JPH08219862A - フード付き天秤 - Google Patents
フード付き天秤Info
- Publication number
- JPH08219862A JPH08219862A JP2915495A JP2915495A JPH08219862A JP H08219862 A JPH08219862 A JP H08219862A JP 2915495 A JP2915495 A JP 2915495A JP 2915495 A JP2915495 A JP 2915495A JP H08219862 A JPH08219862 A JP H08219862A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balance
- hood
- sample
- dish
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】開閉式フードを有する天秤の微風による揺らぎ
防止という本来の利点を残したまま、これを改良するこ
とにより、温度による秤量精度の不安定をも防止するこ
とができる天秤を提供する。 【構成】皿2とそこに乗せられている秤量試料3とを覆
う風防フード5を備えた天秤で、風防フード5は方形で
あり、その方形の側部一面のみが開閉可能である。皿2
に固定された円筒11と、円筒11に若干の隙間をもっ
て遊嵌し自立している試料瓶保持容器10とを有し、保
持容器10の試料瓶1を挿入する上端開口の壁面がθ=
5°〜45°の範囲で傾斜している。
防止という本来の利点を残したまま、これを改良するこ
とにより、温度による秤量精度の不安定をも防止するこ
とができる天秤を提供する。 【構成】皿2とそこに乗せられている秤量試料3とを覆
う風防フード5を備えた天秤で、風防フード5は方形で
あり、その方形の側部一面のみが開閉可能である。皿2
に固定された円筒11と、円筒11に若干の隙間をもっ
て遊嵌し自立している試料瓶保持容器10とを有し、保
持容器10の試料瓶1を挿入する上端開口の壁面がθ=
5°〜45°の範囲で傾斜している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学分析などに使用す
る天秤であって、皿および秤量試料を覆う風防フードを
備えた天秤に関するものである。
る天秤であって、皿および秤量試料を覆う風防フードを
備えた天秤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学分析などに使用する天秤は、竿の中
央を支点とし、竿の両端に試料と分銅を吊り下げて均衡
をとり、分銅の重量から試料の重量を知るようになって
いる。このような天秤は非常に微妙な平衡に頼っている
ため、僅かな風により揺らぎが現れ、揺らぎが停止して
安定するのに時間がかかり作業効率に影響を来すことに
なる。そのため、天秤の竿などの可動部分はできるだけ
覆っておくのが好ましいが、試料の載置などの取扱上、
試料皿などは露出しておかざるを得ない。そこで試料皿
と載置されるべき試料全体を覆う開閉式のフードを設け
ている天秤がある。
央を支点とし、竿の両端に試料と分銅を吊り下げて均衡
をとり、分銅の重量から試料の重量を知るようになって
いる。このような天秤は非常に微妙な平衡に頼っている
ため、僅かな風により揺らぎが現れ、揺らぎが停止して
安定するのに時間がかかり作業効率に影響を来すことに
なる。そのため、天秤の竿などの可動部分はできるだけ
覆っておくのが好ましいが、試料の載置などの取扱上、
試料皿などは露出しておかざるを得ない。そこで試料皿
と載置されるべき試料全体を覆う開閉式のフードを設け
ている天秤がある。
【0003】一方、天秤における竿の長さ精度は、秤量
精度を上げるために非常に重要である。しかしながら、
竿の長さ精度は温度変化のため伸縮し、いわゆるゼロ点
移動を起こし、それが原因で天秤の秤量精度が下がるこ
とになる。また電子天秤といわれる電磁誘導起電力を利
用した天秤がある。この電子天秤でも、使用される磁石
の磁場強度が温度で変化するので、外気温度の変動で秤
量精度が低下する。そのため天秤の設置されている場所
の周辺を一定に保つことが必要であり、空調により温度
環境を一定にしている。
精度を上げるために非常に重要である。しかしながら、
竿の長さ精度は温度変化のため伸縮し、いわゆるゼロ点
移動を起こし、それが原因で天秤の秤量精度が下がるこ
とになる。また電子天秤といわれる電磁誘導起電力を利
用した天秤がある。この電子天秤でも、使用される磁石
の磁場強度が温度で変化するので、外気温度の変動で秤
量精度が低下する。そのため天秤の設置されている場所
の周辺を一定に保つことが必要であり、空調により温度
環境を一定にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】天秤の周辺を空調で温
度を一定にできるとしていても、24時間空調でない限
り、温度変化による秤量精度の低下が現れてしまう。特
に朝の起動時は、天秤全体が完全な定温度になるまでに
かなりの時間がかるため、秤量精度が安定しない。
度を一定にできるとしていても、24時間空調でない限
り、温度変化による秤量精度の低下が現れてしまう。特
に朝の起動時は、天秤全体が完全な定温度になるまでに
かなりの時間がかるため、秤量精度が安定しない。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、前記した開閉式フードの微風による揺らぎ防
止という本来の利点を残したまま、これを改良すること
により、温度による秤量精度の不安定をも防止すること
ができる天秤を提供するものである。
たもので、前記した開閉式フードの微風による揺らぎ防
止という本来の利点を残したまま、これを改良すること
により、温度による秤量精度の不安定をも防止すること
ができる天秤を提供するものである。
【0006】また本発明は、上記の天秤をさらに改良
し、ロボットによる操作性の優れた天秤を提供するもの
である。
し、ロボットによる操作性の優れた天秤を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明のフード付き天秤を実施例に対応す
る図面により説明する。
めになされた本発明のフード付き天秤を実施例に対応す
る図面により説明する。
【0008】図1に示すとおり、本発明を適用するフー
ド付き天秤は、皿2とそこに乗せられている秤量試料3
とを覆う風防フード5を備えた天秤である。風防フード
5は方形であり、その方形の側部一面のみが開閉可能で
ある。
ド付き天秤は、皿2とそこに乗せられている秤量試料3
とを覆う風防フード5を備えた天秤である。風防フード
5は方形であり、その方形の側部一面のみが開閉可能で
ある。
【0009】さらに上記本発明のフード付き天秤を改良
した天秤は、図2に示すとおり、皿2に固定された円筒
11と、円筒11に若干の隙間をもって遊嵌し自立して
いる試料瓶保持容器10とを有し、保持容器10の試料
瓶1を挿入する上端開口の壁面がθ=5°〜45°の範
囲で傾斜している。
した天秤は、図2に示すとおり、皿2に固定された円筒
11と、円筒11に若干の隙間をもって遊嵌し自立して
いる試料瓶保持容器10とを有し、保持容器10の試料
瓶1を挿入する上端開口の壁面がθ=5°〜45°の範
囲で傾斜している。
【0010】
【作用】本発明のフード付き天秤は、風防フード5が方
形であり、その方形の側部一面のみが開閉するようにな
っているから、試料を出し入れするときにフードを開閉
してもフード内部の空気の入れ換わりは非常に僅かであ
るから、温度変化が少なく、秤量精度が安定する。
形であり、その方形の側部一面のみが開閉するようにな
っているから、試料を出し入れするときにフードを開閉
してもフード内部の空気の入れ換わりは非常に僅かであ
るから、温度変化が少なく、秤量精度が安定する。
【0011】また固定された円筒11に若干の隙間をも
って遊嵌し自立している保持容器10の上端開口の壁面
がθ=5°〜45°の範囲で傾斜しているため、ロボッ
ト15などで試料瓶1を保持容器10に入れるとき挿入
位置が若干ずれても、上端開口の傾斜でスムーズに挿入
され、また保持容器10が円筒11内を滑って安定な位
置におちつき、揺らぎがなくなる。
って遊嵌し自立している保持容器10の上端開口の壁面
がθ=5°〜45°の範囲で傾斜しているため、ロボッ
ト15などで試料瓶1を保持容器10に入れるとき挿入
位置が若干ずれても、上端開口の傾斜でスムーズに挿入
され、また保持容器10が円筒11内を滑って安定な位
置におちつき、揺らぎがなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用するフード付き天秤の実
施例を図面により詳細に説明する。
施例を図面により詳細に説明する。
【0013】図1に示す本発明のフード付き天秤は、フ
ード5が覆うべき皿2とそこに乗せられている秤量試料
3とからなる作業部分、分銅や支点、電気回路などカバ
ー6で覆われた非作業分からなる。フード5は図示の手
前側一面のみが開閉可能になっている。フード5の開閉
部分からカバー6にかけて、上下にレール13および1
4が設けられており、そこに開閉戸7が摺動可能にはめ
られている。開閉戸7の上部は上下にレール13から突
出し、モーター9のゴムプーリーに当接している。
ード5が覆うべき皿2とそこに乗せられている秤量試料
3とからなる作業部分、分銅や支点、電気回路などカバ
ー6で覆われた非作業分からなる。フード5は図示の手
前側一面のみが開閉可能になっている。フード5の開閉
部分からカバー6にかけて、上下にレール13および1
4が設けられており、そこに開閉戸7が摺動可能にはめ
られている。開閉戸7の上部は上下にレール13から突
出し、モーター9のゴムプーリーに当接している。
【0014】皿2には、円筒11がビスにより固定され
ている。図2に示すように、円筒11に若干の隙間をも
って遊嵌する試料瓶保持容器10が自立して載置され
る。試料瓶保持容器10の内径は、そこに挿入されるべ
き試料瓶1より若干のクリアランスを取れる程度の大き
さになっている。さらに試料瓶保持容器10の上端開口
の壁面がθ=30°の面取りがなされている。
ている。図2に示すように、円筒11に若干の隙間をも
って遊嵌する試料瓶保持容器10が自立して載置され
る。試料瓶保持容器10の内径は、そこに挿入されるべ
き試料瓶1より若干のクリアランスを取れる程度の大き
さになっている。さらに試料瓶保持容器10の上端開口
の壁面がθ=30°の面取りがなされている。
【0015】カバー6の上には秤量値を表示する液晶表
示器8が配置されている。またフード5の開口側からは
ロボット15により試料瓶1が搬入されるようになって
いる。
示器8が配置されている。またフード5の開口側からは
ロボット15により試料瓶1が搬入されるようになって
いる。
【0016】通常、この天秤を待機させておくときに
は、温度の安定、および風の影響による揺らぎをなくす
ため、フード5の開閉部分の開閉戸7は閉めておく。使
用するときには、モーター9を反時計方向に回転させる
とゴムプーリーの摩擦で開閉戸7が移動して開く。ここ
で秤量すべき試料瓶1をロボット15で把持して図1の
鎖線矢印に沿って搬入する。このとき試料瓶1を保持容
器10に挿入する位置が若干ずれても、保持容器10の
上端面取りによりスムーズに受け入れられ、さらに保持
容器10が円筒11内を滑るため安定な位置に試料瓶1
が載置される。その後、ロボット15を開閉部分から抜
き去り、モーター9を時計方向に回転させて開閉戸7を
閉める。天秤による秤量がされて液晶表示器8に秤量値
が表示される。このように秤量が終了したら、開閉戸7
を開け、ロボット15で試料瓶1を運び出してから、開
閉戸7を閉めておく。
は、温度の安定、および風の影響による揺らぎをなくす
ため、フード5の開閉部分の開閉戸7は閉めておく。使
用するときには、モーター9を反時計方向に回転させる
とゴムプーリーの摩擦で開閉戸7が移動して開く。ここ
で秤量すべき試料瓶1をロボット15で把持して図1の
鎖線矢印に沿って搬入する。このとき試料瓶1を保持容
器10に挿入する位置が若干ずれても、保持容器10の
上端面取りによりスムーズに受け入れられ、さらに保持
容器10が円筒11内を滑るため安定な位置に試料瓶1
が載置される。その後、ロボット15を開閉部分から抜
き去り、モーター9を時計方向に回転させて開閉戸7を
閉める。天秤による秤量がされて液晶表示器8に秤量値
が表示される。このように秤量が終了したら、開閉戸7
を開け、ロボット15で試料瓶1を運び出してから、開
閉戸7を閉めておく。
【0017】上記のようにフード5が開かれるのは狭い
範囲であり、しかも短時間であるため、皿2などのある
作業部分と、分銅などのあるカバー6で覆われた非作業
分との温度の変化は非常に僅かしか発生しない。
範囲であり、しかも短時間であるため、皿2などのある
作業部分と、分銅などのあるカバー6で覆われた非作業
分との温度の変化は非常に僅かしか発生しない。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明を適
用するフード付き天秤は、試料を出し入れするときにフ
ードを開閉してもフード内部の空気の入れ換わりは非常
に僅かであるから、温度変化が少なく、秤量精度が安定
する。また皿の上が上記のような構成となっているた
め、天秤の揺らぎが少なくなり迅速な測定ができるよう
になった。
用するフード付き天秤は、試料を出し入れするときにフ
ードを開閉してもフード内部の空気の入れ換わりは非常
に僅かであるから、温度変化が少なく、秤量精度が安定
する。また皿の上が上記のような構成となっているた
め、天秤の揺らぎが少なくなり迅速な測定ができるよう
になった。
【図1】本発明を適用するフード付き天秤の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】同じくフード付き天秤の実施例の要部拡大断面
図である。
図である。
1は試料瓶、2は皿、3は秤量試料、5はフード、6は
カバー、7は開閉戸、8は液晶表示器、9はモーター、
10は保持容器、11は円筒、13・14はレール、1
5はロボットである。
カバー、7は開閉戸、8は液晶表示器、9はモーター、
10は保持容器、11は円筒、13・14はレール、1
5はロボットである。
Claims (2)
- 【請求項1】 皿とそこに乗せられている秤量試料とを
覆う風防フードを備えた天秤において、該風防フードが
方形であり、その方形の側部一面のみが開閉可能である
ことを特徴とするフード付き天秤。 - 【請求項2】 上皿に固定された円筒と、該円筒に若干
の隙間をもって遊嵌し自立している試料瓶保持容器とを
有し、該保持容器の試料瓶を挿入する上端開口の壁面が
5°〜45°の範囲で傾斜していることを特徴とする請
求項1に記載のフード付き天秤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2915495A JPH08219862A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | フード付き天秤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2915495A JPH08219862A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | フード付き天秤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219862A true JPH08219862A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12268355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2915495A Pending JPH08219862A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | フード付き天秤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219862A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309673A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Fujio Hori | 粉粒体計量システム |
| JP2022504653A (ja) * | 2018-10-10 | 2022-01-13 | イ.エンメ.ア.インドゥストリア マッキーネ アウトマティケ ソチエタ ペル アツィオニ | 容器を重量測定するための重量測定デバイス |
| JP2023013861A (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-26 | 株式会社島津製作所 | 電子天びん |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP2915495A patent/JPH08219862A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008309673A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Fujio Hori | 粉粒体計量システム |
| JP2022504653A (ja) * | 2018-10-10 | 2022-01-13 | イ.エンメ.ア.インドゥストリア マッキーネ アウトマティケ ソチエタ ペル アツィオニ | 容器を重量測定するための重量測定デバイス |
| JP2023013861A (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-26 | 株式会社島津製作所 | 電子天びん |
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