に到達しているが図示は省略
する。この実施例では、折目7は、易開封手段5に対し
てスライスチ−ズCを挟んで対象位置に設けられてい
る。
うち、カットライン5を備えた面の反対側の面(図中で
は包装体1の下側の面)に折目7を備えている。折目7
の両端は横シ−ル部2、2に到達しているが図示は省略
する。この実施例では、折目7は、易開封手段5に対し
てスライスチ−ズCを挟んで対象位置に設けられてい
る。
【0082】図3(イ)において、実施例1と同様に、
カットライン5を開裂して包装体1を開封した際、前記
端部1aの側Sは、折目7により折曲することができ
る。従って、開口部Oをより大きく開くことができ、ス
ライスチ−ズCの出し入れを更にスム−ズに行うことが
できる。
カットライン5を開裂して包装体1を開封した際、前記
端部1aの側Sは、折目7により折曲することができ
る。従って、開口部Oをより大きく開くことができ、ス
ライスチ−ズCの出し入れを更にスム−ズに行うことが
できる。
【0083】実施例3 易開封手段の構造に関する別の実施例について説明す
る。図4は包装体の縦シ−ル部を示す拡大断面図であ
る。
る。図4は包装体の縦シ−ル部を示す拡大断面図であ
る。
【0084】図4(ア)においては、易開封手段として
アルミニウム製のストリップテ−プ8(幅5ミリメ−ト
ル、厚さ0.3ミリメ−トル)を包装体1の外面に圧着
してある。ストリップテ−プ8の長さは、両端が横シ−
ル部2、2(図1参照)に到達する長さである。包装体
1を開封する際には、ストリップテ−プ8を手で引張
り、ストリップテ−プ8の圧着箇所から包装体1を断列
させて開封する。
アルミニウム製のストリップテ−プ8(幅5ミリメ−ト
ル、厚さ0.3ミリメ−トル)を包装体1の外面に圧着
してある。ストリップテ−プ8の長さは、両端が横シ−
ル部2、2(図1参照)に到達する長さである。包装体
1を開封する際には、ストリップテ−プ8を手で引張
り、ストリップテ−プ8の圧着箇所から包装体1を断列
させて開封する。
【0085】図4(イ)においては、ストリップテ−プ
8を包装体1の内面に圧着している。ストリップテ−プ
8の端は横シ−ル部2、2において包装体の外に突出し
ており、開封に際しては、この突出端を引張ることによ
り、包装体1をストリップテ−プに沿って断列させて開
封する。
8を包装体1の内面に圧着している。ストリップテ−プ
8の端は横シ−ル部2、2において包装体の外に突出し
ており、開封に際しては、この突出端を引張ることによ
り、包装体1をストリップテ−プに沿って断列させて開
封する。
【0086】図4(ウ)においては、縦シ−ル部3の通
常のシ−ル箇所3dの他に、3bにおいても簡易に接着
されており、全体が二箇所でシ−ルされている。縦シ−
ル部3の内側で、前記3dと3bの間にストリップテ−
プ8を備えている。縦シ−ル部3を付根部分3aから直
立させた後、ストリップテ−プ8を引いて縦シ−ル部3
の片側を断列させ、次いで簡易な接着箇所3bを剥離さ
せれば包装体を開封することができる。
常のシ−ル箇所3dの他に、3bにおいても簡易に接着
されており、全体が二箇所でシ−ルされている。縦シ−
ル部3の内側で、前記3dと3bの間にストリップテ−
プ8を備えている。縦シ−ル部3を付根部分3aから直
立させた後、ストリップテ−プ8を引いて縦シ−ル部3
の片側を断列させ、次いで簡易な接着箇所3bを剥離さ
せれば包装体を開封することができる。
【0087】以上の図4(ア)〜(ウ)の実施例におい
ては、包装材としては、予めストリップテ−プ8と平行
方向に延びた延伸性フィルムを使用しているため、スト
リップテ−プ8によって容易に断列させることができ
る。
ては、包装材としては、予めストリップテ−プ8と平行
方向に延びた延伸性フィルムを使用しているため、スト
リップテ−プ8によって容易に断列させることができ
る。
【0088】尚、実施例3の特有の効果として、ストリ
ップテ−プ8の幅を変更することによって、開封後にお
ける開口部の幅を自在に調節できる点が例示できる。
ップテ−プ8の幅を変更することによって、開封後にお
ける開口部の幅を自在に調節できる点が例示できる。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明は、両端縁
部に横シ−ル部及び直交方向に縦シ−ル部を有する冷蔵
食品用ピロ−タイプ包装体において、前記縦シ−ル部を
偏移させて配置し、前記両端縁部の横シ−ル部間に渡っ
て包装体を開封する易開封手段を、前記縦シ−ル部に掩
覆される位置に配設した冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体
であり、本発明によって奏せられる効果は、次のとおり
である。 (1)一度開封した後に冷蔵食品を保存する場合に、冷
蔵食品の保存性が良好である。 (2)構造が簡単であり、製造が容易であるため安価で
ある。 (3)包装体の開口部を大きく開けることができ、冷蔵
食品の出し入れが容易である。
部に横シ−ル部及び直交方向に縦シ−ル部を有する冷蔵
食品用ピロ−タイプ包装体において、前記縦シ−ル部を
偏移させて配置し、前記両端縁部の横シ−ル部間に渡っ
て包装体を開封する易開封手段を、前記縦シ−ル部に掩
覆される位置に配設した冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体
であり、本発明によって奏せられる効果は、次のとおり
である。 (1)一度開封した後に冷蔵食品を保存する場合に、冷
蔵食品の保存性が良好である。 (2)構造が簡単であり、製造が容易であるため安価で
ある。 (3)包装体の開口部を大きく開けることができ、冷蔵
食品の出し入れが容易である。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】一実施例の包装体の作用を説明する断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の別な実施例を示す断面図である。
【図4】包装体の縦シ−ル部を示す拡大断面図である。
【図5】従来の包装体の開封方法を示す斜視図である。
1 包装体 2 横シ−ル部 3 縦シ−ル部 4 重着箇所 5 カットライン 6 冷蔵庫床 7 折目 8 ストリップテ−プ 10 包装体 11 横シ−ル部 12 Vノッチ 13 点線
Claims (4)
- 【請求項1】 両端縁部に各々横シ−ル部を有するとと
もに前記各横シ−ル部と直交する方向に縦シ−ル部を有
する冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体において、前記縦シ
−ル部の付根部分を包装体の一方の端部寄りに配置し、
両端縁部の各横シ−ル部間に渡って包装体を開封する易
開封手段を、前記縦シ−ル部に掩覆される位置に配設し
たことを特徴とする冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体。 - 【請求項2】 前記易開封手段により開封した後の開口
部を前記縦シ−ル部によって掩覆し、かつ前記開口部を
下側に向けた状態で包装体を載置し、これによって前記
開口部を再封することを特徴とする請求項1に記載の冷
蔵食品用ピロ−タイプ包装体。 - 【請求項3】 前記易開封手段を配設した面の反対側の
面に折目を設け、開封した包装体の前記端部の側を前記
折目から折曲してフ−ド状に開閉することを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の冷蔵食品用ピロ−タイプ
包装体。 - 【請求項4】 冷蔵食品がスライス食品であることを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷蔵
食品用ピロ−タイプ包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5647095A JPH08217138A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5647095A JPH08217138A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217138A true JPH08217138A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=13028000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5647095A Pending JPH08217138A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 冷蔵食品用ピロ−タイプ包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217138A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040450A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Fuji Seal International Inc | スライスチーズ包装体 |
| WO2009128367A1 (ja) * | 2008-04-16 | 2009-10-22 | 株式会社細川洋行 | チャイルドレジスタンス機能付きピロー包装袋 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP5647095A patent/JPH08217138A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040450A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Fuji Seal International Inc | スライスチーズ包装体 |
| WO2009128367A1 (ja) * | 2008-04-16 | 2009-10-22 | 株式会社細川洋行 | チャイルドレジスタンス機能付きピロー包装袋 |
| JP2009255947A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Hosokawa Yoko Co Ltd | チャイルドレジスタンス機能付きピロー包装袋 |
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