JPH08220225A - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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JPH08220225A
JPH08220225A JP7023887A JP2388795A JPH08220225A JP H08220225 A JPH08220225 A JP H08220225A JP 7023887 A JP7023887 A JP 7023887A JP 2388795 A JP2388795 A JP 2388795A JP H08220225 A JPH08220225 A JP H08220225A
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road
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自車が直線路からカーブ路へ進入することを
検知することができる車間距離検出装置を提供する。 【構成】 電波レーダを用いる車間距離検出装置におい
て、ガードレールを検出すること(S101,102)、又は、前
記クラッタレベル検出が検出した信号レベルが時間的に
変化をしたこと(S105,106)を条件としてカーブ路がある
ことを判定し(S104)、それ以外は、直線路であると判定
する(S107)。クラッタレベルを利用することにより、自
車がカーブ路を走行していることだけでなく、直線路か
らカーブ路に進入しようとしていることを検知すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に搭載し前方の
自動車との車間距離を検出する車間距離検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の車間距離検出装置について
は、すでに市場にも出ており、交通事故防止に利用され
ている。車間距離検出装置の一例を図11に示す。図1
1は、FM−CWレーダの例を示し、1は自動車に搭載
された車間距離検出装置であり、処理器2から出力され
たFM変調信号をアンテナ3から前方に送信する。前方
の自動車4などから反射された電波をアンテナ3により
受信し、ローパスフィルタ5を通して処理器2で信号処
理する。処理器2では、送信電波と受信電波から、前方
の自動車4との距離及び相対速度などを算出し表示す
る。また、前方の自動車との距離が危険な距離範囲に入
った場合は警報を発する。
【0003】このような従来の車間距離検出装置は、直
線路においては十分にその機能を発揮する。しかしなが
ら、カーブ路においては、図12に示すように、自車が
直線路からカーブ路へ進入しようとする位置Eにあると
き、又はカーブ路を走行中の位置Fにあるとき、電波レ
ーダの測距エリアGは路側及びその外側まで及ぶことと
なる。このため、自車レーンの外にあるガードレール、
道路標識、看板などの物体を検知して、それとの間の距
離を測定する。そして、距離に応じて警報を発する。
【0004】このように、自車レーンの外の物体に対し
て警報を発することは不要のことであり、運転者にとっ
て不快感を与える。このため、従来においても、カーブ
路に入ったことを検出すると、警報を抑圧したり、検知
距離を短くして路側にある物体の検出を抑圧している。
そして、カーブ路を検出する方法としては、ステアリン
グセンサ又はヨーレートセンサを用いてカーブ路を判定
するか、あるいは路側のガードレールを検出したときに
カーブ路を判定することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の方法は、図12(b)のように車両がカーブ路に
入ってから制御を行っているため、図12(a)の位置
Eの車両のようにカーブ路進入の前にカーブ路を判定す
ることはできなかった。このため、直線路からカーブ路
に進入する際に、前方のターゲットを見失ったり、路側
にあって自車レーン上にない物体に対して種々の制御を
することとなる。
【0006】本発明は、自車が直線路からカーブ路へ進
入することを検知することができる車間距離検出装置を
提供することを目的とするものである。また、本発明
は、カーブ路に応じた処理を行い、前方車を見失った
り、路側にある物体を自車レーン上のターゲットと誤検
出することを防止できる車間距離検出装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電波レーダを用いる車間距離検出装置に
おいて、ガードレールを検出する手段と、クラッタレベ
ルを検出する手段と、前記ガードレール検出手段がガー
ドレールを検出したこと、又は、前記クラッタレベル検
出が検出した信号レベルが時間的に変化をしたことを条
件としてカーブ路があることを判定する手段を設ける。
【0008】
【作用】上記車間距離検出装置は、ガードレールを検出
することにより、カーブ路があることを判定する。ま
た、ガードレールが路側にない場合は、検出したクラッ
タレベルの信号レベルが時間的に変化をしたことによ
り、カーブ路があることを判定する。これにより、自車
がカーブ路を走行しているか、自車がカーブ路に進入し
ようとしていることを検知することができる。
【0009】さらに、上記車間距離検出装置は、カーブ
路を判定した際に、警報を抑制する、電波レーダの検出
距離を短くする、電波レーダの方向を自車レーンに沿っ
た方向に変更するなどの手段を付加することが可能であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。以
下の各実施例は、前述の図11に示すような電波レーダ
を使用した車間距離検出装置により実現することができ
る。 (実施例1)直線路からカーブ路へ自動車が進入する場
合及びカーブ路内で自動車が走行する場合、図12に示
すように、電波レーダの測距エリアGは、自車レーンを
はみ出し、路側あるいはそれより遠方にある物体の測距
をする。
【0011】この場合、路側にガードレールがあるとき
は、車間距離検出装置は、ガードレールまでの距離を測
ることとなる。この時、ガードレールと自車との距離及
び相対速の関係は、距離変化があまりないのにもかかわ
らず、相対速が自車速度に近いものとなる。これは、ガ
ードレールが連続的にあることと、自車がガードレール
にそって走行することから、距離の変化が少なく、ま
た、ガードレールは静止ターゲットであることから、相
対速が自車速に近い値となる。
【0012】本実施例では、この現象を利用して、ガー
ドレールに特徴的な信号が得られたとき、カーブ路があ
ることを判定する。一方、路側上にガードレールが存在
しないカーブ路の場合、本実施例においては、路側にあ
る道路標識、看板、木などの路側クラッタを検出し、こ
のクラッタレベルの変化によりカーブ路を判定する。直
線路を走行中は、路側クラッタはさほど検出されない。
ところが、図12に示すような状況となった場合、車間
距離検出装置の検知エリアは路側にも及ぶので、路側ク
ラッタを拾うこととなる。
【0013】ここで、直線路からカーブ路へ進入する時
には、直線路でターゲットを検知する状況から路側クラ
ッタを検知する状況に移行するので、車間距離検出装置
は突然クラッタを拾うこととなる。また、カーブ路走行
中には、車間距離検出装置が検出する路側クラッタは変
化を続ける。本実施例においては、クラッタレベルの変
化が検知された場合は、自車が直線路からカーブ路へ進
入するか又はカーブ路を走行中であると判断する。
【0014】本実施例における車間距離検出装置のカー
ブ路の判定の手法について、図1のフローチャートを用
いて説明する。図1の動作は、所定の時間間隔(例え
ば、40ms)ごとに行われる。ステップS101で
は、通常の手法により、ターゲットとの距離及び相対速
が検出される。
【0015】ステップS102では、ターゲットとの距
離変化が相対速とほぼ等しいか否かがチェックされる。
ターゲットがガードレールのような連続した物体の場合
はNとなり、その他の物体の場合はYとなる。ステップ
S103では、距離変化が自車速とほぼ等しいか否かが
チェックされる。ターゲットがガードレールのような静
止物の場合はNとなり、その他の物体の場合はYとな
る。
【0016】ステップS102と103の両方でNの場
合は、ターゲットがガードレールであり、カーブ路があ
ると判定してステップS104へ進む。ステップS10
4では、例えばカーブ路判定のフラグを立てる。ステッ
プS102と103でYの場合は、ステップS105に
おいて、通常の方法でクラッタレベルの検出が行われ
る。ここで検出されたクラッタレベルの例を図2に示
す。
【0017】図2において、横軸は周波数fを示し、縦
軸はレベル強度を示している。また、(a)は、今回の
処理動作のときにステップS105で検出したクラッタ
レベルを示し、(b)は、前回の処理動作のときに検出
したクラッタレベルを示す。そして、〜で示された
周波数は、クラッタに特有な周波数としてあらかじめ選
択された周波数である。
【0018】ステップS106では、クラッタレベルの
変化がチェックされる。ここでは、各周波数〜ごと
に、今回と前回のレベルの変化をチェックする。具体的
な手法としては、各周波数〜ごとに、前回のレベル
に係数α、βをかけてレベル判定用の上限値と下限値を
求める。今回のレベルが上限値と下限値の範囲外となっ
てクラッタレベルが変化したとき(図2の、)は、
自車が直線路からカーブ路に進入する状態にあってクラ
ッタを急に拾ったか、自車がカーブ路内を走行してい
て、路側にあるクラッタが自車の走行に伴って相対的に
移動をしていると判定し、ステップS104へ進む。
【0019】一方、今回のレベルが上限値と下限値の範
囲内にあれば、クラッタレベルの変化はなく、ターゲッ
トは路側クラッタでないと判定する。つまり、自車は直
線路を走行していると判定してステップS107へ進
む。ステップS107では、例えば、直線路判定のフラ
グを立てる。以上説明したように、本実施例において
は、従来と同様にカーブ路内の走行中にカーブ路の判定
が可能であると共に、従来では不可能であった自車が直
線路からカーブ路に進入する時点においても、カーブ路
の判定が可能となる。
【0020】以上説明したカーブ路の判定を利用し、以
下の実施例で説明するような適当な手段を更に設けるこ
とにより、カーブ路進入に際して前方のターゲットを見
失ったり、路側にある不要反射物に対して不要な制御を
行うことを防止することができるようになる。 (実施例2)上記実施例1において、カーブ路と判定し
た後でも、車間距離検出装置は、路側にあるガードレー
ル、道路標識、看板などを静止物として検出する。この
ような静止物を検出した際に、不要の警報を抑圧する必
要がある。以下に、カーブ路と判定した場合に警報を抑
圧する例を、本発明の実施例2として説明する。
【0021】車間距離検出装置が前述の路側の静止物を
検出する時間は、自車速度により変化するものの、数秒
間である。したがって、本実施例においては、カーブ路
へ進入する状態又はカーブ路を走行している状態におい
て、静止物が短時間だけ検出されたときは、路側の静止
物が検出されたと判定して、警報を抑圧し不要警報が発
せられないようにする。
【0022】ただし、全ての静止物に対して警報を発し
ないようにすると、自車レーン上にある停止車両などに
対しても警報が発せられなくなって危険である。本実施
例においては、このような危険を防止するため、警報を
抑圧する時間を、一定時間又は自車速度に応じた短時間
だけとする。そして、その禁止時間を超えて検出される
静止物に対しては、通常の警報を発するようにして危険
を防止する。
【0023】本実施例における車間距離検出装置の警報
抑圧の手法について、図3のフローチャートを用いて説
明する。図3の動作も、所定の時間間隔ごとに行われ
る。ステップS301では、通常の手法により、ターゲ
ットとの距離及び相対速が検出される。
【0024】ステップS302では、前述の図1に示し
たカーブ路判定処理が行われ、ステップS303でその
結果がチェックされる。その結果、直線路の判定がされ
れば、ステップS303からステップS304へ進み、
通常の警報処理がされる。ステップS303でカーブ路
と判定されると、ステップS305でターゲットが静止
物であるか否かがチェックされる。この具体的な手法と
しては、前述の図1のステップS103のような、距離
変化と自車速との関係から判定する手段が用いられる。
【0025】ステップS305でターゲットが移動する
もの(N)と判定されると、ステップS304へ進み、
通常の警報処理が行われる。ステップS305で静止物
(Y)と判定されると、ステップS306で、警報抑圧
時間tが算出される。この警報抑圧時間tは、一定値又
は、図4に示すように自車速に応じた値とされる。図4
には、自車速が速い場合は抑圧時間を短くして、遅い場
合は長くすることが示されている。
【0026】ステップS307ではターゲット(静止
物)を検出している時間(検出してから現在までの時
間)が警報抑圧時間tより小さいか否かがチェックされ
る。ここで、ターゲット検出時間が警報抑圧時間tより
短ければ(Y)、前述の理由でターゲットは路側の静止
物であると判定し、ステップS308で警報を抑圧す
る。ステップS307で、警報時間が警報抑圧時間より
長い場合(N)は、静止物は路側にあるものでなく、自
車レーンにあると判断して、ステップS304へ進んで
通常の警報処理を行う。
【0027】(実施例3)カーブ路と判定された場合、
路側にある物体を車間距離検出装置が検出しないように
するため、カーブ路と判定したとき、車間距離検出装置
の検出距離を短く設定することは簡単で有効な手法であ
る。この例を本発明の実施例3として図5のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0028】ステップS501では、通常の手法によ
り、ターゲットとの距離及び相対速が検出される。ステ
ップS502では、前述の図1に示したカーブ路判定処
理が行われ、ステップS503でその結果がチェックさ
れる。その結果、直線路の判定(N)がされれば、図5
の動作を終了し、通常の警報処理などの処理に進む。
【0029】ステップS503でカーブ路と判定される
(Y)と、ステップS504へ進み、車間距離検出装置
の通常の検出距離よりも短い距離X1 が設定される。こ
の設定距離X1 は、図6に示すように自車速に応じたも
のとされる。すなわち、自車速が速いときは、設定距離
1 は長く設定され、遅いときは短く設定される。ステ
ップS505で、車間距離検出装置が捕らえたターゲッ
トとの間の距離が、ステップS504で設定した距離X
1 より大きいか否かがチェックされる。ここで、ターゲ
ット距離が距離X1 より大きければ(Y)、ターゲット
は路側にあり、自車レーン上ではノーターゲットである
と判定される。そして、ステップS507では、例えば
ノーターゲットのフラグが立てられる。また、ターゲッ
ト距離が設定距離X1 より小さい場合(N)は、自車レ
ーン内にターゲットが認識されたと判断し、ステップS
506でターゲット認識用のフラグを立てる。
【0030】以後、車間距離検出装置は、上記各フラグ
を利用して通常の警報処理などの処理を行う。 (実施例4)上記実施例3は、設定距離X1 を車速に基
づいて設定しているが、カーブ路と判定した後、ガード
レールなどの静止物を検出した場合、その静止物との距
離を設定距離X2 とすれば、より正確な処理が可能とな
る。この例を本発明の実施例4として図7のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0031】ステップS701では、通常の手法によ
り、ターゲットとの距離及び相対速が検出される。ステ
ップS702では、前述の図1に示したカーブ路判定処
理が行われ、ステップS703でその結果がチェックさ
れる。その結果、直線路の判定がされれば(N)、図7
の動作を終了し、通常の警報処理などの処理に進む。
【0032】ステップS703でカーブ路と判定される
(Y)と、ステップS704へ進み、ターゲットが静止
物であるか否かのチェックがされる。静止物でなければ
(N)、図7の動作を終了し、通常の警報処理などの処
理に進む。静止物であれば(Y)、ステップS705へ
進む。ステップS705では、静止物と判定されたター
ゲットまでの距離が算出され、この距離が設定距離X2
とされる。
【0033】ステップS706では、車間距離検出装置
が捕らえたターゲットまでの距離が、設定距離X2 より
大きいか否かがチェックされる。ここで、ターゲット距
離が距離Xより大きければ(Y)、ターゲットは路側の
静止物であって、自車レーンではノーターゲットである
と判定される。そして、ステップS708では、例えば
ノーターゲットのフラグを立てる。また、ターゲット距
離が設定距離X2 より小さければ(N)、自車レーン内
にターゲットが認識されると判定し、ステップS707
で、例えばターゲット認識用のフラグを立てる。
【0034】そして、車間距離検出装置は、上記各フラ
グを利用して通常の警報処理などの処理を行う。 (実施例5)前記実施例1において、ガードレール又は
路側クラッタによって自車が直線路からカーブ路へ進入
することが検知されたとき、車間距離検出装置が単一固
定ビームを使用していると、前方走行車を見失ったり、
カーブの自車レーン上の静止物を検知できなかったりす
る場合がある。
【0035】そこで、カーブ路進入を検知したとき、電
波レーダの方向を自車レーンの曲がる方向へ変更する
と、カーブ路に進入するに際し、前方走行車を連続的に
検知でき、カーブ路上の静止物も検知できることとな
る。以下、カーブ路への進入を検知したとき電波レーダ
の方向を変更する例を、本発明の実施例5として図8〜
図10を用いて説明する。
【0036】本実施例では、図8(a)に示すように、
自車がAに示す直線路からカーブ路へ進入することを検
知したとき、自車からガードレール又は路側クラッタま
での距離Dを算出し、所定の距離Yを設定する。そし
て、自車が図のB位置まで進んで、距離Dが設定距離Y
より小さくなると、距離Dが設定距離Yとなるように、
電波レーダの方向を変更する。
【0037】したがって、電波レーダの方向が、図8
(b)に示すように、自車レーンをカバーする方向に変
更されることとなり、車間距離検出装置は、前方走行車
を連続的に検知することができ、カーブ路の自車レーン
上に静止物があった場合、それを直ちに検出することが
できる。この制御は、カーブ路に入ってからカーブ路が
終わるまで行っても良いが、誤作動などにより検知機能
が低下する可能性もあるため、カーブ路に入った時点
で、ステアリングセンサ又はヨーレイトセンサなどによ
り補正をかけることが有効である。
【0038】また、ステアリングセンサ又はヨーレイト
センサを使用した場合、図8(b)に示すように、自車
がカーブ路から直線路へ出る位置Cにある場合は、電波
レーダはステアリング操作に沿った方向を向いて自車レ
ーンを外れて、自車レーン上にあるターゲットを検知し
ないということもあり得る。したがって、車間距離検出
装置がガードレール又は路側クラッタを検知しなくなっ
た時又は急に距離が変わった時、あるいはクラッタレベ
ルが急に低下した時は、電波レーダ方向を車両方向に合
わせることにより、前方走行車又は自車レーン上の静止
物などの不検知を防止する。
【0039】本実施例における車間距離検出装置の電波
レーダの方向変更の手法について、図9のフローチャー
トを用いて説明する。ステップS901では、通常の手
法により、ターゲットとの距離及び相対速が検出され
る。ステップS902では、前述の図1に示したカーブ
路判定処理が行われ、ステップS903でその結果がチ
ェックされる。その結果、直線路判定がされれば
(N)、ステップS904で、電波レーダの方向を中央
にセットする。
【0040】ステップS903でカーブ路と判定される
(Y)と、ステップS905へ進み、所定の距離Yが設
定される。ここで、設定距離Yは、図10に示すよう
に、自車速又はカーブRにより決められる。ここに示さ
れるように、自車速又はカーブRが大である時は設定距
離Yは長くとられ、自車速又はカーブRが小である時は
設定距離Yは短くされる。なお、カーブRは、ナビシス
テムのマップを利用したり、又は車間距離検出装置によ
り計算して得ることができる。
【0041】ステップS906で、カーブ路の判定中に
検出されたガードレール又は路側クラッタまでの距離
が、所定の距離Yより小さいか否かがチェックされる。
自車とガードレール等との間の距離が設定距離Yより長
いとき(N)はステップS904へ進み、電波レーダの
方向は中央のままとされる。自車とガードレール等との
間の距離が所定の距離Yより小となる(Y)と、ステッ
プS906へ進み、ステアリング操作中であるか否かが
チェックされる。直線路からカーブ路へ進入する前の位
置Aではステアリングは操作されていない(N)ので、
ステップS908で電波レーダの方向が変更される。図
8(a)の位置Bの車両は電波レーダの方向が変更され
た状態にある。
【0042】自車がカーブ路へ入ってステアリングが操
作されると、ステップS907のYからステップS90
9へ進む。ステップS909では、ステアリングの量と
自車速によって電波レーダの方向を補正する。なお、ス
テアリング操作により電波レーダの方向を補正している
と、図8(b)に示すように、直線路の手前のカーブ路
の位置Cで電波レーダが自車レーンに対して傾いた方向
を向くこととなる。しかし、図8(b)のC点の直前に
ガードレールなどまでの距離の測定ができなくなる位置
がある。このとき、図9のステップS906においてN
となるので、ステップS904へ進み、電波レーダの方
向は中央にセットされ、自車レーン上を向く。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、自車が直線路からカー
ブ路へ進入することを検知することができる車間距離検
出装置を得ることができる。本発明によれば、カーブ路
に応じた処理を行い、前方車を見失ったり、路側にある
不要反射物をターゲットと誤検出することを防止できる
車間距離検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の車間距離検出装置の動作を
説明するフローチャート。
【図2】図1で使用されるクラッタレベル信号を示すグ
ラフ。
【図3】本発明の実施例2の車間距離検出装置の動作を
説明するフローチャート。
【図4】図2で使用される抑圧時間と自車速との関係を
示すグラフ。
【図5】本発明の実施例3の車間距離検出装置の動作を
説明するフローチャート。
【図6】図5で使用される設定距離と自車速との関係を
示すグラフ。
【図7】本発明の実施例4の車間距離検出装置の動作を
説明するフローチャート。
【図8】本発明の実施例5で電波レーダの方向が変更さ
れることを示す平面図。
【図9】本発明の実施例5の車間距離検出装置の動作を
説明するフローチャート。
【図10】図9で使用される設定距離と自車速及びカー
ブRとの関係を示すグラフ。
【図11】車間距離検出装置の構成を示すブロック図。
【図12】カーブ路と測距エリアの関係を示す平面図。
【符号の説明】
1…車間距離検出装置 2…処理器 3…アンテナ 4…自動車 5…ローパスフィルタ A,B,C,E,F…自動車位置 D,G…測距エリア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波レーダを用いる車間距離検出装置に
    おいて、ガードレールを検出する手段と、クラッタレベ
    ルを検出する手段と、前記ガードレール検出手段がガー
    ドレールを検出したこと、又は、前記クラッタレベル検
    出手段が検出した信号レベルが時間的に変化をしたこと
    を条件としてカーブ路があることを判定する手段を具備
    することにより、自車がカーブ路を走行しているか、自
    車がカーブ路に進入しようとしていることを検知するこ
    とができる車間距離検出装置。
  2. 【請求項2】 検出した車間距離に応じて警報を発する
    手段と、静止物を検出する手段と、前記カーブ路判定手
    段がカーブ路があると判定し、かつ、前記静止物検出手
    段が静止物を検出したとき、前記警報発生手段の発生す
    る警報を一定時間抑制する手段を具備したことを特徴と
    する請求項1記載の車間距離検出装置。
  3. 【請求項3】 前記カーブ路判定手段がカーブ路と判定
    したとき、前記電波レーダの検知距離を車速で決まる距
    離に変更する手段を具備することを特徴とする請求項1
    記載の車間距離検出装置。
  4. 【請求項4】 静止物を検出する手段と、前記カーブ路
    判定手段がカーブ路と判定した後、前記静止物検出手段
    が静止物を検出したとき、前記電波レーダの検知距離を
    前記静止物との間の距離以下に変更する手段を具備する
    ことを特徴とする請求項3記載の車間距離検出装置。
  5. 【請求項5】 前記カーブ路判定手段がカーブ路と判定
    したとき、路側にある物体までの距離が一定になるよう
    に前記電波レーダの方向を変更する手段を具備すること
    を特徴とする請求項1記載の車間距離検出装置。
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