JPH08217233A - 長尺材の反転方法およびその装置 - Google Patents
長尺材の反転方法およびその装置Info
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- JPH08217233A JPH08217233A JP2796295A JP2796295A JPH08217233A JP H08217233 A JPH08217233 A JP H08217233A JP 2796295 A JP2796295 A JP 2796295A JP 2796295 A JP2796295 A JP 2796295A JP H08217233 A JPH08217233 A JP H08217233A
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- reversing
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- work
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビルトアップボックス柱等の長尺材の製作工
程と同一ラインにおいて製作工程に隣接・連続して反転
工程を設置でき、長尺材の反転工程への搬出入および1
80°反転を円滑かつ迅速に行えるようにする。 【構成】 長尺材の製作工程と同一ラインに、コンベヤ
3によりワークをその長手方向に搬送可能で、反転機5
によりワークをその幅方向に180°反転可能な台また
は台車1を配設し、第1の工程からのワークWを台また
は台車上にコンベヤ搬入し、この台または台車上で18
0°反転させた後、コンベヤ3上に位置したワークWを
第2の工程にコンベヤ搬出する。ワークWの進行方向先
端を検出して長尺材の先端が到達あるいは通過したコン
ベヤの各搬送ローラ14を下降退避させた状態から順次
上昇させ、ワークの進行に伴って順次上昇した搬送ロー
ラ14によりワークを支持して搬送する。
程と同一ラインにおいて製作工程に隣接・連続して反転
工程を設置でき、長尺材の反転工程への搬出入および1
80°反転を円滑かつ迅速に行えるようにする。 【構成】 長尺材の製作工程と同一ラインに、コンベヤ
3によりワークをその長手方向に搬送可能で、反転機5
によりワークをその幅方向に180°反転可能な台また
は台車1を配設し、第1の工程からのワークWを台また
は台車上にコンベヤ搬入し、この台または台車上で18
0°反転させた後、コンベヤ3上に位置したワークWを
第2の工程にコンベヤ搬出する。ワークWの進行方向先
端を検出して長尺材の先端が到達あるいは通過したコン
ベヤの各搬送ローラ14を下降退避させた状態から順次
上昇させ、ワークの進行に伴って順次上昇した搬送ロー
ラ14によりワークを支持して搬送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺材の製作工程、
例えば建築鉄骨などの長尺鉄鋼材料の組立・溶接工程に
おいて、ワークを反転させる方法およびこの方法に使用
する反転装置に関するものである。
例えば建築鉄骨などの長尺鉄鋼材料の組立・溶接工程に
おいて、ワークを反転させる方法およびこの方法に使用
する反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、長尺の鉄鋼材料などを反転する
方法には、従来から次に示すような種々の方法があり、
それぞれ一長一短を有している。
方法には、従来から次に示すような種々の方法があり、
それぞれ一長一短を有している。
【0003】 図14(a)に示すように、ワイヤロ
ープ100の下端をワークWに接続し、クレーンの吊上
げ機能、あるいはウインチの巻取り機能を利用してワー
クWを反転させる方法。180°反転(天地)させる場
合には、90°反転を2回続けて行う。この方法では、
初期の投資金額が安価で済むが、反転作業の人工費がか
かることと、作業に危険を伴う欠点がある。
ープ100の下端をワークWに接続し、クレーンの吊上
げ機能、あるいはウインチの巻取り機能を利用してワー
クWを反転させる方法。180°反転(天地)させる場
合には、90°反転を2回続けて行う。この方法では、
初期の投資金額が安価で済むが、反転作業の人工費がか
かることと、作業に危険を伴う欠点がある。
【0004】 図14(b)に示すように、天秤式反
転機により反転させる方法。クレーン天秤110に反転
機111を吊下げ、反転機111のワイヤロープまたは
チェーン112をワークWに大巻きし、反転機111の
ワイヤロープまたはチェーン112に対する送りドライ
ブでワークWを反転させる。この方法では、ワークの形
状を問わないことと、専有床面積を要さないメリットが
あるものの、作業にやや危険を伴うことと、反転時のワ
ークあるいはワイヤロープ等の損傷を防ぐためワークの
突出角部の保護養生を要する欠点がある。
転機により反転させる方法。クレーン天秤110に反転
機111を吊下げ、反転機111のワイヤロープまたは
チェーン112をワークWに大巻きし、反転機111の
ワイヤロープまたはチェーン112に対する送りドライ
ブでワークWを反転させる。この方法では、ワークの形
状を問わないことと、専有床面積を要さないメリットが
あるものの、作業にやや危険を伴うことと、反転時のワ
ークあるいはワイヤロープ等の損傷を防ぐためワークの
突出角部の保護養生を要する欠点がある。
【0005】 図15に示すように、リンクチェーン
式反転機により反転させる方法。複数のスプロケットに
エンドレスに巻掛けたリンクチェーン120にワークW
を載せ、駆動装置121によるリンクチェーン120の
巻取りによりワークWを反転させる。この方法では、ワ
ークの形状を問わないことと、作業が安全であるメリッ
トがあるが、ワークの角部などの突出部に予め養生を施
しておかないとワークを損傷する恐れがある。また、大
きな専有面積空間を必要とする問題点がある。
式反転機により反転させる方法。複数のスプロケットに
エンドレスに巻掛けたリンクチェーン120にワークW
を載せ、駆動装置121によるリンクチェーン120の
巻取りによりワークWを反転させる。この方法では、ワ
ークの形状を問わないことと、作業が安全であるメリッ
トがあるが、ワークの角部などの突出部に予め養生を施
しておかないとワークを損傷する恐れがある。また、大
きな専有面積空間を必要とする問題点がある。
【0006】−(a) 図16(a)に示すように、L
アーム反転機によりクレーン併用で反転させる方法。L
字状のアーム130にワークWを搭載し、油圧シリンダ
131のクランク機構あるいは電動機の回転力伝達用の
歯車を介してLアーム130を回動させる。90°反転
はこれで達成されるが、180°反転の場合、90°反
転後、いったんワークWをクレーンで吊上げ、Lアーム
130を最初の位置に戻して再び90°反転させて達成
される。
アーム反転機によりクレーン併用で反転させる方法。L
字状のアーム130にワークWを搭載し、油圧シリンダ
131のクランク機構あるいは電動機の回転力伝達用の
歯車を介してLアーム130を回動させる。90°反転
はこれで達成されるが、180°反転の場合、90°反
転後、いったんワークWをクレーンで吊上げ、Lアーム
130を最初の位置に戻して再び90°反転させて達成
される。
【0007】−(b) 図16(b)に示すように、ク
レーンを使用せずにアーム反転機単独で反転させる方法
(特願昭63−174451号)。互いに独立して回動
可能な一対の反転アーム140・141と、トラバーサ
ー(横行台車)142を使用し、片側のアーム141を
立てL形としてワークWに添わせ、一対の反転アーム1
40・141を共に90°反転させる。次いで、直立し
た反転アーム140を水平にし、トラバーサー142で
ワークWを持ち上げて最初の位置まで移送し、最初の工
程と同様にして90°反転させれば、180°の反転が
達成される。
レーンを使用せずにアーム反転機単独で反転させる方法
(特願昭63−174451号)。互いに独立して回動
可能な一対の反転アーム140・141と、トラバーサ
ー(横行台車)142を使用し、片側のアーム141を
立てL形としてワークWに添わせ、一対の反転アーム1
40・141を共に90°反転させる。次いで、直立し
た反転アーム140を水平にし、トラバーサー142で
ワークWを持ち上げて最初の位置まで移送し、最初の工
程と同様にして90°反転させれば、180°の反転が
達成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】例えば、建築鉄骨に使
用されるビルトアップ溶接柱(四面ボックス柱)の製作
工程は、図17に示すように、4箇所の角継手Jのう
ち、先ず上面(第1面)の角継手J1 およびJ1'が下向
き姿勢で同時に自動溶接され、ワークWを180°反転
させた後、下面(第2面)の角継手J2 およびJ2'が下
向き姿勢で同時に自動溶接される。
用されるビルトアップ溶接柱(四面ボックス柱)の製作
工程は、図17に示すように、4箇所の角継手Jのう
ち、先ず上面(第1面)の角継手J1 およびJ1'が下向
き姿勢で同時に自動溶接され、ワークWを180°反転
させた後、下面(第2面)の角継手J2 およびJ2'が下
向き姿勢で同時に自動溶接される。
【0009】前述した,の反転方法を上記製作工程
に組み込むとすれば、クレーンによってワークを吊上げ
る作業が必須の作業となり、流れ作業が成立せず生産効
率が大幅に低下し、また安全上も問題がある。
に組み込むとすれば、クレーンによってワークを吊上げ
る作業が必須の作業となり、流れ作業が成立せず生産効
率が大幅に低下し、また安全上も問題がある。
【0010】そこで、前述した,の反転方法が採用
されることになる。この場合、ライン構成としては、図
18(イ)に示すように、上面の角溶接工程aおよび下
面の角溶接工程a’の同一ライン上に退避(滞貨)場b
を配置し、この退避場bの側方に180°反転場cを配
置する方法、あるいは図18(ロ)に示すように、上面
の角溶接工程aおよび下面の角溶接工程a’の同一ライ
ン上に180°反転場cを隣接して配置する方法を採用
することになる。しかし、図18(イ)のライン構成で
は、専有面積およびマテハンロス(作業能率低下)が増
大する問題点がある。
されることになる。この場合、ライン構成としては、図
18(イ)に示すように、上面の角溶接工程aおよび下
面の角溶接工程a’の同一ライン上に退避(滞貨)場b
を配置し、この退避場bの側方に180°反転場cを配
置する方法、あるいは図18(ロ)に示すように、上面
の角溶接工程aおよび下面の角溶接工程a’の同一ライ
ン上に180°反転場cを隣接して配置する方法を採用
することになる。しかし、図18(イ)のライン構成で
は、専有面積およびマテハンロス(作業能率低下)が増
大する問題点がある。
【0011】さらに、図18(イ),(ロ)のいずれの
ライン構成を採用するとしても、角溶接工程からのワー
クの搬送にはコンベヤを採用する必要があり、このコン
ベヤ搬送では後述するようなライン化を阻害する問題が
あり、この問題点の解決がなされないと実現は不可能で
ある。従って、従来においては、図18(イ),(ロ)
のいずれのライン構成でも、長尺材の搬送はクレーン運
搬とされており、省力化を図れず、また生産効率も低下
していた。
ライン構成を採用するとしても、角溶接工程からのワー
クの搬送にはコンベヤを採用する必要があり、このコン
ベヤ搬送では後述するようなライン化を阻害する問題が
あり、この問題点の解決がなされないと実現は不可能で
ある。従って、従来においては、図18(イ),(ロ)
のいずれのライン構成でも、長尺材の搬送はクレーン運
搬とされており、省力化を図れず、また生産効率も低下
していた。
【0012】ライン化を阻害する問題点を以下に示す。
前述した建築鉄骨の四面ボックス柱の製作工程では、上
面および下面の角溶接には、サブマージアーク溶接が採
用されており、このサブマージアーク溶接は大電流であ
り、図19に示すように、大入熱の溶接熱によりワーク
Wが大きく変形する。上面(第1面)の角溶接後では、
ワークは上に凸で湾曲した形状となり、10m程度のワ
ークにおいては、曲がり寸法dは最大で100mm程度
にもなる。
前述した建築鉄骨の四面ボックス柱の製作工程では、上
面および下面の角溶接には、サブマージアーク溶接が採
用されており、このサブマージアーク溶接は大電流であ
り、図19に示すように、大入熱の溶接熱によりワーク
Wが大きく変形する。上面(第1面)の角溶接後では、
ワークは上に凸で湾曲した形状となり、10m程度のワ
ークにおいては、曲がり寸法dは最大で100mm程度
にもなる。
【0013】このようなワークを、上面角溶接後、通常
のコンベヤで次の工程場所に搬送しようとすれば、図2
0に示すように、ワークWの進行方向先端が次工程のロ
ーラコンベヤ200の搬送ローラまたはチェーンコンベ
ヤ201の搬送面に当たり、搬送を行うことができなく
なる。
のコンベヤで次の工程場所に搬送しようとすれば、図2
0に示すように、ワークWの進行方向先端が次工程のロ
ーラコンベヤ200の搬送ローラまたはチェーンコンベ
ヤ201の搬送面に当たり、搬送を行うことができなく
なる。
【0014】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、長尺材の製作工程と
同一ラインにおいて製作工程に隣接・連続して反転工程
を設置することができ、長尺材の反転工程への搬出入お
よび180°反転を円滑かつ迅速に行うことのできる長
尺材の反転方法およびその装置を提供することにある。
べくなされたもので、その目的は、長尺材の製作工程と
同一ラインにおいて製作工程に隣接・連続して反転工程
を設置することができ、長尺材の反転工程への搬出入お
よび180°反転を円滑かつ迅速に行うことのできる長
尺材の反転方法およびその装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る反転方法
は、長尺材の製作工程(ビルトアップボックス柱の組立
・溶接工程など)の一部に組み込まれる反転工程におい
て長尺材を反転する方法であって、長尺材の製作工程と
同一ラインに、コンベヤにより長尺材をその長手方向に
搬送可能で、反転機により長尺材をその幅方向に180
°反転可能な台または台車を配設し、第1の工程(例え
ば、ボックス柱上面の角溶接)からの長尺材を前記台ま
たは台車上にコンベヤ搬入し、この台または台車上で長
尺材を180°反転させた後、コンベヤ上に位置した長
尺材を前記第1の工程(例えば、ボックス柱の下面角溶
接工程:同一の溶接機で上下面角溶接を行う場合)にコ
ンベヤ搬出し、あるいは下流側の第2の工程(例えば、
ボックス柱の下面角溶接工程:2台の溶接機で上下面角
溶接を行う場合)にコンベヤ搬出することを特徴とす
る。
は、長尺材の製作工程(ビルトアップボックス柱の組立
・溶接工程など)の一部に組み込まれる反転工程におい
て長尺材を反転する方法であって、長尺材の製作工程と
同一ラインに、コンベヤにより長尺材をその長手方向に
搬送可能で、反転機により長尺材をその幅方向に180
°反転可能な台または台車を配設し、第1の工程(例え
ば、ボックス柱上面の角溶接)からの長尺材を前記台ま
たは台車上にコンベヤ搬入し、この台または台車上で長
尺材を180°反転させた後、コンベヤ上に位置した長
尺材を前記第1の工程(例えば、ボックス柱の下面角溶
接工程:同一の溶接機で上下面角溶接を行う場合)にコ
ンベヤ搬出し、あるいは下流側の第2の工程(例えば、
ボックス柱の下面角溶接工程:2台の溶接機で上下面角
溶接を行う場合)にコンベヤ搬出することを特徴とす
る。
【0016】第1の工程から長尺材をコンベヤ搬入する
に際しては、長尺材の進行方向先端を検出して長尺材の
先端が到達あるいは通過したコンベヤの各搬送ローラを
下降退避させた状態から順次上昇させ、長尺材の進行に
伴って順次上昇した搬送ローラにより長尺材を支持して
搬送できるようにする。
に際しては、長尺材の進行方向先端を検出して長尺材の
先端が到達あるいは通過したコンベヤの各搬送ローラを
下降退避させた状態から順次上昇させ、長尺材の進行に
伴って順次上昇した搬送ローラにより長尺材を支持して
搬送できるようにする。
【0017】また、長尺材の長手方向中央が台または台
車の長尺材搬送方向中央部に位置すると、長尺材のコン
ベヤ搬入を停止できるようにする。
車の長尺材搬送方向中央部に位置すると、長尺材のコン
ベヤ搬入を停止できるようにする。
【0018】さらに、前記反転機には、長尺材幅方向に
延在する一対の反転アームと長尺材幅方向に移動可能な
トラバーサーからある反転機を使用し、コンベヤ搬入さ
れた長尺材を反転機のトラバーサーで長尺材幅方向に移
動させた後、反転機の一対の反転アームで挟持して反転
させ、180°反転した長尺材をコンベヤ搬送ラインセ
ンターに位置させる。
延在する一対の反転アームと長尺材幅方向に移動可能な
トラバーサーからある反転機を使用し、コンベヤ搬入さ
れた長尺材を反転機のトラバーサーで長尺材幅方向に移
動させた後、反転機の一対の反転アームで挟持して反転
させ、180°反転した長尺材をコンベヤ搬送ラインセ
ンターに位置させる。
【0019】次に、この発明に係る反転装置は、長尺材
の製作工程の一部に組み込まれる反転工程において長尺
材を反転する装置であって、長尺材の製作工程に連続可
能に設置された台または台車に、各搬送ローラが個別に
回転駆動可能で、かつ個別に昇降可能なコンベヤを、そ
の搬送ラインが製作工程ラインと一致するように配設す
ると共に、長尺材をその幅方向から挟持可能な一対の反
転アームと長尺材をその幅方向に移送可能なトラバーサ
ーからなる反転機を配設してなり、長尺材の進行方向先
端を検出するセンサー(光電スイッチ,タッチセンサ
ー,近接スイッチ,リミットスイッチなど)と、長尺材
の先端が到達あるいは通過したコンベヤの各搬送ローラ
を下降退避させた状態から順次上昇させる制御装置を備
えていることを特徴とする。
の製作工程の一部に組み込まれる反転工程において長尺
材を反転する装置であって、長尺材の製作工程に連続可
能に設置された台または台車に、各搬送ローラが個別に
回転駆動可能で、かつ個別に昇降可能なコンベヤを、そ
の搬送ラインが製作工程ラインと一致するように配設す
ると共に、長尺材をその幅方向から挟持可能な一対の反
転アームと長尺材をその幅方向に移送可能なトラバーサ
ーからなる反転機を配設してなり、長尺材の進行方向先
端を検出するセンサー(光電スイッチ,タッチセンサ
ー,近接スイッチ,リミットスイッチなど)と、長尺材
の先端が到達あるいは通過したコンベヤの各搬送ローラ
を下降退避させた状態から順次上昇させる制御装置を備
えていることを特徴とする。
【0020】また、この反転装置のコンベヤには、コン
ベヤ上の長尺材の幅方向中心をコンベヤの搬送ラインセ
ンターに一致させ得るセンタリング装置を設置する。さ
らに、台または台車には、長尺材の移動距離を検出する
センサー(タッチローラなど)を設置する。
ベヤ上の長尺材の幅方向中心をコンベヤの搬送ラインセ
ンターに一致させ得るセンタリング装置を設置する。さ
らに、台または台車には、長尺材の移動距離を検出する
センサー(タッチローラなど)を設置する。
【0021】
【作用】以上のような構成において、第1面の角溶接な
どの第1工程の終了した長尺材が、この製作ラインに連
続する台または台車に、そのコンベヤにより直接コンベ
ヤ搬入される。次いで、この台または台車上で直ちに、
長尺材が反転機により180°反転され、台または台車
上のコンベヤにより、第2面の角溶接などの工程へと搬
出される。これにより、反転工程の専有面積を大幅に低
減でき、またクレーン作業等を解消して省力化,省人
化,迅速化を図ることができる。
どの第1工程の終了した長尺材が、この製作ラインに連
続する台または台車に、そのコンベヤにより直接コンベ
ヤ搬入される。次いで、この台または台車上で直ちに、
長尺材が反転機により180°反転され、台または台車
上のコンベヤにより、第2面の角溶接などの工程へと搬
出される。これにより、反転工程の専有面積を大幅に低
減でき、またクレーン作業等を解消して省力化,省人
化,迅速化を図ることができる。
【0022】台または台車上へのコンベヤ搬入に際し、
長尺材が溶接等により上に凸状態で長手方向に湾曲して
いても、長尺材進行方向先端の検出によりコンベヤの各
搬送ローラが退避下降した状態から順次上昇して長尺材
を支持・搬送するため、長尺材先端が搬送ローラに衝突
することがなく、湾曲した長尺材を、製作ラインに近接
した反転工程に問題なく円滑にかつ迅速に搬入すること
ができる。
長尺材が溶接等により上に凸状態で長手方向に湾曲して
いても、長尺材進行方向先端の検出によりコンベヤの各
搬送ローラが退避下降した状態から順次上昇して長尺材
を支持・搬送するため、長尺材先端が搬送ローラに衝突
することがなく、湾曲した長尺材を、製作ラインに近接
した反転工程に問題なく円滑にかつ迅速に搬入すること
ができる。
【0023】台または台車上にコンベヤ搬入された長尺
材は、長尺材の移動距離検出により、長尺材長手方向中
央が台または台車の長尺材搬送方向中央に一致したとこ
ろで、自動的に停止し、その後の長尺材の横移動や反転
作業などに支障をきたすことがない。
材は、長尺材の移動距離検出により、長尺材長手方向中
央が台または台車の長尺材搬送方向中央に一致したとこ
ろで、自動的に停止し、その後の長尺材の横移動や反転
作業などに支障をきたすことがない。
【0024】台または台車の長尺材搬送方向中央に搬入
された長尺材は、トラバーサーにより長尺材搬送方向に
直交する方向に台または台車上を横移動し、一対の反転
アームにより反転され、180°反転した長尺材が台ま
たは台車上のコンベヤ上に戻る。これら一対の反転アー
ムおよびトラバーサーによる反転機であれば、設備がコ
ンパクトで、安全な反転作業が可能であり、養生が不要
という利点があり、さらにコンベヤ搬送ライン(製作ラ
イン)に対する長尺材の長手方向軸のずれが反転前後に
おいて少ない利点もある。
された長尺材は、トラバーサーにより長尺材搬送方向に
直交する方向に台または台車上を横移動し、一対の反転
アームにより反転され、180°反転した長尺材が台ま
たは台車上のコンベヤ上に戻る。これら一対の反転アー
ムおよびトラバーサーによる反転機であれば、設備がコ
ンパクトで、安全な反転作業が可能であり、養生が不要
という利点があり、さらにコンベヤ搬送ライン(製作ラ
イン)に対する長尺材の長手方向軸のずれが反転前後に
おいて少ない利点もある。
【0025】また、長尺材を台または台車にコンベヤ搬
入し、あるいは台または台車からコンベヤ搬出する際、
センタリング装置により、長尺材幅方向中心をコンベヤ
搬送ラインセンターあるいは製作ラインセンターに自動
的に一致させることができる。さらに、180°反転後
の長尺材をトラバーサーで移動させ、センタリング装置
で位置決めすることにより、長尺材幅方向中心をコンベ
ヤ搬送ラインセンターあるいは製作ラインセンターに自
動的に一致させることができる。
入し、あるいは台または台車からコンベヤ搬出する際、
センタリング装置により、長尺材幅方向中心をコンベヤ
搬送ラインセンターあるいは製作ラインセンターに自動
的に一致させることができる。さらに、180°反転後
の長尺材をトラバーサーで移動させ、センタリング装置
で位置決めすることにより、長尺材幅方向中心をコンベ
ヤ搬送ラインセンターあるいは製作ラインセンターに自
動的に一致させることができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て説明する。これは、建築鉄骨用の四面ボックス柱の組
立・溶接工程に適用した例であり、図1に本発明に係る
反転工程を組み込んだ組立・溶接工程の全体設備を示
し、図2,図3に本発明に係る反転装置を示す。また、
図4〜図13にこの反転装置における各部分の装置と作
動状態を示す。
て説明する。これは、建築鉄骨用の四面ボックス柱の組
立・溶接工程に適用した例であり、図1に本発明に係る
反転工程を組み込んだ組立・溶接工程の全体設備を示
し、図2,図3に本発明に係る反転装置を示す。また、
図4〜図13にこの反転装置における各部分の装置と作
動状態を示す。
【0027】図1に示すように、溶接ラインは、例えば
固定配置された門形のサブマージアーク溶接機Aと、こ
の溶接機A内を通り溶接機Aの溶接方向左右両側に延在
して敷設された一対の走行レールCと、この走行レール
C上を走行する溶接台車Bから構成され、長尺材の四面
ボックス柱(以下、ワークと記載)Wを溶接台車B上に
載せて移動させながら、溶接機Aで上面(第1面)2箇
所の角溶接がなされ、180°反転後に同じ溶接機Aに
より下面(第2面)2箇所の角溶接がなされる。
固定配置された門形のサブマージアーク溶接機Aと、こ
の溶接機A内を通り溶接機Aの溶接方向左右両側に延在
して敷設された一対の走行レールCと、この走行レール
C上を走行する溶接台車Bから構成され、長尺材の四面
ボックス柱(以下、ワークと記載)Wを溶接台車B上に
載せて移動させながら、溶接機Aで上面(第1面)2箇
所の角溶接がなされ、180°反転後に同じ溶接機Aに
より下面(第2面)2箇所の角溶接がなされる。
【0028】このような既設あるいは新設の溶接ライン
の一方の端部に隣接して、またこの溶接ラインと連続す
るように、本発明に係る反転機付きコンベヤ搬送移動台
車1が配置される。この移動台車1は、図2に示すよう
に、台車本体2に、主にローラコンベヤ3と、センタリ
ング装置4と、反転機5を搭載して構成されている。
の一方の端部に隣接して、またこの溶接ラインと連続す
るように、本発明に係る反転機付きコンベヤ搬送移動台
車1が配置される。この移動台車1は、図2に示すよう
に、台車本体2に、主にローラコンベヤ3と、センタリ
ング装置4と、反転機5を搭載して構成されている。
【0029】反転機5は反転アーム6とトラバーサー
(横行台車)7からなる。また、溶接台車Bには、ワー
クWを積載可能で、前記ローラコンベヤ3に搬送可能な
キャタピラコンベヤやチェーンコンベヤ等の移載コンベ
ヤ8が設けられている。
(横行台車)7からなる。また、溶接台車Bには、ワー
クWを積載可能で、前記ローラコンベヤ3に搬送可能な
キャタピラコンベヤやチェーンコンベヤ等の移載コンベ
ヤ8が設けられている。
【0030】台車本体2は、図1,図2に示すように、
溶接台車Bよりも幅広の台車で、一側にローラコンベヤ
3が、他側に反転スペースSがローラコンベヤ3と一部
重複して形成されており、ローラコンベヤ3の搬送ライ
ンセンターCL1 が溶接ラインセンターCL0 と一致す
るようにされている。また、台車本体2の長さは、最大
サイズのワークWの長さよりも十分に短くして台車の小
型化・省スペース等を図っている。そのため、長いワー
クWの反転に際してワークWが溶接台車Bと干渉しない
ように、台車本体2自体をワーク長手方向に移動可能と
している。
溶接台車Bよりも幅広の台車で、一側にローラコンベヤ
3が、他側に反転スペースSがローラコンベヤ3と一部
重複して形成されており、ローラコンベヤ3の搬送ライ
ンセンターCL1 が溶接ラインセンターCL0 と一致す
るようにされている。また、台車本体2の長さは、最大
サイズのワークWの長さよりも十分に短くして台車の小
型化・省スペース等を図っている。そのため、長いワー
クWの反転に際してワークWが溶接台車Bと干渉しない
ように、台車本体2自体をワーク長手方向に移動可能と
している。
【0031】従って、溶接台車Bの走行レールCと平行
に台車本体2のレール10が配設され、台車本体2を所
定の移動距離だけ往復移動可能としている。なお、台車
本体2の走行車輪11には、図2,図3に示すように、
ウォーム減速機12を介してブレーキ付きのギヤードモ
ータ13が取付けられ、自走可能とされている。
に台車本体2のレール10が配設され、台車本体2を所
定の移動距離だけ往復移動可能としている。なお、台車
本体2の走行車輪11には、図2,図3に示すように、
ウォーム減速機12を介してブレーキ付きのギヤードモ
ータ13が取付けられ、自走可能とされている。
【0032】ローラコンベヤ3は、台車本体2にワーク
搬送方向に所定の間隔をおいて配設された複数本の搬送
ローラ14からなる。これら各搬送ローラ14は、図
4,図5に示すように、ブレーキ付きギヤードモータ1
5により個別に回転駆動され、かつ一対の油圧シリンダ
16により個別に昇降可能とされている。
搬送方向に所定の間隔をおいて配設された複数本の搬送
ローラ14からなる。これら各搬送ローラ14は、図
4,図5に示すように、ブレーキ付きギヤードモータ1
5により個別に回転駆動され、かつ一対の油圧シリンダ
16により個別に昇降可能とされている。
【0033】即ち、搬送ローラ14は、両端が昇降フレ
ーム17に回転自在に支持され、この昇降フレーム17
の下部に固定したモータ15の出力軸と搬送ローラ14
の一端とをスプロケット・チェーンからなる動力伝達機
構18を介して連結される。
ーム17に回転自在に支持され、この昇降フレーム17
の下部に固定したモータ15の出力軸と搬送ローラ14
の一端とをスプロケット・チェーンからなる動力伝達機
構18を介して連結される。
【0034】さらに、このような昇降フレーム17は台
車本体2に対して上下方向に昇降自在に案内支持されて
いる。この案内支持には、ローラ軸方向両端部において
昇降フレーム17に取付けたスライド部材19と、台車
本体2に取付けたスライド溝部材20を用いている。
車本体2に対して上下方向に昇降自在に案内支持されて
いる。この案内支持には、ローラ軸方向両端部において
昇降フレーム17に取付けたスライド部材19と、台車
本体2に取付けたスライド溝部材20を用いている。
【0035】また、油圧シリンダ16は、搬送ローラ1
4の軸方向両側方において台車本体2に鉛直に取付けら
れ、そのピストンロッド先端が昇降部材21を介して昇
降フレーム17に取付けられる。この油圧シリンダ16
は、台車本体2内に退避した状態から上昇して搬送ロー
ラ14の上面が溶接台車Bの移載コンベヤ8の上面とほ
ぼ同じレベル(図1(b)に示すように移載コンベヤ8
より若干高くされている)となるようにストローク設定
され、ワーク端部検出用センサー30の検出信号により
作動される。
4の軸方向両側方において台車本体2に鉛直に取付けら
れ、そのピストンロッド先端が昇降部材21を介して昇
降フレーム17に取付けられる。この油圧シリンダ16
は、台車本体2内に退避した状態から上昇して搬送ロー
ラ14の上面が溶接台車Bの移載コンベヤ8の上面とほ
ぼ同じレベル(図1(b)に示すように移載コンベヤ8
より若干高くされている)となるようにストローク設定
され、ワーク端部検出用センサー30の検出信号により
作動される。
【0036】このワーク端部検出用センサー30は、例
えば投光器・受光器からなる光電スイッチ(フォトセン
サー)とされ、図6に示すように、各搬送ローラ14に
対して個別に設置され、ワークWの進入方向先端を検出
すると、油圧シリンダ16を作動させ、上昇した搬送ロ
ーラ14でワークWを受けるようにする。このワーク端
部検出用センサー30の設置位置は、各搬送ローラ14
のワーク進入方向の後方がよく、これによりワーク先端
部が搬送ローラ14を通過した直後にワーク先端部を支
持することができる。
えば投光器・受光器からなる光電スイッチ(フォトセン
サー)とされ、図6に示すように、各搬送ローラ14に
対して個別に設置され、ワークWの進入方向先端を検出
すると、油圧シリンダ16を作動させ、上昇した搬送ロ
ーラ14でワークWを受けるようにする。このワーク端
部検出用センサー30の設置位置は、各搬送ローラ14
のワーク進入方向の後方がよく、これによりワーク先端
部が搬送ローラ14を通過した直後にワーク先端部を支
持することができる。
【0037】溶接台車Bの移載コンベヤ8からローラコ
ンベヤ3にワークWが搬入される際には、各搬送ローラ
14は下降して台車本体2内に退避しており、上に凸に
湾曲したワークWの先端が搬送ローラ14に当たること
がない。ワーク先端がNO.1搬送ローラ14の上方を通過
すると、これをNO.1センサー30が検出し、このNO.1セ
ンサー30による上昇指令によりNO.1搬送ローラ3が上
昇し、ワークWを適当な搬送レベルまで押し上げ、これ
と同時に搬送ローラ14が回転駆動され、移載コンベヤ
8と共に、ワークWを搬送する。
ンベヤ3にワークWが搬入される際には、各搬送ローラ
14は下降して台車本体2内に退避しており、上に凸に
湾曲したワークWの先端が搬送ローラ14に当たること
がない。ワーク先端がNO.1搬送ローラ14の上方を通過
すると、これをNO.1センサー30が検出し、このNO.1セ
ンサー30による上昇指令によりNO.1搬送ローラ3が上
昇し、ワークWを適当な搬送レベルまで押し上げ、これ
と同時に搬送ローラ14が回転駆動され、移載コンベヤ
8と共に、ワークWを搬送する。
【0038】次いで、同様にNO.2センサー30のON信
号によりNO.2搬送ローラ14が上昇してワークWの先端
を支持しつつ搬送し、以降この工程が順次繰り返されて
ワークWが移載コンベヤ8からローラコンベヤ3上へと
移載される。ワークWがローラコンベヤ3上に完全に移
載されても各搬送ローラ14による搬送を続け、ワーク
Wの長手方向中央がローラコンベヤ3の搬送方向中央に
一致したところで、搬送を停止する。ここで、ローラコ
ンベヤ3の搬送方向中央は、正確にはワーク搬送方向に
2組の反転アーム6,6(トラバーサー7,7)の中間
であり、これにより、後述する反転を支障なく行うこと
ができる。
号によりNO.2搬送ローラ14が上昇してワークWの先端
を支持しつつ搬送し、以降この工程が順次繰り返されて
ワークWが移載コンベヤ8からローラコンベヤ3上へと
移載される。ワークWがローラコンベヤ3上に完全に移
載されても各搬送ローラ14による搬送を続け、ワーク
Wの長手方向中央がローラコンベヤ3の搬送方向中央に
一致したところで、搬送を停止する。ここで、ローラコ
ンベヤ3の搬送方向中央は、正確にはワーク搬送方向に
2組の反転アーム6,6(トラバーサー7,7)の中間
であり、これにより、後述する反転を支障なく行うこと
ができる。
【0039】このワークWをローラコンベヤ中央に自動
的に停止させる方法としては、タッチローラなどのセン
サーによる移動距離検出方式を採用することができる。
例えば、図6(iv) に示すように、ワークWの下面に付
勢されて転動するタッチローラ31をローラコンベヤ搬
送方向中央に設置し、このタッチローラ31の回転数か
らワークW先端の移動距離を検出し、この先端検出から
の移動距離が設定値に達すると、各搬送ローラ14の回
転を停止させる。ワークWの長さLは、溶接工程におい
て入力されて既知であり、検出移動距離が1/2Lとな
った時点で各搬送ローラ14に回転停止信号を出力す
る。なお、タッチローラ31の設置位置はローラコンベ
ヤ搬送方向中央に限らず、ローラコンベヤの入側などで
もよい。
的に停止させる方法としては、タッチローラなどのセン
サーによる移動距離検出方式を採用することができる。
例えば、図6(iv) に示すように、ワークWの下面に付
勢されて転動するタッチローラ31をローラコンベヤ搬
送方向中央に設置し、このタッチローラ31の回転数か
らワークW先端の移動距離を検出し、この先端検出から
の移動距離が設定値に達すると、各搬送ローラ14の回
転を停止させる。ワークWの長さLは、溶接工程におい
て入力されて既知であり、検出移動距離が1/2Lとな
った時点で各搬送ローラ14に回転停止信号を出力す
る。なお、タッチローラ31の設置位置はローラコンベ
ヤ搬送方向中央に限らず、ローラコンベヤの入側などで
もよい。
【0040】また、ワーク端部検出用センサー30は、
光電スイッチに限定されることなく、タッチセンサー,
近接スイッチ,リミットスイッチ等でもよいことはいう
までもない。また、このセンサー30の設置位置も、各
搬送ローラ14の後方に限らず、ワーク先端部が搬送ロ
ーラ頂部上を通過した後に搬送ローラ頂部がワーク先端
部に接触するようなタイミングとなるような位置であれ
ばよい。例えば、タイマー等でセンサー検出後に搬送ロ
ーラ14が上昇するようにしてもよい。
光電スイッチに限定されることなく、タッチセンサー,
近接スイッチ,リミットスイッチ等でもよいことはいう
までもない。また、このセンサー30の設置位置も、各
搬送ローラ14の後方に限らず、ワーク先端部が搬送ロ
ーラ頂部上を通過した後に搬送ローラ頂部がワーク先端
部に接触するようなタイミングとなるような位置であれ
ばよい。例えば、タイマー等でセンサー検出後に搬送ロ
ーラ14が上昇するようにしてもよい。
【0041】さらに、各搬送ローラ14に設置するセン
サー30に代えて前述したタッチローラ31を用いた移
動距離検出方式を採用することも可能である。この場合
には、タッチローラ31をローラコンベヤ3の入側に設
置し、このタッチローラ31の回転数から得られたワー
クWの移動距離が設定値(タッチローラ31から各搬送
ローラ14までの距離)を越えると、各搬送ローラ14
を上昇させることになる。この方式であれば、前述のワ
ークの自動停止と兼用できる。また、タッチローラ31
を使用することなく、ワーク先端の移動時間を利用して
各搬送ローラ14の上昇およびワーク自動停止を制御す
ることも可能である。この場合、ローラコンベヤ3と移
載コンベヤ8の搬送速度は同一で既知であり、ワーク先
端検出位置から各制御位置までの移動時間により制御す
ることになる。
サー30に代えて前述したタッチローラ31を用いた移
動距離検出方式を採用することも可能である。この場合
には、タッチローラ31をローラコンベヤ3の入側に設
置し、このタッチローラ31の回転数から得られたワー
クWの移動距離が設定値(タッチローラ31から各搬送
ローラ14までの距離)を越えると、各搬送ローラ14
を上昇させることになる。この方式であれば、前述のワ
ークの自動停止と兼用できる。また、タッチローラ31
を使用することなく、ワーク先端の移動時間を利用して
各搬送ローラ14の上昇およびワーク自動停止を制御す
ることも可能である。この場合、ローラコンベヤ3と移
載コンベヤ8の搬送速度は同一で既知であり、ワーク先
端検出位置から各制御位置までの移動時間により制御す
ることになる。
【0042】なお、180°反転後にワークWをローラ
コンベヤ3から移載コンベヤ8へ搬出する場合には、ワ
ークWは図19に示すように下に凸で湾曲しているた
め、ワークWの端部が搬送ローラ14に当たるというこ
とはなく、特別な制御は必要ない。ワークWの後端が通
過すれば、センサー30のOFF信号により、各搬送ロ
ーラ14が順次下降することになる。
コンベヤ3から移載コンベヤ8へ搬出する場合には、ワ
ークWは図19に示すように下に凸で湾曲しているた
め、ワークWの端部が搬送ローラ14に当たるというこ
とはなく、特別な制御は必要ない。ワークWの後端が通
過すれば、センサー30のOFF信号により、各搬送ロ
ーラ14が順次下降することになる。
【0043】センタリング装置4は、図2に示すよう
に、ローラコンベヤ3への搬入時や溶接台車Bへの搬出
などに際して、ワークWの中心がローラコンベヤ3の搬
送ラインセンターCL1 と一致するように位置決めする
装置であり、搬送ローラ14に沿って平行にワーク搬送
方向に間隔をおいて一対で配設される。
に、ローラコンベヤ3への搬入時や溶接台車Bへの搬出
などに際して、ワークWの中心がローラコンベヤ3の搬
送ラインセンターCL1 と一致するように位置決めする
装置であり、搬送ローラ14に沿って平行にワーク搬送
方向に間隔をおいて一対で配設される。
【0044】このセンタリング装置4は、図7に示すよ
うに、ワークWを幅方向から挟持し得る一対の位置決め
ローラ40と、この位置決めローラ40が先端に回転自
在に取付けられるスイングアーム41と、このスイング
アーム41の基部が回動自在に取付けられるスライド台
42と、これら左右一対のスライド台42にそれぞれ右
ねじ部分,左ねじ部分が螺合する駆動ねじロッド43な
どを備えている。
うに、ワークWを幅方向から挟持し得る一対の位置決め
ローラ40と、この位置決めローラ40が先端に回転自
在に取付けられるスイングアーム41と、このスイング
アーム41の基部が回動自在に取付けられるスライド台
42と、これら左右一対のスライド台42にそれぞれ右
ねじ部分,左ねじ部分が螺合する駆動ねじロッド43な
どを備えている。
【0045】左右一対のスイングアーム41は、それぞ
れスライド台42にワーク搬送方向に旋回自在に取付け
られ、油圧シリンダ44によりそれぞれが個別に旋回駆
動されて、台車本体2内に水平に収納された状態と、鉛
直に起立した状態となるようにされている。
れスライド台42にワーク搬送方向に旋回自在に取付け
られ、油圧シリンダ44によりそれぞれが個別に旋回駆
動されて、台車本体2内に水平に収納された状態と、鉛
直に起立した状態となるようにされている。
【0046】駆動ねじロッド43は、ギヤードモータ4
5によりチェーン・スプロケットを介して回転駆動さ
れ、これにより左右一対のスライド台42が搬送ライン
センターCL1 を中心として相互に接近・離隔する方向
に移動し、左右一対の位置決めローラ41を種々の寸法
のワークWに応じて位置調整することができる。ワーク
Wがローラコンベヤ3に進入してくると、左右一対の位
置決めローラ41が転動しつつ案内し、種々のサイズの
ワークWの中心をローラコンベヤ3の搬送ラインセンタ
ーCL1 に一致させることができる。また、同様に種々
のサイズのワークWの中心をローラコンベヤ3の搬送ラ
インセンターCL1 に一致させて、ワークWを移載コン
ベヤ8へ搬出することができる。
5によりチェーン・スプロケットを介して回転駆動さ
れ、これにより左右一対のスライド台42が搬送ライン
センターCL1 を中心として相互に接近・離隔する方向
に移動し、左右一対の位置決めローラ41を種々の寸法
のワークWに応じて位置調整することができる。ワーク
Wがローラコンベヤ3に進入してくると、左右一対の位
置決めローラ41が転動しつつ案内し、種々のサイズの
ワークWの中心をローラコンベヤ3の搬送ラインセンタ
ーCL1 に一致させることができる。また、同様に種々
のサイズのワークWの中心をローラコンベヤ3の搬送ラ
インセンターCL1 に一致させて、ワークWを移載コン
ベヤ8へ搬出することができる。
【0047】さらに、ワークWを後述するように180
°反転させた後、ワークWの中心をローラコンベヤ3の
搬送ラインセンターCL1 に一致させる場合にも、後述
するように、トラバーサー7と、反転スペースSと反対
側の位置決めローラ41を使用することにより、種々の
サイズのワークWの中心をローラコンベヤ3の搬送ライ
ンセンターCL1 に一致させることができる。
°反転させた後、ワークWの中心をローラコンベヤ3の
搬送ラインセンターCL1 に一致させる場合にも、後述
するように、トラバーサー7と、反転スペースSと反対
側の位置決めローラ41を使用することにより、種々の
サイズのワークWの中心をローラコンベヤ3の搬送ライ
ンセンターCL1 に一致させることができる。
【0048】反転機5は、図2に示すように、搬送ロー
ラ14間に位置する反転アーム6およびトラバーサー7
をそれぞれ2組、ワーク搬送方向に間隔をおいて配設し
て構成されている。各反転アーム6は、図2,図8に示
すように、搬送ラインセンターCL1 と直交する方向
(ワークWの幅方向)に平行に一対で配設され、ローラ
コンベヤ3側で搬送ローラ14間に配設される反転アー
ム6Aと、反転スペースS側に配設される反転アーム6
Bとを隣設して一組とされている。
ラ14間に位置する反転アーム6およびトラバーサー7
をそれぞれ2組、ワーク搬送方向に間隔をおいて配設し
て構成されている。各反転アーム6は、図2,図8に示
すように、搬送ラインセンターCL1 と直交する方向
(ワークWの幅方向)に平行に一対で配設され、ローラ
コンベヤ3側で搬送ローラ14間に配設される反転アー
ム6Aと、反転スペースS側に配設される反転アーム6
Bとを隣設して一組とされている。
【0049】反転アーム6Aおよび6Bは、共通の水平
固定軸50に基部において回転可能に取付けられ、それ
ぞれ基部に取付けられた作動レバー51と、台車本体2
の下部に水平に取付けられた油圧シリンダ52により、
水平状態から90°回転して起立状態とされる。
固定軸50に基部において回転可能に取付けられ、それ
ぞれ基部に取付けられた作動レバー51と、台車本体2
の下部に水平に取付けられた油圧シリンダ52により、
水平状態から90°回転して起立状態とされる。
【0050】トラバーサー7は、図2に示すように、ワ
ークWを積載してローラコンベヤ3と反転スペースS間
をワーク幅方向に往復動可能な横行台車であり、図9,
図10に示すように、レール60と走行車輪61により
移動可能に案内支持され、台車本体2の下部に水平に配
設された油圧シリンダ62により駆動される。また、ト
ラバーサー7の上部には一対の油圧シリンダ63を介し
て載置台64が昇降可能に設けられている。
ークWを積載してローラコンベヤ3と反転スペースS間
をワーク幅方向に往復動可能な横行台車であり、図9,
図10に示すように、レール60と走行車輪61により
移動可能に案内支持され、台車本体2の下部に水平に配
設された油圧シリンダ62により駆動される。また、ト
ラバーサー7の上部には一対の油圧シリンダ63を介し
て載置台64が昇降可能に設けられている。
【0051】このような反転アーム6とトラバーサー7
を使用して、次のような手順でワークWの180°反転
が行われる(図11,図12参照)。
を使用して、次のような手順でワークWの180°反転
が行われる(図11,図12参照)。
【0052】(i) ローラコンベヤ3上にワークWが搬
入されると、先ずローラコンベヤ3位置において載置台
64をジャッキアップさせ、搬送ローラ14を下降させ
てワークWを載置台64上に移し、トラバーサー7を反
転スペースS側に移動させる。
入されると、先ずローラコンベヤ3位置において載置台
64をジャッキアップさせ、搬送ローラ14を下降させ
てワークWを載置台64上に移し、トラバーサー7を反
転スペースS側に移動させる。
【0053】この時、一組の反転アーム6A,6Bは水
平に収納された状態となっている。
平に収納された状態となっている。
【0054】(ii) トラバーサー7を停止させ、ワーク
Wの角部を反転原点O位置に一致させ、反転アーム6A
を引き起こす。ここで、溶接工程で既に入力されている
ワークWのワーク幅wと、搬送ラインセンターCL1 か
ら反転原点O位置までの距離lから、トラバーサー7の
移動距離が算出されており、トラバーサー7は自動的に
停止することとなる。
Wの角部を反転原点O位置に一致させ、反転アーム6A
を引き起こす。ここで、溶接工程で既に入力されている
ワークWのワーク幅wと、搬送ラインセンターCL1 か
ら反転原点O位置までの距離lから、トラバーサー7の
移動距離が算出されており、トラバーサー7は自動的に
停止することとなる。
【0055】(iii) トラバーサー7の載置台64をジャ
ッキダウンさせ、90°で直交している反転アーム6A
および6Bをローラコンベヤ側に90°回転させ、ワー
クWを90°反転させる。
ッキダウンさせ、90°で直交している反転アーム6A
および6Bをローラコンベヤ側に90°回転させ、ワー
クWを90°反転させる。
【0056】(iv) 反転アーム6Bを元の水平状態に戻
すと共に、トラバーサー7をローラコンベヤ側に戻す。
この際、ワークWは搬送ラインセンターCL1 に位置し
ていないので、前述と同様、ワーク幅wと搬送ラインセ
ンターCL1 から反転原点O’位置までの距離l’を用
いてトラバーサー7を自動的に停止させて、載置台64
をワークWの下に位置させる。載置台64を上昇させワ
ークWを載せる。トラバーサー7を反転スペースS側に
移動させ、前述の(ii),(iii) を繰り返す。
すと共に、トラバーサー7をローラコンベヤ側に戻す。
この際、ワークWは搬送ラインセンターCL1 に位置し
ていないので、前述と同様、ワーク幅wと搬送ラインセ
ンターCL1 から反転原点O’位置までの距離l’を用
いてトラバーサー7を自動的に停止させて、載置台64
をワークWの下に位置させる。載置台64を上昇させワ
ークWを載せる。トラバーサー7を反転スペースS側に
移動させ、前述の(ii),(iii) を繰り返す。
【0057】(v) これにより、ローラコンベヤ3上に1
80°反転したワークWが位置するQしかし、このまま
では、ワーク中心と搬送ラインセンターCL1 が一致し
ていないので、片側の位置決めローラ41を起立させ、
ジャッキアップにより載置台64にワークWを載せた
後、トラバーサー7を移動させてワークWの側面を位置
決めローラ41に当てる。
80°反転したワークWが位置するQしかし、このまま
では、ワーク中心と搬送ラインセンターCL1 が一致し
ていないので、片側の位置決めローラ41を起立させ、
ジャッキアップにより載置台64にワークWを載せた
後、トラバーサー7を移動させてワークWの側面を位置
決めローラ41に当てる。
【0058】なお、搬送ローラの昇降用,センタリング
装置の起伏用,反転アームの作動用,トラバーサーの移
動用・ジャッキアップ用の油圧ユニット(油タンク・油
圧ポンプ・各種制御弁・圧力計など)70は、図2に示
すように、台車本体2の中央部に設置され、台車本体2
の側面に取付けられた制御盤(各種開閉器・電動機制御
インバータ・制御用シーケンサなど)71により前述し
た各動作がプログラムに従って自動制御される。また、
操作盤は、溶接機Aの操作盤近傍に設置した主操作盤
と、反転工程側に設置した副操作盤とを用いている。
装置の起伏用,反転アームの作動用,トラバーサーの移
動用・ジャッキアップ用の油圧ユニット(油タンク・油
圧ポンプ・各種制御弁・圧力計など)70は、図2に示
すように、台車本体2の中央部に設置され、台車本体2
の側面に取付けられた制御盤(各種開閉器・電動機制御
インバータ・制御用シーケンサなど)71により前述し
た各動作がプログラムに従って自動制御される。また、
操作盤は、溶接機Aの操作盤近傍に設置した主操作盤
と、反転工程側に設置した副操作盤とを用いている。
【0059】以上のような構成において、次に示すよう
な手順で、ボックス柱の角溶接および反転が行われる
(図13参照)。
な手順で、ボックス柱の角溶接および反転が行われる
(図13参照)。
【0060】(1) 仮溶接されて組立られたボックス柱
を、適宜の手段により溶接台車Bの移載コンベヤ8上に
載せ、溶接台車Bを移動させつつサブマージアーク溶接
機Aにより、ワークWの上面2箇所の角継手の溶接を行
う。この上面溶接が終了すると、溶接台車Bを溶接ライ
ンの反転工程側端部における受渡し場所に移動させると
同時に、移載コンベヤ8を駆動して、ワークWを移動台
車1のローラコンベヤ3上に搬入する。
を、適宜の手段により溶接台車Bの移載コンベヤ8上に
載せ、溶接台車Bを移動させつつサブマージアーク溶接
機Aにより、ワークWの上面2箇所の角継手の溶接を行
う。この上面溶接が終了すると、溶接台車Bを溶接ライ
ンの反転工程側端部における受渡し場所に移動させると
同時に、移載コンベヤ8を駆動して、ワークWを移動台
車1のローラコンベヤ3上に搬入する。
【0061】各搬送ローラ14は、ワークWの先端が通
過すると、退避下降状態から順次上昇し、ワークWの先
端が搬送ローラ14に衝突することがない。また、セン
タリング装置4においては、ワーク搬入開始の信号など
により、左右一対のスイングアーム41が起立し、ロー
ラコンベヤ3への搬入と同時に、左右一対の位置決めロ
ーラ40によりワークWのセンタリングがなされる。な
お、左右一対の位置決めローラ40の間隔は、溶接工程
でのワークサイズの入力値を用いて、ワーク幅wとなる
ように予めセットされている。
過すると、退避下降状態から順次上昇し、ワークWの先
端が搬送ローラ14に衝突することがない。また、セン
タリング装置4においては、ワーク搬入開始の信号など
により、左右一対のスイングアーム41が起立し、ロー
ラコンベヤ3への搬入と同時に、左右一対の位置決めロ
ーラ40によりワークWのセンタリングがなされる。な
お、左右一対の位置決めローラ40の間隔は、溶接工程
でのワークサイズの入力値を用いて、ワーク幅wとなる
ように予めセットされている。
【0062】(2) ローラコンベヤ3によるワークWの搬
送は、タッチローラ31などによる移動距離検出によ
り、ワーク長手方向中央部が移動台車1の中央部に到達
すると自動的に停止される。センタリング装置4をセッ
トしたまま、移動台車1を溶接台車Bから離れる方向に
移動させる。
送は、タッチローラ31などによる移動距離検出によ
り、ワーク長手方向中央部が移動台車1の中央部に到達
すると自動的に停止される。センタリング装置4をセッ
トしたまま、移動台車1を溶接台車Bから離れる方向に
移動させる。
【0063】(3) センタリング装置4を倒して退避さ
せ、全ての搬送ローラ14を下降させてワークWをトラ
バーサー7に移載し、前述した手順でワークWを180
°反転させる。180°反転したワークWの中心が搬送
ラインセンターCL1 と一致するように、横移動させ
る。
せ、全ての搬送ローラ14を下降させてワークWをトラ
バーサー7に移載し、前述した手順でワークWを180
°反転させる。180°反転したワークWの中心が搬送
ラインセンターCL1 と一致するように、横移動させ
る。
【0064】(4) 全ての搬送ローラ14を上昇させ、セ
ンタリング装置4をセットした状態で、移動台車1を受
渡し場所に移動させる。受渡し場所に達すると、搬送ロ
ーラ14および溶接台車Bの移載コンベヤ8を同時に起
動させてワークWを搬出する。
ンタリング装置4をセットした状態で、移動台車1を受
渡し場所に移動させる。受渡し場所に達すると、搬送ロ
ーラ14および溶接台車Bの移載コンベヤ8を同時に起
動させてワークWを搬出する。
【0065】この際、タッチローラ31でワークWの搬
出移動距離を検出して、所定距離移動すると、搬出を自
動的に停止させ、ワークWを移載コンベヤ8の中央に移
載する。この後、ワークの下面2箇所の角溶接がなされ
る。なお、この溶接が終了すると、ワークWは天井クレ
ーン等により搬出される。
出移動距離を検出して、所定距離移動すると、搬出を自
動的に停止させ、ワークWを移載コンベヤ8の中央に移
載する。この後、ワークの下面2箇所の角溶接がなされ
る。なお、この溶接が終了すると、ワークWは天井クレ
ーン等により搬出される。
【0066】なお、以上は移動台車を使用した例を示し
たが、固定台でもよい。溶接工程は、上面溶接と下面溶
接を同一箇所で行う例を示したが、表面溶接等の第一工
程と下面溶接等の第二工程の間に反転工程がある場合に
も、本発明を適用できることはいうまでもない。さら
に、本発明の反転装置は、角溶接における反転作業に限
定されることなく、先行ES(エレクトロスラグ)溶接
後のデポ処理で発生する反転作業にも適用できる。鉄骨
柱用のボックス柱に限らず、180°反転を必要とする
長尺材にも本発明を適用できる。
たが、固定台でもよい。溶接工程は、上面溶接と下面溶
接を同一箇所で行う例を示したが、表面溶接等の第一工
程と下面溶接等の第二工程の間に反転工程がある場合に
も、本発明を適用できることはいうまでもない。さら
に、本発明の反転装置は、角溶接における反転作業に限
定されることなく、先行ES(エレクトロスラグ)溶接
後のデポ処理で発生する反転作業にも適用できる。鉄骨
柱用のボックス柱に限らず、180°反転を必要とする
長尺材にも本発明を適用できる。
【0067】
【発明の効果】この発明は、以上のような構成からなる
ので、次のような効果を奏する。
ので、次のような効果を奏する。
【0068】(1) 製作ラインにおける第1工程の終了し
た長尺材を台または台車上に直接コンベヤ搬入し、この
台または台車上で直ちに180°反転させることがで
き、長尺材の180°反転工程を長尺材の製作ラインと
同一ラインにおいて製作ラインに連続して配置すること
ができる。これにより、反転工程の専有面積を大幅に低
減することができ、またクレーン作業等を解消して省力
化,省人化,迅速化を図ることができ、生産原価の低減
を図ることができる。
た長尺材を台または台車上に直接コンベヤ搬入し、この
台または台車上で直ちに180°反転させることがで
き、長尺材の180°反転工程を長尺材の製作ラインと
同一ラインにおいて製作ラインに連続して配置すること
ができる。これにより、反転工程の専有面積を大幅に低
減することができ、またクレーン作業等を解消して省力
化,省人化,迅速化を図ることができ、生産原価の低減
を図ることができる。
【0069】(2) 上に凸で湾曲した長尺材でも、製作ラ
インに連続した反転工程に問題なく円滑にかつ迅速に搬
入することができ、従来不可能であった溶接工程におけ
る180°反転工程のオンライン化、自動化を達成する
ことができる。
インに連続した反転工程に問題なく円滑にかつ迅速に搬
入することができ、従来不可能であった溶接工程におけ
る180°反転工程のオンライン化、自動化を達成する
ことができる。
【0070】(3) 一対の反転アームとトラバーサーから
なる反転機を使用することにより、従来のような玉掛け
作業などを解消でき、安全な作業ができると共に、長尺
材角部等の養生が不要となり、コストを低減することが
できる。
なる反転機を使用することにより、従来のような玉掛け
作業などを解消でき、安全な作業ができると共に、長尺
材角部等の養生が不要となり、コストを低減することが
できる。
【図1】この発明に係る反転工程を組立・溶接工程に組
み込んだ全体設備であり、(a)は概略平面図,(b)
は概略側面図である。
み込んだ全体設備であり、(a)は概略平面図,(b)
は概略側面図である。
【図2】この発明に係る反転装置を示す平面図である。
【図3】図2の反転装置の(a)は側面図,(b)は横
断面図である。
断面図である。
【図4】この発明に係るローラコンベヤの搬送ローラで
あり、(a)は平面図,(b)は横断面図である。
あり、(a)は平面図,(b)は横断面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】この発明に係るローラコンベヤの作動状態を順
に示す概略側面図である。
に示す概略側面図である。
【図7】この発明に係るセンタリング装置であり、
(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は側面図であ
る。
(a)は平面図,(b)は正面図,(c)は側面図であ
る。
【図8】この発明に係る反転アームであり、(a)は平
面図,(b)は側面図,(c)は断面図である。
面図,(b)は側面図,(c)は断面図である。
【図9】この発明に係るトラバーサーの全体構成を示
し、(a)は平面図,(b)は側面図である。
し、(a)は平面図,(b)は側面図である。
【図10】この発明に係るトラバーサーであり、(a)
は平面図,(b)は側面図,(c)は断面図である。
は平面図,(b)は側面図,(c)は断面図である。
【図11】この発明に係る反転工程(その1)を順に示
す概略図である。
す概略図である。
【図12】この発明に係る反転工程(その2)を順に示
す概略図である。
す概略図である。
【図13】この発明に係る組立・溶接工程および反転工
程を順に示す概略図である。
程を順に示す概略図である。
【図14】従来の反転方法を示す概略正面図であり、
(a)はクレーン,ウインチを使用する例,(b)は天
秤式反転機を使用する例である。
(a)はクレーン,ウインチを使用する例,(b)は天
秤式反転機を使用する例である。
【図15】従来のリンクチェーン式反転機を示す概略正
面図である。
面図である。
【図16】従来の反転機による反転工程であり、(a)
はLアーム反転機を使用して反転する例,(b)は一対
の反転アームとトラバーサーを使用して反転する例を示
す概略図である。
はLアーム反転機を使用して反転する例,(b)は一対
の反転アームとトラバーサーを使用して反転する例を示
す概略図である。
【図17】四面ボックス柱を示す斜視図である。
【図18】溶接工程と反転工程のライン構成を示す概略
平面図である。
平面図である。
【図19】四面ボックス柱の溶接による変形を示す概略
図である。
図である。
【図20】変形した四面ボックス柱をコンベヤ搬送する
時の不具合を示す概略側面図である。
時の不具合を示す概略側面図である。
A…溶接機,B…溶接台車,C…走行レール,W…ワー
ク,1…反転機付きコンベヤ搬送移動台車,2…台車本
体,3…ローラコンベヤ,4…センタリング装置,5…
反転機,6…反転アーム,7…トラバーサー,8…移載
コンベヤ,30…ワーク端部検出用センサー,31…タ
ッチローラ,40…位置決めローラ,64…載置台。
ク,1…反転機付きコンベヤ搬送移動台車,2…台車本
体,3…ローラコンベヤ,4…センタリング装置,5…
反転機,6…反転アーム,7…トラバーサー,8…移載
コンベヤ,30…ワーク端部検出用センサー,31…タ
ッチローラ,40…位置決めローラ,64…載置台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 泰彦 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 瀧本 幸雄 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 長尺材の製作工程の一部に組み込まれる
反転工程において長尺材を反転する方法であって、 長尺材の製作工程と同一ラインに、コンベヤにより長尺
材をその長手方向に搬送可能で、反転機により長尺材を
その幅方向に180°反転可能な台または台車を配設
し、第1の工程からの長尺材を前記台または台車上にコ
ンベヤ搬入し、この台または台車上で長尺材を180°
反転させた後、コンベヤ上に位置した長尺材を前記第1
の工程にコンベヤ搬出し、あるいは下流側の第2の工程
にコンベヤ搬出することを特徴とする長尺材の反転方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の長尺材の反転方法にお
いて、第1の工程から長尺材をコンベヤ搬入するに際
し、長尺材の進行方向先端を検出して長尺材の先端が到
達あるいは通過したコンベヤの各搬送ローラを下降退避
させた状態から順次上昇させ、長尺材の進行に伴って順
次上昇した搬送ローラにより長尺材を支持して搬送する
ことを特徴とする長尺材の反転方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の長尺材
の反転方法において、長尺材の長手方向中央が台または
台車の長尺材搬送方向中央部に位置すると、長尺材のコ
ンベヤ搬入を停止させることを特徴とする長尺材の反転
方法。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3に記
載の長尺材の反転方法において、コンベヤ搬入された長
尺材を反転機のトラバーサーで長尺材幅方向に移動させ
た後、反転機の一対の反転アームで挟持して反転させ、
180°反転した長尺材をコンベヤ搬送ラインセンター
に位置させることを特徴とする長尺材の反転方法。 - 【請求項5】 長尺材の製作工程の一部に組み込まれる
反転工程において長尺材を反転する装置であって、 長尺材の製作工程に連続可能に設置された台または台車
に、各搬送ローラが個別に回転駆動可能で、かつ個別に
昇降可能なコンベヤを、その搬送ラインが製作工程ライ
ンと一致するように配設すると共に、長尺材をその幅方
向から挟持可能な一対の反転アームと長尺材をその幅方
向に移送可能なトラバーサーからなる反転機を配設して
なり、長尺材の進行方向先端を検出するセンサーと、長
尺材の先端が到達あるいは通過したコンベヤの各搬送ロ
ーラを下降退避させた状態から順次上昇させる制御装置
を備えていることを特徴とする長尺材の反転装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の長尺材の反転装置にお
いて、コンベヤ上の長尺材の幅方向中心をコンベヤの搬
送ラインセンターに一致させ得るセンタリング装置を備
えていることを特徴とする長尺材の反転装置。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の長尺材
の反転装置において、台または台車に、長尺材の移動距
離を検出するセンサーを備えていることを特徴とする長
尺材の反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2796295A JPH08217233A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 長尺材の反転方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2796295A JPH08217233A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 長尺材の反転方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217233A true JPH08217233A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12235525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2796295A Pending JPH08217233A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 長尺材の反転方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217233A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013063824A (ja) * | 2011-09-17 | 2013-04-11 | Jfe Steel Corp | 厚鋼板剪断により生じたスクラップの搬送方法及び搬送装置 |
| CN110239908A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-17 | 中联西北工程设计研究院有限公司 | 一种重型复杂工件涂装线用地轨自动翻转台车及其方法 |
| CN114313924A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-04-12 | 江苏龙净科杰环保技术有限公司 | 一种新型废催化剂拆箱输送装置 |
| CN114701814A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-07-05 | 宁波金凤焊割机械制造有限公司 | 一种钢构件加工周转小车 |
| CN116493861A (zh) * | 2023-04-27 | 2023-07-28 | 山西四建集团有限公司 | 用于型钢翻转的移载翻转装置 |
| CN121988969A (zh) * | 2026-04-10 | 2026-05-08 | 济南二机床集团有限公司 | 一种多工位翻转变位工作台及上下料方法 |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP2796295A patent/JPH08217233A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013063824A (ja) * | 2011-09-17 | 2013-04-11 | Jfe Steel Corp | 厚鋼板剪断により生じたスクラップの搬送方法及び搬送装置 |
| CN110239908A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-17 | 中联西北工程设计研究院有限公司 | 一种重型复杂工件涂装线用地轨自动翻转台车及其方法 |
| CN114313924A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-04-12 | 江苏龙净科杰环保技术有限公司 | 一种新型废催化剂拆箱输送装置 |
| CN114701814A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-07-05 | 宁波金凤焊割机械制造有限公司 | 一种钢构件加工周转小车 |
| CN116493861A (zh) * | 2023-04-27 | 2023-07-28 | 山西四建集团有限公司 | 用于型钢翻转的移载翻转装置 |
| CN121988969A (zh) * | 2026-04-10 | 2026-05-08 | 济南二机床集团有限公司 | 一种多工位翻转变位工作台及上下料方法 |
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