JPH08220078A - 欠陥深さ測定装置 - Google Patents

欠陥深さ測定装置

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JPH08220078A
JPH08220078A JP7024280A JP2428095A JPH08220078A JP H08220078 A JPH08220078 A JP H08220078A JP 7024280 A JP7024280 A JP 7024280A JP 2428095 A JP2428095 A JP 2428095A JP H08220078 A JPH08220078 A JP H08220078A
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JP
Japan
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probe
defect
reception
subject
propagation time
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Application number
JP7024280A
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English (en)
Inventor
Seiichi Wakayama
精一 若山
Toshiyuki Murakami
俊行 村上
Kazuyuki Unate
一之 宇奈手
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体における欠陥深さ及び欠陥先端部位置
を正確に測定できる欠陥深さ測定装置を提供する。 【構成】 被検体11上に送信探触子12が配置されて
いる。この送信探触子12に対向して第1受信探触子1
3と第2受信探触子14が配置されている。また、送信
探触子12、第1受信探触子13、第2受信探触子14
はそれぞれ信号線17a〜17cを介して探傷器部16
内のパルス発生回路18、受信回路20a,20bに接
続される。また、パルス発生回路18は、同期回路部1
9に接続される。第1受信探触子13、第2受信探触子
14の各々によって受信された探傷信号は、それぞれ受
信回路20a,20bを経て伝搬時間測定回路21に出
力される。伝搬時間測定回路21から出力された伝搬時
間情報を基に、演算部22は被検体11の欠陥深さを演
算により求め、結果出力部23において出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波探傷法を用い
て被検体における欠陥の深さを測定する欠陥深さ測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属等の構造物における欠陥について、
超音波を用いて検査する探傷方法として、2つの斜角探
触子を使用して超音波の伝搬信号に基づいて欠陥の有無
や深さを検出する方法がある。
【0003】図5に従来における欠陥深さ測定装置の構
成を示す。同図に示すように、上記装置は、送信探触子
1及び受信探触子2からなる探触子部3と超音波探傷器
4によって構成されており、被検体5に対する欠陥の有
無や深さの検出を行なうものである。即ち、同図におい
て、被検体5における溶接部等の被検査部を跨ぎ、一定
の間隔Lで対向配置した送信探触子1と受信探触子2、
つまり一対の探触子部3を被検体5の表面に当てて走査
し、上記被検査部の探傷を行なっている。この探傷につ
いて、図6、図7を用いて詳しく説明する。
【0004】図6(a)は、被検体5に欠陥がない時の
超音波の伝搬状態を示している。また、送信探触子1と
受信探触子2は、所定の間隔(探触子間隔)Lを隔てて
被検体5上に配置されている。この状態において、図6
(a)に示すように、超音波探傷器4から送られる信号
を基に送信探触子1から発信される超音波ビームの広が
りにより、被検体5の上面に沿って伝搬する超音波A
と、上記被検体5の底面で反射する超音波Bが、受信探
触子2によって探傷信号として受信される。一方、同図
(b)に示すように、被検体5に欠陥a(被検体5の上
面から発生した欠陥)がある時の超音波の伝搬状態にお
いては、上記した被検体5の上面に沿って伝搬する超音
波Aとしては検出されず、代わりに上記欠陥aの先端付
近で回折して伝搬する超音波Cと、被検体5の底面で反
射する超音波Bが、受信探触子2において探傷信号とし
て受信される。図7に、上記した2つの探傷信号を示
す。
【0005】図7(a),(b)は、それぞれ図6
(a),(b)に対応する探傷信号の代表例を示す。即
ち、被検体5に欠陥がない時には、図7(a)に示すよ
うに、超音波Aに対応する探傷信号の表面伝搬信号Dと
超音波Bに対応する底面反射信号Eが受信探触子2によ
って受信される。一方、被検体5に欠陥aが発生してい
る場合(図6(b))には、図7(b)に示すように、
超音波Cに対応する探傷信号の欠陥信号F及び底面反射
信号Eが受信される。即ち、上記欠陥aの先端付近で回
折して伝搬する上記超音波Cは、超音波Aより長い経路
を伝搬することになり、上記欠陥信号Fは、表面伝搬信
号Dと比べて伝搬時間に図7(a),(b)に示す遅れ
tを生じることになる。
【0006】この様に、被検体5における欠陥の有無
は、上記欠陥深さ測定装置において、上記超音波C、即
ち、欠陥信号Fの有無を検査することによって判明す
る。また、上記欠陥の深さは、欠陥信号Fが検出された
時間的位置、即ち超音波Cの回折による伝搬時間の遅れ
tと、上記探触子間隔L、そして被検体5の超音波伝搬
速度に基づいて演算処理によって求めている。この演算
処理によって求めた被検体5における欠陥深さを図8に
示す。同図に示すように、上記演算処理により探触子間
隔Lの中間点における真下の位置において、被検体5の
欠陥の先端位置であるG点が検出される。
【0007】また、上記図5に示す欠陥深さ測定装置と
併用して走査装置(図示せず)によって探触子部3を自
動走査する方法がある。例えば被検体5の溶接線方向に
走査すると同時に探触子位置信号と探傷信号とを関連付
けて探傷データを記録するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した図5及び図6
に示す従来の欠陥深さ測定装置を用いた被検体5に対す
る欠陥の探傷方法は、対向した一対の探触子部3におけ
る送信探触子1から発せられる超音波ビームに広がりが
あると共に、受信探触子2も同様の受信領域に広がりを
持っている。従って、上記装置においては、欠陥の先端
部付近を回折して伝搬する超音波が検出できる領域であ
るならば、欠陥がどこに位置していても欠陥信号(上記
した例においては欠陥信号F)を検出でき、探傷できる
領域を広く取ることができる。そして、被検体5におけ
る溶接部の探傷等では、探触子部3の前後走査を省略
し、溶接線方向の走査だけに簡略化できる特徴がある。
【0009】しかし、図5〜図7に示す上述した従来の
探傷方法では、欠陥の有無の検知については上記超音波
C、即ち欠陥信号Fの有無により検知することができる
が、欠陥深さについては、欠陥先端部がどこに位置する
かが既知でない限り、正確に知ることができない。即
ち、図7(a),(b)に示す伝搬時間の遅れtに基づ
く計算処理で求められる欠陥深さの推定値と上記先端部
の位置の関係の結果は、図8に示すように楕円状に存在
するものとして得られる。つまり、一つの伝搬時間の遅
れtからは欠陥深さを正確に決定することができない。
このため、通常は、欠陥が接触子の中央にあるものとし
て演算処理を行ない、同図に示すG点を欠陥深さとして
いる。従って、例えば図6(b)に示すように、欠陥が
被検体5の上面から発生している場合には、接触子部3
と欠陥との位置関係によって上記演算処理したG点の値
は、欠陥深さを過大評価することになる恐れがある。
【0010】また、上記した探傷方法を用いて、被検体
5底面から発生した欠陥(図示せず)の先端部付近で回
折して伝搬する超音波を検出して上記演算処理を行なう
と、欠陥深さを過少評価につながる等の問題があり、例
えば機器の強度評価を行なう場合等に不都合が生じるこ
とにもなる。
【0011】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、被検体における欠陥深さ及び先端位置を正確に測定
でき、機器の強度評価等を行なう場合に有効な情報を得
ることができる欠陥深さ測定装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、パルス信号
を発生する手段と、この手段により発生したパルス信号
を基に被検体内に超音波を発信する送信探触子と、この
送信探触子に対向して所定の距離をおいて配置され、上
記送信探触子から発信されて上記被検体内を伝搬する超
音波を探傷信号として受信する第1の受信探触子と、上
記送信探触子から上記第1の受信探触子とは異なる距離
をおいて配置され、上記送信探触子から発信されて上記
被検体内を伝搬する超音波を探傷信号として受信する第
2の受信探触子と、上記第1の受信探触子及び第2の受
信探触子の各々において受信された探傷信号の伝搬時間
を測定する伝搬時間測定手段と、この伝搬時間測定手段
により、上記被検体に欠陥が存在する場合と存在しない
場合の両方について測定された伝搬時間を基に、上記第
1の受信探触子において発生する伝搬時間の遅れと第2
の受信探触子において発生する伝搬時間の遅れに基づ
き、上記欠陥の深さ及び欠陥位置を検出する検出手段と
を具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】欠陥を有する被検体上に取り付けられた送信探
触子に対向して第1受信探触子及び第2受信探触子が配
置されている。この状態において、パルス信号を発生す
る手段から送られたパルス信号が上記送信探触子に入力
される。次に、上記第1受信探触子と第2受信探触子は
共に、上記送信探触子から送出される超音波を探傷信号
として受信する。次に、上記第1受信探触子と第2受信
探触子の各々で受信された探傷信号について、伝搬時間
測定手段によって伝搬時間が測定されて演算手段に出力
される。この演算手段は、上記探傷信号の伝搬時間と、
先に求めておいた上記被検体に欠陥がない時の上記第1
受信探触子と第2受信探触子各々における探傷信号の伝
搬時間を基に、上記第1受信探触子において発生する伝
搬時間の遅れ及び第2受信探触子において発生する伝搬
時間の遅れを求める。次に、演算手段は、上記した2つ
の伝搬時間の遅れ各々に基づいて演算を行ない、上記欠
陥の深さ及び欠陥位置の検出を行なう。
【0014】上記のように、2つの伝搬時間の遅れ、即
ち、それぞれ第1受信探触子と第2受信探触子において
発生する伝搬時間の遅れの各々に基づいて演算を行な
い、被検体における欠陥の深さ及び欠陥位置を求めるた
め、従来に比べ、より正確な検出処理を行なうことがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る欠陥深さ測
定装置の構成図である。図1に示すように、上記欠陥深
さ測定装置は、被検体11上に配置される送信探触子1
2、第1受信探触子13、第2受信探触子14からなる
探触子部15と、探傷器部16とが、信号線17a〜1
7cにより接続されて構成される。また、第1受信探触
子13と第2受信探触子14は、送信探触子12に対向
して、それぞれ距離L1 ,L2 を隔てて配置されてい
る。
【0016】また、探傷器部16は、パルス発生回路1
8、同期回路部19、受信回路20a,20b、伝搬時
間測定回路21、演算部22、結果出力部23によって
構成される。また、探傷器部16内の同期回路部19か
ら出力される同期信号を基に、パルス発生回路18から
パルス信号が、信号線17aを介して探触子部15にお
ける送信探触子12に送られる。この送信探触子12か
ら上記パルス信号を基に発信された超音波が、被検体1
1内部を伝搬する。即ち、同図に示すように、送信探触
子12から第1受信探触子13に対しては、被検体11
の上面に沿って伝わる超音波H、そして上記被検体11
の底面に当たって反射する超音波Jが伝搬する。また同
様に、送信探触子12から第2受信探触子14に対して
は、被検体11の上面に沿って伝わる超音波K、そして
上記被検体11の底面に当たって反射する超音波Mが伝
搬する。
【0017】また、上記超音波H,J、そして超音波
K,Mは、それぞれ第1受信探触子13及び第2受信探
触子14によって探傷信号として受信される。第1受信
探触子13と第2受信探触子14の各々によって受信さ
れた上記探傷信号は、それぞれ信号線17b,17cを
介して受信回路20a,20bに送られる。受信回路2
0a,20bは、受信した探傷信号を伝搬時間測定回路
21に出力する。
【0018】また、受信回路20a,20b、そして伝
搬時間測定回路21は、同期回路部19に接続されてい
る。即ち、同期回路部19からパルス発生回路18に出
力された同期信号は、同時に受信回路20a,20b及
び伝搬時間測定回路21にも出力されてパルス信号の発
生、つまり被検体11内部を伝搬する上記各超音波の出
力開始を伝達する。即ち、伝搬時間測定回路21は、上
記各超音波において同一である出力開始の時間と、受信
回路20a,20bにおける上記探傷信号が受信された
時間から、被検体11内を伝搬する上記各超音波、即ち
第1受信探触子13と第2受信探触子14各々における
探傷信号の伝搬時間を求める。この伝搬時間は、被検体
11内に欠陥があった場合には当然変化するものであ
る。
【0019】また、伝搬時間測定回路21によって求め
られた上記探傷信号の伝搬時間は、演算部22に出力さ
れる。この演算部22には、送信探触子12と第1受信
探触子13間の距離L1 と、上記送信探触子12と第2
受信探触子14間の距離L2、そして被検体11内を伝
わる超音波の伝搬速度が予め記憶されている。また、演
算部22は、入力された上記探傷信号の伝搬時間を記憶
する。即ち、演算部22は、被検体11に欠陥がない場
合における上記探傷信号の伝搬時間と、欠陥が存在する
際の上記探傷信号の伝搬時間とを比較することにより、
第1受信探触子13と第2受信探触子14においてそれ
ぞれ発生する遅れ(差)を得る。即ち、演算部22は、
上記した2つの遅れと、探触子間隔であるL1 ,L2
そして被検体11内を伝わる超音波の伝搬速度から、2
本の欠陥深さ推定線を求める。この2本の欠陥深さ推定
線は、上記した2つの伝搬時間の遅れ各々に基づいて求
められたものであり、結果出力部23によって出力され
る。
【0020】なお、パルス発生回路18及び同期回路部
19は、パルス信号を発生する手段として、また伝搬時
間測定回路21は、伝搬時間測定手段として、演算部2
2は、被検体11における欠陥の深さ及び欠陥位置の検
出手段として作用する。
【0021】次に上記実施例の動作について説明する。
図1において、欠陥のない被検体11上に送信探触子1
2に対向して第1受信探触子13と第2受信探触子14
が配置されている状態にある。この状態において、探傷
器部16内の同期回路部19から同期信号が発信されて
パルス発生回路18に送られる。パルス発生回路18
は、送られてきた上記同期信号を基にパルス信号を信号
線17aを介して送信探触子12に出力する。次に、被
検体11内部の超音波の伝搬について図2を用いて説明
する。
【0022】図2(a)は、被検体11に欠陥が存在し
ない場合の超音波の伝搬について示したものであり、同
図(b)は、先端部Pを有する欠陥Nが存在する場合に
ついて説明する図である。
【0023】送信探触子12からは、上記したように、
パルス発生回路18からのパルス信号が入力されると同
時に、図2(a)に示すように、送信探触子12から発
信された超音波H,Jが、それぞれ被検体11の上面に
沿って、そしてこの被検体11の底面において反射して
伝搬する。次に、上記超音波H,Jは、第1受信探触子
13によってそれぞれ図3(a)に示す探傷信号の表面
伝搬信号S及び底面反射信号Tとして受信される。また
送信探触子12からは、上記超音波H,Jが発信される
と同時に超音波K,Mが発信され、それぞれ被検体11
の上面に沿って、そしてこの被検体11の底面において
反射して伝搬し、第2受信探触子14により、図3
(b)に示す探傷信号の表面伝搬信号U及び底面反射信
号Vとして受信される。
【0024】また、同期回路部19は、上記同期信号を
パルス発生回路18に送出すると同時に、受信回路20
a,20b、伝搬時間測定回路21にも出力する。これ
により、受信回路20a,20bと伝搬時間測定回路2
1は、上記超音波H,J,K,M、即ち図3(a),
(b)に示す探傷信号の発生を検知する。
【0025】次に、第1受信探触子13によって受信さ
れた表面伝搬信号Sと底面反射信号Tは、図1に示す信
号線17bを介して受信回路20aに送られる。また、
第2受信探触子14によって受信された表面伝搬信号U
と底面反射信号Vは信号線17cを介して受信回路20
bに送出される。次に、この受信回路20a,20bそ
れぞれにおいて受信された上記各信号は、伝搬時間測定
回路21に送出され、信号発生から受信までの伝搬時間
が測定される。次に、この伝搬時間は演算部22内に記
憶される。
【0026】次に、図2(b)に示すように、被検体1
1に欠陥Nが存在する場合について説明する。また、上
記欠陥Nはこの場合、被検体11の上面から亀裂が発生
したことにより生じたものである。
【0027】上記欠陥Nが存在する場合についても、上
記した過程と同様にして図2(b)に示す第1受信探触
子13及び第2受信探触子14においては、送信探触子
12から発信され、被検体11の底面で反射して伝搬す
る超音波J,Mがそれぞれ受信される。しかし、同図
(a)に示す被検体11の上面に沿って伝搬する超音波
H,Kはそれぞれ第1受信探触子13、第2受信探触子
14において受信されない。つまり、上記欠陥Nが、被
検体11の上面において発生しているため、送信探触子
12から発信され、欠陥Nにおける先端部Pで回折して
伝搬する超音波Q,Rが、それぞれ第1受信探触子1
3、第2受信探触子14によって受信される。この時の
第1受信探触子13、第2受信探触子14における探傷
信号を図3(c),(d)に示す。即ち、第1受信探触
子13においては、超音波Qに対応した同図(c)に示
す欠陥信号Wと超音波Jに対応した底面反射信号Tが受
信される。また、第2受信探触子14においては、超音
波Rに対応した同図(d)に示す欠陥信号Xと超音波M
に対応した底面反射信号Vが受信される。
【0028】第1受信探触子13と、第2受信探触子1
4の各々で受信された上記各信号は、それぞれ受信回路
20a,20bを通じて伝搬時間測定回路21に送出さ
れる。この伝搬時間測定回路21は、上記各信号の伝搬
時間を測定し、その値を演算部22に出力する。
【0029】次に、演算部22は上記値、即ち、欠陥N
が存在する時の上記各信号の伝搬時間と、先に求めた欠
陥Nが存在しない時の上記各信号の伝搬時間とを比較す
る。これにより、上記図3(a)〜(d)に示すよう
に、第1受信探触子13における伝搬時間の遅れt1
が、そして、第2受信探触子14における遅れt2 が得
られる。つまり、伝搬時間の遅れt1 は、上記超音波Q
が超音波Hより長い経路を伝搬するために生じるもので
ある。また、遅れt2 については、上記超音波Rが超音
波Kより長い経路を伝搬することにより発生するもので
ある。次に、演算部22は、得られた第1受信探触子1
3と第2受信探触子14各々における伝搬時間の遅れt
1 ,t2 と、予め記憶されている探触子部15における
探触子間隔L1 ,L2 、そして被検体11内部を伝搬す
る超音波の伝搬速度から、図4に示すように、上記t
1 ,t2 それぞれに基づく楕円状の欠陥深さ推定線Y,
Zを求める。即ち、この2本の欠陥深さ推定線Y,Zの
交点Gが、欠陥Nの先端部Pの推定位置として求めら
れ、結果出力部23において出力される。
【0030】上記のように、第1受信探触子13及び第
2受信探触子14の各々において受信される探傷信号に
ついて、欠陥Nが存在する場合と存在しない場合との比
較を行ない、得られた伝搬時間の遅れt1 及びt2 を基
にして求めた2本の楕円状推定線の交点Gを上記欠陥N
の先端部Pの推定位置とすることにより、正確に欠陥深
さ及び先端位置を得ることができる。即ち、従来のよう
に、1つの伝搬時間遅れを基にした1本の推定線から被
検体における欠陥の先端部位置を求めるのではなく、第
1受信探触子13と第2受信探触子14それぞれにおい
て発生する伝搬時間遅れt1 及びt2 の各々に基づく2
本の推定線から上記欠陥の先端部位置を求めるため、よ
り正確な検出が可能となる。またこれにより、装置機器
等の強度評価を行なう際に、有効な情報を得ることが可
能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
2つの伝搬時間の遅れ、即ち、第1受信探触子及び第2
受信探触子の各々において発生する探傷信号の伝搬時間
の遅れに基づいて演算を行ない、被検体の欠陥の深さ及
びこの欠陥の先端部位置を求めるので、1つの伝搬時間
の遅れに基づき検出処理していた従来の装置に比べ、よ
り正確に上記深さ及び先端部位置を測定することが可能
となる。これにより、例えば機器等の強度評価をする場
合等に有効な情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る欠陥深さ測定装置の
構成図。
【図2】同実施例における欠陥のない場合とある場合に
おける被検体内の超音波の伝搬状況を示す図。
【図3】同実施例における欠陥のない場合とある場合に
おける探傷信号例を示す信号波形図。
【図4】同実施例における被検体の欠陥深さ及び位置決
定を示す図。
【図5】従来の欠陥深さ測定装置の構成図。
【図6】従来における欠陥のない場合とある場合におけ
る被検体内の超音波の伝搬状況を示す図。
【図7】従来における欠陥のない場合とある場合におけ
る探傷信号例を示す信号波形図。
【図8】従来の欠陥深さ決定を示す図。
【符号の説明】
11 被検体 12 送信探触子 13 第1受信探触子 14 第2受信探触子 15 探触子部 16 探傷器部 17a〜17c 信号線 18 パルス発生回路 19 同期回路部 20a,20b 受信回路 21 伝搬時間測定回路 22 演算部 23 結果出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス信号を発生する手段と、この手段
    により発生したパルス信号を基に被検体内に超音波を発
    信する送信探触子と、この送信探触子に対向して所定の
    距離をおいて配置され、上記送信探触子から発信されて
    上記被検体内を伝搬する超音波を探傷信号として受信す
    る第1の受信探触子と、上記送信探触子から上記第1の
    受信探触子とは異なる距離をおいて配置され、上記送信
    探触子から発信されて上記被検体内を伝搬する超音波を
    探傷信号として受信する第2の受信探触子と、上記第1
    の受信探触子及び第2の受信探触子の各々において受信
    された探傷信号の伝搬時間を測定する伝搬時間測定手段
    と、この伝搬時間測定手段により、上記被検体に欠陥が
    存在する場合と存在しない場合の両方について測定され
    た伝搬時間を基に、上記第1の受信探触子において発生
    する伝搬時間の遅れと第2の受信探触子において発生す
    る伝搬時間の遅れに基づき、上記欠陥の深さ及び欠陥位
    置を検出する検出手段とを具備したことを特徴とする欠
    陥深さ測定装置。
JP7024280A 1995-02-13 1995-02-13 欠陥深さ測定装置 Pending JPH08220078A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205848A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Tottori Univ 超音波法によるコンクリート構造物のひび割れ深さ探査方法及びそのひび割れ深さ探査装置

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JP2007205848A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Tottori Univ 超音波法によるコンクリート構造物のひび割れ深さ探査方法及びそのひび割れ深さ探査装置

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