JPH08219368A - 管端防食構造 - Google Patents
管端防食構造Info
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- JPH08219368A JPH08219368A JP7046386A JP4638695A JPH08219368A JP H08219368 A JPH08219368 A JP H08219368A JP 7046386 A JP7046386 A JP 7046386A JP 4638695 A JP4638695 A JP 4638695A JP H08219368 A JPH08219368 A JP H08219368A
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管器材の被接続体とコア本体の密着性を向
上させて、赤水の発生を防ぐ信頼性の高い管端防食構造
を提供する。 【構成】 被接続体1に設けられた接続部2の奥部に環
状凹部2bと環状段部2cを形成し、ここに合成樹脂を
射出注入してコア本体3の環状基部3aと環状突部3b
を、前記した環状凹部2bと環状段部2cにそれぞれ密
着状態に成形する。この段部2cは、成形時又は成形後
において被接続体1とコア本体3の膨張率の違いによる
隙間の発生を防ぎ、両者1,3の密着状態を良好に保つ
ことができる。
上させて、赤水の発生を防ぐ信頼性の高い管端防食構造
を提供する。 【構成】 被接続体1に設けられた接続部2の奥部に環
状凹部2bと環状段部2cを形成し、ここに合成樹脂を
射出注入してコア本体3の環状基部3aと環状突部3b
を、前記した環状凹部2bと環状段部2cにそれぞれ密
着状態に成形する。この段部2cは、成形時又は成形後
において被接続体1とコア本体3の膨張率の違いによる
隙間の発生を防ぎ、両者1,3の密着状態を良好に保つ
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライニング鋼管を用い
た給水、給湯の配管系における赤水等の水質汚染を防止
するための管端防食構造に関し、特にライニング鋼管と
バルブや管継手その他の配管器材との接続箇所に設けた
管端防食構造に関する。
た給水、給湯の配管系における赤水等の水質汚染を防止
するための管端防食構造に関し、特にライニング鋼管と
バルブや管継手その他の配管器材との接続箇所に設けた
管端防食構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における水道配管(給水、給湯)に
は、塩化ビニル、ポリエチレン粉体、あるいはその他の
合成樹脂で被覆処理を施したライニング鋼管が多く用い
られている。このライニング鋼管は、鋼管の内面を合成
樹脂で被覆し、鋼管の金属部分と水や温水との接液をな
くし、腐食(赤錆)を防止したものである。
は、塩化ビニル、ポリエチレン粉体、あるいはその他の
合成樹脂で被覆処理を施したライニング鋼管が多く用い
られている。このライニング鋼管は、鋼管の内面を合成
樹脂で被覆し、鋼管の金属部分と水や温水との接液をな
くし、腐食(赤錆)を防止したものである。
【0003】一方、このような配管系においては、止水
のためのバルブや分岐のための管継手等の配管器材がラ
イニング鋼管の随所に設けられる。これらの配管器材と
ライニング鋼管との接続部では、ライニング鋼管の管端
部は切断面であるため合成樹脂等の被覆処理がなされて
おらず金属面が露出し、この部位は常に配管内を流れる
水や温水に晒されて赤錆が発生してしまう。そして、こ
の赤錆が配管を流れる水や温水に混入し、赤水と称され
る、いわゆる水や温水の汚濁現象が問題となっていた。
のためのバルブや分岐のための管継手等の配管器材がラ
イニング鋼管の随所に設けられる。これらの配管器材と
ライニング鋼管との接続部では、ライニング鋼管の管端
部は切断面であるため合成樹脂等の被覆処理がなされて
おらず金属面が露出し、この部位は常に配管内を流れる
水や温水に晒されて赤錆が発生してしまう。そして、こ
の赤錆が配管を流れる水や温水に混入し、赤水と称され
る、いわゆる水や温水の汚濁現象が問題となっていた。
【0004】このため、ライニング鋼管とバルブや管継
手等の配管器材との接続には、これらの本体の接続部に
コアと呼ばれる合成樹脂製の部材を設け、ライニング鋼
管の切断面である管端部が接液しないようにした管端防
食構造が提案されている。このような構成を採った従来
例の一例として、図6に管端防食構造を有するゲートバ
ルブを示す。
手等の配管器材との接続には、これらの本体の接続部に
コアと呼ばれる合成樹脂製の部材を設け、ライニング鋼
管の切断面である管端部が接液しないようにした管端防
食構造が提案されている。このような構成を採った従来
例の一例として、図6に管端防食構造を有するゲートバ
ルブを示す。
【0005】図6において、20はゲートバルブ、21
は接続部、22はコア、23はライニング鋼管を示して
いる。バルブ20の接続部21は、流体の流入口(流出
口)であり、ライニング鋼管23の管端部分に形成した
雄ねじ部23aがねじ込まれる雌ねじ部21aが形成さ
れ、この雌ねじ部21aの終端に凹部21bが環状に形
成されている。
は接続部、22はコア、23はライニング鋼管を示して
いる。バルブ20の接続部21は、流体の流入口(流出
口)であり、ライニング鋼管23の管端部分に形成した
雄ねじ部23aがねじ込まれる雌ねじ部21aが形成さ
れ、この雌ねじ部21aの終端に凹部21bが環状に形
成されている。
【0006】接続部21に配設されたコア22は、射出
成形法によって一体に設けられる。接続部21の凹部2
1bには適宜の合成樹脂材料(溶融プラスチック)が注
入され、コア本体22の基部22aが鍔状に成形される
と共に、接続部21の開口方向に向かって筒状部22b
と本体20の奥部に向かって後筒状部22cが一体に成
形されている。また、コア22の筒状部22bの外周に
は、シールリング24が嵌着されている。
成形法によって一体に設けられる。接続部21の凹部2
1bには適宜の合成樹脂材料(溶融プラスチック)が注
入され、コア本体22の基部22aが鍔状に成形される
と共に、接続部21の開口方向に向かって筒状部22b
と本体20の奥部に向かって後筒状部22cが一体に成
形されている。また、コア22の筒状部22bの外周に
は、シールリング24が嵌着されている。
【0007】そして、接続部21の雌ねじ部21aに、
ライニング鋼管23の管端部近傍に形成された雄ねじ部
23aを螺合させてねじ込むと、コア22の筒状部22
bがライニング鋼管23のライニング層23bと密着す
ると共に、ライニング鋼管23の管端の金属露出部23
cは、シールリング24と密着してシールされる。これ
により、ライニング鋼管23の管端の金属露出部23c
は、ライニング鋼管23内の水や温水との接触が絶た
れ、この部位における錆の発生を防ぐことができ、赤水
の発生を未然に防ぐことができる。なお、図示したのは
ゲートバルブであるが、コアを設けた水道配管用の各種
バルブや各種管継手の接続部は、前記したものと略同様
に構成されている。
ライニング鋼管23の管端部近傍に形成された雄ねじ部
23aを螺合させてねじ込むと、コア22の筒状部22
bがライニング鋼管23のライニング層23bと密着す
ると共に、ライニング鋼管23の管端の金属露出部23
cは、シールリング24と密着してシールされる。これ
により、ライニング鋼管23の管端の金属露出部23c
は、ライニング鋼管23内の水や温水との接触が絶た
れ、この部位における錆の発生を防ぐことができ、赤水
の発生を未然に防ぐことができる。なお、図示したのは
ゲートバルブであるが、コアを設けた水道配管用の各種
バルブや各種管継手の接続部は、前記したものと略同様
に構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成による管端防食構造は、次に示すような課題を有し
ている。ゲートバルブ20の接続部21に設けられるコ
ア22は、接続部21に高温で溶融した合成樹脂を注入
した一体射出成形法で成形される。特に、接続部21に
口径の大きいライニング鋼管23を接続する場合、これ
に合わせてコア22も大口径に成形され、しかも、ゲー
トバルブ20は、青銅や黄銅等の銅基合金やステンレス
等の金属材料で形成され、コア22は合成樹脂で成形す
るので、両部材20,22の膨脹率は著しく異なってい
るため、合成樹脂製のコア22は他の金属部位に比べて
成形後の冷却速度が遅れ、ヒケ(Sink)と呼ばれる収縮
現象が顕著に現われ、更には、成形後の合成樹脂の収縮
により、図示のように、接続部21の凹部21bとコア
本体22の基部22aは密着状態が剥離した状態とな
り、隙間G1が生じてしまう。
構成による管端防食構造は、次に示すような課題を有し
ている。ゲートバルブ20の接続部21に設けられるコ
ア22は、接続部21に高温で溶融した合成樹脂を注入
した一体射出成形法で成形される。特に、接続部21に
口径の大きいライニング鋼管23を接続する場合、これ
に合わせてコア22も大口径に成形され、しかも、ゲー
トバルブ20は、青銅や黄銅等の銅基合金やステンレス
等の金属材料で形成され、コア22は合成樹脂で成形す
るので、両部材20,22の膨脹率は著しく異なってい
るため、合成樹脂製のコア22は他の金属部位に比べて
成形後の冷却速度が遅れ、ヒケ(Sink)と呼ばれる収縮
現象が顕著に現われ、更には、成形後の合成樹脂の収縮
により、図示のように、接続部21の凹部21bとコア
本体22の基部22aは密着状態が剥離した状態とな
り、隙間G1が生じてしまう。
【0009】一方、接続部21へのライニング鋼管23
の接続は、両部材21,23に形成したテーパーねじで
ある雌ねじ部21aと雄ねじ部23aとの螺子結合によ
って行われる。従って、ライニング鋼管23のライニン
グ層23bに密着するコア22は幾分の弾性を持っては
いるが、ライニング鋼管23をねじ込む程に求心方向
(図面中の矢印方向)へ圧迫されてコア22が縮径する
ように作用し、コア22の筒部22cも縮径し、この部
位において隙間G2が生じるという施工上の課題をも有
している。
の接続は、両部材21,23に形成したテーパーねじで
ある雌ねじ部21aと雄ねじ部23aとの螺子結合によ
って行われる。従って、ライニング鋼管23のライニン
グ層23bに密着するコア22は幾分の弾性を持っては
いるが、ライニング鋼管23をねじ込む程に求心方向
(図面中の矢印方向)へ圧迫されてコア22が縮径する
ように作用し、コア22の筒部22cも縮径し、この部
位において隙間G2が生じるという施工上の課題をも有
している。
【0010】このように、ゲートバルブ20とコア22
の間に隙間G1,G2が生じると、管路を流れる水や温水
が隙間G1,G2に入り、水や温水はライニング鋼管23
の管端の金属露出部23cと接液し、この接液部位が腐
食して赤錆が管路を流れる水や温水に溶出して赤水とな
る。このように、呼び径の大きな配管器材20内に設け
られるコア22は、諸条件により高い密着性を維持する
ことが困難であり、十分な効果を挙げることができな
い。
の間に隙間G1,G2が生じると、管路を流れる水や温水
が隙間G1,G2に入り、水や温水はライニング鋼管23
の管端の金属露出部23cと接液し、この接液部位が腐
食して赤錆が管路を流れる水や温水に溶出して赤水とな
る。このように、呼び径の大きな配管器材20内に設け
られるコア22は、諸条件により高い密着性を維持する
ことが困難であり、十分な効果を挙げることができな
い。
【0011】本発明は、前述の従来の管端防食構造が有
する課題を解決するものであり、その目的とするところ
は、呼び径の大小に係わりなく、赤水の発生防止に有効
な管端防食構造を提供することにある。
する課題を解決するものであり、その目的とするところ
は、呼び径の大小に係わりなく、赤水の発生防止に有効
な管端防食構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、配管器材の被接続体の接続位置に接続部
の開口方向に向かって筒状部を有するコア本体を一体に
成形した管端防食構造において、前記した被接続体の接
続部の奥側に環状凹部を形成し、この環状凹部の更に奥
側に環状段部を形成すると共に、被接続体の接続位置に
コア本体をインサート成形する際に、前記した環状凹部
にコア本体に設けた環状基部を、かつ前記した環状段部
にコア本体に形成した環状突部をそれぞれ密着状態に一
体成形する構成を採用した。
め、本発明は、配管器材の被接続体の接続位置に接続部
の開口方向に向かって筒状部を有するコア本体を一体に
成形した管端防食構造において、前記した被接続体の接
続部の奥側に環状凹部を形成し、この環状凹部の更に奥
側に環状段部を形成すると共に、被接続体の接続位置に
コア本体をインサート成形する際に、前記した環状凹部
にコア本体に設けた環状基部を、かつ前記した環状段部
にコア本体に形成した環状突部をそれぞれ密着状態に一
体成形する構成を採用した。
【0013】この場合、配管器材の被接続体に形成した
環状凹部と環状段部並びにエッジ面やこれに続くコア本
体の後端部が密接する流路面を研削加工等を施し、この
加工面とコア本体の密着性を高めるようにするのが好ま
しい。
環状凹部と環状段部並びにエッジ面やこれに続くコア本
体の後端部が密接する流路面を研削加工等を施し、この
加工面とコア本体の密着性を高めるようにするのが好ま
しい。
【0014】また、接続部の奥部に環状段部を複数段設
けてもよく、環状段部を蟻溝とすることもできる。更
に、環状段部の角度αは90°以下に形成するのが好まし
い。また、環状段部または蟻溝の流路側のエッジ面に面
取り加工を施すのが好ましい。
けてもよく、環状段部を蟻溝とすることもできる。更
に、環状段部の角度αは90°以下に形成するのが好まし
い。また、環状段部または蟻溝の流路側のエッジ面に面
取り加工を施すのが好ましい。
【0015】一方、配管器材本体に設けられたコア本体
の筒状部は、第1テーパー面及び第2テーパー面(又は
水平面)に成形し、配管器材の被接続体の接続部に塩化
ビニルライニング鋼管を接続した際には、前記した筒状
部の第1テーパー面と第2テーパー面(又は水平面)を
塩化ビニルライニング鋼管の内周面が縮径した状態で水
密に密着しながらシールし、また、配管器材の被接続体
の接続部にポリエチレン粉体ライニング鋼管を接続した
際には、前記した筒状部の第2テーパー面(又は水平
面)がポリエチレン粉体ライニング鋼管の内周面と水密
に密着してシールするように構成するのが好ましい。即
ち、筒状部の外径の第2テーパー面(又は水平面)は、
ポリエチレン粉体ライニング鋼管の内径と同じか或は小
さい径で形成するのが好ましい。
の筒状部は、第1テーパー面及び第2テーパー面(又は
水平面)に成形し、配管器材の被接続体の接続部に塩化
ビニルライニング鋼管を接続した際には、前記した筒状
部の第1テーパー面と第2テーパー面(又は水平面)を
塩化ビニルライニング鋼管の内周面が縮径した状態で水
密に密着しながらシールし、また、配管器材の被接続体
の接続部にポリエチレン粉体ライニング鋼管を接続した
際には、前記した筒状部の第2テーパー面(又は水平
面)がポリエチレン粉体ライニング鋼管の内周面と水密
に密着してシールするように構成するのが好ましい。即
ち、筒状部の外径の第2テーパー面(又は水平面)は、
ポリエチレン粉体ライニング鋼管の内径と同じか或は小
さい径で形成するのが好ましい。
【0016】また、前記したコア本体の筒状部の外周面
に、適宜の高分子材料からなる断面楔形、断面楕円形、
断面円形、断面三角形或はその他の断面形状を有する形
状のシールリングを設けるのが好ましい。前記した配管
器材は、ゲートバルブ、グローブバルブ、ボールバル
ブ、チェックバルブまたはその他のバルブ、ソケット、
エルボ、チーズまたはその他の管継手、ストレーナ或は
その他の配管器材に広く適用される。
に、適宜の高分子材料からなる断面楔形、断面楕円形、
断面円形、断面三角形或はその他の断面形状を有する形
状のシールリングを設けるのが好ましい。前記した配管
器材は、ゲートバルブ、グローブバルブ、ボールバル
ブ、チェックバルブまたはその他のバルブ、ソケット、
エルボ、チーズまたはその他の管継手、ストレーナ或は
その他の配管器材に広く適用される。
【0017】
【作用】本発明は上述のように構成したので、配管器材
の被接続体の接続部に設けられたコア本体は、射出成形
法により接続部の奥部にある環状凹部と環状段部に溶融
プラスチックが射出注入され、コア本体の環状基部が環
状凹部に密着状態で成形されると共に、環状突部が環状
段部のシール面に密着状態で成形され、この部位におけ
る水や温水の滲入を防止する。
の被接続体の接続部に設けられたコア本体は、射出成形
法により接続部の奥部にある環状凹部と環状段部に溶融
プラスチックが射出注入され、コア本体の環状基部が環
状凹部に密着状態で成形されると共に、環状突部が環状
段部のシール面に密着状態で成形され、この部位におけ
る水や温水の滲入を防止する。
【0018】この場合、接続部の奥部に形成した環状段
部の角度αを90°以下(又は未満)に形成すると、配管
器材の環状段部とコア本体の環状突部が当接するので、
接続部にライニング鋼管をねじ込んだ際のコア本体の求
心方向への縮径が最小限度に抑えられると共に、この部
位における配管器材を形成する金属とコア本体の合成樹
脂との膨脹率の差にもかかわらず強固な密着が得られ、
高いシール性を得ることができる。また、このような環
状段部と環状突条との密着は、配管器材を形成する金属
とコア本体の合成樹脂との膨脹率の違いによるガタつき
を吸収するので、配管器材本体が大口径であっても、こ
の部位における両者の剥離や隙間の発生を防止すること
ができる。
部の角度αを90°以下(又は未満)に形成すると、配管
器材の環状段部とコア本体の環状突部が当接するので、
接続部にライニング鋼管をねじ込んだ際のコア本体の求
心方向への縮径が最小限度に抑えられると共に、この部
位における配管器材を形成する金属とコア本体の合成樹
脂との膨脹率の差にもかかわらず強固な密着が得られ、
高いシール性を得ることができる。また、このような環
状段部と環状突条との密着は、配管器材を形成する金属
とコア本体の合成樹脂との膨脹率の違いによるガタつき
を吸収するので、配管器材本体が大口径であっても、こ
の部位における両者の剥離や隙間の発生を防止すること
ができる。
【0019】また、この環状段部の流路側のエッジ面に
面取り加工を施すと、コア本体の成形時における溶融プ
ラスチックの射出注入を円滑にかつ均等に行うことがで
き、コア本体の各部位の成形を確実に行うことができる
などの機能を果たす。また、環状段部を複数段設けた
り、環状段部を蟻溝とした場合は、さらに良好なシール
性が得られる。その他、配管器材の被接続体にコア本体
を設けない場合は、被接続体に形成したエッジ面により
流体抵抗の減少を図ることができる。
面取り加工を施すと、コア本体の成形時における溶融プ
ラスチックの射出注入を円滑にかつ均等に行うことがで
き、コア本体の各部位の成形を確実に行うことができる
などの機能を果たす。また、環状段部を複数段設けた
り、環状段部を蟻溝とした場合は、さらに良好なシール
性が得られる。その他、配管器材の被接続体にコア本体
を設けない場合は、被接続体に形成したエッジ面により
流体抵抗の減少を図ることができる。
【0020】これにより、配管器材の接続部に形成され
た雌ねじ部に、ライニング鋼管の管端部近傍に形成され
た雄ねじ部を螺合させてねじ込むと、コア本体の筒状部
の外周面がライニング鋼管のライニング層と水密に密着
する。これと共に、ライニング鋼管の管端の金属露出部
は、コア本体の奥端部においてシールリングと密着して
シールされるので、ライニング鋼管の管端の金属露出部
は接液されることなく、従って、この部位に赤錆が発生
して赤水を発生させることがない。
た雌ねじ部に、ライニング鋼管の管端部近傍に形成され
た雄ねじ部を螺合させてねじ込むと、コア本体の筒状部
の外周面がライニング鋼管のライニング層と水密に密着
する。これと共に、ライニング鋼管の管端の金属露出部
は、コア本体の奥端部においてシールリングと密着して
シールされるので、ライニング鋼管の管端の金属露出部
は接液されることなく、従って、この部位に赤錆が発生
して赤水を発生させることがない。
【0021】また、配管器材の接続部に配設したコア本
体の筒状部をテーパー形状とすることで、1つのコア本
体で塩化ビニルライニング鋼管とポリエチレン粉体ライ
ニング鋼管の2種類のライニング鋼管に対応することが
できる。つまり、塩化ビニルライニング鋼管は、ポリエ
チレン粉体ライニング鋼管と比べてライニング層が厚い
ため、同一の管外径でも内径が狭くなっている。従っ
て、配管器材の接続部に塩化ビニルライニング鋼管を接
続すると、コア本体の筒状部の第1と第2のテーパー面
が塩化ビニルライニング鋼管の内周面と水密に密着して
シールし、また、ポリエチレン粉体ライニング鋼管を接
続すると、コア本体の筒状部の第2テーパー面または水
平面がポリエチレン粉体ライニング鋼管の内周面と水密
に密着してシールする。
体の筒状部をテーパー形状とすることで、1つのコア本
体で塩化ビニルライニング鋼管とポリエチレン粉体ライ
ニング鋼管の2種類のライニング鋼管に対応することが
できる。つまり、塩化ビニルライニング鋼管は、ポリエ
チレン粉体ライニング鋼管と比べてライニング層が厚い
ため、同一の管外径でも内径が狭くなっている。従っ
て、配管器材の接続部に塩化ビニルライニング鋼管を接
続すると、コア本体の筒状部の第1と第2のテーパー面
が塩化ビニルライニング鋼管の内周面と水密に密着して
シールし、また、ポリエチレン粉体ライニング鋼管を接
続すると、コア本体の筒状部の第2テーパー面または水
平面がポリエチレン粉体ライニング鋼管の内周面と水密
に密着してシールする。
【0022】
【実施例】本発明の管端防食構造の一実施例を、図面に
基づいて説明する。なお、本発明の管端防食構造は、ゲ
ートバルブ、グローブバルブ、ボールバルブ、チェック
バルブまたはその他のバルブや、ソケット、エルボ、チ
ーズまたはその他の管継手、または、ストレーナ等に例
示されるような様々の配管器材に適用することができる
が、以下に説明する本実施例では、配管器材の一例とし
てゲートバルブを用いて説明を行う。
基づいて説明する。なお、本発明の管端防食構造は、ゲ
ートバルブ、グローブバルブ、ボールバルブ、チェック
バルブまたはその他のバルブや、ソケット、エルボ、チ
ーズまたはその他の管継手、または、ストレーナ等に例
示されるような様々の配管器材に適用することができる
が、以下に説明する本実施例では、配管器材の一例とし
てゲートバルブを用いて説明を行う。
【0023】図1において、1は配管器材であるゲート
バルブの本体(以下、単に「本体」という)、2は接続
部、3はコア本体、4はライニング鋼管を示している。
本体1の接続部2は、流体の流入口(流出口)であり、
ライニング鋼管4の管端部分に形成した雄ねじ部4aが
ねじ込まれる雌ねじ部2aが形成され、この雌ねじ部2
aの終端に環状凹部2bが形成され、さらに、この環状
凹部2bの奥部に環状段部2cが形成されている。この
環状段部2cは、図5に示されるように、段の角度αを
90°以下又は未満とすることでシール面2dが形成さ
れ、後述するコア本体3との密着性が向上する。
バルブの本体(以下、単に「本体」という)、2は接続
部、3はコア本体、4はライニング鋼管を示している。
本体1の接続部2は、流体の流入口(流出口)であり、
ライニング鋼管4の管端部分に形成した雄ねじ部4aが
ねじ込まれる雌ねじ部2aが形成され、この雌ねじ部2
aの終端に環状凹部2bが形成され、さらに、この環状
凹部2bの奥部に環状段部2cが形成されている。この
環状段部2cは、図5に示されるように、段の角度αを
90°以下又は未満とすることでシール面2dが形成さ
れ、後述するコア本体3との密着性が向上する。
【0024】本体1の接続部2には貫通流路を有するコ
ア本体3が配設されるが、本実施例では、一体射出成形
法で設けられている。つまり、本体1の接続部2に形成
された環状凹部2bと環状段部2cには、図示しない成
形金型に向けて適宜の合成樹脂材料(溶融プラスチッ
ク)、例えば硬質塩化ビニル、耐熱性塩化ビニル或はポ
リブデンなどの合成樹脂材料が射出注入される。これに
より、溶融プラスチックは環状凹部2bと環状段部2c
に充填され、環状凹部2bに密着して環状基部3aが成
形されると共に、環状段部2cのシール面2dに密着し
て環状突部3bが成形され、さらに、接続部2の開口方
向に向かって筒状部3cと、本体1の奥部に向かって筒
状の後端部3dが一体に成形されてコア本体3が設けら
れる。
ア本体3が配設されるが、本実施例では、一体射出成形
法で設けられている。つまり、本体1の接続部2に形成
された環状凹部2bと環状段部2cには、図示しない成
形金型に向けて適宜の合成樹脂材料(溶融プラスチッ
ク)、例えば硬質塩化ビニル、耐熱性塩化ビニル或はポ
リブデンなどの合成樹脂材料が射出注入される。これに
より、溶融プラスチックは環状凹部2bと環状段部2c
に充填され、環状凹部2bに密着して環状基部3aが成
形されると共に、環状段部2cのシール面2dに密着し
て環状突部3bが成形され、さらに、接続部2の開口方
向に向かって筒状部3cと、本体1の奥部に向かって筒
状の後端部3dが一体に成形されてコア本体3が設けら
れる。
【0025】また、筒状部3cの奥端には環状溝3gが
設けられているので、筒状部3cにライニング鋼管をね
じ込むと、コア本体3の筒状部3cが縮径する際に、こ
の環状溝3gの作用でコア本体3の求心方向への弾力性
が確保されている。
設けられているので、筒状部3cにライニング鋼管をね
じ込むと、コア本体3の筒状部3cが縮径する際に、こ
の環状溝3gの作用でコア本体3の求心方向への弾力性
が確保されている。
【0026】ところで、水道配管に用いられるライニン
グ鋼管4は、代表的なものとして、硬質塩化ビニルライ
ニング鋼管とポリエチレン粉体ライニング鋼管の2種類
が多用されている。硬質塩化ビニルライニング鋼管のラ
イニング層4b-2とポリエチレン粉体ライニング鋼管の
ライニング層4b-1はライニングの厚みが異なるので、
図示のように鋼管の外径が同じでも、硬質塩化ビニルラ
イニング鋼管の方が内径は狭くなっているため、それぞ
れに専用のコア本体が必要であったが、本実施例のコア
本体3は、筒状部3cの外周面に、第1テーパー面3e
と第2テーパー面3f(または水平面3h)を形成し、
一種類のコア本体3で、塩ビ、ポリエチレン、何れのラ
イニング鋼管4にも使用可能としている。この場合、筒
状部3cの外径の第2テーパー面3f(または水平面3
h)は、ポリエチレン粉体ライニング鋼管4b-1の径と
同じか或は小さい径で形成されており、ライニング鋼管
4を筒状部3cに密嵌状態で挿入できるように構成され
ている。
グ鋼管4は、代表的なものとして、硬質塩化ビニルライ
ニング鋼管とポリエチレン粉体ライニング鋼管の2種類
が多用されている。硬質塩化ビニルライニング鋼管のラ
イニング層4b-2とポリエチレン粉体ライニング鋼管の
ライニング層4b-1はライニングの厚みが異なるので、
図示のように鋼管の外径が同じでも、硬質塩化ビニルラ
イニング鋼管の方が内径は狭くなっているため、それぞ
れに専用のコア本体が必要であったが、本実施例のコア
本体3は、筒状部3cの外周面に、第1テーパー面3e
と第2テーパー面3f(または水平面3h)を形成し、
一種類のコア本体3で、塩ビ、ポリエチレン、何れのラ
イニング鋼管4にも使用可能としている。この場合、筒
状部3cの外径の第2テーパー面3f(または水平面3
h)は、ポリエチレン粉体ライニング鋼管4b-1の径と
同じか或は小さい径で形成されており、ライニング鋼管
4を筒状部3cに密嵌状態で挿入できるように構成され
ている。
【0027】コア本体3の筒状部3cの外周面にはシー
ルリング5が嵌着されている。本実施例のシールリング
5は、NBR等の適宜の高分子材料からなる断面楔形な
どのシールリングであり、被接続体1の接続部2にライ
ニング鋼管4を接続した際に、ライニング鋼管4の管端
の金属露出部4cに水密に密着し、この部位の腐食を防
ぐ。このシールリング5は前記したものの他に、断面楕
円形、断面円形あるいはその他の形状であってもよい。
また、この場合、環状凹部2b、環状段部2c並びにエ
ッジ面2eやこれに続く流路面を研削加工等を施して加
工面を設けると、コア本体3との密着性を更に高めるこ
とができる。
ルリング5が嵌着されている。本実施例のシールリング
5は、NBR等の適宜の高分子材料からなる断面楔形な
どのシールリングであり、被接続体1の接続部2にライ
ニング鋼管4を接続した際に、ライニング鋼管4の管端
の金属露出部4cに水密に密着し、この部位の腐食を防
ぐ。このシールリング5は前記したものの他に、断面楕
円形、断面円形あるいはその他の形状であってもよい。
また、この場合、環状凹部2b、環状段部2c並びにエ
ッジ面2eやこれに続く流路面を研削加工等を施して加
工面を設けると、コア本体3との密着性を更に高めるこ
とができる。
【0028】次に、上記した実施例の作用を説明する。
被接続体1の接続部2に設けられたコア本体3は、射出
成形法により接続部2の奥部にある環状凹部2bと環状
段部2cに溶融プラスチックが注入され、コア本体3の
環状基部3aが環状凹部2bと密着状態で成形されると
共に、環状突部3bが環状段部2cに密着状態で成形さ
れる。このとき、コア本体3の環状基部3aに一体に成
形された環状突部3bは、環状段部2cのシール面2d
に密着状態となっているので、本体1を形成する金属と
コア本体3の合成樹脂との高い密着性が得られる。
被接続体1の接続部2に設けられたコア本体3は、射出
成形法により接続部2の奥部にある環状凹部2bと環状
段部2cに溶融プラスチックが注入され、コア本体3の
環状基部3aが環状凹部2bと密着状態で成形されると
共に、環状突部3bが環状段部2cに密着状態で成形さ
れる。このとき、コア本体3の環状基部3aに一体に成
形された環状突部3bは、環状段部2cのシール面2d
に密着状態となっているので、本体1を形成する金属と
コア本体3の合成樹脂との高い密着性が得られる。
【0029】この場合、本体1の接続部2の奥部に形成
した環状段部2cの角度αを90°以下に形成すること
で、被接続体1の環状段部2cとコア本体3の環状突部
3bが当接するために、接続部2にライニング鋼管4を
ねじ込んだ際のコア本体3の求心方向へ縮径しても両者
の密着性を保持する。また、接続部2にライニング鋼管
4をねじ込んだ際の、コア本体3に働く応力によって、
コア本体3の環状突部3bが環状段部2cのシール面2
dに強固に密着し、高いシール性が得られる。更には、
ライニング鋼管4のねじ込み力に伴って、環状段部2c
の加工面にコア本体3の環状突部3bが、強く密接して
シール性を高める。
した環状段部2cの角度αを90°以下に形成すること
で、被接続体1の環状段部2cとコア本体3の環状突部
3bが当接するために、接続部2にライニング鋼管4を
ねじ込んだ際のコア本体3の求心方向へ縮径しても両者
の密着性を保持する。また、接続部2にライニング鋼管
4をねじ込んだ際の、コア本体3に働く応力によって、
コア本体3の環状突部3bが環状段部2cのシール面2
dに強固に密着し、高いシール性が得られる。更には、
ライニング鋼管4のねじ込み力に伴って、環状段部2c
の加工面にコア本体3の環状突部3bが、強く密接して
シール性を高める。
【0030】これにより、本体1の接続部2に形成され
た雌ねじ部2aに、ライニング鋼管4の管端部分に形成
された雄ねじ部4aを螺合させてねじ込むと、ライニン
グ鋼管4が硬質塩化ビニルライニング鋼管のようにライ
ニング層4b-2が厚い場合は、コア本体3の筒状部3c
の第1テーパー面3eがライニング層4b-2によって求
心方向に強く絞られるように縮径して水密に密着し、管
端部分の内壁面のシールが得られる。このとき、コア本
体3の筒状部3cの奥端部に設けられた環状溝3gによ
って、筒状部3cに適度の弾性力が与えられているの
で、前記した部位のシール性は更に良好となる。
た雌ねじ部2aに、ライニング鋼管4の管端部分に形成
された雄ねじ部4aを螺合させてねじ込むと、ライニン
グ鋼管4が硬質塩化ビニルライニング鋼管のようにライ
ニング層4b-2が厚い場合は、コア本体3の筒状部3c
の第1テーパー面3eがライニング層4b-2によって求
心方向に強く絞られるように縮径して水密に密着し、管
端部分の内壁面のシールが得られる。このとき、コア本
体3の筒状部3cの奥端部に設けられた環状溝3gによ
って、筒状部3cに適度の弾性力が与えられているの
で、前記した部位のシール性は更に良好となる。
【0031】また、ポリエチレン粉体ライニング鋼管の
ようにライニング層4b-1が薄い場合は、コア本体3の
筒状部3cの第2テーパー面3f又は水平面3hがライ
ニング層4b-1によって求心方向にやや縮径して水密に
密着し、管端部分の内壁面のシールが得られる。
ようにライニング層4b-1が薄い場合は、コア本体3の
筒状部3cの第2テーパー面3f又は水平面3hがライ
ニング層4b-1によって求心方向にやや縮径して水密に
密着し、管端部分の内壁面のシールが得られる。
【0032】以上のように、本体1の接続部2にねじ込
まれたライニング鋼管4の管端の金属露出部4cは、コ
ア本体3の筒状部3cに設けられたシールリング5で水
密にシールされるので、ライニング鋼管4の管端の金属
露出部4cは水や温水との接液しないので、この部位4
cに赤錆が発生して赤水を発生させることがない。
まれたライニング鋼管4の管端の金属露出部4cは、コ
ア本体3の筒状部3cに設けられたシールリング5で水
密にシールされるので、ライニング鋼管4の管端の金属
露出部4cは水や温水との接液しないので、この部位4
cに赤錆が発生して赤水を発生させることがない。
【0033】図2ないし図4の各図は、本発明の他の実
施例である。第2図に示す実施例は、基本的に第1実施
例と同じであるが、接続部2の奥部に形成した環状段部
2cのエッジ面に面取り2eを施したものである。環状
段部2cに面取り2eを施すことで、コア本体3の成形
時における溶融プラスチックの射出注入を円滑にかつ均
等に行うことができ、コア本体3の環状基部3a及び環
状突部3bの成形を確実に行うことができ、また、コア
本体3と本体1との密着性をより高めることができる。
施例である。第2図に示す実施例は、基本的に第1実施
例と同じであるが、接続部2の奥部に形成した環状段部
2cのエッジ面に面取り2eを施したものである。環状
段部2cに面取り2eを施すことで、コア本体3の成形
時における溶融プラスチックの射出注入を円滑にかつ均
等に行うことができ、コア本体3の環状基部3a及び環
状突部3bの成形を確実に行うことができ、また、コア
本体3と本体1との密着性をより高めることができる。
【0034】図3に示す実施例は、複数段、例えば3段
の環状段部2c,2c,2cを接続部2の奥部に形成した
実施例である。これにより、コア本体3の環状基部3a
を成形する際に、複数条の環状突部3b,3b,3bが環
状段部2c,2c,2cのシール面2d,2d,2dに密着
して成形されるため、第1実施例よりも、さらにコア本
体3と本体1との密着性を高めることができる。なお、
本実施例では、各環状段部2c,2c,2cのエッジに面
取り2e,2e,2eを施してあるので、第2実施例と同
様に、コア本体3の各部位3a,3bの成形を確実に行
うことができ、コア本体3と本体1との密着性をより高
めることができる。
の環状段部2c,2c,2cを接続部2の奥部に形成した
実施例である。これにより、コア本体3の環状基部3a
を成形する際に、複数条の環状突部3b,3b,3bが環
状段部2c,2c,2cのシール面2d,2d,2dに密着
して成形されるため、第1実施例よりも、さらにコア本
体3と本体1との密着性を高めることができる。なお、
本実施例では、各環状段部2c,2c,2cのエッジに面
取り2e,2e,2eを施してあるので、第2実施例と同
様に、コア本体3の各部位3a,3bの成形を確実に行
うことができ、コア本体3と本体1との密着性をより高
めることができる。
【0035】図4に示す実施例は、環状段部2cの代り
に、環状凹部2bの奥部に環状の蟻溝2fを形成してコ
ア本体3を成形したものである。本実施例も、他の実施
例と同様に面取り2eを施すことで、コア本体3の各部
位3a,3bの成形を確実に行うことができ、コア本体
3と本体1との密着性をより高めることができる。
に、環状凹部2bの奥部に環状の蟻溝2fを形成してコ
ア本体3を成形したものである。本実施例も、他の実施
例と同様に面取り2eを施すことで、コア本体3の各部
位3a,3bの成形を確実に行うことができ、コア本体
3と本体1との密着性をより高めることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明かなとおり、本発明の管
端防食構造によれば、以下に挙げるような優れた効果を
奏することができる。つまり、バルブ、管継手等の配管
器材の本体内に設けられるコア本体は、環状段部と環状
突部との接合により、非常に高い密着性をもって成形さ
れるので、本体とコア本体との間に隙間を生じることが
ない。特に、前記した環状段部の角度αを90°以下と
することにより、射出成形時又は成形後の収縮現象やラ
イニング鋼管のねじ込みの際におけるコア本体の求心方
向への応力などに対しても、前記の環状段部に形成され
たシール面と、コア本体の環状基部や環状突部とが強固
に密着するので、本体の呼び径の大小に係わらず高いシ
ール性を得ることができる。
端防食構造によれば、以下に挙げるような優れた効果を
奏することができる。つまり、バルブ、管継手等の配管
器材の本体内に設けられるコア本体は、環状段部と環状
突部との接合により、非常に高い密着性をもって成形さ
れるので、本体とコア本体との間に隙間を生じることが
ない。特に、前記した環状段部の角度αを90°以下と
することにより、射出成形時又は成形後の収縮現象やラ
イニング鋼管のねじ込みの際におけるコア本体の求心方
向への応力などに対しても、前記の環状段部に形成され
たシール面と、コア本体の環状基部や環状突部とが強固
に密着するので、本体の呼び径の大小に係わらず高いシ
ール性を得ることができる。
【0037】また、前記した環状段部と環状突部との優
れた密着性は、両者間における膨張率の違いによるガタ
ツキなどの現象も防ぐことができるので、被接続体の呼
び径が大きくなった場合でも、この部位における両者の
剥離や隙間の発生を防止することができ、管端防食構造
としての機能を確実に発揮することができる等の効果を
有する。
れた密着性は、両者間における膨張率の違いによるガタ
ツキなどの現象も防ぐことができるので、被接続体の呼
び径が大きくなった場合でも、この部位における両者の
剥離や隙間の発生を防止することができ、管端防食構造
としての機能を確実に発揮することができる等の効果を
有する。
【図1】本発明を適用した一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】環状段部に面取りを施した第2実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図3】複数の環状段部を設けた第3実施例を示す断面
図である。
図である。
【図4】環状段部の代わりに蟻溝を設けた第4実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】本体とコア本体の密着状態を示す要部拡大図で
ある。
ある。
【図6】従来例の管端防食構造を示す断面図である。
1 配管器材の被接続体 2 接続部 2a 雌ねじ部 2b 環状凹部 2c 環状段部 2d シール面 2e 面取り 2f 蟻溝 3 コア本体 3a 環状基部 3b 環状突部 3c 筒状部 5 シールリング
Claims (5)
- 【請求項1】 配管器材の被接続体の接続位置に接続部
の開口方向に向かって筒状部を有するコア本体を一体に
成形した管端防食構造において、前記した被接続体の接
続部の奥側に環状凹部を形成し、この環状凹部の更に奥
側に環状段部を形成すると共に、前記した被接続体の接
続位置に当該コア本体をインサート成形する際に、前記
した環状凹部に当該コア本体に設けた環状基部を、かつ
前記した環状段部に当該コア本体に形成した環状突部を
それぞれ密着状態に成形したことを特徴とする管端防食
構造。 - 【請求項2】 上記した環状段部の角度αを90°以下に
形成した請求項1記載の管端防食構造。 - 【請求項3】 上記した環状段部を複数段設けた請求項
1又は2記載の管端防食構造。 - 【請求項4】 上記した環状段部の流路側のエッジ面に
面取り加工を施した請求項1乃至3の何れかに記載の管
端防食構造。 - 【請求項5】 上記したコア本体の筒状部の外周面に、
適宜の高分子材料からなる断面楔形、断面楕円形、断面
円形、断面三角形などの適宜の断面形状を有するシール
リングを装着した請求項1乃至4の何れかに記載の管端
防食構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7046386A JPH08219368A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 管端防食構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7046386A JPH08219368A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 管端防食構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219368A true JPH08219368A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12745711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7046386A Pending JPH08219368A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 管端防食構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219368A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019090517A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-13 | Jfeスチール株式会社 | 内面樹脂ライニング薄肉鋼管およびその製造方法 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7046386A patent/JPH08219368A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019090517A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-13 | Jfeスチール株式会社 | 内面樹脂ライニング薄肉鋼管およびその製造方法 |
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