JPH08217772A - ジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方法 - Google Patents
ジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方法Info
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- JPH08217772A JPH08217772A JP7024400A JP2440095A JPH08217772A JP H08217772 A JPH08217772 A JP H08217772A JP 7024400 A JP7024400 A JP 7024400A JP 2440095 A JP2440095 A JP 2440095A JP H08217772 A JPH08217772 A JP H08217772A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ジフルオロラクトン類(1)にホスホラン類
(2)を反応させてジフルオロ置換ビニルエーテル類
(3)を得る(R1 〜R4 は水素原子、ハロゲン原子、
保護された官能基、1価の炭化水素基を表すか、その内
の2つが結合して2価の炭化水素基を表し、他は水素原
子、ハロゲン原子、保護された官能基、1価の炭化水素
基を表す。R5 はアルキル基等、R6 は置換基を有して
いてもよい炭化水素基を表す。nは0〜10を表
す。)。 【化1】 【効果】ジフルオロラクトン類へのR6 の導入が容易
で、高収率で目的物が得られる。この方法は、特にジフ
ルオロプロスタサイクリン類やその合成中間体の製造に
適する。
(2)を反応させてジフルオロ置換ビニルエーテル類
(3)を得る(R1 〜R4 は水素原子、ハロゲン原子、
保護された官能基、1価の炭化水素基を表すか、その内
の2つが結合して2価の炭化水素基を表し、他は水素原
子、ハロゲン原子、保護された官能基、1価の炭化水素
基を表す。R5 はアルキル基等、R6 は置換基を有して
いてもよい炭化水素基を表す。nは0〜10を表
す。)。 【化1】 【効果】ジフルオロラクトン類へのR6 の導入が容易
で、高収率で目的物が得られる。この方法は、特にジフ
ルオロプロスタサイクリン類やその合成中間体の製造に
適する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医農薬またはその中間
体、特に、ジフルオロプロスタグランジン類の重要な中
間体として有用なジフルオロ置換ビニルエーテル類の製
造方法に関する。
体、特に、ジフルオロプロスタグランジン類の重要な中
間体として有用なジフルオロ置換ビニルエーテル類の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】含フッ素ビニルエーテル類は、医農薬ま
たはその中間体、あるいはポリマーなどの原料として重
要な化合物である。なかでもフッ素原子を2個含有する
ビニルエーテル類は、酵素阻害剤またはその中間体(P.
Bay ら、J.T.Welch 編「Selective Fluorination」(ア
メリカ化学会)、p105)、ジフルオロプロスタグランジ
ンI2 類の中間体(特表昭56−501319)などと
して重要である。なお、プロスタグランジンI2 類はプ
ロスタサイクリン類とも称され、PGI2 と略称されて
いる。
たはその中間体、あるいはポリマーなどの原料として重
要な化合物である。なかでもフッ素原子を2個含有する
ビニルエーテル類は、酵素阻害剤またはその中間体(P.
Bay ら、J.T.Welch 編「Selective Fluorination」(ア
メリカ化学会)、p105)、ジフルオロプロスタグランジ
ンI2 類の中間体(特表昭56−501319)などと
して重要である。なお、プロスタグランジンI2 類はプ
ロスタサイクリン類とも称され、PGI2 と略称されて
いる。
【0003】しかし、所望の位置にフッ素原子を2個含
有するビニルエーテル類を選択的に製造する方法はほと
んど知られていない。ジフルオロ置換ビニルエーテル類
の製造方法としては、前記公報記載の方法が知られてい
るが、電子吸引性のフッ素原子をオレフィンのα位に2
個有するオレフィン類に対するアルコールからの環化反
応は、フッ素原子がない場合と異なり、著しく反応性が
低く、反応に長時間を要したり、反応収率が低いなどの
問題があり、実際上困難な製造方法であるという問題を
有していた。
有するビニルエーテル類を選択的に製造する方法はほと
んど知られていない。ジフルオロ置換ビニルエーテル類
の製造方法としては、前記公報記載の方法が知られてい
るが、電子吸引性のフッ素原子をオレフィンのα位に2
個有するオレフィン類に対するアルコールからの環化反
応は、フッ素原子がない場合と異なり、著しく反応性が
低く、反応に長時間を要したり、反応収率が低いなどの
問題があり、実際上困難な製造方法であるという問題を
有していた。
【0004】含フッ素カルボン酸類に対するWittig型の
反応によりビニルエーテルを製造した例は、J.P.Begue
ら、J.Org.Chem.,57,3807(1992) の方法があるが、ここ
には、パーフルオロカルボン酸またはパーフルオロクロ
ロカルボン酸のエステルまたは酸無水物に対する反応し
か記載されてなく、ジフルカルボン酸エステルやジフル
オロラクトンなどのジフルオロカルボン類に対するWitt
ig型の反応によりジフルオロアルキル置換ビニルエーテ
ルを製造した例は全く知られていなかった。
反応によりビニルエーテルを製造した例は、J.P.Begue
ら、J.Org.Chem.,57,3807(1992) の方法があるが、ここ
には、パーフルオロカルボン酸またはパーフルオロクロ
ロカルボン酸のエステルまたは酸無水物に対する反応し
か記載されてなく、ジフルカルボン酸エステルやジフル
オロラクトンなどのジフルオロカルボン類に対するWitt
ig型の反応によりジフルオロアルキル置換ビニルエーテ
ルを製造した例は全く知られていなかった。
【0005】これまで、ジフルオロアルキル置換ビニル
エーテル類の実用的な製造方法としては、事実上、発明
者らが開発した特願平6−20450や特願平6−80
641に記載の方法だけであり、ジフルオロ置換ビニル
エーテル類の新しい実用的な製造法の開発が強く望まれ
ていた。
エーテル類の実用的な製造方法としては、事実上、発明
者らが開発した特願平6−20450や特願平6−80
641に記載の方法だけであり、ジフルオロ置換ビニル
エーテル類の新しい実用的な製造法の開発が強く望まれ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題を
解決する、ジフルオロラクトン類を直接ジフルオロ置換
ビニルエーテル類に変換する新規な方法を提供する。
解決する、ジフルオロラクトン類を直接ジフルオロ置換
ビニルエーテル類に変換する新規な方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはジフルオロ
置換ビニルエーテル類を効率的に製造する実用的な製造
方法を見出した。本発明は、医農薬またはその中間体、
特に、ジフルオロプロスタグランジン類の重要な中間体
として有用なジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方
法に関する下記の発明である。
置換ビニルエーテル類を効率的に製造する実用的な製造
方法を見出した。本発明は、医農薬またはその中間体、
特に、ジフルオロプロスタグランジン類の重要な中間体
として有用なジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方
法に関する下記の発明である。
【0008】下記式(1)で表されるジフルオロラクト
ン類に、下記式(2)で表されるホスホラン類を作用さ
せることを特徴とする下記式(3)で表されるジフルオ
ロ置換ビニルエーテル類の製造方法。
ン類に、下記式(2)で表されるホスホラン類を作用さ
せることを特徴とする下記式(3)で表されるジフルオ
ロ置換ビニルエーテル類の製造方法。
【0009】
【化6】
【化7】
【化8】
【0010】[ただし、R1 、R2 、R3 、R4 は、同
一または異なり、下記(a)または(b)を表す。 (a)個々に、水素原子、ハロゲン原子、保護された水
酸基、保護されたアミノ基、保護されたカルボキシル
基、または、置換基を有していてもよい炭素数20以下
の1価の炭化水素基を表す。
一または異なり、下記(a)または(b)を表す。 (a)個々に、水素原子、ハロゲン原子、保護された水
酸基、保護されたアミノ基、保護されたカルボキシル
基、または、置換基を有していてもよい炭素数20以下
の1価の炭化水素基を表す。
【0011】(b)n個のR1 、n個のR2 、R3 およ
びR4 から選ばれた任意の2個が互いに結合して置換基
を有していてもよい炭素数10以下の2価の炭化水素基
を表し、かつ、他のR1 〜R4 は個々に、水素原子、ハ
ロゲン原子、保護された水酸基、保護されたアミノ基、
保護されたカルボキシル基、または、置換基を有してい
てもよい炭素数20以下の1価の炭化水素基を表す。
びR4 から選ばれた任意の2個が互いに結合して置換基
を有していてもよい炭素数10以下の2価の炭化水素基
を表し、かつ、他のR1 〜R4 は個々に、水素原子、ハ
ロゲン原子、保護された水酸基、保護されたアミノ基、
保護されたカルボキシル基、または、置換基を有してい
てもよい炭素数20以下の1価の炭化水素基を表す。
【0012】nは0〜10の整数を表す。R5 は1価の
有機基を表す。R6 は置換基を有していてもよい炭素数
20以下の炭化水素基を表す。]
有機基を表す。R6 は置換基を有していてもよい炭素数
20以下の炭化水素基を表す。]
【0013】式(1)で表されるジフルオロラクトン類
としては下記式(4)で表されるジフルオロラクトン類
が好ましく、式(3)で表されるジフルオロ置換ビニル
エーテル類としては下記式(5)で表されるジフルオロ
置換ビニルエーテル類が好ましい。この式(5)で表さ
れるジフルオロ置換ビニルエーテル類はジフルオロプロ
スタグランジン類、特にジフルオロプロスタサイクリン
類、の重要な中間体として有用である。またある場合に
は、式(5)で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル
類はジフルオロプロスタサイクリン類を表す。
としては下記式(4)で表されるジフルオロラクトン類
が好ましく、式(3)で表されるジフルオロ置換ビニル
エーテル類としては下記式(5)で表されるジフルオロ
置換ビニルエーテル類が好ましい。この式(5)で表さ
れるジフルオロ置換ビニルエーテル類はジフルオロプロ
スタグランジン類、特にジフルオロプロスタサイクリン
類、の重要な中間体として有用である。またある場合に
は、式(5)で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル
類はジフルオロプロスタサイクリン類を表す。
【0014】
【化9】
【化10】
【0015】[ただし、R7 は、置換基を有していても
よい炭素数14以下のアルキル基、置換基を有していて
もよい炭素数14以下のアルケニル基、または、置換基
を有していてもよい炭素数14以下のアルキニル基を表
す。R8 は水素原子または保護基を表す。]
よい炭素数14以下のアルキル基、置換基を有していて
もよい炭素数14以下のアルケニル基、または、置換基
を有していてもよい炭素数14以下のアルキニル基を表
す。R8 は水素原子または保護基を表す。]
【0016】式(4)で表されるジフルオロラクトン類
と式(5)で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル類
におけるR7 としては、プロスタサイクリン類のいわゆ
るω鎖、ω鎖に容易に変換できる有機基、またはそれら
の有機基を導入することが容易な基であることが好まし
い。R7 としては、好ましいω鎖〜保護されたω鎖であ
る−A−CH(OR10)−R9 で表される有機基が好ま
しい。
と式(5)で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル類
におけるR7 としては、プロスタサイクリン類のいわゆ
るω鎖、ω鎖に容易に変換できる有機基、またはそれら
の有機基を導入することが容易な基であることが好まし
い。R7 としては、好ましいω鎖〜保護されたω鎖であ
る−A−CH(OR10)−R9 で表される有機基が好ま
しい。
【0017】[ただし、−A−CH(OR10)−R9 に
おいて、Aはビニレン基、エチニレン基、またはエチレ
ン基を表す。R9 は置換基を有していてもよい炭素数1
0以下のアルキル基、アルケニル基あるいはアルキニル
基、置換基を有していてもよい3〜8員環のシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいアリール基、また
は、置換基を有していてもよいアルアルキル基を表す。
R10は水素原子または保護基を表す。]
おいて、Aはビニレン基、エチニレン基、またはエチレ
ン基を表す。R9 は置換基を有していてもよい炭素数1
0以下のアルキル基、アルケニル基あるいはアルキニル
基、置換基を有していてもよい3〜8員環のシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいアリール基、また
は、置換基を有していてもよいアルアルキル基を表す。
R10は水素原子または保護基を表す。]
【0018】もう1つの好ましいR7 は、上記のような
ω鎖〜保護されたω鎖を導入しやすい−CH2 OR11で
表される基(ただし、R11は水素原子または保護基を表
す)である。
ω鎖〜保護されたω鎖を導入しやすい−CH2 OR11で
表される基(ただし、R11は水素原子または保護基を表
す)である。
【0019】また、本発明の方法により導入されるR6
としては、それを有する=CH2 −R6 がプロスタサイ
クリン類のいわゆるα鎖〜保護されたα鎖であるような
R6が好ましい。このようなR6 としては、末端にカル
ボキシル基またはカルボキシル基の類縁基を有する炭素
数3〜5の置換アルキル基が好ましい。
としては、それを有する=CH2 −R6 がプロスタサイ
クリン類のいわゆるα鎖〜保護されたα鎖であるような
R6が好ましい。このようなR6 としては、末端にカル
ボキシル基またはカルボキシル基の類縁基を有する炭素
数3〜5の置換アルキル基が好ましい。
【0020】以下、本発明についてさらに詳しく説明す
る。本明細書の以下の説明において、有機基が「低級」
とは炭素原子1〜6個を意味する。より好ましい低級の
有機基は炭素数1〜4の有機基である。「アルキル基」
は直鎖状または分岐状のいずれでもよく、特に言及しな
い限り低級アルキル基が好ましい。その適当な例として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、n−ヘキシル基などが挙げられる。
る。本明細書の以下の説明において、有機基が「低級」
とは炭素原子1〜6個を意味する。より好ましい低級の
有機基は炭素数1〜4の有機基である。「アルキル基」
は直鎖状または分岐状のいずれでもよく、特に言及しな
い限り低級アルキル基が好ましい。その適当な例として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、n−ヘキシル基などが挙げられる。
【0021】また、「アルケニル基」としては、特に言
及しない限り低級アルケニル基が好ましく、さらに好ま
しくは炭素数2〜6、不飽和基1個の直鎖状または分岐
状のアルケニル基であり、その適当な例としては、ビニ
ル基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル
基、3−ブテニル基、3−ペンテニル基、4−ヘキセニ
ル基などが挙げられる。「アルキニル基」としては、特
に言及しない限り低級アルキニル基が好ましく、さらに
好ましくは炭素数2〜6、不飽和基1個の直鎖状または
分岐状のアルキニル基であり、その適当な例としては、
1−プロピニル基、2−プロピニル基、3−ブチニル
基、3−ペンチニル基、4−ヘキシニル基などが挙げら
れる。
及しない限り低級アルケニル基が好ましく、さらに好ま
しくは炭素数2〜6、不飽和基1個の直鎖状または分岐
状のアルケニル基であり、その適当な例としては、ビニ
ル基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル
基、3−ブテニル基、3−ペンテニル基、4−ヘキセニ
ル基などが挙げられる。「アルキニル基」としては、特
に言及しない限り低級アルキニル基が好ましく、さらに
好ましくは炭素数2〜6、不飽和基1個の直鎖状または
分岐状のアルキニル基であり、その適当な例としては、
1−プロピニル基、2−プロピニル基、3−ブチニル
基、3−ペンチニル基、4−ヘキシニル基などが挙げら
れる。
【0022】「アルコキシ基」としては、低級アルコキ
シ基が好ましく、さらに好ましくは炭素数1〜4の直鎖
状または分岐状のアルコキシ基であり、その適当な例と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブト
キシ基などが挙げられる。「アルコキシアルキル基」と
しては、そのアルコキシ基部分が低級アルコキシ基であ
る低級アルキル基が好ましく、その適当な例としては、
メトキシエチル基、3−メトキシプロピル基、2−エト
キシエチル基などが挙げられる。
シ基が好ましく、さらに好ましくは炭素数1〜4の直鎖
状または分岐状のアルコキシ基であり、その適当な例と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブト
キシ基などが挙げられる。「アルコキシアルキル基」と
しては、そのアルコキシ基部分が低級アルコキシ基であ
る低級アルキル基が好ましく、その適当な例としては、
メトキシエチル基、3−メトキシプロピル基、2−エト
キシエチル基などが挙げられる。
【0023】さらに、「ハロゲン原子」とは、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意味する。「ア
リール基」とは1価の芳香族炭化水素基をいい、置換基
(たとえば、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級アル
コキシ基、低級アルキルアミノ基など)を有していても
よく、好ましくはフェニル基やその誘導体であり、たと
えば、フェニル基、トリル基、p−ハロフェニル基(た
とえばp−クロロフェニル基、p−ブロモフェニル基な
ど)、アルコキシフェニル基(たとえば、メトキシフェ
ニル基、エトキシフェニル基など)などが挙げられる。
また「アルアルキル基」とはアリール基置換アルキル基
をいい、置換基としてのアリール基としては上記のもの
が挙げられ、またアルキル基の炭素数は1〜4が好まし
い。その適当な例としては、ベンジル基、ベンズヒドリ
ル基、トリチル基、フェネチル基などが挙げられる。
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意味する。「ア
リール基」とは1価の芳香族炭化水素基をいい、置換基
(たとえば、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級アル
コキシ基、低級アルキルアミノ基など)を有していても
よく、好ましくはフェニル基やその誘導体であり、たと
えば、フェニル基、トリル基、p−ハロフェニル基(た
とえばp−クロロフェニル基、p−ブロモフェニル基な
ど)、アルコキシフェニル基(たとえば、メトキシフェ
ニル基、エトキシフェニル基など)などが挙げられる。
また「アルアルキル基」とはアリール基置換アルキル基
をいい、置換基としてのアリール基としては上記のもの
が挙げられ、またアルキル基の炭素数は1〜4が好まし
い。その適当な例としては、ベンジル基、ベンズヒドリ
ル基、トリチル基、フェネチル基などが挙げられる。
【0024】「保護基」とは、水酸基、アミノ基、カル
ボキシル基などの反応性のある官能基を一時的に保護す
るための基であり、たとえば最終的な目的物(たとえば
ジフルオロプロスタサイクリン類)を合成した段階、そ
の後の反応で官能基が好ましくない副反応を起こすおそ
れがないと考えられる中間体を合成した段階、次の反応
でその官能基を変換させるような中間体を合成した段
階、までその官能基を保護する。本発明の製造方法で
は、特に言及しない限り、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基などの反応性のある官能基は保護されていること
が好ましい。
ボキシル基などの反応性のある官能基を一時的に保護す
るための基であり、たとえば最終的な目的物(たとえば
ジフルオロプロスタサイクリン類)を合成した段階、そ
の後の反応で官能基が好ましくない副反応を起こすおそ
れがないと考えられる中間体を合成した段階、次の反応
でその官能基を変換させるような中間体を合成した段
階、までその官能基を保護する。本発明の製造方法で
は、特に言及しない限り、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基などの反応性のある官能基は保護されていること
が好ましい。
【0025】水酸基の保護基としては、水酸基の保護基
として用いられる公知ないしは周知の保護基が採用でき
る。水酸基の保護基としては、たとえば、トリオルガノ
シリル基、アシル基、環状エーテル基、置換基を有して
いてもよいアルキル基やアルアルキル基が用いられる。
トリオルガノシリル基は、アルキル基、アリール基、ア
ルアルキル基、アルコキシ基などの有機基がケイ素原子
に3個結合した基であり、特に低級アルキル基またはア
リール基から選ばれる少なくとも1種の基を3個有する
トリオルガノシリル基が好ましい。
として用いられる公知ないしは周知の保護基が採用でき
る。水酸基の保護基としては、たとえば、トリオルガノ
シリル基、アシル基、環状エーテル基、置換基を有して
いてもよいアルキル基やアルアルキル基が用いられる。
トリオルガノシリル基は、アルキル基、アリール基、ア
ルアルキル基、アルコキシ基などの有機基がケイ素原子
に3個結合した基であり、特に低級アルキル基またはア
リール基から選ばれる少なくとも1種の基を3個有する
トリオルガノシリル基が好ましい。
【0026】具体的な水酸基の保護基として、たとえ
ば、トリオルガノシリル基としてはt−ブチルジメチル
シリル基、t−ブチルジフェニルシリル基、トリエチル
シリル基、トリフェニルシリル基、トリイソプロピルシ
リル基などが好ましい。アシル基としては、アセチル
基、ベンゾイル基やp−フェニルベンゾイル基が好まし
い。環状エーテル基としてはテトラヒドロピラニル基や
テトラヒドロフラニル基が好ましい。また、置換を有し
ていてもよいアルキル基やアルアルキル基としては、メ
トキシメチル基、1−エトキシエチル基、2−メトキシ
エトキシメチル基などのアルコキシアルキル基、および
ベンジル基、メトキシベンジル基、トリチル基などがあ
る。
ば、トリオルガノシリル基としてはt−ブチルジメチル
シリル基、t−ブチルジフェニルシリル基、トリエチル
シリル基、トリフェニルシリル基、トリイソプロピルシ
リル基などが好ましい。アシル基としては、アセチル
基、ベンゾイル基やp−フェニルベンゾイル基が好まし
い。環状エーテル基としてはテトラヒドロピラニル基や
テトラヒドロフラニル基が好ましい。また、置換を有し
ていてもよいアルキル基やアルアルキル基としては、メ
トキシメチル基、1−エトキシエチル基、2−メトキシ
エトキシメチル基などのアルコキシアルキル基、および
ベンジル基、メトキシベンジル基、トリチル基などがあ
る。
【0027】アミノ基の保護基としては、アミノ基の保
護基として用いられる公知ないしは周知の保護基が採用
できる。アミノ基の保護基としては、たとえば、アシル
基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、アルケニル
基、アルアルキル基、トリオルガノシリル基、スルホニ
ル基などがあり、アシル基としてはアセチル基、ベンゾ
イル基、トリフルオロアセチル基などが好ましい。アル
コキシカルボニル基としては、t−ブトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基などが好ましく、アル
キル基、アルケニル基、アルキニル基としては、メトキ
シメチル基、アリル基、ベンジル基、トリチル基、核置
換メトキシベンジル基などが好ましい。トリオルガノシ
リル基としては、t−ブチルジメチルシリル基、t−ブ
チルジフェニルシリル基、トリエチルシリル基、トリフ
ェニルシリル基、トリイソプロピルシリル基などが好ま
しい。スルホニル基としては、p−トルエンスルホニル
基、ベンゼンスルホニル基、p−クロロベンゼンスルホ
ニル基、p−ニトロベンゼンスルホニル基、メタンスル
ホニル基などが好ましい。
護基として用いられる公知ないしは周知の保護基が採用
できる。アミノ基の保護基としては、たとえば、アシル
基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、アルケニル
基、アルアルキル基、トリオルガノシリル基、スルホニ
ル基などがあり、アシル基としてはアセチル基、ベンゾ
イル基、トリフルオロアセチル基などが好ましい。アル
コキシカルボニル基としては、t−ブトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基などが好ましく、アル
キル基、アルケニル基、アルキニル基としては、メトキ
シメチル基、アリル基、ベンジル基、トリチル基、核置
換メトキシベンジル基などが好ましい。トリオルガノシ
リル基としては、t−ブチルジメチルシリル基、t−ブ
チルジフェニルシリル基、トリエチルシリル基、トリフ
ェニルシリル基、トリイソプロピルシリル基などが好ま
しい。スルホニル基としては、p−トルエンスルホニル
基、ベンゼンスルホニル基、p−クロロベンゼンスルホ
ニル基、p−ニトロベンゼンスルホニル基、メタンスル
ホニル基などが好ましい。
【0028】カルボキシル基の保護基としては、カルボ
キシル基の保護基として用いられる公知ないしは周知の
保護基が採用できる。保護されたカルボキシル基として
は、アルキル基などで保護されたエステル型のカルボキ
シル基やオルトエステルやテトラゾールなどカルボン酸
等価体が採用できる。エステル型の保護基のカルボン酸
残基としては、アルキル基、アルケニル基、アルアルキ
ル基、トリオルガノシリル基などが好ましい。アルキル
基、アルケニル基、アルアルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、t−ブチル基な
どの低級アルキル基、メトキシメチル基、アリル基、ベ
ンジル基、トリチル基、メトキシベンジル基などが好ま
しい。トリオルガノシリル基としては、t−ブチルジメ
チルシリル基、t−ブチルジフェニルシリル基、トリエ
チルシリル基、トリフェニルシリル基、トリイソプロピ
ルシリル基などが好ましい。
キシル基の保護基として用いられる公知ないしは周知の
保護基が採用できる。保護されたカルボキシル基として
は、アルキル基などで保護されたエステル型のカルボキ
シル基やオルトエステルやテトラゾールなどカルボン酸
等価体が採用できる。エステル型の保護基のカルボン酸
残基としては、アルキル基、アルケニル基、アルアルキ
ル基、トリオルガノシリル基などが好ましい。アルキル
基、アルケニル基、アルアルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、t−ブチル基な
どの低級アルキル基、メトキシメチル基、アリル基、ベ
ンジル基、トリチル基、メトキシベンジル基などが好ま
しい。トリオルガノシリル基としては、t−ブチルジメ
チルシリル基、t−ブチルジフェニルシリル基、トリエ
チルシリル基、トリフェニルシリル基、トリイソプロピ
ルシリル基などが好ましい。
【0029】本発明におけるジフルオロラクトン類は、
一般のジフルオロラクトン類が広く用いられる。式
(1)、(3)におけるnは0〜10の整数を表す。す
なわち、ジフルオロラクトン環は4〜14員環を形成す
る。特に5〜8員環[nは1〜4]のジフルオロラクト
ン類が好ましい。このジフルオロラクトン類は縮合した
あるいは縮合していない他の環を有していてもよい(後
述のようにR1 〜R4 のうちの2個が2価の炭化水素基
を表す場合)。この他の環としては脂肪族環や芳香族環
などがある。この環としては特に脂肪族環が好ましい。
式(4)で表されるジフルオロラクトン類はこの縮合し
た脂肪族環を1個有するジフルオロラクトン類の1種で
ある。
一般のジフルオロラクトン類が広く用いられる。式
(1)、(3)におけるnは0〜10の整数を表す。す
なわち、ジフルオロラクトン環は4〜14員環を形成す
る。特に5〜8員環[nは1〜4]のジフルオロラクト
ン類が好ましい。このジフルオロラクトン類は縮合した
あるいは縮合していない他の環を有していてもよい(後
述のようにR1 〜R4 のうちの2個が2価の炭化水素基
を表す場合)。この他の環としては脂肪族環や芳香族環
などがある。この環としては特に脂肪族環が好ましい。
式(4)で表されるジフルオロラクトン類はこの縮合し
た脂肪族環を1個有するジフルオロラクトン類の1種で
ある。
【0030】式(1)、(3)において、R1 〜R4 は
同一または異なり、個々に1価の基を表す場合と、R1
〜R4 のうちの2個が2価の炭化水素基を表す場合(他
のR1 〜R4 は1価の基を表す)とがある。前者を
(a)の場合、後者を(b)として、以下まず前者の場
合について説明する。
同一または異なり、個々に1価の基を表す場合と、R1
〜R4 のうちの2個が2価の炭化水素基を表す場合(他
のR1 〜R4 は1価の基を表す)とがある。前者を
(a)の場合、後者を(b)として、以下まず前者の場
合について説明する。
【0031】(a)の場合、R1 、R2 、R3 、R4
は、同一または異なり、個々に、水素原子、ハロゲン原
子、保護された水酸基、保護されたアミノ基、保護され
たカルボキシル基、または、置換基を有していてもよい
炭素数20以下の1価の炭化水素基を表す。1価の炭化
水素基の炭素数は置換基を含まない炭素数である。式が
示すようにR1 とR2 はそれぞれn個存在し、nが2以
上の場合複数個存在するR1 は互いに異なっていてもよ
い(R2 も同様)。
は、同一または異なり、個々に、水素原子、ハロゲン原
子、保護された水酸基、保護されたアミノ基、保護され
たカルボキシル基、または、置換基を有していてもよい
炭素数20以下の1価の炭化水素基を表す。1価の炭化
水素基の炭素数は置換基を含まない炭素数である。式が
示すようにR1 とR2 はそれぞれn個存在し、nが2以
上の場合複数個存在するR1 は互いに異なっていてもよ
い(R2 も同様)。
【0032】置換基を有していてもよい炭素数20以下
の1価の炭化水素基は、直鎖または分岐状の飽和または
不飽和の炭化水素基であり、不飽和炭化水素基の場合不
飽和基(炭素−炭素二重結合または三重結合)の数は4
以下、特に1〜2が好ましい。1価の炭化水素基の炭素
数は10以下が好ましい。
の1価の炭化水素基は、直鎖または分岐状の飽和または
不飽和の炭化水素基であり、不飽和炭化水素基の場合不
飽和基(炭素−炭素二重結合または三重結合)の数は4
以下、特に1〜2が好ましい。1価の炭化水素基の炭素
数は10以下が好ましい。
【0033】炭素数20以下の1価の炭化水素基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル
基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n
−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−テトラデシル
基、n−ヘキサデシル基、n−オクタデシル基、n−エ
イコシル基などの直鎖の飽和炭化水素基、イソプロピル
基、イソブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル基、1
−メチルペンチル基、1,1−ジメチルペンチル基、1
−メチルヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−メチ
ルヘキシル基などの分岐状飽和炭化水素基、アリル基、
ブテニル基、3−ペンテニル基、1−メチル−3−ペン
テニル基、1,1−ジメチル−ヘキセニル基、プロパル
ギル基、3−ペンチニル基、1−メチル−3−ヘキシニ
ル基、1,1−ジメチル−3−ペンチニル基、1,1−
ジメチル−3−ヘキシニル基などの直鎖状〜分岐状の不
飽和の炭化水素基が挙げられる。
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル
基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n
−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−テトラデシル
基、n−ヘキサデシル基、n−オクタデシル基、n−エ
イコシル基などの直鎖の飽和炭化水素基、イソプロピル
基、イソブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル基、1
−メチルペンチル基、1,1−ジメチルペンチル基、1
−メチルヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−メチ
ルヘキシル基などの分岐状飽和炭化水素基、アリル基、
ブテニル基、3−ペンテニル基、1−メチル−3−ペン
テニル基、1,1−ジメチル−ヘキセニル基、プロパル
ギル基、3−ペンチニル基、1−メチル−3−ヘキシニ
ル基、1,1−ジメチル−3−ペンチニル基、1,1−
ジメチル−3−ヘキシニル基などの直鎖状〜分岐状の不
飽和の炭化水素基が挙げられる。
【0034】1価の炭化水素基に結合する置換基として
は、たとえば、炭素数3〜10のシクロアルキル基、置
換または非置換のアリール基、ハロゲン原子、保護され
た水酸基、保護されたアミノ基、保護されたカルボキシ
ル基、ニトロ基、シアノ基、オキシム基、アルコキシム
基などの置換基が挙げられる。
は、たとえば、炭素数3〜10のシクロアルキル基、置
換または非置換のアリール基、ハロゲン原子、保護され
た水酸基、保護されたアミノ基、保護されたカルボキシ
ル基、ニトロ基、シアノ基、オキシム基、アルコキシム
基などの置換基が挙げられる。
【0035】炭素数3〜10のシクロアルキル基として
は、炭素数3〜8のシクロアルキル基および低級アルキ
ル置換のシクロアルキル基が好ましく、特に非置換シク
ロペンチル基、非置換シクロヘキシル基、炭素数1〜4
のアルキル基で置換されたシクロペンチル基、炭素数1
〜4のアルキル基で置換されたシクロヘキシル基が好ま
しい。
は、炭素数3〜8のシクロアルキル基および低級アルキ
ル置換のシクロアルキル基が好ましく、特に非置換シク
ロペンチル基、非置換シクロヘキシル基、炭素数1〜4
のアルキル基で置換されたシクロペンチル基、炭素数1
〜4のアルキル基で置換されたシクロヘキシル基が好ま
しい。
【0036】置換または非置換のアリール基としては、
好ましくはフェニル基、ナフチル基やその誘導体であ
り、たとえば、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級ア
ルコキシ基、低級アルキルアミノ基、ニトロ基などの置
換基を有していてもよく、たとえば、フェニル基、ナフ
チル基、トリル基、p−クロロフェニル基、p−ブロモ
フェニル基、p−フルオロフェニル基、p−メトキシフ
ェニル基、p−エトキシフェニル基、p−ニトロフェニ
ル基、o−クロロフェニル基、o−ブロモフェニル基、
o−メトキシフェニル基、o−エトキシフェニル基、o
−ニトロフェニル基などが好ましい。
好ましくはフェニル基、ナフチル基やその誘導体であ
り、たとえば、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級ア
ルコキシ基、低級アルキルアミノ基、ニトロ基などの置
換基を有していてもよく、たとえば、フェニル基、ナフ
チル基、トリル基、p−クロロフェニル基、p−ブロモ
フェニル基、p−フルオロフェニル基、p−メトキシフ
ェニル基、p−エトキシフェニル基、p−ニトロフェニ
ル基、o−クロロフェニル基、o−ブロモフェニル基、
o−メトキシフェニル基、o−エトキシフェニル基、o
−ニトロフェニル基などが好ましい。
【0037】保護された水酸基、保護されたアミノ基、
保護されたカルボキシル基としては前記のものが好まし
い。
保護されたカルボキシル基としては前記のものが好まし
い。
【0038】(b)の場合、n個のR1 、n個のR2 、
R3 およびR4 から選ばれた任意の2個が互いに結合し
て置換基を有していてもよい炭素数10以下の2価の炭
化水素基を表し、かつ、他のR1 〜R4 は個々に、水素
原子、ハロゲン原子、保護された水酸基、保護されたア
ミノ基、保護されたカルボキシル基、または、置換基を
有していてもよい炭素数20以下の1価の炭化水素基を
表す。環を形成しないR1 〜R4 は上記(a)の場合に
ついて説明したものと同じものである。上記「炭素数1
0以下の2価の炭化水素基」における炭素数は環を構成
する炭素原子の数をいう。
R3 およびR4 から選ばれた任意の2個が互いに結合し
て置換基を有していてもよい炭素数10以下の2価の炭
化水素基を表し、かつ、他のR1 〜R4 は個々に、水素
原子、ハロゲン原子、保護された水酸基、保護されたア
ミノ基、保護されたカルボキシル基、または、置換基を
有していてもよい炭素数20以下の1価の炭化水素基を
表す。環を形成しないR1 〜R4 は上記(a)の場合に
ついて説明したものと同じものである。上記「炭素数1
0以下の2価の炭化水素基」における炭素数は環を構成
する炭素原子の数をいう。
【0039】形成される環としては、基本的に、R1 〜
R4 のうち同一炭素原子に結合した2つ(たとえばR3
とR4 )により形成される環、隣接する炭素原子に結合
した2つ(たとえば、nが1の場合のR2 とR3 )によ
り形成される環、および、隣接していない2個の炭素原
子に結合した2つ(たとえば、nが2の場合の4位のR
2 と6位のR3 )により形成される環、の3種がある。
本発明において特に好ましいものは隣接する炭素原子に
結合した2つにより形成される環である。このようなR
1 〜R4 で形成される環は2以上あってもよい。
R4 のうち同一炭素原子に結合した2つ(たとえばR3
とR4 )により形成される環、隣接する炭素原子に結合
した2つ(たとえば、nが1の場合のR2 とR3 )によ
り形成される環、および、隣接していない2個の炭素原
子に結合した2つ(たとえば、nが2の場合の4位のR
2 と6位のR3 )により形成される環、の3種がある。
本発明において特に好ましいものは隣接する炭素原子に
結合した2つにより形成される環である。このようなR
1 〜R4 で形成される環は2以上あってもよい。
【0040】R1 〜R4 のうち2個が互いに結合してな
る炭素数10以下の2価の炭化水素基は、不飽和基を有
していてもよい。好ましくは飽和の炭化水素基である。
2価の炭化水素基の環を形成する炭素原子の数は6以
下、特に2〜4が好ましい。飽和の炭化水素基としては
アルキレン基があり、不飽和の炭化水素基としてはアル
ケニレン基やアルキニレン基がある。
る炭素数10以下の2価の炭化水素基は、不飽和基を有
していてもよい。好ましくは飽和の炭化水素基である。
2価の炭化水素基の環を形成する炭素原子の数は6以
下、特に2〜4が好ましい。飽和の炭化水素基としては
アルキレン基があり、不飽和の炭化水素基としてはアル
ケニレン基やアルキニレン基がある。
【0041】また、R1 〜R4 のうち2個が互いに結合
して形成された炭化水素環は置換基を有していてもよ
い。置換基としてはハロゲン原子、保護された水酸基、
保護されたアミノ基、保護されたカルボキシル基、また
は、置換基を有していてもよい炭素数20以下の1価の
炭化水素基が好ましい。これらの置換基は、上記R1 〜
R4 として説明したものが適当である。
して形成された炭化水素環は置換基を有していてもよ
い。置換基としてはハロゲン原子、保護された水酸基、
保護されたアミノ基、保護されたカルボキシル基、また
は、置換基を有していてもよい炭素数20以下の1価の
炭化水素基が好ましい。これらの置換基は、上記R1 〜
R4 として説明したものが適当である。
【0042】本発明における式(1)で表されるジフル
オロラクトン類としては、式(4)で表されるラクトン
類が最も好ましい。この式(4)で表されるジフルオロ
ラクトン類は、式(1)において、nが1、R1 とR4
がいずれも水素原子、R2 とR3 が結合してトリメチレ
ン基を形成し、かつそのトリメチレン基にR7 とOR8
なる置換基が結合し、しかも式(4)で示した特定の立
体配置とした構造を有する化合物である。この式(4)
で表されるジフルオロラクトン類はプロスタサイクリン
類と同じ骨格を有し、たとえば特表昭56−50131
9、特願平6−20450、特願平6−80641、特
願平6−283857などに記載の方法により製造でき
る。特に、2個のフッ素原子が水素原子である以外は式
(4)で表されるものと同じ構造を有するラクトン類を
フッ素化することにより式(4)で表されるジフルオロ
ラクトン類を製造することが好ましい。
オロラクトン類としては、式(4)で表されるラクトン
類が最も好ましい。この式(4)で表されるジフルオロ
ラクトン類は、式(1)において、nが1、R1 とR4
がいずれも水素原子、R2 とR3 が結合してトリメチレ
ン基を形成し、かつそのトリメチレン基にR7 とOR8
なる置換基が結合し、しかも式(4)で示した特定の立
体配置とした構造を有する化合物である。この式(4)
で表されるジフルオロラクトン類はプロスタサイクリン
類と同じ骨格を有し、たとえば特表昭56−50131
9、特願平6−20450、特願平6−80641、特
願平6−283857などに記載の方法により製造でき
る。特に、2個のフッ素原子が水素原子である以外は式
(4)で表されるものと同じ構造を有するラクトン類を
フッ素化することにより式(4)で表されるジフルオロ
ラクトン類を製造することが好ましい。
【0043】式(4)、(5)におけるR7 としては、
天然型プロスタサイクリンのω鎖に対応する有機基や種
々のプロスタサイクリン類のω鎖に対応する有機基、ま
たはこれらに容易に変換できる有機基が好ましい。好ま
しくは置換基を有していてもよい炭素数14以下の炭化
水素基である。この炭化水素基の炭素数は置換基を含ま
ない数をいう。具体的には、置換基を有していてもよい
炭素数1〜14のアルキル基、置換基を有していてもよ
い炭素数2〜14のアルケニル基、または、置換基を有
していてもよい炭素数2〜14のアルキニル基が挙げら
れる。特に保護された水酸基を有する炭化水素基が好ま
しい。また、シクロアルキル基やアリール基などの置換
基を有していてもよい。最も好ましいR7 は−A−CH
(OR10)−R9 で表される基と−CH2 OR11で表さ
れる基である。
天然型プロスタサイクリンのω鎖に対応する有機基や種
々のプロスタサイクリン類のω鎖に対応する有機基、ま
たはこれらに容易に変換できる有機基が好ましい。好ま
しくは置換基を有していてもよい炭素数14以下の炭化
水素基である。この炭化水素基の炭素数は置換基を含ま
ない数をいう。具体的には、置換基を有していてもよい
炭素数1〜14のアルキル基、置換基を有していてもよ
い炭素数2〜14のアルケニル基、または、置換基を有
していてもよい炭素数2〜14のアルキニル基が挙げら
れる。特に保護された水酸基を有する炭化水素基が好ま
しい。また、シクロアルキル基やアリール基などの置換
基を有していてもよい。最も好ましいR7 は−A−CH
(OR10)−R9 で表される基と−CH2 OR11で表さ
れる基である。
【0044】−A−CH(OR10)−R9 におけるA
は、ビニレン基、エチニレン基、またはエチレン基であ
り、ビニレン基またはエチニレン基が好ましく、特に天
然型プロスタサイクリンのAに対応するものと同様のビ
ニレン基が最も好ましい。R9はOR10なる置換基を有
するアルキル基、アルケニル基、またはアルキニル基の
一部であるか、または、シクロアルキル基やアリール基
などの置換基を表す。
は、ビニレン基、エチニレン基、またはエチレン基であ
り、ビニレン基またはエチニレン基が好ましく、特に天
然型プロスタサイクリンのAに対応するものと同様のビ
ニレン基が最も好ましい。R9はOR10なる置換基を有
するアルキル基、アルケニル基、またはアルキニル基の
一部であるか、または、シクロアルキル基やアリール基
などの置換基を表す。
【0045】R9 としては、天然型プロスタサイクリン
のω鎖部分に対応する有機基や種々のプロスタサイクリ
ン類のω鎖部分に対応する有機基が好ましい。このよう
な有機基としては炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
1〜10のアルケニル基、炭素数1〜10のアルキニル
基、環の炭素数3〜8のシクロアルキル基、フェニル基
などのアリール基を有するアリールオキシ基、および種
々の置換基を有するこれらの基がある。この置換基とし
てはシクロアルキル基やアリール基であってもよく、た
とえば、シクロアルキル基置換アルキル基、シクロアル
キル基置換アルケニル基、アリール基置換アルケニル基
などであってもよい。また鎖状有機基の炭素原子が酸素
原子や硫黄原子に置換された有機基、あるいは鎖状有機
基の間にシクロアルキレン基やアリーレン基などの環を
有する有機基であってもよい。R9 における置換基とし
ては上記の置換基のほかハロゲン原子、酸素原子含有置
換基、硫黄原子含有置換基、窒素原子含有置換基、その
他のものがある。
のω鎖部分に対応する有機基や種々のプロスタサイクリ
ン類のω鎖部分に対応する有機基が好ましい。このよう
な有機基としては炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
1〜10のアルケニル基、炭素数1〜10のアルキニル
基、環の炭素数3〜8のシクロアルキル基、フェニル基
などのアリール基を有するアリールオキシ基、および種
々の置換基を有するこれらの基がある。この置換基とし
てはシクロアルキル基やアリール基であってもよく、た
とえば、シクロアルキル基置換アルキル基、シクロアル
キル基置換アルケニル基、アリール基置換アルケニル基
などであってもよい。また鎖状有機基の炭素原子が酸素
原子や硫黄原子に置換された有機基、あるいは鎖状有機
基の間にシクロアルキレン基やアリーレン基などの環を
有する有機基であってもよい。R9 における置換基とし
ては上記の置換基のほかハロゲン原子、酸素原子含有置
換基、硫黄原子含有置換基、窒素原子含有置換基、その
他のものがある。
【0046】R9 としては鎖状の炭化水素基が好まし
く、特に炭素数3〜8のアルキル基、炭素数3〜8のア
ルケニル基、および炭素数3〜8のアルキニル基が好ま
しい。最も好ましくは炭素数5〜6の直鎖状のこれらの
基およびそのモノメチルあるいはジメチル置換体であ
る。具体的なこれらの基としては、n−プロピル基、n
−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘ
プチル基、n−オクチル基、n−デシル基、1−メチル
ペンチル基、1,1−ジメチルペンチル基、1−メチル
ヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−メチルヘキシ
ル基、3−ペンテニル基、1−メチル−3−ペンテニル
基、1−メチル−3−ヘキセニル基、1,1−ジメチル
−3−ペンテニル基、1,1−ジメチル−3−ヘキセニ
ル基、2−メチル−3−ペンテニル基、2−メチル−3
−ヘキセニル基、3−ペンチニル基、1−メチル−3−
ペンチニル基、1−メチル−3−ヘキシニル基、2−メ
チル−3−ペンチニル基、2−メチル−3−ヘキシニル
基、1,1−ジメチル−3−ペンチニル基、1,1−ジ
メチル−3−ヘキシニル基などが挙げられる。これらの
うち、n−ペンチル基、2−メチルヘキシル基、1−メ
チル−3−ペンチニル基、1−メチル−3−ヘキシニル
基、1,1−ジメチル−3−ヘキシニル基が好ましい。
く、特に炭素数3〜8のアルキル基、炭素数3〜8のア
ルケニル基、および炭素数3〜8のアルキニル基が好ま
しい。最も好ましくは炭素数5〜6の直鎖状のこれらの
基およびそのモノメチルあるいはジメチル置換体であ
る。具体的なこれらの基としては、n−プロピル基、n
−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘ
プチル基、n−オクチル基、n−デシル基、1−メチル
ペンチル基、1,1−ジメチルペンチル基、1−メチル
ヘキシル基、2−メチルペンチル基、2−メチルヘキシ
ル基、3−ペンテニル基、1−メチル−3−ペンテニル
基、1−メチル−3−ヘキセニル基、1,1−ジメチル
−3−ペンテニル基、1,1−ジメチル−3−ヘキセニ
ル基、2−メチル−3−ペンテニル基、2−メチル−3
−ヘキセニル基、3−ペンチニル基、1−メチル−3−
ペンチニル基、1−メチル−3−ヘキシニル基、2−メ
チル−3−ペンチニル基、2−メチル−3−ヘキシニル
基、1,1−ジメチル−3−ペンチニル基、1,1−ジ
メチル−3−ヘキシニル基などが挙げられる。これらの
うち、n−ペンチル基、2−メチルヘキシル基、1−メ
チル−3−ペンチニル基、1−メチル−3−ヘキシニル
基、1,1−ジメチル−3−ヘキシニル基が好ましい。
【0047】置換または非置換のシクロアルキル基であ
る場合のR9 としては、低級アルキル基で置換されてい
てもよい炭素数3〜8のシクロアルキル基が好ましく、
特に非置換シクロペンチル基、非置換シクロヘキシル
基、炭素数1〜4のアルキル基で置換されたシクロペン
チル基、炭素数1〜4のアルキル基で置換されたシクロ
ヘキシル基が好ましい。
る場合のR9 としては、低級アルキル基で置換されてい
てもよい炭素数3〜8のシクロアルキル基が好ましく、
特に非置換シクロペンチル基、非置換シクロヘキシル
基、炭素数1〜4のアルキル基で置換されたシクロペン
チル基、炭素数1〜4のアルキル基で置換されたシクロ
ヘキシル基が好ましい。
【0048】置換または非置換のアルアルキル基である
場合のR9 としては、ハロゲン原子、アルキル基、ハロ
ゲン化アルキル基、アルコキシ基、水酸基などで置換さ
れたベンゼン環、フラン環、チオフェン環、ナフタレン
環などを含むアルアルキル基が好ましい。アルアルキル
基のアルキル部分(すなわち、アルキレン基)の炭素数
は1〜4が好ましい。特に好ましいアルアルキル基は、
フェニル基を有する炭素数1〜2のアルキル基である。
場合のR9 としては、ハロゲン原子、アルキル基、ハロ
ゲン化アルキル基、アルコキシ基、水酸基などで置換さ
れたベンゼン環、フラン環、チオフェン環、ナフタレン
環などを含むアルアルキル基が好ましい。アルアルキル
基のアルキル部分(すなわち、アルキレン基)の炭素数
は1〜4が好ましい。特に好ましいアルアルキル基は、
フェニル基を有する炭素数1〜2のアルキル基である。
【0049】置換または非置換のアリールオキシ基であ
る場合のR9 としては、ハロゲン原子、ハロゲン化アル
キル基、アルコキシ基、水酸基などで置換されたベンゼ
ン環、フラン環、チオフェン環、ナフタレン環などを含
むアリールオキシ基が好ましい。特に好ましいアリール
オキシ基はフェノキシ基である。
る場合のR9 としては、ハロゲン原子、ハロゲン化アル
キル基、アルコキシ基、水酸基などで置換されたベンゼ
ン環、フラン環、チオフェン環、ナフタレン環などを含
むアリールオキシ基が好ましい。特に好ましいアリール
オキシ基はフェノキシ基である。
【0050】上記以外のR9 としては、前記シクロアル
キル基で置換された炭素数1〜4のアルキル基が好まし
い。このシクロアルキル基としてはシクロペンチル基と
シクロヘキシル基が好ましく、このアルキル基としては
炭素数1〜2のアルキル基が好ましい。
キル基で置換された炭素数1〜4のアルキル基が好まし
い。このシクロアルキル基としてはシクロペンチル基と
シクロヘキシル基が好ましく、このアルキル基としては
炭素数1〜2のアルキル基が好ましい。
【0051】R8 、 R10、R11がそれぞれ保護基(水酸
基の保護基)である場合、保護基としては、特に限定さ
れず、水酸基の保護基として用いられる公知ないしは周
知の保護基が採用できる。これら保護基は同一であって
も異なっていてもよい。保護基としては、たとえば、前
記したトリオルガノシリル基、アシル基、アルキル基、
アルアルキル基、環状エーテル基などがある。これらの
保護基は目的に応じて採用される。たとえば、2個の保
護基を有する化合物の一方の保護基のみを選択的に脱保
護する必要がある場合には反応性の異なる保護基を用い
ることが好ましいからである。具体的にはたとえば、R
8 やR10はトリオルガノシリル基や環状エーテル基やア
シル基が好ましい。R11はトリオルガノシリル基、環状
エーテル基、アシル基が好ましいが、他の保護基(保護
基であるR8 など)とは異なる反応性を有するものが好
ましい。
基の保護基)である場合、保護基としては、特に限定さ
れず、水酸基の保護基として用いられる公知ないしは周
知の保護基が採用できる。これら保護基は同一であって
も異なっていてもよい。保護基としては、たとえば、前
記したトリオルガノシリル基、アシル基、アルキル基、
アルアルキル基、環状エーテル基などがある。これらの
保護基は目的に応じて採用される。たとえば、2個の保
護基を有する化合物の一方の保護基のみを選択的に脱保
護する必要がある場合には反応性の異なる保護基を用い
ることが好ましいからである。具体的にはたとえば、R
8 やR10はトリオルガノシリル基や環状エーテル基やア
シル基が好ましい。R11はトリオルガノシリル基、環状
エーテル基、アシル基が好ましいが、他の保護基(保護
基であるR8 など)とは異なる反応性を有するものが好
ましい。
【0052】前記〜上記のような水酸基の保護基は、常
法により水酸基へ変換できる。たとえば、「新実験化学
講座14有機化合物の合成と反応(I)、(II)、
(V)」(丸善)、「プロテクティブ グループス イ
ン オーガニック シンセシス」(T.W.Greene著、J.Wi
ley & Sons)等の成書に記載の方法により、容易に水酸
基へ変換できる。
法により水酸基へ変換できる。たとえば、「新実験化学
講座14有機化合物の合成と反応(I)、(II)、
(V)」(丸善)、「プロテクティブ グループス イ
ン オーガニック シンセシス」(T.W.Greene著、J.Wi
ley & Sons)等の成書に記載の方法により、容易に水酸
基へ変換できる。
【0053】上記の式(3)で表されるジフルオロ置換
ビニルエーテル類は、式(1)で表されるジフルオロラ
クトン類をWittig型の反応剤である式(2)で表される
ホスホラン類と反応せしめることにより製造できる。Wi
ttig型の反応については、たとえば、「新実験化学講座
14有機化合物の合成と反応(I)」(丸善)、「第4
版実験化学講座19有機合成I、炭化水素・ハロゲン化
合物」(丸善)などの成書に記載があり、ホスホラン類
およびその製法についても記載がある。
ビニルエーテル類は、式(1)で表されるジフルオロラ
クトン類をWittig型の反応剤である式(2)で表される
ホスホラン類と反応せしめることにより製造できる。Wi
ttig型の反応については、たとえば、「新実験化学講座
14有機化合物の合成と反応(I)」(丸善)、「第4
版実験化学講座19有機合成I、炭化水素・ハロゲン化
合物」(丸善)などの成書に記載があり、ホスホラン類
およびその製法についても記載がある。
【0054】本発明の製造法においては、上記の一般式
(3)で表されるようなZ型の立体化学を有するジフル
オロ置換ビニルエーテル類を、E型の立体化学を有する
異性体よりも優先して選択的に製造できる。
(3)で表されるようなZ型の立体化学を有するジフル
オロ置換ビニルエーテル類を、E型の立体化学を有する
異性体よりも優先して選択的に製造できる。
【0055】式(2)で表されるホスホラン類におい
て、R5 は1価の有機基を表し、有機基末端の炭素原子
がリン原子に結合している。3つのR5 は互いに異なっ
ていてもよいが、通常はそれらは同じ有機基である。R
5 としては、置換基を有していてもよいアリール基、置
換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有してい
てもよいアルアルキル基、ジアルキルアミノ基が好まし
い。これら有機基としてはたとえば下記のような有機基
があるが、そのうちでも特にフェニル基や低級アルキル
基が好ましい。
て、R5 は1価の有機基を表し、有機基末端の炭素原子
がリン原子に結合している。3つのR5 は互いに異なっ
ていてもよいが、通常はそれらは同じ有機基である。R
5 としては、置換基を有していてもよいアリール基、置
換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有してい
てもよいアルアルキル基、ジアルキルアミノ基が好まし
い。これら有機基としてはたとえば下記のような有機基
があるが、そのうちでも特にフェニル基や低級アルキル
基が好ましい。
【0056】置換または非置換のアリール基としては、
好ましくはフェニル基、ナフチル基やその誘導体であ
り、たとえば、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級ア
ルコキシル基、低級アルキルアミノ基、ニトロ基などの
置換基を有していてもよく、たとえば、フェニル基、ナ
フチル基、トリル基、p−クロロフェニル基、p−ブロ
モフェニル基、p−フルオロフェニル基、p−メトキシ
フェニル基、p−エトキシフェニル基、p−ニトロフェ
ニル基、o−クロロフェニル基、o−ブロモフェニル
基、o−メトキシフェニル基、o−エトキシフェニル
基、o−ニトロフェニル基などが好ましく、フェニル
基、トリル基が特に好ましい。
好ましくはフェニル基、ナフチル基やその誘導体であ
り、たとえば、低級アルキル基、ハロゲン原子、低級ア
ルコキシル基、低級アルキルアミノ基、ニトロ基などの
置換基を有していてもよく、たとえば、フェニル基、ナ
フチル基、トリル基、p−クロロフェニル基、p−ブロ
モフェニル基、p−フルオロフェニル基、p−メトキシ
フェニル基、p−エトキシフェニル基、p−ニトロフェ
ニル基、o−クロロフェニル基、o−ブロモフェニル
基、o−メトキシフェニル基、o−エトキシフェニル
基、o−ニトロフェニル基などが好ましく、フェニル
基、トリル基が特に好ましい。
【0057】置換基を有していてもよいアルキル基とし
ては、炭素数20以下のアルキル基が好ましく、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペ
ンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オク
チル基などの直鎖のアルキル基、イソプロピル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル基などの分岐状
アルキル基などが好ましい。
ては、炭素数20以下のアルキル基が好ましく、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペ
ンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オク
チル基などの直鎖のアルキル基、イソプロピル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル基などの分岐状
アルキル基などが好ましい。
【0058】置換または非置換のアルアルキル基として
は、ハロゲン原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル
基、アルコキシ基、水酸基などで置換されたベンゼン
環、ナフタレン環などを含むアルアルキル基が好まし
い。アルアルキル基のアルキル部分(すなわち、アルキ
レン基)の炭素数は1〜4が好ましい。特に好ましいア
ルアルキル基は、フェニル基を有する炭素数1〜2のア
ルキル基である。ジアルキルアミノ基としては、炭素数
1〜6のアルキル基を有するジアルキルアミノ基が好ま
しく、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジブチル
アミノ基が好ましい。
は、ハロゲン原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル
基、アルコキシ基、水酸基などで置換されたベンゼン
環、ナフタレン環などを含むアルアルキル基が好まし
い。アルアルキル基のアルキル部分(すなわち、アルキ
レン基)の炭素数は1〜4が好ましい。特に好ましいア
ルアルキル基は、フェニル基を有する炭素数1〜2のア
ルキル基である。ジアルキルアミノ基としては、炭素数
1〜6のアルキル基を有するジアルキルアミノ基が好ま
しく、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジブチル
アミノ基が好ましい。
【0059】R6 は置換基を有していてもよい炭素数2
0以下の1価の炭化水素基を表し、炭素数20以下の特
に限定されない広範な炭化水素基が用いられる。たとえ
ば、置換基を有していてもよい炭素数20以下の1価の
脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数2
0以下の1価の芳香族炭化水素基などがある。
0以下の1価の炭化水素基を表し、炭素数20以下の特
に限定されない広範な炭化水素基が用いられる。たとえ
ば、置換基を有していてもよい炭素数20以下の1価の
脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数2
0以下の1価の芳香族炭化水素基などがある。
【0060】R6 が炭素数20以下の1価の脂肪族炭化
水素基の場合、それは直鎖または分岐状または環状の飽
和または不飽和の炭化水素基であり、不飽和炭化水素基
の場合不飽和基(炭素−炭素二重結合または三重結合)
の数は4以下、特に1〜2が好ましい。この1価の脂肪
族炭化水素基の炭素数は10以下が好ましい。
水素基の場合、それは直鎖または分岐状または環状の飽
和または不飽和の炭化水素基であり、不飽和炭化水素基
の場合不飽和基(炭素−炭素二重結合または三重結合)
の数は4以下、特に1〜2が好ましい。この1価の脂肪
族炭化水素基の炭素数は10以下が好ましい。
【0061】炭素数20以下の1価の脂肪族炭化水素基
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−
ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプ
チル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル
基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−テトラデ
シル基、n−ヘキサデシル基、n−オクタデシル基、n
−エイコシル基などの直鎖の飽和炭化水素基、イソプロ
ピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル
基、1−メチルペンチル基、1,1−ジメチルペンチル
基、1−メチルヘキシル基、2−メチルペンチル基、2
−メチルヘキシル基などの分岐状飽和炭化水素基、アリ
ル基、ブテニル基、3−ペンテニル基、1−メチル−3
−ペンテニル基、1,1−ジメチル−ヘキセニル基、プ
ロパルギル基、3−ペンチニル基、1−メチル−3−ヘ
キシニル基、1,1−ジメチル−3−ペンチニル基、
1,1−ジメチル−3−ヘキシニル基などの直鎖状〜分
岐状の不飽和の炭化水素基、シクロプロピル基、シクロ
ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シク
ロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル
基などの飽和または不飽和の環状の炭化水素基が挙げら
れる。
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−
ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプ
チル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル
基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−テトラデ
シル基、n−ヘキサデシル基、n−オクタデシル基、n
−エイコシル基などの直鎖の飽和炭化水素基、イソプロ
ピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ネオペンチル
基、1−メチルペンチル基、1,1−ジメチルペンチル
基、1−メチルヘキシル基、2−メチルペンチル基、2
−メチルヘキシル基などの分岐状飽和炭化水素基、アリ
ル基、ブテニル基、3−ペンテニル基、1−メチル−3
−ペンテニル基、1,1−ジメチル−ヘキセニル基、プ
ロパルギル基、3−ペンチニル基、1−メチル−3−ヘ
キシニル基、1,1−ジメチル−3−ペンチニル基、
1,1−ジメチル−3−ヘキシニル基などの直鎖状〜分
岐状の不飽和の炭化水素基、シクロプロピル基、シクロ
ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シク
ロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル
基などの飽和または不飽和の環状の炭化水素基が挙げら
れる。
【0062】R6 が置換を有していてもよい炭素数20
以下の芳香族炭化水素基の場合、好ましくはフェニル
基、ナフチル基やその誘導体が挙げられる。
以下の芳香族炭化水素基の場合、好ましくはフェニル
基、ナフチル基やその誘導体が挙げられる。
【0063】上記の1価の炭化水素基に結合する置換基
としては、たとえば、炭素数3〜10のシクロアルキル
基、置換または非置換のアリール基、ハロゲン原子、水
酸基、保護された水酸基、アミノ基、保護されたアミノ
基、カルボキシル基、保護されたカルボキシル基、ホル
ミル基、保護されたホルミル基、アルコキシ基、アルキ
ルチオ基、チオカルボキシル基、スルホ基、スルフィノ
基、スルフェノ基、カルバモイル基、ニトロ基、シアノ
基、オキシム基、アルコキシム基、アジド基、トリアル
キルシリル基などの置換基や、フラニル基、ピリジル
基、イミダゾイル基、インドリル基、ピペリジル基など
のヘテロ環を含む置換基などが挙げられ、これらは同時
に複数置換していてもよい。
としては、たとえば、炭素数3〜10のシクロアルキル
基、置換または非置換のアリール基、ハロゲン原子、水
酸基、保護された水酸基、アミノ基、保護されたアミノ
基、カルボキシル基、保護されたカルボキシル基、ホル
ミル基、保護されたホルミル基、アルコキシ基、アルキ
ルチオ基、チオカルボキシル基、スルホ基、スルフィノ
基、スルフェノ基、カルバモイル基、ニトロ基、シアノ
基、オキシム基、アルコキシム基、アジド基、トリアル
キルシリル基などの置換基や、フラニル基、ピリジル
基、イミダゾイル基、インドリル基、ピペリジル基など
のヘテロ環を含む置換基などが挙げられ、これらは同時
に複数置換していてもよい。
【0064】R6 としては、好ましくは、末端にカルボ
キシル基またはカルボキシル基の塩または保護されたカ
ルボキシル基を有する直鎖状の炭素数2〜7の炭化水素
基が挙げられ、炭素鎖にエーテル結合またはチオエーテ
ル結合を有していてもよい。最も好ましくは、天然型プ
ロスタサイクリンのα鎖部分に対応する基である3−カ
ルボキシプロピル基、およびそのカルボキシル基が塩ま
たは保護されている基である。
キシル基またはカルボキシル基の塩または保護されたカ
ルボキシル基を有する直鎖状の炭素数2〜7の炭化水素
基が挙げられ、炭素鎖にエーテル結合またはチオエーテ
ル結合を有していてもよい。最も好ましくは、天然型プ
ロスタサイクリンのα鎖部分に対応する基である3−カ
ルボキシプロピル基、およびそのカルボキシル基が塩ま
たは保護されている基である。
【0065】式(2)で表されるホスホラン類は対応す
るホスホニウム塩より公知の方法で合成できる。たとえ
ば、下記四級ホスホニウム塩(X- はハロゲンイオンな
どのアニオン)を不活性溶媒中で塩基と反応させて製造
できる。 [R5 3−P−CH2 −R6 ]+ X-
るホスホニウム塩より公知の方法で合成できる。たとえ
ば、下記四級ホスホニウム塩(X- はハロゲンイオンな
どのアニオン)を不活性溶媒中で塩基と反応させて製造
できる。 [R5 3−P−CH2 −R6 ]+ X-
【0066】ホスホラン類をホスホニウム塩より製造す
る方法については、前述の「新実験化学講座14有機化
合物の合成と反応(I)」(丸善)、「第4版実験化学
講座19有機合成I、炭化水素・ハロゲン化合物」(丸
善)などの成書に記載の方法を採用できる。
る方法については、前述の「新実験化学講座14有機化
合物の合成と反応(I)」(丸善)、「第4版実験化学
講座19有機合成I、炭化水素・ハロゲン化合物」(丸
善)などの成書に記載の方法を採用できる。
【0067】式(1)で表されるジフルオロラクトン類
をWittig型の反応剤である式(2)で表されるホスホラ
ン類と反応せしめて、式(3)で表されるジフルオロ置
換ビニルエーテル類を製造する方法としては、本発明に
おいては、対応するホスホニウム塩より塩基の存在下に
不活性溶媒中で一般式(2)で表されるホスホラン類を
製造し、ホスホラン類を単離せずにそのままジフルオロ
ラクトン類と反応せしめる方法が通常用いられる。
をWittig型の反応剤である式(2)で表されるホスホラ
ン類と反応せしめて、式(3)で表されるジフルオロ置
換ビニルエーテル類を製造する方法としては、本発明に
おいては、対応するホスホニウム塩より塩基の存在下に
不活性溶媒中で一般式(2)で表されるホスホラン類を
製造し、ホスホラン類を単離せずにそのままジフルオロ
ラクトン類と反応せしめる方法が通常用いられる。
【0068】一般式(2)で表されるホスホラン類の使
用量としては、式(1)で表されるジフルオロラクトン
類1当量に対して0.1〜20当量程度が適当であり、
1〜10当量が好ましい。塩基の量としては、通常の場
合、式(1)で表されるジフルオロラクトン類の1当量
に対して0.1〜20当量程度が適当であり、1〜10
当量が好ましい。四級ホスホニウム塩に対しては0.1
当量以上、特に当等量以上が好ましい。
用量としては、式(1)で表されるジフルオロラクトン
類1当量に対して0.1〜20当量程度が適当であり、
1〜10当量が好ましい。塩基の量としては、通常の場
合、式(1)で表されるジフルオロラクトン類の1当量
に対して0.1〜20当量程度が適当であり、1〜10
当量が好ましい。四級ホスホニウム塩に対しては0.1
当量以上、特に当等量以上が好ましい。
【0069】上記のWittig型反応は塩基性条件下で行
い、さらに不活性溶媒中で実施することが好ましい。反
応温度は、通常の場合、−150〜+200℃程度が適
当であり、−80〜+100℃が好ましい。
い、さらに不活性溶媒中で実施することが好ましい。反
応温度は、通常の場合、−150〜+200℃程度が適
当であり、−80〜+100℃が好ましい。
【0070】好ましい塩基の種類は、ホスホラン類の原
料のホスホニウム塩類のα−水素の酸性度、生成ホスホ
ランの安定性などにより異なるが下記のような塩基が挙
げられる。これら塩基は2種以上を使用できる。
料のホスホニウム塩類のα−水素の酸性度、生成ホスホ
ランの安定性などにより異なるが下記のような塩基が挙
げられる。これら塩基は2種以上を使用できる。
【0071】水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリン、ジ
アザビシクロノネン、ジアザビシクロウンデセン、カリ
ウムt−ブトキシド(t−BuOK)、リチウムアミ
ド、ナトリウムアミド(NaNH2 )、カリウムアミ
ド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジエチル
アミド、リチウムジシクロヘキシルアミド、リチウムイ
ソプロピルシクロヘキシルアミド、リチウム−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、リチウムヘキサメチ
ルジシラジド、ナトリウムジエチルアミド、ナトリウム
ヘキサメチルジシラジド(NaN(SiMe3 )2 )、
カリウム−3−アミノプロピルアミド、カリウムヘキサ
メチルジシラジド(KN(SiMe3)2 )、水素化リ
チウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ジムシル
ナトリウム、n−ブチルリチウム(n−BuLi)、s
−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、メチルリチウ
ム、フェニルリチウム、リチウムナフタレニド、リチウ
ムビフェニリド、トリチルナトリウム。
ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリン、ジ
アザビシクロノネン、ジアザビシクロウンデセン、カリ
ウムt−ブトキシド(t−BuOK)、リチウムアミ
ド、ナトリウムアミド(NaNH2 )、カリウムアミ
ド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジエチル
アミド、リチウムジシクロヘキシルアミド、リチウムイ
ソプロピルシクロヘキシルアミド、リチウム−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、リチウムヘキサメチ
ルジシラジド、ナトリウムジエチルアミド、ナトリウム
ヘキサメチルジシラジド(NaN(SiMe3 )2 )、
カリウム−3−アミノプロピルアミド、カリウムヘキサ
メチルジシラジド(KN(SiMe3)2 )、水素化リ
チウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ジムシル
ナトリウム、n−ブチルリチウム(n−BuLi)、s
−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、メチルリチウ
ム、フェニルリチウム、リチウムナフタレニド、リチウ
ムビフェニリド、トリチルナトリウム。
【0072】不活性溶媒としてはエーテル系溶媒、炭化
水素系溶媒、極性溶媒、水系溶媒、アルコール系溶媒、
またはこれらの混合溶媒が好ましい。不活性溶媒の量と
しては、通常の場合、式(1)で表されるジフルオロラ
クトン類の1重量部に対して5〜1000重量部程度が
適当であり、10〜100重量部が好ましい。
水素系溶媒、極性溶媒、水系溶媒、アルコール系溶媒、
またはこれらの混合溶媒が好ましい。不活性溶媒の量と
しては、通常の場合、式(1)で表されるジフルオロラ
クトン類の1重量部に対して5〜1000重量部程度が
適当であり、10〜100重量部が好ましい。
【0073】エーテル系溶媒としてはジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2
−ジメトキシエタン、ジグライム、t−ブチルメチルエ
ーテルなどが、炭化水素系溶媒としてはヘキサン、トル
エン、ベンゼン、ペンタン、キシレン、石油エーテル、
ペンタンなどが、極性溶媒としてはジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘ
キサメチルホスホルアミド(HMPA)、1,3−ジメ
チル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピ
リミジノン(DMPU)、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン(DMI)、N,N,N’,N’−テトラ
メチルエチレンジアミン(TMEDA)、ニトロメタン
などが、また水、アルコール系溶媒としてはメタノー
ル、エタノール、t−ブタノール、t−アミルアルコー
ルなどが好ましい。
ル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2
−ジメトキシエタン、ジグライム、t−ブチルメチルエ
ーテルなどが、炭化水素系溶媒としてはヘキサン、トル
エン、ベンゼン、ペンタン、キシレン、石油エーテル、
ペンタンなどが、極性溶媒としてはジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘ
キサメチルホスホルアミド(HMPA)、1,3−ジメ
チル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピ
リミジノン(DMPU)、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン(DMI)、N,N,N’,N’−テトラ
メチルエチレンジアミン(TMEDA)、ニトロメタン
などが、また水、アルコール系溶媒としてはメタノー
ル、エタノール、t−ブタノール、t−アミルアルコー
ルなどが好ましい。
【0074】本発明における式(5)で表される化合物
は、さまざまなジフルオロプロスタサイクリン類へ誘導
可能な重要中間体である。たとえば、R7 が−CH2 O
R11で表される基である式(5)で表されるジフルオロ
置換ビニルエーテル類のこの−CH2 OR11を種々のω
鎖に変換できる。−A−CH(OR10)−R9 で表され
る基はそのω鎖の好ましい例である。いわゆるコーリー
ラクトン類にω鎖を導入する方法は基本的に公知であ
り、この基本的に公知の方法を用いて対応する式(5)
で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル類にω鎖を導
入できる。また、たとえば、本発明者らの特願平6−8
0641、特願平6−20450などに記載の方法によ
りω鎖の導入を行うこともできる。
は、さまざまなジフルオロプロスタサイクリン類へ誘導
可能な重要中間体である。たとえば、R7 が−CH2 O
R11で表される基である式(5)で表されるジフルオロ
置換ビニルエーテル類のこの−CH2 OR11を種々のω
鎖に変換できる。−A−CH(OR10)−R9 で表され
る基はそのω鎖の好ましい例である。いわゆるコーリー
ラクトン類にω鎖を導入する方法は基本的に公知であ
り、この基本的に公知の方法を用いて対応する式(5)
で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル類にω鎖を導
入できる。また、たとえば、本発明者らの特願平6−8
0641、特願平6−20450などに記載の方法によ
りω鎖の導入を行うこともできる。
【0075】本発明の化合物の出発原料である化合物
は、入手容易な化合物である。本発明の合成方法は、い
ずれも厳しい反応条件や、長時間の反応を必要せず、か
つ、特別な反応試薬や反応装置も必要としない優れた方
法である。したがって、本発明の製造方法は汎用性があ
り、数多くの誘導体の合成にも適用可能なきわめて優れ
た方法である。
は、入手容易な化合物である。本発明の合成方法は、い
ずれも厳しい反応条件や、長時間の反応を必要せず、か
つ、特別な反応試薬や反応装置も必要としない優れた方
法である。したがって、本発明の製造方法は汎用性があ
り、数多くの誘導体の合成にも適用可能なきわめて優れ
た方法である。
【0076】また、本発明における式(5)で表される
化合物は、ジフルオロプロスタサイクリン類やその官能
基が保護されたジフルオロプロスタサイクリン類を表
す。たとえば、R7 が−A−CH(OH)−R9 で表さ
れる基であり、R6 が末端にカルボキシ基を有するアル
キル基(特に3−カルボキシプロピル基)である化合物
が代表的なジフルオロプロスタサイクリン類である。官
能基が保護されたジフルオロプロスタサイクリン類は、
容易にその保護基を脱保護して最終的な目的物に変換で
きる。
化合物は、ジフルオロプロスタサイクリン類やその官能
基が保護されたジフルオロプロスタサイクリン類を表
す。たとえば、R7 が−A−CH(OH)−R9 で表さ
れる基であり、R6 が末端にカルボキシ基を有するアル
キル基(特に3−カルボキシプロピル基)である化合物
が代表的なジフルオロプロスタサイクリン類である。官
能基が保護されたジフルオロプロスタサイクリン類は、
容易にその保護基を脱保護して最終的な目的物に変換で
きる。
【0077】式(3)で表される化合物および式(5)
で表される化合物の具体例としては、下記の化合物が挙
げられるが、本発明の目的化合物はこれらに限定されな
い。なお下記の化合物は、それらの各種立体異性体、光
学異性体、およびそれらの混合物を含むものである。
で表される化合物の具体例としては、下記の化合物が挙
げられるが、本発明の目的化合物はこれらに限定されな
い。なお下記の化合物は、それらの各種立体異性体、光
学異性体、およびそれらの混合物を含むものである。
【0078】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−E−
1−ノネニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−E−1−オクテニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−E−1−オクテニル}ビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−E−
1−ノネニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−E−1−オクテニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−E−1−オクテニル}ビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メチル。
【0079】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−E
−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロキシ−E−1−
プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イ
リデン]ペンタン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−E
−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロキシ−E−1−
プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イ
リデン]ペンタン酸メチル。
【0080】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−E−1−ノ
ネン−6−イニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−E−1−オクテン−6−イニル)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S,5
S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノニニル}ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−1−オクチニル}ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−E−1−ノ
ネン−6−イニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−E−1−オクテン−6−イニル)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S,5
S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−ノニニル}ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−1−オクチニル}ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸メチル。
【0081】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−1
−プロピニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1−プロピニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロキシ−1−プロ
ピニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデ
ン]ペンタン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−1
−プロピニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1−プロピニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロキシ−1−プロ
ピニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデ
ン]ペンタン酸メチル。
【0082】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−1,6−ノ
ナンジイニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−1,6−オクタンジイニル)ビシクロ
[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メ
チル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−1,6−オクタンジイニル)ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S,5
S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−E−1−ノネニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−1,6−ノ
ナンジイニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−1,6−オクタンジイニル)ビシクロ
[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メ
チル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−1,6−オクタンジイニル)ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S,5
S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−E−1−ノネニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。
【0083】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−E−
1−オクテニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3
−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−E−1−オクテニル}ビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−E−
1−オクテニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3
−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−E−1−オクテニル}ビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。
【0084】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロ
キシ−E−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オ
クタン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4−メチル−E−1−ノネン−6−イニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−E−1−オクテン−6−イニル)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−E−1−オクテン−6−イニ
ル)ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロ
キシ−E−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オ
クタン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4−メチル−E−1−ノネン−6−イニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−E−1−オクテン−6−イニル)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−E−1−オクテン−6−イニ
ル)ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸。
【0085】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−
ノニニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリ
デン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−1−オクチニル}ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−1−プロピニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1−プロピニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−1−
ノニニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリ
デン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−1−オクチニル}ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−1−プロピニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1−プロピニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸。
【0086】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロ
キシ−1−プロピニル}ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4−メチル−1,6−ノナンジイニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−1,6−オクタンジイニル)ビシクロ
[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−1,6−オクタンジイニル)ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロ
キシ−1−プロピニル}ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4−メチル−1,6−ノナンジイニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−1,6−オクタンジイニル)ビシクロ
[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−1,6−オクタンジイニル)ビ
シクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタ
ン酸。
【0087】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−E−
1−ノネニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−E−1−オクテニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−E−1−オクテニル}ビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸ナトリウ
ム。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メチル−E−
1−ノネニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−
イリデン]ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−E−1−オクテニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−ヒドロキシ−E−1−オクテニル}ビシクロ[3.
3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸ナトリウ
ム。
【0088】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−E
−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロキシ−E−1−
プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イ
リデン]ペンタン酸ナトリウム。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−E
−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−{(3S)−3
−(2−フェニルエチル)−3−ヒドロキシ−E−1−
プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イ
リデン]ペンタン酸ナトリウム。
【0089】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−E−1−ノ
ネン−6−イニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−E−1−オクテン−6−イニル)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−E−1−オクテン−6−イニ
ル)ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸ナトリウム。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−
{(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−E−1−ノ
ネン−6−イニル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−イリデン]ペンタン酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4−メチル−E−1−オクテン−6−イニル)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸ナトリウム。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキ
シ−4,4−ジメチル−E−1−オクテン−6−イニ
ル)ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸ナトリウム。
【0090】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチ
ルシロキシメチル)−7−(2−テトラヒドロピラニル
オキシ)ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデ
ン]ペンタン酸メチル。 7−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ヘプタン
酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸。 7−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ヘプタン
酸。
オキサ−4,4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチ
ルシロキシメチル)−7−(2−テトラヒドロピラニル
オキシ)ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデ
ン]ペンタン酸メチル。 7−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ヘプタン
酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン
酸。 7−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−6−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)ビシ
クロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ヘプタン
酸。
【0091】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−6−{(3S,5S)−3−(2ー
テトラヒドロピラニルオキシ)−5−メチル−E−1−
ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イ
リデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−6−{(3S,5S)−3−(t−ブチルジメ
チルシロキシメチル)−5−メチル−E−1−ノネニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−4,4−ジメチル−E−1−オクテニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−6−{(3S,5S)−3−(2ー
テトラヒドロピラニルオキシ)−5−メチル−E−1−
ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イ
リデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(t−ブチルジメチルシロキシメ
チル)−6−{(3S,5S)−3−(t−ブチルジメ
チルシロキシメチル)−5−メチル−E−1−ノネニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−4,4−ジメチル−E−1−オクテニル}
ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペン
タン酸メチル。
【0092】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−6−{(3S)−3−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)−E−1−オクテニル}ビシク
ロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸
メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−シクロペンチル−3−(2
−テトラヒドロピラニルオキシ)−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−シクロヘキシル−3−(2
−テトラヒドロピラニルオキシ)−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−6−{(3S)−3−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)−E−1−オクテニル}ビシク
ロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸
メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−シクロペンチル−3−(2
−テトラヒドロピラニルオキシ)−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−シクロヘキシル−3−(2
−テトラヒドロピラニルオキシ)−E−1−プロペニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。
【0093】5−[(1S,5R,6R,7R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−6−{(3S)−3−(2−フェニ
ルエチル)−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
−E−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−4−メチル−E−1−ノネン−6−イニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。
オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ)−6−{(3S)−3−(2−フェニ
ルエチル)−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
−E−1−プロペニル}ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−イリデン]ペンタン酸メチル。 5−[(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−4,
4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−6−{(3S)−3−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−4−メチル−E−1−ノネン−6−イニ
ル}ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−イリデン]
ペンタン酸メチル。
【0094】以下本発明を実施例や参考例により具体的
に説明する。しかし本発明はこれらの実施例に限定され
ない。なお、参考例1〜3は原料ジフルオロラクトン類
の合成例を示し、参考例4〜5は実施例で合成した化合
物を脱保護して保護されていないジフルオロプロスタサ
イクリン類を合成した例を示す。
に説明する。しかし本発明はこれらの実施例に限定され
ない。なお、参考例1〜3は原料ジフルオロラクトン類
の合成例を示し、参考例4〜5は実施例で合成した化合
物を脱保護して保護されていないジフルオロプロスタサ
イクリン類を合成した例を示す。
【0095】
[参考例1](1S,5R,6R,7R)−2−オキサ
−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−6−(t−ブチルジメチルシロキシ)メチ
ル−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−オンの合
成。
−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)−6−(t−ブチルジメチルシロキシ)メチ
ル−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−オンの合
成。
【0096】無水臭化マンガン185mg(1.5mm
ol)に無水のテトラヒドロフラン[以下、THFとい
う](3ml)を加えた後、N−フルオロベンゼンスル
ホンイミド473mg(1.5mmol)の無水THF
溶液(3ml)を室温で加え、1時間撹拌した。次に、
−78℃で(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−
7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−(t−
ブチルジメチルシロキシ)メチル−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−オン185mgのTHF(3ml)
溶液を−78℃で加え、カリウムヘキサメチルジシラジ
ド(0.5Mのトルエン溶液)4mlを加え、−78℃
で1時間、0℃で1時間撹拌した。反応液を飽和重曹水
に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、標題化合物110mgを得た。
ol)に無水のテトラヒドロフラン[以下、THFとい
う](3ml)を加えた後、N−フルオロベンゼンスル
ホンイミド473mg(1.5mmol)の無水THF
溶液(3ml)を室温で加え、1時間撹拌した。次に、
−78℃で(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ−
7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−(t−
ブチルジメチルシロキシ)メチル−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−オン185mgのTHF(3ml)
溶液を−78℃で加え、カリウムヘキサメチルジシラジ
ド(0.5Mのトルエン溶液)4mlを加え、−78℃
で1時間、0℃で1時間撹拌した。反応液を飽和重曹水
に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、標題化合物110mgを得た。
【0097】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.06(m,6H),0.89
(m,9H),1.2-2.3(m,8H),2.6-2.7(m,1H),3.09(m,1H),3.4-
3.9(m,4H),4.23(m,1H),4.64(m,1H),5.12(m,1H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-94(m),-115(m) 。 マススペクトル:406(M+)。
(m,9H),1.2-2.3(m,8H),2.6-2.7(m,1H),3.09(m,1H),3.4-
3.9(m,4H),4.23(m,1H),4.64(m,1H),5.12(m,1H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-94(m),-115(m) 。 マススペクトル:406(M+)。
【0098】[参考例2](1S,5R,6R,7R)
−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)−6−{(3S,5S)−3−
(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−5−メチル−E
−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−オンの合成。
−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)−6−{(3S,5S)−3−
(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−5−メチル−E
−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オクタン−
3−オンの合成。
【0099】(1S,5R,6R,7R)−2−オキサ
−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−
{(3S,5S)−3−(2−テトラヒドロピラニルオ
キシ)−5−メチル−E−1−ノネニル}−ビシクロ
[3.3.0]オクタン−3−オン1.7gを用い、参
考例1と同様にして標題化合物0.93gを得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.89(m,6H),1.1-2.3(m,25H),3.
0-3.2(m,1H),3.5(m,2H),3.7-3.9(m,2H),4.1-4.2(m,2H),
4.6-4.7(m,2H),5.2-5.6(m,2H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-93(m),-115 (m)。
−7−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−
{(3S,5S)−3−(2−テトラヒドロピラニルオ
キシ)−5−メチル−E−1−ノネニル}−ビシクロ
[3.3.0]オクタン−3−オン1.7gを用い、参
考例1と同様にして標題化合物0.93gを得た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.89(m,6H),1.1-2.3(m,25H),3.
0-3.2(m,1H),3.5(m,2H),3.7-3.9(m,2H),4.1-4.2(m,2H),
4.6-4.7(m,2H),5.2-5.6(m,2H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-93(m),-115 (m)。
【0100】[参考例3](1S,5R)−2−オキサ
−4,4−ジフルオロ−ビシクロ[3.3.0]オクト
−6−エン−3−オンの合成。
−4,4−ジフルオロ−ビシクロ[3.3.0]オクト
−6−エン−3−オンの合成。
【0101】(1S,5R)−2−オキサ−ビシクロ
[3.3.0]オクト−6−エン−3−オン62mgを
用い、参考例1と同様にして標題化合物55mgを得
た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):2.5-3.0(m,2H),4.5-6.1(m,4H)
。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-100(m),-117(m)。
[3.3.0]オクト−6−エン−3−オン62mgを
用い、参考例1と同様にして標題化合物55mgを得
た。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):2.5-3.0(m,2H),4.5-6.1(m,4H)
。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-100(m),-117(m)。
【0102】[実施例1]5−[(1S,5R,6R,
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−6−{(3S,5S)
−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−5−メチ
ル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オク
タン−3−イリデン]ペンタン酸メチルの合成。
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−6−{(3S,5S)
−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−5−メチ
ル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オク
タン−3−イリデン]ペンタン酸メチルの合成。
【0103】(4−カルボキシブチル)トリフェニルホ
スホニウムブロミド180mgの無水THF(2ml)
溶液に、1.0MナトリウムヘキサメチルジシラジドT
HF溶液0.81mlを加えて1時間加熱還流し、参考
例2で合成した(1S,5R,6R,7R)−2−オキ
サ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ)−6−{(3S,5S)−3−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)−5−メチル−E−1−ノネ
ニル}−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−オン1
31mgの無水THF溶液を室温で加えて4時間撹拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、重曹水を加えて酢酸エチル
−ヘキサン(1:1)で抽出し、抽出液を減圧下濃縮し
て得た残渣をベンゼン−メタノール(4:1)(2.5
ml)に溶解し、10%トリメチルシリルジアゾメタン
(ヘキサン溶液)1.3mlを加えて室温で30分間撹
拌した。窒素がでなくなるまで酢酸を加え、減圧下濃縮
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
−ヘキサン、1:7)で精製し、標題化合物87mgを
得た。
スホニウムブロミド180mgの無水THF(2ml)
溶液に、1.0MナトリウムヘキサメチルジシラジドT
HF溶液0.81mlを加えて1時間加熱還流し、参考
例2で合成した(1S,5R,6R,7R)−2−オキ
サ−4,4−ジフルオロ−7−(2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ)−6−{(3S,5S)−3−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)−5−メチル−E−1−ノネ
ニル}−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3−オン1
31mgの無水THF溶液を室温で加えて4時間撹拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、重曹水を加えて酢酸エチル
−ヘキサン(1:1)で抽出し、抽出液を減圧下濃縮し
て得た残渣をベンゼン−メタノール(4:1)(2.5
ml)に溶解し、10%トリメチルシリルジアゾメタン
(ヘキサン溶液)1.3mlを加えて室温で30分間撹
拌した。窒素がでなくなるまで酢酸を加え、減圧下濃縮
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
−ヘキサン、1:7)で精製し、標題化合物87mgを
得た。
【0104】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.8-2.8(m,37H),
3.4-3.5(m,2H),3.67(s,3H),3.8-4.3(m,4H),4.6-4.9(m,4
H),5.3-5.7(m,2H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-83〜-84(m), -115〜-117(m) 。
3.4-3.5(m,2H),3.67(s,3H),3.8-4.3(m,4H),4.6-4.9(m,4
H),5.3-5.7(m,2H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-83〜-84(m), -115〜-117(m) 。
【0105】上記と同様の原料を用い、塩基を変えて標
題化合物の合成を行った。使用した塩基の種類と標題化
合物の収率を表1に示す。表1中「NaNH2 +(Me
3 Si)2 NH」はNaNH2 と(Me3 Si)2 NH
の等モル混合物を示し、NaN(SiMe3 )2 が生成
していると考えられる反応混合物である。
題化合物の合成を行った。使用した塩基の種類と標題化
合物の収率を表1に示す。表1中「NaNH2 +(Me
3 Si)2 NH」はNaNH2 と(Me3 Si)2 NH
の等モル混合物を示し、NaN(SiMe3 )2 が生成
していると考えられる反応混合物である。
【0106】
【表1】
【0107】[実施例2]5−[(1S,5R,6R,
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−6−(t−ブチルジメ
チルシロキシ)−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3
−イリデン]ペンタン酸メチルの合成。
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−6−(t−ブチルジメ
チルシロキシ)−ビシクロ[3.3.0]オクタン−3
−イリデン]ペンタン酸メチルの合成。
【0108】参考例1で合成した(1S,5R,6R,
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−6−(t−ブチルジメ
チルシロキシ)メチル−ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−オンを用い実施例1と同様にして標題化合物を
合成した。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.06(m,6H),0.89(m,9H),1.2-2.
7(m,15H),3.09(m,1H),3.4-3.9(m,4H),3.69(s,3H),4.1
(m,1H),4.64(m,1H),4.7-4.8(m,2H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-84(m),-117(m) 。
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−6−(t−ブチルジメ
チルシロキシ)メチル−ビシクロ[3.3.0]オクタ
ン−3−オンを用い実施例1と同様にして標題化合物を
合成した。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.06(m,6H),0.89(m,9H),1.2-2.
7(m,15H),3.09(m,1H),3.4-3.9(m,4H),3.69(s,3H),4.1
(m,1H),4.64(m,1H),4.7-4.8(m,2H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-84(m),-117(m) 。
【0109】[実施例3]5−[(1S,5R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−ビシクロ[3.3.0]
オクト−6−エン−3−イリデン]ペンタン酸メチルの
合成。
オキサ−4,4−ジフルオロ−ビシクロ[3.3.0]
オクト−6−エン−3−イリデン]ペンタン酸メチルの
合成。
【0110】参考例3で合成した(1S,5R)−2−
オキサ−4,4−ジフルオロ−ビシクロ[3.3.0]
オクト−6−エン−3−オンを用い、実施例1と同様に
して標題化合物を合成した。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):1.2-2.3(m,6H),2.6-3.0(m,2H),
4.5-6.0(m,5H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-86(m),-117(m) 。
オキサ−4,4−ジフルオロ−ビシクロ[3.3.0]
オクト−6−エン−3−オンを用い、実施例1と同様に
して標題化合物を合成した。1 H-NMR(CDCl3) δ(ppm):1.2-2.3(m,6H),2.6-3.0(m,2H),
4.5-6.0(m,5H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-86(m),-117(m) 。
【0111】[参考例4]5−[(1S,5R,6R,
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロ
キシ−6−{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メ
チル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オ
クタン−3−イリデン]ペンタン酸メチルの合成。
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロ
キシ−6−{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メ
チル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オ
クタン−3−イリデン]ペンタン酸メチルの合成。
【0112】実施例1で合成した5−[(1S,5R,
6R,7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−
(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−{(3S,
5S)−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−5
−メチル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メチル350
mgのメタノール(10ml)溶液にp−トルエンスル
ホン酸一水和物11mgを加えて室温で3時間撹拌し
た。重曹水に注いで酢酸エチルで抽出し減圧下濃縮して
シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサ
ン、1:1)で精製し、標題化合物223mgを得た。
6R,7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−
(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−6−{(3S,
5S)−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−5
−メチル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メチル350
mgのメタノール(10ml)溶液にp−トルエンスル
ホン酸一水和物11mgを加えて室温で3時間撹拌し
た。重曹水に注いで酢酸エチルで抽出し減圧下濃縮して
シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサ
ン、1:1)で精製し、標題化合物223mgを得た。
【0113】1H-NMR(CDCl3) δ(ppm):0.8-2.7(m,25H),
3.67(s,3H),3.9-4.3(m,2H),4.7-4.9(m,2H),5.5-5.7(m,2
H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-84(dd,J=17,248Hz),-117(d,J=248
Hz) 。 マススペクトル:431(M++1)
3.67(s,3H),3.9-4.3(m,2H),4.7-4.9(m,2H),5.5-5.7(m,2
H) 。19 F-NMR(CDCl3,ppm):-84(dd,J=17,248Hz),-117(d,J=248
Hz) 。 マススペクトル:431(M++1)
【0114】[参考例5]5−[(1S,5R,6R,
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロ
キシ−6−{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メ
チル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オ
クタン−3−イリデン]ペンタン酸ナトリウムの合成。
7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−ヒドロ
キシ−6−{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−5−メ
チル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.0]オ
クタン−3−イリデン]ペンタン酸ナトリウムの合成。
【0115】参考例4で合成した5−[(1S,5R,
6R,7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−
ヒドロキシ−6−{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−
5−メチル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メチル139
mgのエタノール(8ml)溶液に0.1N水酸化ナト
リウム3.39mlを加え、室温で14時間撹拌した。
減圧下濃縮し標題化合物125mgを得た。1 H-NMR(D2O) δ(ppm):0.8-2.9(m,25H),3.7-4.3(m,2H),
4.5-5.0(m,2H),5.5-5.7(m,2H)。19 F-NMR(D2O,ppm):-84(dd,J=17,250Hz),-117(d,J=250H
z) 。
6R,7R)−2−オキサ−4,4−ジフルオロ−7−
ヒドロキシ−6−{(3S,5S)−3−ヒドロキシ−
5−メチル−E−1−ノネニル}−ビシクロ[3.3.
0]オクタン−3−イリデン]ペンタン酸メチル139
mgのエタノール(8ml)溶液に0.1N水酸化ナト
リウム3.39mlを加え、室温で14時間撹拌した。
減圧下濃縮し標題化合物125mgを得た。1 H-NMR(D2O) δ(ppm):0.8-2.9(m,25H),3.7-4.3(m,2H),
4.5-5.0(m,2H),5.5-5.7(m,2H)。19 F-NMR(D2O,ppm):-84(dd,J=17,250Hz),-117(d,J=250H
z) 。
【0116】
【発明の効果】本発明のジフルオロ置換ビニルエーテル
類の製造方法は、反応が容易で反応収率も高い。この方
法は、特にジフルオロプロスタサイクリン類やその合成
中間体の製造に適している。
類の製造方法は、反応が容易で反応収率も高い。この方
法は、特にジフルオロプロスタサイクリン類やその合成
中間体の製造に適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 309/30 C07D 313/00 313/00 313/04 313/04 313/18 313/18 407/12 307 407/12 307 307/32 Z
Claims (5)
- 【請求項1】下記式(1)で表されるジフルオロラクト
ン類に、下記式(2)で表されるホスホラン類を作用さ
せることを特徴とする下記式(3)で表されるジフルオ
ロ置換ビニルエーテル類の製造方法。 【化1】 【化2】 【化3】 [ただし、 R1 、R2 、R3 、R4 は、同一または異なり、下記
(a)または(b)を表す。 (a)個々に、水素原子、ハロゲン原子、保護された水
酸基、保護されたアミノ基、保護されたカルボキシル
基、または、置換基を有していてもよい炭素数20以下
の1価の炭化水素基を表す。 (b)n個のR1 、n個のR2 、R3 およびR4 から選
ばれた任意の2個が互いに結合して置換基を有していて
もよい炭素数10以下の2価の炭化水素基を表し、か
つ、他のR1 〜R4 は個々に、水素原子、ハロゲン原
子、保護された水酸基、保護されたアミノ基、保護され
たカルボキシル基、または、置換基を有していてもよい
炭素数20以下の1価の炭化水素基を表す。nは0〜1
0の整数を表す。R5 は1価の有機基を表す。R6 は置
換基を有していてもよい炭素数20以下の炭化水素基を
表す。] - 【請求項2】式(1)で表されるジフルオロラクトン類
が下記式(4)で表されるジフルオロラクトン類であ
り、式(3)で表されるジフルオロ置換ビニルエーテル
類が下記式(5)で表されるジフルオロ置換ビニルエー
テル類である、請求項1の製造方法。 【化4】 【化5】 [ただし、 R7 は、置換基を有していてもよい炭素数14以下のア
ルキル基、置換基を有していてもよい炭素数14以下の
アルケニル基、または、置換基を有していてもよい炭素
数14以下のアルキニル基を表す。R8 は水素原子また
は保護基を表す。] - 【請求項3】R7 が−A−CH(OR10)−R9 で表さ
れる基である、請求項2の製造方法。[ただし、 Aはビニレン基、エチニレン基、またはエチレン基を表
す。R9 は置換基を有していてもよい炭素数10以下の
アルキル基、アルケニル基あるいはアルキニル基、置換
基を有していてもよい3〜8員環のシクロアルキル基、
置換基を有していてもよいアリール基、または、置換基
を有していてもよいアルアルキル基を表す。R10は水素
原子または保護基を表す。] - 【請求項4】R7 が−CH2 OR11で表される基(ただ
し、R11は水素原子または保護基を表す)である、請求
項2の製造方法。 - 【請求項5】R6 がカルボキシル基またはカルボキシル
基の類縁基で置換された炭素数3〜5のアルキル基であ
る請求項1、2、3、または4の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024400A JPH08217772A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024400A JPH08217772A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217772A true JPH08217772A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12137121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7024400A Pending JPH08217772A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ジフルオロ置換ビニルエーテル類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217772A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010029925A1 (ja) | 2008-09-10 | 2010-03-18 | 旭硝子株式会社 | 新規なプロスタグランジンi2誘導体 |
| WO2011111714A1 (ja) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | 科研製薬株式会社 | 新規なep4アゴニスト |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7024400A patent/JPH08217772A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010029925A1 (ja) | 2008-09-10 | 2010-03-18 | 旭硝子株式会社 | 新規なプロスタグランジンi2誘導体 |
| WO2011111714A1 (ja) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | 科研製薬株式会社 | 新規なep4アゴニスト |
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